- 1二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 23:28:29
ここ最近毎日不思議な夢を見る。先輩が私ではなくことねを担当している夢…。ただの夢だとは思えない妙なリアリティを持ったそれの中でふたり、特にことねは現実でも見たことの無いような笑顔をしていて…
星南「私がいなければ今よりもっと幸せだったのかしら…」
思わずぽつりとそう呟く。頭の中のどこかで(思い上がるな)(担当を盗られるのが怖いだけだろう)と言う言葉が聞こえる。そんなことないと思いたいが、数週間も悪夢とも切り捨てられない辛い夢を見続けている私のメンタルは限界に近づいていた…
星南「…着いたわね」
そんな私の心の拠り所となっていたのは彼との事務所だった。プロデューサーである彼とその担当アイドルである私のふたりきりの場所。この中にいる時だけはこの苦しみを忘れることが出来た。
(荒唐無稽な話だけれどこれ以上続くようなら先輩にも相談しましょう。)
そう思いながら事務所の扉に手をかけた時、中で誰か…いや、私が気づかないわけがない…先輩とことねがなにか話している声が聞こえた…
学P「こんなアイデアがあるとは…流石はことねさんですね」
ことね「いえいえ〜プロデューサーさんの意見のおかげでもありますから!」 - 2二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 23:34:13
珍しいタイプの星南スレ画きた
- 3二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 23:36:58
- 4二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 23:37:28
流石の会長もこれは堪える……
こういうときは3-1勢の出番だ! - 5二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 23:47:54
- 6二次元好きの匿名さん25/05/21(水) 23:52:07
- 7二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 01:58:19
いつでもウェルカムだぜ
- 8二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 07:47:15
私待つわ
- 9二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 07:51:12
待ちたいな
- 10二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 08:26:42
ほしゅ
- 11二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 13:52:59
情緒がぐちゃぐちゃになっている子はかわいいなあ
- 12二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:55:40
ほ
- 13二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 04:19:38
保守
- 14二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 07:54:23
扉越しに聞こえる話し声はあまりにも楽しそうで…
どこかでゴン、と何かが打ち付けられたかのような音がしたのと同時に私は崩れ落ちた。
「嘘…だって、ここでは先輩とことねの担当は私じゃなかったの…?」
わなわなと唇を震わせながらそう私は言葉を零す。
冷静であればプロデュース科に通う彼にしか聞けないことがあったなどの可能性を…いやそもそも他人が私たちの部屋にいること自体に疑問すら感じなかったであろう。
しかし、まともな睡眠もとれず、精神を疲弊しきったその時の私にそのような余裕はなかった。
「もう…私なんて必要ないの…?」
ふたりから裏切られた。そんな実際はありもしないことに事に私の心は絶望に支配された。
手足の先から抜けていく力と熱が冷えきった床に吸い上げられ、まるで自分が暗闇に沈んでいくような錯覚を覚えた。そのまま視界が黒く塗りつぶされていき…