- 1◆YAChL6C6So25/05/22(木) 21:59:38
- 2◆YAChL6C6So25/05/22(木) 22:22:49
ノエルは叔父さんのお屋敷にひとり連れてこられました。
どうしてでしょう。(下3レスからダイス) - 3二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:24:13
留学
- 4二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:24:15
お見合いさせるため
- 5二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:27:10
精神的な意味での療養のため
- 6◆YAChL6C6So25/05/22(木) 22:28:03
- 7◆YAChL6C6So25/05/22(木) 22:29:31
ノエルは精神の療養のため、自然豊かなこのお屋敷に預けられることになったのです。
と、いうのも……(ノエルに何があったのか、下3レスからダイス) - 8二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:30:43
パルデアのアカデミーでいじめに合って休学
- 9二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:32:35
思春期と反抗期とその他諸々が組み合わさって親子関係や友人関係が上手くいかなくなったから
- 10二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:39:41
ノエルが話そうとしないので分からない
環境が変われば何か良い方向に変わるかもということで叔父さんに預けられた - 11二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:40:37
このレスは削除されています
- 12◆YAChL6C6So25/05/22(木) 22:40:50
- 13◆YAChL6C6So25/05/22(木) 22:51:09
ノエルはパルデア地方のアカデミーに入学したのですが、ポケモンをうまく扱えないことからすぐにいじめに遭い、休学に追い込まれてしまったからです。
丘の頂上へ続く道を、ゴーゴートがキャリッジを引いて登っていきます。
エドガール叔父さんは自動車ではなくゴーゴートで移動するからです。
座席に座っているのはノエルと、ベテランメイドのロクサンヌさん。ノエルをパルデアからここまで連れてきてくれた人です。
「ノエルさん、あれがお屋敷ですよ」
ロクサンヌさんが頂上の建物を指差しました。しかしノエルは関心を示しません。
お屋敷に到着し、ノエルがキャリッジから降りると……
(最初に出会ったポケモンと、そのポケモンの行動) - 14二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:56:45
手に持ったきのみを食べようとしたがノエルの存在に気付いてそのままじっと見つめるコダック、のちに首をかしげる
- 15二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 22:57:53
ニャスパー
何も考えてなさそうだけど、何となくこっちを凝視している気が…? - 16二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 23:34:45
道に迷って仲間とはぐれたフラベベ
周りを見渡してキョロキョロしている - 17二次元好きの匿名さん25/05/22(木) 23:36:35
そこには、とても陽気なマーイーカが!
- 18二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 00:00:02
片膝を着き、手を差し伸べエスコートしようとするルカリオが
- 19◆YAChL6C6So25/05/23(金) 03:17:38
- 20◆YAChL6C6So25/05/23(金) 03:30:35
1体のコダックが食べかけのきのみを手に持ったまま、ノエルに気づいてじっと見つめています。
「……ぐわ」
「…………」
ノエルの方は思わず目を背けました。ロクサンヌさんは何も言わず、ノエルをお屋敷の中に案内します。 - 21◆YAChL6C6So25/05/23(金) 03:35:23
広間では叔父さんのエドガールさんが待っていました。
エドガールさんは学者です。研究分野は(安価)で、そのために色々なポケモンをお屋敷に住まわせているようです。
「ご主人様、ノエルさんです」
ロクサンヌさんが言うと、エドガールさんは……
───
(叔父さんの研究分野、それから性格・人柄を下3レスからダイス) - 22二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 08:32:28
伝説や幻のポケモン
結構豪快な人 - 23二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 12:42:19
ポケモンの姿や進化に関する研究
ウツギ博士のような周りに振り回される苦労人タイプ - 24二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 15:35:45
ポケモンの生態に関する研究
物静かなお人好し - 25◆YAChL6C6So25/05/23(金) 15:42:03
- 26◆YAChL6C6So25/05/23(金) 16:06:13
「いらっしゃい、ノエル。ずいぶん大きくなったねぇ。僕のこと、覚えてるかい?」
背の高い痩せぎすの男性、エドガールさんはニコニコ微笑みながらノエルに尋ねます。
「…………っ」
エドガールさんと会ったことがあるかどうかなんて、全然覚えていないノエル。答えに困って目を伏せました。
「……ハハッ、覚えていなくても構わないよ。ロクサンヌさん、ノエルを部屋に案内して。長旅で疲れてるだろうから」
「はい、ご主人様」
ノエルはロクサンヌさんに導かれて、広いお屋敷の中を進みます。お屋敷の中にも、ニャスパーやイエッサンといったポケモンがたくさんいました。
部屋に着くと、ノエルは周りを見渡しました。大きなベッド、テーブル、暖炉、カーテン……
すると、ロクサンヌさんが口を開きます。
───
(ベテランメイドのロクサンヌさんの性格を、下3レスからダイス) - 27二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 16:31:46
エドガール博士の助手の夫人で屋敷には住み込みで働いている肝っ玉メイド
- 28二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 17:52:17
ふわふわしてるけど肝が座っているメイド
- 29二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 17:54:37
普段は友達のように接してくれる優しいメイド
- 30◆YAChL6C6So25/05/23(金) 17:56:43
