ここだけ神と妖と人間の乱世2

  • 1反物商の天糸屋25/05/10(土) 18:44:09

    八百万の神の加護を受ける国『ヤマト』
    神々への信仰によって守られていたこの国だったが、ある時、妖による術によって神々が祟り神へと堕ちていく事件が相次いだ
    それを解決するべく、神たちは自身の依代を神器へと変えて人間たちの土地へと残していった
    しかし神器を独占して我が物としようとするものたちによって現世は乱世へと突入してしまい、荒ぶる神たち、神器を自分勝手に奮う人間たち、暗躍する妖怪たちで熾烈を極めていた……

  • 2二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 19:02:22

    たておつ

  • 3二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 19:05:37

    建て乙です

  • 4一般人…?25/05/10(土) 19:09:42

    立て乙です

  • 5蛇腹剣の侍25/05/10(土) 19:10:19

    (たておつです)

    >>前198

    あれっだれか逃げてくな…なんか禍々しい剣持ってるな…

    ……こっそり追いかけてみよっと

    【赤黒く光る刀を持った鎧武者の追跡を試みる】


    >>前199

    あの狐さん妖怪のえらいさんかなんかなんでしょーか

    妖怪にも大名とかそんなんあるんですかいのう

  • 6殿様25/05/10(土) 19:11:38

    >>5

    わからん(真顔)……そなたそれと無く探って参れ(マルナゲ!)

  • 7二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 19:13:22

    立て乙

    >>5

    >>6

    あっ依頼を受けて攻略中〜


    前スレ198

    はあこれでもつかうか〜

    【刀を取り出す 刃には龍の挿絵があった】

  • 8蛇腹剣の侍25/05/10(土) 19:16:11

    >>6

    承知ー

    とりま友好的にしてくるでござる

    戦とかお腹すくから嫌だし


    >>7

    わしも依頼受けて来たんだけど

    なんかもう全部狐さんに任せていいんじゃないかって気持ち

  • 9おとなしい九尾25/05/10(土) 19:18:23

    >>8

    いやーねまあこれで完了だけどここにこの子たちを配置だよ!

    【2体の竜を造った】

  • 10山賊砦⇒山賊大将「首切り喜残太25/05/10(土) 19:23:04

    >>7

    チッ、早えぇじゃねーぁよォ……しゃーねぇ!!一匹二匹切り捨てて怯ませてから逃げらァ!!

    【赤黒く光る刀を構え、スッと妖怪軍団に向き直る鎧武者】


    ヤァヤァ!禍津国鉄河郷(まがつのくにてっかのごう)の首切り喜残太(くびきりきざんだ)とは俺の事よォ!!

    俺の手にあるは罪を犯した罪人共の首を切って幾百年、罪科を犯せし魂に裁きを下す力を得た大神器!!

    「血河原長光(ちがわらながみつ」だァ……汚らわしい妖怪共め、神器の力で消えちまえぇぇ!!

    【武者が『神器』と呼ぶその刀からは、底知れぬおどろおどろしい気配が流れ出している】

    【清らかな力はそれほど感じないが、切り付けられれば妖怪と言えどタダでは済まないだろう】


    >>8 >>9

    戦の最中によそ見とは良いご身分だァ……死ィねよやぁ!!

    【武者が刀を横薙ぎに振りぬくと同時に、周囲一帯に悍ましい気配が満ち、赤黒い剣閃が空を飛んだ】

  • 11おとなしい九尾25/05/10(土) 19:24:48

    >>10

    はあ落ち着けや(怒)

    【まだ本気は出してないがかなりの強さだと分かる】

    じゃあやる?

    【龍刀を取り出して戦おうとする】

  • 12蛇腹剣の侍25/05/10(土) 19:26:08

    >>9

    大分やべーことしてる気がするでござる

    ちなみにえらい妖怪さんですか?人間と仲良くしてくれたりする?


    >>10

    ゲェーッ!知らん内になんかヤバいの来てるー!

    死ぬのはごめんじゃあ!!

    【蛇腹剣を振り抜き、剣閃を受ける】

  • 13おとなしい九尾25/05/10(土) 19:27:01

    >>12

    いやーね2000年前に神主さんにボコされて今は友好的だよー!

  • 14山賊大将「首切り喜残太」25/05/10(土) 19:31:39

    >>11

    交渉するってんなら無頼坊のアニキの所に案内してやっても良いが??

    とは言えアニキの目的は国崩……おっと、高い声では言えねぇ事でなァ!!

    まァ、何だ……アニキに会いたいならまず質(しち)を差し出して貰おうかァ??

    【血走った目でまくし立てる鎧武者の目は、明らかに正気のそれではない】

    【交渉する気はあるようだが、先に人質なり物質なりを渡す事を要求している】


    >>12

    ヌ……そいつも神器か、へ、へへへ……そいつを持ち帰れば俺の地位も上がるってモンよ!!

    素直に渡せば命までは取りは……やっぱブッ転がしてから剝いだ方が早えぇなァ!?

    【驚きの表情で蛇腹剣を見つめた後、舌なめずりしながら大上段の構えを取り、斬りかかる】

  • 15一般人…?25/05/10(土) 19:32:15

    【目を瞑って歩いている】
    ……何?
    【盗賊が現れた!が…】
    そんな”カンジョウ”、私に向けないで
    【べちりと潰される】

  • 16おとなしい九尾25/05/10(土) 19:33:13

    >>14

    やっぱり狂ってるね じゃあこれでも入れるか〜

    【精神を安定させる妖術を使用した】

  • 17蛇腹剣の侍25/05/10(土) 19:34:17

    >>13

    友好的!ヨシ!

    とりま今はあのギザだかキザだか言う奴を協力して倒そうや!


    >>14

    これはわしが白蛇からもろうた家宝じゃ!

    野盗なんぞにはやらーぬ!

    【一歩後退し、接近を阻むように蛇腹剣を振り回す】

  • 18山賊大将「首切り喜残太」25/05/10(土) 19:42:30

    >>17

    グヌ、面妖な神器に面妖な太刀筋、これはなかなかどうして……グハッ!?

    【蛇腹剣の牽制に攻めあぐね、足を止めた所を >>16 の妖術を背中に受ける】


    グ……アア……おのれ……!!ジャ・マ・ダ・テ・ス・ル・ナァァァ!!

    【明らかに動きが鈍った鎧武者は、手にした刀を振りかぶって投げ、倒れる】

    【投げられた刀は、狙いを外して飛んで行った……と思った次の瞬間】


    ク・ビ・ヲ・ヨ・コ・セェェ!!

    【空中で静止し、九尾と侍に向き直ると、凄まじい速度で剣閃を飛ばし始める】

    【誰もその柄を握っては居らぬのに、一人でに】


    【まるで目に見えぬ剣豪……否、剣鬼(けんき)がそれを振るっているかのようだ】

  • 19蛇腹剣の侍25/05/10(土) 19:47:59

    >>18

    断る!

    貴様には…いや、貴様らには何一つやらぬ!

    我が神器よ!お主に意思があるのならわしに力を貸してくれ!

    【祈るように剣を振ると、刀身がまるで生物のように独自に動き始める】

    【ひとりでに動く蛇腹剣は、蛇のように剣閃を掻い潜り、刀に向かって高速で切先を伸ばした】

  • 20山賊大将「首切り喜残太」25/05/10(土) 20:00:49

    >>19

    ヌガァ……憎ックキ神器メ……貴様ラサエ無ケレバ、コノ国ハ我ラノモノニ……!!

    【伸びて来た蛇腹剣に絡め捕られ、触れた部分の邪気が祓われ、その動きが鈍る】


    オォォォ……貴様ラ『ヤマト』ノ人間ハ須ラク(すべからく)大罪人ンン!!

    罪人ノ血ヲ、血ヲォォ……!!

    【だんだんと抵抗が弱くなっているようだ】

  • 21蛇腹剣の侍25/05/10(土) 20:08:47

    >>20

    やらぬと言った!

    特に貴様のような血に飢えた悪鬼の如きものには!

    神器よ、そのまま彼奴の邪気を根こそぎ祓ってしまえー!

    【敵にとどめを刺そうと蛇腹剣がさらに刀に絡みつこうとする】

  • 22山賊大将「首切り喜残太」25/05/10(土) 20:15:19

    >>21

    血ニ飢エタ悪鬼……クカカ!『ヤマト』ノ者ラガヨクモソノ様ナ物言イヲ……!!

    我ガ斃レテモ、『ヤマト』ニ黒風ノ吹ク限リ……安寧ハ無イト知レェ……!!

    オ、オ……妖怪万歳ッ!!


    【蛇腹剣に雁字搦めにされたまま、赤黒い煙を噴き上げ、しばらくの間藻掻いていたが】

    【やがて断末魔の叫びをあげると、何の変哲もない一本の刀に成り果て、地に墜ちた】

  • 23蛇腹剣の侍25/05/10(土) 20:18:37

    >>22

    やった…?ええい意味深な台詞を吐きおって…

    なんも知らんけどなんかわしにも悪い所あったんかなみたいな気分になるではないか

    とりあえず…一件落着ってことでええんかいのう

    【地に落ちた刀を拾い上げ、周囲を見る】

  • 24山賊砦25/05/10(土) 20:22:24

    >>23

    【命乞いをする山賊、気絶している山賊、倒れたままピクリとも動かない山賊が散らばっている】

    【大将の鎧武者も倒れ込んだまま完全に気絶しており、ちょっとやそっとでは目を覚ますような気配は無い】

  • 25蛇腹剣の侍25/05/10(土) 20:26:29

    >>24

    ……えーっと

    ……とりあえず貴様ら!お前らの大将はこの通り倒してやったぞ!

    おとなしく神妙に縄につけ―い!

    【ひとまず全員拘束し、奉行所なり大名なりの所に引っ張っていくことにした】

  • 26おとなしい九尾25/05/10(土) 20:27:30

    >>25

    すごい腕だったよ褒美は微妙かもしれないけど団子を2,3本投げるかぁ〜

  • 27蛇腹剣の侍25/05/10(土) 20:30:31

    >>26

    アッ狐さん

    とりあえずこやつら連行するの手伝ってくれんかのう

    あとなんか山賊の大将が最後に妖怪万歳とか言うとったけど心当たりない?

  • 28反物商の天糸屋25/05/10(土) 20:32:09

    何か凄い嫌な気配がしたから来てみたが……もう片付いているとは、良くやったのだー!!
    生き残った山賊達はお城の兵士さん達に引き渡しておくのだー!
    【トトトと走って現場に来た身なりの良い童、配下の痩せ侍達に命令して山賊達を連行するよう命じる】

    ん……ちょっと数が多いのだ、ボクの手勢だけでは厳しいのだー!

  • 29おとなしい九尾25/05/10(土) 20:32:30

    >>27

    まあもしかしたら僕の最大のライバルの可能性が高い あいつも神主にしばかれたてたな〜

  • 30蛇腹剣の侍25/05/10(土) 20:35:41

    >>28

    いやあおっかない奴だったよ…なんか妖怪万歳とか言ってたし

    まあぶっちゃけほとんど狐さんとその手勢がどうにかしたんで、わし大将としかやってないんじゃけど

    お城の兵士ここまで呼んで手伝わせるのってどうじゃろか


    >>29

    ほえー…怖ぁ…

    らいばるがなんか知らんが敵とかなんかそんな感じのアレじゃろ?

