- 11主25/05/23(金) 14:32:22
- 2二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 14:33:49
たておつ
大好きなスレだから嬉しい - 31主25/05/23(金) 14:39:32
- 41主25/05/23(金) 14:47:38
「ホークス!」
「ちか…近寄らないでください…」
俺はエンデヴァーさんにカッターの刃を向けたまま後ろに下がる
「落ち着けホークス、俺は殺すつもりは無い」
「嘘だ…じゃ、じゃあなんで来たんですか…」
「お前を助けに来た」
「…な、なんで?俺別に平気ですって…血も赤いですし…」
なんて言えばいいか分からない、言葉がスラスラ出てくる
「薬を飲めホークス」
「も…飲みましたってば…俺元気になりましたから…帰って…ください」
「ホークス!!」
「黙ってください…あぁ…うるさいなぁ!」
俺はエンデヴァーさんにカッターを振り下ろす
正当防衛だ、エンデヴァーさんが俺を殺しに来たんだから
けど、エンデヴァーさんは、カッターの刃を掴んで俺を押し倒してきた
力が強くて抵抗できない…嫌だ…死にたくない死にたくない…
「ホークス、大人しくしてくれ」
「い、今から殺されるのに…落ち着いてられませ…ひっ…」
エンデヴァーさんの手から何かが落ちる
虫?エンデヴァーさんは虫を俺に食わそうとしてる?
わかんない…何が起きるのか何が起きてるのか
全部分かる、エンデヴァーさんが俺を助けようとしてる
あれ…助けようと…して…
「…エンデヴァーさん…ごめんなさい…救急箱は…出したばっかりなので机の上にあります…止血してください」
「ホークス、これは何に見える?」
エンデヴァーさんは俺に見えやすいように錠剤を見せてくる
「…俺の薬です」
「飲めるか?水がいるなら持ってくる」
「すいません…水欲しいです」
「分かった、手荒な真似をしてすまなかった」 - 51主25/05/23(金) 15:03:31
俺はエンデヴァーさんに背中を撫でられながら、薬を飲んだ
薬で静かな空間になって狂った俺には逆効果なのではと言いかけたが、エンデヴァーさんがいるなら…少しは安心できる
「落ち着いたか?」
「…はい」
エンデヴァーさんは、俺が返事したことを確認したあと、手に突き刺さったカッターを引き抜く
血がボタボタ垂れ、俺の血とはまた違った血が溢れ出す
他人の血にはそこまで抵抗は無い
けど、それは痛々しいと思わない訳では無い
「片手で、応急処置は無理ですよね…俺のせいですから手伝います」
「頼んだ」
エンデヴァーさんの手はおっきかった
コットンとピンセットで血を拭き、消毒液で傷口を綺麗にする
かなり深くまで刺さったみたいで、中の肉が少し見える
「ほんと…すいません…エンデヴァーさん」
「何回謝っても返ってくる答えは同じだぞホークス」
「それに俺は…お前の方が心配だ」
「あ、これっすか…別に平気です…エンデヴァーさんに見られたのは恥ずかしいですけど」
「…なぜ恥が先に来る?」
「だって…一人で気持ちよくなって叫んで…恥ずかしくないわけないでしょ?エンデヴァーさん」
「(アドレナリンというより、エンドルフィンが出ていたのだろうか…)」
「今日は俺も泊まる、いきなりだが事態が事態だ」
「え、でも…」
「ジーニストにも、ミルコにも、ラーカーズにも言ってきた」
「迷惑かけっぱなしですね…俺」
「自分のペースでいい」
「そうも言ってられないでしょ…?AFOだって…死柄木だって」
「今は考えなくていい、お前のことだけ考えろ」
それが出来たらどれだけ楽か、あなたは知らないでしょうね - 6二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 15:15:34
ドキドキ埋め
- 71主25/05/23(金) 15:30:22
10までちゃんとした文章で埋めたいけど、そんな早く書けないので
余談を
このスレ建てたのは衝動です
「病みっ子トラブルメーカー」というゲームの実況見て書きたくなりました
正気度1とかになったら、怪文書のようなもの書きたいよねって感じです
でもじっくりしたい、SAN値戻しながらまた削るの繰り返し地獄作りたいなって… - 81主25/05/23(金) 16:07:28
「エンデヴァーさん」
俺は半分無理やりエンデヴァーさんにベットに横になっておけと言われ、ベットに横になっていた
「なんだ?」
俺の怪我の応急処置を済ませたエンデヴァーさんは、救急箱を片付けていたようだった
