- 1◆Awu7n3pGdc25/05/26(月) 23:12:39
私の名前は紅林 シオン
突撃隊長の役職に就いております。
私自身は役者不足だと思っていますが・・・そう主張しても皆に怪訝な表情をされます。
剣先には模擬戦でまだ勝てないし、羽川の様に剣先を抑える事も出来ない。仲正の様に要領の良さも器用さも無い。
何故この役職に就けたのか相変わらず分かりませんが、部下の副隊長や将来有望の新人も居るのでやれるだけやってみようと思っている次第です。
ミハル「この褐色ロリ巨乳何言ってんd」【馬鹿みたいな速度で飛んでくる盾】
メル「副隊長またやってる・・・。」
前スレです。
正義実現委員会の三年生です その3|あにまん掲示板私の名前は紅林 シオン突撃隊長の役職に就いております。私自身は役者不足だと思っていますが・・・そう主張しても皆に怪訝な表情をされます。剣先には模擬戦でまだ勝てないし、羽川の様に剣先を抑える事も出来ない…bbs.animanch.com初代スレです。
正義実現委員会の三年生です|あにまん掲示板突撃隊長の役職に就いております。まぁ、私では力不足だとは思いますが……何故そう思うか?いやほら…私は剣先みたいに強くないし、仲正みたいに容量も良くないし、身長も130cmくらいしかないから威厳無いし……bbs.animanch.com - 2◆Awu7n3pGdc25/05/26(月) 23:17:53
現状の3人の決定事項
突撃部隊隊長
紅林 シオン (くればやし しおん)
身長122cm
胸は大きめで、腹筋は割れており、お尻は小さめ
イオリくらいの褐色
一人称は私
普段の口調はわりと紳士的(粗暴なのは副隊長)
とても力が強い。銃火器に嫌われている。盾は武器。(盾の形状や名前は未決定)
トリニティ生まれの山海経育ちで幼い頃から武術の鍛練を続ける武人。
副隊長
櫻井ミハル(さくらい みはる)
身長197cm(自販機より大きい)
胸は絶壁、腹筋は割れていて、お尻はやわらか
一人称は僕
狙撃銃での狙撃と接近しての蹴り技が得意。
シオンの弟子であり右腕
普段の口調は粗暴ではあるが相手次第では弁える。
口を滑らせて余計なことを言って隊長にお仕置きされる事が多い。大きい小さい子に囲まれている小さい大きい子。
新人ちゃん
生見 メル(いくみ める)
身長129cm
爆乳。お腹は細くお尻はキュッとしている。
一人称は私
口調は常に丁寧(丁寧語)ではあるが発言に毒が混ざることもある。
潜在能力は高く隊長から目をかけられている。
色々な武器を使いこなすと宣言した為、アビドスに放り込まれたりバルバラと戦わされたりしている。
副隊長ほどでは無いが思った事をそのまま言ってしまう。
『こちら』を認識している・・・かもしれない。 - 3メル考えた人25/05/26(月) 23:21:59
- 4◆Awu7n3pGdc25/05/26(月) 23:24:38
新人ちゃんの名前が色々あったので再ダイスします。
1: 国木田 ショウコ(くにきだ しょうこ)
2: 羽生田 イブ(はにゅうだ いぶ)
3: 狛江チハル(こまえ ちはる)
4: 仙才 ユタカ(せんざい ゆたか)
5: 平賀 ミヅキ(ひらが みづき)
dice1d5=3 (3)
- 5二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 23:25:40
立て乙です。
- 6◆Awu7n3pGdc25/05/26(月) 23:27:18
- 7二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 23:28:11
たておつですー。新しい名前もいいですね。
というか前スレの反応で自分も生見愛瑠って人を初めて知りました。 - 8◆Awu7n3pGdc25/05/26(月) 23:30:04
一部変更されます。
狛江チハル(こまえ ちはる)
身長129cm
爆乳。お腹は細くお尻はキュッとしている。
一人称は私
口調は常に丁寧(丁寧語)ではあるが発言に毒が混ざることもある。
潜在能力は高く隊長から目をかけられている。
色々な武器を使いこなすと宣言した為、アビドスに放り込まれたりバルバラと戦わされたりしている。
副隊長ほどでは無いが思った事をそのまま言ってしまう。
『こちら』を認識している・・・かもしれない。
- 9二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 23:32:33
チハルちゃんかわいいね! おっぱい揉ませて!
- 10前スレ>>18525/05/26(月) 23:33:04
建て乙です
なんかごめん。
理解ってるずくで投稿してたもんだと思ってたから、ボケに対するツッコミのつもりだったんだんよ…
なんか、重箱の隅をつつくみたいなことしてすんません…
こんな大事になるなんて… - 11◆Awu7n3pGdc25/05/26(月) 23:33:59
- 12◆Awu7n3pGdc25/05/26(月) 23:35:06
まあ、キャラとの名前被りもあったので!
- 13二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 23:35:42
このレスは削除されています
- 14メル考えた人25/05/26(月) 23:37:08
いやー個人的には自分の考えた名前が実在のもそうだけど原作キャラとかぶっているのも重大案件なので変更されてよかったですよまじで。
- 15二次元好きの匿名さん25/05/26(月) 23:45:56
- 16二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 00:00:59
- 17二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 00:24:15
チハル「思い切り飛べば良いんですね?・・・分かりました。」【盾を構えて>>16に向かって思い切り跳ぶ】
チハル「・・・ふう、ヴァルキューレに連れて行きましょう。」【縄で縛った後、足を持って引き摺って行く】
- 18二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 00:53:18
ミハル「隊長は子供の頃に成長が止まったって言ってるけど成長してるじゃねーか!!」
シオン「確かに最近は勘違いだったのでは?・・・と思うこともある。あれを見たら尚更な・・・。」
チハル「?」【首を傾げる】
ミハル「僕に身長吸われたとか言っておきながら二人ともその駄肉に吸われてんじゃねーか!!ちくしょう!!うわぁぁん」ペチィ【シオンの胸を引っ叩いて走り去る】
シオン「・・・まあ、今日は許そう。」
チハル「?」【首を傾げる】 - 19二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 00:54:53
書いてて思ったけど副隊長と、新人ちゃん名前似てるから間違わない様にしないと。
- 20二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 01:15:46
- 21二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 02:04:48
- 22二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 03:31:12
- 23二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 05:44:49
- 24二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 11:44:26
- 25二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 12:12:24
シオン「0.75秒か・・・もう少し早くならないか?」
ウタハ「残念だけど現状ではこれが限界だね・・・。最低でも0.5秒位までには持って行きたかったんだけどね。」
シオン「そうか、無理を言ってすまないな。」
ウタハ「0.75秒でも狙うのは相当難しいと思うのだけどね。」
シオン「私でも出来てしまうからね。私以上の実力者達も問題なく出来ると思って良い。」
ウタハ「私も満足してないし次はもっと期待していて欲しい。言い忘れていたけどバリアも付いているからね。あと、音楽も聴けるよ。」ポチッ
【リモコンのスイッチを押すと演歌が流れ出す】
シオン「・・・ありがとう。使い心地はまた今度伝えよう。」 - 26二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 13:17:43
- 27二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 13:24:18
- 28二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 14:00:24
多少の弱点は無いとね!
盾なくても強いので弱点とは言えないかもしれないけど。 - 29二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 21:01:34
ステゴロでも強いのよね。このラージャ(馬鹿みたいな速度で飛んでくる盾を迎撃で上に逸らしそれと同時に飛んで来た拳をクロスカウンターするも吹き飛ばされて運悪く切り株に足を取られて気絶)
- 30二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 21:04:39
- 31二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 01:56:42
自爆装置無効化してて草。自爆しても平気な気はするけど。
- 32二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 07:39:31
- 33二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 13:35:38
変な汁より返り血と電気が漏れていそう。
- 34二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 15:45:50
- 35二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 16:54:41
─訓練所─
チハル「副隊長は狙撃銃使ってますけど狙いはどうやって付けてるんですか?見た感じスコープとか無いみたいですけど。」
ミハル「んー?こんな感じ。」ドンッ【遠くの的に命中】
チハル「え?今狙ってました?」
ミハル「ここかな?って思ったところに撃てば大体思った通りに飛んでくからあんま狙った事はねーな。むしろスコープとか使って狙うと調子が狂っちまう。」
チハル「ここにもおかしい人がいた。」
ミハル「お?喧嘩売ってんのか?よーし、稽古つけてやんよ!」
チハル「(しまった)・・・ちょっと用事g」【襟首掴まれて引き摺られて行く音】 - 36二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 17:03:10
- 37二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 17:04:24
マシロ(あの人対して狙わずにあの精度のくせに以前勝負した時なんであんなに悔しがってたんだろう・・・)
- 38二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 17:07:01
- 39二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 22:58:27
⭐︎
- 40二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 02:22:20
銃版ホークアイかよ!?
