- 1二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:18:44
ここだけ登場人物が全員前世と原作の知識を持った転生者なブルーアーカイブ
なお、多くの転生者は自分が知らないキヴォトス滅亡フラグが立つ可能性を恐れ、転生者であることを隠して原作ムーヴに徹しようとしている
カヤ(この世界意外と転生者がいるみたいですね…他の転生者と一度はお話をしてみたいですね…)
前スレ
転生者カヤ「よりにもよってカヤに転生するとか……」Part7|あにまん掲示板ここだけ登場人物が全員前世と原作の知識を持った転生者なブルーアーカイブなお、多くの転生者は自分が知らないキヴォトス滅亡フラグが立つ可能性を恐れ、転生者であることを隠して原作ムーヴに徹しようとしているカ…bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:21:36
取り敢えずありがとうございます。8スレ目も頑張っていきましょうー。
- 3二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:22:36
立て乙
気軽に地獄が発生するよねこの世界! - 4二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:23:34
なんとか地獄を乗り越えて貰わないと…
トリニティから酸っぱい匂いが消えて貰わねば - 5二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:24:24
初代スレ
転生者カヤ「よりにもよってカヤに転生するとか……」|あにまん掲示板カヤ(ブルアカの世界に転生したと気づいた時はやったぜと思ったけど、よりにもよって転生したのはカヤ…… 普通に原作通りの生き方してたらブタ箱送り待ったなしだからなんとかしたいけど、ここキヴォトスだし…bbs.animanch.comPart2
【感想スレ】転生者カヤ「よりにもよってカヤに転生するとか……」|あにまん掲示板【ここだけ登場人物が全員前世と原作の知識を持った転生者なブルーアーカイブ】【なお、全員自分が知らないキヴォトス滅亡フラグが立つ可能性を恐れ、転生者であることを隠して原作ムーヴに徹しようとしている】カヤ…bbs.animanch.comPart3
転生者カヤ「よりにもよってカヤに転生するとか……」 Part3|あにまん掲示板ここだけ登場人物が全員前世と原作の知識を持った転生者なブルーアーカイブなお、全員自分が知らないキヴォトス滅亡フラグが立つ可能性を恐れ、転生者であることを隠して原作ムーヴに徹しようとしているカヤ(思った…bbs.animanch.comPart4
転生者カヤ「よりにもよってカヤに転生するとか……」 Part4|あにまん掲示板ここだけ登場人物が全員前世と原作の知識を持った転生者なブルーアーカイブなお、全員自分が知らないキヴォトス滅亡フラグが立つ可能性を恐れ、転生者であることを隠して原作ムーヴに徹しようとしているカヤ(こっち…bbs.animanch.comPart5
転生者カヤ「よりにもよってカヤに転生するとか……」 Part5|あにまん掲示板ここだけ登場人物が全員前世と原作の知識を持った転生者なブルーアーカイブなお、全員自分が知らないキヴォトス滅亡フラグが立つ可能性を恐れ、転生者であることを隠して原作ムーヴに徹しようとしているカヤ(リンと…bbs.animanch.comPart6
転生者カヤ「よりにもよってカヤに転生するとか……」Part6|あにまん掲示板ここだけ登場人物が全員前世と原作の知識を持った転生者なブルーアーカイブなお、全員自分が知らないキヴォトス滅亡フラグが立つ可能性を恐れ、転生者であることを隠して原作ムーヴに徹しようとしているカヤ(リンが…bbs.animanch.com - 6二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:26:22
取り敢えずトリニティは救われてもらって…
- 7二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:26:56
- 8二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:28:26
先生に頑張って貰うしかない……先生も過労でぶっ倒れそうだな
- 9二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:30:43
ナギサとミカがあのざまってことは先代たち予言書伝えてないな…?
きっと真剣に演技させるために敢えて伝えてない - 10二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:30:52
エデン条約がぶっ壊れたらエライコッチャだからゲヘナも大変なのがね…
- 11二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:35:50
トリニティはちょっと追い込まれすぎてる気がする……(ゴールドマグロ亀甲縛り本を見ながら)
- 12二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:36:28
ゲヘナとしてはまだ精神的にはマシですがトリニティが潰れたらエデン条約が破産になる。でも介入出来ないのを上層部(特にセナとチナツ達転生前医者組)は苦々しく思ってる。多分突破口になるとすれば他校を頼るルートなんだが現状鎖国気味に近いのもあってそう簡単には行かない状態になっていると思う。イオリも突破口を探している内情だがそう簡単には行かない模様。
- 13二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:39:56
かなりの人数を救護してはいるんだけどね…転生者の数が多すぎて救護しきれない…
- 14二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:43:06
武闘派二年組に先輩たちに技術を叩き込まれる一年組、反転できて強いしアビドスの将来プランしっかりしてるホシノに来年度の新入生たちが保証されているアビドスとかいう学校
おかしいな、環境的にはキヴォトスの中でもトップクラスにやばいはずなのにトリニティよりは色々マシに見えてくるぞ? - 15二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:47:25
多分人数少ないのも影響してそうよね。頭数の問題って奴だ。
- 16二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:55:26
連邦生徒会 ビル前
「まさか…ここに来る日が来るとはな…。」
私は連邦生徒会のビルの前へと立っていた。目的は同人誌騒動にて大暴れした自らが恐らく転生者である事に気付いたのであろう七神リン行政官と不知火カヤ防衛室長と言った錚々たる面々による呼び出しだ。
「然し…こんな日が来る何て…ですね…。」
「ああ…取り敢えずシロコにやられた傷はどうだ?」
「まだ痛みますがこれくらいなら何とかなります!!」
「あのお馬鹿狼。(後でエデン条約終わったら絶対こっちから御礼参りしてやる…。その為に小鳥遊ホシノやお馬鹿狼が体得していたテラー化を覚える事も急務だな。)そうか…じゃあ行こう。」
連邦生徒会の案内役の人によって客間に通される。待つ事数分。件の人達がやって来たようだった。 - 17二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:55:57
最終章が終われば…最終章が終わればトリニティ仕草しなくてよくなるから…!
問題はエロ同人事件みたいに原作にない破滅フラグが勝手に立つことなんだよね - 18二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:59:15
シロコ「スミレ……私は、弱い……!!今の私が限界を超えるには、もっと、凄まじいトレーニングが必要……!だから、私を鍛えてほしい……!」
スミレ「……わかりました。ではミレニアムで私が作り出した、理論上は最高効率のメニューを伝授しましょう。ただしこれは……人体にかかる負荷は一切考慮していません……私もこれは、死人が出かねないからと封印していました。ですがシロコさん、あなたならもしかしたら……!」
シロコ「やってみせる……だからもし、私がクリアしたら、向こうでもできるトレーニングメニューも教えてほしい、できれば中学生でもこなせるような初心者向けので」
スミレ「それぐらいなら別にいくらでも渡しますが、どうしました?」
シロコ「ん、アビドスの中学生達に今のうちにトレーニングの基本を叩き込んで体を作ってもらう。皆意欲的な人達ばっかりだし、効率のいいトレーニング方法を探してるってアヤネが言ってたからちょうどいいと思った」
スミレ「わかりました!そういうことでしたら是非用意しておきましょう!」
シロコ「ん、まずはこの地獄のトレーニングを乗り越える……!!」
ホシノ「で、筋肉痛がひどすぎて翌日、家から出ることもできなくなったと」
シロコ「でも、な、成し遂げた……!今の私なら、限界を超えている気がする……」
ノノミ「確かに、悲鳴を上げた筋肉たちが急激に成長して肉体がパワーアップしてる感じがしますね」サスッ
シロコ「んんんん!?」
ホシノ「やめなさいノノミちゃん、そんなことしたらシロコちゃん泣いちゃうよ?」
アヤネ「このトレーニングメニューは後でコピーしてそれぞれの中学に配布しておきますね」
セリカ「ふーん、こういうのもあるのね……道具とか使わずにできるのは利点だし、私とアヤネもちょっと厳しめにしてやってみようかしら」 - 19二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 01:21:25
前スレの入れ替わりだけど先生がそうなったらメス堕ち組は普通に気づきそうな気がするのは何故なのか
- 20二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 02:01:41
煌びやかな転生ゲヘナの日常~アコの正体がバレた日~
ヒナ(横乳が出てないアコ…)
イオリ(何年たっても慣れない…)
チナツ(先輩たちはこれに数年耐えたというの…)
アコ「(くっ、今日も乳に視線が集中してる…!自慢のサイズではあるけど見飽きるでしょ!そういうのは羽川ハスミに向けてよ…!)…委員長コーヒーです」
ヒナ「ありがとう(クピ)…!――あなた、誰?」
イオリ「ヒナ委員長?」
チナツ「いきなりどうしたんです?」
ヒナ「もう一度訊くわ。あなたは誰?」
アコ「な、何を言い出すんです?私は行政官の」
ヒナ「じゃあ、このコーヒーの味はどう説明するの?」
アコ「…!?」
ヒナ「私が今まで飲んできたアコのコーヒーは泥にまみれた戦場で物資が枯渇した兵隊が仕方なく飲む代用コーヒーのようなえぐみと苦みと申し訳程度の香りという廃棄物一歩前の代物よ。それに比べてこれは香しく酸味も程よくカフェイン控えめでコーヒーだというのに飲んですぐ安眠できる全くの別物、加えて言うならチコリがブレンドされて整腸作用もある美味しく健康にも良いコーヒーというエナドリの前身たる不健康な飲み物の概念を覆す逸品。チコリというマイナーな混ぜ物を入れる技量と知識からして私が今まで飲まされていた東部戦線の兵士の愛飲料は…タンポポを煎じた代用コーヒーそのもの。違う?」
アコ「ふ、ふふ、大したものですね。まるでコーヒー博士…そ、それで?それが私がアコじゃないという証明になりますか?」
ヒナ「…あくまで認めないのね。仕方ない、荒っぽいのは好みじゃないんだけど」ジャキッ
アコ「お忘れですか委員長?その銃、最近は手入れも杜撰で弾の補充もしてないのを。撃てもしない銃を向けられても…」
ヒナ「え?フルスイングするだけだけど?」
アコ「――スゥ――フルスイングっておっしゃいました?あの不良をホームランした?」
ヒナ「ええ200mは飛んだわね」
アコ「先週30本塁打キメたあのフルスイング?」
ヒナ「余計な抵抗するから」
アコは微笑みを浮かべ
アコ「なんでも吐くんで勘弁してつかぁさい。靴もお舐めしますから」
ヒナ「汚いから要らない」
土下座を敢行した - 21二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 02:28:36
イオリ「あの時の土下座めっちゃ綺麗だった。」
チナツ「覚えてますよ。…本当に。後貴女はコーヒーに関しては余り飲み過ぎないように。」
イオリ「え。でも。」
チナツ「良いですね?(笑顔で圧力)」
イオリ「はい…。分かりました。(良かったぁー。)」
チナツ「後妖怪MAXの缶が確認されているので気を付けてくださいよ?」
イオリ「(何でバレてるの…?)」
- 22二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 09:02:05
保守
- 23二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 10:00:57
果たしてこれを機会にヨコチミハミデヤンにレベルアップする事が出来るのだろうか、アコは
- 24二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 10:23:16
転生トリカス「もう嫌だ……なんで私達だけこんなに苦しんでいるのに、他の学校は、他の学園は……」
転生トリカス「でもやらなきゃ……私がやらなきゃ……私が、私が……うっ、嫌だぁ……もう死にたいよぉ……私と言う存在が消えてしまえば、楽になれるのに……」
転生トリカス(……でも人が死んだら、迷惑がかかるかな……行方不明でも……迷惑かかるなぁ……じゃあ、倒すべき敵になれば、いいか……私が、魔女に……)ゾワッ
転生トリカス「なんだろう……急に心が楽になった。体も軽い……あはは、なんか体が黒いけど、今、最高の気分!もう……トリニティなんてどうでもいいや!あははははははは!!」
後日、トリニティの一角で大爆発が起こる事故が発生。事故現場付近では見慣れない黒衣の衣装をまとった少女が確認されたそうだが詳細は不明。同時期に行方不明になったトリニティ生徒との関連性も含めて捜査が開始されるのだが……これを境にトリニティ内にある噂が広がるようになる。『反転こそが救い。恐怖だけが私達の心を救う救世主である』と…… - 25二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 11:04:17
遂にテラー化トリニティ生が出てしまったか…
- 26二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 12:57:03
イオリ「それ…本当か?」
マコト「風の噂だと思いたかったが…本当だ。」
イオリ「…もうこれ以上手段選べないんじゃ…?」
ヒナ「然しどうするのよ。イオリ。」
イオリ「先ず情報として整理すると反転を獲得したトリニティのモブ達が爆発事故を引き起こしたらしい。(セナ部長が1番恐れてた事態になりやがった…!!)それとイチカからある議事録のコピーを見つけた…と。」
マコト「これは…ウッソでしょお前!!(机バーン)」
イオリ「何度も勘違いだと思いたかったよ。でも数代前のティーパーティー…。原作の為にトリニティを煉獄にするとか…クソっ!!!(最早不味いなんてレベルじゃない!!)アリウスにどうにか連絡は取れないのか!!議長!!」
マコト「落ち着け!!イオリ!!」
イオリ「これが落ち着いて居られるのか!!ァァァァァ!!胃が痛い!!」
???「どうやら…お困りの様ですね?」
ヒナ「もしかしてこの声は…。」
マコト「キキキ。…おいおい。情報部経由で伝わっていたとは思っていたが…貴女本人が来るとは。」
イオリ「(流石に有り得ないと言いたいけど…これは。)ベアトリーチェ…に錠前サオリ…だと?」
そこに居たのは本来ならば生徒達の天敵に足りうる『ゲマトリア』とエデン条約にてテロ屋になる『アリウススクワッドのリーダー』がそこにはいた。
- 27二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 13:05:43
ホシノ「……」
セリカ「ホシノ先輩どうしたの?遠くを見ちゃって」
ホシノ「誰か、反転したね」
アヤネ「え、そんなのわかるんですか!?」
シロコ「ん、全然わかんなかった」
ホシノ「多分、トリニティの方かな……ふーむ、これは自力で反転したってより潰されて反転した感じだねぇ……反転ってかなーりデリケートだし、私も正直手探りでやってるからシロコ*テラーが存在しててちゃんと形がイメージできるシロコちゃん以外には方法が確立するまでやってほしくないんだよねぇ……しょうがない。この世界の連邦生徒会も転生者の集まりだから原作より有能だし、うちらでテラー化した生徒は面倒見ようっか。戻せるかどうかはわかんないけど……なんかあっても私達で抑えられるしねぇ……」
シロコ「ん、これは恐怖の戦い方を洗練できるいい機会」
ノノミ「さすがにそれはどうかと思いますよ?ですがそうですね……テラー化してしまった生徒をアビドスに集めちゃうのはいい機会だと思います☆連邦生徒会の後ろ盾をもらってガンガンやっちゃいましょう!」
セリカ「アビドスが段々凄いことになっていくわね……今更だけど」
アヤネ「……これをきっかけにわざと反転させてアビドスに亡命しようとする転生者がそこそこ出てきそうなところが不安ですね……彼女たちを受け入れる別の高校も用意しておきましょう、合併は来年度にするということで」
リン一同(トリニティとアビドスの報告を聞いて頭を抱える) - 28二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 13:17:44
テラーで爆弾になるとか笑えないねえ…
- 29二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 14:13:49
クルミ『これは、大変な事になったな…
新装備だのなんだの考えてる暇は無さそうだ』
オトギ『だからってどうするのさ、向こうに
介入しようものなら…』
ニコ『この状況が既にネジ曲がってるわよ…
とは言っても今はカヤちゃんが戻って来て
からの指示を待つしか無いわね。』
クルミ『ここで下手にFOX小隊を知られてしまえば
それはそれで面倒な改変に繋がりかねない…』
