【若干トレウマありSS】うわーん!みんながいじめるー!

  • 1二次元好きの匿名さん22/04/01(金) 23:23:13

    逃げが私しかいない状態でみんなが逃げ封じスキルを山盛りにしてるー!

    ※なぜこんなことになっているのかを解説します。

    高校生になり卒業も控え、ドリームトロフィーシリーズも引退を視野に入れている頃
    進路もそれぞれ別となりなにか思い出が欲しいなと思った黄金世代。

    ならば私たちはウマ娘、みんなで模擬レースをしようという話になりました。
    しかしエルコンドルパサーここで「普通に模擬レースをするだけではつまらないので最下位に一つ罰ゲームというのはいかがデス?」と提案
    グラスワンダー表面は窘めつつも勝負とあれば真剣になれる要素も欲しいと乗り気
    キングヘイローどんな場面であれど一流ならば負けはないと同じく乗り気
    スペシャルウィークわたわたしつつ罰ゲームは嫌だなぁと思いつつも勝負はしたいなとやや消極的

    だがセイウンスカイここで爆弾投下
    「じゃあみんながトレーナさん好きなのは分かっているし、卒業の時に告白するってのはどう?」

    セイウンスカイは気が付かない、黄金世代の中、卒業を機に付き合ってくださいという告白を終えていないのはセイウンスカイのみ。

    黄金世代はいつセイウンスカイが勇気を出すのかと気が気でない、下手をしたらこのままズルズルと告白をしないのではないかとヤキモチしていたほどだ。

    全員がその罰ゲームに乗ったととてもいい笑顔で了承、スカイはあれ?なにかいけないことしたのかと思いつつもみんなきっかけでも欲しかったのかもしれないとその違和感を見事にスルー。

    その違和感の結果がレースに現れた、見事に最終直線で全員に抜かれ、結果は最下位、にこやかに笑う黄金世代を前に、セイウンスカイは、逃げる前にキングヘイローに捕まった

  • 2二次元好きの匿名さん22/04/01(金) 23:25:36

    そりゃ全員捕まえに行くわな

  • 3二次元好きの匿名さん22/04/01(金) 23:25:38

    逃げるな(ダブルミーニング)だったか…

  • 4二次元好きの匿名さん22/04/01(金) 23:28:56

    策士が逃げ道塞がれて釣り師が自分の餌に引っかかってどうすんだよ・・・。

  • 5二次元好きの匿名さん22/04/01(金) 23:51:14

    ずるいと思いまーす!こんな形で負けたのは不本意でーす!などなどキングヘイローに首根っこ掴まれながら不貞腐れるセイウンスカイ。

    だがグラスワンダーここで一喝
    「スカイさん、腹を括りなさい、知らないようですので教えてあげます、私達にはもうあなたの罰ゲームは意味を成しません。」
    スペシャルウィーク、頬をかきつつも大きく頷く
    「実は、私お母ちゃんと一緒に挨拶も済ませちゃって・・・。」
    キングヘイローは呆れたようにため息一つ
    「あなただけよスカイさん、私達の中で未だに二流なのは。」
    エルコンドルパサーもファイトポーズ取りつつ煽る
    「逃げに逃げて2冠ウマ娘菊花賞世界レコード持ちという大業持ちがトレーナーさんからいつまで逃げるつもりデスカー?」

    セイウンスカイ、この事実に驚愕となりつつ絶望、自分だけだったのだ、置いてきぼりを食らっていたのだ、逃げウマ娘である自分がいつの間にか最後方、ぽつんと一人状態、それがレース結果にも出た。
    「え、私だけ・・・?」
    静寂となったコースにか細い声が虚しく響く

    そこでスカイ以外の黄金世代一同に頷く、長い付き合いながらに息の合った動きである。

  • 6二次元好きの匿名さん22/04/02(土) 00:20:36

    後日

    唐突に自らが告白することが決まってしまったセイウンスカイ。
    しかし、罰ゲームであれば本気で告白する必要はないのでは?
    一瞬そんなことが頭をよぎるが何故か脳内のフラワーがものすごくいい笑顔で拳を振り上げている
    この顔は、あれだ、私を窘めるときにする顔だと冷や汗が流れ周囲を確認するも当然ながらフラワーはいない。

