- 1二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 21:38:15
「れろ……んっ……ちゅっ……あむ……」
用意してもらった部屋の壁に貼り付けた、同年代の少年の顔が印刷された紙に向かって、ニャアンは舌を這わせ、口付けをし、右手を胸に、左手を股に当て弄っていた。
唾液によって印刷紙は滲み、少年の顔は判別もつかないほどドロドロに溶けていき、やがてひやりとした壁の感触に当たると、視線を右へ滑らせて呟いた。
「そんな顔しないで、マチュ……仲間はずれにしたこと、謝るから……」
そのまま、同年代の赤髪の少女の顔が印刷された紙を同じように唾液でドロドロに溶かし、やがて小さく息を呑むと同時に数回身体を震わせ、そのままベッドへ倒れ込む。
「……マチュのことを待てなかったのは、私の心が弱かったから」
「シュウちゃんが消えてしまったのは、私がもう一歩踏み込む勇気が無かったから」
「二人が私の手から溢れてしまったのは──私に何の力も無かったから」
壁に、床に、天井に張り巡らせた、あの1ヶ月間の思い出の写真を見つめながら、ニャアンは呟く。
「私、頑張るから。今よりももっと、強くなってみせるから……だから、待っててね」
「マチュとシュウちゃんを迎えに行って、シュウちゃんを連れて行った、あの赤いガンダムをぶっ壊して、三人で地球で暮らそう」
「そうしたら、またあの楽しい日々に戻れるよね?」
思い出を眺めるニャアンの瞳はひどく濁っており、唇の端を歪めて笑っていた。
ここだけシュウマチュに対して爛れた感情を募らせて二人を迎えに行こうとするニャアン - 2二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 21:41:41
……愛が深いっすねニャアンさん
- 3二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 21:43:29
再会するときシュウジは変わらず赤ガン乗ってるだろうしどうなるんだろうな
- 4二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 21:43:44
ここまでとは言わないけどあの二人のことずっと引きずっててもおかしくはないよね
- 5二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 21:55:30
- 6二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 21:58:34
このニャアン刀でポエム斬りしてきそう…
- 7二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:00:28
- 8二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:00:42
いざ再会してみたらマチュとシュウジがくっついてるのをみたら受け入れるのかと思ったが自分も混ざろうとするし全部ガンダムが悪いって判断しそうだなこのニャアン
- 9二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:01:43
思い出の写真を無意識に自分でグズグズに溶かしていく……
- 10二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:04:58
コイツのせいですって薔薇差し出せばワンチャン
- 11二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:06:22
ニャアンの認識
シュウジ→エグザベ経由でゼクノヴァを知り、シュウジを連れて行ったガンダムを憎むようになる。シュウジはガンダムを手放さない、ならぶっ壊せばいいよね!ということで力を求めるようになる。
マチュ→テロ容疑者として行方をくらませたところまで把握。手段はわからないがコロニーを脱出したのであれば自分が迎えに行けばいいと考える。迎えた後の居場所を確保するため地位を求めるようになる。