- 1二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 19:01:52
ここは完全匿名(そこまで匿名でもない)サイトです
翼に不利益な情報を交換しても爪にピンポンされる事はありません
皆さんばんばん交流していきましょう
へ指令です
踏んだ場合は次スレを立てること
前スレ
【閲覧注意】【世界観崩壊】 巻き戻された後の「都市」Part178|あにまん掲示板ここは完全匿名(そこまで匿名でもない)サイトです翼に不利益な情報を交換しても爪にピンポンされる事はありません皆さんばんばん交流していきましょう>>185へ指令です踏んだ場合は次スレを立てる…bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 19:08:23
規約事項
1.頭もとい調律者は絶対的な存在であり、打ち倒すことは不可能である。
2.爪は都市の最高戦力であるため基本勝つことは不可能である(特色クラスであれば相手にすることは可能)
3.EGOは各々の匙加減で発現してもらって構わない。ねじれも同様である(ただしランクはWAW相当に抑えること)
4.L社の話題は基本触れない。時々イベントのようなものでなら可(イベントを起こしたい場合は確認を取る。)
5.EGOやねじれの能力に関して無法なものは禁ずる(絶対勝てないようなものはNG)
6.特色キャラも控える(特色は単純計算で爪と同等であるため)
7.折れた翼の特異点については好きに捏造してもらって構わないが規約5と同じように無法なものは禁ずる、外郭の遺跡の道具も同様。
8.そして何よりインフレを起こさないこと - 3二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 19:09:12
- 4??の三級フィクサーティー25/05/24(土) 19:09:50
乙
- 5二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 19:11:36
- 6二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 19:13:48
豆知識
ルトネはお菓子が好きだが、その中でも一番好きなのはコーラとチョコ。
だが猫化によって食べれなくなったので夜な夜な泣いている - 7二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 19:16:28
このレスは削除されています
- 8二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 19:21:24
豆知識
クマズの一番好きな動物はゾウ。
理由は子供時代父親から買い与えられたゾウのぬいぐるみを大切にしてたから
(その後少女にゾウのぬいぐるみをあげたが、ねじれによって跡形もなく破壊された)
逆に嫌いな動物は犬。
理由は部外者には吠え立てる癖に主人には従順だから
帰ってこなかった会社に従順な父を思い出してしまうため - 9二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 19:23:58
豆知識
キャシーとサァシーの子供時代の外見の差はほとんどないが
キャシーだけ頭に小さな寝癖があると言う唯一の違う点がある - 10二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 19:24:38
豆知識
サァシーのバストサイズは三桁代近く - 11二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 19:26:50
豆知識
マタタビは背を伸ばそうとして牛乳を沢山飲もうと企てたが
三日連続腹を下した為、早々に諦めた - 123級フィクサー イアン25/05/24(土) 19:29:15
立て乙です
- 13二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 19:30:53
豆知識
ブラッドは一日で連続50回以上クマズの足を踏んでしまったが
半分以上わざとであった為、ファラオの牡牛にいれかけられた - 14二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 20:52:43
ムク工房製残斬ナイフ 140万眼
おーっいいね
スティグマ工房の刻印鎌 240万眼
高いけど高性能やな
ロジックアトリエ製粉砕弾丸 一発400万眼
は? - 15??の三級フィクサーティー25/05/24(土) 22:36:30
前199
知ってる方ではない方ですか
【水袋と流動金属を利用して周囲に防護壁を作る】 - 16"料理人フィクサー25/05/24(土) 22:53:17
それはとても恐ろしいです。
忘れることはないでしょう。
しかし、それが彼の芸術を見届けない理由になるのでしょうか?
[音符(無添加)をつまみ食いしようとして吹き飛ばされた一幕が有りつつも、ハーモニーで合いの手を入れている] - 17しぶとい一級フィクサー25/05/24(土) 23:19:51
…………何処だここ
【敵の拠点で迷いやがったこいつ────】 - 183級フィクサー イアン25/05/24(土) 23:49:20
久しぶりに長い休暇が取れたな
この間に武具の整備や新調をして、それから…少し都市をぶらついてみるのもいいかもしれないな
最初は、23区に飯でも食いに行こうか - 19幻想体『たった一人の演奏者』25/05/24(土) 23:52:51
「ジャランッ!!」
〖演奏の閉めを知らせるように腕をピアノに叩きつけ、符号の波が音速の速度で向かってくる中〗
「ぎぃっ!!」「バシャンッ!ズズズッ!!」
〖刀を構え防御体制を取り、ティーが防壁を咄嗟に作り出し、貴方達を包み込むと〗
〖バババッ!!!と符号が壁にぶつかる度に激しく弾けながら、まるで豪雨のように音をかなで続け〗
「ジャンッ!!」
〖と音色がなるのと同時に全ての音符が弾けとび、驚異はすぎさった〗
〖ッ♪ゥッ!!とハーモニーを繰り出し、静かな伴奏の中幻想体に向かって飛んでいき、腕の一本をへし折るが〗
「ギッギッギッキッ…ギィィッ!!」
〖とデュエットが嫌だったのか、激しく全身の間接をめちゃくちゃに曲げ、全身をピアノに叩きつけ〗
「■■■■」
〖と真っ黒になった音符の塊が殺意をもってあなたを追いかけ始める〗
〖だが幻想体は自身の音楽に手あかを着けた人間しか目に入っていないのか、今さっきの凄まじい波状攻撃はなくなり、接近できるチャンスが出来上がった〗
- 20刀好きの6級フィクサー25/05/24(土) 23:57:04
- 21??の三級フィクサーティー25/05/25(日) 00:02:04
- 22リウ協会北部7級フィクサー25/05/25(日) 00:02:31
- 23"料理人フィクサー25/05/25(日) 00:10:46
- 24"茸剣のフィクサー25/05/25(日) 00:18:06
- 25ピピ -23区出身-25/05/25(日) 10:58:33
前スレ196
「いいえ、今作ってるのはポトフよ。このページ。実際に見てみる?でも、そうね……次の晩ご飯はストロガノフにしようかしら……」
【ストロガノフの頁を一枚捲って、次に掲載されている写真に指先を添えながら、楽しそうに提案する】
【幼子が新しい友人を遊びに誘う時のような、無邪気な声色で。先まで瞳に込められていた危うい熱は形を潜め、ただあどけない喜びの光だけが煌めいている】
【そして、悩みのポーズを取っていた手がぴくりと動く。元々尋ねようとしていたことを思い出したのだ】
「あ、そうそう。これを聞こうと思ってたの。ビーネさん、あなた、お風呂って入れる?」
【もしかしたら、コーティング塗装か何かで平気かもしれないけれど。一応】
【汚れを拭うのは気分を変えるという意味でも大事だし。あれなら濡らしたタオルを用意しなければ】 - 26「ビーネ」25/05/25(日) 12:09:50
- 27幻想体『たった一人の演奏者』25/05/25(日) 13:23:37
「ジャランッ!!ドゥンツ!!ガララッ!!ジャン!!」
〖符号が壁にぶつかる度に、ピアノを叩きつけたような雑音が響き〗
「ガララッッ!!ガンッ!ガンッ!ジャンッ!!」
〖つんざくような音と共に縦横無尽にあなたを追いかけ、音符の塊はぐわりとインクの口を開く、それはあなたを呑み込もうとした瞬間〗
「「ッ♪!!?」」
〖その瞬間、貴方はハーモニーを横向きに向かって放ち、大きな音色が響き渡ると瞬時にして横の壁へ吹き飛ばされ、壁に叩きつけられた〗
『バシャンッ!!っ……ズゥ』
〖符号の塊は廊下の曲がり角にぶつかり爆ぜ、真っ暗なインクが巻かれたと思うと、インクに触れた箇所は瞬時にしてねじまがってしまっていた〗
『ギィィッ!!ギッギッギッキッ!ガンッ!!』
〖それほどまで自身の演奏を邪魔されたのが不快だったのか、幻想体の視線はいまだに料理人へ釘付けにされている。〗
〖八つ当たりのようにピアノに全身を擦りぶつけ、歪んだ音を刻婿とに夢中みたいだ〗
『Ok!その調子!!そのまま一気に近寄ってうでぶんどっちゃっ…』
〖だが〗
『ッテ!?』
〖通信機越からルトネの困惑したような声が響き〗
『…なんでリウ協会が日食会の支部の最奥にいるの!?』
〖…なんと、なぜかリウ協会のフィクサーが幻想体の近くに躍り出ているのだ〗
「…ゴギッ…ギッギッギッキッ…!!!」
〖幻想体は近くにいるリウ協会のフィクサーに視線を移し、一本の腕を高く上げると〗
「ギィィッ!!」
〖まるで虫でも潰すつもりかのように、勢いよく腕をふり下げた!!〗
〖それはまるで鞭のようにしねっており、マネキンのような動きからは考えられないほど素早い、相当の威力なのが予想できる〗
