- 1二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 09:16:55
聖女「あの旅が快適なものになったのは、おはようからお休みまで献身的に勇者様に尽くし続けた私あってのものでしたがね。勇者は早急に私に止めどない感謝の念を伝えてください。伝えろ」
勇者「聖女様、最高!聖女様、最強!よっ!図に乗ることにかけては他者の追随を許さない女!……実際、お前もあの旅で頑張ってくれてたからな。もう少し弱みを見せてくれてたらよかったのにさ」
聖女「私にか弱いヒロイン属性を得てしまうと全人類が尊死してしまいますからね。新たな厄災の発生です。……そういう貴方も、最後まで愚直なお馬鹿さんでしたよ。貴方がどれだけ誰かのために傷を負ってきたか覚えてますか?」
勇者「ははっ…本当に、いろんなことがあったなぁ…それも、もう終わったんだけどさ」
聖女「……これから、何かやりたいことでもあるんですか?」
勇者「そうだな〜…このまま聖女とのんびり暮らしたいかな」
聖女「それ無理ですね。貴方のトラブル体質でのんびり生活なんてできるわけないでしょう。モンスターや事件が貴方に襲いかかって毎日がドキドキ☆ワクワク☆血みどろ塗れ英雄譚へとlet's go!!ですよ」
勇者「俺別に英雄になりたかったわけじゃないんだけど。そんな血生臭い生活嫌だよ」
聖女「……これは、勘違いして欲しくないのですか。勘違いして欲しくないのですが。勘違いして欲しくないのですが!……厄除けの指輪なるものがとある場所にあるらしいので探しに行きませんか?」
聖女「あっ別に私が貴方との結婚指輪が欲しくなったわけじゃないですからね?これからの人生を共にする伴侶の未来を憂いた私の溢れんばかりの慈悲の心からくる提案ですから。この私と結婚するという幸運のために人生の運気を全て使った貴方が哀れすぎるというだけですし?それに貴方のような直情的でバカでアホの三拍子男と同じ運命を歩むことになった私にも被害が及ぶかもですから。それを回避できるアイテムが偶々…偶々この指輪くらいしか当てはまらなかったので仕方なくですよ?仕方なーく!ペアリングをつけましょうってことですからね?あっだからと言って適当に扱わずに、しっかり左手の薬指に嵌め続けてくださいね?これは決して私が夫婦の証を欲しがっているわけではなく、あくまで婚約ガチ勢としての使命感というか……〜etc.」
勇者「なんだ、急に饒舌に…別に良いけどよ…!」 - 2二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 09:17:52
- 3二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 09:18:48
まだ続けてくれるのか!!
- 4二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 09:19:00
続編感謝
- 5二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 09:36:49
勇者「というかそんな指輪あったのか?魔王を倒す旅の道中も結構あちこち巡った気がするけど」
聖女「だからと言って世界の端から端まで探索したわけではないでしょう。あの王様もどきに命令して厄除けの道具がないか探してもらってただけですよ」
勇者「本当にお前、俺たちの王様があの人だったことを感謝しろよ。他の国だったら不敬罪で投獄されてもおかしくないからな?」
聖女「捕えられようとすぐ脱獄できる自信はありますので。それはさておき、この指輪は古代の王が持っていたとされていて、その王と共に埋葬されたとか。その王の墓が巨大過ぎてモンスターが湧いたりトラップが仕掛けられてるとかでダンジョンみたいになってるそうですよ」
勇者「いやあの、それって墓荒らしじゃ…」
聖女「王様から了承はもらいました。今言ったように、中に入ったら帰って来られない人が多過ぎて、その調査も込みでの許可みたいです。その際に見つけた財宝とかは我々が持っていっていいそうですし、いい話じゃありませんか?」
勇者「そこは王様のお墓くらい誰かが管理しておいて欲しかったところだけど…そういうことなら行ってみるか」
聖女「さすが勇者様、そう来なくては。さあ、金銀財宝が私たちを待っていますよ!」
勇者「海賊みたいなことを聖女が言わないでくれ……。そんな財宝集めて、何か欲しいものでもあるのか?」
聖女「いえ別に?お宝探しが楽しそうってだけですよ?見つけた財宝の内、私の取り分は全部私がいた教会に寄付するつもりですし」
勇者「……本当にそう言うところは聖女なんだよなぁ、こいつ」 - 6二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 10:11:33
こういうお話好きなので助かる
- 7二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 10:59:30
とりあえず保守
- 8二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 11:15:59
……指輪?
なるほど…つまりそういうことだな? - 9二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 11:48:44
勇者「でっかい墓だな。一人のためにこんな墓作るとか昔の人は何を考えてたんかね」
聖女「権威の誇示じゃないですかね。国同士であれば面子というのは重要ですし。『こんなでかい墓を建ててもらえるくらい俺は凄いんだぞ!恐れ入ったか!』って感じで。ワンチャン勇者のお墓もこれくらいのものになるかもですよ。貴方には実感がないみたいですけど、世界を救った大英雄なのは紛れもない事実ですから」
勇者「えー……俺普通の墓がいいんだけど。大き過ぎたら手入れも大変だろ。実際、この王様のお墓は手入れできなくなってるわけだしさ」
聖女「そこは私の力でどうにかしますよ。死んだ後に不思議な力で蘇ったら大変なので、監視のために、あくまで監視目的のために、私も貴方のすぐそばに埋めてもらいますけど」
勇者「えっと……それ夫婦として一緒の墓に入るって意味であってる?殉葬とかではないよな?」
聖女「勇者のくせに難しい言葉を知っていますね。それはさておき、このお墓に突入しますか。深くまで潜り込んで生きて帰ってきたものはいないという曰く付きの陵墓。気を引き締めていきましょう」
勇者「ねえ待って。誤魔化さないで、俺の質問に答えてくれませんか?あの、聖女様?あ、おい!逃げるな!」
聖女「捕まえてごらんなさーい。というやつですね。それではお先です」
勇者「本当に一人で勝手に行くな!というかちゃんと答えろ!!」 - 10二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 12:05:45
結婚指輪が墓に埋められてたやつでいいのか聖女は
ああ結婚指輪じゃなくて勇者のためのものだから良いんだな(棒) - 11二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 19:00:19
建て乙
- 12二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 22:57:44
勇者「急に走り出してどこに向かってるのかと思ったら……」
騎士「お待ちしておりました勇者殿、聖女様。今回の潜入には私も同行させていただきますので、よろしくお願いいたします」
聖女「王族関係の場所なんで、王様直属の方にもついてきてもらう必要があるみたいなんです。私たちは一応部外者になりますから」
勇者「あー、なるほどな。しかし、それでも団長が来られるとはVIP対応って奴ですか?」
騎士「いえ。私から希望してこちらに参りました。勇者殿と宝探しとか絶対面白いじゃないですか」
勇者「あの、キリッとした顔で子供みたいなことを堂々と言い切らないでくれません?」
騎士「勇者殿はテンション上がらないんですか?宝探しですよ、宝探し!こういう冒険みたいなことに、私は幼い頃から憧れていたんですよ!」
聖女「もはやこの人取り繕うことも忘れてますね。この間はギリギリ体裁を保とうとしていたのに」
勇者「だからそれはお前が言うなって。……で、そちらにいる方は?」
魔術師「こんにちはー。勇者様と聖女様ですねー?僕、魔術部隊の隊長をやらせてもらっているものでーす。今回は団長と一緒に貴方たちについて行くことになりましたのでよろしくお願いしまーす!」
勇者「ああ、よろしく。……もしかして聖女よりも年下か?」
騎士「はい。けれど魔法の腕前は我々の中でトップですので、実力に関しての心配は不要かと」
魔術師「そんなに褒めないで下さいよー団長。恥ずかしくなってくるじゃないですかー」
聖女「私は光魔法と治癒魔法以外は微妙なので助かると言えば助かりますが……」
魔術師「?どうかしましたかー?僕の顔に何かついてますー?」
聖女「勇者は私のものなので、色目使ったりしないで下さいね。勇者が不貞を働こうものなら、この世から尊い命が消えてしまうことは重々承知しておくように」
魔術師「……もしかして僕、泥棒猫みたいに思われてますー?僕そんな女じゃないですよー?」
騎士「ええ、それはもう私はよく承知していますよ。あの、聖女様もそんなに警戒せずに……」
勇者「本当にうちの嫁が嫉妬しいですみません」 - 13二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 01:17:58
これWデートだ!