- 41二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 09:34:26
- 42二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 10:08:34
チハル「副委員長は兎も角、隊長も意外にいっぱい食べますよね。」
シオン「美味しいは正義だからな。昔からいっぱい食べてたから私からすればこれが普通なんだよ。」
チハル「その割に太らないですよね。(それ以前にどこに入るんだろう)」
シオン「食べた分動いているからね。そうでなくても太りにくい体質なんだ。」
チハル「・・・」
通りかかったハスミ「・・・・・・」
シオン「この話をするとみんなから殺気を感じるのは何故だろうか?」 - 43二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 17:43:30
まあ隊長の代謝はめっちゃ高そうだよね。なんでそれで成長してないんで(バカみてえな速度で飛んできた盾
- 44二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 21:50:53
やーい。しゃげk(電熱を帯びた盾に吹き飛ばされる。)
- 45二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 00:24:34
過去スレその2の>> 171の続きです。某アニメ主題歌のブルアカマッド見てたら思いついたハッタリ10割のなんちゃってアクションなので、術理を詳しく紐解こうとはしないで下さい…
――
―正義実現委員会・訓練施設―
「剣先、圧電現象を知っているか?」
「御託はいい!早くかましにこい!」
雲耀(うんよう) という速度域がある。
今より四百年程前の時代に端を発した、とある古流剣術において一太刀振るう速さの最速単位であり、現代の速度に換算しておよそ0.000045秒に1回 刀を振り抜く事を言う。
もちろんこれは雷の如き速さで刀を振るという例えの尺度である
「了解だ。ここからは、痺れるような一挙一動をお見せしよう。」
実際に人が雷のごとき速さで動けるものではない。子供ですら知る当たり前のことだ
「……いいだろう、見届けてやるぞ!」
しかし、鍛え上げた己の肉体で条理をねじ伏せるのが武を嗜む者の常である
「……きひひひひ、いやそれは無理か。おそらくオマエは私の目の前から――」
万物必壊の拳法を足で応用した陸震脚、それのタイミングを敢えてずらして衝撃を全て足で受け止め、異常な骨密度と筋密度の身体に圧を加えて電気を起こすシオン。
シオン「そう、消える」
肉薄し帯電した身体で初撃に放ったのは、少し前に聖園ミカとの試合でブチかました技の改良型だ。
貫手、第一関節、拳、手の甲と手首による変則裏拳、肘打ち、肩当身、背中鉄山靠という隙のない七重一撃。
それを……音速の3倍の速度でツルギに叩き込んだ。
ツルギ「――グバハァ!?!?」
自らの身体で文字通りの自家発電をした紅林シオンの拳の速さは今、比喩ではなく雲耀(いなづま)。
つまり――
ツルギ「……まるで人の形をした落雷だな。きひひ、凄いな。全く見えなかったぞ!?」
貰った重い一撃に吹っ飛び、感電しながら腹を擦るツルギは獰猛に笑い
シオン(今の一撃、見えていなかったならば、どうやって……!?)
不可視である筈の一撃に"置かれていた"カウンターの貫手が頬を掠り、血を流すシオンは少し戸惑っていた。
雷そのものになったシオンの一挙手一投足は電磁加速により普段の何倍も速くなっている。そうそう見切れるものではいない筈だ。……ならば、何故?
「惑うな、迷いという選択肢はない!畳み!掛ける!!」
- 46二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 00:28:22
すぐさま高速移動の残像に気を込めて作った分身がシオンの両横に立った
「かぁあああ!」
体中に力を込め、気によって全身の細胞一つ一つに至るまで把握し、発動するは手を赤熱化させ石を破り天を驚かすの必殺拳。
「でぇぇぇん!!」
しかし、赤熱した掌から爆熱の拳を放つのではなく、両手を赤熱化させ、自らの周りの空気と気圧の層を掴んで自らの体から出る紫電と共に圧縮する!
「りゅぅうううう!!!」
さらに分身2人も動きを合わせ空気を圧縮!圧縮!圧縮!中心に立つシオンの両手の中には三人合わせて圧めた青白く光る高電離気体があった
「しぃぃいいいいい!!!!」
分身2人の赤熱した掌に支えられた高電離気体をシオンは渾身の氣を込めた拳で撃ち出す
「波ぁぁぁぁあああああ!!!!!」
凄まじい熱を放ちながら駆け抜けた青白い極太の光が体勢をまだ立て直しきっていないツルギに直撃する
「荷電粒子砲…荷電粒子砲!?」
「いや、委員長ー!?もしかして死んじゃいましたか!?」
「これで倒せたら苦労は要らん!」
ギャラリーのざわめきに構わず、さらに分身を十五人出してツルギがいた爆心地に向けて飛びかかり拳を振りかぶる。
一瞬で拳撃が二乗づつ乗算されていく拳法。瞬間十六発の拳をかけることの十六人、瞬間にして計二百五十六発を繰り出す。
「……分身で人海戦術など、止めには軽いぞ。がっかりさせるな」
またもや見えていないはずの打撃の面制圧をツルギは半分をいなし、残り半分を迎撃してみせた。
半身が炭になるほど焦げた身体で、である。
シオン本体も回し蹴りを脇腹にくらい苦悶の表情を浮かべる
「ぐっ!?……まだだ!まだ終わらんさ!」
「いや、終わりにしよう。さっきの波動で押し込まれて、私の場外負けだ」
炭化した半身が煙を立てて元に戻る中、生えたての左人刺し指でツルギは足元、訓練施設の床に引かれた白いラインを指した
「試合なら勝ちだぞ……納得いかないか?」
「ぐぐぐ…」
「きひひひひ」
- 47二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 00:30:19
――
―正義実現委員会・訓練施設屋外―
「……帯電はいい、気の鍛錬も上等。……しかし、全身に纏って雷同然に動くのは悪手だな、大掛かりなテレフォンパンチだ」
「!?……そうか、体から発する微弱な磁力線で土ぼこりや気流の変化が起きて"技の起こり"が普通より早く解ってしまうのか……っ!!」
「そうだ。確かに私の目にはオマエは捉えられなかったが、兆しが教えてくれたよ。来る技が何か分かっているからな、私なら多少食らっても回復力でゴリ押しできる。……惜しかったな」
「上位の達人たちに及ぶにはまだ足らず…か」
「だが、最後の荷電粒子を放つ技は良かった……気で細胞を励起させ、超過回復しなければ原子崩壊を引き起こして溶解していただろう」
「はははっ、スマンあれはハッタリでな。本当は荷電粒子ビームではなくプラズマ収束ビームなんだ。荷電粒子の域に近く辿りつくつもりはあるがな」
「……あれでも十分通用するぞ?」
「ふむ…だが、タメ時間がな…」
「なら、いい考えが――」
帰り道道に感想戦をする2人を見ながら副隊長(まだにんげんやめてない)櫻井ミハルは呟いた
「いや、及ぶとか通用そんなレベルじゃないだろ…怪獣大決戦かよ…」
- 48二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 01:10:44
シオン「・・・・・・・・・む?狛江か。どうした?」
チハル「隊長、最近鍛錬より瞑想してる時間の方が多くないですか?何か理由があるのかな?と。」
シオン「ああ、人間は身体を鍛えれば強くなれるんだがそこにはいつかは限界が来るんだ。もちろん身体を鍛え続けて衰えない様にするのも大事だが、それだけでは頭打ちになるんだ。故に瞑想し、気を練り、高める。保有する気の容量と質を高める事が更なる強さに繋がるんだ。」
チハル「何だか良く分かりません。私だと瞑想しようとしたら眠っちゃいそうです。」
シオン「己や周囲の気を感じ取れる様になれればそこに集中できる様になるから、眠くはならなくなると思うぞ。ただ眼を閉じてるだけでは流石に眠くなるだろうがね。一応正しく瞑想できれば気を感じられなくても集中力が上がる効果はある。定期的にやってみると良い。」
チハル「隊長や副隊長、そして委員長を見てれば気が存在するのを疑う余地もないんですけど、まだ感じられないから焦っちゃいます。」
シオン「うちで訓練を始めてまだそんなに経ってないのだから焦る必要はないさ。櫻井だって気を感じ取れたのも2年になる直前くらいだったからな。」
チハル「先は長そうです。」 - 49二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 02:01:07
>>48さん、ごめんなさい…
そんなつもりは無いだろうけど…祈りで気を整えるときたら…ねぇ?
だって○○○○○のルーツは山海経と同じく華の国から渡来した仏像やし、そもそも大元の聖母○○○はトリニティのテーマにもなってるあの宗教の聖人?だし、こりゃ出すしか無いよと……
――
―正義実現委員会・訓練施設正門前―
「そういえば…副隊長、ずっと聞きたかった事があるんです」
「ん、なに?言っとくけど荷電粒子砲は僕にも良く分からんから聞くなよ?」
「いや、それじゃなくて、隊長の後ろにずっといる聖母様の話なんですけど…?」
「はっ?」
(隊長を見るチハル)
「なに言ってんの?」
「えっ、だって、いますよね聖母様。というか百鬼夜行とかで見たことある仏像?観音?聖母観音?」
「いやだからナニ言ってんのって…先輩誂ってる?それとも隊長と委員長の余波にやられていつもの第六感バグっちゃった?」
「むっ、むしろ今回いつもよりはっきり見えたと言うか!――痛っ!?」
(自らに当たった空気指弾が飛んできた方を見るミハル)
(顔の前で人差し指を立てて、口をすぼめ、ゆっくり細く息を吐くシオン)
「やっ、やっぱり何でもありません!」
「……?そう?」
(まだ隠して起きたい奥の手ってコトですよね!隊長!)
- 50二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 03:59:09
おばか!!ってツッコミ入れたくなるものばかりやんwww
- 51二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 08:18:31
各々の書いたもので触発されて新たなものを書くと言うのはとても良い事なのです。
- 52二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 13:27:15
ベクトル反転する木原神拳(とあるシリーズ)使えるんじゃねえかこの人。
- 53二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 16:37:13
- 54二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 17:48:38
このレスは削除されています
- 55二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 22:33:55
- 56二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 00:11:32
- 57二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 02:55:31
余計な一言だけに飽き足らず、セクハラの言葉まで出るとは……
- 58◆Awu7n3pGdc25/05/31(土) 06:31:30
- 59二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 06:39:21
- 60二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 07:53:51
ま、まあ、ダイヤモンドって割るだけなら簡単らしいから…(※それでも普通はハンマーが要ります)
- 61二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 08:03:12
チハルちゃんが上から颯爽と登場する時にハンドガン2丁でレインストーム(DMCのダンテの技)してほしかったりするんですけど可能ですかね…
- 62二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 08:35:58
指導すれば出来るようになります。
- 63二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 09:03:48
- 64二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 09:29:19
- 65二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 14:33:33
あのウニ頭をどう可愛くせいと……?
