- 1二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 20:55:15
- 2二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 20:58:14
正規の手続きをせず僭称するだけって無意味すぎる
- 3二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 20:59:50
私が天に立つ
- 4二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:00:01
ホシノが心を許さなさそう
- 5二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:05:11
セリカも含むホシノ・シロコ・ノノミのことを何か勝手に四天王扱いしているアヤネ
基本的にはスルーされるけど時々乗っかって悪ふざけする上級生達と特に何の異論も無く四天王最強を自称しているセリカ - 6二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:08:19
キヴォトス征服となると最強格程度じゃなぁ……
- 7二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:14:11
天然の要害たる砂漠を保有し、且つその砂漠には数々の強力な厄ネタを抱え込んでいる(アヤネ調べ)アビドスの地は、アヤネからすると最高の立地なんだとか
アビドスを制する者は厄ネタを制す。厄ネタを適度に使ってキヴォトスを制覇しよう! - 8二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:15:09
自称生徒会長とか恥ずかしいから誰か止めてやれよ……
- 9二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:21:21
- 10二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:27:20
ワンチャンこのアヤネちゃんシェマタみたいにならない?
- 11二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:29:03
ならない?って言われてもシェマタの詳細不明じゃん
- 12二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:30:02
何がシェマタだ
素股しろオラァ!! - 13二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:37:54
シェマタのしっぽ……
- 14二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 06:16:36
アビドスじゃなくてカイザーの土地じゃん
- 15二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 06:23:14
- 16二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 06:27:32
ノノミがアヤネを、ホシノとシロコがセリカを監視するギスギスアビドスになってそうだな……
- 17二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 06:29:18
上級生3人は征服に興味なんかないのに勝手に巻き込んでるのが独善的
- 18二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 06:41:01
現在進行形でユメ先輩との思い出とか、砂色だけどそれでもノノミとシロコとの思い出が詰まった場所がとんでもない事になりそうなのをまざまざと見せられるホシノに辛過ぎる現在
黒服に捕まった時にアビドスが無くなるって知っても心のどこかでちょっとホッとしてたりしない? - 19二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 09:59:52
入学直後、早々にカイザーが土地を奪っていることに気付くが一旦泳がせる事でカイザーにアレを発掘させてから奪い取ろうと画策しているアヤネ
- 20二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 10:30:16
アビドスでキヴォトスを獲ろうとする愛郷心が見え隠れして一定の支持者がいそう
- 21二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 10:31:19
実際は故郷を戦禍に巻き込む独裁者だが
- 22二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 10:36:26
- 23二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 11:01:12
- 24二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 11:04:09
砂漠化が現在進行形で進んでるアビドスの再興が一番難易度高いだろ
- 25二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 11:15:01
ヒナさえいなければあのゲヘナとある程度戦える便利屋
トリニティのトップと繋がってるヒフミ
キヴォトスの交通を担うハイランダーの幹部
野望達成に必要なパイプを徐々に構築してやがる… - 26二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 11:16:24
キヴォトス征服しようとしたら敵対するからあんまり意味なくない?
- 27二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 11:20:43
- 28二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 11:22:12
この高難易度糞ゲープレイヤーっぷり……
ゲーム開発部適正がありそうですね - 29二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 11:49:19
- 30二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 18:02:27
連邦生徒会と政戦両面でバチバチにやり合う時が来るのを楽しみにしてたら会長失踪で何か勝手に転げ落ちたので割とモチベーションが低下しているアヤネ?
- 31二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 18:09:43
ほっといても砂嵐で勝手に滅ぶ地域だぞ
復興とか無理だよ - 32二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 23:50:24
アヤネの野望
- 33二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 01:01:50
キヴォトスで天下統一ゲームあったとして、間違いなくアビドスは鬼畜難易度。
武官も文官も多そうなトリニティがなんやかんや楽そう - 34二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 09:56:54
- 35二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 11:35:15
仲間意識や地元愛でアビドスを選んだのに鬼畜ゲーマーっぽいこと言ってるのでこれは照れ隠しですねご馳走様です
- 36二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 11:36:13
仲間意識(当人たちの意見は無視)
- 37二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 11:36:21
カイザー理事のレス
- 38二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 12:41:27
私がその意味もわからない頃からアヤネはキヴォトスの統一を語っていた。アヤネのためと思い、自らを鍛え続けた。それが相棒だと信じていた。
アビドスに生徒会長はいなかった。上級生が生徒会長にならないのならと、アヤネはそれを僭称した。私に異議などなかった。
アヤネがブラックマーケットの支配を宣言した日、私は治安部隊を制圧した。アヤネがカイザーの解体を望んだ日、私はジェネラルを襲撃した。アヤネが他の学園に宣戦した日、私は最前線で戦った。
征服地で敷かれる苛烈な統治を見て、私は彼女を疑った。始まった粛清を前にして、私は逃げた。
遺跡で何も聞かずに生きている。この場所も私も、最早時代に戻ることはないのだろう。今はただ、「アヤネちゃん」と笑い合っていた日々が懐かしい。
黒見セリカ著「キヴォトス帝国」より - 39二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 12:56:44
この本出せたってことはアヤネの支配は終わったんだろうな…
- 40二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 14:32:10
歴史学者が「独裁者の愛猫」を否定的に扱わないのってこの本が奥空時代を記述した数少ない史料だからなんだよね
- 41二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 15:40:48
しかしセリカの一方通行ではなくアヤネからもセリカには激重感情を抱いていて欲しい
世界とセリカなら迷いなくセリカを選ぶくらいの……
「もしもセリカちゃんを切り捨てれば世界を手に入れられるとしたら、ですか……?」
「何を馬鹿なこと言ってるんですか。世界を手中に収めてもそこにセリカちゃんが居なければ何の意味もありません」
「そんなのは敗北者の人生、死と同義です。世界を征して負けて死.ねと?下らないこと聞かないでください」 - 42二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 15:50:06
もうアビドス以外のどこか適当な所でやってくれ
- 43二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 15:53:58
原作のアヤネより知能下がってないこのアヤネ?
- 44二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 16:27:42
マコトだって素の知性とかスペックは高そうなのに野望とヒナ虐めに夢中になってただのバカになってるしそんなもんでしょ
- 45二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 19:58:32
失踪したセリカが戻ってくるようにアビドスを発展させようとして収奪の規模を拡大させるアヤネ?
- 46二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 20:31:19
そういうことするから失踪されるんだぞ
- 47二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 20:39:34
ホシノを始めとした先輩達、来年以降は入ってくる(のか知らないが)後輩達も皆でアヤネのストッパーになるので実際そこまで大した動きはできず、精々がカイザーからの失地奪還とアビドス復興、あとは将来を見据えた主要各校との外交によるパイプ作りで時間切れになって卒業していくんだよね
アヤネ自身は「私の力ではこの程度が限界ですか……私の負けですね。素直に認めましょう。振り返ってみれば良い思い出ですし」って納得してる
寧ろセリカの方が「アヤネちゃんにキヴォトスを献上できなかった……アヤネちゃんにはその才覚も資格もあったのに……!」って自分を責める
そんな風に思い悩むセリカをそっと抱きしめたアヤネが「セリカちゃんは十分役に立ってくれたよ。それを活かせなかったのは私の責任。気にしなくていいよ」って諭して、「私達はこれで卒業だけど、私の野望はまだまだ終わらない……キヴォトスの外、新天地でも私の野望は続いていく。ずっと……だからセリカちゃん、これからも私にはセリカちゃんが必要なの。もちろん付き合ってくれるよね?」って手を差し出すんだ
セリカは涙を拭って「当たり前よ……今度こそ、次こそはアヤネちゃんに世界を取らせて見せるんだから!だからアヤネちゃん、どうか私をずっと傍に居させてちょうだい。アヤネちゃんなら私のことを世界で一番上手く使ってくれるって、信じてるから」ってその手を取る
逆光の夕日の中で見つめ合う二人の影が重なってスタッフロールが流れてアヤネの野望・キヴォトス編は終了ですお疲れさまでした
完走した感想ですが、キヴォトスは奪れませんでしたがアヤセリが成立したので問題ありません - 48二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 20:57:14
ここでやめていればいい指導者だったのにってポイントのあったアヤネちゃんからここでやめたからいい指導者だったって評価されるアヤネちゃんになってて草なんだ
- 49二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 06:56:44
アヤネ「それでは本日のアビドス四天王会議を始めます。キヴォトス制覇の為、どんどん意見を出して行ってくださいね」
ホシノ「四天王会議じゃなくて借金返済会議ね。キヴォトス制覇もやらないからね」
セリカ「あ、その前に報告だけいいかしら?」
アヤネ「じゃあ四天王筆頭、黒見セリカさん。発言をどうぞ」
セリカ「こないだアヤネちゃんに指示されたゲルマニウムブレスレットの詐欺グループの摘発についてだけど、ちょうど昨日壊滅させてきたわ」
アヤネ「ナイスです!流石セリカちゃん!四天王最強の名は伊達じゃありませんね!」
セリカ「えへへ」
ホシノ「……いや別に四天王じゃないんだけどさ、私の目の前で臆面も無く『最強』って言われるとちょっと思う所あるよね」
セリカ「なんですかホシノ先輩?文句が有るなら闘りますか?今ここで。四天王筆頭の座は渡しませんよ」
ホシノ「いやぁ……今は会議中だし、ね?おじさんとセリカちゃんが戦うと収拾付かなくなっちゃうよ」
シロコ「ん、なら先に私が戦う。先輩として、後輩相手の戦績が負け越しなのは恰好が付かない」
ホシノ「シロコちゃん、ステイ。……いやはや、最近の若い子は好戦的過ぎて困っちゃうよ~」
アヤネ「まぁ誰と何回戦ってもセリカちゃんが四天王筆頭で最強なのは変わりありませんけどね!」
ノノミ「相変わらず、アヤネちゃんはセリカちゃんのこと大好きですね~☆」
アヤネ「当然じゃないですか」
セリカ「当然よ」
ホシノ「うへ、空気が甘いよ~……」 - 50二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 07:20:51
その湿度でアビドスの砂漠化を止めろ
- 51二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 10:09:53
救援要請はシャーレが使えるかどうかのテストだったのにホシノが抱えてるものの一端が出てきて頭抱えるくらいに仲間思いだといい
- 52二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 10:16:18
最強格にしたところでホシノが動けばヒナも要請掛ければ動いてくれるだろうし...いざとなればネルもツルギもちゃんと動いてくれるから流石にこの2人だけではきつくね
仮にセリカをそんな4人すら相手にならない設定にしてもなあ - 53二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 10:51:51
そもそもアビドス視点だと失踪前から連邦生徒会への評価は悪めだろうし…
あと地元愛が強いのもあってアビドス→生徒会ルート以外ほぼありえなさそうなのも…
…一旦それ放置したとて、おおよそまだマシそうなミレニアムに行くとしてもミレニアムや連邦生徒会での支持確保の問題があるので、「アビドスを復興させた」みたいな功績引っ提げて連邦生徒会に殴り込んだ方がまだ可能性はあるように思える…というのもあるかも?
