- 1Yネキ22/03/31(木) 21:57:10
男「朝起きたら小学生の時に戻ってた、、」
男「どうして、、、?」
男「カレンダー的に今は小学5年生なのか俺」
男「状況がいまいちよく分からないな、夢か?これは夢なのか?それにしてはやけにリアルだが、、」
男「とりあえず>>8しよう!」
安価ss2回目です。
暖かい目で見てください。
他作品ネタは禁止、えっちなのは審議します。
よろしくお願いします!
- 2二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 21:57:33
二度寝
- 3二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 21:57:34
学校に行こう
- 4二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 21:57:40
あにまん
- 5二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 21:57:45
鏡を見る
- 6二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 21:57:46
勉強
- 7二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 21:57:49
寝る
- 8二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 21:57:50
飲酒
- 9二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 21:57:53
レスバ
- 10二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 21:58:04
ロト6
- 11二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 21:58:05
鏡で自分の顔確認
- 12二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 21:58:06
おいコラ
- 13二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 21:58:20
Yネキさんお久し振り!
- 14Yネキ22/03/31(木) 21:58:22
飲酒、、??
- 15二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:00:47
とんでもないヤンキーなのかもしれない…
- 16二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:01:31
精神年齢はそのままだからな
- 17二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:01:42
朝から酒を飲むんじゃない
- 18Yネキ22/03/31(木) 22:02:03
男「とりあえずちょっとだけ飲酒してみるか」
男「ちゃんと感性が大人のままなのかも気になるしな」
男「えっと、たしか父さんがビールをここにしまってたはず、、」ゴソゴソ
男「お、あった!」
男「一口だけ飲んでみるか」ゴクン
男「、、、、」
男「なんだかあまり美味しくないな、しゅわりとしてい飲み込めない」
男「これが大人になったら美味しくなるんだから不思議だよな」
男「よし、次はは>>22してみよう」
- 19二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:02:40
昼寝
- 20二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:02:48
盗撮
- 21二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:02:53
鏡で自分の顔を確認
- 22二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:02:55
昔死んだ親友に会いに行ってみよう
- 23二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:02:56
自爆
- 24二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:02:59
- 25二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:03:01
スリ
- 26二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:03:50
急に重い
- 27Yネキ22/03/31(木) 22:06:37
男「よし、昔死んだ親友に会いにいってみよう」
男「たしか、ここの向かいの家だったはず」
男「懐かしいなあ、よく遊んだもんだ」ポロポロ
男「あれ、俺なんで泣いてんだろう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ご無沙汰してます。Yネキです。
この一週間、私は予備校の体験に行ったり推しカプのssを書いたり火種を投下しかけたり色んなことしてました。
お酒飲んだことないのでお酒の味は勘です。
よろしくお願いします! - 28Yネキ22/03/31(木) 22:09:37
- 29二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:10:04
自爆特攻
- 30二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:10:16
目にガンプラが刺さって
- 31二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:10:21
自殺
- 32二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:10:22
テクノブレイク
- 33二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:10:26
急性アルコール中毒
- 34二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:11:01
最近はテクノブレイクで死ぬのが流行っているらしいな
- 35二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:11:34
抜きスギィ!
- 36二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:11:38
うわぁ!!テ○ノブレイク!?
- 37Yネキ22/03/31(木) 22:18:22
男「ゆうま、、中学生のとき、テクノブレイクで死んだんだっけな」
ゆうま「おー、男じゃん!」
男「ゆうま、、!!会いたかった!!」
ゆうま「ちょっと、なんだよいきなり!俺たち昨日もあったじゃねーか!」
男「そっか、、、お前からしたらそうだよな、うん、、。」
ゆうま「今日は祭りの日だろ?まだ集合時間じゃないけど、どうしたんだ??」
男「そうなのか?」
ゆうま「そうだよ!何言ってんだ、一昨日もみんなで準備しただろ?」
男「じゃあそれまで一緒に遊ばないか?」
ゆうま「おう、別にいいけど。その前に、お前なんか喋り方変じゃね?」
男「そ、そうか?」
ゆうま「うん」
男「それは多分、>>41だからだ」
- 38二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:19:07
恋
- 39二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:19:18
ムラムラしてる
- 40二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:19:22
女になりたい
- 41二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:19:32
あにまんまんとなった
- 42二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:19:38
お前を助けたい
- 43二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:19:41
お前が好き
- 44二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:20:03
どんどんカオスな方向に……
- 45二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:20:16
燃やせ
- 46二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:20:20
なん……だと………
- 47Yネキ22/03/31(木) 22:28:30
男「それは多分、俺があにまんまんになってたからだ!」
ゆうま「あにまんまんってなんだよそれ」
男「あにまんまんって言うのはな、今朝俺の夢の中に出てきたヒーローたちだゲー!」
ゆうま「、、最近ハマってるのか?そいつに」
男「そ、そうだ!!」
ゆうま「ふーん。じゃあ、今日の提灯に絵を描くやつもそれでいくのか?」
男「そ、そうだ!」
男(あっぶねー、昨日あにまん覗きながら寝落ちしたんだった。そのほかにはなんかしたっけ)
男(、、あれ?)
