- 1二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 18:53:40
オグリキャップさんの調子を何としても落としたいのに空回りする>>1ちゃん、そしてルームメイトの>>110ちゃん、さらには二人の後輩ちゃんたちのあれやこれやを妄想して楽しむスレです。
次スレは>>190の人がお願いします。
- 2二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 18:54:04
前スレ
ムカつく...ぽっと出のくせに調子に乗って…そうだ……!Part61|あにまん掲示板オグリキャップさんの調子を何としても落としたいのに空回りする>>1ちゃん、そしてルームメイトの>>110ちゃん、さらには二人の後輩ちゃんたちのあれやこれやを妄想して楽しむスレです。次スレは>&g…bbs.animanch.comPart1
ムカつく...ぽっと出のくせに調子に乗って...そうだ......!|あにまん掲示板大量のにんじんを押し付けてやる!https://bbs.animanch.com/img/243226/595いくら良く食べると言ってもこの量は迷惑でしょ!これで体調でも崩せばいいのよ!bbs.animanch.com - 3二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 18:55:07
- 4二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 18:55:37
- 5二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 18:55:58
- 6二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 18:57:28
- 7二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 18:58:00
- 8二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 18:58:10
わからないことは下のwikiにアクセス!
過去スレへのリンクはもちろん、SSやファンアートも詰まっています。
派生スレなど、細かいところも掲載してますので是非一度お目通しください
resanchorone @ ウィキ【7/18更新】レスアンカーワンwikiへようこそ https://bbs.animanch.com/board/255217/ を発端に、ウマ娘世界に爆誕した>>1ちゃん(仮名:レスアンカーワン)のまと...w.atwiki.jp編集のお手伝いをしてくれる方をいつでも募集しています。
- 9二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 18:58:24
◇ルールのようなもの◇
合言葉は「あとはふんわり」!
イチちゃんをはじめ、オリキャラたちの外見や性格、戦績などの設定、そのほかカップリングなどは全く固定されていません。
大小問わずすべての概念(妄想)を受け入れ、楽しむスレとなっています。
しかしながら、
・本家ウマ娘の二次創作ガイドラインの順守(例:直接的なセクシー表現・演出などの禁止)
・他スレなど外部への持ち出し
これら迷惑行為はしないようにお願いします。 - 10二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 19:00:42
- 11二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 20:06:07
スレ立て一乙
- 12二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 21:06:29
- 13二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 21:13:38
- 14二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 21:40:18
- 15エスコンの人25/05/31(土) 21:54:31
潮鳴りの音を聞いた。栗東寮の扉を開けたドゥアスグリザリアの鼻腔を甘みを含んだような爽やかな香りがくすぐる。
穏やかな陽の光を受けたなにかの照り返しが目を眩ませる。シパシパと瞬きをして薄目ごしに見てみれば、通い慣れた通学路に淡いピンク色の大河が現れた。
見慣れぬ光景に驚き、息をすることも忘れて見惚れていると、どこからか風が吹いてきた。
また潮鳴りの音がした。海なんてないのに。
音の正体に目をやれば、大河を挟んで植えられている木々だった。
風の吹くままに大河と同じ色をした花束をたくさん抱えたその枝先を互いにこすり合わせる。