- 54二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 16:36:27
後輩たちは面白い。
私が先に目を付けたのはセリカ。二人で見学に来たときから強そうだった。戦いを挑み、負けた。でたらめな撃ち方で校舎が半壊した。あの時のホシノ先輩の顔は忘れられない。
次に会ったのは入学式。この日セリカがアヤネに従ってることに気がついた。けどアヤネは強そうじゃない。ホシノ先輩がノノミに逆らえないようなもの?
アヤネの話はよくわからない。ノノミが補足してくれたから少しわかった。規模が大きくて危険そう。でもアビドスの話をするアヤネは楽しそう。悪い人じゃないのかな?よくわからない。
それから学園生活は賑やかになった。襲撃が増え、セリカが周辺ごと壊滅させ、アヤネがちゃぶ台を返し、みんなで補修する。そろそろセリカに静かに戦う術を教えるべき。ホシノ先輩とノノミは微妙な顔してるけど…
とにかく、今では二人とも大事な後輩で、アビドスのみんな。まだセリカのほうが強いけど、二人とも守る。
「では、案のある方は挙手してください」
ん、銀行を襲う。
「犯罪じゃない!いいわけないでしょ!」
「そうですね、そろそろ闇銀行を調査していい頃かもしれません」
「ほら先輩たち、ボサッとしてないで行くわよ!先生も準備する!」
ん… - 55二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 19:28:33
- 56二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 20:26:59
- 57二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:22:11
真面目に語ってるのに初っ端の印象が強すぎる
Sign in - Google Accountsnotebooklm.google.com - 58二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:01:39
全肯定ネコの早すぎる掌返し、俺じゃなきゃ見逃したね
- 59二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:45:58
「セ〜リ〜カ〜ちゃ〜ん〜?」
「わわっ、ごめんって!わざとじゃないの!」
何度目かなんて、最後に考えたのはいつだろう。アヤネちゃんを失望させないように戦うのだけは、どうしてもできない。
「そもそもヘルメット団が襲ってくるのが悪いんじゃない!」
「だからって、なんでヘルメット団が正門から攻めてきたのに裏門が壊れてるのかな?」
「そ、それは…反動、反動よ!」
「アサルトライフルの反動ってすごいんですよ~☆」
ノノミ先輩が助け舟を出してくれる。でも先輩、それ無理ありすぎじゃない?
「ノノミ先輩のマシンガンだってこんなことにはならないでしょう!セリカちゃんを甘やかすのはやめてください!」
「うーん、残念ですが…」
案の上一蹴されてしまい、引き下がってしまった。
「セリカちゃんを甘やかすのは、アヤネちゃんの特権ですもんね♧」
とんでもない爆弾を残して。 - 60二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:47:23
「ぁ…はああああ!?」
「アヤネちゃん落ち着いて!」
バシバシと頭をはたかれる。全然痛くない。
「言葉の綾だから!ノノミ先輩も煽らないで!」
「誰が口先だけの女だって!?」
「言ってないから!」
そうこうしていると、いつの間にかホシノ先輩とシロコ先輩がいなくなっていることに気がついた。
「ノノミ先輩、ホシノ先輩とシロコ先輩は?」
「あれ、どこに行ったんでしょう?」
「だから!私は!キヴォトスを!征服するって!」
「うへー、破片の片付けが先に終わっちゃったよ」
「私の勝ち。今日はホシノ先輩の奢り」
アヤネちゃんが落ち着くかどうかで賭けが行われてる…
「あら?お二人でお出掛けですか〜?」
「ノノミも来て。あれはセリカにしか止められない」
「ちょっと!見捨てないでよ!」
「見捨てるわけないでしょ!セリカちゃんがいてこそのキヴォトス征服なんだから!」
「そうじゃなくて!」
「何が違うの!?」
「今日も平和だねぇ」
「ですね〜☆」
「ん…」 - 61二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:05:46
なんやかんや良好な関係を築いていやがる…
- 62二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:15:31
- 63二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 08:52:27
朝のほ
- 64二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 09:00:20
- 65二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 18:01:25
- 66二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 18:29:06
アヤネ「それでは四天王の皆さん、何か意見があれば挙手を」
ホシノ「四天王じゃないけど、はーい」
アヤネ「では四天王次席兼書記の小鳥遊ホシノさん。意見をどうぞ」
ホシノ「四天王じゃ無いけど、まずアビドスの復興にも借金返済にも頭数は必要だよねー。だから、他校のスクールバスを拉致ってくれば――」
アヤネ「なるほど、我が校の生徒数を増やすと共に他校の人的資源を削ぐ一石二鳥の策。流石は最上級生、名案です」
セリカ「そういう事なら善は急げね。アヤネがGOサインを出してくれれば私はいつでもどこでも動けるけど」
ホシノ「――っていうのは冗談だからね!流石に他校生拉致って来ると戦争だからね!地道に中学生の子達を勧誘しようね!」
セリカ「戦争だから何?勝つけど?どうせ守る土地も無いんだし、私達5人で砂漠に潜んでゲリラ戦を繰り返せば、先に疲弊するのは大軍を維持する必要のある敵校の方でしょ」
アヤネ「セリカちゃん、ストップ。それは相手にホシノ先輩クラスの特記戦力が居ない場合の話でしょ」
ノノミ「あ、アヤネちゃんの頭の中では普通の軍隊が相手なら勝てる算段なんですね」
アヤネ「まぁでも、そうですね。敢えて性急に他校と敵対する事もありませんか。バスジャック案はホシノ先輩の仰る通り保留で。とはいえ面白い観点でした、今後の作戦立案の参考にしましょう」
ホシノ「うへ~……最近の若い子にはジョークが通じないよ~……」
シロコ「今のは不用意な発言をしたホシノ先輩が悪いと思う」
- 67二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 18:46:01
原作と違い1年生ズがノリノリすぎる
- 68二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 18:48:53
アビドスへの流通を遮断されて干上がるだけだろ
強盗すれば凌げるかもしれないがその場合はホシノたちが敵になる - 69二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 20:02:58
そこでカイザーですよ。アビドス高等学校の土地はほとんどカイザーが所有してるから、アビドスへの流通の遮断はカイザーを敵に回すってことになる。できることはアビドス高等学校だけの分の遮断にとどまるから、守るべきものがほとんどないアビドス高等学校への打撃としては弱い。ブラックマーケット襲撃くらいで何とかなる。
カイザーの便乗参戦?アヤセリなんとかしろ - 70二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 20:04:42
アヤセリVSアビドス上級生&カイザー
- 71二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 20:27:06
冷徹な策謀家が迂闊に他校を挑発するわけないんだよね
- 72二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 20:41:52
流通遮断に対するアヤネの反応集
パターンA:「各地を転々としながらゲリラ戦を継続する場合に備えて、アビドス砂漠各地に秘密の隠し貯蔵庫を準備しています。問題ありません」
パターンB:「アビドスの消費の9割は土着企業のネフティスグループが担ってますから。余所からの流通を止められて困るのはカイザーくらいです」
パターンC:「そもそも流通を遮断されるような事態に陥らないように立ち回れば良いだけです。外交で同盟校を作っておくのも手ですね」
パターンD:「こちらは極少数ですから、セリカちゃんが突撃して敵軍の物資を奪取して帰ってくればそれで事足ります。作戦名・セリカちゃんです」
パターンE:「何言ってるんですか、わざわざ遮断されるほどの流通なんてそもそもアビドスには存在しませんよ」
ホシノ先輩のお言葉:「だーかーらー!そもそも戦争はダメだってば~!」
- 73二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 20:51:19
- 74二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 06:50:35
シロコ「じゃあ次は私が」
アヤネ「四天王の切り込み隊長担当こと砂狼シロコさん。発言をお願いします」
シロコ「ん、銀行を襲う」
ノノミ「わぁ、シロコちゃんのいつもの発作ですね☆」
シロコ「ターゲットも選定済み、市街地にある第一中央銀行。金庫の位置、警備員の動線、現金輸送車のルートも既に把握済み」
アヤネ「ふむ……第一中央銀行ですか。D.U.の中心部にある銀行の一つですね。確かにあそこを襲えば、D.U.の経済活動を局所的に阻害して連邦生徒会の経済政策への一定の打撃を見込めるでしょう」
シロコ「そこまでは言ってない」
アヤネ「しかし時期が悪いです。連邦生徒会長の失踪に伴い、私達が手を出すまでも無く連邦生徒会の政策には影響が及ぶでしょう。そこに更に我々が工作を行えば、下手をすれば連邦生徒会そのものが崩壊するかもしれません。しかし、今はまだ連邦生徒会に倒れてもらっては困ります……私達がいつかキヴォトスを手にするその日まで、私達のキヴォトスを保全する役割を担って頂かなくては」
シロコ「じゃあいつまでもずっとキヴォトスを治めて貰わないとね」
セリカ「そんな弱気じゃ本当にいつまで経ってもキヴォトスを奪えないわよ、シロコ先輩」
シロコ「キヴォトスを奪う日なんて来ないって言ってるんだけど」
- 75二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 10:52:44
こんなアヤネちゃんをどうにかするとかやってられんでしょ
- 76二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 11:44:02
「セリカ、勝負しよう」
「シロコ先輩、一昨日勝負したばっかでしょ」
「するの?しないの?」
「しないわよ!勝負のたびに校舎が壊滅して怒られてるんだから!」
毎日のように勝負を求めてくるシロコ先輩。飽きないのだろうか?