生徒だけに。 - 66二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 15:12:17
- 67二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 15:26:15
聖徒である。
- 68二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 17:42:42
十一番隊は比喩だけど…なんかこう
「調印式の会場にミサイルが撃ち込まれた……!?」
「「「ざっけんなこらー!」」」
「それでおいも引っ張る私たちだと思うなよー!」
「くりーく!くりーく!」
「げき鉄をあげろー!」
「わたぶちまけたいみたいだなー!」
「つるせー!」
「あへっど!あへっど!ごー☆あへっど!」
「おまえの身体でせんそー音楽をかなでてやる!」
「もう喧嘩売られたんならまつりだよー!」
「わたしゴチャマンになったら頭まっしろになるたいぷだぞ!なにするか分からないと思え!」
「だれのシマだと思ってやがる!」
「おしりの穴から手をさしいれて奥歯震え上がらせてさしあげますわー!」
「クビおいてけぇぇえ!」
会場でも
「いたい!いたい!なんでこんなひどい事を…」
「「「許せない!」」」
「ぶきをもて!」
「武器が壊れたなら拳をにぎれー!」
「せいじつだましいみせたれー!」
「けががなんぼのもんじゃい!いたいのいたいのとんでけすればなおるわーー!」
みたいな感じ? - 69二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 19:09:08
銃でドンパチが基本なのに上が近接主体でステゴロやってる部隊…うん、十一番隊だわ
あ、チハルちゃん、三節棍とか興味ある? - 70二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 22:50:48
前を向けチハル
今のお前になら聞こえる筈だ
お前の耳を塞いでいるのは、取るに足らぬ恐怖心。
敵は一人お前も一人
何を畏れる必要がある?
恐怖を捨てろ、前を見ろ
進め
決して立ち止まるな
退けば老いるぞ
臆せば死ぬぞ!
叫べ
我が名は...
「わかりません!!」 - 71二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 22:51:34
……、……
「えっと…二丁拳銃の恵戌新(エボニー)さんと逢戌璃(アイボリー)さんですか?」
……、違う
「じゃあ、シールドガトリングの方かな…ダグザ、ギルボア、ジンネま」
……、違う
「もしかして、ざんげ」
違う!確かに真似たが…
「すみません、沢山の武器を練習させていただいているので…アナタが誰だかわかりません……」
……、まぁ、いいだろう。
兆しはあった…抱き、進むが良い。
やがて、私の名前も聞こえるように成るだろう。
いずれまた私は来る。己を鍛えて待つがいい…光に祝福されし、我が主よ……
「はっはい!よろしくお願いします?」
(……星の内海とか三千世界とか、今時の若者がワクワクするような文言を入れたほうが良かっただろうか……?(小声)
- 72二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 00:33:20
すげえ名前つけてんなチハルちゃん。
- 73◆Awu7n3pGdc25/06/01(日) 05:02:54
- 74◆Awu7n3pGdc25/06/01(日) 05:10:24
- 75◆Awu7n3pGdc25/06/01(日) 05:17:59
- 76◆Awu7n3pGdc25/06/01(日) 05:24:49
- 77◆Awu7n3pGdc25/06/01(日) 05:40:47
髪の色
1.黒 2.金 3.銀 4.赤 5.茶 6.紺 7.ピンク
シオン ミハル チハルの順で
dice3d7=3 4 5 (12)
髪の長さ
1.ショート 2.肩くらい 3.腰 4.膝裏くらい 5.地面に着きそうなくらい
dice3d5=3 4 2 (9)
- 78◆Awu7n3pGdc25/06/01(日) 06:05:33
- 79◆Awu7n3pGdc25/06/01(日) 06:06:25
副隊長 2年生
櫻井ミハル(さくらい みはる)
身長197cm(自販機より大きい)
胸は絶壁、腹筋は割れていて、お尻はやわらか
髪は赤く膝裏くらいまでの長さ
有翼で羽は小さい(コハルくらい)色は白い
一人称は僕
狙撃銃での狙撃と接近しての蹴り技が得意。
銃はスコープは使わず感覚で狙いを付けるが命中精度はマシロに匹敵する。
シオンの弟子であり右腕
シオンの指導で『気』を少し使える。
普段の口調は粗暴ではあるが相手次第では弁える。
口を滑らせて余計なことを言って隊長にお仕置きされる事が多い。 - 80◆Awu7n3pGdc25/06/01(日) 06:08:04
新人ちゃん 1年生
狛江 チハル(こまえ ちはる)
身長129cm
爆乳。お腹は細くお尻はキュッとしている。
髪の色は茶髪で肩くらいまでの長さ
有翼で羽は中くらい(アズサくらい)色は黒
一人称は私
口調は常に丁寧(丁寧語)ではあるが発言に毒が混ざることもある。
潜在能力は高く隊長から目をかけられている。
色々な武器を使いこなすと宣言した為、アビドスに放り込まれたりバルバラと戦わされたりしている。
副隊長ほどでは無いが思った事をそのまま言ってしまう。
何かの『声』が聞こえたり『こちら』を認識している・・・かもしれない。 - 81二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 06:53:50
- 82二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 10:31:50
- 83二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 13:03:33
- 84二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 13:18:51
本当は>>82 >>83みたいなノリでエ駄死にならない程度のおバカなSS書こうと思ったら、前振りだけでひと話できてしまった…というわけでシオン隊長の絆エピもうそ……えっ、需要ない?
萌えどころだッ!!刺さったか!?を見る気持ちでどうぞ…?
――
『泰山の雨垂れ岩を穿つ』
―トリニティ自治区・街路地―
(シャーレの用事が終わり町中を歩いていると)
???「…から、大丈夫だと言っている」
街のおばさんA「そんなこと言っても、あなたつらそうじゃない?まかせて、こう見えておばちゃん力持ちだから!」
???「いや、マダム。お気持ちだけでけっこ」
街のおばさんA「やだよー!マダムなんて!何処まで持っていけば良いんだい!?」
???「この、話が通じない感じ…ぐうぅ……っ!」
(大量の荷物を抱えてる小さな生徒が街のおばさんと口論?している)
(荷物に埋もれた中で銀色の猫耳が後ろに反り返ってピコピコ動いていた)
"……シオン?"
シオン「あぁ先生!ちょうど良かった!実は」
"(シオンの荷物を持ってあげる)"
"重たっ!?"
シオン「いや、先生そうではなく!」
"生徒を手伝おうとしてくれてありがとうございます。"
"私が持ちますから大丈夫ですよ?"
街のおばさん「あぁ、シャーレの先生じゃないかい!じゃあ、おばちゃんはもういなくて大丈夫そうだね!」
(立ち去るおばちゃん)
シオン「ふむ…そうゆうことか、恩に着るよ先生。正直助かった。どうもこの小柄な体形では、ああいう手合いに良く声をかけられてな。向こうも百善意なのはわかっているから強く断り辛くてな…」
シオン「そうだ、もう良いから荷物を返してくれ、重たいだろう、それは?」
"(荷物を持って歩き出す)"
シオン「いや、先生。無理はするな!…先生の身体づきでそれは重いだろう!?」
"だっ大丈夫!"
"(大人の意地を見せる)"
シオン「仕方ないな…では正義実現委員会の訓練場まで頼む。都度休憩を挟もう…先生の膝が笑っているからな」
- 85二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 13:19:47
――
―トリニティ・学園近くの公園―
"きゅっ、休憩!"
"(倒れ込むように椅子に座る)"
シオン「10分程歩いたかな?良く頑張ったな先生。学園までは少しだし、後は私が」
"そうゆうわけには行かないよ"
"シオンを手伝いたいんだ"
シオン「いや、気にすることはない。元々よく鍛錬がてらやっているんだ」
"後輩が買い出しに行く時間を訓練に充ててあげてるんだよね?"
"シオンは厳しいけど優しいから"
シオン「見透かしたようなことを…そうだな、隊を率いる身の上としては隊員の負傷率を下げるのも仕事。たれば、隊員を無駄な雑事にかかずらせるよりその時間を訓練に割かせ怪我をせぬよう鍛えたたほうが良い。それに私がやったほうが早いしな、それだけだ。」
"私はそんなシオンの助けになりたいんだ"
"これも、シオンに見てもらって筋トレをしていると思えば楽しいさ"
シオン「トレーニング…鍛錬……そうか、いい心がけだ」
"えっ?"
シオン「先生は少し体がたるんでいるし、線が細いと前々から思っていたんだ。丁度いい機会だし、ここから学園までは鍛錬しながら行こう」
"ちょ、ま!"
シオン「さぁまずは、荷物を担いで蛙跳び(※)からだ!なにまだ軽い訓練だが、部下たちも最初はそうだったぞ。小さな事からコツコツと、だ!」
(シオン考案の即席トレーニングをしながら訓練場まで荷物を運んだ)
(次の日は筋肉痛で動けなかった……)
――
※平たく言うとバーベル担いでスクワットジャンプ。
- 86二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 20:08:49
隊長らしいやりとりありがとうございまあす!
- 87二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:14:20
戦車の砲身を折り曲げられる隊長なら十数キロの重りとかたいしたことないんだろうなぁ。
- 88二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 01:05:24
この人たったまま寝られそうだし、寝ている途中に奇襲かけても無意識に制圧するでしょ。
- 89二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 06:30:23
─シャーレ・22時─
シオン「これで終わりかな。・・・お疲れ様。先生」
"ごめんね、シオン。こんな時間まで付き合わせて。"
シオン「先生は早めに帰って良いと言ってくれていたが、私が手伝うと言い出したんだ。気にする事はないよ。」
"それでもその言葉に甘えて手伝って貰っちゃったからね。"
シオン「ところで先生、小腹が空いていないかね?材料はあるしチャーハンを作ろうと思う。シャーレのキッチンは一般家庭より火力のあるコンロもあるから美味しく出来るはずだよ。」
"シオンの手作りチャーハン!?"
"ぜひお願いします!!"
シオン「ああ、少し待っていてくれ。」
─チャーハン完成─
シオン「お待たせ。夜食だから量は控えめにしているから安心して欲しい。スープもあるよ。」
"美味しそう!"
"いただきます!!"