オトギ『公安局の装備着て派遣されるくらいか…』 - 30二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 15:17:41
ゲマトリアがミレニアム経由で転生者とは知っていても油断は無い。この場にいる風紀委員会と万魔殿は全員銃を向けるも─
ベアトリーチェ「…流石に気持ちは分かります。ですが…トリニティがこうなってしまっては私達としても問題です。」
サオリ「そういう事だ。(あのイオリ…。まるでホシノ見たいだ…。しかも実力が私達以上…。成程。転生者としての識別が効く状態にしていたとマダムが言ってはいたが…相当厄介な装備を作ったな。ミレニアムも。)」
マコト「…成程な。だがしかし互いに信用はならないだろう?銃を置いて話し合いをするべきでは無いか?」
イオリ「っ…!!分かりました。」
その言葉で議場の雰囲気が納まった。全員が座り、2人用の席が提供される。
ベアトリーチェ「改めて自己紹介を。アリウス自治区の生徒会長…そしてゲマトリアの1人であるベアトリーチェと申します。以後よろしくお願いします。」
ヒナ「よ…宜しく。(ゲマトリアが転生者なのは知っていたけれど…この人。かなり真面目な人ね。所作や振る舞いから分かる。)」
サオリ「アリウススクワッドの錠前サオリだ。宜しく頼む。此方からも状況提供及び擦り合わせを行いたいとこちらから出向いた次第だ。非礼済まない。」
イオリ「それで…貴女達も『そっち』側なのか?」
サオリ「ああ。私達の所も基本的には『そっち』側だと思ってくれれば良い。」
イオリ「ふむ。それで彼女は?」
ベアトリーチェ「白州アズサの事ですね?ええ。今聖園ミカがこちらに来ました。彼女を経由して送り出して貰っています。…そこで聞いたトリニティの情勢にてかなり不味いと判断し、此方に赴いた形です。」
イオリ「(成程。嘘は言ってないな。)」
イオリはベアトリーチェの態度からそう分析する。
- 31二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 15:35:13
イチカ「零番書庫、機密図書館…いくら調べても別の名前が出てくるだけで場所すら出ないってどうなってんだよ!!…ふぅー…落ち着けイチカ…あるはずなんだ…トリニティの秘儀にこういった事態の対処が…こうなったら…直接訊くしかないっすかねぇ…」
イチカ「ナギサ様、お目通り叶い…」
ナギサ「前置きは必要ありません。件の生徒のお話ですね?」
イチカ「…話が早いっすね(…痩せられたな)」
ナギサ「あの件で上を通さず直接ということは…予言、いえ転生…ということですか」
イチカ「っ!つまり、あなたも…」
ナギサ「そうなりますね。私以外に居たとは…あなたの他には?」
イチカ「自分以外にはツルギ委員長、副委員長、平に数名…」
ナギサ「そう。幹部の一部だけ…お求めはトリニティの秘奥、封印された秘儀ですね」
イチカ「そうです!早くその場所を」
ナギサ「お教えできません。あなたの焦りはわかってます。ですがあの封印が解かれるのは全てが終わったとき。そうトリニティ創立から定められています」
イチカ「そんなカビ臭いしきたりなんて!」
ナギサ「封じられた中に反転の秘儀があると言っても?」
イチカ「!?」
ナギサ「一度開けばどうなるか。テラーが増える可能性。これだけで許可しない理由に十分です」
イチカ「…しかし!」
ナギサ「そもそもあなたは味方ですか?」
イチカ「…え?」
ナギサ「転生者だから何?滅ぼそうとしない保証は?どうせゲームの世界だと思ったことは?自分は無関係と頭を過りませんでしたか?仲正イチカ。『あなたは誰なんです?』」
イチカ「ナ、ギサ、様?」
ナギサ「私は桐藤ナギサ。ティーパーティーホスト。学園を守る義務があります。ただ一人残った生徒会長としてあなたは信用できません」
イチカ「なら、何故、こんな」
ナギサ「たった数名の転生者。それで何ができるというのです?非力な私を取り押さえ拷問し情報を吐かせる?できるでしょうね拷問までは。ですが命を捨てても私は何も話しません。その間にあなたたちはホスト弑した反逆者。残りの正義実現委員会が敵に回ります。さて、お帰りはあちらです。私は多くの人を犠牲にして得たこのシナリオを守る。私は……」
イチカ「………駄目だ、あの人は、原作並みに疑心暗鬼に呑まれてる…私の言葉なんて…」
『…ミカさえ見捨てたのだから』
イチカ「どうすりゃ、いいんだ…あの人は、もう…」 - 32二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 15:38:26
ヒナ「然し反転などと言う情報が上がった以上どうするんですか?マダム・ベアトリーチェ。」
サオリ「マダム曰くこの世界の『反転』は負の力のコントロール…特に自力反転の場合は分かりやすくそうなるらしい。」
マコト「今回の件は小鳥遊ホシノと近い…という事か?」
ベアトリーチェ「ええ。恐らくは。アズサ曰くらしいとも。」
チナツ「まるで何処かの漫画…みたいな話ですね。」
イオリはちんぷんかんぷんな表情になる。
サオリ「お前は呪術〇戦とかは知らないのか?」
イオリ「…私は前世身体が弱かったから。正義実現委員会の仲正の中身とかと一緒でね。先天性白皮症─分かりやすく言えばアルビノだね。そしてもう1つ…。そっちのせいで死んだから…。余り一般常識を知らないんだ。」
その言葉に愕然となるサオリ。痛ましい表情のベアトリーチェ。
サオリ「(原作サオリみたいな危うさがある…と思ったらそういう事だったのか…。)分かった。私達の方からトリニティ内の反転の情報と監視活動を行っても構わない。その代わり…。」
イオリ「プレートアーマーの件と『雷帝の遺産』絡みでの参陣を確約してくれるって事か?」
サオリ「ああ。」
イオリ「成程。(バレた時のリスクは大きいが…トリニティはもうそうも言ってられる状況じゃない。であれば…。)委員長。議長。良いですよね?」
ヒナ「…貴女の口でミレニアムに伝える事が条件よ。」
マコト「仕方あるまい…これは流石に背に腹はかえられないだろう。」
イオリ「…分かりました。だがしかしアレは既製品ではなく白石ウタハ先輩─音瀬コタマ先輩達の情報取りを兼ねたプロトタイプです。虚妄のサンクトゥム迄には市場に出せる様に調整しますが…あの馬鹿襲い狼のせいで予定が狂いそうになりましたが小鳥遊ホシノに先約を渡しています。あちらとも共同戦線を貼ります。…予定通りお願いしますね?」
ベアトリーチェ「(音瀬。…成程。ミレニアムもやはり…。)」
そう言うと幾つかの擦り合わせを行い2人は帰って行った。
- 33二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 16:14:35
イヤー!ガンギマリナギサ様あかんやつー!
助けて先生、助けてセイア様、助けてカヤちゃん! - 34二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 16:36:39
トリモブ「恐怖が救い……恐怖が救い……」
セリカ「あなた……反転しかけてるわよ」
トリモブ「え!?なんでアビドスの人が……」
セリカ「反転しちゃった、反転しかけてる人を助けに来たのよ。あなた、アビドスに来なさい」
トリモブ「な、なんで……でも、私にはトリニティが……」
セリカ「それは、原作のため?だったら猶更トリニティなんか出ちゃいなさい。ここであなたが反転してしまうことの方が原作に大きな影響を出すんじゃないの?」
トリモブ「……それは」
セリカ「……ホシノ先輩とシロコ先輩は反転の事を良く知ってる。私達の所に来れば、反転をコントロールすることができるようになるわ。トリニティで苦しんだ挙句、反転して暴走して、全てを台無しにするよりも……アビドスで恐怖と向き合いながら心と体を休めた方が、きっといいはずよ。休んでも仕方ないわよ、だってそうしないと原作が台無しになるんだから」
トリモブ「その二人が……そう、かもしれませんね……確かに原作のためなら……」
セリカ「ま、全部が終わって、あなたも良くなってきてからまたトリニティに戻りたいなら戻ってもいいんじゃない?そもそもアビドスって五人しかいないからあまり問題ないわけだし」
トリモブ「……ありがとう、ございます。このままじゃ私……おかしくなりそう、で……少し、頼ってもいい、ですか……?」
セリカ「ええ、ジャンジャン頼っちゃいなさい!皆で何とかするのよ!私達はそのために来たんだから!ほら!恐怖はこんな感じでコントロールできるのよ!」
トリモブ「!あ、ああ……救いが、ここに……」 - 35二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 16:37:16
ホシノ「……で、こんなことになっちゃったのぉ?」
アヤネ「原作の制約があるのでアビドス本校への転入はちょっと見送らせていただきましたが。アビドス分校に思ったよりトリニティ生が転入してきちゃいましたねぇ……恐怖の方はどうですか?」
シロコ「ん、既に反転しちゃった子達も不安定な所が見られない。反転しかけていた人達も完全に反転する前にメンタルが回復したのと私たちがちょっとコツを教えたおかげでこれ以上は暴走しなくなってる。後はこのまま恐怖の力を制御しつつ、力として使えるようにしてもらう」
ノノミ「さすが、誘いの黒猫ですね♠」
セリカ「待って、何それ知らないんだけど?いつの間に変な二つ名生まれてるの?」
アヤネ「知らないんですか?トリニティですっかり噂ですよ?音もなく現れ、恐怖に陥った子に救いを与えていると……救いを与えられた子はトリニティから消えてしまうが、幸福の地に辿り着いたと言われています」
シロコ「実際アビドスに来てからの方がイキイキしてるから大体事実……」
ホシノ「……でも、この大量転校をティーパーティーが認めちゃうのが怖いんだよねぇ……ありゃあ……パージだね……トリニティ内に不穏分子を入れたくない、全部外に追放してやるっていうやばーい意図を感じるよ……よし!セリカちゃん、アヤネちゃん、ノノミちゃん、先輩として彼女たちに神秘と恐怖の応用を教えに行くよ~」
シロコ「ん、鍛錬は大事。皆でもっと強くなる。あの子達も一緒に」 - 36二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 16:49:44
アビドス自治区 柴関ラーメンにて
イオリ「成程…そういう事だったのか。」
ラーメンをすすりながらアビドスの対策委員会と喋りながら言う。
イオリ「セリカ。ありがとう。私達としてもこのままでは不味いと思っていたんだ。アリウスもアリウスでアズサ経由で動かしてくれている。これで末端の転生者達はある程度心配無い…か。ってかアコちゃんがっつき過ぎじゃない?」
アコ「すすすすすすす!!(美味しいです!!久しぶりのラーメン!!五徹)」
イオリ「まあそれだけ元気だから良いんだけどさ。それで…問題は上層部。幸い正実と救護、図書委員会はそこまで心配ないだろう。仲正も居るから幸いどうにかなる。ティーパーティーのお嬢様元い桐藤ナギサがかなり不味い。猜疑心に囚われている事に加えて…秘跡の件も仲正から言っても拒否されたらしい。アビドスも手伝ってくれないだろうか?私達だけでは因縁が強すぎて無理だ。あからさまに他校で転生が分かってるのは百鬼夜行のレンゲとアビドス後はミレニアムの首脳陣、アリウス位だ。その中でアクティブに動けるとすれば貴女方アビドスしか居ない。頼む。」
セリカに頭を下げる私。 - 37二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 17:53:03
イロハ「桐藤ナギサ対策会議というわけですが…マコト先輩?」
マコト「…前提をひっくり返して悪いが、桐藤ナギサが転生者であるとは限らんぞ」
サツキ「どういうこと?正実からの報告じゃ自分から示唆したって」
チアキ「そうですよ、テラーとかゲームとか転生者じゃなきゃ出てこない言葉まで出てるのに」
マコト「原作でヒフミたちの犠牲もやむを得ないと言ったの覚えてるか?」
イロハ「ああ脳が破壊されたナギサ様の」
チアキ「ハナコがキレたセリフですね」
マコト「後々の描写を見るに桐藤ナギサは身内の犠牲を許容できる性格か?」
サツキ「それは…」
イブキ「…既に虚実を問える状態じゃないってことか。同僚が殺されたことに加え外敵でなくまず身内の犯行を疑わざるを得ない環境に長く身を置きしかもそこのトップとして振る舞わなければならない重圧。…未成年のガキが耐えられるもんじゃねえわな」
マコト「付け加えるならトリニティでは予言という形で転生者の存在を仄めかしてきた。正実の連中が調べあげて議事録一枚しか出てこなかったあたり秘伝としてな。…最悪なのが桐藤ナギサの状況が原作と遜色ないほどイカれてるということだ。演者が大量に壊れるほど徹底再現されたトリニティ。桐藤ナギサ、ヤツの人格はもう表裏すらわからない状態だと見るべきだ」
イロハ「……本物の桐藤ナギサが転生者を演じて仲正イチカをはめた?」
サツキ「…あり得る、わね…演技が拙くとも自己暗示でそういうことはできる。でも彼女は…おそらく演じてる自覚すら無い」
マコト「…突破口が見えんな…」 - 38二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 17:55:22
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- 39二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 18:17:38
イオリ「マコト議長。言いたくは無いけど…一時の私より多分イカれてる。…桐藤ナギサは。イブキの言う通り虚実を振る舞えない状態にまで追い詰められてる。更に言えばミネ団長達救護騎士団の中身の転生者に医療関係者が居ない事。…これは余りに致命傷だって。」
セナ「はい。エデン条約前にこのまま行けばトリニティは潰れますよ。突破口になり得るのはイオリのが担当して動きがフラットなアビドス、ウチ同様に転生者が分かってるミレニアム、後候補に上がるのは百花繚乱の不破レンゲ位なものです。アリウスに関してはサオリさんは兎も角…ベアトリーチェがそう振る舞う可能性もゼロではありませんから。イロハさん、イブキさん。確か例の演劇イベントは何時でしたか?」
- 40二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 18:22:16
なんで転生スレで原作ナギサ様のお労しさ再発見してんだろ…
- 41二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 18:34:58
パヴァーヌのぐだぐだっぷりから始まる世界の危機から転じてトリニティのこの病み具合よ…
- 42二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 18:39:04
アビモブA(元トリモブ)「砂かきの時間だー!」
アビモブB(元トリモブ)「Foo~!空気がカラっと澄み渡ってる!最高!」
アビモブC(元トリモブ)「砂かき終わってトレーニング終わったらどうするー?」
アビモブD(元トリモブ)「ラーメン食べに行こうよラーメン、私、この世界に来たら一回は柴関ラーメン食べてみたかったんだ。今までは胃が弱かったけどこっちに来てからすっごい良くなった気がするし!」
アビモブA(元トリモブ)「よーし、皆頑張るぞー!」
アビモブ「「「「オー!」」」」 - 43二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 18:44:04
パヴァーヌのアレは3年生全員が転生者である事を早い段階で共有出来ていたのとマジのガチ勢のホドがバックに居たから(グッダグダだったけど)何とかなった感じだしね⋯
- 44二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 18:50:49
青春しとる…(涙ほろり)
- 45二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 19:02:08
転生してメス堕ちしてもさほど外に出ないからか非転生者扱いなんだろうなウイは⋯シミコは気付いてるけど
- 46二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 19:42:22
風紀委員会の朝は早い。皆わちゃわちゃ動きながら準備体操を始め、バーベルトレーニングや自身に合わせた最適解を作る為の訓練等風紀委員会が三大校の巨大組織なのを活かした訓練を行う。数は原作よりも増えてはいないが多様性や白兵戦等の質も数段上がりつつある。これもある意味で転生者の影響が大きい。風紀委員会に入隊したのは先程上げた海兵隊の軍人、珍しい所では極道上がり等果てはハッカーだったものまでいる。
風紀モブ1(非転生者)「イオリ先輩…本当に強い!!」
イオリ「筋は悪くないぞ?だがしかしこれも1つの練習でしかない。私の上にはまだヒナ委員長以外にもこのキヴォトスには強い者がいる。決して慢心するな。全員…分かった?」
風紀モブ2(転生者)「(イオリさんが治ってからというもの私達にも稽古を付けてくれるようになってから目に見えて風紀委員会のスキルが上がってきた…。いい事ではあるけど…トリニティの友人がアビドスに行ってたの知ったの驚いたな…。想定以上に摩耗していたから…カズサ達放課後スイーツ部が不安です。)」
イオリ「こらそこ!!だらけるな!!訓練倍な!!」
風紀モブ2「ひぇぇぇ!!」
その訓練風景をヒナ達は見ていた。
ヒナ「イオリ。本当に良くなったわね。」
チナツ「ええ。まだ不安定な部分はありますが…改善はされてきた…かと。」
アコ「一時は顔が死んでいましたから…。それとあの話を聞いていたら確かに…肯定感が死ぬのも納得です…。」
ヒナ「兎に角エデン条約終わったら…最終編よ。貴女達にも頑張ってもらうから。」
2人「はい!!」
そう言うのであった。、 - 47二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:12:47
"補習授業部の件が終わってからナギサと連絡がつかない…いや生徒がモモトーク返してくれないのはいつものことだけど…………あれ?疲れ目かな視界が歪んでるや。じゃなくて、トリニティの事故…辺な噂もあったし気にかかる…正実じゃない黒衣の生徒…まさか、とは思うけど…ミカの件もあるし一度トリニティに行くべきかな…"
- 48二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:34:51
先生に何か起きそう…?
