- 1二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 23:51:54
- 2二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 23:54:08
いずく「ここどこ?おにいちゃんたちだれ?」
飯「みみみみみ緑谷くんが幼子の姿に!?あっおい!!逃げるな!!なんと逃げ足の速いヴィランだ…」
いずく「おにいちゃんたちだれ…?おかあさんはどこ…ぐすんっ…」ガシッ
飯「ッ…!!だ、大丈夫だぞ緑谷くん!!俺が必ず君のお母さんを……麗日くん、どうしようか?」
麗(小さいデクくん可愛い…)
飯「麗日くん?」 - 3二次元好きの匿名さん25/05/23(金) 23:59:07
飯「と、言うわけで、3人で一緒にいたらヴィランに襲われ、緑谷くんだけ幼子になってしまったわけだが」
上「いまいち状況が理解できねぇんだけど」
轟「確かに緑谷だな、そばかすとか」
瀬「そこじゃねぇだろ轟…でも確かにチビの緑谷かわいいな!」
八「緑谷さんこんな可愛い姿になられて…」
峰「オイラのほうがデカ」バシッ
蛙「出久ちゃん大丈夫よ、私たちが守ってあげるわ」
飯「こらみんな!緑谷くんが困っているだろう!もう少し距離を」
いずく「かっちゃん?」
爆「チッ…!!」スタスタ
いずく「かっちゃんいた!おっきくなってる!!」ダッ
飯「待ちなさい!転ぶと危ないぞ!」
爆「ああクッソ…くっついてくんじゃねぇ!!」
いずく「わたしがきた!!」キャッキャ
轟「緑谷と爆豪って幼馴染じゃなかったか?」
瀬「色々あんだよあの二人には…特に爆豪に」
砂「ありゃ重症だよ」
麗「無意識で爆豪くんの心にデトロイトスマッシュ入れとる…」 - 4二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 00:05:27
一方その頃
デク「うーん、、ここは…家の近くのショッピングモール?僕確か救助活動から雄英に帰ろうとしてたような…ん?あれは」
引子「出久が目を離した隙にいなくなってて…どうすれば…!」
光己「わかったから泣かないで!私も出久くん探すの手伝うよ!ほら勝己!行くよ!!」
かつき「いずく!まいごになるな!!」
デク(お母さんとかっちゃんのお母さんとかっちゃ…小さ!?子ども!?なんで!?あれお母さん痩せてない!?てか出久って…)
デク「(これくらい小さいかっちゃんもいたんだなぁ…ってそんなことよりスマホスマホ…12年前になってる!?確か僕は飯田くんと麗日さんと一緒にいた時に変な人に触られて…)その個性でタイムスリップしてきた?そんな個性は聞いたことないけど状況を省みるとそう考えざるを得ないそもそも動機は何だいや待て僕以外の世界の全てが何者のかの個性によって巻き戻ったという線は…」ブツブツ
かつき「あのひとなんでブツブツいってるんだ?」
光己「こらっ人様に指さすな!!すみませんうちの子が…」
デク「あっごめんなさいこちらこそ」
デク「(こういうのは正体がバレるとヤバいって聞いたことあるな…)おか、何かお困りですか?」
引子「あれ…?」光己「引子さん…」ゴニョゴニョ
デク(なんかめっちゃ不審者みたいに見られてる)
かつき「おまえ、いずくににてる!!」
引子&光己「「」」
デク「!?あ、あはは…まさか」 - 5二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 00:11:35
いずく「こんにちは!」
相「お、おう…爆豪、これは…」
爆「…俺に聞くなよ」
轟「その子ども、緑谷です」
相「それはわかったんだが…」
切「爆豪すげぇ嫌そうだな、おんぶ勧めた俺が言うことじゃねぇけど」
麗「それでもしてあげるんやな爆豪くん…」
飯「実はかくかくしかじかで…」
相「なるほどそれは面倒だ…すぐにそのヴィランについて調査しよう。A組のお前らで面倒見れるか?」
爆「オメェが世話すりゃいいだろうが!ガキの世話したことあんだろ!!」
相「壊理ちゃんのは事例が事例だったからだ。それにかなり致命的な問題が」
???「相澤くんと君達…こんなところで何してるんだ?それに爆豪少年が背負っているその少年は…」
轟「オールm」ムグッ
爆「テメェこれ以上言ったら命ねぇぞ」 - 6二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 00:16:58
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- 7二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 00:25:27
爆「すぐ戻るから待ってろ出久、オールマイト、相澤先生、轟、来い。麗日こいつ頼むわ」
麗「えっ」プシュ-
いずく「おねーちゃん!」
麗「///あはははお茶子お姉ちゃんだよ〜」
飯「麗日くん!?」
切「麗日待て緑谷浮いてる待て待て」
いずく「わあぼくとんでる!!すごい!!」
麗「あははははははいずくくんはかわいいなぁ」
飯「麗日くん様子おかしいし浮いてるぞ!大丈夫か!?」
オ「まさかそんなことがあったなんて…」
爆「…だからよ、この頃のデクがオールマイトの引退を知ったら、もうヒーロー目指すことなんかねぇんじゃねぇかなって」
轟「悪ぃ爆豪。俺緑谷のこと何も考えれてなかったな。」
オ「そうか…緑谷少年…。よし、私のことは八木先生と呼んでくれ!もう一度…私が!少年の夢を守るために来た!」
相「あなたが一番気をつけてくださいよ緑谷と接触したらヤバいんだから」
オ「あはは…にしても爆豪少年は優しいな。」
爆「あァ"!?」 - 8二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 00:30:03
お茶子、落ち着け
- 9二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 00:39:55
今日はお姉ちゃんと一緒に寝よう!
- 10二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 00:55:59
上「遅せぇな爆豪…てか急に全員呼び出してどうしたんだ?」
瀬「槍でも降るんじゃね」
蛙「爆豪ちゃんはお茶子ちゃんと飯田ちゃんと一緒に出久ちゃんを寝かしつけてるみたいよ」
上「マジかよ爆豪wwwww一番そういうのしなさそうなやつが子守りかよwwww」
瀬「爆弾降るんじゃねぇかこれwwww」
いずく「それでね!オールマイトが…」
麗「うんうん!やっぱすごいねオールマイト!粉砕!!って感じで!!」
いずく「かっちゃんもみてたでしょ!すごいの!!」
爆「チッ…そうだな」
飯「良い子はもう寝る時間だ!歯磨きは済ませたしもう寝よう!出久くん!」
いずく「はーい!おねえちゃんおやすみ!」
爆「俺らもう行くからな」
轟「1人で寝かせて大丈夫なのか?」
爆「…麗日が面倒見といてくれンだろ。行くぞ飯田、轟」
飯「?」轟「お、おう」
麗「ちょちょちょままま行かないで」バタン
いずく「おねえちゃんいっしょにねる?」
麗「えっ!?」(いやいや私何考えてるんやこのデクくんは幼くてめっちゃいい子なだけや何も意識することはあらへんほんま何考えとったんやろ私バカやな〜)
いずく「おねえちゃんまたういてる!!」 - 11二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 00:59:06
スレ主です
言い忘れましたがご都合世界なので青山くんも心操くんも居ます。
CP色思ったより濃いめになってしまうかもしれません。ご了承ください。
スレ立てもSS書くのも初めてなのでどうか暖かい目で見守ってください🙏 - 12二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 01:04:24
いいぞもっとやれ
- 13二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 01:20:20
このレスは削除されています
- 14二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 01:27:44
出茶ならほぼ公式だしいいんでないか
- 15二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 01:27:52
上&瀬「やべぇまだ腹痛てぇっ…wwww爆豪がwww子守りてwwww」
BOOOOM!!!
爆「麗日以外全員居るな。話し始めんぞお前ら」
一同「お、おう」
爆「飯田、話せや」
飯「ああ。みんな聞いてくれ!緑谷くんをあのようにしたヴィランは逃げる時にこう言っていた。」
『英雄デクとクソガキのデクと時空を超えて入れ替えてやったぜ!』
耳「今思ったけど何のために?」
蛙「こういうことで理由を考えたら終わりなのよ響香ちゃん」
八「…もしかして、それは緑谷さんが…」
飯「ああ。いつもの緑谷くんは、こちらに来た緑谷くんがいた世界…つまり過去の世界に行っているかもしれない。」
光己「勝己!人様にそんなこと言うんじゃないよ!」パシッ
かつき「いてぇ!!なにすんだよババァ!!」
デク「光己さん落ち着い、、、あっやば」
引子「光己さんの名前を知ってる…やっぱりあなた…!」
デク「…うん、仕方ないか…そうだよ。僕は緑谷出久。お母さんの、12年後って感じの息子だよ。」 - 16二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 01:29:14
- 17二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 01:41:40
勝出はガチのBL?ギリギリ男の友情匂わせ止まり?
出茶と割合的にはどっちが強い? - 18二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 01:47:51
- 19二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 01:50:21
この割合は途中で変わるかも
ただ勝デは友情以上にはしないつもりではいる、BLは荷が重いんだ…すまねぇ… - 20二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 01:57:49
ワイも腐男子ではないからその辺がちょうどええわスマンな色々言って
- 21二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 02:17:53
デクがクソガキだった頃なんて無かったんや
- 22二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 06:11:23
俺も出茶以外は友情までのほうが好きだから助かる〜けどCP未満の組み合わせまでCP表記するとCP求めてる側も求めてない側も両方混乱してややこしくなるから幼馴染とか言っとくほうが丸いんじゃないかな
指示厨みたいになってすまんけど内容自体は楽しみだから好きに書いてほしい - 23二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 07:01:41
なるほど…頑張ります
- 24二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 07:12:03
ヒーロー科での活動を言われなくても体中の傷見て卒倒しそうだな引子ママ
- 25二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 10:40:54
おねショタ出茶期待
- 26二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 10:53:20
このレスは削除されています
- 27二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 11:19:34
- 28二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 15:22:52
面白いし続き楽しみ!
