【再建】AIが考えたイナズマイレブンGO4

  • 1二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 16:53:13

    謎のホスト規制ですが頑張ります。
    見ている人がいたら保守お願いします。

    リオン「ああ、少し気晴らしにここまで練習しに来たんだ。」

    天馬「へぇー実は俺もそうなんだ。なんだかいよいよ世界を目前にすると緊張しちゃって……」

    リオン「それなら緊張する必要は無い。俺たちが勝利するからだ。」

    天馬「そんなことないよ!」

    思わず天馬は声を荒らげる。

    天馬「勝負はやってみなきゃ分からない!違うか!?」

    リオン「…………違うね。サッカーとは戦略だ。俺たちの国がそうやって発展したようにな。真の勝者とは勝負の前に既に勝利が決まった戦略を立てるんだ。サッカーはそのための過程だ。」

    天馬「!!……違う!サッカーは戦略だけで語れるものなんかじゃない!気持ちや想いを乗せて語ればサッカーも応えるように変わっていくんだ!」

    リオン「わけのわからないことを……ではそんな気持ちや想いではどうにもならないことがあるということを見せてやる!」

  • 2二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 16:54:05
  • 3二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 16:57:56

    ここまでのまとめ

    代表メンバー
    松風 天馬(MF)
    剣城 京介(FW
    神童 拓人(MF)
    霧野 蘭丸(DF)
    西園 信助(GK)
    狩屋マサキ(DF)
    影山輝(MF)
    白竜(FW)
    伊吹宗政(GK)(アジア予選で負傷し離脱)

    新キャラ
    日向 迅(MF):新世代のスピードスター。光のような速攻を仕掛ける。少し性格が悪い。天馬とよく絡む

    氷室 碧(DF):氷のような冷静さと読みでボールを奪う。自分のミスでチームが危機になることを恐れる

    如月 凛(FW):男子に勝って当然という徹底的な実力主義の価値観を持つ女性選手。白竜や剣城と張り合っている

  • 4二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 16:59:31

    追記
    監督は紫城監督という新キャラ
    久遠監督をさらにポエマーにしたみたいな言葉回しをする
    天馬にメンバー選出や指示出しもさせた
    無茶がすぎる

  • 5二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 17:01:08

    このレスは削除されています

  • 6二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 17:02:15

    ラスボスチーム:イタリア代表「オルフェウス・レガリア」
    監督:フィディオ・アルデナ
    元オルフェウスの司令塔。10年の歳月を経て、選手から監督に転身。ルシェの才能にかつての自分以上の何かを感じており、「理想のサッカー」の完成を目指している。チームに対しては時に厳しく時に優しく時にめちゃくちゃなことをする。その姿はかつてのあの監督を想起させる

    キャプテン
    ルシェ(現在名:ルミナ・ルシェリア)
    ポジション:MF/FW(トータルプレイヤー)
    特徴:美貌とカリスマを備えた若き王女。常に冷静で言葉少なめ。10年前の無邪気な姿から一転し、感情を見せない完璧主義者になった。だがうちに眠る魂はかつての恩師に追いつかんと必死である

  • 7二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 17:02:57

    イナズマイレブンGO4 レボリューション/リバース

    グランドセレスタ・ギャラクシーから1年。
    天馬たちが地球を救った激闘はすでに伝説となり、世界は再び地球規模のサッカーへと歩を進めていた。各国で「次世代サッカー」への進化が進む中、ある国際大会の発表が人々の注目を集める。
    国際サッカー連盟(WISA)が主催する新たな世界大会――その名も「グローバル・フューチャー・カップ(GFC)」。この大会は、過去の栄光や国の強さに頼らず、“本当に未来を創るサッカー”を体現するチームを決めるという理念のもとに発足された。世界各国が参加し、世界を巻き込むサッカーの革命、再誕が始まる。

    これが本当のあらすじだ

  • 8二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 17:04:16

    そしてこれがAIが考えたルシェのイメージらしい

  • 9二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 17:04:46

    そして第2案がこれらしい

  • 10二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 17:05:28

    対戦したチームはまた少し後にまとめて続き載せときます。

  • 11二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 17:22:42

    とりあえず続き載せときますね。

    リオン「ちょうどフィールドがある。お互いボールを奪い合って先にシュートを決めた方が勝ちだ。」

    天馬「ああ望む所だ!」

    こうして2人のサッカーバトルが始まった。

    天馬「よし!」

    ボールを最初に奪ったのは天馬だ。しかし……

    リオン「ふっ!」
    天馬「!!」

    リオンにすぐさま奪い返されてしまった。

    天馬「させるか!……!!」

    ボールを取り返そうとする天馬。しかしリオンの力強くもしなやかなボール捌きによりそれを阻止された。

    リオン「焦ってきたか?それも当然読んでいる!焦ったきみは……」

    天馬「っ……ワンダートラップZ!」
    リオン「技を使う!そして!」
    天馬「ゴッド……」

    リオン「シュートを打つ!マーライオンブレイズ!」

    天馬「ウィンド!」

  • 12二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 18:19:39

    スレ落ち時間見落としててすまん

    そういや優れた司令塔のいるチームは試合の前に勝っているって影山も言ってたな…あいつの場合は場外戦闘もしてたけど

  • 13二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 18:31:37

    天馬「くっ……力が入らない……」

    リオン「きみの技は一気に貯めて放つ、その瞬間を狙えば阻止できるっ!!」

    天馬「うわあああ!?」

    ゴッドウィンドは競り負けてマーライオンブレイズがそのままゴールに入る。
    サッカーバトルは天馬の敗北に終わった。

    天馬「なっなんてパワー……いやそれだけじゃないスピードもテクニックも……」

    リオン「これでわかっただろう?きみたちは俺たちに勝てない。サッカーはこうして勝つためにあるんだ!」

    天馬「……だったらなんでこんなところまで来て練習をしていたんだ!」

    リオン「?」

    天馬「シュートを打つのを見て受けて見て感じたよ!リオンはサッカーが楽しいから世界をめざしたんじゃないの!?サッカーが上手くなりたいから1人でも練習してたんじゃないの!うっ」

    リオン「…………シュートを受けたばかりだ、変に動かして試合までに怪我をするんじゃあないぞ。」

    天馬「待って……」

    しかし天馬はそのまま転んでしまい、その隙にリオンは立ち去った。

    天馬「はあ……はあ……あれがシンガポールのキャプテン……ははは……」

    仰向けに寝転がり天馬は空を仰ぎ見る

  • 14二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 21:37:32

    リオン「戻った。」

    シャーリー「おかえりキャプテン。」

    アリフ「随分と遅かったじゃないの。何してたん?」

    リオン「ああ、日本のキャプテンと少しサッカー対決をした。」

    アリフ「ええ?宣戦布告?」

    シャーリー「それで勝ったの?」

    シュートとシュートがぶつかった右脚を見つめながらリオンは答える。

    リオン「勝ったさ、だが実際に見た所戦略を組み直す必要がありそうだ。今のままでは確実な勝利に繋がらない。」

    アリフ「まあ、リオンがそう言うなら俺達も付き合うぜ。」

    ヴィナイ「了解だ……」

    リオン(このままでは確実な勝利にはならない……なぜそう思わせる?そして松風天馬と言うやつの声がチラつく…………俺は、俺は国の誇りを背負っているんだ!楽しむなどあってはならない!)