- 49二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:25:47
ティーパーティーモブ(ゲヘナが嗅ぎ回っている…明らかに自治区内への侵入回数が上がっている)
ティーパーティーモブ2(テラー化生徒の件だろうけど何が目的だ?兵器化でも狙ってる?いや…羽沼マコトは人体実験の噂がある雷帝を追放した。生徒の兵器化はしない…か?)
ティーパーティーモブ3(エデン条約調印式が迫るなかで何を考えている?原作じゃアリウスと組んでナギサ様の抹殺を企んでいたが…)
ティーパーティーモブ「…っく!これ以上ナギサ様を苦しめるつもりかゲヘナの角付き…!」
ティーパーティーモブ2「ナギサ様はツルギ委員長に注意なさいと仰った。内も外も敵だらけだ…」
ティーパーティーモブ3「とにかく…内患から対処しましょう。『謎の疫病』にかかった生徒の追放を進めます」
ティーパーティーモブ「ようやく条約締結までこぎ着けたんだ…何があってもナギサ様の御身だけはお守りせねば」
ティーパーティーモブ2「正義実現委員会は当てにならない。近衛隊を警備につけよう」
ティーパーティーモブ3(…シナリオ通り進んでいる…私たちは…ナギサ様は、間違ってない…) - 50二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 23:22:08
ウイ「では先生…まずはマッサージから始めますのでベッドに…それとアイマスクもどうぞ…」(ただ先生に癒しを与えるだけじゃない…///これを期に距離をもっと…)
先生"うん、これでいいかな?"
ウイ「それじゃあ失礼します…まずは肩周りから…やっぱり相当凝ってますね…」(よ…よーし…体を押し当てちゃえ…///)
先生"そ…そんなにかい?"(ウイにしてはやはり距離がおかしい…それに…む…胸が後頭部に…)
ウイ「だ、だから先生には…いっぱい気持ちよくなっていたがないと…♡次は背中と腰ですね…」(ひぃやあ…♡先生の声…ちょっと照れてる…そんなに肉付きがいい身体じゃないのに…意識してるんだ…きっと…♡)
先生"ウ…ウイ?そんなに密着しなくても…"(駄目だ駄目だ!レンゲといいなんで…私は先生なんだ…先生である以上は…!)
ウイ「うぇッ!す…すみません…でもこの子にはこうした方がより相手を癒せると書かれて…」(へ…へぇ〜…こんな焦った声が出るんだ…♡可愛い…♡)
先生"そ…そうなんだ…でも無理はしないでいいからね?ウイが近くにいてくれるだけでも私は嬉しいから…"(とにかく落ち着くんだ…『先生』らしく、余裕を持った対応をしないと…)
ウイ「せ、先生…私が…したいからしてるだけですのでだ、大丈夫です…!」(僕が…私が近くにいてくれるだけで嬉しい!?ひ…ひぅわぁぁぁ…///) - 51二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 23:22:23
トリニティが謎の疫病という名目でテラー化した、テラー化しかけてる生徒を追放する
↓
アビドスが拾い、恐怖のコントロールを教えメンタルケアをする
↓
アビモブの誕生
アビドスがどんどん大きくなっていくの笑っちゃうんですよね - 52二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 23:24:18
スケジュールでレンゲとウイが同じ場所にいて反射的に一瞬メス堕ち組だ!って思っちゃったの深刻なミーム汚染だと思う
- 53二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 23:26:06
ヒナ「先生は補習授業部の件。…上手くやってくれたようね。」
サオリ「そこは問題無かったらしいな。不気味な程に。…だがしかしシャーレの当番に言ったチナツ曰く違和感を感じていた。何か間違いなく起こるだろう。エデン条約前と言うのもあるがな。」
ヒナ「はぁぁぁ。」
イオリ「報告に入ります…。あれ?サオリか。」
サオリ「イオリどうしたんだ?」
イオリ「あ…ああ。ティーパーティー周辺がやっぱり固執してる。原作の流れにやたら…ね。」
サオリ「…もうほぼ崩れたのと同義でしょうが…!!」
ヒナ「どうするの?」
サオリ「……『マダム』。」
ベアトリーチェ「はいはい。その様子だとトリニティ─いやティーパーティー内の固執が酷いと?」
ヒナ「ええ。自演自体は問題ないにせよ…何かしら手を打つべきかと。」
ベアトリーチェ「…ふむ。アズサの件もあって確信しましたがもう強制的にナギサを引きずり下ろすのはダメかな?」
サオリ「いやそれを下手にしてしまうと更に厄介な事になる。(スイーツ部とも隠密に接触出来てそこ繋がりで自警団とも接触も出来た。宇沢は原作通り煩かったが何とか地盤固めは出来ている。それに先生の件も不安な事だ。意図して地獄を作り出して…後を苦労させるとか…数代前のティーパーティーが…!!)」
頭が痛いサオリ、イオリ。
ヒナ「八方塞がり…ね。本当に。」
そうヒナ委員長は言う。 - 54二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 23:27:04
まあナギサ目線テラー化してる時点で転生者組確定なので
原作準拠したいナギサからしたらトリニティにいてほしくないよね(遠くで心を休めてほしいよね - 55二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 23:42:29
セリカ「えーと、今日は皆で建築作業よ。皆重りを付けてね」
アビモブA「はい!」
アヤネ「あ、ノノミ先輩から物資を引っ張ってきたって来ました。一度に持ってくるだけならノノミ先輩で十分ですけど、量は多いので皆さん分配してくださいね」
アビモブB「了解!」
アビモブC「私達の寮を自分達の手で作る……すっごい楽しいね」
アビモブD「めいっぱい働いてお腹空かせて美味しいご飯食べよう!」
シロコ「早めに終わらせて、特訓の時間を確保する。まだまだ上は遠い」
ホシノ「作業は丁寧にやらないと駄目だよ?皆が暮らす寮なんだから」 - 56二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 23:46:49
イオリ「今のティーパーティー、特にナギサは原作を沿うことだけを生きる寄る辺にしている節が随所に見受けられる。
盛大に原作崩壊させてみろ。翌日には首つり遺体が発見されることになるぞ……!」 - 57二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 23:52:42
それがあるからヒナは八方塞がりと評しています。
- 58二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 23:57:36
私がしっかりしなければ…私が……私………
あ…………れ……………?
【突然よろめき倒れるナギサ様】 - 59二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:03:17
フィリウスモブA「アカンナギサ様が倒れたぁ!これじゃ原作が死ぬぅ!」
フィリウスモブB「どうするのこれ……やばいよやばいよマジでやばいよ」
フィリウスモブA「決まっている……ナギサ様が倒れたことは内緒にするんだ。その代わり、私がナギサ様の代わりとして振る舞う」
フィリウスモブC「できるの!?」
フィリウスモブA「私はモブだけど、常々ナギサ様とは翼と身長はそっくりだったんだ。体つきも限りなく本物に近く整えてきた。全ては原作以上に心労がきついナギサ様の身に何かがあったとき、私がナギサ様の代わりに原作を遂行できるようにするため……!カラコン、そしてかつらを用意して私が成り代わり、ティーパーティーの頂に立つ!」
フィリウスモブD「あなたの覚悟……受け取りました!完璧なナギサ様を演じるあなたを私達が支えます!さあ、最高のエデン条約を成し遂げましょう!!」
フィリウスモブE「ナギサ様の看病と監禁はお任せください!」 - 60二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:04:57
………ところで誰かミレニアムにツテない? 先生対策にヘイロー偽装装置がいることにたった今気がついたんだけど………
- 61二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:05:23
影武者!
フィリウスモブA……改め偽ナギサ様爆誕 - 62二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:06:51
マコト「……ヒナ、私はトリニティの連中を責めることが出来んよ」
ヒナ「どうしたの?間違いだらけに見えるけど」
マコト「地獄を作ったという点だけ見ればな。憶えているか雷帝との争いを」
ヒナ「…忘れるわけないでしょう、あの狂人。あなたを撃って、その上どれだけゲヘナを荒らしたと……まさか」
マコト「こんな事態になるまで考えもしなかった。必死だったし、それこそ私は死にかけて留年したしな。…それが正史だったら?シナリオ通り進めただけだったら?桐藤ナギサや先代ティーパーティーのように…血反吐に溺れながら悪役を演じていたとしたら?」
ヒナ「……私たちも気づかないうちに桐藤ナギサと同じ道を走っていた…雷帝を生け贄に…今日まで進んでこれた……吐き気がするわ」
マコト「私たちは偶々上手くやれただけなのかもしれんな。先代ティーパーティーが滅びに備えて地獄を作ったことも…理解できてしまったよ」
ヒナ「それでも…ナギサを見捨てる理由にはならない」
マコト「…その通りだ…覚悟しておけヒナ」
ヒナ「…」
マコト「哀れな天使を救うために、シナリオを逸脱させるやもしれんからな」 - 63二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:27:47
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- 64二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:34:15
フィリウスモブA改めナギサ(影武者)「ナギサ様の…いえ…私の明日の予定は何ですか?」
フィリウスモブD「明日は連邦生徒会の役員の方々と、エデン条約の調印に向けての打ち合わせですね。
連邦生徒会からリン様とカヤ様が、正午にトリニティに来訪されるそうです。」
ナギサ(影武者)「正午ですか…それまでにナギサ様を演じられるようにしなければ!」
フィリウスモブD「いっそお二人には真実を話してみてはいかがですか?
連邦生徒会の協力があればエデン条約も円滑に進めると思いますし。」
ナギサ(影武者)「…相手の出方次第ですね。」 - 65二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:36:44
ヒナ「それはそれとしてマコトにセクハラしまくったことと私にロリコンじゃないんでとぬかしたことは許さないからブチコロがしたことに後悔は微塵もないわ」
マコト「ああ…うん…改造人間の素体にするつもりで身体調べてんのかと撃たれるまで思ってたんだがな…ヘイロー貫通弾で私の腹撃ち抜きながら「愛しているぞマコト」だもんな…よく処女無事だったな私…」
ヒナ「銃で撃つことを性行為のメタファーにしてたんじゃないの?やっぱただの狂人じゃないあいつ」
マコト「やめろ…やめろ…本気で気持ち悪い…」
- 66二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:42:45
〜マッサージ終了〜
ウイ「い、いかがだったでしょうか…はぁ…はぁ…先生は全身凝ってたみたいで…はぁ……はぁ…」(いやまさか…先生の反応をついでに見るつもりが…途中からそんなこと考える余裕も…)
先生"凄く良かったよウイ、ありがとう"(最初はあんなに密着してきたのに途中から普通に全身を揉みほぐしてくれただけだったな…)
ウイ「そ…それじゃあ…次はリラックス出来るアロマで快眠を…」(ここで一気に畳み掛ける…!レンゲには負けたくない…!なんかそんな気がする…)
先生"いい香りだね…確かにこれはリラックス出来るかも…ふわぁ……"(マッサージ受けて次はアロマか…結構本格的だな…)
ウイ「じゃあ…し…失礼します……モゾモゾ」(今なら行ける…!チャンスは今しかない…先生と添い寝…///)
先生"ウ…ウイ!?ちょっと待って!?"(危ない!寝るとこだった!というか間違いない!このウイ絶対転生者だ!)
ウイ「へあぁぁッ!!??な…なんですか…」(流石にやりすぎた…?でも…)
先生"い…いや、寝る前にどうしても聞きたいことがあって…"
ウイ「な、なんでしょうか…」
先生"突拍子もないと思うんだけど…もしかしてウイも転生者だよね?"
ウイ「………あ、あ…あの…え……!?」(な…なんでわかったんだ!?毎日お風呂入ってるから?部屋がちょっと片付いてるから?なんだなんだなんだ?いやいや、どうしよどうしよ…なんて答えたら……嫌われる…中身が別人だってわかったら嫌われる…ヤダヤダヤダ!そんなの絶対嫌だ!!)
先生"ウイ、落ち着いて!"(この取り乱し方…間違いない…それならレンゲを落ち着かせた方法で…!)
ウイ「ひあぁぁッ!!??」(なになになに!?もしかして…これって…!?あああああああああ…//////) - 67二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:47:17
レンゲ「そういえば、師匠はさ……いつからアタシが転生者だって気づいてたんだ?」ギュ
先生 "温泉に一緒に入った時かな…演じるとか原作崩壊とか色々言ってたからね"(あの時は転生者かどうかを聞き出せる状況じゃなかったなぁ…)ミシミシ
レンゲ「よく考えたら結構ボロ出してたんだな…思い出すと恥ずかしいな///」(今までのことも恥ずかしくなってきた…///あんなに師匠に体をくっつけたり…///手も握ったり…///えへへ♡)
先生 "…そういえば、私のことは転生者だって分かっても師匠呼びなんだね"ミシッ
レンゲ「もう長いこと演じすぎて、師匠呼びじゃないと違和感がすごいんだよ…」
先生 "…それは、なんというか…その……ごめん……"(聞いちゃいけなかったかも…)ミシッミシッ
レンゲ「別に謝るほどのことじゃないぞ!」(師匠に気持ちを伝えたい……好きって…)
先生 "……そっか"(レンゲの様子が少し変な気がする…)ミシッッ
先生、レンゲ "「…………」"ミシミシ
レンゲ「えっと…その…なぁ…師匠……ぁ…俺は元男だけど……師匠のことが…///恋愛的な意味で好きって言ったらどう思う?///」(あっ///いっ言っちゃった///)
先生 "………レンゲはレンゲだからね…元男だろうとそんなことは関係ないよ…でも、レンゲには私なんかよりももっといい相手がいると思うよ…レンゲは優しくて…勇敢で…すごく立派だからね"(レンゲが私のことを好き!?いやいや……レンゲには私よりももっといい相手が絶対にいるって!!第1、レンゲが転生者でも生徒であることは変わらないんだから、先生らしくしなきゃ…!)ミシッ
レンゲ「師匠…アタシは師匠ほどいい男は居ないと思うぞ…///……それに師匠のそういうところがアタシは好きだな…///」(えへへ♡師匠のそういうところが好き…♡もっと好きになっちゃう♡師匠の所有物になりたい…♡好き♡)
先生 "……ありがとう、レンゲ………ところでレンゲ、もうそろそろ後ろから抱きつくのやめてくれないかな?いっ息が苦しいんだけど…」(徐々に力が強く…しっ死ぬ…!)ミシミシミシッ!!