  • 31反物商の天糸屋25/05/10(土) 20:41:53

    >>29 >>30

    そういえば神様が荒神化するのに妖怪達が絡んでいるとの噂を聞いた事があるのだー!!

    って事はそんな物騒な連中がこの砦に居たって事なのだ??

    【噂の話を思い出して、口に出したのち……ブルっと身震いする】


    ほほほ放置していたらとんでもない事になってたかもしれないのだ……!!

    サッサと潰せて良かったのだ、報償金は……危険手当って事で、倍額払いするのだ!!

    【そう言うと供の者に銭束を持ってこさせる】

    【供の者は、九尾と蛇腹剣の侍にそれぞれ銅銭百貫文ずつ差し出した】

  • 32蛇腹剣の侍25/05/10(土) 20:47:16

    >>31

    え?ここに荒神化させるようなのが?まことに?

    なんか今更ながらに身震いしてきた……

    ま、まあ結果的に潰せたし問題なしってことでええか!ええよな?ええってことにしよ

    【ちょっと慄きつつ報酬を懐に仕舞った】

  • 33おとなしい九尾25/05/10(土) 20:53:28

    とりあえず僕の妖怪軍とあいつらの妖怪軍の全面衝突は避けられないね

  • 34反物商の天糸屋25/05/10(土) 21:03:19

    >>33

    妖怪にも色々あるのだな……昨日お手伝いしてくれた団子髪の子も良い妖怪であったようなのだ。

    皆が皆、悪党でないと分かった事は素直に収穫なのだ、日記に付けておくのだ!!


    とは言え悪の妖怪も組織化されてるようだし、荒神の発生も完全に収まった訳ではなさそうなのだ……。

    いつか都までと言わず、ヤマト全土の街道を安全にしたい所なのだが、そう簡単には行かないのだなー。


    それじゃ、お城の兵士さん達も来たようだし、ボクもそろそろ帰らせて貰うのだー!

    久しぶりに反物を都に持ち込んで一稼ぎ出来そうなのだ、ルンルンなのだ!!

    【そう言いながら、手勢と兵士達と共に、城下町へと帰還していった】

  • 35蛇腹剣の侍25/05/10(土) 21:06:37

    >>34

    さよならじゃよー

    ……じゃわしも帰ろっと

    大目に報酬もろうたし今日はちょっといいもん食えそうじゃのう

  • 36一般人…?25/05/10(土) 21:08:21

    「カンシャ」された…どうして?しかも偽りのカンシャでもない、何を考えて…?
    【ぶつぶつと目を瞑って考え込んでいる、どうやら彼女は元々警戒していなければ糸目のようだ】

  • 37二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:57:50

    どうも神です。ヤモリの神様です。。ヤモリです。トカゲではありません。誰か敬って死んじゃう。信仰してくれたら敵祟ってあげるから!【白いヤモリ?がちょっと光っている。なんか若干透けてる?国津神的なアレである。信仰してくれる人が1,2人なので弱い。とても。】

  • 38二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 22:48:32

    >>37

    おっ、アンタも大変だなー

    俺はソッチ系の知識は無いから立派なモンは上げてやれねぇけど、飲みかけの酒と肴ならくれてやるぜ!

    【通りすがりの酔っぱらいが、持っていたとっくりとスルメを供え、パンパンと拝んでいる】

  • 39二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 22:52:33

    おや、お可哀想に 👁
    わたくし、とある寺社の住職様にお仕えしている一つ目小僧でございます 👁
    良ければ、境内で少しお休みされて行かれませんか? 👁
    最近は祟りなどと物騒ではございますが、こちらならば少しは影響も抑えられるかと 👁

  • 40ヤモリ神25/05/10(土) 23:41:42

    >>38

    わーありがとう!【絶妙に聖ならない】

  • 41二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:45:35

    >>40

    おう元気になったようで良かったぜ

    ついでに【>>39】あの……一つ目小僧さんもああいってくれてるし、神社に行ってみるのはどうだ?

    信仰をどうこうするのは本職だろうし、何かいい案が出て来るかもしれねーぞ?

    【突如現れた一つ目小僧にビクッとするも、邪気は感じなかったので提案に乗るよう勧める酔っぱらい】

  • 42ヤモリ神25/05/10(土) 23:49:35

    >>41

    一つ目小僧さんは大陸系の信仰っぽいけど(つまり仏教系。住職って寺よ)私の母体はここ土着系だから.....ウーム

  • 43二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:51:21

    へーそこらへん色々あるのかー、神道と仏道なんて結婚式と葬式ぐらいの差しかないと思ってたぜ

  • 44二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:53:41

    ふむ、まぁ無理にとは申しませぬ 👁
    ならばせめて、煤払いだけでも致しましょうか? 👁
    境内でしか使えない神器がございまして、その神器なら御身体についた邪気を御祓い出来ます 👁

  • 45ヤモリ神25/05/11(日) 00:07:26

    >>44

    邪気は自分で祓えるし多少あった方が利用できるものだよ.....だから丁重にお断りさせていただくよ

  • 46二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:12:31

    おや、なんとも頼もしい 👁
    想像以上に高貴な御方でしたか、これは失礼致しました 👁
    住職様の寺社は困った方々のためにいつでも門戸を開けております 👁
    また機会がありましたら是非お立ち寄りくださいませ 👁

  • 47二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:18:49

    >>46

    おう、そりゃ素晴らしいお寺だ!ところで俺今困っててよ……その住職さん、酔い覚ましの術は使えるのかい?【千鳥足】

  • 48二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:22:51

    >>47

    酒精祓いですか…… 👁

    試してみない事には分かりませぬが、酒精自体は邪なものではないため難しいかもしれませぬ 👁

    ただ、酔いが冷めるまでお休み頂くことは出来ますよ 👁

  • 49二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:39:18

    >>48

    それで構わんぜー、もう夜も遅いし酒も入ってるしで眠くて眠くてよ……

    【そう言いながらお寺に向かい歩いていく。お寺を宿屋と勘違いしているんじゃないか?この酔っぱらい!】

  • 50二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:44:44

    >>49

    承知致しました、ゆっくりお休みください 👁

    大したおもてなしも出来ませんが 👁

    その代わり、明日は境内のお掃除を手伝ってくださいね? 👁

  • 51二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:49:36

    >>50

    ああ~、そうさせて貰う……銭もあらかた呑んじまったしなァ【そんな事を言いつつ寺へ運ばれて寝た】


    ※おちます!

  • 52反物商の天糸屋25/05/11(日) 05:58:32

    《天糸屋日記》
    『禍津国鉄河郷(まがつのくにてっかのごう)』

    桑谷郷から都までの通行を回復する為に依頼を出す事にしたのだが、
    その時、討伐の対象にした山賊の対象が、『禍津国』の住人であると名乗っていたらしいのだ。

    『禍津国』は昔の律令でその名がつけられた、ヤマトの国々の一つなのだ。
    我々の済むこの地域よりやや北方にあり、険しい山と荒れた海に囲まれた、厳しい環境の国なのだ。

    風土がそのようなので、その地に住む民も土地の神や妖怪の力を借りねば生計が成り立たず、
    ヤマトの神々を中心とする神話体系からは外れた信仰が今でも色濃く残っていく化外の地方と聞き及ぶのだ。

    かつて、ヤマトの国が統一される過程では、土地神や妖怪がヤマトの神々の傘下に組み入れられるを良しとせず、
    自らを信仰する民草に自身の力を込めた武器 ―― それこそ、ヤマトの『神器』のようなものを作って渡し、
    最後の最後まで抵抗し、朝廷の派遣した征夷大将軍とその軍勢を長く苦しめたとの記録が残っていたのだ。

    最終的に妖怪達を討滅する事は出来ず、神々に逆らわぬよう約束させるのが精一杯であったとも……。
    それを考えると、ヤマトの神々に恨みを抱く土地神や妖怪が居る可能性が高い地方と言えるのだ。

    『鉄河郷』については、禍津国にある地域の一つであるのだ。
    鉄の河、との名前の由来の通り、砂鉄が豊富な川が多数流れる鉄の名産地であり、鍛冶の盛んな土地なのだ。
    それ故に、古き神の住む森を人々が切り開いてたたら場を作り怒りに触れるトラブルが絶えない土地なのだ。
    それ故、住人の中には土地神殺しを目論み、神殺しの術を研究しているものが居たとの噂もあるのだ。

    トンでもない物騒な話だけれど、もし本当なら近頃ヤマトに流行る『祟り神化』の術の出所は、もしや……?

  • 53二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 09:05:23

    さてさて、今日も今日とてお掃除お掃除 👁
    わたくしの一つ目に捉えられない塵や埃は無いのでございます 👁

  • 54一般人…?25/05/11(日) 09:11:00

    >>53

    ……一つ目、一つ目、私と同じ目の数が可笑しい妖怪

    【そう呟く少女は一見、二つ目に見える】

  • 55二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 09:13:15

    お掃除ですか、レレレのレ~【昨晩寺に厄介になった酔っぱらいが境内を掃除している】


    >>53 >>54

    おや一つ目のお仲間さんかい?同族、いや同業者かな?

  • 56二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 09:14:01

    >>54

    おや、どうしました? 👁

    もし住職様にご用事でしたら申し訳ございません 👁

    現在、住職様は読経の時間なのです 👁

  • 57二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 09:15:14

    >>55

    おや、お目覚めですか 👁

    お掃除にご協力頂き、ありがとうございます 👁

    境内は広いですから、室内の廊下だけで構いませんよ 👁

  • 58一般人…?25/05/11(日) 09:19:38

    >>55

    【ビクッ】

    あ、あなただれ?

    【警戒しているようで糸目を開けて、後ろから黒手が覗いている】

    >>56

    似てると思っただけ

  • 59二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 09:24:39

    >>58

    俺かい?俺ァ只野茂部(ただのもぶ)って言うのさ、近所で大工をしてらァ

    昨晩不覚にも酔いつぶれて、そこの一つ目の小坊主さんにご厄介になったってワケ


    まーお嬢ちゃん見たいに不思議な力は持っちゃいねーよ

    神器だか法力だか妖術だかには縁も所縁もない生まれ育ちなもんでさァ!


    >>57

    気にすんなって、酔い覚ましの軽い運動がてらよォ!

    その代わりと言っちゃなんだが、朝飯もご厄介になれると嬉しいなって!!

    【箒を担いで笑っている】

  • 60二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 09:28:14

    >>59

    あらあら、ちゃっかりしてますねぇ 👁

    精進料理の在庫しかないのでご満足頂けるかは分かりませぬが……それでも良ければ 👁

  • 61一般人…?25/05/11(日) 09:35:35

    >>59

    どこにでもいそうな名前…

  • 62二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 09:41:48

    >>60

    構わねえぜ!精進料理なんてこんな機会でも無きゃ食べないしな!

