【閲注】戒野弟「姉さん姉さん!!」

  • 1二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:35:26

    ミサキ「……誰?」

    戒野弟「酷いなぁ弟の顔も忘れちゃった?」

    ミサキ「まず忘れられる顔が頭にないんだけど。というか私弟いないし。」

    戒野妹「そうだよね……!お姉ちゃんに弟なんかいるはずないもん!」

    ミサキ「切り替え早っ!?……じゃなくて、私には弟も妹もいないんだから。」

    戒野兄「そうか……つまり俺はミサキの兄だったのか。遠慮なく『お兄ちゃん』でいいぞ!」

    ミサキ「違う!私は一人っ子!兄弟もいない!!」

    戒野母「あぁ……大きくなったのねミサキ……」

    ミサキ「あぁああああぁああああっ!!!!!!」

    ここだけミサキの親族を名乗る不審者がいるキヴォトス。ちょっとミサキの記憶にこびりついて離れようとしないだけで危害は加えないし悪い奴ではない。

  • 2二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:36:37

    普通に不審者では?

  • 3二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:39:13

    >>2

    戒野父「失礼な。愛娘の活躍を見守らずして何が父親か。」



    シノン『───と犯人は供述しており……』

  • 4二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:40:26

    しまった!あにまんミサキだ!

  • 5二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:44:40

    嫌だ!ミサキの父親は俺だ!
    ミサキがまだ幼い頃に暴漢に襲われてどうにかミサキだけは隠し通すものの目の前で命を奪われてミサキの心に癒えない傷を負わせたいんだ!

  • 6二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:45:31

    どうもネズミ警察です逮捕しますね。手錠カチャ

  • 7二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:46:16

    おは怪異

  • 8二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:48:14

    ミサキ「うぷっ……久々の揚げ物で胃もたれした……」

    戒野弟「姉さん大丈夫!?顔色が悪いよ?」

    ミサキ「三割はあんたのせい。」

    ヒヨリ「えっと……この人がミサキさんの言っていた不審者ですか?」

    アツコ「通報はしておいたよ。」

    戒野母「あら、お友達?うちのミサキがいつも世話になっています〜。」

    ミサキ「警察ってすごいよね。もう手錠かけてる。」

  • 9二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:55:35

    不審者「ぐへへ……ちょろそうな娘が寄ってきたぜ……」

    ミサキ「な、何?」

    不審者「まあ特になにかする訳でもない。金目のもの全部置いてけよ。」

    ミサキ(不味いのに絡まれた……事を荒立てて追っ手に見つかるのも……)

    戒野兄「助けに来たぞミサキ!!」

    ミサキ(四面楚歌だ……!)

  • 10二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:08:18

    戒野姉「へぇ、そんなことがあったの……大変だったね。」

    ミサキ「何も話してないしいきなり現れてきて今度は何?」

    戒野甥「きゃーう?」

    ミサキ「退化しないでよ。言葉も通じなくなると本当にどうしようも無くなるんだけど。」

    戒野弟「僕……錠前さんのことが好きなんだけど、趣味とか知らない?」

    ミサキ「新しい設定増えてるしあんたの奇行に巻き込まれるリーダーの身にもなってよ。」

    戒野甥「う〜?」

    ミサキ「それやめて。」

  • 11二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:09:51

    怪異スレに保管されそう…ミサキの反応で緩和されてるけど普通にお、おぞましい…

  • 12二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:16:58

    アツコ「あの不審者といる時のミサキはちょっと楽しそうだね。」

    ミサキ「はぁ?そんなわけないよ。警察に突き出しても戻ってくるから疲れるし。」

    戒野父「親は子供のためならなんだってする生き物なんだぞ。」
    ミサキ「巣に帰れ化け物。」

  • 13二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:18:32

    どうもネズミ警察です不審者ども逮捕させていただきますねー

  • 14二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:20:16

    退魔…?警察…?どっち…?

  • 15二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:20:20

    ネズミ警察 足枷付けるの忘れてた

  • 16二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:20:56

    ネズミ警察  わたしは警察ですよー

  • 17二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:20:58

    >>13

    そのネズミ警察もネズミ警察でなんなんだよ

    ...俺が知らないだけでブルアカに出てたりするの...?だとしたらすまん

  • 18二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:21:26

    >>14

    ナグサさんに一度白蓮ぶちかまして貰って、死んだら怪異という事で…

  • 19二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:21:40

    >>17

    いやこんな癖強いやつが出てるわけないだろ!?