スレ主の好きなように書いてほしい! - 29二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 19:43:01
すみませんホスト規制のヴィランに監禁されてました
続き書きます - 30二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 19:50:12
よっしゃ!
- 31二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 19:57:47
光己「え…」
かつき「いずくきゅうにおれよりでっかくなるなよ!!」
引子「あ、あなた…その髪…その傷…もしかして酷い目に…」ウルウル
デク「うわぁ!いきなり泣かないでお母さん!大丈夫!大丈夫だから!」
引子「腕そんなになっちゃって…ごめんね…私が無個性に産んじゃったからだよね…」
緑谷「え?」
モウダイジョウブダ!ナゼカッテ?ワタシガキタ!!
いずく『超カッコイイヒーローさ、僕も、なれるかなぁ』
引子『ごめんね出久…!ごめんねぇ…!!私のせいで…本当に…』
(あれ、これって…あの時の…)
(あの時のお母さん、こんなに悲しそうな顔してたんだ)
(違うんだよお母さん、って。そんなこと考えてたな。もしかして…)
(あの時かけてほしい言葉があったのは、お母さんも一緒なんじゃないか?)
デク「…大丈夫だよお母さん。」
デク「緑谷出久は、ヒーローになれるから!」 - 32二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 20:28:31
尾「それで、緑谷が過去にいることは具体的にどう問題があるんだ?」
葉「かわいい緑谷くんと入れ替わったんだから、お母さんとか近くにいるんじゃないかな?」
爆「テメェらはデクのことなンンンにも知らねぇな!あいつはヴィランが人をボコそうとしようもんならすぐに飛び出しちまうヤツなんだよ。アイツがヴィランに立ち向かってやらかした後に個性が解除されてみろ。ガキのデクが酷い目に遭うぞ。」
轟「緑谷が並のヴィランに負けることあんのか?」
峰「でもよ、あいつ個性の残り火で戦ってんだよな。やばくねぇか…?そうなる前に早く戻さねぇと!!」
心「何か俺らに出来ることないの?ヴィラン探しでも手伝いに行くか?」
常「もう一度、俺たちが緑屋を救おう。かの夜の如く…」
飯「待て!行くならまず先生から許可を貰わなければいかん!」
蛙「明日先生に話してみましょ、落ち着いて飯田ちゃん」
上「そういや麗日なんでいねぇの?」
芦「もしかしてもしかする!?」
蛙「相手は子どもよ、落ち着いて三奈ちゃん」
青「ウィ☆」 - 33二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 20:33:24
おねショタか!?
- 34二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 20:55:49
スレタイにCP閲覧注意って書いてるしスレ主には癖全開で進めてほしい。期待
- 35二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 21:58:25
いずく「すぅ…すぅ…」
麗(デクくんがデクくんがデクくんがちっちゃいけど隣で寝とるてかここデクくんの部屋やんやばいやばいあかんあかん落ち着けお茶子落ち着けお茶子デクくんが起きてまう)
いずく「ヒーロー…」
麗「え!?ごめん起こしてまった!?」
いずく「ぼくも…なれるかなぁ…すぅ…」
麗「あ……」
麗「大丈夫やよデクくん」
(このデクくんほっぺたキレイやな…傷ひとつあらへんし…髪の毛はちゃんとこっち側あるし…腕も…)
(ちっちゃいデクくんめっちゃ楽しそうやったな…最初泣いてたとは思えへんくらい笑っとったし安心してくれたんかな?でも最近のデクくん、なんか消えちゃいそうな笑顔でいつもいるし)
(デクくん、本当は死柄木弔のこととか個性のこととか、今も苦しんどるんとちゃうんかな)
麗「いままでずっとがんばってきたんやね」ヨシヨシ
いずく「すぴー…すぴー…」
麗「…私も眠なってきた」 - 36二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 22:02:46
そのまま添い寝しちゃえよ!
- 37二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 22:05:32
襲いかかる茶なら他スレでたくさん見れるからちゃんと原作ありきの自制ある茶の出茶が見たいなって期待してしまう(それはそれとしてスレ主の性癖は普通に面白そうだから終わりまで見届けたい)
- 38二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 23:15:43
普通に楽しく見てたのになんか内容をコントロールしたがるやつ多くね…?
スレ主あんま気にせず好きなように進めてほしい - 39二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 23:28:44
飯「むっ!おはよう麗日くん!緑谷くん!昨日は結局緑谷くんの部屋で寝たのか?」
麗「い、飯田くん声でかい!」
いずく「おちゃこおねーちゃん?」
麗「はぅ…どうしたの〜出久くん?」
峰「緑谷あの野郎…」
上「俺もあのヴィランに個性使ってもらおうかな」
いずく「もぐもぐ…」
芦「麗日、緑谷の部屋に寝泊まりしたって本当!?」
麗「違っ!?くないけど…デクくん寝かしつけてたら寝ちゃって…」
芦「もしかして寝てる緑谷のほっぺにチューとかしちゃった!?」
麗「ししししとらんわ芦戸ちゃん何言って」
いずく「?」
蛙「お茶子ちゃん、出久ちゃんをお世話してあげるのはとても良いことだけれど、学校もちゃんと行かないとダメよ?」モグモグ
麗「うーん、寮にひとりぼっちにするのもよくないしなぁ」
いずく「がっこう!?いきたい!らんどせる!」
麗「そっか今年長さんなんだね!ランドセル憧れちゃうよねぇ」
蛙「でも授業を聞かせる訳にもいかないものねぇ。どうしようかしら…」
八「麗日さん」プリプリ
麗「どしたの?ヤオモモちゃん…おっ!?」 - 40二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 23:29:51
おっ!?
- 41二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 23:46:28
相「麗日…緑谷のその格好はなんだ…」
麗「雄英の制服とランドセルです!!」
いずく「ももおねえちゃんがくれたの!」
葉「出久くんかわいいい!!」パシャッパシャッ
耳「すごいなヤオモモ、もしかして昨日から準備してたの?」
八「最近ランドセルというものを初めて知りまして…今の緑谷さんにピッタリかと思って…」プリプリ
相「はあ…お前らの考えることは何となくわかったよ。だが今緑谷は休学状態。授業を受ける必要なんかない。」
麗「そ、そんな!」
いずく「ダメなの…?」
相「今日は壊理ちゃんが洸太くんと一緒に雄英に遊びに来てる。とりあえずそこまで連れていけ。5限はヒーロー情報学だったが今日は実技に変える。見学者3人に恥ずかしいとこ見せるんじゃないぞ。じゃ。」スタスタ
麗「??」
蛙「お茶子ちゃん、相澤先生が許可してくれたわ。ツンデレよ。出久ちゃん行きましょ」
いずく「ありがとうおじさん!おねえちゃん!」蛙「梅雨ちゃんでもいいのよ」
いずく「つゆちゃん!」
芦「私たちにはあんなに優しくないのにー!!緑谷私のことは三奈お姉ちゃんって呼んで」 - 42二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 00:07:36
これ戻った後、現代緑谷にはショタ出久の記憶残るのだろうか…?
