ここだけ呪術関係者の掲示板 死滅回游スレ53

  • 1アリスっ子25/05/24(土) 22:12:16

    【一読推奨】

    ・復帰や新規、匿名での参加等、気軽にどうぞ

    ・キャラも匿名も強さや節度等は注意して守りましょう

    ・何事も、確定ロールは控えてください。


    【只今の時系列】

    ・米軍突入後

    【追加されたルール】

    ・泳者は他泳者の情報

     ──“名前” “得点” “ルール追加回数” “滞留結界(コロニー)”──を参照できる。

    ・泳者は他泳者に任意の得点を譲渡することができる。

    ・泳者は身代わりとして新規泳者を結界外から招き、100点を消費することで死滅回游から離脱できる

    ・泳者は結界を自由に出入りすることができる。


    次スレは>>190の方がお願いします

    無理な場合は避難所へ伝えてください。

  • 2アリスっ子25/05/24(土) 22:13:11
  • 3アリスっ子25/05/24(土) 22:13:52
  • 4アリスっ子25/05/24(土) 22:14:21
  • 5伝書桜25/05/24(土) 22:22:08

    前199

    そうね………合計の点数が100に達していないし………それに、抜けるには誰かを身代わりに連れて来ないといけない。

    私は多分、それが出来ない。

  • 6ひつじ25/05/24(土) 22:22:21

    《前スレ184、190へ》
    【冬の午後、ノースリーブの格好は冷えに堪える。微かな風が産毛を撫で、温かみを求めて体躯を抱いた。そんな中聞こえた、二つの総則にアリエスは目を見開かせた。】

    ……外に出れる?この場所から、動けるの…?
    【突然追加された離脱と出入り自由の総則。今いる場所に留まらずとも、何処へでも足を運ぶことができる。その分の脅威は確立されていたとて、膠着し不自由を強いられていた身からすれば、万々歳だった。】

    ……アリスさん、アリスさん!今の、聞いたかしら!?
    【きっと彼も耳にしているだろう。朗報と悲報の双方を混ぜた、遊戯の新たなルールを。】

  • 7りょう25/05/24(土) 22:24:28

    >>5

    身代わり……僕は無理なの?

    あ、てんすうなかったね…

  • 8アリスっ子25/05/24(土) 22:25:28

    >>6

    聞いてた!!

    俺ら、外に出られるんだってよ!!


    やったな!!


    【満面の笑みで喜んでいる】

  • 9伝書桜25/05/24(土) 22:26:23

    >>7

    多分………ダメだと思う。

    あくまでも、「外から」って決まりだし、元から中にいる人はダメな気がする

  • 10空鼠25/05/24(土) 22:26:33

    身代わり・・・ふむ、奴を念の為に外に置いておいたのが役に立つか・・・?【例の騒がしいナルシストを思い浮かべながら腕を組む、とはいえあの少年の意思次第だが・・・】

  • 11気まぐれ放浪術師25/05/24(土) 22:26:46

    この総則、結界から外に出られるか。
    もう一個の離脱総則は殆ど使いようがないけど

    …明智いるー?とりあえず結界からは出られるみたいだよ

  • 12二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 22:27:26

    このレスは削除されています

  • 13やどりぎ25/05/24(土) 22:31:18

    【ふよふよと浮かぶ謎の生き物から伝えられた、総則追加の言葉は、少女にとっては吉報とされるものであった。機能を果たさない破壊痕の残るスマートフォンを固く握り、再三再四文章を反芻させ、徐々に脳味噌へと染み込ませる。】

    ……かえれる?
    【否、完全に帰ることはできない。離脱の条件が開示されても、所謂“点数”とやらに“身代わり”なんてものは、掌にも頭にも存在しない。あくまで外へ出れるだけ。それでも、嬉しかった。あの柱の壁の向こう側を歩くことができる。一時的だとしても、戻れる。】

    ………いかなきゃ、うごかなきゃ、そとに、
    【学生鞄も玩具も置いて、衝動のまま足を動かす。浮腫んだ足がローファーの内部でぎゅうぎゅう詰めにされて、つま先も踵も痛かった。切創だらけの両手がちりちりと痛み軋む。しかしそれは、足を止める理由には足らなかった。】

  • 14ひつじ25/05/24(土) 22:33:00

    >>8

    えぇ、えぇ……!良かったわ…!

    【停滞の現状を打破できる。それが嬉しかった。希望でも絶望でも、明日から見える光が手に届く範囲に存在することに、喜色を隠さなかった。して、尋ねる。】


    ……アリスさんは、どうするの?

    外へ出て……向かう場所はあるの?

  • 15凡骨騎士25/05/24(土) 22:34:13

    総則の追加か!
    ふむ…つまり…うーん……?
    なるほど、結界に閉じ込められる現状が消えたという訳だな
    これはなかなか嬉しい総則だし戦う力を持たない者にとっては救済のようなものだが……懸念すべき点もあるな
    【冷静な頭と熱き心で、追加されたルールに対し考察と今後の行動方針を練ってみる。やるべきことは変わらない。理想の騎士を目指す者として──己の使命を果たしてゆくだけだ。】

    ともすれば結界の縁を中心に出入りする場で混乱が起きない様、騎士として私が守護すべきだな
    殿を務めるというべきなのか…?いや、門番か?
    【そう悩みつつも、回游で出会った自分のファンもとい友人が近くにいるのであれば交流へと】

  • 16アイさん25/05/24(土) 22:34:26

    「おぉ新しいルールか、ほーん…」
    ですね?
    【会計をしに持ってきた商品を置いて】
    「あーこれだとな……」
    何円ぐらいですか?
    「ん? あ、金はいらんよ その代わり点か他のもの寄越しな」
    点数を!? いやいやさすがに払えませんよ…
    「じゃあ何かいいもの持ってるか?」
    あ…じゃあこれとか…
    【軽い音を立てながら置かれる剣をみて】
    「レプリカか、かなり良いものだな? まぁ良いか 見た感じ点も無いようだし」
    あ、ありがとうございます!


    よ…良かった……
    【とまた一人で放浪を】

  • 17風霊の舞姫25/05/24(土) 22:34:35

    ……ああ、なるほど。
    これは…流石にいけませんね。舞台に上げるには、私ではあまりに役不足でしょうか

    【東京第一結界。コガネからもたらされた一報にはそこまでのものは惹かれずに、その直後感じた異質な何か。
    自らよりも強者であれ舞うことが出来たのならそこで果てても構わない。
    だが、その人物は違う。恐らく舞にすらならないだろうということはよく分かった】

    ふふ…いやはやいつぶりでしょうか。自分の力不足を実感するのは

  • 18幼い頃の巫女/蜷局のヒト25/05/24(土) 22:35:12

    《前スレ194の続き》
    【打ち所が悪けりゃ死ぬ高さでも、呪力強化を容易く行える術師は降りた直後そのまま走れるくらいに簡単である。舌を噛まないようにと、口を閉じさせ、静かになった子どもは顔を青ざめて泣いていた。呪霊で死ぬより良いだろうとは思う】
    【二人を追ってきた呪霊も窓から飛び出してきた。子どもを背に守り、男性が杖で地面を叩くと同時に巨大な蛇が襲いかかりトカゲの眼球、手足を引きちぎって貪り食う。よく見れば何匹の重なった白蛇が一つの蛇に見えていただけで、子どもはうねうねと体の一部が揺れ動く蛇に気持ち悪いと男性の背中で隠した】

    「また移動だな」
    「安全な場所なんてないんじゃないの」
    「ははは。うん、そうだね」
    「否定しろや……。ん?」
    【咀嚼音に重なってコガネの報告が行われる。(前スレ184)いわば、結界外へ行けると。二つのルール追加を男性は吟味し、子どもにも伝えた。これで聞いていた「迷子」を探すのも色んなところに行けて、見つかるかも!と元気になる】
    「家族に会いたくないのか」
    「そうだけど…なんか、見つけたいし。一人にさせるのはダメなきがする…から?」
    「…そうか。(桜島は遠いが、第二結界ならば……この子を高専に預けてから向かうほうがいいな)」

  • 19変牛25/05/24(土) 22:35:40

    司郎さーん・・・どこですかぁ・・・【とてとてとしょぼくれた顔で歩いている】

  • 20「も」な人25/05/24(土) 22:36:38

    新しいルールか…
    ええと…
    ……待て今のは…
    【異質な気配を感じ取り】
    これはまずいぞ……

  • 21ざわさん25/05/24(土) 22:39:04

    ……へぇ、出れるんだ。

    抜け出すことは、できないだろうけど……。

    【しみじみと理解し、愛知結界の何処かから空を見上げる。こんな普通の日に普通じゃないことで、漸く日常へ戻れる兆しが生まれるなんて。……いや、戻れないな。非日常の痛みを知った今なら。】

    >>15

    ………ラファエルさんも聞きましたよね、きっと。

    どうするんです?

    【付近にいた金髪の彼に話しかけた。とは言え、回答はおおよそ予想がつく。人柄も信念も知らないわけではないから。その場合、補助をするべきなのか、邪魔をしないよう離れるべきなのか。些か悩んでしまう。】

  • 22毒兎25/05/24(土) 22:39:47

    ・・・ま、確かにアイツらがどこ言ったか心配だしな・・・
    ヒャハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!行ってこい猫!!

  • 23アイさん25/05/24(土) 22:42:36

    さて…どうしたらいいのかな…

  • 24猫天与25/05/24(土) 22:43:54

    >>22

    そいつらの事は任せたぞ

    ・・・それじゃあな【飛び上がりドアノブに体を引っ掛けて扉を開ける、そして外へと走り出して行った】

  • 25散花の歩み人25/05/24(土) 22:45:34

    >>11

    明智さんではありませんが、此処には居ますよ。

    【しれっと近くに立っている

    足音とかその類はどこへいった?

    まぁ、そういう歩き方だろうね】

    それにしても…、絶対向かうべきでは無い地がありますね。

    【なんとなく、向かってはいけない場所があると

    此処では無いが虫の知らせ。というやつだ】

  • 26凡骨騎士25/05/24(土) 22:53:13

    >>21

    丹澤さん!

    あなたが言う通り、結界から出ても泳者登録されたままだというのは変わらないだろうが……

    得点の移動ルールもあるわけだから、点を回せば死ぬことはないと考えると実質的に解放された様なものだろう?

    【もちろん色々と注意する必要はありそうだがな、と付け足しつつも。】

    恐らく…結界から出たいと考えているだろう?

    もし違っていたのに決め付けていたのであれば申し訳ないが……

    大丈夫だ、私がそれまで絶対に守り抜いてみせるからな。

    【一度交わした約束は、守るべき彼女の身は、どちらも守り抜くのが当たり前だ。それにどのみち結界の外側を目指すのだから、護送も同時に出来るだろう。】

    私はこれから結界の外と中を別つ地点で、丹澤さんの様な人達が外に出るのを手伝おうと思う。

    出入りは自由だから、物資を外から要請して中継地点を作るのも良さそうだ。

    丹澤さんはどうしたい?

  • 27二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 22:55:13

    【腕に抱えたコガネから、おとがなる。そう、音が鳴るとしか表現しようがなかった。だって、こわくって、人の声とか、言ってくこととか、理解したくなくって。】
    【でも、コガネの声までよくわかんなくなっちゃうなんて、思ってなかったな。きっと、重要なことなのに。ちゃんと、聞かないといけないはずなのに。だから、喋んないと。】

    ……こ、が、ね。

    【随分と喋っていないせいで、たどたどしい声が、聞こえる。自分の口から発したというのに、それにすら、どこか恐怖感を覚えてしまう。本当に自分から発された声とは思えないなって。わたしの口はこんなに辿々しくしゃべらないって、そう思うからかな。】
    【そんなことを思っても、次を話さなきゃいけないので、がんばる。】

    も いっ、かい。 いって。

    【言い切れた。ほっと、ふっと、糸がきれてしまう。最初っからたおれててよかった。もしそうじゃなかったら、今倒れてた。でも、意識は……だめ、だめだ、だめだよ。ちゃんと、聞かないと。がん、っと、じぶんの頭を打って、少し痛いけど、なんか、ちょっと頭があったかいけど、コガネの声を、ちゃんと聞こう。】

  • 28剣崎司郎25/05/24(土) 22:56:49

    …ん?
    【呪霊との戦いの後、付近に何者かの気配を感じた。2人…大人と子供だろうか?
    恐らく親子か何かだろうか、少なくともここにはいるべきではない者たちだろう…何かしらの要因で巻き込まれてしまったのだろうか、だとしたら大変だ
    そんな風に思考を回し、双剣を消して気配のする方へと向かうこととした】

  • 29ざわさん25/05/24(土) 22:58:58

    >>26

    ……そりゃまぁ、外には出たい、ですが……。

    【蘇る。血の匂いが、刺した感触が、殺したと言う事実が、外側へ渡ることができると知って背中に重くのし掛かる。負目にも劣等にも感じられるこの感情が、さんざ生きてきた中で今一番に邪魔くさいのに、隠すこともままならないのだと警鐘が鳴る。このままで良いの?どうせ変わらないけど、どうせ普通のままだろうけど、どうするの?自問自答を繰り返す。澄んだ彼の目を見ることができず、俯いたまま応答した。】


    ……護送、手伝いますよ。一人だけじゃ難しいでしょうし。

    【考えの末、申し出た。こうでもすれば、少しは罪悪感は減るだろうか。私欲に塗れた言葉だと理解していても、ただ外に出ることは憚られてしまった。】

  • 30気まぐれ放浪術師25/05/24(土) 23:01:28

    >>25

    またいつの間に

    絶対に向かうべきではない地ね。そりゃ直感かな?

