【閲覧注意🎲】レッツトライ！ヴィラン堕ち！！

[1 二次元好きの匿名さん 25/05/26(月) 17:25:59]

無個性でもヒーローになりたい？無個性で身体を鍛えもせずにノートをガリガリしてるだけのクソヒョロナード君♡
っおら！現実見ろ！！見ろりや出久！！！！！！！
無個性がヒーローになんてなれる訳ねぇんだよ？ホントは現実わかってる癖にさぁ？無個性なんか血反吐を吐く程の人の倍以上の努力と実際の行動あってようやく普通の人と同じ「スタートライン」にやっっっつと立つことが出来て無個性でもヒーローになりたいってほざく事がが認められるだろうけどよ？
ねぇ出久くん…
君は何もしてないだろ？？
そんな叶いもしない願いを叶えようと努力も行動もせずにノートガリガリ書いて夢ばっか言ってんだから幼馴染君にワンチャンダイブ言われるんだぞ？とーぜん♡あーあ馬鹿だね♡うそうそ分かってるよ♡夢見ていたいけど実は既に残酷な世界に気付いているんだよね♡そんなところがかわいんだよな中坊デクくん俺だけが理解者だよ「君はヒーローになれる」って誰にも理解されなかった夢を俺だけが認めてやるよ俺に認められてボロボロ泣いてくれよ俺を縋れよ出久くんを俺の弟子にして出久くんのほしい言葉をいくらでもかけてやるから俺に心酔してくれよ
俺の個性のご都合洗脳で心酔して俺の洗脳にかかっている事も気付かないままに都合のいい幸せな夢を見せてやりたい
オールマイトには会うなOFAも絶対に継ぐなクソな幼馴染のいる学校にも行かなくていい出久の母なのに夢を肯定しなかった母親のいる家には帰らなくていい
というか学校行くな家にも帰るな出久を守ってやるから俺の家にいろ
お前はな〜〜んもしなくていい♡ぬるい世界で「お前はすごい」「ヒーローになれるよ」「お前の凄さに気付かない世界が悪い」って責任の無い優しい言葉だけ繰り返し言ってやるからせいぜい夢から覚めずに無様に地面に這いつくばって叶わない夢一生追いかけてろ負け犬ナード♡
そんで結局何の実力の伴わない無個性のまま縋るような思いで雄英入試に挑んで圧倒的虚無の0点という現実を叩き出して入試に落ちて師匠と仰いでいる唯一頼れる存在の俺に「価値がない」「役立たずの無個性」と悲惨な捨てられ方して幸せな個性が解けて我に返ればいいよ。既に帰るところも縋る人も友達もいない崖っぷちの現実に絶望すればいい。
それで行き場を無くし絶望して壊れ何もかもを失った時に、お前が最後に堕ちる先はヴィランだ！！！俺の思想通りに！！！堕ちろ！！！

[2 1 25/05/26(月) 17:27:14]

ということでこちらは中坊デクを師匠の俺が可愛がるダイススレです
俺の目的は以上の通り出久君を心から愛して全力で歪ませてヴィラン堕ちさせる事なので、デクの敵堕ち注意（ダイスによっては未遂に終わるかも）
なおスレ立て初めてなので不備があったら教えてださい

[3 1 25/05/26(月) 17:34:19]

俺くんは？

1　AFOの配下

2　前科あり一般ヴィラン

3　マジの一般人

dice1d3=2 (2)

出久を狙っている理由は？

1　一目惚れ

2　出久にシンパシーを感じた

3　マジで助けたかった（善意）

4　その他

dice1d4=2 (2)

[4 二次元好きの匿名さん 25/05/26(月) 17:36:43]

うーんと、どっかでこのヤバめの文章見たような……、気のせいか^^地獄なんて、始まらないよ、、、、ね、？

[5 1 25/05/26(月) 17:37:21]

俺くんの個性は「ご都合洗脳」

対象を自分の都合に沿うように洗脳するぞ！

まず出久君に接触します。

俺くんの個性の発動条件

1　自分へ関心を向けさせる

2　触れる

3　常時発動型

dice1d3=2 (2)

ちなみに俺くんの個性「ご都合洗脳」は俺くんが興味を示している人間にしか効かない

ので出久くん以外の人間、ヒーローやヴィランには効かない。

[6 二次元好きの匿名さん 25/05/26(月) 17:38:19]

俺くん……ｷｷｵﾎﾞｴﾉｱﾙﾖｳﾅ、ｷﾉｾｲｶ、

[7 二次元好きの匿名さん 25/05/26(月) 17:40:52]

どこにシンパシーをかんじたの？
俺くんも昔出久と同じようかんじだったけど堕ちてヴィランになったの？

[8 二次元好きの匿名さん 25/05/26(月) 17:41:13]

個性なかったら悪さしたところで一般犯罪者として処理されてヴィランにすらなれないんじゃなかったっけ？

[9 1 25/05/26(月) 17:44:57]

設定ダイスはこのくらいかな追加や気になる所あればその都度振っていく

時系列についてはスタート時期は1話開始前。

ヘドロ事件もまだ起きてないオールマイトともまだ会ってない3年生の中坊デク

まず出久君に接触します。

友達もおらず一人で通学路を帰る出久くん…人目のない場所で待機して声をかけます

俺「こんにちは」

デク「……こんちには」

警戒度dice1d100=39 (39)

[10 二次元好きの匿名さん 25/05/26(月) 17:46:34]

出久くんもっと警戒して！

[11 1 25/05/26(月) 17:54:49]

俺くんが出久くんのどこにシンパシー感じたのか

1　いじめられているから（俺くんも個性のせいで虐められた経験あり）

2　実は俺くんもかつてヒーロー志望で周りに否定され続けてきた

3　その他

dice1d3=2 (2)　 　

警戒心スカスカで助かる

もさい中学生が狙われないとでも思ってんのか。

[12 1 25/05/26(月) 18:22:27]

俺「急に呼び止めて悪いね。俺、テレビ番組「ヒーローワールド」のスタッフでして」（大嘘）

デク「……！見てます！いつも見てます！様々なヒーローに密着取材してテレビニュースには写らないようなヒーローの人となりや裏側までブツブツブツブツブツブツブツブツ……大好きな番組で…！」

デク「あ…そのボード、もしかしてアンケートですか…？」

俺「そう、今学生を対象に「将来の夢」の調査をしていてね。ウチの番組見てくれているってことはプロヒーロー志望かな？」

デク「………………はい……なりたいです……」

俺「だよな、やっぱり俺の思った通りだな」

俺「〝なんとなく〟ヒーローになりたいって思う子供は多いけど、本気でヒーローになりたいと思ってる子は目の奥の輝きが違う。」

俺「君もそんな目をしていた。俺には分かるよ」

デク「………」

信頼度dice1d100=89 (89)

[13 1 25/05/26(月) 18:24:07]

信頼度89！？
それっぽく言った言葉が効いてて俺くんも嬉しいよ

[14 二次元好きの匿名さん 25/05/26(月) 18:28:38]

出久くんちょろすぎないか

[15 二次元好きの匿名さん 25/05/26(月) 18:30:49]

引子ママはごめんねって謝る方向にいっちゃったし肯定してくれる人が現れたらね。
オルマイもまずは甘い仕事じゃないって否定するし。

[16 1 25/05/26(月) 18:38:58]

>>8

これ盲点だった確かにヒロアカ世界の法律上ヴィランにはなれないな

無個性如きがヴィラン堕ちしてもヒーロー社会も世の中の常識も変わらない、どう足掻いても所詮ただの非力な犯罪者止まりで哀れな感じがするからいいか！

言葉の綾的なもんだと思ってくれ

[17 1 25/05/26(月) 18:50:19]

俺くんに対する信頼度が高得点だったので警戒度少し下がります。やったね！

デク「え………」

俺「……どうかした？」

デク「……いえ、そんな事誰かに言われたの初めてで…ごめんなさい…」

デク「えっと、アンケートでしたね…このシールを…ヒーロー…」…ペタ

俺「よしよしヒーロー志望ね」

ほわほわデク「…………うん」

警戒度39（ダイス分マイナス）

dice1d10=10 (10)

[18 1 25/05/26(月) 19:02:29]

出久くんマジで？俺くん以外の会ってすぐの知らない大人にすぐ心開いちゃだめだよやっぱり俺くんが保護しないとダメそうですね

俺「ついでだしインタビューもさせてもらおうか」

デク「い、インタビュー！？」

俺「番組でデータは使わせてもらうけどカメラを回す訳じゃないから顔出ししないし個人を特定できるもんじゃないよ」

デク「そっか…ならいいかな…」

dice1d3=3 (3)

1、2成功

3失敗（　1邪魔が入った　2やっぱりデクが拒否dice1d2=2 (2)　）

[19 二次元好きの匿名さん 25/05/26(月) 19:23:01]

そのまま距離を取り続けるんだ

[20 1 25/05/26(月) 19:29:40]

俺「インタビューっていっても簡単な受け答えだけだから緊張しなくていいよ」手帳とペンｺﾞｿｺﾞｿ
ほわほわデク「………」ﾄﾞｷﾄﾞｷｿﾜｿﾜ
後からワイワイ聞こえる同級生たちの声。デクの中の『仲の良くない知り合い達』の声が遠く後側から聞こえる
現実にかえったデク「……あっ…」
デク「やっぱり、ダメです…！ごめんなさい！」（パタパタ走り去る）
俺「あっ…帰っちゃったな…」