〖それがリウ協会のフィクサーに襲いかかろうとした瞬間、ティーの水袋から放たれた真っ赤な水のレーザーが放たれた〗
「バギンッ!!」
〖と音を立て、その腕は切断され、振り下ろしたパワーのまま勢いよく地面にくだけ散った〗
- 28??の三級フィクサーティー25/05/25(日) 13:30:23
- 29リウ協会北部7級フィクサー25/05/25(日) 15:05:21
- 30ピピ -23区出身-25/05/25(日) 18:05:33
「そうねぇ、確かあったと思うわ。……少し探してくるから、お鍋見ててもらえる?」
【身につけていたエプロンを脱ぎ、流れるように首紐の輪にディスプレイを通して、よろしくね〜と立ち去った】
【自分で探してもらおうかとも思ったが、一応会って半日だけの仲な相手に家の中を漁らせるのも何だし】
【キッチンに向かえば、暖かな橙色の照明が新しい客を快く出迎えてくれるだろう】
【換気扇はマイペースを保って静かに回り、辺りには鍋を熱する火がゆるく燃える音だけが穏やかに響いている】
【壁につけられたタイマーは残りの10分を淡々と減らして、その度に鍋全体から美味しい香りが立ち上ってくるようだ】
「お待たせ。任せちゃってごめんなさいね。あったわよ、工具箱。お風呂はタイマーが鳴ったら沸く予定だから、ここで待つ?」
【洗面所に工業用の洗剤は出しておいたから。というセリフも付け加えて、そこそこ開け閉めされた形跡のある工具箱を渡す】
【武具の手入れでよく使うからか、こういう物に積もりがちな埃は少しも見当たらなかった】
- 31「ビーネ」25/05/25(日) 19:23:24
(立ち去った貴女を見送りながら、さっきから火の音の聞こえる方角に目掛けて歩いていく。エネルギー源の管理を任せられるくらいの信用は得ているんだ、と解釈して、喜びの溢れ出る足捌きは若干、
スキップめいて軽やかになっていた。)
「...これが、ポトフ。写真とは結構違うな。作ってる途中だからか。」
(静かな音。自然の音ではないけれど、どこか、安らぎを覚える。)
(10分のタイマーの時間が経過すると同時に、鍋が煮詰まっていくことから、なんとなくビーネはこれが鍋の完成に必要な時間なんだろうと判断した。
レシピ本の内容を想起しながら、この時間で必要なことをこなしていく。)
(数分後。
貴女の声が聞こえて、速やかにそちらの方を向いて、まず感謝を伝える。)
「ありがとう。...別に、それを探してくれた恩を返したかったから、謝ることじゃないよ。
ああ。ここで待たせてもらおう。」
(貴女の質問に答えた後、ふと浮かんだ疑問を、小首を傾げながら貴女に投げかける。)
「そういえば、なんで風呂の話をしたんだ?...えっと、臭いとか、シンプルに汚れがついてるとかか?
」
- 32??の三級フィクサーティー25/05/25(日) 19:31:08
- 33研究者『ルトネ』25/05/25(日) 19:33:01
- 34ピピ -23区出身-25/05/25(日) 19:44:50
「ううん、そう言うわけじゃないの。ただ……色々あったし、リラックスする時間が必要かなって。それに、小まめに洗った方が身体も道具も長持ちするでしょ?」
【何かと初々しい、新鮮な反応は見てて楽しい。けれども、それを発する側は何かと疲労がたまるものだ】
【多くは精神的に。身体的に疲れる心配がない義体保持者なら特に】
【こちらも意図的に煽って、楽しませてもらっているぶん、気遣いで返すのは当然だ】
【……まあ、そのあたりの考えはおくびにも出さないが。代わりに心配してるらしい、匂いの面を解決しておくとしよう】
【顔を首元へ近づけ、スンスンと鼻を鳴らす。香ってくるのはポトフのものだけ】
「うん、何にも匂わないわ。汚れも……こんなに近くで見てもないし……。大丈夫。綺麗よ、ビーネさん」
【安心させるような、揶揄うような微笑を向けながら首を引っ込める】
【そしてエプロンを回収し、湯が沸くまでリビングのソファで待っているように頼んだ】
【まあ、気になるなら料理が終わるまで見ていてもいい】
- 35リウ協会北部7級フィクサー25/05/25(日) 19:50:23
- 36刀好きの6級フィクサー25/05/25(日) 20:10:13
- 37リウ協会北部7級フィクサー25/05/25(日) 20:13:41
- 38??の三級フィクサーティー25/05/25(日) 21:36:40
- 39幻想体『たった一人の演奏者』25/05/25(日) 23:16:21
『ギギッ…ギッギッギッキッ!!』
〖幻想体の様子が落ち着きを取り戻し始め、再度演奏に没頭し始めている…〗
〖演奏は緩やかなプロローグを迎え、それに会わせるように周囲には緩やかに符号が浮かぶ…〗
『……』
〖幻想体の演奏はこれまで異常に洗練されており、聞いているだけで心が奪わていく〗
〖音色が鼓膜を刺激する、その度にまるで一人、カーテンを閉じきった薄暗い部屋の中で、外の雑音を聞き続けているような強い孤独感と、自問自答が湧き続ける〗
〖精神汚染の類いだろう、それは自分の物ではない個人の思い出と感情が、まるで自分の物かように頭にへばりついてきていた〗
「…バンッ!!」
〖そんな中、あまりの手で音符を弾き飛す〗
〖個数こそ少ないものの、その早さは音速に近く避けるのは困難を極めるだろう〗 - 40リウ協会北部7級フィクサー25/05/25(日) 23:34:27
- 41"料理人フィクサー25/05/25(日) 23:42:02
こりゃ相当に悩める芸術家タイプですこと…
[壁に半分埋まりながら、おやつ(材料不明)を食べて体を癒している] - 42??の三級フィクサーティー25/05/25(日) 23:54:18
- 43刀好きの6級フィクサー25/05/26(月) 00:00:54
- 44しぶとい一級フィクサー25/05/26(月) 00:24:42
んー………こっち行けば良いのかこれ?
【取り敢えず音が鳴り響く方へと向かう】 - 45幻想体『たった一人の演奏者』25/05/26(月) 21:41:03
『ギギッ…ガラガラガラガラ…!!』
〖幻想体はのめり込むほど頭部をピアノに近づけ、段々とテンポアップし、ジトジトとした憤怒と殺気が伝わってくる〗
〖演奏者の様子を見ていると、鍵盤を凄まじい力で押し込んでいるようで、その指にはヒビが走り回っていた〗
『/ ̄ ̄ ̄ ̄╲ ̄╲ ̄ ̄╲_/ ̄♪ッ!!』
〖打ち込まれた楽譜は、ぶるぶると小刻みに震える符号となって演奏者のを取り囲み〗
『ッ!!!』
〖演奏者の指が砕け、それに気を取られたのか曲の音程が一つずれた〗
〖瞬間〗
「ガンッ!!」
〖八つ当たりでもしているかのように、すべての腕を鞭のように振り上げ鍵盤を叩き、黒い衝撃波が響き渡る〗
〖黒い衝撃波は全身に大量の切り傷と精神的な苦痛を与え、連鎖的にぶるぶると震えていた音符達も勢いよく吹き飛ばされ、余波として飛んできた〗
- 46幻想体『たった一人の演奏者』25/05/26(月) 21:49:57
- 47「ビーネ」25/05/26(月) 21:50:52
「なるほど...そういうことか。ありがとう。そういうことならゆっくりと浸からせて貰おうかな。」
(疲れのない身体だが、心が疲れない訳ではない。そういうことを考えて提案してくれたのだろうと、一礼して、感謝を伝える。)
(_そういえば、こういう家に工具箱があるのはどこか以外だった。案外フィクサーだったりして、武器の整備にでも使ってるんだろうか。)
(と、思考を巡らせている内に、貴女が近寄ってくるのに気付いて、少し身体を強張らせる。)
(接近。30cm圏内。)
(近づかれて、このキッチン内で逃げ場のあろう筈もなく。靡く髪が鎖骨あたりに当たるこそばゆさが、やはり幻でなく、すぐにでも抑え込めるような距離にいるのだと実感させるとともに、モーターを素早く稼働させて身体を加熱させていく。)
「...わtttttちいぎゃをrかた__わるk_たから」
(言葉を上手く出力できない。先ほどの発言を撤回したくてもできず、わたわたと置き場を失った手が、せめて貴女に当たらぬようにと頭部から少し離れたあたりを旋回し続ける。)
(綺麗、というのはきっと汚れがないという意味なんだろう。けれど今の脳は、思考のベクトルを恋愛のそれにシフトしていて、その意味がわかっていたとしても、褒め言葉にも感じてしまう。)
「...」
(そっぽを向いて、両手で暑くなった顔を覆う。)
(やがてあなたがソファで待機するように言うと、無言でこくりと頷いて、ソファに座り込んでうなだれた。)
- 48リウ協会北部7級フィクサー25/05/26(月) 22:02:02
- 49??の三級フィクサーティー25/05/26(月) 22:15:17
- 50幻想体『たった一人の演奏者』25/05/27(火) 05:49:28
〖縦横無尽に符号の数々が廊下を駆け回る中、演奏者は変わらず長い長い演奏を続ける〗
〖ティーの皮膚、肉、骨を何度も符号がえぐり取っていくが、それの度に体は瞬時に修繕され、なんとかこの符号は乗り越えることはできるだろう〗
『ギギギッ…』
〖だが彼は違う、腕の負傷と指への自傷は治ろうとも治ろうとも悪化し、その熱心不乱な演奏は、自傷を伴って奏でられている〗
『…ギギギッ!!』
〖本来、ピアノの演奏などあの腕であろうとも何の支障もないはずだ。それならばなぜ、演奏を進めれば進めるほど指は壊れ朽ちるのだろう?〗
「バギンッ!!」
〖答えは単純だ 異常な力で、余分な力でピアノを演奏している ただそれだけだ〗
〖薄暗い感情は酷く、体を傷つける物だから〗
- 51リウ協会北部7級フィクサー25/05/27(火) 06:24:45
- 52幻想体『たった一人の演奏者』25/05/27(火) 07:35:04
- 53??の三級フィクサーティー25/05/27(火) 07:40:25
さて、余分な力を抜かせれば納得してくれるのか?