- 43二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 00:57:22
物間「ハーッハッハ!!もうすぐ始業時間というのにこんなところに来るなんてやっぱりA組はダメな子達だなぁ!!それに新しい子どもなんか連れ…」
麗「うわ(うららかじゃないドン引き)」
いずく「こんにちは!!」
物「君達、この子…」
芦「緑谷だよ!ヴィランの個性でかくかくしかじか」
耳「アンタこそここで何してんだよ」
物「僕かい?僕は君たちと違って壊理ちゃんを迎えるという重要任務を背負ってここに来てるのさ!!…と思って壊理ちゃんに近づいたら帽子かぶった子どもに水かけられていつの間にか逃げられてた僕のことがそんなに嫌いなのかなァ!!」
芦「物間落ち着け!!やばっ始業時間間に合わなくなっちゃう!行こっみんな!」
いずく「おにいちゃんじゃあね!!」
壊理「デクさんだよね…」洸太「緑谷兄ちゃんだよな…」
「「こんなんになっちゃって…」」
麗「やっぱそうなるよね…」
いずく「はじめまして!ぼくいずく!!」 - 44二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 08:24:17
想像したら絵面はやっぱりめっちゃわかわいい
- 45二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 08:24:40
マイク「リッッッッスンエビバデ!!!今日の授業はリスニングだぜリスナー達!!」
切「また始まったぞプレゼントマイクのリスニング…」
瀬「ほぼ聞き取れねぇんだよ…」
麗「(デクくん大丈夫かな…)」
マ「ンー?どうした麗日?」
麗「ハッ…なんでもありません!!」
麗「お昼になっちゃった」
飯「麗日くん、浮かない顔だな」
麗「え…そんな顔してた?」
飯「ああ!やはり緑谷くんのことが心配なのか?」
麗「うん…こうやって教室にデクくんだけいないと、デクくんが雄英出てった時のこと思い出してまうの…」
麗「突然デクくんがまた居なくなってまうんじゃないかって怖くて」
飯「ふむ…」
(ヒーローが辛い時、誰がヒーローを守ってあげられるだろう)
『その少年を雄英に入れるな!!』『私たちの生活を脅かすな!!』『来るんじゃねぇ!!』
デク『やっぱりダメなんだ…僕は…ここには…』
麗『大丈夫。』
(もう一度私が手を握ってあげなきゃ)
飯「ここで悩んでいても仕方ない!席が空いているうちに昼食を取りに行こう!」
麗「うん、せやね!」
轟「俺も行っていいか?」
モブ女1「わー可愛い子たちだ!!イレ先のお子さんですか!?」
相「違う。こいつらが困ってるだろうが。」
いずく「こうたおにいちゃん…」ギュ
モブ女2「あれ?この子なんか緑谷先輩に似てない?ぼく〜おなまえはなんて言うの〜?」ナデナデ
麗「」 - 46二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 12:52:24
麗「出久くん!!」
いずく「あっおねーちゃん!!」ダッガシッ
モブ女1「お姉ちゃん…?」
モブ女2「確かこの人ヒーロー科2年の…」
麗「すみません…うちのデクくんが…」
モブ女2「デク…?」
相「丁度良かった。緑谷達を食堂まで連れていってくれ。ランチラッシュには話をつけてある。」
壊理「ウラビティさん!デクさんどうしちゃったの!?」
洸太「緑谷兄ちゃん…なんで…」
麗「なんでやろなぁ」
飯「麗日くん!?全然うららかじゃないぞ!?」
モブ女2「あの子、多分緑谷先輩だ…」
モブ女1「あんな小さい子が緑谷先輩なわけないでしょ!」
麗「出久くん美味しい?」
いずく「うん!!」
麗「うふふふふふふ」
蛙「お茶子ちゃん、気持ちは分かるけどさすがに近すぎよ。あとやめてその笑い方怖いわ」
轟「この食堂ってお子様ランチとか出せるんだな」
切「で、珍しく爆豪もいるんだよな」
爆「あァ"!?黙れやクソが!!」
いずく「かっちゃんなんで怒ってるの?」
爆「知るかボケ!!!」
轟「そういや結局5限目って何すんだ」
飯「運動場βで実技訓練とは聞いたが…まさか緑谷くん達に僕らの授業の様子を!?」
上「そうっぽくね!?緑谷!俺らのカッコイイところちゃんと見てろよ!」
いずく「かっこいいヒーロー…!!見たい見たい!」
切「っし!!じゃあ行こうぜみんな!!」 - 47二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 16:23:30
相「よし全員いるな。授業始めるぞ。」
飯「先生!!緑谷くん壊理くん洸太くんが居るのは何故でしょうか!!」
相「壊理ちゃんと洸太くんは見学だ。恥ずかしくない演習をするように。そして緑谷は…来い出久」
いずく「ワクワク」トタトタ
相「人質役だ」
一同「へ?」いずく「ひとじち?」
相「2人1組でヒーロー側とヴィラン側に別れて戦ってもらう。要は入学早々にやったアレだ。ヒーロー側は緑谷の手を取れば勝利。今回は相手2人を戦闘不能にするだけでは勝利としない。ヴィラン側はヒーロー側を2人戦闘不能にするか、時間内緑谷に触れさせなければ勝利。わかったか?」
切「待ってくれよ先生!こんな幼い緑谷を人質役にするのはどうなんだよ!」
芦「そうだそうだ!あとヒーロー側のが不利じゃん!」
相「慣れない環境の場所に飛ばされて不安になってる緑谷の手を取り、安心させる。ヒーローとして模範的な行為だ。緑谷の心の成長にも繋がるだろう。彼が憧れる"ヒーロー"として助けてやれ。ヴィラン側も全力でやるんだな。出久、最上階までちゃんと着いていくんだぞ」
いずく「? うん!」
麗「す、すごい相澤先生…メチャクチャ考えとる…もしかして」
爆「見んな」
飯「なるほど!!僕たち生徒だけでなく幼い緑谷くんの心の成長を促す効率的な訓練というわけか!!」
相澤「そんじゃクジでペアと陣営決めていくぞ。」
麗日&爆豪(ヒ) vs 飯田&峰田(ヴ)
切島&上鳴 vs 瀬呂&耳郎
八百万&青山 vs 芦戸&甲田
砂藤&蛙吹 vs 障子&轟
尾白&葉隠 vs 常闇&心操 - 48二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 17:03:48
耳「私と瀬呂が…ヴィラン側?やだなぁ」
瀬「まあ俺攻めるのやりづれぇしいいや」
葉「尾白くんまたこの組み合わせだね!頑張ろっ!」
尾「今度は轟相手じゃないしヒーロー側だけど心操かぁ…やだなぁ」
「心操くんだと嫌なの?」
尾「うん俺1回……」葉「尾白くん!?尾白くーん!?」
心操「頑張ろうぜ常闇」
麗「えーっと私は…爆豪くんとだ…」
爆「あ?文句あっかよ」
麗「違うよ〜」
いずく「かっちゃんとお姉ちゃんいっしょなの?」
麗「そうだよ!私たちがデクくんを助けてあげるからね!」
爆「勘違いすンじゃねぇぞ!俺は助けて勝つ!それだけだ!!オールマイトみてぇにな!!」
いずく「かっちゃん!超かっこいい…!」
飯「出久くん!これから訓練開始だ!さあビルの中に行こうか!麗日くん!今度は負けんぞ!」
峰「緑谷にいい思いはさせん…!」
飯「よしっ…ガハハハハ俺はヴィランだぞ!ヒーロー共め、覚悟しろ!!」
麗「またやっとる!」
相「ヒーロー側、お前らも準備しろ。後がつっかえてる。1秒でも時間を無駄にするな。」
麗「はい!」爆「わーっとるわ!」
相「3、2、1…訓練開始!」 - 49二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 17:08:31
運動場β ビル
爆「…って感じで動け。わかったか?」
麗「す、すごい爆豪くん。前やった時は何の計画もなく突っ込んできたのに…」
爆「うるせェわ!言っただろ、俺は完璧に勝たなきゃいけねェんだよ!」
麗(なんか…やっぱり…)
麗「ねぇ爆豪くん。」爆「あ!?ンだよ」
麗「最近、焦ってない?」
爆「は?」
麗「爆豪くん、デクくんが個性なくしてからずっと変やよ?なんというか余裕がないって言うか…それに、デクくんがちっちゃくなってから、らしくない?ような」
BOOM!!
爆「黙れや」
麗「爆豪くん?」
爆「テメェに、俺の、何がわかんだよ!!」
「仲間割れとは感心しないな爆豪くん!」
麗「ッ!?」飯田「レシプロ―――バースト!!!」
麗「危ない!」爆「触んじゃねぇ!」
BOOOOM!!!
飯「今のを避けるとは…やるなヒーロー!次は外さんぞ!!」 - 50二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 17:16:20
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- 51二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 18:58:51
爆「麗日!浮いてあっち向かえ!」
麗「え!?うん!」Float!
飯「させんぞ!」
爆「爆風地雷!!」BOOOM!!!
飯「うおっ!?」麗「うわっ!!」
爆「テメェ一人でデクんとこ向かえ!!」
麗「いてて…やり方が乱暴すぎんかな爆豪くん…」
飯「ぬおおおお!!行かせんぞヒーロー!!!レシプロ」
爆「閃光弾!!」飯「うおおおお目がぁ!!」
爆「行かせたくねェのはこっちだわ!!ここでテメェを倒してから救出行く!」
飯「なるほど、この狭い通路で爆豪くんとは相性が悪いな…峰田くん!そっちはどうだ!」
峰 "準備バッチシだぜ!!時間稼いでくれてありがとよ!!おっと麗日が来たなぁ!"(通信機)
爆「余所見たぁすげェなテメェ!!くたばれェ!!」BOOOOM!!!!
飯「おっと危ないッ!爆豪くん!周辺への被害を考えろ!」
麗 "ごめん爆豪くん!!完全にやってもうた!!今すぐ来て!!"
爆「はァ!?」 - 52二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 19:46:07
麗「やっぱり爆豪くんの言ってた通りや!部屋中峰田くんのボールだらけ…」
峰「うららかぁ…覚悟しろよぉ…」
麗「峰田くん!?エグい出血しとるよ!?」
峰「緑谷だけいい思いしやがってぇ…許さねぇぞぉ…!」
麗「怖っ!?とりあえずッ」(Float!)
峰「行かせるかよぉ…跳峰田ッ!!」
麗「跳んだ!?あかんぶつかられたらくっついてまう!どっから来るか…」
峰「後ろだよ麗日ァ!!」
麗「ッ!(体を捻って一直線に飛んでくる敵を見切る、そして即座に四肢どれかと首根っこ掴んで…!)地面に叩きつける!!」GMA!
峰「ウッソだろお前!?」
峰「(ボヨン)」
麗「やばっ!地面のボールで」ドガッ
麗「あかんひっついてまった!!ごめん爆豪くん!!―――」
麗(くっついたのは壁、手足は動くから護身はできる…爆豪くんが壁ごと壊してくれたらあとは…!!)
相 "そうだ忘れてた峰田。ヒーローとして不適切な行為があったら即除籍な。"
峰「なんでわざわざオイラに言うんだよ!!」
いずく「おちゃこおねえちゃん!!」
麗「デクくん!?」
峰「あっお前こっちダメだ」
いずく「くっついちゃった!!」
峰「オイ!!」麗「デクくんッ!!」 - 53二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 20:39:42
運動場β モニター前
芦「峰田!麗日になんてことを…!」
八「破廉恥ですわ!!」
葉「あっ!緑谷くんもくっついてる!!」
切「爆豪と飯田の勝負やべぇな…お互いすげぇ必死だぜ」
相「設備壊すのはよせってあれほど…」
爆「邪魔だテメェ!!着いてくんじゃねぇ!!」BOOOM!!!
飯「止まれ爆豪くん!」タッタッタッブオ-ン
爆「止まるかクソが!!爆速ターボッ!!」BOOM!!!BOOOM!!!
飯「階段が壊れた!?おい爆豪くん!地形破壊は!!」
爆「ンなもんなりふり構ってられっかよ!!」BOOM!!
飯「甘いな爆豪くん!!階段が壊れた程度で俺は止まらない!!レシプロエクステンド!!」ブオオ-ンッ
爆「!?あんにゃろ壁を!」
飯「追いつくぞ!!爆豪くん!!覚悟ぉぉ!!」
『爆豪くん焦ってない?』
(焦ってねェよ)
『ワンフォーオールね、元々なかったものだったからなくなって惜しいとかはないよ』
(黙れ)
『すごい夢を見させてもらったって感じだ。この1年間だけかっちゃんと張り合えたから、もう…』
(黙れ黙れ黙れ黙れ黙れッ!!!)