  • 15二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 22:03:06

    【2】特訓:天まで舞い上がれ イナズマジャパン

    天馬「ゴッドウィンド!」
    信介「ぎんがロケット!」

    信介のキーパー技は天馬の強力なシュート技ゴッドウィンドを止めて見せた。

    天馬「流石だ信介!だったら次はこの新技だ!」

    葵「天馬ったら随分と気合いが入ってますね。」

    霧野「言われてみればな。いつもより力強いというか……キレがある。よく見て気がついたな。」

    狩野「いつもあんな感じじゃあないですかね。」

    葵「そう?天馬って結構わかりやすいよ。」

    霧野「はあ……あ」

    天馬「っうわあ!?……いてて」

    新技を放とうとする天馬は勢いに負けてそのまま激しく転倒してしまう。

    葵「天馬!大丈夫!?」

    天馬「葵、平気さこのくらい!」

    葵「いいから、怪我してないか見せてよ!うわっ重い!」

    ずしりと感じた天馬の体にはかなりの重量をつけていたのだ。

  • 16二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 23:48:39

    霧野「こんなのをつけて特訓していたのか」

    天馬「はい、なんだか負けてられないなって……俺、昨日対戦相手のキャプテンとサッカーバトルをしたんです。」

    葵「ええ!?」

    信介「それで結果はどうだったの?」

    天馬「俺が負けた。凄く強かった、だから試合の時には絶対に勝ちたいなって思ったらじっとしてられなくて……」

    霧野「だからってこんなやり方じゃかえって怪我するぞ。現に転んだしな。」

    天馬「だけど……相手の……リオンのシュートと俺のシュートが重なった時感じたんです。なにか自分の中で新しくなれる何かが。俺のサッカーにまだ足りない何かが……」

    霧野「そういうことなら俺達ももっと頼るんだ。いい特訓方法がある。影山!」

    天馬「いい特訓方法……」

    霧野たちは影山も呼ぶとシュート体勢に入る。

    霧野「天馬!俺たちがシュートを撃つ!それを新必殺技で蹴り返すんだ!技と技が重なる瞬間に感じたのならその中に必ず答えはあるはずだ!」

    天馬「霧野先輩……はい!」

    影山「いくよ!こうていペンギン!」

    狩屋 霧野「「2号!!」」

  • 17二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 02:55:05

    霧野先輩のアドバイスめっちゃいいな
    あとごめん、信介じゃなくて信助だからそこは修正頼む

  • 18二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 08:54:22

    期待

  • 19二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 09:38:13

    天馬「真 マッハウィンド!うぉおおお!」

    こうていペンギン2号を天馬は真 マッハウィンドで蹴り返した。

    信助「いくよ!ぶっとびジャンプ!」

    天馬「来い!」

    こうしてひたすらシュートとシュートをぶつけ合う特訓を天馬は続けていく。時に競り負け、時に空振り……そして……

    影山 信助「「ツインブースト!」」

    天馬「段々とわかってきたぞ……ただ真正面から蹴り返しているだけじゃダメだ……リオンもタイミングや角度を図っていたんだ。だから俺が勝つにはこう!」

    葵「!!」

    蹴ったボールは激しい回転数を持ちながら渦を巻きながら上昇した。そのボールは練習場の正面にまで突き刺さるほどの威力を保ち続けた。

    天馬「こ……この感じだ。これをシュートに出来れば……もっとやりましょう!」

    そして一方その頃、如月は……

    如月「はああああ!……うっ!」
    白竜「全然ダメだ!その程度で化身を扱えると思うな!」

    日向「手厳しいな白竜さん。」
    剣城「あいつはこのチームの化身使いの中では練度は特段上だ。白竜に任せるのが1番だろう。」

    リバース・ギャラクシーとの試合で化身を発動させた如月だがあっという間に体力を使い切り倒れてしまった。次に備え化身を扱えるように特訓していたのだ。

  • 20二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 16:18:22

    白竜「この程度の化身を扱えない者がイナズマジャパンだと!?」

    如月「言わせておけばあぁぁ〜……男だからって調子に乗るんじゃあないわよ!!」

    日向「出た!」

    如月「月影の女神 アルテミス!」

    感情に触発されて如月の化身アルテミスが完全に姿を現した。

    白竜「……やれば出来るじゃあないか。だがまだ甘い!化身とは己が心に宿る魂の強さの象徴!使えて当然と思え!」

    如月「言われなくても!」

    日向「俺も混ざってみようかな……」

    剣城「いいや、お前は別だ。」

    日向「なに?」

    剣城「お前のスピードは中々のものだ。だが化身を出し抜けるほどでは無い。このイナズマジャパンには化身を持たずともそれに匹敵する力を持つものがいるが……お前はどうだ?」