さらさらと、ザアザアと、まるで会話でもしているみたいにあちらこちらでその音は鳴った。
――再び風が吹く。
今度はさっきよりも勢いづいた風。まるで飛燕のように、地面すれすれを駆け抜けるその風を受けて大河はにわかにうねりを見せる。
やがて大きな白浪が、その飛沫をグリザリアに浴びせる。
顔に引っ付いた飛沫の一つを剥がし、手のひらに乗せてみる。
ハート形の薄い鱗のようなもの――桜の花びらだった。
その正体に気づいた時、グリは昔のこと思い出した。 - 16エスコンの人25/05/31(土) 21:54:57
まだ故郷のブラジルにいた頃。大好きな祖母に手を引かれ、これよりもだいぶ紅味の強い桜を見に行ったときのこと。
――祖母曰く、「桜は祝いの花」らしい。新たな門出を迎えた者立ちを祝福する花だとか。
その時はいったいなんのことだか分からなかった。ただ、なんとなく”とても嬉しいこと”だということだけはわかった。
「とても素敵なお花なんだね」と元気いっぱいに言えば、祖母は優しい笑みを浮かべてその温かい手のひらでグリザリアの頭を撫でてくれた。
郷愁のトゲが胸をチクリと突き刺す。遠い故郷はもう夜か。なかなかタイミングが合わず言葉を交わすことができていない。
胸のうちにじわりと寂しさが湧き出してくるのを感じているとさざめきが響き、桜たちが再び会話をしだす。
その声に耳を傾けているとひときわ勢いづいた風が駆け抜けた。
桜の枝先から、道路の大河から、荒々しく花びらを掻っ攫い舞い上げる。
その光景はまさしく"吹雪"。咲いて、散って、天に昇り地を奔り、そして宙を舞う。
神秘的だった。陽の光を受けてキラキラと光って見えた。 - 17エスコンの人25/05/31(土) 21:55:18
顔が熱くなる。胸が高鳴る。気持ちが湧き上がる。
――気がつくとグリザリアは理由もわからず駆け出していた。
そして、その桜の舞い踊るその舞台へ踊り入り夢中になって一緒に飛び跳ねた。
風と一緒になって桜の花びらを放り上げた。
その表情はさっきまで郷愁にかられて差していた陰はなく、太陽のように輝く笑顔だった。
花びらを撒き散らすことに夢中になっていると、どこからか「あ、いたああッ!!」と聞き覚えのある声が聞こえた。
声の方へ向くと、銀色に輝く大きなツインテールと自慢にしていた縦ロールを激しく振り乱しながら駆け寄ってくる芦毛のウマ娘。
グリザリアのルームメイト、グレイベリコースだった。 - 18エスコンの人25/05/31(土) 21:55:35
「ちょっとグリ!! 何をしてるの!! こんなところで油売って!!」
「あ、ベリ!! オハヨー!!」
「オハヨー!! じゃないわよッ!? このスカポンタン!!」
髪の毛どころか尻尾まで逆立てて怒るベリコース。自慢のツインテールも天に向かって突き立てそうな勢いだった。
「せっかくオグリ先輩がお花見に誘ってくださっているのに何をこんなところで油を売ってますの――って何でそんなに汚れてますのっ!?」
怒声が急に悲鳴に切り替わる。怒ったり驚いたり忙しくしているベリコースを前にして自らの格好を顧みる。
確かに花びらまみれだし、私服に至っては飛んで跳ねてを繰り返したせいでヨレヨレのぐちゃぐちゃだった。
「あーもうっ!! 顔もこんなに汚して……。ちょっとこっち向きなさい!!」 - 19エスコンの人25/05/31(土) 21:55:47
そう言いながらポケットからハンカチを取り出してグリザリアの顔を丁寧に拭う。桜の花びらやら汚れを取り終えると「髪も乱れてるじゃない、もー」とひとしきり何か文句をこぼしながら丁寧に整えてくれる。
その時、優しく頭を撫でるその手が温かく感じた。どこか懐かしささえ思えるほどに。
すぐに祖母と同じ温かさだと気づいた。祖母と同じように優しくて温かくて、心が安らぐ心地よさ。
そして、思わず口に出してしまった。
「――お婆ちゃんみたい」
髪を梳く手が止まる。ピシッと音が鳴った気がした。
呆けた表情のまま固まるベリコース。何を言われたか理解できずにいるようだ。
桜の揺れる音だけが聞こえた。
しばらくしてグリザリアの言葉を咀嚼してようやく嚥下したベリコースが自分が何を言われたのかを理解した。
「な、なな、なんですってええええぇぇー!!??」
桜舞い春の日差し降り注ぐ通学路。一人の絶叫がけたたましく響いた。 - 20二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 21:56:43
たておつ
大自然に耳を傾けるグリちゃんがカポエイラやってるエレナみたいだぁ - 21エスコンの人25/05/31(土) 21:56:56
大遅刻の春SS投稿
世間はもう桜は散って緑が生い茂ってるのに……
なんならもう梅雨だっていうのに……
おおもう…… - 22二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 21:57:23
確かに芦毛ではありますが…お婆ちゃん!?
