- 1???25/05/21(水) 20:34:43
八百万の神の加護を受ける国『ヤマト』
神々への信仰によって守られていたこの国だったが、ある時、妖による術によって神々が祟り神へと堕ちていく事件が相次いだ
それを解決するべく、神たちは自身の依代を神器へと変えて人間たちの土地へと残していった
しかし神器を独占して我が物としようとするものたちによって現世は乱世へと突入してしまい、荒ぶる神たち、神器を自分勝手に奮う人間たち、暗躍する妖怪たちで熾烈を極めていた……
1スレ目
ここだけ神と妖と人間の乱世|あにまん掲示板八百万の神の加護を受ける国『ヤマト』神々への信仰によって守られていたこの国だったが、ある時、妖による術によって神々が祟り神へと堕ちていく事件が相次いだそれを解決するべく、神たちは自身の依代を神器へと変…bbs.animanch.com2スレ目
ここだけ神と妖と人間の乱世2|あにまん掲示板八百万の神の加護を受ける国『ヤマト』神々への信仰によって守られていたこの国だったが、ある時、妖による術によって神々が祟り神へと堕ちていく事件が相次いだそれを解決するべく、神たちは自身の依代を神器へと変…bbs.animanch.com3スレ目
ここだけ神と妖と人間の乱世3|あにまん掲示板八百万の神の加護を受ける国『ヤマト』神々への信仰によって守られていたこの国だったが、ある時、妖による術によって神々が祟り神へと堕ちていく事件が相次いだそれを解決するべく、神たちは自身の依代を神器へと変…bbs.animanch.com - 2東国の役人達25/05/21(水) 20:36:43
- 3蛇腹剣の侍25/05/21(水) 20:39:01
- 4風神弓使い25/05/21(水) 20:40:31
- 5東国の役人達25/05/21(水) 20:45:26
それは助かった……今晩もまた奉行所の厠が燃やされてな……。
幸い怪我人は出なかったが、厠の覆いが焼けてしまい、奉行所が酷い臭いになってしもうだ……。
【腕組みしつつ、深い深ぁ~いため息をつく役人】
それで、奴を追いかけてきたところだが……無念、どうやら見失ってしまったようじゃ。
【依頼を受けた際に受け取った地図の事を思い出すなら、この先の山が天狗の隠れ家だと分かるだろう】
おお、それはもしや噂に聞く神器と言うものか……?初めてお目にかかる、アリガタヤアリガタヤ……【拝んでいる】
ゴホン、不死山の大天狗様からは討伐のお許しが出ているが、勿論生け捕りにしてくれても構わない。
何せ相手は天狗、人界の法は通じない相手じゃ……!!
- 6蛇腹剣の侍25/05/21(水) 20:48:49
- 7風神弓使い25/05/21(水) 20:54:41
- 8おとなしい九尾25/05/21(水) 20:56:00
♪♪
【散歩してる】 - 9東国の役人達25/05/21(水) 20:57:04
- 10蛇腹剣の侍25/05/21(水) 20:59:42
- 11???25/05/21(水) 21:06:15
- 12風神弓使い25/05/21(水) 21:08:27
- 13蛇腹剣の侍25/05/21(水) 21:09:08
- 14???25/05/21(水) 21:11:56
- 15おとなしい九尾25/05/21(水) 21:14:25
団子美味しいな…そうだ!久しぶりにあそこでも行こうかな…
- 16蛇腹剣の侍25/05/21(水) 21:15:28
- 17風神弓使い25/05/21(水) 21:17:09
- 18二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 21:17:35
- 19天狗の山@依頼中25/05/21(水) 21:19:49
- 20蛇腹剣の侍25/05/21(水) 21:22:15
- 21おとなしい九尾25/05/21(水) 21:23:40
- 22天狗の山@依頼中25/05/21(水) 21:25:25
- 23二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 21:26:29
- 24風神弓使い25/05/21(水) 21:27:22
- 25蛇腹剣の侍25/05/21(水) 21:29:19
- 26おとなしい九尾25/05/21(水) 21:37:31
- 27天狗の山@依頼中25/05/21(水) 21:37:40
- 28二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 21:40:12
- 29風神弓使い25/05/21(水) 21:41:28
- 30おとなしい九尾25/05/21(水) 21:42:05
- 31おとなしい九尾25/05/21(水) 21:42:21
【すいませんが落ちます…】
- 32蛇腹剣の侍25/05/21(水) 21:43:22