「被害を出さない戦い方を学べばいい。独学じゃできないこともある」
「そうだけど…」
何も学べなかったら?学べたとして、そのために校舎が全壊したら?そんなことばかり考える。
「そもそも、戦いたいならホシノ先輩でもいいじゃない」
「ホシノ先輩にも似たようなこと言われた」
「どんだけ戦いたいのよ…」
そうやっていつも負けてるのに、よく嫌にならないわね。
いつも負けてるのに?
「ねえ、シロコ先輩はいつも負けてるのに、なんで勝負したがるの?」
「ん、次は勝てるかもしれない」
次は勝てるかも?次は何かが変わるかもしれないって、そう信じられるの?
そんなの、私が逃げてるみたいじゃない。
「勝負しましょう、シロコ先輩。準備するから10分くらい待ってて」
「ん」
その日のラーメンは、私の奢りだった。 - 77二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 11:46:31
- 78連邦生徒会長25/06/04(水) 12:56:13
今回はホシノさんを暴走させないように、早めにゲマトリアをどうにかしましょうか…っと、アビドスに着きましたねって待ってください敵じゃないでセリカさん強
- 79二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 13:17:20
- 80二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 15:03:28
静まり返った部室。誰もいるはずがない時間。雲も街灯も、今のアビドスには似合わない。
時折私は振り返る。2人が入学する前のこと。
「ホシノ先輩、1人でどうやって借金を返していたんでしょう?」
私が進学し、シロコちゃんが編入されてから、3人の借金返済生活は本格的に始まった。シロコちゃんが店を襲い、ホシノ先輩が謝罪に行き、私がコネを作る。どうしてうまくいっていたのやら。
シロコちゃんが変わったのは後輩たちが来てから。アヤネちゃんのキヴォトス征服の話を聞いて以来、少しずつ大人しくなっていった。人の振り見て、ということでしょうか。これにはホシノ先輩も苦笑い。セリカちゃんに戦い方を教えようとするようになったのは不安です。日々の補修のおかげで借金は少し増えているけど、これ以上セリカちゃんが強くなると手がつけられなくなるので…。
「アヤネちゃんのことだけじゃなく、自分で考えてくれれば…」
うーん、もっとひどいことになりそう。
「アヤネちゃんがもっと穏便にしてくれれば…」
アビドス最大の悩みは、やっぱりアヤネちゃん。セリカちゃんとじゃれ合ってるときはかわいいけれど、今の思想は危険すぎる。アビドスにとって、他校にとって。それに、ネフティスにとっても。もしこのままアヤネちゃんが行動を起こせば、アビドスは滅ぶ。計画的なアヤネちゃんといっても、戦いに勝った後のアビドスの余力を軽視している。セリカちゃんの力に頼りすぎて、他のことに目がいかないのだろう。戦いになれば──
「そうならないように、私たちが何とかすればいいですね」
暗い考えはもう終わり、今日は帰りましょう。明日にはまたこの空のように煌めく日々が──
「…終電」
スクールアイドル構想、詰めましょうか。 - 81二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 15:53:20
- 82連邦生徒会長25/06/04(水) 17:27:37
- 83二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 21:13:21
水着美少女団はアヤネから牙を抜くための構想ってマジ?
- 84二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 05:40:23
アヤネ「ええ、お望み通り"お話"をしましょう連邦生徒会長……まずはD.U.からアビドスへの遷都と、それに伴うアビドス再開発構想。あとは連邦生徒会の傀儡政権化計画のお話を――はい?……そうですか、それは残念。……セリカちゃん、連邦生徒会長がエデン条約の下見に行きたいそうです。安らかに"エデン"まで送って差し上げ――」
ホシノ「何をやらかしてるのかなこの子達は!!?アヤネちゃん、セリカちゃんもストップストップ!会長ちゃんもうちの後輩達が物騒でごめんね!?」
アヤネ「いやいやホシノ先輩、流石に冗談ですよ、冗談……こんな脅迫でムリヤリ屈服させても、後に待つのは破滅だけですから。……もしも連邦生徒会長が意外とチョロくて押せば行けそうだったら、ワンチャン言い包めて納得させてたかもですが(ボソ)」
セリカ「大将首……(ジトー)」
- 85二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 05:58:31
意味もなくアビドスの立場を悪化させて何がしたいの?
- 86連邦生徒会長25/06/05(木) 07:39:15
- 87二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 08:18:20
これ征服より征服する過程を楽しむタイプかなにか?このアヤネはフロムゲーとか好きそう
- 88二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 09:51:51
このレスは削除されています
- 89連邦生徒会長25/06/05(木) 09:58:20
私のミスでした…
- 90二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 11:20:01
「昔のシロコちゃんみたいですね〜」
「あんなことしてない」
「お店を襲ってはホシノ先輩が謝罪に回ってましたよ」
「えっ」
「アビドスってそんなに追い詰められていたんですね…」
「いや、会長ちゃんが思ってるのとは違うよ?」
- 91二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 18:23:34
そういやこのアヤネTSC適正あったね
- 92二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 19:00:05
この世界のセリカはバイトしてなさそう
- 93二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:38:33
あうぅ…アビドスの皆さんのおかげでペロロ様共々ですが…
オペレーターのアヤネさんにはティーパーティーとの仲介役を頼まれたり、ホシノさんにはブラックマーケットの案内役を任されたり、平凡な私には荷が重すぎるんじゃないでしょうか?
断ろうにもセリカさんの視線が刺さるし、ノノミさん、その笑顔の意味は何ですか?