爆「クソがァァァ!!!」
BOOOOOM!!!!BOOOOM!!!
爆「うるせぇェんだよデクううううう!!!」BOOOOM!!!BOOOOOM!!!BOOOOOM!!!!
飯「うおおおおっ!?」ズドンッ!
飯「痛たたた…やりすぎだぞ!!」 - 54二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 21:25:32
麗「爆豪くん!?」
いずく「かっちゃん!?どこ!?」
峰「あの野郎来やがった!飯田!!早く戻ってこい!!」
飯 "すまない峰田くん吹き飛ばされた!!すぐ向かうぞ!"
峰「すぐってお前」
BOOOOOOOOOM!!!!
麗「爆豪くんッ!!」いずく「かっちゃん!!!」
爆「カッチャンカッチャンうるせぇんだよ出久…!」
相 "爆豪!個性の濫用は控えろ!あと1分!"
爆「うるっせぇ!!麗日ァ!!」BOOOM!!!
麗「壁!ありがとう爆豪くん!」
いずく「!!かっちゃんの"こせい"…!カッコイイ…!」
爆「壁の破片ごとくっついてンじゃねぇか。浮かしとけ」
峰「行かせねぇぞお前ら!!跳峰田、リベンジ!!」ボヨンボヨンボヨン
相 "あと45秒"
爆「チッ!やっぱそう来るよなァ!さっきの作戦覚えてるか!?」麗「うん!!」
『B組対抗戦のアイツなら間違いなく個性をトランポリンみたく使って襲ってくる。軌道は俺にだって読めねぇ。だが方向を制御できるほど跳ぶのには慣れてねェはずだ。』
『…それで?』
『後ろから俺が個性で援護する。』
『?えーとだから…私が浮いてデクくんのところに向かえ…ってこと?』
『俺の爆風でテメェをブーストするのが一番手っ取り早ェ。あとは、コレだ。』 - 55二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 21:28:45
麗「爆豪くんッ!!」float!
爆「わーっとるわ!!」BOOM!!!
麗「どいて!!峰田くん!!」
峰「さぁせぇるかよぉぉ!捕まえ」
BOOM!!!
峰「目がぁぁぁぁ!!」いずく「まぶしっ!!」
麗「爆豪くんのスタングレネード!効いた!!」
"残り15秒"
峰「飛ぶぞオイラはぁぁ!!!」
爆「おいテメェこっちくんじゃね」
ブオオ-ンッ!!
麗「え!?」 - 56二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 21:33:19
飯「峰田くん!!俺が来た!!麗日くんは俺が止める!!」
爆「行くなコラァァ!!」BOOOOM!!!
飯「俺は絶対に止まらんぞぉぉぉ!!」
"10、9、8、7、6"
麗「あともう少しッ!!デクくんっっ!!!手を!!!」
(今度は私が!デクくんの手を!!!)
いずく「がんばれ!!おねえちゃん!!」
麗「握ってあげるんだ!!!」ギュ
Float!!
いずく「わぁ!!」
峰「クソぉぉぉ緑谷ァァァ!!」飯「遅かったか…!」
ヒーローチームの勝利!! - 57二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 21:52:44
戦闘シーン、もっと文章読みづらくなるし「!」多用しすぎるしあといずくあんま出せんしふつうにダメかもしれない
もう1試合くらい書こうかと思ったけどやめとく - 58二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 23:37:14
相 "速やかに建物から出ろ。それから反省会だ。緑谷のことは任せるぞ"
麗「もう大丈夫だよ出久くん…私が来た!…よかった…本当に…!」ギュゥ
いずく「おちゃこねえちゃん!!かっこよかった!!」
峰「クソぉ…今朝便秘だったからあんまくっつかねぇ…」
飯「爆豪くん、麗日くん、恐れ入ったよ!完敗だ!…爆豪くん?」
爆「かまうな…クソが…」バタッ
飯「爆豪くん?爆豪くん!?」
麗「え…!?」いずく「かっちゃん!!かっちゃん!!!」 - 59二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 23:52:13
(なんだ、ここ)
『だいじょうぶ?立てる?頭打ってるかも…見てもらおうよ!』
『デクの助けなんか要らねぇわ!どけ!』
(あの時の…)
『かっちゃんやめて…これ以上この子を虐めるなら、ぼ、僕が承知しないぞ!』
『ヒーロー気取りか…デクがよぉ!!』
BOOOM!
(身体が、勝手に)
『そんなにヒーローに就きたいならいい方法が一つだけあるぜ。来世は―――』
(ンなこと、言うんじゃねぇ…!)
(ふざけんな、ふざけんな…バカヤロウ…!!どんな時も、俺は、デクを…!)
(出久も、なんで何事も無かったみてェにしてんだよ…!)
『デク!避けろ!!』
(あれは…死柄木弔!?助けねぇと!!…身体が、動かねぇ!!)
『デク!!!!』――― - 60二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 23:59:10
ちゃんと原作を尊重してくれてる人の文章って感じで好き
書きたいように続けてほしい - 61二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 00:28:25
?「チューーーーッ!!」
麗「あ!爆豪くん起きた!!」
飯「爆豪くん!!大丈夫か!?」
爆「おぉ…」
リカバリーガール「あんた心臓も腕もリハビリ中なのに激しい運動しすぎだよ!!全く…後遺症残ったらどうするんだい!イレイザーヘッド!あんたも止めな!!」
相「止めたんですが」
麗「爆豪くん、倒れる素振りなんかなんもなかったのにね…」
いずく「かっちゃぁぁん!!生きて"た"ぁよか"った"ぁ!!」グスン
爆「出久…」
麗「デクくん、爆豪くんが搬送されてる時ずっと泣いてたんよ。死んじゃダメ!って…」
爆「出久…」
爆「ごめんな…」ポロッ
麗&飯「「え」」
爆「俺何しとったんだろな…おまえに…なにもしてやれてねぇし…」
いずく「かっちゃん…いきてたからいいよ…!泣いちゃダメだよ…」グスンッ - 62二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 01:31:22
爆「麗日…お前の言った通りだわ…デクが戦えなくなって…競いたい奴が…いなくて…焦ってたわ…」
麗「爆豪くん…」
相「…それでリカバリーガール。爆豪の状態は?」
リ「幸い心臓はどこも悪くなかったよ。手のひらは個性の超過利用でヒドいモンだけど腕は問題ナシ。倒れたのは急に安心したところで過労に耐えられなくなったせいだよ。アンタ後先考えず個性使ったでしょ」
爆「あぁ…」ポロリ
ガラガラガラ
「「「爆豪!!」」」
切「心配したぞ急に倒れ」
上「よかったぁ生きてt」
爆「おう…」ポロポロ
……
轟「お」
「「泣いてる!?」」 - 63二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 01:35:05
一方…
デク「12年前のウチだ…入っていいの?」
引子「いいに決まってるでしょ!あなたは12年前の出久と入れ替わってここに来た、ってさっき言ってたじゃない!」
デク「あはは…確かに」
引子「すぐ晩御飯作るから出久は座ってて!」
デク「あ!僕も手伝うよお母さん!」
引子「いいのよ!今日はお母さんに任せて!」
デク「(やっぱりここに居るとスマホとか色々とおかしいな。メッセージ送れないし…あっ写真は残ってる!お母さんに後で見せよう)」
引子「ご飯できたわよ!テーブルまで運んで!」 - 64二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 01:42:00
デク「美味しかった!ご馳走様!あ、それでね…」
引子「まって出久それどころじゃない…頭パンクしちゃう…オールマイトに個性もらって?雄英高校に合格して?すでに話がとんでもないよ!?」
デク「スマホに写真あったから見て!この写真の…この飯田くんって子と、こっちの麗日さんって子が雄英で最初に仲良くしてくれて!」
引子「まあいいや…よかった〜出久にちゃんと友達がいて…」
デク「それでね!この麗日さんは僕を何回も助けてくれた"僕のヒーロー"なんだ!本当にいい人で…」
引子「…もしかしてその子、出久の恋人さん?」
デク「ちちちちち違うよ!?麗日さんと僕はそんなんじゃ」
引子「ふふふ、将来が楽しみね」 - 65二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 01:52:13
雄英高校 待合室
いずく「うーん…」
麗「あ、起きた」
いずく「おねえちゃん…」
麗「出久くん泣いて疲れちゃったんよね…みんなもう寮おるし私達ももう帰ろっか。ご飯食べよ」
いずく「うん…」 - 66二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 06:43:53
麗「ただいま〜」
「「「おかえり〜」」」
峰「抱っこされてるぜあの野郎…!」
蛙「峰田ちゃん、いい加減にしなさい」
いずく「かっちゃんだ」
麗(爆豪くん、デクくんが無個性なったことそんなに悲しんどったんか…)
麗「爆豪くん、実技訓練ありがとな」
爆「おう。」
いずく「かっちゃん」
爆「なンだよ。」
いずく「かっこよかった」
爆「そうかよ。」
切「……」
麗『爆豪くんだって泣くこともあるよ…なんていうか…このことはここだけの秘密にしよ!』
切「ああ言われなくてもな…」
上「言えねぇよ…誰にも…」 - 67二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 07:10:40
麗「爆豪くん、飯田くん、ごめん!デクくんめっちゃ眠いみたいで…」
飯「ああ!歯磨きを忘れずにな」
いずく「かっちゃん、飯田おにいさん、おやすみ」
耳「にしてもまさか壊理ちゃんが人質役志願するなんて…」
心「尾白お前やっぱ強いな…俺の捕縛布全然通用しなかったよ」
尾「…」葉「尾白くん?」
心「こんなとこで洗脳使わないって」
飯「麗日くん以外揃ったな、これよりヴィランを捕まえる作戦会議を始める!」
飯「現段階では警察が個性から身元を特定することに成功し、捜査しているとのこと。ただ、僕たちが操作に参加するのはダメだと言われた。」
芦「え!?なんでよ!」
爆「ヴィランの個性があまりに脅威的だから、だろ」
飯「その通りだ。触れた相手を過去と入れ替える個性…他の生徒にまで危害が及ぶと様々な問題が発生してしまう。故に…」 - 68二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 07:55:00
麗「ヤオモモちゃんが作ってくれた制服結構汚れてまったな…明日休みやし着たばっかやけど洗濯しちゃおっか」
麗「…一緒に寝る?」
いずく「うん…」
麗「じゃあ、出久くんおやすみ」
いずく「おやすみなさい」
麗「……」(デクくん、ずっと向こう向いとって顔見えへん)
いずく「…お茶子おねえちゃん」
麗 (ドキッ)「どうかした?」
いずく「僕"むこせい"っておいしゃさんに言われたの」
麗「!」
いずく「お茶子お姉ちゃんもかっちゃんもカッコイイ"こせい"で…オールマイトみたいにカッコよかった」
麗「…」
いずく (ウルウル)「僕も、カッコイイヒーロー、なれるかなぁ…」 麗「ッ…!」
(デクくん…ッ!) - 69二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 15:12:28
かわいい
- 70二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 18:14:31
(デクくん、もしかして今も無個性なってまったことを…?)