レンゲ「ヤダ…少なくとも後1時間はこうしてたい///」(好き♡好き♡ししょー♡好き♡) - 68二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 01:08:07
「なんっ、で……」
目を覚ました私は拘束された状態で、ベッドの上で寝かされていた。慌てて腕を動かそうとすると、鎖がこすれ合う音が聞こえてくる。それを合図としたように部屋の扉が開かれ、何名かの生徒が入ってくる。知っている。彼女たちは私の、フィリウス派の生徒達だ。だが彼女達の表情はなんだ。なんでこんなに、冷たいのか。
「ああ、起きてしまったんですね、ナギサ様」
「ナギサ様、そのまますべてが終わるまで寝てしまえばよかったのに」
「……え?そ、それってどういう……いえ、なんでこんなことをするのですか!?ティーパーティーが、私がいなければトリニティは―――」
「ああ、安心してください。ナギサ様の代わりが既にいるので」
「……は?」
私の代わりがいる?そう言った彼女は、笑みを浮かべていた。見れば他の皆も笑っている。なんだ。何が嬉しいのだ。私がいないのに。桐藤ナギサは一人だけ。その私がエデン条約を成し遂げなければならないのに。代わりなんかいるわけがないんだ。そうだろう。そうだと言ってくれ。
「私達もただじっとしていたと思いましたか?」
「ずっと、あなたに成り代わる影武者を用意していたんですよ」
「そしてあなたは倒れた。その機会が訪れた」
「今もトリニティは、桐藤ナギサ様の手によって治められていますし、エデン条約の締結を目指し邁進なさっています。このトリニティは、我らフィリウスがしっかり守っていくので」
嘘だ。嘘だ。嘘だ嘘だ嘘だ。私はずっと頑張ってきた。苦しんで苦しんで、それでもトリニティの為に、キヴォトスの為に、原作を守るためにあらゆるものを犠牲にしてきたんだ。友達だって、知り合いだって、疑わしいものだって全て切り捨てて。そこまでやって、ここまで積み上げてきた全てが、こんな簡単に奪われることがあっちゃいけない。いけないんだ。すぐに動かないと。こんなところで寝ているわけにはいかない。私が、私がやらなければ…… - 69二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 01:08:43
「なんで起きるんですか?」
「だからこうやって縛り付けたんですよ。あなたに動かれては困るから」
「はっきり言います。もう桐藤ナギサ様は動かないでください」
「今あなたが動けば迷惑ですよ」
「「「「もう、あなたはいらないんです」」」」
「……あ」
彼女たちの言葉を聞いた瞬間。私の全身から力が抜けた気がした。動く気力も、何かを成そうという思いも。私がしたこと、全部が無駄だったんだと。そう、悟ってしまった。
「……ふぅ、やっと落ち着きましたね」
「こうでも言わないと使命感が強すぎて大人しくしようとしませんからね」
「さ、起こさないように部屋の外に出ちゃいましょう」
「そうですね。向こうのナギサ様は順調そうですね」
彼女たちが何か言ってるけど全然聞こえない。気付けば人の気配がなくなっていた。でも、私はどうすればいいんだろう。だってそうだ、私はナギサとしてあるべき姿を演じてきたはずだ。積み重ねてきたはずだ。なのにそれは、全く関係ない誰かに全て奪われて。今やその人物が桐藤ナギサになっている。そして本物だったはずの桐藤ナギサは全てを奪われてしまった。……なんだ。
「……誰がやっても、一緒じゃん……あは、あはは」
何かが割れる音が聞こえてくる。何故か知らないが全身に力が溢れてくる。私以外が桐藤ナギサになれるなら、もういいや。私は桐藤ナギサを辞めてしまおう。ゆっくりと体を起こす。私を拘束していたはずの鎖は、勝手に千切れていた。 - 70二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 01:09:44
「……ふふ、これが今の私ですか」
たまたま鏡が置いてあったので自分の姿を見る。桐藤ナギサのシンボルであったヘイローは黒く変色し、トゲトゲが鋭く伸びて禍々しくなっており、二重に重なったような形状になっている。髪の色も黒く染まっており、目は赤く変化していた。首元の髪に手を当てるとその下が千切れ、消滅していく。白い綺麗な翼は真っ黒に染まっており、衣服も両手首と両足首に手錠が付いていることを除けば新しく生まれた黒い衣となっていた。
「あはは……凄い、軽いですね」
ナギサを演じることを止めたからか、全く違うトーンの声が出てきて自分でも驚いた。ああ、これが本当の私の声だったんだ。そうか、桐藤ナギサを止めることがこんなに素晴らしいことだなんて思わなかった。出て行こう、そして、今の私を呼んでくれる誰かの所に行こう。その人なら、きっと。窓を開けると、私は夜空へと羽ばたくのだった。
「やれやれ、こんな大物が来ると思わなかったよ」
アビドスの砂漠。夜のひんやりとした空気の中、彼女の目の前には堕天使が立っていた。
「随分と色々なものを抱えていた人が反転したもんだ。しかもここまで暴走してるとなったら……さすがにシロコちゃんには相手させられないな。じゃあ……とりあえず大人しくしてもらおうか……反転」
そう言うと、彼女は短く反転、と呟く。彼女の纏う衣装が一瞬で黒いものへと変わっていき、手にしたショットガンと盾は黒く、禍々しい形状へと変わっていく。
「じゃあ、始めようか。私たちの戦いを。あなたを歓迎するよ、私も反転で本気で戦うの……初めてだからね」
そして、人知れず、桐藤ナギサと小鳥遊ホシノの戦いが始まるのだった。 - 71二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 01:11:58
人知れない怪獣大決戦、開幕
- 72二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 01:12:07
- 73二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 01:12:44
先生"……落ち着いた?"
ウイ「は…はぃぃ…///そ、それで…先程の質問ですが…はい、その通りです…私は転生者です…」
「あ、あの…やっぱり毎日入浴してたとか部屋がちょっと片付いてるからバレたんでしょうか…?」
先生"それもあるけど…ウイにしては距離が近すぎたしこんなに大胆だったかなって…"
ウイ「ひぅわぁぁぁ…///す、すみません…嫌でしたか…?」
先生"ううん、そんなことないよ…それに私だって転生者なんだし…"
ウイ「へ…へぅああッ!?せ、先生も…!?」
先生"そうだよ?それにウイ以外の生徒にもいるから安心していいよ"
先生"…今までよく頑張ったね、ウイ"
ウイ「〜〜〜ッ…!い、今それ言いながら頭撫でるのはズルいですよぉ…///」
先生"ご、ごめんね?"
ウイ「さっきの続き…添い寝…してくれたら許します…///」
先生"わ…わかった…けど変なことしちゃ駄目だよ?"
ウイ「わ、わかってます……今は…まだ…///」
先生"ウイさん?"
〜気が済むまで添い寝しました〜 - 74二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 01:12:56
マジレスすると作者が違うからやろ
- 75二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 01:57:08
色んなとこで色んなこと起きすぎて温度差で体調崩しちゃうよこんなの
- 76二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 04:58:26
猛烈に嫌な気配を感じた瞬間─何かが変わった。そんな感触がした。
イオリ「っ!!これは…!!」
小鳥遊ホシノや砂狼シロコと同じ『反転』なのだと理解する。
サオリ「これは…一体!!」
イオリ「っ…!!これが『反転』だ!!」
ゲヘナからアビドスへと向かおうとしていた私の部隊と錠前サオリは『反転』を感知していた。
風紀モブ「隊はどうしますか?」
イオリ「1人はゲヘナに戻り報告を!!アビドスの市民を助けます!!ヒナ委員長にも向かってきて欲しいと!!」
風紀モブ「了解です!!」
サオリ「私はどうすれば良い!!(流石にこの規模は私でも足手まといになる…。)」
イオリ「サオリは『反転』した相手の興味が市街地に向かないようにするだけで良い!!私は『反転』した相手を確かめる!!」
サオリ「了解です!!」
そう言うと同時に私はその気配の袂へと向かうのであった。
イオリ「
- 77二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 05:14:33
- 78二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 08:31:19
ナギサ「あはははは!いなくなれ!私の事を知ろうとする奴なんて……ぐっ!?」
ホシノ(面倒なことになったな)
トリニティから飛んできた反転した少女。砂漠の奥地まで吹き飛ばし、近づいてくるであろうゲヘナに観測されないようにしながら戦闘を続けていたが、それも限界が出てきていた。アビドス砂漠にすっ飛んできたこと、そして戦闘中の言葉の節々から、彼女は自分を知ろうとする者を異常なまでに敵視している。ゲヘナからすればおそらくは善意で確かめようと近づいているのだろうが……もしゲヘナが彼女を知った瞬間に彼女は殺意を向けるだろう。そうなれば、ヒナはともかく、他の面々では最悪死人がでかねない。
ホシノ「……仕方ない。知られる前に終わらせるか。仕事が早いのも困りものだね」
彼女がアビドスに来たのも、私がトリニティで誰かが反転したらすぐに感知できるようにアンテナを伸ばしていたせいなのだろう。そのレーダーに引っかかったことに気付いたからここまで来たのだ。すなわち、彼女の事を認知する、知った瞬間にその相手を襲おうとする。それが今の彼女の性質なのだ。吐き出させて落ち着いたところを諭して、なんて考えていたがそれができない以上は……ゲヘナが知る前に全てを終わらせることにした。
ホシノ「そういうわけで悪いんだけど……ちょっと寝ててね」
ナギサ「がっ……!?」
羽のファンネルを掻い潜り、口内にショットガンを突っ込む。マガジンを全て吐き出し、彼女の意識を刈り取ると、そのまま彼女を引き連れ、ホシノは姿を消すのだった。 - 79二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 08:31:53
ヒナ「この件にはもう関わらないで」
イオリ「……えっ……」
誰が反転したのか。その情報すら得られなかった風紀委員達は、ヒナの命令を受けていた。しかしそれは、イオリには到底納得できるものではない。だが、
ヒナ「とにかく今回の一件は解決したわ。今後、アビドスにおいてテラー化や反転について調べるのも禁止よ」
イオリ「なんでですか!?今回のような件が起きたら……」
ヒナ「そもそも、あそこはアビドスが統治するものであって、私達ゲヘナが手を出すような場所じゃないのよ。原作みたいに、たった五人でやりくりしている、と思ってるの?」
イオリ「それは……」
ヒナ「今は、その時じゃない。それだけよ。アビドスに展開している部隊を全て、撤収させなさい」
イオリ「……わかりました」
渋々と言った様子でそれを聞き入れるイオリ。その様子を見ながら、ヒナは溜息を吐く。
ヒナ(知ろうとするだけで死人が出るかもしれない……ホシノはそれしか言わなかった。だけど……それが全て、なのでしょうね。落ち着くまでは……アビドスに全て任せましょう) - 80二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 08:33:04
ホシノ「やあ、目を覚ました?」
ナギサ「……あ、あれ。私は……」
目を覚ましたナギサ。その目の色や髪は元の色合いへと戻っている。ヘイローや黒く染まった羽はそのままだが、暴走していた時と比べればだいぶ安定しているだろう。
ホシノ「君、桐藤ナギサちゃんだよね?」
ナギサ「!アビドスの生徒会長の……ごめんなさい、迷惑をかけてしまったようで……」
ホシノ「気にしないでよ。幸い、君の事を知っているのは多分私だけっぽいし」
ナギサ「……そのようですね。ゲヘナは私の事を知ろうとしていたようですが、誰か、までは終ぞ辿り着かなかったようです」
ホシノ「……へえ?何となく予想はしてたけど、自分を知ったのが誰かを知れるようになってるんだ」
ナギサ「そう、ですね……ふふ、全てを失い、桐藤ナギサであることを辞めるように反転したから、こんな力が身に着いたのかもしれません。私の事を知った相手がいる、っていうのが直感というか、第六感でわかって……そしたら、あっ、仕留めなきゃ、って思ってしまって……すみませんでした。急に襲い掛かってしまって」
ホシノ「ああ、気にしないで。暴走していたのもあるし……でも、今は落ち着いているのかな?」
ナギサ「いえ……ホシノさんに対してはその……相手も反転しているし、何より勝てないから。そう結論を出しているだけで……今もぞわぞわするんです。ゲヘナは私のことを探している。私の事を知ろうとしている、と……ふふ」
黒い羽をゆらゆらと動かすナギサ。その羽が淡い光を帯び始め、いつでもファンネルとして飛ばせるようにしているのを見るに、そういうセンサーが本当にあるのだろう。
ホシノ「まあ、そこらへんはヒナちゃんに釘刺しておいたから大丈夫だと思うよ?ま、ここにナギサちゃんがいるのに今もトリニティでナギサちゃんが動いているところを見るに、何となく事情は察するけど……一旦休みなよ。ナギサちゃんでいることが嫌ならそうだなぁ……別の名前でも名乗る?サナちゃん、とか」
ナギサ「ふふ……それはいいですね。私がいなくても問題なさそうですし……ホシノさんの傍なら、安心できる……そんな気がします。本当の私を、誤魔化さなくても、すむって……」
ホシノ「そうだねぇ……周りを気にしないでのんびり養生しなよ。私だったらいつでも……ってわけじゃないけどできる限り一緒にいてあげるからさ」 - 81二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 08:44:34
世界の意C
『あぁ、いけませんお客様!?お客様!?』
完全に原作√がオワタ - 82二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 09:24:28
原作よりサナちゃん(ナギサ様)追い詰められてて草も生えぬ…
なまじ全てを知っていながら自分の意思でやらなければならなかったから
苦しむのが長期化も相まって限界だったのに、トリカス仕草()で貴女は要らないと止め刺されたからなぁ…
政務から遠ざけて無理矢理にでも休ませようとしたんだろうけど、言い方ァ!
フィリウスモブ達も一杯一杯で判断力大分落ちてるなコレ? - 83二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 11:27:21
その言葉に私の中の時が止まった。一方的な通信に苛立ちと共に心の奥底の黒い物が渦巻き始めた。
風紀モブ「イオリさん…。」
イオリ「御免。…1人にさせて。夜風浴びたら帰るわ。」
風紀モブ「然し…!!」
イオリ「これは突撃隊長として言うわ。引きますよ。」
サオリ「(危ういな…。)」
いそいそと撤退作業を行う彼女達。
イオリ「(私じゃまだ…届かないと言うの?小鳥遊ホシノ…。)クソっ!!」
近くにあった廃ビルのコンクリートを素手で破壊する。サオリ達は見ているしか無かった。だがしかしこの時─空崎ヒナ以下ゲヘナは見落としていた。その奥底にある物が爆発して後にゲヘナに大惨事を招く事になる事を彼女達以下イオリも含めて知る由もなかったのだった。
- 84二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 11:37:29
- 85二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 11:38:52
- 86二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 11:42:03
- 87二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 12:00:29
"ティーパーティーには面会を拒否されてしまってね。君に会えて助かったよツルギ"
「いえ…トリニティの事情で無礼を働いてしまいました…正義実現委員会の長として謝罪します」
"誰しも事情はある。無礼だなんて思ってないよ。…ただ、それがどんな理由で、となると話は別だ。…ナギサに何かあったんだね?"