    しかし、卒業までまだ時間はある、卒業まで引き伸ばしに引き伸ばして一気に決めるというのはなかなかいいのではと思いつく事はあった。
    だが、気がつくのがおそすぎた、卒業の空気任せは自分が思っていた以上にハードルが高い、思い返すのは素晴らしくその数倍恨めしくもあったいい笑顔で「わかってるよね?」と言いたげなライバルであり親友たちの視線。

    いっそ頭をかきむしりたい、だがもう逃げ道はなくなった、残された道はもう告白の一択のみ。

  • 7二次元好きの匿名さん22/04/02(土) 00:27:13

    続きは頭痛いのでまた後日に書きます

  • 8二次元好きの匿名さん22/04/02(土) 00:28:42

    セイウンスカイ逃げた!逃げた逃げた逃げた!
    スペシャルウィーク追走!並ばない並ばない!あっという間にちぎった!

  • 9二次元好きの匿名さん22/04/02(土) 00:40:50

    保守しとくわ!

  • 10二次元好きの匿名さん22/04/02(土) 00:40:59

    >>7

    待ってるぜ!

  • 11二次元好きの匿名さん22/04/02(土) 00:43:01

    セイちゃん頑張れよ

  • 12二次元好きの匿名さん22/04/02(土) 00:53:34

    良きスレだ

  • 13二次元好きの匿名さん22/04/02(土) 08:22:52

    保守

  • 14二次元好きの匿名さん22/04/02(土) 10:12:45

    卒業の日
    桜が咲き、天気も卒業の日にふさわしいほどの快晴、青春の門出には最高の日である。
    そしてまあ、そんな浮足立った空気であれば今まで想い続けていた心の後押しがされるのも道理である

    年齢差だとか、教師と教え子の関係のようなものが恋愛関係などという事が目立つがこれは珍しい話ではない
    そもそもの話、ウマ娘とトレーナーの二人三脚なりチームというのは思春期の女の子には刺激が強い

    自らがレースに出て、夢の舞台を走る、このたった一度許された、ウマ娘としての人生の絶頂期
    本格化した後、全盛期を維持できる時間は本当に短い、そしてそのピークを終えた後の維持というのもまた難しい
    トゥインクルシリーズを走り終えた後に待つ半年に一度の祭典ドリームトロフィーシリーズ
    本格化を終えたウマ娘たちが衰えを感じつつも、それでもレースの舞台を走る、この残された足をすべて使い切るような心持ちで走るからこそ、トゥインクルシリーズでは感じれない熱が、闘志がある。

    だが考えてみて欲しい、そんなたった一度しか許されない、どんな結果にせよ自分の道を精一杯支えてくれるパートナー、それが【トレーナー】だ。

    重ねていうが思春期の女の子にこれは刺激が強い、自分を高めつために精一杯を尽くし、レースに勝てばともに喜びを分かち合ってくれるし、敗北しても寄り添い励まし、奮起させてくれる。

    これに対し若干の「想い」が宿っても仕方のないことだと思う。
    断っておくが、珍しい話ではないとはいうが、全員が全員そうではないのも確かな話で、それはそれ、これはこれとビジネスパートナーのように線引きがしっかりしている関係もある、むしろこっちのほうが主流である。

    だが、その珍しくない方であれ、そっちの方に分類されるウマ娘たちの想いというのは中々に侮れず、
    レースでの駆け引きをそっち方向に活かして担当トレーナとの仲を進展させてくるような強かさを持つウマ娘もいる

    わかりやすい例がエイシンフラッシュで、外堀の埋め方が閃光のように鮮やかで、同室のスマートファルコンが現実逃避ゲリラライブ(開催申請済み)を開き某ファン一号がしっかり応援してるのを見届けた後。