    …ま、直近のポイント変動を見るに高専の誰かが追加したんだろうけど

    【総則の追加した伏黒ってのはよく知らないけど、どうも点数移動が多い。十中八九高専の連中が点数を一つに集めて追加したんだろう】

  • 31散花の歩み人25/05/24(土) 23:05:14

    >>30

    えぇ。

    【ほんの数秒、思考に脳細胞を動かして】

    此処では無いでしょうが…

    別の場所への移動は慎重にして然るべきでしょうね

    …さて、明智さんも来たらどう動くか目処を立てましょうか。

  • 32二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 23:09:37

    【つづき>>27


    ……は、……?

    【コガネの話をきちんと聞いて、聞き終えて、つい、間抜けな声をもらしてしまう。聞いたルールによると、つまり、いっぱいひとをころしたひとが、生贄を用意できてしまったら、ここを、勝手に出れちゃう、そう聞こえてしまうんだけれど。】

    【それは、それは……もう、逃げ場はない、ってことなのかな。わたしのおとうさんとおかあさんは、無事、でいられるのか、だめ、だめだ。こんなこと考えたって……そ、それより、結界を自由に出入り、できる。それで……お外に行って、確認、して。】


    ……でも、

    【それは、できることなのかな。結界のでいり、って、ちゃんと外に出て、移動。できるものなんだろうか。入った時みたいに、勝手に、わーぷ。しないんだろうか】

    【違う、そんなことは、本当は心配じゃない。わたしが、ちゃんと、外までいけるんだろうかって、それが、1番心配で……今、1番って言うけど、1番なんてたくさんあって、でも、全部考えていたら、全部、全部、怖くなってしまうから。動けなくなってしまうから。はやく、動かないと。】


    あ……

    【あれ、足って、どうやって動かすんだっけ。だめ、だ。わからない。わからなくなっちゃった。動かないと、動かないと、そうやって頑張って、手に入れたのは失敗。】

    【がくんっと、動かせたはずの足が、またくずれて、もつれて、転んで、コガネも、もう手から離れてしまって。涙もでない癖に、泣いて。だめ、だね。動かないとなのに。精神も、なにも、成長できてないから、動けないのかも。くずれた時に落ちた蓑を、まだ動かしやすい手で拾って、かぶって、ぎゅっ と抱きしめた。】

  • 33物語の紡ぎ手25/05/24(土) 23:11:41

    >>前184

    …ふむ、俗に言う新展開という奴だな

    また面白くなりそうだ……


    …!!!

    ………ははっ、これはこれは。

    どうやら、目覚めてしまった様だ。

    ……私が知る限り最も語り紡がれてきた災厄、呪いの王が。

    【もちろん、実際に目で見たわけではないし、その王の事はあくまで文献上でしか聞いたことがない。しかし、確信を持ってそう言えるのは、この「圧」(プレッシャー)に、彼以上相応しい人物を知らなかったから。】


    >>17

    誤用の方の役不足、だな。

    まあ現代ではそちらの方が多く使われ、おそらくその内意味がすげ替わるのだろうが……

    【文学を構成する言葉について、相応の知識があるから指摘しつつも、ただ指摘するのではなく肯定もして。】

    それはさておき、奇遇だな。私も確かにその物語を知りたいところだが……一頁目を書くどころか表紙すら認識出来ないまま完結してしまいそうだというのが本音だ。

  • 34幼い頃の巫女/蜷局のヒト25/05/24(土) 23:12:39

    >>28

    「気配が近づいてくる。高校生ほどだな」

    へ、へぇ……わかるんだ

    「敵であれば排除する、相手がなにかしら情報でも持ってるといいな」

    うん…あの子のこと、知ってるか分からんけど…

    あと…見えんところでやってよね

    【白蛇も呪霊を食べ終わり、対面するまでの時間は静かだった】

  • 35幽霊帆船25/05/24(土) 23:13:35

    【コガネの声によって深い眠りから引き摺りだされた青年は、コガネにその内容を復唱させる。ふむ、ルールが追加されるとな。ゲームからの離脱に、結界?というものからの移動。なるほど。そもそもまず元のルールを知らないんだが?ちょっと離れて、と左手でコガネを奥に押しやりながら、物は試しと問うてみる。】


    他のルールって、聞いたら教えてくれるんですか?

    「おう!説明するぜ!<総則1:泳者は術式覚醒後…>」

    【あ、これ長くなるやつ。初っ端で悟った青年はつらつらと述べられる複雑な内容を、勉強机から取り出したノートに要約して書き連ねていく。泳者、術式剥奪、点、総則追加。コガネが喋るのを止めた後も、暫く紙面と睨み合いをして、思考を巡らせる。視線の先は、主に総則の4番5番。】


    …少なくて9人、多くて33人、かぁ。

    【点の譲渡を度外視すれば、の話だけど。それまで考慮すれば可能性は無限に広がってしまう。とんでもない量だな、と呆れさえ混じる思考がよぎり、人を数字として見た自分自身に嫌気が差す。例え何人だろうと、その人一人一人に家族や友人や恋人がいて、歩むはずだった人生があったはずだ。それが、「点」なんて無機質なものに纏められて、俺の背に乗っかっている。】


    ねえ、俺がどのくらい人を殺したのかって知ってますか?

    …教えてくれませんか、そうですか。

    【問いに対して沈黙を貫いたコガネに「もう帰っていい」と告げれば、室内にはまた静寂が戻る。青年は腰かけていたベッドに背から身を投げ、ボフッと言う音とともに舞い上がる埃に咳き込んだ。】

    【結界から移動できるってことは、家族に会いに行けるようになったわけだ。ただし、それと同時に、超能力を持った人殺しが檻から解放されるってことでもある。安全地帯はもう、日本のどこにもないのかもしれない。…なおさら会いたい。生きているって、ちゃんとこの目で知りたい。】

  • 36剣崎司郎25/05/24(土) 23:19:52

    >>34

    (気づかれているな。少し見当違いだったか?大人の方は自衛の手段を持っていそうだ)


    ………

    【そして、しばらく時間は過ぎれば赤毛の高校生の姿が見えてくる。静かに燃え上がるように真っ赤な髪、澱みなく澄んだ黄金の瞳は、貴方の姿を映す】


    …あー、その、なんだ

    余計なお節介かも知れないが、子供と大人の気配がしたもんで、戦いに巻き込まれた親子かも知れないと思って来てみたが…

    アンタ、結構強そうに見えるが呪術師ってやつか?

    【言葉選びを困っているような様子を見せるが、しばらくして言葉を紡ぎ始める

    つまりは子供がいることを心配してここにやって来たのだろう。少し不器用ではあるが、そこにある親切心は紛れもない本心だと言うことは声色からわかるだろう】

  • 37気まぐれ放浪術師25/05/24(土) 23:24:19

    >>31

    別にまあもうちょい様子見でいいけどね。ただ外でた方が明智は安全だろうけど。


    >>32

    ……で、頭から血も流してどうしたの。

    本当、目を離すとボロボロになるね君。よっと、起きれる?


    【ちょっとしてから拠点に戻ってみると小さくなって包まってる少年の姿。

    なんでまたこんなことになってるかは知らないけど、とりあえず手当はする】

  • 38空鼠25/05/24(土) 23:28:30

    >>35

    ・・・前も言ったが点数は譲歩された可能性もある、あまり気を病むな【言ってはいるがその可能性は低い、この時他の誰かだったら彼を最適に元気づける事ができたのだろうか】

    それにこうなったら外に我らは出られる、一旦会いに行ったほうが良いであろう

  • 39散花の歩み人25/05/24(土) 23:30:20

    >>37

    機を見て動くと。

    あちらは同行を申し出ない限り保護者を探しますか?

    >>32

    【まさか文字通りの馬鹿を見るとは

    目を離すとこうなること多いな】

    …霊山さん、治療道具

    まだ残ってたりしますよね?

    【そちらに目線を向けた

    彼女の人間を見る目は違和感を感じさせる

    今は関係ないか】

  • 40風霊の舞姫25/05/24(土) 23:32:46

    >>33

    おや、それは…器の記憶が移りましたかね?

    にしても、あれが話に聞く呪いの王ですか。よもやあれ程とは…流石と言わざるを得ません。


    しかし気配はすでに離れましたか。舞台も広がったことですし、はてさてこれから如何したものでしょうか…

    【総則の追加。内容から鑑みるに現代の術師によるもの。案外舞台の終わりも差し迫っているのかと思いつつ。終わりに向けての動きを考え始める】

  • 41幼い頃の巫女/蜷局のヒト25/05/24(土) 23:34:41

    >>36

    【二人は赤毛の高校生を視界に捉える。子どもは見上げ、大人は見下ろす形で。男性は金色の澄んだ瞳に、深紅色の濁った色で返し見つめる。ほんの数秒顔を合わせたら下へ移動していき、全身を眺める】

    「ほう、人に気をかけるほど力に自信があると見える」

    すずのせい?

    「子どもであれば心配するんだろ」

    【現に自分もだ。こっちからして庇護対象が増えたが、佇まいからして程度は知れる】


    「そうだな。呪術師だ」

    【答えるだけ答えて止まる。そこで子どもが口を挟んだ】

    えーっと、そこのやつ!一応、てきいはない…で良いんだっけ。名前は!

    【子どもから見たら高校生も大人も、自分より大きい人間に一括りできるし。とりあえず名前を聞いておこうと】

  • 42Wetherby25/05/24(土) 23:36:07

    【腐乱死体に湧いた蛆を取り除くここ最近の日課を行っていた少女は、されたアナウンスにはたと顔を上げる。結界を自由に出入りできる、と。確かにコガネはそう言った。】

    ……かえれる、?
    【まろび出ていたはらわたを押し込めた胴を持ち上げ、砂埃をブラシで落とした自分と同じ深緑の髪を手で梳く。膨れて面影を見るのがやっとな顔を見下ろして、自分が口に出した言葉を反芻する。】

    …帰れる、やっと、やっと…!
    一緒に、お家に、か、帰ろう、麗愛。お父さんも、お母さんも、きっと待ってるから…
    【鼻をつく腐敗臭も放り置いて、愛しい妹の死後硬直さえ過ぎ去ったつめたい体をそっと抱き締めた。このたった数週間を、どれほど長く感じていたのだろう。体に溜まる疲労は想像を超えているけれど、大丈夫。彼が教えてくれたこの不思議な力があれば、子供ひとり抱えて家まで歩くくらい、へでもないと思うんだ。】
    【雨上は、お揃いだった帽子を腕に抱いた妹の頭に乗せ、外へ足を進める。長い長い家路の始まりだ。】

  • 43辮髪/鍬の男25/05/24(土) 23:36:18

    「食らっちゃった?冗談にマジで返さないでよ」
    先に真面目な質問に冗談で返したのもあなただ
    「ハハハ、張りつめてるね」
    【曲がりなりにも会話にはなるようだ、鍬男のハの字眉が小刻みな嗄れた笑い声の抑揚に合わせ跳ねて曲がる】

    「挨拶しよっか、你好、私は要績里
    貴方は中国の呪詛師 純鈞さん、魚腸一家の現在の頭かな。見た目は大分変ってるけど中国の呪詛師自体珍しいし蒙古ひだの形が特徴的だからすぐわかった」


    【ざわり
    この世の三角コーナーみたいな場所に居た頃、太い客のオッサンが目の前で■■したブツをはじめて「食え」って言われた時以来の感覚

    五条悟の存在を抜きにしてもここ20年以上は日本で目立った活動をしていないし、家族以外の関わる人間素性を知った人間には催眠をかけてまで私の情報は可能な限り漏れないようにしてきた
    その筈なのに
    顔なんていつ知られた?当てずっぽうか?】