インタビュー成功してたら接触して個性かけるつもりでした。逃げられちゃった。残念。

[21 二次元好きの匿名さん 25/05/26(月) 19:59:08]

個人的にデクはヴィラン堕ちさせた上で光堕ちさせたいという欲求があるハピエン好きなんで
でもそこに至る過程でドン底に曇らせたい欲もある
デク虐は健康にいいよね

[22 二次元好きの匿名さん 25/05/26(月) 20:09:24]

>>1

とんでもねー悪魔なんだけど「見ろりや出久」やかましくてすき

[23 二次元好きの匿名さん 25/05/26(月) 20:14:51]

デクくんちょろすぎてかあいいねぇ

[24 1 25/05/26(月) 20:26:23]

>>21

わかる

ダイススレだからハピエンは約束出来ないけど俺も紆余曲折どん底ジェットコースターからのハピエンは大好きだ

あのデクがヴィラン堕ちする訳無いだろと冷静な俺と戦ってスレ書いてるよ

バットエンドが確定したら申告するようにするわ

[25 1 25/05/26(月) 20:29:47]

現時点

警戒度29 信頼度89

時間飛んで夜…帰った出久くんは…

dice1d3=2 (2)

1　あの人、僕の事を認めてくれた…やっぱり、僕もヒーローになりたい…あの人が背中を押してくれたんだ…真っ当にヒーローになる決意を固める

2　あの人に申し訳ないことしたな…怖がって反射的に逃げるようにして帰って来ちゃった。僕を認めてあんな素敵な事言ってくれた人なのに…またちゃんと会って謝りたい…そして喋りたい 出久から再接触

3　すっかり忘れて爆睡

[26 二次元好きの匿名さん 25/05/26(月) 20:37:28]

もしかして🎲運がアレな方？違ったら申し訳ないが、もうすでに楽しい　ワクワクがとまらない

[27 1 25/05/26(月) 21:09:21]

おふとんデクデク「（やっぱり、僕……ひどいことしちゃった……）」

おふとんデクデク「（ヒーローになりたいって言えば、みんなまず個性のことを聞く。それで、“なれる”とか、“なれない”とか……）」　

おふとんデクデク「（でも、あの人は違った）」

おふとんデクデク「（僕の目を見て、目の奥の輝きが違うって……本気でヒーローになりたいって思ってるって……）」

おふとんデクデク「（個性じゃなくて、僕自身を見て、そう言ってくれた……）」

おふとんデクデク「（それなのに、僕は……怖くて、逃げるように帰ってきちゃった……）」

おふとんデクデク「謝りたいな……もう一回、ちゃんと話してみたい……」

[28 1 25/05/26(月) 21:13:41]

>>26

某主とは別人だよ

実は俺某主のデクスレ見てダイススレ面白そうだなと思ってスレ立てたクチなんだよね（小声）

[29 二次元好きの匿名さん 25/05/26(月) 21:18:33]

おふとんデクデクの圧強すぎで草

[30 1 25/05/26(月) 21:41:30]

朝チュンおふとんデクデク「……会えるかな……もう一度、ちゃんと……」

デク「よし、動こう……僕から！」

出久のターン！俺くんに会い来てくれるってさ！！

翌日。土曜日で中学校はお休み。俺くんと接触するためにどうしようか？

dice1d3=2 (2)

1　ネットで調べる。クソナードの得意分野。

2　もしかしたら昨日に続けて校区内で調査してるかも…（dice1d100=21 (21)　（40以上で俺くんと遭遇。70以上で？））

3　聞き込み（誰に？）

[31 1 25/05/26(月) 21:46:06]

デク「何の成果も得られませんでした！！」

再ダイス

dice1d3=3 (3)

1　ネットで調べる。クソナードの得意分野。

2　もしかしたら昨日に続けて校区内で調査してるかも…（dice1d100=（40以上で俺くんと遭遇。70以上で？））

3　聞き込み（誰に？）

[33 二次元好きの匿名さん 25/05/26(月) 21:51:23]

洗脳が解けることはあるんかな。敵堕ちしたあとに洗脳が解けたら自分のやってきたことに絶望しそうで良いな

[34 二次元好きの匿名さん 25/05/26(月) 22:44:27]

デッキュンから会いに来ようとしてくれてるの健気かわいいね

[35 1 25/05/26(月) 22:52:24]

雄英時代ならみんながいるけど頼れる友達が全くいないぞ！

デク「やっぱり聞き込みかな…あの人は“学生を対象に調査してる”って言ってたけど…あの場でアンケートを取り続けたとしてあの場所を通る学生…」

デク「………………やっぱり嫌だな…近づくのは最終手段にしよう…」ｼﾞﾄ…

デク「………………」ﾊﾟｧﾝ

デク「よし頑張れ出久！でも聞き込みっていってもあの場所ひと気の少ない場所だったし…」

デク「どうしよう…皆の個別の連絡先なんて知らないしクラスLINEでこんなこと聞くのもな…でも… 」

dice1d3=2 (2)

1　クラスラインに送信！頑張れ！

2　現場付近で学生らしき人物に聞き取り

3　？（dice1d100=72 (72)　70以上で発生。発生しなければ偶数で1奇数で2）

[36 1 25/05/26(月) 23:17:52]

現場付近で聞き取りチャレンジ

dice1d100=6 (6)

1〜14学生（情報無し）

15〜29学生（情報あり）

30〜59クラスメイト（情報無し）

60〜89クラスメイト（情報あり）

90〜俺が来た

[37 1 25/05/26(月) 23:20:45]

全然出久くんと会えなくて俺くん寂しい

早く洗脳かけたい

dice1d100=69 (69)

70以上

[38 二次元好きの匿名さん 25/05/26(月) 23:24:17]

妖怪１足りない「まかせな」

[39 1 25/05/27(火) 00:12:36]

出たな妖怪

さっきの70は通りすがりの学生が中学生時代のお茶子か轟になってた接触ダイス。 来るべき地獄に備えて備えてたんだけど？

これは何？すぐ近くまで来て帰った？まだ近くにいない？ 　

デク「…あ、あの、すみません。ちょっと聞きたいことがあって……昨日この辺で、アンケート取ってた人とか、見かけませんでしたか？」

学生「はえ？　あーいや、知らないっス。」

デク「そ、そうですよね、ありがとうございます……」

デク「…………そうそう見つからないよね」ｼｮﾝﾎﾞﾘﾔ

？

dice1d2=1 (1)

[40 二次元好きの匿名さん 25/05/27(火) 00:44:19]

普通に素でヴィランのかっちゃん

[41 二次元好きの匿名さん 25/05/27(火) 02:13:45]

来るべき…地獄…

[42 1 25/05/27(火) 08:17:23]

1で俺くん　2で爆豪のかっちゃんが来ます

今回は俺くんでした！

>>18の“邪魔が入った”と、ちまちまあった70以上の謎ダイスは救済かっちゃんフラグだったんだけど全部避けられてる。あーあ出久くんかわいそ。出てこない方が悪いからな。

俺「……あれ、君、昨日の！」

デク「探してたんです……！ あの、昨日……僕、逃げちゃって……ちゃんと謝りたくて…それに…！」

俺「ハハ、真面目だね気にしてないよ」

デク「でも…」

[44 二次元好きの匿名さん 25/05/27(火) 13:42:26]

今何月なんだろ？

[45 二次元好きの匿名さん 25/05/27(火) 15:50:31]

🍆のスレ見て面白そうとは思うが🎲に振り回されてて自分で建てたいとは思えなかったのでチャレンジ精神が偉い
頑張ってくれ

[46 二次元好きの匿名さん 25/05/27(火) 15:55:45]

かっちゃん…！さてはスレ主もダイスがポンコツ気味だな…？

[47 1 25/05/27(火) 20:49:20]

>>44

中3の4月。まだヘドロ事件も起きてないよ

>>45

ありがと。速筆だけど完走目指すわ

>>46

まだ呪われてないはず…

[48 1 25/05/27(火) 21:48:02]

俺「面白い子だな、普通の子はそんなの考えもしないのに」

デク「あの、僕……昨日……あなたに言ってもらえた言葉がすごく衝撃だったんです」

デク「僕はただの通りすがりで…それなのにあなたがあんなふうに言ってくれて……、」

デク「……始めてだったんです！ヒーローになる夢を、誰かに認めてもらえたのは」

デク「あなたはとてもいい人なのに、なのに僕は…あんな逃げ方をしてしまったから……だから、ずっと心が……辛くて…」

デク「あなたが気にしていなかったとしても謝らせてください。……ごめんなさい」　

俺「……………」

俺「……俺が、本当に"いい人"かどうかは、これから…君が決めたらいい」

ゆっくりデクの前に差しだされる右手に、デクは反射的に差し出された手を握り返す

俺「君みたいに素直で、やさしくて、まっすぐで、弱さを知っている強い子なら……」

俺「俺達の、“ヒーロー”に、なれるから」

個性「ご都合洗脳」発動！

dice1d100=79 (79)　（警戒心29、信頼度89で最低補正60）

[49 二次元好きの匿名さん 25/05/27(火) 21:51:27]

決まったか……

[51 1 25/05/27(火) 22:08:05]