先生、私はどうしたら…
次回『黒い取引』
「ん、銀行を襲う」
シロコさんんん!? - 94二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 06:21:07
ホシノ「うへ、後輩にキヴォトス征服なんてやらせたらユメ先輩に顔向けできないよ~」
アヤネ「ユメ先輩……?確か、先代生徒会長の梔子ユメさんのことですよね?」
セリカ「アヤネちゃんが生徒会長に君臨する前の……?」
ホシノ「君臨させた覚えは無いけど……まぁ、そうだね。せっかくだし、知っといてもらおうかな……私とユメ先輩の物語を」
(うへうへしかじか)
アヤネ「そんなにもアビドスのことを想ってくれた方が居たなんて……私と思想は合わないようですが、同じアビドスの生徒会長として敬意を表します」
ホシノ「思想が合わないのは予想通りだけど意外と尊敬してくれるんだね!?あとアヤネちゃんは"自称"生徒会長だからね」
セリカ「ホシノ先輩が慕っただけあって、偉大な会長だったのね……アヤネちゃんの次くらいに」
ホシノ「た、確かに私にとっては最高の先輩だったけど、『偉大』って表現は合ってるのかな……?もっとこう、身近な存在だったんだけど」
アヤネ「決めました。私が天下を取った暁にはキヴォトスの中心部に巨大な『梔子十字陵』を建立し、偉大なる大先輩の魂を慰撫し弔います!」
セリカ「アヤネちゃん、ユメ先輩の命日をキヴォトスの祝日にするのはどう!?あとユメ先輩の誕生日には梔子ユメ生誕祭を開催するのも――」
ホシノ「気持ちは嬉しいんだけどね!?ちょっと大げさ過ぎると言うか、まずキヴォトスを支配する前提なのやめてね!?」 - 95二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 06:23:14
異星人と会話してる気分になるな
まあ、キヴォトス征服なんて無理だから言わせるだけ言わせておけばいいか - 96連邦生徒会長25/06/06(金) 08:26:18
ふう、やっと帰ってこれました。セリカさんはなんか強いですし、アヤネさんも今までより謀略に強そう。これならホシノさんを任せてよさそうですね。土地の買い戻しのための資金援助くらいで様子を見ましょうか。
- 97二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 13:58:21
憐れなりヒフミ、このアヤネをどう従えろというのか
- 98二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 14:32:21
ノノミ「最後は私ですね☆」
アヤネ「四天王のおっぱい担当、十六夜ノノミさん、お願いします」
ノノミ「四天王でもないしおっぱい担当でも無いですね」
ホシノ「いや四天王ではないけどノノミちゃんはおっぱい担当だよ」
シロコ「ん、ノノミはアビドス最強にして最高のおっぱい」
ノノミ「ホシノ先輩?シロコちゃん?」
セリカ「……アヤネちゃんもおっぱいは大きい方が好き?」
アヤネ「大小は関係無くセリカちゃんのおっぱいが好きですね」
セリカ「えへへ、知ってた♡」
アヤネ「うふふ、セリカちゃんったら♡」
ノノミ「しかも当て馬にされてる……」
アヤネ「……さて。改めて意見をお聞きしましょう」
ノノミ「まぁ、戯言はさておき……アイドルです!スクールアイドル!ほら決めポーズもこう、『水着少女団のクリスティーナで~す♧』って――」
セリカ「は?まさかノノミ先輩、全キヴォトスの頂点に立つべきアヤネちゃんを見せ者にするつもり?いくら先輩といえども――」
アヤネ「名案です!スクールアイドル!良いじゃないですか、是非ともやりましょう!!」
セリカ「――流石ノノミ先輩、冴えてるわね!きっとアヤネちゃん手作りのアビドス名誉勲章が貰えるわよ!羨ましい!」
シロコ「出た。アヤネのちゃぶ台返しと並ぶアビドス名物、セリカの掌返し」
ホシノ「本人はただ思った事をまっすぐ発言してるだけだから、いっそ清々しいよね。いつもの事だけど」
ノノミ「セリカちゃんの掌は戦闘力向上のためアヤネちゃんがドリルに改造したって噂ですよ」
- 99二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 15:20:49
_人人人人人人人人_
> おっぱい担当 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
おいたわしやノノ上…
- 100二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 15:28:47
- 101二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 15:31:56
つーか他メンツのおっぱいがクソ雑魚すぎるんだよ
- 102二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 16:12:10
流石に全部出すわけじゃないだろうから……。
- 103二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 18:16:35
カイザーが土地の買い戻しに応じるわけないんだが本当に超人と言われた連邦生徒会長か?
- 104二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 18:35:09
ポージングにはなるんじゃない?ここで支援はしたという実績を作っておけば司祭だのなんだのの対処に協力させる事由になる。なおアヤネ
- 105財務室長25/06/06(金) 20:32:39
却下よ。認めるのは転校支援だけ。それとも廃校予定の学園に肩入れする合理的な言い分があるのかしら?
- 106二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 20:37:33
ごもっとも
- 107連邦生徒会長25/06/06(金) 21:01:04
(今のってアオイちゃん色彩とかの話信じてくれないんですよね…)
えっと、アビドスには力も地元愛もすごく強い子がいて、しかも新入生にも!今のうちに味方につけておけば安泰じゃない? - 108防衛室長25/06/06(金) 21:52:50
カイザーを挑発してでも新入生に頼らなければならないほどの脅威?失礼ですが会長、連邦生徒会には三大校と渡り合える武力があることをお忘れでは?
- 109二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 22:34:43
今しがたセリカのメモロビ解放したんやが、もしかしてアヤネ以上にキャラ変わってる?
- 110二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 05:50:51
この連邦生徒会長ってなんでキヴォトス征服を狙うアヤネに気を許してるの?
- 111二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 07:35:20
捨て周なんでしょ
- 112二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 10:50:38
アヤネにというよりホシノがテラるの防げそうとかじゃない?
- 113二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 10:52:24
むしろホシノの心労を増やしてリスクを増してないか?
- 114二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 11:22:45
キヴォトスの滅亡は困るけど、現在のキヴォトスの政治体制の存続はそこまで重要視してはないんじゃない?
- 115二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 11:38:01
この世界のアヤネの戦闘スタイルが気になる。SPECIALなのは変わらないだろうけど、ヒーラーじゃなくてデバッファーだったり?
- 116二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 12:04:19
超人の判断を疑い、諫言もする。この世界のカヤは有能やね
- 117二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 12:11:26
でも連邦生徒会で三大校と渡り合うのは無理じゃないかな……
- 118二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 12:14:33
そういや連邦生徒会長がいるならSRT特殊学園は存続しているしカヤはまだ従順なままだわ……
まあ連邦生徒会長の立場だとヒナもトリカスもでっかい妹も言う事を聞きやしねえから結局はアロナになって先生を召喚するしかないのだろうが。老いた和紙や連邦生徒会長…… - 119二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 12:24:25
書き方に悪意が滲んでるな
- 120二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 12:39:26
~ある日の対策委員会~
ホシノ「あれ、アヤネちゃんとノノミちゃんは二人でおでかけ?」
シロコ「ん、ネフティスグループとの定例会議だって」
ホシノ「ああ、今日だったっけ」
シロコ「……一体どうやったんだろうね、ネフティス内部にあれだけの支持者と影響力を獲得するなんて」
ホシノ「最初の一手こそノノミちゃんの社長令嬢としての権力ゴリ押しだったけどさ。それで『絶対に損はさせない』って啖呵を切って引き取った砂漠横断鉄道の放棄された事業を、一部とはいえ独自に復興させて、一定の利益を見込める成果を上げたのが大きかったんだろうね。それこそ本当にどうやったのか知らないけど」
シロコ「どう焚き付けたのか知らないけど、ノノミも会社ではなくノノミ自身に忠誠を誓う社員を集めて『ノノミ派』を形成してるらしいし」
ホシノ「ノノミちゃん曰く『このままだと遅かれ早かれアヤネちゃんに実権を握られちゃいそうですし、それならいっそ私が』って話だったけど……アヤネちゃんは多分そこまで計算の上で、ノノミちゃんが直接ネフティスを掌握できるように誘導したんじゃないかなぁ?ネフティスに交渉を持ちかける前から、ノノミちゃんには熱心に経営学だの帝王学だのの持論を説いてたみたいだし」
シロコ「……まぁ、ネフティスを完全に身内として見られるようになるならありがたいかな。ハイランダーとも提携できるようになるし……完全にアビドスの傘下に引き込むって言うならやり過ぎだけど」
ホシノ「いやぁ、確かにアヤネちゃんがネフティスを簒奪して暴走するんじゃないかって懸念は有るけど……そこはノノミちゃんがブレーキ役として動いてくれてるし。アヤネちゃんがその動きを知りながら阻止どころか後押ししてる時点で、一応は自重してくれるつもりなんでしょ」
シロコ「ネフティスの経営に深く食い込んでおいて自重とは一体……」
ホシノ「アヤネちゃんにしては自重してくれてる方でしょ(諦め)」 - 121連邦生徒会長25/06/07(土) 12:45:53
カヤちゃん!?
じゃあえっと、アビドスの鉄道事業支援のためとかどうかな?モモカちゃんも、「カイザーの」より「アビドスの」土地のほうが信頼できるよね? - 122二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 12:56:40
この頃は鉄道事業なんかないだろ
- 123二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 12:58:57
このレスは削除されています
- 124二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 13:01:36
ついさっき生えたんだよなぁ
- 125二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 13:04:07
結局なんで連邦生徒会長はアビドスを支援したいんだ?
- 126意味深描写だけど特に何も無い奴25/06/07(土) 13:16:10
セリカ「――よし、銃のメンテナンス終わり!」
シロコ「あ、セリカ。居たんだ。静かだから気付かなかったよ」
ホシノ「そういえば、アヤネちゃんと一緒じゃないのも珍しいね?いつもなら『アヤネちゃんの護衛は私の、私だけの役目!』とか叫んで付いてくのに」
セリカ「ああ、まぁ、私も付いて行きたかったんだけど。仕方ないじゃない、今日は午後からバイトのシフト入ってるんだから」
ホシノ「ふーん、バイトね……アルバイト!?セリカちゃんが!?」
セリカ「え、な、何?そんなに驚く事?」
シロコ「ついこないだ『バイトなんか探して働くより賞金首の探して狩ってきた方がよっぽどお金になる』って言ってたセリカが!?」
ホシノ「暇さえ有れば『キヴォトスの全てが敵に回ってもアヤネちゃんを守れるように』って鍛錬ばっかしてるセリカちゃんが!?」
ホシノ・シロコ「「アルバイトの為にアヤネちゃんから一時的とはいえ離れるって、どういう心境の変化!?!?」」
セリカ「あー……いや、別に。心境は何も変わってないし、私の心も魂も常にアヤネちゃんと共にあるんだけど……そのアヤネちゃんからの命令で、ね?」
シロコ「……アヤネが指示したの?自分の護衛よりもアルバイトを優先するように?」
セリカ「私のバイト先、皆も知ってる紫関ラーメンなんだけど。アヤネちゃんが『アビドスの地を治める以上、例え連邦生徒会を無視しようとも柴大将にだけは礼節と仁義を通さなくては』って。仁者を遇さぬは滅びの道だって……よく分かんないけど」
シロコ「よく分かんないのに従ってるの?」
セリカ「当然でしょ、アヤネちゃんの指示なんだから。私はアヤネちゃんの言う事なら100%絶対に信じられるわ」
ホシノ(あの傲岸不遜、唯我独尊のアヤネちゃんが珍しく礼を尽くして繋がりを持とうとして、でも利用しようとしてる訳でも無さそう……柴大将って一体……?)