「…!それ、は」
"君にも事情はあるだろう。無理に話せとは言わない。ただ私の話を聞いてほしい"
「……ッ、すみません、私の一存では…先生の、話とは?」
"以前の事件の時、ナギサはミカと仲違いして終わったね。あれ以来ナギサと連絡が取れなくなった。私の思い過ごしならいいんだけど、私にはナギサが限界を越えて無理をしているように見えるんだ"
「……」
"だから、私は…(…これは原作になかった。やるべきではないのかもしれない。だが、私は「先生」だ。苦しむ生徒を無視する理由にはならない)…ナギサとミカに話し合いの場を設けてほしい"
「!?せ、先生、それは…!」
"トリニティへの内政干渉に等しいと理解している。そして荒療治にも程があることも。だけどねツルギ、人と人は、話さねばなにも伝わらないんだ。ミカとナギサはすれ違ってしまった。だけどこれで終わりなわけじゃない。彼女たちはまだ…生きて、お互いのことを思っているんだから" - 88二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 12:06:28
- 89二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 12:07:18
無いはずの起爆剤がどんどん溜まっていく…
- 90二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 12:09:19
小鳥遊ホシノとミレニアム組のメンタルの安定感が癒しだ・・・
- 91二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 12:11:35
- 92二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 12:14:21
ナギサ「ホシノさん……」
ホシノ「うへー……おじさん抱き枕じゃないんだけどぉ……」
ナギサ「凄く、安心するんです……私がナギサじゃなくて、サナであれる唯一の相手であるあなたが……」
ホシノ「まあサナちゃんが安心するならいいけどねぇ……まずはゆっくり心を休めようっか。恐怖を少しずつ、慣らしていかないとね。大丈夫、サナちゃんをナギサちゃんとして苦しめていたものは何もないんだよ」
ナギサ「はい……ありがとうございます……」ギュウウウウスゥウウウウ
ホシノ「(うへぇ……これがヒナ吸いってやーつ?私がやられるのか……)」 - 93二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 12:16:12
カーネーションラジオいいよね
- 94二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 12:25:49
偽ナギサ「調印式の準備は…」
ティーパーティーモブ(…フィリウス派め、影武者だと…?ふざけやがって…!!)
パテル派モブ(あれは…ナギサ様、じゃない…?どういうこと…?問い質したくとも…今の私たちでは…ミカ様、申し訳ありません…)
サンクトゥス派モブ(フィリウスめ独断先行に走ったな…三頭政治のトリニティでそんなことをすればどうなるかわかっているだろうに…セイア様を欠いた我々の発言力では盤面を動かせんか…だが、不満と不信は抑えられんぞ、フィリウス)
ティーパーティーモブ(ナギサ様への面会も陳情も全て遮断…こんなもの…クーデターじゃないか…!!) - 95二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 12:39:05
地獄だ…
地獄としか形容しがいが無い… - 96二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 12:39:26
助けて先生とカヤちゃん!
- 97二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 12:50:02
Part3の終盤とPart4の序盤でガチ勢ホドさんとミレニアム3年生組が言ってたけど、
これ、アンテみたいにプログラムに縛られた感じだったらまた違っただろうな
……また違った地獄が始まるだろうけど…… - 98二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 13:10:30
サオリ「…成程。今の桐藤ナギサは偽物…か。」
サオリはアズサからの定例報告によりその情報を掴んだ。脳裏に浮かんだのはイオリの何とも言えない表情だった。あのままでは恐らくこの情報を伝えてしまえば先ず間違いなく『反転』する起爆剤を与えかねない。だがしかし…。
サオリ「(ゲヘナ側の誰かには伝えた方が良い…。だがしかしどうする…?)」
誰に伝えるべきか…一番はマコト達万魔殿だろうと辺りをつける。モモトークでは無く連絡である人物に秘匿回線で連絡を取る。
サオリ「済まない。ペイルライダーだ。秘匿回線で羽沼マコトに連絡を取りたい。ああ。ああ。済まない。」
ただ種明かしはする必要はあるだろう。ここから先の問題に頭を悩ませるサオリなのであった。
- 99二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 13:11:30
ホシノ「ん?スマホが鳴ってる…はい。小鳥遊です。」
カヤ『お疲れ様です。ホシノさん。連邦生徒会防衛室長の不知火カヤです。』
ホシノ「カヤちゃんか。お疲れ様。どうしたの?何か用事?」
カヤ『何か用事って…忘れたんですか?今日は私がアビドスへ視察と、反転した生徒たちの経過観察する日じゃないですか。』
ホシノ『…やっべ忘れてた…というか経過観察って防衛室長の仕事なの?』
カヤ『防衛室長というよりは私の仕事って感じですね。
実は前世医者なんです私。
そちらに本物の桐藤ナギサさんもいらっしゃいますよね?
彼女も診察したいです。』 - 100二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 13:40:34
ナギサ「……!」バサッ
ホシノ「サナちゃんステイ!!」
カヤ『え?あの、ホシノさん?一体どうし―――』
ホシノ「……その話、誰が知ってる?」
カヤ『いえ……桐藤ナギサが失踪しているという話と、アビドスで反転している生徒を保護している、トリニティの避難先となっているという情報から推測しただけですが……やっぱり彼女は―――』
ナギサ「……!」バチバチバチバチ
ホシノ「連邦生徒会を攻撃したら駄目だよ!この世界の連邦生徒会は無能じゃないんだから!」
カヤ『あの、ほ、ホシノさん?ナギ……』
ホシノ「……その話、他言したら死人が出るよ。サナちゃんは、桐藤ナギサを知った、知ろうとしている人物に大きな敵意を向けるようになってる。アビドスとトリニティ程の距離があってもすっ飛んで来て私を襲いに来たぐらいにね。あなたが会いに来たら……桐藤ナギサを知ろうとした人間として襲い掛かるかもしれない。今はまだ、落ち着かせてあげてくれないかな。精神と肉体が気になるのはわかるけど、それ以前の問題だからね。ここの分野は今のところ、このキヴォトスだと私達の専門だから」
カヤ『……わかりました。可能な限り、トリニティとアビドスの、特に反転事例に関しては情報封鎖をしておきます。特にゲヘナには今は情報が渡らないように徹底します』
ホシノ「うん、そうしといてね。じゃあ、サナちゃんが不安そうだからそろそろ切るね」ポチッ
ナギサ「ホシノさん……私は……」ギュウウウ
ホシノ「大丈夫、大丈夫だよ。一日二日でどうにかしようなんて思っちゃ駄目だから。サナちゃんに必要なのは時間。全てから解き放たれて、何もしなくて済む、そんな日常でゆっくり過ごしてね」 - 101二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 13:41:16
現在のトリニティの状況
ナギサ・失踪
ミカ・投獄
セイア・みんな生きてることは知ってるが裏でやることが多く戻ってこれないため影響力は皆無
フィリウス派・ナギサを休ませるために幽閉したら失踪され視野狭窄に陥りテンパり止まることすらできない新幹線大爆破状態
パテル派・ミカをいじめなければならないので心も身体も政治力も最低値まで落ち込んでる
サンクトゥス派・セイアが生きてると知ってるのでまだ冷静だが真っ先に首長を失った影響で強権を振りかざすフィリウス派に対するほどの力がない
正義実現委員会・幹部が転生者だとナギサに危険視されて以来フィリウス派に主権を奪われていて表立って動けない
救護騎士団・ミネがセイアの元から動けないので精彩を欠く。ヨハネ派としても首長がおらず政治にも関われない
シスターフッド・同人誌騒動の後始末に奔走中。責任を負わせないため何も知らないサクラコ様は手足をもがれた状態に等しく組織力は低下中 - 102二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 13:53:43
>何も知らないサクラコ様
笑うべきか同情するべきか…
- 103二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 14:01:19
オトギ『どこもかしこもお労しすぎて自分達の
これからの事態が小さく見えるよ…』
(変装してあちこち見て回った) - 104二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 14:02:18
このレスは削除されています
- 105二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 14:03:52
転生ハルナ「えー、というわけでなぜかジュリも誘拐されることになりました」
転生ジュリ「よろしくお願いします」
転生フウカ「いやちょっと待ってよ。それ大丈夫なん?」
転生イズミ「まあ描写外でジュリも誘拐されてるかもしれないからセーフ?ってことで」
転生ハルナ「トリニティに行こうと思ったけど最近騒がしそうだから予定を変更して百鬼夜行に行くからな」
転生ジュリ「ひっさしぶりに本格的な日本食が食べられるのかな」
転生アカリ「百鬼夜行と言えばお祭り……フランクフルト……焼きそば……たこ焼き……!」
転生ジュンコ「ああアカリがスイッチ入っちゃった……。そういえば、イズミってジュリに料理教えてたじゃん。成果はどうなの?」
転生ジュリ「ふっふっふー。聞いて驚け!なんと!イズミとの特訓の末に!完全にこの力をコントロールできるようになったのだ!」
ハルナ・ジュンコ・アカリ「な、なんだってー!?」
転生フウカ「いやもう本当にありがたくて……単純に人手が二倍になってとても楽で……」
転生イズミ「普通にジュリの作る料理もおいしいから大成功だよこれ」
転生ジュンコ「すごいね……。でもあれ?パンデミックハザードはパンちゃんいないといけないじゃん。どうするの?」
転生ハルナ「ジュリは力をコントロールできるって言ってるから……まさか……」
転生ジュリ「そのまさか。その気になればランダム性関係なく確実にパンちゃんを作れるようにもなったってわけよ!」
転生イズミ「これでいつでもどこでもパンちゃんが食べ放題ってわけ!」
転生アカリ「いや、その理論はおかしいですよ」
転生ジュリ「まあその気になれば巨大パンちゃんを何体も作って従わせることもできるよ。なにかあっても大丈夫!」
転生ハルナ「……本格的にジュリも一緒に連れてった方がいい気がしてきた」
転生フウカ「私もそう思う」 - 106二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 14:06:56
連邦生徒会トリニティ担当窓口
(なんだろう…平穏無事な報告しか来ないのに懐かしい気配がする…クーの高まりを感じる…)
備考・レッドウィンター連邦学園出身 - 107二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 14:10:00
現在のゲヘナ
風紀委員会
ヒナ 情報自体は秘匿回線─マコト経由で確認済み。恐らくナギサが居る場所も察している。
イオリ 地雷再度アップの模様(但しまだ本格的ではなくすれ違い程度なので誰かが違和感に気付けば起爆する事自体は防ぐ可能。)
アコ 現在段階では何も知らない子。
チナツ セナと共に行動していたが止められた為無念の撤退。
万魔殿
マコト 情報自体は秘匿回線で伝わった模様。だがしかしこれを知るのはヒナのみに絞った。その為万魔殿の議員の中で違和感に気付いているのは彼より老齢のイブキのみだが察して黙っている。
こんな感じか? - 108二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 14:29:05
- 109二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 14:29:53
現在のアビドス
対策委員会
ホシノ サナ(ナギサ)が反転してしまい、自分の存在を知ろうとする存在を襲おうとする危険な状態になっているため、それを抑えつつ、彼女のメンタルケアを行っている。ナギサがアビドスにいるという情報を知っている(または察している)のは他にはカヤとヒナのみである。
ノノミ アビモブ達が暮らす学生寮のための物資を運んできたりしている。戦闘では両手にミニガンを持つぐらいには腕力に優れている。
シロコ 反転と神秘、恐怖の技術を精力的に学びトレーニングを行っている。そういった経緯もあってホシノに次いで技術に精通しており、アビモブたちの恐怖や反転の制御の面倒を見ることが多い。
セリカ トリニティから反転した、反転しかけた生徒達を引き抜いた張本人。そのせいでトリニティの生徒達から「誘いの黒猫」という二つ名で呼ばれている。
アヤネ アビモブとなったトリモブ達をアビドス分校を作りそこへ受け入れている。経営面については大体アヤネに一任されているものの、将来性についてはホシノの計画したロードマップを元に進めている所である。
アビモブ トリニティからアビドス分校に転入してきた反転、反転予備軍たち。トリニティという魔境から解放され、ホシノ達の手ほどきで恐怖も安定したことでメンタルが完全回復、日夜厳しいトレーニングや作業をこなしながらも青春を謳歌している。 - 110二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 14:35:17
カヤ「今週は体調不良により在宅勤務します。」
- 111二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 15:09:41
ニコ『…え、カヤ室長が在宅に?あっ、うん…
わかった…連絡ありがとうね。』
クルミ『…マジか、疲労が祟ったのか?どちらにせよ
ここからは自己判断でしか動けないか…』
ニコ『オトギはまだ帰ってきてないし、
一番ショック受けるわよね…なんなら結構
心の支えにしてたからなぁ…』 - 112二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 15:20:29
その頃のカヤ「いや〜一度ホログラムで登場するシーンやってみたかったんですよね(ワクワク)」
- 113二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 15:54:32
- 114二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 19:11:21
サオリ「はぁ。(取り敢えず秘匿回線で伝えられた。不安は無い訳では無いが…。)」
???「マダムからの命令だよ。…調印式の準備を始めるって。」
???「サオリ姉さん。…その様子だと大変ですねぇ。辛いですよねぇ。」
???「まあ…仕方ない。アリウスに居た頃の内戦の時も相当やばかったし…マダムが転生者で助かったよ…。本当に。」
サオリ「皆。…兎に角円滑に成功させる事。それと…アツコ。頼むから私の髪を触るな。」
アツコ「良いでしょう?減る物じゃないんだから。」
ヒヨリ「そう言いながらサオリ姉さんだってお腹触るじゃないですかぁぁぁ!!うわぁぁぁん!!」
ミサキ「ヒヨリ。煩い。」
ほのぼのしているアリウスなのであった。 - 115二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 20:10:20
オトギ『少しは情報も持って帰れそうだね、
もう少しいろんなとこを偵察してこうかな…
まぁ変な噂もちょこちょこ聞くしもう少し…』
変装したままアビドスの街中へ入ってモブ達から
情報を集める…
『意外とバレてないのかな…それとも顔は
割れてないっぽい?』 - 116二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 20:40:51
コンコン
「鶏が鳴く前に」
「知らないと三度言った」
カチャリ
「探れた?」
「…ナギサ様の行方はまだ…変な噂は耳にしたけど」
「それは?」
「……ナギサ様が消えた、と」
「ッ!」
「まさか!?」
「声を抑えろっ…先走るな。まだそうと決まったわけじゃない」
「…本当にナギサ様に成り代わる気なのか?」
「でもそんなことして何がしたいの?原作通りに進まなくなるだけじゃ…」
「転生者ならキヴォトスのヤバさは知ってる。レールを外れたらどうなるか…奴らは転生者じゃないのかもしれない…」
「…逆に、転生者だから凶行に出たのかも。仮に、桐藤ナギサが大好きで桐藤ナギサになりたいと思っていた奴が別人に生まれ変わり目の前に本物のナギサ様が現れたら?」
「…まさか、そんなこと…」
「犯罪心理なんて私たちにはわからない。かもしれないとしか言えない。けど…」
「……やることは変わらない。ナギサ様をフィリウス派からお救いする」
「式典への武器の持ち込みは?」
「典礼用の銃砲だけ。だけどそれ用の実弾は確保済み」
「正実は外周警備に飛ばされる…とことん嫌ってるなフィリウスの連中」
「今からでも正実と連携は取れないかな…」
「時間も頭数も足りないんだ、出来ることだけやるしかないよ」
「…ナギサ様…」
トリニティ某所にて - 117二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 20:43:56
- 118二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 20:55:36
尚この世界線に置いてアツコのマスクはサオリのに近くなっており、防御は下がっています。その分攻撃方面を強くしている。ベアトリーチェも頑張っています。
ベアトリーチェ「(私としての本質…いやロールは悪役を演じる事ではありますが…少しくらい彼女達が生きれるようにはしませんと。)」
アリウス自治区は原作よりは大幅にまともであり、大人達もキチンと訓練を施した事で原作並み迄の兵力はいる。但しミメシス…ユスティナの亡霊達が定期的に現れる為、それの撃破を適度にしている模様。
- 119二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 21:09:14
まぁ、それはそう。とは言っても
アビドスへの不審な人の流れや黒猫関連は
事前リサーチ済で調べるな…という方が無理。
今のオトギは「少しでも室長の役に立ちたい」という
心構えで動いてるから尚更よ。
…ここで色々体験でもしとけばカルバノグ2章も
多少はR小隊を相手に出来るって意味でも
- 120二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 21:12:09
ナギサ「ふふ……ロールケーキ以外のものを食べたのなんていつぶりでしょう……ああ、お味噌汁がこんなに美味しいなんて……」
ナギサ「もう、あの重圧の中にいる必要もない……今はまだ、ここを出ることはできませんが……ホシノさんと一緒にいれば、もう私があんな苦しい演目をこなす必要もない……」
ナギサ「ふふ、私は桐藤ナギサを演じる女の子じゃない。ナギサが反転し生まれた本当の私。サナという本当の私……それを知ってくれるのはホシノさんだけ」
ナギサ「アビドスの人達は良い人たちだと聞いていますし、その機会が来たら彼女達とも話をしてみたいですね……」
ナギサ「ふふ、ホシノさんが帰ってくるのが楽しみです。あの人と一緒にいると、今よりもとても心が落ち着く……あの安らぎの時間が、とっても……」 - 121二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 21:22:30
『ナギちゃん…ごめんね…』
- 122二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 21:39:48
- 123二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:09:38
もう色々と各方面がお労しすぎて
コメントが思いつかない… - 124二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:18:17
フィリウス派ティーテラス(派閥本部)
影ナギサ「まだナギサ様は見つからないの!!?」
モブ「我々には諜報部がなく、外部に漏らすわけにも…」
影ナギサ「言い訳はいい!早くナギサ様の保護を!一人で出歩ける体調じゃないのよ!!」
影ナギサ「くそっくそっくそっ…!なんでこうなるの…!?ナギサ様をお守りしたいだけなのに…!このままエデン調印になれば羽沼マコトの裏切りでアリウスに討たれてしまう…!私が調印式に出れば…身代わりになれるだろうけど…もしこの世界に修正力なんてものがあればナギサ様は調印式に、殺されるかもしれない場に現れてしまう…!監禁し続けなきゃいけないのに…!」
モブ「いったい誰がナギサ様を…追い込まれたパテル?日和見のサンクトゥス?…まさかナギサ様に冷遇された正実…?」
モブ「剣先ツルギが軽挙妄動に出るわけない!」
モブ「で、でもナギサ様はツルギ委員長は転生者だって…中身が違うなら…」
モブ「シャーレの先生からナギサ様へアポイントメントが…」
モブ「先生!?こんな時に!?」
影ナギサ「断りなさい!ナギサ様の捜索以外全て不要!」
モブ「で、でも先生ですよ!?」
影ナギサ「ナギサ様は全てに優先される!あの方の命がかかってるのよ!!」 - 125二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:19:54
- 126二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:29:31
おい最後
- 127二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:36:06
ゴールドマグロB(ナギサ様がアビドスにいるだと!?こうしてはいられない!一刻も早くシャーレの先生にこのことを伝えなければ!