    【グラつく思考を鎮めて緘黙する、と、うっとおしい動きも鳴りを潜めたと思った男の眉の眉頭が虫の足のようにぐにゃっと縮こみ額がほんの少し汗ぎった】

    「……ちがった?ごめーん恥ずかしいな、あやっぱちょっと流石に無いかなーとは私も思った…
    …驚いたって言うツラ、やっぱアタってたでしょ…!?」

    ええ
    概ねその通りですよ

  • 44二次元好きの匿名さん25/05/24(土) 23:37:17

    >>37

    【こくり、と頷いて、ぐ、とコガネに持ち上げて貰って、立ち上がる。】

    【手当てがしにくい格好であるな、と壁際の方まで移動して、壁によりかかることでコガネの補助をなくした。】

    【ぱくぱく、と口を動かす。抗議のように。霊山さんに出会う前は、怪我をしないことを頑張っていたんだよ! それにあの日から今までも怪我してないし、今は、早く外に出たいから!焦っただけ。 なんて、今はそんな流暢に喋れないので、咳が出るだけ。】


    >>39

    【近くに居る女性については、まだ警戒心が拭えず、視線を逸らす。】

    【睨まなくなっただけ偉いと思って欲しいものだ。やっぱりいい。それで偉いと褒められるのも腹が立つ。】

    【その目には特段違和感を覚えず、だって、死滅回遊って、そういう人、いっぱいいる。明智もそういう時期がなかったとは言い切れないし、ね。】

  • 45剣崎司郎25/05/24(土) 23:42:34

    >>41

    確かにある程度は戦えるけどな

    子供の心配ぐらい、誰もするだろ

    【その言葉に宿るのは底なしの善意、少なくとも常人のものではないそれだ

    誰かのために在ることを当たり前とするような、他者への献身に傾きすぎた故の、当然かのように吐いた言葉】


    やっぱり呪術師か

    【…こうして受肉型や覚醒型以外の術師を見るのは初めてだな、と心のどこかで思う

    言葉選びと声色からして、悪い人ではないのだろう】


    俺か?

    俺は司郎、剣崎司郎だ。ただの医者志望だ

    【そうやって本来なら知り合っているはずの彼女へと、名を名乗る。それに彼は気づかない、彼女が彼女だと気がついていない】

  • 46幽霊帆船25/05/24(土) 23:44:04

    >>38

    はは、そうですね。…せめて俺が、ちゃんと覚えてればよかったのに。

    【あちらこちらの包帯に血を滲ませて、左腕で視界を遮ったまま寝転がって天を仰ぐ。分からない。分からない以上、どんな可能性だってゼロには出来ない。彼が言うような、譲渡されたもので俺は一人も殺していない可能性も、あるいは逆にもっと多くの点数を持っていたけれど他人に譲渡した可能性も。ああ、無駄に悩むことしか出来ない自分が苛立たしい。】


    はい、しっかり休んだお陰で体力もある程度回復したと思いますし、このまま外に行けるなら行きたいです。

    【腕で勢いをつけ起き上がり、強く頷く。充電器に繋がれたまま放置されていたスマホも回収した荷物にあるわけだし、すぐに家族に会えなくとも連絡くらいは取れるはずだ。】

  • 47気まぐれ放浪術師25/05/24(土) 23:47:12

    >>39

    あるよ。

    …ストレスかな。まあ無理もないか。ずっとこんなところにいたんじゃ。

    (それにまあ、安心もできないしね。あんたのことも)


    >>44

    あーうん、大丈夫。言いたいことはなんとなく分かったから無理せず話さそうとしなくていいよ。

    (無理して咳出てるし)

    総則については…わかってそうかな。で、どうする?明智は外に出たい?

  • 48散花の歩み人25/05/24(土) 23:57:50

    【彼女の目線は雲を見るように、そこにある人を

    現象、風景を見るようなありきたりでありながら異常であると感じさせる眼

    をしている】

    >>44

    嫌われてしまったようですねぇ。

    【目線を逸らされても触れず】

    >>47

    ストレスですか。

    そういえば、そうでしたね

  • 49幼い頃の巫女/蜷局のヒト25/05/24(土) 23:59:50

    >>45

    「っは、ここで子どもの心配を真っ直ぐに出来る人間が星の数ほどいれば良かったな」

    【鳥肌の立った右腕を擦る。呪いに呑まれて、ぐちゃぐちゃの中で育った人に向けられる「当然」の善意。こっちと合わないな、それだけは確かだった】

    「医者志望ね…。君はこの子と同じで巻き込まれた口か。泰良國智、高専所属の一級…なんて肩書きはもう必要ないね」

    【混沌の世の中で揉まれて、今は役立つ分けないし、相手はそこまで知らないだろうし。気にしなくて良いと】


    すずはすずね。

    【ハーフツインの黒髪の子どもは「すずね」と自己紹介する。今の涼音は術式もなく、以前剣崎が出会った頃にあった金色のメッシュもないし。名前だけ答えた子どもとあの巫女「芙羽涼音」とは同一人物の示すイコールの線を引きづらい。子どもの服は巫女でもなく、11月にあった暖かそうな服になっているし】

  • 50空鼠25/05/25(日) 00:01:21

    >>46

    何、忘れてしまった物は仕方がない・・・それに安静にしていたらいずれ思い出せる

    その時に誰も殺していないとハッキリするはずだ【・・・とはいえ現状希望的観測すぎるが】

  • 51二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 00:08:16

    >>47

    【本当かと訝しむ顔を見せつつもこくこくと頷いて、あっ今のは質問に対する答えじゃなくて……と、慌てている。】

    【出たい、は出たいけど……出てもそれでゲームから抜け出せる訳ではないもんね。どう、しよう……悩みつつもを、もう一度首を縦に動かした】


    >>48

    【その声に首をふる。】

    【嫌いではないよ。信用できないだけ。そんな人に嫌いも好きも抱かない!】

    【今の価値観では、そう。】

  • 52剣崎司郎25/05/25(日) 00:10:32

    >>49

    まあ、そうだな。覚醒型ってやつだ

    一応…ご先祖さま?は呪術師だったらしいけどな

    【脳裏に過ぎるのは少し前に死闘を繰り広げたあの男の姿。正義を貫いた成れの果て、自分にとっての悪い未来を暗示するかのような人だった】

    呪術高専…確か、桜宮さんたちの所属している組織だったか?

    【何日か前に、一時期だけ共に行動していた彼女らの

    姿を思い浮かべる。呪術師が主に集まるのがその組織だったはず】


    すずね…。すずねか、覚えたよ

    【すずね、まあきっと他人の空似だろう。顔立ちは似ているような気もするが恐らく名前が同じだったからした錯覚か何かだろうと、彼は考えた】

  • 53幽霊帆船25/05/25(日) 00:14:53

    >>50

    思い出せる、って言うよりか思い出さなきゃいけないんですけどね。まあ、そう期待しておくことにします。

    【頭の後ろを掻いて笑い、青年はベッドを離れ立ち上がる。会ったばかりの彼に悩みをぶつけたしょうがないんだ、今は気丈で居よう。見つけておいた非常用持ち出し袋のリュックを掴んで中身を見やり、数日分の食料に水等々を確認する。次に部屋を出て、父母の寝室の引き出しから通帳や印鑑などを手に取りリュックのポケットに入れ込む。】


    …よし、持って行かなきゃいけないものはこれで大体全部だと思います。

    それじゃあ、出ましょうか!

    【主に自分用になるであろう救急箱や、部屋にあった写真立ての中身もしまい、パンパンに膨らんだリュックサックを背負って青年は玄関を開ける。昼下がりの空のまぶしさに瞬きし、自分に駆り立てられるままに靴を履き替え、外へ。】

  • 54凡骨騎士25/05/25(日) 00:15:52

    >>29

    本当かっ?!

    感謝する、ただ絶対無理はしてはいけないからな

    誰かを助けようとする前に自分も助かるようにならなければいけないしな。

    【ありがたい申し出だと、相手の手を両手で掴んで握手する様に。】

    (……?なんだ、この感じは…)

    ……繰り返す様で悪いが、私は丹澤さんが無理をするところは見たくないからな。

    【なんとなく、そう声を掛けておく。】

  • 55気まぐれ放浪術師25/05/25(日) 00:18:48

    >>51

    そっか。じゃあとりあえず外出よっか。

    結界の外ならまあ中より荒れてないだろうしまだ安全でしょ。

    …終わりのないゲームはない。それまではポイントの移動すれば死なないわけだし、心配ないよ。

    【そう言って明智の頭を撫でる。ちょっとわしゃわしゃし過ぎたかもしれないけど。

    本来なら自分も死滅の平定に動かなきゃいけないんだろうけど、ま、それは誰かがやるでしょと思いながら】

  • 56空鼠25/05/25(日) 00:19:04

    >>53

    ふ・・・ではゆくとするぞ

    安心せよ、もし何かが現れても我が撃退するとしよう【そう言いながら彼は小さな拳を握りしめた、実の所少年の思い出は思い出さない方がいいのかもしれない・・・それが辛い現実だというのなら】

  • 57幼い頃の巫女/蜷局のヒト25/05/25(日) 00:19:29

    >>52

    「高専の人間に会っていたのか?(ふむ、桜宮…)…一人のようだが、共に行動していないのか?」

    【剣崎司郎の得点、会った事があると言う桜宮術師の得点。先祖のことは聞かなかった。まあ、よくあることだ】


    けんじ、ゃき、けんざき。

    …うん、しろーにしよう。

    【もぎもぎゅ、噛む言い方をして呼びづらいと思ったら一瞬で呼び捨てる】

    「ここで話していても何も無いが、ルールは分かるだろう。私たちは結界外へ移動するが君はどうするんだ」

  • 58ざわさん25/05/25(日) 00:19:43

    >>54

    …………………………

    【内心の自嘲を表層に出すことなく笑みを浮かべ、まっさらに青の奇跡を囁き純真を貫く青年を見遣る。無理しない、ね。】

    そちらも、無理しないでくださいね。ラファエルさん、ストイックそうですし。

    【軽薄に笑いながら、言葉を返した。今更すぎる気はするが、煙に巻いて誤魔化して、聞かれないなら答えないで。先を急ぐなら早く行こうと誘う。】

  • 59散花の歩み人25/05/25(日) 00:21:23

    >>51

    あぁなるほど。

    【特に触れたりはしない

    それは理解ではなく観測の結論】

    >>55

    高専…とやらと明確に目的は違いますからね

    あなたもそちら側ではありましょうが関係なしとして。

    私達は生存できれば勝ちですから。

  • 60剣崎司郎25/05/25(日) 00:27:21

    >>57

    まあ、色々あってな

    俺も俺でできる限り、ここにいる人は助けたかったから仲間の一部が離れたのを機会にな

    【ぶっちゃけ言えば自分でもなぜ解散したのかはよくわからない。そういう流れ…などという曖昧な表現にはどうしてもなってしまう】


    しろーか、まあ好きに呼んだらいいよ

    【呼び捨て、子供らしく元気で良いではないかと内心どこかで考える】

    どうする…か、とりあえず俺もしばらくアンタらに同行しても大丈夫か?

    なんというか…心配なんだよな、強い人が側にいるからって子供がいるのに離れるのもモヤモヤするし

  • 61二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 00:28:40

    >>55

    【こくり、こくりとうなずいて、あ、でもその場合って、ポイントとか、なんて考える。どうせポイントを取る勇気なんてないのに。そんな心配をする。】


    ……うん。

    【心配を見透かされたのかな。撫でられて、結んでいた部分も頭の上も、髪がぼさぼさになりつつもお父さんを思い出して、安心感と懐かしさ、少しの恥ずかしさに頬を赤くつつも少し微笑む。ぎゅっとコガネのしっぽを千切れないように握って、動けるように。】

  • 62幽霊帆船25/05/25(日) 00:34:02

    >>56

    はは、頼りにしてますね。

    【その小さな体に、計り知れないパワーが秘められているのは軽々持ち上げられたときに知ったので、頼もしいと心底思っている。同時に、襲ってくるような何か―恐らくは、泳者と呼ばれる人々―と遭遇しなければいいとも切に願う。殺されたくないし、殺したくないし、殺させたくない。命の奪い合いなんてこと、あっていいはずが無いんだ。誰かに聞かれれば、三十三点も持っておいて、って鼻で笑われるような言葉だろうけど。】


    どのくらいかかるかな。急がなきゃなあ…

    【手で日差しを遮って遠方を見つめ、結界の外まではまだまだ遠そうだと苦笑。彼は相当速く動けるみたいだし、俺も小走りなくらいでちょうどいいのかもしれない。急にそんなことしたらぶっ倒れるって?それはそう。何はともあれ、早くしないとね。】

  • 63幼い頃の巫女/蜷局のヒト25/05/25(日) 00:38:36

    >>60

    「そうか…」

    【色々って言葉は便利である。曖昧な様子に(本当になんかあったんだな…)と生温かい目になる】

    「此方としても離れられて、何かしらあれば気が気でない」

    【明確な目的があるとは見えないが、共に同行するならそれでいい】


    これ聞いておこう、ねえ、しろーはさ

    こ、こう……このくらいの子を知らない?