- 23二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 22:02:30
- 24お目汚し失礼します25/05/31(土) 23:40:39
前スレ>>159(笠松に以下略イチのif⑧)
「おい待て!クソッ、腐っても中央のウマ娘か!」
アイツの頼みでレスアンカーワンを連れに来たが、案の定ありもしない予定を入れて断ってきた。ここまでは想定内だった。
奴がオグリキャップを避けている事は承知していたが、まさかここまでとは。
アイツの話を聞く限りだと、関係は良好どころかかなり親密な間柄だと思っていた。
中央から地方への移籍を気にしているのかとも思ったが、今の反応からして違う。
喧嘩別れをした訳でもない、地方へ移籍した負い目でもないとなると、アイツの語った前提自体間違いであると考えなくてはならない。
…いや、ベルノライトと奴のトレーナーがアイツを認知していなかった時点でおかしかったのだ。
アイツのサポートの為だけに中央へ行くなどという狂気とも取れる執念を掻い潜ってまで何かをしていたのだ、字面だけを受け取っていたこちらの落ち度か。
『もしもーし?どしたの』
「ノルンエース!レスアンカーワンが寮から逃げた!急いでオグリキャップに伝えてくれ!」
『ハァ?!アイツ逃げたの?!あぁもう!やっぱ無理だったんだってオグリと会わせるの!』
「仕方ないだろう!珍しくアイツが頼ってきたんだからな!」
情けない事この上ないが、私の足ではどうやってもレスアンカーワンを捉える事が出来ない。
中央から地方へ移籍したウマ娘の大半は、地方所属を蹴散らせてしまえる程度には強い奴が多い。
中央では、地方で1、2を争う実力である事がそもそも前提条件であると言ってもいい。
トレーニングに付き合って貰ってはいるが、一度も奴が全力を出しているのを見た事がない。
本気を出していないのではなく、全力を出さないのだ。
中央の壁の高さは身に染みて理解しているが、やはり才能の差は埋められないか。
- 25お目汚し失礼します25/05/31(土) 23:41:09
(だが何故だ。何故奴はここまでオグリキャップを避けるんだ?少なくともオグリキャップ側はレスアンカーワンを友人だと認識している。ならば、問題があるのは奴の方か)
アイツと私のルーティーンはほぼ同じだ。
だからこそ、わざわざ早朝に弁当を、それも完全な手作りな物を持っていくぐらい熱心だった事が伺える。痴情のもつれにしては余りにも片方が拗らせすぎている。
寝巻きにスリッパではろくに走れる訳もないだろうに、無駄に洗練されたコーナリングで引き離される。
私が寮の玄関に着いた時には、奴の靴箱からシューズが消えていた。
「マーチ!」
「…お前か。すまない、取り逃した」
「気にしないでほしい。元々、私の無理を聞いて貰っているんだ。それで、イチは…」
「実家に帰ると言っていたが、おそらく嘘だろうな。笠松から北海道まで行ける交通機関は、今の時間存在しない」
「そうか…」
飼い主に遊んでもらえなかった柴犬の様な顔しているオグリキャップを尻目に、奴が行きそうな場所を考える。
奴は休日は大体商店街か、レース場ないしその近くの堤防にいる。先ほどの実家に帰るという発言を加味すると、近場の駅も候補に入る。
23時を過ぎようとしている今、商店街は候補から外していい。となれば、奴が向かっているのは駅か堤防のどちらかだ。
ウマ娘としての本能を考えれば、走って鬱憤を晴らすだろうが…奴の精神面を考えると、確率は五分五分といったところか。
「オグリキャップ、私は駅の方に柴崎トレーナー達と探しにいく。お前はベルノライトとレース場周りの堤防を見てこい」
「堤防…あそこだな!分かった、マーチも気をつけてほしい」
「誰にものを言っている」
奴の精神疾患は深刻な状況だ。オグリキャップと鉢合わせるとどうなるか予想がつかないが…背に腹は変えられん、甘んじて受け止めろ。
各々に連絡を入れ、着替え次第私たちはレスアンカーワンの捜索に向かった。 - 26お目汚し失礼します25/05/31(土) 23:42:25
───おまけ───
「そういえば、先程ノルンエースから部屋で奴と鉢合わせたと聞いたが、その時は大丈夫だったのか?」
「あ、あぁ…うん、大丈夫だった筈…多分」
「何だその歯切れの悪さは」
「実は、ノルンと間違われて…そのままスルーされてしまったんだ…」
「は…?お前とノルンエースだと背格好も声も大分違うだろう…?なのに間違われたのか?」
「こっちを見てなかったからかもしれないが…私も動揺してしまって、咄嗟にノルンのフリをしてしまったんだ」
「お前の下手くそな演技で騙されるのか?」
「酷くないか?」
「だが、部屋の構造的に視認しないというのは不可能だろう。変装でもしていたか?」
「いや、髪を後ろで束ねてたくらいだ」
「なら余計に不自然だな…」