【流動金属でメモを出し改善点を纏める】
力抜くとかしないのか、集中して力が入る感じか?
適度な攻撃をするか
【流動金属でナイフを作り出しそこそこな距離からナイフを投げる】
- 54リウ協会北部7級フィクサー25/05/27(火) 13:19:24
- 55研究者『ルトネ』25/05/27(火) 15:16:49
『腐ってもWAW幻想体だからね…一筋縄じゃいけないわ』
『とくにこの空間事態クリフォト抑止が効きにくいから』 - 56??の三級フィクサーティー25/05/27(火) 18:35:39
- 57ピピ -23区出身-25/05/27(火) 20:27:30
(……少しからかいすぎたかしら)
【後ろで疲労困憊といった体でうなだれているビーネの気配を感じ、些か申し訳ない気持ちが湧いてくる】
【こんなにもはしゃいでしまったのは、純粋に慕われる経験を最近は味わっていなかったせいか、ポリゴンで構成された瞳に色欲を感じなかったせいか】
(抑えないとね。友だちとして付き合うにしても、お客さんになってもらうにしても、今の距離感は健全じゃないわ)
【もう手遅れな気もするが、省みるに越したことはないだろう。やり過ぎて、また道中でシャットダウンされても面倒だ】
【そんな考えと一緒に鍋を匙でかき回していたからだろうか。ビビビッ!と完成を報せるベルの音が、いつもより大きく感じられた】
「お風呂、湧いたみたい。私はゆっくり食べてるから、ゆっくり入ってもらっても大丈夫よ」
【戸棚から取り出した深皿にポトフを盛り付けつつ、いまだに顔を手のひらで覆っているビーネに声をかける】
【その調子は色を含まず、どちらかというと、親しい友人はかけるものに近い気がした】
- 58『開花E.G.O::叢雲』25/05/27(火) 22:14:26
- 59研究者『ルトネ』25/05/27(火) 22:15:33
- 60"料理人フィクサー25/05/27(火) 22:20:39
自分も、楽器も、全てを壊してでも…ね。
そこまで自分の作品に情熱的なら、私から何かするべきではありませんわね。
[思い当たる節があるのだろうか、床に突き刺したハーモニーを肘置き変わりにし、一人の芸術家をただ見守っている] - 61??の三級フィクサーティー25/05/27(火) 22:25:17
- 62『開花E.G.O::叢雲』25/05/27(火) 22:32:11
さぁ( ᐙ )?
- 63幻想体『たった一人の演奏者』25/05/27(火) 23:19:56
『ッ…!!!』
〖曲もラストパートに指しさかってしたのだろう、曲のテンポは今まで以上に早くなり、全ての腕がピアノ盤に指を押し付け、なん本の指も次々と折れ転がろうとも一心不乱に引き続ける〗
『ギギギッ…!!』
〖そしてピアノからは真っ黒な煙が立ち上ぼり、まるで何かに押さえ込まれているように、その度にガタガタとピアノが震え、演奏者はその震えを押さえるように力強く押さえつけ〗
『ッガンッ!!』
〖と曲の最後の最後、ピアノ盤の全てを押した瞬間全ての指が折れ、演奏者は符号を見つめながらわなわなと頭を揺らす〗
〖…あなた達からすると、その曲は最後まで完成された美しい曲だった……だが、その真っ黒な符号にはいまだに続きがあったようだ。幻想体は指のなくなった腕で、顔の窪みを押さえ、ぶるぶると体を震わせ〗
『防いで!!』
〖ルトネの声がそう聞こえた瞬間〗
「どぅんッ!!」
〖頭をピアノに叩きつけ、ピアノに押し込められていた黒い何かが、一斉に解き放たれた〗 - 64??の三級フィクサーティー25/05/27(火) 23:26:21
- 65研究者『ルトネ』25/05/27(火) 23:44:13
- 66??の三級フィクサーティー25/05/27(火) 23:54:02
- 67研究者『ルトネ』25/05/27(火) 23:58:51
- 68??の三級フィクサーティー25/05/28(水) 00:07:31
- 69ツヴァイ協会4課『サァシー』25/05/28(水) 05:46:26
『…ふぅ、課長に出す資料は書き終わりました。』
〖ゆっくりと体を伸ばし、口をまるで栗のようにしながらあくびをする〗
『そういえば…ビーネさんを見かけない、大丈夫でしょうか…?』
〖それもそのはず、ビーネとは個人的な契約をしたものの、それから数日間初日以来顔を会わせていないのだ〗
『…少し連絡してみますか』
〖サァシーは少し照れくさそうにしながら、ケータイを取り出し、電話番号を入力した〗 - 70「ビーネ」25/05/28(水) 16:31:04
「ありがとう。」
(そう言って、ビーネは工具箱を持って風呂場へと歩いていく。)
(脱衣所の扉を閉め、床に座り込み、13番のソケットとレンチを使ってスラスターと右腕を外していく。)
「...義体相手に、恋情なんてないと思ってはいるけれど、アレは期待してしまうだろ。男として...」
(一人になって、少し文句を垂れながら作業を進める。色っぽかったり、可憐であったり。まるで見るたびに形が変わる、有り得ない花を見ているかのようなあの感覚を次第に想起して、そして、慌てて振り払い作業に集中する。)
「...ピピさんは本気じゃない...ピピさんは本気じゃない...」
(繰り返し唱え続けながら、風呂に入る準備を進めていく。)
(携帯の着信音が鳴る。左腕のポーチに入ったまま。
電子音は少しスイングジャズのような独特なテンポを刻んでいる。)
(しかしその場所は、脱衣所ではなく。)
(不運なことに、年季の入ったマジックテープは、身体にそれを留める役目を忘れていたのだ。)
(着信音は、ビーネがシャットダウンしていた、あの寝室のシーツの上。ただ寂しく、垂れ流され続けていた。)
- 71ツヴァイ協会4課『サァシー』25/05/28(水) 17:52:13
- 72「ビーネ」25/05/28(水) 21:28:42
「...」
(身体の洗浄を全て終えた上で、関節のシーリングを確認し、湯船に、片足からゆっくりと入る。)
(小柄な隻腕の体躯がすっぽりと収まって、湯船の蓋を背もたれに、ぐったりと座り込むように、肩より上、首の中腹までを湯に沈めた。)
「...」
(やはり大元のフレームは工房製ということもあって、人間の感覚は捨て切れていない。こうして湯船に浸かることで、リラックスした感覚が全身を歩き回るのを感じて、ビーネはそれを再確認した。)
(ゆったりとした時間が過ぎていく。)
(ふと、天井を見上げる。蒸発していく過程で生じる湯気がそれを曇らせていて、波を少し立てながら左手を上げて、湯気を掻き分けようとする。)
(手は、届かない。微細な風圧がそれを一瞬晴らしたが、待つのは無機質な天井だけ。それに、すぐまた曇ってしまった。)
「...」
「そろそろ、上がるか。」
(体を起こし、立ち上がる。噴水が噴き上げた水が水面へ落ちて、水の王冠を作り、そしてそれが流れるまま波紋として消えていくあの光景を、関節が掬い上げた水が再現する。)
(ガラガラと音を立てて開け閉めされる扉。後に残った痕跡は未だ波立つ浴槽の水面だけだった。)
(その後。身体を拭いたり外したパーツをつけて、脱衣所から工具箱を持って出てくる。)
「上がったぞ、ピピさん。風呂を貸してくれてありがとう。」 - 73幻想体『たった一人の演奏者』25/05/28(水) 22:33:06
- 74ピピ -23区出身-25/05/28(水) 22:39:03
- 75??の三級フィクサーティー25/05/28(水) 22:42:31
- 76「ビーネ」25/05/28(水) 23:16:47
(その頬の血色、風に吹かれて靡く薔薇のように傾いた顔全体。可憐と妖艶、二つの形容詞を混ぜて使って、まだ褒め足りないくらいに素敵な貴女にしばらく、純粋に見惚れる。色情の類いはなるべく、覆い隠して。)
(やがてハッとしたように肩を跳ねさせて、急いで言葉を構築し、生返事を開幕に混ぜて返答する。)
「へ....あ。ジャズ..携帯の着信音だろうか。ありがとう、少し掛け直してくる。」
(少し駆け足気味で歩いて寝室に向かう。それに迷いはない。ただ一度、歩いて出入りしただけというに、もう寝室周りの構造を把握したようだ。)
- 77「ビーネ」25/05/28(水) 23:20:25
- 78ツヴァイ協会4課『サァシー』25/05/29(木) 01:40:32
『……部長に指摘された点を直しておかないと』
〖サァシーの部長から受けた指摘をまとめ、戦闘フォームの改善と剣の持ち方を再度見直していた。〗
『!電話…』
〖その時、スマホの着信音のVaporwaveが流れ、あわてて剣と戦闘フォームをときスマホを耳へ傾けた〗
『っあっビーネさん!無事でしたか?』
〖少し甲高い声と、そこそこに大きな声が鳴り響く〗
『すっすみません…最近ずっと見かけませんでしたから、何してるのかなって思って…』
〖と、少しふわふわとした内容ながらもあなたを気にかけていたのだろう、その声には安堵が含まれている。〗
『ビーネさんが何かの危ない組織に巻き込まれてないかとか、少し心配してたんですよ?』
〖だが安堵が来てからは、怒りが入り交じりはじめるもの、少し口調が強くなった〗
- 79リウ協会北部7級フィクサー25/05/29(木) 14:20:57
- 80幻想体『たった一人の演奏者』25/05/29(木) 21:15:29
- 81「ビーネ」25/05/29(木) 22:24:38
「すまない。家にあった脳液が切れかけてて、近くにも売ってなかったものだから、23区に買いに行ったらさ。その、色々あって仕込んでた強制シャットダウンが発動してしまって...