    まー日々の食事の大半は肉魚無しだから精進みたいなもんっちゃそうなんだが!


    >>61

    ここら辺には「只野」って苗字の奴多いしな、何でも昔この地方に下向した偉い侍の苗字らしい

    それが時代が下るにつれてある分家は農民になり、ある分家は町人になりって散って行き、そうなったとか

  • 63ヤモリ神25/05/11(日) 09:44:12

    >>61

    【後ろに光るヤモリがスーッと通っていく、気配ダダダダダ漏れ】

  • 64一般人25/05/11(日) 09:56:42

    >>63

    【反射的に潰そうとする】

    【が、潰れるギリギリで止められる】

    悪い”カンジョウ”ではなさそう…?

  • 65二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 10:08:07

    >>64

    うおっと!そいつァ昨晩であった神様だよ、悪い奴じゃねぇさ……多分な!

    それと感情……って言ってたか?そういうの読めるんかいお前さん?

  • 66一般人…?25/05/11(日) 10:12:23

    >>65

    ……

    【糸目(つまり警戒は解けた)で見やると、団子頭を解く】

    【そこから出てきたのは、眼であった】

    この目が、”カンジョウ”を視れる

  • 67二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 10:18:31

    >>66

    へぇ、凄っげーな!それがあれば悪い奴にも騙されずに済みそーだな!

    便利そうで羨ましいぜ!

    【『へぇ、凄っげーな!それがあれば悪い奴にも騙されずに済みそーだな!』という感情が見える】

  • 68一般人…?25/05/11(日) 10:31:12

    >>67

    単純な思考…

  • 69二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 10:36:22

    >>68

    ま!そこは裏表のない素直な思考だと言ってくれや!【『年下の嬢ちゃんにまで単純と言われた!?』】

    これでも街では正直者で通ってるんだぜー、どうよ!【『いや大家さんにも嫁にもその直情径行何とかしろ言われてんだよなァ』】


    それじゃ、境内の掃除も終わったしー、俺ァ精進料理のご相伴に預かって来るぜー!【『ま、後で良いか!腹減ったァ~!』】

  • 70二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 10:38:47

    >>69

    はい、お疲れさまでした 👁

    既に配膳は用意してありますので、ごゆっくり 👁

  • 71一般人…?25/05/11(日) 10:39:20

    >>69

    単純な思考…尚且つ、楽観的思考…

    ……呆れた

    【少し笑う】

  • 72蛇腹剣の侍25/05/11(日) 21:29:40

    にしても最近物騒でござるなあ
    祟り神が出たり山賊が出たり邪な妖怪が暗躍してる噂まであるじゃない
    おでん屋のおやじ!これは一体!?
    【おでんで一杯ひっかけている】

  • 73おとなしい九尾25/05/11(日) 21:30:34

    【たくさんの子供と遊んでる】

  • 74蛇腹剣の侍25/05/11(日) 21:37:21

    >>73

    微笑ましいでござるなあ

    子供の時って仲間内で遊んでると知らん内に友達が一人増えたりしてるよね

  • 75反物商の天糸屋25/05/11(日) 21:51:53

    >>74

    天狗じゃ!そういうのは大体天狗の仕業……へ、減ったのではなく増えたのだ?

    ゴホン、それならまぁ人間好きの神様か何かが人に化けて遊びに来てたんだとおもうのだ!

    【ヌッと現れる】

  • 76蛇腹剣の侍25/05/11(日) 21:55:07

    >>75

    うわっびっくりした!

    神様がのう…そんじゃわし神様と友達かもしれんのじゃなあ…

  • 77反物商の天糸屋25/05/11(日) 22:03:03

    >>76

    うむ、どうもヤマトの国では神々と人の距離が代々近かった様なのだ!


    唐国(からくに)の者らの国では神々よりも古い賢い学者大先生を主に進行しているようだし

    南蛮国の『ばてれん』共の話では南蛮の神は凄い強くておっかない方らしいのだ!


    それに比べて我が国では、祭りの度に人と遊んだり、迷い児をそっとお守りくださったりと、

    基本的にお優しい神々が多い国であるのだ……勿論、例外はあるのだが。

    【そこまで言い終えてため息一つ】


    しかし、今この末法の世になって、世は乱れ、神は荒れ、何ともお寒い有様になってしまったのだ。

    蛇腹剣どののお友達の神様も、無事であれば良いのだが……。

  • 78二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 22:06:07

    (メタ…新入り希望、裏スレありますか?)

  • 79二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 22:09:32

    >>78

    (裏スレは無いです… )

  • 80蛇腹剣の侍25/05/11(日) 22:09:49

    >>77

    そういや何か聞いたことあるのうコーシだかクジだか言う偉い学者がおるとか

    そうじゃのう…もう記憶も朧げじゃが一緒に遊んだ仲だし無事でおって欲しいもんじゃ

    …案外と元気な気もするがな、もしかしたらこの神器くれた白蛇がそうだったりして


    >>78

    (メタ:現在裏スレとかは無いですね。参加希望であればいつでもどうぞ)

  • 81反物商の天糸屋25/05/11(日) 22:19:45

    >>80

    それはあり得そうなのだ、子供の頃に会ったりするのはやっぱり縁が深かったりする神様が多いのだ!

    それを考えるなら、縁のある侍さんに蛇腹剣を託したというのは十分あり得る話なのだー!

    【と言った後、少し考えこむ】


    しかし、そうなると何故白蛇様はお侍さんに神器を渡したりしたのだ?

    神器を渡されると言う事は何かしら使命がある場合が多いのだ……。

    【そう言って、胸にぶら下げた勾玉をそっと見せる】


    ボクの場合は絹織物を商って、その利潤で桑谷郷の神社と氏子を守ることが使命なのだ!


    >>78

    (※裏スレはありません、参加希望の場合はそのままどっばーんと飛び込んじゃってくださいな!)

  • 82弓の神器使い25/05/11(日) 22:23:53

    迷った…この弓があれば地形を気にせず歩けるけど走りすぎて迷った…どこだここ…

  • 83蛇腹剣の侍25/05/11(日) 22:25:20

    >>81

    いうてなんかえらいごっつい鳥に食われそうになってた白蛇さん助けただけじゃし

    単なるお礼ってオチじゃないかのう?いやお礼で神器なんて渡さんか?

    ま、なんか使命があるならその内教えてくれるじゃろ多分


    ていうかお主やっぱ神さんだったのね…手ェ合わせといた方がいい?


    >>82

    ここはおでん屋の前でわしは貧乏侍じゃよ

    一杯飲む?

    【とっくりを振って見せる】

  • 84弓の神器使い25/05/11(日) 22:28:37

    >>83

    酒は飲めるが…矢が外れやすくなるから遠慮する

    腹持ちのいい物を頼みたい

  • 85反物商の天糸屋25/05/11(日) 22:30:42

    >>82

    んヌッ、何やら気配がするのだ……あ、でも妖怪では無さそうなのだ?

    【会話の途中に何かを感じ取ったようで、蚕の触覚めいた二本のアホ毛がピーン!と立った】


    ここは都からしばらく離れた城下町なのだ!ほれ、あっちの山に小さいながら城があるのだ!

    それでこっちのお侍さんはそこのお城に勤めていて、ボクは隣の郷の神社の神主なのだ!


    >>83

    お礼の線はあるかもしれないのだ……神様と縁も所縁も無い悪党まで神器を狙う時代なのだ!

    そういう世界で恩人に良い武器を……ってのは割とアリエール話かもしれないのだ!


    アッ……ちなみにボクはあくまで神主で神様じゃないのだー!

    まー、神様はご先祖様だし代々依り代を務めている家柄だから、半分ぐらいは神様っぽいかもしれないのだ?

  • 86蛇腹剣の侍25/05/11(日) 22:34:29

    >>84

    そんじゃちくわとかもち巾着とかかのう

    後なんか適当に……ほい、わしの奢りじゃよ

    貧乏言うたけど昨日収入があって今小金持ちなんじゃ

    【いくつかの具をよそった小鉢を渡す】


    >>85

    あ、やっぱりお礼な感じ?どっちにしろありがたい話じゃのう

    家の家宝として子々孫々に受け継がせよっと

    まあ結婚できなきゃわしが末代だけど


    ていうか神さんがご先祖てやっぱりやんごとない血筋じゃないか

    なんかこないだはお蚕さんみたいな姿になっとったし?

  • 87弓の神器使い25/05/11(日) 22:43:57

    >>85

    >>86

    恩に着る

    俺は流れの雇われ者、傭兵と言えば分かりやすいな

    つい最近この弓を持って力を試したらこうなった…

    この弓を活かせる仕事があるなら教えてくれると助かる

  • 88反物商の天糸屋25/05/11(日) 22:50:30

    >>86

    そこらへん、何とも断定しにくいのだ!一番は白蛇様に直々に聞くのが一番間違い無いのだ!

    と言う訳で機会があったらお神酒と饅頭でもお供えするのだ、饅頭はこれを使うと良いのだ!

    【蛇腹剣侍にも紅白饅頭一箱を渡す】


    血筋としては系譜上はそれこそ神代まで遡れる豪族の末裔なのだ!

    古くは唐国より戦乱を逃れて神様と一緒にヤマトへ来て、朝廷に仕えてこの辺りの領主になっていたのだ!

    【得意げにそう答える】


    しかし、蚕の神様故に武勇の方はからっきしで、ヤマト朝廷の権力構造が変わった時……ほら、

    あの大化のなんちゃらという政変によって豪族が没落した時、我が一族も一緒に落ちぶれたのだ……。

    【そこまで語ると涙を絹の衣の袖で拭う】


    それから後は神社を細々と守り、絹を商い生きて来たのだ……!


    >>87

    んんー、ボクもちょっとした小金持ちなのだ!ここはひとつ奢るのだ!

    おーいお供!進物用の紅白まんじゅうを持ってまいれなのだー!

    【やけに身なりの良い童が背後の暗闇に声を掛けると、下人と思われる影が駆け寄って来て】

    【蚕のマークの焼き印が押された紅白の饅頭を数箱置いていった】


    旅は道連れ世は情け、くるしゅうない、取らせて使わすのだー!【偉そう】


    ちなみにこの乱世、腕に自信があるなら士官の道は多いと思うのだ!

    安定収入が欲しいなら蛇腹剣さんのお城に使えるのも良いと思うのだ!


    それ以外では、ボクがたまに街の酒場に依頼を出すから、それを受けて貰ってもいいのだ!

  • 89弓の神器使い25/05/11(日) 22:55:27

    >>88

    士官も悪く無いが、城での条件を確かめておかないとな

    士官するなら神器は没収される、ならお断りだからな

    まずは宿、次に路銀の為の仕事だ

  • 90蛇腹剣の侍25/05/11(日) 22:56:23

    >>88

    仕事、仕事なあ…やっぱり山賊とか邪な妖怪退治とかかのう

    最近物騒じゃし、昨日なんか山賊が呪いの武器みたいなの振り回しとったぞ

    まあ安定して稼げるかはわからんが…


    >>88

    ええんか?昨日といいなんか色々世話になるのう、ありがとう

    【紅白饅頭を受け取る】


    めちゃくちゃえらい立場のお人じゃないか…大名行列作ってもおかしないぞ?