- 31◆YAChL6C6So25/05/23(金) 18:07:24
「ノエルさん、気兼ねなく寛いでね。私たちは皆あなたを歓迎しているから。私のことも“友達”と思ってくれればいいわ」
『友達』という言葉に、ノエルの眉がピクリと動きました。
アカデミーの友達は誰一人自分を守ってくれなかった。友達なんて口ばかりで本当は……
そんな気持ちがノエルの胸の中に渦巻きます。
ロクサンヌさんはそんなノエルの表情を気にしつつ、さらに続けました。
「お屋敷の中も、お庭も、自由に歩いていいですからね。ポケモンたちとも触れ合うといいわ。
けれど……3階はご主人様の研究スペースだから、入らないようにしてちょうだい。わかった?」
「……はい」
「うん。それじゃあ、お夕飯までゆっくりしてね。」
ロクサンヌさんはそう言い残して、静かに部屋を去りました。 - 32◆YAChL6C6So25/05/23(金) 18:13:31
その後、ノエルはずっとベッドに横たわったまま動きませんでした。
日は沈み始め、部屋も暗くなってきていますが、カーテンを閉めて灯りを点けに起き上がるだけの気力がありません。
そこへ、ノックの音が響きました。
「失礼します」
そう言って入ってきたのは、ロクサンヌさんとは違うメイド。歳は16から18歳のように見えます。
そばには、パートナーと思われるポケモンも並んでいました。
───
(バイトのメイド、イザベル。彼女の性格と、パートナーのポケモンを下3レスから) - 33二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 18:17:06
年相応に明るく穏やかな性格
パートナー メスのワシボン - 34二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 19:52:02
メスガキ
パートナーはキルリア♀ - 35二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 19:57:24
笑顔が柔らかで声色も優しいけど目に光がない
パートナーはイエッサン♂ - 36二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 19:57:43
雰囲気と口調はクールだが心は熱い
パートナーはアブソル♂ - 37◆YAChL6C6So25/05/23(金) 20:17:53
- 38◆YAChL6C6So25/05/23(金) 20:32:41
「誰……?」
「イザベルと申します、お嬢様。ご夕飯の準備ができました。食堂へお越しください」
「ピンポ-ン」
しかし、ノエルは疑わしげな表情を浮かべました。
イザベルというメイドは確かに柔らかな笑顔で、声色も優しいけれど、その瞳に感情を感じられなかったからです。
「……お腹空いてない」
ノエルがぽつりと呟くと、イザベルとイエッサンは驚いたように顔を見合わせました。
───
イザベル「(セリフを下3レスから)」 - 39二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 20:46:09
目に光がないってのはミュウツーの逆襲のジョーイさんみたいな感じかな
安価は
「かしこまりました。イエッサン、しばらくお嬢様の様子を見てて。」 - 40二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 20:47:12
わかりました……イエッサンよろしくね…
- 41二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 20:49:04
ではこちらにお持ちします
行きましょう、イエッサン - 42◆YAChL6C6So25/05/23(金) 20:51:15
- 43◆YAChL6C6So25/05/23(金) 21:07:19
「……かしこまりました。では、そのこと料理人に伝えてまいります。……イエッサン、お嬢様をよろしくね」
「ポーン」
そう言うと、イザベルはイエッサンを部屋に残して立ち去りました。
イエッサンは目を閉じて、何やら気持ちを集中させています。
「…………?」
ノエルにはそれが何かわかりませんでしたが、イエッサンはツノからノエルの気持ちを読み取っていました。
そして、とても悲しそうな顔をして、ノエルをじっと見つめました。
ノエルは、どうしてこのポケモンが自分を見つめてくるのか、どうしてこんなに悲しそうな顔をするのか、さっぱりわかりませんでした。
厨房では、イザベルから話を聞いた料理人フランシスが声を上げています。
「バカな!私が腕によりをかけて作ったローストはどうなる!」
「まあまあ、仕方ないんじゃないかしら。かなりお疲れのようだったから」
ロクサンヌさんが宥めました。イザベルは肩をすくめて呟きます。
「私の家族が聞いたら何て言うでしょう。満足に食べられることがどんなに有難いか、あの子は知らないのね」
___
(次の展開を、下3レスからダイス) - 44二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 21:10:42
イザベルがイエッサンを迎えにノエルの部屋に行く
- 45二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 21:11:12
ぐ~とノエルお腹が鳴る
- 46二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 21:15:04
イエッサンにそそのかされご飯を食べ始める
- 47◆YAChL6C6So25/05/23(金) 21:16:20
- 48◆YAChL6C6So25/05/23(金) 21:21:26
その頃ノエルの部屋では、ノエルがベッドに腰掛けたまま俯いていました。
すると、イエッサンがノエルの手を取り、くいっと引っ張ります。
「…………?」
顔を上げると、イエッサンはノエルについてくるよう促しています。
「……何か見せたいものでもあるの…?」
ノエルは重い腰を上げました。そして、イエッサンに導かれていきます。
長い廊下と階段を渡り、やがてある部屋に辿り着きました。そこには……
「……あっ!お嬢様…!」
イザベルの姿があります。それに、食卓に着いているエドガール叔父さんの姿も。 - 49◆YAChL6C6So25/05/23(金) 21:24:31
「やあ、ノエル。気分が優れないと聞いていたけど?もう食べられるようになったのかな?」
エドガールさんが純粋に尋ねます。
「い、いえ……この子が…」
そう言いかけて、ノエルの鼻を美味しそうな料理の匂いがくすぐりました。
その時初めて、ノエルはお腹が空いていることに気づいたのです。
「……はい、いただきます…」
ノエルが小さな声で言うと、イザベルは満足そうにノエルを席に案内しました。
その後ろでは、イエッサンが小さく微笑んでいます。
───
(次、または翌朝の展開を、下3レスから) - 50二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 21:29:50
ぐっすり眠り少し寝坊する
- 51二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 21:31:10