- 33二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 21:48:23
- 34天狗の山@依頼中25/05/21(水) 21:53:24
- 35風神弓使い25/05/21(水) 21:56:39
- 36蛇腹剣の侍25/05/21(水) 22:01:08
- 37天狗の山@依頼中25/05/21(水) 22:05:55
- 38蛇腹剣の侍25/05/21(水) 22:11:21
- 39天狗の山@依頼中25/05/21(水) 22:18:58
- 40蛇腹剣の侍25/05/21(水) 22:22:41
- 41天狗の山@依頼中25/05/21(水) 22:29:25
- 42蛇腹剣の侍25/05/21(水) 22:33:07
- 43天狗の山@依頼中25/05/21(水) 22:40:32
【その言葉を聞いた途端、ものすごく嫌そうな表情になり、押し黙るが】
【……囲炉裏に薪を投げ込みながら、少しずつ語り始めた】
若天狗『関わっては居らん、関わっては居らんよ……たまに飯や酒を調達しに里に下りる事はあるが、それだけじゃ!』
若天狗『それも人の耳目がよそを向いている間にサッと済ませておるので、里の者も天狗の仕業とは気付いとらんハズじゃ!』
【そう話しながら、力任せに枝を数本へし折る】
若天狗『むしろ関わったのはこの山の妖怪どもじゃのう!全員国から叩き出してやったわ!!』
若天狗『中には手強い奴もおったが……天狗の宝の前には妖怪など羽虫のようなもんじゃったわ!!』
【手にした枝を、力任せに囲炉裏に投げ込んだ】
- 44蛇腹剣の侍25/05/21(水) 22:46:06
- 45天狗の山@依頼中25/05/21(水) 22:52:01
- 46蛇腹剣の侍25/05/21(水) 22:54:26
- 47天狗の山@依頼中25/05/21(水) 23:06:51
若天狗『何だと!?人を……謀(たばか)りおったか!』
【その言葉を聞いて驚くように振り返り、サッと天狗の羽団扇を構える】
若天狗『何故もこうも無いわ!この乱世に妖怪から民も寺も守れぬ腰抜け侍を脅かし、米と肴を少々頂ただけよ!』
若天狗『そもそも彼奴らが寺を守れていればワシが修行の半ばに斃れる事も無く、天狗に成る事も無かったのだ!』
【そして、天狗の羽団扇を見せびらかすように頭上に掲げると、蛇腹剣の侍を睨みつける】
若天狗『これなるは大天狗の秘宝・天狗の羽団扇!貴様の如き侍一匹にどうこうできる代物では無いぞ!』
若天狗『今下山するなら見逃しもするが……ワシをどうこうしようと言うのならば、目にもの見せてくれるわ!!』
- 48蛇腹剣の侍25/05/21(水) 23:18:03
- 49天狗の山@依頼中25/05/21(水) 23:25:16
- 50蛇腹剣の侍25/05/21(水) 23:27:09
- 51天狗の山@依頼中25/05/21(水) 23:36:34
- 52蛇腹剣の侍25/05/21(水) 23:40:28
- 53天狗の山@依頼中25/05/21(水) 23:45:14
- 54蛇腹剣の侍25/05/21(水) 23:48:35
- 55風神弓使い25/05/21(水) 23:51:24
- 56蛇腹剣の侍25/05/21(水) 23:53:46
- 57風神弓使い25/05/21(水) 23:54:44
- 58天狗の山@依頼中25/05/22(木) 00:01:56
【伸びて来る蛇腹剣を見て、体を捻り高度を上げてそれを避けた】
【上空で待機しながら、天狗の方へと視線を向け、誘う様に笑っている】
若天狗『鳥の妖は空を自在に飛び回る!翼無き者には荷が重い!ここは拙僧が……!』
【羽団扇を構え、上空の鳥妖怪に向けて飛翔する天狗……だったが、突如、その動きが止まる!】
【よくよく見ると、細い糸で編まれた、霞のように細かい網目の網が、空中に張られていたのだ!】
雉子A『ピュルルルルルィィ!!』
雉子B『ピュルルルルルィィ!!』
雉子C『ゲッゲッゲッゲッゲ、グゲッゲッゲッゲッゲ!!』
【その霞網の両端は、新手の二羽の鳥妖怪が掴んでおり】
【烏天狗の周囲を高速で飛び回ると、たちまちのうちに網でぐるぐる巻きにして、地に落としてしまった】
若天狗『シマッタ、これは妖封じの網か!妖気と法力が吸われて力が……!』
雉子A『ピュルル……グゲハッ!』
【網に包まれ、地に落ちる若天狗を見てしこたま笑っていた鳥妖怪に、鋭い矢が飛び来たり、突き刺さる!】
【天狗にばかり注目していた鳥妖怪にそれを避ける術も、防ぐ術も無く、そのまま地に落ちて動かなくなる】
雉子B『ピュルルルルルィィ!?』
雉子C『ザッケンナコラー!!』
【その光景を見ていた残りの二羽が、咆哮を上げる】
【一羽(B)は青白く光る雷光を、もう一羽(C)は緑に輝く風を身に纏い、一直線に弓使いへ襲い掛かった!】