- 14二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 01:20:46
嫁と紹介されて内心有頂天な聖女様はいる(断言)
- 15二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 08:28:51
僕っ子魔術師とは新しいな
- 16二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 10:09:56
勇者「中は暗いな。聖女、ライト頼む」
聖女「はいはいガッテン承知の助でございます」
騎士「それでも薄暗いですね。この墓にかかっている魔術的なもののせいでしょうか?」
魔術師「うーん、これは普通の魔術じゃないっぽいですねー。バッサリ言い換えると呪術でーす」
勇者「それって何か違いあるのか?」
魔術師「解除しない限り永続的に続く魔術が呪術って思ってもらえたら大体それであってますよー」
聖女「原因をどうにかしないと、この暗さはどうにもならないってことですか。ほらほら私がいないと探索が捗らないみたいですし、全力で私を守ってくださいね」
勇者「うん、普段通りと変わらないな。それにしても墓の探索か……騎士団長と魔術師は、ホラー的なものは大丈夫?」
魔術師「存在そのものはそこまでですけど、突然現れたりしたらビックリしちゃいますねー」
騎士「どうですかね?普段こういう場所に入り込まないので、分からないと言いますか……あの勇者殿?どうして聖女様をおぶっておられるので?」
聖女「私が幽霊とか苦手だからですけど何か?」
魔術師「ドヤ顔で言えることですかー?聖女様の魔法なら寧ろ相性良さそうな気がするんですけどー」
聖女「怖いものは怖いんですよ。虫が苦手な人が殺虫剤を持っても虫に対しての恐怖が変わらないのと同じです」
騎士「それでよくここに潜り込もうとしましたね……」
勇者「こいつ昔からこういうところあるから。急に幽霊なんて出た日には……」
幽霊「ばぁ」
聖女「きゃあああああああ!?!?!?」
魔術師「ひゃっ!?で、出たーー!!」
勇者「言ってる側からかよ!皆、落ち着いて……
騎士「えい」
幽霊「ぎゃあ」
騎士「あ、なんか倒せましたよ。剣でも倒せるもんなんですね、幽霊って」
勇者「こいつ、顔色ひとつ変えずに…?」
魔術師「さっすが団長ですねー」 - 17二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 15:54:43
おぶってる人とビビリとビビリとか戦力半分どころじゃないな
- 18二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 15:54:55
もしかして勇者の国の人たちって割と逞しい人ばかりだったりしない?
- 19二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 00:00:06
保守
- 20二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 07:32:54
保守
- 21二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 14:37:44
あにまんで終わらせるには少し惜しいな
カクヨムかなろうでちゃんとやるか
ショートならハーメルとかして欲しいぜ - 22二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 16:59:05
- 23二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 22:14:49
騎士「勇者殿。この辺りの幽霊は殲滅しましたよ」
勇者「仕事早過ぎんだろ。もはや流れ作業感覚で処理してて幽霊よりもお前の方が怖く感じるレベルだったわ」
魔術師「団長ってモンスターには全然ビビらないですからねー。敵だと認識した瞬間には斬りかかってますしー」
聖女「あの人実はサイボーグだったりしませんか?いやでも、少年っぽい仕草もしてますし…」
魔術師「危機感を覚えることはあるんですよー?セクハラとかパワハラとかには人一倍気を遣ってますしー」
騎士「それはその、上の立場に立つものとしては、気にして当然と言いますか…あ、あんなところに宝箱がありますよ!しかもあからさまに怪しげなところに!これはダンジョンでは定番のトラップというやつじゃないですか!?」
勇者「俺、トラップ見てテンション上がるやつ初めて見たわ」
魔術師「でも実際どうしますー?罠だって割り切って無視して先に進みますかー?」
聖女「勇者、いつも通りでお願いします」
勇者「はいはい」
騎士「お、これはまさか、トラップ解除を披露していただけるのでは……!」
勇者「ほい」
騎士「えっ」
魔術師「ふつーに開けちゃいましたねー」
勇者「っと。なんだ、矢が飛んでくるだけか。もっと派手な罠かと身構えてたけど、大したことなくてよかったな」
聖女「ひーふーみー……27本ですか。普通の人なら死んでますね」
騎士「しかもその罠を力づくで突破されてますし……全部の矢を掴み取りってどんな反射神経をされてるんですか」
魔術師「よくこんな脳筋戦法で魔王のところまで辿り着けましたねー」
勇者「いや、実際何度か危なかったけど、聖女の魔法のおかげでどうにかなったし、何回か死にかけてたら慣れたわ」
聖女「私の回復魔法は文字通り桁違いですので。ブイ」
騎士「いややっぱり色んな意味ですごいなこの人たち!」 - 24二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 23:44:22
しゅ
- 25125/05/16(金) 00:37:04
- 26二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 06:45:36
- 27二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 13:57:19
ほ
- 28125/05/16(金) 14:38:11
- 29二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 19:41:00
前スレの1の許可も出たことだし、安心して応援することができる
- 30二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 21:17:24
このレスは削除されています
- 31二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 21:17:35
ほ
- 32二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 05:43:29
ほ
- 33二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 10:37:05
ほ
- 34二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 11:37:25
魔術師「はーい、ミイラやゾンビは火葬しておきますねー」
聖女「私の除霊魔法が火を吹きますよ。ほらほら恐怖を飲み込んで恐ろしい敵にも立ち向かう健気な聖女様の姿を見て勇者様は何も思わないのですか?ここまで奇跡の美少女が頑張っているんですよ?労いの言葉の一つでもかけなさい。かけろ」
勇者「俺の背中から降りられたら崇め奉ってやるよ。それにしてもここって元々王様の墓なんだよな?なんでそんなところにモンスターがこんなに沸いてるんだよ」
騎士「こういう場所だからこそ、ゴーストやリビングデッドが蔓延るのでは?」
勇者「にしても数が多すぎる。この魔物もトラップの一つだっていうなら納得できるけど、わざわざ自分の眠る場所をこんな騒がしくするなんて変わり者の王様だなって」
騎士「そういうものなんですね……あれ?」
魔術師「たいちょー、どうかしましたかー?」
騎士「今床を踏んだ感覚が変な感じがしまして……まさか!?」
聖女「あー、踏んで作動するタイプの罠ですか」
魔術師「そんな呑気なことを言ってないで、早く逃げましょうよー!?」
騎士「ああ!?後ろから巨大な岩が!すみません、私のミスです!もっと気をつけていれば……!」
勇者「ん?あー、そういうの気にしなくていいから」
騎士「か、片手で岩を止めた……?」
魔術師「あのー、失礼を承知の上で聞きたいんですけど、この人って本当に人間ですかー?」
聖女「人間ですよ、ちゃんと。なんか馬鹿みたいに強いですけど。ぶっちゃけこの世で一番安全な場所って勇者の背中なんじゃないかってくらいにはダントツです」