カーテンの隙間から漏れた光とヤヤコマのさえずりで目を覚ます
- 52二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 21:31:58
昨日の昼間に見かけたコダックが何故か部屋にいる
- 53二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 21:33:30
朝食後庭を散歩していたら迷い込んだ野生のイーブイと遭遇する
- 54◆YAChL6C6So25/05/23(金) 21:35:11
- 55◆YAChL6C6So25/05/23(金) 21:36:39
【屋敷の面々】
今のところこんな感じで設定しています。
◇ノエル
◇エドガール(叔父)
◇ベンジャミン(執事)
◇ロクサンヌ(ベテランメイド)
◇イザベル(バイトのメイド)
◇フランシス(料理人)
◇ガエタン(庭師)
◇???(3階の住人)
◇コダック
◇イエッサン♂(イザベルの手持ち) - 56◆YAChL6C6So25/05/23(金) 21:46:38
カーテンの隙間から漏れる光と、ヤヤコマのさえずりでノエルは目を覚ましました。
そっとベッドから降りて、窓に歩み寄ると、カーテンを開けます。外は眩しいほどの快晴でした。
食堂でノエルはエドガール叔父さんと、オートミールの朝食を食べました。
「ノエル、庭はまだ見ていないだろう?ぜひ行ってみてほしい。ポケモンも、草木も、生き生きとしているから」
「はい…」
ノエルは小さく頷きました。
───
(庭での展開を下3レスから) - 57二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 21:49:41
庭師とそのパートナーのフラージェスに出会う
- 58二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 21:50:28
青いウパーと茶色いウパーが仲良さげにしているのをみかける
- 59二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 21:50:32
「…ぐわ…ぐわ」と鳴きながら池で背泳ぎ(?)してるコダック
- 60二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 21:50:52
迷い込んだ野生ポケモンに懐かれる
- 61◆YAChL6C6So25/05/23(金) 21:58:55
- 62◆YAChL6C6So25/05/23(金) 22:07:53
庭には花壇や畑、池がいくつもあり、あちこちにポケモンがいました。
エドガール叔父さんの言った通り、どのポケモンも生き生きとしています。
ノエルもそれを見て悪い気はしませんでした。
すると、低木の茂みからガサガサという音がしました。
「……?何、今の…?」
ノエルが音のした方をじっと見つめると……茂みから(安価)がヒョコッと顔を出しました。
───
(出てきた野生ポケモンを下3レスから) - 63二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 22:08:37
パモさん
- 64二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 22:11:01
あの時のコダック
- 65二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 22:12:43
スピアー
- 66二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 22:13:13
フラベベ
- 67◆YAChL6C6So25/05/23(金) 22:15:23
- 68◆YAChL6C6So25/05/23(金) 22:25:27
「……あの時の…」
「ぐわっ」
コダックは茂みからゴソゴソと出てくると、そのままヨチヨチ歩いてきて、ノエルの脚に擦り寄りました。
「ひゃっ…!」
「ぐわわ…♪」
ノエルはどうしたらいいかわからず困惑しています。
すると、シャベルやほうきを載せたカートを押した一人の老人に気がつきました。
老人もノエルのことに気づいたようです。
───
(庭師ガエタンの性格と、パートナーのポケモンを、下3レスから) - 69二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 22:29:16
- 70二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 22:30:53
聡明でいて穏やかなおじいさんをしている
パートナーはフクスロー - 71二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 22:45:13
のんびりした性格
パートナーはリーフィア - 72二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 22:46:51
- 73◆YAChL6C6So25/05/23(金) 23:08:14
- 74◆YAChL6C6So25/05/23(金) 23:24:21
「あ…あの……この子、離れないんですけど……どうしたら…」
ノエルが恐る恐る助けを求めると、老人は目を細めて笑いました。
「あんたに懐いとるだけじゃよ。何も困ることはなかろうて」
「フィア!」
「え……うーん……」
ノエルは足元のコダックをチラリと見下ろします。コダックはノエルの周りをクルクル動いたり、脚にくっついたりしていました。
「わしはガエタン。この屋敷の庭を管理しとるよ。あんたはノエルとかいう子じゃな」
「は、はい……」
ガエタンとリーフィアは穏やかに微笑みます。
───
(ガエタン「(セリフを下3レスから)」 - 75二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 23:30:57
なにも心配することはない。気の済むまでこの屋敷にいるといい。
本来は博士のセリフだろうが、たぶん博士も同じように言うだろう。 - 76二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 08:20:40
この屋敷は色々と秘密が多いんじゃ
- 77二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 08:50:16
ここの野菜はうまいぞ
- 78◆YAChL6C6So25/05/24(土) 08:55:04
- 79◆YAChL6C6So25/05/24(土) 09:35:51
「お嬢さん、この屋敷は色々と秘密が多くての」
ガエタンは思わせぶりにそう言いました。
「秘密…?」
「うむ、あんたに教えてやろう。ただ、わしから聞いたことは内緒じゃぞ」
「はいっ…」
ノエルと、それからコダックは目をぱちくりさせて、ガエタンの話に耳を傾けました。
───
(エドガールさんの屋敷の秘密とは、下3レスから) - 80二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 09:38:25