    しかしそうか、そんなえらいお人でも時代の流れにゃ逆らえんのかあ…

    もったいないこっちゃのう、お主ほどの豪商を手放すたぁ…

  • 91反物商の天糸屋25/05/11(日) 23:03:36

    >>89

    城の条件はボクは知らないのだ……蛇腹剣さんが居るから神器は大丈夫だと思うのだ。

    あ【ちょっと小声になる】


    でもここの殿様、あんまり頼りになりそうな方では無いのだ。

    乱世で戦に出て手柄を立てて立身出世ー、というのが好きならちょっとお勧めしがたいのだ


    >>90

    世が世なら大名みたいな身分だったのだ……ま、没落したのは今から千年ぐらい前の話なのだ!

    ボクら豪族から権力を奪った貴族も、今は武家に所領を奪われている訳で、諸行無常と言うヤツなのだ。

    【そう言いながらヤレヤレのポーズ、公家衆嫌いはそういう所にも理由があったらしい】


    とは言え桑谷郷の家々には古くからの縁があるし、何だかんだご先祖様の遺徳に頼って暮らしているのだ!

    神様ご先祖様ありがとうございますなのだー!

  • 92蛇腹剣の侍25/05/11(日) 23:10:24

    >>91

    うーん身の上話で千年前とか出てくる歴史の深さ!

    お主がえらい連中に批判的なのも得心がいったよ

    没落しちまっても縁が続いてるというのはいいもんじゃのう

    ご先祖様がやってきたことが無駄になってないって感じられるよ

  • 93弓の神器使い25/05/11(日) 23:13:34

    >>91

    千年前…?一体そちらは何者なんだ?

  • 94蛇腹剣の侍25/05/11(日) 23:17:50

    >>93

    なんかすごいえらい神さんの子孫なんじゃって

  • 95反物商の天糸屋25/05/11(日) 23:22:10

    >>92

    まぁ、この広いヤマトの国、古い神社を守る氏族にはボクの様なのも珍しくは無いと思うのだ。

    何せ唐国とは違って王朝が丸ごとひっくり返るような戦乱はそうそう無かったのだー!!

    ……今までは、ね【ちょっと表情が暗い】


    >>93

    【見た目10歳ちょっとの童だが、着ている衣は公家のそれと比べても遜色のない最高級品である】

    【蚕の触覚めいた二本のアホ毛がどことなく人外感を醸し、胸の勾玉からは神気が漏れ出している】


    この近くの桑谷郷と言う盆地に立つ天糸神社の神主にして、反物問屋の天糸屋の当主なのだ!

    こうやって ―― ご先祖様の力を借りて糸を紡いで、それを織物に加工して都に卸すのが仕事なのだ!


    【軽く祈りを捧げると同時に、まるで蚕を擬人化したかのような姿に変化を遂げ】

    【棒を持って口を開き、棒に糸を吐き付けながらグルグルと絡め捕っていく】


    んで、今までは平和に絹の商いを続けて来たのだが、この乱世で販路が切れて困っているのだ!

    そーこーでー、蓄えた銭を使って、都までの安全を確保すべく独自に行動を始めたのだ!

    自力救済と言うヤツなーのだ!!【ドヤッ!と言う顔】

  • 96弓の神器使い25/05/11(日) 23:31:43

    >>95

    糸か…この神器に並ぶ弓の弦にふさわしいかもしれないな

  • 97蛇腹剣の侍25/05/11(日) 23:32:09

    >>95

    そうじゃのう、平和におでんなんか食ってるとうっかり忘れそうになるが、今乱世だからなあ…

    まあ昨日みたいな依頼があったらいつでも言っておくれよ

    わしどうせ貧乏じゃし、食い扶持稼がんといかんし

    わしの腕でよければいつでも貸すでな

  • 98廃屋と荒地の神器収集家25/05/11(日) 23:41:37

    (参加希望です)
    【そこら辺に座ってぶつぶつと呟く鬱屈として胡散臭そうな雰囲気の女】
    今週で7個目の神器だけど…やっぱりこれはいつ見ても綺麗に光るなぁ
    【遠巻きに、刃に数色の反射が示される小刀を見ながらニヤついている】
    何の神様なのかは分からないが、とにかく…
    茎も入れて6寸5分(19.7cm)、平均的だね、可愛いね…
    あの箱の寸法で足りるかな…?
    【片眼鏡を片手で調整して、もう一度小刀を大雑把に見渡しながら刃を鞘に入れなおして懐に仕舞う】

  • 99反物商の天糸屋25/05/11(日) 23:45:42

    >>96

    自慢じゃないけれど、破魔の力が篭ったありがた清らか~な糸なのだ!会うかもしれないのだ!

    普通の弓の弦には絹は使わないけれど、楽器の弦に絹を使うのは割と良くある事なのだしー、

    破魔弓はその弦音で魔を祓うのだ……案外相性がいいかもしれないのだ!

    【そう言いながら、先程吐いた糸を固めに捩り合わせ、生糸として紡ぎ、差し出した】


    ほれ、一束銅銭五十文でどうなのだ?【しかし金は要求した!!】


    >>97

    ありがたいのだー、今は平穏だけれどいつまた変な輩が出ないとも限らないのだー!

    それに、昨日の妖怪狐さんの話も気になるし、そっちも手の者に独自に探らせているのだ!

    【クイックイッと暗闇に手招きすると、下人が出て来て巻物をそっと差し出した】


    どうも連中の言ってた国はヤマトの中でも朝廷への臣従が遅い ―― 『まつろわぬ民』の国だったようなのだ。

    ボク達と違って、朝廷に思う所がある一族が済んでたりしそうなのだ……。


    >>98

    ンムッ……神気!しかも強い……??どういう事なのだー??【驚いて振り返る】

  • 100蛇腹剣の侍25/05/11(日) 23:49:54

    >>98

    なんか小刀にかわいいとかなんとか言っとる…

    わしの蛇腹剣もかわいいが?

    【謎の対抗心】


    >>99

    そういやあの狐さん、背後関係に心当たりありそうじゃったのう…

    『まつろわぬ民』か…なんぞヤマトに恨みがありそうな言動しとったのはそういうことか

    まあわし学がないからよく知らんのだけども…

    【とりあえず巻物を受け取って読んでみる】

  • 101廃屋と荒地の神器収集家25/05/12(月) 00:00:40

    >>99

    >>100

    あっどうも…あっと…見てしまったかな…?

    【猫背曲がり腰がゆっくりとその場でクラクラと立ち上がってこちらを見つめる】

    【頭髪が甘やかされた羊のようにボサボサしているが不潔な印象は感じられない。その代わりそこはかとない不審者臭さを漂わせている】

    これねぇ、あっちの荒地にほっぽりだされてたのを回収したものなのねぇ…

    先ほど洗ってねぇ…ピカピカで可愛いでしょう……

    【そういいながら懐から再度小刀を取り出す。鞘は茎と共に黒く、光沢があるそれを片方の手で指さしながら話す】

  • 102反物商の天糸屋25/05/12(月) 00:08:19

    >>100

    この乱世も、元を糺せばヤマトの神々が祟り神化して国が荒れ、国々で争いが絶えなくなったのが原因なのだ!

    祟り神化に妖怪が絡んでいるという噂は前からあったのだが、昨日の戦いでその疑いが更に一段深まったのだ!

    だから、もしかしたらこの道を探っていけば、この乱世に終止符を打てるかもしれない……!

    【と、燃えるまなざしで熱っぽく語った後に】


    とは言え……ボクの神器はごらんのとおり戦闘力はからっきしなのだ。

    きっと昨日の山賊相手にもサシでは勝てないのだ、力が無いのが辛い世の中なのだ……。

    【と肩を落としている】【ちなみに巻物の内容は>>52のものが書いてある】


    >>101

    どうもなのだ、ボクは桑谷郷の住人、天糸屋 蚕衛門(あまいとや こえもん)と言うのだ!

    そちらの小刀……はどうも神器の様に見えるのだが、それが荒れ地にほっぽり出されていたと言うのだ!?

    【話を聞き、驚きの表情になる】


    それが本当だとしたら、その神器の神様を祭る神社はどうなっているのだ……管理不行き届きなのだ?

    いや、あるいは賊や妖怪に襲撃されてー、と言う可能性もあるのだ……何にせよ不安な事態なのだー!?

    【憶測で色々と語り、勝手に怖がっている】

  • 103蛇腹剣の侍25/05/12(月) 00:08:22

    >>101

    ほほう荒野に神器が?

    なんか荒野に縁のある神さんのものなんかのう

    可愛いかどうかはわからんが、中々立派な小刀ではないか?

    わしの蛇腹剣も立派じゃが!が!

    【妙な対抗心を発揮して腰に差した蛇腹剣を指さす】

  • 104弓の神器使い25/05/12(月) 00:08:38

    >>101

    【神器の弓を隠す手段が無いので、逆に堂々と弓を手にする事にした】

  • 105蛇腹剣の侍25/05/12(月) 00:16:10

    >>102

    乱世に終止符を…な…いいのうそれ

    わし戦好きじゃないんじゃよ、腹減るから

    腹が減るのはいかん。本当にいかん。武士は食わねど高楊枝でもええが、民草が腹減らすのはな、国が荒れる

    国が荒れれば子供も悲惨な目に合うわ

    そーいうのわし見たあない


    …巻物の中身はじっくり読ましてもらうわ

    それにな、力がないなら人に頼ればええんじゃよ、昨日依頼を出したみたいに。そうすることが出来る力をお主は持っとるじゃろ?

    貧乏侍とは言えせっかく神器をもろうたんじゃ、世のためにでもお主のためにでも力になったるわい

  • 106廃屋と荒地の神器収集家25/05/12(月) 00:30:15

    >>102

    天糸屋……確か近くにお住みの人の世間話から盗み聞きしました……

    私…「半ば旅人」のような者でありますねぇ…エイと申しまして。

    何もない…何もない…荒地にぽつんと落ちていましたのでね…

    土で汚れさえしていましたから…川の水で少しすすいでね……

    【光る小刀は何もない荒地に放置されていた。どこのどんな神なのかも本人は分かっていないが、どうも持ち帰ろうとしている様子だ。】

    >>103

    命を刈り取る形の刃は可愛いね……うお、すごい荘厳な雰囲気……

    ええと…何もない荒地こそが聖域でしたのか…そんなことがあるのでしょうか……

    あまりにも不用心で汚れていたのでねぇ…ほっぽりだされていて可哀そうだと……

    >>104

    ふひっふへへへへ………可愛いねぇ………

    【不審。】

  • 107反物商の天糸屋25/05/12(月) 00:47:44

    >>105

    それもそうなのだー、それぞれであるものを持ち合い、出来る事をやって進むしかないのだ!

    力が無い無い叫ぶだけでは何も動かないのだ……!!


