- 11着をねらえ!25/06/01(日) 21:52:56
- 21着をねらえ25/06/01(日) 21:55:18
参考資料
※必読ではないので気が向いた時に読んでみてください
https://bbs.animanch.com/board/4891977/?res=197
キンペイバイ物語──あらすじ集 | Writening設定編(part.1〜3)# 第1スレ https://bbs.animanch.com/board/3268441/ スタート:2024年4月27日 【あらすじ】 キンペイバイの物語の始まり。最初の『繁殖牝馬事情』『産駒数』この2つのダイスから少女の物語…writening.net主要メンバー設定リンク及び注意事項 | Writening最初に# 設定の使用に際して、以下の注意点を熟読した上、マナーを守ってご使用ください ・過度なキャラ改悪はお辞めください(酷く悪口を言ったり、特定キャラにイジメ行為をする等) ・既存ウマ娘、又、他人…writening.net - 3二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:58:41
立て乙
- 4二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:01:25
まさかの次世代編……なのか!?
- 51着をねらえ25/06/01(日) 22:03:05
光を見た。
美しい光を見た。
孤独という戦いの中であってもひどく輝くその光は、震えながら延ばされた指先が掠めるにはあまりに遠く、長く短い旅路に懸命に光り輝くその背を見送るばかり。
だから私も、そうなってみたいと思った。
あの美しい輝きに私もなってみたいと、生まれて初めて初めて願った。 - 61着をねらえ!25/06/01(日) 22:22:28
「遅刻なのです~!」
毎朝の通勤通学ラッシュを迎え人々が太陽の下へと顔を出す午前8時過ぎ、この町では大して珍しくもないウマ娘専用レーンを爆走する少女が一人。陽光に照らされ宝石のように輝く美しい髪をなびかせるその少女は、口にパンを咥え、スクールバック片手というこの国における典型的遅刻寸前の学生らしすぎる格好であり、公道用の蹄鉄を装着した練習靴が塗装ハゲの激しい道路を蹴るたびにかっぽかっぽと小気味のいい音が鳴る。
「ぐぬぬ…このままでは遅刻確定…うわーん!早く寝とけば良かった~!…かくなる上は近道するしかないのです!」
昨夜の己の不摂生を恨むが、時は過去へは進んではくれない。それに昨日の夜更かしは見たかった番組をリアタイするためだったので言い訳をすることもできないのだ。
それでも、遅刻をしてしまえば緑のあ…校門前で毎朝で迎えてくれるたづなさんに怒られてしまうし、なによりも妹たちに示しがつかなくなってしまう。ならば彼女に遅刻を甘んじて受け入れるという選択肢はなく、少しでも可能性のある方を選択するため、近道のルートである商店街の方へと舵を切ったのであった。
トレセン学園近くの商店街は大きな道路に挟まれる作りになっており、その一方はトレセン学園へと直通している。そのため、反対側の道路から向かうのであればこの商店街を通るのが一番早いのだが、それをするトレセン生は少ない。
「今日も大盛況!」
なぜならば、この時間帯、商店街では朝市が開かれておりそれに参加していないお店も続々と暖簾を上げ始める時間帯なのだ。そのため、商店街は人でごった返しており、逆に時間がかかってしまうのだ。
だがそれは、この人混みを律儀にかき分けて進もうとした場合の話である。
「おじじ様直伝の抜け出し術、発揮の時です!」
人が多くてなかなか進めないのなら、その間を通り抜けてしまえばいい。言うのは簡単だが実行するのは難しいそれを金髪の彼女はスイスイとまるで流星でも走っているかのように一人また一人とすり抜けていく。
さながらティアラ路線でありながらダービーを勝った伝説のウマ娘のようで、彼女が横を通り過ぎると必ずと言っていいほど人々は振り向いてその金色の流星の後姿を追ってしまう。 - 71着をねらえ!25/06/01(日) 22:22:45
そうして人混みを快速で駆け抜けもうすぐ出口が見えるというところまでやってきていた。ここまでくればもう一息、最後の人の隙間を通り抜け、安堵に包まれたその瞬間カツンと足先からの違和感。かなり速いスピードであったが故にほんの少し飛び出ていた商店街入り口のズレた金網に足を取られ、冷や汗を置き去りにして彼女の体は宙へと投げ出される。
いやにゆっくりと近づく地面とこれから来るであろう衝撃という現実から目をそらすように瞳を閉じるが、一向にそんなことは起きず、むしろ上側に引っ張るような力のおかげでいつのまにやら両の足が地面にしっかりと踏ん張っていた。
魔法にでもかけられたように呆気に取られていると、これから彼女が向かう方角──トレセン学園へと通じる道の方に青白く輝くプラズマを彼女は見た。きっとあの人が自分を助けてくれたのだろうと半ば早合点な結論にせかされるように追いかけるが、すぐに人混みの中に紛れてしまいどこにいるのか見失ってしまうのであった。
「あっ!こんなところでぼーっとしてる場合じゃなかった!」 - 8二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:32:47
とりあえず読んでる感じスレタイそのまんまのコスモピュエラレベルの未来世界ではなさそうか