「エンデヴァーさんは、燈矢くんの夢は見ないんですか?」
「…燈矢の夢は見たことがない」
「エンデヴァーさんが殺してないからですかね」
「…燈矢は死んだ、俺が殺した」
「罪悪感云々の話じゃないですか、実際にあなたは殺してない」
「それに貴方には頼れる家族もいる」
「慰めなぞ要らん」
「慰めてるつもりないですよ、貴方がベットに横になれってうるさいから…暇なんですよ実際今」
「でも、仕事も最低限、未だ行方不明の市民や連合の捜索も俺の今の羽じゃできない」
「止められてるとはいえ、義羽があるのだろう?」
「それに慣れるための訓練もさせて貰えないんですよ」
「今のこの状態じゃ俺は無個性どころか、ヴィランに片足…いや、もうヴィランですよ俺は…お荷物ヴィラン…笑えませんね」
エンデヴァーさんは、横になった俺の頭をわしゃわしゃと撫でる
「そんなこと言わなくてもいい、お荷物なんて思っていない」
「…そうっすか、なら、そのままずっと頭撫でてください…もう少しで寝れそうなので」
「生意気だな…だが…今はゆっくり休め」 - 9二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 16:39:32
今書き込んだら1主さんの文章に割り込んじゃうかなと思いつつもスレ落ちが怖いので一旦保守…
- 10二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 16:51:13
そう、ここ最近安定しないから断腸の思いで保守
- 111主25/05/23(金) 19:31:07
いつレスしても大丈夫ですよ
大体スローペースの私が悪いので
それに、みんなのレスがいっぱい着いたら嬉しいですし - 121主25/05/23(金) 19:31:26
【連合アジト】
「トガ」
「ん?どうしましたか?スピナーくん?」
「いや…お前外で何してんのかなって思って…あんま目立つことするなよ?」
「してませんよ〜、弔くんやAFOさんに迷惑かけるようなことトガはしません」
「なら、何してたんだ?」
「お祈りです」
「…お祈り?」
トガは、何故か嬉しそうに、月を指さした
「あのね、スピナーくん、神様っていると思いますか?」
「いきなりだな…俺はそんな…信じてないけど」
「私は信じてます」
「でもね仁くんは、地獄に居るって…直感でわかるのです」
トガは、ポケットから何かを取り出す
ソレをうっとりと見つめたあとキスを落とす
「それって…トゥワイスの」
「はい、燈矢くんに貰いました」
「あのね、スピナーくんにだけ特別になにお祈りしてるか教えてあげるね」
世界が早く滅びますようにとか、行きやすい世の中になりますようにとかだろうな
「ホークスが早く死にますように」
「って感じなんですけどね、あ、でも他のヒーローを殲滅できますようにとか…あと_」
俺はその一言を聞いた後何も言えなかった
トガがここまで人を憎んだり恨んだりすることは俺が知ってる限りなかった
トガの手の中で小さな瓶に入り揺れる血を見ながら俺は、言い表せようの無い感情になりながら
俺も祈った - 131主25/05/23(金) 19:31:41
「スピナーくんもお祈りですか?」
「トガにも教えてください、一緒の秘密にしましょう」
「いや、みんなに言っても全然いいよ」
「俺はな、みんなの願いが叶いますようにって」
「スピナーくんは優しいね」
「あのね、スピナーくん…私、ずっと後悔してるんだ」
「あの時、私…まだ他にできることがあったんじゃないかって…燈矢くんと一緒に行動してれば良かったんじゃないかって」
「それか私が仁くんの血を飲んで仁くんに…」
「トガ、終わったことじゃなくてこれからを考えようぜ」
「…そう…だね」
慰めの言葉なんて不器用な俺は考えられなかった
ただ、少しでも元気を出してくれればいいなと
ホークスが早く死にますように…か
きっとトゥワイスもそう思ってるよ、トガ
安心しろきっと…
「う”ゥ…あ”ぁぁ…」
「死柄木がまた苦しみだした…行こうトガ」
「はい、今日のことは、弔くんが全てを壊した後にまた話しましょう」
「わかった、約束だな」
「はい、約束なのです」
俺たちの行く先が地獄なら、お前らも連れて行ってやるよ - 14二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 19:32:54
このレスは削除されています
- 151主25/05/23(金) 19:33:53
ホークスは夢を見た
その夢の中にトガの意思は介入する?