  • 20二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:22:39

    ネズミ警察
    わたしはこのアニマンブルアカスレの不審者を捕まるために生まれた存在ですよー

  • 21二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:23:25

    略してネズ警とおよびくださいねー

  • 22二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:23:50

    これあれだ。このソワソワ感、つぐのひとかチラズアートのホラゲー見てる感覚に近い。主人公のミサキが最終的に死ぬかもしれない緊張感はこれだわ。

  • 23ネズ警25/06/01(日) 23:24:47

    曇らせにわさせたくありませんねー

  • 24二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:25:37

    本当に何かよくわからないやつ

  • 25ネズ警25/06/01(日) 23:25:51

    あちらから不審者の気配が逮捕しなけれ

  • 26二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:26:56

    >>18


    戒野父「うぐっ!!!」


    アツコ「やったか!?」


    ミサキ「やってないよねそれ!?」


    戒野兄「ぐぅ……長男でなければ氏んでいた。」


    ナグサ「……残念だけど化け物じみているだけで生きてるみたい。」


    ミサキ「人生で一番肝が冷えた。」

  • 27ネズ警25/06/01(日) 23:28:46

    足枷と手錠付けときますね ガチャカチャ

  • 28ネズ警25/06/01(日) 23:29:59

    バルキューレまで不審者をお持ち帰り(逮捕)

  • 29ネズ警25/06/01(日) 23:31:31

    それでは別の場所に行って参ります

  • 30二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:33:46

    なに?人間が一番怖いってオチ?

  • 31二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:34:37

    >>26

    ええい祓ってやるわ!

    高天原に神留まり坐す。皇が親神漏岐神漏美の命以て八百万神等を~

  • 32二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:35:34

    ミサキ「────ということで対処をお願いしたいんだけど。」

    "監禁して重りつけて水底に沈めればいいんじゃないかな?"

    ミサキ「やりすぎかどうかは置いといてアイツそれでも這い上がれそうなタフネス持ってると思うよ?」

    "うーん……そうしたら私からは対処のしようがないね。"
    "強いて言うなら対話を試みる事かな。もしかしたらその子にはその子なりの事情があるのかもしれない。"

    ミサキ「……ただの化け物だったら?」

    "死者が出る覚悟をした方がいいね。"

    ミサキ「……。」

  • 33二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:41:17

    生まれてこないほうがその者のためだった

  • 34ネズ警25/06/01(日) 23:45:05

    足枷と手錠が砕け散っただと?!?!

  • 35二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:47:10

    >>19

    複数スレで見かけたから追加されたストーリーにいたのかと思った(未読民)

    じゃあこれも怪異の1種って事でいい?

  • 36二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:50:04

    戒野弟「どうしたの姉さん?なにか大事な話?」

    ミサキ「……あんたって何?」

    戒野弟「何って?」

    ミサキ「あんたの素顔とでも言うべきかな。私に執着している頭のおかしい人にしか映ってないんだよ今のあんたは。」
    ミサキ「せめて名前とか教えてよ。」

    戒野祖父「わしの名前……なんじゃったかの?」

    ミサキ「ふざけてないで答えて。私の家族になろうとして、何が目的なの?」

    「……。」

    戒野母「あっ、いけない!そういえばセールの時間だったのを忘れてたわ!ごめんなさいミサキ、また後でね?」

    ミサキ「ふぅ……初めてあっちから逃げていった。」

  • 37ネズ警25/06/01(日) 23:50:15

    知らないほうが身のためですよ?

  • 38二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 00:00:11

    サオリ「ミサキ……!?」

    ミサキ「リー……サオリ!?」

    戒野弟「姉さん……!?」

    ミサキ「あんたまで!?ここで何してるの?」

    戒野弟「見ての通りアルバイトだよ。錠前さんに色々教えて貰ってるんだ!」

    サオリ「それにしてもミサキに弟がいたとはな……仕事も出来るし要領もいい。出来た弟じゃないか。」

    戒野弟「そ、そんな……えへへ。」

    ミサキ「サオリ聞いてそいつ私の親族を名乗る不審者だから。私には弟も妹も兄も姉もいないし親もこんなんじゃない。」

    サオリ「……まさか家族との深刻なトラブルが?」

    ミサキ「そういうのじゃないんだって!!」

    戒野弟「あ、列が詰まっちゃう。ごめんね姉さん、レジが混んじゃうから……」

    ミサキ「……っ。」

  • 39ネズ警25/06/02(月) 00:03:35

    アイツしぶといですね

  • 40二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 00:04:18

    新手のSCPオブジェクトか?