- 59風神弓使い25/05/22(木) 00:04:25
- 60蛇腹剣の侍25/05/22(木) 00:05:03
- 61天狗の山@依頼中25/05/22(木) 00:13:40
- 62風神弓使い25/05/22(木) 00:15:27
- 63蛇腹剣の侍25/05/22(木) 00:20:37
- 64天狗の山@依頼中25/05/22(木) 00:26:08
- 65蛇腹剣の侍25/05/22(木) 00:28:35
- 66天狗の山@依頼中25/05/22(木) 00:29:01
雉子B『ビビビッ!!』
【蛇腹剣の枝刃に貫かれそうになった一瞬、これまでより強い青の閃光を放つ鳥妖怪】
【まるで雷が落ちるかの如き速度で枝刃を逃れたが、かなり無理な姿勢で加速した事が祟り】
雉子B『チチチ、ピチクリチ!?』
【付近に生えていた、背の高い樹木の天辺に激突すると、そのまま地面まで転げ落ちて来る】 - 67風神弓使い25/05/22(木) 00:30:12
- 68天狗の山@依頼中25/05/22(木) 00:35:11
- 69蛇腹剣の侍25/05/22(木) 00:39:59
- 70風神弓使い25/05/22(木) 00:41:24
- 71天狗の山@依頼中25/05/22(木) 00:54:14
若天狗『……成程、その様子だと討伐の依頼が出ておるのだな。依頼主は大天狗様か、将軍家か?』
若天狗『……マァ、良い。そこまで事が知れたとあればワシも矛を収めて身を隠す事にしよう』
【二人の様子に、渋々と言った表情ながらも頷き、羽団扇をしまい込む天狗】
若天狗『それに、今宵は汝らに助けられた事じゃしの……助けが無ければワシが討たれていたやもしれん』
若天狗『そうなれば、ア奴らがまたこの山を根城に、麓の町を脅かしていたかもしれん……』
【そう言いながら、天狗は宿場町の夜景をしみじみと見つめている】
若天狗『きゃつらはしばらく前にこの地に現れた、奇怪かつ面妖な妖怪の中の一種類じゃ』
若天狗『この町はしばらく前、奴らに手ひどく荒らされての……ワシが小坊主をしていた寺も、その時にな』
若天狗『……仏陀の御力を借りて死力を尽くしたが、あの数と力、到底かなわんかった』
若天狗『しかし、仏道を半ばまで納めていた縁であの世行きを免れ、天狗として現世に留まる事になった』
若天狗『不死山の大天狗様にはその時に世話になったが……聞きたい事があり、それをある時に聞いてみたのじゃ』
【天狗はそう言いながら、握りこぶしを固く握る】
若天狗『何故、大天狗様は大きな力を持ちながら、人間を救わず、妖怪達を野放しにしているのか?とな……』
若天狗『そうしたらば、「天狗たるもの、自らの身を修め成仏するが第一の望み、人間に関わるなど煩悩が増えるだけ」とな』
若天狗『それで……羽団扇を盗み、この山に舞い戻って……後はご想像の通りじゃよ』
- 72蛇腹剣の侍25/05/22(木) 00:58:09
- 73天狗の山@依頼中25/05/22(木) 01:08:52
若天狗『そのつもりではあった……が、どうやらワシは連中の恨みを買ってしまったようじゃ』
若天狗『あの奇妙な雉子には、他にも多くの妖怪の仲間が居る、雉子が敗れたとなれば次の刺客が出て来よう』
若天狗『ひとまずは近くの国の荒れ寺にでも身を隠し、神通力の修行に励むとする……宿場町にはもう、手を出さん』
【そう言って立ち上がり、羽を広げる天狗】
若天狗『彼奴らがワシを追ってこの地を離れるならば良し、ワシが消えたのを良い事にここに居座るならば』
若天狗『その時は修行の成果をたっぷりと見せてやることにするわ……』
【そして、振り返ってニヤリと笑いながら一言】
若天狗『そういう訳で、依頼主が大天狗様でないならば、よしなに言っておいてくれい』
若天狗『依頼主が大天狗様だった場合は……何、妖怪共を残らずしばき上げたら返すと説得しておいてくれ!』
- 74風神弓使い25/05/22(木) 01:11:34
- 75蛇腹剣の侍25/05/22(木) 01:16:41
- 76天狗の山@依頼中25/05/22(木) 01:43:59
若天狗『ム、そう言う事なら……世話になったしワシの羽根を何本かくれてやろう』
若天狗『これでも半ばまで仏道を修めた身、僅かながら法力を宿している筈じゃ!』
【そう言いながら、背中の黒い翼に手を伸ばし、手櫛でゴシゴシと梳いてみると】
【長い風切り羽根が5~6本抜け落ち、天狗はそれを集めて差し出した】
若天狗『後は……あちらに転がっている鳥どもから身包み剝ぐのも良かろう』
若天狗『それぞれ火、雷、風の油断ならぬ使い手じゃが……神聖さには期待しない方が良い』
若天狗『逆に妖気を使いたいのであれば、うってつけとも言えるがな』
【そう付け足し、そっと斃れたハーピー三羽を指さした後、飛び去って行った】
(※すみません、寝ますー!ご自由に受け取って持ってっちゃってください!)
