- 1122/04/04(月) 20:06:30
タイトル通りファイアーエムブレム風花雪月の世界を生き抜きましょう。
主人公(ベレトorベレスではない)はセイロス騎士団所属となる新たなキャラクターとします。
そのためこのキャラクターが生き残るか否かは全て安価次第となります。
基本的に原作になぞってやっていきます。
まず性別>>6
- 2二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:07:13
男
- 3二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:07:23
男
- 4二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:07:26
ふたなり
- 5二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:07:29
前にやってた人?
- 6二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:07:30
女
- 7122/04/04(月) 20:11:56
- 8二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:12:51
貴族
- 9二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:13:12
平民
- 10二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:13:46
貴族
- 11二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:13:51
貴族
- 12二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:13:52
平民
- 13122/04/04(月) 20:16:41
- 14二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:17:08
帝国
- 15二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:18:57
同盟
- 16二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:19:51
同盟
- 17二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:20:07
同盟
- 18122/04/04(月) 20:27:15
- 19二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:28:18
コーデリア家
- 20二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:29:12
加速
- 21二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:30:13
加速
- 22二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:30:39
- 23122/04/04(月) 20:34:09
コーデリア家ですか…
リシテアと面識は?>>26(細かい設定は追々決めます)
- 24二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:34:39
加速
- 25二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:34:50
なし
- 26二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:34:58
ある
- 27122/04/04(月) 20:36:43
- 28二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:37:32
ある
- 29二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:38:19
ある
- 30二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:38:24
ある
- 31122/04/04(月) 20:42:43
コーデリア家の者ということはカロンの紋章でしょうね(今思いましたが、おそらくカトリーヌとも血縁ありますね)
dice1d2=1 (1)
1=カロンの小紋章
2=カロンの大紋章
- 32122/04/04(月) 20:44:31
- 33二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:46:21
ペガサスナイト
- 34二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:48:46
エピタフ
- 35二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:49:11
ダークペガサス
- 36122/04/04(月) 20:52:26
- 37二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:53:14
18
- 38二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:53:53
20
- 39二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:54:14
21
- 40二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:55:38
加速
- 41二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:56:22
アリシア
- 42二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 20:59:52
レナ
- 43122/04/04(月) 21:04:01
- 44二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 21:05:26
料理の研究
- 45二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 21:07:16
釣り
- 46二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 21:09:57
- 47122/04/04(月) 21:17:56
- 48二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 21:18:21
わたし
- 49二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 21:19:54
私
- 50二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 21:20:33
オレ
- 51二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 21:22:24
キミ
- 52二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 21:23:48
貴方、貴女、お前
- 53122/04/04(月) 21:27:24
性別 女
紋章 カロンの小紋章
クラス ダークペガサス
年齢 21
名前 レナ=フォン=コーデリア
普段は貯水池で釣りをして過ごしている
一人称 オレ
二人称 貴方、貴女、お前
ガルグ=マクに来たのは本編から何年前?>>56
- 54二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 21:28:37
4
- 55二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 21:30:10
14
- 56二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 21:31:21
3
- 57二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 21:31:24
1
- 58122/04/04(月) 21:35:22
- 59二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 21:36:32
ぶっきらぼう
- 60二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 21:38:00
クール
- 61二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 21:45:24
姉御肌
荒っぽいが面倒見が良い - 62二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 21:48:48
使う
- 63二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 21:50:23
使う
- 64二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 21:54:28
同い年なら立場が上でも使わない。完全に年上なら使う
- 65122/04/04(月) 21:59:31
フレン、イエリッツァ、ベレトス以外の教会メンバーには貴方、貴女を使うってことですかね
それ以外にはお前と
性別 女
紋章 カロンの小紋章
クラス ダークペガサス
年齢 21
名前 レナ=フォン=コーデリア
普段は貯水池で釣りをして過ごしている
ガルグ=マクには3年前に来た
一人称 オレ
二人称 貴方、貴女、お前
姉御肌 荒っぽいが面倒見はいい
二人称は立場が上で年上の者には貴方、貴女を使う - 66122/04/04(月) 22:04:47
〜白雲の章 大樹の節(4月)〜
新しい生徒たちが、このガルグ=マク士官学校に入学してくるみたいだな。
それと、あの壊刃ジェラルトの子供…名前は…>>69だったか?