    「これはいいけどそうじゃなーい!!!!!!!!!!!☆」

    と、例のウロに叫んでいたのはたまたまセイウンスカイが目撃してしまい、若干のシンパシーが発動してしまったのは仕方がないと思う。

  • 15二次元好きの匿名さん22/04/02(土) 10:23:50

    続きは遅番の仕事から帰ってきてから書きます

  • 16二次元好きの匿名さん22/04/02(土) 12:28:22

    とても良い、保守

  • 17二次元好きの匿名さん22/04/02(土) 19:28:02

    待ってるぜ

  • 18二次元好きの匿名さん22/04/02(土) 23:07:39

    スレ主の続きを待つぜ

  • 19二次元好きの匿名さん22/04/02(土) 23:59:45

    ウダウダと関係ないことを考えていれば、時間はあっという間に過ぎる。

    卒業式も終わり、進路は皆それぞれ別の道へと進んでいく、レースが終わった後も、夢は、人生は続いていく。

    当然ながらそれは別れも意味する、ウマ娘とトレーナーの関係は今日限りで終わるのだ。

    それは自分だって例外ではない、見慣れた場所、でも来るのは今日が最後、今日という日が終わればあとに残るのは【トレーナーだった人】【担当だったウマ娘】

    なぜだろうか、うじうじしていた時よりも今が怖い、今までの思い出が、募っていた様々なものが、これから過去になっていく、それがどうしようもなく怖いのだ。

    (わかって、るよ。)

    セイウンスカイは逃げている、甘えている、半ば諦めている。

    勇気を出せば、あの人は応えてくれるかもしれない、短い付き合いではない、共に夢をかけたあの時間は、親族と暮らすように、大好きな祖父と過ごす時間のように安心できて、でも、もしかしたらそんな関係が壊れるのが怖いのだ。

    成功するにしろ失敗するにしろ、今までの関係ではいられない、同期は全員ものの見事に成し遂げたが自分はどうだ?

    一緒に二人三脚で進んできた、迷惑をかけた自覚はある、それでもあの人は笑って自分がやりたいようにやらせてくれた、困ったときには寄り添ってくれた、迷ったときは導いてくれた。

    (・・・いやだ。)

    このまま何もせずに終わるなんて、だめでもいい、今までの関係に甘える訳にはいかない。

    「今までのお礼と、これからの相談くらいさせてくださいね、トレーナーさん。」

    小声でつぶやき、手慣れたように扉をくぐってセイウンスカイは一言。

    「お疲れ様でーすトレーナーさん、最後にセイちゃんとお出かけしませんか?」

  • 20二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 00:00:16

    なんとか今日中にかけました、明日また続きを書きます

  • 21二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 00:54:48

    素晴らしい…。
    続き楽しみにしてます!

  • 22二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 08:17:25

    保守しておくぜ

  • 23二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 11:14:41

    続きを待ってるからな!

  • 24二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 11:14:50

    保守ありがたいです、夕方ころには書き上げられそうです

  • 25二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 15:17:07

    (なんで自分でさらにハードル上げたかなぁああああああ!?!?!?!?!)

    一緒にお出かけというのは何度もやった行為である、調子が悪いときには気分転換にといろいろな場所に連れ出してもらったものだ、だがセイウンスカイの内心は絶賛かかり気味継続中である。

    (いや、お出かけしたいってのは本音だし!?最後に思い出作りしたかったってのも本音だけども!)

    選んだ場所は色々と思い出深い水辺だ、自分の本音を晒した場所でもあるし、ふざけてかわいこぶってみたら直球でカウンターを食らって沈んだ恥ずかしい思いでもある場所で、あの燃えたぎるような有馬記念の後にもここでのんびりしたものだ。

    (決心してるのに、な~んでこうやって釣り糸垂らしてるかねぇ・・・。)

    それでも自然と会話は進む、あのときはあんなことがあった、あのレースでの・・・など、思えば本当にあっという間だった、とはいえ、《これ》は、あくまで仕込みだ、本命のために、しっかりとこの態勢を崩してはいけない、それでも、ここで勇気を出さなければ、ここで話したことは全て過去になる、違う、今が過去になろうとしているのだ。