- 77蛇腹剣の侍25/05/22(木) 21:15:51
【茶屋で団子食っている】
そういうわけで奉行に報告もし終え、街に帰って来たのじゃった
しかしあれよの、空飛ぶ妖への対抗手段が乏しいのは困りもんよの
なんかいい感じの技とか開発したいのう - 78蛇腹剣の侍25/05/22(木) 21:46:39
ところで蛇腹剣って刃節あるよね
背骨みたいな感じで
あれバラバラになって自立稼働したり…
【蛇腹剣の切先が伸び『おまえは全身バラバラになって動けるのか?』と地面に書いた】
まあ無理よのう…
【『できるけど』】
できるんかーい - 79風神弓使い25/05/22(木) 21:47:57
- 80蛇腹剣の侍25/05/22(木) 21:51:08
- 81反物商の天糸屋25/05/25(日) 21:29:36
これは随分と気合を入れて当たらねばならなそうなのだ……【難しい顔で城下町を歩いている】
- 82蛇腹剣の侍25/05/25(日) 21:34:01
- 83反物商の天糸屋25/05/25(日) 21:38:31
- 84蛇腹剣の侍25/05/25(日) 21:40:29
- 85反物商の天糸屋25/05/25(日) 21:50:51
- 86蛇腹剣の侍25/05/25(日) 21:53:38
- 87反物商の天糸屋25/05/25(日) 22:01:16
- 88蛇腹剣の侍25/05/25(日) 22:05:21
- 89反物商の天糸屋25/05/25(日) 22:10:22
- 90蛇腹剣の侍25/05/25(日) 22:16:16
- 91反物商の天糸屋25/05/25(日) 22:19:37
- 92蛇腹剣の侍25/05/25(日) 22:22:22
- 93反物商の天糸屋25/05/25(日) 22:30:11
そも、近頃『ばてれん』共がこの国にやってきた頃から、祟り神化の事件が起こり始めたのは覚えているのだ?
今まではただの偶然として考えていたのだが……。
『ばてれん』がヤマトの国で布教すると言う事は、ヤマトの国に『ばてれん』の神の勢力が出来ると言う事なのだ。
これはきっと、『もろく』にとっては目の上のたん瘤とでも言うべき、厄介な事態だと思うのだー……。
だから、『もろく』は邪法を用いて八百万の神々を自らの眷属に堕とし、ヤマトの民を支配下に入れた上で……。
【大きく息を吸い、意を決したような表情になって、続きを話す】
ヤマトの神々とヤマトの民を兵隊とし、『ばてれん』の神及び、南蛮の国々にぶつけようとしているのでは無いか、
つまり、三千世界そのものを敵と味方に塗り分けた、かつてない大戦争を目論んでいるのではないかと思えるのだ……!
- 94蛇腹剣の侍25/05/25(日) 22:33:49
- 95反物商の天糸屋25/05/25(日) 22:41:41
- 96蛇腹剣の侍25/05/25(日) 22:44:46
- 97反物商の天糸屋25/05/25(日) 22:54:04
実際、朝廷の権威とヤマトの秩序を守るべく、民草からも意見を聞いて奮闘されているお方なのだ。
茶会が好き過ぎて、名物茶器の話を聞くと露骨に欲しがる所以外はまぁ、素晴らしいお方なのだ。
【ため息を三回ほど】
今回ボクが唐国に渡航するに辺り、海妖怪避けの為の高僧を紹介してくれたりもしたのだ……。
あのお方から茶器狂いを抜いた上で、公家衆がみなあのお方を見習ってくれればーとも思うのだー。
【天を仰ぐ】
……愚痴ばっかり言っていても仕方無いのだ、ボクもそろそろ屋敷に帰って明日の事を考えるのだ!
