【閲覧注意】深夜なので｜あにまん掲示板

ほんのお遊びのつもりだった。

坊やが生まれてから、旦那とはそういう行為も疎遠になり、家族で過ごす日々は幸せではあったけれど、どこか物足りなさを感じていた。
旦那が坊やを見てくれると言ってくれて出かけた日。いい感じのバーで一人で飲んでいると、見知らぬ男が声をかけてきた。
自分で言うのも変だけれど他人からは若く見えるらしく、こうしてナンパ目的の男たちに話しかけられることも少なくなかった。
もちろん、自分には旦那と坊やがいるということを告げるし、今まではそれで男たちも引き下がってきたのだが、今日のナンパ男はいつまで経っても諦めない。
それどころか、さりげなくボディータッチをしてくる始末。振り払おうとしても、丸太のように太い腕には為すすべもなく、気がつけば肩を抱かれバーを後にしていた。
旦那とはまた違った力強さに、私の中の“女”が目覚めてしまったのだ。

大丈夫。旦那に告げた帰宅時間までは少し余裕がある。
ちょっとだけ。ちょっと“お遊び”して、物足りなさを解消するだけ。
私の心は旦那のものだから、これは浮気じゃない。
そう言い訳を並べ立ててホテルへ入り──男のいきり立った肉棒を見て、ごちゃごちゃと考えていたことがすべて吹き飛んでしまった。
旦那のそれと比べるのもおこがましい、太く長く芯のあるイチモツは、これまで数多の女を喰ってきたことを雄弁に物語っていた。
『絶対負ける』──直感でそう感じた私だったが、ここまで着いてきたチョロイ女を、この男が簡単に逃すわけもなく……。

その日、私は“母”を忘れ、一匹の“雌”となって、心と身体を堕とされたのだった。

みたいなSSをください