- 1二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 20:54:53
- 2二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 20:57:42
((こっちはドキドキしてるのに平気な顔されてるのなんかムカつくな……))
- 3二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 20:59:03
ミラトレは冗談抜きで顔が好みすぎて気になった可能性もありえなくはないからな
- 4二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 20:59:43
お互い同期に「担当/トレーナーの顔が良くてドキドキしてるのに向こうは平気そうなのムカつく」みたいな愚痴を溢してるだろうな
- 5二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:00:01
両者顔が好みで契約してG1獲れたってこと!?
- 6二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:00:31
動画に雑談してるのが写り込んでるの見てスカウトしに行ったからね
- 7二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:05:19
記者「お互いのどこにビビッとしたものを感じましたか?」
「「顔」」
「はあああああああ!?」
「はあああああああ!?」 - 8二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:40:58
まるで両者が共に深淵を覗き込んでいるようなスレタイ
- 9二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:54:44
やっぱミラトレも見た目だけならちょっと儚げな感じなんだろうか
- 10二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:57:44
- 11二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:59:14
顔面ドタイプの人に「癒しトレーナーになってください!」とか言われたら最早性別関係無くムラムラ止まらんだろこれ
- 12二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:36:46
- 13二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:39:07
ダンツフレーム。
- 14二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:53:08
リクエストするフリして同室の胸キュンエピソードを暴露するダンツフレームは健康にいいとされている
- 15二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:57:07
ダンツフレームリークいいぞ
- 16二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:00:19
ダンツフレーム宝塚あたりで実装される可能性あるけど
ランダムイベントとかでミラ子の供給もあるかもな - 17二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:00:19
すみません追加で
トレーナー室のソファでごろごろ寝たふりしながら横目でチラチラと真剣にお仕事してるトレーナーさんの顔をバレないように見てるミラ子先輩
もセットで - 18二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:11:13
- 19二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:16:06
シェアアアアアア!!
- 20二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:18:53
突然のイラストに踊り出すのが俺だ
- 21二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:46:20
- 22二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:50:39
トレーナー室の机に突っ伏してうとうとしてたら至近距離から顔見られてドキドキのクーちゃん見てぇよ
- 23二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:01:47
- 24二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 08:16:50
- 25二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 09:29:00
いじめ事件なんよ
- 26二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 10:33:04
傍から見ればスパルタコーチとその教え子なのに確固たる信頼で繋がってるって何十年前のスポーツ漫画だよって思う
好物です - 27二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 18:00:33
すみません、この
クラスメイトに理想の男性の見た目を聞かれて、身長とか体型とか顔の濃さとか肌の色とか髪型とか答えてたら全部トレーナーの特徴と一致してて、クラスメイトにそれを指摘されて真っ赤になっちゃうミラ子先輩
ひとつください - 28二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 18:17:10
ダンツちゃん!!!!