勇者「なあ、この岩壊していい感じ?器物破損とかになんない?流石にこれ持ったままだと探索しづらいわ」
騎士「い、いいと思いますよ」
勇者「じゃあ、ほいっと」
魔術師「拳一つで木っ端微塵に……」
騎士「さすがは魔王を討伐した勇者殿ですな」
勇者「……あれ?俺なんか引かれてない?」
聖女「そりゃそうでしょう」 - 35二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 16:23:15
保守
- 36二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 22:19:15
勇者、極めた技量タイプかと思ってたら
天性のフィジカルギフテッドだったか… - 37二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 23:01:14
ほ
- 38二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 06:56:15
ほ
- 39二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 12:00:49
この勇者マジモンの化け物じゃん
破壊神を破壊した男みたいな - 40二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 17:40:43
勇者「最深部まで到着っと。何事もなく来られたな」
騎士「数々の罠を踏破してるのにその感想が出るのはさすが勇者殿ですね」
勇者「お前に言われたくねーよ。モンスターが出た瞬間即座に斬りかかってたし、戦闘だとほとんど俺の出番なかったんですけど」
聖女「私も魔術師さんの魔法のおかげでこのニート勇者の背中に背負われてるだけで終わりましたし、お二人とも本当に優秀ですね」
魔術師「聖女様にそんな評価されるとは光栄ですよー。さてさて、このあからさまに怪しい大きな箱。これが棺ですかねー」
勇者「もしかしたら宝箱かもしれないな。一旦開けてみるか。何が飛び出してくるか分からないし、俺が開けるぞ」
騎士「さてさて、鬼が出るか蛇が出るか。ドキドキですね」
聖女「どっちにしても勇者の敵ではありませんけどね」
勇者「とりあえず何も起きないな。そんで、中身は……」
魔術師「指輪をはめているミイラ……ですかねー」
騎士「これが聖女様たちが求めていた指輪でしょうか?」
聖女「……あー、間違いではないですけど、不要なものですね。これただの魔物除けの指輪です。勇者がつけても大して効果はないタイプの」
魔術師「え!?これ、とんでもない魔力が込められてますよー!?結構レベルが高い魔物除けじゃ……」
勇者「そう言う類の指輪はもう持ってるんだわ。つけてみたけど、少しだけ魔物と遭遇する頻度が減ったかな?くらいで、焼け石に水だったんだよ」
騎士「前世で何をやらかしたら、そんな宿命づけられた生まれをすることになるんですか……」 - 41二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 22:48:11
待機
- 42二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 03:27:53
厄除けなら装備してる人が死んでるから効果無いのかなと思うけど魔物除けなら王様の墓に魔物がいっぱいいた時点で勇者には効力足りんとなるよな
指にいっぱいつけたら効果重ね掛けできるかな - 43二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 09:09:15
勇者が強いのはパワーレベリングしたからなのか元から強いからなのか
- 44二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 10:49:31
墓所で死者がつけてる装飾品持ち去るのは王の許可があっても罰当たりだしそこまでして欲しいものでもないならなぁ
- 45二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 16:23:20
勇者「うん?……あー、なるほどね」
騎士「どうかされましたか勇者殿?」
勇者「なんでこの王様がこんな指輪をして埋葬されてるのかなってさ。普通こんな実用的なものじゃなくて、装飾的な意味合いが強いもので固めるもんだろ」
魔術師「それは埋葬された後に、その遺体を魔物に傷つけられないようにするためじゃないんですかー?」
勇者「それだとそもそもこんなにモンスターが蔓延ってる場所に墓なんか建てないさ。その上、おびただしいほどの罠の数々。最初は侵入者を撃退するためだと思ってたけど、むしろ逆だったんだ」
聖女「ああ、そういうことですか。やれやれ、骨折り損のくたびれもうけとはまさにこのことですね。ずっと背中に乗っていたので体力にはまだまだ余裕がありますからご心配なく」
騎士「あの、話が見えてこないんですが……」
勇者「簡単だ。あの罠は入ってくる奴じゃなくて、出ていこうとするやつに向けて作られたってこと。その証拠に、この部屋のさらに奥から繋がる通路を見てみろ」
魔術師「……うわ!とんでもない量の魔物が居ますよー!?」
聖女「あれは魔物の巣ですね。ダンジョンのさらに奥、無限とも思えるほどの魔物の群れが住み着いている大空洞。一説には、こういうところから魔物が生まれていると発言している学者もいるほどです」
勇者「つまり、この墓は魔物が出て行かないようにするための蓋。あの罠は魔物の数を減らすための機構。そしてこの指輪は、魔物の巣を閉じ込める結界ってわけ。この王様、あの魔物の巣を封じ込めるために、一人でここに籠ったのかもな」
騎士「なるほど、それでも抑えきれなかった魔物が漏れ出て、道中襲いかかってきたわけですか。それで、お二方はどうされるおつもりで?」
勇者「何って、もちろん」
聖女「魔物の巣を根切りにします」
魔術師「僕もう二人のとんでもない発言聞いても驚かなくなってきましたよー」 - 46二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 17:30:59
まじかよ王様カッコいいな
- 47二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 20:32:45
生命力に満ち溢れてるなこの国
- 48二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 23:15:39
待機
- 49二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 05:48:13
ほ
- 50二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 11:10:54
待機
- 51二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 15:34:28
待機
- 52二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 20:25:17
ほ
- 53二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 22:30:10
勇者「結局価値がありそうなのはあの指輪くらいだったな。魔物の巣は潰せたけど、俺らの得になるようなことは何もなしと」
聖女「その指輪も私たちが持って行くほどでもありませんでしたしね。団長さんと魔術師さんは満足そうに帰っていきましたけど。多分それぞれ違う理由で」
勇者「騎士団長の方は冒険が楽しかったって言うのは分かるけど、魔術師の方はなんなんだ?」
聖女「分からないんですね鈍感勇者。明らかに魔術師さんは団長さんにラブでしたよ。もう目線が恋する乙女のそれでした」
勇者「え、マジで?あの二人だいぶ歳離れてたぞ?多分一回りは差があったはずで」
聖女「愛に年齢差は関係ないですよ。まあ、勘違いした中年の方が若い方に懸想する時に免罪符の如くその言葉を振り翳して言い寄るケースもあるみたいですが。愛の押し売りはよくないです」
勇者「辛辣だなー。もしかして聖女もそう言う経験があったりするのか?」
聖女「ありましたよ?親子ほどの年齢が離れてる貴族の方に、そうやって口説かれた覚えがあります。やはりこのダイナマイトボデーが男の下卑た欲望を刺激してしまうんでしょうか」
勇者「うわキッツ……。でも、無理やり手篭めにされなくてよかったな、本当に」