    日向「……いいぜ剣城さん、あんたからボールを奪ってやる!」

    剣城「当然だ。剣聖 ランスロット!化身を使った俺の動きについて見せろ!」

  • 21二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 19:12:12

    ギャラクシーの時も思ったけど剣城って結構面倒見いいよな
    白竜も楽しそうで何より

  • 22二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 20:42:54

    剣城は化身でさらに向上したボール捌きで日向を軽くあしらう。

    日向「……この!」

    剣城「!!」

    日向「はっ!どうよ!」

    剣城「油断をするな!」

    日向はどうにかボールを奪ったがすぐさま剣城に取り返される。

    日向「たあああっ!」

    剣城「(また掠めた……まさかこいつ…やはりそうだ動体視力で追いついているのか)」

    日向「逃がすか!」

    剣城「アームド!」

    そう叫ぶと剣城のランスロットは剣城の体を包む鎧へと変化する。

    日向「化身アームド!?」

    剣城「次はこの俺から奪ってみせろ!」

    日向「っ……」

  • 23二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 22:02:10

    このレスは削除されています

  • 24二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 23:50:17

    さらに別の場所では

    神童「氷室、DFとしてこの必殺タクティクスをどう思う。」

    見せた映像は次の対戦国、シンガポールの代表イレブン「レオストライカーズ」の必殺タクティクス「シティフォートレス」だ。

    氷室「……強力なDFの固め方ですね。一気に動いて立ち塞がって動きを封じる、確実に動きが止まった瞬間を狙ってボールを奪い取る。」

    神童「これを崩すための必殺タクティクスの要をまかせたい。」

    氷室「え?俺が?」

    神童「ああ」

    そして……日にちは過ぎていき……

    リオン「完成だ……これが俺たちの新たなる必殺タクティクスだ。」

    アリフ「でリオン?勝算は?」

    リオン「無論、俺たちの勝ちだ。」

    ついにアジア予選決勝の日になった。

  • 25二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 00:01:45

    天馬「でやっ!……くっ!まだダメだ!」

    新必殺技、しかしそのシュートは真っ直ぐには飛ばず激しい回転数を持ちながら上昇するのには変わりなかった。

    葵「天馬!時間だよ!」

    天馬「!!……わかった!……ついに完成しなかった……けど試合でなんとかしてみせる!」

    この日の試合は日本中、いやアジアの国々が注目していた。会場は超満員、多くの人々が相対するふたつのチームの勇姿を見届けんと集ったのだ。

    天馬「いよいよか……負けないぞ!」

    「よお!皆!」

    信助「あれ?あっー!」

    天馬「えっ円堂監督!?」

    円堂「俺だけじゃないぞ、ほら」

    鬼道「俺達もその戦いを見届けさせて貰うぞ。」

    豪炎寺「本当のサッカーが戻った今、イナズマジャパンが再び本当の意味で世界に舞い上がれるか、それを俺達にも見せてくれ。」

    天馬「鬼道さんに……」
    剣城「豪炎寺さん……」

    円堂「いいか!どんな相手でもドーンとぶつかって!最後まで全力で戦うんだ!」

    「「「はい!」」」

  • 26二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 07:32:11

    本日予定が詰まっており更新遅くなります。
    希望する試合展開などある場合は書き込んでくれれば随時AIに反映させます

  • 27二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 11:30:14

    円堂たちの激励を胸にイナズマジャパンはアジア予選決勝戦にいよいよ挑む……

    【3】前半戦:誉高き獅子たち

    リオン「来たか……イナズマジャパン、そして
    松風天馬……」

    天馬「リオン……」

    二人の間には緊張した空気が流れる。

    リオン「サッカーは自由などでは無い、俺のサッカーは戦略、計算による勝利が全てなんだ。天馬、君のやり方を俺は否定する。」

    天馬「そんなことない!サッカーは仲間と一緒に戦ってぶつかって未来を切り開く!戦略や計算だけでは語れない!」

    リオン「情熱で勝てるほど俺たちのサッカーは甘くない。」

    天馬「ああ、わかってる。対決した時からそう思ってた。だから俺達も特訓をしてきた!負けないぞ!」

    リオン「そうか、楽しみだ。」

    そしてにイナズマジャパンからのキックオフで試合は始まる。

  • 28二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 11:48:46

    剣城「日向!」

    早速マークされていた剣城は日向にパスを渡す。

    アリフ「させないよ!」

    日向「ちっ……」

    アリフ「さあ、この俺のシュートをを止められるか!?」

    ボールをカットしたアリフはイナズマジャパン側に切り込む。

    アリフ「くらえ!タワーブレイズ!」

    高層ビルから蹴り落とすかのようなオーバーヘッドキックによるロングシュートが炸裂する

    井吹「来るか……!!」

    狩屋「させるか!」

    強烈な必殺シュートが迫る中、狩屋が前に出る。

    狩屋「バンテージホールド!」

    繰り出された布が必殺シュートを包み込み威力を殺してゆく。

  • 29二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 18:07:05

    アリフ「ええ?」

    狩屋「やっ!」

    ボールは神童に渡される。

    神童「まずはこれが通じるかだ!神のタクトFI!霧野!」

    霧野「おお!」

    神童「影山!日向に繋ぐんだ!」

    影山はボールをキープして日向にダイレクトに繋げてゆく。

    日向「トロいんだよ!」

    リオン「!!」

    シャーリー「わっ!?抜かれた!?」

    日向のスピードは前の試合と比べて遥かに上がっていた。その動体視力も向上したのか未来が見えているかのように次々とDFの間を抜けていく。

    日向「ライトニングチェイサー!」

    リオン「止めろ!ヴィナイ」

    ヴィナイ「任せろ!アースシェイカー!ぬおおおお!」

    激しい高速振動と共にライトニングチェイサーは止まる。先制点にはならなかった。

  • 30二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 18:25:35

    日向「!!」

    ヴィナイ「この程度で俺の要塞は崩せん。リオン!」

    リオン「今のでわかった、日本は俺たちの技術が十分に通用する相手だ。始めるぞ!」

    シャーリー「あれだね」

    アリフ「あれだな!」

    神童「来るぞ!備えろ!」

    リオン「必殺タクティクス!ライオンズ・オーケストラ!」

    ボールはチームに次々とパスを私前線に上がっていく。

    天馬「行かせない!」
    シャーリー「アリフ!」
    アリフ「穴だらけだぜDF!」

    神童「しまった!くっ……守備に穴を作られた!」

    リオン「はああ!マーライオンブレイズ!」

    井吹「止めてやる!ゲキリンダンク 改!どわっ!」

    至近距離のシュートの威力に競り負け井吹は自らもろともゴールに叩き込まれ先制点を奪われた。
    0-1
    レオストライカーズの先制だ。

  • 31二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 23:19:28

    神童「なんて速度の速さだ……完全にこっちの動きが読まれていた。」

    リオンは読んでいたと言わんばかりの不敵な笑みを浮かべてポジションに戻る。

    天馬「まだまだ!1点だ!巻き返すぞ!」

    神童「(だがこちら側の攻勢は確実に止められた。完全に牽制された……)」

    そしてイナズマジャパンはボールを蹴り進める。

    天馬「技まだ未完成……だったら!ゴッドウィンド!」

    シャーリー「ガーデンウォール!……っぅうううう!やっ!」

    天馬「止めた!?」

    シャーリー「アリフ!」

    神童「これ以上流れを持っていかせるか!」

    天馬「神童さん!」

    神童「ここで流れを変える!奏者マエストロ!ハーモニクス!」

    流れを持っていかれまいと神童は化身シュートを放つ。だが……

    ヴィナイ「不動のティターン!おおお!」

    GKのヴィナイに軽々とキャッチされてしまう。

  • 32二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 23:36:27

    神童「…………」

    氷室「神童さん。」

    神童「氷室、新タクティクスをやるぞ!」

    氷室「今?」

    神童「おそらく敵の新タクティクスに対抗できるのはこのタクティクスだけだ。」

    そしてレオストライカーズが再び攻撃に回る。

    リオン「ライオンズ・オーケストラ!」

    リオンの指揮の元再び必殺タクティクスが展開される。

    神童「皆、ボールでは無い!他の選手をもっと優先するんだ!」

    影山「はい!」
    リオン「無駄だ!ワイルドロード!」
    影山「うわああ!」
    リオン「決めろ!」

    神童「くっ……」

    アリフ「へっ!うぉおおお〜!大富豪 アリバ ゴールドウェイブ!」

    井吹「!? ぐわっ!?」

    アリフの鋭いシュートが炸裂。得点を許してしまう。スコアは0-2

  • 33二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 23:56:46

    神童「やはりまだ咄嗟にはできないか……」

    そしてここで前半終了のホイッスルが鳴る。

    【4】ハーフタイム

    霧野「くそ……なかなか攻めきれないな。あのGKを破らない限りこちらも勢いづかせるのは難しいぞ。」

    神童「後半はもっと攻めていこう、剣城、白竜、如月。任せたぞ。」

    剣城「はい」
    白竜「当然だ。」
    如月「……」

    霧野「しかしあの相手のキャプテンからボールを奪うのは至難の業だぞ。個人技においてもチーム連携においてもこちらより上だ。」

    天馬「俺にやらせてください。俺、一度リオンと少しだけどサッカーをしました。だからどう動いていくか……何となくわかる気がするんです。」

    神童「天馬……わかった。キャプテンの攻略はお前に任せる。……あとはみんな聞いてくれ、あの必殺タクティクスへの対抗策についてだ……」

    そしてイナズマジャパンが劣勢の後半戦が始まろうとする……

  • 34二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 00:00:59

    ここまでが前半戦です。
    必殺タクティクスに関してはネーミングセンスが壊滅的になっているので対抗するための必殺タクティクスの名前とかも随時募集しています。
    AIは基本的に馬鹿みたいに長くしがち

