ニャアンの盾になりたい(なった)(完全妄想14)

  • 1二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 20:20:55

    これは、1人の少女の傷から盾になった若きMS乗りのお話。

    ※このスレは『(完全妄想)ニャアンの傷になりたい』の続きです。

    元々はニャアンに恋した1人の連邦軍スパイのMS部隊特務隊員による傷になりたいスレだったものがあにまん民達の神の一手で生存ルートを切り開き奇跡的に生き延び、本編後世界でニャアンとジャンク屋をやったりデートしたり事件に巻き込まれたり戦ったり、共に苦難を乗り越えて成長していく結構ハッピー寄りな物語空想まとめとなってこのスレに至ります。

    本編でついに向こうの世界の本物の地球に向かっておりますが一緒に物語を空想して楽しんで頂けたら幸いです。

    追伸、スレ内容に関係のないコメント、攻撃的な批判は無しでお願い致します


    初代スレ

    (完全妄想)ニャアンの傷になりたい|あにまん掲示板普段はスラム街のジャンク屋の兄ちゃんとしてニャアンに合法的な商品運んできて貰ってお得意さんとして顔馴染みでありたい「今度デートしようぜ!!」ってヘラヘラ笑いながら手を振って見送って、困った顔になって欲…bbs.animanch.com

    前スレ

    ニャアンの盾になりたい(なった)(完全妄想13)|あにまん掲示板これは、1人の少女の傷から盾になった若きMS乗りのお話。※このスレは『(完全妄想)ニャアンの傷になりたい』の続きです。元々はニャアンに恋した1人の連邦軍スパイのMS部隊特務隊員による傷になりたいスレだ…bbs.animanch.com
  • 2二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 20:21:51

    登場人物
    ジュン・ファンボイ
    サイド6コロニーの繁華街でジャンク屋をしている青年。肌は浅黒、癖っ毛の黒い短髪と青い瞳が特徴的で背は高く、普段は空色のワイシャツに工具を差した革のベルトを巻いた紺のジーンズ姿でいる事が多い。陽気かつ気さくな性格をしており、合法の機械整備部材を配達してくれるニャアンに対して何度もアプローチしている。軟派に見えがちだがニャアンに対する想いは真剣で、何かと彼女に接し、悩みを聞いているうちに信じて貰えるようになる。
    かつては地球連邦軍MS特務隊に務めるコロニー6潜伏隊員であり、後述のブルキャノンを駆って相当数の戦争犯罪者やテロリスト予備軍などの始末を遂行している実力者。ジオンだけではなく連邦内の危険因子をも容赦無く始末する冷酷さから内部の人間から『公爵家の蒼い騎士(ノーブルブラウリッター)』の名で恐れられている。
    かつてのコロニー落としで両親と妹を失いスペースノイドへの怒りから連邦軍へ入隊、MS操縦の才能を認められ特務隊に配属され、そのままサイド6のスパイとしてコロニーを訪れるがそこでニャアンに出会い、宇宙でも一生懸命に生きている命がある事を痛感。ニャアンへの想いが強くなっていき今の自分が本当に正しい事をしているのか悩むようになる。
    紆余曲折あってコロニーを巻き込む自身の指揮官のやり方を目の当たりにして反旗を翻してジークアクスと赤いガンダム、専用機のXカスタムに乗ったエグザベ・オリベに助太刀、激戦の末コロニーに突っ込み見せしめにニャアンをコロそうとした指揮官の猛攻を身を挺して防ぎ戦タヒ…したかに見えたがブルキャノンの重装甲と咄嗟の判断が相まって奇跡的に生存。
    コロニーの被害を最小限に留めた功績で恩赦を受けて釈放され、ニャアンと一緒にジャンク屋をしつつ、刑務作業として愛機のブルキャノンと共にサイド6の治安維持活動に努めており、その後もニャアンと共に事件に巻き込まれたり、時には大きな壁にぶち当たったりもしたが、それらを乗り越えて晴れて恋仲になった。
    日系とベトナム系のハーフであり、名前のジュンは漢字の『盾』、ファンボイはベトナム語で『反逆者』を意味している。