- 127交通室長25/06/07(土) 13:34:32
あー、砂漠横断鉄道だっけ?ネフティスがなんかしてるみたいだし、ウチが動くことなくない?
明太チップス無くなったから帰るね - 128二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 13:38:30
- 129二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 14:13:25
- 130二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 15:48:56
>>精々がカイザーからの失地奪還とアビドス復興、あとは将来を見据えた主要各校との外交によるパイプ作りで時間切れになって卒業していくんだよね
原作だと借金返済すら完済できていないのに失地奪還とアビドス復興までできればもう十分に偉業だよ!?
- 131二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 15:50:23
図星だからって怒るなよ
- 132二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 16:06:49
5人でカヤちゃん戦術(要人を襲って病院送りにしたりして要求を飲ませる)を取る方法も考えたけど連邦生徒会長が友好的なのにそれをやるのもなー。やっぱり襲ってきた野良ヘルメット団を拘束してアヤネちゃんがアヤネちゃん式説得をしてアビドスの生徒に編入して数を増やすのが一番地道な方法なんじゃないかな?もしくはヘルメット団を手駒にして活用するとか
- 133二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 16:11:47
- 134二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 17:28:20
よく考えたらアヤネが具体的に何をするかあんまり考えてなかったな。てなわけで発電所修理させます。
日々「対策委員会」宛に仕事が舞い込む。もっと威厳ある名前にしたいけど、今は規模も小さい。名前負けする組織と言われるよりはいいだろうと思い、スポーツドリンクで愚痴を流し込む。
今日の依頼は発電所の点検。副次的効果として砂漠の緑化が期待されるためか、近年アビドスでは風力発電の規模が拡大している。降水量の変化が鍵となっているらしい。詳しくは知らないといえ、アビドス復興を求める同志として表敬に値する。砂が詰まったために依頼を決めたらしいけど。
「こんにちは、対策委員会の奥空アヤネです」
「ああ、対策委員会の。今日はよろしくね」
挨拶ができる生徒会長は征服もできる。
標準的な風力発電機の構造は分かるため、話は早く終わった。どうやらロータ系に問題があると考えているらしい。高所での作業であることに目を瞑ればそう時間はかからないだろう。
そう、思っていたのだけど。
「異音がしますね」
「あれ、ロータ系だけじゃなかったのかな?」
発生源を特定するため、回ったままの発電機を登る。反射する音がうるさい。今更ながら、ヘイローがなかったらと思うとゾッとする。
頂上付近まで登り、ようやく特定した。増幅器。風車が砂が詰まってロータ系が壊れたのなら、確かにこれには影響があってもおかしくない。動作を止めてもらい、増幅器を点検する。
「けほっ」
溢れんばかりの砂、そして埃が少々。よく火災が起きなかったものだ。幸いギアは生きていて、詰まりを解消するだけで済んだ。この際他の部位も点検してしまおう。
「さて、点検でこれだけの砂と埃が出たわけですが」
従業員は目を見開いている。あまり強く言わなくても教訓にはなるだろうけど。
「どうしてここまで放置していたんですか!?」
将来の私の人民。こうも杜撰な仕事をされては困る。技術共有も含めて、この発電所には教育が必要らしい。 - 135二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 17:49:41
ミスったああああ増速機のこと増幅器って書いちまったあああああ
連邦生徒会長のミスってことにできませんか? - 136二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 19:10:34
このアヤネとセリカがエデン条約編に絡むと恩のあるヒフミの窮状を救うために覆面水着団になってとりあえずナギサをさらって言うことを聞かせるか!ぐらいはしそうだなw そもそも補習授業部がクーデターしてトリニティを支配したら補習をする必要が無くなる!今は悪魔がほほ笑む時代なんだよファウストさん!!
- 137二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 19:51:41
アビドス領トリニティ学園弁務官区弁務官阿慈谷ヒフミだって!?僕のデータにないぞ!
- 138二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 19:53:08
別にヒフミは退学が嫌なだけで補習に関しては仕方ないと思ってるだろ
- 139二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 23:39:12
寝る前の保守
今日は住民の話を聞く。表向きは日頃思うことを聞き取るため。
「あ、対策委員会さん!いつもありがとね!最近はヘルメット団に襲われるのも増えてきたから、もう少しホシノさんを送ってくれないかな?」
「生活インフラが止まりやすくて困ってるんです。この前なんか水道が3日も使えなくて。業者は問題が見つからないって言ってたんですが」
実際にはアビドスを去った人のうち見限った人がどのくらいかを推計するため。
「お向かいさんが最近去っていったんだ。ほら、アビドスって輸入に頼ってばっかりでしょ?物価が高くて。僕もそろそろ引っ越そうかな」
「進路?ミレニアムにしようかなって考えてます。アビドスに遊び場ないですし、アビドス出身ってだけで就職にも影響がありそうですし」
「あの子は生徒会に入ってアビドスを立て直す!って言ってたんだけどねぇ。カイザーに立ち退きを強いられて、お母さんの実家があるワイルドハントに行っちゃったのよ。うちもそうなるかもしれないし、その前に土地の買い戻しをしてくれたら」 - 140二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 23:43:08
住民が持つ様々な悩み、不満。そしてアビドスを去る理由。想定していた通りといえど、アビドスの行政の歪みが色濃く出ていて驚いた。その多くはアビドスという地へのカイザーの考え方に起因するのだろう。とはいえこのことを直ちに問題にはしない。今はアビドスへの想いを持ちながら去った人が想定以上にいたことが重要。土地を買い戻し生活環境を整えれば帰ってくる人がそれなりにいる。
さて、実現させるための財源はどうしようか。カイザーからどうやって土地を買い戻すか。腐っても連邦生徒会、多少の金や権威は引き出せるだろう。その先は買い戻した土地で産業を育て、その収入で…
もう一つの課題はホシノ先輩。四天王でありアビドスの独立性を主張している。それ自体は結構だけど、ホシノ先輩のそれはアビドスと心中するようなもの。ノノミ先輩のゴールドカードも使わせようとしないほどの潔癖さ。清濁併せ呑むことを知りたくないのだろう。ホシノ先輩を説き伏せるのには時間がかかるが、そうしないには離反のリスクが大きすぎる。ここだけでディレンマに陥っている。
明日は連邦生徒会に行こう。あの日は随分脅したけど、あの様子なら話はできるだろう。支援も明日一日で取り付ける必要はない。アビドスの価値をアピールする場を設けられたら上出来ということにしよう。 - 141二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 06:39:13
>アビドスの価値
そんなのあるか?
- 142二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 10:58:23
数十年前まではキヴォトスの最大の学園であり、その前も生徒会長が多すぎる大シスマもびっくりな状況があったから歴史学としても研究する価値がある。雷帝の遺産や砂漠の大蛇みたいな脅威は連邦生徒会として見過ごすわけにはいかないし、カイザーがこれらをどう認識しているかも不安がある。>>120 であるようにネフティスを引き込むだけの手腕をアピールして厄ネタの管理を主張すればアビドスの処分を再検討させるくらいの働きかけにはなると思うが誰か書いてくれませんか?
- 143二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 15:02:54
うわぁん!誰も書かないなら私が書きます…書き…書…
書けないので別の書きます
なぜ視察を現場の人間にやらせるのでしょう?
ネフティスの上層部で動きがあり、アビドスの廃線の視察に行かされた。噂では今まで経営に関わらなかった令嬢が派閥を作っただとか。迷惑極まりないんですけど。上の考えることなんてろくでもない。現に、こうして頼りない線路に並んでいる。
「なんで、こんなに…」
店もない。自販機もない。人もいない。こんなところに視察?路線を復活させる?正気じゃない。
喉が渇き、思考が遅くなるのを感じる。最期の思考がこんなのだなんてあんまりだ。
「やっぱり、こんな世界嫌いです」
「ん、昼寝?」
…?