    そしてこれはおまけのAIに作らせたリオンのイメージ像
    もう少し大人らしさを足せばそれらしくなるかも

  • 35二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 03:13:47

    >>34

    正統派ライバルなビジュアルでいいね!これはリーダシップありそう。チームメイトもリオンが言うならとなる訳だ

    あと前スレで設定出た時書き込みそびれたんだが化身が獅子王だと獅子王アリオスと被るからもし使うならそこは変えたいかも

    アニメ未登場の化身や技もある以上突っ込みすぎもよくないかもしれないけど…


    タクティクス名はせっかく神童がいるんだからオーケストラに対抗してコンチェルトとか?これだけだと物足りないから何か足したいけど今はちょっと思いつかないや

  • 36二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 07:01:59

    リオン「より確実な勝利にするために後半は守備に力を入れる。」

    アリフ「えー……もっと攻めようぜ!!」

    リオン「ダメだ。隙を見せれば一気に崩れさる可能性すらあるんだ。」

    アリフ「へいへい……」

    そして後半戦のキックオフだ。

    白竜「やはり守りに徹するか、だが崩しがいがある!いくぞ!」

    リオン「通すか!」
    白竜「ふっ遅い!」
    リオン「!!」

    天馬「凄い……さすが白竜だ、リオンを突破した!」

    力強くも正確なボールコントロール、そしてフェイントを活かして白竜はリオンを突破する。

    白竜「これを受けてみるがいい!ドラゴン……ブラスター!」

    シャーリー「ガーデン……きゃー!」

    ヴィナイ「ザ・フォートレス!くぉぉおおおお!」

    ガーデンウォールで威力をダウンさせた必殺シュートをヴィナイはキャッチする。

    神童「来るぞ!」

  • 37二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 14:03:19

    イナズマジャパンたちとは前とは違う体制を取る。
    神童「必殺タクティクス!ストラテジック コンチェルト!」
    リオン「!!」

    氷室「取れた!」

    神童「(そっちがメロディのようなラインに沿うなら俺達もそこに乗させてもらう!)そのまま繋げ!」

    シャーリー「ガーデン きゃっ!?」
    狩屋「バンテージホールド!」

    天馬「決める!うぉおおお!!!」
    リオン「させるか!マーライオンブレイズ!」

    試合前のサッカーバトルの時のように2人の必殺技が激突する。

    リオン「!?……押されている、きみの攻略法がもう通じないのか!?」

    天馬「リオンに負けて俺すごく悔しかったんだ……だから特訓したんだ。俺のサッカーが負けるなって言うから!うぉぉぉ!……うわあ!?」
    リオン「ああっ!?」

    蹴り合う互角の力によってお互いの必殺技は弾かれる、だがボールはまだ生きていた。

    白竜「スプリントワープG2!……いけ!」

    如月「月影の女神 アルテミス」
    アリフ「大富豪 アリバ! ぐわあああ!?」

    リオン「アリフ!」

  • 38二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 19:19:13

    天馬もまた戦う度に強くなってくんだなあ…
    俺のサッカーが負けるなって言う、滅茶苦茶天馬っぽい

  • 39二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 20:14:21

    完成されしアルテミスの力は軽々とアリバを捩じ伏せてみせた。

    如月「ムーンヘイローアロー!」

    ヴィナイ「不動のティターン!ガイアウォール……ぬわあああ!?」

    ムーンヘイローアローがヴィナイの技を打ち破る。
    1-2
    まずは一点、イナズマジャパン反撃の一手となった。

    リオン「ここで引き離す!マーライオンブレイズ!」

    レオストライカーズからのキックオフで再び試合開始、早々にイナズマジャパン陣営にリオンは切り込む。

    氷室「フロストバインド!」
    狩屋「ハンターズネット V4!」

    井吹「入れさせるか!ビーストガーディアン!ぬおおああああ!」

    リオン「!!」

    井吹のビーストガーディアンがこれをがっちりと受け止めた。

    井吹「いけ!」

    ボールは日向まで届き、イナズマジャパンが攻撃に転じる。

  • 40二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 20:47:55

    シャーリー「通さないよ!森の精霊 アルラウネ!パワーオブグロウ!」

    シャーリーの化身、アルラウネの木の根で縛りあげんとするディフェンスをみせる

    日向「ちぃ」

    シャーリー「あ!?」

    しかしその必殺技が襲うより前に日向はそれを掻い潜る。目にも止まらぬ閃光のように

    ヴィナイ「来い!」

    日向「へっ……影山先輩!」

    ヴィナイ「なにっ!?」

    影山「エクテンドゾーンV3!」

    2-2
    イナズマジャパンが同点に追いついた。

  • 41二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 22:38:35

    アリフ「追いつかれちまったな……どうする?」

    リオンの頭の中で天馬の声がよぎる「やってみなければわからない」と。

    リオン「俺の化身で変えてみせる。」

    アリフ「ええ?」

    シャーリー「でもリオン、あなた体力的に化身が難しいって。」

    リオン「俺たちの戦略を上回られたんだ。まだ相手が知らない力なら突破できるはずだ。俺はシュートに集中する。皆は俺にボールを集めてくれ!」

    そしてレオストライカーズの反撃が始まる。

    神童「ディフューズコード!」

    アリフ「ぐわっ!?」

    シャーリー「ガーデンウォール!」

    神童「なにっ!?」

    そしてリオンは大きく前線に上がる。

    リオン「いくぞ!これが俺の化身だ!はあああああ!」

    「光の獅子 ガレオン!」

    白竜「なっなんだこの化身は!?」
    天馬「でっでかい!」

  • 42二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 23:18:12

    リオンの化身は生まれ故郷の徹底的なサッカー教育の賜物と言える。
    完璧な教育、完璧な戦術、その中で特筆すべき力を有していたのがリオンだ。
    まだ未完成で長時間の維持が困難な巨大な化身ながらも代表に選ばれるほどの力を有していたのだ。

    霧野「止めるぞ!戦騎姫ブリュンヒルデ!」
    氷室「氷獣 フロストバイト!」

    リオン「!!」

    霧野 氷室「「うわああ!?」」

    しかしガレオンの咆哮で2人の化身は瞬く間に消し飛ばされてしまった。

    リオン「急ぐか!はあああ!」

    「グランド デル・ソル」

    狩屋「バンテージホールド!うわっ!?」

    井吹「ビーストガーディアン!……ぐわあああ!?」

    2-3
    井吹の強力なキーパー技も軽々と打ち破らてしまい巻き返しを許してしまった。

    紫城「!! 西園、アップを始めておけ……」

    信助「はっ……はい!」

  • 43二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 23:40:34

    井吹「くそ……しくじった……」

    天馬「井吹……手を怪我したの?」

    井吹「このくらい……と言いたいがこんなのでプレーを続けたら鉄角辺りにドヤされそうだ……」

    紫城「井吹、西園と交代だ。」

    リオンの化身、ガレオンの超絶シュートをモロに受けた井吹は手を負傷。信助と後退する形となった。

    リオン「ぜぇ……ぜぇ……」

    アリフ「あがってるぞ……無理に化身を使うなよ。」

    リオン「だが日本の士気を削ぐことはできたはずだ。どんなチームでも想定外は相応のダメージがいくはずだ。守りきって優勢を崩すな!」

    天馬「(すごい……リオンはまだこんな力を持っていたのか……俺のサッカー応えてくれ、どうすれば勝てる?)」

    剣城「白竜!」
    白竜「おう!」

    ボールを受け取った白竜は先陣を切って突撃する。

    白竜「スプリントワープG2!影山!」
    影山「行くぞぉぉぉ!むえいそうは!はっ!」

    剣城「任せろ!デビルバーストGX!でええええぇぇえりゃっ!」

    ヴィナイ「アースシェイカー!うりゃあぁぁぁぁ!」

  • 44二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 01:05:02

    このレスは削除されています

  • 45二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 02:47:20

    いよいよ井吹負傷離脱かあ…
    霧野の化身は戦旗士なので修正お願いします。やっぱ化身ってAIだと難しいのかな

  • 46二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 07:22:35

    >>45

    それは俺が勝手に捏造しまくるAIを強制してる時に誤字ってる感じだね


    ヴィナイは剣城のシュートを弾き飛ばす。


    天馬「まだだ!うぉおおおお!」


    ヴィナイ「ザ・フォートレス!」


    追撃のシュートもヴィナイは止めた。


    剣城「やはり堅牢だな。」


    天馬「でもいい感じだ!このままどんどんいくぞ!」


    剣城「ああ!」


    リオン「何故だ……このチームから動揺が伝わらない……むしろ勢いを増している?」


    そして日本は再び攻撃に移る。


    天馬「はああ!」


    リオン「マーライオンブレイズ!なぜそこまで抗える!?もう残りの試合時間で巻き返せるとでもいうのか!」


    再び2人のシュートが激突する。


    天馬「勝てる!最後のギリギリまで諦めなかった方に勝利の女神は微笑んだ!俺は最後までサッカーをするんだ!づぁっ!」


    リオン「うわっ!?」

  • 47二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 14:19:55

    保守

  • 48二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 18:30:20

    本日諸事情につき更新が難しいのでAIの解像度をあげられるよう努力します

  • 49二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 00:09:41

    打ち上がったボールは激しい竜巻を纏い大きく上昇してゆく。

    霧野「俺たちが補正するぞ!」
    狩屋「決めろ!」

    特訓を見ていた2人は咄嗟に飛び上がり起動を修正する。

    天馬「はあああ!」

    「テンペスト!」

    ヴィナイ「ガイアウォォォォぐわああああ!」

    霧野「やったな天馬!」

    天馬「はい!」

    3-3
    新必殺技「テンペスト」がレオストライカーズの守りを砕いた。

    リオン「くそったれ……俺の想定を遥かに超える……なぜここまで力が上がっていくんだ……!?」

  • 50二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 01:54:23

    (読ませてもらっておきながらだけど技名被りとかってどこまで突っ込んでいい?)
    (既存の技と種類と名前が一緒なのは同一技として見てはいる)

  • 51二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 06:42:20

    >>50

    俺もAIも全てを把握しきれてないから被ってたら次に出る時は変えておく

  • 52二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 09:20:20

    天馬「ワンダートラップZ!」

    リオン「!?」

    天馬「いくぞ日向!」

    日向「おう!」

    「「疾風迅雷!」」

    ヴィナイ「くっ……」

    4-3
    ついにイナズマジャパンの逆転だ。土壇場の逆転に会場は大きく湧いた。

    リオン「彼らがあそこまで強い理由がようやくわかった。」

    シャーリー「?」

    リオン「俺たちのは完璧な計算、戦略に基づいた完璧なサッカー。だが彼らは未完成だ、常に。未完成故に終わりない進化を遂げてゆく。そしてその進化の風を吹かせているのがあの松風天馬だ…………今からでも俺たちは越えられるか?」