(まさか、気付いててワザと知らないフリをしたのか?それとも、何か別の意図が…)
───『いつもいつも人の視界に入ってきて、何が面白いの?』
───『またアンタ?アイツの母校に堕ちた私がそんなに愉快かしら』
───『…?私と貴女は初対面じゃなかったっけ…?』
───『え?何度も並走に付き合って貰ってる…?そんな筈は───』
───『───ぁ…ご、ごめんなさい。私、貴女に酷い事を…本当にごめんなさい…』
「───そうか!」
「!?ど、どうしたんだ急に…?」
「アイツがお前に気付かなかった理由だ。アイツは今、重度の幻覚と幻聴の症状がある。それでお前をノルンエースと誤認したんだろう」
「なっ、それは大丈夫なのか?!」
「大丈夫な訳がないだろう。今も柴崎トレーナーが週一でカウンセラーに会わせているくらいだ」
「そんな…どうにか出来ないのか」
「どうするも何も、お前達の拗れた関係が原因なのは明白だろう。さっさとアイツを捕まえて、ヨリを戻せ」
「ヨリ…?分かった、それでイチが良くなるなら、是非もない。それに、逃げるウマ娘を捕まえるのは得意なんだ」 - 27二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 23:42:56
今回はちゃんと3レス(おまけあり)に収められて安心
- 28二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 00:28:24
投稿乙です!!
物語もいよいよ佳境に入ってきたな - 29二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 08:05:28
投稿乙なんだ!
- 30二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 10:14:47
- 31二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 14:14:41
- 32二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 16:32:04
モニ「ああぁ~!! タマ先輩~!!!!」
- 33二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 16:44:13
オグリがダービー出れないことを聞いたイチちゃん
どんな反応だったのか気になる - 34二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 16:58:15
モニ「次回からいよいよタマ先輩が出番!!」
イチ「ところでなんで私までタマ先輩のグッズ持たされてるの?」 - 35二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:33:00
モニちゃんは意外にも太宰治とか好んでそうなんだ
- 36二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 00:45:51
- 37二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 00:47:59
- 38二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 01:57:28
伊藤Pによるとオグリの関係者はダービー出れなかった事気にしてなかったみたいなんだ
またオグリ出せという声ももちろんあったがチヨアルのデッドヒートがそれをかき消した記事もあったみたいなんだ
— 2025年06月02日
- 39二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 06:51:10
- 40二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 07:21:27
- 41二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 08:01:28
はえー 知らなかったんだこんなの
- 42二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 08:03:13
- 43二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 09:16:50
大丈夫? アンデルセン読んで泣きそうになってない? グリちゃん
- 44二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 17:36:21
素晴らしいんだ!
