ここだけ神と妖と人間の乱世4

  • 1???25/05/21(水) 20:34:43

    八百万の神の加護を受ける国『ヤマト』

    神々への信仰によって守られていたこの国だったが、ある時、妖による術によって神々が祟り神へと堕ちていく事件が相次いだ

    それを解決するべく、神たちは自身の依代を神器へと変えて人間たちの土地へと残していった

    しかし神器を独占して我が物としようとするものたちによって現世は乱世へと突入してしまい、荒ぶる神たち、神器を自分勝手に奮う人間たち、暗躍する妖怪たちで熾烈を極めていた……


    1スレ目

    ここだけ神と妖と人間の乱世|あにまん掲示板八百万の神の加護を受ける国『ヤマト』神々への信仰によって守られていたこの国だったが、ある時、妖による術によって神々が祟り神へと堕ちていく事件が相次いだそれを解決するべく、神たちは自身の依代を神器へと変…bbs.animanch.com

    2スレ目

    ここだけ神と妖と人間の乱世2|あにまん掲示板八百万の神の加護を受ける国『ヤマト』神々への信仰によって守られていたこの国だったが、ある時、妖による術によって神々が祟り神へと堕ちていく事件が相次いだそれを解決するべく、神たちは自身の依代を神器へと変…bbs.animanch.com

    3スレ目

    ここだけ神と妖と人間の乱世3|あにまん掲示板八百万の神の加護を受ける国『ヤマト』神々への信仰によって守られていたこの国だったが、ある時、妖による術によって神々が祟り神へと堕ちていく事件が相次いだそれを解決するべく、神たちは自身の依代を神器へと変…bbs.animanch.com
  • 2東国の役人達25/05/21(水) 20:36:43

    君たち、事情に詳しいようだな……お奉行様が出した依頼を受けてくれたのかい?
    【役人の群れが足を止め、その中から一人、身分の高そうな役人が歩み出て来る】

  • 3蛇腹剣の侍25/05/21(水) 20:39:01

    >>2

    そんな感じじゃ

    偶々知り合いから依頼の話を聞いてのう

    天狗退治にやって来たというわけよ

  • 4風神弓使い25/05/21(水) 20:40:31

    >>2

    天狗退治にこの弓を用意したが、生け捕りが好ましいなら痺れ矢を用意している

  • 5東国の役人達25/05/21(水) 20:45:26

    >>3

    それは助かった……今晩もまた奉行所の厠が燃やされてな……。

    幸い怪我人は出なかったが、厠の覆いが焼けてしまい、奉行所が酷い臭いになってしもうだ……。

    【腕組みしつつ、深い深ぁ~いため息をつく役人】


    それで、奴を追いかけてきたところだが……無念、どうやら見失ってしまったようじゃ。

    【依頼を受けた際に受け取った地図の事を思い出すなら、この先の山が天狗の隠れ家だと分かるだろう】


    >>4

    おお、それはもしや噂に聞く神器と言うものか……?初めてお目にかかる、アリガタヤアリガタヤ……【拝んでいる】

    ゴホン、不死山の大天狗様からは討伐のお許しが出ているが、勿論生け捕りにしてくれても構わない。

    何せ相手は天狗、人界の法は通じない相手じゃ……!!

  • 6蛇腹剣の侍25/05/21(水) 20:48:49

    >>5

    そらまあなんちゅうかご愁傷様じゃのう

    地図を見る限り天狗は山に居を構えとるようじゃな

    山に入るにあたって何か警戒しとくこととあるか?

  • 7風神弓使い25/05/21(水) 20:54:41

    >>6

    山に入るのならこの一撃を警戒されないうちに当てたい

    故に蛇腹剣のあんたが先行してくれるか?

  • 8おとなしい九尾25/05/21(水) 20:56:00

    ♪♪
    【散歩してる】

  • 9東国の役人達25/05/21(水) 20:57:04

    >>6

    天狗に気を付けてくれ、と言う事だけだな。

    昔はこの山にも色々な妖怪が居たようだが、今はどうも例の天狗しか居ないようだ。

    理由は良く分からないが、君たちにとっても好都合だろう……。

    【山の上の方を見ながらそう語る役人】


    それでは、某らはお奉行様に依頼の受注者が現れた旨を知らせて参る!

    どうか気を付けて行かれよ……!【役人は部下を取りまとめ、奉行所へ戻っていく】


    (※お、お久しぶりの方!ついでにシレッと合流してもよかですよ!)