- 29二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 19:51:27
日本有数のウマ娘が集まるトレセン学園。その実態はアスリートが切磋琢磨するスポーツ校である。
といえども、年頃の女子が集まれば話の花も咲き乱れるというもの。昼休みのとある教室では、誰かが持ち込んだ雑誌を囲んだウマ娘たちがとあるページを見て盛り上がっていた。
「ほら見てこの俳優さん。すっごいイケメンじゃない!?」
「先月デビューしたばっかりなんだって! 私ファンになっちゃった!」
「週末のドラマで主役なんだって! 録画しなきゃ!」
イケメン俳優特集と書かれたページには、様々なポーズを決めた男性たちが視線を彼女たちへと向けている。中でも特に大きく紙面を割かれた俳優は、今話題の新人と銘打たれていた。
「ねえねえ、ミラ子もそう思わない?」
話を振られ、ヒシミラクルは視線を菓子の袋から紙面へと向けた。口に加えたポッキーをゆっくりと食べながら、しばらく俳優たちを眺める。
「ん~……私にはピンとこないなぁ。かっこいいとは思うけどね」
そう言って、今度はじゃがりこに手を伸ばした。
「ずいぶん塩い反応じゃない。好みの顔はいなかったの?」
不思議そうなクラスメイトへ、じゃがりこを咥えたヒシミラクルは半開きの目を向ける。
「だって私のトレーナーさんほど彫り深くないし、目もトレーナーさんのほうがぱっちりしてるしね。
イケメン俳優って言うんだから、本職じゃないトレーナーさんは超えてほしいものですよ私としては」
睡魔によって思考力が落ちているのか、捉え方によってはとんでもない発言をしている。
そのことに気がついた周囲のウマ娘たちの目が光り、怪しげな笑みを浮かべ視線が交差する。 - 30二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 19:51:59
「じゃあ、ミラ子の好みを言ってみてよ。私一押しの俳優を気に入らないってんなら、相応の理想があるんでしょ?」
「そうだそうだ! 盛り上がってたところに水を差したんだから、それなりの誠意を見せてみろ!」
「条件が合う俳優がいれば、紹介してしんぜよう!」
「なに急に盛り上がってるんですか。
まあいいけど」
ヒシミラクルの返答に、笑みが一層深くなる。そのことに気がつかず、ヒシミラクルは視線を宙で泳がせ始めた。
「で、どう答えればいいの?」
「じゃあまずは、理想の身長を答えてもらいましょうか!」
「身長ね。そうだな……私よりは高いといいな。丁度頭一つ分くらい」
「体格とか肌の色は?」
「ちょっとがっちり目がいいな。やっぱり私たちも鍛えてるし、あんまりだらしないのはノーサンキュー。
肌は白ければいいかな。あんまり日に焼けててもね」
「なるほど」
会話の裏ではカーテンが閉められ、暖房がつけられている。少しでもヒシミラクルの微睡を長引かせるための、涙ぐましい工作だ。
「髪型は?」
「短くまとまってればそれでいいかな。そんなにこだわりないし」
「彫は深い方がいいって言ってたし、目も大きい方がいい。
声はどんなものがお好みで?」
「いつ言ったのよそれ。
声は、少し低めがいいな。聞いてて落ち着くし」
ヒシミラクルの好みを書き出しているクラスメイトが、質問役のクラスメイトへウインクをした。それを受け、最後の質問が投げかけられる。
「じゃあ、性格はどんな相手がいいの?」
「厳しくても、しっかりこっちを見てくれる人がいいな。信頼からの厳しさというか、ちゃんと私を思いやってくれる人」
「……よし。ミラ子ちゃん、あなたにピッタリの人が一人います」 - 31二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 19:52:46
にやけを隠せないクラスメイトの一言に、寝ぼけ眼のヒシミラクルは首を傾げた。
「そんな都合のいい俳優がいるの?」
「俳優じゃなくて、もっと身近にいるじゃない?」
睡魔に覆われた脳ではまともな思考ができないのか、ヒシミラクルはうんうんと声に出して悩む。
「じゃあ教えてよ。ちょっと思いつかない」
「それはね、あなたのトレーナーさん♪」
その囁きを聞いたヒシミラクルの脳は、一瞬で覚醒した。
「ちょ、何を言っているのかわからないんですけど!」
「だって、ねえ?」
「ミラ子よりも頭一つ大きくて、がっちりした見た目で色白で、短く整えた髪に低い声で、あなたを信じて思いやる厳しい大人!」
「これがミラ子のトレーナーさんじゃなくて誰なのって話よ?」
にやけるクラスメイトに周囲を包囲され、ヒシミラクルはせめてもの抵抗として顔を伏せた。
「逃げるなこの!」
「もっとトレーナーさんとののろけを聞かせなさいよ!」
「私たちに栄養を与えるんだよ!」
「私は寝てるから聞こえませーん!」
実に姦しい時間は授業開始のチャイムが鳴っても続けられ、一同は揃って担任からの説教を受けることになる。
(──好きに、なっちゃったんだなぁ)
腕で顔を隠したヒシミラクルが淡い笑みを浮かべていたことは、だれも目にすることはなかった。 - 32二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 19:53:01
- 33二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 20:29:56
素晴らしい
- 34二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 20:30:16
- 35二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 20:51:05
- 36二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 20:56:26
お前らにばっかりかっこいい真似させないぞ
- 37二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:44:00
- 38二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 01:24:05
リクエストに見せかけたリーク助かる
- 39二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 01:26:44
ダンツフレームリーク
- 40二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 09:37:18
ある意味相思相愛なのか…?