どんな時代になってるかな - 9二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:40:32
立て乙
これはイリフネちゃんか? - 101着をねらえ!25/06/01(日) 22:56:06
「ねぇねぇ聞いた?例のチームの話」
間一髪、朝の始業の時間に間に合い、たった今死んだ顔で1限目を終えた少女は口から問いだした魂が白い煙を上げてモクモクと立ち上っているようで、とても花の女子校生とは思えないだろう。
そんな彼女に眼鏡とおさげの似合うウマ娘が声をかけてきた。
「チーム?」
「そうそう、ほらこの前の新トレーナ紹介で元宇宙パイロットの人が…」
「宇宙パイロット!?」
目を輝かせて食いついてきた彼女に眼鏡の娘は思わずたじろぐ。
「この前の全校集会で言ってなかったっけ?」
「…全然覚えてないのです」
どうやら、そこまで物覚えがいいタイプではないようだ。
「えっとね、ちょっと前に新任のトレーナーさんとして元宇宙パイロットの人が来たんだけどその人って個人の専属トレーナーとして来たみたいなの」
「外部赴任で専属?どこかのお抱えとかだったり?」
通常、中央のトレーナーというのは2つのタイプに分けられる。1つは1人ないしはサブトレーナー数人で数人から数十人のウマ娘を受け持つチームトレーナ―。基本的にベテランがこのポジションを担当することが多い。もう1つが専属トレーナー。ウマ娘1人のみを担当しレースから食事管理に至るまでその個人のためにトレーナーの全リソースが向けられるため、基本的に能力の高いウマ娘はこの専属トレーナーがついていることが多い。こちらは数年間ベテランチームトレーナーの元でサブトレーナーとして研鑽を積んでから独立してこの立場になることがほとんどだ。もっとも、なりたての新人でいきなり個人契約を結ぶ突飛なものがいないわけでもないのだが…
そして、この話題に上がっているパイロット上がりのトレーナーは後者の専属トレーナーに当たるわけだが、それ以前にトレーナーとしての経験を積んでおらず、いきなり中央のトレーナーに中途採用されておりこの場、たいていは裕福な家庭が金で雇った外部講師的な側面が強く、赴任から僅か数か月でチームを開設するというのは前代未聞レベルのことであるのだ。 - 111着をねらえ!25/06/01(日) 22:56:55
「いや、そうでもないみたい。今は元から担当していたウマ娘に加えてもう一人だけ加入しているみたいだけど、ちょっと妙なんだよね」
「妙?」
「うん。イリフネはチームの存続可能人数って覚えてる?」
トレセン学園でトレーナーがチームを持つためには様々な条件が設定されており、その中の一つにチームに所属するウマ娘の最低人数というのがある。少し前までは5人以上というのがボーダーラインであったが、数年前に緩和され現在は3人以上というのが条件だ。
「お父さんがここのトレーナーだしもちろん知ってるけど…あと一人足りてないような?」
「そうそこなんだよね。最低存続可能人数を割ってるのに頑なにもう1人を取ろうとしないんだよこのチーム。悩んでるとかならまだわかるんだけど、なんでも募集しても毎回落としちゃうみたいなんだよね」
「…入部基準が厳しいのは上位チームなら珍しい話じゃないと思うのだけど」
「開設したばかりのチームがそんなこと言ってる余裕ないでしょ」
「確かに」 - 121着をねらえ!25/06/01(日) 22:57:06
なんとも奇妙奇天烈な話ではあるが、不思議だね程度の軽いおしゃべりで済まされそうな内容である…この娘が持ってこなければ。
「というわけでイリフネも行っちゃいなよ入部テスト。今日ちょうどあるみたいだからさ!」
トレードマークの眼鏡が怪しく輝く。良き友人であるのだがこうなった彼女に関わってろくな目にあったことがない。
「いやちょっと遠慮…」
「本格化の兆候もう来てるんでしょ?」
「……」
「お父さんのチームにも入ってないんだし、ここらで思い切ってチャレンジしてみるべきだよ。安養芋は4月が安いってね!」
案ずるより産むが易しである。 - 13二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:00:53
宇宙パイロットがいる時代かあ
人類はもう宇宙に広がってる時代なのかな - 141着をねらえ!25/06/01(日) 23:04:42
【募集】※明日の19:00くらいまで
眼鏡でおさげのウマ娘の名前・特徴
<テンプレ>
名前:○○○○○
特徴:○○○○○
こだわり:○○○○
要望:○○○○
- 15二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:31:09
名前:エックスウイング
特徴:
白塗装みたいな芦毛がチッピングしたようにところどころ銀色に光っている
右耳にX字型宇宙戦闘機の片翼とビーム機銃2門を模した耳飾り
両おさげに宇宙戦闘機のエンジンみたいな円筒状の髪飾り
巨大なおさげと耳でX字のシルエットを形成しており、小柄なため非常に目立つ
眼鏡は銀色のトップリム。一世代前で一番良いスマートデバイスでもある※
こだわり:
電子機器のUIには非常にうるさい
要望:
描写から推測される時代背景※から思いついたネタですが、書いてるうちにイリフネの親友兼ライバル兼実馬のメインお相手みたいなイメージにも思えてきたので一応書いてみる
往還機と戦闘機、金と銀、右と左、長身と小柄あたりが対?