  • 10蛇腹剣の侍25/05/21(水) 20:59:42

    >>9

    縄張り争いに負けて追ん出されたんかのう

    まあ横やりが入る心配はないと思っておくか


    >>7

    前衛じゃからそれは構わんが、背後から奇襲されるやもしれんのでそこは気をつけてな

    ほんじゃ山入るぞー

    【先行して山に入っていく】

  • 11???25/05/21(水) 21:06:15

    >>7 >>10

    【山を登ってくと、突然大きな地割れが見えて来た】

    【地割れは大人五人が横になったぐらいの幅があり、古びた吊り橋がかけてある】


    【dice1d100 で周囲探索ダイスを!注意力が高い、夜目が利く等の方は補正盛ってOK!】

    【目標値60以上です!】

  • 12風神弓使い25/05/21(水) 21:08:27

    >>11

    これは…

    【蛇腹剣の侍より後方で見つからないように行動している】

    dice1d100=74 (74)  +20

  • 13蛇腹剣の侍25/05/21(水) 21:09:08

    >>11

    古い橋か…昔はここにも人の手が入っておったんかな

    橋の上で天狗に襲われるとかぞっとせんのう

    (dice1d100=53 (53) +10)

  • 14???25/05/21(水) 21:11:56

    >>12 >>13

    【地割れと、掛かっている古い橋を確認した二人は、気が付くだろう】

    【地割れが口を開いているにしては、谷のそこから風の音も、水の音も、何も聞こえないと言う事を】


    【更に、吊り橋の方へと目を凝らしてみると、吊り橋のあちらこちらに竹細工が吊るされているようだ】

    【所謂、鳴子(なるこ)と言う仕掛けであり……吊り橋を通ろうとすれば、これが鳴る仕掛けのようだ】

  • 15おとなしい九尾25/05/21(水) 21:14:25

    団子美味しいな…そうだ!久しぶりにあそこでも行こうかな…

  • 16蛇腹剣の侍25/05/21(水) 21:15:28

    >>14

    鳴子か…あからさまに罠じゃな

    谷底から何も聞こえんのも気にかかる

    他に道はないんかの

  • 17風神弓使い25/05/21(水) 21:17:09

    >>14

    あれを切って正面から進むか、罠が煩わしいなら遠回りして進むかだな

    どうする蛇腹剣の?

    【懐から短刀を取り出し鳴子を解除する準備はできている】

  • 18二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 21:17:35

    >>15

    フォッフォッフォ……これは珍しい、妖怪さんがお団子を食べているとは。【通りすがりの爺さんだ】

    なにやらご機嫌な様子、良い事でもありましたかな?

  • 19天狗の山@依頼中25/05/21(水) 21:19:49

    >>16 >>17

    【周囲を警戒する二人の横に、野良オオカミが現れる】

    【そのオオカミは、テクテク歩いて地割れに足を踏み入れ ―― 何事も無い様に空中を歩いていく】

    【空中にオオカミの足跡らしきものが一瞬残り……やがて薄れて消えていくのが見えた】

  • 20蛇腹剣の侍25/05/21(水) 21:22:15

    >>17

    切り落としたら切り落としたで落下音が鳴るかもしれん

    それに谷自体に何かありそう…


    >>19

    …というより"ある"ものを"ない"ように見せかけとったようじゃな

    行くか

    【慎重に地割れに足を踏み入れ、蛇腹剣で足元に地面があるか確認しながら進む】

  • 21おとなしい九尾25/05/21(水) 21:23:40

    >>18

    いやーね今日はまあ故郷に帰ってそこの菓子を食べて帰ってきた〜

  • 22天狗の山@依頼中25/05/21(水) 21:25:25

    >>20

    【蛇腹剣で地割れを突いてみると、明らかに地面の無いハズの場所に、地面の反応が感じられる】

    【なんなら地面に少し堀り跡が残るぐらいだ……そしてまた、時間経過で堀り跡は薄れ、消えていく】

  • 23二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 21:26:29

    >>21

    おや、狐さんの故郷と申すとどこじゃろな……?ヤマトの生まれか、或いは異国ですかなぁ?