3階には博士のお子さんがおるんじゃが、どういうわけか部屋から出てこんのじゃ
- 81二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 09:48:59
何代が前の屋敷の主が莫大な財産を残したんじゃがその財産をこの屋敷のどこか分からん隠し部屋に隠してあるらしいんじゃ
- 82二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 11:34:49
博士の娘は最近人気が出てきた女優なんじゃがパパラッチが屋敷の庭まで侵入してくることがあるんじゃ…パパラッチを追い払う為にパパラッチにだけ作動する罠があるんじゃ
- 83◆YAChL6C6So25/05/24(土) 11:45:23
- 84二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 11:54:07
博士の娘さんは女優なんだ
カルネさんと共演したことあるのかな? - 85◆YAChL6C6So25/05/24(土) 11:55:44
「この屋敷の庭はの、罠が仕掛けてあるんじゃ」
「フィアッ♪」
「えっ…!?」
ノエルとコダックは驚いて目を見開きます。
「というのも、博士の娘さんは最近人気が出てきた女優さんでの……ちょうどあんたぐらいの歳じゃ。
それでパパラッチがここまで来ることがあるんじゃよ。だからそいつらを追い払うために、パパラッチにだけ作動する罠を置いてあるんじゃ。
今度誰か引っかかったら、あんたにも見せてやろう。ヘッヘッヘ……」
ガエタンは笑いながら、ニンフィアと共に去っていきました。
ノエルとコダックは呆気に取られています。
───
(次の展開を下3レスから) - 86二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 12:01:53
罠に興味を持って探そうとする
- 87二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 12:03:43
博士にそれとなく聞いてみる
例)叔父さんはお子さんいるんですか? - 88二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 12:48:16
- 89◆YAChL6C6So25/05/24(土) 12:50:12
- 90◆YAChL6C6So25/05/24(土) 12:56:33
その後、庭を散策していたノエルは執事のベンジャミンさんに呼ばれました。
「お嬢様、ご昼食の準備ができました」
「はーい、今行きます」
ノエルは歩き出しましたが、すぐに立ち止まって振り返りました。
やはりコダックがヨチヨチとついてきています。
「……あなたも来る?」
ノエルが尋ねると、コダックは「ぐわっ!」と元気よく答えました。 - 91◆YAChL6C6So25/05/24(土) 13:01:42
ノエルとエドガールさんが昼食を食べているテーブルのそばでは、お屋敷のポケモンたちも食事をとっています。
叔父さんはポケモンが大好きな人なので、野生のコダックも喜んで迎えてくれました。
「この屋敷には色んなポケモンが出入りするんだよ。このコダックみたいにフラッと現れては居着いて、気づいたらいなくなったりとね」
ノエルはエドガールさんの話に耳を傾けていました。
そして、ガエタンが言っていた娘さんのことをそれとなく尋ねてみることにしました。
「あの……叔父さんにお子さんはいるんですか?」
その言葉に、ロクサンヌさんとイザベルが振り返りました。
エドガールさんはしばらく黙っていました。が、ゆっくりと口を開きました。
───
叔父さん「(セリフを下3レスからダイス)」 - 92二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 17:56:58
「いるよ。いまは仕事で妻と別の地方に行っているけど、ノエルもいつか会えるかもしれないね。」
- 93二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 18:47:15
ああ、娘がいるよ。最近仕事が忙しいみたいで、この家には滅多に帰って来ないけれどね…
- 94二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 19:07:13
ああ、娘がいるんだ。
今日は仕事で留守にしているけど明日帰ってくるよ - 95◆YAChL6C6So25/05/24(土) 19:12:14
- 96◆YAChL6C6So25/05/24(土) 19:16:14
「ああ、娘がいるよ。最近仕事が忙しいみたいで、この家には滅多に帰ってこないけれどね…」
そう呟くエドガールさんは、どこか寂しそうでした。
「そうそう、僕は明日から3日間、学会に出るので留守にするよ。屋敷のことは執事のベンジャミンとロクサンヌさんに預けておく。出発は今夜だ。
君は何も心配しないで、のびのびと過ごしてくれ」
「はい…」
ノエルは返事をすると、再び食事に手をつけました。
───
(次の展開を下3レスから) - 97二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 19:17:35
次の日入れ替わりで娘さんが帰ってくる
- 98二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 19:21:50
翌朝、なんの気なしにノエルが窓から庭を見ると罠にかかったパパラッチを冷たい目で見下す娘さんを目撃する
- 99二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 19:50:18
夜、各々風呂に入ったりポケモンと遊んだり掃除したりして自由に過ごしている間に玄関のチャイムがなった
なんといじめっこが追いかけてきた - 100◆YAChL6C6So25/05/24(土) 19:51:57
- 101◆YAChL6C6So25/05/24(土) 20:00:20
次の日、叔父さんが学会に行っている頃、ノエルは庭で遊んでいるコダックを見守っていました。
「ぐわっ♪ぐわぁーっ♪」
池の中で他のみずポケモンと泳いでいるコダックはとても楽しそうです。
ノエルは微笑ましく見ていました。
すると、門の方から車の音が聞こえてきました。ドアが開き、誰かが降りてきたようです。
「……誰だろ」
ノエルはその場から立ち上がり、花壇越しに門の方を覗きました。
見ると、自分と同じぐらいの年頃の女の子が立っています。
車からはたくさんの荷物が下ろされていました。
ベンジャミンさんとロクサンヌさんがその子を迎えています。
───
(エドガール叔父さんの娘で俳優のコレット。性格などを下3レスから) - 102二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 20:05:47
- 103二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 23:19:26
芝居の時以外でも“キャラを演じて”いる