『いつも自分の事より、他人を優先して!』
(他人を優先してるのはデクくんの方だよ)
『君の強さだけに寄りかからない』
(私なんか全然、デクくんの強さに助けられてきただけだ)
『手を握るだけで心が和らぐんだよ』
(一番心傷ついてるのは、紛れもないデクくんやろ?)
(デクくんのばか。なんでいつも何事もないような顔したがるの?…ばか!) - 71二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 18:15:28
(ギュッ)
麗「大丈夫やから…デクくんは…絶対カッコイイヒーローなれるから…!」グスッ
いずく「お姉ちゃん…!」
麗「だから、ヒーローになること絶対諦めちゃダメ!ヒーローになって…今度は私を助けに来てね?」
いずく「うん…ぜったい…!」 - 72二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 21:55:07
オ「相澤くん?こんな時間まで仕事かい?」
相「何ですかオールマイト」
オ「程々にね?ヴィランの捜査もあるんだから…それより今日の実技こっそり見てたけど凄かったねぇ!特に爆豪少年と麗日少女のとこ!小さな緑谷少年もとても嬉しそうだったじゃないか!」
相「いいえ。ハプニングに見舞われて反省会は後回しにしましたが、爆豪は周辺への影響を加味しない戦闘スタイルが抜けていない時点で大幅減点。麗日は緑谷が絡まない場面での詰めの甘さが減点。俺としては決して褒められたもんではなかった。」
オ「でも嬉しそうじゃないか相澤くん!やっぱりあの試合展開は嬉しかったのかい?」
相「やめてくださいよ…もう遅いんで先帰っててください」
オ「はーい」
相「…。爆豪といい麗日といい、緑谷の幼児化以降冷静さを欠く生徒が多い。早いとこ解決してやらないといかんな…」
「うーん青臭いわね!!」
相「…疲れてんな。仮眠するか」 - 73二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 00:29:47
緑谷家
デク(結局寝泊まりすることになっちゃった)
(あの場にいた麗日さんと飯田くんは無事だろうか。)
(もし2人も同じように個性を使われたならここでも連絡着くのかな?…返事こないや)
(お母さん心配してたな…。個性をもらったことは話したけど死柄木弔を救うために投げうったことまでは言わなかった。)
(OFA。オールマイトからもらった、何度も僕を助けてくれた最高の力。…何より僕をヒーローにしてくれた。)
(麗日さんのとこまで飛んでくだけであんな残り火使っちゃうなんて…もう僕は本当にただのデクになっちゃったのか)
(デクか…麗日さんのおかげでこの名前、めちゃくちゃ好きになったんだ)
(本当に僕は麗日さんに何度も助けられてきた)
(『手を握るだけで心が和らぐんだよ』か…ああは言ったけど、個性がこんなになっちゃった僕にも、麗日さんに返せるものが何かあるのかな…)
(疲れた…眠くなってきた) - 74二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 07:34:46
麗「んー…zZZ」
いずく「…zZZ」
麗「んぁ…デクくん…どしたん…え」
(腕デクくんの体包んで顔デクくんの髪に)
(デクくんの部屋オールマイトだらけやな〜好きやなホンマにまだデクくん寝とるから起こしたらあかんな〜なんで私デクくんとこうして)
麗「…ハグ?」
いずく「すぅ…」
麗「……ッ////////!?!?」
飯「出久くん、麗日くんは何故あそこで浮いているんだ?」
いずく「わかんない…」 - 75二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 12:06:14
ほぉ…
- 76二次元好きの匿名25/05/27(火) 19:32:22
わー
- 77二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 22:08:30
蛙「お茶子ちゃん、出久ちゃんくらいの子と一緒に寝てあげるのは何もおかしいことじゃないのよ。」
芦「昨日も一緒に寝てたじゃん!もしかして昨日の夜何か…?」
麗「ちゃうちゃうちゃうちゃう!!」
いずく「お姉ちゃん顔赤くなってる」
麗「ちちち違っ!?それデクくんが言う…って仕方ないか…」
耳「でも緑谷なんか昨日より麗日にべったりじゃない?」
麗「い、いや〜」
いずく「お茶子お姉ちゃん、超カッコイイヒーローなんだ!」
麗「!?」プシュ-
芦「ヒーロー!?麗日昨日の夜何したの!?」
蛙「違うと思うわ三奈ちゃん」
葉「昨日の実技試験の時のお茶子ちゃんすごかったもんね!終わった時にぎゅーって!!」
麗「あ、あれは勢い余ってというか…うぅ…///」
耳「あ、麗日浮いた…緑谷も浮いてる!?」 - 78二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 23:32:34
八「ところで男子の皆様遅いですわね…」
芦「もー男子みんな何やってんの!早く行かないと混んできちゃうよ〜!」
上「おーい!男子みんな準備終わったぜ!…って緑谷麗日大丈夫か?」
瀬「朝からお熱いこと」
飯「外出許可は取ってあるからいつでも行けるぞ!」
蛙「じゃあ行きましょ」
爆「ケッ」 - 79二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 05:29:26
(੭ ᐕ))?
- 80二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 07:53:20
「「「かわいい〜!!」」」
葉「出久くんこっち向いて!」パシャパシャ
八「緑谷さん!こちらの服も!」
蛙「無理強いはダメよ」
いずく「おねえちゃん…」ギュ
麗「あはは…恥ずかしがっとるみたい…」
峰「あの野郎…!!!」
上「女子たちの着せ替え人形なるなんて羨ましすぎるだろ!!」
轟「俺ら結局何しに来たんだ?」
瀬「緑谷に寂しい思いさせないように楽しく遊んでやれ、って相澤先生言ってたろ?で今A組総出で買い物来てるってワケだ。知らずに着いてきたンか?」
爆「くだらねェ」切「爆豪!逃げんな!」
爆「逃げとらんわ!」 - 81二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 12:23:14
おねショタか!
- 82二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 18:47:46
麗「デクくん、一緒に、食べよ?」
いずく「うん!」
芦「クレープ一緒に…なんか付き合って1週間のカップルがしてそう!」
麗「そういうんじゃ、ないよ?はいデクくん」いずく「パクッ」
芦「麗日!?」
耳「だ、大胆だな…麗日…」
葉「梅雨ちゃんなんでニコニコしてるの?」
蛙「ケロケロ」
八「にしてもどうしていきなりクレープを…?」
麗「ええと…それは…」
いずく「お姉ちゃんは食べないの?」
麗「!?///」
峰「ン-ッ!!ン-ッ!!」
瀬「悪ぃな峰田。女子の命令には逆らえねンだわ…お、このクレープ美味ぇ」
轟「俺も1口食ってもいいか?」
瀬「はいよ、てか轟ツナサラダとか食うんだな」
切「なんか本旨からズレてねぇか?」モグモグ
爆「知るかよ」 - 83二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 21:48:58
クレープ•••!!
可愛いッ!! - 84二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 23:39:30
デク「お母さん!お待たせ!」
引子「おかえり!息子が一人で買い物できるようになってるなんて…」
デク「あはは…もう高校生だし…」
引子「いつもはこの店の隣の服屋で私が選んでたの覚えてる?それで出久いつもオールマイトのグッズに引かれて…」
デク「あ、あの服屋―――」
『かわいい〜!!!』
デク「!?」カ-ッ
引子「出久?どうしたの?体調悪いの?」
デク「ち、違うよお母さん!あ、あそこ行こうか!」
(なんだ今の…A組の女子に…え!?今麗日さんの足に抱きつこうとしてなかった!?ないないないそんなの!!変なこと考えるな僕!!)