ゆうま「どうしたんだ、たき?」
男「いや、なんでもない」
ゆうま「それより、今から>>53に遊びに行こうぜ!!」
男「!おう、分かった!行こう!」
主人公の名前はたきにしました。
- 48二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:28:53
キャバクラ
- 49二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:29:25
賽銭泥棒
- 50二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:29:45
パチンコ
- 51二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:29:50
ゲーセン
- 52二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:30:00
カービィカフェ
- 53二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:30:00
先生の家
- 54二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:30:02
廃ショッピングモール
- 55Yネキ22/03/31(木) 22:35:24
ゆうま「先生の家に遊びに行こうぜ!」
男「え、、?」
ゆうま「何言ってんだよ、祭りの日だから今日は皆で先生の家に行って提灯に絵を書こうって言ってたじゃんか!」
男「そ、そうだったけな、、?」
ゆうま「、、お前、やっぱりちょっと今日変だぞ」
男「そっか、、そう、かな、、?」
男(ごめんな、ゆうま。俺は、、俺じゃ、ないんだ。)
ゆうま「お、ついた!」
女の子「あ、ゆうま、たき!」
女の子「頼まれてた>>60、買ってきたよ」
- 56二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:35:52
エロ本
- 57二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:35:53
てんが
- 58二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:36:06
砂糖
- 59二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:36:07
コンドーム
- 60二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:36:16
伯方の塩
- 61二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:36:52
は!か!た!の!し!お!
- 62二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:37:36
女の子って誰だ どっから湧いてきた
- 63二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:41:18
女の子「頼まれてた塩、買ってきたよ」
ゆうま「おー、サンキュ、!」
男(誰だ、この子??)
男(こんな子、俺の記憶にないぞ?)
ゆうま「何ぼうっとしてんだよ」
男「悪い悪い、早く中入ろう」
男「、、、の前に、女の子、名前聞いてもいいか?」
女の子「もちろん、私は優香。よろしく!」
ゆうま「早く入るぞー、」
男「あ、うん!!」 - 64二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:44:12
ワクワクしてきた
- 65二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:46:58
先生「いらっしゃい、三人とも」
三人「お邪魔します」
先生「他のクラスメイトたちはもう昨日のうちに描き終わっちゃったよ」
ゆうま「ごめーん」
優香「ねえ先生、ちょうちんは?」
先生「ん、ここにあるよ」
男(どうやら俺の記憶にはないが、俺とこの優香って子はクラスメイトらしい)
先に一人で絵を描き始める優香。
〜〜数十分後。〜〜
ゆうま「描けた!!」
優香「何を描いたの?」
ゆうま「>>70」
- 66二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:49:14
先生の後ろにいるオバケ
- 67二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:49:48
神さま
- 68二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:49:50
最近家の周りをうろつく不審者
- 69二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:49:58
俺の推し
- 70二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:50:02
精巧な宇宙船
- 71二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:50:06
辛味噌
- 72二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:50:06
- 73二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:51:15
なかなかのマニア
- 74二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:56:14
ゆうま「ジャーン!!」
男と優香「!!??」
ゆうま「最近ハマってるアニメの宇宙船だ!!スペースロボット、アヴェンレリオン!!」
俺は驚いた。
小学五年生はここまで絵が描けるものなのか!?
未来の俺ですらかけないであろう。
たしかにゆうまは絵が上手かった記憶がある。
成長できていたらここまで上手くなっていただろうか。
だが、それ以上に気になることは一つ。
男(そんなアニメ、あったっけ、、??)