それで、親切な人に看病してもらってたんだ。
身体はもう大丈夫。問題ないよ。
心配してくれてありがとう。」
(怒気を孕んだその声を落ち着かせたくて、なるべく落ち着いた声で返す。貴女の声を一字一句聞き漏らさぬように、両手を使って集音器に携帯を押し付ける。)
- 82『開花E.G.O::叢雲』25/05/29(木) 23:06:40
- 83刀好きの6級フィクサー25/05/29(木) 23:17:57
- 84幻想体『たった一人の演奏者』25/05/30(金) 00:05:02
『ごぎっ…ごっ…ぎ…』
〖幻想体は大半の腕と、頭を失ったが未だに動く〗
『ガッ…がかごっ…』
〖胴体と無数の腕を使い、体を持ち上げ体制を建て直そうとするが〗
「……ギィ」
〖それを許すほど、刀の乱雲の渦は穏やかに流れぬ事なくギラりと滅っさんとせん刃を研がれ〗
「ザンッッ!!」
〖落雷と見違わんとするほどの輝きの閃光と、光の残像を尾に付けるほど素早い刃が繰り出され〗
『ガッ…ゴゴッギィぃいッ!!』
〖幻想体の胴を意図も容易く貫き通し、そこから生じた傷口はぼろぼろと口を広げ巨大な穴となって開通する〗
『ガグガァアッ!!』
〖幻想体はぼろぼろと全身のパーツが乱雑に崩れ、大きな音を立てて地面に伏せる〗
『ガッ…がごっ……ギッ…ギギッ』
〖残ったパーツは穴の空いた胴と残った最後の右腕。だが幻想体はそれでも動き、体を這いずりながら手を伸ばす〗
『ゴッ…ガッ……ガグッ……』
〖幻想体の最後の腕は、マネキンのような全身とは違い、人間の腕のように柔らかく、血が通っている。〗
〖きっと、それが幻想体本来の腕なのだろう、足らない実情から求め、胴を捨て、頭を捨て、全てを引き繋げるように腕を繋げ、最後には無機質な人形のように変わり果てたのだろう〗
〖だがその腕も、胴も、頭も、簡単に脆く崩れ、やはり生身の本来の自分のみが、自身の側に立っていたと言うのは、あまりにも愚かな結末だ。〗
『ガッ……ギッ…』
〖幻想体はピアノへ腕を伸ばす、その腕は利き腕らしく、最初から最後までピアノと向き合っていた腕を、ひたすらに伸ばす〗
『……ギッ…ゴッ…』
〖腕はまた再度音色を奏でようと夢を見、ピアノを撫で、鍵盤に手を置こうとするが〗
「ザンッ!!」
〖瞬間、刃は腕を切り捨て、この永久に続く演奏にフィナーレを打った〗
- 85刀好きの6級フィクサー25/05/30(金) 00:09:41
- 86幻想体『たった一人の演奏者』25/05/30(金) 00:10:07
- 87研究者『ルトネ』25/05/30(金) 00:18:14
- 88刀好きの6級フィクサー25/05/30(金) 00:26:53
- 89研究者『ルトネ』25/05/30(金) 01:04:16
『目的はひとまず達成ね…一体でも不足すれば、日食会の目的は達することができなくなるから』
『……なるほど、復旧の電力もねじれの影響でなくなったみたい、そろそろ本格的な空間の変動が始まるわ』
『このまま放置していれば、きっと自然に心情空間の大迷宮となって、彼らは彼らの思い出によって死んでいくはずよ』
『……つまりは、時間はあまりない 本格的に脱出をしなさいってことね』
〖ルトネの発言通り、空間の歪みが増してきている〗
〖周りには誰かの記憶の残骸が宙を浮かび、他の記憶と混ざりあってだんだんと大きくなり始めていた〗
〖……空間が「心情空間」というものに変わるまで、早いだろう〗
『脱出のサポートをしてあげる、今はとりあえず…廊下を抜けて』
〖ルトネの指示の元、あなた達は廊下を抜け、ドアに入っていく〗
〖あなた達が後ろを振り替えると、背後の廊下はまるで都市の風景をごちゃ混ぜにしたような、奇妙な空間へ様変わりしていた〗
- 90リウ協会北部7級フィクサー25/05/30(金) 02:59:54
- 91??の三級フィクサーティー25/05/30(金) 12:59:13
- 92リウ協会北部7級フィクサー25/05/30(金) 13:03:41
- 93"料理人フィクサー25/05/30(金) 13:27:17
きっと、孤独が彼を狂わせたのでしょうね。
[ハーモニーを拾い直し、他のフィクサー達について行く] - 94リウ協会北部7級フィクサー25/05/30(金) 13:32:46
競い合える相手がいないから陳腐で聞くに堪えない音になった
……………………とでも言うべきなんでしょうか
少なくとも先頭に音楽を取り入れる、なんてことはしたくないですね
【腕を後ろに組み敵意の無を示す】
- 95??の三級フィクサーティー25/05/30(金) 18:28:56
- 963級フィクサー イアン25/05/30(金) 18:48:10
23区は食が充実していて飽きないな
【ハンバーガー片手に通りを歩きながら店を巡る】
ほぉ...この店の肉団子はおいしそうだな、次はこれでも食べるか
いや、奥に見えるケバブも捨てがたいな - 97二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 19:41:23
このレスは削除されています
- 98「ビーネ」25/05/30(金) 20:41:58
「そういえば、サァシーさんは?最近、何してた?