    シャーリー「越えられるよ、だって私たちあんなに特訓したじゃない。」

    アリフ「そうそう、楽しくやれてるんだしさ。」

    リオン「お前たち……全員聞け!ここからは計算でも戦略でもない!皆勝利のために全力で戦え!出し惜しみはなしだ!!勝つのは俺たちだ!」

    「「「おおおぉぉぉーー!!」」」

  • 53二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 12:39:53

    >>51

    了解した

    蒼天の覇者玉竜と招雷の青竜の化身技がテンペスト(ドリブル)

    でもまあこれくらいの被りなら気にしなくていい気もする…この化身技使えそうなのミキシ太陽くらいだし

  • 54二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 17:56:40

    レオストライカーズは全員攻撃参加の体勢となる。

    神童「アインザッツG3!」

    シャーリー「!!……アリフ!」

    とっさの機転でシャーリーはアリフへとボールを繋ぐ。

    剣城「させるか!」
    アリフ「トレードボール!」

    カットしたボールをアリフはすかさず取り返してみせた。

    天馬「リオンたちの動きが変わった……リオンもこの試合で進化したんだ……」

    リオン「いくぞ!」
    アリフ「おう!」シャーリー「はい!」

    「「「𝒁𝑬𝑵𝑶レイ!」」」

    ここに来てレオストライカーズは土壇場の中完全に新しい必殺技を生み出した。

    信助「ぎんがロケットG2!!うぉぉおおおお!」

    しかしシュートの威力は最早信助1人で防ぎ切れるものではなかった。しかしここに天馬が駆け込んでくる。

    天馬「魔神ペガサスアーク!」

    ペガサスアークの咆哮と共に天馬もサポートに入った。

  • 55二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 22:30:20

    信助「うぉぉおおおお!……!?」
    天馬「はあああああああ!!……!?」

    「「うわっ!?」」

    決まったかに思えたシュートはバチンと跳ね上がった。
    弾かれたボールはフィールドに落下し跳ねる。
    そのボールをイナズマジャパンもレオストライカーズも追いかける、終わるその時まで死力を尽くすほどに……その時ホイッスルが鳴り響く、試合終了のホイッスルだ。

    天馬「はあ……はあ……勝った……」

    信助「やったああああ!天馬!」

    勝利の喜びのあまり信助は天馬に飛びついてそのまま一緒に倒れてしまった。

    リオン「……負けたか。」

    シャーリー「でも楽しかったじゃないの。今までで1番さ。」

    アリフ「確かに……リオンがあそこまで全力を出し尽くしてるのは初めて見たぜ。」

    ヴィナイ「俺も同意見だ。」

    リオン「俺が……楽しんでいた。お前立ちに俺はそう……見えていたのか……」

    その言葉を否定するものはレオストライカーズにはいなかった。

    天馬「リオン!」

    リオン「天馬か……負けたよ。なあひとつ聞いていいか?」

  • 56二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 22:38:32

    天馬「?」

    リオン「俺のサッカーは喜んでいたのだろうか。俺は今の試合は初めて全ての力を出し切った……なのに勝てなかった。その時から胸に熱い何かがあるんだ……」

    天馬「それはきっと……悔しいんだよ。」

    リオン「悔しい?……俺は悔しい……のか。俺にとってサッカーとは計算と戦略で成り立つものでしか無かったはず……ふっきみの影響で変えられたか……」

    天馬「全力で試合をして楽しんで出し切ったならきっとサッカーも喜んでいるよ!」

    リオン「そうか……それならよかった。負けるなよ、イナズマジャパン、そして松風天馬。きみたちに俺たちの想いを乗せる、だから必ず世界の頂まで羽ばたいてくれ。」

    天馬「リオン……ああ!勿論だ!」

    両チームの選手たちは互いを称え合い、観客からスタンディングオベーションが贈られる。
    アジア代表に選ばれたのは日本、キャプテンの松風天馬が率いるイナズマジャパンだ。

  • 57二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 23:00:06

    世界へ羽ばたけイナズマジャパン!
    【1】それぞれの場所

    そして後日

    紫城「みんなよくやった、次からは本格的に世界を相手にすることになる。日本を出立するまでは暫くは自由行動だ、各自与えられた特訓メニューをこなしつつ準備を怠るな。」

    「「「はい!」」」

    自由行動が与えられたイナズマジャパンの面々はそれぞれ準備を始める。

    神童「井吹……」

    井吹「らしくない顔をするもんじゃないぞ。神童、俺は一度月山国光に戻って特訓のやり直しだ。俺はさらにレベルアップしてイナズマジャパンに戻ってみせるぞ!」

    神童「ああ、必ず戻ってこい。」

    信助「日本のゴールは任せて!井吹の分までもっと頑張るよ!」

    井吹は強烈なシュートを受け止めて負傷してしまい治療に専念するためにやむを得ずイナズマジャパンの離脱が決定していた。

  • 58二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 23:14:35

    狩屋「うう……ちょっと緊張するかも……」

    影山「去年のホーリーロード以上だろうし……」

    葵「天馬も緊張している?」

    天馬「……ちょっとね。」

    雷門中のメンバーは一度学校に戻ることにした。そのことを伝えると様々な面々にあっという間に噂は広まり雷門中だけでなく街全体で出迎えることになったそうだ。

    霧野「!! 見えてきたぞ!」

    到着した雷門中には多くの人が出迎えていた。
    生徒や先生たちだけでなく、稲妻KFCのメンバー、雷々軒の店主のお兄さん、なんと帝国学園の面々までそこにはいた。
    バスを降りるとまずはサッカー部が真っ先に出迎えてくれた。

    一乃 青山「「世界進出!おめでとう!!」」

    速水「本当に、本当に日本が世界に行けるんですね。」

    倉間「けっ!あのメンツで行っているんだ。勝てて当然だろ?」

    浜野「ちゅーか倉間が1番盛りあがってたような……」

    倉間「おい!」

  • 59二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 23:24:42

    音無「皆……初めの頃からは考えられないほどに成長したわね。」

    天馬「音無先生!わわわ!」

    新しく入ってきた後輩に詰め寄られる天馬、これも初めの頃からは想像もできないだろう。

    霧野「?……錦はどこだ?」

    水鳥「それがあのバカ……「イナズマジャパンに恥じないように完璧に仕上げてから向かうぜよ!」とか言って特訓に行ったまま帰ってきながらねえ!」

    神童「ふ……錦らしいな。」

    茜「世界に羽ばたく神サマ……うふふふ」

    彼女のカメラスキルはこの1年でさらに向上していた。

    水鳥「あれ?剣城は?」

    天馬「ああ剣城は優一さん……剣城のお兄さんの所に……」

  • 60二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 03:11:11

    リオンも俺のサッカーになったか…いい影響与えあってるなあ
    補充メンバーで錦来るかと思ったけどどうなる?

  • 61二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 09:08:22

    一方その頃病院では……
    部屋にいるはずの優一を見つけられなかった剣城は中庭まで探しに来ていた。その時遠くから鋭いシュートが飛んでくる。
    剣城「でりゃ!……!!まさかこのシュートは!?」

    そのシュートの威力、そして技は覚えがあるものだった。

    優一「よう、京介」
    剣城「兄さん!?もう歩けるように?」

    優一「一日1回必殺シュートが打てるくらいまでにはな。お前が世界に向かうというのに俺も負けてられないから頑張ったんだ。」

    剣城「兄さん……」

    優一「京介のいるイナズマジャパンが世界一になったとき……その時にまでには必ず治してみせるさ。だから京介、世界で思い切りサッカーをしてくるんだ!」

    剣城「ああ……ああ……約束だ。」

    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    ゴッドエデン
    白竜「如月、お前は学園に戻らないでいいのか?」