    >>106

    何も無い荒野……そういう神さまなのだ……?いやでもやっぱり不思議過ぎるのだ!

    【頭の中で荒野に縁の深い神様を思い返してみるが、ピンとくるものが無かったようだ】


    でも~まぁ~放置して妖怪に持ちされるよりはぁ、人の手にあるべきなのだ……。

    いずれ来歴が分かるまではひとまず預かって、力をお借りしても良いとは思うのだ!

    【そう語りつつあくびを一つした】



    (※すみません、夜遅いのでおちますー!)

    (※天糸屋については必要なら戦闘以外はある程度好きに動かしても構いませんー!)

  • 108蛇腹剣の侍25/05/12(月) 00:52:40

    >>106

    神さんの考えはわからんが何か荒野に置いとく意味があったのかものう

    お主に見つけてもらうためとか

    なんにせよ綺麗にしてもろうたんなら刀も喜んどるのじゃないか?

    神器には意思が宿ってる代物もあるようだし

    ねえ蛇腹剣くん

    【声をかけられた蛇腹剣はその切先を伸ばして、ちょうど蛇が頷くように切先を揺らした】


    >>107

    うむうむ、塵も積もればなんとやらってやつじゃ

    ……流石に夜も遅いのう

    今日の所は床につかせてもらおうかな


    (メタ:おやすみなさい、私も落ちます)

  • 109廃屋と荒地の神器収集家25/05/12(月) 01:15:35

    >>107

    ええ……半ば旅人としてその志を……。

    【何か引っかかる言葉があったのか、一瞬ややしかめた顔で悩まし気に眉を曲げるが、一拍置いてすぐに目の隈がお似合いの胡散臭そうな笑みに戻る】

    まあ……収集家であるのでねぇ………

    >>108

    そうであればいいなぁ……

    おお動いて……可愛いねぇ……



    では……ここらで………

    (私も落ちます、お疲れさまでした)

  • 110二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 08:59:51
  • 111蛇腹剣の侍25/05/12(月) 21:17:05

    しかし神器ってやつは不思議なもんじゃのう
    意思があったり妖術みたいな力があったり
    わし適当に振り回してるだけでええんじゃろうか

  • 112弓の神器使い25/05/12(月) 21:20:13

    >>111

    この神器はこの前手に入れたばかりだから、詳しくは分からないが…どうにも風の気配を強く感じる

    『風神弓』とでも呼ぶ事にするが、どう見る?

  • 113蛇腹剣の侍25/05/12(月) 21:22:15

    >>112

    風の神さんになんぞ縁でもありそうな神器じゃのう

    風神弓なあ…対になる雷神弓とかもあったりしてな

  • 114風神弓使い25/05/12(月) 21:31:29

    >>113

    この弓を持つとどんなに悪い地形でも風のように走る事ができる…故に走りすぎてしまったが

    雷神にゆかりある物を同時に持つなら、刀の方が取り回しがいいな

  • 115二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 21:33:22

    フォッフォッフォ……古より風神・雷神はペアで描かれるもの
    風神の加護あらば、いずれ雷神の加護も授かりましょうて……

  • 116蛇腹剣の侍25/05/12(月) 21:35:12

    >>114

    なんかそういうの聞いたことあるような無いような

    韋駄天だっけ…なんかめちゃくちゃ足速いっていう…

    持ってるだけで恩恵があるというのは便利でええのう


    >>115

    知っておるのかおじいさん!!

  • 117おとなしい九尾25/05/12(月) 21:40:14

    ♪♪
    【刀を研いでる】

  • 118二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 21:41:11

    【掃除をしている】 👁

  • 119二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 21:42:31

    >>116

    フォッフォッフォ……風は水を空へ揚げ雲を生み、雷は雲の中で育まれて育つ

    元より両者は相性の良いものですじゃ……但し、風だけでは雲は生まれませぬ


    であるからして……ここから先にはワシにも分からん(ポケー)

  • 120蛇腹剣の侍25/05/12(月) 21:46:50

    >>117

    >>118

    刀研いでる狐さんに掃除中の一つ目さん…

    今まではっきり意識してなかったけど妖怪さん達って実は結構溶け込んでるよな

    隣の権兵衛も妖怪だったりして


    >>119

    わからんのかーい

    まあええわ、要するに風と雷は仲が良いって感じじゃろ

  • 121風神弓使い25/05/12(月) 21:50:29

    >>120

    そうか…だが刀よりも弓が得意なのでな

    それにどこにでも走って行けるなら狙撃にも闇討ちにも役に立つ

    正面からの戦いではそちらには勝てる自身はあまり無いからな

  • 122二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 21:52:02

    フォッフォツフォッ……妖怪は寺子屋も試験も何にもないからの、自由闊達な性質のものが多いのじゃ

    人間に対しても敵対的だったり友好的だったり気分次第だったりすると聞くのう


    >>117

    ほうほうせいが出ますな……何ぞ謂れのある刀ですかな?

  • 123蛇腹剣の侍25/05/12(月) 21:55:10

    >>121

    まあ刀は武士の魂と言われちゃいるが、元来弓取り言うて弓使うのが本分みたいなとこあるしの…

    …ん?あれ?なんかわしと戦う想定しとる?

    闇討ちは勘弁しとくれ…わしなんか倒しても小銭しか得るものないぞお…


    >>122

    うらやましいのう

    朝は寝床でぐーぐーぐーしてそう

    病気もなんにもないんじゃろうなきっと

  • 124二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 22:01:48

    >>118

    おこんばんわ、いつも熱心ですの!仏のご加護もさぞかしあることでしょうな!


    >>123

    ほんにうらやましいのう……ワシも修行して仙人になって長生きしてみたいものよ

    まー今更修行がどーのこーのはごめんじゃが

  • 125蛇腹剣の侍25/05/12(月) 22:08:01

    >>124

    おじいさん道士かなんかでござるか?

    わしもなりたいのう仙人

    なれたら腹も空かさんのじゃろうか

  • 126二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 22:12:04

    >>125

    フォッフォッフォッ……道士に憧れた、と言うべきじゃろうのう

    異国の書物を読み、いつか修行の旅に出る事を夢見ながら畑を耕し70年……


    ついに子は先に逝ったし、孫は立派に所帯を持ったし、俗世に未練は無うなったで、

    こうして諸国漫遊の旅に出たと言う訳じゃ……


    道士は霞を喰うと聞くのう……腹が減らんのは良いとして、旨くないとワシぁ嫌じゃ

  • 127蛇腹剣の侍25/05/12(月) 22:16:33

    >>126

    なるほどのう、それじゃあ今夢が叶ってるとも言えるでござるな

    色々旅の話も聞いてみたいが、おじいさん一人旅とは危なくないか?

    それとも実は結構強かったりして?

  • 128二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 22:24:45

    >>127

    あまり護身には自信が無くてのぉ、蓄えた銭を使うて人の多い所を選んで旅しておるわ

    旅の話か……そういえば、西国では『ばてれん』達が硝石とか言う石の値上げをするとか言うておったわ


    何でもタネガシマとかヒナワジュウとか言う武器を使う為に必要なんだとか

    『きりしたん』になるなら値下げするとも言うておったが……正直意味がよう分からんかったわ

  • 129風神弓使い25/05/12(月) 22:27:15

    >>128

    火縄銃、噂には聞いたが神器とどちらが強力なのか…

    このまま傭兵を続けられるか?

  • 130蛇腹剣の侍25/05/12(月) 22:29:37

    >>128

    ヒナワジュウ……ああそういえば戦でそんなんつこうとるの見たことあるのう

    火薬で鉄の礫を撃ちだす筒みたいなやつ

    きりしたんはよく知らんが南蛮かぶれの大名に人気あるらしいぞ

  • 131ヤモリ神25/05/12(月) 22:30:04

    >>129

    神器と違って大量生産できるからねえ【いつのまにやらいる】

  • 132二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 22:32:38

    >>129

    フォッフォッフォ……人間を討つなら生半可な神器よりも強いと聞くが、実際の所どうじゃろうの?

    妖怪や祟り神相手には効かぬ事も多いと聞くから、そちら方面の仕事は減らぬと思うが……


    >>130

    なんと珍しい、あれは高価な品だと聞き及ぶが……

  • 133蛇腹剣の侍25/05/12(月) 22:35:55

    >>129

    大分装填に時間がかかるし戦ではまだまだ武器の一つって感じじゃないか?

    あれが発展したら刀も槍も要らんくなるかもしれんが…まあそんなん数百年は先の話じゃろ


    >>132

    見たっちゅうても遠巻きにじゃしなー

    なんか遠くで筒持ってパンパン言うとるからあれなーに?って聞いたら火縄銃だって偉い人が言うとった

    まあわしみたいな雑兵には手に入らん代物よな

  • 134反物商の天糸屋25/05/12(月) 22:44:34

    種子島……こと火縄銃は将来的には有望だと思うのだ、弓や刀より訓練期間が短いのが何より有望なのだ
    【ヌッと現れる】

    ただ銃本体が高い上に、今後運用費用が更に上がりそうで震えあがっているのだ……さっきじーさんも言ってたのだが
    この間、都のちょい西の海戸国(うみどのくに)に行ってきたのだが、『ばてれん』共が硝石を値上げしてたのだ!
    【がっくりうなだれる】

    『きりしたん』になれば値下げすると言うのだが、
    『きりしたん』は『でうす』という神しか信じてはいけないらしいのだ
    ボクは実家の神社を守らなければならないのだ……『きりしたん』にはなれないのだ……【シオシオ干からびる】

    だ、だれか硝石の入手方法を探してくれる人は居らぬのだ……?

    (※メタ的にはクエスト的なもの、解法は何でも良いです!)
    (※硝石の生産法を開発、鉱山見つけた、別の商人とのツテ見つけた、硝石のウンチする妖怪捕まえた等々)

  • 135風神弓使い25/05/12(月) 22:49:00

    >>134

    天糸屋の…依頼はやれなくは無いが、その前にあの糸を弓の弦にしたいのでこの辺りの弓の職人を紹介して欲しい

    金は多少あるのでな

  • 136蛇腹剣の侍25/05/12(月) 22:49:46

    >>134

    きりしたんってそんな感じなんかあ…そんじゃあわしもきりしたんにはなれんなあ

    うーん…硝石…硝石…なんか思い出しそう…

    ……おおそうだ、わしに火縄銃のこと教えてくれた偉い人が「硝石は乾いた所で採れる」って言うとったぞ

    なんぞ参考になるかいや

  • 137二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 22:51:34

    >>131

    フォッフォツフォッ……神器は神様の力をお借りするから、性能が一定せんからのう

    侍が一本持つならともかく、足軽の端々にまで行きわたらせるのは無理な話じゃしのぉ


    >>133

    なるほどの……西国ではたまに見るが、こちらの方まで流れてきておったか

    思うよりも技術の流れと言うのは早いのかもしれんの!


    それじゃ、足も休まったしワシはまた歩いていくよ……フォッフォッフォ【杖を突き突き去って行った】

  • 138反物商の天糸屋25/05/12(月) 22:59:51

    >>135

    分かったのだ、ここらの城下町の事なら多少知っているのだー、一番近い商売圏なのだ!