- 41二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 10:06:55
👺
- 42二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 10:09:26
これだけ惚気ているのに心の中では(まあトレーナーさんの良さを知っているのは私だけなんだけどね)とドヤ顔しているミラ子先輩ありますか?
- 43二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 10:30:09
- 44二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 11:01:44
- 45二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 11:03:43
読んでないのに冷笑しだすの草
- 46二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 15:46:53
- 47二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 19:43:38
- 48二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 20:39:11
カハッ
- 49二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 20:49:59
同同室に話しまくるミラ子も悪いと思う
- 50二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:28:59
トレセン学園の午後は、ウマ娘たちが練習で汗を流す時間である。場合によっては、気分転換のために学園内から飛び出してランニングをする日もある。
「ひゃー、すごい雨ですね。バケツをひっくり返したようなって言うのはこのことです」
「天気予報じゃ降らないって話だったのにな。まったく、最近この手の通り雨が多くて困る」
そうなった場合、突然の天候変化で雨に濡れることもまれにある。ランニング中に雨に降られたヒシミラクルとそのトレーナーは、慌ててトレーナー寮に避難したのだ。本来であればウマ娘寮まで走るべきだったが、アスリートは体が資本。風邪をひかれれば一大事であると、近い建物を優先した形になる。
その判断は正しかったようで、窓の外は前が見えないほどの豪雨が降り注いでいた。
「あ、先にシャワーありがとうございます。トレーナーさんも急いでどうぞ。風邪を引いたら大変ですから」
「そうするさ。
悪いが、服が乾くまではジャージで我慢してくれ」
「これで替えの服が出てくる方が怖いですよ」
「それもそうだ。
じゃあシャワー浴びてくるから、部屋汚すなよ」
「はいはーい。適当な漫画読んで待ってますよ」
脱衣所へ消えていくトレーナーを見送り、ヒシミラクルは怪しげな笑みを浮かべた。
「さてさて、普段はトレーナーさん部屋になんか入れてくれませんからね。抜き打ちお部屋チェーック」
そう長い時間をかけるわけにはいかない。手早く部屋を見渡したミラ子は、机の上に置かれたファイルに目を付けた。
「これは……ああ、ファンレター。ファイルに纏めるなんて几帳面だなぁ」
パラパラと捲れば、丁寧に広げられた便箋が一枚一枚保存されていた。ミラ子に見せた後、こうして保存しているのだろう。ヒシミラクルの走りの感想からダンスの感想まで、ファンたちの思いが綴られている。
その中で、いくつかの文章が目に入った。トレーナーの手腕を褒めるもの。ヒシミラクルとの関係を羨むもの。外見に言及したもの。
「へー……意外とトレーナーさんについても書かれるんだ」
どこか冷たい声音を漏らしながら、それらの文を眺める。 - 51二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:29:44
「でも、外見についてしか書かれてないな」
そう漏らすミラ子の口は、さきほどの声音とは逆に誇らしげな笑みが浮かんでいた。
「ふふーん。トレーナーさんは厳しいだけじゃないし、ちょっとした不調は見抜いてくれるし、けっこう甘やかしてくれるもんね」
誰に言うのでもなく、トレーナー自慢を始めるヒシミラクル。しかしふと我に返ると、慌ててファイルを元に戻した。
