【閲覧注意】アヤメが悪い男に依存した挙句にナグサに無意識に寝取られる話

  • 1二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 20:45:21

    また誰かに告白されてる。
    そう思いながら、私は笑って相づちを打っていた。
    いつも通りの光景。私が「委員長」である限り、消えない日常の一部。

    「好きです」
    「ずっと見てました」
    「明るくて優しくて」──

    その辺りの言葉は、もう聞き慣れてる。
    どこで聞いても同じ音。
    私のことを知ってるわけじゃなくて、役割としての“アヤメ”をなぞってるだけ。

    だけど、その中に一つだけ──ほんの一言だけ──聞き慣れない言葉があった。

    「支えになりたい」

    その瞬間、ふっと呼吸が引っかかった気がした。
    笑顔を続けるのに、ほんの少しだけ意識が要った。

    支えになりたい?
    そんな言葉、聞いたことあったっけ。
    どこかの誰かにじゃない。私自身に向けられた言葉として。

    なんでそんなのが、今さら刺さるんだろう。

  • 2二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 20:45:57

    疲れてただけかもしれない。
    無意識に誰かに寄りかかりたくなってただけかもしれない。
    でもそのときの私は、彼の顔も声も忘れて、
    「その言葉」だけが、胸の中に残っていた。

    だから──

    「じゃあ、試しに付き合ってみよっか」

    そう答えた。
    笑顔で、演技のままで。
    でも、心のどこかではもう“始まってしまった”と感じていた。


    明日の更新後にはもう出せないかもしれないので概念だけ先に投げる

  • 3二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 20:57:30

    その日、私はわざとらしいくらい元気な声で、百花繚乱の部室に入った。

    「は〜い注目〜! 突然ですが──委員長、彼氏ができました〜!」

    空気が一瞬止まり、次の瞬間には軽いどよめきと笑いが起こる。
    驚き、祝福、冷やかし。それらが入り混じった、あの独特な雰囲気。

    狙い通り──の、はずだった。

    紹介すれば、相手も私との関係を“委員長の彼氏”として背負わされる。しかしこいつはそれに耐えられるような男には見えない。告白してきたときだってそうだ。妙に慣れた感じで薄っすらと軽薄で…
    そのうち息苦しくなって、引くだろう。
    そもそも、軽いノリで付き合い始めたんだから、深くなる前に冷める方が楽。

    私は、逃げ道をつくるつもりで、この場を用意した。

    「──じゃあ、改めてよろしくね〜」

    彼は特に気負うでもなく、軽く頭を下げてみせた。
    その仕草が、妙に自然だった。あれ、こいつ猫かぶれるのか…

    後輩たちが反応する。
    「お似合い」だの「意外」だの。
    ……頼りにしていた委員長に男ができたっていうのに、ずいぶんあっさりとした受け入れ方。

    何それ、と思った。
    もっと微妙な空気になると思ってた。忙しい委員長がいつ彼氏なんて作る余裕があるのか、おかしいと思わないのかな?でも誰も咎めない。むしろ、祝福ムードさえ漂っている。

    ナグサも、特に何も言わずに隣にいた。
    変わらない、穏やかな空気。彼とも普通に言葉を交わしていて、ぎこちなさもない。

  • 4二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 21:01:57

    私は、笑っていた。いつも通りの委員長の顔で。
    でもその内側では、想定外の展開に静かに舌を打っていた。

    あれじゃあ──まるで、本当に“いい彼氏”みたいじゃない。

    “終わり”への助走のはずだったのに、
    なぜか「別れたら惜しい人」みたいな空気が出来上がっていた。

    なんで、そんなに器用にやるのよ。

    私は、こいつがすぐに逃げ出せる口実づくりをしてやろうと彼を見せたのに。
    それなのに今、“つなぎ止める理由”が勝手に積み上がっていく気がして、居心地が悪くなる。