  • 24風神弓使い25/05/21(水) 21:27:22

    >>22

    そのへんの砂や土をまいて進むか

    風神弓なら足場が悪くても進めるからな

  • 25蛇腹剣の侍25/05/21(水) 21:29:19

    >>22

    予想通りじゃな

    この調子で先に行こう

    【同じようにしてどんどん先へ進む】

  • 26おとなしい九尾25/05/21(水) 21:37:31

    >>23

    んーまあ異国かな…んー

    【メタ 新しい国の追加していいですか?】

  • 27天狗の山@依頼中25/05/21(水) 21:37:40

    >>24 >>25

    【足元を慎重に確認しながら地割れを渡りきる事に成功する二人、特に危険や罠の類は見つからなかった】

    【吊り橋に結びつけられた鳴子が風に揺れている……ものの、この鳴子が侵入者の存在を知らせる事は無いだろう】


    【更に山を上に向かって進むと、山の一角が切り開かれており、そこに掘っ立て小屋が建てられているのが見える】

    【小屋の中には明かりが灯っており、小さく開けられた窓からは煙が立ち上っている】


    【dice1d100 判定、忍び足で接近するか、遠目から覗き込むか、聞き耳を立ててみるか】

    【忍び足は目標値70、遠目からの確認は70、聞き耳は50、それっぽい道具や技能で補正盛り可】

  • 28二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 21:40:12

    >>26

    ホッ、それはそれは興味深いの!ヤマトの国は荒海に囲まれておるせいで、異国へ行ったことのある者も、異国から来たと言う者も少なくてのー!

    良ければ何か土産話でも聞かせては貰えんかな?


    (※国追加OKです!あんまり設定とか固まってないんでドシドシ突っ込んで行ってくださいな!)

  • 29風神弓使い25/05/21(水) 21:41:28

    >>27

    【聞き耳をたてる】

    dice1d100=27 (27) +15

  • 30おとなしい九尾25/05/21(水) 21:42:05

    >>28

    故郷は妖の国でまあ平和だよ〜 寄りあとは道に龍の国だね〜まあ龍たちの楽園で強い方がいる所〜

  • 31おとなしい九尾25/05/21(水) 21:42:21

    【すいませんが落ちます…】

  • 32蛇腹剣の侍25/05/21(水) 21:43:22

    >>27

    彼奴の根城かな…よし、ここは蛇腹剣くんに偵察してもらおう

    近くまで切先を伸ばして聞き耳を立ててくれるか?

    【『よかろう』と地面に静かに書き、小屋まで切先を伸ばして聞き耳を立てる】


    (聞き耳:dice1d100=80 (80) +20)

  • 33二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 21:48:23

    >>30

    ほうほう……興味深いのう……なるほどなるほど【異国の話に聞き入っている】

    (※お疲れ様ですー!)

  • 34天狗の山@依頼中25/05/21(水) 21:53:24

    >>29 >>32

    【何らかの方法で小屋の中の音を伺うと、上機嫌な鼻歌が聞こえて来るだろう】

    【天狗と聞いてイメージするような、荒修験者の如き声では無く、どちらかと言えば高い声のようだ】


    『~~♪~~♪』


    【そして、暫くたった後……】


    『炊けた、炊けた!掘りたて筍ご飯……いっただっきまーす!』


    【明るく、気の抜けた声と、ご飯茶碗と箸のぶつかり合う音が鳴り始める】(※御飯中で警戒力低し)

  • 35風神弓使い25/05/21(水) 21:56:39

    >>34

    これは…蛇腹剣の、道に迷った者として話をしに行ってくれ

    話次第で天狗を捕まえなくてもよし、小屋から出たならそこを射ればよし

    それでいいか?

  • 36蛇腹剣の侍25/05/21(水) 22:01:08

    >>34

    【『めし食っとる。警戒心薄し』と地面に書いた】

    ふーん…奇襲するのも手っちゃあ手じゃな


    >>35

    ふむん…それじゃあ警戒されんように神器は置いて行こう

    戦闘が避けられんと判断したら指笛で合図を出す故注意していてくれ

    【蛇腹剣を足元に置いて小屋に向かう】


    >>34

    【小屋の戸を叩く】

    もし、もし…誰かおりませぬか?旅の者でござる

    道に迷うてしまいました。申し訳ないが一泊の宿をお借りしたい

  • 37天狗の山@依頼中25/05/21(水) 22:05:55

    >>36

    『……ハァ?』

    【家の中から聞こえていた音が止み、暫くゴソゴソ、ガサガサと音がした後、中から若い男が現れる】

    【年の頃、15~16に見えるその男は、伝統的な山伏装束に身を包み、長い一本歯下駄を履きこなしている】

    【……また、背中には漆黒の鳥の羽根が生えている様だ】


    『え……道に迷った?それでこんな所にまで……?』

    【若い天狗は、蛇腹剣の侍の事を怪しんでいるようで、頭の上からつま先までジーっと眺めまわした後】


    『……ここに来るまでにでっかい地割れ無かったかい?アレどーしたの?』【と聞いてきた】

  • 38蛇腹剣の侍25/05/21(水) 22:11:21

    >>37

    ああ、あの不思議な地割れですか?