「いけないいけない。危うくメインを忘れるところだった」
そう言いながら向き直ったのは、トレーナーのベッド。
「お部屋チェックと言えば、ベッドの下は外せませんな」
ニヤニヤと笑いながらベッドの下へ手を入れると、指先に紙の感触。
「大当たり。さーて、トレーナーさんのお宝拝見と参りますか」
そう言いながら引っ張り出したものは、ヒシミラクルの想像していたものではなかった。
「なーんだ、ただの写真集か。
おっ、でも結構きわどいかも」
大人向けの雑誌かと思っていたのだが、どうやらただの写真集のようだ。葦毛が眩しいウマドルが、表紙で笑っている。
「ふーん。トレーナーさんこういう子が好みなのか」
パラパラとページをめくり、次の本を見る。 - 52二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:30:17
「……あれ、これも葦毛だ」
一冊目とは違うウマ娘だったが、こちらも表紙を飾っているのは葦毛だった。
「もしかして」
そのまま他の本も見るが、表紙にいるのは全て葦毛のウマ娘。
「えーっと……」
ふと窓を見れば、そこに映ったのは葦毛のウマ娘。今まで表紙にいたウマ娘たちと、どことなく雰囲気が似ている。
「と、トレーナーさんって、ひょっとして」
何かの結論が出そうになった途端、シャワーの音が止まった。慌てて写真集をベッドの下に押し込み、何事も無かったかのように机へと向き合う。
「あれ、今私ジャージだけで、トレーナーさんはシャワーを浴びて……!」
ヒシミラクルの脳内に、友人から借りた少女漫画の一シーンが浮かび上がる。トレーナーと担当ウマ娘は、雨に降られていかがわしいホテルへ避難するのだ。そこで普段見ない姿を見たトレーナーは、気の迷いの末……。
「いやいや、あれは漫画の話だし、トレーナーさんとはそんなんじゃないし!」
「何がそんなんじゃないんだ?」
突然の声に慌てて振り向くと、ラフな格好をしたトレーナーが首をかしげていた。
「あ、え、その……」
「なんだその反応。漫画のページを折ったりしてないだろうな」
普段とは違う雰囲気のトレーナーに、ヒシミラクルは目が離せない。 - 53二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:30:53
「そうだ、乾燥機が鳴ってたから着替えておけ。雨もやんだし、今のうちに帰って休むこと」
だというのに、トレーナーはまるで気にした様子がない。仮にも乙女が部屋にいるというのに、この扱いはなんだというのか。
「……わかりました、じゃあ着替えちゃいますね」
「ああ。また降るかもしれないから、少し急いだほうがいいぞ」
脱衣室で制服を着ながら、ヒシミラクルは脳をフル回転された。乙女のプライドにかけて、どうにかあのトレーナーに一泡吹かせなければならない。
意を決し扉を開け、トレーナーに声をかける。
「じゃあ、これで失礼しますね」
「ああ、ぬかるみがあるだろうから転ばないようにな」
そう言いながら見送りに着たトレーナーを正面に見据える。
「トレーナーさん」
「何か忘れものか?」
不思議そうなトレーナーへ、ヒシミラクルは渾身の一撃を叩き込んだ。
「心配してくれて、どうもありがとー♡」
写真集の表紙で見た、手でハートを描いてのウインク。腰をくゆらせ、顔は満面の笑みだ。
「……」
「……」
硬直するトレーナーを見て、ふとヒシミラクルは正気に戻った。私は一体何をしているのだろう。 - 54二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:31:05
「さ、さよならトレーナーさん!」
羞恥が限界に達し、扉を蹴破るようにしてヒシミラクルは逃走を開始した。ゆだった頭では、また明日も顔を合わせることなど忘れてしまっているだろう。
「あ、あいつ……見やがったな……!」
顔を赤らめ、ヒシミラクルのトレーナーは床にへたり込んだ。
その顔が赤いのは、写真集を見られた羞恥だけが原因ではないだろう - 55二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:31:26
- 56二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:31:40
いいよねぇミラ子
こういう子がちょっとだけ背伸びして攻めてくるのがいいんだ