シオン「チャーハンは逃げないから落ち着いて」 - 90二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 06:30:45
"ご馳走様"
"美味しかったよ"
シオン「お粗末さま。そう言ってもらえると嬉しいよ。」
"これだけ美味しいご飯なら"
"毎日でも食べたいね"
シオン「///・・・先生、あまりそう言う事を軽々しく言わない方がいいぞ?先生から生徒に手を出す事はないと公言しているのは知っているが、生徒から手を出されないとは限らないのだからな?」
"気をつけるよ"
シオン「では、片付けも終わったし私は帰るよ。先生もお疲れ様。」
"送って行くよ"
シオン「いや、大丈夫だ。先生は早めに寝てその目の下の隈を無くしてくれ。良い男が台無しだぞ。」
"!!"【湧き上がる衝動を必死に抑える】
"分かったよ。おやすみなさい。"
シオン「ああ、おやすみ、先生。」 - 91二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 06:57:32
─シャーレからの帰り・トリニティ郊外付近─
シオン「・・・・・・・・・眠い。もう日が変わる頃か・・・早く帰らねば。」
マフィアA「あれは・・・正義実現委員会!?なんでこんな所に!?」
シオン「む?・・・・・・うーん・・・。」
マフィアB「見たところ相手は一人だ。見られたからには仕方ない。やってしまえ!」【シオンを取り囲むマフィア達】
シオン「・・・・・・zzz」
マフィアA「・・・これ、寝てないか?」
マフィアB「好都合だ、やるぞ!」
シオン「・・・・・・zzz」
マフィア達が襲いかかるも寝ているはずのシオンに攻撃は掠りもせず避けられる。
ゆったりとした動きなのに捉えられず一人、また一人と倒されて行くマフィア。
マフィアC「あれは・・・・・・まさか!?」
マフィアD「知っているのか!?」
マフィアC「山海経に伝わる武術の一つに寝ながらにして相手を制圧するものがあると言う。その名は・・・睡拳!!」
マフィアD「武術だと!?そんなマイナーなものに我々はやられると言うのk」【寝ているシオンに倒されるマフィア達】
シオン「・・・・・・はっ!?いかん、眠ってしまってたか。・・・ん?何だ?私の周りで倒れていると言う事は寝ている所を襲ってきたのか。堅気には見えないしとりあえず独房に入れて尋問は明日にするか。」 - 92二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 07:03:14
普段からきっちり寝そうだし、健康的な生活してそうなシオンをどうにかして外で眠らせようとする為に、シャーレの当番させたら絆ストーリーみたいになったと言う。
- 93二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 07:25:26
あ、先生を男って言ったけど女先生も居ても良いからね!
- 94二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 11:27:32
男女二人でもいいぞ!
- 95二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 12:26:29
シオン「昔から手慰みで作っていたダイヤモンドなのだが・・・」
ミハル「普通は生身の人間が作れるもんじゃねーんだけどなぁ・・・」
シオン「ミレニアムで見せた時調べさせて欲しいと言われたので渡してたんだが、その結果ダイヤモンドより硬い不純物のほぼ無いロンズデーライトだった事が分かったんだ。」
ミハル「・・・なんて?」
シオン「ロンズデーライトだ。六方晶ダイヤモンドとも言われているものだな。」
ミハル「・・・・・・確かそれって自然界では隕石が落ちる時にできる事がある奴じゃなかったっけ?それこそなんで作れんの?」
シオン「流石に握力だけで作っている訳では無いぞ?『気』も使わないと流石に作れないさ。」
ミハル「人間辞めてるよこの人、やっぱバケモンd・・・うぎゃあ・・・頭潰されるのは洒落にならないからやめてぇ・・・中身出ちゃうぅぅ」【両手で頭を締め付けられ失神】 - 96二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 16:12:53
ツルギは…できるのかな?
- 97二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 17:14:04
- 98二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:02:03
オメエら人間じゃねえ!!
- 99二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 02:25:43
- 100二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 02:59:03
このレスは削除されています
- 101二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 03:01:15
─訓練所─
他の隊員が見守る中、己の背丈ほどの高さのロンズデーライトの塊を前にシオンは佇んでいた。
ミハル「またすげーもん持ってきたなぁ、隊長。」
チハル「副隊長、一体何が始まるんです?」
ミハル「すぐにわかるさ・・・。」
シオンの気が高まりその手に集約される・・・目に見える程の気がその手刀を覆った次の瞬間・・・。
シオン「カラミティエンド!!」
ロンズデーライトへ手刀が放たれるも特に変化は見られない。・・・様に見られたが、斜めに切れ込みが入りずれ落ちて行く。
チハル「えっ?斬れた・・・?」
シオンは落ちた方のロンズデーライトを手に取り、放り投げると・・・闘気を纏ったまま手刀を何度も繰り出す。
シオン「・・・・・・ふぅ。」
地面に落ちたロンズデーライトはいくつもの欠片に変わる。
ミハル「ヤベェな・・・・・・チハル、落ちた欠片見てみな?」
チハル「?・・・・・・なっ!?これ全部ブリリアントカットされてる!?断面もものすごく綺麗!」
シオン「それは君たちにあげよう。残った半分の塊もな・・・・・・。」
再び放り投げられたロンズデーライトが同じ様に空中でカットされる。
シオン「すまないが片付けは頼む。」
ミハル「面倒になったんだな・・・ったく。よし、みんな。このダイヤを片付けるぞ!一人一個持って帰って良いぞ!」
隊員「わー!のりこめー!」 - 102二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 03:10:11
シオン「剣先・・・それは下手するとマイクロブラックホールが発生しかねないから気をつけるんだぞ。トリニティどころかキヴォトス・・・いや、この星すら滅びかねんぞ。まあ、お前ならそれすらも抑えられそうだが。」
ツルギ「いや、無理だろう・・・。」
- 103二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 03:59:07
エデン条約編を考えつつ思ったけど、このスレの時間軸的には過去の話とはいえ強さを盛りすぎて、今更ながら巡航ミサイル程度でどうにかなる面子じゃなくなってる気がする。
ミサイルはゲマトリア製だしキヴォトス人特攻って事にしておくか。 - 104二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 09:39:04
いやまぁSDブルアカさんなギャグ時空と考えればまだ……
- 105◆Awu7n3pGdc25/06/03(火) 09:51:48
─現状のキャラの強さの立ち位置の再確認─
シオン隊長どころかミハル副隊長ですら原作のキヴォトス最強格を圧倒できそうな戦闘力に見えますが、このキヴォトスでは最強格はそれ以上の強さなので、シオン隊長の位置的には最強格にほんの少しだけ及ばない準最強格の上澄みくらいの感覚で見てもらえると良いかと思います。 - 106二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 13:58:51
つまり本気になれば他のネームド最強格も同じことができるわけで………
敵側はこれどうやって倒すんだよ(白目) - 107二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 19:44:06
キヴォトス壊れない? 大丈夫?
- 108二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 20:14:17
- 109二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:18:16
隊長の強さがインフレするごとにその上に位置する最強格が怖いことになる
ここのミカがカチコミかければゲームのアリウスは単騎で落とせそう - 110二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:54:10
ギャグ時空ならDr.スランプ、原作時空なら本編準拠って感じで行けばいいのさ。
- 111二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 07:55:44
ここの最強格の組み手が見てみたいような、見てみたくないような…
- 112二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 15:44:43
待機フォックスですまない
- 113二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 15:54:55
─エデン条約編二章ミカ襲撃時・シスターフッド登場後─
ミカ「・・・・・・さて、じゃあやってみよっか?」
ハナコ「・・・・・・あくまで戦うつもりですか、ミカさん。この状況での勝算がどれくらいか、分からないあなたではないですよね?」
ミカ「・・・・・・うん、そうかもね。でもここまで来て『大人しく降参します』なんてわけにはいかないでしょ?