優香「それ、知ってる!!毎週日曜夕方にやってるやつ!!」
ゆうま「そうそう、このアニメで出てくる女の子がすっごいかわいいんだよ!!」
優香「うんうん、アスミちゃんだね、私も好き!」
男(あ、、思い出した)
男(コイツ、この子でテクノブレイクしたんだった) - 75二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:57:08
………えっ………
- 76二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 22:58:38
笑撃の真実やめろ
- 77二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:02:28
嫌な未来から意識を向けるために、俺は優香の絵に意識を移す。
男「優香は、何を描いたんだ?」
優香「これはね、ここに伝わる神様だよ!おばあちゃんが教えてくれたの。」
優香の絵には髪の綺麗な女の子が一人。
優香「神様はね、塩を備えるとその子供の幸せを一緒に願ってくれるんだよ!」
だから、塩。俺はさっきこの女の子が持ってきたものを思い出した。なるほど、それでか。
優香「滝くんは、何を描いてるの??」
男「これは、あにまんまんだよ」
優香「あにまんまんって?」
男「今日俺の夢に出てきた怪物」
優香「あにまんまんは何をしたの?」
男「あにまんまんはね、あにまん民たちに>>81したんだよ」
- 78二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:03:31
性癖展開
- 79二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:03:52
抹殺
- 80二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:04:04
遊ばれた
- 81二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:04:09
荒らし
- 82二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:04:15
- 83二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:04:50
惡鬼
- 84二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:09:53
男「あにまんまんはね、あにまん民たちのスレを荒らしたんだよ」
優香「へー、、??」
あにまん民a「百合は世界を救う」
あにまん民b「ゆたまき!ゆたまき!」
あにまん民c「やっぱり純愛って最高だよね」
あにまん民d「無機物になった妹に話しかけるの壊れてるって感じがするね」
あにまんまん「そこまでだゲー!」
あにまん民達「!?」
あにまんまん「不埒な話題はそこまでだゲー!」
あにまんまん「荒らしてやるんだゲー!!」
男「、、てな具合でな」
優香「それで、滝くんはどうしたの??」
男「>>90したよ」
- 85二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:11:11
おっ
- 86二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:12:02
ぱ
- 87二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:12:13
っ
- 88二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:12:24
ぴー
- 89二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:12:49
自演
- 90二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:16:43
自殺
- 91二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:21:35
男「自殺したよ」
優香「、、え!?」
男「だって俺、その世界以外に居場所がなかったもん、なんか知らんけど」
男「俺のその夢の世界ではさ、親友がいなくて、ほんと仕事とかも上手くいかなくてさ、なんかもう全部どうでもよかったんだよ」
優香「そ、そんな、滝くん。死んじゃダメだよ」
優香「ほら、一緒に神様にお願いしよ?今日はお祭りだしさ、ねえ、、?」
男「、、そうだね。そうしよっか。」
ゆうま「二人とも、描けたか?お祭りの会場行こうぜ!!」
優香「アッ、、うん、そうだね!!ほらたきくん、お祭りの会場行こう??」
男「うん」 - 92Yネキ22/03/31(木) 23:22:06
すいません、コテハンを思いっきり忘れておりました
- 93Yネキ22/03/31(木) 23:26:44
ゆうま「会場着いたぜ!!」
男「ここが会場か!!」
ゆうま「早く塩供えに行こうぜ、二人とも!!」
優香「あ、私他の友達と約束あるから」
男「そっか、また後でな!」
ゆうま「おいたき、神殿まで競争な!!」
どっちが勝った??
- 94二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:27:51
男
- 95二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:28:25
ゆうま
- 96二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:29:32
たき
- 97二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:29:42
引き分け
- 98二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:30:22
同時
- 99二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:30:38
- 100二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:30:46
ひきわけ
- 101二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:30:54
- 102Yネキ22/03/31(木) 23:37:09
山の上の神殿まで、駆け抜ける。
ここまで本気で走ったのはいつぶりだろう。
体が軽い。
精一杯走って見上げると、ゆうまがいた。
同時だったらしい。
男「、、引き分けか?」
ゆうま「みたいだな」
お互いの顔を見合わす。汗が顔から垂れた。
ゆうま「じゃあ、俺たちの未来を願って塩供えようぜ」
俺「そうだな。儀式やるか」
お前は自滅するけどな。
ぱんぱんと手を叩いて、一つお辞儀。
塩を備えて、鈴を鳴らす。
ゆうま「塩、美味そうだよな。俺も走ってきたからしょっぱいもん食べたい。」
男「うん。牛タン串食べよう」 - 103二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:38:26
青春だ...