上のはミス

どんなタイプの洗脳にするか迷う…

洗脳に詳しい人は案出してくれ。ダイスで決める

>>55まで

[52 二次元好きの匿名さん 25/05/27(火) 22:10:30]

詳しくはないけど
オールマイトへの憧れを全部俺くんへ書き換える

[53 二次元好きの匿名さん 25/05/27(火) 22:12:20]

ヒーローとヴィランに対する認識を逆のものにする
つまりヴィランに憧れるようになる

[55 二次元好きの匿名さん 25/05/27(火) 22:52:37]

デクの脳のリミッターぶっ壊して身体能力強化
更にそれを俺くんが与えた強化系の個性だと認識するようにする

[56 1 25/05/27(火) 23:41:41]

案ありがとうどれも良さそうだ

>>54は情緒崩壊激重俺くん依存洗脳にする

dice1d5=3 (3)　（上から順）

>>52

>>53

>>54

>>55

欲張り全部乗せハッピーセット

[57 1 25/05/27(火) 23:46:03]

と言うことで洗脳内容は「情緒崩壊激重俺くん依存」です
俺のが当たってしまって考えてくれた人に申し訳ない…協力ありがとうございました

[58 二次元好きの匿名さん 25/05/28(水) 00:27:34]

良い。

とても良い。

[59 1 25/05/28(水) 01:09:59]

――俺達の、“ヒーロー”になれるから

デク「は、はい……！ な、何でも……します、ぼ、僕でもっ……できることがあるなら……！」

デク「あなたのためになれるなら……！ 僕、ヒーローになります……！ ヒーローになって……！」

デク「……最高の……ヒーローになって……」

デク「そして……？ なったら……？？」

デク「……なったら、ヒーローになった僕は……僕は、なにをしたら……いいんですか……？」

まるで当然のようにそれを問いながら恐る恐る俺の顔色を伺う出久。
恐怖と支配。そして、ただ1人への執着で歪んだ緑の瞳には、俺だけが映っていた

俺「大丈夫。君の“わからない”ことは、全部、俺が教えてあげるから」

デク「…………っ！」
俺「じゃあ、行こう。俺と一緒に」
デク「……っ！　はいっ！！」

[60 1 25/05/28(水) 01:42:27]

4月某日。 緑谷出久は行方不明になった。

母親が見た「行ってきます」の一言と、私服で元気よく家を飛び出していく後ろ姿。 それが最後に確認された姿だった。

彼の通う中学校にも、クソナード御用達のオタクショップにも、一人息子の帰りを待つ母親の元にも、出久は戻らなかった。　

“無個性の生徒が音もなく消えた事件”
それは当初こそ話題になったものの、間もなくして起きた、“強個性の生徒がヘドロのヴィランに襲われたという事件”の話題で直ぐに廃れていった。 そして元から関わりの薄かったクラスメイトの記憶からも、やがて彼の存在は薄れていった。

……ただ一人の男子生徒を除いて。

[61 二次元好きの匿名さん 25/05/28(水) 02:17:31]

お、かっちゃんか…！？

[62 二次元好きの匿名さん 25/05/28(水) 10:09:19]

(っ ॑꒳ ॑c)待機

[63 1 25/05/28(水) 11:44:55]

今まで未接触のフラグ無し。

何かしら動かないとマズいぞ爆豪！どう思ってる？

dice1d2=1 (1)

1　覚えているが、道端の石っころが何処へ行ったかなんてどうでもいい

2　違和感（dice1d100=23 (23)　）

[64 1 25/05/28(水) 11:45:32]

ダメみたいですね（諦め）

[65 1 25/05/28(水) 12:16:39]

というわけで爆豪は出番無し。 次に会うときはヒーローとヴィランとしてかな？ワクワクさんだね！

俺くん&出久くんの向かった先は？

出久くんは俺くんがいるなら何処にでもついていくぞ！かわいいね！

dice1d3=1 (1)

1　俺くんの属するヴィランアジト

2　俺くんの家

3　その前にお母さんへ最後のご挨拶

[66 1 25/05/28(水) 12:47:53]

規模は？

dice1d3=3 (3)

1　数人。（ヴィランアカデミア時の連合ほどの少人数グループ）

2　数十人（まあまあの大所帯）

3　まさかの1000人超え

[67 1 25/05/28(水) 12:57:43]

オールマイト現役時に1000人超えってヤバいな……どうなってんだこの世界

dice1d3=2 (2)

1　潜伏している異能解放軍の拠点

2　ヒューマライズ日本支部

3　新興ヴィラン集団

[68 二次元好きの匿名さん 25/05/28(水) 12:58:43]

おおぅ…

[69 1 25/05/28(水) 13:00:50]

よりによってヒューマライズ選びやがった…
俺くんはヒューマライズの構成員みたいです。無個性の出久を誘拐したのも納得！

[70 1 25/05/28(水) 17:52:50]

ヒューマライズ日本支部、地下礼拝堂。

まるで「無個性」の潔白さを表すかのような白い石畳の上に、出久は足を踏み入れた

デク「（凄い…ここは…どこなんだろう…）」
デク「（祈りを捧げている白装束をまとった人たちは一体…でも、俺さんが警戒してないから、怖い人達ではないんだ）」　

不安げに辺りを見回す出久。唯一頼れる存在に縋るように、俺に繋がれた右手はじっとりと湿り気を放っていた

俺「……人類はかつて、みな「無個性」だった」

デク「……！」

俺「しかし、中国で光る赤子が産まれ、以降は「個性」という名の呪いが徐々に人類を蝕んだ」

俺「結果…何が起きたと思う…？“人類”の規格から外れた哀れな者たちは、その力を我儘に振るった。」

俺「多くの血が流れ…罪なき人々が殺された。呪われた者同士で殺し合い、あろうことか掛け合わせて更なる罪を重ねた」

出久の細い喉が、ゴクリと動いた。
デク「それって……」

それ以上は言わず盲信に取り憑かれた瞳は俺を見つめている

俺「……崩壊した“人類”の定義に世界は荒れ、“真の人類”の為の法はもはや意味を失った」

俺「多くの血が流れ、多くの罪なき人々が殺さた」

俺「……呪われた“個性保持者”によって、“真の人類”は失われたんだ」

[71 1 25/05/28(水) 17:58:25]

デク「個性黎明期…」

俺「…そう呼ばれる諸悪の根源の時代だ」

俺「それからときは流れ、紛争と混乱の続いた世界は、ヒーロー呼ばれる者たちの台頭と共に、国家と法律によって混沌から秩序に正されその時代は終わりを迎えた」

俺「……ただ、それは表面上だけに過ぎない」

俺「個性は世代を継ぐ毎に強くなっていく…！」

俺「今の世の平和は、仮初めのものなんだ！“個性保持者”を“個性保持者”で鎮める世界では、必ず限界が訪れる！」

俺「人類は呪われている！！」

俺「“個性保持者”による、“個性終末論”……」

俺「あれは……確実に起きる……この世界は滅ぶ運命にある…忌まわしき呪われた人類によって………」

デク「……あぁ……、なんて……こと……」

俺「個性の深化が進んだ今では黎明期とは比べ物にならないほどの混沌と争いが起き、一部の強個性の者たち以外は殺され、やがて社会は崩壊し…人類の滅亡に至るだろう」

デク「どうして……どうして、そんな…………ことに……」

[72 1 25/05/28(水) 18:45:46]

俺「純粋な人類が失われたからだ」

俺「皆が“無個性”でありそれが普通であった時代こそが、真の平和であり…」

俺「昔の人類のような“無個性”こそが本来の人類だった……」

俺「……“個性保持者”は、いまの人類の8割は産まれながらの罪を償わなければならない」

俺「今の子供達はみな罪を背負わされている…“その子が何かを犯した”訳ではないのに…！」

俺「産まれただけでその罪を背負わされるんだ！産まれるのは親に重ねられた罪を背負っている罪深き子供ばかり…！このような地獄が本来の世界であるわけがないだろう！」

俺「俺は絶望した。産まれてくるだけで子供達が親の罪を背負わされる世界に」

俺「代を重ねる事に、“無個性”という“真の人類”が失われていく事に…」

俺「…………出久くん、君こそが…………」

俺「神に選ばれた罪なき潔白の象徴“真の人類”だ」

[73 1 25/05/28(水) 18:46:19]

デク「………無個性」

デク「……………」

デク「…………知ってたんですか、僕が無個性だってこと……」

デク「なのに、そんな…！……俺さんが罪を背負って苦しんでいるのにっ…！」

デク「僕なんか、“潔白”なんかじゃない……っ！僕にも、どうか、罪を……！」

デク「“真の人類”なんて…！嫌です…！僕にも…罪を償わせてください！」

俺「その必要ない。君は…罪深き者たちとは違う。素直でまっすぐでいて、優しい。穢れを知らない潔白の……とても尊い存在だ。」

デク「…や…やだ…！だって…！」

[74 1 25/05/28(水) 19:54:29]

デク「僕が…そんな……」

俺「出久くんはそう思っているかもしれないけど、違う。個性という呪いが日常になった社会のせいで、知らず知らずの間に、君は歪められていたんだ。」

デク「……っ………、はっ…、ぁ……っ！」

俺「君は本当は凄い。それを認めてもくれなかった社会が……君の周りの人達が悪かったんだよ」

デク「……そ、そんな……っ……、ぁ、………あぁ……」

俺「周りをみてごらん。君を望んでいる人がいる。本当の出久くんを見てくれている人がいる」

出久が濡れた顔をゆっくり上げると、ヒューマライズの信奉者達が、奥への道を開けるように並んでいた。

信奉者達の花道の奥、出久の正面。
白い照明に照らされた誰も居ない祭壇が、出久を招いている。

俺「行きなさい。みんなが君を求めている」

デク「…ぁ……っ、……は、……い……」

[75 1 25/05/28(水) 21:19:06]