    「トレーナーさん、トレーナーさんはこれからもトレーナーとして活動するんですよね?」

    我ながら何を聞いているんだと張り倒したい気分だが、少し考えた素振りをしたトレーナーはあっさりとこっちの予想を超えてきた。

    【どうだろう、スカイのせいで少し、目が肥えちゃったからなぁ・・・。】

    などと、いきなり追い込みから先頭に末脚で駆けてくるような勢いの豪速球を投げてくるものだから吹き出さなかった自分を心底褒めたい。

    「またまたー煽てたって何も出ませんよーセイちゃんよりすごい子なんてあっさり見つかりますってー」

    自分で言って引き上げた釣り針が自分にぶっ刺さるような痛みが走ったが、トレーナーは呆れたように口に出す

    【2冠ウマ娘、その内菊花賞は世界レコードを持ったウマ娘なんて暫く出ないぞ・・・それで片付けたら一緒に走ったウマ娘に失礼だろうが。】

    「それもそうですかねーもうトレーナーさんてばほんとにセイちゃんのことが好きなんですからー。」

    【そうだな、俺はスカイの走りに魅せられて、一緒にこの道を走ってきたもんな・・・。】

  • 26二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 15:27:32

    良い

  • 27二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 17:14:28

    (だからなんでいっつもそうこっちの冗談を笑顔でカウンターしてくるかな!?)

    顔に出ていないことを祈る、と言うか、出ていたらすぐさまそこの水辺に飛び込んで自沈する

    「そうですか、ウマ娘思いのトレーナーさんと走れてセイちゃんは幸せものですよ、あーあ、それにしても今日は釣れませんねぇ。」

    【ここらへんでよく釣ってるのに今日はさっぱりだな。】

    「今日は本命がいるというのにその前哨戦がダメダメですねぇ。」

    【本命?】

    「こっちは必死に釣り上げようとしているのに、相手にされていないのか、セイちゃんの仕掛けがダメダメなのか、どうも釣れないんですよねぇ。」

    間違いなく仕掛けが悪い後者、セイウンスカイは流石にそこの自覚はある。

    【いつか釣れると良いな、その本命。】

    「いやーだめなんですよねぇ、今、その本命を釣り上げないときっと私は後悔しちゃうんですよ。」

    持ち上げた竿には釣り餌どころか針もない、元々魚を釣るつもりはなかった、ここに来たのは、人目に触れないというのもあるが、何でもいいから切っ掛けと後押しが欲しかった。

    「トレーナーさん、私って卒業した後、どうしようとか漠然としか考えてなかったんですよ、気がついたら、トレーナーさんが隣にいるのが当然のようになってて、皆と一緒の時間が続けばいいなって思ってました。」

    「そんなことなくて、こうやって卒業して皆別々の道に行くんですよね、まあ私達仲良しですから時間あったら何かしら理由に集まるでしょうけども。」

    「でもトレーナーさんは違いますよね、私が卒業しても、トレーナーとしてまた新しい娘をスカウトして、トゥインクルシリーズを一緒に走っていくんですよね。」

    「それでもいいんです、そんなウマ娘を支えてくれるトレーナーさんだから、時々不器用で、でもどうしようもないときはずっと側で寄り添ってくれましたよね、あれ、女の子には劇物ですよー?」

  • 28二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 17:40:03

    ああ、なんだ、こんな簡単なことだった、踏み出してみればあっさりとこんな事が言えるじゃないか

    「だから私、こうやってトレーナーさんが大好きだって気持ちが抑えられないんですよ、ふざけてるのにカワイイってあっさり返してくるし、私がどうやっても八方塞がりのときなんてあんな無茶苦茶のことしてくれて。」

    「トレーナーさんの愛バとしてずっと傍に居たいものだから、こんなものまで取得しようとしてるんですよ?」

    高校入学の際に、資格習得は何が良いと思った時に、これに手が伸びてしまったのは仕方ないだろう

    【トレーナー資格のための試験・・・。】

    「正式トレーナーの前にサブトレーナーとして経験と積まないといけないですけど、そこの所、お願いしてもいいですかね、私の大好きなトレーナーさん♪」

    正直、点数つけるなら赤点ギリギリで、レースに例えるならペース配分間違えて、序盤かかり気味にぶっ飛ばしたせいで最終直線でバテバテになったような気持ちだった。

    それでも、トレーナーは了承してくれてその後、セイウンスカイとトレーナーは距離が変わり。
    【トレーナーと担当ウマ娘】から【トレーナーとそのパートナー】へと変わった。

