【トレウマ SS】トレ吸い──ツルマルツヨシの場合　ツルマルツヨシ

1◆iGjCJthFblL725/05/11(日) 01:04:20

「トレーナーさん！」

　トレーナーさんの自室で私は腕を広げ、ソファに座る彼の返事を待つ。

「おいで、ツヨシ」
「はい！」

　私は広げられた彼の腕の中に入りそのまま彼を思いっきり抱きしめ、彼の首筋に顔を埋め深呼吸する。

「ぅんん……はぁ、好きですトレーナーさん」
「俺も好きだよツヨシ」

　思いの丈を晒し合い、トレーナーさんと通じあって以降私は前にも増してトレーナーさんに対し〝甘え癖〟が出来てしまいました。

2◆iGjCJthFblL725/05/11(日) 01:04:30

「トレーナーさんの匂いってなんでこんなにも安心するんでしょう……癖になっちゃいます」
「ははっ気持ちは分かるよ、俺もツヨシの匂い好きだし」
「今度トレーナーさんがよく着てるジャケット借りてお昼寝したいです、きっと良い夢が見れると思うので」
「誰かに見られたら変な噂がたちかねないからダメです」
「分かりました、しょうがないので添い寝で手を打ちます」
「なんで要求のランクが上がってるの……この部屋でならな」
「トレーナーさん大好き！」

　抱きしめる力を一層込め体を密着させ、彼を強く強く感じる。こうやって彼に甘える度、いつも私はもう彼無しじゃ生きられないのだと思い知らされてしまう。

「トレーナーさん……」
「なんだいツヨシ」

　ずっと私の隣で支えてくれて、私を真正面から見つめてくれて、私の背中を押し続けてくれる。こんな人と出会ったら、心が奪われるのは当然じゃないかと思ってしまう。

「いえ……これからもよろしくお願いします」
「改まってどうした」
「言いたくなったんですよ」
「そっか、なら俺もこれからもよろしくなツヨシ」
「はい！」

　願わくば終わるその時まで、ずっと一緒に彼と想いあいたい。

3◆iGjCJthFblL725/05/11(日) 01:04:40

終わり

4◆iGjCJthFblL725/05/11(日) 01:05:57

前回

【1レス SS トレウマ】トレ吸い──スピードシンボリの場合｜あにまん掲示板　トレーナーの自室にて、俺は彼の服の袖を摘みながら甘えようとしていた。「トレーナー……ごめん」「いいよ、謝らないで」　俺は自分のトレーナーに〝お願い〟すると、彼は腕を広げてくれる。そこに俺は身をあずけ…bbs.animanch.com

5◆iGjCJthFblL725/05/11(日) 01:06:13

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#24 トレ吸い──ツルマルツヨシの場合 | ツルマルツヨシのトレウマ - kaiougaゴールドの小説 - pixiv「トレーナーさん！」トレーナーさんの自室で私は腕を広げ、ソファに座る彼の返事を待つ。「おいで、ツヨシ」「はい！」私は広げられた彼の腕の中に入りそのまま彼を思いっきり抱きしめ、彼の首筋に顔を埋め深呼吸する。「ぅんん……はぁ、好きですトレーナーさん」「俺も好きだよツヨシ」 ...www.pixiv.net