・・・・・・もう私は、行くところまで行くしかないの。」
そう言うとミカはハナコに向かって発砲する。
・・・しかし、ハナコの前に盾が突き刺さり、弾丸を防ぐ。
ミカ「!!・・・・・・この盾は、まさか!?」
シオン「すまない、少し遅くなったな。・・・・・・お嬢さん、少しお痛が過ぎるようだね。」
ハナコ「シオンさん、来てくださったんですね。ティーパーティーが待機命令を出したと聞いたからてっきり来れなくなったものかと。」
ミカ「そう・・・・・・正義実現委員会がティーパーティーの命令に背くなんて、一体どう言うつもりなのかな?」
シオン「正義実現委員会、その中の突撃部隊・・・と言うか隊長である私には委員長や他の部隊には無い権限が与えられている。本来のティーパーティーのホストである百合園セイアがこの様な時に備え、『正義』に基づき必要だと判断した場合、ティーパーティーの命令に従わなくても良い、と言うものだ。もちろん選択を間違えた時は他の部隊全てが敵に回る事になるがね。」
ミカ「そんなの聞いてないよ!」
シオン「それはそうだ。百合園セイア襲撃事件の少し前に与えられた権限だからな。桐藤ナギサも知らないはずだ。正義実現委員会がティーパーティーの傀儡にならないようにする為に用意された安全装置と思ってもらえると良い。」
ミカ「何それ意味わかんない・・・・・・でも、私ももう止まれない。行くよ!」 - 114二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 15:59:20
ミカが銃撃を再開するもシオンは盾で全て防ぐ。
シオン「(単なる銃撃にしては衝撃が重い・・・やはり無意識に気を込めているか!)中々やる・・・だが!銃撃では私は倒せんぞ!」
盾を構えたままミカに突撃し、銃を持つ手にシールドバッシュを叩き込み、ミカの銃を弾き飛ばす。
ミカ「・・・・・・もう、痛いなぁ。でも、銃が無くても私は・・・・・・強いよ!!」
そう言うと殴りかかってくるミカの攻撃を盾で受け流そうとするもあまりの衝撃に盾はひしゃげ、シオンの手から弾き飛ばされる。
ミカ「どう?さっきのお返しだよ。」
シオン「やはり強い!だが、格闘戦は私の得意とするところだ!」
お互いの拳が何度もぶつかり合い、その度に辺りに衝撃波が撒き散らされる。
ミカ「力には自信があったのにここまでやるだなんて・・・」
シオン「今の貴女はまともな精神状態では無い。そんな乱れた気では私は倒せんよ!」
初めはぶつかり合っていた拳もシオンが受け流しカウンターを決める。
ミカ「なんで当たらないの!」
シオン「まったく、呆れるほど頑丈だ。」
打撃は効果が薄いと判断したシオンは、気を練り始める。
十分に気が練り上がったところで縮地でミカの背後に移動する。
ミカ「消え・・・後ろ!?」
ミカが振り向こうとするも、シオンの方が一瞬速く浸透勁でミカの体内に気を送り込み、直接体内にダメージを与える。 - 115二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 16:00:37
ミカ「ゔ・・・・・・めちゃくちゃ痛い。」
シオン「その程度で済んでるのがおかしいのだが・・・しかし、内臓にそこそこのダメージが入っているから相当辛いはずだ。突撃部隊とシスターフッド、そして補習授業部と先生が居るし、周りのお仲間もほぼ制圧されている。・・・・・・そろそろ降参してはいかがかな?」
ミカ「何これ、洒落にならないなぁ。・・・・・・どうして?セイアちゃんが襲撃された時だって、動かなかったのに・・・・・・今このタイミングでシスターフッドが介入して来たのもそうだけど、紅林シオン・・・貴女の介入はまったく予測出来なかった。冗談にもほどがあるよ。」
シオン「百合園セイアの襲撃時にも私は動いていたぞ?」
ミカ「え?・・・じゃあなんでセイアちゃんは襲撃されてるの?貴女が居たのに?」
シオン「彼女の頼みだったからね。白洲アズサ以外を排除しつつ彼女だけは通して欲しい、と。」
ミカ「じゃあ、貴女はセイアちゃんを、見殺しにしたって事!?何で?」
シオン「百合園セイアは無事だよ。」
ミカ「・・・・・・!?」
シオンがハナコの方を向くとハナコは頷き話を引き継ぐ
ハナコ「ずっと、偽装していたんです。襲撃の犯人が見つからなかったので、安全のためというのもあって・・・・・・トリニティの外で身を隠しています。」
ミカ「・・・・・・そっか、生きてたんだ・・・・・・。
・・・・・・よかったぁ。・・・・・・降参。私の負けだよ。」 - 116二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 16:37:19
二章は後はほぼ原作通りと言ったな。あれは嘘だ。
二章読み返したらまだシオン登場させられそうじゃないかと言うわけでやってみました。
先生の存在感が薄れてしまったけどこの話の後にでも原作のやり取りしたってことで。 - 117二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 16:48:39
>>111 シリアスなSS書いた人の次にごめんやけど
完全に調子に乗って描きました1000ハッタリなんで、ギャグと思って読んでください…
――
『トリニティ ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴ら』
ここまでのあらすじ
最初は聴聞会で罰として課せられたボランティア活動の一環として、正義実現委員会の活動を庶務的に補佐する雑用係として彼女は来た。
気分屋でワガママな性格で、思ったことをすぐに口にする上性分な上に、先のエデン条約の一件もあり、受け入れ側の正義実現委員会委員達との蟠りや軋轢も危惧されたが、明け透けで天真爛漫かつ時の流行りに敏感な小洒落たセンスは良い意味で俗っぽく、馴染むのに時間は掛からなかった。
一時的に受け入れる事となった正義実現委員会との中は良好。
問題はそこから起きたのだ。
休憩時間に不意に誰かが口を開き『ミルクティーは、ミルクが先か紅茶が先か?』の様な、なんてことはない四方山話の延長線上から口論が始まった。
口論のテーマはズバリ『ツルギ委員長とミカ様はどちらが強いのか』
丁度、ただのボランティアで体が訛っていたミカと、もはや正実ではシオン以外に誰もまともに組手も組めないツルギ
二人が鬱憤晴らしとして模擬戦をしようとなるのは極々自然な流れだった…
- 118二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 16:49:38
―正義実現委員会・訓練施設屋外―
相対する二人は空気すら震わせる覇気を放ちながらも極めて静かだった。
否、ミカは普通に
「ねぇツルギちゃん、あのね?終わったら一緒にカフェ行かない?」
とか日常のありふれた会話をつらつらとツルギに話しかけていた。
しかし姿勢に油断はない半身を引き両腕を構えた姿はパンクラチオンの構えの様な打撃格闘技の始祖の荒々しさを醸し出しつつもフェンシングのアンガルトの様な上品さを兼ね備えていた
「いいな、ルワゾー・ブッセが新作を出したらしい。負けたほうが全員分奢りだ」
対するツルギは地に両手が付きそうな程に上半身を前のめりにし、まるで四足の獣じみた構えだ。プロレス、ルチャ・リブレ、サンボ、柔術、組手格闘術の全てをないまぜにした原初の闘法を見せられているが如き威容だ。
「おっけ〜、じゃ始めよっか?」
「了解だぁ……きひひ。いひひひひっ、いひひひゃは、ヒャハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!」
両者の気が膨れ上がり天を突いた。
ツルギの体が脈動し、赫く輝き出す。気によって励起した全身の細胞一つ一つが超過活性し、過剰な細胞分裂による振動と摩擦により体が発火。炎状放電すら引き起こす超高熱の焔を身に纏う、全身がアーク溶熱断バーナーブレードと化したその姿はまさに剣
「へぇ☆それがツルギちゃんのホンキ?……なら、こっちだって!!!!!!!!!!」
ミカの常からして芸術品のような美しさを持つ黄金比の肉体は、気を込めれば人を魅了し、動きを無意識に愚鈍にさせる。彼女は、普段は空気を読んで気で抑え込んでいた力を解き放った。その魅力は生き物どころか降り注ぐただの光すらひれ伏し彼女を避けて通る、自ずと出来る暗闇の中心に気の力で輝ける聖園ミカを据えて、地上に生まれた擬似的な銀河系。
「……綺麗なものだ」
「ありがとねっ!」
いつの間にやら、ただ本気を出しただけの2人の余波でオーディエンスは散り散りに吹き飛ばされ、無人となった訓練場。
戦いの火蓋は――
- 119二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 16:51:37
「何をしている戯け共!」
――"切って"落とされた。
聖母のような観音像による無慈悲な手刀によって…
「……痛い」
「もー、なんで邪魔するのかな!?いったーい!」
「戯け!貴様達が本気を出したらトリニティが持たんわ!周りを考えろ」
シオンの背後に立像していた聖母観音はかき消え、あとは脳天にチョップを食らって頭を押さえてしゃがみこむツルギとミカがあった。
「…そんなことは、ないだろう」
「そうか?なら上を見ろ」
「わーぉ…」
本気のミカの魅力に惹かれて、空を裂き巨大隕石が迫ってきていた
「ごめん、私のミス、本気出しすぎちゃった…」
「きっひひひひ、じゃあアレをより速く、より粉々に破壊できたやつが勝ちでどうだ?」
「さんせー!」
「貴様ら……まぁ、空なら大丈夫か…」
――
※画像は落下する隕石のイメージ…
なお
ミハル「いや、何バカなこと言ってんすか?トリニティどころかキヴォトスが持たないだろ。あんなモン……」
シオン「そんなわけなかろう」
ツルギ「……そんなわけ無いな」
ミカ「キヴォトスの硬さを甘く見すぎじゃんね☆」
ミハル「うそぉ…?」
- 120二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 17:23:02
流れがシリアスなのはエデン条約編二章に沿って進めたし、セリフもほぼ原作通りだから。次(三章)は流れを原作とは変えるかもしれない。
- 121二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 21:55:16
ご、ゴリラしかいねぇ…
- 122二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 00:33:52
─時は流れて色々と落ち着いた頃─
ミカ「やっほー☆シオンちゃん!お久しぶりだね。ちょっとお話ししよっ。」
シオン「おや、珍しいお客さんだ。」
ミカ「ちょーっと聞きたいことがあってね。あの時・・・・・・初めてシオンちゃんと戦った時、手を抜いてたでしょ?」
シオン「そちらこそ本気ではなかっただろう?まるでやる気も殺気を感じなかったからな。」
ミカ「あの時はあれで全力だったよ。ただ、負けちゃっても良いやって思ってたけどね。状況的に詰んでたし。」
シオン「まあ、今の聖園には勝つのは難しいだろうな。」
ミカ「勝てないとは言わないんだね。」
シオン「やってみないと分からないだろう?」
ミカ「もう・・・それにしても聖園ってなんか他人行儀過ぎない?名前で呼んでる人居ないの?」
シオン「すまないな。性分なんだ」
ミカ「だーめ。名前で呼んで!苗字だと家柄で判断されてるみたいな感じがして嫌だから。」
シオン「む・・・・・・わかった。ミカ。これで良いか?」
ミカ「!!・・・・・・もー、シオンちゃん可愛い!!」【シオンを膝の上に乗せ頭を撫で始める】
シオン「こら!やめろ!・・・まったく。」
ミカ「口ではそう言っても嫌がってないじゃん。うりうり〜・・・・・・って、でっか!何これ私のより大きいじゃん!すごっ・・・柔らk」
【するりと抜け出し軽く気を込めたゲンコツをお見舞いする】
ミカ「痛ぁ・・・酷いよシオンちゃん」
シオン「セクハラしに来たのか?だったら出口はあっちだぞ。」
- 123二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 00:39:34
このレスは削除されています
- 124二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 00:40:53
ミカ「ごめんごめん・・・・・・その・・・・・・あの時私を止めてくれてありがとう。ううん、その後も何度か助けてくれたよね?」
シオン「気にする事はないさ。己の『正義』に従っただけだからね。それに、私が居なくても恐らく先生達が止めてくれていたさ。」
ミカ「それでも、だよ。取り返しのつかない事をする前に止めてくれたんだから。それに私を助けてくれた先生とシオンちゃんは私にとって『王子様』なんだから!」
シオン「感謝の言葉は受け取ろう。・・・・・・まあ、それならば私の『お姫様』であるミカが窮地に陥った時は必ず駆け付けて守り抜くと誓おう。」
ミカ「・・・・・・わーお。(こりゃミハルちゃんやチハルちゃんが惚れるのも分かるわ。)」【赤面】
シオン「お気に召したかな?お姫様。」
ミカ「もう・・・・・・言いたいことは言ったから!戻るね。それじゃ、またね!」
シオン「ああ、いつでも来ると良い。訓練後ならご飯も用意できるからな。今度一緒に食べよう。」
- 125二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 02:38:04
あらぁ〜
- 126二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 12:06:04
このレスは削除されています
- 127二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 14:53:56
>>82 >>83さんのレス読んで思いついてたシオン隊長 絆ストその3 エイミやチナツ(温泉)とかが許されるなら、これもセーフだとは思いますが、ダメなら1日以内に消します
――
『安禅必ずしも山水を須いず、心頭を滅却すれば火も自ら涼し』
―トリニティ総合学園・第三運動場―
(シオンの誘いで正義実現委員会 突撃部隊の訓練に参加した。)
シオン「善し!今日の訓練はここまで!」
突撃隊隊員達「「「「「お疲れ様でした!」」」」」
"おっ…、お疲れ様でした……"
シオン「各自、シャワーで汗を流す前のクールダウンのストレッチは忘れずにな。体を壊さないのが第一だ。」
突撃隊隊員達「「「「「イエスマム!」」」」」
シオン「誰がマムだ、誰が!」
(黄色い悲鳴を上げながら、三三五五に散り散りでシャワー室に向かって行く突撃隊隊員達)
シオン「まったく、アイツ等ときたら…さて」
"イっ痛たた…いエス、マ"
"息も絶え絶えに地面にへたり込む"
シオン「大丈夫か先生?今日は先生に合わせて簡単な有酸素運動系に止めて置いたんだが…」
"ぜっ、ぜんっぜん大丈夫だよ"
"……これくらい、なんてことはないね"
シオン「とてもそうは見えないが…みたところ体内の気の流れも乱れているようだしな」
"まえから気になってたんだけど"
"シオンの言う 気って何?"