素の状態だと表情や感情がない - 104二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 23:21:35
清楚系な見た目だが口調や発言は男勝り
- 105◆YAChL6C6So25/05/24(土) 23:22:57
- 106◆YAChL6C6So25/05/24(土) 23:28:03
「ベン!ロクシー!会いたかったわ!」
「お嬢様、おかえりなさいませ…!」
車から降りてきた少女は真っ直ぐベンジャミンさんとロクサンヌさんの元に駆け寄り、抱きつきました。
「パパは?お家にいる?」
「生憎ですがお嬢様……ご主人様は学会のため、昨夜屋敷をお発ちになりました。お帰りになるのは2日後です」
「そう……残念…」
ノエルはそのやり取りをじっと見ていました。
その時、コダックが花壇を飛び越えて、少女の方へ駆け出しました。
「あっ…!コダック…!」
ノエルが思わず声を上げると、少女とロクサンヌさんたちがノエルに気がつきました。 - 107◆YAChL6C6So25/05/24(土) 23:32:49
「あ、ノエルさん。こちら、ご主人様が昨日お話になっていたお方。コレットさんといいますのよ」
ロクサンヌさんが紹介すると、ノエルは緊張しながらペコリと頭を下げました。
「ど……どうも……」
「コレットお嬢様、あちらは奥様の兄上のお子さん、ノエルさんです。このお屋敷でお預かりしております」
ベンジャミンさんがそう言うと、コレットの表情がスッと変わりました。まるで感情が無くなったかのように。
しかし、その直後……
───
コレット「(セリフを下3レスから)」 - 108二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 02:40:59
「ああ、あなたがノエルちゃんね!話はパパから聞いているわ!しばらくよろしくね!」
- 109二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 06:55:11
再び笑顔を作り「はじめましてノエルちゃん!」と明るく人懐こそうに挨拶する
- 110二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 12:25:42
- 111◆YAChL6C6So25/05/25(日) 12:29:16
- 112◆YAChL6C6So25/05/25(日) 12:36:41
「……はじめまして、ノエルさん。エドガール博士の娘、コレットと申します」
「えっ……はい、ノエルです…」
急に落ち着いた話し方に変わったコレットに、ノエルは困惑しつつも挨拶を返しました。
コレットはしばらく目を細めてノエルを見つめていました。そして、ゆっくりと口を開きます。
「何も心配することはありません。心の傷が癒えるまで、どうぞこのお屋敷にいてください。
本来はお父様のセリフでしょうが、きっとお父様も同じようにおっしゃったはずです」
「は、はい……」
ノエルは、目の前の少女が自分の事情を一目で理解したことに内心驚いていました。
コレットは優しく微笑むと、お屋敷の中に入っていきました。
「……どういう人なんだろ…」
ノエルとコダックはその場にぽつんと立ち尽くしていました。
───
(次の展開を下3レスから) - 113二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 14:53:26
- 114二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 14:55:14
散歩する
- 115二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 15:44:26
様子を見ていたイザベルから「コレットお嬢様にも他者から理不尽に傷つけられた過去があるから貴女にシンパシーを感じて素の表情を見せたのですよ」的なことを聞く
- 116◆YAChL6C6So25/05/25(日) 16:06:30
- 117◆YAChL6C6So25/05/25(日) 16:17:28
車から荷物を下ろしていたイザベルが、ふと動きを止めました。
「コレットお嬢様は、お芝居の時以外も常に“誰か”を演じてらっしゃるんです」
「えっ…?」
ノエルは思わず聞き返します。
「ベンジャミンさんやロクサンヌさんの前では“人懐っこいお嬢様”の姿を、貴女の前では“優しく落ち着いた理解者”の姿をね。
一瞬、コレットお嬢様のお顔から表情が消えたでしょう。……あれがお嬢様の素のお姿です。何の感情も、意思もないお姿が」
ノエルはイザベルの言葉を黙って聞いていました。
「……コレットお嬢様にも、他者から理不尽に傷つけられた過去があるんです。だから、貴女にシンパシーを感じて、素の表情を見せたのではないでしょうか」
イザベルはそう言い残すと、イエッサンと共に荷物を抱えてお屋敷の中に入っていきました。
───
(その後、ノエルとコレットは……下3レスから) - 118二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 18:44:07
しばらく後、庭でガエタンと話しているコレットを見かける
コダックが混ざりたそうにしているので何となくノエルも会話に参加する - 119二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 18:50:47
お昼時、コレットと話す機会が訪れる
- 120二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 20:37:51
ギターの音が聞こえてノエルが部屋を覗くとコレットが弾いていた
コレットは以前、仕事でギター弾きの役をしたことがあり、演奏は上手い方 - 121◆YAChL6C6So25/05/25(日) 20:40:37
- 122◆YAChL6C6So25/05/25(日) 21:09:46
しばらくして、また庭に出ていたノエルは、コレットとガエタンが話しているのを見かけました。
「……ぐわっ!」
足元のコダックが、ノエルのスカートの裾を引きます。何やらあそこに行きたそうに。
「……うん」
ノエルはコダックを見つめ、小さく頷くと、ゆっくりとコレットたちの方へ進みました。
「……おお、あんたか。コレットお嬢様にはもう会ったかね」
ガエタンがノエルに気づいて尋ねます。
「はい、コレットさんがお屋敷に着いた時に」
ノエルはそう答えて、コレットの方を向きました。
コレットは、先ほどのように落ち着いた、ノエルのことを見通しているような笑みを返します。
「……ガエタン」
ふと、コレットが口を開きました。
───
コレット「(セリフを下3レスから)」 - 123二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 21:16:23
私が素の私でいられるのは貴方の前でだけ…
でも、ノエルさんにも私のことを話してもいいかもしれない… - 124二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 22:28:57
ノエルさんには私についてをどのくらい話したの?