もし、無頼坊に繋がる新情報があれば教えて欲しいのだ、左大臣様にお渡しすれば、朝廷工作の役に立つかも知れないのだ!
- 98蛇腹剣の侍25/05/25(日) 22:58:47
- 99反物商の天糸屋25/05/26(月) 22:33:31
まさか……いや、ただの噂に過ぎないハズなのだ……【街道沿いの茶屋で巻物を読みながら固まっている】
- 100蛇腹剣の侍25/05/26(月) 22:35:54
- 101反物商の天糸屋25/05/26(月) 22:39:26
- 102蛇腹剣の侍25/05/26(月) 22:43:55
- 103反物商の天糸屋25/05/26(月) 22:50:41
- 104蛇腹剣の侍25/05/26(月) 22:53:39
- 105反物商の天糸屋25/05/26(月) 23:01:16
良い線行ってるのだ、ただ爆殺した側なのだ……。
何でも、謀反人は天下の名器と名高い茶釜を所有しており、常々それを自慢していたそうなのだ。
しかも、主君である将軍様が、城や国を与えるから譲ってくれと頼んでも、突っぱねていたそうなのだ。
そんなこんなで……ある日、謀反人と将軍様が激しい争いになったそうなのだ。
そして将軍様が謀反人を追放した所、暫くして使いの者が件の茶釜を献上しに参ったそうなのだ。
【読んでいた巻物を広げて見せながら、語り続ける】
喜んだ将軍様は、謀反人を許してやると宣言し、茶釜の蓋を開けたらしいのだが……。
献上された茶釜は真っ赤な偽物で、中には火薬が詰められており、蓋が空いた瞬間炸裂したらしいのだ。
- 106蛇腹剣の侍25/05/26(月) 23:04:30
- 107反物商の天糸屋25/05/26(月) 23:13:46
茶器なのだ、たかが茶器なのだ、土を焼いたり鉄を打ち出して作る道具なのだ……【溜息二度】
これが神器なら、妖怪から領国を守る為に欲しがるのも分かるのだが、茶器は……【溜息三度】
いや、とはいえ一応天下の名物だから、手に入れれば公家衆や奉公衆に対して大きな顔が出来るし、
大名級の実力者である盆葉万太郎が、家宝の茶器を将軍様に献じたとなれば、将軍家の声望も高まるのだ。
だから、武家の名誉が絡んだと言えばそうなのだが……【溜息四度】
……一応、盆葉万太郎は将軍家そのものを廃する気は無く、元の将軍様のご親類を新将軍に迎えるとの事なのだ。
ただ、こんな事があっては誰もそのまますんなり事が収まるとは思っていないのだ……。
- 108蛇腹剣の侍25/05/26(月) 23:19:22
- 109反物商の天糸屋25/05/26(月) 23:28:43
- 110蛇腹剣の侍25/05/26(月) 23:33:16
- 111反物商の天糸屋25/05/26(月) 23:43:19
- 112蛇腹剣の侍25/05/26(月) 23:46:05
- 113反物商の天糸屋25/05/26(月) 23:51:16
- 114蛇腹剣の侍25/05/26(月) 23:55:21
- 115反物商の天糸屋25/05/27(火) 22:11:46
【竹藪の中から銃声が響いている】
- 116蛇腹剣の侍25/05/27(火) 22:16:04
- 117反物商の天糸屋25/05/27(火) 22:20:12
- 118蛇腹剣の侍25/05/27(火) 22:22:37
- 119反物商の天糸屋25/05/27(火) 22:27:14
- 120蛇腹剣の侍25/05/27(火) 22:31:53
- 121反物商の天糸屋25/05/27(火) 22:40:10
- 122蛇腹剣の侍25/05/27(火) 22:43:40
- 123反物商の天糸屋25/05/27(火) 22:50:02
- 124蛇腹剣の侍25/05/27(火) 22:53:39
- 125反物商の天糸屋25/05/27(火) 23:00:24
【投擲されたワサビは蛇腹剣によって切り伏せられ、地に落ちる】
【更にマグロ頭の男と蛇腹剣がぶつかり合うと、心なしか体の色が一瞬白く変わり、怯んだように見えた】
天糸屋「怯ませられたのだ、今なのだーッ!!」
【それを見た天糸屋がヨーヨーを大きく振り回しながら、糸の部分をマグロ頭の男にぶつける】