...もしパトロールしてたなら、何も言わずにすっぽかして大変申し訳ない。」
(三点リーダーを皮切りに、果てしなく申し訳なさそうな声になりながら、最近の様子についてサァシーに聞く。) - 99リウ協会北部7級フィクサー25/05/30(金) 20:58:24
- 100??の三級フィクサーティー25/05/30(金) 21:06:44
- 101ツヴァイ協会4課『サァシー』25/05/30(金) 21:14:25
- 102「ビーネ」25/05/30(金) 22:22:37
- 1033級フィクサー イアン25/05/30(金) 23:28:49
もう少しましな方法で掛かってくるべきだったな
【23区の裏路地、その一角で武器も持たない男が屠殺業者の男を見下ろしている】
「くそ、隙を付けたと思ったのにッ」
...俺がこの路地を出るまでに何もしなければそのまま見逃す
【イアンはそういうと男に背を向け、路地の外へと歩いていく】
「.....何もするなだって?そんなことできるかよ!」
【一人が何かを動かす、すると道中隠されていた罠がイアンを襲い始める。
しかし彼はこれを全て避け、その足取りのまま目にも止まらぬ速さで男のもとまで駆け寄り、大きく振り上げた足を脳天目掛けて落とす】
......。
【頭を潰され動かなくなった死体をしばらく見つめた後、彼は路地を通り抜けていった
たたき料理でも食いに行こうかなんて考えながら】 - 104リウ協会北部7級フィクサー25/05/31(土) 01:28:58
- 105ツヴァイ協会4課『サァシー』25/05/31(土) 03:13:14
『…了解しました』
『奇妙な噂の発端は…5日ほど前だと思います』
〖しばしの沈黙の後冷静で、淡々とした喋りが耳をつつく〗
『…突然にして、ツヴァイ協会4課に酷く怯えたような男性がやって来たらしいんです。深夜近くでしたので、ほとんどのフィクサーはいなかったのですが…』
『一人の私の同僚がその人の体様に向かって…少し話を聞いてみたらしいんです』
『すると、急に色んな話をしはじめたんですよ。』
- 106ツヴァイ協会4課『サァシー』25/05/31(土) 03:19:58
『笛の音の流行り病を知っているか?あれはとても恐ろしいものだった…彼らは足が折れても、骨がむき出しになっても、マリヨネットの人形みたいに踊ってたんだ』
『寝れなくなったって絶対にクラブには行くな…そこには心臓が並べられてる、巨大なミキサーに、くくりつけられて…もう生きてないはずなのに、まるで生きているように鼓動を刻むんだ。奇妙な音楽になってな』
『酒があるんだ、この世に置いて全ての価値よりも尊い神のような酒が、今俺の中で作られて…』
『…最後に、路地に売店があったんだ 俺はそこで、少し買い物をして……目を買ったんだ』
『…ツヴァイの人、俺は助かるんだよな?今も、ずっと売店が見えるんだ 全てを見つめて、都市の噂がずっと、俺の中に染み付いてきてるんだ』
『これは妄想じゃない、神の酒について見えたとき、実際に行って、実際にあって……そして酒の種を…』
『……なぁツヴァイの人、俺は…助かるんだよな?俺らの盾になってくれるんだよな』
『……あっ…最後の…噂だ』
『…人の少ない路地には近づくな、そこには奇妙な物ばかりが並んでいる。どれも高価で、一点限りだが…確かに人生を変えるほどの、特別な力を持った道具が、売られているんだ』
『……だが、それの原材料は……』 - 107ツヴァイ協会4課『サァシー』25/05/31(土) 03:27:50
- 108『色褪せた男』25/05/31(土) 04:41:44
- 109??の三級フィクサーティー25/05/31(土) 06:43:46
- 110リウ協会北部7級フィクサー25/05/31(土) 07:02:04
- 111??の三級フィクサーティー25/05/31(土) 07:11:42
- 112リウ協会北部7級フィクサー25/05/31(土) 07:13:01
- 113??の三級フィクサーティー25/05/31(土) 07:17:49
- 114リウ協会北部7級フィクサー25/05/31(土) 07:20:36
- 115??の三級フィクサーティー25/05/31(土) 07:24:55
- 116『歪みきった空間』25/05/31(土) 07:36:28
- 1173級フィクサー イアン25/05/31(土) 07:36:34
- 118リウ協会北部7級フィクサー25/05/31(土) 07:44:09
- 119『色褪せた男』25/05/31(土) 07:45:45
『ホッホッ…厄介ごとなんかじゃないさ、少しの人生の問いをしようと思ってな…』
『そもそも…こんな老いぼれが君に向かって、鋭き牙を振り下ろせる訳がなかろう』
〖男はそう笑いながら、白内障を患ったその瞳でまじまじと貴方を見つめる〗
『……この歳になって…この地位になるとな、必然と話し相手がいなくなるのだよ』
『親も…兄弟も…友も…同僚も…私よりも先にいってしまったからね 必然と寂しくなるものさ』
〖老人はそういいながら、カプセルを投げると 一瞬にして屋台ができ、次元鞄から次々と食材を取り出す〗
『……君みたいな知らぬ老人の話にも乗ってくれる親切で、夢のありそうな子と時々話すのよ…』
『…ほれ、立ってるのもなんだし…椅子にでも座って話そうじゃないか』
〖そうして、小さな屋台と二つのイスが並べられ、老人は淡々と料理をしはじめた〗
- 120??の三級フィクサーティー25/05/31(土) 07:45:48
- 1213級フィクサー イアン25/05/31(土) 07:52:17
- 122リウ協会北部7級フィクサー25/05/31(土) 08:00:08
- 123??の三級フィクサーティー25/05/31(土) 08:13:46
- 124リウ協会北部7級フィクサー25/05/31(土) 08:20:29
- 125『開花E.G.O::叢雲』25/05/31(土) 17:24:18
- 126「ビーネ」25/05/31(土) 18:48:47
- 127『色褪せた男』25/05/31(土) 19:22:19
『……さて、まず…君』
『君は過去に後悔はないかい?少しの後悔でも…今の後悔でも良い。』
『料理を作っている最中に、少し思い返して欲しいんだ』
〖老人は手慣れた手つきで鳥の串刺しを焼き始める、表面に茶色の焼け跡がついたとき、ヘラを使いタレを、そして塩をかけていく〗
『…私はこう見えても、過去に未練の多い男でね』
『都市の抱える苦痛に、身と精神を削られながら…その連鎖に加担するような日々を送っていたんだ』
『裏切られ、裏切り、殺し、殺されかける…』
『私の手が赤く汚れた分、私の大切な物が赤く染まっていく……私が血で濡れた手形をつけて回ったせいでね』
〖老人は半生を語る それは都市ではありふれて止まない辺鄙な物語であろうが、暇潰しにはちょうど良い 酒のつまみになるだろう〗
『…はいよ、鳥の串刺しだ タレと塩はここの特別な物を使ってる…』
『酒は三日月人魚の漬け酒だ、I社原産の一品でね…私の一番好きなお酒だよ』
〖おちょごに注がれた酒が置かれる、水面には反射の問題だろうか 外灯の丸い光が欠けて三日月のように写ってい る〗
- 128ツヴァイ協会4課『サァシー』25/05/31(土) 23:13:08
- 129『歪んだコンサートホール』25/05/31(土) 23:27:18
『………』
〖空間は静かなバイオリンの音とピアノのデュエットが遠く遠く響く〗
『……出口を探しているのだけど…それが全然見当たらないのよ』
『今さっきまでは…ここにあったはずなのに…本格的に空間の迷宮化が始まってる…』
〖ルトネも焦っているのだろうか、その言葉は重く少し震えたような声をしている〗
『……最悪の場合…一番会いたくないやつに会うことになるかも』
『もし…そんなことになれば………!生きて帰れる保証なんてどこにもないって伝えておくわ…』
〖じっとりとした緊張感、それのみが貴方たちをつつき回す…〗
〖周囲からは、誰かから覗かれているような視線を幻影か、それとも現実か……わからないほどに、気が滅入って行く〗
『…!!ごめんなさい…!!今データベースと監視カメラをみてたんだけど…!!!』
『………来てるわ 異常事態に気づいて……こんなに早く!!』
『…そんなここはいりくんでて…とても距離があるはずなのに……それを数時間で……』
『備えて、今はとりあえッ┈┈┈┈』
〖通信機が突然ノイズを発し始め、プツリと電源が消える〗
『……カチャッ』
〖どこからか、銃を構えたような音が微かに聞こえた〗
- 130??の三級フィクサーティー25/05/31(土) 23:30:30
- 131「ビーネ」25/05/31(土) 23:39:55
「ああ。ツヴァイの近くで、覚えた。じゃあまた__」
(別れの言葉として意味を込め、『また』と言った。それなのに、発声機能がまだ何か言い足り無さそうに、続く言葉を紡ごうとして、しかし、何も出なかった。)
(通話が切れる。)
(電話特有のノイズが途絶えた途端、ビーネは携帯を持ったまま、部屋の壁に滑らかな背中の装甲を擦り付けながらその場に体育座りで座り込む。)
「...」
(しばらくして立ち上がり、寝室を出る。)
(何も考えていなかった訳ではなく。ただ、怖がっていた。これから遭遇するであろう未知、それは、初めて依頼を遂行する時のような感覚。)
(何が来るのか、わからない。)
(人をおそらく内側から破裂させて、酒に変えるような技術をビーネは知らない。だから対処法も想像付かない。)
(自分が受けるなら、構わない。)
(ただ、もしも。もしも、サァシーが受けたら?)