「遭難者?」
昼寝なわけないでしょう。せめて静かに
「飲みかけだけど、はい」
渡される水筒。それが水筒だと認識する前に、中身は消えていた。
「すごい飲みっぷりだね。立てる?」
「無理、ですけど」
「ん」
その人は私を背負い、自転車を漕ぎ出す。伝わる体温と風の冷たさが現実を知らせる。随分前に諦めた光は、今砂を照らしている。 - 144二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 15:07:14
やっぱりアビドスからは撤退すべきだよ
- 145二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 16:16:32
負われて着いたのは校舎。新しい色の割にボロボロになっている。校舎を見て回りながら、私は一室に通される。
「対策委員会の砂狼シロコ。適当に座って」
「あ、はい。…ハイランダー鉄道学園2年の内海アオバです。鉄道の視察に来ました」
「鉄道?ノノミとアヤネが言ってたかな。よろしく」
「よろしくしなくて、いいですけど…」
「よろしく」
シロコさんは強引らしい。命の恩人とは言え、うちの幹部が過るのは仕方ないだろう。
「私は鉄道のことはわからないけど、街の案内はできる。どこか行きたいところはある?」
「案内といっても、ここに来るまで何もなかったんですけど」
「ん…」
若干不機嫌になったのか、シロコさんの表情が……元の仏頂面から変わったように見えない。何を考えているのだろう?いずれにせよ現場の人間を送るくらいなのだから、視察がどうかなんて関係ないのだろう。
「今日は私しかいないし、見たいものがないなら付き合って」
「休みたいんですけど…どこに行くんですか?」
「銀行を襲う」
それがアビドスジョークだと知るのは翌日のことだった。 - 146二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 16:31:08
こういう成り上がりというか、天下取りみたいなのってワクワクするなぁ。
この路線でゲーム化したら……終盤は作業ゲーになるやつやね。 - 147二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 18:11:24
アオバの身長が151cmでアヤセリが153cmだっけ?この流れならアオバは学校に泊まると思うんだけど、シロコはどっちの体操服を貸すのだろう
- 148二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 18:50:55
アヤネ「TSC……このゲームは最高ですね。この私が先を読むことのできない超展開、理解すら難しい物語、理不尽を越えた理不尽の謎解き、純粋に頭おかしい難易度……。こんな神ゲー、今まで見た事ありません」
セリカ「う、嘘でしょ……あのアヤネちゃんが、一切為す術無くあらゆる罠を踏み抜いてゲームオーバー祭りだなんて……(戦慄)」
アヤネ「それでいてTSC2は、広く大衆にウケる為の要素をしっかり盛り込んで、難易度こそ平易になったものの一般層にリーチしている。TSC1を『職人の作った玄人向けの芸術作品』とするなら、TSC2は『大衆向けに調整された満足度の高い商品』と言えるでしょう……どちらも別の意味で完璧です。これを作ったゲーム開発部とやら、才能の塊ですね。私がミレニアムを手中に収めた暁には、予算を優先的に回してあげましょう」
なお後にゲーム開発部の戦闘経歴を調べて「あの子達、ゲームデザイナーとしても一流なのにC&Cに次ぐ特殊部隊としても一流なんですね……!こんな人材、私の傘下に加えるしか!」と更にお気に入りになるのだった
しかもシャーレの当番やってる時にたまたま出会って勧誘したら「世界征服?面白そうだけど、私達はミレニアムが好きだから……勧誘は受けられないかな。ごめんね、やっぱ私達もなんだかんだでユウカと一緒に居たいし!」と返答されて「なんと素晴らしい愛校心、それに忠誠心……!貴女方を引き抜こうなんて無粋でしたね、無礼をお許しください。ミレニアムはいつか私の物にしますが、皆さんはいつまでも変わらず良いゲームを作り続けてくださいね」と勝手に感動して勝手に納得した
- 149二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 22:48:36
RTAとか極限育成とかを想定して適正あったなって言ったけどこれはこれでええな…
- 150二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 22:52:50
ここのアヤネは誇大妄想狂にしか見えない
- 151二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 06:28:44
恩を仇で返すな
- 152二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 07:41:16
パヴァーヌ2章に覆面水着団参戦フラグ立ってて草
- 153二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 10:22:51
話がややこしくなるから来ないで
- 154二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 17:59:11
聞き飽きた銃撃の音がする。少し遅れて椅子が震える。
「ちょっと待ってて」
銃を構えて飛び降りるシロコさん。あまりに洗練されたその動きは、人が飛び降りることの異常さを無視させる。
「おい今日は1人しかいなぐはっ」
「『破壊の黒猫』がいないなら勝てぶべらっ」
外を見れば20人ほどのヘルメット団。既に3人が倒れている。中心で舞うシロコさんの手にはARとHG。リロードの隙を突かせないその動きに私は見惚れていた。
「うぐ…覚え…て……きゅう」
「5分。ホシノ先輩なら3分でいけた」
何かを呟き校舎に戻るシロコさん。演舞を見届けた私はその余韻に支配されていた。
「お待たせ。…アオバ?」
「ふえっ!?」
情けない声を上げて振り向けば、出会ったときから変わらないその顔があった。
「どうかしたの?」
「なんでも、ない…です、けど」
「ん…?」
その目で見つめないでほしい。害意なく探ろうとしないでほしい。あなたにとって私は、ただの行き倒れに過ぎないのだから。 - 155二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 23:52:09
考えるほどアビドスってTSCな土地やなって。狂人と言えどこの状況においてはむしろアヤネこそアビドスの希望足り得るんじゃないか
- 156二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 08:38:37
アオバってこんな即落ちする子だっけ?
- 157二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 08:47:33
ノノミ「……ところでアヤネちゃん。やけにあっさりアイドル案に乗ってきましたけど……何か企んでるんですか?」
アヤネ「もちろん企んでますよ?これからキヴォトス全土の支配に乗り出すにあたり、民衆の支持は必要不可欠ですからね」
ホシノ「つまり、アイドル活動で人気を得ることでファン……支持者を増やすってことかな?」
アヤネ「それも他校の内部に、です。私達がアイドルとして熱狂的なファンを獲得すれば、それは他校内部に親アビドス派を仕込むのと同義……ファンイベントと称して集会を開き交流することで、他校の生の情報を直接仕入れることも可能でしょう。それにアイドルとして活躍すれば、私達アビドスのイメージアップにも繋がります。征服後のキヴォトスの安定した統治の為にも、イメージアップ戦略は重要です」
セリカ「ただでさえ最高に素敵なアヤネちゃんの魅力を、もっと沢山の人に分かり易く伝えようってことね!」
アヤネ「それに社会的信用も得られるでしょうね。どこの誰とも知らない弱小高校の生徒と、人気で話題のアイドルグループ……どちらの方が信用を得られるかなど目に見えています。他校との外交の際にも有利となるでしょう」
ノノミ「……色々考えてるんですね。まぁ、あまり過激な事さえしなければ何でも良いですけど」
アヤネ「――とはいえ、ここまで挙げた理由よりも大事なのは」
シロコ「大事なのは?」
アヤネ「かわいいセリカちゃんを、最高にかわいいアイドルとしてプロデュースできるという事です!私はセリカちゃんがかわいい衣装を着て歌って踊る姿が見たい!」
セリカ「べ、別にアヤネちゃんが言うならいくらでも……♡代わりにアヤネちゃんもお揃いの衣装で歌って踊ってよね!」
ノノミ「急に惚気になりましたね☆こっちの方が平和で良いですけど」
シロコ「……ひょっとしてさっきまでの御託は全部理論武装だったりする?」
ホシノ「いやぁ、どっちの思惑も本命だと思うよ。アヤネちゃんだし」
- 158二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 08:55:03
アイドル推ししてたらいつの間にか侵略者の手先にされるの可哀想
- 159二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 09:12:40
なんだアヤセリか。アビドスは今日も平和です
- 160二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 09:16:31
ここまでの流れを見てるとどうせ口だけで終わるからへーきへーき
- 161二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 10:04:01
暴力系ツンデレアイドル誕生の瞬間であった
- 162二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 18:27:48
(紫関ラーメンでの便利屋68との初遭遇後)
セリカ「いやぁ……気の良い人達だったわね!」
アヤネ「そうですね。まぁこのあと私達を襲撃に来るんでしょうけど」
セリカ「えっ」
アヤネ「ああ、やっぱり気付いて無かったんですね。あの人達の言ってた『お仕事』って、カイザーに雇われてアビドスを攻め落とす事ですよ?」
セリカ「な、なななな……何ですってーーーー!?」
ホシノ「……なんでかな、便利屋の子達も今頃似たようなやり取りしてる気がするよ」
セリカ「そ、そんな……良い人達だと思ったのに……」
ノノミ「あちゃー、相当ショック受けてますね」
シロコ「そんなに気に入ったの?」
アヤネ「まぁ、あの子達も悪気は無いと思いますよ?傭兵みたいなもので、お仕事ですから……だからこそ、穏便に解決可能かもしれません」
ホシノ「お、何か思いついたの?」
アヤネ「はい、便利屋68がお金でカイザーに雇われたのなら……こちらもお金で寝返らせるまで。相手より高い金額を提示して雇い返し、こちらの手駒にしましょう」
ノノミ「でも相手はカイザーですよ?資金力で対決したら勝ち目は……」
アヤネ「ですから、相手には動きを悟らせません。具体的には戦闘中のどさくさに紛れて直接取引して、カイザーに雇われたままスパイとしてこっそり情報を流してもらうように説得します。もちろん、その後の襲撃も全て八百長でお茶を濁してもらって……便利屋の方々としても、私達とカイザーの両陣営から二重で報酬を受け取れる訳ですから。断る理由は無いでしょう。そしてカイザーも、便利屋の裏切りに気付かない限り追加で依頼料を出すはずも無い。資金力での殴り合いで勝てないなら、そもそも殴り合いの状況になっている事を悟らせないことです」
ホシノ「ふむふむ。確かに、それなら……セリカちゃんの賞金首狩りでそこそこ余裕がある今の私達なら、便利屋を味方に付ける事もできるかな?」
シロコ「でも、もし便利屋がカイザーに告げ口したら?私達と内通したフリをして、カイザーに『ダブルスパイになるから追加報酬を寄越せ』って交渉するかもしれない」
アヤネ「そうなったらそうなったで、手は有ります。まぁ、その場合の策も思い付いてるので大丈夫ですよ。……寧ろ、憂慮すべきはもっと根本的な部分かもしれませんが」
セリカ「根本的な部分……?」 - 163二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 22:59:51
「今日はアビドスを案内するね」
そう言われて校舎を出たのは1時間前。ようやく校舎と道路以外の人工物が現れた。
「工場…?」
「あれは蜃気楼。もう少しだよ」
蜃気楼?遠くのものが近く見える現象のはず。本当にもう少しだろうか?