- 125二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 22:32:48
お父様の様子は変わりなかったかしら
- 126◆YAChL6C6So25/05/25(日) 22:36:31
- 127◆YAChL6C6So25/05/25(日) 22:50:22
「お父様の様子はお変わりなかったかしら」
「うむ……ベンジャミンらは何も言ってなかったからの、特に変わったことはなかったじゃろう」
コレットとガエタンが話しているのを聞いて、ノエルはふと、気になっていたことを尋ねることにしました。
「あ、あの……気になってたんだけど……叔母さん、コレットさんのお母さんは…?」
その問いかけに、コレットとガエタンは素早く振り向きました。何やら不自然な静寂が3人を包み込みます。
「ごっ、ごめんなさい…!聞いちゃいけないことだったら…!」
「いいの」
コレットが淡々とした声で宥めます。その表情には、感情がありませんでした。コレットの素の反応です。
しかし、コレットはすぐに、ノエルと話す時の落ち着いた表情に戻ると、静かに語り始めました。
───
コレット「……お母様は(下3レスから)」 - 128二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 22:57:11
女優になりたいという私の夢を唯一応援してくれていたけれど…私の晴れ舞台を観ることなく病気で亡くなってしまったの…
- 129二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 23:08:05
人の心を見透かしてしまう力を持った私のことを、自分だって闘病していて苦しかったはずなのに、死の直前まで案じてくれていたわ
- 130二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 07:23:18
私が幼い頃に病気で亡くなったわ…
- 131◆YAChL6C6So25/05/26(月) 08:15:07
- 132◆YAChL6C6So25/05/26(月) 08:31:30
「お母様はもう亡くなられているの」
「…………!」
ノエルは思わず息を呑みました。
「人の心を見透かしてしまう私のことを、死の直前まで案じてくれていたわ。自分だって闘病で苦しかったはずなのに」
「……そう…、ありがとう。話してくれて。素晴らしいお母様だったんだね」
ノエルがそう言うと、コレットは小さく微笑みました。
一方で、ノエルにはコレットのある一言が引っかかっていました。
「(人の心を見透かす…?)」
───
(次の展開を下3レスから) - 133二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 08:35:38
もしかしてエスパーなのかな?
- 134二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 08:38:03
「大方予想がついたと思うけど」と超能力者であることを明かされる
- 135二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 15:18:09
(そういえばカロスのゴジカって人も似たようなことできるみたいだし、サイコメトリーを使える人って結構いるのかな)
- 136◆YAChL6C6So25/05/26(月) 17:19:07
- 137◆YAChL6C6So25/05/26(月) 17:26:57
「(もしかして……エスパー…?)」
ノエルがそう考えた途端。
「ふふ、今『エスパー』って思ったでしょ」
コレットがくすりと笑っていったので、ノエルは驚きました。
「いいのよ。好きに考えてくれて。エスパーの力を持つ従姉妹……面白いじゃない」
そう語るコレットの表情と口調は、先ほどまでとは微妙に変化していました。
まるで、違う役を演じ始めたかのように。
ノエルは唖然としつつ、胸の奥がどこか痛むような感覚を覚えていました。
___
(その後の展開を下3レスから) - 138二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 20:50:17
「もっと貴女と話したい」と3階のコレットの部屋に招かれるノエル
- 139二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 22:48:46
- 140二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 08:09:03
- 141◆YAChL6C6So25/05/27(火) 08:59:43
- 142◆YAChL6C6So25/05/27(火) 10:09:45
「ふふ、ノエル。私もっと貴女と話したいわ。私のお部屋へ行きましょ」
「えっ…?うん…!」
ノエルは頷き、コレットの後に続きました。
後ろからはコダックもついてきています。
ノエルとコレット、そしてコダックはお屋敷の階段を登り、3階へと向かいます。
「……ねえ。私、3階には行っちゃいけないって言われてるんだけど…」
「大丈夫、私が許可するわ。それならロクサンヌさんたちも何も言わないでしょ?」
コレットは通路の奥にある扉を開けて、ノエルとコダックを中に招きました。
そこはノエルの部屋より豪華な寝室でした。
が、カーテンは閉め切られていて、どこか寂しい雰囲気を纏っています。
コレットはカーテンを開けて、太陽の光を部屋に取り入れました。
───
コレット「さてと……(セリフを下3レスから)」 - 143二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 15:22:41
何から話そうかしら。そうね、あなたはそのままで大丈夫よ。
これはエスパーではなく私の直感。
あなたのコダックへの接し方をみれば誰にでもわかる。
その愛情を忘れなければきっとポケモンバトルも上手くなる。
なにより、ポケモンはバトルだけじゃないしね。
あなたのやり方であなたの1番を見つければいいわ。 - 144二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 19:35:46
まずは紅茶をどうぞ
- 145二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 20:27:37
「あった」
コレットとコレット両親、ノエル父(コレット母の兄)が写った写真を手に取る
写真の日付はノエルが生まれる前 - 146◆YAChL6C6So25/05/27(火) 20:50:54
- 147◆YAChL6C6So25/05/27(火) 21:07:57
「さてと……何から話そうかしら。まあ座って」
コレットに促され、ノエルはテーブルの椅子にそっと座りました。コダックを膝に乗せて。
「そうね……貴女はそのままで大丈夫よ。これはエスパーではなく私の直感」
「えっ…?」
「貴女のコダックへの接し方を見れば、誰にでもわかる。その愛情を忘れなければ、きっとポケモンバトルも上手くなる」
そう言われて、ノエルは膝の上のコダックを見つめました。
コダックはきょとんとノエルを見つめ返します。
「……本当に、そう思う?」
「ええ。なにより、ポケモンはバトルだけじゃない。あなたのやり方であなたの一番を見つければいいわ」