引子「出久!?大丈夫!?顔から煙出てるよ!?」 - 85二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 23:46:06
引子「い、出久コーヒー飲めるようになったんだ…」
デク「あはは…なんかごめんねお母さん…」
引子「いいのよいいのよ、出久が成長してくのお母さんも嬉しいもの。出久、覚えてる?この頃の出久はいつも買い物終わりにここ来てジュース頼んでたわよ」
デク「そうだよね…うっすら覚えてるよ。その時お母さんのコーヒー飲みたいって言って飲んでみたら苦くて泣いてたっけ?」
引子「そうそう!しばらく泣き止んでくれなくて…」
デク「だよねぇ…あれ?この店クレープなんてやってたんだ―――」
『デクくん、一緒に、食べよ?』
デク「!?!?!?」ガンッガンッガンッ
引子「出久!?出久!?なんで壁に頭打ち付けてるの!?あっ血出てるやめなさい死んじゃう死んじゃう」 - 86二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 00:22:12
癒やしや…かわいい
- 87二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 03:30:33
当たり前かもしれんが現在に飛んでた頃の過去の自分の記憶が現在の自分にフィードバックされるんだな・・・戻った時がすごぉく楽しみですわァ
- 88二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 07:54:17
麗「はぁ〜疲れた!デクくんここ座ろ?」
いずく「わかった!」
飯「麗日くん、どうしてこのベンチに?」
蛙「ケロ…ここは日が当たるし、休憩にはあまり向かないんじゃないかしら…」
麗「んーと…1年の林間合宿の前みんなでここに買い物来たこと覚えてる?」
飯「ああ、覚えている。ん?まさか…」
麗「…ここはデクくんが死柄木弔に脅迫されてた場所なの。」
いずく「?」
轟「俺らがいなかった時か」
飯「本当に何故ここにしたんだ!?」 - 89二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 07:55:27
麗「あの日私がデクくんを見つけた時―――
『何でもないよ!大丈夫!来ちゃダメ!!』
―――デクくんすごく苦しそうで…もっと早く来てたら…いや、そもそも一緒に行動してたらあんなことにならんかったんじゃ、って今でも思うことがあるの。それで、今度こそデクくんを守ってあげられんかな、って…」
飯「麗日くん…」蛙「お茶子ちゃん…」
麗「ごめん、変やよね私…デクくんも急にこんな話してごめんね…」
いずく「お姉ちゃん、悲しそう」
麗「え?気のせい…」
いずく「大丈夫!わたしが〜来た!!」
蛙「出久ちゃんもお茶子ちゃんを守りたいみたいよ、ケロケロ」
麗「デクくん…やっぱデクくんは強いね…ありがと」 - 90二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 15:19:26
⭐︎
- 91二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 19:01:16
?「おやおや?A組の皆さんじゃありませんか!」
飯「発目くん!?何故ここに」
発「機材の買い出しです!」
麗「ワタシガマモル」いずく「お姉ちゃん?」
発「ん?あなた緑谷さんですね!どうしてそんな姿に?」
麗「デククンジャナイヨ」いずく「…?」
発「ふむふむ、背格好だけでなく精神年齢まで幼く…興味深いです!!」ペタペタ
麗「発目さん…何を…」ブルブル
発「身体を触っているだけですよ?」
飯「発目くん!無闇矢鱈に男児の身体に触れるのはやめたまえ!」
発「いえいえ…もう少しだけ…」
発「ありがとうございました!では!」
いずく「あのひとこわい…」
麗「……」ギュ
蛙「お茶子ちゃん落ち着いて、きっと明ちゃんも悪気があったわけではないと思うの。」 - 92二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 22:26:46
あらあら
- 93二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 22:41:33
(このスレがでカスじゃないだと……!?)
- 94二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 00:31:50
麗「にしてもなんで発目さん一瞬でデクくんって分かったんやろ」
轟「個性ズームの都合とかじゃねェか」
麗「ひとまずみんなと別行動中でよかった…」
デク「お母さんごめん…」
引子「いや…それよりどうしたの?」
デク「なんか、変なことが頭に」
デク「またきた!!」引子「大丈夫!?」
『』
デク「…え?」
アナウンス「店舗内北側にヴィラン複数人出現!直ちに避難を!落ち着いて行動してください!」
飯「何っ!?よりにもよって別行動中の今か…!」
麗「私たち助け行かんと…!デクくんは」
いずく?「…」
麗「えっ?」飯「?」
蛙「ケロ…?」轟「…は?」
麗「デクくんちゃう!偽物や!!」 - 95二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 00:36:30
アーマードデクJr.来るかこれは
- 96二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 07:34:21
一緒にお風呂とかしなくて良かったな女子陣
- 97二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 07:53:57
このレスは削除されています
- 98二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 16:15:42
蛙「本当…ただの人形になってるわ…!」
飯「さっきまで確かに居た…この一瞬ですり替えられて連れていかれたのか!?」
轟「何かの個性か…やられた!」
麗(よく考えたら発目さんがデクくんのこと触ってた時からなんかおかしかったよな、まさか発目さんが?だとしたら…!?)
(今度は守るって…守れてないやん…!私がここに来たい言うて連れてきたせい?私がずっと身構えておけば…?)
(また私のせいで人がいなくなるの?)
(また私は人を救えないの?)
(またデクくんは辛い思いをしなきゃいけないの?)
蛙「…ちゃん、お茶子ちゃん!」
麗「!」蛙「落ち着いて。冷静に対処しましょう、そして出久ちゃんを助けるの。まず周りの状況を確認するのよ。」
麗「…うん!」
飯「ひとまず避難者の安全を確保しよう…む!?あそこ!人が倒れているぞ!大丈夫か!…発目くん!?」
麗「え!?」 - 99二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 16:24:04
飯「発目くん!大丈夫か!?意識は…」
麗「飯田くん待って!発目さん今ヴィランの個性に当てられとるかも!」
飯「何!?」
発「ごめんなさい皆さん…私のせいであの子が…身体が言うこと聞かなくて…不覚です!」
麗「あなたは本物の発目さんなんやね!?」
発「勿論です!そんなことよりあの緑谷さんみたいな子、さっき私を操ってたヴィランに!黒い服着た男でした!さっきあの男に触られてから身体が勝手に!」
轟「発目は触れられた後に身体を操られて、緑谷は操られた発目に触られた後に人形になった…2人に使われた個性、明らかに違くねェか?」
飯「複数犯ということか…」
蛙「それに、人がいっぱいいる中で明ちゃんの身体を操ったのも何か意図があるんじゃないかしら」
麗「発目さんが私たちと知り合いなことが知られとる、ってこと?」
上「居た!!お前らッ!!」
飯「上鳴くん!?」 - 100二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:06:37
同刻、爆豪&切島&上鳴
爆「チッ、片付けに行かねぇとな」
上「おい待てよ!!一人で行くな!!」
切「お前心臓悪いんだろ!?」
爆「うるせェ!」
上「だから他の奴らも待とうって…ん?あれ緑谷じゃね!?変な男に手引かれてるぞ!!」
爆「は…?!」
いずく「はなして!」敵「大人しく着いてこい!」
BOOOOOM!!!
敵「何っ…!?」
切「爆豪!!!お前飛び降りはマジで危ねぇだろ!!」
爆「テメェデクから離れろや!!」
敵「やべっ…」
いずく「かっちゃん!!たすけ」
?「邪魔するぜ〜」ペタッ
爆「!?何しやがっ…」ピカ-ッ
上「爆豪!爆豪!!」
いずく「かっちゃん…?」 - 101二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 23:30:44
爆「…?」
爆「ここは…」
(Prrrrr)
爆「電話…デク!?」
引子「待ってどういうこと本当にわかんない」
デク「さっきまで頭に浮かんだのは、幼い僕が未来のこのショッピングモールで経験していることだと思う。突然そんなことが起こったのは、きっとその記憶と関係の深いものを見たことによるフラッシュバック的なものだろう。
で、今かっちゃんが目の前で幼い姿になるところが頭に浮かんだ。もしヴィランが前会ったのと同じで、かつ全く同じ条件の個性を使っていたとしたら?」
引子「???」
爆「デク!!」
引子「!?!?!?」
デク「かっちゃん!やっぱり!」 - 102二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 23:32:20
蛙「そんな…爆豪ちゃんまで…」
飯「つまり襲撃してきたヴィランの中に、緑谷くんをあの姿にした者がいるという事か!!」
上「そういうことだと思う!やべぇよ…爆豪触られたと思ったら光り出して…早く助けに行かねぇと!」
轟「待て。爆豪がそうなった以上こちらも無理に奪還を試みるのは危険だぞ。」
上「うっ…」
麗(考えろ、考えろ私、こんな時デクくんならどうするんや)
「あーテステス、雄英高校ヒーロー科A組の方々。緑谷出久くんと爆豪勝己くんを返して欲しければ今すぐ〇〇へ集まってください。」
「「「!?」」」 - 103二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 23:34:29
??「おいおいこれだけか?もっと居たよなぁ?雄英生」
飯「あの時の…!」
麗「デクくん!!」上「爆豪!!」
いずく「お兄ちゃん!お姉ちゃん!!」
かつき「はなせクソヴィラン!!」ボムッ!!
ボス敵(タイムマシン)「へへっさっきの爆発はエグかったけどクソガキの爆発はあれ待って痛いちょやめてやめてストップストップおい!チェンジチェンジ!」
個性『タイムマシン』
掌を当てた人間を「12年前」にタイムスリップさせ、12年前のその対象の人間を現世に持ってくる!
部下A「はいはい…」カチャカチャ
かつき「ン-ッ!!」
いずく「やめてよ!!」
部下B「暴れんな!」
飯「貴様…どうやって緑谷くんを!?」
ボス「人に一定時間乗り移る個性とモノの場所を入れ替える個性、2つの個性使っただけだよ、羨ましいか?」
轟「2つの個性…!?」蛙「まさか…AFOの!?」 - 104二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 23:36:29
ボス「ほう、その名前を知っているとは」
飯「何が狙いだ!極悪人!!」
ボス「お前、雄英高校1年A組の奴だよなぁ。せっかく雄英に受かれたとこ悪ぃが、お前らは俺の個性の餌食になってもらう」
轟「?何言ってんのか分かんねぇが、とりあえずそいつらは離してもらうぜ!」WHAKOOM!!
ボス「おっと」スッ
いずく「え」
轟「なっ!?緑谷危ねぇ!!」
蛙「ケロッ!!」いずく「!」
轟「すまねぇ緑谷!蛙吹!!今のが個性か…!」
麗「デクくん!よかった…!下がってて!」
いずく「ありがとう…!!でもかっちゃん!」
部下A「ボス!何で人質解放してんですか!」
ボス「一人でも人質がいれば十分、とAFOの指示にはあった。しかも所詮ガキだろう?」
個性『転位』
自身もしくは自身のDNA(髪や体液)を付着させたモノの位置を自由に入れ替える!使うと付着させたものが消滅するぞ! - 105二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 23:56:59
飯「このまま真っ向から勝負すれば爆豪くんが危ない…!」
いずく「かっちゃん…!」
麗「…大丈夫!爆豪くん絶対助けるから!」
ボス「ほらほら大人しくガキになってくれりゃ手荒な真似はしねぇって…」
麗「ッ…なら、私が」
「最大出力!!」THOOOOOM!!!!