聖女「おやおや、嫉妬ですか?私が勇者の知らないおっさんに手を出されてたらなんて想像したりしちゃったんですか?」
勇者「何ニヤニヤしてんだよ。そりゃ他の男に触られてたら嫌な気持ちもあるけど、好きでもない異性に言い寄られる怖さってのは微妙に知ってるし」
聖女「は?」
勇者「つってもあれだぞ?旅してる最中に寄った村とかで、魔物を倒してくれたお礼、とか言って、泊まってる宿に寝る直前くらいのタイミングで訪問することがあってさ」
聖女「は!?」
勇者「もちろん全部断ったぞ?こっちが好きでやったことだし、貰うべき報酬はもらったし、好きでもない男に触れられるのも嫌だろうしってことで。それでも中には結構粘り強いと言うか、使命をまっとうしようとする人もいてさ。説得するのに骨を折ったなぁって」
聖女「は!?!?」
勇者「あの、ちょっと怖いですよ聖女様……?」
聖女「何がですか!?!?」
勇者「いえ、なんでもないです……」
聖女「そうですかそうですか。そういうことですか。おい勇者、今すぐベッドに行きますよ」
勇者「いやまだそんな時間じゃ……」
聖女「行くぞ」
勇者「はい……」 - 54二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 22:33:07
勇者は連行された、そして朝になるまで勇者を見た者はいなかった
- 55二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 03:44:52
納得いく指輪が見つかる前に子供生まれそう
- 56二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 20:06:55
ほ
- 57二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 22:55:15
この二人のカップルええな
- 58二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 07:30:01
聖女「勇者は洗脳されたことありますか?」
勇者「朝ごはん食べてる時になんだよ藪から棒に。というかあるのかそんな魔法」
聖女「一応ありますよ。これ教会の中でもトップシークレットなんで、絶対に言いふらさないでくださいね」
勇者「情報漏洩がすぎる!そんなことを俺に話して良いのか!?」
聖女「勇者様なら良いんじゃないですか?聖女の私でも教えてもらえましたし」
勇者「世間話感覚で話す内容じゃないだろ……で、それがどうしたんだよ」
聖女「実は勇者もこっそり洗脳魔法を使えるのではないかと思いまして。でないと、その……」
勇者「あー、毎晩毎晩カエルみたいに潰されてるからってこと?」
聖女「乙女の痴態をそんな表現しないでください。それもありますけど、妥協ですけど?この神にも愛される世界一プリティ聖女様が本来であれば歯牙にも掛けないような田舎者相手に夫婦として生活しても良いなんて思わせることがおかしいというか?悪役のように私を洗脳しているのかと」
勇者「すっごい失礼!俺そんな人間って思われてんの?」
聖女「勇者が私のことを愛しすぎて禁忌の力に手を出した。愛とはかくも人を狂わせるものなのですね」
勇者「捏造すんな。そもそもその洗脳って俺でも使えるくらい簡単な魔法なの?」
聖女「私でも精々5分間くらいしかもたないですよ?」
勇者「お前でそれなら、俺がずっとかけ続けるなんてなお無理だろ!?」
聖女「そもそも、細かい命令はできないし、人の印象を操ることはできません。精々体を操ったり素直にさせるくらいの魔法です。命令させるなら攻撃魔法で脅迫した方が手っ取り早いです」
勇者「洗脳魔法とは一体……」
聖女「それに加護的なもので私に精神系攻撃は効きません。敵の睡眠魔法にかかった勇者を起こしてたのは私だったでしょう?」
勇者「そうだったな……ん?じゃあ俺が洗脳魔法を使えても関係ないじゃん!この一連の会話はなんだったに!?」
聖女「無意味な話はダメですか」
勇者「ダメとは言わないけど……あれ、なんか今の口ぶりだと、聖女も短時間とはいえ洗脳魔法が使えるのか?」
聖女「さーて、朝食も食べ終わりましたし、食器でも洗いましょうかね。というわけでアデュー」
勇者「おい!実はお前俺に洗脳魔法をかけてたりしてないよな!?そういえば旅してた時は抑え込めてたのに、最近理性のタガが外れやすくなってるし……おい、待て!」 - 59二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 07:34:50
諸事情で二日間書き込みできなくなります
それまでスレが残ってたら続きを書かせていただきますのでよろしくお願いします - 60二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 14:05:25
ほ
- 61二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 19:05:15
ほ
- 62二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 21:31:37
- 63二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:14:27
ほ
- 64二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:47:57
保守するぞー
- 65二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 00:37:35
前スレの結構前半で抱いてたよ
- 66二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 07:34:46
保守
- 67二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 07:57:59
割と聖女やりたい放題やってんねえ
- 68二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 11:50:38
- 69二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 14:03:02
保守
- 70二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 19:26:22
ほ
- 71二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 22:20:26
ほ
- 72二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 01:25:32
保守
- 73二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 08:04:40
ほ
- 74二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 12:30:36
もし大丈夫ならコテハンというか名前で前スレの1と続き書いてる人を分けた方が誰が何を描いたのかわかりやすいかな
描きたくないならしょうがないけど一応言ってみる - 75二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 14:22:25
聖女が潰されるまであと
- 76二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 18:03:32
リレー投稿機能があるサイトに投げる、ssスレの保存用であることを文頭に置いて儂らのコメ排除して投稿する、辺りかねぇ
紫煙 - 77二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 21:50:23
このレスは削除されています
- 78続きの執筆者◆bevE1nFHdI25/05/24(土) 21:54:50
- 79二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 22:51:54
ここでの連載は続けてほしいな
- 80二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 07:22:57
ほ
- 81125/05/25(日) 11:57:43
- 82続きの執筆者◆bevE1nFHdI25/05/25(日) 14:42:30
何から何までありがとうございます!