「研究所だよ。アヤネとノノミが作った」
「話す気力もないんですけど…」
「アオバも鍛えるべき」
そう言ってシロコさんは私を背負う。振り払う力も残っていない、そんな誰に伝えるでもない言い訳をしつつ身を預ける。シロコさんの鼓動、息遣い。それは抗うにはあまりに甘くて、私の意思は沈められていく。
「着いたよアオバ。…アオバ?」
これが夢ならばそれでもいい。私を拒まないこの人に、ただ今は寄りかかっていたい。
「アオバ、大丈夫?」
「シロコ…さん…?」
「…ん?」
覚醒を始めた脳は甘さと謝意に呑まれ、混乱に陥る。一体何分背負わせた?なぜ私を心配している?まとまらない頭で手を振り回し、幾度となく空を切る。降ろしての一言も口に出せない自分がここにいる。
「少し休んだら、案内するね」
その一言が私を落ち着かせるのに時間はかからなかった。 - 164二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 07:27:55
なんかエデン条約が大変らしいですね……おっと、たった今ヒフミさんから救援要請が届きました。親友を救うために援軍が欲しいそうです
ティーパーティー、それもフィリウス分派の首長と深い繋がりを持ち、ブラックマーケットにも精通したヒフミさん……恩を売るのも悪くありませんね
まぁ、恩を売る以前の問題で。こないだカイザーとやりあった時に砲兵隊を引っ張って来て貰った借りを返す必要があるんですが
それを差し引いても、トリニティの窮地にアビドスが介入して救う形になればあちらも無碍にはできないでしょう
要人であるヒフミさんとの関係を深めると同時に、学校同士の外交的な手札にもなるのだから乗らない手はありませんね
調印式を襲ったテロリスト如き。セリカちゃんやホシノ先輩を有する私達の敵ではありません
トリニティやゲヘナの生徒達に『キヴォトスにアビドス在り』と存在感を示してあげましょう。アビドス四天王、出撃です!
- 165二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 07:31:49
――え、テロリストの正体は嘗ての第一回公会議で排斥されたアリウス分校!?連邦生徒会すら存在を認知していない幻の自治区!?!?
そ、それはつまり……トリニティの一部ですらなく連邦法の庇護の外の『未開の土地(フロンティア)』という事では!!?
即ち現状は『アリウス分校を名乗る非公認の武装勢力』が『連邦生徒会の許可を得ないまま占拠している誰の物でも無い土地』!!!!
こうしちゃいられません、さっさとヒフミちゃんのお友達を助けたら、情勢が落ち着き次第トリニティに恩を売る形でアリウス自治区への追撃戦の先鋒を買って出ましょう!
第一回公会議でアリウスを排斥した以上、領有権はトリニティに無し!要するに切り取り自由!!『解放』したアリウス自治区はそのままアビドスが領有権を主張するんですー!!!!領土拡張ー!!!!(ウキウキ)
(このあと流石にマズイと思ったおじさんが何とか制止しようと全力で説得したことで「……降って湧いたチャンスに思わず熱くなりましたが、冷静に考えたら枯れた土地だけ、遥か僻地にしかも飛び地で貰ってもどうにもなりませんね……。ありがとうございますホシノ先輩、私もまだまだ未熟です……」と、どうにか暴走する前に鎮火できた)
(まぁここで鎮火できてなかったとしても、アビドスへの侵入経路がそもそもトリニティの協力ありきだし、戦後の統治をアビドスに委任してもらう為の外交工作とかを始める前にミカの方が先に暴走してトリニティが勢いのままアリウス解放するので、結局アビドスにチャンスは無いんですけどね)
- 166二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 13:00:14
テロリストではあってもアリウスの環境、何より希望を否定され続けたその表情に同情する覆面水着団。試しに何人か拐取してアビドスに住まわせてスキルを確認するとシロコとノノミの間くらいの強さ。監督を付けて鎮圧に出せば見敵必殺、仕事上がりの柴関に涙を落とす。これを受けてマンパワー確保とアリウス生の更生を目的とした受け入れキャンペーンを開始、後のアビドスの一大産業「血の輸出」の原型はこの時代にできたんだよね
- 167二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 16:33:21
「ここが作物の研究を行う区画。今は食用サボテンの研究をしてる」
「サボテン?」
「ん。アビドスのサボテンは食べ応えがある。食べてみる?」
冷蔵庫からサボテンを取り出す。サボテンを食べたことがなさそうなアオバにはシロップ煮を乾燥させたものを、私は刻みサボテンを白米にかけて。調理法はノノミの考案。実家でいろいろ学んだのだろう。
「じゃあ、いただきます」
「ん」
サボテンの粘り気と酸味が白米に絡む。ノノミは百鬼夜行の調味料が欲しいと言っていたけど、私はこれでもおいしいと思う。噛むたびに感じる白米の甘みがサボテンの酸味に引き立てられ後味がさっぱりとしている。粘りはなくてもいいけど、私はあったほうが好き。
「マンゴーのお菓子のような…そうでもないような…」
このサボテンは葉っぱで、果物とは違う味。アオバの感想はおそらく的確。
「砂糖の甘さが強くて人工的な感じが…酸っぱさと青臭さも感じます」
「人工的な感じ?」
「はい。りんごみたいな感じとはちょっと違うかなって。あとは噛み応えがあって、グミみたいです」
言われてみればグミみたいかもしれない。部室で食べたときは誰もそうは言わなかったけど、思っていたよりはおいしいことに気を取られていたのかも。
「置いてあったら食べるけど、店にあっても買おうとは思わない気がします」
「ん…」
「あ、すみません!悪く言いたいわけじゃないんですけど、どうしてもドライフルーツと比べちゃって!」
「大丈夫、消費者の意見は大事」
今のサボテンはドライフルーツに届かない。セリカなら何か思いつくかな? - 168二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 19:24:03
鉄道事業や研究施設生えてるのアヤネの政治力だよね。ホシノ、アビドス復興はこうやるんだぞ
- 169二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 19:28:31
どうやって出資者を納得させたか省いていいならホシノだって出来るよ
- 170二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 20:07:42
まずは卒業生に接触します。
次に卒業時のアビドスの状況を聞き取ります。
そしてアビドスの現状を伝えます。このとき先に聞いた状況と比較し、どの面で改善し新たな事業が立ち上がったかを自分の言葉でアピールしましょう。
さらにこれから問題解決のため何をしようと動いているかを語ります。
最後に情に訴えかけて資金を出させます。
ね、簡単でしょう?
- 171二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 20:08:16
それって脅は…いやなんでもありません。
- 172二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 20:11:43
改善……出来ましたか?
- 173二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 20:43:17
便利屋襲来中
アヤネ「――という訳で、この条件で貴女達を雇いたいのですが」
カヨコ「……だってさ、社長。どうする?悪い条件では無いと思うけど」
アル「決まってるでしょう?――悪いけど、お断りさせて頂くわ」
セリカ「えっ……な、なんで!?」
アル「私達はアウトローよ?依頼主からの信頼には背かない。一度依頼を受けた以上、どんなに良い条件を提示されても決して靡いたりはしないわ!」
シロコ(……アウトローってそういうものだっけ?)