(身近な人間をまた失うのだろうか。)
(仲間の脳漿が足にへばり付いていたあの感覚をもう一度、味わうのだろうか。)
(怖い。)
(...怖い。)
(恐怖に苛まれたビーネの足取りは、一歩一歩ごとに加速度的に不安定になっていく。)
(よろよろと身体がふらついて、壁にぶつかりそうになる度、反射的に壁に手をついて己を支えるのを繰り返す。)
(安心を求めてリビングに向かう。そこにピピは、いるだろうか。)
- 1323級フィクサー イアン25/05/31(土) 23:42:45
後悔か...あるとすれば、あの時に俺がユダを殺していれば皆死なずに済んだんじゃないかなど考えることがあるな
最も、あの時の時点では奴が代表の死に関わっていたことも、俺たちを死地に追いやろうとしていることも知らなかった
後悔というのはそこに至るまでの過程があって初めて抱ける感情故、このような考えを抱くのは無駄なことだとわかっているのだが...時折そう考えてしまうことがあるな。
【老人の問いに対し、己の過去について応え始める】
都市は苦痛を積み重ねるものだからな、良くある話だ
串焼きか、それにこれは...いい酒じゃないか、これで鏡面に映るのが外灯などではなく月なら言うことは無いのだがな
【そういって差し出された猪口を手に取り、注がれた酒を口へ流し込む】
- 133『色褪せた男』25/06/01(日) 00:14:43
『ハッハッハッ……確かにな、満月を水面に浮かべ…異なる三日月を眺めたいものよな…』
『けれどまた、この酒は月夜がみれなくとも、その光景を彷彿とさせてくれる……故に名酒なのだよ I社はあまり自由な時暇がないと聞くしな』
〖時を間違えたか、空は黒く濁り暗雲が包まれている 月は無く、光源を偽りの月夜としては写し鮮やかな夜が広がる〗
『…皆死んだか その『ユダ』とやらは…目先の欲望を求めるがあまり欲の亡者と化し、人を切り捨てん悪童に下ったか、それとも都市の苦痛故に人道を反し怪物へとなりえたか…』
『……私にはわからないが、またそれも良くある話であるな』
〖老人は貴方の話を真剣に聞きながら、酒を次ぐ〗
『……至るまでの過程と、都市の積み重ね……この苦痛と後悔の行く末が、この都市ではあらんかと私は思っている』
『誰しも最初芽吹いた種は、まっすぐ育ち体を伸ばすものだが……支えがなければ、ある日突然ねじり醜くなってしまうものだからな』
〖手際良く、肉と野菜、刻み、それを薬味と共に混ぜ合わせると〗
『……もし、それをやり直せるとしたら、お前はどうする』
〖均等に赤と緑の混ざった種を作り出し、それを皮で包み込み始めた。〗
『全てをやり直し、原点の開始からその原因を切り落とせるとするならば…』
〖餃子は並べられ、業火の元にじっくりと焼き上がっていく…香ばしい香りが鼻をつく〗
『…完成、H社の特別な薬草と肉を種とし、S社の特産生地で包んだ餃子だ 自分の好きなものだよ』
〖話は遮られ、そこそこの量の餃子が並べられた〗
- 134"茸剣のフィクサー25/06/01(日) 00:25:31
『………やっとだ
やっと苦しめることができる
やっと俺から大切な物を奪ったやつを……!』
【バイザーの下で流れを感じ取り、とうとう狂気の笑みを浮かべる】 - 1353級フィクサー イアン25/06/01(日) 00:35:35
美しいものはとことん美しいくあってほしいものだからな、この酒の真の輝きを目にしたいという小さな欲望さ
ユダが何をもって代表を害し、我らを死に追いやったのかは俺にはわからない、奴は俺らの中で最も敬虔な子だった、それがなぜああなったのか...
【串焼きを食みながらかつてを振り返るも、その心を理解することもできない彼では言葉は無意味に流れてゆくだけだった】
苦痛と後悔の末が都市か、実際そうだろうな
苦痛が都市を覆い、後悔によって心が死に逝く...この繰り返しが日常だ
種はどうあれ成長するものだが、それが芯のある大木と成るか、生き汚い雑草と成り果てるかは誰にわかるものでもないからな
【食べ終えた串をさらに置き、次がれた酒に口を付ける】
どうもしないな
例え幾つもの後悔、その全てを正せるとしても、それはそこに至るまでの全てをこの世から消し去る無情な行為だ
一時の感情の為だけに何かを変えてしまえば、その分余計な苦痛を招く...だから苦痛とは逃れようとするものでも拭い去ろうとするものでもなく、愛するべきものなんだ
餃子か、香ばしい薫りがしていると思ったがH社の薬味を使っていたのか
【差し出された餃子を箸で掴み上げ、ひとつずつ口へ運ぶ】
- 136ピピ -23区出身-25/06/01(日) 00:45:23
- 137『色褪せた男』25/06/01(日) 02:28:33
『人の心中を図るのは、容易ではないからな…自分すらも、騙し騙しに生き理解し得ないものであろうに…何故他人の心を計り知れようか』
〖老人は酷く白く濁った瞳で、貴方をしかりと見つめ直す〗
『そして選択はそれなのだな』
『………君の選択は、尊重しよう…だがな』
『何度背負い込んだ過去はお前の裾を引くのだろうか、その度に酷く横転し、古傷が痛むと言うのに……』
〖…今さっきの疑問は何かの誘い立ったのだろう…老人は貴方を見つめながら、その白くぼやけた目を閉じ〗
『過去を背負って未来へと進む物ほど、苦痛な物はなかったよ』
〖老人はそういいながら、懐から出そうとした名刺をしまい直し〗
『ここでお開きとさせてもらうことにしよう…私も最近は忙しいのでな』
〖食べ終わったタイミングを見かはらって、ゆっくりと立ち上がり屋台を畳んでいく〗
『お代も代償も要らん、そこは安心せい……それじゃ』
〖それらはまるで夢立ったかのように、綺麗さっぱり収納され老人が帰路へつこうとした瞬間〗
『…そうだ、月夜に輝く酒は、本当に美しいよ……だが大半の人間がそれを知らんのさ、彼らは酒の味のみを求めのみ尽くすのみだから。』
『月夜に輝く酒をみたいならば、持っていくといい 満月の日が一番お前の欲望を満たすだろうからな』
〖ゆっくりと老人は貴方へ振り返り、その酒丸々一本を貴方へ投げ渡し〗
『気が変わったなら、また共に飲もう……「友」としてな』
『それじゃ、せいぜい月には気よつけろ』
〖老人はそれだけを言い残しながら、夜の町へ消えていった〗
- 138『色褪せた男』25/06/01(日) 02:33:03
- 1393級フィクサー イアン25/06/01(日) 02:55:52
- 140リウ協会北部7級フィクサー25/06/01(日) 07:50:10
- 141「ビーネ」25/06/01(日) 10:13:26
(あなたの声が聞こえて、ビーネは今、自分がどこに行こうとしていたのかを自覚する。)
(足に脳漿のこびり着くあの感覚はまだ消えない。でも貴女がいるというこの状況に、ただ少し安心して、画面の震えと声のノイズが少しおさまった。)
「...明ss_た、仕事の関係で噂の調査をするんddけど、被害者の死亡原因が意味不明で、何をされたらそうなるのか、わからなくて...どう備eeたらい_のか、わからな_て、また、_達を失うんじゃないかって、怖くて、仕方なくて...」
(縋り付くように、握ってくれたあなたの手を握り返す。精神が不安定でありながら、それでも、握り潰さぬよう力を抑えて。)
(抱き締めたそうだった右手を引っ込める。貴女に荷重を与えたくなかった、から。)
「うっすら消えか_てた仲間から出た返り血がへばり付いてた感覚が今になって戻ってきたんだ...昔の恥ずかしい過去が何気n__人の声で唐突にフラッシュバックするみたいに、一緒にやろ_って嬉しそに言われた時から_わじ_と内側から滲み出てするんだ...」
(捲し立てるように恐怖を言語化する中、危うく握ってくれていたあなたの手を、感情的になるあまり握り潰しそうになって、握るモーションに入る前に手首から先の出力を0%に。
だらりと垂れた四つの指が、親に差し出された人差し指を掴む赤子のようにあなたの手に弱く被さった。)
- 142『開花E.G.O::叢雲』25/06/01(日) 10:41:58
- 143ピピ -23区出身-25/06/01(日) 12:14:02
【五指の一本一本に自らの指を添わせるように、力なく被さってきたそれを受け止める】
