- 1二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:20:27
- 2二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:22:39
学P「葛城さん!いきなりで申し訳ないですがキスをしましょう!!」
リリーヤ「え!?dice1d2=2 (2) 」
1.良いですけど……
2.ダメです!!
- 3二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:28:32
リーリヤ「ダメです!絶対にダメです!」
学P「そこをなんとか私を助けると思って」
リーリヤ「助けるって、かなり深刻な問題なんですか?」
学P「実はかくかくしかじか・・・」
リーリヤ「まさか、センパイがそんな状況に置かれているだなんて……」
学P「はい!ですから私とキスをして下さい!!」
リーリヤ「dice1d2=2 (2)
1.それなら良いですよ
2.それでもダメです!!
- 4二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:35:22
リーリヤ「それでもダメです!そんな事言われてもそんなハレンチな事は私は出来ません!」
学P「あ、待って下さい葛城さん!!」
覚悟の上で頼んでみたものの、葛城さんを傷つける形になってしまった。もう少し人は選ぶべきだった。
それなら次はdice1d15=1 (1) に頼もう
(リーリヤの場合は+1)
- 5二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:37:58
学P「咲季さん!お願いします私とキスをして下さい!!」
咲季「dice1d2=1 (1)
1.別に良いわよ
2.いきなりなんなのよ!!
- 6二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:59:36
即答‼︎
- 7二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:23:45
咲季「別に良いわよ」
学P「え!?良いんですか!?冗談ではなく?」
咲季「何で頼んできた方が疑問系なのよ。というよりどういう風の吹き回し?いきなり私とキスをしたいだなんて」
学P「実はかくかくしかじか……」
咲季「かなり不運ねP」
学P「そうですね。でも咲季さんで良かった。それだけが私の幸運ですかね。けれど本当に良いんですか?自分のような人間が咲季さんとキスだなんて……」
咲季「Pを助ける為なら別に構わないわよ。Pも助かりたくて私を頼ってきてくれたんでしょ」
学P「ぐっ……確かにそうですが」
咲季「本当に気にしなくていいわよ。……それに私の初めてのキスはPに捧げるつまりだったし」
学P「え?最後の方はなんとおっしゃりましたか?」
咲季「好きでもない男とはキスをしないって言ったのよ!それよりP、私は心の準備は出来ているから…キス、しましょう」
顔をこちらに近づけ頬を少し赤らめながら目を閉じる咲季さん。可愛らしい唇に目をやりながら、この状況に心臓の鼓動が高鳴り始めた。
自分にとっては初めてのキス。やり方など知る由もないないまま、昔見た映画を頼りに咲季の肩に手を置き、ゆっくりと顔を近づける。
微かな吐息がこちらにも伝わる。これで合っているよなと疑問に思いながら、唇どうしが触れた。 - 8二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:41:31
咲季さんとキスをした瞬間、心臓の鼓動はより激しく高鳴った。合っているかどうかも分からないキスが十秒くらい続くと咲季さんは触れ合っていた唇を外し、こちらと少し離れるようと前に押した。
咲季「はい、終わり。これで満足でしょ」
学P「あの、咲季さん実は」
咲季「なによ。これだけで満足しないわけ?」
学P「そうではなく、キスはキスと言ってもフレンチキスをしないといけなくて」
咲季「……フレンチキス」
学P「しかもdice1d180=9 (9) 秒しないと効力がないみたいで」
咲季「……!!そう言う事は早くにいいなさいよ!!」
- 9二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 01:08:01
何故っっっ何故最大値を引かなかった!!!
- 10二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 01:21:43
再び、キスをする事になった。キスと言ってもフレンチキス。互いの舌をいれ合う大人のキス。
咲季「優しくしなさいよね」
赤面した顔を見られないように下を向いていた咲季さんは可愛らしい顔を上げ、前と同じように目を瞑る。今度は緊張しているのか瞼がプルプルと震えている。
勿論、こちらも緊張している。先ほどとは違い心臓の鼓動が聞こえるほどに興奮と緊張が入り乱れている。
前と同じように肩に手を置き、顔を近づけキスをする。
ピタリとくっつけた唇によそよそしく不慣れに舌を出して咲季さんの唇を開けていく。ゆっくりと開けられた口の中に入り咲季さんの舌を触り絡み合っていく。
初めての体験に頭の中は真っ白だ。ただ本能的に不慣れな行動を遂行する。
苦しくなり離れようと唇を離そうとする咲季さんに自分の本能が咄嗟に手で無理矢理こちらに引き寄せてキスを続行する。それに負けじと咲季さんも私の舌を激しく絡め合う。
静寂で二人しかない部屋の中で粘膜どうしが混ざり合う音だけが響き、それが余計に興奮を誘う。
何秒たったのだろうか。ただ確信的に言えるのは絶対に9秒以上は経っているはずだ。
気持ちが落ち着き、お互いの口が離れる。さっきまで絡み合っていた口の中の粘液がお互いの口から垂れた。
はぁはぁはぁ、と呼吸を刻みながら冷静さを取り戻すと咲季さんは涙ながら私を睨みつけると私の頬に強烈なビンタをお見舞いした。
学P「いたたた」
あまりの痛みに椅子に座りこむと、そのまま何も言わずに咲季さんは部屋から出て行った。
自分はビンタの痛みで冷静さを取り戻すとあの時の僅かな興奮とやってしまったという強い後悔が押し寄せてきた。これからどのような顔をして咲季さんに会えば良いのだろうか?