…しかし自分はマグロ故に喋ることが出来ない!どうやって伝えれば良いんだ!?
…む!?アレはシャーレの先生!アクアリウムに遊びに来ていたのか!グッドタイミング!
私のメッセージを受け取ってくれ!
うおおおおおっ!)
↑
【アビドス】の文字を描きながら水槽の中を高速で泳いでいる - 128二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:36:45
- 129二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:36:55
色々なものをくれたホシノさん。責任と責務から逃げられるこの住処を。美味しい食事を。あの時にはなかった自由を。恐怖と神秘の使い方を。私の衝動を律するやり方を。そして、トリニティにいたころは、私がナギサであった時には決して読むことのできなかった漫画、アニメ、ゲーム、小説、サブカルチャーの数々。転生者の人たちがやっているというユニークなラジオ。その全てが、凄く楽しい。
夜、眠るときは寂しくなってくる。ベッドに縛り付けられたあの時を思い出して、寂しくなってくる。でも、ホシノさんの体を抱きしめると、暖かくていい匂いがする。両手と羽でぎゅっと抱きしめてあげると、「うへ~」と気の抜けたような声が聞こえてくる。その声がたまらなく心地いい。ホシノさんをもっと、感じ取れる。彼女の髪を撫でながらその匂いを嗅ぐと、シャンプーのいい匂いがする。ああ……ホシノさん……ありがとう、私を救ってくれて…… - 130二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:41:16
連邦生徒会モブ(赤冬出身)「クーの波動を感じる!今!すぐにでも!クーが起きようとしてる!!」
連邦モブ「あいつ何連勤だっけ」
連邦モブ「13」
連邦モブ「壊れたかー」
連邦モブ「いやあいつ普段からああだよ」
連邦モブ「感じるとか言っといていつどこでって聞いても全部外れるから流しといて」
連邦モブ「なんだただのキヴォトス人か…」 - 131二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 22:44:32
あの幽霊組の一員になったやつか…
- 132二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 23:14:34
ナギサ「真っ逆さまに落ちていった無重力midnight逃避行 秘密の裏から交わって虜 一切合切もっていって余すことなく人生謳歌 混じり合う星に想い馳せて 月が綺麗だなんてこの世はすべて ワンダー愛を謳う~」
ホシノ「上手だねぇ、サナちゃん」
ナギサ「ふふ、聖歌しか歌えなかったので不安でしたが……存外覚えているものですね。ふふ、ホシノさんもどうですか?」
ホシノ「うへ~おじさんガンダムそんな見てなかったからなぁ、歌えるかなぁ?」
ナギサ「一緒なら歌えますよ」
ホシノ「じゃあ一曲付き合おうかなぁ?」 - 133二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 23:55:36
ストレスと猜疑心と不安悲しみでグチャグチャだったナギサ様がアビドスで青春してるのが切なくて泣ける…
- 134二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 00:18:52
「ナギサ…。私は全てを知っていたのに…こうする事しか出来なかった。幾ら詫びても謝り切れない…。」
- 135二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 00:57:14
万魔殿 議長室
イブキ「…やっぱりそうだよな。」
そう言ったのは丹花イブキ。万魔殿の幼女であり中身がおっさんだ。
マコトとヒナが何かを隠している事には気付いたから2人だけで会合していたのを確認し、ヒナにこう告げた。
イブキ「イオリの精神状態には気を付けた方が良い。アイツは頼られる事が存在意義と化している。適度に頼らないと…それこそ原作の小鳥遊ホシノの様に暴走するだろうな…。」
と。 - 136二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 01:01:46
シロコ「ん、今日は皆のために特別メニューを持ってきた。もしクリアしたらそこで特訓は終わり。その後は自由時間にする」
アビモブA「いいんですか!?」
アブモブB「ふふ、そんなこと言ったら簡単にクリアしちゃいますよ!」
アビモブC「私達もそこそこ強くなりましたからね!なんでもやれますよ!」
シロコ「よく言ってくれた。私も嬉しい。というわけでホシノ先輩」
ホシノ「ん?」
ノノミ「あっ、これは……終わりましたね……☠」
シロコ「今から私と皆でホシノ先輩を襲う。ホシノ先輩を倒せたらそこで終わり」
ホシノ「えぇ……?本当になりふり構わないねぇシロコちゃん」
アビモブA「えっ、それは……」
アビモブB「ほ、本当に勝てるの……?」
アビモブC「ホシノ先輩って……あのキヴォトス最強格の一人でしょ?」
ホシノ「まあいいよ。君達には私の後ろをついてきてもらわないと困るからね。鍛えればどこまでいけるか、私を見て学んでいくといいよ」
シロコ「大丈夫。皆はもっと強くなれる。ここでぼこぼこにされるかもしれないけど、私達はいくらでも上を目指せる。だってこの世界は青春の物語なのだから」
ノノミ「女の子の青春じゃなくて男の子の青春ですよねこれ?」
シロコ「なら漢女になればいい、というわけで……ホシノ先輩を襲う!」
アビモブ「「「わああああああ!!」」」
ノノミ「私も便乗しますね♠」
ホシノ「うへー、そんじゃ始めよっかー……!」 - 137二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 04:55:16
オトギ『おわー、アレが最強格か…いや本当に
最強ってかバケモノだなぁ。何をどうしたら
あんな動きと1対多が出来る訳?』
廃ビルの一室から戦闘データを双眼鏡で集めながら
偵察、時折砂漠の方にも目をやって
変な物が出てきてないか確認もする。
『…それにアビドスにトリニティからの人が
流れてるのも事実だった訳か、奇妙な
事もあるもんだなぁ…生徒会の人達にも
色々と報告が出来そう。』 - 138二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 09:15:54
マコト「今思い出したんだがエデン条約調印式ってうちの飛行船墜とされた気がする」
チアキ「あーそんなスチルありましたね」
イブキ「ん?それバッドエンドスチルじゃなかったか?」
イロハ「バッドエンド多すぎて正直憶えてないんですけど」
マコト「退避させちゃダメかな…もしくははじめから連れてかないとか…」
サツキ「シナリオだったらそれやっちゃまずいでしょ」
マコト「予算が…あれすごい値段するんだぞ…」
イロハ「必要経費と割り切りたいですが想定してないから結構まずいですね…補填来年になるかと」
チアキ「つうか発注から納品まで最低一年かかるから確実に今年度は補填できませんね」
イブキ「示威には役立つがそれ以外は別に使い道ねーしよくないか?」
マコト「単純に高価なモノ失うのが胃にくるんだよ!!」 - 139二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 09:27:36
ヒナ「私達の方は…ミサイルの問題もあるけれど…アリウスとは原作よりズブズブなのよね。…下手したら危険視されるかも…。」
アコ「条件次第…だとは思いますね。(ヒナ委員長もイオリも思い詰めているし…チナツに関しては歯痒い表情がずっと…。最近良くなってきたと思ったらこれですから…。)」
風紀モブ「取り敢えず…!!私達は調印式の準備をしながらでも考えましょう!!」
イオリ「そう…だね。(何か隠し事はされてる気がする。…まあそうだとしても今はやる事は変わらない。今は調印式の方の動きを詰めるのが優先だ…!!)」 - 140二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 10:02:12
一年で復活する万魔殿の飛行船凄いな
- 141二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 10:38:51
ナギサ「ふふふ……夜にお散歩、だなんて……なんか、いけないことをしてる感じがしてちょっとワクワクしますね」
ホシノ「サナちゃんも大分慣れてきたし、人もほとんど出歩かないアビドスの夜なら少しずつ外に出てもいいかなって思ってさ。どう?調子は」
ナギサ「思ったより冷えることに驚いてますが、それ以外はむしろ気分がいいです。でも、もし私の事を知ろうとする人がこの場を見ていたらどうしましょう?」
ホシノ「その時は私が全力でサナちゃんを止めるから安心してよ。サナちゃんは久しぶりの外を楽しんでいいんだよ」
ナギサ「ホシノさん……」キュン
ホシノ「ま、今のところそういう気配もないし、サナちゃんも変装に怪しいところはなさそうだし、そこまで問題じゃないとは思うけどね。それじゃ、アビドスの街並みを一通り見て行こうっか。ほら、はぐれたら大変だから手を繋ごうっか」
ナギサ「よろしくお願いします、ホシノさん……ふふ、温かい」ギュッ - 142二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 11:04:05
オトギ『ん…聞こえてる?クルミー?ニコー?
無線、繋がってるー?』
クルミ《ったく、聞こえてる。なんか連絡
するような事でもあったか?…パンが無くなったから
届けてー、なんて言ったら殴るぞ?》
オトギ『アビドス勢の戦闘データと情報収集の
結果を纏めたから上に渡しておいてよ。もう少し
気になることもあるから偵察は続けるよ…ニコは?』
クルミ《あー、アイツなら(ソファで丸まって寝てる)
まるでキツネだな…いやキツネか。それと
トリニティだが…》
オトギ『ッ…!?い、いや、そこは確かめない。
なーんか猛烈に嫌な予感と命の危機を感じた。』
クルミ《あー…了解、お前の直感なら仕方ねぇな。
無事に帰ってくることを祈るぞ、通信終了》
オトギ『…魔境だねぇ…アビドス』 - 143二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 11:23:59
- 144二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 12:31:47
華美足るゲヘナの…ゴミ転生者紹介
雷帝
年齢不詳。行動原理が「(どうせ深掘りされんし)全ては過去(だから好き勝手やろう)!」という真性のキチ。計画書で止めておいたが人体改造計画は実現一歩前までまじで進めていた。不可逆に至らない人体実験は無数に繰り返しておりキヴォトス基準でも最悪の部類の犯罪者。事実上の実験場にしていたアビドスで修行に訪れていた後の最強格を発見してはいたがロリ趣味はなかったのでホシノ・ネル・ヒナには実験を行わなかった。前世からマコトに惚れており純愛が過ぎて直接手を出すことはなかった。が、未来を知るためマコトと結ばれないと悟っているゆえに消えない傷を残して退場した。キヴォトスの「外」に追放されたらしいがマコトたちによって詳細は伏せられ卒業したと偽装されている。マコトを撃ったことはマジで性交の代替行為であり銃を向けたときに一回、腹を撃ち抜いたときに一回、血溜まりで悶え苦しむマコトを見ながら一回、計三回●った。
当時を知る人の印象
サツキ「コンクリで固めて海溝に沈めるべきだった」
カヨコ「生きていてはいけない生き物」
アコ「生理的に無理」
ヒナ「殺したりない」
マコト「思い出させないで」 - 145二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 12:54:41
- 146二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 14:44:55
ナギサ「……」
ホシノ「おや、サナちゃん。トリニティの事調べてるの?気になる?」
ナギサ「そうですね。色々思うところはありますが……ホシノさんのおかげで大分整理はつきました。元より、先代達から敷かれたレールを走っていたもの。身を粉にして尽くしてきたものではありますが……私がやりたいからやったことでもなくそういう役目を押し付けられ担っていたもの。最後までやりきったのであればまた変わってくるかもしれませんが……」
ホシノ「そうだねぇ……政治については詳しいこと言えないからあんま語らないけど……」
ナギサ「結局のところ、先代が作り上げた演目「エデン条約」を演じるのは誰でもよかったということです。とはいえ、演目であったのはトリニティだけの話。もし演目が終わり、先代の用意した演目の幕が引き、現実に引き戻されればどうなってしまうのか……最終章、そしてその後にトリニティが迎えるであろう結末には、興味があります」
ホシノ「……トリニティなんて壊れてしまえばいいって思ってたりする?」
ナギサ「ふふ、これまでのトリニティ、という意味ではそうかもしれません。ですが……被害者は私だけではない。ならば皆に、私やアビドスに来ている他のトリニティの生徒達のように救いがあってもいいのではないか、と……少し考えるようになりました」
ホシノ「そっかぁ。じゃあ、そろそろ皆と会ってみる?」
ナギサ「あら、いいんでしょうか?皆さんを傷つけてしまうかもしれませんよ?」
ホシノ「私はもう大丈夫だと思ってるけどねぇ。ま、駄目そうなら何とかしてあげるよ」 - 147二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 15:17:53
オトギ『えっと…原作だとここにセリカが
バイトに来てたんだけど(戸を開けて覗く)
まぁ…そんなに都合よく居ないかぁ…』
とりあえずご飯注文して小上がりに座る
クルミ《お前満喫してるな…》 - 148二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 17:18:25
『ここまでだ!『雷帝』!!』
『来ると思っていたよ、マコト。それで?何の罪で私を裁く?』
『何の罪!?ゲヘナを荒らし、何百人も実験の犠牲者にしておいて!』
『全ては過去!終わったことだろう?』
『過去ォ!?』
『可哀そうなマコト。自由と混沌を愛しながら規律に縛られている』
『貴様が私の何を知っている!?私の求める自由と混沌は貴様と同じじゃない!』
『ふっ、はは――今ここに、一人で来ているということが答えさ』
『何…?』
『今からでも遅くはない。私の元に戻れマコト。共にキヴォトスの支配を目指そう』
『黙れ!!私も、ヒナも!貴様は全てを裏切った!!裏切られたんだ私は!!』
『世界が見えてないな。…さあ撃てるものなら撃ってみろ!この神秘合金を液体化した新型爆薬をな!!』
『っ!!』
『私の心臓と連動しているぞ?うっかり気絶でもさせてみろ、脈拍の乱れを感知し即座にゲヘナ学園ごと吹き飛ぶ。優しい君にゲヘナの住民を巻き込む覚悟があるかな?』
『貴様…!』
パァンッ
『が、あっ!?』
『素晴らしい…だろう?神秘の守りを貫く…銃で人が死なないキヴォトスで人を殺せる銃弾だ。……っふ、は…はは!私の発明品だよ!!私の智慧は神にも届く!!不可能など無い!!無い、はずだった――ああ――この喜劇から、君を連れ出したかった……愛しているよ、マコト……』
「……朝、か…嫌な夢を見せる……『喜劇』…奴は、知っていたのか?世界を壊さぬための演劇を。私がエデン条約という大舞台に立つことを…」
ズキン
「…っち、さっさと、私の中から消えてくれ……『先輩』…」
――エデン条約、調印式当日 - 149二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 19:27:32
マコトが悪夢を見ていたエデンの園の成立の日。彼女もまた悪夢を見ていた。
「はーっはーっはーっ…!!うっ!!」
目覚めた瞬間『ヒナ委員長が倒れて死ぬ夢』『アコちゃんが叫んだ夢』『ミカが血だらけのまま笑う夢』…そして『嘗ての己の様な姿となり狂った高笑いを浮かべた私が風紀委員会、正義実現委員会…小鳥遊ホシノを相手に大立ち回りする夢』を…。
「…あれは…一体…っ!!くそっ!!」
ドクン…。
何かが近付いてきている。そう予感させるには充分だった。
「(…急ごう。考えるのは後回しだ。)」
そう心の中で結論づけた私はアタッシュケースの中にある鎧を付けて何時ものツインテールでは無くポニーテールにするのだった。
何かが彼女の中で蠢き鳴動し始めていた。
「(いや…今は今日の事だけを考えろ…!!私は…私は。)」 - 150二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 20:14:09
- 151二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 20:37:23
雷帝の遺産が流出してるって本編基準でも大惨事ですやん
- 152二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 20:51:38
アヤネ「ホシノ先輩、どこ行ってたんですか?調印式の生放送始まっちゃいますよ?」
ホシノ「いやぁ、折角だから皆に紹介しようと思ってた子を連れてこようと思ってね」
ナギサ「ど、どうも……サナと、言います……え、えっと……」
シロコ「ん。あなたも反転しちゃったんだね。まあホシノ先輩が大丈夫っていうなら別に気にしなくて平気」
ノノミ「ふふ、随分安定したようですね。苦しいこともいっぱいあったみたいですけど、気にしないでのびのびと過ごしてくださいね」
アヤネ「すっかり大所帯になってきたわねえアビドスも……ま、これぐらい賑やかな方が楽しいけどね」
ナギサ「ありがとうございます、皆さん……(皆、私の事を知ろうとしない、いや、今の私を受け入れて、話してくれるのを待っている……ふふ、本当に暖かい人達ですね。ここにきて、本当に良かった……だけど、彼女たちはアビドス。であれば、この後会場に……)」
ホシノ「サナちゃんはどうする?」
ナギサ「それは……」
ホシノ「ま、私達が行くまでちょっとだけ時間はあるからさ。今のサナちゃんならちゃんと言えると思うんだ。後悔しないようにね」
ナギサ「……わかりました」 - 153二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:04:02
(…ふぅ…変装でどうにか調印式に潜入出来ました…
前世でHitmanやMETAL GEAR SOLID 3をやりこんだ甲斐がありましたね…
オトギからの情報で、会場に爆弾が仕掛けられていると分かりました。
いつ起爆するか分からない以上、もう時間がありません!私が爆弾解体します!
