- 1二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 15:15:41
- 2二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 15:16:34
補習授業部に実力で入ることを許された唯一のエリートであるコハルちゃんは、お昼休みに正義実現委員会の緊急招集に行った。緊急対策室には丁度ツルギ先輩がいて、他の人たちに事態の説明をしているところだった。
「………ハスミは秘密裏に野外パフェ祭りを開催していたのだが、口に運ぶ途中のスプーンの上にちょうどカタツムリが着地してしまった。アイツは今救護騎士団に緊急搬送されている。ここまでの被害は稀だが、現在学園内でカタツムリ被害が多発している。正義実現委員会としてこの事態の対処に当たる」
前例のない不測の事態に場はざわついていた。しかし、コハルちゃんはいち早く事態を収束させようと箒と塵取りを持って外に出た。
「こんなことは初めてだけど…私がしっかりしなきゃ!」 - 3二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 15:17:22
コハルちゃんはカタツムリが苦手ではない。むしろ奇妙な親近感を覚えることさえある。彼女がいち早く動けたのはそういう事情もあった。キヴォトスのカタツムリは頑丈なので、落ちても無傷で這い回る。少しつつくと殻にこもるからその状態で回収していく。
コハルちゃんが黙々と箒でカタツムリを掃き集めていると、スクール水着で近づく者があった。浦和である。浦和はアルカイックスマイルを湛えながら日課の露出中だった。コハルちゃんが感心なことをしているのでリアクションをもらおうと近づいてきたのだ。
「コハルちゃん、お掃除頑張ってますね♡そのぐちょぐちょ♡の粘液は本当にカタツムリだけですか?」
「な、なに言ってるのよ?」
「ほかの粘液も混ざってたり…しませんか♡例えば私の…」
浦和はやおらにコハルちゃんの耳元で囁く。コハルちゃんの顔は真っ赤に染まり、瞳孔は縦長になった。
「なっ…!」
「え、エッチなのはだめ!(主文後回し)死刑!死刑よ!(判決)」
死刑宣告をした瞬間、コハルちゃんのヘイローがピンクに光った。(尤も元からピンクに光っているが)そして浦和は深く短い声を上げながら絶頂した。 - 4二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 15:18:09
「お”お”っ♡♡♡」
突然の快楽。それはさざ波のようにやって来て浦和の内側で爆発した。顔はだらしなく歪み、手足は脱力して息を荒げる。その快楽に脳を焼かれた一瞬の表情はコハルちゃんに追加死刑の判決を出すのに十分だった。
「な、なに!?え?…なにやってるのハナコ!エッチなのは死刑なんだから!」
「あゥ!♡♡♡♡や♡やめっへくらさい♡♡♡」
浦和はセカンドインパクトに身をくねらせて止めるように懇願する。しかし何時ものようにふざけていると思ったコハルちゃんは止まらなかった。
「だめ!やめてって言われたってやめないんだから!」
彼女は怒りに身を任せて死刑宣告を連発する。
「教育教育教育教育教育!」
「死刑死刑死刑死刑死刑ぇ!」 - 5二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 15:18:55
浦和は耐えきれなかった。ついに大声を出して衆人環境でイキ狂ってしまったのだ。
「あ♡あ♡あ♡あっあぁぁあ”あ”あ”あ”あ”あ”!♡♡♡♡見ないでください♡♡♡みないぇ♡♡♡♡♡へっ♡♡♡♡」
浦和はスクール水着の股座の布地を貫通する勢いで盛大に失禁しながらへたり込んでしまった。
トリニティでは、衆目の前で激しい絶頂に至るのは犯罪である。ドスケベ無罪にはならない。
一部始終を見ていた観衆の中で誰かが通報をしたのだろう。正義実現委員会のモブモブしい1年生複数人が4,5人すぐにやってきて快楽に喘ぐ浦和を連れて行こうとした。
「いつもの変態がいつものようにコハルちゃんの前で露出中です!確保します!」
情に篤いコハルちゃんは顔面蒼白になりながらもそれを押しとどめた。
「みんな、この人の面倒は私が見るから…大丈夫だから」
浦和は時折痙攣しながらカエルの潰れたようになっている。顔は見るも無残に蕩けていて、コハルちゃんは顔を赤くしながら浦和の状態を確かめた。ひどいアへ顔だ。これは只事ではないことは彼女の書籍から得た豊富な知識でスグにわかった。
(遠隔オナホの標的にされたのかしら…それとも強制アクメビーム?)