    【子どもは手を自分の肩辺りに持ってきて、探しているこの背丈を記していた】

    緑髪のね。まいごをさがしてるの

  • 64気まぐれ放浪術師25/05/25(日) 00:43:24

    >>59

    そ、生きたら勝ちだよ


    >>61

    さて、そうと決まれば準備でもしよっか。

    明智が動けそうなら結界の外へと向かうよ。


    【そう言って、まずは外の様子を見てくる。ひとまずは安全だろうか。

    まあ受肉体の蓬莱をそのまま出していいのかはわかんないけど…まあいいや】


    …ま、君ならそうしたでしょ。別にお人好しになるつもりはないけどさ。

    【ふと、脳裏にお人好しの顔が浮かんできた。人のためにといつも語って、笑って、そうして死んでいった、もうこの世にはいない後輩の顔】


    そういやアレは今何してんだろ。

    生きてたらまた今度会ってみようかな。

  • 65剣崎司郎25/05/25(日) 00:44:53

    >>63

    まあ…それで決定だな

    【ひとまずは同行、いつまでという期間は特に決まってはいない。いずれ別れたりはするだろうが、今はどうでも良い話だ】


    緑髪の…迷子?

    【背丈の表現、それなどから司郎は1人の少女の姿を思い浮かべる。臆病な少女とそれに憑く皮肉屋の呪霊モドキの姿だ】

    …まさか、腑央のことか?

  • 66散花の歩み人25/05/25(日) 00:48:27

    >>64

    勝利条件は、こちらの方がハードルは低い

    傷の治療が済めば行きましょうか?

    善行は早きに値するもので。

    【まぁ、その前にやるべきことは残ってるけど】

  • 67空鼠25/05/25(日) 00:48:53

    >>62

    何、ゆっくり焦らず、地道に行くとしよう【そして祈ろう、彼の記憶に何も悲しい事がない事を】

  • 68幼い頃の巫女/蜷局のヒト25/05/25(日) 00:55:18

    >>65

    ふおう…?

    わかんないけどなにか知ってるの?いま、どこにいるかわかる!?

    【泰良に隠れていた状態から剣崎の方へズイッと前に出てくる。誰のことを思い浮かべてるのか一切分からないし、役立つ情報を持ってるなら聞かせて、と】

  • 69剣崎司郎25/05/25(日) 00:58:23

    >>68

    いや、単に少し前まで同行してただけだ

    確か…あの時解散した時は、芙羽と一緒にいたはずだけど…今はわからない、それも結構前だったはずだしな

    【そんな風に勢いよく聞いてくる少女に押し負けることなく、冷静に自分が知っている情報を話す。恐らく大した情報などないはずだが…】

  • 70幼い頃の巫女/蜷局のヒト25/05/25(日) 01:03:32

    >>69

    芙羽ァ!?

    すずと似た名字してる奴がいた…ってこと!?

    う……詳しくは知らないんだ…

    ま、まあ…かいさんしたってことは、一緒にいたりもしたんでしょ。近くにはいるんだよきっと…たぶん

    【しょげる。本当に探してる。緑髪の子しか情報がない。どこかオドオドしてて一緒にいないと危ないような、そんな子だったから】

    どこに行ったら見つけられるんだろ

  • 71剣崎司郎25/05/25(日) 01:07:46

    >>70

    えっ…君も芙羽なのか…???

    同姓同名…?よく見れば顔立ちも似てるし、芙羽の妹…?いやでもこの子もすずねだし…?同じ名前の妹…???

    んん…?

    【こっちは目に見えて混乱している。芙羽すずねと芙羽涼音。顔も似てるし名前も同じ、違うのは年齢ぐらいだ。世の中にはそんなこともあるのかー不思議だなー

    でもなんで同姓同名の子が芙羽と仲の良かったやつを探してるんだろー不思議だなー】

  • 72幼い頃の巫女/蜷局のヒト25/05/25(日) 01:24:01

    >>71

    姉はいない!

    妹もいない!

    【混乱する相手に怒涛の困惑材料を提起する】

  • 73剣崎司郎25/05/25(日) 01:28:35

    >>72

    …???

    同姓同名の別人…?

    【いやでも…一体どういうことだろうと思い、脳内を整理して…一つの可能性に思い至る】


    …なあ、すずねちゃん

    今は何年の何日か、わかるか?

  • 74幼い頃の巫女/蜷局のヒト25/05/25(日) 01:33:15

    >>73

    んっと、…に、せん…はち年?の11月16日!

    【指を折って、記憶と現実の日付をひとつひとつ確認しつつ答える】

    【男性はおおっと、と口角を動かして二人を見守る。この子どもの状況以外は知らないので口出す必要はないなと判断。事態がぐるぐるしたら最終的に割り切って整理しよう】

  • 75剣崎司郎25/05/25(日) 01:42:13

    >>74

    …そっか、ありがとうな

    【恐らく…目の前にいるのはあの巫女…芙羽涼音その本人だ。なぜか若返って幼女となっているがそれは何者かの術式のせいなのだろう】


    なあ、呪術師さん。少しいいか?

  • 76二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 04:19:21

    【京都結界】
    【今どこにいるのかわからない。あの人の元か、はたまたどこか路地裏か。
    なんであれ、コガネによる総則追加の案内を聞くことは出来ずに、永久に失ったものを抱えながら少年は倒れていた】

  • 77二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 07:32:35

    【意識を落とした先の先、開けた景色に一寸の悪夢を幻視する。一人は怯え、一人は瞠目し、一人は諦め、また一人は溜息を吐く。明日は我が身と言ったもの、いつでもそれが起こり得たのに起こらなかったのはある種の奇跡に近い。このまま何事も起こらず、怪我も増えず、生き残り、元へ戻れたら良いのに。そう願わずにはいられない。また、祈る。祈って、明日も悪夢を見よう。擦り減らそう。確かな生きる代償として。】

  • 78アリスっ子25/05/25(日) 09:53:11

    >>14

    東京の方に親戚が住んでんだよな、事情は向こうも知ってるだろうし、そっちに向かうつもりだ。交通インフラが整っていれば良いんだけどな………

  • 79物語の紡ぎ手25/05/25(日) 16:56:59

    >>40

    ……そういえば風鶴。

    確か……結界を出られるようになったら、一度上洛したいと言っていなかったか?

    …私もついていくぞ。

    【その目的は露も知らないが、大方現代の京でも見てみたいのだろうとあたりをつけて、提案してみる。歩きなら流石に遠いだろうが、式神に乗っていけばそう掛からないはずだ。】

  • 80二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 22:42:11

    やっとここから出れる……
    (そういえばなんで点くれた人は来ないのかな? うーんまぁいっか!)
    確か家はあそこだからえーっとこれどっち方面に行ったらいいのかな?
    【地図を取り出して見ている】

  • 81二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 22:49:10

    >>80

    んー、もしもしそこの君。

    ここで何してるのかな〜?

    【地図を見てる人物に対して、いきなりひょこっと現れたフードを被った何者か。

    無邪気に笑いながら話を聞く】

  • 82二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 22:51:03

    >>81

    わっ…わぁ!?

    えっえっと…な、どうしたんですか?


    何してるか? でれるようになったから家に帰りたいなぁって…

  • 83風霊の舞姫25/05/25(日) 22:53:44

    >>79

    あら、それはそれは是非に♪

    現代の京がどうなっているのか、楽しみですわね


    【ふふふと笑い。共に京を見るのも懐かしむ。

    それに、かつての土地を舞台が終わる前に見るのも悪くない】

  • 84ひつじ25/05/25(日) 22:57:00

    >>78

    アリスさんの、親戚の方が?

    ……会えると良いわね、もちろん、生きていればの話もなるでしょうけれど…。

    【ふむ、なるほど。知人と合流はしておきたいと思うのは道理だ、と納得。交通渋滞や崖崩れやら、整備が良ければすぐに向かえるだろうけれど、どうなっているのか。仮にここで離れるにしても、彼が五体満足であることを願うことしかできないのが、切に苦しい。】

  • 85幼い頃の巫女/蜷局のヒト25/05/25(日) 22:57:40

    >>75

    「言ってみろ」

    【年月のズレ、やけに子どもに違和感を持って知ってそうな高校生。予想でもついたのだろうかと耳を傾ける】


    うん!

    【お礼を言われたので元気よく返答して】

  • 86二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 22:57:48

    >>82

    へー君、家に帰りたいんだね?

    総則も追加されたし確かに結界の外に出られるようになったもんね!

    ねぇねぇ、君の家ってどんなところ?家族はどんな人かな〜?優しい?ねぇ優しいの?

  • 87剣崎司郎25/05/25(日) 23:01:34

    >>85

    【すずね…あの少女には聞こえないように、小声で耳打ちを】


    彼女…すずねは、多分俺の知っている人…芙羽涼音がなんらかの呪術で子供にされた姿だ

  • 88二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 23:03:05

    >>86

    どんなところ? うーん普通のお家って感じで、家族はねお父さんが遠くに出張に行っててお母さんはお仕事して働いてるの!

    でも、今はどうなってるのかわかんないや…

  • 89二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 23:09:50

    >>88

    ふむふむ、そっかそっか!

    じゃあさ、もし君が死んじゃったら悲しむかな…?

    ねっねっ、どうかな?

  • 90幼い頃の巫女/蜷局のヒト25/05/25(日) 23:11:35

    >>87

    【自分より背の高い二人に耳打ちされては何も聞こえない。秘密ごとされたことが地味に癪に障り、泰良父の足を蹴る。0ダメージ、逆に涼音にカウンター入る】

    かったぁぃ


    「ふむ、君は知り合いだったのか。

    …私が見つけたときにはすでに子どもだったな。一晩は経っている。時間経過で解けるものでないと思ったほうがいい。

    ただ体が縮んだのか、別の要因があるのか。だな」

    【アポト〇シンのような作用を持つ術式だった。或いは十年分時間自体を奪われたか、戻されたか】

  • 91二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 23:14:18

    >>89

    それは悲しんじゃうよ! だって家族がいなくなるんだよ?

    お母さんでもお父さんでも死んじゃったら悲しむよ!

  • 92剣崎司郎25/05/25(日) 23:19:09

    >>90

    …まあ、術者本人を見つけない限り何も解決出来そうにはないな

    【流石に術式を使った術師は解除方法を知っているだろうと考えて、そう言葉を発する。一番最悪なのは解除方法がないということだが、なぜか腑央のことを覚えていることから、完全なる幼児化というわけでもないのだろう】

  • 93やどりぎ25/05/25(日) 23:22:02

    【走る、走る、走る。渇きを覚えて唾を飲み、喉奥から染みる鉄の味を感じて一度立ち止まる。行き交う人の声を避けて足を動かし、手元にあるのは壊れたスマートフォンのみ。学生証も何もかも置いてきてしまったな、と後悔しつつ、元の場所まで取りに行くのも時間が惜しいために思考から取り下げ捨て去った。筒の壁は少しずつ近付くのに、歩けど走れど瓦礫や崖崩れのせいで思うように進めない。その度に遠回りして、離れては近付くを繰り返す。】

    はやく、早く……そと、外に、
    っ、また崩れてる、道探さないと……。
    【踵を返し、争い合う大人の怒声と戦闘音に身を縮こまらせた。頭を押さえてしゃがみ、鎮まればまた脚部に鞭打つ。次第に空腹も喉の渇きも何も感じなくなって、遅い足取りで走っていた。】

  • 94二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 23:23:50

    >>64

    【その声と共に床へと落ちたリュックサックを背負い上げる。少し手をぐ、ぱ、と動かして。】

    【動ける、とこくり頷いて、最悪、手が動けば動けるから。両親の家はどっちの方向だったか、方向感覚があってもわからなさそうだけど周りをきょろきょろと見回して、霊山さんへとついて行く。】


    【外の様子を霊山さんの後ろから自分でも見て、人はあんまり居なさそうだと結論づける。呪霊なら多分、勝てるよね。】


    ……?