1 する
2 しない
dice1d2=1 (1)
- 161主25/05/23(金) 19:53:26
夢かな…多分
だってここは…
「あ!仁くん!」
「お!トガちゃん!」
2人は会った瞬間ハイタッチをする
本当に仲がいいことが伺える
前に分倍河原に、1度聞いたことがある
さすがにJKに恋をするのは不味いのではないかと
そしたら
『トガちゃんのことは好きだけど、それは仲間としてだな』
『けどよ、妹ができたみたいで嬉しいんだ』
って言ってたっけ…
分倍河原は、家族が居ないんだもんな…分倍河原がお兄さんか
「ふふっ…」
「何笑ってんだよホークス〜」
「いえ、なんでもな_」
「なんで仁くんを殺して平気で笑ってるんですか?」
「え?俺を?ホークスが?トガちゃんいきなり何言ってんだ?」
「なんで知って…」
また都合の悪い夢か…?いや…知らないトガが俺の事を恨む理由は分かるが…分倍河原と違ってトガは生きている
俺はトガに対してはあまりなんの感情も湧いていない
「仁くんを返して…」
身体が上手く動かせない…逃げなきゃ…逃げなきゃ…
「仁くんを返してよ…!」
トガが持っていたナイフが俺の脇腹を突き刺す
「か”はっ…」
俺はその場にろくな受け身も取れずに倒れる
「シねよ…ホークス…」
何度も何度も俺の腹目掛けてナイフを振り下ろすトガ
いつの間にか分倍河原は居なくなっていた - 171主25/05/23(金) 19:54:03
「待っ…て…よ…なんで君が…」
「ごはっ…!」
「うるさい黙れ…ホークス…お前は絶対に私が!」
「渡我被身っ…こッ…」
抵抗しようとした俺をもう片方に持っていたのナイフで俺の喉元を掻っ切る
「私はお前を含めたヒーローみんな嫌いだ…大っ嫌い…」
声を出そうにも、出るのは肺から抜ける変な音と、肺に入る地の嫌な音だけだ
本来人はここまでされた時点でシぬ
もう何人も手にかけてきたからわかる
けど俺は…シねない…
殺されたことがないからだろう…いや違う
このトガヒミコは、明確な意志を持ってる
今ここ世界を生きているトガヒミコの意思が何故か俺に伝わって…今こうして俺を…
「仁くんをっ…」
やめろ…やめてくれ…もう、俺は…
「返して…返してよっ…!人殺し!ヒーローなんかじゃない…ヴィランでもない…」
「ねぇ…何のために生まれてきたの?」
トガヒミコは泣いていた
俺の血と涙が混じって零れ落ちた
やっと意識が遠のく…目が覚める…良かったやっと…
「また逃げるんだね、燈矢くん言ってたじゃん…過去は消えないって」
「目を背けてその先に何があるの?」
もう…君も分倍河原も誰か分からなくなってきたよ - 18二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 20:27:11
おお……ダイスの結果にぞわってした…
- 19二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 20:50:15
時間そんなに空いてないけど保守・・・・・このスレ本当に大好き
- 20二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 00:23:15
念のため保守
- 211主25/05/24(土) 00:43:23
「はぁっ…はぁっ…」
「ホークス…魘されているのに起こさなくてすまなかった、睡魔を取って欲しかったんだ」
エンデヴァーさんは、俺に水を差し出してくる
この人ずっと起きてたのか…ほんと優しいな…
「すみ…ません…大丈夫では…ないですけど」
俺は水を飲み、先程のリアルすぎる夢の感覚にまだ犯されていた
俺は思わず、自分の腹を触る
大丈夫…血なんてつかないし…傷口だってない
「辛いなら話さなくていいが、どんな夢を見たんだ?」
「トガヒミコに刺し殺される夢です」
「トガに…か」
「でも…俺、分倍河原を殺した後トガのことなんて…仕事以外で一切考えませんでした」
「…不思議な話もあるものだな」
「ていうか、エンデヴァーさん部屋の掃除…してくれてたんですか」
ゴミ箱に入っている、斑な赤黒い模様が着いた雑巾を見る
「あぁ、酷すぎたからな」
「すいません…」
『ねぇ…何のために生まれてきたの?』
妙にその言葉がずっと俺の不安を煽る
何のため…そんなことを言われても答えは直ぐに出るものじゃない
分からない、俺はヒーローに…正しい人になりたかった
生まれてきたこと自体間違ってたのかな
「ホークス、考え事をするな気晴らしになにかするか?」
「…そうですね…何かしたいです」 - 221主25/05/24(土) 00:45:49
生かさず殺さずをやりたいのでSAN値回復イベント
ホークスは何をする?
ちなみに、ホークスはエンデヴァーといると正気度はどこまで回復する?(60以上でほとんどいつものホークスと変わらない)
dice1d70=4 (4)
- 23二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 04:30:41
- 24二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 06:05:10
- 25二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 09:39:06