「ハナコ!誰にやられたの!?」
コハルちゃんは犯人がいる犯罪だと断定して心当たりを浦和に聞く。潰れたカエルはいたって鈍く、震える手で犯人を指さした。そして再び気絶した。
「え…わ、私!?!?!嘘よねハナコ…?ハナコ…!」
丁度二人の少女が駆け寄ってくる足跡が聞こえた。 - 6二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 15:19:30
「ヘイローが、活性化…?」
救護騎士団の所有する保健室。授業補修部の3人は診察を聞いて驚いた。ミネ団長は驚く3人をよそに説明を続ける。
「はい。昔図書館で読んだ記憶があります。異常気象のあとに特定の生徒の神秘が増大したり変化することは昔は珍しくなかったようです。今回ならばコハルさんの神秘が活性化したことが原因で、状況からみて死刑宣告がトリガーでしょう。」
「で、では…コハルちゃんは自分の神秘のせいでハナコちゃんを気絶させてしまったという事ですか?」
「気絶という言い方はあまり正しくありませんね。深いオーガズムです」
「お、おーが…?ヒフミ、おーがずむとはなんだ?」
「あ、あはは…えっと…」
ヒフミが少し困っている横でコハルちゃんは真っ赤になって黙っている。
「つまりは絶頂の事です。生理現象なので人体に悪影響はありません。」
「???…まぁ、ハナコの体に大事はないという事か?」
「はい。ものすごい深い快感によって一時的に気絶しているだけです。」
「なるほど…ヒフミ、コハル。なぜさっきから黙っているんだ?」
「えっと…あまり人前では言えないことなんですよ、アズサちゃん」
「そうなのか。二人は恥ずかしがっているという事か…すまない、私にはよくわからない」 - 7二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 15:19:57
そんな話をしていると、ハナエが患者の回復を知らせにきた。
「団長!浦和ハナコさんがお目覚めになりました!容体は安定しています!切除もしなくてよさそうです!」
ミネ団長を先頭に病室に入り浦和を見ると、彼女は元気そうに見えた。哀れにもカタツムリの味を知ったハスミはすでに回復したようで病室にはいなかった。
「みなさん…心配をかけて申し訳ありませんでした。私はもう元気ですよ♡」
「コハルちゃん♡突然ふざけたりしてすいませんでした♡貧血でちょっと大声を出しながら倒れてしまったようで…」
突然事実と違うことを言い出す患者にミネ団長は怒った。
「違います。あなたが倒れた原因は貧血ではなくコハルさんの神秘の影響です。この子が死刑宣告をしたことであなたは深いオーガズムに陥って、そのあまりの快感で気絶したのです」
浦和はゆっくりと上体を倒し笑顔のまま布団にくるまって芋虫のようになってしまった。
「ハナコさん…?ハナコさん! 患者に事実を伝えるのは医療従事者の責務です!命に関わるような重大な病気でもないのですから何を恥ずかしがることがあるのですか?」
「あの…今のハナコちゃんはそっとしておいた方がいいと思うんです。私。」
「そ…そうね!私も賛成だわ」
「みんなが言うのであればそうなのだろう」
ひとまず授業補修部はミネ団長をなだめることにしたのだった。 - 8二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 15:20:16
浦和は布団の中で悶えていた。コハルちゃんと喋った後に唐突に湧いた恐ろしく身を焦がす疼きをどうにか収めようとしていたのだ。
(♡♡♡♡…♡♡♡あ♡♡♡♡コハルちゃん♡♡♡♡♡)
ピンク色の靄がかかった頭の中で、彼女は考えた。親友に絶頂までさせられてソレを見られた甘い事実とコハルちゃんが自分の神秘に驚き戸惑っているという苦い現実を。
浦和は布団の中で絶望と快楽の螺旋に浸りながらコハルちゃんの死刑宣告を何度も頭の中で再生するのだった。
コハルちゃんは唇をかみしめていた。自分のせいで親友があられもない姿を見せてしまったのだ。これ以上こんなことは起こらないようにしなければならない。彼女は病室から出て、携帯の電源を入れた。
【ここだけコハルちゃんの神秘が活性化して死刑宣告をした相手が人目もはばからず逝き狂うようになったキヴォトス】
累計犠牲者数:1 - 9二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 15:20:43
地味にハスミが命の危機になってて草
いや広東住血線虫は割と洒落にならんから救護騎士団頑張れ - 10二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 15:25:45
反応があれば
続きを書きます - 11二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 15:26:25
- 12二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 15:43:53
- 13二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 15:46:39
- 14二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 20:08:50
3時間後。トリニティに先生がやってきた。
”コハル、大丈夫?”