【神気の通った糸に縛られたマグロ男の体は、糸の触れた部分だけ白く変わっているようだが……】
天糸屋「よーし、このまま……」
逢魔黒『怨ッ!恨ッ!注ゥ!入ゥ!』
【次の瞬間、両腕から吹き上がる紫色の炎に焼かれ、ヨーヨーの糸が燃え尽きてしまう】
【更にマグロ頭の男が、燃える両手を眼前で交差すると……邪悪な気配を湛えた火炎が、二人に向けて放射された!】
- 126蛇腹剣の侍25/05/27(火) 23:05:07
- 127反物商の天糸屋25/05/27(火) 23:14:51
- 128蛇腹剣の侍25/05/27(火) 23:18:22
- 129反物商の天糸屋25/05/27(火) 23:25:27
- 130蛇腹剣の侍25/05/27(火) 23:33:25
- 131反物商の天糸屋25/05/27(火) 23:39:37
- 132蛇腹剣の侍25/05/27(火) 23:43:41
- 133反物商の天糸屋25/05/27(火) 23:49:47
- 134蛇腹剣の侍25/05/27(火) 23:55:12
- 135反物商の天糸屋25/05/28(水) 00:08:32
- 136蛇腹剣の侍25/05/28(水) 00:11:31
- 137反物商の天糸屋25/05/28(水) 00:26:17
- 138蛇腹剣の侍25/05/28(水) 00:30:11
- 139反物商の天糸屋25/05/28(水) 00:40:31
長真黒『奴は……良くは覚えていなかったが、牛頭の姿をしておった』
天糸屋「ってなると、案外似た感じなのかも知れないのだー?」
【そのような話をしている間に、だんだんと神の姿が薄れて来る】
長真黒『どうやら力を使い過ぎたようだ……暫く表には出てくれなくなるだろう』
長真黒『だが、我の神器としての力までは消えはせん、持って行き、役立てるが良い』
【そして、足元から光の粒子が立ち昇り、天へと還るように消え始めるマグロ頭の神】
天糸屋「力って、どんな力なのだー?」
長真黒『我で捌いた魚の切り身は、一月経っても鮮度を保ち、喰えば神力が一時的に増す』
【喋っている間にも、みるみる間に消えて行き、遂に胸から上までになるマグロ頭の神】
長真黒『奴は恐るべき強さを持つ悪逆無道の神だ……どうかヤマトの未来を頼む……』
- 140蛇腹剣の侍25/05/28(水) 00:45:15
- 141反物商の天糸屋25/05/28(水) 00:50:06
- 142蛇腹剣の侍25/05/28(水) 00:53:25
- 143反物商の天糸屋25/05/28(水) 00:57:28
これでも都で商売をする豪商なのだ、懐の温かさには自信があるのだー!【胸を張る】
それじゃ、ボクも屋敷に戻って、この包丁を念入りにお祓いしておくのだー!
食品を切るのだから、ちゃんと清浄にしておかないと怖いのだ!
【そう言って、手を振ると屋敷に向かって歩いて行った】
- 144反物商の天糸屋25/05/28(水) 22:30:10
- 145蛇腹剣の侍25/05/28(水) 22:34:52
- 146風神弓使い25/05/28(水) 22:36:29
- 147反物商の天糸屋25/05/28(水) 22:42:27
- 148蛇腹剣の侍25/05/28(水) 22:45:45
- 149風神弓使い25/05/28(水) 22:46:21
- 150反物商の天糸屋25/05/28(水) 22:55:49
とは言え相撲取りと綱がどう結びつくのか良く分からないのだ……。
相撲取りが締めると言ったらまわしであって、綱じゃないのだー。
【そう言いつつ、溜息をつく】(※天糸屋は『横綱』の存在を知りません、『大関』が最高位と思っています)
それも良さそうな気がするのだ、付けるとしたら……丁度矢を番える位置を挟むようにするとかどうなのだ?
天狗の風の力が放たれる矢に乗りそうで強そうなのだー!
【懐から紙と筆を出し、サラサラと書いていく】
或いは弓の一方に固めて羽団扇のように植え込んで、接近されたらそれで仰いで簡易的な術を使う道具にするとかなのだ?
弓掛けの方に仕込んで、左手で術を使えるようにしつつ、矢に術を纏わせるとかも面白そうなのだー!