  • 3二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 20:22:24

    ブルキャノン
    連邦MSの中でも一際発達したキャノン系の技術と01ガンダムをベースとした連邦としてのガンダムの技術を複合して新たに設計された最新鋭の重武装MS。
    モチーフはブルG。
    ジオン製のガンダムに対抗すべく連邦の技術力を注ぎ込み作り出されており、上層部は次期量産化も視野に入れた上での実践データ回収の為の試験機を特務潜入隊のジュン・ファンボイにこの機体を託した。
    キャノン系とガンダム系を複合した新型の重装甲に加え凶悪さを感じさせるガンダムヘッドを搭載しており、従来のキャノン系よりも威圧感を出しつつも白と青のカラーリングによってどことなくヒロイックな雰囲気をも醸し出す。
    主な武装はライフルブレード(高出力ビームサーベル内蔵型ビームライフル)、ビームサーベル、ヘヴィシールド(実体刃フレーム、二連装バズーカ内蔵シールド)、両肩部ビームキャノン砲、胸部両脇多連装ミサイルポッド。
    高火力の射撃兵装による射撃戦は勿論、重武装重装甲でありながら背中のパワードブースターによる加速によって高い機動力を発揮し、搭乗者のジュンは射撃兵装で敵を翻弄しつつブレードまたはビームサーベルのビーム刃と盾の実体刃を駆使した二刀流で仕留める戦法を最も得意としている。
    エル・サルバトーレ・コアとの戦闘でニャアンを庇って中破するがイズマ・コロニー繁華街市長の指示で修繕され、彼の刑務作業で軍警察配下で活動したり平和公園でオブジェになったりとコロニーで親しまれるようになる。
    2度目の連邦軍の攻撃の際ブルキャノンⅡとの戦闘で更に中破するが、市長が秘密裏に進めていた強化改修計画によりブルキャノン・ブラウリッターへと生まれ変わる。

  • 4二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 20:22:57

    ブルキャノン・ブラウリッター
    ブルキャノンⅡα及びβとの戦いで損傷したブルキャノンをサイド6市長の指示によりジュン・ファンボイ専用の最適化改造を施して強化した高速機動戦対応型重武装MS。
    機体本体の形状は殆ど従来のブルキャノンと変わり無く青と白がベースのヒロイックな配色だが、高速機動に適応する為に装甲の一部分が流線的になっており、パワードブースターの代わりにエル・サルバトーレのメインブースターのデータを流用して作られたハイパワーブースターを装備する事によって基礎機動力が上昇。駆動系にもジュンの白兵戦技術に適応しうる最適化が施された。
    武装面ではライフルブレードとビームサーベルが出力を強化したライフルブレード改とビームサーベル改へ、ヘヴィシールドは小型ブースターと伸縮ウイングを内蔵され手動遠隔操作が可能となり二連装バズーカを外して弾速を強化された二連装カノン砲を搭載したエアロシールドへと改修され、ジュンが得意とする白兵戦武装の強化に加えて盾投げから遠隔操作でより三次元的な派生攻撃や連携補助が出来るようになった。
    また、キャノン系最大の特徴である両肩部キャノン砲はハイパワーブースターと連結する事によって起動する後述の『リッターモード』によりエネルギーをブースターの加速燃料にする事によって既存のフルアーマータイプを遥かに上回る圧倒的な機動力を会得する事に成功した。
    怒りの為に敵を撃つのではなく、コロニーに浮かぶ造られた青空の輝きを守れるように、そこで暮らす最愛の人を守れるようにという願いを込め、そしてかつての忌み名である『青の騎士』を背負う覚悟を込めてジュン自身がブラウリッターという名を与えた。

  • 5二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 20:23:26

    武装一覧
    ・ライフルブレード改
    近接戦闘能力を強化されたブルパップ式ライフルブレード。
    内蔵された高出力ビームサーベルの出力を更に強化し、最大出力でMAの大型ビーム兵器をも真正面から受け止めて焼き切る事も可能な程の出力を発揮する。

    ・ビームサーベル改
    既存の武装を強化改修したビームサーベル。出力調整の幅が既存のサーベルより広く、最大出力で高出力ビームサーベル並の火力を発揮する事が出来る。

    ・エアロシールド
    ヘヴィシールドの改良型装備。投擲の瞬間に取り付けられた小型ブースターと伸縮ウイングを起動させ、投擲後リモート操作で突進や二連装カノン砲の高速射撃を活かしたビットのようなより三次元的な立体攻撃を仕掛ける事が出来る。また、元々ジュンが得意とする剣と盾の二刀流に用いる際にも相手の防御の瞬間にブースターをふかせて速度と威力で相手のガードを打ち抜くなどの使い方も出来るようになった。

    ・両肩部キャノン砲
    伸縮式両肩部キャノン砲。ハイパワーブースターに連結する事でビームエネルギーをブースターに回す事で更に加速する事が出来、その際にはブースターの炎と特殊なビームエネルギーが混ざる事で放出される青い炎がマントのように広がる。この状態は『リッターモード』と呼ばれ、機動の軌跡に残像を作り出す程の速力を発揮する。また、青い炎を操り後方からの攻撃を迎撃、或いは白兵戦中に急旋回する事で炎の軌跡で相手を焼き切る事も出来る。因みにリッターモードを起動しない通常の状態はキャノンモードと称されている。