    【首を傾げて、君って誰だろう。霊山さんは2人も保護のようなことをしている時点で随分お人よしだと思う。なんて、そう思うのはわたしがお人よしじゃなさ過ぎたからかも。】


    【霊山さんにも会いたい人が居るんだなぁ、と思いつつ、隙間を抜けて外へと飛び出した】

  • 95二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 23:26:09

    >>91

    【その言葉を聞いた瞬間、目の前の人物の雰囲気が変わる。冷たく静かに刺さるようなそんな雰囲気】


    そっか、じゃあ試してみよっか。

    家族がいなくなったら本当に悲しんでくれるかどうか。

    まあ確かめることなんて出来ないんだけどね〜


    【次の瞬間、少女のそばに現れたのは青く透き通った鮫だった。その式神は剥き出しの殺意が襲いかかってくる】

  • 96二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 23:31:09

    >>95

    え………や、やだ!死にたくない!!

    死にたくないよ…いやだ……

    【その場から逃げようとするが足が動かなくなってしまって】

    なんで!なんで動かないの!!

  • 97幼い頃の巫女/蜷局のヒト25/05/25(日) 23:38:10

    >>92

    「…そうだな。はあ…私が六眼を持っていたら残穢で所在地も分かりやすかったろうに」

    【デメリットは排除するとして、呪力の残穢で辿りやすいであろうあの特殊な力、楽だったのにね】

    …ッシュ!

    ぅぅ…

    「風邪を引いたか」

    【くしゃみをする時は下を向いて、腕を口元に持ってきて衛生面を気にする仕草をする。涼音は腕を擦って、少し寒がっていたので男性は上着を脱いで子どもにかける】

  • 98二次元好きの匿名さん25/05/25(日) 23:41:29

    >>96

    もー逃げちゃダメだよ。

    ふふ…「渦潮包み」


    【逃げようとする姿を見て、青い髪の少女の手が振るわれる。瞬間左右から現れた水が包み込んで球体の檻を作り出す。

    水の中に閉じ込められ、身動きも取れない中に鮫を放つ。そしてすぐさま足へと喰らいつく】

  • 99剣崎司郎25/05/25(日) 23:52:46

    >>97

    …時間的にも、そろそろ夜だからな。寒くなってきてるんだろう

    2人とも、もう飯は食べたか?

    【周囲を見ると辺りは暗くなってきている。もうそろそろ食事の時間と言ったところだろう

    目の前の少年は背負っていたバッグをおもむろに降ろすと、その中身を確認し始める】

  • 100気まぐれ放浪術師25/05/25(日) 23:57:25

    >>94

    首を傾げてどうしたのやら

    ま、準備も出来たみたいならいこっか。とりあえず結界の外に出ることからだね。

  • 101幼い頃の巫女/蜷局のヒト25/05/26(月) 00:02:37

    >>99

    ええと、夜はまだ

    【お昼頃、食べ物を男性から分けられたのは覚えてる。ふるふると頭を振って答える。バッグの中身にごはんがあるのかな?と降ろされたバッグの横にしゃがみ込んで、剣崎が漁ってできたファスナーの隙間を覗き見る】

    【男性はそんな二人の様子を見ながら闇夜に溶け込む夕日を気にしていた。量にもよるが、子どもを優先的に食べてもらうことにする】

  • 102剣崎司郎25/05/26(月) 00:10:02

    >>101

    【バッグの中にあったのは、缶詰や野菜、常温でも長持ちしそうな食べ物類が多い。基本どれも調理してから食べることを前提としているように見える

    それなのにガスバーナーなどはあるが調理器具が見当たらないのは何故だろうか?だがそれでもバッグの中の食材で十分な料理は作れそうではある】


    食材の量は足りているな…3人分は作れそうだ

    じゃあ、夕飯を食べてないならここら辺で一旦食事にでもしないか?

    【バッグのチャックを閉めて、背中に背負い直すと2人にそう提案するように声を掛ける

    先ほどの様子からするに、恐らく彼は料理を作ろうとしているのだろう】

  • 103アリスっ子25/05/26(月) 06:53:08

    >>84

    ………………アリエスは?行く当て、あんの?


    【1人残るつもりなのか、と言外に問い告げる様に寂しげにぽつりとこぼす】

  • 104二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 07:26:03

    >>98

    …! 

    【声も出ないような痛みに襲われて足を見る 噛みついてきたものが怖くて振り払おうと足を動かすがどうしようもなく】

  • 105ひつじ25/05/26(月) 20:24:06

    >>103

    【彼から返ってきた問いに、答えることはできずに口籠る。行く当てはあるのかと言う答えには、あると答えるのが最適であり、事実ではある。だが、其方に向かいたいのかと聞かれれば違うと答えられるだろう。今抱く思いの旨は、生きたいとは全くの正反対。知らない強者にでも殺されて点にでもなれれば、なんて浅はかな考えが浮かぶのだ。】


    ……きっと、あると思うわ。恐らく、だけれど。

    【時間を掛けて、自分より歳下の青年へ言葉を投げた。情けない、十分に成熟した大人なのに。】

  • 106アリスっ子25/05/26(月) 21:33:01

    >>105

    …………っじゃあ!

    もし、もし行く宛が見つかんなかったら、俺んとこ来いよ、一緒に!!


    【そんな彼女の心情なんてつゆ知らず、仲良くなったよしみと言わんばかりの勢いで】

  • 107ひつじ25/05/26(月) 21:49:20

    >>106

    【息が詰まる。ひゅ、と飲み込まれた二酸化炭素に少し咽せて、咳を吐く。口元を押さえて暫し時を経て、今一度彼を見る。なんてことない、橙の朗らかな彼がいた。】


    ……でも、その、私たち知り合ったばかりだし、貴方のご家族が戸惑うかもしれないわ。

    それに、…アリスさんは良いの?私を一緒に連れてっても。

    【一つ一つ、言葉を紡ぐ。恐れを混入させた声は震え、平穏の緑はその先にある未来の自分と彼を見て、怯えている。だから、尋ねた。一緒で良いのか、と。】

  • 108アリスっ子25/05/26(月) 22:11:12

    >>107

    良いとか、悪いとかじゃ無くて、俺がアンタを連れて行きてえの!

    俺の親戚、人の為になる事をすんの、凄え大事にしてるからさ、OK出してくれるだろ。


    【多分だけどな、と語尾に付け足した。咳き込んでしまった彼女を言外に心配しながら、真剣な表情で】

  • 109ひつじ25/05/26(月) 22:27:49

    >>108

    ………そう、なの

    【連れても良いと、感じたの。彼の双眸に目を合わせられず、視線が地へ行く。真っ直ぐだった。当初鋏を仕向けたのと変わらない、純真で鮮やかな色だった。彼の親戚に関しても、彼が話すならきっとそうなのだろう。ならば、一緒にいても大丈夫なのか。】


    ……じゃあ、途中、までは

    【私に、何も起こらない限りは、彼についていこう。この能力がいつ牙を向けるか定かではないけれど、それまでは許してもらおう。着いていくことを。】

  • 110二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 22:32:39

    >>104

    【噛み付いた鮫はそのままその歯を食い込ませる。水はみるみるうちに赤くなっていき、そして体を捻らせたと思うと、鈍い音がして】


    よっと、これでもう逃げられないよね♪

    へぇ…君の足、ぼろぼろだね?これまで頑張って歩いてきたんだろうなー


    【少女は残酷なまでに笑みを浮かべながら、鮫の持ってきた片足を見ていた】

  • 111二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 22:53:07

    >>110

    あ…ぁ…あ…

    【痛みと絶望が一気に襲ってきて声も出ず】

    【赤くなった水が気管に入ってしまって鉄の味が身体に入ってくると同時に段々動けなくなってきて】

  • 112二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 23:15:47

    >>111

    あ、ごめんごめん

    水の中じゃ声も出せないよね?はい。

    【そう言うと指を鳴らし、水の檻を外す。地面に赤くなった水が流れたと思ったらすぐさま消え去っていく。溺死させるつもりはないようだ】


    こんなに頑張ってもお父さんにもお母さんにも会えないんだよ。

    悲しいね。君の足とか見せたら悲しんでくれるのかな…?


    でも私は優しいから、これ以上は虐めないよ。最後に何か伝えたいことがあったら代わりに聞いてあげるよ?

  • 113アリスっ子25/05/26(月) 23:18:46

    >>109


    ……………大丈夫だよ。

    なんかあっても、俺がどうにかするからさ。


    【ああ、きっとアンタは音も無く消えちまうんだろうな。それは、きっと地に落ちた目線と、何かを渇望するような瞳と、そのせいだろうか。】


    大船に乗ったつもりでいてくれよ、頼りねえけどな。


    【まだ、まだ話してたい。安心させたい。照れくさそうに微笑む表情を無理やり作る。違和感なんてもの、ありません様に。】

  • 114二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 23:25:28

    >>112

    …んぐっ…

    【びちゃっと少し水が出てきて】

    ……た…多分…そうだとは…思うけど……

  • 115ひつじ25/05/26(月) 23:33:56

    >>113

    ……ふ、ふふ。アリスさんたら、優しいのね。

    【この数日間で触れた優しさに、再度身を委ねる。豪語かもしれない言葉が、じんわりと心に染み込む。怯えるだけの身体が深呼吸で落ち着きを取り戻し、顔を上げる。新緑の目を彼へ向け、見据えた。】


    えぇ、大船に乗った心地でお供するわ。

    …その間、お話しすることを許してちょうだいね。

    【まだ、まだ、抑えたままでいさせるから。どうか、お願い。後に辛くなっても構わないから、貴方に縋らせて。】

  • 116二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 23:56:57

    >>114

    そう、それは本当に幸せな世界にいたんだね。

    私とは大違いだね〜。私なんてきっと気にもとめてないだろうし。


    と、私のことはどうだっていいよね。

    それじゃあ君も辛いだろうしそろそろ殺してあげるけど、何か伝えたいことがあったらどーぞ?

  • 117二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 00:02:10

    >>116

    ……まだ死にたくないよ…

  • 118二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 00:14:05

    >>117

    足を捥がれて痛いのはずなのにまだ生きたいって思えるんだね。

    君凄いや。じゃ、一瞬で終わらせてあげる!あの世で家族が悲しんでくれるか見れるといいね。


    【そういって、少女の指がこめかみに触れる。もし見えるのなら指先に呪力がこもってるのがわかるだろうね】


    バイバイ。『時雨』


    【次の瞬間、指から放たれた水の弾丸が、こめかみを貫いた】

  • 119アリスっ子25/05/27(火) 06:49:59

    >>115


    マ、俺に任せとけって!


    【どんと来い!】

  • 120二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 22:23:00

    >>118

    【こめかみを貫くと今さっきまで生きていた物が急に力が抜けてドサッ前に倒れる】

    【その少年は血を流しているが、その血は水も混じっていて今さっきまで生きていたような熱はない】

  • 121変牛25/05/27(火) 23:54:33

    うわぁぁぁあん!!!どこなんですかここぉ!?!?
    忍猪もどっか言っちゃったし!!未だにあの人には会えないし!!最悪ですよぉ!!【涙を流しながらしょぼしょぼと歩いている】

  • 122幼い頃の巫女/蜷局のヒト25/05/28(水) 00:03:19

    >>102

    「(様々な物をリュックに入れて持ち運んでるのか…)」

    【邪魔になりそうな気はするけど、食事も満足に選り好み出来ない環境ならある分を持っておかないと安心は出来ないか】

    「ふむ、剣崎君が作るのかね?誘われているんだ、断ることもない。ご一緒させてもらおう」


    !しろー料理すんの!

    【ワクワクといった雰囲気を醸し出して、お行儀よく待っていよう!と辺りを見渡し段差に座る。ところでおばあちゃんたちがよく使うカチャカチャは見当たらないし、どんなふうに調理するのか。こういう場面は陥った事ないので新鮮で、ちょっとソワソワする子ども心】

    ねー、なにつくるん〜?

  • 123二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:04:17

    >>120

    『ポイントが1点追加されました』

    うーんやっぱり非術師だったね。点数貯めるのってたいへーん。


    【自分の点数を見ながらわかりやすく肩を落とす。100点貯めたら総則追加できるって言うけど一般人100人殺すのもめんどくさい】


    親が悲しんでくれるって恵まれた人間だけだよね〜。特に術師なんてね。

    ……ふふ、あの子はどうだろうな〜。今でも姉が死んで悲しんでたりするのかな〜

    フラって逢えたらいーな♪


    【そう言うと鼻歌混じりにステップを踏みながらどこかへと駆け出していく。

    その場には身勝手な狂気に晒された少年の無惨な遺体だけが残されていった】

  • 124二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:10:22

    >>121

    どうしたの〜?【いきなり後ろから話しかける】

  • 125変牛25/05/28(水) 00:18:24

    >>124

    うわぁ!?!?なんなんですかぁ貴方!?【後ろから話しかけられ、驚いたのか彼女は背後へと振り返る】

    ・・・悪いですけどちょっと今、構ってる時間は無いんですよぉ・・・!!