シオン「ん?……あぁそうか、先生は指揮官であって戦闘員ではないのだから、知らないのが当たり前だったな、すまない。てっきり分かっているつもりで話していたよ」
"知らなくて、ごめん"
シオン「いや、知らない事は罪ではないさ。そうだな、リビドー、活力、内功、オド、魂の輪郭…色々と言い方はあるが、平たくいえば生命エネルギーだな。便宜上、私やその周りは気と読んでいる」
"そんなものが…"
"本当に存在するの?"
シオン「見えない物は信じられないだろうな…そうだ実際触ってみるか?」
- 128二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 14:56:39
(片手で先生の手首を掴み、もう片方の手でセーラー服の上を捲り、先生の手を露出した臍の下辺りに当てる)
シオン「下丹田の辺りが一番顕著に気を練れる位置なんだがわかるか?まずは把握するのが気を目覚めさせる第一歩なんだが…」
"シオン!?"
"ちょっ!まっ!?"
シオン「ん?どうした?もっとちゃんと臍から下腹の間辺りに手を当ててみてくれ、お腹の裏側から生命の力がドクドクと脈打っているだろう?……先生は経験がないだろうから、もっとちゃんと触らないと分からないと思うぞ?」
"なんか会話も触ってる位置もキワドくないかなぁ……っ!?"
シオン「際どい…?何を言って……、……あっ!?そっ、そうか、そうだな、配慮に欠けていた。こうゆう場所を軽々に触らせるべきではなかったな。すまない」
"いや、シオンは悪くないよ"
"私に真摯に指導してくれようとしただけだしね"
シオン「……だが、隊員達に指導するようにしてしまった。女所帯の弊害だな……、その」
"?"
シオン「流石に少し恥ずかしい…いまのことは忘れてくれると助かる」
"もちろん"
"今なにかあったかな?"
シオン「フフッ…ありがとう先生。感謝するよ」
(シオンが恥ずかしそうに、耳まで真っ赤にしてはにかんでいる)
(耐えた)
- 129二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 16:13:22
先生は褐色相手だと正気を失うけどシオン相手にやらかすと即制圧されそう
- 130二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 23:39:38
待機
- 131二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 01:42:44
でも絆深めると「何してんの」って呆れる程度に抑えるんだよね……
- 132二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 09:26:14
あざほ
- 133二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 10:21:48
─野外訓練所─
チハル「隊長は銃がダメなのはわかりますが他の武器は使わないんですか?剣とか棒とか。」
シオン「ナックルダスターの時も言ったとは思うのだけど軽く振るう分には問題はないんだが本気を出すと武器が消し飛ぶ。盾はまだ表面で叩いたり投げたりくらいしかしないからそこまでにはならないが。」
チハル「折れたり壊れたりじゃなくて消し飛ぶんですか?」
シオン「見せた方が早いだろうな。倉庫から持ってくるから待っててくれ。」
そう言うとシオンは倉庫から一振りの剣を持ってくる。
チハル「それは・・・」
シオン「今使っている盾と同じ素材で作られた耐久性を重視した剣だ。もちろん刃引きしているから斬れはしないよ。普通に使う分には・・・ね。」
そう言うとシオンは剣を逆手に持ち、腰を低く捻って構え、剣に気を集中し始める。
シオン「行くぞ!」
案山子に向かい走り剣を振り抜くと案山子は抵抗なく消し飛び背後にあった小山まで消し飛ぶ。
シオン「ああ・・・・・・またやってしまった。羽川に叱られてしまうな。」
その手からはすでに剣は消え失せていた。
チハル「・・・・・・(宇宙猫状態)」
ミハル「この辺りは今は更地だけど昔はさっき消し飛んだ小山くらいの山がいっぱいある場所だったんだよ。隊長
が全部消し飛ばしたけど。」 - 134二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 13:32:35
逆になんでこれで盾が吹き飛ばないんだよ……。
- 135二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 14:28:06
隊長のそれはそういう神秘なのかな?
- 136二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 16:23:57
名付け親さんは語呂語感の良さでシオンとしたらしいけど
シオン→ダビデ王の居城があったエル◯レムの丘→ダビデ王が神秘の元ネタとこじつけて
ダビデ王は
巨人ゴリアテと一騎打ちした際に王から与えられた武装は「慣れていないから」とすぐ脱ぎ捨てて5つの石と投石機、杖だけで戦った
ゴリアテの「おまえを挽肉にして獣のエサにしてやる」(意訳)という挑発に「貴様はフル武装で戦ってるけど、私は神の御名(信仰心)だけで貴様を倒せる」(意訳)と挑発し返した
みたいな逸話がある
あとミケランジェロが作ったダビデ像はダビデとゴリアテの一騎打ちからインスピレーションを得たらしいけど、敵味方見守る中の一騎打ちが元ネタのハズなのに全裸だ
だから、たぶん非武装の神秘なんだ
えっ!?
えーと、盾が壊れない理由は……投擲武器として使ってるから5つの石判定でセーフなんだ、うん! - 137二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 16:29:49
盾は投げるだけでは壊れるほどにはならないし殴る時は牽制だから壊れないってことで。
- 138二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 21:29:11
このレスは削除されています
- 139二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 01:20:21
ヴィヴラニウム製ってことない?
- 140二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 02:08:22
ないだろ
- 141二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 05:23:12
─シオン達が3年生になった頃─
シオン「む?あれは・・・・・・ティーパーティーの・・・・・・。」
セイア「おや?君は・・・・・・正義実現委員会の制服を着ている様だが・・・・・・腕章まで着けている?・・・・・・これは興味深い。」
シオン「やあ、こんにちは。初めまして。私は正義実現委員会の突撃部隊隊長、紅林シオン。貴女は・・・・・・」
セイア「こちらこそ初めまして。お察しの通り、私はティーパーティーの百合園セイアさ。しかし・・・・・・突撃部隊なんて存在していただろうか?」
シオン「突撃部隊を知らない?去年の始めから私を中心として作られた部隊なのだが、ティーパーティーの貴女が知らないなんて事があるのだろうか?」
セイア「私は体が弱くてね、あまり表に出てなかったので知らされていなかったのかもしれないね。」
シオン「確かに、貴女の気の流れは滞っていて身体に影響が出ている様だね。それに・・・・・・この気の流れはどこか歪だ。意識してのものでは無いだろうけど何か特殊な能力を持っているのでは無いかな?」
セイア「!?・・・・・・私の能力については誰も知らない筈。それに、君は・・・・・・。」
シオン「もし良ければ気の流れを正常に戻す事も出来るが如何だろうか?継続的な治療は必要だが気の流れが正常化されれば健常者と同じ様に動き回れる様になる。勿論胡散臭いと思うのなら断ってくれても構わない。」
セイア「・・・・・・もし治療したとして私の能力はどうなるのだろうか?」
シオン「どんな能力かは分からないが今と同じ様には使えないだろうね。能力自体が消えるかもしれないし何かしらの別の能力が発現するかも知れない。」
セイア「・・・・・・少し考えさせて欲しい。」
シオン「ああ、初対面の人間を簡単には信用出来ないだろうからね。正義実現委員会に連絡して貰えればすぐにお伺いしよう。先ほども言ったが断ってくれても構わないからね。」
セイア「ああ、その時は連絡しよう。」
シオン「承知した。それでは私はこれで。」
セイア(紅林シオン・・・・・・そして突撃部隊・・・・・・どちらも私の予知に出てこない存在。これが意味することは・・・・・・。少し調べてみないといけない様だね。) - 142二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 10:38:44
おお、新しい…
- 143二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 17:26:29
エデン会場のアリウス襲撃の時はどうなるのかな
- 144二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 19:55:21
- 145二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 21:04:03
大丈夫、多分お前も盛られる側だ
- 146二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:27:48
サオリも準最強クラス相当かな
- 147二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:51:06
- 148二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:58:08
- 149二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 02:57:43
それ足腰ガタガタやろ。筋力結構衰えたんじゃないか?
