- 1二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 19:29:10
- 2二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 19:30:44
- 3二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 19:44:08
たておつ
- 4二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 20:03:30
おつおつ
- 5黒い獣25/05/27(火) 20:18:48
おつです
- 6黒い獣25/05/27(火) 20:19:13
- 7二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 20:29:27
おつです
- 8二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 21:05:15
たておつ
- 9二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 21:32:17
10まで伸ばしておこう
- 10二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 21:32:28
ヨシッ
- 11二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 22:05:34
たておつ
- 12霧雨 雲林25/05/27(火) 23:09:09
たておつ
- 13二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 01:55:17
二人に幸あれ。
- 14黒い獣25/05/28(水) 07:31:31
向こうの世界で何があったか、彼女(私)は語ってくれた。
「私はトリニティに入ってから、わざと正義実現委員会の試験を落ちた、みんな笑ってた…その後は………まぁ、記憶を見たならわかるだろ?親と絶縁したよ」
「絶縁…その後はどうやって生活を?」
「スケバンやヘルメット団をボコしたり、賞金首を狩って生活費を工面した。
戦いだけはできたからな…それから色々な派閥からうちに来ないかと誘われて、それも嫌だったから自警団に入った、派閥争いから最も遠い武当派の組織だったからな」
言われてから気付いたが、確かに着ているのは正義実現の黒い制服や、トリニティ標準の白い制服でもなく、自警団が着ている灰色の制服だった。
「それから2年生として生活していたある日、エデン条約っていう条約の締結が行われ…襲撃があった、その時に正義実現、ゲヘナ風紀委員会は壊滅、タヒ者も出た」 - 15二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 13:02:20
このレスは削除されています
- 16黒い獣25/05/28(水) 13:06:58
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「エデン条約襲撃事件より3日が経ちましたが、現在もアリウス分校を名乗る勢力との戦闘が続けられています。
また、この襲撃によりトリニティ、ゲヘナ両校は壊滅的な被害を受けています。
特に、ティーパーティー所属の百合園セイア、桐藤ナギサの両名については現在行方不明となっており、生存は絶望的と予想されます。
連邦捜査部シャーレの先生については現在意識不明の重体。
これに対し連邦生徒会は慎重に行動する、との声明にとどめており、連邦生徒会への不信感は爆発寸前となっています。
なお、ミレニアムサイエンススクール、カイザーコーポレーション等の他の大規模勢力は既に独自の行動を始めているとの情報も入りました。
引き続き、情報が入り次第お伝えします、クロノス報道部でした」
世界(キヴォトス)はそんなだった、攻撃をやめないアリウス、壊滅状態のマンモス校2つ、動かない連邦生徒会、連邦生徒会からの離脱を図るミレニアム、クーデターを画策するカイザー…
更に日が経てば、機械の軍勢とミレニアムが衝突、百鬼夜行では花鳥風月部…だったか?怪異と呼ばれる存在が百鬼夜行を火の海に変えた。
それでもなお連邦生徒会は動きを見せなかったことで、ついに暴動が起き、混乱に乗じてカイザーが連邦生徒会を襲撃。
その次の日、空が赤く染まった。 - 17黒い獣25/05/28(水) 13:15:24
「………血みたいな色だな」
「ツルさん!」
「スズミか、慌ててどうした?…いや、空が赤くなれば慌てもするか?」
「それもありますが違います!とにかく、手を貸してください!」
私に手を貸せと言う場合、最高戦力として動いてほしいという意味がほとんど。
戦うことしか脳がない私には、断る理由なんて無かった。
「…状況は?」
「エデン条約で出現した幽霊、それから半透明な機械の軍勢などが市民を攻撃しています、現在正義実現委員会と協力し、対処に当たっていますが数が多過ぎて………このままでは…」
「了解した、戦闘地域を教えてくれ、優先度が一番高いやつだ」
「トリニティ東地域、ケーキ屋の辺りです」
「あそこか、避難誘導は任せる」 - 18二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 15:46:53
これトドメにアビドスからアヌビスが襲来してくるんじゃ……
- 19黒い獣25/05/28(水) 22:18:21
トリニティ東地域へ行くと、聞いたとおりの変なのが大量に押し寄せていた。
そこで、押し寄せる軍勢の中心に飛び込んで、一気にふっ飛ばした。
自分の力を示すのに、これほど簡単な方法はないだろう。
「無事か?」
「あ、貴女は…」
「自警団のツルだ、暴れることは得意でね………巻き込まれるなよ?」
「っ!総員退避!退避!」
正義実現委員会が下がるのを確認し、もう一度中心に飛び込んだ。
銃口を押し付け、散弾をゼロ距離で叩き込み、後退するように回避するついでに射撃の反動を逃がす。
硬い相手にはスラッグ弾を込めてスラムファイア(速射)で応戦し、装甲をかち割る。
銃声にまぎれて軋んだ音が鼓膜を撫でる、攻撃される度に心臓が止まりそうになる、己の激情が絶え間なく溢れ出す。
だからこそ生を実感できる、ソレが心地いい。 - 20二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 02:20:43
oh...バーサーカー...
- 21二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 08:25:07
なんかよくわからんけど強いことはわかる
- 22黒い獣25/05/29(木) 10:52:01
「はぁ……はぁ……はぁ…っ終わりか…最後の30体はキツかった……!」
5時間ぶっ続けで戦い、銃も壊れ、腕も片方骨折したがそれでも生き残ってしまった。
「…流石、ですね」
「ん?ああ…お前か、鴉宮」
「……私も、貴女のように強ければ…」
「守れるとでも言いたいのか?」
私はコイツが嫌いだった、何が正義だ、何が守護者だ…気に入らない、力というものを全く理解していない。
「強いから守れるじゃない、戦いたいから強くなる、強さ以外の全てを求められなかったから化物に成り果てる」
力とは、戦いが導き出すもの。
「お前に私(強者)を理解することはできない」
真の強者とは、孤独なのだと…そう思っていた。
あの頃の私は戦うことしか知らない、戦い以外の生き方を知らない、戦場以外に自分の居場所が無かった。
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「本当は認めてほしくて強くなったのに…いつの間にか、強さ以外の全てを失っていたんだよ、だから………眩しかったんだ、戦う理由を持っていたアイツが」 - 23二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 11:26:56
- 24黒い獣25/05/29(木) 14:46:34
「………それと空が赤く染まったことに何か関係があると?」
「直接の関係はない、ただ、ソレが原因で判断を間違えたんだよ」
「判断?」
「私がアイツを拒絶し続け、否定し続けたことが事態をより悪化させた」
「…?」
「こっちではお前が力を求めたが、あっちではアイツが力を求め……恐怖(Terror)に呑まれた」
恐怖………まさか…
「さっき私が戦ったのは…」
「私がいた世界の鴉宮ハスだ……私が拒絶し続けたことで、アイツはこう考えるようになった」
たとえ偽りであっても
そこに力があれば良い
「そして自分を偽った………嘘で塗り固め、世界を騙し、力を得る…ソレが上手くいってしまった」 - 25二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 15:15:40
つ、つらひ…