セリカ「そ、そんな……あんなに仲良くなったのに、結局戦わなきゃいけないなんて……。うぅ、私はどうしたら……」
シロコ「……本当に気に入ってたんだね、あの子達のこと」
アヤネ「やっぱりこうなりましたか。予感はしてましたが……でも、悪くないですね。実に面白い。お金を積まれた程度では依頼人を裏切らないその姿勢、好感が持てます」
ノノミ「まぁ、目先のお金よりも仕事上の義理を優先する人達だと分かりましたから……カイザーなんかに雇われてなければ、仲良くできたかもしれませんね?」
ホシノ「義理だけじゃなくて、割と人情でも動きそうだけどね~。今は敵同士だけど、いつか友達になれるといいね」
アヤネ「この一件が落着した暁には、改めて関係を構築したいところですね。純粋に傭兵として質も高いようですし……信の置ける遊撃戦力として随時依頼を出せるよう、窓口を確保しておきましょうか」
ムツキ「お、メガネっ娘ちゃんに気に入られちゃったかな?私で良ければ連絡先教えるから、依頼があったらいつでも言ってね!大歓迎だよ!」
アル「ちょっとムツキ!今は敵同士でしょ!?……というか、何を『今後の事』なんて考える余裕があるのよ!?アナタ達は今日ここで、私達便利屋68に倒されるのよ!!」
セリカ「くっ、本当に戦うしかないの……!?私はあんた達のこと撃ちたくなんて――」
アヤネ「――まぁ、今は倒すしかありませんね。セリカちゃん、蹂躙してください」
セリカ「あ、了解。じゃあアヤネちゃんの命令だから滅ぼすわね!便利屋68、地獄に送ってあげるわ!!」
ハルカ「えっ急に動きが速」グシャア
アル「は、ハルカーーーー!?っていうか何あの子、ヒナ並に強くないかしら!?」
※このあと一切の躊躇なく意気揚々と暴れるセリカ(+若干ドン引きしつつ援護する他の四天王)によって、便利屋68は蹂躙・殲滅された
- 174平社員25/06/11(水) 21:32:34
あのときのことはほとんど覚えていないんです。ただ、アヤネさんのひと声で葛藤が終わり、何でもないかのような顔でセリカさんが動き出しました。その後のことはわかりません。
カヨコ課長が「破壊の黒猫は刺激しないで」と言っていた意味がわかったのは次に意識を取り戻したときのことです。私が最初に狙われたこと、一撃で意識を失ったことは幸運だったのかもしれません。 - 175二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 22:08:05
あのハルカが一瞬で落ちるのヤバいな…
- 176二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 07:08:45
保守
- 177二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 12:44:21
研究所を出て15分。街に着いた。軽食を摂ったとはいえ、今は午後1時。通りかかったアビドス料理の店でランチタイムにしよう。視察に来たなら観光もするべき。
「カブサとムジャッダラを。アオバは?」
「えっと、じゃあ同じものを」
なぜか私に合わせるアオバ。食べやすいものにしてよかった。
「アビドスはどう?」
「どう、ですか?えっと、まだ全然見れてないんですけど」
しまった、まだ2日目だ。そもそも何の視察だったっけ?
「はじめは何でこんなところに視察なんて、鉄道なんてって思ったんです。けど、シロコさんに出会って、ここで生活してる人たちを見て」
「カブサとムジャッダラです。ごゆっくりどうぞ」
間が悪い。もう少し待ってくれてもよかったのに。
「あ、えっと…お米が多い、ですね?」
「ん…冷めないうちに食べよう」
カブサを口に運ぶ。スパイスの香りと肉の旨味が染みついた米が食欲を煽る。玉ねぎの甘味とトマトの酸味、スパイスの辛味が調和している。スパイスをふんだんに使ってなお激辛料理にならないのは素材の味のおかげだろう。この店のはスープに鶏ガラを使っていて旨味が強い。ほろほろになるまで炊かれた鶏肉もたまらない。
「シンプルな見た目と味、でもしっかり味付けしてあって食べやすいです」
ムジャッダラは塩と玉ねぎが肝心。特に玉ねぎはよく炒めないと甘味が足りない。それにスパイスの量も考える必要がある。少しでも多すぎると辛さで台無しになる。平たく言えば豆の炊き込みご飯だから、その味付けはセンスが問われる。素朴なムジャッダラで舌を落ち着かせ、カブサの強い味を認識する。私はこれが好きだけど、アヤネたちは米が多すぎると言う。アレルギーなのかな?
「ふう、ご馳走様でした」
「ん」
私が2人分を支払い、店を出る。次はどこに連れて行こうか。 - 178二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 15:20:56
- 179二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 15:59:36
これってちゃんとカイザーに許可を取ってんのかな?
- 180二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 18:11:11
- 181二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 18:28:46
>ノノミ先輩が購入しました。
偽装工作は十全です。
わ、賄賂……
- 182二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 19:54:45
シロコはんようけ食べはりますなぁ
- 183二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 20:07:06
カイザーから妨害を受けても文句は言えなくなったな
- 184二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 20:07:59
セリカ「アヤネちゃんが命令したならそれは絶対だし、私はその指示を確実に達成すれば良いだけ。他の事は全て些事よ」
ハルカ「わ、分かります……!アル様が命令したなら絶対ですし、指示の通りに敵を消せば良いだけです……他はどうでも良いですよね……!」
唯一絶対の信頼を置く人が居て、その人に言われればどんな状況下でも全力全開で破壊を振りまくのに何の躊躇いも無い二人。気が合うのか割と仲良し - 185二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 21:21:37
「いい部下ですね、陸八魔社長。セリカちゃんには敵いませんが」
「え、ええ。大事な社員よ」
この子、本当に1年生かしら?さっきまで蹂躙…掃討…対峙した相手を学校に連れ込んで商談、それも簀巻きにしたままで。上級生たちの笑みが下卑たものじゃなくて苦笑いであるのは、アビドスの歪なパワーバランスを疑わせる。
「それで、商談なのですが」
少し前の発言を思い出す。決して靡いたりしない。その言葉は後悔していない。けれど、今はそれが枷となる。
簀巻きにされているのは社員たちも。大事な社員と認めた以上、私の返答がみんなの命を左右する。この子、中々のアウトローね。
「研究所を運営してください」
「え?」
「ん?」
「うへ?」
「は?」
「くふ?」 - 186二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 21:22:48
「…何ですって?」
何をどう聞き間違えれば研究所を運営することになるのかしら?
「アビドス砂漠のある場所に研究所があります。しばらくはそこを便利屋68の拠点として構いません。その代わり、実験や設備の保守点検などを代行してほしいんです」
「アヤネちゃん?あれはアヤネちゃんの肝入りの施設ですよね?」
「ええ、ノノミ先輩の言う通りです。ですが、あれは『今』アビドス高等学校が持っている必要はありません。便利屋とのパイプにできるならこれも選択肢のひとつです」
何を言っているのかさっぱりわからない。私の手に余る気さえする。カイザーを裏切るような話じゃないのよね?
「社長、その話は」
「いいでしょう、詳しく聞かせて頂戴」
懸念はある。けど、社員の無事のためなら。
「ご英断に敬意を表します」
「断らせるつもりなんてなかったでしょう?」
「ええ。…後悔はさせません」
──この会話、中々にアウトローじゃない? - 187二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 21:30:17
理事「カイザーの土地に勝手に研究所を……殺してやるぞ陸八魔アル」
- 188二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 07:14:43
サオリなら笑うそうですが、私はサオリではないので
- 189二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 07:24:44
そろそろ次スレかな?
- 190二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 08:59:08
次立てるなら195くらいでいいんじゃない?
鉄道はノノミの私有地、研究所は便利屋の管轄。これはご安心やなぁ - 191二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 16:33:15
- 192二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 17:35:47
(流れ出すUnwelcome School)
(爆発する研究所)
(報復するハルカ)
(便乗するムツキ)
(爆発するカイザー)
(白目を剥くアル)
(自己修復する研究所)
(引くカヨコ) - 193二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 21:59:51
このシーンを観ていたリオが自己修復機能を参考にしてエリドゥを改良したことはあまりにも有名
- 194二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 23:39:46
ほし
- 195二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 23:41:17
このアヤネ好きだわ
- 196二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 01:42:51
後日・連邦生徒会オフィスにて
リン「――という訳で、昨今の各校のアイドルブームの火付け役となったアビドス高校は、このような思惑……野心を抱いている事が分かりました」
カヤ「はぁ。なるほど?」
リン「たかがアイドル活動とはいえ、彼女達のファンは着実に増加傾向にあります。これを放置しておけば、いずれ脅威となるかもしれません」
カヤ「……そうですかね?」
リン「奥空アヤネの知略と、黒見セリカの武力。この2つに民衆の支持が合わされば、なんやかんやで連邦生徒会を乗っ取られる可能性もあります」
カヤ「なんやかんやって何です?」
リン「そこで、我々連邦生徒会としても対策を取る必要が有ります。しかし、彼女達が行っているのは合法的なアイドル活動……潰す事は不可能です」
カヤ「あの、私の話聞いてます?」
リン「そこで一つ、妙案を思い付きました。――アビドスに対抗できるアイドルを連邦生徒会からも輩出すれば、牽制になるのではないかと」
カヤ「リン、貴女何日徹夜してます?一回寝た方が良くないです?」
リン「という訳で、カヤ。貴方には連邦生徒会直属のアイドルになってもらいます」
カヤ「何が……はい!?何!?今なんて!?」
リン「どうせ暇でしょう?シャーレ設立以来、防衛室の仕事の大半はキヴォトス滅亡案件としてシャーレに流してますからね」
カヤ「初耳なのですが!?」
リン「私の独断ですから。……というか、もう衣装も完成してるんです。着なさいカヤ、そしてアイドルになりなさい!」ガバッ
カヤ「ちょ、やめ、脱がすな……着せるな!!というか何でこの衣装私にピッタリなんです!?どうしてサイズ知ってるんですか!?」
リン「カヤの事で私に知らない事など有るはずが無いでしょう!いいから着ろ!着ろオラァ!!」
カヤ「ひゃん!?ど、どこ触って、あ、ちょ、そこはダメぇ――!」
リン「……マーベラス。この赤面が見れただけでも満足です。アイドル計画を発案した甲斐が有りました」
カヤ「うぅぅ……いつか絶対、リンにも恥ずかしい服着せてやりますからね……!」
- 197二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 01:45:58
結論:アヤネがキヴォトス征服を企むとカヤがアイドルになる
アヤネの野望・アイドル立志伝はここでタイマーストップです。お疲れさまでした。
完走した感想ですが、ここで語るには余白が狭すぎるので後で感想スレ立てますね - 198二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 01:49:47
朝の8時か9時くらいがいいな
- 199二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 02:07:44
なぜ?
- 200二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 07:10:42