  • 126二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:19:56

    >>125

    え〜??

    いいじゃんいいじゃん⭐︎

    どうしたの?なにかあったの?

    教えてよ〜♡

  • 127剣崎司郎25/05/28(水) 00:22:25

    >>122

    よし、わかった

    今の俺にできる最高の料理を用意しよう


    (んー、今は肉を使うのは少し難しいから…とりあえずは魚と野菜がメインだな

    まあ基本的には栄養バランスとかから考えて和食とかが主軸にはなると思うし…)


    秋刀魚の水煮ときゅうりの浅漬け、味噌汁、ほうれん草のおひたし、卵焼き

    …と言ったところだな

    【そう言って、少し場所を移してある程度それらしい場所に向かうと、彼は地面にガスバーナーを何個か置くと、術式か何かで調理器具を出現させ、黙々と必要な食材をリュックから取り出してゆく】


    少し時間が掛かるけど、待っていてくれ

    【青年はそれだけ言うと料理に黙々と集中し始める。最初はきゅうりを均等に切り分けて、浅漬けの素と共に袋に入れるとそれを寝かせる。次に味噌汁の具材を切っておき、鍋の方では出汁を取っておく。ほうれん草は茹で、冷やし、しぼって切り、鰹節と醤油を掛けて出来上がり、卵を解きフライパンに卵液を注ぐと慎重にひっくり返したりして形を整えて卵焼きを作り、秋刀魚の水煮は缶詰を鍋で温め、水や調味料で味を整える。そして最後に味噌汁を仕上げて、全てを盛り付ければ完成だ】

  • 128変牛25/05/28(水) 00:24:21

    >>126

    そもそも誰なんですか貴方は・・・!!というかこんな所危険だから早く出ていきなさ・・・!!

    【・・・あれっ?と冷や汗が流れる、そういえばなんでこんな所に一人で、人間が居て平気そうなのだろうか】

  • 129二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:27:45

    >>128

    どうかしましたか【さっきまでと打って変わっていきなり真顔で顔を近づけながら声をかける】

  • 130変牛25/05/28(水) 00:30:48

    >>129

    いやっ・・・あー・・・(マズイマズイマズイ!!!どう考えても危険人物ですよぉ!!)【今この場にいないあの淫豚を恨みながら徐々に後退りを始める】

  • 131二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:35:18

    >>130

    なんか言ってよ〜⭐︎

    寂しいじゃん♡【そう言いながらいつの間にか手に持った彫刻刀で攻撃する】

  • 132変牛25/05/28(水) 00:39:15

    >>131

    ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!?!?!?やっぱり危険人物じゃないですかぁ!!!【慌てて腕をクロスして右腕へと彫刻刀が突き刺さる、とはいえ肉を刺した感覚はほとんど無く布を差した様な感覚がするだけであろう】なんなんですかぁ貴方は・・・!?いきなりレディに襲いかかるなんて非常識ですよぉ・・・!【そのまま後ろに飛び抜き勢いで彫刻刀は貴方の手に持ったまま彼女の腕から抜ける、彼女の傷跡からは血は一切流れていなかった】

  • 133イカれた芸術25/05/28(水) 00:43:36

    >>132

    …あれぇ?【思っていたのとは違う感覚に戸惑う】

    肉じゃないなぁ…★

    皮?

    【なんだろうと少しボケッとしてから名案を思いついたような顔になる】

    ねえねえ⭐︎

    君の顔についてるの何?⭐︎

  • 134変牛25/05/28(水) 00:48:19

    >>133

    ・・・顔ですかぁ?この世界一可愛く私がデザインしている顔に付いてあるのなんて「ただの皮」に決まってるじゃないですかぁ・・・

    【別に隠す意味もないが教えてやる義理もない、言われるまで黙っておこう】

    それに人に何かを尋ねるなら自分から、ですよぉ・・・なんなんですか、貴方は・・・

    【そう言いながら彼女は持っている大きなバッグに傷がついた腕を突っ込む、すると皮が付け替えられたかの様に傷ひとつない美しい腕となった】

  • 135店主25/05/28(水) 22:14:49

    …あれっきり客も来なくなっちまったな
    どうしたもんかねぇ

  • 136二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 22:42:19

    【から。から。から。乾燥した空気に内包される熱、さんざ扱った獄炎によってすっかり喉は渇いてしまった。潤いを求めて地を彷徨い、争いの跡だけが残る無人のスーパーに立ち寄れば、腐った緑黄色に肉の臭いが篭っていた。鼻を摘み嗅覚を遮断して、電力の通らない室内を探索して、大手メーカーの飲料水を手に取りキャップを開ける。流し込めば、生温い。無味無臭だというのに、不味い気がした。】

    ………あっつい
    【冬の気温に感化された頭や体温は、もう随分と寒いはずなのに。瞼を閉じれば見える最悪の幻夢が幻炎をちらつかせ、体躯を蝕む。まだ忘れない声が咎め、打ち消すように不味い水を流し入れる。吐き気がする。臓器がぐんわりと刺激されて、気持ち悪い。それなのに、求めた水分に頭は歓喜している。】

    変なからだになっちゃったなぁ。
    【極薄の感触を左手に抱いて、飲み干したプラスチックを握り潰す。もう飲みたくない。いや、まだ飲みたい。良いものだけ仮拠点に持って行って、少しずつ飲んでいこう。そう決心し、手当たり次第幾分かマシだと思える水を探し、見つければすぐにスーパーから立ち去った。】

  • 137二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 21:02:08

    【ざり、と砂が靴と擦れる音が聞こえる。無我夢中に歩いて、一休みして寝て、嫌なものを見て起きて進んで、人の存在から逃げるように陰の道を歩む。遠い彼方から響く戦闘の振動が地を揺らし、その度に肩を跳ねさせて体躯を抱きしめる。筋肉痛と酸素不足を訴える身体に鞭打って、動かなくなるまで進む。すすんで、どこまで?】

    ……ここ、どこなんだろう、
    家に、近づいてるのかな……。
    【退廃し荒廃を重ねて破壊を繰り返す街は、空高くまで打ち上げられた薄い光壁の外側にも進行しているように見えた。先日の総則の影響だろうか。自分の家は、知人は、友人は、街は、大丈夫なのだろうか?大丈夫だと信じたい。疲弊した心と脈打つ心臓を握りしめ、近くなり始めた壁の付近までもっと近付く。どうか、誰にも会いませんように。痛みませんように。お願いだから、かえれますように。】

  • 138二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 00:14:21

    うふふ、これで私は自由ですわーーー!!
    お稽古なんて[お嬢様スラング]ですわ!私はアグレッシブにおスポーツをしたい気分ですわね!!
    ですげーむ?なんてものに参加させられてるらしいですが、そんなの関係ございませんわーーー!!最後に生き残ってればオールオッケーですわ!!
    【そうやってどこかの結界の中で腕をブンブンを振り回して楽しそうにしている泳者がいる。目はキラキラと輝いていて、これから先の未来に希望を見出してるようだ
    状況を理解した上でこれなのでスーパーポジティブである】

  • 139アイさん25/05/30(金) 00:19:07

    >>138

    【結界の中を歩いていたら見つけて、見つけてしまって

    自分は見つからないように影に隠れる】

  • 140二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 00:20:49

    私は自由ですわーーーーー!!!!
    【そういって金髪縦ロールの少女はどこかへと走り出して行った。彼女の行く末はきっと誰も知らないのだろう
    少なくとも生きていれば、どこかで高笑いをしているはずである】

  • 141散花の歩み人25/05/31(土) 01:06:27

    『…そういえば。
    泳者が誰かを殺したとして…罪になるのかしら』
    無辜の皮を被る咎人が生まれるだけですよ。
    『そうなのねぇ、潰してきた全てに悔いて生きる人もいるのでしょう?
    多分』
    知ったこっちゃないですよ、そんなこと。

  • 142炎の剣使い25/05/31(土) 23:30:46

    さて、結界の出入りは自由になったわけだが…
    とりあえずはどうするかが重要だな
    【青年はあるビルの上で、そう呟く。太陽のように明るい瞳が結界を見下ろす。炎のように赤い髪が、屋上の風に靡かれる。
    それは測る。己がどう行動すべきかを判断するために、結界の中を見渡す
    危険な泳者たちは自分の対処できる大抵を排除したつもりだ。それでも未だに危険が残っている可能性も捨てきれない。それが結界の外へ行こうものなら自分はそれを死力を尽くして止めなければならない】

    …そういえば、雨夜さんは今どうしているんだ?
    【ふと気になったのは自らが気にかけていた少女、自分にとって数少ない同類のような存在。
    彼女の住まう場所は、奇しくもこの結界と同じ県であった。彼女は呪術を扱えても、呪術師ではない一般人だ。それに危害が及ぶのは避けたいことである】

    一応、警告はしておいた方がいいか
    【全ては最大数の幸福のために、そう自分に言い聞かせる。皆を愛する少女はこの場において危ういだろう、あの人間性も含めてだが他人の傷や痛みを引き受ける術式は、確実に利用しようとする人間が現れるだろう
    そうなると色々と厄介だ。少なくとも事態が最悪な方に転ぶことだけは避けたい…彼はそう考えた】

  • 143二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:30:48

    ふむ…迷いますわね…
    盗みを働くことはともかくとして、私の手持ち的に持ち運べる食べ物はあと一品だけ…
    このうっまい棒詰め合わせか、それともポテトチップス…どちらを選ぶべきか…迷いますわ!
    【スーパーの中で菓子2つを手に持って悩む金髪お嬢。この事態でお菓子を食べようなどと考えるとは、度胸の塊である。もしくは能天気なだけなのかも知れないが、それは本人しか知らないことなのである】

  • 144イカれた芸術25/06/02(月) 00:26:36

    >>134

    ♡♡♡!【バッグに入れた手が治っているのをみた瞬間両目にハートを浮かべ】

    すごい♡!何それ何それ何それ…

    【と言いながら異常な跳躍で近づく…よくみると片足がバネのようになっていることに気づくだろう】

  • 145変牛25/06/02(月) 00:43:04

    >>144

    なんですかそれって言いたいのはこっちですよぉ!?どういう体の構造してるんですかぁ・・・!!ああもうこうなったらなりふり構わないですぅ!!【手の甲が布の様に裂けたかと思ったら中から銃口が出、その銃口を向けて銃弾を乱射する】

  • 146幼い頃の巫女/蜷局のヒト25/06/02(月) 23:12:17

    >>127

    【和を感じさせる献立に頬を緩ませて、アホ毛が空風に揺れる。しろーは〇〇えもんだったのか、調理道具を次々出す姿に幼い子どもはそう思う。ある知識は大体テレビで流されてるアニメ】

    「(収納系の術式か?)」

    おひたし!

    【涼音が反応したのは浅漬けとおひたし辺り。完成してしまえば盛り付けられた料理を早く持ってきて欲しい、と足で地面を蹴っていて見て取れる。食欲は失せない風邪の引き方をした。食べて寝て治す主流】

  • 147剣崎司郎25/06/02(月) 23:40:17

    >>146

    さて、遅くなって悪かったな

    こんな状況でも、飯はしっかり食べなきゃだろ?むしろ非常事態だからこそバランスの良い食事で身体を整えないとダメだしな

    【そう言って人数分の食事を運ぶ、思わず状況を忘れるほどに普通で家庭的な料理の数々である。それにしては匂いからわかるほど『美味しそう』を伝えてくる食欲を刺激するものだが、家庭で作られたことが分かるプロでも出せない雰囲気は崩れていない

    どこか懐かしいようで、日常の味。そう、まるでお袋の味というものが具現化しているような感じなのである】


    (…実を言うと術式の動作投射を活用してみて、味をもっと良くできないか試してみたんだよな

    味見でもいい感じだったし、口に合うといいんだがな…)

  • 148八咫黒25/06/04(水) 22:32:07

    【カァ、と鴉が飛んでいく。珍しく大きな群れの鴉が。】

    【その中心から現れた人物は真っ黒で、大きな嘴をつけていて、足が3本あって】
    【俗に……は、言わないか? 稀に言う? ……まぁ、なんでもいいだろう。】

    【その人物は、八咫烏のようであった。】

    ……なーるほど。ありがと、じゃあそこ狩ろうか。
    【腕の鴉と会話をするかのように言葉を使って、ほとんど見えない顔ではあるがにこりと微笑む】

    【腕を振り、止まった鴉をぱっと空へと放す。それと同時に黒のシルエットを翼のように広げ、先程放した鴉のように飛び立った。】

  • 149二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:38:29

    >>148

    鴉…あんまそういやぁ見てなかったなぁ

    【その様子を見ながらウトウトとしている狸がいて】

  • 150八咫黒25/06/04(水) 22:49:49

    >>149

    ……ん? 狸?