    お城の弓兵さん達に弦を供給している職人の作業場はこれこれここなのだー!

    【懐から紙を取り出し、筆でスラスラと簡単な地図を描いて渡す】


    >>136

    乾いた……のだ?それだけだと良く分からないけれど、きっと手掛かりにはなるのだ!

    手の者たちにも色々調べさせているから、今度伝えておくのだ、ありがとうなのだ!

    【情報提供に感謝し、一掴みの銅線を差し出した】


    少ないけれど情報料なのだ、今晩の晩酌代にでもして欲しいのだ!

  • 139蛇腹剣の侍25/05/12(月) 23:02:30

    >>137

    その内安く量産できるようになってわしみたいな雑兵にも支給されるようになったりしてな

    まあばてれんが阿漕な商売しとるようだしかなり先の話じゃろうけど

    またのうおじいさん、元気でなー


    >>138

    役に立ったんなら良かったよ

    案外床下とかから見つかったりしてなハハハ

    今日はこれでお銚子一本つけてもらおうかのう

  • 140反物商の天糸屋25/05/12(月) 23:21:15

    >>139

    床下かー、灯台下暗し、あり得るのだ……?

    更に乾いているとなるとどうなのだ……神社の軒下は確か乾いていたはずなのだが……?


    気になるし、日記も付けなきゃいけないので、ちょっと早いけれど失礼させて頂くのだー!

    まーたなーのだー!【手を振り、神社の方へ向かっていった】

  • 141蛇腹剣の侍25/05/12(月) 23:24:02

    >>140

    またなー硝石見つかるとええのう

    わしも夕飯がてら晩酌にするか

    今日は焼き魚にしよっと

  • 142風神弓使い25/05/12(月) 23:26:46

    >>140

    …ちょうどいい宿を紹介してもらうのを忘れていた

  • 143おとなしい九尾25/05/13(火) 07:25:50

    >>122

    あっこれ? これはぇ龍刀といって簡単にいうと龍神様の力が込められた刀だよ〜

    >>120

    まあよい妖怪もいるし確か半人半妖もいた気がするねぇ

  • 144反物商の天糸屋25/05/13(火) 21:32:24

    放てーッ!【竹藪の中で銃声が幾つも鳴る】

    ……ウヌッ!やはり効果が薄いのだ……あれは人間では無いのだな!?
    引けーッ!引けーッ!弾込め不要、今はひたすら引けーッなのだー!!
    【竹藪の中から十数人の共を連れ、走り出してくる】
    【その後を追いかけ、紫色の瘴気を纏った、鎧を着た藁人形のような異形が数百体現れる】

  • 145蛇腹剣の侍25/05/13(火) 21:37:07

    >>144

    うおっ!?なんじゃあ、藪から蛇じゃなくて知り合いが…あと何か変なのが?

    どう見ても人間じゃないっぽいが、あの鎧妖怪かなんか?

  • 146風神弓使い25/05/13(火) 21:38:47

    >>144

    敵か?礼や稼ぎがあるなら力になろう

    …狙撃にふさわしい場所は確保できるか?

  • 147反物商の天糸屋25/05/13(火) 21:43:16

    >>145

    あれはー……【タタタッと走って蛇腹剣殿の背後に隠れると、目を細めて追っ手をジーッと観察した】


    どうやら祟り神の祟りを燃料として動く藁人形に、武装を持たせた怨念カラクリ兵士の様なのだ!

    ホラ、顔の所に唐国の『どーし』とやらが使うようなお札が張ってあるのだ!

    【人間でいえば顔に当たる箇所に、何やら難しい漢字で書かれたお札が張ってある】


    >>146

    竹藪の中に荷物があるのだ……近隣の農家の床下から集めた乾いた土なのだ!

    硝石抽出の実験に使うために集めたものなのだ、奪還を手伝ってくれるなら礼はするのだ!【手で銭の形を作る】


    ……いったんここで踏みとどまって迎撃を試みるのだ、祟り神の力に強い神器ならもしかしたら効くかもしれんのだ!

    ……放てーッ!

    【二人と出会ったところで反転し、陣を組みなおして追っ手に向けて一斉掃射を行う】

    【追っ手の祟り人形から藁や木片が飛び散り、少しだけ歩みが遅くなったが……進軍は止まる事は無い】

  • 148蛇腹剣の侍25/05/13(火) 21:47:16

    >>147

    言われてみればなんかよくわからん字が書かれた札があるのう

    あれを斬れば大人しゅうなるかな?

    【天糸屋を庇う位置に立ちながら、怨念カラクリ兵士に蛇腹剣を振るう】

  • 149風神弓使い25/05/13(火) 21:49:59

    >>147

    ならば…ふっ!

    【風神弓の風を纏った矢が人形の札を貫き、斬り裂く】

  • 150反物商の天糸屋25/05/13(火) 21:54:06

    >>148

    【蛇腹剣が札を切り捨てると同時に、怨念カラクリ兵士の体(?)から紫の瘴気が抜け、動かなくなる】

    【しかし、倒れたカラクリ兵士を乗り越え、新手のカラクリ兵士が進み出て、竹槍を振りかざし襲い掛かって来た!】


    おっ、効いたのだー!やはりあそこが弱点なのだなー、鉄砲隊!額のお札を狙えなのだー!

    【弾込め真っ最中の鉄砲隊にそう下知する童と、『的がちいせーよ!』と叫んでいる鉄砲足軽隊】


    >>149

    【矢は人形の札を貫くと同時に、周囲に神気をまき散らし、近場の怨念カラクリ兵士達も巻き込んでいく】

    【ただ一矢で数体のカラクリ兵士が倒れ、その横隊の一角に穴が開く】


    おまけに神器には弱いと来ているのだ……これなら何とか押し返せそうなのだ!

    ボクも戦うのだ……神の加護を受けた糸をくらえーなのだ!

    【蚕の擬人化の様な姿に変化し、怨念カラクリ兵士に向けて糸を吐きつける……が】


    遠すぎて届かないのだー!【そりゃそうだ】

  • 151蛇腹剣の侍25/05/13(火) 21:59:17

    >>150

    よしっ狙い通り!

    それではわしは天糸屋と鉄砲隊を守りつつ数を減らしていこうかのう

    うりゃーッ!かかってこんかい人形ども!天糸屋達には指一本触れさせんぞー!

    【蛇腹剣を振り回して斬撃圏の壁を作る】

  • 152風神弓使い25/05/13(火) 22:01:52

    >>151

    やはり堅牢な前衛がいる戦場は安心できるな

    …矢をこちらにくれ!まだまだ射るぞ!

  • 153反物商の天糸屋25/05/13(火) 22:08:36

    >>151

    【竹槍が振り下ろされるが、侍に届く前に蛇腹剣の展開した斬撃圏に切り伏せられ、ハラハラと散って行く】

    【敵の動きは単調で、前の兵士の竹槍が砕かれても行動を変えず、再度竹槍を振りかざし、振り下ろし、そして切り裂かれる】


    やっぱり持つべきものは仲間なのだー……今なのだ!放てーッ!


    【その斬撃圏を盾に怨念カラクリ兵士から距離を取った鉄砲隊が斉射を行う】

    【今度は数体の怨念カラクリ兵士の札に穴が開き、糸が切れたように倒れて動かなくなった】


    >>152

    矢、矢なのだ!?ボクただの神職で弓兵とかじゃないのだー!?【突然言われて、あたふたし始める】


    供の者に持たせているのも鉄砲と弾薬(たまぐすり)だし、矢なんて都で売る予定だった破魔矢しか ――

    【荷物を漁った後、束になった破魔矢を取り出し、それをジーッと見つめた後に】


    あっ!ちょうどピッタリかもしれないのだ!?【と言って、破魔矢の束を手渡した】

    【戦に使う矢とは作りがかなり異なるが、ありがたおごそか~な気配を感じるだろう】

  • 154蛇腹剣の侍25/05/13(火) 22:14:24

    >>152

    ふふふいやあそれほどでもって矢!?

    すまんけど今は持ち合わせがないでござるよ!


    >>153

    敵さんは大分おつむが良くないようじゃのう

    この調子でどんどん倒してしまおうぞ!……わしの腕が疲れる前に

    【といいつつ斬撃圏をしっかりと維持しておく】

  • 155風神弓使い25/05/13(火) 22:17:35

    >>153

    一応矢は無しでも撃てるが、矢があった方が射程が伸びるのでな!

    …撃ち抜く!【敵を2体以上貫ける位置で矢を放つ、それを何度か繰り返す】

  • 156反物商の天糸屋25/05/13(火) 22:27:19

    >>154 >>155

    【鉄壁の前衛にカラクリ兵士達の矛は悉く砕かれ、後衛から放たれる矢と鉛玉に撃たれて隊列も崩れ始める】

    【事ここに至って、ようやく不利を察したのか、怨念カラクリ兵士達は散り散りになって後退を始めた】


    おっ、遂に崩れたのだー!今のうちに追い打ちを食らわせて再起不能に ―― っでぇぇぇ!?


    【それと、同時に】

    【竹藪の奥から大きな音がズシン、と響き、小鳥が一斉に飛び立った】

    【見ると身の丈十丈(※30m)はあろうかと言う、巨大な藁人形がゆっくりと竹藪から姿を現し】

    【まわしを締めた、その太い両足を地面に振り下ろして、四股を踏んだ】


    今度は一体何なのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?

  • 157蛇腹剣の侍25/05/13(火) 22:32:22

    >>156

    むうっ!あれはまさしく怨念カラクリ横綱!

    ……で…でかいなしかし…どこに隠れとったんじゃあんなん…

    天糸屋達よ、わしの前に出るなよ!

    【味方を庇うように前に出る】

  • 158風神弓使い25/05/13(火) 22:34:22

    >>156

    アレは…射抜くよりも燃やした方がいいな

    まだ元の矢はある、たいまつを貸してくれ

    火矢で札を燃やすぞ!

  • 159反物商の天糸屋25/05/13(火) 22:40:27

    【怨念カラクリの巨大な人影は、四股を踏み終えるとゆっくりとこちらへ向かって来た】

    【見た目の速度はそんなに早くないが、何しろ歩幅が広い為、みるみるうちに距離が詰まる!】


    『ゴッツアンデス…………!!』


    【そのまま、武骨な両腕を眼前で組んで振り上げ、力任せに叩きつけようとしている】


    >>157

    明らかに竹藪よりも背丈が高いのだ、隠れられるとは思えないのだ……まさか!

    たった今何者かが呼び出して、殿に据えて引こうとしているとかなのかも、知れないのだ!

    【怨念カラクリ横綱の巨体を見上げて唸っていた童だが、ふとそんな事を思いつき、喋った】


    >>158

    おうなのだ!火なら松明も火縄も弾薬(たまぐすり)もたーんとあるのだ!