  • 41二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 00:07:55

    アツコ「あれ?確か不審者さんだっけ?」

    戒野兄「いつも妹が世話になってるな。」

    アツコ「残念だけどミサキは風邪引いちゃってあっちの方で休んでるの。今はヒヨリが看病してるから出来るだけそっとしてあげて。」

    戒野兄「分かった。君の方がミサキも安心するだろう。邪魔したな。」

    アツコ「……。」
    「待って。」

    戒野兄「?」

    アツコ「せっかくだし少しお話しない?ミサキの小さい頃の話とか聞きたいなって。」

    戒野兄「……。」

    アツコ「いいよね?」

  • 42ネズ警25/06/02(月) 00:17:19

    35
    ストーリーには出てこないですよ?

  • 43二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 00:41:25

    アツコ「ごめんね水しかなくて。」

    戒野兄「いや全く……。」

    アツコ「さて、いつもの生活についてから聞こうかな?ミサキと会っていない間、普段は何をしているの?」

    戒野兄「……」
    戒野弟「いつもはアルバイトをして生活費を稼いでます。最近余裕も出来てきて、せっかくだから姉さんにプレゼントを贈ろうかなって。」

    アツコ「へぇ、弟の鑑だ。」

    戒野弟「どうも……なんか照れますね。」

    アツコ「私たちはどうしても余裕が無くて、今を生きるのに必死だからね。……そういえばサッちゃんと同じバイト先なんだっけ?聞いたよ、実はサッちゃんに……」

    戒野弟「わ〜!わ〜!し、知ってたんですか!?」

    アツコ「もちろんミサキから聞いたよ。『また変な設定が生えた』って。」

    戒野弟「じ、実はその……錠前さんとは先輩と後輩の関係なんですけど、僕がミスをした時にそれを上手くリカバリーしてくれて。」

    アツコ「分かる分かる。サッちゃんかっこいいもんね。……でも、こういう話くらいは気が緩んでもいいのに。」

    戒野弟「気が緩む?」

    アツコ「なんでもない。ちょっと話題変えようか。」

  • 44二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 01:01:55

    アツコ「おはようミサキ。調子はどう?」

    ミサキ「……ん、だいぶ良くなってきた。」

    ヒヨリ「良かったぁ……薬も買えなかった時はもう終わりかと思いました……。」

    アツコ「病院の利用も難しい私たちにとっては風邪も致命的だからね。今後は気をつけてね?」

    戒野母「そうよ。手洗いうがいはしっかりなさいと幼稚園で習わなかった?」

    ミサキ「病み上がりは勘弁して……」

    アツコ「だって。」

    戒野母「……じゃあ、娘をよろしくね。」

    ミサキ(……あれ?なんか妙に素直?)

  • 45二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 02:26:58

    ミサキ「……今日は来ないんだ。」

    アツコ「寂しくなっちゃった?」

    ミサキ「違う……けど、次会った時何されるか分からなくて怖い。」

    ヒヨリ「女性雑誌で読んだことがあります……こういうのは歪な恋愛感情に発展して、最終的には立場が逆転したり、破滅しちゃうんです……うわぁーん!ミサキさん居なくならないでくださいぃ〜!!!」

    ミサキ「わっ、ちょっ、分かったから離れて!!落ち着いて!!……もう。」

    アツコ「ちなみに恐怖を感じ過ぎると脳が誤解して相手を好きになろうとするらしいよ。」

    ミサキ「怖いこと言わないでよ!?」

    アツコ「冗談だよ冗談。」

  • 46二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 08:42:38

    もしかして姫には弱い?

  • 47二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 16:15:27

    ミサキ「うふふ♪」

    戒野妹「あははっ♪」

    ミサキ「うふふ♪」

    戒野妹「あははっ♪」

    ミサキ「まんまと釣られたね。これは罠。」

    (ものすごい勢いで噛み付くトラバサミ)

    戒野妹「───────ァッ!!!???」

    ミサキ「これに懲りたら私に付きまとうようなことは……」

    戒野兄「長男じゃなければ耐えられなかった。」

    ミサキ「長男ズルくない?」

  • 48二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 16:28:30

    コレもう怪異だろ

  • 49二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 16:38:00

    耐え忍ぶ兄!
    努力する弟!
    看護する母!
    見てるだけの父!
    われら!