本当にこの素晴らしい概念を生み出してくださって頭が上がりません!
では僭越ながら別の小説投稿サイトにて改めて投稿させていただきます!
準備ができましたらまた投稿ページのURLを貼らせていただきますね
- 83二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 19:22:30
保守
- 84二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 22:31:39
保守
- 85続きの執筆者◆bevE1nFHdI25/05/25(日) 22:35:53
勇者「これまで一緒に生活してきて思ったんだけどさ」
聖女「どうかしましたか。まさか私との結婚生活が苦痛に感じ始めたとは言わないでしょうね?そんなことをほざくなら私は全力で泣きますよ」
勇者「言わん言わん。そもそも旅の間からなんともなかったんだから今更すぎるし、怖いから真顔で言うのやめてくれ」
聖女「つまり私に愛想を振り撒けと。そんな姿が誰かに見られれば、その愛くるしさのあまり私が信仰対象になりかねません。これくらいが俗世の民にとって丁度良い塩梅です」
勇者「相変わらず自己肯定感が高すぎる……可愛いってのは嘘ではないけどさ」
聖女「ん゛ん゛っ゛!! ……それはともかく、私に聞きたいことがあるのでは?遠慮なく聞いてください」
勇者「……聖女って嫉妬しいだよな。しかも、結婚してから顕著になってない?」
聖女「は?誰が嫉妬しいですか?私は他人に執着しないタイプの人間ですが?ほら、私ってサバサバしてますし。もしも貴方が誰かと不倫していた場合、それを想像するだけで吐き気が出ますけど、最終的に私のところに戻ってくれば許すくらいにはサッパリしてますよ?」
勇者「重いのとチョロいのって両立するんだな……。というかそう言うところだよ」
聖女「何がですか?」
勇者「すぐ嫉妬するけど、他人を傷つける方向にはいかないんだよな聖女って。相手の悪口を言ったり、暴力に走ろうともしない。俺って、なんとなくそういうタイプの人って隠れて相手を排除したり、パートナーに当たったりするイメージが強かったから意外でさ」
聖女「そんなことをしたら相手に嫌われるだけでは?ジェラっただけで刃物持ち出すとか怖すぎるでしょう。そんなことをするくらいなら、もう一度こっちに振り向いてもらえる様に頑張った方が建設的ですし」
勇者「なんという真っ当な意見!」
聖女「本当に浮気した時はその限りではありませんからね。正当な裁判で決着をつけさせてもらいますので」
勇者「分かってるとは思うけど、お前もするなよ。やったら俺が第二の魔王として君臨しかねないから」
聖女「おやおや、私が前言ったことを忘れている様ですね。言ったでしょう。『貴方に捨てられた時は、自分の命を断つ覚悟です』って」
勇者「それは覚えてるけど……」
聖女「あれは、私に非があった場合でも有効ですので、安心してください」
勇者「やっぱり重いって!」
聖女「なんでですか!?」 - 86二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 23:57:36
両方両想いなの自覚してるしどっちも愛が重いわりには相手から向けられてる矢印の重さの自覚が薄い
どっちも浮気するわけねぇ - 87続きの執筆者◆bevE1nFHdI25/05/26(月) 00:31:36
許可をいただきましたのでハーメルンにて投稿させていただきました
台本形式から地の文や人名がついていたりと修正点はありますがよろしければどうぞ
勇者「魔王、倒せたな…」聖女「二人でイケるもんなんですね」 - ハーメルンタイトルの通り、たった二人で魔王を倒した勇者と聖女がその後の世界をのんびり暮らすと決めたところから始まります。 勇者を脅威に感じて排除にかかる王様もいないし、他…syosetu.org - 88二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 07:32:40
ほ
- 89二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 14:01:49
素晴らしい!
- 90二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 19:08:06
感謝
- 91二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 23:13:37
ほ
- 92二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 07:33:05
ほ
- 93続きの執筆者◆bevE1nFHdI25/05/27(火) 08:09:41
勇者「なあ、俺って本当に勇者なんだよな?」
聖女「なんですか急に。魔王を倒した後でそんな疑問湧いてくることあります?」
勇者「だってさ、勇者だったら伝説の武器とか鎧とか装備してるもんだろ?俺、旅の道中でそういうの見つけた覚えないんだけど。魔王との戦いで使ってた剣も高級品とは言え金を出せば誰でも買えるもんだし。もしかしたらそういう伝説の武具を見つけ出す運命を持った本当の勇者が他にいるんじゃないかなって」
聖女「貴方以上の力を持った勇者とか逆に世界を滅ぼしかねない気がしますが」
勇者「でも教会には伝承されてるんだろ?そういう伝説の装備みたいなやつ」
聖女「確かにありますよ。千年前にも魔王が現れてますし、その時の勇者が使った剣や鎧、盾は三種の神器と言われ、伝説の装備として語り継がれてました」
勇者「ほらやっぱりあるんじゃん!」
聖女「ありますし、貴方も使ってましたけど」
勇者「え?」
聖女「剣は確か、四天王の黒龍王とかいうのと戦ってる時に拾ってましたよ」
勇者「えーっと……もしかして、なんか奥の方に置いてあった古びた剣のことか? あれドラゴンの鱗に弾かれてすぐ折れたんだけど?」
聖女「『やっぱ錆びてんじゃねーかこれ!まだ店で売ってる鋼の剣の方がよっぽど使えるわ!』って悪態ついてましたっけ。鎧なんかは武具収集してたギガンテスと戦ってる時に、相手の攻撃を凌ぐための身代わりにしてましたっけ」
勇者「あんな雑多に飾ってたらそんな貴重品とは思わないじゃん! ありえんぐらいボロボロの鎧だったしさぁ!」
聖女「『こんなしょぼい鎧でもお前の目を誤魔化すくらいの役には立ったな!』なんて啖呵を切ってましたね。ヴァンパイアキングの魔眼を防ぐ時に咄嗟に拾ったのが、伝説の盾です」
勇者「魔眼は防げてはいたけど、あいつの血の刃一発で切り裂かれてたあれが!?」
聖女「『ここまで近づけたら、こんな盾なんか必要ない!』って投げ捨ててたあれです」
勇者「ええ……まじで……? いや、その……先代の勇者様、本当にすみません……」
聖女「そうやって落ち込むと思ったんで黙ってました。伝説の武器と言っても千年前のものなんで、現代の量産品の方がよっぽどクオリティが高いんですよね」
勇者「人間の可能性ってすごいな……」 - 94二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 14:17:15
保守
- 95二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 18:52:41
1000年原型を保ててるの凄いな
- 96二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 22:47:00
ほ
- 97二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:36:51
- 98続きの執筆者◆bevE1nFHdI25/05/28(水) 07:06:07
- 99二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 13:56:29
ほ
- 100二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 14:31:32
- 101二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 21:19:23
ほ
- 102二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 21:42:45
この勢いだと日間一位行くな。勿論こっから流れてる分もあるだろうけど凄いな
- 103二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 22:34:21
オリだともう日刊1位だな
- 104二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 23:39:25
ハーメルンの仕様知らんけどこれ凄いの?