一部の不安を残したまま学Pは延命に成功した。 - 11二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 01:22:31
いうて9秒のディープキスって勃起するのには十分だよ
- 12二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 01:29:39
文字だけなのにえっちだ...
- 13二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 01:50:43
とてもよい
- 14二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 11:47:39
ほ
- 15二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 13:03:14
翌日、私は咲季さんに謝りに行った。
学P「すみません!貴方の気持ちを無視して強引にキスをしてしまって。身勝手だと思いますがどうか許して下さい」
咲季「私が了承した事だからPの行為に免じて許してあげるわよ。それに私の方こそいきなりPを叩いてしまってごめんなさい」
学P「謝らないで下さい。私の身勝手で引き起こした事ですから」
咲季「そう、ならこれでおあいこね」
学P「はい、おあいこですね。……話は変わりますけど、昨日と同じようにキスをしても良いですか?」
咲季「良いわよ。けれど2つだけ条件があるわ」
そう言って手持ちのスマホを出してストップウォッチのアプリを開く。
咲季「まず一つ目はこのタイマーが9秒切ったらキスは止める。そして二つ目はこのキスは医療行為として考えること。その条件がのめるなら私とキスをしても良いわよ」
学P「はい、その条件ならお願いします」
そうしてその条件で合意した後、私は咲季さんとフレンチキスをする。昨日と同じ様に胸が高鳴り始める。柔らかい唇の感触も昨日とは何も変わらない。
ただ昨日と違うのはキスの長さとこのキスは医療行為だと言う認識だけだ。
きっとこの制約がないと私の理性は歯止めがかからなかっただろう。それくらい咲季さんとのキスは魅力的であった - 16二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 13:04:30
一人称私学Pいつ見てもエアプって分かっておもろい
- 17二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 20:59:01
保守
- 18二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 21:45:11
条件付きになってからの初めてのキスでは咲季さんがとても積極的であった。唇が触れ合い、咲季さんの舌が私の口の中を支配する。こちらからリードする事もなくただ一方的に為されるまま舌を絡ませた。男らしくはない事をしてしまった情けなさよりも、キスによる大量の興奮と幸福感が頭の中を支配していた。あと何秒ぐらいこれを味わえるのだろうか。そんな事を考えているとタイマーのアラームが鳴る。
咲季さんは舌を絡めるのを止め、顔を遠ざける。今回も私と咲季さんの混ざり合った唾液が口から垂れた。
キスが終わり、どうしようもない虚無感に襲われると、再びキスをしようと咲季さんの顔に近づく。
けれど咲季さんは人差し指で私の唇を抑えて制止させた。
「もうダメよ。9秒が経ってしまったから明日までキスはおあずけよ」
自分が主導権を握っているのだという勝ち誇った笑顔。
今の表情はどんな時よりも色っぽく、そして今すぐにでも屈服させたいというドス黒い感情を掻き立てるそんな笑顔だった。 - 19二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 22:31:13
それからと言うもの、私と咲季さんは医療行為という名目で毎日キスをしていた。9秒という短い時間であるがそれでも日々の生活が変わるのには充分な時間であった。
お互いに目が合えば、人気のない所に行き二人で体を密着させてキスをし合う。それが学園の中でも外でも、ましてやライブ裏でも欲に飢えた動物のようにお互いの口を貪り合っていた。
そんな事を毎日している所為か、発散することとなく蓄積された高揚はキスで消化するようになり、
初めてと比べてキスの回数がdice1d5=3 (3) +1回するようになった。
そして、自分の中にあるどうしようもない独占欲が剥き出し始めた。
咲季さんがライブで観客に見せる姿を見る度に、今すぐにでも彼女を抱きしめて自分のものだとファンに知らしめたい。咲季さんの体も心も全てを自分色に染め上げたい。そんな醜い感情がキスをする度に心の中を塗り潰されていった。もうそろそろ感情の歯止めが効かなくなる。僅かに残る理性がそう警鐘した。
だが、そんな心配を減らす出来事が起こった。
「え、私の不治の病が治る薬が完成したんですか?」
前に受診した医師からそう聞いた。
これでやっと安心できると自分にとっては喜ばしい事であった。けれどもう咲季さんとはキスができなく事による虚しさも感じた。
対立し合う二つの感情。どちらを取るべきか考えた末にこちらの感情を優先することにした。
そうして私は病気を治る事をdice1d2=2 (2)
1.正直に話した
2.嘘をついた
- 20二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 23:58:17
私の病気が治る事は咲季さんには嘘をついて隠しておくことにした。咲季さんとのこの関係を止めることは今の自分には出来なかった。
今日も咲季さんとキスを行う。きっと明日も、明後日もキスをするのだろう。
身勝手で最低な理由で今日から咲季さんを騙し続ける。こんな事でしか私と咲季さんの関係を繋ぎ止めておけないのだから……
bat end - 21二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 00:59:53
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- 22二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 02:08:30
コウモリエンドで草