    そんなふうに振る舞われたら、こっちの計画が狂うでしょ…

  • 5二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 21:20:19

    仕事が減りはじめていることに気が付いたのは、いつだったけか。

    些細な確認依頼、区画調整の口約束、渋い顔で押し付けられそうな雑務。

    そういう普段は私にばかり来る面倒事が、なぜか私の机に来なくなっていた。
    歩いていてもそうだ。挨拶こそされど特に何事もなく帰ってこられた。

    誰にも指示してないのに、後輩が勝手に動いてたり、他部活に回ってたり。

    ──あー、これ絶対あいつだなって、察しはついた。

    そういうの、得意そうな顔してたもん。妙に愛想良くして皆と話していたのはこのためか。

    柄が悪そうに見えるけど、横柄な態度はとらない。そのギャップで街の人にも可愛がられてるし、上手く取り入ってる。

    私、そういうのちょっと苦手なんだよね。
    無理して自分をよく見せようとする感じ。

    …私もそうか。

    (……なんか、腹立つ)
    (でも、ありがたいんだよなぁ。これが)

    ちょっと“ラク”を覚えてしまった自分が、いちばん厄介だった。

  • 6二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 21:32:48

    最初は、気の迷いだった。
    面倒で、どうせすぐ終わるって思ってた。
    その後少し、ほんの少しだけ、甘えてもいいかもって思っただけだった。

    でも、それは全然“少し”じゃなかった。
    気づけば私は、彼と過ごす時間を心のどこかで待つようになっていた。

    ただ話すだけの日があった。
    夕方の校舎で、二人きり、他愛もないことをぽつぽつ喋って。
    時折風が吹いて、紙がめくれて、それを拾って。
    時計を見たときには、もう誰もいない時間になっていて。
    でも、それでもまだ、帰りたくなかった。

    話していたい。ただ一緒にいたい。
    そんなふうに思ってしまっていた。

    私は、ちゃんと“恋人”になっていた。
    逃げでも建前でもなく、自分から望んで、
    彼のそばにいたくて、そばにいられるのが嬉しかった。

    あの時の私はまだ気づかないふりをしてたけど、
    もう本当の自分を見せてしまっていた。

    疲れたって言ってしまったし、
    黙ってても隣にいられるようになってた。
    笑顔じゃない顔も、見せるようになってた。

    そんな自分に、ちょっと驚いていた。
    同時に──こういうのを「好き」って言うんだろうなって、
    うっすら分かり始めてもいた。

  • 7二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 21:34:25

    ふと、ナグサのことを思い出す。
    あの子は、いつだって私に懐いていた。
    何でも頼ってきて、何でも一緒にやりたがって、
    ちょっと放っておくと、悲しそうな顔をする。

    ──正直、少し鬱陶しかった。

    責任感だと思ってた。
    面倒を見てあげなきゃ、って思ってた。
    でも今なら分かる。

    あの時、ナグサが見ていた私は──
    きっと、今の私が彼に見ているものと、同じだった。

    そう、分かっていたはずなのに…

  • 8二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 21:38:11

    わぁお…

  • 9二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 21:42:55

    こういう良質なスレのせいであにまんアヤメ沼がどんどん深く冷たく粘度の高い底なし沼になってゆく

  • 10二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 21:46:41

    きっかけは、ほんの些細なことだった。

    私の代わりに、ナグサの対応を頼むようになったのは、
    私自身が少し余裕を持ちたくなったし、彼なら上手くやれるだろうと考えてのことだった。
    それに、ナグサも彼と気が合うようだった。

    そうだよね。あの人、私に見合うように私みたいなことしてるもんね。代わりにはちょうどよかったみたいだ。

    最初は本当に、“代わり”のはずだった。

    でも、気づけばナグサ達二人で話す時間が増えていた。
    あの子が、彼のそばにいるのが“自然”になってきていた。

    ある日、ナグサが嬉しそうに笑っていた。
    手には、小さな包み。
    彼が「焼き鳥を買ってきた」らしい。わざわざ──あの子のために。

    焼き鳥。
    ナグサの好物。しかもナグサのお気に入りの屋台の。
    …教えた覚えはない。

    違和感、という言葉では足りなかった。
    胸の奥を、指で軽くつままれたような感覚。
    最近は感じていなかった、心の苦しさ。

    それでも私は、笑顔を崩さなかった。

  • 11二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 21:50:06

    >>10

    テンション上がってきたなオイ。楽しくなってきた。

  • 12二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 21:50:29

    (ただの気遣い。あの人、無理して誰にでも優しくしてるから。本当はガサツなナンパ男なの。ね?)