- 104二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:39:57
将来テクノブレイクするとは思えないくらいの美しさ
- 105Yネキ22/03/31(木) 23:45:02
俺たちは二人、山を降っていく。
いつのまにか暗くなりかけている空が煌めきかけている。
「なあ、たき」
「うん?」
「お前、今日お前じゃなかっただろ」
俺は目を見張った。
そりゃあそうだ。俺は本来>>110のサラリーマン。
ブラック企業で働く何もない男だ。
「そうかもな」
そっけなく返事する。だって、どうせ信じてもらえないだろうから。
「なあ、俺たちずっと一緒だよな」
「、、そうだな」
さっきからちょっとずつ、俺が何者だったかが思い出せるようになってきてる。
この夢の終わりはもう近いのかもしれない。
でも、それでも良かった。
だって俺は、夢の中でも死のうとするほど終わってたんだから。
- 106Yネキ22/03/31(木) 23:46:27
あ、>>110は年齢でお願いします
- 107二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:47:19
58
- 108二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:47:20
26
- 109二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:47:36
31
- 110二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:47:49
- 111二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:47:51
35
- 112二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:49:29
- 113二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:51:33
- 114Yネキ22/03/31(木) 23:55:34
- 115二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:57:50
好き
- 116二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:58:16
その瞬間を閉じ込めたい
- 117二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:58:33
未来予知できる
- 118二次元好きの匿名さん22/03/31(木) 23:58:46
- 119二次元好きの匿名さん22/04/01(金) 00:00:52
やだ…ちょっとかっこいい…
- 120二次元好きの匿名さん22/04/01(金) 00:01:59
- 121Yネキ22/04/01(金) 00:06:10
男「その瞬間を閉じ込めたいからだよ」
ゆうま「お、いきなこと言うじゃん笑笑」
そうだ。俺は閉じ込めていたかった。
ゆうまが生きていた時間を。
子供の自分を。
今の自分はダサくて、思い描いてた自分と違った。
大人というものは、自分の中でふにゃふにゃなものだった。
だから描いた。
過去の自分を。
一つ一つ、絵に想いを込めて。
それでなかなか評価も上がってきて、楽しみにしてくれてる人も増えて。
ここなら誰かが必要としてくれるかもしれないって、思った。
そんな時だった。
誹謗中傷が増えたのは。
うわあ、、余裕でバレてる、、、笑
- 122Yネキ22/04/01(金) 00:15:38
仕事でパワハラを受けた俺にとって、それはかなり効いた。
最初はほんの一言だけだった。
でもそれに便乗した誰かが乗っかることで、俺の傷は深まっていった。
だから、俺は、、、。
ここで、あることを思い出した。
「どうしたんだ?」
横からゆうまが声をかける。
俺は、戻らないといけない。
あの世界に。
なんの変哲もない、あのゴミみたいな世界に帰らないといけない理由を一つ、思い出したのだ。
「ちょっと待ってて、俺はしないといけないことがある」
その瞬間、ゆうまが目をまた悲しそうに見開いた。
すぐに駆け出そうとする
「待てよ」
「その前にちょっと>>118しようぜ」
- 123Yネキ22/04/01(金) 00:16:14
- 124二次元好きの匿名さん22/04/01(金) 00:16:39
遊ぼうぜ!
- 125二次元好きの匿名さん22/04/01(金) 00:17:03
このレスは削除されています
- 126二次元好きの匿名さん22/04/01(金) 00:17:58
ハイタッチ
- 127Yネキ22/04/01(金) 00:30:06
「その前にちょっと、大人になろうぜ」
後ろから声がかかった。
悲しそうな顔で立ち尽くすゆうま。
「俺はさ、もう大人になれない。お前と一緒に、歳がとれない」
「、、うん。」
こいつは知っていたんだ。最初から。
「だからさ、今だけはお前と一緒に大人にならせてくれよ。」
「お前に、俺の夢を託す。」
彼は大切な人との別れを惜しむように目を伏せた。
「自由に生きてほしい。」
「会社とかに縛られずにさ、結婚でもして、ゆっくり楽しそうにしてくれたら俺はいいよ。」
「本当は、いかないでほしい。ずっと、会いたかった」 - 128二次元好きの匿名さん22/04/01(金) 00:33:39
良い……
- 129二次元好きの匿名さん22/04/01(金) 00:40:38
スレ主すげぇ…メッチャ面白い!