信奉者の敬う視線と歓迎の祝言を背に受けて、出久は震える足で一歩一歩、花道を進んだ

デク「（……もう、引き返せない）」

それは洗脳で既に失われた筈の、“警戒心”
完全に消え去る直前に遺した、最後の“警告”だった

暗い礼拝堂で唯一、眩い明るい光に照らされる。
その姿は、闇に覆われた世界に現れた、天が使わせた使者のようだった。

俺「見えるだろう」

俺は出久の肩にそっと両手を乗せ“触れる”

俺「ここに居るみんなが君を求めて、“救け”を求めている」

俺「産まれながらに背負った罪を許してほしいと、人類の在るべき姿で産まれた君に、“救済”を求めている」

デク「………………ぼくが…………“救う”……」

俺「そうだ。君ならば、俺達を救える“ヒーロー”になれる」

[76 1 25/05/28(水) 21:30:20]

デク「…………救う……“ヒーロー”に……」

デク「………ぼくは……」

デク「こまっている人を……」

デク「…………“たすけたい”」

[77 1 25/05/28(水) 21:57:50]

俺はデクの前に立ち、信奉者へ向けて高らかに講談を始めた

俺「我々の知っての通り、世代を重ねる事に“個性保持者”は増え、“無個性”は減少の一途を辿っていった！」

俺「しかし！神は我々ヒューマライズに使いを与えたのだ！」

俺「この少年は“個性”という呪いが日本…いや、世界中を蝕む現在、類稀なる穢れなき“真の人類”である！」

俺「俺は彼、緑谷出久が“人類を救済へと導く”と、確信している！！」

俺「我々を“救い”…！そして…！生まれ持った罪を知らずに生きている愚者たちにさえも等しく、彼は“救いの手を差し伸べす”だろう…！」

俺「人類の救済を！」

[78 1 25/05/28(水) 22:32:54]

信奉者達「人類の救済を！」
信奉者達「人類の救済を！」
信奉者達「人類の救済を！」
信奉者達「人類の救済を！」
信奉者達「人類の救済を！」

繰り返し挙げられた信奉者の熱狂的な叫びが静まった後、 祭壇の上で俺は再び出久に話しかけた

俺「罪を背負った俺たちを……救ってくれないか」

俺「来る“個性終末論”から、俺たちを救ってほしい」

俺「そして取り戻してくれ……“真の人類の為の世界”を…“本当の人類”を…」　

デクは眼前に広がる信奉者を見つめ、そしてまっすぐな目で俺に向き合った。
涙が頬を伝うも、瞳はまっすぐで澄みきっている。
確かに意思の宿る瞳は、まるで洗脳されているには見えなかった

デク「はい……俺さんが望むのなら……僕に……出来ることがあるなら…」

デク「“真の人類”の為の世界も…」

デク「本当の人類も……」

デク「…………真の、平和を……」

デク「全部、取り戻します。」

[79 1 25/05/28(水) 22:40:43]

マジでキツイ……奇声上げながらMPゴリゴリに削って書いたぞ…

ヒューマライズと相性良すぎて最悪なんだよ……

さてと俺くんの重ねがけで洗脳深度加点！

現時点洗脳深度79

dice1d10=8 (8)

[80 1 25/05/28(水) 23:35:41]

“ヒーロー”と祀り上げられたチョロ出久。
出久にとってのヒーロー活動（救済）を既に見出だしてしまったので、スレ立て当初の予定の雄英受験からの不合格→見捨てられて絶望は厳しそう。やりたかった。

これにて無事ヒューマライズ的思考に洗脳完了。
個性を持って生まれてしまった人を“救けたい”一心で救いの手（個性保有者の殲滅）を差し伸べようとする激ヤバヒューマライズ思考に染まった出久くんが完成！

俺としてはスナック感覚で人殺しするデクをできれば書きたくないのでそのタイプのヴィランに進化して欲しくないぞ！

[81 二次元好きの匿名さん 25/05/29(木) 04:21:59]

洗脳されてるとはいえ平気で人を殺せるデクは嫌なのでこのデクには"救済"のために吐いて悪夢にうなされてながらも"ヒーロー"として活動して欲しい
"ヒーロー"活動を続けるためと自分に言い聞かせて殺しの罪悪感から逃れるために危ないお薬に手を出して欲しい

[82 二次元好きの匿名さん 25/05/29(木) 08:22:09]

⭐︎

[83 二次元好きの匿名さん 25/05/29(木) 16:53:32]

>>81

分かりみ

[84 二次元好きの匿名さん 25/05/29(木) 18:32:52]

>>81

腕には大量の注射痕、部屋には怪しげな薬瓶と注射器転がってるデク想像して性癖がプルスウルトラしそうになった

[85 二次元好きの匿名さん 25/05/29(木) 23:35:38]

やろうと思えば洗脳で罪悪感とかも消せるけど罪悪感で苦しむデクを見たいからそのままにしておく俺くんか

[86 二次元好きの匿名さん 25/05/30(金) 08:13:26]

スナック感覚は解釈違い分かりすぎる

[87 1 25/05/30(金) 08:43:39]

出久らしさ、の芯を残しながら歪ませるバランスが肝だよな

自分がしていた事は“ヒーロー活動”でも“救済”などでは無くただの“人殺し”だと早く気付かせてやりたいな。そして殺してしまった人たちの幻覚を見せたい

[88 二次元好きの匿名さん 25/05/30(金) 10:07:21]

>>僕にも…罪を償わせてください！

これをさヒューマライズ摘発後にも言って欲しいからさ

デクくんは洗脳によって歪められた哀れな被害者として敵にもなれずに償いも出来ずに放免されて欲しいね

無個性は何者にもなれないを突きつけられるんよね

[89 二次元好きの匿名さん 25/05/30(金) 14:50:26]

デクが（殺しの）童貞捨てる相手は誰になるんだろうか

[90 1 25/05/30(金) 17:37:58]

あっ、今更だけどダイスの出目によってはネームドキャラが出久くんに“救済”される可能性あるので注意

[91 二次元好きの匿名さん 25/05/30(金) 18:47:14]

現時点5月某日くらいという設定で！

dice1d3=3 (3)

1　俺くんと“救済”についてお勉強。ヒーロー活動とも言う。

2　ネームドキャラと接触

3　俺くんに連れられて…

[92 1 25/05/30(金) 18:54:25]

dice1d2=2 (2)

1　感動的な親子の再会！そして俺くんからのご挨拶

2　中学校のお友達と心残りがあるんじゃないか？

[93 1 25/05/30(金) 19:31:30]

デク「ここって……俺さん…僕を連れていきたいところって…まさか」　

俺「うん、君の中学校。お友達とお話しておいで。挨拶する間も無かっただろう」

デク「………嫌です…、僕は俺さんと……離れたくない…………だから、いいです、はやく戻りましょう」　

デク「友達も居なかったから……。僕は学校じゃ理解されなかったから……暗い世界に戻りたくない……俺さんの隣がいい…………」

俺「……でも、あそこにいるのって君の友達じゃないのかい？」

デク「え…」

授業中の筈の時間帯。俺指した先には、煙草を吹かしながらたむろする黒い制服の生徒。
デクの顔見知りのクラスメイトだった。

クラスメイト「…あれ緑谷じゃね？」

クラスメイト「うわマジじゃん！ヤバくね！？」

クラスメイト「緑谷！お前死亡説流れてんぞww」

クラスメイト「つか誰だよその異形頭のおっさん」

[94 二次元好きの匿名さん 25/05/30(金) 19:45:46]

俺くん異形頭だったんだ！？緑谷は人型の頭に見えてたりするのかな？

[95 1 25/05/30(金) 21:38:24]

デク「…………」

デク「俺さん……僕……帰りたいです」

俺「出久くん」

俺はしばしの間、デクの顔を見つめてから、中学校を背に静かに歩き始めた。

置いていかれないように、その背を追いかけるデクの足取りは、どこか危うく。

その後ろ姿に異様な何かを感じ取ったクラスメイトたちは、先の軽い談笑から一変、慌てて真剣な声で声をかけた

クラスメイト「え、ちょ、おい緑谷、マジで待てって」　

クラスメイト「……なぁ、アイツ様子あんなんだっけ？あんま覚えてないけど……おい……」

クラスメイト「み、緑谷！マジで何してたんだよ1ヶ月以上もさぁ！失踪して…！お前のせいであること無いこと言われて…！何か変な噂も立ってさ…！」

dice1d3=3 (3)

1　「無個性のお前が変な奴に誘拐されたんじゃねえのって…！」　

2　「警察じゃなくてヒーローがお前の事探してたんだよ…！」

3　「アイツまで…爆豪まで行方不明になったし…！」

[96 1 25/05/30(金) 21:39:48]

何してんの？

[97 二次元好きの匿名さん 25/05/30(金) 21:43:08]

イッチのダイスは波乱がお好き？

[98 1 25/05/30(金) 22:09:17]