    獣が歩いて行ったのでこはなんぞと思い、恐る恐る踏み出してみれば空を歩けるではございませんか

    まるで自分が修験者か何かになったようでしたよははは


    …ちなみにお伺いしますが、あなたはもしや天狗様では?

  • 39天狗の山@依頼中25/05/21(水) 22:18:58

    >>38

    若天狗『お゙ゔゔ……野の獣共が惑わぬように細工したのが仇になったかな、これは……』

    【蛇腹剣の話を聞き、何やら思い当たる節があったようで、頭を掻き掻きぼやいた】


    若天狗『まぁ、そう呼ぶならそうとも言える……少しなら神通力も身に着けておるわい』

    【そう言いながら、家の扉を大きくあけ放つ】


    若天狗『入られよ旅の方、この山に妖怪は居らぬとは言え、熊もオオカミもおるでな』

    若天狗『一般の者には十分危険な山じゃ、下山は朝になったらで良かろ……』

  • 40蛇腹剣の侍25/05/21(水) 22:22:41

    >>39

    かたじけない

    このまま鳥獣の餌食になるのは避けたかったでのう

    【小屋の中に入る】


    この山には妖怪がいないとのことですが、他の天狗様もおられないので?

  • 41天狗の山@依頼中25/05/21(水) 22:29:25

    >>40

    若天狗『頭の固ったい爺様天狗共か!おらん!おらんよ!あんな老害ども!』


    【他の天狗の話題が出ると、途端にしかめっ面になり、手を振りながら罵り始める】


    若天狗『アイツラァ人と妖(あやかし)の境が何だのかんだの抜かして人里近くにはあまり来んからな!』

    若天狗『修行して法力を修めているのは良いが、結局それも自分が成仏したいだけの生臭坊主どもよ!』


    【大きく、大きくため息をつきながら家屋の中に入って行こうとする】

  • 42蛇腹剣の侍25/05/21(水) 22:33:07

    >>41

    ははぁ随分と嫌っておられる…

    山向こうには宿場町があると聞きましたがそれでこの山に居を構えておられるのですな

    とすれば町で人と関わったりもしてらっしゃる?

  • 43天狗の山@依頼中25/05/21(水) 22:40:32

    >>42

    【その言葉を聞いた途端、ものすごく嫌そうな表情になり、押し黙るが】

    【……囲炉裏に薪を投げ込みながら、少しずつ語り始めた】


    若天狗『関わっては居らん、関わっては居らんよ……たまに飯や酒を調達しに里に下りる事はあるが、それだけじゃ!』

    若天狗『それも人の耳目がよそを向いている間にサッと済ませておるので、里の者も天狗の仕業とは気付いとらんハズじゃ!』


    【そう話しながら、力任せに枝を数本へし折る】


    若天狗『むしろ関わったのはこの山の妖怪どもじゃのう!全員国から叩き出してやったわ!!』

    若天狗『中には手強い奴もおったが……天狗の宝の前には妖怪など羽虫のようなもんじゃったわ!!』


    【手にした枝を、力任せに囲炉裏に投げ込んだ】

  • 44蛇腹剣の侍25/05/21(水) 22:46:06

    >>43

    ああ、そうなのですね

    風のうわさで宿場町で悪戯を働く妖が出たと聞いておりましたが…

    なんでも奉行所の厠まで燃やされ、怪我人も大勢出たとか…

    やはりうわさはうわさに過ぎませんな

  • 45天狗の山@依頼中25/05/21(水) 22:52:01

    >>44

    若天狗『何ッ!?奉行所で怪我人が……!?馬鹿な、あり得ん……いやしかし……!!』


    【蛇腹剣の言葉を聞くと同時に、驚愕の表情を浮かべ、すっくと立ちあがった天狗】

    【家の奥に掛かっていた掛け軸の奥に手を突っ込むと、猛禽類の風切り羽根で作られた不思議な団扇を取り出す】


    若天狗『旅のお方は暫しゆるりとして行かれよ、拙僧は少し宿場の様子を見て来る……!』


    【そう言うと、がらりと家の戸を開け、飛び出していこうとする】


    (※メタ的には静止が無い場合、このまま風神弓使いさんの居る方向へ駆け出していきます)

    (※注意が完全に逸れているので、何やっても成功するでしょう、煮るなり焼くなり声かけるなり!)