- 130Yネキ22/04/01(金) 00:41:12
「でも、お前は下に帰らないといけない理由がある。」
「うん。思い出したんだ。俺には誹謗中傷も多かったし、上司からの嫌なパワハラもあった。でも。」
「なんだ?」
「俺には、描きかけの絵があった。」
「こうやって空の下で笑うゆうまの絵が、まだ完成してなかったんだ。」
俺は思い出す。
数あるパソコンの中のフォルダの中の、描きかけの一枚。題名は、親友。
「もう10年以上も前に見たゆうまの顔が、描けなかった。」
「でも、今なら描けそうな気がする」
目の前で悲しそうにするゆうまを見る。
「ありがとな、ゆうま。お前の笑った顔を、最後に見せてほしい。」
「うん。そうだな。」
そういうとき、ゆうまは涙で潤んだ目をくしゃっと笑わせて、俺の顔を見て一言。
「バイバイ、またな!」
ハイタッチの音が、空に響いた。 - 131Yネキ22/04/01(金) 00:49:24
俺は駆ける。
目指すは、山の上の神殿。
一歩ずつ踏みしめるたび、体が重くなっている。
29歳のそれに戻ってきているのだろう。
俺はもう戻らない。
小学生の頃にも、上司にパワハラされた時にも。
俺が向かうのは未来、ただ一つだ。
風が頬を撫でる。
やっとの思いで神殿に着いた。
僕が境内の周りを調べていると、横から声が刺さった。
「待ってたよ」
揺れるツインテール。赤い服。
優香だった。 - 132Yネキ22/04/01(金) 01:06:07
「随分ぜえぜえとしているね。」
「君の目的はわかっているよ。だって、ここに君を連れてきたのは他でもない、私だ。」
「どうして、こんなことしたんだ?」
「その理由は君が一番わかってるんじゃないのかい?」
俺は思い出した。夢もなく、ただだらけている人生。
「そうだ。でも、僕は戻る。戻らないといけない。」
「ほう」
「だって僕は、ゆうまに夢を託されたんだ。自由に、今度こそ幸せに生きてやる。」
「いいのかい?下に戻るということは今の親友との生活を捨てることになるよ。」
「ここにいれば、ずっと君は子供だ。毎日夢に溢れて、未来を夢見れる。」
「いいんだ」
「たしかに夢を見ることは子供の特権だ。」
じゃあ。
「夢を叶えるのは、大人の特権だろ?」 - 133二次元好きの匿名さん22/04/01(金) 01:10:30
Yネキさん2回目と思えない位凄いし面白い
- 134Yネキ22/04/01(金) 01:14:26
「、、、はあ。分かったよ。そこまで言うなら戻してやろう。」
彼女は目線を床に落として、またあげる。
「でも、一つだけ条件がある。」
「??」
「それは君が、幸せに天寿を全うすることだ。」
「正直、君が羨ましいよ。人間にとって未来とは、輝かしいものだと言うイメージが強い。」
真っ直ぐ彼女が僕の目を見る。
「それに比べて私たちにとっての未来はどこまでも平坦だ。何もない。」
「未来へ進むことは、生きる者の特権だ。楽しめよ、青年。」
彼女が僕を見る。
「、、おう!!」
「その心がある限り、君はーーー」
ーーーーーーーーいつまでも、少年だ。
彼女はそういうと、塩を僕にぶっかけた。 - 135Yネキ22/04/01(金) 01:21:15
気がついたら、部屋で目覚めていた。
時計を見たら朝の9時。
久しぶりにゆっくり休むことができたようだ。
彼らには感謝しても仕切れない。
昨日からついていたパソコンを覗くと誹謗中傷の合間合間に僕の絵を望む、星空のようにキラキラした歓喜の声が見える。
周りを見回すと、溢れ出た睡眠薬と大量の塩が見えた。
そうだった。この睡眠薬で、僕は昨晩。
、、、、、、、、、、
思い出したくない。
とりあえず、朝ごはんを食べよう。
あとは、会社に辞めると言う電話をして、あの絵を完成させよう。
僕の人生は、まだ始まったばかりだ。
おしまい - 136二次元好きの匿名さん22/04/01(金) 01:26:00
乙!Yネキさん凄く面白かった!
- 137Yネキ22/04/01(金) 01:32:48
終わりです眠いです寝ます!!!
安価は2回目でしたがいかがでしたか?
今回はちょっと更新に間ができすぎたかなと思ってます。
感覚を2、3分くらいにできるまではこうして練習していきたいです。
この前学校卒業して、今度また入学式があるのでそれで区切りをつけるために感動系を一つ書いておきたかったんです。
それはそれとしてゆうまとたきのネタ、案外早くバレてました。でも多分最初からわかってた人はいないと信じたい。 - 138二次元好きの匿名さん22/04/01(金) 01:38:04
- 139Yネキ22/04/01(金) 01:39:54
- 140二次元好きの匿名さん22/04/01(金) 01:43:55
面白かったです!
ぴく4部の方のゆたまきも読ませていただきました!! - 141Yネキ22/04/01(金) 01:56:41