- 150二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 05:13:41
【邂逅】
─シオンと別れた後の夢の中─
セイア「・・・・・・やはり、この悪夢の様な未来に彼女や突撃部隊は居ない、か。この未来に行き着く前に彼女達に何かが起こるとでも?・・・・・・しかし彼女達の話題すら出ていないのは・・・・・・。」
???「そこのあなた、こんな世界を見ていると、気が滅入ってしまいますよ。」
セイア「!?私に干渉してきた!?・・・・・・君は一体!?」
???「思わず話しかけてしまいましたが声が届いたんですね。私は狛江チハルって言います。ごく普通の中学生です。」
セイア「・・・・・・すまない。ここで誰かに話しかけられるとは思わなくてね。つい取り乱してしまった。私は百合園セイア。トリニティ総合学園の、生徒会『ティーパーティー』に所属しているよ。」
チハル「はわぁ・・・・・・偉い人だったんですね。来年入学するのでよろしくお願いします。」
セイア「ところで君は何故こんな所に?君に言われたことを返す様だが、中学生には刺激が強過ぎるので早めに帰ることをお勧めするのだけれど。」
チハル「あなたが辛そうだったので。」
セイア「見ず知らずの年下の子に心配されるとはね・・・・・・。」
チハル「一人で抱え込むと悪い方にしか考えられなくなると思うので、誰かに話してみるのも良いと思いますよ。私でも良いですし。・・・・・・それでは時間が無いので今回はこれで失礼しますね。」
セイア「ん?また来る気かい?それはやめたまえ!君の心が壊れかねない!」
チハル「あはは・・・・・・大丈夫ですよ。慣れてますので!それではまた。」
セイア「・・・・・・行ってしまったか。私でも辛いと言うのに、この状況に慣れている?彼女は一体・・・・・・また来ると言っていたしその時に、聞いてみるとしよう。」 - 151二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 05:50:52
- 152二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 10:36:05
第四の壁認識はこの頃からあったのか……
- 153二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 19:03:27
ほしゃらが
- 154二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 01:15:19
三人で行動しているときに戦闘に遭遇したら、チハルが急にカメラ目線になって「はい、BGMスタートー」って言ったりして……
- 155二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 06:21:46
- 156二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 11:47:01
ミハル(最近僕の出番があまり無い気がする。ここは一ついつものやるか。)
チハル「また変なこと考えてる・・・・・・。」 - 157※ダメなら消して25/06/09(月) 15:11:50
新人ちゃん、てっきり人類の革新とか可能性の獣路線だと思ってたけど
あのアボカドを腐らせてファッ◯したみたいな顔した奴の路線で行くのか…?
やめなよチハル!キヴォトスでは無責任おしゃべり赤ピエロの真似をするのは恥ずかしことなんだよ!
「おいおい今時流行らないぞ、ルッキズムなんか」
『些細なパロディの一環だろ、いちいち目くじらを立てたらストレスでハゲちまうよ?』
「俺ちゃん身体は不死身だけど心はフツーに傷つくのよ?」
『もう手遅れか……、いやー俺ちゃん正直者だから口がツルッと滑っちゃったよ。悪いねー!』
チハル「いらっしゃるスレが違いますっ!」
シオン「不埒な慮外者にはお帰り頂こう…!!」
『おっと正実のリトルサノスじゃん、元気し
- 158◆Awu7n3pGdc25/06/09(月) 21:29:16
ここで気分転換に3人の目について決めておこうかと思います。あとは二人の肌の色も。
オッドアイか否か 1.普通 2.オッドアイ
シオン dice1d2=1 (1)
ミハル dice1d2=2 (2)
チハル dice1d2=2 (2)
二人が褐色か否か 1.褐色 2.褐色ではない
ミハル dice1d2=2 (2)
チハル dice1d2=2 (2)
- 159◆Awu7n3pGdc25/06/09(月) 21:41:17
瞳の色(それぞれ数字は-1)
シオン dice3d256=150 248 236 (634)
ミハル
右 dice3d256=16 136 216 (368)
左 dice3d256=3 81 26 (110)
チハル
右 dice3d256=12 99 89 (200)
左 dice3d256=202 104 82 (388)
- 160◆Awu7n3pGdc25/06/09(月) 21:57:54
- 161◆Awu7n3pGdc25/06/09(月) 22:21:54
- 162二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 23:21:10
オッドアイ率高え!?
- 163二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 08:16:07
あぼしゅ
- 164二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 11:23:06
褐色に碧……映えるな。
- 165二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 14:37:20
良い…
- 166二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 14:56:36
隊長の髪は何色だっけ
- 167二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 15:13:40
- 168二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 17:52:40
ラージャンだのなんだの言ってたけどバキバキに癖に刺さるんだけど。
- 169二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 20:13:21
癖のごった煮すぎる
- 170二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 23:26:57
なんでこんな闇鍋なのに澄んだ味がするんだ…
- 171二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 01:47:05
こだわりがあるからだよ。
- 172二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 02:22:21
この闇鍋、実質センチュリースープだからな
レス数100を余裕で超える癖のごった煮だよ - 173二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 04:58:57
透き通るような世界観ってそういう…
- 174二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 08:42:58
流石は偉大なるキムヨンハ統括P閣下だ
- 175二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 14:47:21
待機
- 176二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 20:57:21
割とすごいよね。第四の壁を認識出来るの。
- 177二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 21:55:56
このレスは削除されています
- 178二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 21:57:19
>>177 画像が出なくて消しましたごめんなさい
あと、何か知らんけど副隊長は糸目だと思っていた…
―正義実現委員会・教室―
チハル「先輩、目がオッドアイなんですね…私と同じ」
ミハル「あぁ、これね。元々は緑目だったんだけど、いつの間にやら片方だけ異常に目が良くなってさ、いつの間にか色が変わってたんだ。……まぁ元から両方2.0だったんだけど、利き目の方だけ12.0になっちゃってさぁ、もう大変だよ。急に方向感覚とか立体感がつかめなくなるし……」
チハル「凄い大変だったんですね。でも何でもよく見えそうで羨ましいです。」
ミハル「そんな奇特なこと言うの君だけだよ?変な目の色は、レディメイドをレディ・ライク・マナーと履き違えた党同伐異が服着て歩いてるカビ臭いトリニティの一部オカス様共には格好のイジメの標的でさ?おかげで一時は学校ドロップアウトしたりしてたよ。隊長に拾われなかったらどうなってたか」
チハル「そんな…◯サイの戦士さんみたいで素敵なのに」
ミハル「おっと、励ますふりしておちょくってるな?後で覚えとけよ?…ちなみにチハルはどうなの?片目は周りの子たちに似てるけど」
チハル「えーとですね。事故で力が目覚めた時だと思うんですけど……とりあえず、こっちは普通です普通に視力1.2の目です」
(片目を手で覆う)
チハル「それでこっちの目は……」
ミハル「えっ?どこ見てるの?てか明後日の方向向いてどうした?」
チハル「皆さんが見えてるんですよ。ふふふっ。」
ミハル「誰に話かけて……もしかして、霊視?……僕、幽霊苦手なんだよね、ちょっと距離置こうかな…」
チハル「ひっ、ひどいです!?」
ミハル「ふははっ、お相子お相子!冗談だよ!(笑)」
- 179二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 01:33:24
おお、オッドアイ多いなと思ったけど、見事にキャラ設定と融和させている……。
- 180◆Awu7n3pGdc25/06/12(木) 02:30:37
- 181二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 03:09:35
セイア「今日は・・・・・・あの子は来ないのか・・・・・・。確かにまた来るとは言ったが次の日とは言ってなかったね。」
チハル「そうですよ。あまり干渉するのは良くないんですから今後は期待しないでくださいね!」
セイア「そう言いつつ来てくれたのだね。」
チハル「またあの光景を見てたらいけないと思いまして。」
セイア「そう、そこだよ。何故君はあの未来を見て平然としていられるんだい?」
チハル「それは、私があの光景以外も知っているから・・・・・・ですね。セイアさんはあの光景を見て色々と諦めている様ですが、私からしたら数多の可能性の一つでしかないですし、それに絶望に彩られた世界でも結末まで絶望とは限らないんですよ?」
セイア「私からしてみれば見える未来は一つだけなのでね・・・・・・他にも結末があると言われてもそう簡単に信じられるものではないよ。」
チハル「あまり時間がないので少しだけですが可能性の一つをお見せします。私はおそらく半年から一年はここに来れなくなりますけどその可能性を支えに頑張ってみて下さい。」
チハルの左眼が光ると周囲にある光景が広がる・・・・・・。
>>113 >>114 >>115(そこ!手抜きとか言わない!!)
セイア「なっ!?これは・・・・・・補習授業部を襲撃した時のミカ!?ここでは補習授業部と先生とシスターフッドで解決した筈!何故ここに紅林シオンが!?」
チハル「他にもありますが可能性が高そうなのはこれでしたので。・・・・・・力を使っちゃったのでそろそろ時間切れの様です。今度は実際に会えるといいですね。」
【チハルの気配が消えていく】
セイア「行ってしまったか。・・・・・・これは、紅林シオンにもう一度会ってみる必要がありそうだ。」
- 182二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 10:27:17
結果そこまで悲観的にならないセイア
- 183二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 11:24:23
─とある倉庫─
セイア「やあ、来てくれた様だね。忙しい所に呼び付けてすまない。お菓子を用意しているし、お茶でも飲みながら話そう。」
シオン「呼んでくれと言ったのはこちらだからね。別に構わないさ。・・・・・・夢を介して連絡してくるとは思わなかったけどね。」
セイア「これからの事を考えるとあまり周りに知られない方が良いと思ってね。」
シオン「何か事情があるのだろうし、これから話してくれるのだろう?以前会った時より良い表情をしているし何か心境の変化があった様だね。」
セイア「ああ、君は朧げながらも私の持つ能力について察している様だったね。私は予知夢を見る事が出来る。今まで外れたこともなかったし何度か変えようと思っても変えられなかったから確定した未来だと思い込んでいた。」
シオン「なるほど。初めて会った時の表情が暗かったのはその未来が良くないものだったと言ったところかな?そして何かがあってそれが確定してはいないと気付いたと。」
セイア「そう、途中で目を背け、見るのを止めるくらいに陰鬱で救いようの無い凄惨な未来さ。だけど、そこに君や突撃部隊の姿が無かった。勿論それだけならこの後の数ヶ月で君達が居なくなる様な事が起こる可能性もあるが、ある人物に出会って別の可能性を見せられてね。少し足掻いてみようと思ってみたのさ。」
シオン「それで、私を呼んだと言うことは治療を受けると解釈して良いのかな?」
セイア「ああ、例え未来が見れなくなってもあんな未来しか見せない予知夢なんてこちらから願い下げさ。」
シオン「そうか・・・・・・流石に一度では気の流れの修正は出来ないから数回に分けての治療になるが良いかな?後は体も多少動かした方が良い。とりあえず軽く出来るばんざい体操を教えよう。」
セイア「お手柔らかに頼むよ。シオン隊長。」 - 184二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 17:36:03
治療って身長伸ばしの方法かよ!?