しかし原作の不知火カヤは調印式には登場しないため、下手に私が登場すると原作崩壊してしまいます…そこで私は考えました!
不知火カヤとしてではなくトリモブとして登場すれば、原作を崩さずに干渉出来ると!
今日の私はトリモブK(カヤ)です!
さて、爆弾の位置の目星は付いていますから爆弾解体に向かいますか!
他の方たちは爆弾が仕掛けられていることも知らないようですし秘密裏に解体しましょう!
スマートに爆弾解体してストーリーを軌道修正してみせます!
前世で鈴木爆発をやり込んだ私にお任せください!)
- 154二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:07:55
トリモブ「REVOLUTION.」
- 155二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:16:06
- 156二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:17:31
オトギ『防衛室長!?1人で爆弾解体する気!?』
カヤ「もう時間がありません!
爆弾のタイマーが凄い勢いで減ってます!
誰かを待っている時間はないです!
もう私が解体するしかありません!
私の命に替えても調印式にいる皆さんを守ってみせます!」
オトギ『カヤ…』
カヤ「無事に爆弾解体出来たら…リンにプロポーズでもしましょうかね…」
オトギ『それ死亡フラグだからね!?』 - 157二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:18:44
エデン条約調印式典会場
影ナギサ「(結局ナギサ様が見つからないまま調印式…人手が足らず会場警備の殆どが正実ではナギサ様の足止めが…)っ!?…何故ツルギ委員長が会場に…外周警備を言い渡したはずです」
モブ「はっ、それがシャーレの先生が式典に参加するとのことで、先生の護衛のためにと正義実現員会より…」
影ナギサ「(やってくれたな先生!自分を囮に最高戦力(ツルギ)を引きずり出した!くそっ!これじゃ自由に動けない…!)…そうですか。よしなに」
モブ「ゲヘナ学園パンデモニウム・ソサエティご一行来場されました!」
影ナギサ「歓迎いたします、羽沼議長(ナギサ様の死因の一つ…角付きめ…っ)」
マコト「キキ、平和条約を結ぼうという目ではないな?桐藤ナギサ?キキキ!」
影ナギサ「(耳障りな!)…決してそのようなことは」
マコト「ふん。まあサインなど『誰がしても同じ』だ。役目は果たせよ」
影ナギサ「(!?こいつ、まさか、そんなはず)…ええ、ゲヘナとトリニティが手を取り合うために」
マコト「…下らん芝居を続けるなら人目を遠ざけろ。いい加減不愉快だ」
影ナギサ「なにを――」
ダァンッ
「動くな!!我々は桐藤ナギサ様の解放を要求する!!」 - 158二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:33:13
サオリ「そろそろ時…だな。アリウススクワッドも行く準備を始めるぞ!!」
サオリ達アリウスの派閥もまた動き出していた。目的は全体を狙っているように見せかけつつ古聖堂の万魔殿の援護及び偽物の桐藤ナギサの動きを封じる事。巡航ミサイルは最悪の場合の準備として出来てはいるが…下手な改造はせず並の相手ならば傷付く程度に留めている。
ミサキ「サオリ姉さん。…始めるよ。」
FIM-92スティンガーの狙いはティーパーティーのフィリウス派を狙いつつ、子弾が援護を受けて空を舞う。古聖堂へと星は舞う。
ヒヨリは狙撃ポイントに付き、準備を始める。アツコはヒエロニムスの顕現の為に動き始めたのだった。 - 159二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:33:32
しっちゃかめっちゃかだよ!!!
- 160二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:35:10
クルミ『クソッ、会場付近まで来たけど…
周囲は正実が固めてる、侵入する隙間が無い。
じゃあどうやって…』
ニコ『不味いよ、会場でなんか騒ぎが起きてる…
ミサイルより前だよ?なんか胸騒ぎがする…』
オトギ《あの…》
クルミ『大体はテメェが情報を室長だけに
降ろしたのが原因なんだ!万が一にも
「室長が亡くなりました」なんてなったら
目も当てられない事態になるぞ!』
ニコ『正実エースは不在、強行突入するなら
出来るけど…騒ぎは起きるね。というか室長、
隠密行動出来たんだ…初めて知った』
会場近くのビルの屋上で待機と室長を双眼鏡で捜索中 - 161二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:45:11
マコト「クーデター?いつからトリニティはレッドウィンターになった…」
テロモブ「ゲヘナの方々!我々の狙いはティーパーティーです!あなた方は無事送り返すとお約束します!武装解除のご協力を!」
テロモブ「三頭首を幽閉し実権を奪ったティーパーティを我々は認めない!ナギサ様とミカ様の解放を要求する!!第三分隊は地下大監獄へ向かえ!パテルどもを蹴散らしてミカ様をお救いしろ!!」
テロモブ「警備!空砲を実包に変える隙は与えない!マガジンから手を放せ!」
警備モブ「くっ、何のつもりだ!?今なにをしてるかわかってるの、ぐあっ!?」パァンッ
テロモブ「わかってんだよ、世界の危機だって…!」
影ナギサ「あなたたち、無派閥の…!」
テロモブ「さっさとナギサ様の幽閉場所を吐け!!」
影ナギサ「そんなこと…ッ」
警備モブ「…ッ!?あぁーるぴぃーじぃーっ!!ロケット飛来っ!ロケット弾だぁ!!」
影ナギサ「は?」
テロモブ「え?」
マコト「なに?」
ツルギ「先生こちらにっ!」
先生”うわぁ!?” - 162二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:51:14
テロをしてるモブがいる?
ヒヨリ「(この様子だと狙いは同じ…ですね。)B小隊は古聖堂へ乱入をして下さい。テロをした彼女達を援護します。」
秘匿回線を用いてマコトの骨伝導イヤホンに繋げる。
『アリウススクワッドの槌永ヒヨリです。ゲヘナ側は彼らの言う通り退却をお願いします。適度に其方にも撃ちますが当たらないようにします。それとサオリも其方に向かうと思うのでその様に対応を。剣先さんにも《亡霊は其方の味方》お願いします。』 - 163二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:57:44
シノン「え?ナギサが幽閉?クーデター?いやおい馬鹿カメラ止めろ!」
マイ「……いやもう遅いかなぁ……」 - 164二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:57:54
カヤ「…ふう…勘で配線を切っていたら最後の2本までいけました…あとはどちらかの配線を切れば解体成功ですね…赤の配線か…青の配線か…ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な・リ・ン・の・い・う・と・お・り…決まりました…赤を切りましょう」チョキッ
- 165二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:03:29
マコト「ッチ、状況がつかめん。一旦引くか…おいイロハ、戦車隊はイブキを連れて学区外まで後退しろ。…イロハ?おい返事を…」
警備モブ「通信機がいきなりイカれた!?なんで!?」
正実モブ「ハスミ副委員長!指示を!ハスミさん!?」
アリウスモブ「え?ECM?こんなの予定に……やべっ、マコトと目が合った」
テロモブ「おい!第三分隊!応答しろ!何が起きてる!?」
マコト「……まさか」
空を見る。何も変わらない。しかし――飛んでるはずのクロノスの報道ヘリが煙も吹かず落ちていくのをマコトは確かに見た。
マコト「…太陽風…!広域電波障害…シナリオの、修正力…!!」 - 166二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:03:46
これ…爆発する死亡フラグじゃないよね?