※プラズマで推進する移動手段(イリフネを持ち上げてたし飛行バイク?)や宇宙パイロット(ひいては彼らのいる宇宙軍や宇宙航空社?)がいる状況から、
このスレの背景が「宇宙を走るとかコスモピュエラほどではないが派手に未来ではある時代」と思ったため。
そういう時代背景じゃないよ!ということでしたらスマートデバイスはカットしてください - 16二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 07:13:54
名前:ナノサイエンス(小さいものを指す接頭詞+科学)
特徴:勝負服は名前のとおり科学者風の白衣。だがそれだと走りにくいので、白衣の下はピンクのテニスウェア
実は飛び級で既にアメリカの大学を卒業しているのだが、レースに出走するためにトレセン学園の門戸を叩いた
知識こそ豊富であるが、それ以外は年相応の女の子
ちなみに卒業論文は、いわゆるナノマシンについてのものであったらしい
こだわり:除菌にはかなりのこだわりがあり、手袋やアルコール剤などを常に用意している
要望:レースを解説できるキャラクターとしてのデザインです。脚質・適性などはお任せします
あとは名前や勝負服からニュアンスを受け取っていただければ…… - 17二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 13:54:18
一着を狙えって今更ながらトップを狙え!か
- 18二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 15:04:20
名前:
ダイナソアシー
特徴:
愛称はシー、またはソアラ。黒鹿毛に大きく白い流星が入っている。小柄だが肉付きは良い。ウエストは太めで括れが小さい。
両おさげの他に、ロケットエンジンのノズルスカートを模した円筒状の飾りを左右に一つずつ付けており、4本お下げに見える。飾りの内側は走行速度に合わせてオレンジ色に謎発光する。
性格的にはノッている時は非常に冴えているが、それ以外は投げ落とした石ころ同然という突っ走り屋。
選手としてはスタートが下手。出遅れ癖ではなく、ストライド走法を取る彼女のフォームが低速に向かず加速に時間がかかることが原因。代わりにいったん速度が出てしまえば、全身を使った大きなストライドに特化したフォームでスムーズに跳ねるように駆けていく。加速が苦手なので早仕掛けの追い込みを得意とする。
勝負服は全面が黒、背面が白の変則ツートン。
実家は運送業。社名こそ入れていないが、勝負服には社章をモチーフとしたエンブレムが大きく入っている。社章が一般的な鳥(滑空するアホウドリ)を模したものであるので、これは宣伝ではない。いいね?
こだわり:
レース出走をミッションと呼び、展開をフライトプランと呼ぶ。レース当日や大切な日の朝食は必ずチェダーチーズをたっぷり挟み込んだステーキ・アンド・エッグ・サンドイッチと決めている。
要望:
作劇の都合もあると思いますので、設定は自由に変更してください。
※由来は架空の宇宙往還機SB-911C ダイナソアC型から。 - 19二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 16:19:54
- 20二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 16:28:19
ものすごく未来的でかっこいい!!
「スラリとした背」や「一部ではなく全体的に流麗なシルエットのロケット」は拾わないことになった感じかな?母親をマイルドにしたような印象がある - 21二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 16:41:20
このレスは削除されています
- 22二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 17:15:54
このレスは削除されています
- 231着をねらえ!25/06/02(月) 17:17:17
- 24二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 17:18:25
- 25二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 17:35:53
- 26二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 17:56:23
- 27二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 18:15:05
- 281着をねらえ!25/06/02(月) 18:32:57
- 29二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 18:35:55
このグローブもかっこいいなあ
言われてみればそう思うのも全くおかしな話じゃあないんですよね
下半身はそこまで変わらないことを踏まえるとタイキのタッパとキンペイバイのケツと突然変異の上半身が合わさった結果が全身ロケットなのだろうか……?
- 301着をねらえ!25/06/02(月) 18:41:44
- 31二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 18:48:48
- 32二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 19:21:45
- 331着をねらえ!25/06/02(月) 19:24:03
- 341着をねらえ!25/06/02(月) 19:24:51
今の色使いは個人的には大変好きです
- 35二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 19:27:26
- 36二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 19:28:28