「私のやり方で、私の一番を…?」
「ええ、必ず見つかる。私は……芝居という“一番”を見つけたもの」
「……わかった。ありがとう、コレット」
ノエルはコダックをそっと抱きしめながら、微笑みました。
───
(次の日、下3レスから) - 148二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 21:28:51
ちょっとポケモンに興味が出たので散歩して出会いを求める
- 149二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 21:29:44
コダックに自分についてくるか聞いてみる(冗談半分で)
- 150二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 21:35:51
ポケモンについて詳しく知りたいと思い、叔父に話を聞きに行く
- 151◆YAChL6C6So25/05/27(火) 21:37:21
- 152◆YAChL6C6So25/05/27(火) 22:03:06
ふと、ノエルはコダックを見つめて話しかけました。
「……ねえ、コダック…。あなたは、私のポケモンになりたい…?」
「ぐわ?」
コダックは首を傾げます。
「……ううん、本気にしなくてもいいの。ちょっと興味本位で聞いただけ…」
「ぐわわ!ぐわっ!」
「えっ…?」
コダックの明るく、嬉しそうな返事に、ノエルは驚きました。
すべてを見ていたコレットは、くすりと笑います。
「ふふふ、コダックは『喜んでついていく!』と言ってるわよ?」
「えええっ!?」
ノエルは困惑しました。ですが同時に、自分を受け入れてくれたという、確かな嬉しさも感じていました。
───
(次の展開を下3レスから) - 153二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 22:40:50
コレットから空のモンスターボールを渡される
- 154二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 22:44:04
入学時にもらったポケモンと顔合わせ
- 155二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 06:59:53
コダックの頭を撫でる
- 156◆YAChL6C6So25/05/28(水) 07:44:28
- 157◆YAChL6C6So25/05/28(水) 07:51:01
こうして、コダックは正式にノエルのポケモンになりました。
次の日、ノエルはボックスから1体のポケモンを取り出しました。
パルデアのアカデミーに入学した時に貰ったポケモンです。
その子と心を通わせられずに他の学生からいじめられてからは、姿も見たくないと思ってボックスに預けていたのです。
ノエルはモンスターボールを手に取り、深く深呼吸をすると、決意を固めたように解放ボタンを押しました。
「……出てきて」
───
(入学時のポケモンと、コダックに対する反応を下3レスから) - 158二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 07:52:42
- 159二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 07:52:58
クワッス
同じ水タイプの鳥ポケモンなので一瞬で打ち解ける - 160二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 07:53:42
- 161二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 08:08:16
ヒバニー
人懐っこく、じゃれつく - 162◆YAChL6C6So25/05/28(水) 11:13:03
- 163◆YAChL6C6So25/05/28(水) 11:25:51
「……ニバ!」
モンスターボールから勢いよく飛び出してきたのはヒバニー。
ヒバニーは見たことのない場所に興味津々なのか、ノエルの部屋をキョロキョロ見渡しています。
やがて、ヒバニーはコダックに気がつきました。
「……ずっと出してあげてなくてごめん。この子はコダック。新しいお友達…」
ノエルが紹介すると、ヒバニーはパッと顔を輝かせました。
そして、いきなりコダックにじゃれつきました。
「…………!」
ノエルは思わず手を伸ばしましたが、コダックは満更でもなさそうです。
「ニバニバ!」
「ぐわわっ、ぐわー♪」
ノエルはホッと胸を撫で下ろしました。
「……これから庭で遊ぼう。そうしたらもっと仲良くなれるはず。……私とヒバニー、コダックも…」
───
(叔父さんが帰宅。展開を下3レスから) - 164二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 11:55:41
ロクサンヌさんからポケじゃらしなどなどを借りる
- 165二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 11:58:56
夕食の際に今日の出来事を話す
- 166二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 16:09:46
叔父さんが一緒に遊ぶコダックとヒバニーを見て微笑ましそうにする
- 167◆YAChL6C6So25/05/28(水) 16:16:34
- 168◆YAChL6C6So25/05/28(水) 16:34:52
エドガール叔父さんが学会から帰ってくると、庭の芝生にノエルが座り込んでいるのが見えました。
エドガールさんが何だろうと思って目を凝らしてみると、ノエルはポケじゃらしでコダックやヒバニーと遊んでいます。
「……ガエタン。僕がいない間にヒバニーが屋敷に来たのかい?」
「いや、ありゃノエルが学校で貰ってたポケモンらしいですよ。それとですね、あの子コダックを正式に自分のポケモンにしたようです」
ガエタンはそう答えると、にっこり笑いました。
エドガールさんはまっすぐノエルの方に向かうことにしました。 - 169◆YAChL6C6So25/05/28(水) 16:37:49
「ノエル、ただいま」
「叔父さん…!おかえりなさい…!叔父さんがいない間に、叔父さんのお子さん…コレットが来てるよ!」
「そうか!それは会うのが楽しみだなぁ!……ポケモンと遊ぶのは楽しいかい?」
「はい…!」
「うん、良いことだ。コダックとヒバニーも君のことを信頼してリラックスしてる。その愛情を大切にね」
エドガールさんの言葉に、ノエルは深く頷きました。 - 170◆YAChL6C6So25/05/28(水) 16:41:08
その後、3階のコレットの部屋で、エドガールさんとコレットは話していました。
「……そうか、それじゃ君の言葉のおかげでノエルは元気や気力を取り戻してきたんだな」
「フフッ、私は何も…」
「コレット、君がこんなに屋敷でゆっくりできてるのは久しぶりだね。最近の仕事はどんな具合だい?」
父親の問いかけに、コレットは静かにティーカップを置き、口を開きました。
───
コレット「(次の展開に繋がるセリフを、下3レスから)」 - 171二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 20:29:16