【色んな案を想像しながら、紙に図面を追加で書いていく】
- 151蛇腹剣の侍25/05/28(水) 23:01:00
- 152風神弓使い25/05/28(水) 23:04:53
- 153反物商の天糸屋25/05/28(水) 23:11:22
んん……そう言えば古書に何か書いてあった気がするのだ……【机の上の古書に手を伸ばす】
何々、『日下開山』……相撲取りの最高位、大関の中で特に力の優れた者に与えられる称号なのだ?
それらの大関は神の依代として扱われ……アッ!腰にしめ縄を巻く……これなのだ!
【ガタッと立ち上がった後、暫く硬直、ややあってスッと座る】
でも確か、今の時代にそんなしめ縄巻いてるような相撲取りは居ないのだー。
強い相撲取りが現れるまで待っていたらどのぐらいかかるか分からないし……むむむ。
どうぞなのだー、上手く行く事を願っているのだ!【図面を束ねて差し出す】
火力強化か機動力強化か、悩む所なのだー。
後衛で安全だから火力を!と言う考え方もアリなような気はするしー、
咄嗟に敵の攻撃を受け止め辛い弓だからこそ、緊急回避用の機動力!もアリな気はするのだー。
- 154蛇腹剣の侍25/05/28(水) 23:16:08
- 155反物商の天糸屋25/05/28(水) 23:21:03
- 156風神弓使い25/05/28(水) 23:21:36
- 157蛇腹剣の侍25/05/28(水) 23:25:47
- 158反物商の天糸屋25/05/28(水) 23:31:16
- 159蛇腹剣の侍25/05/28(水) 23:34:25
- 160反物商の天糸屋25/05/28(水) 23:39:36
- 161蛇腹剣の侍25/05/28(水) 23:46:30
- 162反物商の天糸屋25/05/28(水) 23:52:17
荷を運ぶ商人が利益を乗せるように、連中は情報を運んで利益を乗せるのだー。
安売りしたらおまんまが食えなくなって里の維持にも影響が出るから、そりゃもう……。
【少し渋い顔で腕組み、これまでの情報収集でそこそこ取られているらしい】
またなのだー!こちらも何か進展があったらお知らせするのだー!
【そう言って見送った後、再度席に座って食後の抹茶とお団子セットを追加注文した】
- 163反物商の天糸屋25/05/29(木) 22:01:08
鍋かー……【茶屋の軒先で七輪の上に鍋を乗せ、悩んでいる】
- 164蛇腹剣の侍25/05/29(木) 22:07:50
- 165反物商の天糸屋25/05/29(木) 22:11:53
- 166蛇腹剣の侍25/05/29(木) 22:16:59
- 167反物商の天糸屋25/05/29(木) 22:24:18
- 168風神弓使い25/05/29(木) 22:29:03
- 169蛇腹剣の侍25/05/29(木) 22:30:24
- 170反物商の天糸屋25/05/29(木) 22:36:14
うヮオ!風が吹いたかと思えば弓使い殿なのだ!?
飛脚や忍者もビックリの駿足だったのだ、風神の名に恥じぬ力なのだー。
【そっと鍋の蓋を取る】
速度が上がれば高所に陣取るのも迫る敵を引き離すのにも使えて良さそうなのだ!
あっ、ものはついでなのだが味噌味海鮮鍋でもどうなのだー?
【木のレンゲと取り皿を渡す】
鳥なら連れていけそうなのだ!魚……諏訪の地には大きな池があるとは聞いたのだ!
加工は……現地でやるなら屋敷の板前でも連れて行けば良いのだ……?
【色々考えつつ、こちらにもレンゲと取り皿を渡す】
良い呑みっぷりなのだー、ボクもご先祖様にお供えするのだ!
【そう言ってお猪口に一杯酒を注ぎ、手を合わせると、中の酒が少しずつ減っていく】
- 171風神弓使い25/05/29(木) 22:38:20
- 172蛇腹剣の侍25/05/29(木) 22:40:14
- 173反物商の天糸屋25/05/29(木) 22:46:40
一つは偉大な相撲取りの綱を手に入れる事なのだ、これはちゃんこを何とかすればいい所まで漕ぎ付けたのだ。
他には……【小声になる】
高い声では言えないのだが、左大臣様は西国大名の盆葉万太郎の茶釜も狙っているらしいのだ。
左大臣様が言うには、周囲の大名から総スカンを喰らった盆葉の奴が、無頼坊を頼りそうであるとの事なのだ。
その対価として例の茶釜を献上しようとしている気配があるとか何とか……。
あーっ、そう言えばアレ長持ちするようになる効果とかあったのだー!