    でも次の瞬間、目に入ってしまった。

    彼の笑顔。
    あんな顔、私は見たことがなかった。
    静かに目を細めて、口元が柔らかくて──
    まるで、世界でそこにしか光がないみたいな、そんな笑顔だった。

    そしてナグサも。
    あの子が、私にしか見せたことのなかった、
    “あどけないくらい無防備な笑顔”を、彼に向けていた。

    言葉よりも、距離よりも、
    何より“あの笑顔”が、胸に刺さった。

    (……ちがう)

    私はそう思った。思おうとした。
    あの人は、私の代わりになろうとしてるんだ。
    ナグサの頼れる存在を、埋めてくれてるだけ。

    だから、あんな笑顔を見せるんだ。
    だから、ナグサも──私を重ねて、彼に笑ってるだけなんだ。

    でも胸の奥に、声にならない違和感だけが残った。

    それは小さな小さな棘のようで、
    でも、放っておけばいつか、
    心の中を真っ赤に染めてしまうような気がした。

  • 13二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 22:12:41

    笑い声が聞こえてきた。
    ほんの一瞬、空気が明るく跳ねたような気がして、
    その音の方へ、無意識に目を向けてしまった。

    彼とナグサが話していた。
    何を話していたのかまでは分からない。
    でも、笑っていた。心の底から。

    彼の笑い顔。
    見慣れているはずだった。
    私の前でも、何度も見てきたはずなのに──
    やはり何度見ても、今そこにあるそれは、まるで知らない顔だった。

    眉がゆるんで、頬が自然に動いて、声が少し弾んで──
    無理のない、まるごとの笑顔。

    その隣で、ナグサも笑っていた。
    楽しそうに、何も考えていないように。
    私に向けていたときと、同じくらいの笑顔。

    ……いや。たぶん、あれは“私といるときと同じくらい”じゃなくて、“私といるときと同じもの”なんだ。

    ナグサは、私の代わりになろうとしてるわけじゃない。
    当てつけでも、奪おうとしてるわけでもない。
    ただ──“本当に楽しい”だけなんだ。

  • 14二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 22:17:00

    彼も、そうなんだろう。
    たぶん、あれが本当の顔なんだ。
    私の前じゃ、見せたことのない表情。

    私は知ってる。
    彼は、“明るくて頼れるアヤメ”に惹かれて告白してきた。
    そして、その“アヤメ”にふさわしくあろうとしてくれていた。

    本当はチャラチャラした男のくせに無理をしてでも。
    ちゃんと、恋人になろうとしてくれていた。
    けど、それはきっと、上辺だけの私に向けての努力だった。

    でも私は、それを崩した。
    自分の弱さも疲れも、全部彼に預けてしまった。

    本当の私は、彼が惹かれた“アヤメ”じゃない。
    今、彼が自然に笑えている相手は、ナグサだ。

    そして、ナグサもまた、私にしか見せたことがない、自然な笑顔を見せている。

    そこには、なんのしがらみも、偽りもなかった。

    理由もないざわつきが、胸の奥でじわじわと広がっていく。
    目を逸らせば消えてくれるかと思ったのに、逆にしつこく残った。

    何も壊れていない。まだ何も奪われていない。
    そのはずなのに、なぜか、ひどく苦しかった。

  • 15二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 22:27:34

    既に重い...ドロドロしすぎている...