- 37二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 19:36:23
- 38二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 20:14:57
- 39二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 20:17:26
全体像のカッコかわいさ美しさもさることながらマフラーのパネルがめちゃくちゃ好き…
- 401着をねらえ!25/06/02(月) 20:58:45
- 41二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:04:30
- 421着をねらえ!25/06/02(月) 22:44:42
1:エックスウイング
2:ナノサイエンス
3:ダイナソアンシー
眼鏡おさげの友達の名前は…
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- 431着をねらえ!25/06/02(月) 22:45:18
というわけでダイナソアンシーちゃんに決まりました
(他2人の設定も吸収させていただきます) - 44二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:54:28
マークが鳥だし推定される時代背景もあるしやっぱり実家の運送業は宇宙の運び屋なんだろうか
- 45二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:07:15
- 46二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 06:37:42
このスレは安価で集まる設定も凝ってるなあ
- 471着をねらえ!25/06/03(火) 13:58:32
「本日はチーム募集面接レースによく来てくれた。私はこのチームのコーチを務めているオオトリだ。早速だが、実力を確かめさせてもらう」
「ちょ、コーチ飛ばしすぎですよ。ほらビビっちゃってるし…それに今日は1人だけなんですから」
サングラスにパリッとしたシャツと何とも威圧感のある風貌の男──オオトリは凄みのある声を上げるが、それを隣にいたチームメンバーらしき褐色のウマ娘がなだめている。
とうのイリフネはといえば、応募者が自分一人だけという孤独感とここまで連れてきて自分は一目散に帰っていった友人の顔を思い出し、内心はらわたが煮えくりかえりそうだった。
「1人だろうが甘い採点はしない。腑抜けた走りをするものは即刻ここを立ち去ってもらう」
このコーチ先ほどから言葉が強すぎないだろうか?とても存続が怪しいチームのトレーナーとは思えないほどの狂犬っぷりである。
「うちのコーチは口ではああいうけどそんなに厳しい人じゃないから怖がらないで全力で頑張って。あなたが“3人目”であることを信じてるよ」
エジプト風というべきなのだろうか深い紫がかった黒髪を腰あたりで丸くまとめ上げ、意志の強そうな瞳もあって強い女性という印象を抱く。
「面接レースではチーム所属のウマ娘と走り実力と素質を押し量る。準備はいいか?」
「チーム所属ってことは…」
エジプトの彼女の方を向くが、彼女は微笑みながら首を横に振る。
「あたしは“2人目”だからね。走るのは“1人目”の方だよ」 - 481着をねらえ!25/06/03(火) 13:59:45
そう言って視線で示す先から現れたのは1人のウマ娘であった。
ウマ娘に本来存在しているべき耳があるはずの場所には頭につけたカチューシャから耳のようなオブジェクトが浮かび、尻尾があるべき場所には筒状の謎の機械がこれまた不思議な力で浮いている。様相だけをみればイリフネの母やミホノブルボンの勝負服のそれと同じはずであるが、そのどれとも違う異質さとミステリアスさが混在していた。
そして何より、こちらに向けられた瞳、その奥にまるで銀河でも存在しているかのような深い黒の中に星のような輝きが煌めいている。よく、素質ある人間の瞳を星が浮かんでいると揶揄することがあるが、彼女のそれは別格。星どころではない、銀河が瞬いていた。
「レースは5分後に行う。芝1600だ、遅れるなよ」
そのウマ娘の瞳に見とれていたイリフネをコーチの声が現実へと引き戻す。少し目を離すと対戦相手のウマ娘はもうすでにスタート地点へと歩いており、イリフネをも遅れないようにとその後を追いかけるのであった。 - 49二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 15:15:26
さしずめ銀河眼のなんとかウマ娘……?!
1の本物のウマ娘云々はこの子の言葉か - 501着をねらえ!25/06/03(火) 18:53:48
「気になって結局戻ってきちゃった」
ダイナソアンシーが土手に生える木の陰からイリフネの様子を伺っていた。彼女を置いてきてしまった手前、応援をするのも気が引け、かといってそのままにしておくには内容が気になるのでこうして出戻ったわけである。
視線の先では体操着姿のイリフネがレース開始地点となる簡易ゲート前で体を温めていた。そしてその対戦相手は…
「あれま、こんなところにもお客さんが」
眼鏡型スマートデバイスに手をかけようとするダイナの背後からやけに通る声が聞こえた。
思わず素っ頓狂な声を上げながら振り返ればそこには深紫髪のエキゾチックな美女。
「あ、いや私は…」
「そこじゃ見えないでしょ?ほらこっちこっち!」
ダイナ自身もウマ娘であり、それなりに力が強い自信はあったのだがこの美女はそれ以上でぐいぐいと引っ張られ、いつのまにやらコースの柵前へと連れてこられてしまった。しかも隣にはあの怖そうなオオトリコーチが直立不動で腕を組んで立っているのである。
「新規希望者か?」
「見学の子です。ほら、あの子が来た時に一緒にいたじゃないですか」
そうだったか?とそれだけ言って男はターフの方へと視線を戻す。どうもこの男、ダイナソアンシーのことは眼中にも無いようである。思わずムッとするが、自分の実力を顧み溜飲が胃の方へと引っ張られていく。