    後日、いい人が見つかって歓喜した祖父からえらい【ご祝儀】が届いてさすがのセイウンスカイも

    「じいちゃあああああん!!!!」

    と例のウロに叫んでいる姿が目撃されたとかいないとか。

  • 29二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 17:40:50

    これでおわりです!

    保守や良いなどの感想ありがとうございました!

  • 30二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 17:42:21

    ご婚約おめでとうございます!(掛かり!)

    いや素晴らしかった…純愛っていいですね

  • 31二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 17:42:37

    >>29

    こちらこそありがとう!素晴らしいssでした!

  • 32二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 17:45:51

    スレ主過去作品とかある?これからも応援すわ

  • 33二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 18:13:08

    ハーメルンとかにSSは投げてますがSSスレはこれが初めてですね

  • 34二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 18:14:14

    良いものを見たよありがとう

  • 35二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 18:14:34

    >>33

    とてもよかったです...またあなたの作品を読めることを願います...

  • 36二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 18:53:45

    ありがとうございます

  • 37二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 20:55:20

    この世界のグラスは名指導のイベントで自分の気持ちに気付いたからきっかけをくれたセイちゃんの恋路に人一倍やきもきしてるとかありそう。

  • 38二次元好きの匿名さん22/04/03(日) 22:03:11

    グラスに対する解釈がまだ薄めなのでSSにするのは難しいですね・・・。

  • 39二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 00:30:22

    逆にどういうSSなら書けそうか模索していこうかな

    脳みそお気楽思考だから暗いのは性格上書けないし

  • 40二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 10:17:03

    >>39

    キングと一流トレのデートとか

  • 41二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:45:25

    >>39

    スペちゃんとスイーツデートする話!

  • 42二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:47:29

    >>29

    最高ですありがとうございます!

  • 43二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:52:49

    ンン〜素晴らしい
    仕事疲れの身体に沁み渡りますわぁ

  • 44二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 23:16:12

    提案及び感想ありがとうございます

    個人的にスペちゃんとスイーツデートが食指が動いたので近いうちになにか書いてみます

  • 45二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 23:18:12

    黄金世代で惚気と言う名の近況報告女子会して欲しいし、なんならそのままママ友してて欲しい

  • 46二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 07:50:45

    >>45

    歳食っても仲いいよねってのわかり合う仲って良いよね

  • 47二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 16:37:46

    保守ついでに

    明日辺りスペちゃん関連なんか書けそうです

  • 48二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 22:39:46

    保守ついでに一文

    「スカイさん、明らかに浮ついているわね。」

    「昨日明らかに告ったデスネ。」

    「もう少し触れずに見ているのもありですかね?」

    「スマホで見てるの多分Laneの会話文ですよね、何をやり取りしていたのやら」

  • 49二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 07:00:15

  • 50スペと一緒にスイーツデート・序22/04/06(水) 10:17:55

    スペシャルウィークが日本ダービーを制した

    皐月賞ではセイウンスカイに勝てずその悔しさをバネに逃げるセイウンスカイを差し切ってみせた。

    ウィナーズサークルにおいて歓喜で涙すら浮かべるスペシャルウィークに乙名史記者が超ハイテンションで取材をしているのを見つつも記念すべきダービーで勝ったんだしなにかご褒美をあげなくてはと思うトレーナー

    しかし、スペが喜ぶものといえば何かと言われて思うのはやはり食べ物なわけで、しかし普通に食べ物と言ってもどうせなら良いものを食べさせたい

    そこでふと思いつくのは預かった保護者連絡先でのスペの母親、ダービーのご褒美をあげたいという些細な相談みたいなものだが、連絡をしてみたところ快く引き受けてくれた。

    相談の結果やはりにんじん関係のお菓子がとても好きらしくよく派手な出費をしたものだと電話越しの乾いた笑いがあまり笑えなかった。

    中央トレセンの近くにはウマ娘関連のお店も多く、ニンジン関係の食品店も目立つし、今度走る宝塚記念の前に、そして夏に待つ合宿の前に大いに英気を養ってもらおうと給料から多めにお金を引き出した。