  • 46蛇腹剣の侍25/05/21(水) 22:54:26

    >>45

    お待ちくだされ

    【立ち上がり、制止する】


    失礼、少々かまをかけさせていただきました

    悪戯の下手人はやはりあなただったのですな

    良ければ事情を伺わせていただけませぬか?何故左様なことをしたのか

  • 47天狗の山@依頼中25/05/21(水) 23:06:51

    >>46

    若天狗『何だと!?人を……謀(たばか)りおったか!』


    【その言葉を聞いて驚くように振り返り、サッと天狗の羽団扇を構える】


    若天狗『何故もこうも無いわ!この乱世に妖怪から民も寺も守れぬ腰抜け侍を脅かし、米と肴を少々頂ただけよ!』

    若天狗『そもそも彼奴らが寺を守れていればワシが修行の半ばに斃れる事も無く、天狗に成る事も無かったのだ!』


    【そして、天狗の羽団扇を見せびらかすように頭上に掲げると、蛇腹剣の侍を睨みつける】


    若天狗『これなるは大天狗の秘宝・天狗の羽団扇!貴様の如き侍一匹にどうこうできる代物では無いぞ!』

    若天狗『今下山するなら見逃しもするが……ワシをどうこうしようと言うのならば、目にもの見せてくれるわ!!』

  • 48蛇腹剣の侍25/05/21(水) 23:18:03

    >>47

    【抵抗する素振りを見せず、言葉を続ける】

    侍への恨みですか…

    されどもあなたは侍を含め、一人の人間も傷つけてはおられない

    わしにはあなたが邪な妖とは思えぬのです


    生前のあなたを守れず、天狗と成したことについては誠に申し訳ない

    侍衆に代わって謝罪申し上げる

    ここは何卒矛を収めてはくださらんか?

    【すっと膝をつき、三つ指ついて頭を下げる】【つまり、土下座だ】

  • 49天狗の山@依頼中25/05/21(水) 23:25:16

    >>48

    若天狗『……ヌ、ヌ、ヌ』


    【こめかみの辺りをピクピクさせながらも、羽団扇は振り下ろさず、そのままの姿勢で立ち尽くす天狗】

    【そのまま数分の時が流れたか ―― と思われた、その時!】


    ???『ピュルルルルルィィ!!』


    【闇を引き裂き、急降下して来る謎の影が!】


    (※影の攻撃対象は天狗であり、他のメンバーに対しては殆ど注意を払っていません)

  • 50蛇腹剣の侍25/05/21(水) 23:27:09

    >>49

    …!?何ぞ!?

    いかぬ、天狗殿下がられよ!

    【咄嗟に若天狗を押しのけて庇おうとする】

  • 51天狗の山@依頼中25/05/21(水) 23:36:34

    >>50

    若天狗『何ッ……ぬォッ!?』


    【突然動いた蛇腹剣の侍に反応し、羽団扇を振りお揃うとした所で、言葉を聞いて目を見開く】

    【直後、若天狗が押しのけられた空間を引き裂いて、黒い影が通り過ぎたが……その凶爪は空を切った】


    雉子?『ピュルルルルルィィ!!』


    【その影は、月明かりに照らされながら上空を旋回し、天狗と蛇腹剣の侍を襲う機会を伺っている】

    【照らされた姿を見た者は、それが人の娘のような上半身と、猛禽類の翼の腕、そして鳥の足を持つ妖怪だと分かる】


    若天狗『おのれ面妖な雉子(きじこ)め……大人しく国を去っていれば命までは絶たなかったものを!』

  • 52蛇腹剣の侍25/05/21(水) 23:40:28

    >>51

    山から追い出された妖が復讐に戻って来たというわけか

    事ここに至っては止むを得ん


    敵は雉の妖ぞ!!出会え出会え!!

