【閲覧・CP注意】日常を取り戻した藤丸とリリスへのとある女神の祝福

  • 1二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 23:46:02

    人類最後のマスター、藤丸立香は南極に潜む巨悪を打ち倒し、その功績(主に膨大な魔力資源の取り分)によって青春時代の夢であるパン屋開業への道を踏み出す事となった。長きに亘り彼ら彼女らの道行を見守り続けた私にとっても、無論それは喜ばしい偉業である。

    ……んーでもね、私ノウムカルデアは箱推しだって言っても、やっぱりファーストサーヴァントのマシュちゃんとか乙女のコルデーちゃん辺りとくっ付いて欲しかった部分もあるって言うかぁ…今を生きる人類が選んだパートナーなのだから仕方ないのはオデュッセウス君にも繰り返し諌められたんだけど、最終版で出て来た混沌悪ちゃんと結ばれるのは電撃展開すぎて整理できないっていうかね…。人理に解釈違いを申し立てるつもりはないんだけど、少し変わった祝福を授けて試練を乗り越えて欲しくなっちゃったって言うかぁ…

    で、その祝福というのが以下のうちのどれかです。

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    1.藤丸に世界最高峰の生和菓子を作る才能を授けた

    2.昼休憩でリリスの作ったカツ丼に世界を取れる祝福を授けた

    3.イートインで煎れる何気ないレギュラーコーヒーに祝福を授けた

    その結果として……

  • 2二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 23:47:10

    パン屋じゃなくて和菓子屋にならなきゃ…

  • 3二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 23:53:26

    アルテミス?それとも野生の女神?

  • 4二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 23:55:22

    アテナさんさあ…

  • 5二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 23:59:10

    > 1.藤丸に世界最高峰の生和菓子を作る才能を授けた

    調理専門学校に通い始めた藤丸君は人当たりの良さと体力と調理経験の良さでみるみる頭角を現し始めたんだけど、ある日息抜きに生和菓子を作ってみた所、その芸術的な出来栄えの良さ、色彩と季節感の巧みさ、発送の自由さから教官の目に止まるの。「パンもいいが、君には和菓子の才能がある。この出来栄えを素人芸で終わらせるのは余りに惜しいぞ」その場では謝絶したものの、その言葉が引っ掛かった藤丸君はパン焼き修行の傍で生和菓子作りにも手を染め始めるの。

    ━━数年後、自分の店を持ってブーランジェリーを開いた藤丸君は、カルデア時代の経験を生かして世界中のパンを日替わりで売り出し、人気を集めるのだけれど…利益の稼ぎ頭は、紹介状がないと買えない半年前から予約が必要な生菓子の方だったりするわ。「パン作りは体力勝負ですけど、和菓子作りは気力知力精神力の勝負ですね……」由緒ある茶道家からも高く評価されるその和菓子は、文字通りの時価だそうよ。

    「和菓子屋の合間に趣味でパンを売っているみたいですね…」と藤丸夫人は首を捻っています。


    でも、そんな藤丸店主が、予約不要で和菓子でもチョコレートでも作ってくれる大切な後輩がいるそうですよ?(終)

  • 6二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 00:17:01

    >2.昼休憩でリリスの作ったカツ丼に世界を取れる祝福を授けた

    もしこの祝福が選ばれていたら、お昼休憩で藤丸夫人が作ったカツ丼を、常連のおじさんが何故か頭を下げて代わりの昼飯でも何でも用意するから食べさせてくれと懇願する事になるの。そして食べ終えたおじさんが、無言で白紙の小切手を渡して「このカツ丼を回すオペレーションに必要な改修費は俺が出す。どうかイートインで食べさせてくれないか…いや食べさせてください!」と土下座して、困惑顔の夫人と顔を見合わせつつイートインで1日5食メニューとして「パン屋のカツ丼」が提供される事になるわ。

    ……数年後、「パン屋のカツ丼」はスピンオフ、ロードサイド型店舗として、関東甲信越東海にカツ丼・カツサンドの店として外食産業の風雲児となるの。特大の駐車場にはトラック野郎がびっしりと集まり、客たちは食事のカツ丼と弁当のカツサンドに多大な信頼を寄せる事になるわ。


    唯一の問題があるとすれば、他店舗展開の資金担保で藤丸ベーカリーは創業の地から移転し、郊外に旗艦店を移した事と、思い出の創業の地の後には再開発で高層マンションが建ってしまった事かしら。藤丸君が創業の地への帰還をもしも望むならば……それは現代のオデュッセイアと呼ぶべき冒険となるかも知れないわね。

  • 7二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 00:29:49

    >3.イートインで煎れる何気ないレギュラーコーヒーに祝福を授けた

    もしこの祝福が選ばれた場合、無事にブーランジェリーを開いた後でイートイン用のコーヒーを選ぶ事になるの。巌窟王辺りからコーヒーのいろはは仕込まれていたけれど、それはパンに彩りを与えるほんの安らぎに留まる筈だった。別に凝った豆を選ぶつもりもないし、分相応のコーヒーが出せれば良かった。

    でもコーヒー豆を仕入れに行った瞬間「どの産地品種の」「どのロットの豆が」自分の思い描く味を表すのに最適か…それを知る直感が身に付いていた。都内の自店舗イートインで何気なく出したオリジナルブレンドが、コーヒー愛好家の目に留まり、噂となり……コーヒー目当てのイートインで大行列を作る羽目に陥ってしまったようね。

    最終的にはビルの1階がブーランジェリー、2階から5階がイートインカフェとなって二週間前から要予約の店になってしまうでしょう。藤丸夫人は今日もサンドイッチ用のポークカツとビーフカツ揚げに余念がない…そんな未来が待ち受けていたでしょうね。

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