    ・多連装ミサイルポッド
    胸部両脇に搭載された多連装ミサイル。オールレンジ攻撃対策で射出速度とホーミング性能が強化されている。

  • 6二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 20:24:16

    この時空における本編キャラ達

    ニャアン
    (本編では扱わないのかもしれないが)合法的な機械パーツの配送を通じてジュンに出会う。
    初めは難民の自分にやたら接してくる兄ちゃんを不思議に思う程度であったが、合法の販売ルートの提供や困った時に相談に乗ってくれるジュンに次第に心を開いていき、本編後半では兄ちゃんのジャンク屋でのお手伝いを始め、違法パーツの販売などからは足を洗った。
    本編後は改札の前で車椅子に乗ったジュンと再会して笑い泣き、エル・サルバトーレ襲撃で半壊したジャンク屋の立て直しを手伝いつつ、本格的にジャンク屋のお手伝いに転職する事に
    連邦幼馴染編の地獄を乗り越えてジュンに想いを伝え、2度目の連邦軍戦に伴い連邦軍とのクランバトルに挑む事になったジュンと共に戦う為、イズマ・コロニーの新型MSガンダム・オイランゼンに乗り込む事を決意する。
    本編ニャアンと異なりジュンと接したおかげでジークアクスに乗っておらず、操縦技術はオメガサイコミュを使った時の本編ニャアンには少し劣るが、隣人に寄り添う心を得た事や幼少期に育ててくれたベインの教育のおかげで内に秘めた凶暴性は殆ど鎮められており、その想いがオイランゼンへの適合率に繋がった。

    マチュ&シュウジ
    連邦軍の任務で破壊対象だった赤いガンダムと最新型のガンダムのパイロットだったが、終盤までそんな事を知らずに仲良くなってしまった二人組。
    本編後は2人にブルキャノン修繕の為のパーツ集めを手伝って貰っており、後々それがニャアンにバレて3人+修繕案通した演歌のおっちゃん+設計図を流した看守のおっちゃん共々仲良く怒られた。
    本編での試練を乗り越えて現在はサイド6名物の恋仲になっており、ジオン公認でジークアクスと赤いガンダムの試験パイロットになった。

    エグザベ
    本編中1番スパイのジュンと交戦している、ある意味ジュンのライバル。
    機動力と反応速度に特化したXカスタムを操り、火力と馬力を極めたブルキャノンを相手にさながらサイコザクVSフルアーマーガンダムのようなタヒ闘を何度も繰り返した。
    お互い互角の実力でタヒ闘を繰り返した結果それぞれの技量が飛躍的に上がり、この経験値のおかげでジュンはエル・サルバトーレ戦での戦タヒを免れているため、ある意味命の恩人である。
    本編後はコロニー6で互いに正体を知らぬまま生身で出会い、なんやかんや仲良くなる。

  • 7二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 20:25:06

    ガンダム・オイランゼン
    サイド6にて独自開発されたガンダムタイプ。
    形状はジークアクスに極めて近いものの外装フレームが軽量化に伴い一際細く、カラーリングは黒紫が基調となっている。
    『MAV戦術におけるブルキャノンとの連携』に特化して作られており、ブルキャノンが苦手とするオールレンジ攻撃や特殊弾及びジャミングの無効化、力押しの白兵戦で生じる僅かな隙を埋めるピンポイント攻防を得意とする。
    しかしこの機体の最大の特徴は武装よりもエル・サルバトーレの擬似サイコミュを基礎として作られた全く独自の制御補助システムにある。ブルキャノン試作1号機のパイロットであるジュン・ファンボイの戦闘データを組み込んだ戦闘補助機能は乗り手によって性能が大きく変化してしまい、優れたパイロットやニュータイプでも特定の適性が欠けている場合独自の兵装が全く使い物にならないという乗り手を選ぶ仕組みになっている。サイド6MSパイロットに対して行われた適正試験によって判別した平均適性率が25%を下回る程に低い中、ジュンと共に苦難を乗り越えて来たニャアンは適性率98.9%という驚異的な数値を叩き出しており、ジュンとの連携によって数字以上の機体性能を引き出す事に成功した。
    機体名のオイランゼンはベトナム語のオイ・ラン・ゼン(隣人)から来ており、ジュンの隣で戦う事を決めたニャアンが名付けた。