    【叫んで合図の指笛を鳴らす】

    【『殿様かなんかかい』と思いながら蛇腹剣が飛んできて侍の手に収まった】

  • 53天狗の山@依頼中25/05/21(水) 23:45:14

    >>52

    若天狗『奴は雉子……だと思う!夜な夜な墓を漁り屍を貪り喰らう下賤な妖よ!』


    【若天狗はそう言っているが、雉子とされた妖怪の姿をよく見た者は、違和感を抱くだろう】

    【その髪は金、その目は蒼、鼻は高く彫りは深く、おおよそヤマトの民には見えぬ姿だ】


    若天狗『以前戦おうた時は他にも数羽居たはずだ……油断めされるな!』


    【そう言って、若天狗が団扇を振ると、その姿が二人、三人、四人と増えていく】


    (※メタ的にはハーピーです)

  • 54蛇腹剣の侍25/05/21(水) 23:48:35

    >>53

    承知!

    ……なんぞ南蛮人のような見目しとるのう

    さしずめ外つ国の妖か!

    【蛇腹剣を伸ばし、上空のハーピーに斬撃を振るう】

  • 55風神弓使い25/05/21(水) 23:51:24

    >>54

    【状況を隠れて見て聞いているが、出る機会を伺っている

    ひとまず矢を通常の物に替えた】

  • 56蛇腹剣の侍25/05/21(水) 23:53:46

    >>55

    ……あれっ

    そういえば弓使い殿がおらんな

    もっかい指笛鳴らすか

    【先ほどより大きめの音を出す】


    敵!上の奴!

    天狗!味方!

  • 57風神弓使い25/05/21(水) 23:54:44

    >>56

    承知!

    【敵の雉子に矢を放った】

  • 58天狗の山@依頼中25/05/22(木) 00:01:56

    >>54

    【伸びて来る蛇腹剣を見て、体を捻り高度を上げてそれを避けた】

    【上空で待機しながら、天狗の方へと視線を向け、誘う様に笑っている】


    若天狗『鳥の妖は空を自在に飛び回る!翼無き者には荷が重い!ここは拙僧が……!』


    【羽団扇を構え、上空の鳥妖怪に向けて飛翔する天狗……だったが、突如、その動きが止まる!】

    【よくよく見ると、細い糸で編まれた、霞のように細かい網目の網が、空中に張られていたのだ!】


    雉子A『ピュルルルルルィィ!!』

    雉子B『ピュルルルルルィィ!!』

    雉子C『ゲッゲッゲッゲッゲ、グゲッゲッゲッゲッゲ!!』


    【その霞網の両端は、新手の二羽の鳥妖怪が掴んでおり】

    【烏天狗の周囲を高速で飛び回ると、たちまちのうちに網でぐるぐる巻きにして、地に落としてしまった】


    若天狗『シマッタ、これは妖封じの網か!妖気と法力が吸われて力が……!』


    >>57

    雉子A『ピュルル……グゲハッ!』


    【網に包まれ、地に落ちる若天狗を見てしこたま笑っていた鳥妖怪に、鋭い矢が飛び来たり、突き刺さる!】

    【天狗にばかり注目していた鳥妖怪にそれを避ける術も、防ぐ術も無く、そのまま地に落ちて動かなくなる】


    雉子B『ピュルルルルルィィ!?』

    雉子C『ザッケンナコラー!!』


    【その光景を見ていた残りの二羽が、咆哮を上げる】

    【一羽(B)は青白く光る雷光を、もう一羽(C)は緑に輝く風を身に纏い、一直線に弓使いへ襲い掛かった!】

  • 59風神弓使い25/05/22(木) 00:04:25

    >>58

    蛇腹剣の、引き寄せるから斬れ!

    【風神弓の力で走力を増して、蛇腹剣の侍の横をすれ違う

    距離を取って振り返り、再び矢をつがえた】

  • 60蛇腹剣の侍25/05/22(木) 00:05:03

    >>58

    いっぱいおる…ていうか今一匹喋っとらんかったか!?

    ええい寄るでないわー!