先生はいろいろな生徒から事情を汲んだ。その後に補習授業部にやってきて助けを呼んだコハルの様子を見に来たのである。
「せんせぇ…私どうしよぅ…」
”大丈夫だよ、落ち着いて。何があったの?”
「えっとね…カタツムリが降ってきて、ハナコが水着でやってきて…いつもみたいにエッチなのはダメって言ったら急にハナコが…気絶…しちゃって」
”……。なるほど。”
先生は顎に手を当てて何かを考えている風であったが、やがて合点がいったという風に柔らかい笑みをコハルちゃんに向けた。
”コハル。自分がやったことで言い出しにくい筈なのに、良く言ってくれたね。流石だ。”
「ち、違うの…私はハナコのことが心配で!」
「先生、ハナコさんの様子も見てあげてください、私からもお願いします!」
「…ハナコは大切な補習授業部の一員だ。私からも頼む、先生。」
”分かった。直ぐに行ってみるよ”
先生は踵を返した。 - 15二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 20:09:17
2日後。
先生がハナコと何を話したのかは結局分からずじまいだったが、ハナコは魔法のように立ち直った。今では露出もできるようになって元気に噴水広場を歩いている。
コハルちゃんもあの日の事は悪い夢だったと思って元気に押収物を持ち歩き、(これは彼女に言わせると管理していることになるらしい)たまには読んでいた。
ただ一つ変わったのは…
コハルちゃんが死刑宣告をしなくなった。
「あ、ハナコ!駄目よそんな恰好しちゃ!」
「え~~♡何でだめなんですかぁ…?コハルちゃん♡」
「駄目、駄目ったらダメなんだから!」
このじゃれあうようなやり取りの裏で、浦和は一つの強烈な衝動に突き動かされていた。
もう一回死刑にしてほしい。また壊れるくらいに逝かされたい。あの甘美な瞬間を永遠に味わっていたい…
仄暗い情熱をしかし狡猾に隠しながら浦和はコハルちゃんに囁いた。 - 16二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 20:10:08
「ねぇ、コハルちゃん。正義実現委員会のトップになりたくないですか?」
「えぇ!?いきなり何よ?」
「フフ、そのままの意味ですよ♡コハルちゃんにはせっかく力が備わったのですから、それを良いように使った方がいいと思いませんか?」
「ど、どういう事?私に力?私にツルギ先輩やミネ団長のような力なんて無いわよ?」
「違いますよ♡もっと平和的な解決法ができるじゃないですか♡」
「ホントに訳が分からないわよ!もっと簡単に言ってよね!」
「ふふふ。聞いてみますか?私の案を…」 - 17二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 20:10:58
トリニティの郊外でスイーツ販売店が壊滅していた。珍しいことではなかった。この店の売りは一個8000円の限定パフェで、その名も「バベルの塔」。生クリームとクッキーでできた白い巨塔が圧巻の逸品である。が、1週間のランダムな曜日の放課後に3個のみ発売される幻の一品でもある。当然奪い合いになり、争いは噂を呼び、噂は最悪の美食家たちを呼んできたのだ。美食研究会である。
「このキヴォトス一位のパフェと目されるバベルの塔、力尽くでも頂きますわ!!」
「一人1つは欲しいですね☆」
「この唐辛子ソース、合いそうだと思って持ってきたのに銃弾が当たって破裂しちゃった~~」
「ぎゃあああ!ちょっと何してるのよ!それとんでもなく辛い奴じゃな…ヴェ!ヴぇホ!!」
正義実現委員会のイチカは20人のメンバーの指揮を執ってテロリスト共と対峙していた。しかし給食部の黄色い軽トラの機動力と美食研究会の破天荒で周りの影響を一切考慮しない破壊活動に手をこまねいていた。
「ッチ、増援を要請するっす!私たちだけだとあのテロリスト共の破壊活動を防止するだけで精一杯っす!誰か!」
銃弾と手榴弾が飛び交い、人間もついでに吹っ飛ぶ戦場で援軍は難しい。しかし一人のヒーロー、いや救いの黒天使がそこに現れた!
「イチカ先輩!増援に来ました!」 - 18二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 20:11:33
コハルちゃんは黄色い軽トラの座席から立ってスナイパーライフルを店員の頭に押し付けている銀髪の生徒に目を付けた…
「エッチだ!」
モデルのようなプロポーション!黒いスパッツ!何より柔らかくて艶めかしいそのお口!