    如月「あたしは……いい。それより化身を鍛えたい。白竜のものより更に上になるために。」

    白竜「ふん……生意気な後輩ができたものだ。だがここは化身の特訓においては最適と言えるな。」

    シュウ「!!……白竜、少しぶりかな?君もイナズマジャパンの選手だね。ここに来たってことは……」
    白竜「ああ」

    シュウ「わかった、みんなを呼んで特訓にしよう。」

  • 62二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 13:02:37

    天馬「ただいまー秋ネエ……」

    秋「天馬……お帰り!って随分とボロボロじゃない。」

    葵「天馬ったらもみくちゃにされてたもんね。」

    秋ネエ「ふふふ!何せイナズマジャパンのキャプテンだし当然よね。さあ着替えたら部屋においで!木枯らし荘総員でお祝いよ!」

    天馬「は、はーい……」

    そうして祝いの宴は夜遅くまで続いた。そして次の日……

    天馬「よーし!朝練だ!おはよう葵!」

    葵「おはよう!早いね!」

    天馬「葵だって」

    葵「えへへ、天馬達が頑張ってるんだもん。私達も頑張らないと!今日は私も走るよ!」

    天馬「ああ!」

    休みの期間でも朝からの練習は欠かさない、雷門に入った時からの習慣だ。

    秋「天馬!手紙が来てるわよ!」

  • 63二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 14:05:56

    天馬 葵「「手紙?」」

    秋から渡された手紙には力強い文字で文章が記されていた。

    「河川敷で勝負だっ!!!待ってるぜ!!!」

    天馬「!!」

    葵「一体誰から……」

    天馬「葵、河川敷に行ってみよう。」

    2人は駆け足で河川敷に向かうとそこには意外な人物が待っていた。

    天馬「!!」

    綱海「よう!天馬!」
    天馬「つっ綱海さん!?」

    河川敷で待っていた人物、それは11年前のFFIのイナズマジャパンの元代表メンバーだった綱海条介だった。

    綱海「次は世界なんだってな天馬!」

    天馬「はい!」

    綱海「よーし!なら久々に俺と勝負だ!」

    天馬「!!……やりましょう!」

    綱海「おっしゃあ!いくぜ!」

  • 64二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 18:05:52

    天馬「っ!?」

    綱海「どうしたどうした!?俺からボールを奪ってみろ!」

    荒波を掻い潜るかのような激しいボール捌きから天馬はボールを奪えずにいた。

    綱海「天馬!動きが硬いぜ!世界という荒波に乗るにはもっとノリよく体を動かすんだ!」

    天馬「!!」

    綱海「よし!いいぞ!」

    そして綱海との特訓は数時間にも及んだ。

    天馬「!!……ここだ!」

    綱海「おわっ!」

    天馬「真 マッハウィンド!」

    綱海側のゴールにシュートを決めて数時間にも及ぶサッカーバトルは天馬の勝利となった。

  • 65二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 18:25:06

    誰からの手紙かと思ったら綱海にーにーか!
    そしてさりげなく一緒に走る天葵

  • 66二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 21:57:02

    綱海「いいぞ!天馬……それにしても大きくなったなあ……」

    天馬「綱海にーに……」

    綱海「体も心もな!緊張しすぎるなよ、思いっきりぶつかってこい!」

    天馬「わっ!?」

    わしゃわしゃと綱海は天馬の頭を撫でまくる。

    天馬「ちょっと髪の毛がさらにぐしゃぐしゃに……」

    葵はその光景を見てクスクスと笑っていた。

    天馬「あ、葵……なんで笑ってるの?」

    葵「綱海にーになんて言う天馬初めて見たから」

    天馬「あ……」

    綱海「おいおい恥ずかしがることないぞ天馬!よーしさらに特訓だ!」

    天馬「え……ええ?は、はい!」

    こうしてイナズマジャパンのメンバーは思い思いの休暇を楽しんだ……

  • 67二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:20:32

    そしてその頃……世界各国では……
    アメリカ

    実況「北米代表はアメリカ代表「スターズレジェンド」に決まった!」

    ???「あらら……もう終わりかい?もっと可愛がってやりたかったのに……まあいい……次の舞台を楽しもう……うふふふ……」

    イギリス

    ???「全員集合!これより世界戦に向けた会議を始める!この大会必ず勝つぞ、我ら騎士の誇りにかけて!」

    コトワール

    ???「ゴッドハンドXX!!……いった……今のはどうかしら?ロココ先生!」

    ロココ「まだまだだね……完成させよう。」

    イタリア

    ???「オーディン……ソード!」

    決勝の得点が入りイタリアの世界出場が決まる。

    フィディオ「いいぞ……ルシェ!」

    ルシェ「フィディオ……この試合もあの人は見てくれてるかな?」

    フィディオ「……きっとな。」

    世界にはまだ見ぬ強豪たちが待ち受けていた。

  • 68二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:28:10

    ???

    「……よし、起動確認。動作正常、出力100%。」

    「いいぞ……世界を制するは我らだ……」


    そしていよいよ旅立ちの日がやってきた。

    天馬「秋ネエ!サスケ!行ってきまーす!」

    秋「いってらっしゃい!」

    いつも通りサッカーをしに行くように天馬は飛び出し秋とサスケはそれを見送る。
    今日はいよいよ世界での本戦が始まる日だ。天馬は集合場所に遅れまいと早朝から飛び出した。

    天馬「あっ葵!それに剣城に信助……神童さん、皆も!」

    葵「おはよう天馬!」

    霧野「なんだ集合の時間より前なのに全員揃ってしまったな。」

    神童「皆それほど楽しみなんだ。」

    影山「僕も昨日、あまり眠れなかった……」

    信助「うんうん!」

    雷門中のメンバーは既に揃っており予定より早く空港に向かうことになった。

  • 69二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:41:47

    空港に到着するとほぼ同時刻に他の代表メンバーも到着していた。
    なんだかんだ皆集合時間より前に到着したようだ。
    そして時間になると紫城監督からの説明が始まった。

    紫城「現地についてからの行動は以上だ。そして最後に追加メンバーについての発表をする。」

    天馬「追加メンバー!?」
    紫城「そうだ、アジア予選を勝ち抜くまでの試合を考慮して戦略的に戦力を追加するためだ。まずは1人目だ。」

    「やあ」
    天馬「太陽!?」

    太陽「このときをずっと待ってたんだ……うずうずしていて堪らないよ。」
    紫城「1人目は雨宮太陽だ。そして2人目は……」

    「ふん……」

    剣城「!!お前は……」

    千宮司「松風、剣城、神童……お前たちと共に戦うの初めてか」
    紫城「井吹宗正に代わって、千宮司大和。3人目は……」

    「どわっー……遅刻遅刻ぜよ!」

    神童「錦!!」
    錦「おう!!わしも代表に選ばれたぜよ!!」

    紫城「錦龍馬だ。ほかのメンバーに関しても随時追加、離脱もあると思え。さあ行くぞ!」

    「「「はい!」」」

  • 70二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:54:13

    そしてイナズマジャパンのメンバーは貸切の飛行機に乗って世界へと旅立った。

    天馬「太陽!また一緒に戦えるな!」

    太陽「うん、楽しみにしててよ。」

    錦「神童!霧野!おまんらと戦うた時よりもさらにレベルアップしちゅーぞ!」

    霧野「頼もしいな」

    神童「頼りにしているぞ。」

    千宮司「…………」

    信助「…………」

    千宮司「ふん、うかうかしているとGKの座はなくなるぞ。」

    信助「む……僕だって負けないよ!」

    日向「何読んでんの?」

    氷室「会場についてだよ……ほら」

    如月「ふーん……」

  • 71二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 23:23:28

    氷室「見てよこれ
    「ソラリス・アイランド」、世界少年サッカー協会、日本からは鬼道財閥や吉良財閥、神童財閥をを中心とした大企業が作った人工の島、ここが舞台なんだ。」