ボス「うおっ!?」
青「助けに来たよ、みんな☆」
麗「青山くん!」
ボス「クソッ!お前ら撃て!!」
部下「「「はっ!!」」」
常「黒影!!」
黒影「アイヨッ!」SKF!!SKF!!
部下「いて"ぇ!!」
「お前ら!」部下「「「わかって―――」」」
ボス「お、お前ら!何故固まって」
心「峰田!瀬呂!」瀬「おう!」峰「大人しくしてやがれ!!」
切「爆豪!!大丈夫か!?」カチャカチャ
爆「っはぁ!!へーきだよ!!」ウルウル
ボス「何やってんだお前らァァ!!」 - 106二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 23:58:50
八「皆さん、遅れてしまい申し訳ございません!」
耳「避難誘導してて行けなくて!切島が案内してくれたんだ!!」
芦「もう取り巻きはいないよ!覚悟!!」
ボス「く、来るな!!来たら個性使うぞ!」
轟「じゃあ、遠距離からやればいいだけじゃねェか?」
ボス「できるのか!?そんなこと!!未熟な高校生に!?」
常「未熟なのは認める。黒影―――深淵闇躯!」
芦「でもね!色んなことをこのメンバーで乗り越えてきたから!」
耳「ウチら雄英高校2-A組を舐めるな!ハートビートサラウンド!!」
ボス「ああああああ!!クソが!!話と違う!!こいつら強すぎる!!!」
飯「観念しろ!」
ボス「してたまるかよ!!!」スッ - 107二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 00:00:46
デク「え」麗「…え」
ボス「何のためにわざわざ"憑依"使って唾液付けまくったと思ってんだよ」ガシッ
蛙「お茶子ちゃん!!」
いずく「やめて!!おねえちゃんを離して!!」
ボス「こいつが一番そのガキと仲良いんだってなぁ…こいつだけ過去に戻して帰ってやるよ!
おっと動くなよ?こいつ、殺してもいいんだからな?」
麗「ッ…!デクくん…大丈夫やよ…私…」プルプル
飯「クソッ…!」
『デクくんは…絶対カッコイイヒーローなれるから…!』
いずく「やめろおおおおお!!!」ダッ
飯「緑谷くん!!やめろ行くな!!」
ボス「間に合うわけねぇだろクソガキィ!」ペタッ - 108二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 00:03:21
ボス「…は?」麗「?」
ボス「個性が使えねぇ!」
轟「先生!!」
いずく「」ピカ-ッ
ボス「しまった個性が」
「SMAAAASH!!!!」
ボス「ぐふぉ"ぁ!!」
轟「緑谷!!」飯「緑谷くん!!」
麗「デクくん!!」
デク「麗日さん!遅くなってごめん!もう大丈夫!」
相「誰かこいつの拘束を頼む、大丈夫か緑谷」
デク「はい!相澤先生が間に合ってよかった…!」
ボス「離せ!!俺はAFOのために…!!」
蛙「…ねえヴィランの人。もしかしてあなた、最近のこと知らないのかしら?」
ボス「知るかよ!!あの方が助けてくれるって…!」
上「そのAFOってやつもう死んだぞ」
ボス「…は?」
上「おいマジで知らねぇやつじゃん」
尾「知らずにこんな事してたのか…」
葉「なんか可哀想だね…」 - 109二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 00:08:26
展開がとんでもなく急ぎ足になりました
申し訳ない - 110二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 01:13:08
デク(その後僕とかっちゃんは病院で諸々の検査を受けたが異常はどこにもなかった。そういえばと思いお母さんに電話で過去のことを聞いてみたが、何も覚えていないとのことだ。)
デク「ただいま〜」爆「…」
「「「おかえり〜」」」
砂「遅せぇよお前ら〜もう始めれっぞ!」
デク「始める…?」
瀬「ンなの決まってんだろ?」
芦「緑谷が帰ってきたお祝いだよ!」
切「もちろん爆豪のこともな!!」
爆「俺も一緒にすんじゃねェ!!」
デク「みんな…!ありがとう!!」
飯「それじゃあ!緑谷くんが無事帰ってきて、そしてショッピングモールのヴィランに対応できたことを祝して!!」
「「「乾杯!!」」」 - 111二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 01:22:57
峰「緑谷ァ!!お前がチビになってた間なぁ!!」
デク「え…まさか何か迷惑を」
上「ずっと麗日にベッタリだったじゃねぇか!覚えてねぇのか!?でもズリィぞお前!?」
デク「え!?ごごごごごごめん麗日さん!!」
麗「ちょ!なんで言ってまうの!?」カ-ッ
葉「それに、クレープ間接キスしてたし…」
芦「一緒の部屋で寝てたし!!」
デク「冗談だよね!?いくら子どもだったからってそんなことしないよね僕!?」
麗「うぅ…///」プシュ- - 112二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 01:43:25
デク「なんか久しぶりだな…寮のこの部屋…このランドセル何?まあいいや、早めに寝ようかな」
デク(…)
(僕本当に麗日さんにその…変なことばっかしちゃったんだろうな…恥ずかしい…)
『今度はデクくんが、私を助けて?』
デク「!!」
デク「今の…」
(これ、過去の僕の記憶なんだよね)
(…麗日さん、今泣いてなかった?)
デク「眠れなくなってしまった…」 - 113二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 07:56:04
デク「1階に誰かいないかな。」
『転んじゃったら縁起悪いもんね!』
デク「…」
『頑張れって感じで、なんか好きだ、私』
「…」
『ここを彼の!ヒーローアカデミアでいさせてください!!』
(ひとりで雄英出ていって辛かったからか、あの日のこと思い出すとたまに泣いちゃうんだよね)
(…僕のヒーロー)
『もう大丈夫だよ出久くん…私が来た!』
(あれ今の…こんなの言われたっけ…)
麗「あ。」デク「あ!麗日さ」
麗「…ごめん」ダッ
デク「え?ちょっと待」
『僕のヒーローだ!』
麗「…デクくんのヒーローになんかなれんよ、私」ガチャ - 114二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 15:54:21
デク「…」ボ-ッ
エクトプラズム「デハコノ問題ヲ…緑谷!」
デク「はいっ!?あ…すみません…」
エクトプラズム「疲レテイルノカ?」
デク「いえ!大丈夫です!」
峰「緑谷大丈夫か?まさかまた何か個性が…?」
デク「いや…なんでもないよ…」チラッ
麗「!?」プイッ
デク(こっち見てた…?けど目逸らされた…)
轟「明らかに調子崩してんぞ緑谷」
瀬「やっぱ前の件で気疲れしてんじゃねぇの?」
デク「うーん…そうかも…」
飯「何かあったらいつでも相談してくれていいからな!とりあえず今は一緒に昼食を取りに行こう!」
デク「うん、ありがとう」
飯「麗日くん!行こうか!」
麗「……せやね!」 - 115二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 22:39:27
峰「なあ緑谷、本当に覚えてねぇのか?」モグモグ
デク「え?うーん…時々フラッシュバックすることはあるけど…」
上「あるのかよ!?」峰「みーどーりーやー?」
デク「違うって!たまにしか思い出さな」
『デクくん、美味しい?』
飯「峰田くん!緑谷くんの傷を抉るようなことは緑谷くん!?顔が真っ赤だぞ!?」
デク「」
デク(麗日さん…)チラッ
麗「…!」プイッ
蛙「お茶子ちゃん?」
デク(また目を…)
爆「チッ。おいデク!」
デク「なっ何?」
爆「後で表出ろ」
切「で、やっぱ爆豪が珍しくいるんだよな」 - 116二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 23:10:24
夜 ハイツアライアンス
蛙「お茶子ちゃん。」
麗「梅雨ちゃん…」
蛙「緑谷ちゃんのこと、何か気にかかることがあるのよね?」
麗「…ごめん、梅雨ちゃん。また心配させることになってまうけど…まだ言えへんわ…」
蛙「ケロ…そう。心の整理がついたらでいいから、いつでも話してちょうだいね。」
麗「うん。ありがと。じゃあ今日は早めに寝るね」
蛙「おやすみなさい」麗「おやすみ」
バタンッ
麗「梅雨ちゃん、ごめん。」
「もう私、デクくんとどんな顔で向き合えばええかわからんの…」 - 117二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 00:21:38
時は遡り…
デク「かっちゃん、来たよ!話って」
爆「お前、麗日との距離感気にしてんな?」
デク「急に何!?いや決してしてるわけじゃ」
爆「あンな態度取られてる理由、分かるか?」
デク「無視…幼い僕、いや今の僕もかもしれないけど、麗日さんに何か失礼なこと」
爆「そんなんだからクソナードなんだよデク!!」
デク「ええっ!?急に何」
爆「見てたから言ってやるけどよ、麗日はガキのテメェのことアイツから進んで面倒見てたぞ。テメェが一方的にくっついてたワケじゃねェ。」
デク「え!?」
爆「…まだグラウンドβ空いてんな。行くぞ。はよ来い」BOOM!!
デク「かっちゃん!?待ってよ!!」 - 118二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 00:29:20
爆「ここで実技中のテメェが人質役やってた。」
デク「ああ、それは昨日の補習の時に相澤先生に聞いたけど」
爆「実技中、ここでガキのテメェが麗日に助けられた。」
デク「麗日さんが…それも聞いたけど」
『もう大丈夫だよ出久くん…私が来た!』
デク「っあ!!」爆「来たか!?」
デク「麗日さんがいつもよりかっこよく見えてた…!」
爆「遅っせぇわ思い出すのが!」
デク「え!?かっちゃん倒れ」
BOOOOM!!!!