    ……鴉、頼めるかな?

    【小首を傾げて、あれが狸かどうか確認してきてくれとそう言う。都会……かな? まぁ都会か。都会だからね。気のせいかもしれない。】

  • 151二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:51:18

    >>150

    …なんだぁ…?

    …鴉かー… なんかの指示かぁ?

  • 152八咫黒25/06/04(水) 22:58:14

    >>151

    【鴉なので表情は読めないが、どことなくムッとしていそうな感じで狸の頬をつつく。】

    【最初にバでもついていそうな感じにカァ、カァ、と鳴き去って行った。】

  • 153二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 23:00:14

    >>152

    【頬をつつかれ】

    …いったいなぁ…もう…

    【ついていけばこの鴉の主がいるのではとついて行く】

  • 154八咫黒25/06/04(水) 23:10:07

    >>153

    ……そっ、かぁ。ガチ狸?

    【鴉の耳打ちを聞き、顔は見えないけれど困惑の声色を発する。】

    【今は電波塔の上に居る。ある程度の安全は確保できている筈。だが、狸だと人間じゃないから登れかねないか?】


    【思わずため息をついて、なんで撒いてこなかったんだなどと少し思ってしまう。ダメな飼い主だ。正確に言えば飼い主って訳ではないが。】

  • 155二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 23:13:50

    >>154

    なんか用があったかぁ?

    …まぁないなら良いんだけんどもぉ…

  • 156二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 23:17:42

    このレスは削除されています

  • 157八咫黒25/06/04(水) 23:18:23

    >>155

    ……鴉、またでごめんだけど頼んでいいかな?

    【伝言の言葉を紙へと書いて、「すみません。読唇術はできないので何かありましたら鴉に伝えて下さい」】

    【それを鴉へと渡して、また鴉を下の方へとよこした。】

  • 158二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 23:22:27

    >>157

    【その手紙を見て】

    【「何か用でもあったか?」とガラスに伝え】

  • 159八咫黒25/06/04(水) 23:25:02

    >>158

    ……あっ……なるほど。鴉なんかしたの?

    【そんな軽口を叩きつつ、「いえ、特にはありません。そちらがこちらにやって欲しいことがありましたらやらせて頂きます。」】

    【そう書いて、鴉に破かれる。「そちらがこ」で終わる奇妙な文になってしまったが鴉はそのまま下へと持って行った。】

  • 160二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 23:38:09

    >>159

    こ……なんだ…?

    【まぁ敵意はないだろうしな、と考え「一緒に行動するのはどうだ」とカラスに伝える】

  • 161八咫黒25/06/05(木) 13:51:06

    >>160

    ……一緒に行動か……うーん……

    【相手が何ができるかによるが、大人数での行動はリスクの方が大きいような気がしないでもない。】

    【「少し考えさせて頂きます。そちらに安全を守る能力があるのでしたら空からご一緒させて頂きます。」そう手紙に記入して、手紙を下へと届ける鴉に呆れたような顔をされた。】

  • 162付喪記者25/06/05(木) 21:40:41
  • 163物語の紡ぎ手25/06/05(木) 23:32:45

    ……風鶴、お前は──。
    【「一体なんなんだ」と続けようとして、ページを捲る手を止めてしまう。本当に最近、どこかが可笑しい。どうかしている。妙な蝕む様な感覚が、私を急かしてくる。焦らせてくる。余韻なんて、行間なんて作っている隙などない様に。】

    『薮藁。演目が終わった後は、舞台から降りなければいけないものなのですよ。』
    【ふと記憶が栞を挟んでいたページへと戻り、その言葉が頭の中で反芻する。】

    (…思えば、あれからだったか。)
    【ああ、そういうことか。歪む顔を、私の弱みを見せない様に別の方向を向きながら、額に馴染む汗を袖で拭う。……どんな物語だって私は等しく愛するさ。それは私の信念であり、譲れないものだ。しかし、例外というものは存在する。等しく……それができないのは自分から見れば意外だった。だが、今なら。この感情の源泉も、ここのところの不調の原因も、時折彼奴から感じたどこか儚い空気も、全て理解した今ならわかったから。意外と言っても、そうでもない。】

    (…ああ、そうか。私は──)
    【柊せんという者の人生に、その物語に。群を抜いて、魅せられていたんだ。魅せられ、すぎてしまった。】

  • 164二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 14:55:54

    ……なんだか、穏やかじゃない日が続くわね。
    ねぇ、そう思わない?彼方此方で戦闘が続き、哭いて苦しんで辛い思いをして。
    ……うんうん、そう思うわよね、あなたも辛いわよね。
    じゃあ、そろそろ殺して差し上げるわ。楽に逝かせてて上げるから、感謝なさい。

  • 165幼い頃の巫女/蜷局のヒト25/06/08(日) 21:59:21

    >>147

    【二人とも両手を合わせ、挨拶をしてから食べ始める。涼音は一気に食べ物をつめてもぐもぐ、ほっぺを丸くさせて嚥下する。時間をかけるにつれて体調は悪化する、さっさと食べている様子】

    んむ、おいしい。前にも食べたことあるような味がする

    【日常の味を出すのが上手い。懐かしい感じがする、多分どちらの意味でも。男性の方は黙々と食事をしている、身内にいたら家事が楽になる子だな、と感想が浮かんでくる】

    「とても美味しいな、最近は疎かになっていたし…ありがたいよ」

    【涼音が一品だけ食べたそうに見ていたので男性は渡していた】


    【食事が済めば、ごちそうさまでした。そう二人は司郎へ伝えて】

    ん〜……

    【夜は冷える。涼音は歩けそうにない、大人が抱き抱えて優しく背中を擦っている】

  • 166剣崎司郎25/06/08(日) 22:10:12

    >>165

    どういたしまして

    【ご馳走様という言葉にそう返すと、出しておいた調理器具や食器を適当な場所で消す。その結果付着していた汚れなどはその場に落ち、洗い物などの必要はないことが見てわかるだろう】


    …さて、とりあえずはどこか寝れる場所を探した方が良さそうだな

    【近くには自分が拠点としている場所はない…が、そこまで歩くにはそこそこ時間も掛かる。体調の悪い子供を長く外に出すというのは酷なものだろう。付近の家のどれを借りさせてもらって、そこで一夜を過ごすというのが良いだろうか】

  • 167二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 22:12:21

    >>161

    分かった

    【と、そう返して】

    …どうすっかなぁ まぁ1人だなとりあえずは

  • 168二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 22:12:35

    このレスは削除されています

  • 169八咫黒25/06/08(日) 22:14:10

    >>167

    わかった、か。じゃあついていけばいい、のかな?

    【首を傾けつつ、じゃあ一旦会話は休憩か、と電波塔の横線に腰をかけた。】

  • 170二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 22:21:55

    >>169

    【電波塔の横線に座っているのを見て】

    言い方大丈夫だったか…?

    …まぁ良いか

  • 171八咫黒25/06/08(日) 22:27:29

    ……全然動かないね。あ、鴉おかえり!
    ね、てる?えっ!? この状況下で? 不用心すぎないかな。まぁ確かに八咫は狸は似合わないけど……
    【このままずっと寝てる、だとこっちも点が取れずで困る。動くのであれば護衛的に点が取れる確率もあったがこれだと確率がゼロだ。寝ている狸を守る利点も感じられない】
    【と、いうことで電波塔の上に二本足で立ち上がり、鴉で狸と傍に置いてある酒を安全な場所へと移動させてやる。そして、黒い人型はケープを翼のように広げ、ばさりと飛び立った。】

  • 172八咫黒25/06/09(月) 02:33:07

    >>171

    (今更ながら誤字に気がついた。これ八咫は狸は狙わないけど…… だね。)

  • 173二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 18:01:08

    はぁ、っ、はぁっ、……ッ、!
    【びくり。肩を跳ねさせ後ろを振り向けば、もくもくと立ち昇る黒煙。また誰かと誰かが戦闘を行っているようで。ぱらぱらと降り注ぐ破片が頬や指先を掠め、血の一線を引いてゆく。それにも構わず、遂には薄桃色の上着を脱ぎ捨て、先を行く。ずっと歩いているのに、同じ場所を延々と巡っているような。そんな気さえ感じてしまって。】

    ……っ、だめ、下向いちゃ、だいじょうぶ、かえる、かえれる、から……。
    【ぱんぱんに膨らんで痛む両足を打ち、無理やり動かす。汗が滲む。傷が増える。息が浅くなる。喉が渇く。けれど、帰るためには些細な問題だ。だから、もっと歩いて、歩こう。視界も滲み出したけれど、きっと元に戻れるから。】

  • 174凡骨騎士25/06/13(金) 18:53:33

    …ふう、これで物資の搬入は終わりだな!
    【快活な姿で「よし」と安堵の声を。結界の内外を行き来して、ひとまず必要そうなものは持って来ることが出来たと喜びの表情を。】
    巻き込まれた人達には小さな子供や体力に自信がない人も多い。
    いざとなれば私が背負っていくこともやぶさかではないが……
    【これだけ広い結界から出るのが目的ならば、セーフティーハウス、つまるところ中継地点は大事だ。と補足しつつ、ダンボールの中からスポーツドリンクの入ったボトルを2本取り出しその内の片方を差し出す。】

    改めて協力に感謝する、丹澤さん。
    【自分がやりたいと言った人助けに、こうして手を貸してくれるのだから。感謝の気持ちはいつも忘れずに。】

  • 175ざわさん25/06/13(金) 21:54:38

    >>174

    【内包される物資の重さを柔らかい板越しに感じ取り、L字に曲げた腕を維持し続ける度に筋繊維が歪み、悶えの息を吐く。とは言え物資の運搬は多少は慣れていたためか滞ることはなく、元気な様子の金髪の青年にいっそ感心を覚えながら、段ボール箱を置いた。なに、やってるんだか。】

    【ぜぇ、はぁ。呼吸を行う。皺が寄る肺を膨らませて萎ませて、貧血に薄れぼやける視界を元に戻させると、上部から入り込む何かがあった。手と、ペットボトルだ。】


    ……あ、あぁ、どうも……。

    【簡単な会釈だけして、恐る恐るボトルを受け取る。熱された指先が冷えたスポーツドリンクの冷を受け取り、初冬なのに何故か涼しいと感じた。】

  • 176凡骨騎士25/06/13(金) 22:01:44

    >>175

    ……その。決して、気持ちを無下にするという訳ではないのだが。

    【事前に一言そう置いてから、無理をさせてしまったなと自分に責任を感じつつ、口を開く。】

    ちょうど作業も一段落着いたんだ、あなたは一度休むべきだと思う。

    本当に申し訳ない。助けてくれることがつい嬉しく、配慮が欠けていてしまった…また、借りを作ってしまったな……

    【目的や今の感情に誤魔化されて、本来最も重要であるはずの、「今の周り」のことが見えなかったことに心底反省。間違ってしまったとしても。今からでもできることを考えた。まずは彼女を休ませるべきだろう。と結論づける。】

  • 177ざわさん25/06/13(金) 22:09:18

    >>176

    【キャップを開き、人目も気にせず水を煽ぐ。ほのかな酸味が脳を冴え渡らせ、美味とも言い難い味わいが意識を現実に引き戻す。勢い良く半分まで飲み干したら、傾けたそれを縦に直し、次いで汗を拭った。】


    ……別に、了承したのは私ですし、借りっていうほどのものでもないでしょ。広い視野で見れば、私よりも凄惨な目に遭ってる人は大勢いるだろうし、そっちに目を向けるのは当然だと思いますよ。

    【だからこそ、その凄惨な人物を少しでも踏み躙り生き残った自分の狭量さが目に余る。そして、眼前の人物の正しさが目に毒だ。背負うべきでないその申し訳なさを消し去りたいがため言葉を出し、再度浸った汗を筋繊維に染み込ませる。】


    ……ラファエルさんこそ、休むべきだと思いますよ。

    ずっと動いてたじゃないですか。

  • 178凡骨騎士25/06/13(金) 22:23:25

    >>177

    ……体はある程度丈夫だ、と自負しているからな

    私にとってはまだなんて事はない

    【それでも、いつか。いつ如何なる時も、何処でも、誰と居ても。周りを照らせる存在になりたいならば。目の前の彼女を蔑ろにするなんてあり得ないだろう。そういった思考が、頭にはある。】


    だがそれでも、先ほど言ったように体力には個人差が大きいはずだ。

    力仕事は私に任せて、やっぱり休んでいて欲しい。

    【今照らすべき対象は照らせているのだろうか?と自問する。以前、自分の事を褒めてくれた彼女も、今の目の前の彼女も。どちらにしろ、どこか変だなとは感じていた。少し根暗な性分なのかと思っていただけだが…それを見て見ぬ振りなんて、できるだろうか?】


    ………私の思い過ごしだったらすまないし、もし答えたくないならば何も言わなくても良い。

    …丹澤さん、本当に大丈夫か?少なくとも、今の私から見ると、あなたは自分自身に無理を聞かせてるようにしか見えない。

    ……何か、あったのか?