- 167二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:08:27
サオリ「(回線が落ちた…?これは。歴史の修正力…か!!)マダム!!」
ザーザーと音が鳴る通信機。電磁バルスの類だと理解する。
サオリ「くそっ!!(いや。待てよ。突撃して下手に銃が先生に当たったら不味いか…?)」
アツコ「ザーザーさっ…ちゃん…!!」
サオリ「アツコ…アツコか!!」
アツコ「大変!!ユスティナの制御権がさっきの電磁バルスで狂ったわ!!マエストロさんが必死に抑え込んでるけど…全員に無差別に襲い掛かるようになってしまってる!!」
サオリ「…なんだって!!仕方ない!!A班は突撃する!!先生だけでも何とかするぞ!!」
アリウスモブ「はい!!」
- 168二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:10:14
クルミ『何が起きてる、こんな異常事態が…?』
ニコ『それなら有効に使わせて貰おうよ…
室長を助けに行くよ』
(警備員服で会場へ突入)
オトギ『落ち着け…大丈夫…(正実服で潜入)』 - 169二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:11:53
カヤ『爆弾は解体しました…ってあれ?もしもし?聞こえますか?…無線機の故障でしょうか?…それとも…まさか…
…みんな…無事でいてくださいね!』 - 170二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:12:21
ツルギ「っくそ!!誰が敵だぁ!!近づいたら潰すッ!!!」ダァンダァンダァンッ
テロモブ「ガスマスク!?アリウス、アリウスだぁ!撃て撃てぇ!!」
正実モブ「へ、え?て、敵…!?」
警備モブ「チャンス…!(ジャコッ)ティーパーティーを守れぇ!!」パァンッ
テロモブ「ぐぁっ!」
万魔殿モブ「いだっ!?~っ、撃たれたぞ撃ち返せぇ!!」 - 171二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:18:07
アツコは血相を欠く状況で次々と戦局が悪化して行くのがみてとれた。
私達C小隊はマエストロさんと組んでいたが先程の電磁バルスの影響でユスティナの亡霊達が暴走状態へと陥ってしまった。このままでは古聖堂に亡霊達が雪崩込むだろう。
マエストロ「私はマダムに事を伝える!!貴女はどうする?」
アツコ「私は時間を稼ぐわ。漏れ出るのはサッちゃん達に頼むしか無いわ。」
そう言うと私はスコルピウスを構えてC小隊を率いて足止めへと入る。幸い特殊弾を持ち込んでいた事もあり、亡霊達は抑え込めてはいるが余りに数が多く必死に抑え込むもバルバラ数体、ユスティナの亡霊達も地上に向かわれてしまった。
アツコ「(ここに援軍が入れば…とは思ったけど無い物ねだりはしない。)さぁ!!来なさい!!」
そう私は心を鬼にして鼓舞するのだった。 - 172二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:21:28
ニコ『なるべく撃たないようにここまで来たけど…
オトギ、爆弾の位置は…もう、肝心な時に…』
クルミ『全くだ…爆弾が最も有効な位置、
ステージ下が一番か。』
警備員の格好で静かに会場を探る
オトギ『ひぃ…大乱戦だぁ…』
建物に避難して状況を整理する - 173二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:25:05
ウイ(うぇへへへ…先生に抱き締めてもらって頭を撫でてもらう…でもやけに慣れた手つきだったような…まぁいいや…)
(それはそうと外がドンパチ賑やかに…ついに始まりましたね、調印式からの襲撃…もうしばらくしたらカタコンベの地図の修復ですね…)
(そういえば本の整理してたら見つけたこの子…『偽りの楽園と作られた地獄』…誰が残した子でしょうか…?まるで今のトリニティそのものの内容…解読を続けてみましょうか…) - 174二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:34:09
レンゲのことバレたら先生刺されそうだな
- 175二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 22:57:50
地上にバルバラとユスティナの群れが現れる。
そいつらは何と正実、万魔殿、テロ、アリウス、警備に対して無差別に襲い掛かる。バルカン砲の雨。まだ物量はアツコが抑えた関係上どうにかなっているが…明らかに湧いてくるように現れている。
その最中に切込隊長として─私銀鏡イオリは乱入する。
イオリ「通信機が使えなくなったり…一体どうなって…!!」
今回はヒナ委員長と私だけで踏み込んで来ている。目的は先生及びマコト達万魔殿の退避。カリスティックで手近なバルバラを連撃で吹き飛ばしながら対処する。埃が舞い散る中向き合うサオリと煙の中出会う。どうやら驚いてはいるが理解はしたツルギ先輩と先生を引っ張って来てくれている。
イオリ「(不味いな…。このままじゃ湧き出てくる大元を抑えないと大変な事になる…。)」
サオリ「…!!イオリか!!」
イオリ「一体どうなっているんだ…?」
サオリ「さっきの電磁バルスでユスティナが暴走した。アツコが抑えてるが数が多すぎるとの事だ。ツルギ委員長…イオリ。先生は任せる。だから。」
イオリ「ああ。急いで戻れ。血路は私が開く。」
そう言うと同時に乱戦となる戦場に飛び込む。時間稼ぎの為にだ。
イオリ「マコト議長!!一旦引きましょう!!急いで下さい!!」
そう私は叫ぶのだった。 - 176二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 23:02:58
いやもう地獄じゃん
- 177二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 23:05:32
ヒナ「マコトと連絡が取れない…大混乱で部下も散り散り、誰の筋書きよ…!って、防衛室長!?打合せじゃD.U.で後方指揮をとってるんじゃ…!?」
カヤ「ヒナさん!?え、っと、あー色々あって潜入したら爆弾見つけまして…解除はしたんですけどぉ」
ヒナ「爆弾…?ッ、『メジェドの眼』…!?」
カヤ「は?めじぇど?」
ヒナ「雷帝の遺産よ、未完成のね。何故これが…それ、そこから動かさないで。そいつは誰かの心臓と繋いで起爆を操作する、本体に操作装置が付いてない気が狂った爆弾よ」
カヤ「心臓!?え?ど、どういう、雷帝!?」
ヒナ「そいつ、起爆すれば都市区画一つまるごと消し飛ばすわ。以前使われたのを見たけど、ゲヘナ学園本校舎の半分が『消滅』したと言えばわかってくれる?」
カヤ「しょ、都市区画、って」
ヒナ「…一応、安心材料はある。未完成って言ったでしょ。物質を消滅させる滅茶苦茶な爆弾だけど神秘を纏った者には効きが悪い。精々同質量のTNT火薬35倍程度の衝撃を受けるだけと試算されてる。重傷は負うでしょうけど死にはしないわ…ゲヘナで使われた時は千人以上が重傷を負ったけどね」
カヤ「…誰が、こんなもの…」 - 178二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 23:14:11
その頃D.U.では
リン「一体どういうおつもりですか?(ゴゴゴゴゴ…)」
カヤ(影武者)「これは…その…(あせあせ…)
(ひぃん…やっぱり影武者は無理があったんですよぉ…防衛室長…『トリニティが影武者使ってたから防衛室もやりましょう』じゃないんですよぉ…)」 - 179二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 01:06:33
アリウスモブ「どうなってんだ会場は…ん?えっ」
マコト「イオリ!」
イオリ「議長!早く待避を!」
マコト「聞け!アリウスのミサイルが来る!」
イオリ「…は?アリウスは味方でしょ!?」
マコト「世界の修正力だ!『調印式にミサイルは撃ち込まれる』!どんな辻褄合わせをするか知らんが絶対に!!」
アリウスモブ「なんで!?操作を受け付けない!」
アリウスモブ「何してんの!?発射機が次々と動き出してんだけど!?」
アリウスモブ「なにもしてないよ!管制が乗っ取られてる!!」
アリウスモブ「無線が通じてないのにどうやって…!?」
アリウスモブ「予備のミサイルまで稼働状態に入ったぞ!?」 - 180二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 01:15:35
トリモブ「ひひ、いひひひひ!もう終わりだ!全部終わりなんだ!!」
正実モブ「あなた、大丈夫!?気を確かに……」
トリモブ「ナギサ様は偽物!本物は監禁!皆、皆必死にやってきた!でもなんだこれは!?クーデター!テロ!電波も死んでる!あははははは!ミサイル!ミサイルが来るぞぉー!凄いたくさんだー!あはははは!私達の努力はもう無駄だったんだー!」
正実モブ「く、狂ってる……!」
トリモブ「いひひひ、狂ってないわけないじゃん!狂っちゃった方が楽なんだ!全部、ぜーんぶ無くなっちゃえばいいんだ!ははははは!!」
正実モブ「ひ、ひぃ……!は、反転……」
反転トリモブA「いひひひ……」
反転トリモブB「壊れちゃえ……」
反転トリモブC「もうトリニティなんていらないんだぁ」
反転トリモブD「どうせ滅茶苦茶になっちゃうなら、私達が壊しちゃおう!」
反転トリモブE「さんせーい!!」
正実モブ「応援!応援を―――」 - 181二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 01:19:36
転生者じゃない生粋のトリニティっ娘はこの冒涜的な光景の前にSAN値チェックです
- 182二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 01:21:22
実に便利で都合が良いなぁ太陽風
- 183二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 01:45:55
転生トリカス?「爆弾を司る神?悪魔?堕天使?私に宿る神秘って誰のなのかなぁ?」
転生トリカス?「うふふ、どうでもいいよね。ただ私は「爆発するものに干渉できる」それがわかれば十分♪」
転生トリカス?「雷帝の遺産…雷帝の無念が籠められた最後の作品。神秘合金液体化爆弾「メジェドの眼」。ああわかるよ絶望するよね悔しいよね悲しいよね怒り狂うよね。抗っても道を違えられず愛した人も自分から離れていく」
転生トリカス(反転)「こんな世界……マチガッテルヨねぇ?」
転生トリカス(テラー)「だから最初に私が反転したんだ。だから私は救われなかった。だから私が雷帝の怨念に触れられた。ふふ、あはは」
転生トリカス(テラー)「爆発しちゃおう?全部全部…終わっちゃおうよ」 - 184二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 01:49:09
世界の修正力が考えうる限り最悪の形で働いてる…こわ……
- 185二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 04:01:30
クルミ『何が起こってる、いや本当に何が…
というか室長本当にどこに居るんだ?』
ニコ『あ、あっち!無事みたい!会場の反対だから
あの場所突っ切らないとダメだけどね。
というかなんでこんな地獄みたいな光景に…』
オトギ『あ、みえたぁ!(ビル屋上で再度偵察)
無事だったんですね…良かったぁ』 - 186二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 05:13:26
その怨念の叫びを私は捉え理解した。…まるで絶望していた頃の自分を思い出していた。思えばあの頃が最も今を除けば『テラー』に至る率が高い時期だったなと思い出す。
…私は多分他よりは精神力はある方だ。だからあのイジメにも耐えられた。彼女達─今見える反転の持ち主達はそうでは無いのだろうと。
だから私は─己の意思で止める。
イオリ「反…─転。」
シロコの襲撃の件でやり方は見た。そして呑み込んだ。この場に居て…恐らく使えるのは私しかいない…とも。
銀の暴風が吹き荒れる。
それは…正にナニカ大きな変化を遂げていた。
紫のヘイローはより黒ずみを増し、更には姿形はプレートアーマーと服装は変わらなかったがネクタイの黒い部分以外全て『純白』へと変わる。左目部分だけまるで切り取られた様に真っ白な肌に髪にも銀から白髪に変わっている所が所々見られていた。そして1番の違いは尾だ。尾の先が太い注射針の様になり、三本へと変化していた。
イオリ?「…。」
反転トリモブ「は…え?」
三人の反転したトリモブ達は見た事のない程の速さを帯びたイオリに薙ぎ倒される。それと同時に反転が解除され、気を失った。
イオリ*テラー「『終幕:デストロイヤー』」
手から金属の様な物が生み出され、その形は見る見るうちにある武器へと変化を遂げた。それはヒナ委員長の使う─『終幕:デストロイヤー』へだった。
イオリ*テラー「…目標を排除します。…恨むなよ。」
そう言うと反転し暴走したトリニティの面々へと突っ込むのだった。 - 187二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 05:26:32
~クロノス報道ヘリ墜落現場~
シノン「いたたたたぁ…っ!くぅ…キヴォトス人じゃなかったら死んでたぞこれ…!?」
マイ「シノンちゃん!大丈夫!?」
シノン「何とか…。でも、この惨状…っ!」
マイ「クーデターにユスティナ聖徒会に電磁パルス…それにテラー化まで…!?こんなの原作になかったよ!?」
シノン「前々から少しシナリオと違う部分はあったが…いくら何でもこれは致命的すぎる…!」
シノン「…駄目だ、放送も電話も繋がらない。完全に電波がイカれてる…」
マイ「そんな…!どうしよう…このままだと破滅一直線だよ!?」
シノン「…どうするも何も、私たちには私たちにできることをやるしかない」
シノン「とにかく関係各所に連絡を!電波障害でも公衆電話や有線通信なら連絡が繋がる可能性はある!」
シノン「一人でも多くの転生者にこの非常事態を知らせるんだ!!そうすれば何か糸口が見つかるかもしれない!」
マイ「は、はい!!」
シノン「さて…前世譲りのジャーナリスト魂、ここが見せ所だな…っ!」 - 188二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 06:31:06
クルミ『仕方ねぇな…室長やその他に被害が
出る前に鎮圧行動を開始する!
(プロテクターとアーマーを着込んで地獄と
化した会場に飛び込む。)こんな戦場は
久しぶりだな、今回は一人だけど』
ニコ『ええぃ、やれる事を最大限にするっ!
(動ける人や怪我人の避難誘導を始める)
反転した人達は…どうすれば…』
オトギ『あぇ?クロノスの2人だ、珍しいな。
…あれ、ヘリは無傷?それなら使えるかも!』
ウッキウキで報道ヘリに駆け寄る - 189二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 06:54:41
ヒナ「……囲まれたわね……錯乱したトリニティ生が反転してみんなこっちに来てるわ……
……防衛室長。私から離れないでね。」
カヤ「ご心配ありがとうございます。ヒナ委員長。
ですが……私も戦います。自分の身は自分で守ります。」
ヒナ「そう……期待してるわよ。カヤ。
(何があってもカヤ防衛室長を守り抜くわ……誰も犠牲になんかさせない!)」
カヤ「ええ。背中は預けましたよ。ヒナ。
(……私も反転の力を使えば瞬殺出来るでしょうが……この力はまだ見せたくないですね……私がテラー化出来ることは誰にも話していませんから……)」 - 190二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 07:20:50
イオリ*テラー「…予想より数が多い。」
それだけ彼女達が闇を抱えていた証左だ。更にはその怨念がアリウスのミサイルすら乗っ取ったらしい。
イオリ*テラー「(不味いな。…なら。)」
そう言うと事も無げに背中に白の翼を生やすと魔法陣を空中に展開する。同時に数多の武器がそこには見え隠れする。ヒナ委員長とカヤ防衛局長を視界の端で確認した私はそれと同時に空気を変える。
イオリ*テラー「(この姿は後持って20分。時間はかけられない。アリウスのミサイル次第だが勝利条件は先生、マコト議長達が離脱出来れば勝ち…だ。)」
小鳥遊ホシノは恐らく反転の気配が察知出来る筈だ。これだけの反転なら飛んでくるはずだ。そこまで粘る。
イオリ*テラー「『恐怖の槍(テラリアス・レランパーゴ)』」
その一斉射撃は反転したトリニティのモブ達に雨のように襲い掛かる。それにより気絶した彼女達は反転が解除される。
- 191二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 07:45:07
イオリ*テラー
銀鏡イオリ(転生者)が辿り着いた完成系。神秘が多いメンバーに比べれば少ない彼女が考えた真の姿。元々プレートアーマーは反転を前提にした装備。時間制限はあるが『反転解除能力』と自身の神秘であるアザゼルの権能である『武器作成能力』を組み合わせている。 - 192二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 08:33:31
ネル「クソが!スマホも正副予備の通信回線も全部逝ってやがる!」
アスナ「テレビの電源が入らない…中の回路がやられちゃってるみたい。ミレニアムの電磁防御貫通するって普通の電波障害じゃないよ」
カリン(双眼鏡)「…リーダー、ミレニアム外、隣接自治区からも煙が上がってる。規模が異常だ」
アカネ「ECM兵器の効果範囲を逸脱してる…広範囲と電波強度を考えると…太陽風?でもどこの機関もそんな情報…」
ネル「…異常事態ってこった。セミナーに向かう!ミレニアムタワーならいくらか機能が生き残ってるはずだ!とにかくリオの指示を仰ぐ!引きこもり先と繋がるかわかんねーけどな!」 - 193二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 08:43:54
この世界線のキヴォトスにおいてはテラるのは〇イヤ人が●サイヤ人になるみたいな感覚になっちゃいそう
- 194二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 08:47:15
クルミ『バケモノ同士で争ってるか、好都合だ…
(反転した奴等を退けながら室長達のところへ)
バイタル低下…?食らいすぎたかな、まぁいい…
装備は壊れてないし…姿も見られてない。大丈夫…
あのテラー化は見たことないが…誰だ…?』 - 195二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 08:59:51
ナギサ「私は……こんな未来を望んでは……なかった……」
ホシノ「じゃあどうする?ぶっちゃけ今って凄い混乱してるから、下手に行ったところで逆に悪化させるかもしれないよ?」
ナギサ「私、は……いえ。こうなってしまったのも……私の責任でもあります。元々、破綻しかけてはいたのでしょう。ですが、私が役を降りた事……それが最後の引き金になってしまったのかもしれないのでしょう。で、あれば……私は、責任を取らなければなりません」
ホシノ「……どれくらい本気で思ってる?嫌々思ってるとかじゃなくて?」
ナギサ「ふふ……嫌ですよ、こんなの。だけど、そのせいで多くの人が傷つき、苦しむのなら、終わらせなければなりません。そちらの方が、嫌です」
ホシノ「そっかー……じゃあ、そろそろ私達も行こうか。ナギサちゃん」
セリカ「……え!?な、ナギサって……え!?」
ノノミ「……わかっていてスルーしてたんじゃないんですか?セリカちゃん」
シロコ「さすがにこれで気付かないのは……」
アヤネ「ホシノ先輩、アビドス分校の皆さんも出撃準備ができています。トリニティ周辺で待機済みなのでいつでも動けますよ」
シロコ「ん、なんか向こうでもどさくさに紛れていろんな奴が反転、一人だけ他よりは飛びぬけてる奴がいるけど不安定な奴がいる。一対多みたいな状況にならなきゃこっちの方が押し潰せる」
ホシノ「シロコちゃんも感知能力が優れてきておじさん嬉しいよ~。で、その飛びぬけてるのは時限式だねぇ。ま、今のところ他の反転を仕留めてるらしいし、邪魔しない限りはそれは放置ってことで……じゃあ、行こうか、皆。覆面は持ったかな?」
シロコ「ん、ナギサの分も作った。幻のシックスウーメン……6の数字を持つ覆面水着団……!」
ナギサ「ありがとうございます……ふふ、ヒフミさんではなく私が覆面水着団になるなんて……!」 - 196二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 10:29:35
イオリはヒナの近くに降り立つ。そのアーマーでヒナとカヤは誰なのかに気付いたようだった。
イオリ*テラー「ヒナ委員長。カヤ防衛局長。端的に言います。巡航ミサイルが乗っ取られてる。後5から8分後に発射される。…トリニティでそう振舞った奴らの怨念がそうさせているみたいです。このままでは全てを巻き込んで破滅させるつもりです。申し訳ありませんが私のこれは時間制限付き…です。それとチャージにも限界がある。近くにFOXの人達もいるなら急いでください。私が巡航ミサイルはどうにかします。先生を急いで離脱させて下さい!!」
反転したトリニティのモブ達を掃射で一掃しながらも言う。手にはヒナ委員長の終幕:デストロイヤーを持ちながら…真紅になった瞳孔にはこれまでに無い程の力を漲らせて言うのであった。
- 197二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 10:43:25
この地獄は、何時になれば終わるのか…
- 198二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 11:50:18
そろそろ次スレか
- 199二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 11:51:27
- 200二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 11:52:22