- 45二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 18:29:11
恐らくイチはピノとか雪見だいふくを欲しいと頼み込めば文句言って縛りまくりながら溜め息ついて「貸し1よ」って言いながらくれる
- 46二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:01:30
そして一口にそれを頬張るオグリか
イチ「ちょっと!!?? もうちょっと味わって食べなさいよ!! ありがたみがないでしょうが!!?」
オグリ「ひゃんほはひふぁっふぇふほ?」
イチ「口にモノ入れながら喋るなぁッ!!」
- 47二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:49:25
モニちゃんは2つに折るタイプのアイスで失敗したあと小さい方をタマ先輩に渡す いたずらっぽく
- 48二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:52:15
- 49二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:57:43
- 50二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:26:02
- 51了船長25/06/02(月) 23:41:07
(ものすごく ※あとはふんわり※ なんですけれど、自分はイチちゃんのよく読む本は小説、特に「ちょっとだけいかがわしいような」本を読んでしまう、というふうに設定しています)
(ずいぶん昔になんですけれど、王が投稿したメガネで読書するイチちゃんのイラストがあるんですが、ここでイチちゃんが読んでいるのが、夢野久作「ドグラ・マグラ」なんですよね)
(「ドグラ・マグラ」といえば、そのあまりにも有名な書き出しの他に、角川文庫の表紙がものすごく挑戦的(婉曲な表現)であることで知られています。イチちゃんが果たしてどの出版社のものを手に取ったのかは分からないのですが、表紙を伺い見る限り角川っぽくて……)
(ここから着想を得て、自分はwikiに連載してたまいにちイチちゃんの中で、以下のタイトルを名前出ししてきました)
・ポーリーヌ・レアージュ 「O嬢の物語」
・谷崎潤一郎 「富美子の足」
・奥田英朗 「イン・ザ・プール」
(これは別に、イチちゃんが”いかがわしい”本を自分から調べて呼んでいるのではなく、図書館などでたまたま手に取った本がこれらだった、という裏設定があります。最初の一冊目が日本三大奇書の一つだったのが運の尽きだった)
(ほんとにたまたま運が悪いだけで、イチちゃん自身も賢い子ですから、フィクションはフィクションとしてまっすぐ受け取っています。よこしまな気持ちになったりすることは無く。ただちょっとだけ「変な人たちもいるものね」くらいは思ってるかも)
(本にしおりを挟んでいるところをモニちゃんがたまたま開いちゃって、「イチの印象変わるな~」とか言ってたらおもろい。オグリさんは「イチは難しい本を読んでいるな」くらいにしか思わない。クリークさんとタマモ先輩はちょっと心配する)
(自分でもちょっと申し訳なさが出たので、健全で快活な小説のキャラクターと勝手にコラボしてもらったまいにちイチちゃんもあります。みんなも、宮島未奈 「成瀬は天下を取りに行く」「成瀬は信じた道を行く」読んでね!)
- 52二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 07:11:58
- 53二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 12:05:24
なかなかヤバい本読んでるんだ!?
- 54二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 17:55:30
ベリちゃんは家格に見合った教養身につけようと難しめの本を読むようにしてるんだけど、本当に好きなのはファンタジーものだったりしそう
- 55二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 20:26:23
- 56二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:33:23
ググったら初手SMっぽいじゃないかよ!
これはイチちゃんにお仕置きが必要ですね
さあ脱ぎなs - 57二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:36:51
- 58二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 07:01:16
- 59二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 08:08:38
- 60二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 13:18:53
- 61二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 20:20:20
そこを動くな
- 62二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 20:23:13
言うっちまうスレ、うららんスレなど合わせてこのスレも老舗だなぁ
- 63了船長25/06/04(水) 22:19:19
モニちゃん、本を読まなさそうなんですよね。文章を読むことに拒否感は無いものの、読書に対してメリットを見出していなさそう。良くも悪くも、イマドキなタイパを重視して、いわゆるまとめ系をスマホで検索する方に時間を使っている気がします。
物語に思いを馳せて想像力を使うよりも、また新書や学術書を読んで見識を深めるよりも、むしろ雑誌やSNSなどでの情報収集のほうに価値を感じていそうです。
どうでもいいですけど、雑誌業界ってもう虫の息らしいですね。恐るべしSNSの浸透力……
さあさあたくさん読むものも見るものもございますからぜひごゆっくり
まだまだ足りないので何か思いついたところがありましたら是非書いていってくださいまし Wikiでもぜひ!
- 64了船長25/06/04(水) 22:23:52
- 65二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:28:28
ど、どちら様ぁ!?
- 66二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 23:09:23
おい待てぇ 失礼するんじゃねえ
- 67二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 23:10:01
もしかして初期イチちゃんか……?
- 68二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 01:06:21
まさかの最終章前に完全新規の番外編が2つもぶっ込まれて来ましたなぁ…
場合によってはプロット全崩壊なので今から戦々恐々としてますねぇ…
それはそれとして、このオグリやっぱり不気味すぎる
— 2025年06月05日
- 69二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 01:55:31
- 70二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 05:51:11
- 71二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 08:00:38
さ、三ヶ月か四ヶ月もすれば晴れるから……
- 72二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 09:08:22
本編でオグリが心底丁寧に心折られた描写されると、同じくらいイチちゃんの挫折描写を盛っていいではと悪魔が囁く…
流石にやめた方がいいですかね - 73二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 09:16:54
本編でお辛くなる分、こっちではひたすらほだほだの幸せな概念作ってけばええんや……(震え声)
- 74二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 13:45:57
よし タモモニのイチャイチャSS書くか
- 75二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 14:44:23
大丈夫?有馬記念前まで声掛けられる?