  • 16二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 22:35:06

    そろそろトドメ刺します

  • 17二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 22:38:36

    歪なまま、時間だけが過ぎていった。
    隣にいるはずの彼との距離は、手が届くのに遠く、
    “恋人”という名前だけが、空っぽに響いていた。

    彼は私に優しかった。変わらず気遣ってくれた。
    でもそのやり方は、最初に私が見せていた“明るいアヤメ”に向けたものだった。
    私の本当の姿には──優しさの形が違っていた。

    どこかでこう思っていた。本当の私もまとめて愛してくれていると。
    それでも、時間がたつにつれて、彼の好みは“明るいアヤメ”なんだと、ようやく受け入れられた。

     
    私にとってナグサは、
    頼られて、慕われて、でも──心のどこかで“面倒だ”と思ってしまっていた存在。
    それでも離れられなかったのは、どこかで必要とされていたから。

    そして今、私は、彼にとってのナグサなのだ。
    “本当の私”を知った上で、愛されているわけじゃない。
    愛されていたのは、上辺の、演じていた“委員長アヤメ”。


    だから私は決めた。
    もう、“あのアヤメ”になろう。
    そばにいられるなら、本当の私なんていらない。

  • 18二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 22:59:07

    このレスは削除されています

  • 19二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 23:01:46

    待ち合わせの場所。
    普段はちょっと遅れて、言い訳をしながら向かう場所。

    でも今日は違う。
    “上辺のアヤメ”…ううん、“新しいアヤメ”なら、時間ぴったりに行ける。
    何なら早く着いて、余裕の笑顔で迎えられる。
    今日から私と彼、お互いが心から楽しめる日になるんだ!

    ……そのはずだった。

    桜が咲いていた。夜の冷たい風にゆれる、薄桃色の花びら。
    いつもと違う道、遠回りしたら綺麗なスポットが目に入った。

    そして、その景色の中に──



    彼と、ナグサがいた。

  • 20二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 23:03:33

    おっとぉ!?ば、バッドエンドなんですか…これは…!?

  • 21二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 23:05:47

    これは、きっと“最後のチャンス”だったんだと思う。

    あそこに歩み寄れば、
    いつもの私の調子で「浮気しちゃダメだぞ〜」って冗談めかして言えば、
    ふたりの間に入り込むことだって、できたはずだった。

    死ぬほど空気が気まずくなって、
    それでも私が笑って、ナグサが困った顔して、彼が青ざめた顔して必死に謝って…
    ……それで、済ませられたかもしれない。

    関係はきっと歪んでいた。
    でも、壊れきらなかったかもしれない。
    無理やりにでも、3人でいられたかもしれなかった。

    そう思えば、
    それは“間違った答え”だったかもしれないけど──
    “最悪じゃない答え”には、なれたはずだった。

    “上辺のアヤメ”なら、できた。

    でも私は──
    踏み出せなかった。

    “本当のアヤメ”に、自分を消す勇気はなかった。

  • 22二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 23:16:18

    彼の顔が見えた。
    見たこともないくらい真剣で、
    震える右手を差し出していた。

    ナグサの顔も見えた。
    頬を真っ赤に染めて、伏せ目がちにその手を見つめていた。

    (冗談、だよね)

    口の中で転がしたその言葉は、
    あまりにも頼りなく、苦しく、寂しかった。

    ──まぁ、そういうことなんだろうね。

    あんたの“本気”って、こういう顔なんだ。
    私の前じゃ見せなかった癖に、あの子には真っすぐ見せるんだ。
    ほんと分かりやすいね。
    やっぱり、軽率でチャラチャラしてて、女慣れしてて、
    都合の良い女の子が現れたら、すぐ気が変わる。
    私をもて遊ぶだけの悪い男だったんだ。



