- 1※管理します25/05/20(火) 22:20:19
- 2二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 22:22:36
テーマの一つとして「憧れ」は入ってると思われるが
- 3二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 22:25:03
「差し伸べた手」だと思ってる
死柄木はAFOからだとかオールマイトから緑谷だとか
物理的でも概念的なものでも - 4二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 22:29:48
3と似てるけど「手を取る」がテーマなのかなと思ってる
誰かと手を取り合うこと、取れなかったことが大事に書かれてる
川ポチャしたときデクの手を取れなかった爆豪がBeginningで手を取ったり最終回に手を差し伸べたり
431話の最後デクとお茶子が手を握り合ったり手を握るだけで心が和らいだり
ライジングおばあちゃんが弔の手を取れなかったけどジョキジョキくんの手を取ったり
弔の個性が人と手を取り合えないのも象徴的だなと思ってる - 5二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 22:47:00
ほかの人がめちゃ言語化うまいから恥ずかしいけど継承なのかなぁと思ったなぁ、そのうえで更に向こうへなのかなOFAやAFOもそうだけどはっきり作中で明言してるタイプだよねヒロアカ
- 6二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 23:07:49
憧れとあんま変わらないような気もするけど、「原点」って言葉が印象強い
オリジン組の緑谷爆豪轟はもちろん、他のA組生徒もプロヒーローにも色んな行動にヒーローを目指し始めたきっかけが原点として描かれてるし、
ましてや死柄木を筆頭とするヴィランにもその道に足を踏み入れた原因が描かれてて、作中のセリフでもそれに伴う強い執念のようなのが見て取れると思う - 7二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 23:10:01
エンデヴァーの「俺を見てくれ」と
AFOの最後の言葉の一つに相反する「見るな」があるの見ると『承認欲求』も少しはあるかな - 8二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 23:10:44
どんな苦難も乗り越えて、折れずに立ち上がるヒーロー賛歌は根底にある気がする
- 9二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 23:12:30
皆がヒーローになる物語
それでいて個々のテーマ(ヒーロー像)もあるイメージ
勝って助ける助けて勝つ
なりたい自分になる
迷子の手を引くみたいな - 10二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 23:13:59
語彙力なくて申し訳ないけど「多様性」もあるかな
- 11二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 21:02:40
ありがちだけど「真のヒーローとは何か」的な
- 12二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 21:13:20
なんとなくだけど最高のヒーローとは何かを作者自身も模索しつつテーマにしていた
そして最終的に遠い存在の憧れより身近な人がヒーローだよねに着地した気がする - 13二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 21:19:09
ヒーロー漫画にしては珍しくヒーローに必要な精神とか心構えのメインじゃなかったな
- 14二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 21:36:03
「不屈の心で市民を守り悪に立ち向かうヒーローは尊い!」って価値観ならもっとスライディンみたいなヒーロー精神を持ち合わせていないヒーローへの糾弾がありそうなもんだけど
そういうのが明確に叩かれてたのはトップヒーローのジジイの辞職くらいだっけ?
結構ヒーロー側のスキャンダルが多かったのに「その行動ヒーローとして恥ずかしくないのかよ」って問いかけはなかったような - 15二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 22:26:41
ヴィランが大量脱獄して大勢ヒーローが辞職した
デステゴロは頑張ってたのに猜疑の目を向けられてヒーローを辞めたデクも雄英に戻るとき罵倒された
市民の手のひらクルクルは描写されてるなって思うけど罵倒されても支えるキャラや立ち続けるキャラにそうしたら市民にも受け入られるキャラを描きたがったようにも思う - 16二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 22:27:38
一番感じたのは『ヒーローの定義』がテーマかな
一般的に『ヒーロー』と一口に言っても、敵を倒すヒーロー、敵に恐れられるヒーロー、人を助けるヒーロー、人を勇気づけるヒーロー、それこそ能力も性格もいろんなヒーローが漫画や映画で描かれている
だからこそ『ヒーロー』はどう在るべきか、何をもってして人々は『ヒーロー』と呼ぶのかっていう
法の下にヒーローという職業がある世界で、オールマイトをはじめ多くのヒーローが出てくるからこそ、その在り方を考えさせられたというか、人間的な側面をじっくり描いているなぁって
善行であっても違法行為に対してどう考えるべきかとか、そういう現実世界と同じところがより一層『架空上のヒーロー』を『現実上のヒーロー』として考えさせられるなぁと - 17二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 22:29:12
『命懸けて綺麗事するお仕事だ!』て割と割り切ってたイメージ
- 18二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 22:36:04
最初は「最高のヒーローは何か」「真のヒーローとは何か」を定義付けようとしていたかもしれない
ただ話が進むにつれ決められなくなったというか決めることをやめたように感じる
お茶子とトガの恋バナの流れだと普通なら敵を人として見る不殺ヒーローこそが真なヒーローという扱いにしそうだけど、むしろヒーローとしての行動じゃなく「麗日お茶子として」を強調していた
「お茶子の特別性を描きたい」「でもこれこそがヒーローのあるべき形なんだという扱いにはしない」の間で苦慮していたように見える - 19二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 22:39:39
- 20二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 22:40:09
- 21二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 22:48:21
