- 1二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 08:15:12
「うわっ！眩しい！…んん？」
「これが…アタシの守護霊？」
「凄いわ！魔法は成功よ！」
「…にしてもこれはなんて動物なのかしら…シカ？ロバ？」
「スイープよ…」
「！？あんた喋れるのね！凄いわ！みんなに教えなきゃ！」
「スイープよ…まず話を…」
「ロブロイ、魔法が成功したわ！見なさい、アタシの守護霊を！」
「守護霊ですか…えっと…先日放送された映画の影響でしょうか…」
「もー！本当にいるもん！」
「フジさん！」
「キタサン！」
…………
「も〜！ウオッカぐらいしか見えてないじゃない！」
「仕方ないだろう…私が見えるのは特別な繋がりがある者だけだからな」
「繋がりってなによ！」
「それは時を超えて受け継がれる…」
………
「結局繋がりってなんなのよ！」 - 2二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 08:16:23
なぜだろう
眼力を感じる - 3二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 08:16:35
「スイープ、お稽古の時間だから早くグラウンドに行きなさい」
「好き嫌いせず野菜もお食べなさい、私が若い頃は好き嫌いをしていた者はだな…」
「早くゲートに入りなさい、みんなが困ってるだろう。ほーらゲートは怖くないぞ〜」
「も〜う！あんたはアタシの守護霊でしょ！なんでアタシに口出すのよ！」
「それはスイープが強くなる為に…」
「そういうのは余計なお世話って言うのよ！」 - 4二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 08:16:55
「…すまない」
「何よ…そこまで落ち込む事無いじゃない…」
「良かれと思ってやったが余計だったならもう言わない…ただ、私はスイープがレースで活躍する姿が見たかったんだ」
「…あーもう！分かったわよ！」
(も〜う！いつもお節介な癖にアタシにお願いなんかして！)
(もう頑張るしかないじゃない！)
『外からスイープトウショウだ！スイープトウショウ差し切った！リードを半バ身一バ身身ぐらいでゴールイン！半バ身のリード、スイープトウショウやりました！』
「ふふ！やってやったわ！念願のG1勝利よ！」
「…アレ！？あいつは何処行ったの！？」
「ほら、いつもみたいにガミガミ言いなさいよ！」
「あんたが居たから頑張れたのに…」
「君、どうしたの？」
「シービーさん…実は…」
「ふーん、大体分かったよ。その霊は安心したんじゃないかな？」
「安心した？」
「うん、安心…スイープちゃんが強くなったから空の上から見守る事にしたんだよ」
「そっか…そうよね！よーし空の上から見てなさい！必ず一人前の魔女になってみせるわ！」
「次の目標は『宝塚記念』よ！」
「…過保護だね、『パパ』」
- 5二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 08:53:02
うえ…変なもん見ちまった…あのロバみたいな幽霊、オレのこと見てくるしよ…
前には栗毛のウマ娘の幽霊とか見ちゃったし、そろそろお祓い行くかな… - 6二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 08:54:13
幽霊の孫のライバルさん！？
- 7二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 08:56:59
目力が強いんじゃあっ
- 8二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 09:16:18
トウショウボーイか
- 9トウショウボーイ22/03/31(木) 10:33:15
自分、不器用ですから