    ……ううん、それだけじゃないよね。

    “私”じゃなくて、“私が演じてたもの”に惹かれたんだもんね。

    惹かれた人のためなら必死に頑張れる男だったもんね。

    じゃあ、こうなるのも当然だったのかも。君が惹かれた女の子なんて、どこにもいなかったんだから。

  • 23二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 23:28:59

    私じゃなくて、私の“上辺”に惹かれて、
    私がそれを脱いだら、途端に興味なくした──

    結局、それだけのこと。

    それでも、私は願ってしまった。
    ナグサなら、断ってくれるんじゃないかと。

    あの子は、私のことが大好きなはずだ。
    いつだって私の後ろをついてきて、
    試合では何度負けても、悔しそうに、それでも嬉しそうに私の勝利を見ていた。

    私が笑えば安心して、
    私が黙れば不安そうにして、
    私が「平気」と言えば信じてくれた。

    あまりに私についてまわるものだから、鬱陶しくさえ思ってもいた。

    だから信じてしまった。

    あの子の中で、私はずっと“委員長”で、
    太陽みたいな存在で、
    頼られるべき人間で、
    何があっても、最後に選ばれる立場のはずだった。

    “私を裏切る”なんてこと、あのナグサがするわけないって。

  • 24二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 23:34:44

    ……信じて、よかったはずだった。


    でも。



    ナグサは、彼の手を握った。

  • 25二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 23:37:01

    >>24

    これはもう終わりだ…

  • 26二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 23:45:26

    ためらいも、躊躇もなかった。
    ただ、真っすぐに、純粋に。
    まるで、誰も裏切っていないかのように。

    ナグサは、彼の手を握った。

    そこにあったのは、迷いのない恋の答えだった。

    彼は一瞬、驚いたような顔をした。
    まさか通じるとは思っていなかったような、
    でも次の瞬間、そっとナグサを抱き寄せようとして──

    ──その前に。
    ナグサが、先に彼を強く抱きしめた。

  • 27二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 23:47:21

    もう、言葉なんていらなかった。
    ふたりは、ただの恋人になっていた。

    夜風が吹いて、花びらが舞って、
    その中で彼とナグサは、ただひとつの恋を形にした。

    残酷だった。
    どうしようもないくらいに。

    ──なのに。

    あんなに美しい恋を、私は知らなかったんだなって、思ってしまった。


    (……ナグサ)

    私を、慕っていたよね。
    ずっと後ろをついてきて、うざいくらいに。
    いつも私を頼って、見つめて、笑ってたじゃない。
    それが、あなただったのに。
     
    それでも。
    あの子は、もう迷わないんだ。

  • 28二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 23:49:19

    二人が選んだのは、私じゃない。
    私がいた時間じゃない。
    この先にある“ふたりの時間”だった。
     
    そして私はそれを、
    ただ遠くから見ているしかなかった。

    この物語は、私のものじゃなかった。
    私が主役だと、思い込んでいたけど──
    終わってみれば、違っていた。

    あれが、ふたりの青春だった。
    まっすぐで、真っ白で、愛に偽りのない──正しい物語。


    こうして、私の青春は終わった。

  • 29二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 23:55:54

    いい脳破壊だった

  • 30二次元好きの匿名さん25/05/27(火) 23:57:47

    言うほど悪い男じゃないな?と思ったら極悪人だった…

  • 31二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:00:55

    これは明日の更新次第では出せないわな…
    もしかしたら黒アヤメは偽物で真アヤメは心の底から陽キャかもしれないし

  • 32二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:01:18

    せめてちゃんとアヤメとの関係を清算してからにしろォ!!

    ……ああ、だから「悪い男」なのか

  • 33二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:04:10

    美しい…これ以上の芸術は存在しえないでしょう…

  • 34二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:07:31

    あの…彼くんに浮気されるどころかナグサにも裏切られたアヤメはどうすれば…

  • 35二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:07:36

    アヤメが何したっていうんだ…
    どうか彼女に幸を与え給えよ…

  • 36二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:07:51

    道徳の教科書にして全国に普及させたい

  • 37二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:09:01

    ナグサから抱き寄せたのがもう救いようがない
    誰もアヤメを愛さない…

  • 38二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:09:50

    ナグサはどんな顔して百花繚乱にいるつもりなんだ…

  • 39二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:11:41

    土砂降りの雨でずぶ濡れのアヤメに開いた傘を差し出す様な特徴の無いモブ顔だけど心優しい男は現れんのか…?

  • 40二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:13:44

    >>38

    彼くんと一緒に百鬼夜行から高飛びくらいはしないとまともに暮らせないと思う。こんな略奪愛(略奪ではない)しちゃったら

  • 41二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:15:57

    >>40

    あの、委員長がメンタル崩壊してその補佐と副委員長が駆け落ちした百花繚乱についてなんですが…

  • 42二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:18:21

    いい文章だよね
    依存してた彼の裏切りを目撃→彼を貶して強がりながらも嫌っていたはずのナグサに縋る→見事に裏切られ二人とも失う

  • 43二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:20:13

    すみません、スレ主なんですが
    彼氏くん死ぬほど叩かれると思ったんですけど、意外と叩かれてない… なんか理由ありますか?