  • 50二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 16:41:25

    >>48

    最初っから怪異だよ!!

  • 51二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 16:55:01

    >>49

    同一人物!!!!!!!!

  • 52二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 16:55:31

    >>48

    👺

  • 53二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 17:04:02

    仲いいな

  • 54二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:33:54

    戒野妹「お姉ちゃん!これ、プレゼント!」

    ミサキ「怪しさしかないけど一応ありがとう。何入ってるの?」

    戒野妹「お母さんと一緒にマフラー編んだの!」

    戒野母「この子ったら最初ね?マフラーのつもりがネックオーマー編んじゃったのよ?」

    戒野妹「ちょっと!それは言わない約束だったでしょ!!」

    戒野弟「え、えっと……僕からもプレゼント。手作りのマフラーには勝てないけど、これ遊園地の団体用チケット。中学生以上は6人までなら使えるって。」

    戒野兄「ハハハッ!!!!!お兄ちゃんからは特製のポーチをプレゼントしよう!!」

    戒野父「これまでの写真を収めたアルバム……」

    戒野祖父「将棋大全……」

    戒野祖母「お菓子の詰め合わせ……」

    ミサキ「ねぇこれ全部一人で用意したんだよね?そうだよね?」

  • 55二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:05:32

    アツコ「あっ……『お義父さん』かな?」

    戒野父「娘を嫁に出した覚えなんて無いぞ。」

    アツコ「ミサキならあっちの方で釣りしてるよ。それとも私に会いに来た?」

    戒野弟「じ、冗談はよしてくださいよ!アツコさんも分かってるじゃないですか。」

    アツコ「あれ?サッちゃんは苗字で呼んでるのに、私は名前呼びなんだ。ちょっと申し訳ないな〜?」

    戒野弟「ちがっ……これは、その……」

    アツコ「でも気の許せる友人と思って貰えたなら嬉しい。逆に好きな人のことになると緊張しちゃうもんね?」

    戒野弟「うぅ……意地悪ですね。」

    アツコ「……ねぇ、弟くんは本当にサッちゃんが好き?」

    戒野弟「え?」

    アツコ「ごめんね、ちょっと真面目な話。」

    戒野弟「もちろん好きに決まってます!むしろ嫌いになれます?あんなにいい女性を。」

    アツコ「それは『弟くんだけの話』?それとも本心?」

    「……!!」

  • 56二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:12:56

    アツコ「……私ね?サッちゃんが大好きなんだ。もちろんミサキやヒヨリだって同じくらい大好き。」

    アツコ「だから、私の前で同じ『好き』という言葉は軽々しく使わないで欲しいなって。」

    戒野弟「そ、それでも僕は……!!」

    アツコ「まあどっちみちその恋路は邪魔するよ。取られたくないからね。」

    戒野弟「そんな!?」

    アツコ「恋のライバルかはたまた家族を嫁に出せない親族かは想像に任せるよ。」
    「『お兄さん』。」

    戒野兄「何っ……?」

    (頬に生暖かい感触が走る)

    「……!?!?」

    アツコ「そう。今から私はあなたのミサキやサオリに対する好意を上書きするべく立ちはだかる。」

    戒野兄「馬鹿な事を……!」

    アツコ「こんな面白い人、遊ばなきゃ勿体ないよ。」

  • 57二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:32:48

    戒野母「あらお帰りなさいミサキ。早かったわね。」

    ミサキ「いつからそこは戒野家になったの。ヒヨリが怯えてるじゃん。」

    ヒヨリ「慣れるミサキさんも大概ですぅ……」

    ミサキ「何、料理してんの?もしかして釣った魚捌いた?」

    戒野父「父さんは釣りの腕も一流だぞ。」

    戒野母「お父さんったら釣りは出来るくせに料理は全くできないんだから。」

    ミサキ「つまり釣りも料理もできるんだあんたは。」

    戒野母「ほら、あら汁よ。骨があるから気をつけて食べなさい。」

    ヒヨリ「おいひいれふぅ……」

    ミサキ「……。」

    ミサキ(美味しいとは言いたくない。)

  • 58二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:58:05

    >>56

    頬に生暖かい感触って吐息を吹き掛けられたんですか?!それともフレンチキッスなんですか?!