    ボクもいっちょ手伝うのだ!【そう言いながら、手ぬぐいに油をしみ込ませ、差し出した】

  • 160蛇腹剣の侍25/05/13(火) 22:44:28

    >>159

    ゴッツアンデスじゃないわい!そんなデカい拳防げるかー!

    ええいままよ!

    【巨大な人影の足に蛇腹剣を巻き付け、思い切り引っ張って転ばそうとする】


    こいつが殿だとするなら手早く片付けんといかんのう!

    攻撃はわしがなんとかするからどんどん燃やしてしまえーい!

  • 161反物商の天糸屋25/05/13(火) 22:55:26

    >>160

    『ゴゴゴゴゴゴゴゴ……ッツアンデ……?』


    【腕を振り上げて、ただでさえ重心が上がっている所に足を引っ張られたものだから、たまらない】

    【怨念カラクリ横綱はそのままゆっくりと後ろ側へ、仰向けに倒れた】


    『ハッケ……ヨーイ……!!』


    【その衝撃で竹藪の竹が胴体を何本も貫通しているが、一切意に解するような動きは無く】

    【そっと手を付いて立ち上がろうと力を込めた】


    えーい!相撲取りは転んだら負けなのだー!シレッと起き上がって再戦しようとすんななのだ!【ツッコミ童】

  • 162風神弓使い25/05/13(火) 22:58:03

    >>161

    ふっ!

    【燃えた矢を顔面や胴体、火が消えにくい場所に飛ばして当てる】

    【風の助力を受けた火はよく燃えそうだ】

  • 163蛇腹剣の侍25/05/13(火) 23:00:59

    >>161

    言われてみればそうじゃのう

    大人しく負けを認めてもらうぞ相撲取り!

    【手を狙って蛇腹剣を振り回し、連続で斬撃を加えようとする】


    …倒れたついでに事件の下手人も潰れててくれんかのう

  • 164反物商の天糸屋25/05/13(火) 23:11:36

    >>162

    『ノコッタ!?』


    【多数の火矢が怨念カラクリ横綱の全身に突き刺さり、その体を構成する藁や木材に引火する】

    【たちまちのうちに全身から白い煙が、その次には橙色の炎があがり、横綱はもがき始めるが】


    『ノコッタ……ノコッタ……モエノコッタ……』


    【やがて立ち直り、再び前進を始める】

    【体表部の藁が焼け落ちたその奥、体の中心は日干し煉瓦を積み上げたような材料で作られていたのだ!】

    【更に、心臓に当たる箇所のレンガに、何やら異国の文字が書かれている様だ】


    >>163

    『オ、オオオ……』【ツッコミを受けて怯む横綱】

    『ド、ドスコー……』【蛇腹剣を手でガードするが、放たれる神器の力により、手を構築するレンガが崩れていく】


    それは本当にそうなのだー、どこでボクの輸送を知ったかは知らないけれど、どうせろくでもないヤツなのだ!【息まく童】

  • 165蛇腹剣の侍25/05/13(火) 23:20:06

    >>164

    輸送を知っている人物……いや後にしよう

    いかに煉瓦の体とて神器を受ければただでは済まんようじゃな

    それにあの心臓、恐らくは先の人形共の札と似たような代物と見たぞ

    蛇腹剣よ、あの心臓を貫くんじゃ!

    【気合を込めて蛇腹剣を振るう。剣は侍の意思に呼応し、蛇が頭から突っ込むようにして心臓部に切先を伸ばした】

  • 166風神弓使い25/05/13(火) 23:21:16

    >>164

    ならばこちらも!

    【破魔矢を風と共に飛ばして心臓を貫こうとする】

  • 167反物商の天糸屋25/05/13(火) 23:28:40

    >>165 >>166

    『ゴッ、ゴゴゴゴゴゴゴゴ……』


    【露になった心臓部に迫る攻撃を知覚したカラクリ横綱は、それを手で防ごうと構えを取るが】

    【その腕は、既に攻撃を受け続けて限界が来ていたようで、鈍い音を立てて崩れ落ちていく】


    『ゴッツアンデシタ……!!』


    【そして、心臓部を蛇腹剣が抉り出し、風を従えて飛ぶ破魔矢が鋭く居ぬき、木っ端みじんに粉砕すると】

    【箍(たが)の外れた桶から水が溢れるかのように、ひときわ濃密な瘴気をまき散らしながら崩れ落ちる】


    ふぇーっ、何とかなったが……先の山賊と言い、このドデカい呪術人形の如きカラクリと言い……!

    一体何が起きているのだー……??【その様子を見ながら、童はほっと胸を撫でおろした】

  • 168蛇腹剣の侍25/05/13(火) 23:33:51

    >>167

    よしっ!なんとか倒せたな!

    しかし今回の敵はなんちゅーか人為的な感じじゃったのう

    なんぞ敵に陰陽師みたいなのでもおるんじゃろうか……


    ……あ!そうだ!下手人は何処!?

    【呪術人形を呼び出したのであろう存在を探して周囲を見る】

  • 169風神弓使い25/05/13(火) 23:35:59

    >>168

    それらしい気配は…妖術や呪いの類には明るく無い、その手の術では俺も探れないな

  • 170反物商の天糸屋25/05/13(火) 23:42:23

    >>168

    ならず者を雇うのも中々大変だし、下手をすると寝首を掻かれたりしかねないのだー

    その点、人形なら言う事を聞かせやすいし損耗してもあまり気にならないのもあると思うのだー


    【竹藪の奥にずんずん入り込み、供の者と辺りを探っている童】

    【供の者が竹藪の奥に倒れている、『札の剝がされた』怨念カラクリ兵士を発見し、持ってくる】


    >>169

    ……下手人は逃げた様なのだ、札を回収したのは、恐らく呪術的に自分に繋がる証拠を隠そうとしたのだ

    とは言え!【力強く】


    呪術の根源は砕かれているとはいえ、あれだけでっかい証拠が転がっているし、特定は時間の問題なのだ

    この一見は守護様に訴え出て、都の将軍家に使える陰陽師を呼んで調査して貰おうと思うのだ

    流石に領内で騒ぎが起きたとなれば、守護様も操作に協力してくれるハズなのだ!




    ひとまず、ボクを守ってくれたことと、荷を取り返してくれた事に付いてお礼がしたいのだ!

    【そう言いながら、竹藪の奥に転がっていた荷物の一部を紐解き、紐で束ねられた銭を取り出す】


    銅銭五百貫ずつ、受け取って欲しいのだー!

    命を懸けて貰って少ないとは思うのだが、ボクもちょっと調査に物入りなのだ、許してほしいのだ!

    【それを差し出した後、ペコリを頭を下げた】

  • 171蛇腹剣の侍25/05/13(火) 23:49:01

    >>169

    わしもじゃ

    ていうかあんなデカいの呼び出せる術者なら自分の姿くらい隠せる気がして来た

    うーんもう逃がしてしもうたかのう…


    >>170

    うーむ確かに

    返り忠とか結構あるからのう…戦で味方に後ろから刺された時もあったなあ…


    そしてやはり逃がしてしもうたか、敵ながら中々の逃げ足…それでは敵の特定はお任せするぞ

    何、元より勝手に加勢しただけよ、感謝の気持ちだけでも十分じゃ

    …とは言えくれるものは嬉しいから貰っとくが

  • 172風神弓使い25/05/13(火) 23:55:32

    >>170

    ありがたく頂戴する

    それと、ちょうどいい宿を紹介してくれ

    疲れたのでよく眠れる場所をな

  • 173反物商の天糸屋25/05/14(水) 00:10:10

    >>171

    遠慮なく貰っておいて欲しいのだ、何ならそれで武具を買い揃えて貰うと尚嬉しいのだ!

    【親指でカラクリ兵士の残骸をクイッと示しながら、明るい声でそう語りかける】


    これで万事解決、めでたしめでたしな事は無いと思うのだ、備えあれば患いなしとは言うけれど、

    備えるためには先立つもの(銭)が必要……って事なのだ!

    【要するにこれから先も手伝ってもらう腹の先行投資だそうですよ!】


    >>172

    はっ、そういえば結構な時間なのだな……それじゃ城下町のここら辺に行ってみると良いのだ!

    【昨日書いた地図に、×を一つ書き足した】


    そこそこ高級な旅籠ではあるのだが、五百貫もあれば当分滞在しても銭が尽きる事は無いと思うのだ!

    もっと安い所で良いなら……ウン、町の人に聞き込みして見ればいいと思うのだ!

    【この身なりの良い童、生まれてこのかた安宿とは縁が無いから知らないのである】




    それじゃ、ボクは守護様にこの一見を報告するべく、書状をしたためてくるのだー!

    どうも本当にありがとうなのだー!【手を振りながら、神社の方へと去っていく】

  • 174蛇腹剣の侍25/05/14(水) 00:18:15

    >>173

    流石商売人、しっかりしとるのう

    確かに今後同じようなことが起きんとも限らん…いや確実に起きるじゃろうな

    武器はまあ神器があるからいいとして、具足でも買うか?


    そんじゃまたのう

    早い所動いてくれるとええなー

  • 175反物商の天糸屋25/05/14(水) 17:58:56

    《天糸屋日記》
    『神器』
     このヤマトの国において、神器とは『神々の依代の中で魔を祓う特別な力を与えられたもの』の事なのだ!
     『神器』の力は千差万別、基本的には強い神様が、沢山力を注いだものの方が強いという傾向はあるのだ!
     また、『神器』を作った神様を象徴するような、特別な能力が宿る事も多いのだ!

     ……そもそも依代(よりしろ)とは、『神々をお招きしてお宿り頂く物や場所、時には人』の事なのだ!
     神々・神霊を宿し、物質世界にそのご加護を及ぼしていただく場合の媒介になる一時的な神のお体であり、
     古く平和な時代には、単に神々をお祀りされる為に使われた祭器・祭祀場所であったのだ。

     しかし、末法の世が始まり、神々が祟り神と化す事件が起き始めると、状況が変わってきたのだ!

     祟り神化の原因は、詳細には分からないものの、何らかの魔性の力による術であるとの説が有力であって、
     祟り神化した神々は、多くの場合この『魔性の力』らしき何かを宿している・包まれている事が多いのだ。
     そしてその力を打ち祓う事により、神々を元の姿に戻せることまでは分かっているのだ。

     卓越した神職や高僧、陰陽師等は修行にて得た己が力のみで、この『魔性の力』を祓う事が出来、
     実際初期は祟り神が現れる度に、そういった方々にお越しいただいて祟り神を祓っていたのだが、
     事件の起きる頻度がだんだん増えて来ると、とても手が足りなくなってしまったのだ!

