- 1二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 13:53:21
- 2二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 13:59:14
ミドリ…?
- 3二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 13:59:53
自分もほぼ同じ顔定期
- 4二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 14:04:35
アリス、分かりました!ミドリは自分が美人と思っています!!
- 5二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 15:07:03
歪んだミドモモか遠回しに自分の事もかわいいと言っているのか
- 6二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 15:53:18
あのとき。
お姉ちゃんがヴェリタスの部室で大怪我をし、病院に運ばれた時に私はおかしくなってしまったのかもしれない。
お姉ちゃんが病院に運ばれた時、私は心底憔悴していたし、涙が止まらなかった。でも、一通りの治療が終わりやっと眠っていたお姉ちゃんに会えた時。
私の脳内を埋め尽くしていた気持ちは、今までに一度も抱いたことの無いものだった。
あのお姉ちゃんが怪我をして意識不明。あのお姉ちゃんが赤い血を滲ませた包帯を身体中に巻き付けている。数時間前は想像もしていなかった状況で錯乱していたのかもしれないけど、確かにあのとき私は静かに眠るお姉ちゃんの顔に「綺麗だ」と思った。
恐怖や心配、不安。他の全ての感情を通り越して、私は「綺麗だ」と思ったんだ。
あの事件から数週間。時間は深夜2時、私はすぐ横でゲームをして寝落ちしてしまったお姉ちゃんの顔を見つめている。相変わらず手足を投げ出して自分がスカートを履いている事を忘れているかのような姿勢で、いつも通り締まりのない顔をして眠っている。そっと頭を撫でながら戻ってきた日常に心から安堵しつつ、私はあの時の気持ちに未だ整理をつけられずにいた。
勿論私とお姉ちゃんが同じ顔をしていることぐらい分かっている。目を閉じて、スマホで自分の顔を撮影してみた事もあるが、いつも見慣れた顔がそこにあるだけだった。
目を閉じて思い出す。横においてあるタブレットに、あのときのお姉ちゃんの顔を記憶を頼りに描いていく。これでもう何十枚目だろう。もうタブレットはお姉ちゃんに見せられないな。そんなことを考えながら描いていくが、やはり描けたのはいつも見慣れた顔だった。私はタブレットを置いてお姉ちゃんの顔を見つめる。唇がつきそうな程近づいて見ても、立ち上がって見ても変わらない。あのときの顔と何が違うんだろう。
この気持ちは何だろう。あの気持ちは何だったんだろう。ずっと考えているのに分からないや。
そろそろと幸せな睡魔が忍び寄って来た所で考え事はまた明日の自分に任せることにし、私はお姉ちゃんの隣で横になった。 - 7二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 16:02:08
最低だ、あたしって…
- 8二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 16:20:29
急に
- 9二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 16:52:37
神SS師が降臨したぞ!
囲め! - 10二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 17:10:22