「君もレースを志すなら見ていくといい。“本物”のウマ娘を」
「本物って…ウマ娘に本物も偽物もあるわけ…それに私もうデビューは…」
「時間だ!レースを始めるぞ!」
オオトリのその言葉への疑問は、彼の大声にかき消されるのだった。 - 51二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 19:09:17
本物に見えない出立ちの方が本物……なんだか詳細を見る前から哲学的なものを感じさせる
- 521着をねらえ!25/06/03(火) 20:49:47
両者ともにターフを蹴り上げ始まったレースはイリフネが独走する形で中盤を迎えていた。イリフネの策は先手必勝、とにかく逃げて逃げて逃げ続け相手に対して勝負をさせない、シンプルであるが高い能力と実力を要求される戦い方だ。まだデビューすらしていないイリフネであるが、それを完ぺきにこなす姿はまさしく優等生。後方で追走する相手との差を着実に広げている。
「(あの人が何をしてくるのかは分からないけれど、ここは自分の走りを押し通すのみ!)」
この練習用レースコースは1周が1200m。1600mの今回は一周と1/3が走る距離となる。相手のウマ娘の走り方を見るに差しや追い込みに近い後半戦向きのウマ娘なのだろうが、今回は大人数立ての本格的なレースではなくタイマンのレースだ。障害となりうるものがないほど逃げとその他とでは差は如実に表れる。
現に間もなく最終コーナーへと入り残り600mを切ろうかというところになっても相手の追い上げは鈍く、未だ5~6バ身差といったところ。対してイリフネは好調に飛ばし続けており、速度に陰りは見えない。
「(本物がどうこう言ってた割に案外大したことないじゃん)」
「レースとは大局的視点で見るものだ」
先ほどのオオトリの言葉にダイナが心の中で吐いた文句を見透かしているように、グラサンを光らせ相も変わらずたいそうな言葉を並べる彼に余計にダイナの中に不信感が募る。
状況はイリフネの優位、スタートからここまで相手のウマ娘がイリフネの頭を超えたことすらない。大局的に見てもダイナにはイリフネが勝つと思えて仕方がなかった。
「見ろ、もうすぐレースが動く」
はいはいそうですかとため息交じりにコーチからレースへと視線を戻す。そして驚愕する。相手のウマ娘がイリフネにもうあと僅かといったところまで肉薄していたのだ。
先ほどまでの圧倒的差はもうそこにはなく、ほんの数舜目を離しているうちに友の喉元まで敵が攻めあがっている光景は彼女にとっては信じがたいものであった。 - 53二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 20:51:58
少し目を離した先に圧倒的差が肉薄とはまた凄まじい
まさに縮地か - 54二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:02:58
このレスは削除されています
- 551着をねらえ!25/06/03(火) 21:03:57
「(追いついてきた…!やっぱりこの人ただものじゃない)」
一番焦りを感じていたのはリードを潰されたイリフネ当人であった。無理もない、このごくわずかな間に相手が詰め寄ってきたのだ、しかも自分は依然トップスピード、それはつまりこのウマ娘が単純にイリフネよりも速いということを意味している。
ついに2人のウマ娘が並ぶ。歯を食いしばり、汗を流すイリフネとは対照的にそのウマ娘は汗の一つもなく、ただ冷静に勝負の分かれ目であるこの瞬間の競り合いに殉じていた。見ないようにしていても視界に映るその姿にイリフネの精神も削られていく。圧倒的な実力、そして疲労をおくびにも出さない強者の余裕、勝てないという現実が足元に絡みついてくる。そしてそれを振り払うように足を動かしまたその現実を直視するのだ。
「いい走りね」
その声の主が隣で走るウマ娘だと、イリフネは最初理解することができなかった。よく考えれば状況的にその可能性しかないのだが、それくらい人間離れした、透き通った美しい渓流のせせらぎのような声だった。
目線を向ければ少し微笑んだ彼女の顔があり、そして一瞬のうちに戦士の顔つきへと戻る
それが何かの合図だったのだろうか、彼女のカチューシャ、その上に浮かぶウマミミオブジェクトが両方とも中央から割れ変形し、避雷針のような支柱パーツ2対を露出させる。尻尾の部分に浮かぶ浮遊物もその外殻の隙間から光を覗かせる。
瞬間、プラズマが閃く。
青白い閃光がウマミミを、そして尻尾を形作る。蹴り上げた足が再び地面を踏みしめるよりも早く、光へと姿を変えた彼女は爆発的加速力でイリフネを置き去りにしていく。
1バ身、2バ身…レース中盤までのイリフネがそうだったようにぐんぐんと差をつけていく。
イリフネも必死に追いすがるがその差が縮まることはなく、走れば走るほど置いて行かれる、そんなイメージさえ抱いてしまうほど状況は絶望的だった。
だが、イリフネの表情は消して絶望に染まってはいなかった。むしろ、その瞳に収まらないほどのなにかにひどく興奮しているようにも見えた。
「綺麗…」
陽光が空間を支配する白昼、緑と青のターフへと現れた星よりも、太陽よりも煌めくそれに伸ばした手はついぞ掠めることすらなく、通り過ぎてしまったゴール板が無情にもレースの終わりをイリフネに伝えていた。 - 56二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:05:53
この状況でこの気持ちになれるのはイリフネもまたこの子と違う意味で本物感ある
- 57二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:15:28
次世代キターーーーー( ゚∀゚ )ーーーーー!!!
- 581着をねらえ!25/06/03(火) 22:56:42
結果だけを言えば、5バ身差の大敗。イリフネはこれ以上ないほどに実力を叩きつけられる結果となった。走り終えて肩で息をするのもやっとなイリフネと涼しい顔の対戦相手の対比など最もだろう。