    【蛇腹剣を振り回し、斬撃圏を構築して接近を阻もうとする】

  • 61天狗の山@依頼中25/05/22(木) 00:13:40

    >>59 >>60

    雉子C『アブネー!!アブネー!!』


    【風神弓使いに向かって、風を纏い一直線に飛び来った鳥妖怪は、蛇腹剣の斬撃圏に打たれ、弾き飛ばされる】

    【大きな手傷は負っては居ないようだが、纏っていた風は剥がれ、大きく体勢を崩した為に速度は明らかに落ちている】


    雉子B『ケルルーケルルーケルピーチュィィ!!』


    【もう一羽の鳥妖怪は、先行した側が迎撃されたのを見て大きく距離を取った状態で旋回すると】

    【大きく翼を振り、帯電した鳥の羽根をまるで手裏剣か何かの様に、蛇腹剣へ目掛けて撃ち出した!】

  • 62風神弓使い25/05/22(木) 00:15:27

    >>61

    こっちはトドメ!

    【Cの雉子に矢を放った】

  • 63蛇腹剣の侍25/05/22(木) 00:20:37

    >>61

    【蛇腹剣で受け止めてしまい、剣を伝って電撃を食らう】

    あがぐ…!

    めちゃくちゃいってえ!!なんじゃこの初めて食らう痛みは!?


    ええい…ならばお返しよ!

    【剣の腹から大量の枝刃を生やし、ハーピーを串刺しにせんと襲い掛かる】

  • 64天狗の山@依頼中25/05/22(木) 00:26:08

    >>62

    雉子C『ハヤサガタリナ……グゲェー!?』


    【急ぎ矢を避けようとする鳥妖怪だったが、高度も速度も失った状態では急機動を行う事は叶わず】

    【飛来した矢に、串に刺される鳥ムネ肉めいて貫かれた後、はらりと地に落ちて動かなくなった】


    >>63

    雉子B『ケルルッピ!?』


    【今までの太刀筋からはとても予想できない、蛇腹剣の枝刃による奇襲を受けた鳥妖怪は】

    【驚きながらもそのスピードを生かし、刃の間を潜り抜けて回避しようと試みる!】


    【dice1d6=5 (5) 1~2ならネギマ、3~5なら墜落しつつも回避、6から回避&反撃】

  • 65蛇腹剣の侍25/05/22(木) 00:28:35

    >>64

    で、電撃のせいか体が痺れ…

    弓使い殿、とどめを頼むぞ!

    【脱皮の力でダメージを回復中】

  • 66天狗の山@依頼中25/05/22(木) 00:29:01

    雉子B『ビビビッ!!』

    【蛇腹剣の枝刃に貫かれそうになった一瞬、これまでより強い青の閃光を放つ鳥妖怪】
    【まるで雷が落ちるかの如き速度で枝刃を逃れたが、かなり無理な姿勢で加速した事が祟り】

    雉子B『チチチ、ピチクリチ!?』

    【付近に生えていた、背の高い樹木の天辺に激突すると、そのまま地面まで転げ落ちて来る】

  • 67風神弓使い25/05/22(木) 00:30:12

    >>64

    >>66

    任された!落ちた獲物を外すか!