- 76二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:24:39
- 77二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:15:20
大丈夫……? ちゃんと御飯食べれるオグリ……?
- 78二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:21:00
- 79二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:27:24
- 80二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 23:29:35
描けんー!描いては消してを10回はやってるのに描けんー!人間の骨格難しすぎる
- 81二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 23:31:12
- 82二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 23:39:34
- 83二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 23:40:57
- 84了船長25/06/06(金) 02:11:43
- 85了船長25/06/06(金) 02:19:40
- 86二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 02:41:31
ほ、本当に誰なんだイチちゃんの隠れファン!?
- 87二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 07:10:28
話そっちのけでポテトに夢中なグリちゃんかわええなぁ
- 88二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 09:14:07
- 89お目汚し失礼します25/06/06(金) 11:03:28
「やぁやぁ!そこにおわしますわ中央のノルンエースことレスアンカーワンでは御座りませぬか!今宵は如何になされ候!?」
「こんばんわ、ゴールドシップ先輩。そちらも変わらず出汁茶漬けはお茶漬けであるか否かの会合帰りのようで」
夜も更けてきた頃、何となく寝付けなかった私はこっそりと寮を抜け出し、いつものベンチで物思いに耽っていた。
そしてこんな状況で声をかけてくるのは…まぁ、案の定声をかけてきたのは黄金の不沈艦こと破天荒、ゴールドシップ先輩だった。
…何となく先輩とつけたが、実際の所この人がどの学年に属しているのか誰も知らなかったりする。
「おーよ!ゴルシちゃん的にはお茶漬けにはお茶使ってこそだろって言ったんだけどな?ジャーニーとオルフェの2人が美味けりゃよくね?って感じで中々話が進まなくてよー。結局なんか良い感じにふやけてたらOKって事になって1000杯用意したお茶漬けみんなで食ってたわ」
「昆布茶あるんですから出汁もいいと思いますけどね、私は。それより1000杯もよく食べ切れましたね?私だったら太り気味になっちゃいそうですよ」
お茶漬け一つにどれだけの労力払ってるんだこのお茶漬けジャンキーどもは。
「いやーオルフェの奴が途中離席した時はどうなるかと思っちまったよ!」
「あの暴君をそれなりに御せるのは流石というか何というか…」
「そーか?アイツ何だかんだ結構付き合いいいぞ」
そう言えるのは貴女達くらいでは?
放浪癖のせいで学園にいないステイゴールド先輩を中心としたヤバい奴らという噂は、どうやら正しかったようだ。
トレーナーを蹴り飛ばしたり、ウチラチに叩きつける二冠ウマ娘と三冠ウマ娘なんて長いURAの歴史上二度と現れないだろう。
現れないで欲しい。 - 90お目汚し失礼します25/06/06(金) 11:04:16
「んで、イッチちゃんはこんな夜中にどうしたのかしら〜?お姉さんが相談にのってあ・げ・る♡」
「うわキツ」
「おい今キツイっつたっかテメー」
「さて、何のことでしょう?イッチちゃん分からなーい。」
つい本音が漏れてしまったが…ま、いっか。
「実は、最近キャップにお弁当作るのやめたんです。もういい加減お互いに将来のこと考えなきゃいけないし、いつまでも学生って訳にはいきませんから」
「あー、だから最近よく食堂で見かける訳だ。おかげさまでゴルシちゃんの焼きそばも根こそぎ持ってかれてるぞ」
「うわ、そっち行っちゃったか…いや、もう私には関係ないですけどね?うん、無関係…」
「いやいいんだけどよぉ…なんかありゃやけ食いしてるように見えてなぁ…イッチの方もなんか悩んでるみてーだったから、ゴルシちゃんが一肌脱いだってわけよ」
何ということだ、そんなに分かりやすく調子を崩していたのか。
もはやルーティンと化していたお弁当作りが、ここまで自分に影響していたなんて…
これではキャップの事を言えないな。
「あぁ〜〜…やっぱり表に出てます?そんなに気にしてないと思ってたんですけど」