「なにあれ…あんなのズルじゃん・・・・・・」
ダイナが思わずそう呟いてしまうのも仕方のないことである。誰もがそう思ってしまうほどに彼女は強く、そして現実離れしすぎていた。
こんなにコテンパンに、しかも自分の強い走りをしたうえで負けたとなれば相当に落ち込むのではないかとダイナは友人を心配していた。自分の実力の上から真っ向勝負で叩き伏せられるのは技術で負けた時よりもショックが往々にして大きい。自分もそうなのだからもしかしたら彼女も…そう思って何か声をかけようと近づく前に、イリフネはぴょんと飛び起きてものすごい勢いで対戦相手の方へと近づいて行ってしまった。
「スッッッゴイ走りでした!!あんなにすごいの私この目で見たの初めてです!!」
はたから見ても分かるというレベルで大興奮なご様子で、身振り手振り時折ギャグ調になりながら、己の内側からあふれ出してくる身の丈以上の感情を濁流のごとく吐き出し続ける。その勢いはとどまること知らずで対戦相手のウマ娘も驚いて目を丸くしたまま何もしゃべれずにいた。
終いには彼女の手を取り、目を輝かせると大きく息を吸い込む。
「私の──イリフネのお姉さまになってくれませんか!!」 - 59二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:58:09
これがお姉さまとの出会いか
- 60二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 23:16:51
イリフネちゃん、いい子だねぇ
- 611着をねらえ!25/06/03(火) 23:33:55
──後日
朝の挨拶でも
「ウズウズ…」
授業中も
「ドキドキ…」
お昼ごはんの時も
「グルグル…」
イリフネは心ここにあらずといった様子でずっと何かを気にしているようだ。
「…まだ来ないの?合否通知」
「かれこれ一週間待ってるけどまだ…」
食べ終わったカレー皿を乗せたトレーを横にずらし机に突っ伏したイリフネの手に握られた携帯型デバイス。画面に表示されているメールアプリの画面を何度も下方向にスクロールして再読み込みをしても28分前に来た企業の広告メール以外の新着メールはやってきていない。意味もなくぐるぐると回る読み込みのリングに少々イライラが溜まってくる。 - 621着をねらえ!25/06/03(火) 23:34:12
「やっぱりさ、いきなり『お姉さまになってください!』ってせがんだのがまずかったんじゃない?」
「うぎっ…でもあの時はキラキラしていてカッコよくて私もああいう風にないりたいって思ったからつい体が動いちゃってでもよくよく考えるとほぼ初対面の人にああやって迫られたらちょっとはいやだいぶ引くかも…あーん!今考えるとだいぶやっちゃったのですー!もー私のバカバカ!」
「…だめだ、こりゃ」
1人で熱くなって一人で自爆している友を見てダイナは苦笑いを浮かべる。
だが、こういうイリフネを見るのはなんだか新鮮でもある。彼女は大姉妹の長女だからかかなりしっかりした人物で、どちらかと言えば今の彼女のような状態の子の介抱やメンタルケアをするタイプなのだ。いわゆる理想的な長女タイプの彼女がこうも取り乱しているのは不憫ではあるが少し面白くもある。
「きっとそのうち来るって例えば…ほら、今来た!」
「もー揶揄わないでほしいの…」
情け容赦のないいじりに涙目で反抗するイリフネ。だがその言葉が出切る前にメールの着信を知らせる電子音が響く。
差出人:オオトリ・ヒデキ
件名:チーム応募面接レース合否通知
その文字列に瞳が震える。2文字かあるいは3文字か、このメールの中に待ち受ける分岐の言葉に祈りながら、指先が画面へと触れた。 - 63二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 06:57:08
そういやイリフネちゃんは長女だったか
「お姉さま」に憧れがあったからこその呼び方なんだろうな - 641着をねらえ!25/06/04(水) 14:21:08
競技ウマ娘複数人が所属するチームは学園から個別のチーム部屋が与えられる。その規模は人数や所属ウマ娘、トレーナーの実績によってまちまちである。
とある存続ギリギリの新進気鋭の最新チームに与えられたチーム部屋は古くもなく新しくもない中途半端などこにでもあるようなありきたりなもので、少人数チーム向けのこじんまりとした室内にテーブルやソファー、本棚などが置かれ生活スペースとしての要素を主張している。
ソファーに腰掛け過去のレース映像を見ていたエジプト風な褐色ウマ娘──ムーバレズハールは大きなため息とともに天井を見上げていた。
「アタシとあんたの二人だけだとやっぱ物錆びしいわ。早く新しい子が来てほしいわ、ほらこの前の子なんか“3人目”にはピッタリじゃない?」
彼女の語り掛ける先には椅子に座り数秒に一回のペースで本のページをめくるミステリアスな雰囲気のウマ娘。イリフネが対戦したあのウマ娘である。リラックスしているのだろうか、頭のウマミミオブジェクトがゆっくりと回転していた。
「正確にはあの子は“7番目”。私と走って今ここにいるのはその中でムーバ、あなただけ」
無機質な物言いにページをめくる音が重なる。
「その様子だと随分あの子のこと気に入ったみたいね」
にんまりと笑うムーバと呼ばれた少女の言葉にミステリアスな彼女も顔を上げる。
そんな間延びした空気の中で、チーム部屋の扉が勢いよく開く。
「2人ともおはよう」
入ってきたのはこのチームのコーチ、オオトリであった。
「早速今日のトレーニングメニューの確認と行きたいところだが、今日は1人お前たちに紹介して起きたいやつがいる。…入れ」 - 65二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 14:24:06
物錆びしい、誤字というより西尾維新的な言い回しを感じて好き
- 66二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 20:02:39
オオトリヒデキも何か名前に元ネタあるのかな?