  • 179ざわさん25/06/13(金) 22:33:52

    >>178

    はは、頑丈ですね、……いや、聞くまでもなかった、かな。

    【硬いものを弾き返す彼の身体を知っていたか、知らないか。一度は見たかもしれない。想起し、フェンシング経験の情報とも照らし合わせれば、意味のない問いかけだったと感じた。頭が回ってない。身体の疲れによるものと言えれば良いが、果たして肉体だけなのか。彼の言葉に甘えて、休んだ方がいいのかもしれないな。その言葉に相槌を打とうとして、その後紡がれた音に俯かせた顔を上げた。十字の光が刻まれた澄んだ青い蒼い瞳が、此方を見ていた。】


    ……大丈夫か、ですか。

    ……さぁ?どうなんでしょうね。疲れはありますけど、無理を聞かせては……。

    【澱んだ、彼女の名と同じ色の目が地面を向く。暗がった夕焼けの茜が沈み、夜の色と同化する。握ったペットボトルが凹み、脳裏に思い返す映像の一つ一つを精査して、自嘲の笑いと息が溢れた。】


    何か遭ったか、ですっけ。

    まあ、ラファエルさんに会う前なら、色々ありました。こんな状況ですし、そちらも色々あったのと同じですよ。

    【だからまあ、無理を聞かせるのは仕方がないのだと息を呑む。酸素を吸い込む。罪悪の二酸化炭素で息が苦しい。疲れを自覚したら、何だか体が重いな。】

  • 180凡骨騎士25/06/13(金) 22:51:19

    >>179

    ……そうか。色々と気にはなるが…まずは休まなければだな。病は気からと言われているが、逆もまた然りだろう?疲れていたら、気持ちが沈むのも無理はない。簡易ベットなんかもあったはずだから、すまないが少しだけ辛抱していてくれ。

    【確かこっちだったよな…と簡易ベットが入った段ボールを開けて、組み立てようとしてみる。その最中にも、たまにそちらの方を見て、文字通り顔色──体調を伺ったりも。】


    (…言いたくないなら、と言ったのは私だが。…やはり、心配だな……)

  • 181ざわさん25/06/13(金) 22:56:44

    >>180

    【此方を伺う中で分かるのは、顔色の悪さだ。目はもちろん、成人女性には必須のメイクは落とされ、目の下の隈が露わとなる。それがいつから存在していたかはさておき。時折耳の穴を塞ぐように手を押し込め、引き、その場に動かず、彼が動く様を呆然と見ていた。】


    ……病は気から、か。

    【気、気なのだろうか、これは。頭で鳴り響くこの声は、音は。手に残る感触は、冷たさは。気だというには現実味が深くて、気持ち悪くて、それを客観視する自分すらも恐ろしくて。今手に持つペットボトルが、人肌に───────】


    ──────こえが、やまないんです。

    【構わず、吐き出されたそれを地上へ落とした。】

  • 182凡骨騎士25/06/13(金) 23:19:17

    >>181

    ……声?

    【幻聴、ということだろうか?あの呪霊だとか…あれが影響してるか、それとも──フラッシュバック。トラウマの類の可能性。】

    ……話せるなら、話してくれたら助かる。私も、その方が丹澤さんの力になれるからな。

    勿論、いつだって私は丹澤さんの力になるが……

    【相変わらずの顔色の悪さ、やっぱり話すより先に寝かせるべきか。その思考が過るも、幻聴が聞こえる状態でまともに寝られるかと考え、すぐ払拭する。】

  • 183ざわさん25/06/13(金) 23:30:04

    >>182

    【反復される声に、青ざめた顔は縦に振られた。澱んだ目の焦点を無理やり彼へ合わせ、顔を見る。大衆へ向ける善意からの心配が表層に滲むのだろう。まともに見ることなく再び俯けば、頭から降ってくる優しい紡ぎがある。助けになりたい、これは助けを求めるほどのものだろうか?冷静な自分が思考するのにも構わず、漏れた弱音や悔悟は堰を切られたのを良いことに、留まることなく降り注ぐ。】


    あの時から、ずっと、頭の中に響いてて。

    声だけじゃなくて、手も、目も、足も、まだ感触があって、あの時、人を殺した時の、お腹を刺した感覚が、突き飛ばしてしまった時の顔が、まだ、

    【猿叫が耳に届く。絶叫が下から聞こえる。呪詛が自身へ吐き出されている。プラスチックの塊に目を向けると、それは包丁に変わっていて、思わず鋭利だと思われたそれを遠くへ投げ飛ばした。空いた掌をじっと見つめ、自身の顔を覆うように手を押し付ける。譫言のように呟く。こわい、ごめんなさい、でも、わたしは、ごめんなさい、あのとき、いたい、しにたい、ごめんなさい、なんで、わたしは、どうして、】

  • 184凡骨騎士25/06/13(金) 23:41:30

    >>183

    ……っ、丹澤さん…っ!…すまない…

    【投げ飛ばされたソレに目もくれず、相手の両肩に手を置いて、瞳を見つめる。】

    大丈夫だ、どうか、私の目を見てくれ。それだけ、見つめることだけに集中するんだ。

    他のことは考える必要はない。私の、目を…

    【前に本で学んだ精神安定やらの暗示や対症療法を試す。これはきっと、しっかり向き合って根本からなんとかしないといけない話だろうが、対話の前に落ち着いてもらわないと、いけない。まずは、そこからだ。】

  • 185ざわさん25/06/13(金) 23:50:20

    >>184

    【両肩を掴まれたことで体が揺れ、視界がふわりと宙に浮いたかのように浮つく。口から溢れ出す言葉に混じって澄んだ音が聞こえ、手を退かし正面を見据える。最中、視線があらゆる場所へと逃げ場を探していた。亀裂の入った地面。放置された物資の山。枯れかけの雑草。風に吹かれさらさらと靡く金色。体格の良い男性の肩や腕。整った鼻筋。負って痛んだような眼。その奥の青、蒼、空の色の奥の───咄嗟に突き飛ばそうと腕を引き、顔を目から逸らした。】


    だめ、ほんと、ちがう、だめなんだって、ねぇ、はなして、はなれて、みないで、その目で、きれいな目で、わたしは、

    【渇いたはずの眼窩が潤いを求めてツンと痛み、緩んだ涙腺が涙を生んだ。目尻から一筋伝い、号泣とも言えない、けれど重い一雫が流される。みっともなく、声も荒げず、哭いていた。】

  • 186凡骨騎士25/06/14(土) 00:04:36

    >>185

    【肩からは手が離れるも、そのがっしりとした頑丈な身体は突き飛ばされようとしたって動じない。いいや、身体だけではない。その魂が、今ここで揺らいではいけないと訴えかけてきているから、絶対に退く訳には、いかない。】


    …すまない、私は丹澤さんではないし、ましてはあなたが苦しんでいる原因と似た経験もしたことはない。……それでも、私に見させてくれ。

    出会った当初に言っただろう。命の恩人のあなたは、私がこの身を賭けても守る、と。

    【心の安寧だって、当然護衛対象だ。】

  • 187ざわさん25/06/14(土) 00:13:50

    >>186

    【触れた感覚が、まるで鋼鉄のようで、改めて目の前にいる人物が異質であることを知る。通う血の温度は分かるのに、硬い人肌がそこにはあって、か弱過ぎる自身の力が憎くて堪らなかった。そこへ降ってくる言葉が心に染みる。慟哭が止み、掠れたノイズ音を喉奥から突き出して、表せない泣き声を出す。体内に誘われる酸素が苦しいのに、心地良かった。】

    【「見せてほしい」と言われたため、改めておずおずと目を向けた。空の色、海の色、雄大な二つを連想させるようなどこまでも広がる蒼の色。それに突き刺し掲げられた光の十字架が輝かしく、反射する自身の茜色が酷く邪魔に感じられた。】


    ……くるしい、いきぐるしいんです、いま、ものすごく、やっちゃいけないことをして、ラファエルさんにもこんな、しなくていいことまでさせて、

    【ぼろぼろと泣き言ばかり。それでも止まらないのは、鎖に縛られ棘が刺さり血を流した自身の心が、とんでもなく悲鳴をあげていたから。だから、涙を流し続けたのだ。】


    ごめんなさい、でも、おねがい、

    きいて、もう、わたしは、これを、かかえきれない

    【だから、背に負う罪禍を告白しようと、十字架に祈り懺悔する者と同じ目で、彼を見た。】

  • 188凡骨騎士25/06/14(土) 00:42:13

    >>187

    ……Va où tu peux, meurs où tu dois.

    『行けるところまで行き、然るべき場所で死​ね』という意味の諺だ。

    【突然、ポツリと流暢な仏語を口にしたと思うと、和訳を語って。】

    やるべき使命を果たせたなら、どこで死んだって良い…という意味なんだが。

    ……丹澤さんは、もう行けるところまで行った、抱えられない、と言ったな。

    …先に謝罪を入れておく。今から私が言うのは、少しばかり、あなはちとっては辛いことかもしれない。

    【前置きが長めになったから、よく彼の意図がわかりにくいかもしれない。それでも伝わってくるであろうことは、彼に灯り、そしてこれからあなたをはじめとする人々を照らさんとする情熱だ。】


    …私は、あなたに生きていて欲しい。

    然るべきところなんて、今じゃない。行けるところも、まだまだ先だ。

    【人間はみんな欠点があって、嫌な記憶があって。消えたくなることだって山程ある。それでも、彼はこう考える。人間は、自分たちが思っている以上に強い生き物だ、と。彼は常日頃から「心も体も照らせるような眩しい存在、それが理想の騎士だ」と言及しているが、その「照らす」と言うのは少し違った意味だ。人々が自分では気づいていない『強さ』を掘り出して、光るようにして、目に見える光へと。そうして歩くための力を生み出す存在こそ、彼の本当の理想だ。】

    これからが、辛くて、苦しい道のりかもしれないし。今その道を歩きたくないと拒否することだってできなくはないだろう。──それでも、それは違うと思う。

    どうか、どうか。私に、照らさせてくれ。あなたがまた歩けるように。あなたが、本当の強さと行けるところまで歩いていけるように。

    ……ファンサービスくらい、させてくれ。

  • 189ざわさん25/06/14(土) 00:58:26

    >>188

    【つらつらと流れる異国の言葉に、そう言えばハーフっぽいよな、なんて軽い逃避が思考に挟まれる。訳を耳に通し感じるのは、戦場で聞かされそうな諺だと言うこと。初めて聞いたし、今後も耳にすることはなかったのだろう。ここで聞かされるまでは。】


    いける、ところって……ない、ないですよ、ラファエルさん。

    してはいけないことをしたら相応の罰が下る、そういうのは、あなたでも分かることでしょう。

    【諭す彼の双眸から逃げられず、温かみのある言葉だけを受け取って、ほろほろと崩れ落とす。生きていてほしい、けれどそれは、自分が命を奪った誰かだってそう思われていたはずで。それを受け取るのは筋違いなのではないかと閉鎖の頭が光を拒絶する。眩しい、まぶしいから、やめてくれ、掛けられるべきでないんだ、だから、】


    ふたり、殺したんですよ、わたし。

    殺意を持って、追いかけて、何度も刺したんですよ、

    こんな人間なのに、まだ生きて良いって思うんですか、

    【遂に目を逸らす。相対するその色に見つめられるのが耐えられなかったから。いっそ、視線に刺されてしまえば良いと思った。綺麗な人に断罪を込めて死ぬことができるなら、この罪悪感も少しは薄れて、息が吸いやすくなる気がしたから。】

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