「おう、めっちゃ出てるぞ。何度ゴルシちゃんがオメーらをアマゾンに連れてくか迷ったと思ってんだ」
「でも私はもう進学先決まってますし、キャップは暫くはドリームトロフィーシリーズに出るって言ってましたし、もう潮時なんです」
私たちが同じ道を行くことはない。
私は地元の大学に行くし、キャップはこのまま中央で広報をやり続けるだろう。
だから、この微妙な関係はここでおしまいなのだ。 - 91お目汚し失礼します25/06/06(金) 11:04:45
「彼女には感謝してるんです。彼女のおかげで、何だかんだトゥインクルシリーズを走り切れましたし、何よりG1タイトルでも好走できました。彼女がいなかったら、とっくにここから消えてましたよ」
「そうかー?お前ならオグリんいなくてもG1出てたと思うぞ?ま、たられば何て意味ねーけどさ」
「6冠ウマ娘にそう言って頂けるとは恐悦至極。宝塚記念で120億を開幕ブッパしたの忘れてませんからね」
「うん、流石にありゃすまんかったと思ってる」
あの時は場内どころか実況席からも悲鳴が上がっていたが、然もありなん。
「ま、お前らの人生だし、ゴルシちゃんからはあんま言えんけど…後悔だけはすんなよ」
「わかってますよ。卒業したらもう会う事もないですし、最後くらいは笑って別れます」
「…そうか、お前がそれでいいってんなら、あたしからは何も言わねぇ。ま、そんときゃあたしも呼んでくれよな。盛大に祝ってやるからよ!」
「それはちょっと…」
「おい、そこは呼ぶ流れだろ」
「楽しそうな話をしているね、ポニーちゃん達。是非とも私も混ぜてくれないかな?」
さて、いい加減目を逸らしていた事実から向き合わなくてはならない。
私たちの後ろには、既にフジキセキ寮長がいる。私もゴールドシップ先輩も追い込みだから、スタートダッシュで出足がつくかどうかだが…えぇい、なるようになれ!
「うおおおお!マックイーンから逃げ切れるゴルシ様の逃げ足を舐めんじゃねえええ!」
「プールから逃げたキャップで鍛えられた私の末脚よ、唸れぇぇええ!!!」
「1800までに捕まえてみせるさ!」
───
「なぁタマ、イチ達もランニングしているぞ。私たちも並走できないか聞いてみないか?いや、しよう(断言)」
「おう、ちょいと落ち着きーや腹ぺこ虫。アンタら今接触避けとんやろ」
「む、そうだった。しかし、そろそろ良いんじゃないか?いいだろう?いい加減イチのご飯が食べたい」
「はーいお前さんはウチらと一緒に食堂で食うんやでー」
「あ、ああぁ〜〜イチ〜〜…」
「別に今生の別れやないのに大袈裟やなぁ」 - 92二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 11:07:13
このレスは削除されています
- 93二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 11:07:54
卒業したらイチは間違いなくオグリと一生会わないという確信が私にはあります。
だからゴールドシップをぶつける必要があったんですね。 - 94二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 19:29:37
ゴルシが万能すぎる
- 95二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 20:47:21
何気にG1出走したイチちゃん
- 96了船長25/06/06(金) 21:29:25
- 97二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 21:30:57
グリちゃんすっげぇ……
音もなく後ろを取りやがった…… - 98二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 21:45:21
この子目がちょっとアレなんだ…大丈夫?
- 99二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 21:50:25
もしかしてこの子 遥か昔に出てたイチちゃんの追っかけ後輩ちゃんか?
- 100二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 22:09:00
実際、ゴルシみたいなキャラからしたらイチちゃんみたいな娘ってほっとけないタイプだよなあ
- 101了船長25/06/06(金) 22:36:33
ゴルイチが成立していて驚き桃の木です。すげえ。多分ゴルイチの人にしか書けない領域だ(
一見荒唐無稽、しかしきちんとバックアップを備えていて、実は気持ちの機微にも詳しいゴールドシップさんならではのハッパのかけかた、お見事……
ゴールドシップさん側が熱心に心配してるのはなんだか新鮮な感じがしていいですねぇ
- 102二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 00:54:49
この謎の後輩ちゃんは何者なんだ