クラスメイト「アイツまで……！爆豪まで行方不明になったんだよ……！」
　
クラスメイト「一応幼馴染なんだろ、お前何か知らねぇの…」

デク「……かっちゃんが…？」　

デク「…………ど、どうして」

クラスメイト「どうして、って俺たちの言葉だわ……」

クラスメイト「数週間前から来なくなってさ…」

クラスメイト「来ない、どころか何処にもいねぇって……家にも帰ってねぇらしい」

デク「家にも…！？うそだ……かっちゃんが行方不明……」

クラスメイト「“行方不明”なのお前もなんだけど……！」

[99 二次元好きの匿名さん 25/05/31(土) 01:38:18]

⭐︎

[100 1 25/05/31(土) 08:21:12]

デク「かっちゃんは……あんなのだけど、絶対にヒーローになる人なんだ」

デク「その為に雄英に行くって……努力してたのに……」

デク「そんなかっちゃんが自ら進んで失踪なんてするはずない。何か事件に巻き込まれたんじゃ……」
　
クラスメイト「まじで…マジで何も知らねぇの？……爆豪のこと……お前でも」　

デク「……ごめん」

デクは申し訳なさそうに俯くも、次の瞬間にはその色は消え去っていた。
まるで業務連絡のように、感情のこもらない瞳で、淡々と呟く

デク「ねぇ、……あのね」

デク「先生とみんなに伝えて。“今までありがとう”って」

デクが表情1つ変えずに放った言葉にえっ、と詰まるクラスメイト達。
彼らがデクを呼び止めるよりも先に、「じゃあね」とデクはあっさり立ち去ってしまったのだった

[101 二次元好きの匿名さん 25/05/31(土) 08:28:36]

マジでかっちゃんどないした？

[102 二次元好きの匿名さん 25/05/31(土) 16:16:50]

>行方不明なのお前もなんだけど

それはそうだけどデクくんもう進んじゃったから……

[103 二次元好きの匿名さん 25/05/31(土) 16:45:01]

ハラハラドキドキ

[104 二次元好きの匿名さん 25/05/31(土) 21:11:20]

行方不明が何か悪いことになってるからなのかそれともオールマイト辺りと出会ってなんやかんやなのか

[105 1 25/06/01(日) 00:40:33]

俺「…行方不明ねぇ、お友達かい？」

デク「友達…、ではないと思います…………嫌われてるし……嫌がらせもたくさんされて……正直、嫌だし苦手な人だけど……」

俺「でも、心配？」

デク「はい……」

俺「そっか。じゃあ探そうか」

俺「その子がどこに行ったか知らないけど、彼らから聞けば何か情報掴めるかもよ。聞けたらラッキーだね」

デク「……彼ら？」

俺「うん。“救済する人”からね」

俺「彼らは“個性”に苦しめられ、理解のない社会から身と心を守る為に肥溜めの世界に堕ちた。今尚、個性に人生を狂わされている哀れな被害者だ。」

俺「…それ故に裏の世界の事をよく知っている」

俺「もし、行方不明の子が事件に巻き込まれているなら、彼らが知っている可能性があるね」

デク「……！だったら…！」

俺「ああ、行ってみるかい？確か…“救済”に立ち会った事ないよね。」

デク「…………」

dice1d2=1 (1)

1「“救け”に行きましょう」

2「それで本当に“救け”られるんですか……」

[106 二次元好きの匿名さん 25/06/01(日) 09:09:39]

ちょっと目を離してるうちに波乱！かっちゃんに何があったんだ

[107 1 25/06/01(日) 12:47:01]

ダイス振っとこう“救済”対象は？

dice1d3=3 (3)

1個性が体質に合わず苦しんでいる一般人

2個性を持て余して暴れているヴィラン

3個性が突然変異し、親に捨てられた子供

[108 1 25/06/01(日) 12:47:23]

うわ

[109 二次元好きの匿名さん 25/06/01(日) 13:10:14]

弔とかジョキジョキ君みたいな子か

[110 二次元好きの匿名さん 25/06/01(日) 21:31:27]

☆

[111 二次元好きの匿名さん 25/06/02(月) 05:21:20]

かっちゃんどうなるんだこれ
ヒーロー側に居てくれる事を祈る

[112 1 25/06/02(月) 13:02:47]

浮浪者とヴィランもどきの溜まり場とよばれる地区、　その中でもネズミの這い回るような更に暗い路地裏。その突き当たりの裏口の戸に手をかけると、軋んだ音とともに簡単に扉が開いた。

俺「おや。不用心だね」

部屋の中に身を滑り込ませた俺に続き、デクがもたつきながらも追って侵入したそこは、外見は普通の民間であった。
室内には生活を思わせるものが一切なく、冷たい蛍光灯が床に散らばった薬物の残骸やコンビニのプラスチック容器を無機質に照らしている。　

俺「わ、カビ臭い。ここ嫌だな、埃も凄いし」

デク「……人の気配がない……誰もいないのかな」ｷｮﾛｷｮﾛ

俺「さあ？丁度出払っているのかも」

デク「……凄い量の注射針…………これは？」

俺「“個性因子”の増殖と活性を抑える抑制剤だね。」

デク「個性の抑制剤？」

俺「そ。“トリガー”と正反対のもの。本来医療に使われる物だけど……」

俺「これは医療用の物とは全く違う。違法、劇薬、粗悪品。この辺で手に入れた物じゃないかな？」

俺「彼は現代医療では治せない“個性”という病に…呪いに苦しめられているんだ。俺たちが“救済”して……ん？」

小動物が動いたような、小さな物音。それは俺とデクのみだった筈の室内から確かになった音だった

デク「誰か、いるのか…？」

[113 1 25/06/02(月) 13:05:42]

dice1d100=3 (3)

65以上で…

[114 1 25/06/02(月) 17:52:29]

65以上でモブ子供じゃなくてエリちゃんになってた

ダイスくんの固い意志を感じる

デク「……子供！？どうしてこんな所に……危ないよ！？」

子供「………あ…」

デク（この子、目が怯えている……）

デク「あの…怖がらせてごめん…びっくりしたよね。でも大丈夫だよ、君に危害を加えるつもりはないから。……何があったの？」

子供「……ヒーロー？」

デク「ううん。僕は……ヒーローじゃない。……ヒーローどころか、ただの無個性だよ」

デク「でも、それでも君が困ってるならヒーローみたいに救けたい」

デク「何があったの？……よかったら、僕に教えてほしいんだ」

子供「…わ、…分からない」　

子供「散歩中に……消え……ちゃって…お父さんとお母さんが」

デク「“消えた”？」

子供「…分からない」

子供「お腹、空くし、何も、わからないし」

子供「でも、お家、わか、なくて」

dice1d3=2 (2)

1この家に空き巣に入った

2生き倒れた所をここの家主に拾われ保護された

3ここの家主に誘拐、監禁された

[115 1 25/06/02(月) 19:23:09]

子供「どこいったらいいか、わからなくて…もう動けなくて…」

子供「そこをおじさんが…ここに連れてきてくれた」

子供「ご飯、くれて…おふとんも一緒に寝てくれて……」

デク「……保護してくれたって事…？でも、今のこの部屋の様子………」

子供「おじさんは悪くないの！やさしい人なの！やさしいの！！」

子供「……でも、だんだんおかしくなって…」

子供「いつも苦しそうにして、暴れて……」

子供「「止まれ」「収まれ」「効かない」って。注射、たくさん増えて」

子供「ご飯……一緒に食べてくれなくなっちゃった。前みたいにいないの…夜もいないの、もう、寝てくれない…」

子供「……おじさん、薬のせいで、怖い人になっちゃった……いつも怒ってる…「外に出るな」って」

[116 1 25/06/02(月) 19:53:47]

デク「そんな……」

子供「……ぼくもおかしいの」

子供「身体が痒いの、辛いの」

子供「ぼくの“個性”、煙が出て、でもその煙、お母さんもお父さんも苦しそうにしてた。“悪い個性”なんだって、出しちゃダメって。でも痒くて、止まらなくて」　

俺「あぁ、なるほど」

子供「そのこと、おじさんに話したら」

子供「注射を打つって…でも、注射痛いから……！やだって言ったら…この中にいろって、おじさんが……」

デク「……っ、そんなの…保護じゃない…！」

[117 1 25/06/02(月) 20:17:42]

dice1d5=2 (2)

1「……この子、ウチの支部で保護出来ないですか？」 2「“個性”の条件や出力を理解して、調整できるように特訓…コントロールさえ出来れば…まだ希望はある…！」

3「こんなにも“個性”にこの子は苦しめられている……“救済”するしか…、」

4「この子の為に……ここはヒーローや行政に頼るべきです…」

5？（dice1d100=59 (59)　

60以上成功。失敗で1〜4振りなおし）

[118 二次元好きの匿名さん 25/06/02(月) 21:33:14]

子供に劇薬レベルの抑制剤大量に使ってるし副作用ヤバそうね

[119 二次元好きの匿名さん 25/06/03(火) 05:36:52]

制御出来るやつなのかどうなのか

[120 二次元好きの匿名さん 25/06/03(火) 14:04:26]

☆

[121 二次元好きの匿名さん 25/06/03(火) 23:02:24]

☆

[122 二次元好きの匿名さん 25/06/04(水) 01:29:00]