そいつが新しい教師になるみたいだな。
オレと同い年らしいし、分からねえことも多いだろうから、面倒見てやるか…。
- 67二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 22:05:08
ベレト
- 68二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 22:07:45
ベレス
- 69二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 22:09:28
ベレト
- 70122/04/04(月) 22:15:20
ベレト「君は?」
オレはレナ。3年前からセイロス騎士団に所属している魔道騎士だ。よろしく頼むぞ。
ベレト「ベレトだ。よろしく。」
ベレトはすぐさま立ち去ろうとするが…
…はあ?…それだけかよ。もうすこしお前の話を聞かせろ。何処の学級の担任になったんだよ。
ベレト「…>>73だ。」
- 71二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 22:15:58
黒鷲
- 72二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 22:16:03
加速
- 73二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 22:22:10
同盟
- 74122/04/04(月) 22:26:41
ベレト「…金鹿の学級だ。」
そうか、あいつがいる所か…。
ベレト「どうかしたのか?」
いや…白髪のガキがいるだろ? そいつのことをよく見てやっておいてくれよ。
ベレト「リシテアか。君と関係があるのか?」
まあな。それじゃ、頼むぜ!
さて…オレは別の仕事があるからな。あいつらは学級対抗戦をやるって話だが、オレは>>76をしにいかなければならねえ。レア様に頼まれてるからな。
- 75二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 22:27:18
武器庫の手入れ
- 76二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 22:32:52
ルミール村を襲った山賊の調査
- 77二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 22:32:58
上空警備
- 78122/04/04(月) 22:38:04
ルミール村を襲った山賊の調査をしにいかなければならねえ。あいつらが何の目的で生徒たちを襲ったのかをだな。
調査にはdice1d4=1 (1)
と行くことになってるから、街の入り口で待ってるとするか。
1=カトリーヌ
2=シャミア
3=アロイス
4=ジェラルト
- 79122/04/04(月) 22:56:13
カトリーヌ「レナか。アンタとこうして任務に同行することになるのは何度目だ?」
十回くらいですかね。
カトリーヌ「適当なこと言うな。まだ、三回目だ。ったく、アンタは本当に釣り以外興味ないのか?」
別にそんなことないですよ。魔法には興味ありますしね。
カトリーヌ「そうかい。おっと、アンタ…いい加減雨具は持ってきたか?」
ええ、もちろん。
カトリーヌ「三回目となると、流石に学んだか。アンタも…おっと」
すると、ポツリポツリと頭に雫が掛かるのを感じた。
カトリーヌ「だろ?」
オレは迷信の類は信じてませんけど、貴女の言いつけを無碍にはしませんからね。
カトリーヌ「前回は無視しやがったくせによく言うよ。最後の目撃情報はミルディン大橋の近くだ。今回は掃討するわけじゃないからな。あまり、暴れるなよ?」
分かっていますよ。
〜同盟領・ミルディン大橋近郊〜
カトリーヌ「アタシらの動きを察知したのか、もういなくなっちまったか。」
目撃者によれば、奴らは>>81に向かったとのことです。
- 80二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 22:56:43
加速
- 81二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 23:03:37
赤い谷
- 82122/04/04(月) 23:18:20
目撃者によれば、奴らは赤き谷の方面へ向かったとのこと。
カトリーヌ「ザナドか。はっ…レア様のお膝元とも言える場所に逃げ込むなんて愚かな連中だよ。ま、主に歯向かったことに後悔することだな。」
オレは大修道院に戻って、援兵を呼んできますね。
カトリーヌ「ああ、頼む。」
〜白雲の章 竪琴の節(5月)〜
学級対抗戦は、金鹿の学級が勝ったみたいだな。そして、金鹿の学級には赤き谷ザナドに逃げ込んだ賊どもを掃討しろとの課題が課された。オレたちセイロス騎士団は、あいつらの支援をしろとのことだ。何故、レア様はベレトに入れ込んでるのかは知らねえがな。
クロード「おっと、レナさん。今、構いませんか?」
ああ、クロードか。別に構わねえよ。
クロード「単刀直入に聞きますね。…あんた、コーデリア家の人間ですよね?」
ああ、そうだ。
クロード「リシテアとはどういった関係で?」
あいつとは>>84だ。
- 83二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 23:21:39
加速
- 84二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 23:23:55
従姉妹
- 85122/04/04(月) 23:31:15
あいつとは従姉妹だ。
クロード「リシテアに姉妹がいるとは聞いたことありません。そして、年齢的にあんたが叔母であることもないでしょう。まあ、予想できた答えです。」
ああ、コーデリア伯とオレの父さんが兄妹だったんだ。…ただ、オレの父さんと母さんはもう死んじまったけどな。
クロード「それは何故と聞かない方が良いでしょうか?」
ああ、聞くな。お前に答えるつもりはねえよ。
クロード「そうですか。あんたとリシテアの関係は良好ですか?」
>>87だった。
- 86二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 23:33:26
加速
- 87二次元好きの匿名さん22/04/04(月) 23:35:03
昔は姉妹のように仲が良かったし、オレもあいつの面倒をよく見ていた。あいつの髪の色が白になってからよそよそしくなった。
- 88二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 00:09:05
このレスは削除されています
- 89二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 07:13:33
保守
- 90122/04/05(火) 08:20:34
昔は仲良かったさ。あいつは物心ついた時からオレのことを姉様だと慕ってくれていたし、オレもあいつのことを本当の妹のように思っていた。…だが、ある時を境にあいつのほうから距離を置くようになったんだ。
クロード「ある時とは?」
…コーデリア家で起きたある悲劇のことだ。…あいつはそのことでオレのことを恨んでいるのかもしれねえな。クロード、世の中には知らねえほうがいいことも多いんだ。言いたいことは分かるよな?