     そういった事情で、単に祭器・祭祀場所であった依代に、魔を祓う特別に強い力を与える神々が現れるのだ!
     それが即ち『神器』であり、それを用いれば特別な修行をした宗教者でなくとも、祟り神を祓えたのだ!
     こうして人と魔の戦いは拮抗状態となり……今に至ると言う訳なのだ。

     最近では、大名が祟り神から自領を守る為に、『神器』を軍資金を使って買い漁っているとか、
     大名に『神器』を高値で売ることを目的として、『神器』を狙う盗賊が跋扈しているとかの話もあるのだ。

     朝廷も幕府も頼りにならない今の時代、自力救済は必要な事とは言え……世知辛い世になったもんなのだ。

  • 176反物商の天糸屋25/05/14(水) 17:59:45

    《天糸屋日記》
    『妖怪』
     要するに妖しげで奇怪な良く分からない者どもの総称なのだ!良く分からないから分類も適当なのだ!
     人間に友好的な者も、敵対的な者も、ハナから気にしてない者も居るらしいのだ、多彩なのだ。

     一部の強大な妖怪は神々に呪いを掛け、『祟り神』化を引き起こすと言われているのだ……恐ろしいのだ!
     何故そんな事をするのか、そんな力があるのかは謎に包まれているのだ……。

    『鬼』
     所謂『鬼』と呼ばれる連中の総称なのだ、色んな種族が居る様だが、ヤマトの民細かい事気にしねーのだ!
     赤かったり青かったり透けてたり血を吸ったり魂を吸ったりゴブゴブ喋ったり神だったり仏だったりするのだ!

    『祟り神』
     基本的には優しくて人間に友好的な神々が、妖怪を始めとする何らかの魔性の力で変異したものを指すのだ!
     この場合、『神器』を使って魔性の力を祓えば、元の優しい神様に戻ることが多いのだ!
     たまに名のある神様の分霊が祟り神化させられたりすると大変な事になったりするのだ。

     その他、古代から『祟り神』と呼ばれていた、単に気性が荒くておっかない神の事を指す場合もあるのだ!
     こっちの場合はちょっと対抗策とか無いのだ、触らぬ神に祟りなし、と言うのはご先祖様達の知恵なのだ!

    『カラクリ』
     神力・法力・妖力・ゼンマイ・蒸気・えれきてる・その他色で動く、人の造ったカラクリ仕掛けの事なのだ!
     簡単なものはお茶くみをしたり琵琶を弾くのが精々なのだが、高度なものになると自立戦闘したりもするのだ。
     古の太子が都に建造した巨大な仏様も、実は帝都決戦用のカラクリ兵器だ!……という噂もあるのだ。

    『半神・半妖・半鬼・半霊・半カラクリ』
     ヤマトの民の尽きぬ『えろす』への探求と、ヤマトの神々が大地にもたらした愛と神秘のたまものなのだ!
     原理とかは分からないのだ、国の学者たちもみな首を捻っているのだ、でも実際居るから仕方ねーなのだ。

  • 177反物商の天糸屋25/05/14(水) 18:01:09

    《天糸屋日記》
    『羽亜国』(わあのくに、わーくに)
     ヤマトの国を構成する国々の一つで、都と東国の大体中間あたりに位置する、平野と港を持つ国なのだ!
     正式な読みは『わあのくに』なのだが、土地の民は崩した呼び方で『わーくに』と呼んでいたりするのだ。
     ボクの住む『桑谷郷』もこの国にあるのだ、治安はあまり良くないけれど、壊滅的という訳でも無いのだ。

    『大和国』(やまとのくに)
     ヤマトの国を構成する国々の一つで、その中核なのだ。都のある国であり、朝廷と幕府のお膝元なのだ!
     公家衆やお役人、御家人の方々が多数住んでおり、常に物資が欠乏していて、物価が高いのが特徴なのだ!
     都に近い国々は、自国の特産品を都に持ち込んで売り捌けば大儲けできるのだ!

    『海戸国』(うみどのくに)
     ヤマトの国を構成する国々の一つで、都の西方ほど近い所にある国であり、広い港を持つ大商業圏なのだ!
     都とは太く長い川で結ばれており、海路で集めた物資を川船で都に運ぶ事で大いに栄えているのだ。
     唐国(からくに)商人や南蛮国の『ばてれん』も訪れており、海外の文化・技術にも触れられるのだ。

    『禍津国』(まがつのくに)
     ヤマトの国を構成する国々の一つで、羽亜国の北方にある、険しい山と荒れた海に囲まれた国なのだ。
     ヤマト直系の神々とは異なる、土着の神や妖怪達への信仰や支配が色濃く残る国、ある種不思議の国なのだ。
     先の大戦ではヤマト朝廷による統一に長く抵抗し、朝廷に恨みを抱く妖怪や民が隠れ住んでいるらしいのだ。

    『東国』(とうごく)
     ざっと都から見て東の国々の事なのだ!公家衆の力が弱く、武家衆の力が強い傾向にあるのだ!

    『西国』(さいごく)
     ざっと都から見て西の国々の事なのだ!公家衆の力が強く、武家衆の力が弱い傾向にあるのだ!

    『唐国』(からくに)
     西方海上にあるスゴイデカイ異国、長い歴史の中で、幾つもの王朝が興っては滅びた戦乱の大地なのだ。
     『唐』も昔の国名の一つらしいのだが、コロコロ名前が変わると面倒なので、テキトーに呼べば良いのだ!

  • 178反物商の天糸屋25/05/14(水) 18:02:25

    通称:反物商の天糸屋
    名前:桑谷 蚕衛門 兼望(くわや こえもん かねもち)
    性別:男 年齢:10歳 種族:半人半神
    職業:反物商、桑谷郷の名主、天糸神社の神主

    概要:
     桑谷郷に古くから存在する氏族『天糸氏』の末裔にして、天糸神社の祭神『紬(つむぎ)様』の子孫。
     古くは朝廷に仕え『天糸村主(あまいとのすぐり)』と称したが、古代の政変によって没落した。
     氏(うじ)は今も『天糸』であり、『桑谷(くわや)』の名乗りは苗字に当たる。

     官界を追われた後も絹織物生産に携わる一族として桑谷郷を支配し、都の公家衆・武家衆ともコネを持つ。
     近年では生糸生産にとどまらず、高級織物の生産・販売まで一貫して手掛ける反物商として活動しており、
     『天糸屋』の屋号を名乗って商売をしている。兼望で三代目。

     幼い頃から諸々の教育を受けており、読み書き算盤はほぼ完璧で、礼法もそれなりにはできる。
     半面、身体能力は年相応であり、神器の力を使っても一般的な成人男性には敵わない。
     桑谷郷にある反物工場を兼ねた大きな屋敷に、家来と一緒に住んでいる。

     代々祭神の依代を務める一族でもあり、神器による変化を精神や霊力の消耗無しに行う事が可能。

    神器:豊桑原太郎勾玉(とよくわばらたろうのまがたま)
     濃緑色、5寸(※約15cm)大の翡翠の勾玉。天糸神社の祭神『紬(つむぎ)様』の力が込められている。 
     『豊桑原太郎』は『紬様』の持つ神号の一つ。

     力を開放すると、所有者に『紬様』の力を流し込み、蚕の擬人化の様な姿に変化させる事が出来る。
     この状態だと、桑の葉を食べられたり、口から破魔の力のある糸や酸液を吐けたりするようになる。
     また、雷属性ダメージを大幅に軽減する。

     戦闘能力が上がる神器ではない為、妖怪や祟り神との殴り合いには弱いが、吐く糸からは上質かつ
     神の加護が篭った生糸が紡げる為、持つものに巨万の富を授ける宝としてありがたがられている。

  • 179反物商の天糸屋25/05/14(水) 19:51:40

    はァ……これは面倒な事になったのだ【往来に御座を敷き茶釜に湯を沸かして野点の構え】

  • 180蛇腹剣の侍25/05/14(水) 20:22:37

    >>179

    おお、天糸屋殿ではないか

    なんぞ困りごとか?

  • 181風神弓使い25/05/14(水) 20:33:27

    >>179

    あんたか…すまないが結局宿は別の場所にした

    高い宿だと路銀が持たないからな

  • 182反物商の天糸屋25/05/14(水) 20:35:50

    >>180

    昨日の件について、幕府に陰陽師の派遣をお願いしようと思っているのだー。

    お国の守護様からの口添え上は頂いたから、これを幕府に提出するべきなのだがー。

    【そこまで言ってため息一つ】


    普通の訴えとして幕府に上げると、こう……お役所仕事になって、動いてくれるのが遅いのだ!

    こういう時は偉い人に直接口添えを頼むのが効果的なのだが、偉い人に会うのは大変なのだー。

    手土産も理由も無しではまず会えないのだー!

    【茶釜に沸かしていたお湯を柄杓で掬い、温めておいた茶碗に注ぐ】


    それで……何かこう、上手い手段は無いかと思案しているのだ!

    近頃都で流行っている『茶の湯』に関するもの……珍しい茶器や茶葉があれば楽なのだがー。

    【抹茶を茶碗に入れ、シャカシャカと攪拌していく】


    こう、即座には思いつかなくてお茶を点てながら考えているのだ。

    どうぞなのだ。【抹茶と、茶菓子をスイッと差し出す】


    >>181

    それもアリなのだ!沢山稼いで沢山使う、は理想なのだが、稼げる話がいつでも落ちてるとは限らないのだ。

    もしもの時に備えてある程度の蓄えはやっぱり残しておきたいのだー。

    【こちらにも抹茶と茶菓子をスイッと差し出す】

  • 183蛇腹剣の侍25/05/14(水) 20:42:02

    >>182

    【茶菓子と抹茶を受け取り、口に入れる。茶の湯に明るい者から見れば武骨というか、無作法に見えるかもしれない】

    なるほどなあ…わし茶の湯には明るくないからのう…

    茶器なんぞ買えるような財産もないし…

    うーん……そうだ、お主商人じゃろ?茶器を取り扱う商人と知り合って渡りをつけてもらうのはどうだ?

  • 184風神弓使い25/05/14(水) 20:45:30

    >>182

    まずは作法を教えてくれないと受け取れないな

    それらをまとめた書物でも欲しい物だ

  • 185反物商の天糸屋25/05/14(水) 20:59:32

    >>183

    商人から茶器を買う以外に、渡りをつけて貰うのか……アリ寄りのアリではあるのだがー。

    商人(あきんど)と言う人種はタダで動くのが嫌いな連中ばっかりなのだ、性格悪いのだ!

    【自分の事を棚に上げてそんな愚痴を】


    どのみち手土産か何かは必要になりそうなのだー、ま、価値は反物で何とかするのだー。

    それに加えて何かこう、この地方ならでわの元とか季節ものも添えたい所なのだ!


    >>184

    あんまり気にしなくて良いと思うのだー、作法って要するに他者を不快にさせなきゃ良いのだ!

    まーありがちなのだとお茶碗ひっくり返すとか、お茶菓子を食べる時に音を立てるとか落とすとかなのだ。

    そういうのに注意して頂けば、大体何とかなるのだー!

    【あっけらかんとした顔でそう言ってのけた】

  • 186二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:01:28

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  • 187二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:01:42

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  • 188二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:01:52

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  • 189二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:02:02

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  • 190二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:02:12

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  • 191二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:02:22

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  • 192二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:02:33

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  • 193二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:02:43

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  • 194二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:02:54

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  • 195二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:03:05

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  • 196二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:03:15

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  • 197二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:03:27

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  • 198二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:03:38

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  • 199二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:03:49

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  • 200二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:04:00

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