ここに来れば

  • 1二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 20:20:56

    リーリヤが、学Pと清夏と一緒に初星学園の裏山へハイキングに出かけた、あの日。穏やかな時間になるはずだった。だが、沢で足を滑らせた彼女はそのまま姿を消した。声も音も届かない、深い森の奥へ——。
    山は封鎖され、警察の大規模捜索も空しく、数ヶ月が過ぎて打ち切られた。それでも清夏と学Pは諦めなかった。リーリヤが生きていると信じ、今も裏山を歩き続けていた。
    そしてある日、霧の立ちこめる奥地で“それ”は現れた。痩せ細り、泥にまみれた裸身。髪も伸びきっていたが、間違いない。リーリヤだった。
    「リーリヤ……っ!」
    清夏が駆け出す。だが彼女の瞳は虚ろで、まるで獣のようだった。唸り声を上げ、清夏に襲いかかる。
    「紫雲さん、下がってくださいッ!」
    咄嗟に学Pが庇い、リーリヤの爪が彼の腕を裂く。鮮血が地に落ち、清夏はその場に崩れ落ちる。
    「プロデューサー……っ!」
    「大丈夫、かすり傷です」
    笑って見せながらも、彼の目には焦りが宿っていた。このままでは、本当に彼女を失ってしまう——。
    「……葛城さん。我々に敵意はありません」
    学Pはゆっくりと服を脱ぎ、両手を広げて近づく。
    「覚えていますか? 初めて会った日。ふたりで遅くまでレッスンしたあの頃を」
    リーリヤは唸る。だが、足は止まっていた。学Pはそっと彼女を抱きしめる。激しく暴れる身体。肩に噛みつかれる。だが彼は離さない。
    「あなたは誰よりも努力していた。不安でも、決して立ち止まらなかった。俺は……そんなあなたのことが——」
    次第にリーリヤの動きが弱まる。震える肩から、小さな声が漏れた。
    「……センパイ……?」
    目に涙を浮かべ、ようやく自我が戻る。そして、彼の流す血に気づいた瞬間、愕然とする。
    「……わたしが……やったの……?」
    逃げようとする彼女を、学Pはそっと抱きとめる。
    「戻ってきてください。あなたの帰る場所は、ここにあるんです」
    リーリヤは震えながら、その腕の中で泣き崩れた。
    その光景を見ていた清夏は、安堵と困惑を抱えたまま、ぽつりとつぶやく。
    「……なにこれ……」
    ……と、そんなコミュが見られるって聞いたんですけど、どうやら見間違いだったみたいですね。

  • 2二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 20:26:50

    当店セルフサービスとなっております

  • 3二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 20:26:53

    ちょっと重いかもォ...

  • 4二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 20:27:52

    なんなのだ?これは?
    一体なにを見せられているというのだ!?

  • 5二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 20:30:44

    もっと出せ

  • 6二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 20:31:13

    どういうことなの…

  • 7二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 20:35:37

    よく見たら裸で抱き合ってない?
    えっちですよ!

  • 8二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 22:37:37

    落ち着いて聞いてください、学園アイドル物で普通そんなコミュはありません

  • 9二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 22:40:06

    このレスは削除されています

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