  • 8二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 20:25:36

    武装一覧
    ・ヒートシミター
    歪曲した細身のヒートソード。
    細身ながらもかなりの強度を誇り、刺突によるピンポイント攻撃や相手の防御をすり抜けるスナップを効かせた斬撃など、テクニカルな白兵戦を行う事が可能。

    ・リトルシールド
    ジークアクスの盾を一際小さくしたような小型の盾。
    ヒートシミターとの併用を前提に極限まで軽量化されており、更には後述のペタルビットを連結して実体剣として扱う事によってブルキャノンのような剣と盾の二刀流を可能にする。

    ・ペタルビット
    腰回り後ろに4機、背部スラスターに4機搭載された合計8機の小型シールドビット。腰に搭載されている時には追加ブースターとして使用可能。いずれもやや縦に長い紫色の水晶のような六角形の形状をしており、中央のブースター付きの黒いフレームに内蔵された擬似サイコミュとマニュアル操作の併用で一枚一枚が自在に宙を舞う。
    紫色の水晶を思わせる特殊金属は純粋な物理強度が極めて高く単体でも自在に操れる盾となり、場合に応じては遠距離の対象を切り裂く剣にもなり得る。
    更にはビットそのものがビーム、電撃、ジャミング機能などのあらゆる障害に対して高い耐性を誇り、複数のビットでフォーメーションを組む事で攻撃を受け止めるバリアフィールド、ビームを反射するリフレクトフィールド、ホーミング機能を無力化する電磁波を生成するジャミングフィールドなどを展開出来、ブルキャノンが不得手とする広範囲からの波状攻撃や特殊兵器の影響を防ぐ事を可能にしている。
    また、ニュータイプのオールレンジ攻撃に対してもブルキャノンと連携する事によって放ったビームをリフレクトフィールドで反射、拡散して攻撃の1発1発を撃ち落とすような超波状迎撃ビームを放ち圧倒的な制圧力を誇る。
    武装名のペタルは「花びら」を意味している。

  • 9二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 20:26:17

    ライラ・ミラ・ライラ
    反連邦勢力の主力であるベトナム軍所属のMSパイロット。かつては連邦軍に所属していたが、敗戦後同じ地球圏への無差別な侵攻と搾取を行う統一機構に愛想を尽かして連邦軍を辞職した。連邦軍所属時代から口の聞き方で上官に疎まれていた反面さっぱりとしながらも面倒見のいい性格故に部下達からは信頼されており、ベトナム軍でも部下達からは「あねさん」と呼ばれて慕われている。
    連邦軍辞職の際に中将閣下から最後の仕事として強襲揚陸艦ロード・ノアをベトナム領の無人島に隠す事を依頼されており、辞職後も中将への義理から部下達と共にロード・ノアの整備をしており、中将からの連絡があればいつでも動かせるようにしていた。
    統一機構に狙われる身となったジュンとニャアンを中将閣下領に届ける為、並びにロード・ノアを返却する為にジュン達を乗せて古城を目指す事になる。
    ロード・ノアの臨時艦長を務め、有事の際には愛機のガルバルディ改と共に出撃する。
    
    ヘリス
    ライラの部下の1人。縦横に大柄で気は小さい。
    整備士兼通信士。

    アグラ
    ライラの部下の1人。中肉中背で真面目。
    副艦長兼オペレーター。

    ガレス
    ライラの部下の1人。小柄で喧嘩っ早い。
    操舵師。

    ロン
    元統一機構内通者。内側から統一機構を変える為に武功目当てでジュンと戦うが敗北するも、その志を中将閣下の元で活かしたいと考えたジュンに誘われて旅に同行。
    クルー内では最年長の頼れるベテラン。

  • 10二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 20:27:11

    ジェリド・メサ
    地球連邦軍所属統一機構所属のエースパイロット。ジュンとは同僚であり、出会い方こそ最悪だったものの真正面からぶつかり合った事で互いを認め合い肩を並べて修羅場を潜り抜けた戦友でもある。
    ロード・ノアによるジュンとニャアンを阻む為に地球横断を阻もうとする統一機構によって友人のカクリコン、恋人のマウアーと共に刺客としてホーチミンへ渡来。統一機構最新鋭の黒いガンダムに乗ってジュンと互角の戦いを演じる。
    連邦からガンダムが盗まれた関係から本来の次元より若い段階で戦場に駆り出され、その時点で失言によりジュンにぶん殴られるトラブルや44バンチの悲劇と呼ばれる事件、その他様々な修羅場を潜り抜けた結果本来の時空よりも早く人間的に成長しており、常にバイアランに乗ってハマーンの戦艦を追い詰めた時並みの実力を発揮出来るようになった。

