- 1二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 21:08:29休日、特に予定も無いので部屋にいた私は同室のウララさんに呼ばれる。 
 「何かしらウララさん?」
 他の子の部屋に遊びに行っていたウララさんがキラキラした目で帰ってきた。
 「まずは手洗いうがいしてきなさいな」
 遊んできて興奮しているウララさんはそのままベッドに寝転んだりするのでそう諭す。
 もう日課になったいつものやり取り、でも何となくこのやり取りが心地良くなってきている。
 「で?何かしらウララさん?」
 手をタオルで拭くウララさんの元に行き彼女に聞く、また何かお友達と楽しい話でもしてきたのだろう、お茶でも淹れてゆっくり聞くのもこの休日の締めに悪くないわね、そう思ってた時。
 唇に柔らかい物が触れた。
 目を開けると桜色の瞳、唇に当たるのはウララさんの口...?
 動揺する私を無視してウララさんは私を押しながら唇を離さない、私の足は何かに引っかかり後ろに倒れる。
 ベッドがあって助かった、柔らかい感覚を背中に受けドキドキする鼓動を抑えながらウララさんの唇を離そうとする。
 今度はベッドがあるから頭の逃げ場が無くなった。
 逃げ場のない私の唇にウララさんの舌は容赦なく侵入を始めようとしていた。
 唇を締めて侵入を拒もうとしたが遅く、私の口内にはウララさんの味と匂いが広がっていった。
 まるで桜の花びらに頭を埋めた様な香り、目の前に広がるウララさんの桜色の瞳、私の口の中を味わう様なウララさんの舌の動きに脊髄にピリリとした感覚がくる。
 「ぷはぁ!!」
 永遠の様に感じたその時間はは、ウララさんの元気な息継ぎで終わりを告げた。
 「マヤノちゃんとテイオーちゃん部屋で見たドラマでやってたんだ!仲のいい人同士のご挨拶なんだって!テイオーちゃんが言ってたんだ!!」
 ハアハアと息を整えながらウララさんはそうにこやかに言う。
 マヤノさんとテイオーさんには見るドラマはもう少し過激では無いのにしなさいと怒る必要がある、そう思いながら、口内のウララさんの味はその日一日中残ってしまったのだった。
- 2二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 21:15:39すばらしい… 
- 3二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 21:16:52いいよね無邪気攻めライス 
- 4二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 21:19:19ウララを叱らないママキング好き 
- 5二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 21:20:25最高だ! 
- 6二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 21:40:55ムシロゴマカシタンダカラオコラナイデヨー 
- 7二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 21:48:15誤魔化しかたが下手すぎる 
- 8二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 21:52:54オネロリ… 
- 9二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 22:03:36ウララさんってこんな味かぁ... 
- 10二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 22:14:46ウララとキングほん好き 
- 11二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 22:26:48そんなドラマ見たらマヤちんひっくり返っちゃう 
- 12二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 22:27:52「ねぇ...キングちゃん...」 
 「ダメよ!」
 あれからと言う物、ウララさんは私にキスを求めてくる様になった。
 テイオーさんが言った「仲の良い人倒しのご挨拶」は撤回した物の何故あれがダメな行為なのかの説明が出来ていない。
 下手に誤魔化してしまうと私以外、彼女の担当トレーナーにする可能性がありそれをしてしまった場合トレーナーの方が解雇されてしまう可能性がある。
 「キングちゃんのいじわる...」
 そう言って私の膝に座るウララさんからはあの時の匂いがうっすらと香り、私の理性を蝕んでくる。
 「あの時の事は忘れなさいな、夢でも見たと思えば良いのよ」
 自分に言い聞かせる様にそう私は言う。
 そう、あれは夢、同室の彼女の桜の匂いに包まれた幻覚の様な一時だった、そう思う。
 「うー...だってキングちゃんとちゅーしたときね、キングちゃんの匂いがすっごく近くになって頭の中がきゅー!ってなったの、あの感覚をもう一回してみたくて...」
 顔だけ私の方を向きウララさんは潤んだ目で訴える。
 私の目線に入る小さく柔らかな唇。
 我慢の糸は切れてしまった。
- 13二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 22:28:02膝に座る彼女と肩を抱き、柔らかい果物を持つ様に頭に手を添える。 
 「目を閉じて」
 彼女に目を閉じさせて唇を重ねた。
 抱いた肩が小さく跳ねる、頭に添えた手に小さな震えを感じた。
 彼女の口は私を受け入れる様に軽く開いていて、簡単に私の舌の侵入を受け入れる。
 桜の香り、脳を溶かすこの香りにたどり着きあの時感覚が背中を走った。
 止まらない舌と舌だけの愛撫。
 意味も分からずウララさんも私の舌に自分の舌を絡める。
 ウマ娘の体は長い時間の無呼吸を可能にした。
 聞こえるのは時計の針の音、そして私達から出る小さな水音、くぐもった声。
 どれぐらい時間が経ったのだろう、ウララさんから唇を離す。
 混ざり合った二人の体液は口同士を繋ぐ透明な橋になり、そして消える。
 「これで満足?」
 はしたないわ、私が満足していないみたい。
 「ごめんね、ありがとう...キングちゃん...」
 ぐったりとしたしたウララさんは蕩けた瞳で私を見上げる。
 「この事は同室の秘密よ、トレーナーにも仲の良い友達にも内緒、出来るわね?」
 少し脅かす様に私は彼女に問いかける。
 「出来なかったらどうするの?」
 こんな事が彼女に出来たのか天然なのか、蕩けたまま問を返す彼女。
 「もうやってあげないわ」
 「また」は無いつもりだったが、保険はかける。
 私もまた春の香りに酔わされてしまったのだから。
 完
- 14二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 22:32:42リバらせました 
- 15二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 22:53:27良い... 
- 16二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 23:54:36ウララのにんじんプリンとキングのにんじんプリンが混ざっちまった訳か〜 
- 17二次元好きの匿名さん21/09/16(木) 23:58:41神を見た、あにまん掲示板で見た 
- 18二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 01:45:44ウラキンからのキンウラ、擬態型かー? 
- 19二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 01:48:46
- 20二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 01:51:33素晴らしいですね 
- 21二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 05:38:58私の性癖には合っていますよ 
- 22二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 13:05:42女の子同士のベロチューは万病に効く様になる 
- 23二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 13:15:23良SSを書くな、陰茎が苛立つ 
- 24二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 13:20:38良い文章を書くな 
 陰茎が苛立つ
- 25二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 16:50:13キングは攻めもいけるの流石一流だな 
- 26二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 17:02:21キングの性癖が破壊されちまった… 
 相手がウララなら健全だな!ヨシ!
- 27二次元好きの匿名さん21/09/17(金) 18:53:16良かった... 
- 28二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 00:55:42このキング夜にベッドにウララが潜り込んできた時平静でいられるだろうか? 
- 29二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 05:34:40いいものだ 
- 30二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 07:24:24これ好きすぎる