    如月「このでかいロゴマークは?」

    氷室「これは出資している企業最大の会社「フィーア」だよ。世界中の器具や機械に携わる大企業さ。ほらこの飛行機も……」

    日向「マジだ……」

    如月「観光スポットもたくさん……監督ー!」

    紫城「自由行動の時間なら可能だ。」

    日向「へー……如月にもそんな一面が……いだっ」

    余計なことを言った日向は如月に強烈なデコピンをされた。

    そんなこんなでワイワイ騒いで飛行機はソラリス・アイランドに到着した。

  • 72二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 23:34:15

    天馬「ついに着いたぞ!世界ーー!!!」
    剣城「たくさんの人がいるな……」

    ソラリス・アイランドにはたくさんの観光客、そしてアトラクション施設を楽しむ人で賑わっていた。

    狩屋「!!……見てみなよ。」

    影山「わ……」

    空中に投影されたホログラムには各国の選手たちの活躍を再現したホログラム映像が流れていた。
    もちろんその中にはイナズマジャパンの姿もあった。

    白竜「世界……と言った感じだな。」

    神童「ああ……」

    葵「監督、案内人というのは……」

    紫城「じきに来る。」

    天馬「なに天馬このふわふわ飛んでいるの……」
    信助「ドローンだよ!きっと天馬達を撮影しに来たんじゃないかな?」
    天馬「ええ?」

    「ピッー!失敬ですヨ!この私コソがイナズマジャパンの案内人なんですから!」

    狩屋「ドローンが喋った!?」
    紫城「狩屋、これが案内人だ。」

    「ソノ通り!私ハ「トロワ」。代表選手ノサポート及び案内をするように「フィーア社」にて開発された超自律型AIロボットなのデス!!」

  • 73二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 23:50:18

    神童「フィーアがAIの開発に力を入れているとは聞いていたが……まさかここまでとは……」

    トロワ「これは「未来」への進化のため……まずは各国の代表チームに一機ずつ配属されましタ!皆さんから貰ったデータはまた次の未来に活かされるのデス!」

    紫城「いくぞ」

    トロワ「ああ、チョットォ……」

    葵「ふふ……なんだか可愛いね。」

    天馬「機械なのにまるで人間みたいだ。」

    神童「さあ急ぐぞ!」

  • 74二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 23:52:13

    とりあえずここまで作られてはいます。
    次からは各国の交流も兼ねつつ1回戦に移ることを指示する予定ですが入れたい展開あれば是非是非
    まだ対戦する国すら決めてないので出場国も希望があればよろこんで

  • 75二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 03:16:26

    漢字を千宮路に修正頼む

    ガルシルドのせいでフィーア社が胡散臭く見えてくる…鬼道も吉良も神童も関わってるのに…
    対戦相手は無印ではグループBだった国を当てるとか?最初からトーナメントかまず予選グループ総当たりかもまだ決まってないけど
    ラスボスルシェとの顔合わせはしておきたいね、せっかくだし円堂とフィディオの出会いをなぞる?

  • 76二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 07:16:05

    >>75

    形式はあえて若干ぼかした方がやりやすいかもね。多分管理しきれず途中からずれる可能性もある


    部屋に着いた一同は各自部屋で荷物の整理を始める。

    しばらくするとウキウキしながら荷物を出している天馬の元に神童が訪れる。


    神童「ところで天馬、お前は正装は持ってきているのか?」


    天馬「せいそー……あー!?しっしまった!?」


    開会式の後に各出場国との交流を兼ねたパーティが行われることになっていた。特に服装の規定がある訳では無いが正装で来るという選手が多い会であった。


    神童「俺はそうなると思って天馬の分まで用意しておいたが……」


    天馬「おっお願いします…」


    そしてソラリス・スタジアムでは開会式が始まろうとしていた。

    超満員のスタジアムでは出場国が次々と入場していく。


    Aブロックには伝説のイナズマジャパンとかつて対決したコトワール、「リトルギカント」

    騎士たちの誇りを持つイギリス「ナイツオブキングダム」

    ハリウッドスターが率い全く新しく生まれ変わった「スターズレジェンド」

    最北の技術を用いた最強サッカー軍団「ツインイーグル」

    そして新たなる伝説を生み出さん、「イナズマジャパン」だ。

  • 77二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 07:38:55

    Bブロックには
    芸術的なプレイが特徴なフランス、「ファンタスティックファンタジー」
    緩急を活かした変幻自在のスペイン、「マタドールロア」
    かつての闇から抜け出し真なるサッカー王国に目覚めたブラジル、「ザ・キングダム」
    未知なる最新技術を使い圧倒的精神力を誇るドイツ、「ブリッツヴァルハラ」
    そしてサッカーの未来担うものと揶揄されるルシェ率いるイタリア、「オルフェウス・レガリア」

    どれもかつてないほどの競合揃いと言える国々が揃っていた。
    各国のサッカー協会の演説の最後に今大会の主催者とも言える「フィーア」の社長、「カイス」からの演説だった。

    カイス「ええと……マイクマイク……」

    コワイト「社長、こちらに」

    カイス「おお、すまんのお…………えー……世界各国の諸君、私がこの大会の主催をさせてもらっている、「フィーア」の社長、カイスじゃ。大層な肩書きじゃが……しがない研究者だよ。」

    カイスは杖をつきながらよろよろと演説を続ける。

    カイス「私は温かい未来のために人に寄り添える機械、超自律型人工知能の心を持つ機械「オートマタ」を作り、これを各国の案内人として配属させた。きっと諸君らの力になってくれるはずじゃ……これからの世界の未来のために諸君らの活躍に大いに期待しているぞ!」