    ガンダムMk-Ⅱ統一機構仕様
    統一機構によって開発された最新鋭のガンダムタイプ。高い機動力を誇る01ガンダムをベースに機動力、装甲強度、総合火力を飛躍的に強化させた次世代エース機の試作品であり、現在は3機製造されている。
    装甲強化に伴って外見は01ガンダムから大幅に変更され、別次元のガンダムMk-Ⅱとほぼ同じ形になったが、シールドだけが後述の特殊兵装を内蔵する為に既存のものより大型化している。
    武装はビームサーベル、ビームライフル、ハイパーバズーカ、頭部バルカン、各機体専用大型盾内蔵の特殊兵装。ブースターで操作可能な3つの盾を使い分けて連携する事でより高い戦術性を発揮する、力と数を活かす連邦ならではの戦い方を得意とする。

    ジェリド専用シールド
    切先にクローアームが内蔵されており、殴打を防御した相手を掴み、至近距離からアーム中央のメガ粒子砲を叩き込む事が出来る近接戦用シールド。また、シールド内蔵のスラスターが他の盾よりも一際強力。モチーフはバイアラン。

    マウアー専用シールド
    スライドしてロングライフルに変形する遠距離戦用シールド。防御されると強力なプラズマを撒き散らし相手を怯ませる事が出来る。モチーフはフェダーインライフル。

    カクリコン専用シールド
    シールド表面からバリュートを応用した対ビーム防壁を展開する、防御特化シールド。耐熱、耐寒性能が極めて高く、普通にバリュートとして使う事も可能。モチーフはバリュート。

  • 11二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 20:28:01

    前スレのあらすじ
    統一機構の支配が強まるEU圏内での戦闘を避ける為、ロード・ノア一同はアレクサンドリアの港で待つかつてのジュンの上官である指揮官と合流、彼の乗る強襲揚陸艦ロード・モーゼを護衛艦としつつEU圏内へ向かう。
    スペースノイドである自身を蔑まれて、更には過去に目の前でジュンを殺されかけたニャアンは指揮官を警戒するが、ドイツ領へ入る前に立ち寄った指揮官の故郷であるデュルンシュタインの屋敷で彼の人間味をほんの少しではあるものの垣間見る事となり、自身の知らない彼の一面を知る。
    しかし、今も尚中将閣下を裏切りスペースノイドの側についたジュンの事を、騎士という存在そのものを恨んでいた指揮官はジュンが再び中将の元へ来る事を認めておらず、彼が中将の元に来るに相応しいか見定める為にと決闘を申し込む。
    この決闘が中将も公認のものであると知るも、ニャアンはジュン達が決闘する事を断固拒否。その結果ニャアンはオイランゼンを起動させてブルキャノンの起動をジャミングで妨害したままオイランゼンのコクピットに引きこもってしまう。
    そんな中、決闘を申し込みながらもどこか悩みを見せる指揮官の前に、亜麻色の長髪が特徴的な少女が現れる…

  • 12二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 20:30:51

    遂に本編の地球が見れそうな中立てました、14スレ目
    とりあえず前スレに集った想定以上の熱量に対しては今のところ画像の通りですが、少しずつ読んでます

  • 13二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:15:30

    ロード・ノアMS格納庫
    指揮官が領主邸中庭にて亜麻色の長髪の少女と対面していた頃、ロード・ノアのMS格納庫にはクルーの面々が集まっており、オイランゼンの視界に入らない隅っこから頭だけ覗かせつつ、オイランゼンのコクピット前であぐらをかいて延々と話し続けるジュンの様子を見守っていた。
    ジェリド「…大丈夫なのか、ライラ?あいつ1人に説得を任せて…」
    ライラ「仕方ないだろ?ファンボイ以外が近付こうとするとあのガンダムのビットが起動するんだ。実際ガレスとアグラが軽めにやられて現在進行形で寝込んでるし…」
    ロン「こればかりは奴に任せるしかあるまい、オイランゼンはあの子の心そのもののようなMSだ。今心に寄り添って説得出来るのは、問題の大元である奴自身しかおるまい」
    マウアー「…ただ…ファンボイさんはその、こういう時に女の子を説得するのって得意なのかい?」
    カクリコン「あー…それは…」目逸らし
    ジュン「なぁニャアンー?そろそろ腹減って来てないか?とりあえず飯にしようぜ?だからほらっ、出て来てくれよー…」
    ジェリド「…アイツは…腹芸やら話術やらは戦闘や任務が関わらない限りからっきしだな…同じ部隊にいた時も何度アイツの無茶を誤魔化す為に俺達が振り回された事か…」
    カクリコン「聞いた話だとアイツ、ニャアンちゃんと付き合う為に3年も同じアプローチしまくったんだろ?容量の悪さはお察しだよ」
    ジュン「あっそうだ!!この前ジニさんから来たメールに乗ってたダンス!!あれちょっと踊れるようになったんだぜ!?ほら見てくれよ、なっ!?」
    マウアー「…なんか…日本神話にこんなのあったような…」
    ロン「天岩戸か?…まぁ、ファンボイからしたら自分の太陽が引きこもってるようなもんだからそうとも言えなくも…ないか…???」
    四苦八苦するジュンをやや不安そうにオイランゼンは見下ろしている…