彼女のピンク色の脳細胞がうなりを上げてテロリストのリーダーに合うシチュエーションをはじき出す!
「ズバリ…運動服で飴舐めながらこっちを見ているところよ!」
コハルちゃんはハルナに指を指しながら性癖を開示した
「エッチなのはダメ!しけぇ!」
「え?ぁ…ああぁああ♡♡♡♡♡♡〇く〇く〇く〇くぅうう♡♡♡♡」
ハルナは甲高い嬌声を挙げながら高みに達した。余りの快感に全身の力が抜けて軽トラから飛び出す。2,3回バウンドして建物にたたきつけられた所を正義実現委員会のメンバーは見逃さなかった!
「か、確保~~~!」
かくして、正義実現委員会の新たなエースがこの時誕生した。 - 19二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 20:12:29
累計犠牲者数:2
- 20二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 23:50:18
性癖の開示!!
本気だね - 21二次元好きの匿名さん25/05/28(水) 23:52:08
このレスは削除されています
- 22二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 04:32:04
おいたわしやハルナ
- 23二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 05:01:05
- 24二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 13:13:36
保守
- 25二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 20:15:19
南無…
- 26二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 21:27:09
コハルちゃんは次々と暴動を鎮圧する優秀な正義実現委員になった。他の補習授業部、主にハナコの助けもあって向かう所敵なしといった風であった。
「コハルちゃん、今です♡」
「ヘルメットはムレムレ…ムラムラ!?!?!エッチなのはダメ!しけぇ!」
「やああぁぁ♡♡♡♡♡うちはこんなぉおおお♡♡♡♡♡」
「便利屋69!!?!?!?!エッチなのはダメ!!しけぇ!!しけぇよ!」
「アル様ぁ♡♡♡♡うわあぁアアアアア♡♡♡♡♡」
コハルちゃんのエッチ審美眼は凄まじいものがあった。
どんな悪逆非道の限りを尽くした生徒でも彼女には全てエッチに見えるのである。強靭、無敵、最強だった。正義実現委員会の性圧力は以前の50倍になり、チン圧される生徒の数は3乗を超える勢いだった。
累計犠牲者数:469 - 27二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 21:39:41
良く晴れた初夏の日、すっかり自他ともにエリートと認められるようになったコハルちゃんは噴水広場で優雅にプリンを食べていた。サングラスをかけて水着姿でいる。隣には同じようにスクール水着の浦和がいた。束の間の休息であった。
「ハナコ、他の2人はどうしたのかしら」
「もうすぐ来ますよ♡少し休憩したらヒフミちゃんの運転する戦車で南東の暴動を止めに行きましょう♡」
「良いわね!…それにしても、最近急に暴動が増えたように思わない?」
プリンを食べながらコハルちゃんは不思議そうに話す。浦和はニコニコと答えた。
「そうですね♡最近温かくなってきましたし、変態や不審者、変態不審者も増えてきていますから。でもコハルちゃんのおかげで全て鎮圧できていませんか?」
「そうね!やっと時代が私に追いついたわ!これも補習授業部の…ううん、ハナコのおかげよね。流石元祖スケベだっただけあっていろいろ知っているわ!」
「ふふふ…♡コハルちゃんには敵いませんよ」
「え、えへへ………ん?ハナコ、今のなんか違くない?」
「さて?コハルちゃんには敵わないといっただけですよ♡ああチョッと熱くなってきました。脱いじゃいましょうか…♡」
「エッチなのはダメ!死刑!」
コハルちゃんが冗談めかしていうとハナコは一瞬びくりと震えて、しかし顔は変わらず微笑みを湛え続けた。
(あ♡コハルちゃんコハルちゃんコハルちゃん♡♡♡♡あああぁあ”あ”あ”あ”あ”♡♡♡)
「っ…♡♡♡はっ、そんなこと、言わないでください♡♡♡」
「ハナコが悪いのよ!…それにしても不思議よね。いろんな人に死刑って言ってるけど、ハナコには初めての時以外全然効かないんだもん」
「…私はエッチでスケベなので…♡♡♡」
「あははっ!なにそれ!」
コハルは笑い、ハナコもまた笑った。破滅の日は近かった。 - 28二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 21:55:32
暴動は増え続けた。…つまり、余りにも気持ちが良くてコハルちゃんの神秘に脳が焼かれたならず者が出てきたのだ。一次的な抑制ができても二次被害は倍になって帰ってきた。
スイーツ販売店がまず消えた。トリニティの生徒の財布の分厚さを鑑みても出店のリスクがつくようになった。
次に聖堂が狙われた。偶然にもシスターの前で絶頂してしまったヘルメット弾の一団がいた。幸か不幸か、シスターマリーの前で無理矢理絶頂させられ、心配されるのが一番気持ちいいと”気づいて”しまったのだ。それから2週間、隙あらばシスターは身代金誘拐の餌食になった。尚これはサクラコ様のアイドル姿で中和することにより事なきを得た。