【走るノイズが嗚咽のように感ぜられるのは気のせいではないだろう。ノイズが本来溢れる涙の代わりを果たしているのだ】
「それは……怖いわね。話してくれて、ありがとう」
【縋りたいだろうに、こちらを気遣って固まる機体へ体を寄せる。背後に隠されていた右手をとって、自分の腰元へ誘導した】
「いいのよ、求めても、縋っても。私は気にしないから」
【悪夢に怯える子どもにぬいぐるみを与えるように自らを与える】
【大丈夫。彼はいい子だ。精神の極限にあっても人を思いやれる、稀有な存在】
【それに、いざという時は刺青の力を使って訴えればいい】
「ここに生きている私を感じて。死が怖いなら、生を実感すればいいの」
【空いている方の手をビーネの背中に置き、よしよしと撫でる。遠慮をほぐすように】
【根本から癒すような特効薬にはなれないが、この行為が彼のトラウマを緩和する術になればいいと思う】
- 144「ビーネ」25/06/01(日) 15:04:09
(一関節、一関節を慎重に、出来の悪いマリオネットのようなぎこちない動きで、引き寄せられた右手は貴女を抱き留めようとして、止まる。)
「...こんn_n_親切に受け_おめてくれたのは、初めて、だ...」
(いいよと言われて、それでも...求めすぎるのが、どこか怖く感じる。貴女の手に促されても、まだ、抱き止めるための右手は、止まったまま。
何度も腰に寄せようとして、それでも結局離れる。一cm進んで二cm下がるのを、長い間隔で繰り返す。)
(_試しに貴女の肌を、どこか怖気の混じった手つきで、指でそっと触れてみた。服越しであっても、人間特有の暖かさを感じる。)
(離れていいんだって貴女に教える意味も込めて。伝わっているかは、知らないが。)
「...」
「死が怖いなら、生を実感しろ、か...義体には辛いことを言う。親しい誰かがいなきゃ、実感できないじゃないか。脈拍さえ捨ててしまったんだから。」
(気づけば、わずかな調子の変化しか起こさないほどにノイズが減少していた。)
「...」
(促すように、許可するように、滑らかな背中を撫でる貴女の手つきを感じて。)
(ようやく貴女の腰を、弱く、弱く、いつでも押し除けれるくらいの弱さで抱き留めて、そして、鎖骨あたりにそっと頭を擦り寄せる。)
(運命の王子様に、一緒にいてと物言わずねだるプリンセスのよう。ビーネ本人の心情に関わらず、絵面はまさにそんな、童話の感動的な場面のような感じだった。)
「...ピピさん...」
(静かに名前を呼ぶ。無意識に、庇護欲を煽るように。)
- 145ピピ -23区出身-25/06/01(日) 15:35:50
- 146『???』25/06/01(日) 16:11:17
- 147刀好きの6級フィクサー25/06/01(日) 16:46:33
- 148リウ協会北部7級フィクサー25/06/01(日) 16:58:04
- 149「ビーネ」25/06/01(日) 17:08:02
「...」
(あなたの慈愛に満ちた声に、少しずつ、緊張していた身体がほぐれて。ついつい体重を乗せて貴女にもたれかかってしまう。)
「...一緒に、寝てくれるんだったっけか。」
「いいかな、一緒に、寝てもらっても。」
(恥ずかしげな態度も少し含んで要求する。貴女という背もたれを得て、精神に余裕が少し生まれたのだろうか。)
「...別にハグが嫌って訳ではない、ただ...
支えてるとさ、疲れるだろ。俺、義体だから重いだろうし...」
「それで__」
「__いや。なんでもない。」
(要求の一部を伏せる。)
(物言わず応えてくれという訳ではない。ただ叶えてもらえないことを一つ二つくらい鮮明に持っておかないと、自分が、この魅力的な人に依存してしまいそうだと思ったからだ。)
- 150『バトゥ.ハイエ』25/06/01(日) 17:37:18
- 151"料理人フィクサー25/06/01(日) 17:44:21
- 152リウ協会北部7級フィクサー25/06/01(日) 17:49:14
- 153刀好きの6級フィクサー25/06/01(日) 17:58:24
- 154??の三級フィクサーティー25/06/01(日) 18:38:13
- 155ピピ -23区出身-25/06/01(日) 19:16:33
「そう。……じゃあ、行きましょうか」
【ゆっくりと身体を離し、ぶらさがった手を取って寝室に向かう】
【先ずはビーネから先にベッドに着くよう頼む。そして、クローゼットを開いた】
「気になるなら、あっちの方を向いてて」
【流石に着替えもせずに眠るのはね】
【なんて独り言半分に呟きながら、しゅるりと衣擦れの音を響かせる】
【新しいものに取り替えて、脱いだ服や下着はカゴの中へ】
【次に自動洗顔器で古くなった化粧を落として、いいわよ。と声をかけた】
【見やれば、そこにはネグリジェをまとったピピがいる】
【ネグリジェは近頃の暑さを考慮してか薄手の生地を何枚か重ねた使用で、わずかに透けている】
【丈は長く、生地を重ねているのも合間ってボディラインがわかりにくい】
【なお、その豊満な胸を除く】
「今のままだと狭いわね……悪いけど、少し寄ってくれる?」
【普段、客を相手する時に使うランジェリーの類ではない、完全なプライベート用の寝巻き
【だから、さして刺激することもないだろうという考えのもと、何の思惑も用心もなく近づいた】
- 156「ビーネ」25/06/01(日) 21:19:42
「...」
(言われた通りベッドに寝そべって、ビーネはクローゼットと反対方向を向く。何をするのだろうか、とぼやーっと考えて、振り向いて見てみようかなと思い立ったその瞬間。布と、肌の擦れる音。擦れて、床にボタンなんかが打ち付けられて楽譜の一行分くらいの音楽が奏でられて、何をしているのかを一瞬で理解する。モーターから発電される己の電気よりも、早く。)
(慈母のように抱かれて安らぎを得て、できた心の余裕のせいで、それに性的な興味を抱いてしまう。)
(一瞬だけ、振り向いて着替えの様子を見ようと振り向こうと動くその首を無理矢理ベッドに押し付けて、壁の方向を向かせる。)
(恋愛関係でもない女性の裸を見ていい訳がない。理性が機能するうちに、ビーネは自らのカメラをオフにした。)
(布の擦れる音が途絶えて、足音が聞こえる頃に。着替えが終わったと見て、ビーネはカメラをオンにしてそちらを向く。)
「...」
(貴女の寝巻き姿を見て数秒フリーズ。解けたその瞬間、ディスプレイの蒼い瞳が暗くなって、カメラがオフになったのがわかる。)
(カメラがオフになったその後に、急いで、壁に頭をぶつける勢いでベッドの端へと全力で這いずる。)
(凹凸の少ない滑らかな曲面装甲が、身体の動きをアシストしてくれた。)
「...あ、空けttあぞ。」
(なんて格好してるんだ!と、ビーネは心中で貴女を責め立てる。それでも、シャットダウンで逃げるような真似はしない。貴女が話しかけてくる時に、応答できるようにするために。)
- 157ツヴァイ協会4課『サァシー』25/06/01(日) 22:07:33
- 158ピピ -23区出身-25/06/01(日) 22:10:25
【あら】
【内心でぽかんと開いた口に手を当てる】
【思ったより刺激が強かったらしい】
【でも今はこれが一番控えめだから、我慢してもらおう】
「ありがとう。電気、消すわね」
【気にしないふりをして、消灯】
【光と一緒に音も消えたような空間でベッドに身を置けば、ギシリと何かが撓むような怪音が響いた】
【次いで、シーツと寝巻きが擦れる音、もぞもぞと身じろぎする音】
【昼間と違って妙に存在感を発揮するそれらが止んだ後は、静寂という帳が二人を覆った】
「……こっち向かないの?」
【カメラはオフにしているのだから、何も心配することはないだろうにと思って尋ねる】
【それに、人肌が恋しいから寝てほしいなどと申し出たのだろうし。今の壁に身を寄せている状態は良くない気がする】
- 159刀好きの6級フィクサー25/06/01(日) 22:30:43
- 160「ビーネ」25/06/01(日) 22:50:45
「...カメラをオフにしたまま寝返りしたら、その...