  • 5122/04/06(水) 10:18:24

    続きは仕事から帰ってから書きます

  • 52二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 14:47:19

    このトレーナーサラリとお母ちゃんと面識持ってる・・・。

  • 53二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 22:17:07

    保守しとく

  • 54スペと一緒にスイーツデート22/04/06(水) 22:23:28

    予定が決まってからの行動は速いもので、トレセン学園でも評判のニンジンスイーツのお店の予約を取った

    スペには先んじて戦勝祝いという形で美味しいお菓子を食べに行こうと伝えた所大喜びしてトレーニングにもしっかりと取り組んでいた。

    まあ今回のスイーツ食べたらまた体を絞るために走り込みは増えるわけだが、そこはしっかりと了承済みだ。

    「トレーナーさーん!おまたせしましたー!」

    目を向ければそれはもう喜色満面のスペが走ってきた、待つといっても待ち合わせの数分前に来ていたし、スペ自身も時間ぴったりなので待ってはいない。

    「えへへ、私もうなまら楽しみで、いっそ朝ごはん食べないでいこうかと思ったんですけど、それだと健康に悪いってキングちゃんに怒られちゃいました。」

    恥ずかしそうに頬を掻くスペ、まあ食いしん坊のスペが一食我慢する我慢するだけでも相当なストレスだろうし、朝食は抜かないほうが正解だろう。

    「トレーナーさん!これから行くお店ってにんじんケーキが名物みたいですけど他にも美味しいスイーツがいっぱいみたいですよ!」

    とても楽しみだと言わんばかりに全身で喜んでいるスペを微笑ましく見つつも、店まではそれほど遠くないので歩いていくことにした。

  • 55スペと一緒にスイーツデート22/04/06(水) 23:04:11

    到着したスイーツ店は外にも席があり、開放感がある、他にも客はいるようで、中には明らかにカップルと思わしき組み合わせの人たちもいた。

    「わぁ・・・!」

    お店で座り、メニューに目を輝かせるスペ、それだけ出来てよかったと思うがまだ一個も食べてもいないのにそんなことを思うのはおかしな話だ。

    「あ、あのトレーナーさん・・・。」

    【今日は祝勝会だから遠慮などいらない、たくさん食べるウマ娘でも問題ないお店なので好きなだけ注文していいよ。】

    「・・・はい!」

    嬉しそうに店員に注文するスペ、こうしてみると本当に元気で素直なウマ娘で、それでもこの子は二人の母親のために、日本一のウマ娘になる夢を抱く強いウマ娘だ。

    そんな夢を抱いていて、辛いトレーニングにも歯を食いしばって、皐月賞のときも悔しさをバネに日本ダービーの糧にしてみせた。

    運ばれてきたニンジンスイーツに目を輝かせて一つ一つ美味しそうに食べるスペ、まあ食べるペースが少し早いのはご愛嬌だ、あの笑顔だけでも今回の大出費の価値はある。

    それにどんな大望を抱いていても、彼女たちはまだまだ学生で、こんな形での息抜きをしないと押し寄せるプレッシャーや期待でパンクしてしまうだろう。

    今日だけは、よく食べて英気を養って欲しい。

    「え、あれ、トレーナーさんはあまり食べてないですけど・・・?」

    いやいや、人間の自分には少量でも結構重いのだ、これくらいでも十分・・・。

    「じゃあトレーナーさんこれ一口いかがですか?」

    スプーンに救われてあまりに自然に渡されたものでつい口に入れてしまったが、すぐに自分のやらかしに気がついた、口の中に広がる甘さ以上に・・・思わずやってしまった羞恥が襲ってきた。

  • 56スペと一緒にスイーツデート22/04/06(水) 23:22:25

    「・・・あ。」

    スペも気がついたのだろう、あっという間に顔が熟した林檎のように一気に赤に染まり・・・。

    「だ、大丈夫です!間接キスとかお母ちゃんともよくやってしまいましたし!」

    いやまて、そういう問題ではないし周りに人がいる中でそういうのを大声で言うのはまずい。

    「あ、もうこんな時間ですしトレーナーさんこれ食べたらそろそろ帰ります!?」

    いやまて!?それこそそのスプーンで食べるのは・・・!