これはサブというか世界観的な話でちょっと違うかもしれないけど「コミック」とか「ヒーロー」「ヴィラン」みたいな漫画的要素が強調されつつ決して架空で終わらせない妙な生々しさが一貫されてるなって思ったよ
- 22二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 22:56:01
「基本的にヴィランが殺しに葛藤する展開や改心する展開は描かない」は一貫していた気がする
ジェントルみたいな特殊例は除く
弔の敵のヒーローやトガちゃんの世界一可愛い女の子エンドやステインといい、獄中で少しずつ心境が変化する程度でもヴィランとしてブレさせたくなかったんだなって
ヴィラン説得ヒーローとヴィランと迷わず戦うヒーローのどちらもが身体を張って傷つく中で、どちらかが上だと格差をつけないように気を遣ったのはヴィラン改心なしが前提になったことも理由だと思う - 23二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 22:58:54
- 24二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 23:01:23
敵を殺す覚悟や汚れ仕事はホークスが背負ってたな
本来倒すって死なすってことだと思う
だからラスボス戦にぬるさは感じだけどアカデミアで学生だし人の命を背負わせるのをやめたのは仕方ないと思う
他のバトル漫画の主人公たちが覚悟ガンギマリすぎてるの考えると多少のぬるさがあったほうが親近感もでるしな - 25二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 23:03:27
- 26二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 23:12:15
弔の死亡は継承者パンチで身体が壊れたことが決め手だし、スピナーとの会話から見てもデクが手にかけた扱いのはず
AFO本体を殺した人間をあえて決めるなら「黒焦げにしたエンデヴァー」or「巻き戻し後のAFO戦に参加した全員(爆豪含む)」かな
黒霧は元々死亡済みだからなんとも言えないしA組ではデクだけでいいと思う - 27二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 23:13:54
「己を壊してまで放つ一撃必殺の技」は主人公が大事な場面で決める展開や自己犠牲精神が書けて漫画的に凄く映えるんだよね
100%スマッシュつえー!(腕は少年漫画ならすぐ治るだろ...)ぐらいで腕を壊すことに疑問なく読んでいたんだけど、林間学校後に壊した指や腕は元通りになる訳じゃないと言われて頭が冷えた
デクは漫画の主人公で主人公はヒーロー、ヒーローなら当然こうする、自分を顧みない、体を壊しても復活できる、と無意識のお約束で見ていた
黒デク期のヒロアカ市民もこんな考えだったんじゃないか
- 28二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 08:13:40
- 29二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 08:13:58
- 30二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 17:22:05
- 31二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 17:28:28
学生がガンギマリにならなくて良かったけど、学生に背負わせられない負担をその辺の大人キャラに担当させすぎたっていう意識がホリーの中にも多少あったのかも
お前のやったことは無意味だったよっていう展開にはしなかったあたりでそう感じた
スレで出てる中からシンプルに選ぶなら「憧れ・継承・手を取る」かな
- 32二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 18:18:27
音楽に救われたエリちゃんが音楽の道を進むのがとても良かった
エリちゃんもいつか音楽で誰かを救うヒーロー(not職業ヒーロー)になる予感がするまさにヒロアカって感じの最高のエンディングだった - 33二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 20:02:07
真のヒーローと言うかもっと具体的に「あんぱんまん(やなせたかし先生)」がテーマだと思う(もしくはベース?)
オールマイトが幼少期読んでた、あんぱんまん…の作者、やなせたかし先生は絵本のあんぱんまんの後書きで、「本当の正義は決してカッコイイものではないし、そしてそのために自分も必ず深く傷つくもの」と語っており、だからこそあんぱんまんを弱いヒーローとして描いたそうです。(顔が濡れると力が出なくなるので)それと、デクが誰かを助ける度に傷ついていく様がそれに見えます。(あんぱんまんが顔を分けて、誰かを助ける様に自己犠牲の感じ)
また、著書「わたしが正義について語るなら」でやなせ先生は「正義を行う人は非常に強い人かと言うと、そうではないんですね。我々と同じ弱い人なんです。でも、もし今、すぐそこで人が死のうとしているのを見かけたら、助けるためについ飛びこんでしまう。ちっとも強くない普通の人であっても、その時にはやむにやまれぬと言う気持ちになる。そういうものだと思います。」デクがヘドロヴィランからかっちゃんを助けようとした時や照元君の手を取ってくれたおばあちゃん、普通の人であっても正義を持っているものと通じると思います。
あと…OFA讓渡の渡し方もあんぱんまんみたいな、僕の顔をお食べみたいな♪ - 34二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 20:11:35
追記
やなせ先生は著書の中で「飢えた子供達にはなにも施せず、ただ目の前の派手で大きな敵ばかり倒すヒーローに違和感があった」とも語っており、飢えを癒すヒーローを生み出しました。当時、先生はスーパーマンやスパイダーマンも誰も飢えた人を助けに行かない事に違和感があったそうです。それは先生自身が従軍経験があり、1番辛いのが「ひもじい、飢え」だったそうです…。誰かが辛い時、寄り添うのがヒーロー像だと考えたのでしょうね。
余談ですが、ワンピースの尾田栄一郎先生も正義=アンパンマンと答えてたりもします。アンパンマン、凄いね♪
- 35二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 20:55:14
あんぱんまんはオールマイトの原点にはあるけどヒロアカのテーマかっていうとそんな感じはしないなあ
ホリーは最高のヒーローという概念の結論は最初持ってなくて連載続ける中で探ってる状態だった
そんで上でも出てるけど色んな人にそれぞれのヒーローの形があるってことを描いてて、その中で通過したうちの一つという印象
それを元に考えたのではなく結局似たようなところへ行き着いたに過ぎなくて
少なくとも意図した着想元は宮沢賢治だし、自分にとってのヒーローについて見出したのは担当編集だし
あえてテーマを言うなら「最高のヒーローとは何なのかを皆が一人一人考えること」かなあと思う
そうやって誰かのために思いを馳せることそのものが答えになってる