変なとこに、触るかもしれないじゃないか。あと金属だからぶつけたら痛いだろ。オンにしたらオンにしたで眩しくて貴女が眠れなくなるだろうし...」
(言い訳がましくぺちゃくちゃと述べる。しかし、貴女が思うようにビーネもまた、人肌を恋しく思っているのも事実で。
人にしてもらいたいならまず人に何かをしろ、と、頭の中で自身にそう言い聞かせて行動を促す。
何回か、身体の向きを変えたそうに身じろぎする。しかし寝返りには至らない。)
「...」
(カメラをオフにする寸前、脳裏に焼きついたあの豊満な肉体。)
(触れたいと思う。けれど、動けない。動いた瞬間、一線の遥かその先まで吹っ飛んでいってしまいそうで。)
(ようやく紡いだ言葉、これは一つの、お願いである。)
「...その...俺が変なことをしそうになったら、躊躇なく投げ飛ばしてくれ。抵抗しないから。」
(中身は男で、手の届く所に女がいる。性欲が理性を蝕む。そんな状況においての己への不信が滲み出たものだった。)
(どんな形であれ了承を示したなら、ビーネは恐る恐るといった様子でへそを貴女に向けるだろう。)
- 161ピピ -23区出身-25/06/01(日) 23:35:11
「わかったわ。あなたの正面、見せて?」
【少し惚けたような声かけのあと、ビーネがこちらを向く。相変わらずカメラはオフのままで、自分の視界には暗闇しか映らない】
【よっぽど自分の理性に自信が無いのか、その手は何かを堪えるように固く握りしめられ、シーツに押しつけられていた】
「……手、握るわね」
【それを覆うように手のひらを重ねる】
【血のぬるさとも違う温度が夢の中でも伝われば、悪夢を払う一助になるかと思って】
【……本当は、そもそも悪夢を見ないように心音でも聞かせようかと考えていたのだが】
【そうするには彼の頭を自分の胸元に抱え込む必要があって、今するにはリスクが大きい】
【なので、代案だ】
【あとは、彼が眠りに落ちるまで見守るだけ】
- 162『バトゥ.ハイエ』25/06/01(日) 23:48:41
- 163??の三級フィクサーティー25/06/01(日) 23:51:09
- 164『歪んだ空間』25/06/02(月) 00:04:24
- 165??の三級フィクサーティー25/06/02(月) 00:09:34
- 166「ビーネ」25/06/02(月) 00:17:37
「...」
(手を握られた感覚にぴくっと肩を振るわせる。
身体が強張ることはなく、すっと、リラックスしている人間のように、自然にシーツに体を沈ませる。)
「...ありがとう。」
(感謝を伝える無機質な声にあまり変化はない。義体は眠気など知らないから、寝る直前だろうが平然としたものである。)
(次第にシーツを握る手の力が緩んでいく。シャットダウンの準備を、しているのだろうか。)
(まだ稼働していたモーターの駆動音がなくなっていく。)
(その体勢を表現するための彫刻のように、身じろぎ一つなくなった。おそらくシャットダウンしたのだろう。少なくとも、貴女の目にはきっとそう映るはずだ。)
「...」
(しかし、実際シャットダウンはしていない。ほぼ、しているも同然だが。)
(貴女を失いたくはないから、聴覚システムだけはずっと付けている。何か不審な物音がした時、すぐに貴女を守れるように。)
(こっそりと、心中でどこかへ祈りを捧げた。貴女と、明日からの捜査仲間の無事を願って。)
- 167『開花E.G.O::叢雲』25/06/02(月) 15:59:50
- 168リウ協会北部7級フィクサー25/06/02(月) 18:01:38
- 169ピピ -23区出身-25/06/02(月) 18:48:12
- 170"料理人フィクサー25/06/02(月) 18:51:03
- 171「ビーネ」25/06/02(月) 19:54:23
(微細な、鼓動と違う、あなたの瞬きによって生じた電気信号を、今も握られている手から感じて、貴女が起きたことに気付いて、まるで今起動したような素振りを見せる。)
(ディスプレイに、暗い文字でいくつものプログラム言語が映し出されて、そして瞬く間に上へ押し流されていく。)
「起動完了。システムグリーン。」
(本人の意思が介在しないことを証明する無機質な音調のセリフ。それになるべく似せて、発音する。)
(貴女が驚かないように、ぼやぁ...と。滑らかに、ゆっくりとカメラを起動。蒼い、淡いモノアイが、ディスプレイで段々明るくなっていく。)
「おはよう。ピピさん。」
(握られた手を軽く、手首から先でスイングするようにゆっくりと動かす。今初めて完全に起動したと説明するように、さも、無意識な動作チェックのように。)
「あなたより遅く起きてしまったか。...寝顔、少し見てみたかったな。まあ仮に見れる状況だとして、カメラを明るくして貴女の睡眠を妨害してまでも見たいとは思わないけど。」
(瞳を天井に向けて逸らしながらぺちゃくちゃと話し出す。貴女の寝起きのぽやんとした顔が可愛らしくて、軽めのオーバーヒートを起こしそうになった。)
「...あ。悪夢は、見なかったよ。きっと一緒に寝てくれたから...だと、思う。ありがとう、ピピさん。」
(寝ていた理由を思い出して、純粋に感謝を伝える。
機械が夢を語るのも変だな、なんて心の中で自嘲しながら。)
- 172『歪んだ空間』25/06/02(月) 20:55:27
- 173リウ協会北部7級フィクサー25/06/02(月) 20:57:05
- 1748級フィクサー「ルヴナン」25/06/02(月) 21:02:33
……
(武器の点検をしている) - 175ピピ -23区出身-25/06/02(月) 21:04:13
- 176??の三級フィクサーティー25/06/02(月) 21:07:21
一応私は他にも色々持ってますから
- 177『歪んだ空間』25/06/02(月) 21:39:19
- 178「ビーネ」25/06/02(月) 21:57:01
(ディスプレイから離される手。離さないで、とでも言いたげに、数センチくらいの距離までは、ゆったりとしたその手を画面に触れさせようと顔を近づけて、それ以上離れた瞬間、平然としながら、どこか寂しそうに顔の位置を戻す。)
(あくまでも求めるのは慰安だけ。それ以上、望んじゃダメだって、自身を心の中で説得し、説き伏せた。)
(時計を見る為に上体を起こしながら、ビーネは返答する。)
「仕事関係でズーシェンさんに用事ができたんだ。付き合わせるのも悪いし、一人で帰るよ。」
(...あなたの顔だけを見ようと意識していたものの、ただ一瞬、一瞬だけ、モノアイがシーツ越しの胸元に向いて、コンマ一秒足らずで顔に向き直る。)
- 179『歪んだ空間』25/06/02(月) 23:02:18
『…さて、探索はここまでにして………って?ん?』
『………ザッ』
〖空間が歪み始め、ある景色を写し始めた〗
「__人の幸せの絶頂は、一体いつなのでしょうか」
「___僕は、あの温かく、そして幸せに満ちていた人生へ」
「____届かぬ手を、伸ばすばかりでした」
〖砂嵐が鳴り響く、空間はいつの間にか…大きく変容していた〗 - 1803級フィクサー イアン25/06/02(月) 23:15:54
- 1818級フィクサー「ルヴナン」25/06/02(月) 23:45:11
………まぁこんなものか。
(武器を整備し終えたようだ) - 182『バトゥ.ハイエ』25/06/02(月) 23:46:36
- 183??の三級フィクサーティー25/06/02(月) 23:47:49
- 1843級フィクサー イアン25/06/03(火) 00:03:18
- 185『バトゥ.ハイエ』25/06/03(火) 01:12:49
- 1863級フィクサー イアン25/06/03(火) 01:35:46
- 187『バトゥ.ハイエ』25/06/03(火) 18:33:56
- 1883級フィクサー イアン25/06/03(火) 19:45:09
- 189『バトゥ.ハイエ』25/06/03(火) 20:04:36
- 190『バトゥ.ハイエ』25/06/03(火) 20:12:34
(転換❌鈍感🙆)
- 191『バトゥ.ハイエ』25/06/03(火) 20:17:20
『…んで隣のこのふぃくさーはカール、目的はしらん』
- 192ハナ協会3課「ナーゲル」25/06/03(火) 20:21:40
ふぁあ〜…………カニうめ。
(外郭で「試練」を使った釣りをしていたようだ…) - 193『バトゥ.ハイエ』25/06/03(火) 20:35:46
- 194ピピ -23区出身-25/06/03(火) 22:35:16
「わかったわ。少し待ってくれる?お別れの時は、一等綺麗な姿でいたいの」
【すっぴんという無防備な素の状態でも、自分は美しい自覚も自負もある】
【けれども、それに驕って相手の記憶により残るチャンスを逃すのは駄目だ】
【本業も副業も、印象と、ソレに付随する知名度が物を言うのだから、ここを怠ってはいけない。寿命を無為に縮めるのと同じことだ】
【お願いね。と申し訳なさそうに、強請るように眉を下げ、シャワーへと急ぐ】
【汗を流し、化粧をして、事前に置いてあった服へと着替える】
「お待たせ。……わがままを言って、ごめんなさいね」
【あどけない少女時代の名残を取り去り、目が覚めるほど華やかな女へ】
【昨日出会った女性が、思い出の中よりも鮮烈な美しさを纏ってそこにいた】
- 1953級フィクサー イアン25/06/03(火) 22:49:57
- 1968級フィクサー「ルヴナン」25/06/03(火) 23:18:17
それでここで延々と足踏みでもするか?
(武器を仕込み終えて暇そうだ…) - 197『……』25/06/03(火) 23:32:12
それは問題ないですよ』
『…まさか、ここまでここをかき回すなんてね』
『この地獄、あの日をひどく思い出させる……』
『感情をかき回すような、あのピアノの音が、いまだにここに…』
『しみついていますから』 - 198符合の波25/06/03(火) 23:42:39
- 199茸剣のフィクサー25/06/03(火) 23:47:07
- 2008級フィクサー「ルヴナン」25/06/03(火) 23:49:45