デクくん、本当にそれ救けられそうなのか…？

[123 二次元好きの匿名さん 25/06/04(水) 10:48:35]

制御できる系ならワンチャン、制御できない系なら……

[124 1 25/06/04(水) 19:13:23]

ちょっと補足させてくれ
抑制剤ブッパしてるのは子供を保護()してる優しいおじさん
子供も打たれかけたが、「注射が怖い」と拒否したので現時点では抑制剤は打たれてない
(でも個性が暴走状態なので結局、劇ヤバ抑制剤打つのも時間の問題ではある)

文章力不足ですまない！

[125 1 25/06/04(水) 19:15:30]

希望を見出したのか、まだ“救済”は選ばない様子。

個性=人類を苦しめる呪いと刷り込んだつもりだったけど、まだ洗脳が足りてないっぽいので、俺くんとしては洗脳を強めたい所

デク「大丈夫だよ……！」

デク「君自身の“個性”の条件や出力を理解して、調整が可能になれば、きっと希望はある……！」

子供「……ぼく、でも……“悪い個性”だから……お母さんも、お父さんも“悪い個性”だって言ってた……！！」

デク「……っ、そんなことない！どんな個性でも君の力なんだ……きっと……きっと向き合える筈だから！！」　

デク「君の自身の力を、“悪い個性”なんて言わないで……！」

デク「……特訓しよう、僕と一緒に。君の“個性”のことを、ちゃんと知って、ちゃんと向き合っていこう。」

デク「……きっと、大丈夫だから」

子供「………」

dice1d2=2 (2)

1「ほんと……？お兄ちゃん、たすけてくれるの？」

2「……いやだ……ぼくの““個性”なんか、嫌いだ……つらいよ……」

[126 1 25/06/04(水) 19:39:37]

子供「……やだ」　

子供「……いやだ！ぼくの“個性”なんて……！大っ嫌いだ……！！！」

デク「……っ、そんな……こと…いわないで」

子供「うるさいうるさい！！何も！！何も知らないクセに！！」

子供「お母さんの事も！お父さんの事も！もっくんも、ちーくんの事も…！おじさんの……ことも…！！！何も！！知らないクセに！！！」

子供「みんな……ぼくがこんな“個性”じゃ……なかっ……だらあっ……！！」

デク「こ、“個性”が……！ダメ！落ち着いて……！」

デク個性被害ダイスdice1d100=27 (27)

50で麻痺、70以上で全身麻痺の行動不能

[127 1 25/06/04(水) 20:15:55]

微妙だな27って。煙吸い込んだ被害くらいか？全身麻痺してほしかった

デク「っ……げほっ、けほっ……！ く、くるしい……！ でも、動ける！そんなことより…！あの子が泣いてる…！」

子供「やだ…！やだ！いやだ！こんな！」

デク「大丈夫、落ち着いて！息をゆっくり…！……げほっ！、かはっ！」

子供「こないで！なんで！来るの！！」

デク「……君が僕なんかより……ごほっ！僕よりも、ずっと苦しんでるからだよ」

デク「この煙くらいなんだ…！どうってことない！」

[128 1 25/06/04(水) 22:38:39]

子供「…ぐ、ぐるじいっ！煙が……っ！息ができない！」

デク「大丈夫だから…！大丈夫…！……かはっ、ごほっ！」

デク(個性の止め方がわからないんだ…！止めてあげないと、このままじゃ……！)

デク「息をゆっくり吐いて！！吐いて……吸って……」

デク「……落ち着けば、暴れる“個性”も収まる筈だから……！」

デク「大丈夫！僕がいるっ！……っだから！僕の目を見て！！！」

個性制御ダイス

dice1d100=53 (53)

70以上で成功

[129 1 25/06/04(水) 23:14:34]

駄目っぽい　そっか…じゃあ“救済”ルート入るか

子供「……やだっ、やだやだやだっ！！！」

子供「止まんないっ！止まらないの”っ”！」

デク「……っ！まだ！」

俺「出久くん。もういいよ。それ以上その子に踏み込むと君にもっと被害が及ぶ。離れなさい。」

デク「嫌です！！！」

俺「その子の個性を真正面から受けて、どうするつもりだ？
君が煙で苦しんで倒れる様子を見せて、その子を更に傷つけたいのか？」

俺「誰かを救けたいならば、まずは自らの身の安全を守るべきだ。
誰かを救ける前に自らが潰れては意味がないよ」

デク「で、でも……」

俺「こっちへ。来なさい…。」

俺「君じゃ、なにも出来なかったんだから」

デク「………ッ！」

子供「……もういやだ……ぼくの“個性”なんて…こんなの…なければよかったのに……っ！！」

子供「ぼくが、こんな“個性”なんて持っていなければ…！みんな苦しまなくてよかったのに……！」

[130 1 25/06/04(水) 23:27:36]

子供「ぼくのせいだ…全部、この“個性”のせいだ…！」

dice1d3=2 (2)

1「ぼくはどうしたらいいの？」

2「……なんで生まれちゃったんだろう」

3「……死んだほうがマシだ」

[131 二次元好きの匿名さん 25/06/04(水) 23:44:26]

3じゃないだけマシなのか？

[132 二次元好きの匿名さん 25/06/05(木) 08:12:22]

今辛いから死にたくなった、と、そもそもなんで生まれちゃったの、だったら個人的には後者の2の方が辛ぁ……人の考え方捉え方次第だけど

[133 二次元好きの匿名さん 25/06/05(木) 11:53:36]

救済ルート入っちゃった……
助け出せる可能性はあったんだがなぁ

[134 二次元好きの匿名さん 25/06/05(木) 19:51:22]

ほしゅ
デクの今後も気になるしかっちゃんは何処に行ったんだよ

[135 二次元好きの匿名さん 25/06/06(金) 04:57:48]

☆

[136 二次元好きの匿名さん 25/06/06(金) 14:09:43]

ほ

[137 1 25/06/06(金) 19:01:07]

子供「なんで…、なんで生まれちゃったんだろう」

子供「こんな、“個性”で…みんなを苦しめて…」

子供「ぼくなんて……生まれなければよかったのに……っ！」

デク「っ……」

俺「出久くん、聞いただろ？」

俺「この子は“個性”によって周囲を傷付け、本人も傷付いてきた。もちろん彼の意思とは関係なくね」

俺「すべて、この子に“個性”が無ければ……無かった悲劇なんだ。しかし、この子は生まれながらに、“個性”という呪いを与えられた」

俺「……これはもう、“救済”するしかない」

俺「“救済”だけが、この子を救ける方法なんだよ」

デク「…………」

dice1d5=3 (3)

1.2.3.4で“救済”実行

[138 1 25/06/06(金) 19:05:40]

対抗

子供dice1d100=64 (64)　(補正-50)

デクdice1d100=90 (90)

俺くんdice1d100=25 (25)

[139 1 25/06/06(金) 19:18:56]

デクの意思が強い

というわけでデクがついに人を手にかけてしまった…

　

子供の反応

dice1d3=3 (3)

1穏やかに受け入れる

2泣き叫んで拒否

3その他

[140 1 25/06/06(金) 19:21:10]

dice1d3=1 (1)

1自決

2暴走

3命乞い

[141 1 25/06/06(金) 19:21:36]

ええ……

[142 1 25/06/06(金) 20:39:24]

デク「君が、自分の個性を嫌いだとしても…僕は君の“個性”を、“悪い”なんて言いたくない。」

デク「…他の人と比べて、少しだけ、暴れん坊な“個性”で、でもそれが誰かを傷付けてしまった
…君自身も、個性も…悪くないよ」

子供「でもっ！このぼくのせいで！みんな苦しんでた！！みんな……みんな！！苦しかった！！！」

デク「…っ、けど！！君が……！君が一番苦しかったんだろ……」

デク「……もう、終わってもいいんだよ」

デク「これ以上、君が苦しまなくていいように、……僕が責任を持つから」

デク「ごめん……こんな形で……ごめん……」

[143 1 25/06/06(金) 21:01:25]

子供「“ごめん”なんて、そんなの言わなくていいのに……」　

子供「…………」

子供「ぼく、大丈夫だよ」

子供「お兄ちゃんは……ヒーローじゃなくても……ううん。なにもない。」

子供「……だから……つまり……お兄ちゃんに辛い思いなんか、させたくない」

デク「えっ……？」

dice1d3=1 (1)

1“個性”の中毒で……

2薬物注射

3爆発

[144 1 25/06/06(金) 21:15:52]

子供「ぼくね、実はだいぶ前から知ってたんぁだ……」

子供「この個性、治んないって……戻れなくなるって……」

デク「……！やめて！ダメ！！待って！！！」

デク(くそっ…！さっきより煙の勢いが増して近づけやしない…！！)

子供「ごめんなさい…最期まで人を…お兄ちゃんを苦しませて」

デク「駄目だよ…こんなやり方なんか……！」

子供「……いつも、みんなをこの“個性”で苦しめてしまったから……ぼくも、この“個性”で苦しまないとダメだから」

子供「いつか、こうしないとって思ってた……でも怖かったんだ。一方踏み出せなかったんだ…！」

子供「ありがとう、お兄ちゃん。救けてくれて…！」

[145 1 25/06/06(金) 21:19:41]

さて入れ忘れた爆豪ダイス。何か情報は得られる？

dice1d3=3 (3)

1で情報入手

[146 1 25/06/06(金) 21:27:17]