- 105二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 01:43:28
- 106二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 01:54:25
まあ良い設定だしなろうやカクヨムなんかでちゃんとライトに書き切れば書籍化までいく可能性あると思うで
- 107続きの執筆者◆bevE1nFHdI25/05/29(木) 02:32:24
勇者「いやでも千年前のものがちゃんと原型を保った状態で維持できてたっていうのは、相当すごいことじゃないか?」
聖女「二千年以上前の銅剣とかも普通に剣だと分かる状態で出土するじゃないですか。保存状態が良ければ案外長持ちするもんですよ」
勇者「そっかー……。じゃあ今度は俺の使ってた武器が伝説の装備扱いになるのかな。いやでも、この剣は別に由緒正しい聖剣とかでは全然ないし……」
聖女「大体の武器を使い潰してましたもんね。勇者の力に武器が耐えられず損壊しては新しい武器を調達してってのを繰り返して」
勇者「親友はあれで一回も剣を変えたことないんだよなぁ。手入れをちゃんとしているのもあるだろうけど、剣術がマジでとんでもないから。あんな感じだけど、あいつドラゴンとかデーモンくらいなら余裕で倒せるし」
聖女「なぜそれであそこまで卑屈に……?」
勇者「小さい頃に魔物に襲われたって言ってだろ? その魔物がヒドラって化け物でさ。首を斬るだけじゃすぐ首が増えた状態で再生してくるもんだから、相性がとことんまで悪かったんだよ」
聖女「そこを勇者が助けに入ったせいで、完全に自信喪失されてしまったと。……そもそもヒドラを相手に逃げずに戦う時点で何かがおかしいですが」
勇者「俺がやったことって、親友が斬った首のところを、火をつけた木の棒で焼いて塞いだだけなんだよなぁ……。真面目な話、あのヒドラを倒したのは親友だと言っても過言ではないと思ってる」
聖女「なるほど……あの、そういえばそのヒドラを倒した時って何歳くらいでした?」
勇者「俺は8歳で、親友は9歳くらいだったかな?」
聖女「貴方も大概ですけど、親友の方も正直おかしくありません???」 - 108続きの執筆者◆bevE1nFHdI25/05/29(木) 02:55:31
正直かなり伸びててビックリしています
私は物書きとしては素人もいいところなんで前スレの1さんのアイデアが本当に秀逸だったんだなぁと - 109二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 05:49:48
前スレの1さんのアイデアが秀逸だった
途切れさせないように続きを書いた執筆者さん
続きを望んだ読者さん
少なくとも3〜4人は関わってるかな……読者は10人か100人かもしれないけどこの作品という火を終わらせなかったのは1さんと続きの執筆者さんなのでそれは誇っていいかと - 110二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 08:22:19
はえーすっごい
- 111二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 13:52:57
このレスは削除されています
- 112二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 13:53:16
嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬、マジで羨ま
- 113二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 14:13:03
1位になってるな
- 114二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 14:55:38
親友さん9歳の頃から大人と同じ剣使いこなしてたのか成人しても子供用の剣でドラゴン倒してるのかわからんけどどっちにしろ勇者と類友の規格外で笑う
- 115二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 15:10:18
仮に出来たらあにまん作者の誕生に立ち会えることになるから挑んでみてほしいわ
- 116二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 20:38:10
ほ
- 117二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 22:19:13
しゅ
- 118二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 07:17:57
ほ
- 119続きの執筆者◆bevE1nFHdI25/05/30(金) 09:00:58
- 120二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 14:06:25
ほ
- 121二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:03:38
ちゃんと現実ですね、頑張ってください
- 122二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 23:58:29
保守
- 123二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 00:31:18
妬ましい
- 124二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 07:52:36
保守
- 125二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 14:04:02
待機
- 126続きの執筆者◆bevE1nFHdI25/05/31(土) 17:14:12
ナンパ男「ちょっとそこのお姉さん。君すごくかわいいね。良かったらあっちの喫茶店でお話しでもしない?」
聖女「……せっかくのお誘いとても嬉しいです。けれど、申し訳ありませんが、今急ぎの買い物をしているところでして。ゆっくりできるお時間が取れないんですよ」
ナンパ男「だったら、その買い物を手伝ってあげるよ。なんだったら代金もオレが支払うし。ほら、こう見えてオレ、結構金持ちなんだよね」
聖女「初対面の方にそこまでしていただくのは心苦しいので遠慮させていただきます。そういうわけで、失礼しますね」
ナンパ男「そんな固いこと言わないでよ。ほら、ちょっとだけ。別に何もしないからさ。君の顔を見て運命を感じちゃって、少しお話ししたいだけなんだ」
聖女「実は私結婚してるんですよ。なので、貴方の運命の相手ではないと思うんですが?」
ナンパ男「……え? 指輪してないけど……」
聖女「結婚式の日までに、我々に相応しい指輪が見つからなかったもので」
ナンパ男「いやいやいや! 普通指輪をちゃんと用意してから式を挙げるもんでしょ!?」
聖女「そんな口実で結婚式を先延ばしにされるわけにはいかなかったので。旦那を逃さないために、すっごい言いくるめて強行した結果がこれです。今絶賛我々に合う指輪を目下捜索中というところですね」
ナンパ男「なんていう肉食系女子なんだ……。あー……その、ナンパしてすみませんでした。まさか、相手がいるとはつゆ知らず。本当に、申し訳ないっす」
聖女「分かってもらえたら何よりです。……そういえば、さっき貴方お金持ちだと仰っていましたね。何かそういう指輪とかの情報はないですか?」
ナンパ男「うーん……。どれくらいのものをお探しっすか? 予算の都合とか、どんな相手に送るかとかでも変わってくるんで。旦那さんは何をされてらっしゃいますか?」
聖女「予算はいくらでも。夫は勇者です」
ナンパ男「……すーっ……とりあえず、腹を切れば許してもらえますかね?」
聖女「切らないでください。命は粗末にしてはいけません」 - 127二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 17:29:07
弁えた有能系ナンパ男だと…?