  • 14二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:19:01

    >>13

    …数時間後…

    引きこもりから数時間経過した今も尚、オイランゼンのコクピット前ではジュンが四苦八苦しながらニャアンへの説得を続けていた。

    ジュン「たーのーむーよーニャアンーッ!!俺に悪いとこあるなら直すからさぁ!!!!出て来てくれぇ!!!!」半泣き

    カクリコン「…いよいよなりふり構わなくなってきたな、あいつ」

    ジェリド「夫婦喧嘩でもしたら同じような感じになるんだろうなぁ…」

    マウアー「でもまぁ、数時間ぶっ通しで想いを伝える根性は大したもんだと思うよ」

    最早説得というか泣きつきに近いものを数時間続けているジュンだが、今のところオイランゼンの紫電が飛んでくる気配はない。心から拒否されている訳ではないと察した面々は引き続き遠方から見守っているが、ここで遂にオイランゼンのスピーカーからニャアンの声が響く。

    ニャアン「……そんなに降りてきて欲しいなら…取り下げてよ…指揮官との決闘…」

    それを聞いた途端、先程まで情けなく泣きついていたジュンはぴたりと泣き止み、暫し俯き、考え込んだ後で、悲しそうに笑いながらオイランゼンと目を合わせる。

    ジュン「……ごめんな、ニャアン。それは出来ない」

    ニャアン「っ!!なんで!?中将さんが公認してるから!?指揮官に恩があるから!?そんな理由だけで命懸けの決闘なんてっ…!!!!」

    ジュン「違う」

    きっぱりと答えるジュンの、迷いのない目をオイランゼンの瞳越しに見たニャアンは、思わず押し黙ってジュンが続けて放つ言葉を聞く。

    ジュン「…俺は…俺は一度あの人と真正面からぶつからないといけないんだ。だから、この決闘を受けなきゃいけない」

    ニャアン「ぶつかる…って…そんなの、コロニーの襲撃でとっくに…」

    ジュン「えっと、さ…ニャアン。この事は、ニャアンだけに話したいんだけれど…コクピット、開けてくれるか?」

    ニャアン「……」

    暫しの沈黙の後、オイランゼンのコクピットが開き、ジュンは優しく笑ってその中に入る…

  • 15二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:57:06

    >>14

    オイランゼン・コクピット

    ジュン「よっ、数時間ぶり」

    ニャアン「…ん」

    ジュンが乗り込んできた後、ニャアンはいつかプチモビで、或いはブルキャノンで2人乗りをした時のように姿勢を変えて、1人用のコクピットでの2人乗りの姿勢を取る。身長的な関係でジュンがコクピットに座り、ニャアンがその膝の上に乗る窮屈な姿勢だが、2人からすれば慣れたものだ。

    ジュン「おー…やっぱ違うな、ブルキャノンのコクピットとは。横からシュミレートの手伝いしてるだけじゃこの感覚は分かんないよなぁ」

    ニャアン「…その…ぶつかるって…何…?」

    陽気に笑いながらコクピットを眺めていたジュンの顔に、さっと影がさして、彼はぼそぼそと呟き始める。

    ジュン「…一応確認だけど、スピーカー切れてるか?」

    ニャアン「…うん、聞いてるのは、私だけ」

    ジュン「……あの、な?