アレがあれば海の幸も神器の加護で持ち込めるようになるかもしれないのだ……!
山奥の国で海の幸は珍しいから、きっと度肝を抜く事が出来るのだ!【大きく頷く】
それはそれとして鳥と諏訪の魚のちゃんこ鍋も試してみたい気はするのだー。
流石に毎日海の幸を諏訪大社に贈り続けるとかは厳しいのだ……。
【自分もレンゲと器を手にし、鍋の中身をよそい食べ始める】
- 174蛇腹剣の侍25/05/29(木) 22:51:48
- 175風神弓使い25/05/29(木) 22:53:24
- 176反物商の天糸屋25/05/29(木) 22:58:47
- 177蛇腹剣の侍25/05/29(木) 23:01:26
- 178風神弓使い25/05/29(木) 23:06:03
- 179反物商の天糸屋25/05/29(木) 23:10:03
醤(ひしお)とみりんのタレに付けて干すのも良いけれど、採れたてとは違うのだー。
神器の話で思い出したけれど、マグロも足が速くて城下町に来る頃には身が真っ黒になるのだが、
漁師さん達が船の上の賄い料理で食べる時は色が赤くて美味しいらしいのだー!
【そっと軽くゆでたうどんを鍋の中に投入していく】
にしても戦いには役に立たない神器も、どれも凄い力を秘めているのだ……。
山賊や妖怪がよだれを垂らして狙う気持ちも少しだけ分かったのだー!
期待しているのだー!……そう言えば雷神さんとのご縁は出来そうなのだ?
昨日話題に出た、鹿島神宮辺りも雷神様の居る神社らしいのだー!
【ふと思い出して聞いてみる】
- 180蛇腹剣の侍25/05/29(木) 23:14:08
- 181風神弓使い25/05/29(木) 23:16:47
- 182反物商の天糸屋25/05/29(木) 23:18:16
- 183蛇腹剣の侍25/05/29(木) 23:21:03
- 184反物商の天糸屋25/05/29(木) 23:29:05
- 185風神弓使い25/05/29(木) 23:32:26
- 186蛇腹剣の侍25/05/29(木) 23:33:44
- 187反物商の天糸屋25/05/29(木) 23:44:30
【古事記を懐から取り出し、ペラペラと捲り始める】
建御雷神様は雷の他に剣の神でもあるのだ、その剣は布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)と言うとか。
ちなみに鹿島神宮の他に石上神宮にも納められているらしく、複製品も幾つかあるそうなのだー!
ま、神の依代となり得るもので、神のご加護が宿っていればそれ即ち神器と言えるので、
同じ神様が複数の神器を作っている、と言うのも普通にあり得る事だとは思うのだ。
……それはそれとして、譲り受けるのは簡単には行かないとは思うのだ。
余程の手柄を立てるか恩を売るか、神様に気に入られるかでも無いと……。
あー……都から大分離れた……あの……何だっけかー?【都の周辺以外は割と疎い天糸屋】
噂によると猿の如き叫び声を上げながら敵を切り捨て切腹するらしいのだ、怖いのだ。
それじゃ、ボクは明日のちゃんこ開発回に向けて策を練っておくのだ!」
みんなおやすみー、なのだー!
- 188蛇腹剣の侍25/05/29(木) 23:47:59
- 189反物商の天糸屋25/05/30(金) 22:34:01
長年の修行の成果が実を結んだのだー……フッフッフ【蚕の擬人化のような姿に変化し、空中で指をくるくる回す】
- 190蛇腹剣の侍25/05/30(金) 22:46:19
- 191反物商の天糸屋25/05/30(金) 22:52:18
- 192蛇腹剣の侍25/05/30(金) 22:55:41
- 193反物商の天糸屋25/05/30(金) 23:02:52
- 194蛇腹剣の侍25/05/30(金) 23:05:58
- 195反物商の天糸屋25/05/30(金) 23:10:19
- 196蛇腹剣の侍25/05/30(金) 23:13:50
- 197反物商の天糸屋25/05/30(金) 23:21:22
- 198反物商の天糸屋25/05/30(金) 23:22:01
- 199蛇腹剣の侍25/05/30(金) 23:24:32
- 200反物商の天糸屋25/05/30(金) 23:28:22
あの時は神気を注ぎ込み過ぎたのが原因だったのだ、引っ張りだけなら大丈夫のはず……!
それじゃ、えーいっと!
【藁で作られた武者人形へ、指先から絹糸を飛ばし、引っ張って解こうと試みる】
【dice1d100=23 (23) 数字が高い程相性が良い、60以上で解け、80以上でボロボロになる】