    「うややあああああ!?」

    重ねてやらかしたスペから発した声は、もう言語にすらなっていなかった。

  • 57スペと一緒にスイーツデート22/04/06(水) 23:22:36

    ・・・


    「はうう・・・。」

    帰り道、周知に悶えているようだが、こちらも同じだ、事故ではあるが担当のウマ娘と間接キスをしてしまいしかもスペも改めて口に含むという重ねぶりで互いに気まずい空気が流れてしまった。

    「あ、あのートレーナーさん、大丈夫ですからね?」

    なにが?と言うのは流石に無粋だがこれは自分からなんて返せば良いのかがわからない。

    俺も気にしてないよ?なにか違くないか?嬉しかった?いやこれは流石にアウトだろう。

    結局自分の口から出たのは歯切れの悪い返事くらいで、ついでに切り替えて明日のトレーニング頑張ろうというなんとも情けない言葉しか出てこなかった。

    「あ、えっと、はい・・・。」

    またしても真っ赤になるスペ、いかん、このままだとドツボにはまる気がする。

    だが校門前につくと、スペがぎこちなく笑った。

    「トレーナーさん!明日も頑張ります、今日はありがとうございました!」

    ぎこちなく笑っていたが最後にはいつもの笑顔で走って寮へと戻っていった。

    だが、自分は自分で、明日からどういう顔でスペと会えば・・・と少し悶絶した。

  • 58スペと一緒にスイーツデート22/04/06(水) 23:24:40

    後日・・・。

    明らかに体重が増えたスペだがいつも異常に上の空でトレーニングは失敗した。

    幸い、やっていたのは賢さ関連のトレーニングだったが、互いにギクシャクしたのから戻るのに一週間かかった。

  • 59二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 23:25:46

    スペ関連はこれで終わりです!

    スカイと比べたらなんか今ひとつ足りねえなぁ!

    でもダービー前にスイーツ食べてるスペ見て可愛いなんて浮ついたセリフ出すのなんか違うんだよなぁ!

  • 60二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 23:46:31

    間接キスはエッチすぎる

  • 61二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 00:05:12

    あまずっぺー
    いいね、同期組の恋バナ

  • 62二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 08:32:39

    次SS書くときには別スレで書いたほうが良いかな

  • 63二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 08:58:11

    >>59

    ありがとうございました!


    ssをどんどん新しいスレで残して行くのも手ではありますね!

  • 64二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 16:59:32

    スレ主、何かしら愛称とかコテハンでトリップ付けとくとかしてくれないか...スレ主のss追うから...

  • 65二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:31:06

    保守

  • 66二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:32:50

    黄金世代恋バナSS良き…良き。

  • 67二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 10:42:32

    ありがとう...こんなにいいssを書いてくれて!

  • 6822/04/08(金) 10:52:20

    あー!次のSSのネタ思いついたのに時間がない!

    シニア後半で疲れているフジを♀トレが膝枕して甘やかす話とか

    ファインモーションと一緒にラーメンを手打ちから作る共同作業とか書きてー!

    ラーメンは出汁から作ったこともあるからそういうネタは得意なのに時間がたりねー!

  • 69二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 18:03:25

    >>68

    このスレ保守すればいい?それとも新規でスレ立てる?

  • 7022/04/08(金) 22:24:42

    >>69

    ネタが浮かんだら新規で立てます、お気遣い大変感謝です

  • 71二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 08:50:13

    >>70

    その時は過去スレでここ紹介してくれ、スレ主のssをどんどん推したい!

  • 72二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 20:34:36

    ほんとにありがとうスレ主

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