    俺、あの時の事一度も指揮官殿に謝れてねぇんだよ」


    ニャアン「…?謝る…って…」

    何を?と思った直後、ニャアンはすぐにジュンの言いたい事を察して、振り向きながら問いかける。

    ニャアン「…もしかして…ジャンク屋に来た時に指揮官を殴った時の事?」

    弱々しく頷くジュンを見て、言われて見れば指揮官とは何度も会話しているジュンが、その時の話題を出していない事に気付く。立場的に争う必要がないから話題にしていないだけだと、そもそもあれは指揮官側の差別的な言い方が良くなかっただけだとニャアンは思っていたが…

    ニャアン「…ずっと、気にしてたの?」

    ジュン「…ジェリドの時もさ…腹が立ったからぶん殴って黙らせるってやり方、良くなかったんじゃねぇかなって…そう思ってたのに統一機構の艦長の事もぶん殴って黙らせたりもしたし…そういうの続けてたら、いつか取り返しのつかない事になると思ってて…」

    暴力で取り返しがつかない事になる…そう聞いたニャアンは、いつぞや自身に職質をした軍警の金的を蹴り上げたマチュと巻き込まれた自身が色々と大変な事になったのを思い出す…

  • 16二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:58:08

    >>15

    殴った事を謝りたい、まるで喧嘩した子供が仲直りをしたいと言うかのようなジュンの告白を聞いて、ニャアンはジュンの腕を抱き寄せながら問いかける。

    ニャアン「……ジュンが指揮官を殴った事、謝りたいのは分かったけれど…でも、それなら普通に謝るのじゃダメなの?決闘、挟む意味ある?」

    ジュン「…多分…指揮官も同じかなぁと思って…申し訳ないと思ってるかはともかく、腹を割って話してはいないから、未だに色々中途半端に引き摺ってそうな気がして…そんな状態で謝っても、嫌味かキサマッ!!とか返されそうじゃん?」

    ニャアン「……確かに、あの人はそーゆー事言いそう」

    ジュン「だろぉ?だからもう、一回思いっきりぶつかり合って腹割った方がいいかなぁと思って…」

    ニャアン「…二つ返事で、決闘を受けた、と」

    ジュン「……はい…」

    しゅんとしながらニャアンを抱きしめてるジュンを振り返りながら、随分大きな子供だなぁ、と思いながら困った笑みを浮かべる。

    ニャアン「…まぁ…職質した軍警の急所蹴り上げるよりは理性的…かな…」

    ジュン「えっ何それ怖い」

    蹴り上げられる想像をしてヒュンッと冷たい感覚を覚えて怯えるジュンだったが、自身の前にすっぽりと収まった温もりが腕をとって抱き寄せる事でその冷たさはすぐに治る。

    ニャアン「…目の前でジュンが指揮官に殺されかけた時、凄く怖かった」

    ジュン「…うん」

    ニャアン「…だから…絶対に二度とあんな思いを私にさせないで。それと、やるならちゃんと仲直りしてきて。それが、条件」

    ジュン「…ありがとな、ニャアン」

    2人が狭いコクピットの中で寄り添うのと同時に、オイランゼンが断続的に放っていた電磁波は途絶えた…

  • 17二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 22:22:28

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  • 18二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 23:01:39

    そういえばこの次元だとコンチがシュウジの手元にいるままなので本編ニャアンみたくコンチを持ったり乗っけたらしてないのがちょっと寂しみ
    ハロ達も現在進行形で留守番やし…