    会場からは割れんばかりの拍手が鳴り響いた。

    天馬「オートマタ……それってトロワのこと?」

    トロワ「ええ……そうですトモ!」

  • 78二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 07:52:52

    この人は黒幕なのかそれとも味方側なのか、続きが楽しみ

  • 79二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 14:35:11

    オートマタたちの見た目に関してはドラゴンボールのオートミルみたいな見た目のイメージです。

    天馬「うう……緊張する……」

    狩屋「おーい!」

    信助「こっちこっち!」

    葵「剣城くんもそういうの持っていたんだね……」

    剣城「これは兄さんのお下がりだ……少しデカイか?」

    会場には各国の料理が用意されており色んな国と会話ができるようになっていた。

    霧野「神童、食べてみろよ。凄く美味いぞ!」
    神童「!!……これは初めて食べるな。」

    錦「信助!たんまり食うぜよ!」
    信助「はい!!」

    トロワ「葵さん、トロワも食べたいでス……」
    葵「トロワには食べる口がないんじゃ……」

    皆、それぞれ色んな場所で交流していた。

    そんな中天馬はある場所に目がつく。

    天馬「あれは……サッカーフィールド?」

    「くくく……そうだ、面白いと思わないかい?本戦前の余興と力を誇示できる場所があるだなんて?」

  • 80二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 14:51:09

    天馬「!?」

    振り向いた途端天馬は顎に指を当てられる。

    「やあ……俺の名前はジェイク……アメリカのキャプテンだ。」

    まるで誘惑でもしてるかのような甘い声でジェイクは天馬に話しかける。

    ジェイク「せいぜい楽しませてくれよ?脇役、この主役たるジェイクをなあ!?」

    天馬「まっ待て!」

    追いかけようとするがジェイクは人並みにスラリと消えてしまった。

    葵「どうしたの?天馬!顎をクイッなんてやられてたけど……」

    天馬「あいつ……俺の背後にいつの間にかいたんだ。きっとサッカーでも凄いプレイができるよ……」

    葵「ええ?」

    トロワ「ア……」

    「これよりスーパーサプライズ!!各国のキャプテンによる特別バトルが行われます。出場国キャプテンはそれぞれ30分後に……」

    剣城「サッカーバトルか……」

    日向「負けるなよキャプテン!」

    天馬「ああ!俺のサッカーを見せてやる!」

  • 81二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 19:56:33

    チームはAブロックの出場国VSBブロックの出場国に分けられた

    天馬「(初めて会う人達といきなり一緒に戦うなんて……)」

    辺りを見回すと各国のキャプテンは到底味方とは思えないほど会話が気薄だった。

    信助「頑張れー!天馬ー!」

    天馬「これも勝負だ……皆!絶対に勝つぞ!」

    ジェイク「おいおい……この勝負を本気でやるつもりかい?」

    天馬「ジェイク?」

    ジェイク「この前哨戦で手の内を明かすようなやつは賢い選択とは言えない。ましてや本気で世界の頂目指すのならばな。主役がこんな所で目立つわけにもいかないのさ。」

    天馬「でもこれは本気の勝負だ!全力でやらなければ本当の試合でも勝てないぞ!」

    ジェイク「それは……どうかな?既に手の内を明かさないと指示されている者もいるようだが?」

  • 82二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 23:02:13

    確かに戦略的に手を明かさない者も多いようだ、しかしやる気になっているものも何人かいた。

    「見ててよ先生……」

    「ルシェの力……ここで試す。」

    そしてサッカーバトル開始のホイッスルがなるぞ。

    天馬「いくぞ!」

    ジェイク「どうぞ?」

    ドリブルで天馬はBブロックチームに切り込む。

    天馬「絶 マッハウィンド!」

    「は!」

    しかしこれはスペイン代表「マタドールロア」キャプテン、ロメロがこれを蹴り返す。

    ロメロ「もっとこの程度の暴れ、簡単にいなせるぜ?」

    天馬「皆来るぞ!防ぐんだ!」

    弾かれたボールをブラジル代表「ザ・キングダム」キャプテン、カルロスが受けとる。

  • 83二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 23:45:17

    カルロス「受けてみろ!はっ!」

    ノーマルシュートだがその威力は弾丸のような威力だ。

    「絶ゴッドハンド……X!!」

    そのシュートはコトワール代表「リトルギカント」キャプテン、ナナ・コネに防がれた。

    天馬「ゴ……ゴッドハンドX」

    ナナ「さあ、次は決めて!」

    天馬「あ、ああ!!」

    ジェイク「おやおや……」

    ロメロ「オーレ!」

    天馬「風穴……ドライブ!」

    ロメロ「どわっ!?」

    2度の失敗はない、天馬は今度こそロメロを突破した。

    天馬「はあああ!ゴッドウィンド!」

    しかしそのシュートを今度はドイツ代表「ブリッツヴァルハラ」キャプテン、シュナイダーが防ぐ。

  • 84二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 00:00:03

    シュナイダー「規律に従い相応の攻撃を仕掛ける!ヘブンズファイアー!」

    ナナ「しし……絶 ゴッドハンドX」

    天馬「凄い……あれを止めたのか……」

    ナナ「ドンマイ!もう一度!」

    そして少しづつだが……

    本気を出すのに躊躇する選手より、全力で戦う選手の方が多くなっていた。そんな中疼く者がいた……

    ジェイク「おいおい……そんなに楽しんでズルいじゃあないかぁ……はは!はははは!ふははは!」

    天馬「ジェイク!」

    ジェイク「いけない子達だ……脇役が主役より目立っちゃあいけない。俺たちがこの大会の主役なのだから……そぉら……ちゃあんとその眼に焼き付けてくれよ!」
    「ここが終の場だァ……クルーエルスターライト!」

    ボールの奪い合いから掠め取るようにジェイクはボールを奪い取ると美しくも残酷な必殺技を放つ、これで決まった……そう思わせるシュートだったが……

    「入れさせない!だっ!」
    ジェイク「!?……いい度胸じゃあないか……」

    イタリア代表「オルフェウス・レガリア」キャプテン、ルシェが蹴り上げてこれを阻止した。
    ここまであまり目立たないように動いていた中、突如動きこれを防いだ。
    そしてそれと同時にサッカーバトル終了のホイッスルが鳴り響いた。


    各国のキャプテンの名前が出始めたので各国の選手情報を明日どこかのタイミングでまとめておきます。

  • 85二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 02:56:29

    本気でやるのも手の内を明かさないのも分かるし最後ジェイクが本気?のシュートを撃つまで含めていい対比だなあ
    ルシェつっよ…

  • 86二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 08:39:31

    0-0
    これは各国の実力が完全に拮抗していることを意味していた。
    実力を出し切った者、そうでない者も強い緊張感を持つ一戦となった。

    天馬「ねえ、きみ凄い蹴りを放つね。」

    ルシェ「??」

    ジェイクの必殺技を止めるほどの蹴りを見せたルシェ、当然注目の的になった中天馬は臆せず話しかけにいく。

    ジェイク「おいおい、用があるのはきみだけじゃあないんだ。この俺の技を止められちゃあ主役の座を取られてしまうからね、改めて勝負したいところだ。」

    ルシェ「ルシェはあまり目立ちたくは無い、勝負なら試合でしよう。」

    ジェイク「つれないなあ、お前はブロックが違うからここにいる全員と戦えるわけじゃあないんだ。」

    ナナ「そーそー、そこのキザ男の言う通りだよ?」

    ジェイク「キザ……?」

    天馬「きみは……ゴッドハンドXを使ってた……」

    ナナ「ナナだよ。そこにいるルシェとは少し知り合いなんだ?あんたってほんとに言動と行動が一致してないよね。あんなシュートを蹴り返したら皆疼いてたまらないって!」

    ルシェ「ナナとは何度も戦っている……飽き飽きするほどに、実力は確かに互角…」

    ナナ「レベルアップしたアタシの守りを突破できる?」

  • 87二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 13:14:54

    ルシェ「挑発のつもり?」

    ナナ「破れないの?」

    ルシェ「そこのキザ男にやらせればいい。」

    ジェイク「は!俺は結構。もう観客たちもいないこんな僻地じゃあ目立てないじゃあないか。」

    天馬「だったら……俺にやらせてくれ!」

    ナナ「あんたが?」

    天馬「ああ!俺だってイナズマジャパンのキャプテンだ!」

    ナナ「ジャパンか……いいよ!全力で撃ってみてよ!」

    天馬「ああ!いくぞ!嵐・竜巻・ハリケーン!」

    ナナ「!?」

    ルシェ「!!……ナナ!」

    ジェイク「これは……想像以上だ…な…」

    ナナ「面白い……ゴッドハンドXX!!」

    ルシェ「あれは……」

    ゴッドハンドXを超えたゴッドハンドXX、交差するふたつのゴッドハンドXが天馬のシュートを受け止めんと放たれた

  • 88二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 15:30:52

    ナナ「くっ……ぅううう!!わあああ!?」

    天馬「!!」

    シュートはゴールに入った、わけではなくナナがゴールに叩き込まれただけでボールは弾かれ天高く舞い上がっただけになった。

    ナナ「どうよ!ルシェ!あたしの力を見たでしょ?」

    ジェイク「これは面白い……ひとまず引き分けと言ったところか?」

    ナナ「えー!防いだのに!?」

    ジェイク「君がゴールに吹き飛ばされてるのに防げてるとはとんだお笑い草だ。試合ならとうにゴールを決められているだろうに……」

    ナナはムスッとしていて不満そうだ。
    しかしこの対決で興味を持ったのかルシェが動き出す。

    ルシェ「気が変わった、ルシェも今のナナに打ち勝てるか試してみたくなった。」

    ナナ「!!……そう来なくちゃ!!」

  • 89二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 23:00:19

    ルシェ「スゥ……」

    ナナ「!!」

    深く集中するとルシェの周りに力が集まってゆく、その力は光刃となり次々とボールに集ってゆく。
    そしてそれはひとつの大剣となってゆく。

    ルシェ「ヴァルキリーエッジ!!」

    ナナ「ゴッドハンドXX!!……!?」

    天馬「!!」

    ジェイク「これは……」

    ヴァルキリーエッジはあっさりとゴッドハンドXXを打ち破ってみせた。

    ナナ「う……うそ〜」

    ルシェ「ナナ、あなたはレベルアップしたといった、けどそれはルシェも同じ。ルシェもレベルアップした、だから負けない。」

    「おーい!ルシェ〜」

    ルシェ「あ、仲間が呼んでいるから行かなくちゃ。続きは本線で戦おう。」

    天馬「あれがイタリアの……これが世界の力なのか……」

    ジェイク「くくく……お預けか、どうしたものかなあ?」

    ナナ「あっー!もー!悔しいぃー!」

  • 90二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 02:53:50

    もしかしてロココの後継者は女の子か…?

  • 91二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 08:17:47

    ナナは地面に仰向けにすると悔しさを声に出して喚きだした。

    天馬「ナナはルシェと知り合いだったの?」

    ナナ「……そう、あたし昔はイタリアにいたことが有るんだけどその時同じチームでプレイしてたんだ。あの時はあたしの方がまだ強かったはずなんだけどなあ〜……」

    天馬「だからさっきみたいに……」

    ナナ「そそ、あんな感じで勝負を良くしてたんだ。今回は負けたけど次は負けない、あたし先生のところに戻るよ!それじゃ!」

    ジェイク「じゃあ俺もそろそろ帰るか……いずれ戦う時は何も考えられなくなるくらいいたぶってあげるよ。」

    天馬「…………俺もみんなの所に戻ろう。絶対に勝ち抜くぞ!」

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