そんな奴が存在したのか - 128二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 18:48:01
勇者が相手なんて怖いやろ
- 129二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 20:29:46
見る目があるけど見る目がない
なんか商人っぽいな
親頼りじゃなくて自力で稼いでそう - 130二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 22:41:31
有能の雰囲気
- 131二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 07:32:51
ほ
- 132二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 08:39:50
ハーメルンの方加筆すごいことになってるな
- 133二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 14:01:01
保守
- 134二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 14:43:55
ハメから来たけどあにまん初なんだ……
- 135続きの執筆者◆bevE1nFHdI25/06/01(日) 17:02:47
事後になって申し訳ないですが、この度カクヨムでも掲載させていただきました。
勇者「魔王、倒せたな……」聖女「二人でイケるもんなんですね」(俊海) - カクヨム魔王を倒した後の勇者と聖女が二人でダラダラ生活するだけkakuyomu.jp - 136二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 20:44:03
ほ
- 137二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:45:12
しゅ
- 138二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 07:14:27
ほ
- 139二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 14:09:11
ナンパ男が大商人だったりするのだろうか
- 140二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:23:02
ほ
- 141二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:02:09
しゅ
- 142続きの執筆者◆bevE1nFHdI25/06/03(火) 06:57:10
勇者「急に呼び出されたと思ったら、こんなところに宝石店があったのか」
聖女「ええ、先ほどここの店主の方に声をかけられて、折角だし良さげな指輪がないかと思いまして」
ナンパ男「王都にある宝石店よりは規模自体は小さいですが、品揃えは負けてはいないですよ。それで、こちらが旦那の勇者さんですか?」
聖女「はい。私のことが大好きすぎて四六時中私のことしか考えていないほどに私に夢中な天下無敵の勇者様です」
勇者「……取り立てて修正するところはないな」
聖女「ひゅっ!? ……コホン、失礼しました。指輪の方を見せてもらえますか?」
ナンパ男「何か希望の宝石はおありで?」
勇者「そうだな……やっぱりダイヤモンドの指輪とか定番だし、一旦それで」
ナンパ男「……失礼ですが、お二人とも、これから先、魔物と戦うことになりますか?」
聖女「そうですね。この人、巻き込まれ体質なので」
勇者「好きで巻き込まれてるわけじゃないんだけど……それでも、勇者だし、魔物とはこれからも戦うことになるかな」
ナンパ男「ならダイヤモンドはやめといた方がいいですね。ダイヤモンドは硬いってイメージがありますが、所詮は傷つきにくさが指標なんで、ハンマーとかで殴っても簡単に砕けちゃうんですよ」
勇者「え? そうなの?」
ナンパ男「はい。結婚指輪なんて大事なものを魔物との戦いで壊れちゃったら目も当てられないでしょう? そこでですね、オレの方からお薦めさせていただきたい指輪がありまして」
聖女「それは?」
ナンパ男「こいつは、オリハルコンの指輪です。ものがものなんで市場にもほとんど出回らない、すごく貴重な一品です」
勇者「え? オリハルコンって硬いけどかなり加工が難しい金属だって聞いてるけど……それを指輪に!?」
聖女「しかもシンプルながらも細かい意匠が施されて……」
ナンパ男「ただ難点があって。少し他の金属よりは重くなってしまうんで、普通の人だと指が疲れちゃうんですよね。でもお二人なら問題ないでしょう?」
勇者「それはそうだけど、サイズが合うか……」
ナンパ男「ああ、それはオレが手直しするんで大丈夫ですよ」
聖女「……もしかして、これ、貴方が作ったんですか?」
ナンパ男「はい。ぶっちゃけ趣味で作った指輪です。金が余ってたんで」
勇者「……こんなところに凄腕の職人がいたとは」 - 143二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 12:08:46
有能商人で凄腕職人だけど名称はナンパ男
情報が多い! - 144二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 17:54:56
保守
- 145二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 20:43:16
ナンパ男から「有能」ナンパ男に変えてあげよう!
- 146二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:27:48
保守
- 147二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 07:20:50
ほ
- 148二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 13:23:35
勇者相手に動揺せず目の前でいちゃつかれても淡々と商談を進めるのプロの仕事
- 149二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 17:46:05
ナンパ男なのに有能なや
- 150続きの執筆者◆bevE1nFHdI25/06/04(水) 19:20:32
聖女「しかし、これだけの技術があれば王都でも十分やっていけるでしょうに、どうしてわざわざ中心地から離れたこんな街で?」
商人「ここの近くの山で貴重な金属や宝石が取れるんですよ。なので、その山買い占めて近くのこの街で店やってるって訳です」
勇者「規模がでかい話になってきたな…。そんな貴重な山なんてとんでもない値段がしたんじゃないですか?」
商人「いえ?そういう金脈とか資源とかは未発見の山だったんでお手頃価格でしたよ」
聖女「運が良かったんですね」
商人「オレ、パッと見ただけでどれだけの金脈や資源が埋まってるのかなんとなーく分かっちゃうんですよ。商人の勘というか、多分これくらいの価値になるだろうなって思ったら、実際その通りくらいになったりして」
勇者「こいつヤバくね?」
聖女「一歩間違えれば経済の破壊者になりかねないですね」
商人「それで、先ほど聖女様を一目見た時に分かったんですよ。『この人の素質、とんでもないものを秘めてるな』って。それでナンパさせてもらったんですけど……まさか結婚されていたとは、これはとんだ失礼を」
聖女「あ、あの! そこまで正直に仰らなくても!」
商人「いえいえ、ここは己の過失を秘めたりなど致しませんとも。商人たるものお客様との信頼が一番大事なのです。そこを隠し事などもっての外。オレは『お客様には誠実に』をモットーにやらせていただいておりますので」
勇者「まー聖女は可愛いし、ナンパくらいされるわな」
聖女「は!? ちょ、急に何言い出すんですかもう!」
商人「いやいや夫婦仲が良くて結構結構。しかしオレの見る目も捨てたものじゃありませんね。こうして採算度外視で作った指輪に相応しい方が現れるとは。それこちらの指輪はいかがでしょう?」
勇者「どうせなら、もうちょっと他のものも見ていいですか? 貴方の作った作品に興味が出てきましたので」
商人「それではどうぞごゆっくり〜」
聖女「この人、やり手ですね…」 - 151二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 21:29:26
悪徳商人や貴族に見つかったら誘拐監禁されるレベルの勘
- 152二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:38:39
保守
- 153二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 07:42:03
ほ
- 154二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 14:04:34
保守
- 155二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 17:39:36
聖女可愛い
- 156二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:31:32
ハーメルンの追記分も好きだわ
- 157二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 07:45:21
ほ
- 158二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 14:08:04
しゅ
- 159二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 16:00:29
商人に変わってる
- 160二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 22:43:15
今気づいた
- 161二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 07:10:40
ほ
- 162二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 13:23:40
しゅ
- 163二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 14:16:38
懐妊発覚はいつかな
- 164二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:31:46
商人から見た他のネームドキャラの素質気になる
騎士と親友どっち上だろ、同格かな - 165二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 03:43:01
☆
- 166二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 07:57:36
ほしゅ
- 167二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 14:22:20
待機
- 168二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 21:33:39
ほしゅ
- 169二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 22:53:44
待機
- 170二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 07:29:15
保守
- 171二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 13:48:03
ハーメルンで過去編が始まっている……!