  • 19二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 23:34:31

    >>18

    スレ主はニャアンを気に掛けたシュウジがコンチを秘密裏に渡しておいた設定にしてもいいし、しなくてもいい




    ただし安易な設定は時に自らの首を絞めることはお忘れ無く。特に現行作品の場合何処で何が如何なるかわかったもんじゃないですからね

  • 20二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 07:03:27

    >>19

    とりまコンチはシュウジの元が安牌かな…今渡しても急に生えてしまった感じになるし、こっちの次元のコンチはシュウジの頭に乗ってるのが良い気もする

  • 21二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 11:00:02

    >>20

    コンチがいないと現世でのシュウジの生活環境管理が完全に破綻するからな…

  • 22二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 14:14:37

    >>21

    この次元だと(胃袋掴む的な意味で)マチュのライバルはコンチか…

  • 23二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 20:31:20

    ロード・ノアMS格納庫
    ニャアンによるオイランゼンへの立てこもり発生から数時間後、どうにか説得(?)されたニャアンはオイランゼンによる電磁波を解除した上でジュンと共に機体から降り、ロード・ノアクルー一同の前で深々と頭を下げる
    ニャアン「そ…その…この度はお騒がせしました…」
    ガレス「ホントだよ全く…この前よりは威力軽減してたからちょいグロッキーになる程度で済んだけどよぉ…」
    アグラ「俺もバイクで跳ねられる威力から自転車で跳ねられる程度の痛みで済んだが…お前がオイランゼンの側で癇癪を起こすと洒落にならん被害が出るんだ、もうやるなよ」
    ニャアン「う…はい…ごめんなさい…」
    ヘリス「で、でも良かったよ。ファンボイが泣きながら格納庫に飛び込んできたニャアンちゃん追いかけてるのを見た時にはいよいよ破局でもしたのかと…」
    ジュン「おおいやめろや縁起でもねぇ」
    ジェリド「後は明日に控えた指揮官殿との決闘だが…なんとかなるだろ。だってお前一度は指揮官と戦って買ったんだろ?」
    ジュン「4体1でどうにか互角に立ち回れた挙句決め手がほぼ不意打ちのカウンターな上にこっちは死にかけたのを勝ちと言っていいならな…」
    ロン「…エル・サルバトーレの戦闘記録は統一機構でもかなり注目されていた…機体性能は勿論、あの出鱈目な機体を操れる彼自身の空間認識能力と操縦技術は驚異的だ…勝てるのか?」
    ジュン「どうだろうなぁ…でもまぁ、絶対生きて帰るつもりだぜ」
    マウアー「…あ、そうだ。ねぇ、ニャアンちゃん」ちょいちょいと呼び寄せ
    ニャアン「…?」顔を寄せる
    マウアー「…電磁波が止まってから降りて来るまでちょっと時間があったけれど……進展でもあったかい?」ひそひそ
    ニャアン「〜っ!!!?」茹蛸
    カクリコン(からかいがいあるなぁ、この子は)

  • 24二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 22:02:20

    >>23

    同刻、領主邸門前

    …その頃、領主邸の門前では蹲るヒルトの元にリリーが歩み寄り、蹲るヒルトに目線を合わせられるように屈んで彼女の肩をぽんぽんと叩く。

    リリー「…大丈夫…じゃないよねぇ…指揮官といいジュンといい、なーんでフルアーマータイプに乗る男の子って不器用なのばっかなんだろうねー」

    ヒルト「…若旦那様は…どうしても戦わないとダメなんですか…?ファンボイ様はもう連邦軍人じゃないけれど味方である事に変わりはない、戦う必要はないって、中将様も仰られていたのに…なんで…」

    リリー「…そんな簡単に割り切れないって事じゃないかなぁ…」

    ヒルト「…リリー様は、人の心が読めると聞いてます…若旦那様の心の内を読めたり…決闘を止めたりは出来ませんか…?」

    リリー「……ごめんね。それは出来ない。それをしたら、本当にジュンと指揮官の間にあるものが捻じ曲がり切って、ダメになると思うから…」

    ヒルト「…そう…ですよね…ごめんなさい、こんな情けない事…」

    ヒルトが顔を上げてリリーに謝ろうとした時、門から指揮官と、亜麻色の髪の少女が出て来る。

    ヒルト「あっ、わ、若旦那様………あれ…?」

    リリー「え、だ、誰?」

    ???「ああ、ごめんなさいヒルトさん、リリーさん。少し彼をお借りしますね?彼にお墓まで案内して欲しくて…」

    ヒルト「あ、い、いえ!!あの、ご、ごめんなさいこんな所で蹲ってて!!決してサボってた訳では…!!」

    ???「ふふっ、大丈夫ですよ。貴女は真面目に務めていますから」

    指揮官「何してる、早く行くぞ」

    不機嫌そうにしながらも少女に手を貸して杖の代わりになりながら丘へと向かう指揮官と謝るヒルトの様子を見て、リリーは彼女が屋敷の関係者なのかと首を傾げつつヒルトに問いかける。

    リリー「……ね、ね、ヒルトさん。今の人、このお屋敷の偉い人?」

    ヒルト「そ、それは勿論!!


    若旦那様のお母様ですもの!!!!」


    リリー「………え…?」

    …まるで、何かに取り憑かれたように淀んだヒルトの瞳と目が合ったリリーの背中に、ぞわり、と、悍ましい感覚が走る…

  • 25二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 22:05:41

    今宵は月末&ちょい仕事多めで進捗短めです
    来月からも諸々で進捗遅めになりがちですが、ちまちま書いていきます

    航海中仮眠室
    ジュン「あー…机仕事はほんっとうにダルい…」ハチマキ巻きながらブルキャノンの戦闘データをレポートにして纏めてる
    ニャアン「少しずつこまめに進めてればこんな一夜漬けみたいにならなくていいのに…」つ夜食

  • 26二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 23:03:58

    >>22

    案外コンチからお袋の味的なものを学んだりしてるかもしれない…(餃子の包み方上手くなりそう)

  • 27二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 07:34:27

    朝保守and今夜も多分進捗遅いです

スレッドは6/1 17:34頃に落ちます

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