  • 59二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 09:06:27

    保守

  • 60二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 10:00:41

    先生に対応してもらおうとしたら生徒の保護者に接するモードのスイッチが入って何の力にもなれなさそう

  • 61二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 10:16:16

    >>58


    どっちだろうね?

  • 62二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 10:36:32

    戒野姉「やっほー!あれ、ミサキは?」

    ヒヨリ「み、ミサキさんならいないです……。こんなのですけどみんなで必死にお金を稼いで、今日も生きてるので……」

    戒野姉「へぇ……ヒヨリちゃんは今日お休み?」

    ヒヨリ「最低でも誰か一人はこんな風に拠点を守れるようにシフトを組んでるんです。やっぱりホームレスの財産は狙われやすいので……」

    戒野姉「噂すればなんか大勢来たね。」

    不良「テメェら……ここが誰の縄張りか分かってて居座ってんのか?ぁあ!?」

    ヒヨリ「ど、どうしましょう……数の差が大きすぎます……!あぁ、このまま私たちはミンチにされて遠い海の藻屑にされるんですね……」

    戒野姉「……。」

    戒野母「大丈夫、『母は強し』!おばさんに任せてみなさい?」

  • 63二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 10:41:19

    不良「な、なんだよコイツ……」

    戒野甥「ばぁぶぅ。」

    不良「お、おい!?身体が変形してるぞ!?」

    不良「関節と質量保存の法則はどこに行ったんだよ!?」

    戒野妹「お姉さんたち賢いね!」

    不良「うわぁ!性別と年齢を行き来するな!?」

    不良「逃げろ!目を合わせたら氏ぬタイプのバケモンだ!!」

    戒野祖父「はぁ!?誰がバケモンじゃ!!」

    ヒヨリ「……そうですよね。普通はああいう反応になりますもんね。」

    ヒヨリ(私も慣れちゃったんだ……)

  • 64二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 10:50:32

    あれ?
    なんか仲良くなってるような?

  • 65二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 10:51:43

    >>64


    拒むのに疲れただけだよ

  • 66二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 17:19:21

    戒野姉「ぎゃああああああああああああっ!!!!!!!!!」

    ミサキ「きゃっ!?……ついに本性顕したね。」

    戒野姉「助けてミサキぃ……ライブのチケット当たらなかったぁ……」

    ミサキ「その日は『弟』がバイトじゃないの?」

    「……。」

    ミサキ「……あれ?もしかして……別人演じてる故の狂気とかじゃなくて素で間違えた?」

    「……。」

    ミサキ「すごい落ち込んで帰ってった……」

  • 67二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 18:36:04

    おっちょこちょいだな~

  • 68二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 18:36:42

    なんか撃退率高くなってきたな

  • 69二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:37:54

    戒野兄「ミサキぃ……み、ミサキぃ……」

    ミサキ「な、何?どうしたの?」

    戒野?「フフッ…フッ……ミサキぃ……!!」

    ミサキ「えっ、ちょっ、何っ!?やめて……嫌っ……」

    ──────────

    ミサキ「──────ぁっ!!!!!!!!!?……あれ?」

    戒野兄「どうしたミサキ。悪夢でも見たか?」

    ミサキ「悪夢から覚めたらまた悪夢……あんたに襲われる夢を見た。」

    戒野兄「流石の俺もそんな愚行はやらない。」

    ミサキ「普段がヤバい自覚あったの!?」

    戒野兄「妹に付きまとうとかおかしいだろ!!」

    ミサキ「じゃあやらないでよ!?」

  • 70二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:11:50

    戒野弟「うぅ……すみません。」

    サオリ「気にするな。また新しくバイト先を見つければいい。」

    戒野弟「でも……僕が大声で錠前さんの名前を呼んだりしたからこんなことに……」

    サオリ「確かに追手は厄介だな。正直、守りながら戦うにも限界がある。」

    戒野弟「やっぱり僕が足を引っ張ってたんですね……」

    サオリ「だから気にするなと言ったろう。それに、万が一のことがあったらミサキに顔向けできなくなるからな。」

    戒野弟「……。」

    サオリ「どうした?どこか怪我でも……」

    戒野弟「ごめんなさい。僕、皆さんに対して軽率すぎました。」

    サオリ「どういう────」

    「俺、ミサキの弟でもなければ血も繋がってないんだ。」

  • 71二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:16:44

    >>俺、ミサキの弟でもなければ血も繋がってないんだ

    おっとぉ…?