- 172二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 20:21:41
待機
- 173二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 22:37:18
保守
- 174二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 06:37:20
保守
- 175続きの執筆者◆bevE1nFHdI25/06/10(火) 10:40:46
剣士「あら、そこにおるの勇者君やないか。久しぶりやなぁ、元気しとった?」
勇者「あ、剣士さんじゃないですか。お久しぶりです」
剣士「そんな他人行儀なんて悲しいわぁ。僕、もっと勇者君と仲ようなりたいんやけどなぁ。そんなに僕のこと怖い?」
勇者「怖いとかではないですよ。魔王討伐の旅で何度も助けてもらった恩人ですので、その礼儀と言いますか」
剣士「あんなん偶々僕が近くにいたってだけの話やんか。そんな偶然のことで感謝されても、僕の方が気ぃつかってまうだけやし」
聖女「……分かってはいるんですけど、貴方、やたらと私達を助けるタイミングが良かったりしますし。狙ってやってたんじゃないかって思わざるを得ないですよ。この店に来たのも、なに裏があるんじゃないかって思っちゃいますし」
剣士「おお怖い怖い。そんなに睨まんといてぇな。怖すぎて僕泣きそうになってまうやんか。そもそもこの店に来たのに裏とか何にもあらへんで。ただただこのお店の人のことを僕が気に入ってるってだけやもん」
商人「ええ、剣士さんにはオレの別の店をいつも贔屓にしていただいてます。中でも、書物をよく探しに来られてて」
聖女「内容はお聞きしても?」
剣士「かまへんよ。聞かれても恥ずかしいもんやないし」
商人「『胡散臭いと思われない方法』『ぼっちから始める友達の作り方』『メンタルを強く保つための方法』……などですね」
聖女「……うーん、本当にそれっぽいのがなんとも」
勇者「まだそんなことを気にされてたんですか?ちゃんと思ってることをそのまま口に出されてるのに」
剣士「それでも怖がられるんやからしゃーないやん。やっぱあれかな。距離が近くなると下ネタとか言ってまうんが良くないんやろか?」
聖女「言うんですか!? 貴方が下ネタを!?」
勇者「それお前が言う?」 - 176二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 14:35:20
胡散臭い奴が出てきたと思ったら気にしていた
- 177二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 15:11:51
すごい糸目っぽい
- 178二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 19:53:42
聖女の下ネタは衝撃的だった
- 179二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 23:03:13
保守
- 180二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 00:28:07
cv石田か遊佐だろこいつ
- 181二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 07:42:58
保守
- 182二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 14:24:51
保守
- 183二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 22:43:30
待機
- 184二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 07:37:12
保守
- 185二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 14:12:36
保守
- 186二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 19:31:24
保守
- 187二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 22:39:05
待機
- 188二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 06:17:19
保守
- 189二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 06:18:52
ハーメルンで見てるのはここ発祥だったのか
- 190続きの執筆者◆bevE1nFHdI25/06/13(金) 06:19:22
聖女「結局指輪の方は買わせていただきましたけども」
勇者「それで、なんで俺達喫茶店に連れてこられたんですか?」
剣士「いやあ、よう考えたら人間関係の構築で悩んでるのは僕も商人君も同じやと思うてなぁ? そこで勇者君にも相談させてもらいたいんよ」
商人「オレは彼女が、剣士さんは友人が欲しいというところは微妙に違いますが、ほぼ一緒と考えても差し支えないかと。もちろん、ここのお代は出させていただきますから」
聖女「うーん……剣士さんはともかく、商人さんはなんでモテないんですか? かなり甲斐性あるのに」
剣士「僕はともかくってどういうことやねんな。悲しくって涙が出そうになるやないか」
勇者「おい聖女、本当に剣士さんが泣きそうになってるからやめて差し上げろ」
商人「軽薄そうで、すぐ浮気しそうだからとか言われましたね」
聖女「あー……」
商人「納得しないでくださいよ! オレそんな酷いことしませんって!」
勇者「ならナンパするのやめたらいいんじゃ? というか、アピールポイントを金持ってるからとか言わないほうが…」
商人「そうでもしないと女の子が寄ってこないんですよ! 小さい頃なんか、菌が移るとか、あいつが触ったもんとかバッチいから触りたくないとか言われまくってましたし!」
剣士「酷いことを言う人もあったもんやねぇ。その人たち、よっぽど自分らが上等やと思ってはるんやろうか。そんなすごい人なら僕も一度お目にかかってみたいもんやわぁ」
勇者「お、怒らないでください剣士さん。貴方が何かやったら事件になりますよ?」
剣士「そら、僕の友達をバカにされたら腹立つやん? それにそういう陰湿なこと僕嫌いなんやわ」
聖女「怒るときもそう言う皮肉マシマシなのが怖いのでは?」
剣士「ゲフゥ!」
勇者「剣士さんが血を吐いた!?」 - 191二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 13:49:24
商売の時のコミュ力を異性に活かせれば…と思ったけどそしたらホストみたいになりそうだな
- 192二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 22:18:15
商人は彼女0人だけど剣士は商人いるから友達1人はいるんだな
- 193二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 07:17:38
保守
- 194二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 14:24:03
待機