  • 44二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:20:44

    もう終わりだよこの部活

  • 45二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:28:59

    >>43

    スレタイで事前に悪い男って書いてあって心の準備できてたし、アヤメを裏切ったって意味ならナグサも共犯になってヘイト分散したからかな?


    なによりアヤメ曇らせを摂取することが主目的だから彼氏くんにスポット当たらないし

  • 46二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:30:16

    >>43

    曲がりなりにも誰もが勝手な期待を押し付けてたアヤメに一時とはいえ寄り添って支えになってたからかなあ…?

    たとえそれが上げて落とす前フリだとしても

  • 47二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:31:38

    スレタイにどういうものか書いてるのはデカいよね
    嫌いな人は離れられるし好きな人が来るから

  • 48二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:33:35

    あと悪い要素が>>32くらいなところかな

    このチャラ軟派野郎ー!とはなるんだけどガチガチにヘイト向けるほどではないという塩梅

  • 49二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:34:31

    アヤメとナグサはそう思ってないだろうけどタイトルにカスって明言されてるから言うことはない

  • 50二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:36:10

    アヤメがナグサを押し付けなかったら、多分上手くいってた気もするし
    こう……ギャルゲーやエロゲーで選択肢を間違えてバッドエンド√に入っただけって印象があるかな
    個人的な感想になるけど

  • 51二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:36:13

    なるほど… 参考になりましたわ
    実はヤリ捨てみたいなこともさせようかと思ってたけど
    アヤメがあんまりすぎるからとやめといて正解だった

    そんなやつの告白受け入れるナグサとか流石に許されんヘイトになりそうだし

  • 52二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:36:39

    >>43

    別にアヤメと寝たわけじゃ無いし、アヤメが思ったよりも弱い人間だった。て自分の理想と違えばそりゃ彼氏くんみたいなに、逃げ出す人もいるだろうからそこまで悪い男。て感じはしない。アヤメと寝たり、飽きたからナグサに行ったとかだったらもっと叩かれてたとは思う。

  • 53二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:37:26

    正直浮気性なところ以外は普通にいい奴というかいい彼氏君できそうなところがここ好きポイントでしたわ
    いい匙加減の彼氏君に拍手

  • 54二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:40:57

    ヘイトは皆で分かち合って極端にしないほうが無情さを感じられるってことすね。

    曇らせの匙加減について学ぶことができました。感謝!



    >>50

    ビターエンドでもグッドエンドでもハーレムエンドでも続きはお好きにどうぞ。というより書いて…人が幸せになる話だけは書けない…

  • 55二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:45:09

    ビターエンドなら書けそうじゃない?歪な関係が続いていく感じの…

  • 56二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:48:44

    このレスは削除されています

  • 57二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 00:51:09

    読んでて胃が痛くなる文章だ…

  • 58二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 01:43:34

    ハーレムルートに行けそうな芽はありそうなんだが…

  • 59二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 01:46:16

    明日のストーリー更新後にまた評価したいスレだ
    一応ハッピーが見れると思って頑張ろう

  • 60二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 08:26:09

    今日の夜メインストーリー更新だっけ?

  • 61二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 12:02:05

    もう更新されとるで

  • 62二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 16:24:58

    更新前に出して正解だったな。今からナグサがアヤメを裏切る話は絶対書けん

  • 63二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 17:42:32

    >>62

    本人にその気がなくて結果的に裏切ることになる話は無理か?

  • 64二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 18:35:10

    >>63

    そこまでして曇らせたくなくなったよ…


    ナグサの眩しさに浄化されちゃったので、これからは書くとしても純愛だけ書くことに決めた。なんで誰かお手本になるssを教えてほしい…

  • 65二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 22:41:39

    ナグサは強い娘だったね…

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