    【その矢が落ちた雉子に真っ直ぐ飛ぶ】

  • 68天狗の山@依頼中25/05/22(木) 00:35:11

    雉子B『ビガッ!!』

    【地に落ち、最早回避の術も無い鳥妖怪は、放たれた矢を受け、動かなくなる】

    若天狗『ぐぬぬぬ……なんの……これしき……!』

    【戦いの終わった頃、霞網にて巻き取られていた天狗が、ようやく網を解いて立ち上がる】
    【そして、既に斃れた鳥妖怪達の姿を見て、感嘆の声を上げた】

    若天狗『おぉ……見事、拙僧が依然追い払った時は、天狗の羽団扇を使うて尚、死闘だったものだが!』

  • 69蛇腹剣の侍25/05/22(木) 00:39:59

    >>68

    うむ、なんとかなったな

    …して天狗殿、話の続きだがなんとか矛を収めてはもらえんかのう…

    お主が侍を恨みに思う気持ちもわかるが、悪しき妖でもないお主を討伐するも捕えるも忍びない故…

  • 70風神弓使い25/05/22(木) 00:41:24

    >>68

    俺からも頼む

    忍び込んでいた分際で言える事では無いがな

    【弓と矢をその場に落とした】

  • 71天狗の山@依頼中25/05/22(木) 00:54:14

    >>69 >>70

    若天狗『……成程、その様子だと討伐の依頼が出ておるのだな。依頼主は大天狗様か、将軍家か?』

    若天狗『……マァ、良い。そこまで事が知れたとあればワシも矛を収めて身を隠す事にしよう』


    【二人の様子に、渋々と言った表情ながらも頷き、羽団扇をしまい込む天狗】


    若天狗『それに、今宵は汝らに助けられた事じゃしの……助けが無ければワシが討たれていたやもしれん』

    若天狗『そうなれば、ア奴らがまたこの山を根城に、麓の町を脅かしていたかもしれん……』


    【そう言いながら、天狗は宿場町の夜景をしみじみと見つめている】


    若天狗『きゃつらはしばらく前にこの地に現れた、奇怪かつ面妖な妖怪の中の一種類じゃ』

    若天狗『この町はしばらく前、奴らに手ひどく荒らされての……ワシが小坊主をしていた寺も、その時にな』

    若天狗『……仏陀の御力を借りて死力を尽くしたが、あの数と力、到底かなわんかった』


    若天狗『しかし、仏道を半ばまで納めていた縁であの世行きを免れ、天狗として現世に留まる事になった』

    若天狗『不死山の大天狗様にはその時に世話になったが……聞きたい事があり、それをある時に聞いてみたのじゃ』


    【天狗はそう言いながら、握りこぶしを固く握る】


    若天狗『何故、大天狗様は大きな力を持ちながら、人間を救わず、妖怪達を野放しにしているのか?とな……』

    若天狗『そうしたらば、「天狗たるもの、自らの身を修め成仏するが第一の望み、人間に関わるなど煩悩が増えるだけ」とな』

    若天狗『それで……羽団扇を盗み、この山に舞い戻って……後はご想像の通りじゃよ』

  • 72蛇腹剣の侍25/05/22(木) 00:58:09

    >>71

    左様であったか

    少々不思議ではあったのだ、侍はともかく何故に妖を排したのか

    人を守らんがためだったのだな

  • 73天狗の山@依頼中25/05/22(木) 01:08:52

    >>72

    若天狗『そのつもりではあった……が、どうやらワシは連中の恨みを買ってしまったようじゃ』

    若天狗『あの奇妙な雉子には、他にも多くの妖怪の仲間が居る、雉子が敗れたとなれば次の刺客が出て来よう』

    若天狗『ひとまずは近くの国の荒れ寺にでも身を隠し、神通力の修行に励むとする……宿場町にはもう、手を出さん』


    【そう言って立ち上がり、羽を広げる天狗】


    若天狗『彼奴らがワシを追ってこの地を離れるならば良し、ワシが消えたのを良い事にここに居座るならば』

    若天狗『その時は修行の成果をたっぷりと見せてやることにするわ……』


    【そして、振り返ってニヤリと笑いながら一言】


    若天狗『そういう訳で、依頼主が大天狗様でないならば、よしなに言っておいてくれい』

    若天狗『依頼主が大天狗様だった場合は……何、妖怪共を残らずしばき上げたら返すと説得しておいてくれ!』

  • 74風神弓使い25/05/22(木) 01:11:34

    >>73

    ここを去る前に一つだけ聞かせて欲しい

    この弓、風神弓を強くしたい

    何か風に関する物を知らないだろうか…その羽団扇以外でだが

  • 75蛇腹剣の侍25/05/22(木) 01:16:41

    >>73

    承知いたした

    依頼主の奉行にはもう天狗が悪さをすることは無いと伝えておこう

    この山に邪な妖が現れたら、その時は天狗が守ってくれるともな

  • 76天狗の山@依頼中25/05/22(木) 01:43:59

    >>74

    若天狗『ム、そう言う事なら……世話になったしワシの羽根を何本かくれてやろう』

    若天狗『これでも半ばまで仏道を修めた身、僅かながら法力を宿している筈じゃ!』


    【そう言いながら、背中の黒い翼に手を伸ばし、手櫛でゴシゴシと梳いてみると】

    【長い風切り羽根が5~6本抜け落ち、天狗はそれを集めて差し出した】


    若天狗『後は……あちらに転がっている鳥どもから身包み剝ぐのも良かろう』

    若天狗『それぞれ火、雷、風の油断ならぬ使い手じゃが……神聖さには期待しない方が良い』

    若天狗『逆に妖気を使いたいのであれば、うってつけとも言えるがな』


    【そう付け足し、そっと斃れたハーピー三羽を指さした後、飛び去って行った】


    (※すみません、寝ますー!ご自由に受け取って持ってっちゃってください!)

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