爆豪手掛かり無し。何処に消えたんだこの男は

子供の自決に巻き込まれたのは

デクdice1d2=2 (2)

俺くんdice1d2=1 (1)

2で巻き込まれた

[147 1 25/06/06(金) 21:30:18]

ktkr！デクの子供の煙による被害は？

dice1d100=52 (52)

[148 二次元好きの匿名さん 25/06/06(金) 22:08:07]

どこに行ったんだよかっちゃん……
それはそうと煙の被害が微妙にあるな

[149 1 25/06/06(金) 22:42:37]

呼吸器官の火傷でいいかな。デクならいいか。


デク「っ……！やめっ…そんな方法な”……んて”ェッ……！タ”メ”……っだア”！！」

デク(っ！熱い……！子供から噴出された煙が熱を帯びてきて…火災みたいだ……！)

俺「出久くん！その子は自害するつもりだ！離れろ！君まで“それ用”の煙に巻き込まれる…！」

デク「でもオ”ッ、まダ、救け……ェ”」

デク「救えデなイ”ッ！！僕はな”にも”！！」

デク「ま”た”そこに”イる”！！まダ……！！！」

[150 1 25/06/06(金) 22:46:04]

喉を焼き、肺を熱されながら、辺りを覆い尽くす黒煙に隠れた子供へと手を伸ばす。
一心不乱に伸ばした手の先、僅かに触れる物があった。
今にも崩れそうなそれを確かに掴んだデクは、それを腕の中に抱き寄せ、弾かれるようにに黒煙から飛び出した

デク「ッ……ぁ”い”……じョ…、ウ”………」

飛び出した屋外。大丈夫、そう伝えたかったが、喉が煙で焼けて息をするだけでも激痛が走る。
地面に転がったデクの腕の中で、燃え尽きた炭のようなそれが、応えるように言葉もなく僅かにデクへ微笑んだ

初めて見た。だが最期の笑みだった。

[151 二次元好きの匿名さん 25/06/06(金) 22:47:13]

火傷するデク良いね…………

[152 1 25/06/06(金) 23:37:19]

呼吸器官の火傷が治るまでデクには
・呼吸するだけで激痛
・声帯の炎症で声が掠れる
・まともに喋れない（痛い）
以上の縛りで頑張ってもらうぞい
因みに煙の熱による呼吸器官の火傷なので轟みたいな火傷はないぞい

デク「……な”ニ……もォ”…」

デク「ま……モ”ッ…、れ………て”も”……ナぃ」

デク「……すくエ°で……モ”……ナぃ……」

デク「ァ”ノ”こ”……わ……くう”し”ンて”だぁ”」

デク「どお°じて”」

喉が震える度に耐え難い激痛が走り、その都度デクの身体が跳ね上がる。
それでも、吐き出さなければ抱えきれない思いだった

俺「………もう喋らないほうがいい、激痛だろうし、後遺症になる。
ここには処置を出来る物資がない。急ぐぞ」

デク「で、ぇ°も”」

デクが抱えた物。灰となった命の残骸を、まだ離せないでいる。
俺「その子はここに置いていくしかない……きっとヒーローが見つけるよ」
俺「救うのが遅すぎた。でも恨むべきは自分自身でも、世界でもない。“個性”だよ」
俺「制御を失った“個性”は、こういう結末を迎える。だから、俺たちが止めないと。“救済”しないといけないのさ
……わかるかい？」

[153 1 25/06/07(土) 00:35:56]

デク「……すクッ……」

完全に潰れ、掠れた。
使い潰され壊れた再生機器のような、ガラガラで耳障りな声だった。

デク「ス……ク”ゥ”う”ッて”……い°っ……ダぁ」

デク「ズゥ…ッ、ゼェ…、ゴッ…」

焼けて潰れた喉から漏れる呼吸音が、言葉を遮った

デク（苦しい…、浅くしか呼吸出来なくて…、酸素が……足りない……）

デク（普通に喋る事も…、できやしない……のか……）

デク「…こ”えん”え」

デク「ま”ダぁ”、……いい”たァ”……い°……コト”……あ”……る”のに”」

[154 1 25/06/07(土) 00:37:26]

デク「……グち”……か°ら、いわ”な”…かゃ”………いわ°……く”は°ッ！？」

焼けた喉が、限界を迎える。
襲いかかった激痛と共にデクの口端から吐き出されたのは血だった。
床に広がる赤い飛沫を呆然と見つめる。それが自分のものだと理解したのは数秒後だった
絶望も憤りも、感情は消え去っていた
抱えたものは、只々、虚ろで虚無なものでしかなかった

デク（僕は、喋ることさえ……人に自分の言葉を伝えることさえ……できないのかよ……）

デク（言わなきゃ……伝えなきゃ………！）

デク（伝わらなくても……僕が言わないと…）

デク（いけないのに…！それなのに……！！）

デク（なのに……）

デク（なのに僕は……）

[156 1 25/06/07(土) 00:58:01]

デクが喉火傷して喋れなくなりました。呼吸するだけでも激痛らしい。かわうそ。

俺くんが現場からヒューマライズの拠点まで搬送してくれたらしい

治せる…？

dice1d2=2 (2)　　

1無理。

2ワンチャンある

[157 1 25/06/07(土) 01:07:02]

dice1d3=1 (1)

1治せる個性持ちがいる。但し他部位で代償を支払う

2条件付きでなら…

3普通に治せるよ！

[158 1 25/06/07(土) 01:14:00]

代償とは？

　

dice1d4=1 (1)

　

1目

2腕

3足

4その他

[159 1 25/06/07(土) 01:15:06]

dice1d2=1 (1)

1両目

2片目

[160 1 25/06/07(土) 01:41:14]

・火傷で喋れない&息するだけでも激痛

・火傷治るけど全盲になる

どっちもクソじゃねえかよ詰みだよ

病院行けセントラル病院

もしもしダイスくん？救済処置は？

dice1d2=2 (2)

1サポートアイテム着用

2そんなものは無い

[161 1 25/06/07(土) 01:56:24]

ヒューマライズ日本支部は金欠らしい
デクには火傷で喉潰れたまま、プルスウルトラしてもらうしかない。頑張れ。

[162 二次元好きの匿名さん 25/06/07(土) 04:17:39]

喉の激痛に苦しみながら救えなかった子供の事思い出して精神的にも苦しむデクいいね　
後悔から叫んで喉潰しかねないって理由で口枷着けたい

[163 二次元好きの匿名さん 25/06/07(土) 12:01:22]

林間学校のときみたいに心身ともにダメージ大きすぎて気絶と覚醒繰り返すことになりそう
かわい…可愛そうだね

[164 1 25/06/07(土) 12:34:13]

喉が爛れて固形物食べれないから、食事も点滴か流動食しか無理だろうな

もうカツ丼食べれないね。悲しいね。

さて、子供の件でデクに変化は？

dice1d3=2 (2)

1「余計なお世話はしない。“救済”こそが正義。

これ以上自らの個性で苦しむ人が増えないように。“救済”への使命感が強まり、積極的に“救済”に赴くように」

2「僕に出来る事はないか……

“救済”はあくまで最終手段……どうにかして救けられないか」

3「心が壊れている……」

[165 1 25/06/07(土) 12:35:27]

強い

月日経過

（現在は5月）

dice1d3=3 (3) 　　ヶ月後

[166 1 25/06/07(土) 12:44:37]

3ヶ月の間にやむを得ず“救済”してしまった？

dice1d3=2 (2)

3で“ある”

[167 1 25/06/07(土) 12:50:35]

お…まだ直接手は下してない

その人達は救けられた？

dice1d3=1 (1)

1デクの個性の分析と推測によって救われた

2デクでは0どうしようもできず、俺くんが“救済”した

3子供と同じく自決を……

[168 二次元好きの匿名さん 25/06/07(土) 12:51:40]

>>167

よし

[169 1 25/06/07(土) 12:52:34]

健気だねぇ

爆豪へ繋がる情報はあった？

dice1d3=2 (2)

1であり

[170 二次元好きの匿名さん 25/06/07(土) 14:16:45]

ダイスは爆豪と会わせたく（情報を出したく）ないのか

[171 二次元好きの匿名さん 25/06/07(土) 14:42:52]

マジで爆豪どこにいるんだよ

[172 二次元好きの匿名さん 25/06/07(土) 14:56:34]

オールフォーワンかな？

[173 二次元好きの匿名さん 25/06/07(土) 15:29:33]

かっちゃん大丈夫？ちゃんと生きてる？

[174 二次元好きの匿名さん 25/06/07(土) 19:12:33]

某カス主のスレといいこの手のスレのダイスの女神デクの精神性に対して拘り強すぎない？

[175 二次元好きの匿名さん 25/06/07(土) 19:45:49]

記憶と姿が違うパターンか

[176 二次元好きの匿名さん 25/06/07(土) 19:57:41]

4ヶ月間も行方不明っちゃん……

[177 二次元好きの匿名さん 25/06/07(土) 23:56:43]

ほしゅ

[178 1 25/06/07(土) 23:57:30]

爆豪サイドめっちゃ気になる。爆豪ダイス成功させてくれよ女神

8月。
子供を救えなかったあの時から、3ヶ月の月日が経っていた。

夏の湿気が火傷を負った喉をズキズキと刺す。今でも浅く繰り返す呼吸の度に走る鋭い傷み。
言葉を発すれば激痛と共に喉の奥が裂け、血が口から垂れることだって何度もあった。