…転職しようかな
- 172二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 20:32:54
雪山の撮影でマンムーさんに乗ったわ
(マンムーさんはポケモンxyの17番道路の雪道を通る時に背中に乗せてくれるマンムーです) - 173二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 21:02:58
カルネさんがお父様にぜひ会いたいと言っていたわ
- 174◆YAChL6C6So25/05/28(水) 21:07:34
- 175◆YAChL6C6So25/05/28(水) 21:26:37
「最近はね、雪山のシーンの撮影でマンムーさんに乗ったの。乗るのは苦労しなかったんだけど、吹雪のせいで撮影が大変だったわ」
「マンムーか。17番道路だね。公開を楽しみにしているよ」
コレットは嬉しそうに微笑みました。
「……ねえ、お父様。ノエルのことでお願いがあるのだけど…」
「うん?何だい?僕にできることかな?」
───
(そろそろクライマックス。下3レスから) - 176二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 21:31:17
ホウエン地方かシンオウ地方に連れて行ってみてはどうかしら
あそこはバトルも盛んだし、コンテストもある
彼女が自分にしかない一番を見つけるのにいい気がするの - 177二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 04:36:34
アローラに旅行するのはどうかしら
明るくて綺麗な海を見たら気分転換になると思うの - 178二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 08:18:15
このままここで一緒に暮らすっていうのはどうかしら
- 179◆YAChL6C6So25/05/29(木) 09:28:21
- 180◆YAChL6C6So25/05/29(木) 09:32:13
作者はアローラ行ったことがないので、空港を発つところでおしまいかなぁ(打ち切り)
- 181◆YAChL6C6So25/05/29(木) 09:48:08
「アローラに旅行するのはどうかしら。明るくて綺麗な海を見たら気分転換になると思うの」
「なるほど……確かに良いかもしれないね。本人に聞いてこようか」
エドガールさんとコレットは、すぐにノエルのところに行き、アローラ行きの提案をしました。
「……ノエルはどう思う?」
───
dice1d2=2 (2)
1.喜んで!
2.ごめんなさい、私は…(下3レスから)
- 182二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 09:56:55
もう一度…アカデミー頑張ってみたいです
- 183二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 10:41:11
- 184二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 11:17:19
- 185◆YAChL6C6So25/05/29(木) 11:52:58
- 186◆YAChL6C6So25/05/29(木) 11:59:27
「ごめんなさい、叔父さん。コレット…」
ノエルはやや申し訳なさそうに、けれど決意のある声で言いました。
「私……もう一度アカデミー頑張ってみたいの」
「…………!」
意外な返事に、エドガールさんとコレットは思わず顔を見合わせました。
「コレットの言葉の意味、ずっと考えてたの。『その愛情を忘れなければ、きっとポケモンバトルも上手くなる』、『それにポケモンはバトルだけじゃない。私のやり方で私の一番を見つければいい』…。
私、それを信じたい。だから……もう一度アカデミーに行って、本当だと確かめたいの」
エドガールさんとコレットはしばらく黙っていましたが、やがてにっこりと微笑みました。
「……分かった。その気持ちさえあればきっと上手くいくだろう。行っておいで」
エドガールさんはノエルの手を取り、優しく言いました。
「けれど、辛い時はいつでも戻ってきていいからね」
「はい…!」 - 187◆YAChL6C6So25/05/29(木) 12:02:47
数日後、ノエルは支度を整え、ヒバニーとコダックと一緒にゴーゴートのキャリッジに乗り込みました。
「お気をつけて、ノエルお嬢様」
「あんたはここに来てずいぶん変わった。きっと大丈夫さ」
ベンジャミンさんとガエタンが言います。
「ロクサンヌさん、ノエルを頼みましたよ」
「はい、ご主人様」
エドガールさんとロクサンヌさんが言葉を交わしている傍で、ノエルはコレットに別れを告げていました。
「コレット、また必ず会いにくるからね」
「うん…!私も手紙を送るようにするわ」 - 188◆YAChL6C6So25/05/29(木) 12:05:33
やがて、キャリッジが走り出すと、ノエルとコダック、ヒバニーは窓から顔を出して、お屋敷を見つめました。
エドガール叔父さん、コレット、ベンジャミン、ガエタンが手を振っているのを見て、ノエルたちも手を振り返しました。
お互いの姿が見えなくなるまで……
その後、ノエルがアカデミーに着いた頃には、どういう訳かいじめっ子たちはいなくなっていたようです。
スター団と名乗る学生たちが何かしたらしいのですが、それはまた別のお話…… - 189◆YAChL6C6So25/05/29(木) 12:06:28
(元々1スレで終わらせる予定だったため、打ち切りエンドで大変恐縮です!
最後までご覧いただきありがとうございました!!) - 190二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 12:09:09
打ち切りにしては綺麗に終わりましたな
あっぱれあっぱれ - 191二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 12:15:29
こちらこそありがとうございました
読んでてとても楽しかったです - 192二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 12:28:01
コダックとヒバニーと一緒にパルデア地方をまわりながらサンドイッチを食べる姿が脳裏に浮かんでくる
何はともあれ、本当にお疲れ様でした! - 193二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 12:29:37
最後の最後でナイススター団
- 194二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 12:30:11
お疲れ様でした!
ノエルは学校で友達を作ってコレットの映画を一緒に見たりするのかな - 195◆YAChL6C6So25/05/29(木) 13:28:41
- 196二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 20:01:41
お疲れ様でした
個人的にイザベルとコレットは親友だといいなと思ってます