- 671着をねらえ!25/06/04(水) 20:25:54
コーチに呼ばれ、1人の少女が現れる。扉の向こうからの日の光に照らされ、美しい尾花栗毛(金髪)のポニーテールが風にそよぐ。
「イリフネです。まだまだ未熟者ですがよろしくお願いします!」
その少女は緊張しきった面持ちで、きゅっと結んだ口元に目が大きく開き、言葉の端が揺れていた。
そんな緊張した少女を出迎えるようにエジプト風なウマ娘が立ち上がる。
「ふむふむ、華の十代、夢見る乙女、フレッシュね!ようこそ、我らがチームへ!アタシはムーバレズハール。そんでこっちが…」
「よろしくお願いします。あ!お姉さま!!」
紹介よりも前に愛称で呼ばれた少女は読んでいた本を閉じ、イリフネの前に立つ。
「お姉さま、これからよろしくお願いします!…ってそもそもお姉さまって呼んでもいいですか?」
顔色を伺うイリフネに少女はふわりと微笑みかける。
「ヒビノミライ」
「私はヒビノミライ。この名前も覚えてほしい」
ウマ娘っぽくないウマ娘、コーチ曰く“本物”のウマ娘──ヒビノミライは『お姉さま』という呼び方には賛成の方向のようだ。
「ヒビノミライ…とっても素敵なお名前なのです!」
「ありがとう。私の一番好きな名前だから」
かくして、イリフネを新たに加えチームは存続の危機を脱するのであった。 - 68二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 20:33:35
一番好きな名前ってことは別名があるのかな
- 69二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 23:33:18
最もウマ娘らしい、というのが一番かけ離れているのがまたミステリアス
名前も一見、名字・名前とも読める - 701着をねらえ!25/06/05(木) 00:16:15
- 71二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 07:26:35
本気の種類(勝負服とそれに対応した領域/固有)で光の性質も変わりそうよね
ものによっては例えば赤とか金とか虹とか黒とかの色になったりバーナーみたいに耳の光が噴き出したり複数の尻尾が出たり光というより小さな宇宙そのものが出たりとかそう言うこともありそう - 721着をねらえ!25/06/05(木) 13:53:29
【募集】(複数個可)
①イリフネが所属しているチームのチーム名
②チーム部屋に置いてあるアイテム(家具や小物)
③今後の展開についての要望
④質問
【テンプレ】
①イリフネが所属しているチームのチーム名
チーム名:
名前の由来:
その他特記事項:
②チーム部屋に置いてあるアイテム(家具や小物)
どんな家具か:
特記事項:
③今後の展開についての要望
要望内容:
詳細:
④質問
質問内容:
詳細:
【期限】
①6/6 19:00
②〜④ 無期限 - 731着をねらえ!25/06/05(木) 13:57:02
【追記】
本日はチームの先輩2人の詳細ダイスを振りたいと思います
ダイスは20:00以降になると思いますので、それまでの時点で要望があれば書いておいてください - 74二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 17:43:21
①イリフネが所属しているチームのチーム名
チーム名:アウラ
名前の由来:人が持つ特別な輝き、カリスマ性、オーラ(ドイツ語)
その他特記事項:ウマ娘は生まれた時点でウマ娘である
そこに本物も偽物もないだろう
本物のウマ娘とはなんなのか
何に魅せられそう称されているのか
ただわかることは、このチームに居るウマ娘は眩い輝きを放っていると言うことだけである - 75二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 18:22:53
①イリフネが所属しているチームのチーム名
チーム名:ORC(オルク)
名前の由来:Odd Radio Circle(ORC、奇妙な電波サークル)と呼称される、2025年現在明確な正体が不明の電波でのみ観測できる天体。
一説としてはスターバースト(大質量の恒星が短期間に数多く誕生する現象)で形成された複数の大質量星が同時期に超新星爆発を起こしたことで銀河風が生じて形成されたものとも考えられている。
参考:
謎の天体「奇妙な電波サークル」は銀河の爆発的な星形成が生み出した?こちらは南天の「くじゃく座」の方向にある「ORC 1」と呼ばれる天体です。ORCは「Odd Radio Circle」の略で、日本語では「奇妙な電波サークル」という意味になります。この画像は南アフリカ電波天文台の電波望遠鏡「MeerKAT(ミーアキャット)」を使って取得されたORC 1の画像を緑色に着色した上で、背景に別の望遠鏡で撮影した星空が合成されています。sorae.infoその他特記事項:未知にして″本物″であるヒビノミライを象徴してオオトリが名付けた名前。
このスレ時空だとだいぶ未来なので解明されているような気がしないでもないけど、その場合は他と異なる在り方と銀河眼を指しての名付けか。
②チーム部屋に置いてあるアイテム(家具や小物)
どんな家具か:想いのエンジン(ジャンク)
特記事項:テクノロジー進歩によって誕生した、知性体の発する想いの力を受けて電力源の粒子を生み出す半永久機関。
パイロットを辞することとなった出来事の中、オオトリがトレーナーになるきっかけとなった部品。
ジャンクであるが一応まだ動いており、チーム部屋のインフラとなっている。
③今後の展開についての要望
要望内容:ヒビノミライのエネルギーへの着目
詳細:彼女の耳や尻尾自体のバリエーションや進化もですが、進化したテクノロジーによって想いの力の運用技術とかがあるなら変色や変形・変身する勝負服とかもあるのかなあ、と。
他の″本物″のウマ娘がこのエネルギーをモノにして対抗するところとかも見てみたい。
④質問
質問内容:このトレセン学園、もしかして地球(母星の意味ではなく太陽系第三惑星の意味)じゃない?