二重の意味で過酷な日々。コハルちゃんはすっかり自分の神秘を使うのに慣れてしまった。正義実現委員会はすっかりキャパオーバーで、自警団もいっぱいいっぱいだった。
そして遂にシンギュラリティは起こった。
犯罪者の中から名指しでコハルちゃんの鎮圧を願うと大声を上げて宣言するものが現れたのだ。性癖の公開だった。
「正義実現委員会は下江コハルを表に出せー!私たちを鎮圧させろー♡♡♡」
いったい彼女はどこから来たのであろうか、ヘルメットをかぶった扇動家が目を爛々と輝かせて叫ぶ。堰を切った様に回りでならず生徒たちが叫びだした。
「出せー♡♡♡出せー♡♡♡」
「出てこい♡♡♡待ってるよ♡♡♡」
「コハルちゃん♡♡♡コハルちゃん♡♡♡キて…イくから!!♡♡!♡」
トリニティは少女たちの地獄のような叫びで溢れた。 - 29二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 22:08:46
補習授業部の4人は戦車の中で作戦会議をしていた。
「こ、こんなことになるなんて…」
「不思議なこともあるものだ…一度鎮圧した暴徒が抵抗してくるなんて。やはりばにたすが真理なのか」
「あはは…アズサちゃん、ちょっとずれてると思いますよ?あの生徒さん達はペロロ様を愛する私と同じ目をしています。…おそらく、あの人達はコハルちゃんのことを崇拝しているんじゃ無いんでしょうか?」
「ヒフミちゃんは鋭いですね♡私もそう思います。多分、コハルちゃんの神秘で気持ちよくなっちゃったのが忘れられないんじゃないでしょうか?」
「えええええ!そ、そんなコトって!」
「ふふ、テクニシャンですね♡コハルちゃん」
「…そ、そんなことあるわけない…わ」
「しかしどうする。あの生徒たちがコハルを要求しているのは事実だ」
「う~~ん…ここはやはりペロロ様を信仰の対象として布教するのがいいんじゃないでしょうか」
「それもいいですけど、もっと丸く収まる方法がありますよ♡」
3人はハナコに注目した。ハナコは集まった視線に身をくねらせた。
「♡そんなに見つめないでください………ええっと、コハルちゃんが一言いえばいいんですよ」
「私が?ど、どういうこと?」
「こう言うんです___」 - 30二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 22:16:39
「今すぐ暴動をやめて私の言う事を聞いてくれたら幾らでも死刑宣告をするわ!」
その一言で場は静まり返り、次の瞬間には沸き立った。コハルちゃんを湛えるもの、詰ってくれと詰め寄るもの、腹を出して服従のポーズをとるもの…混乱はしばらく続いたが、コハルちゃんの命令は即座に付近の暴動を止め、1日足らずでトリニティ全土の暴動が90%収まったのであった。
こうしてコハルちゃんは権力を手に入れた。
累計犠牲者数:792 - 31二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 07:05:02
コハルの神秘が暴走したらヤバそうだな…
- 32二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 16:59:25
ほしゅの
- 33二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 01:33:53
保守
- 34二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 06:17:42
どんどんコハルの神秘の犠性者が増えていく
- 35二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 14:21:06
保守
- 36二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 14:41:08
ちらっと覗いてみたらとんでもないものに出会ったやでぇ…
- 37二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 14:50:23
【大爆笑】
- 38二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 18:05:29
ハナコ…矢張り恐ろしき女よ…言っちゃあ何だがコハルに権力は似合わんな、精々トリニティをドスケベエロニティにするくらいが丁度いい。そう露の4番も言っていた、バカエロは全てを解決するっぽいと…
…空から降るピンクカタツムリは可愛いですね!(現実逃避) - 39二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 01:04:52
ほ
- 40二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 09:46:18
一応保守…さてどうなるか
- 41二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 10:58:39
このコハルは興奮して「みんな死刑!」って言っちゃうんだ
そして全人類がコハルに逆らえなくなっちゃう…♡ - 42二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 11:35:56
地の文がコハルちゃん呼びなのにメッセージ性を感じる