……でも、あの日の、救えなかった僕とは違う。

今日も、救えた。1人。
声が潰れても、息をするだけで酷い痛みに襲われても、僕は生きてて。
そして誰かの救いに、なれている……はず。

「ありが……とう」

どしゃり。
デクが力無く膝をつくと、ほぼ同時に倒れ込んだのは、皮膚がどす黒く変質した青年。
個性のコントロールを失い、“救済”の対象だった青年だ。
意識を無くす寸前、デクが握った青年の手は、本来の肌の色を取り戻していた。

[179 1 25/06/08(日) 00:06:57]

目を覚ました時、人のいない自然公園のベンチで横たわっていた。蝉の声と夏の茹だるような暑さが最悪な目覚ましとなる。

デク（気絶……？無理やりに“個性”に干渉した代償……？また似たような事する時は少しやり方を変えないと……）

俺「また“それ”か……」

デク「……！」

俺「……どうして出久くんがそこまでして“救済対象”に手を差し伸べるのか、わからない。個性から人々を解放する“救済”こそが最善であるのに」

デク「………ほ”…く”ア”」

リュックから取り出したノートにガリガリとペンを走らせていくデク

【個性そのものが悪いとは思いたくないです】

【確かに　どうしようもなくて　救済が必要な時もあるかもしれないけど】

【僕からしたら　それはあくまで最後の手段なんです】 　　

【もし　僅かでも制御出来る可能性が残ってるなら　それを捨てることはしたくない】

dice1d3=2 (2)

1「……どうしてそんな異端な考えを……“救済”こそが正義なんだ」

2「“救済”以外の道か…考えた事もなかったけど…」

3「よく……わからないな……何が正解なのか」

[180 1 25/06/08(日) 00:28:23]

俺「“救済”以外の道か……考えた事もなかったけど……」
俺「ヒューマライズに入ってから……“救済”こそが個性に苦しむ人を救う方法だって教えられてきた」
俺「もちろん、今もそう思ってる。
…し、俺自身もいずれ“救済”されたいと思っている」
デク「………！！！」
デク「と、しデェ……っ」
俺「わかんない。救ってほしいのかな。罰してほしいのかな。興味ないや。」
俺「…でも、出久くん見てたらさ、だんだん違う考えが浮かんできてさ」
俺「苦しみから…“個性”から人を解放するには“救済”だけじゃないのかもしれないって。ほんの少し、思った」
俺「……ははっ、変な事いうな、俺。」

[181 1 25/06/08(日) 01:36:00]

ヒューマライズ日本支部　最奥の会議室

「……“異端”が確認された」

「緑谷出久……あの少年は救済すべき対象に、“個性を制御する”などど語っている様ですね」

「我々の教えを拒むどころか、“救済”を施すべき彼らに偽りの希望を与えていると……」

「あの少年は的確な“救済”を与えず、“個性を制御する”という幼い理想だけで行動している。

結果……個性に苦しむ人の苦痛を引き延ばしているだけだ」　

「確かに一時は楽であろう。しかし個性は蓄えられ、また暴走する。その度に彼らは苦しみを与えられる」

「なんと惨い事か」

「いつ暴発するかわからない、そのような呪いを抱えたまま生きる事が“正しい”とは、到底言えないだろう」

「制御とは暴走と表裏一体だ。無理に作られた制御下であれば、その反動は……より肥大化する。それを少年は分かっているのか……」

「分かっていようがなかろうが……結果は同じだろう。悲劇は未前に防がなければならない」

「……まだ若い少年……かわいそうであるが……」

dice1d2=1 (1)

1「……危険因子は早く潰すに限る」

2「……待て…彼はうら若き少年だ。更生のチャンスを与えよう」

[182 1 25/06/08(日) 01:37:48]

あっ…

[183 1 25/06/08(日) 02:25:45]

どうしよ……まあどうにかなるか

「……危険因子は早く潰すに限る」

「ああ。ヒューマライズの教えを拒み、己の勝手な理想に酔う者に、未来は必要ない」

「無個性が故に理想を追ってしまうか……“個性”を持ち生まれてしまった我々を“救済”する存在だと期待していたが……」　　

「……なんたる悲劇だ」

「今、こうしている間にも少年は間違いを重ねてしまうだろう……」

「少年の為にも……“救済”されるべき人々の為にも……悲劇は未然に防がなければならない。急いだ方がいい」

「…………決定だ」　

「勘付かれて逃げられては不味い。先に打つ手を打っておこう。」

「他の信徒にも勘付かれてはならぬ。秘密裏に行うべきだな」

「……つまり、違和感なく動ける協力者が必要となるか」

「………ふむ。……少年を連れてきた男。あれは純粋な信徒だったな。名は何と言ったか……」

dice1d3=2 (2)

1その男に内容を打ち明けて指示

2その男に内容を伏せて指示

3絆されてしまう可能性を考慮して、他者に指示

[184 二次元好きの匿名さん 25/06/08(日) 11:44:40]

おぅ……どうなるか……

[185 二次元好きの匿名さん 25/06/08(日) 12:12:09]

俺さんデクを堕とすどころか堕とされてない？

[186 二次元好きの匿名さん 25/06/08(日) 21:28:27]

保守

[187 1 25/06/08(日) 22:32:55]

指示を受けた俺くん。違和感は？

dice1d100=73 (73)

50以上で違和感 80で意図に気付く

[188 1 25/06/08(日) 22:46:42]

あと一押しで意図に気付く感じ。

上部からの指示で俺とデクが向かった先は…

dice1d3=1 (1)

1物々しい僻地の隔離施設

2苦しむ者を“救済”せよ。とある病棟

3ヒューマライズの最奥部

[189 1 25/06/08(日) 22:58:29]

隔離施設詳細。

dice1d3=1 (1)

1個性の制御が効かなくなったヒューマライズ団員が拘置されてる

2“救済”を拒否した一般人達。それの更生施設

3その他

[190 1 25/06/08(日) 23:09:05]

デクに処理させるつもりなのか……そのヒューマライズ団員は？

dice1d3=3 (3)

1普通の信徒

2元異端派(デクと同様の行動理念を持っていた人物)

3元ヒーロー

[191 1 25/06/09(月) 00:05:39]

ヒューマライズ休憩室　

ヒュー、ヒューという細い呼吸音の反響する小さな休憩室には、2人のみ。
小さな俺の声と、紙とペンの擦れる音が鳴っていた

デク【元　ヒーローですか？】

俺「ああ…そうらしい。ヒーローと言ってもチャート圏外の無名だったけど」　

デク【ヒーローってだけで凄いです】
デク【人のために頑張れる人って　すごくカッコイイ】

スラスラとノートに文字を連ねていたデクの手が止まる。

デク【でもどうして僕に？】

俺「……さあどうしてだろう。」

俺「普段はこんな事ないのにね……あの隔離施設には、滅多に行くもんじゃないし……」

デク【何ですかそれ】

俺「……主にウチの団員が収容されてる。個性の制御が出来なくなった人が心を制して“救済”を迎える為の所だよ」

俺「彼らの個性の暴走の危険性がある。故に……少なくとも俺たちみたいな下っ端が簡単に行けない場所なんだけどな」

[192 1 25/06/09(月) 00:15:21]

俺くん違和感ダイス

dice1d10=3 (3) 　 (+73)

合計80以上で気付く→対策で被害軽減

[193 1 25/06/09(月) 00:38:02]

俺くん違和感76

僻地の隔離施設

登山コースを大きく外れた道なき道の先。

鬱蒼と茂った山の中腹に、不相応なコンクリートの建造物が現れた。

デク【こんな山中に…！】

俺「世間からの視線を避けるためだろうね。人がいないから何かあっても隠蔽もしやすい」

俺「……すぐそこだ。会いに行こうか」

襲撃ダイスdice1d5=1 (1)

1で襲撃発生

[194 1 25/06/09(月) 00:58:32]

はえーよ……何でこういうのだけ当たるのか…

襲撃の初撃。当たった？

dice1d2=2 (2)

1デク被弾

2外れた

因みに次スレだけど、スレ主の諸事情で2日間程あにまんに来れなくなりそうなので、戻ってから次スレ立てるぞ！

[195 1 25/06/09(月) 02:10:09]

シュゥゥゥ……

放たれた初撃はデクの首スレスレを通り抜け、隔離施設の分厚い鉄の扉を焼いた 。

チョコ板が溶けるかのように鉄扉は溶け、直径数センチの穴から向こうの白い床が覗いている

デク「…………ーーーーえ”……」

俺「…ッ！出久君！伏せろ！」

デク「な”ッ……な”に”ィ……！？」

デク(なんだ…！？光の玉…？掠れた…！？）

デク（玉の方向的に……僕の後方………それも高所から……！？ ）

デク(狙撃されてる……！)

狙撃被弾ダイスdice1d4=1 (1)

1で被弾

[196 1 25/06/09(月) 02:13:53]

嘘だろ……どうして　

負傷度dice1d100=59 (59)

俺くんの違和感ダイス足りてないので被害軽減補正は無し

[197 1 25/06/09(月) 02:26:15]

割と被害あるなこれ

ダイス結果が出久からさよならバイバイ

dice1d4=3 (3)

1右腕

2左腕

3右足

4左足