詳細:スマート眼鏡はあるらしく、オオトリの前職やダイナソアンシーの元ネタから宇宙規模での飛行・運送も行われているが、ウマ娘が宇宙走娘をやっているわけではないというかなり絶妙なラインの元で「銀河中央」という未だ詳細が不確かなワードが存在しているので関心が向きました。
- 76二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 18:57:51
③今後の展開についての要望
要望内容:もし可能ならヘブンリィブライトを元少年(イリフネの父)のチームの所属にして欲しい
詳細:と言うか願望
かつて母と鎬を削りあった最強のライバルの血を引く子が今度は最強のエースとして元少年のチームを引っ張る姿がみたい - 77二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 19:06:44
③今後の展開についての要望
要望内容:キンペイバイの娘たちの力を何らかの要因で発現する者らとか見たい
詳細:19人姉妹をみんな出すのはメタ的に全く現実的じゃないけどせっかく設定があるなら領域(想いの形)くらいは何かの形で見てみたいよなあ、と
お姉様について要望:オオトリとは異常な出会い方をしたのか普通の出会い方をしたのか、あと普段鼓膜はどこにあるのか、名前の数とか知りたい - 781着をねらえ!25/06/05(木) 19:23:20
質問にお答えします
トレセンの所在地:太陽系第3惑星 地球 日本
※だけどちょっとだけ未来
この世界の宇宙。科学技術の発展で今よりも少しだけ宇宙開発が進み、地球衛星軌道上のスペースデブリは全て撤去され、民間所有の宇宙船がポピュラーなものとなり、ST-2の駆動機構を拡大応用した作業重機が宇宙開発の現場で広く利用されており、外宇宙探査プロジェクトなんてものまで着手されている。
なお、宇宙船の操縦には別途免許が必要。試験問題は実技と筆記だが、自動車免許試験の悪しき風習がそのまま受け継がれている。
- 79二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 19:26:46
技術的には概ねプラネテスかムーンライトマイルくらいか
- 80二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 19:28:59
銀河中央と言っても少なくとも太陽系規模なのね
とはいえ外宇宙探査に乗り出してるあたり、ジャパンカップがアースカップだかガイアカップだかになってて月代表とかコロニー代表とか火星代表とかが来てたりはするんかしら
あと宇宙船の免許周りで芝 - 81二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 19:32:21
宇宙船で宇宙に行く際には気をつけて操縦しなくてはならない。◯か×か。
×。宇宙でなくても気をつけなければならない為。みたいな問題でも出るのか - 82二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 19:35:37
> ST-2の駆動機構を拡大応用した作業重機が宇宙開発の現場で広く利用
ガンダムで言うモビルトレースシステムや阿頼耶識システムの縮小版ないし人道版がしれっと使われてるのやっぱり大元のウマ娘時空がそもそもテックレベル高いなあってなる
そういえばST-2の基幹技術でもあるフルダイブVRとかもあるし
- 831着をねらえ!25/06/05(木) 21:41:07
それではボチボチダイスを振ります(間隔が飛び飛びになると思うのでこのダイス振って!とか書いてもらえると高確率で振ると思います)
それではまず、3人の誕生日から
イリフネ:dice1d6=4 (4) 月 dice1d30=19 (19) 日
ムーバレズハール:dice1d6=2 (2) 月 dice1d30=24 (24) 日
イリフネ: dice1d12=1 (1) 月 dice1d30=5 (5) 日
- 84二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:44:21
イリフネは二度生まれる
……と言うのは置いといてお姉様の数多ある(と言い回し上思われる)名前の中にもイリフネがあるのか……? - 851着をねらえ!25/06/05(木) 22:33:59
- 86二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:42:28
②チーム部屋に置いてあるアイテム(家具や小物)
どんな家具か:不死鳥のオブジェ
特記事項:両手で抱えて運べるくらいのそこそこの大きさの彫像
偶然か意図してか空に向かって羽ばたく様にして飾られている - 871着をねらえ!25/06/05(木) 23:26:20
ムーバレズハール
(エジプト語で「熱き決闘者」という意)
のダイスを簡単にですが振ります。必要になったらまた振ります。
・耳飾り
dice1d2=2 (2)
1.右ミミ 2.左ミミ
・スタイル
dice1d4=3 (3)
1.グラマラス 2.適度にメリハリのある体 3.エロ
4.ムッチムチドスケベ
・身長
dice1d20=1 (1) +160cm
- 88二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 01:11:12
ディアハしそうな名前であると同時に現代のクレオパトラや楊貴妃、小野小町と呼ばれたリリスファタールの娘疑惑を感じる「エロ」の二文字だけのスタイル
この字面は彼女かさもなきゃスズカさんorラモーヌの雰囲気だよ…… - 89二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 07:33:21
イリフネちゃん4月生まれか
となると競走馬ママの初体験時期を推測できるようになるな - 90二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 13:10:51
スレンダーを選ばせる気のないスタイルの選択肢よ
- 911着をねらえ25/06/06(金) 15:31:58
「エロ」とはどういう方向性?
1.シンプルに体がエロい
2.纏ってる雰囲気がエロい
3.繁殖したい体
4.1+2+3
dice1d4=3 (3)
- 92二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 15:38:35
なんか前作主人公と収斂進化起きてますね……
- 931着をねらえ!25/06/06(金) 15:47:13
ムーバレズハール
耳飾り:左ミミ
身長:171cm
スタイル:思わず繁殖したくなるエロい体
容姿:エジプト風・褐色
こんなスケベな先輩でいいのかと思いますが、かのトップをねらえ!のユング・フロイトも大概エロなので大丈夫だと思います。たぶん - 94二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 15:49:19
しれっと身長10cm増えてて芝
- 951着をねらえ!25/06/06(金) 15:53:59
普通にミスですね正しくは161cmです
- 961着をねらえ!25/06/06(金) 16:37:13
とりあえずこんなもんですかね?CVとかは知ってる声優さんを過去スレで使い果たしちゃったのでこんな人はどう?ってアイデアがあったら教えてください
その他のアイデアとか振って欲しいダイス内容も募集してます(スリーサイズは○○・○○・○○にしようぜ!みたいなのでも大丈夫です。サイズ的なのは参考に画像とかつけてくれるとありがたいです) - 97二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 17:52:25
- 98二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 19:11:33
洲崎綾さんって出てたっけ
前スレからイリフネはそのイメージで読んでたわ