  • 72二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 08:49:20

    ほんとにおっとぉ?

  • 73二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 09:37:29

    それは……そうだと思う……

  • 74二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 14:18:34

    サオリ「待て、どういうことだ?君はただの不審者だったのか?」

    「……。」

    戒野弟「詳しい話は後にします。とりあえず向こうの人たちを何とかしましょう。」

    ──────────

    サオリ「なんとかしたな。」

    戒野弟「それじゃあ本題に入りますけど、これから話すことはまだ姉さんには言わないでください。」

    サオリ「……分かった。ただしこれからの話次第では絶対と限らない。」

    「……ふぅ。」

    「結論から言うと、俺は人間じゃない。」

  • 75二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 14:40:33

    サオリ「!?」

    「元々は概念みたいなものなんだ。どう存在して、どう作用しているかは分からないけどね。」
    「そんなある時俺には意思が芽生えた。概念という器に魂が入ったのか、元々あった意思に物心がついたのか定かではないけどとりあえず自分で考えられるようになった。」

    サオリ「概念……生き物ですらないのか?」

    「あなたならよく知ってるはずだ。色彩とか幽霊とか平行世界とか……厳密にはどれとも異なれどこの世にはそういうのが沢山蔓延ってるんだよ。」

    「……話を戻すけど、思考を手に入れた俺は初めに『見る』事を覚えた。最初から見えていたんだけど、視界の情報をしっかり認識できるようになったんだ。」
    「その時目にしたのがミサキだった。彼女は今にも消えてしまいそうで、実際何度も命を絶とうとしては失敗する様を何度も見てきた。俺はそんな彼女を繋ぎ止めたいと思うようになった。」

    サオリ「……それで、ミサキの弟を演じるようになったと。」

    「そう。俺はミサキの弟……いや、親族全般として『個』を確立させ人の形を成した。偽物だとしても俺は家族の暖かさをミサキに与えて、笑顔にさせたかった。」
    「こうして口にしてみれば思い上がりもいいところだ。」

    サオリ「……。」

  • 76二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 15:09:17

    おぉ……思ったより深いな

  • 77二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:32:55

    「ミサキはちゃんと立ち上がれていた。自傷行為が完全に無くなっているわけじゃないけど、彼女はちゃんと生きる意思を持っていた。」

    サオリ「……それは良かった。」

    「…まあそんなところだ。多分お互いバイトも辞めることになるし、これで会うのは最後だろうな。」

    サオリ「あぁ。ミサキとはこれからもよろしく頼む。」

    「さっきの話聞いてよくそんな事言えるな。」

    サオリ「どうしてだろうな、私には上手く言い表せない。ただお前にもいつか分かる日が来ると思う。」

    「……。」

    サオリ「……それじゃあ、お別れだ。」

    戒野弟「……さよなら、錠前さん。ずっと好きでした。」

  • 78二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 07:46:10

    大丈夫なのか…?

  • 79二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 17:24:31

    ミサキ「無言で現れるのも怖いんだけど。」

    戒野弟「驚かせちゃったかな?」

    ミサキ「平然としていられる方が少ないでしょ。」

    戒野弟「そういえば僕新しいバイト始めたんだ!」

    ミサキ「どういえばその話題に?でも前のバイトも別に悪くは無いんじゃなかったの?」

    戒野弟「かくかくしかじかで……」

    ミサキ「あー……」

    アツコ「それなら私達も引越しの準備を始めなきゃね。教えてくれてありがとう。」

    戒野母「いいのよこれくらい!いくらでも頼ってちょうだい!」

    ミサキ「……。」

    ミサキ「ねぇ、弟は失恋したことにならない?次あの人に会える時はいつになるか分からないよ?」

    「……。」

    戒野弟「……ぅうわあぁぁぁん!!!そうなんだよ姉さぁぁぁん!!!僕はどうやって生きていったらいいんだぁぁぁ!!!」

    ミサキ「くっつかないでよ!?すごい鳥肌立つんだけど!?」

  • 80二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 01:19:46

    かわいい

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