デク「…で、僕が思い出すことがどうして麗日さんのことに繋がるの?」
爆「あ!?テメェいい加減察せや!!」 - 119二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 01:25:32
爆『どーせ麗日はアイツ自身の行動を悔いてテメェと距離置きたがってんだろ。』
デク『え?いやいやそんなわけないって!麗日さんはずっと僕によくしてくれて…』
爆『テメェ忘れたのか?麗日が一人で泣いてた時、個性の残り火使って飛んでったのはどこのどいつだよ!』
デク『!!』
爆『ガキのテメェ、ショッピングモールで連れ去られてただろ?アイツ、そういうことでも負い目感じちまう奴なんじゃねぇのか?』
爆『もう分かったな?早く全部思い出せ。』
デク「なんてかっちゃんに言われたけど…いきなりは難しいよ…もう寝ようか…」
デク(…ん?後ろに気配が)チラッ
?「…」
(うううう麗日さん!?)
(喋れない!体も動かない!…つまり夢か)
(あ…麗日さん、浮かない顔してる) - 120二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 01:43:41
いずく「"むこせい"の僕も、ヒーロー、なれるかなぁ…」
(!!)
『ごめんねぇ、ごめんねぇ出久…!』
(何てこと言ってんだよ!僕!!麗日さんに!お母さんと同じ思いをさせる気かよ!!)
ギュッ
(え)
麗「大丈夫、やから…デクくんは絶対にカッコイイヒーローなれるから!」
(麗日さん…?)
麗「だから、いつか私を助けてね…?」
(…!)
『そうだよ!私たちがデクくんを助けてあげるからね!』
『デクくん!手を!!』
(あ…あぁ…!)
『だから、ヒーローになること絶対諦めちゃダメ!』
『デクくん…大丈夫やよ…私…』
『いままでずっとがんばってきたんやね』
「麗日さん!!!」ガバッ
デク「はぁ…はぁ…!っく…う"ぅ…!」ポロポロ
爆『どーせ麗日はアイツ自身の行動を悔いてテメェと距離置きたがってんだろ。』
デク「どこにっ…!悔いるとこがあるんだよ!!っく…う"ぐっ…!」
デク「なんでこんな大事なことを忘れてたんだよ!!うぅっ…!」グスッ - 121二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 09:20:12
デク「ふぁぁ…」
デク「涙の痕…」
デク「行かないと」
麗「学校…休もかな…」
麗「アカン、余計に心配かけてまう」
(キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン)
麗「デクくん…」
(やっぱ無理や)
麗「梅雨ちゃん」
蛙「ケロ?」
麗「ちょっと気分悪いから先帰るわ、相澤先生に伝えといて」
蛙「お茶子ちゃん…」 - 122二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 13:34:43
デク「いない…!」
峰「緑谷帰らねぇの?」
デク「峰田くん!麗日さん見なかった!?」
峰「うぇ!?さっきまでいたと思うけど…大丈夫か緑谷?」
デク「大丈夫だけど…あ!梅雨ちゃん!麗日さん見なかった!?」
蛙「6限が終わってすぐに気分が悪いから帰るって言って行っちゃったわ」
デク「!」
麗「最初は昼、前は夜やったけど、夕方のここもなんかええな」
(いやだ)
麗「クレープ一緒に食べたし…あと遊園地行ったら、恋人?違うか!」
(ダメや)
麗「お茶子お姉ちゃん…今度そう呼んでもらおっかな?」
(もう許されん)
麗「私、なんでここ来たんやっけ」
(何も知らんデクくん困らせてまう)
麗「あ…」ポロポロ
(泣いたら、アカン)
(泣いたら…)
「麗日さんッ!!」
麗「ッ!!」 - 123二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 20:55:12
麗「ダメだよデクくんっ…うぅっ…!私…っく…デクくんと顔合わせる資格なんて…!」
デク「僕、全部知ってる!思い出したんだ!」
麗「!!だったら、尚更やんっ!」
麗「私!デクくん誘拐されて!挙句の果てには私が捕まって心配までかけて!ちっちゃいデク君につらそうな顔させてまった!!」
麗「ヒミコちゃんのことと一緒や!救えるはずだった!!もうデクくんの悲しむ顔なんか見たくなかったのに!私のせいで!また!!」
デク「そんなわけないだろ!!」
「ヴィランに酷い目に合わされそうになってた麗日さんが!震えるくらい怖かったはずなのに!僕を安心させるために言葉かけてくれたじゃないか!手も握ってくれたし!麗日さんのせいなんかじゃない!!」
「現に僕は生きてる!救えなかったなんて言わないでよ!それに!!実技の授業の時、麗日さんが僕の手を取ってくれた!あの時の麗日さんは、世界で一番カッコイイヒーローに見えたんだよ!?」
「何より!無個性なことを打ち明けた僕にかけてくれた言葉覚えてる!?『絶対ヒーローになれる』って!『諦めちゃダメ』って!その言葉でどれだけ僕の心が守られたことか!」
『だから、今度は…』
(ギュッ)
デク「今度は僕が、麗日さんを助けないといけないんだよ」
麗「デク、くんっ…!」(ギュゥッ)
Float!
麗「ぃっ…!うっく…!」 - 124二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:55:20
デク「麗日さんまだ涙…これ使って」
麗「ありがとう(ゴシゴシ)…やばっデクくんの服が!泣きすぎた…ホンマにごめん…」
デク「服くらい平気だよ」
デク「あの…1回下降りてから話そっか…」
麗「あ!ごめん!ゆっくり降ろすから!」
デク「うわぁ…僕らが守った街…夕日でめちゃくちゃ綺麗だ…」
デク「にしてもまたここ…なんとなくで来ちゃったよ」
麗「あはは…恥ずかしい…」
デク「…麗日さん」
麗「なぁに?」
デク「僕、ヒーローなれてたかな」
麗「…」
『―――』
麗「…もうずっと前から、デクくんは私のヒーローだよ」
デク「麗日さん…」
麗「いつもありがとうね」 - 125二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:57:19
「「…」」
デク(さっき麗日さんを抱きしめたのは子どもの僕がしてもらったことを返したまでであって決して衝動的にとかそういうのではなくあれ麗日さん実は嫌だったとかだったらどうしよう)
麗(抱きしめてくれたの嬉しすぎてもう泣き止んだのに抱きついてたアカン甘えてまったやばいやばい恥ずかしいあれ逆に目合わせれんわ)
デク(てか麗日さんまだ手繋いだままだ…え?もうすぐ寮だよ?え?このままみんなの前に現れるの?マズくない?あらぬ誤解招くんじゃない?にしても麗日さんの指柔らかくて気持ちやめろそんなこと考えるな)
麗(これいつ手放せばええんや〜〜!!自然な流れで手繋いでから言葉1つ出ぇへん!何も言ってこんって事はこのままでいいってことよな!?てか寮ついてまった!)
麗「も、もう寮か〜早いな〜」
デク「そ、そうだねー僕がドア開け」
麗「待って」デク「?」
麗「このままじゃ、あかんかな?」
デク「はい……」
麗「」(カ-ッ)
「「…」」ガチャ
「「「おかえり〜」」」 - 126二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:01:11
ミドリヤテメ-!!ウララカモシカシテ!?フタリトモソノヒョウジョウナニ!?
蛙「ケロケロ、あの二人上手くいったみたいね、爆豪ちゃん」
爆「なんで俺に言うンだよ」
爆「チッ…遅せぇんだよ、クソが」
蛙「爆豪ちゃん、ツンデレかしら」
爆「あァ"!?」
『出久…ごめんな…』
爆(もう焦らねェからな) - 127二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 06:41:43
☆
- 128二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 07:54:11
時は流れ、雄英文化祭
切「いや〜ミュージカル大成功したな!!」
瀬「爆豪お前のヴィラン役のおかげだぜ?素でヴィラン役似合うのすげェな」
爆「あァ!?ヒーローだ俺はァ!!」
轟「音楽のほうもよかったよな」
上「それな!!やっぱ今年も耳郎凄かったよな〜!」
耳「やめてよ…なんか恥ずい…」
八「Aバンドでまた集えてよかったですね!」
常「ああ。」
心「そっかA組去年演奏してたな…」
峰「クソ…緑谷のとこだけ歓声上がりすぎ!!オイラにだって役あったのに!」
瀬「それは仕方なくねェか?てかあいつ主役の傍ら脚本まで書くなんていつ寝てたんだよ」
葉「途中まで緑谷くん主役なのに自分の出番めちゃめちゃ少なくして怒られてたよね!」
尾「最終的に決まった脚本でも主役以外の出番いっぱい作ってたし…まあそのお陰で俺らも出れたからいいけど」
青「緑谷くん、メルスィ☆」
耳「…で、肝心の緑谷と麗日はあそこで何を楽しそうに話してるんだろ」
蛙「きっと、主役の2人として話したいことがあるんだと思うわ。ケロケロ」 - 129二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 07:54:52
麗「それでさ、デクくん」
デク「どうしたの?」
麗「私、ヒーローなれてた?」
デク「…うん!勿論!」
麗「そろそろ行こっか!出し物閉まっちゃう!」
麗(確かD組がクレープ屋さんを…)
デク「あ!麗日さん待ってよ!」ダッダッダッ
芦「あの二人デート!?」
耳「芦戸待ちなってそっとしとこ!?ね!?」
峰「いいご身分だなァ…!」
切「ん?爆豪なんでニヤけて」
爆「頑張れよ、出久」
「「「!?」」」
おしまい - 130二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 16:55:24
(*´꒳`ノノ゙☆パチパチパチパチ
- 131二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:34:55
お茶子と一緒に寝るショタデクと引子さんと話すデクと泣っちゃんだけ書きたくてスレ立てたら全部前半に詰め込んだせいで後半がメチャクチャになった。ショッピングモールのとことかお茶子を泣かせることしか考えていなかった。申し訳ございません。
一緒に寝るとこまでちゃんと見てくれた人、本当にありがとう。 - 132二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:07:29
ありがとうやでイッチ!