- 185二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 22:44:28
シオン「それでは始めようか。そこのベッドに横になってくれ。」
セイア「ああ、分かったよ。とは言えどんな治療なんだい?」
シオン「安心すると良いよ。ただの指圧さ。私が気を込めつつ指圧することによって気の流れが滞っている所を解していく感じだね。では、始めるよ。」
セイア「ちょっとま・・・・・・ん"ん"・・・・・・あっ・・・・・・」【必死に声を抑える】
─数分後─
シオン「とりあえず今日はここまでかな。これ以上は負担が大きい。」
セイア「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・やっと・・・・・・終わったのかい・・・・・・。」
シオン「痛くはしていないつもりだがもし痛かったのなら言ってくれ。次は気をつけよう。多少気の流れが改善され始めたわけだけど気分はどうかな?」
セイア「・・・・・・痛くは無かったよ。(むしろ気持ち良すぎて危なかった・・・)気分は悪く無いね。」
シオン「それは良かった。これから毎日しばらくの間続けるから教えたばんざい体操も続けつつ様子を見ていこう。」
セイア「あの体操には何か意味があるのかい?」
シオン「一部界隈で一時期背が伸びると噂になっていたが、あれはそんなものではなくてね、体操であることからわかると思うが、良い運動になるし血行も良くなる。体内の気の巡りにも多少効果があるのではとは思っているよ。」
セイア「背が・・・・・・伸びないのか。」
シオン「まったく成長に関係ないとは言わないけどね。」 - 186二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 23:39:49
─シオンが帰った後─
セイア「予知はまだ見る事ができる・・・・・・か。能力がどうなるかわからない以上、先は見ておくべきか。覚悟を決めて最後まで見届けよう。」
【原作通りの予知を見る】
セイア「これは・・・・・・今までと見え方が少し違う?相変わらず彼女達は出てこないが・・・・・・。まさか、『予知を見ている自分』を客観的に見ることになるとは。そしてその『私』が辿る未来は・・・・・・結果的には丸く収まっているし、懸念もある程度解消されている。予知は見れなくなった様だけれど。・・・・・・これはあの子が言っていた別の可能性と言うものだろうか。」
【少し思案する】
セイア「しかし、アリウスにゲマトリアに色彩・・・・・・思った以上に闇が深そうだ。客観的に見たお陰で私は気付かれなかったけれど、下手したら私もあの『私』のように囚われてしまっていたかも知れないね。」
【更に思案する】
セイア「あれ?これでは・・・・・・治療で能力が無くなってしまった場合、先生と対話が出来ないのでは?もうミカが動いている以上死んだふりしておかないと相手の動きが読めなくなってしまう。死んだふりすると先生に直接会えない・・・・・・どうしたものか。」 - 187二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 03:26:48
夢で逢えたら
- 188二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 12:04:32
いい感じにセイアも前向きになっている……
- 189二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 16:04:44
エデン条約編で実際に出てたっけこのモブ。ナレで一部始終を語られて終いだったような、違うような…
いや、まぁ、平行世界みたいなもんだし多少違っても良っか……
なんか途中ぶった切ってすみませんエデン条約編のSS主…
――
―正義実現委員会・訓練施設付近―
世界は自分を中心に動いている、と無意識に考える無知で幼い故の根拠なき自信、つまりは幼童の頃の全能感がいい歳になっても抜けていない奴というのは結構な数いるもので、大概は周りも自分も顧みず目先の欲得快楽だけを優先して、長い人生を棒に振る代わりに今が最高潮みたいな軽挙妄動の奴ばらだ。
この生徒もそうだ。
なんか気に入らないという軽はずみな理由で始めたイジメを白洲アズサに見咎められ、こてんぱんにやっつけられた後、今度は白洲アズサへの逆恨みからアズサと正実が衝突するように仕向け、虚偽通報としてシオンに仕置きされた生徒だ。
エデン条約の式典前後はアズサから受けたダメージにシオンからの仕置きのダメージが祟りしばらく自宅療養していたが、回復し晴れて正義実現委員会への報復の嫌がらせのために訓練施設に向かっていた。
こうゆう手合は懲りないものだ。
ちょうど似たような連中が挙って標的にしている聖園ミカが正義実現委員会に仮入会している。そいつならやっても誰からも文句は言われないだろう?と安易に足を運んだのだ……が、
「ああっ……嘘っ……たったす、たすけっ」
訓練施設の入り口あたりで、軽挙な生徒は世界の終わりを見た。
無限に広がる暗黒と灼熱の太陽…否、炎を身に纏い審判の剣となった剣先ツルギと光すら隷従させて暗闇の中心に輝く聖園ミカだ。
余波だけで空間は歪み、風はうねり、地面が震えるさまに、軽挙な生徒は腰を抜かして自らが作ったばかりの生暖かい小さな水溜りに尻餅をついた。
やがて熱波で喉が渇き悲鳴すら上げられなくなり、広がる暗闇が視界を奪う
(たすけてっ、だれかっ、おとぉさん!おかぁさぁん!)
「何をしている戯け共!」
そこに救いの主が現れた。
- 190二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 16:08:03
後光を湛える聖母像が太陽と宙の闇を切り裂いたのだ。
文字通り手刀で…
「あぁ…ありがとうございます。主よ……」
軽挙な生徒はトリニティ生徒ならごく一般教養として持ち歩いている十字架を血が滲むほど握りしめ、優しい微笑みを浮かべる聖母像に感謝の祈りを捧げて跪く
聖母はかき消え、あとはボロボロになっている訓練施設だけが残った。
「わーぉ…ごめん、私のミス、本気出しすぎちゃった…」
残っているのはそれだけではなかった、巨大な隕石が空を裂いて降ってきたのだ
「そんな!主よ!聖母さま!ああああああ!」
祈りを捧げるために空を見あげていた軽挙な生徒は再び現れた脅威に絶叫する。しかし
「「「波ぁあああああああ!!!」」」
天に昇る3つの光の柱が隕石を丸ごと飲み込み、塵一つ残さず消し去っていた
その奇跡を見た軽挙な生徒の頬を恐怖からではない涙が伝う
「きっ奇跡、奇跡よ……三位一体(トリニティ)の奇跡、あぁ神様」
そして汚れた服もそのままに歩き出した
(もう、イジメは辞めよう。私がした罪を全て告白し償おう)
向かう先は大聖堂
(財産もすべて寄付して、頭を丸めて尼僧侶(シスターに)なろう)
シスターフッドの本部だ
(この奇跡は私が改心するために主がもたらしたものに違いない!敬虔に主を信仰し、清貧になろう!生き方を変えるのよ!)
「あぁ、主を讃えよ!偉大なる我らの父を!Hallelujah!Hallelujah!! Hallelujah!!!」
こうしてシスターフッドの部員が一人増えたのだがシオンは知る由もない…
「一人見られていたようだが…まぁ構わんか」
「……見られて困るものでもないだろ」
「キヴォトスじゃ日常の範囲内たよ、範囲内!」
…知る由はあったが、知らんぷりした
どっとはらい
- 191二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 23:15:43
草生える
- 192二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 00:45:15
─治療開始から一ヶ月後─
シオン「・・・・・・よし。これで治療完了だ。気の流れも正常で滞りもない。ばんざい体操に加えて半月前から始めた太極拳も公を奏したようだ。よく頑張ったね。」
セイア「・・・・・・シオン隊長。これは・・・・・・。確かにその兆候はあったのだけれど・・・・・・。」
シオン「うーむ・・・・・・気の流れを正す為に私の気を送り込んでいた事と、運動で体が鍛えられた結果、気の流れを見ることと操作が出来るようになったようだね。」
セイア「それどころでは無いよ。予知能力が無くなるとか変化するどころか・・・・・・進化して強化されているじゃないか!以前は明晰夢の様な感じだったのに、今は起きて意識がある状態で未来が見えてしまうよ。シオン隊長達も予知の中に出て来る様になったし。」
シオン「貴女の話を聞いた限り今後の事を考えると好都合なのでは?今の貴女なら能力の制御も容易いだろうし多少の脅威は跳ね除けられるはず。」
セイア「未来が分からない生活と言うのも楽しみではあったのだけどね。現に別の可能性の私はそうなっていた様だし。体も丈夫になった様だし今後の行動が容易なのは確かだね。」
シオン「力になれた様で何よりだ。太極拳やばんざい体操は今後も続けると良い。朝に少し時間を使うくらいで済むからね。」
セイア「ありがとう。出会いは偶然だったとは言えここまでしてもらって何も返さないのは礼を失する行為だ。君が窮地に陥った時、必ず助けると約束しよう。いつでも頼ってくれたまえ。」
シオン「ああ、その時が来たら、必ず。」
セイア「それと、これはこっちの都合もあるものなのだけど、私の名において君に特別な権限を与えよう。正義実現委員会がティーパーティーの命令で動けなくなった場合、君と突撃部隊は君の判断でその命令に従うべきでないと判断した時、独自に行動する事を認める。これがその為のライセンスだよ。」
シオン「必要なこと・・・・・・なのだね?ならばありがたく受け取ろう。」
セイア「同じく必要な事でお願いがあるのだけれど、数日後、私は襲撃を受ける。その時ある人物だけ私の元に通して欲しい。それを利用して私は少し姿を隠すことになる。ミカやナギサには悪いのだけど・・・・・・。この先の悲劇を防ぐにはミカとアリウスに動いてもらわないといけない。」
シオン「分かった。必要な情報を教えてくれ。」 - 193二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 00:55:55
- 194◆Awu7n3pGdc25/06/14(土) 01:36:49
- 195二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 01:43:51
たておつー
- 196二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 08:53:44
- 197二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 15:35:35
- 198二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 16:26:50
- 199二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 16:51:13
- 200二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 23:15:53