クロード「…ええ。では、これで。」
ああ、賊だからって油断するんじゃねえぞ。
クロード「まあ、あの先生がいるなら問題ないでしょう。…分かってますよ、油断はしませんからね。」
13年前。内乱の関与を疑われたコーデリア家に帝国の人間が送り込まれた時から全てが変わっちまった。…それでも初めの一年くらいはリシテアと一緒に居てやれたんだがな。ある日突然父さんと母さんはオレを王都の魔道学院へ入学させるという名目で王国の縁者の元へ引き渡した。…何か危険なものを感じたんだろうな。それから、魔道学院を卒業してようやくコーデリア家を訪れることが出来た。…あの日からもう5年以上は経っていた。そしたら、父さんと母さんは死に、リシテアは…髪の色が変わっていた。あいつは「あなたに話すことは何もありません。」の一点張りだった。
オレはあの日から、コーデリア家で何が起きたのかを調べた。…こうして、セイロス騎士団に入隊したのもその為だ。…信仰なんざ、初めから信じちゃいねえさ。神に縋っても何もしてくれねえからな。そしたら、よ…。
〜大広間〜
見回りの時間か…。ガキどもは、日が沈む前には自室に戻らなければいけねえ規則があるんだ。
誰もいねえなら別にいいんだが…>>92
- 91二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 10:17:05
加速
- 92二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 10:23:51
イングリット
- 93122/04/05(火) 11:11:00
おい、そこで何してやがる。
イングリット「…申し訳ありません、レナさん。少し、用事がありまして…すぐに自室に戻ります。」
お前は青獅子のイングリットか。…腹でも減っていたのか?
イングリット「…はい、少し…。ですが、既に食堂は閉まっていましてどうしたものかと…。」
…菓子なら持ってるからお前にあげるよ。これでも、食べて気を紛らわせておけ。
イングリット「あ、ありがとうございます。では…」
…何か悩みでもあるんだろ?
イングリット「いえ…そのようなことは…。」
顔に書いてあるぞ。まあ、オレでよければ話聞いてやるからよ。
イングリット「…>>95のことで少し悩みが。」
- 94二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 11:23:55
ペガサスのこと
- 95二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 11:34:35
父からきたお見合いの手紙の件
- 96122/04/05(火) 14:17:39
イングリット「…父からの手紙の件で少し悩みが。」
お前の父上…ガラテア伯か。
イングリット「…私の縁談について、相手が見つかったから是非会ってくれ、とのことで。…父は私を有力な貴族と縁を結ばせることで、少しでもガラテア領の財政を豊かにしたいと考えているのです。ガラテア領が貧しいことはレナさんもご存じでしょう?」
ああ、知っている。…それで、お前は縁談を受けるか否かを悩んでいるということか。
イングリット「…私には夢があります。しかし、その夢はこの縁談を受けることと相反することなのです。どちらかしか選べない。…そして、父は私に期待を寄せています。この士官学校に入学したのも、少しでも有力な諸侯と交友を広げる為なのです…。」
…オレから言えることは一つだけだ。自分が後悔しない道を選べ。それしか言えねえよ。
イングリット「そうですよね…。ありがとうございます。」
ああ、お前らにも課題が課されているんだろ?…頑張りなよ。
イングリット「はい。」
…おい、姿を見せろ。
イエリッツァ「……。」
イエリッツァ。お前、こんな夜遅くに何してやがる。
イエリッツァ「…相変わらず口の悪い女だ。」
…ちっ、うるせえな。迷子にでもなったか?
イエリッツァ「…お前から死の気配がする。…気をつけることだ。」
忠告どうも。お前もとっとと部屋に帰れよ。
イエリッツァ「……。」
死の気配か…。確かにオレの探っている事情は不味いことかもしれねえな。だが、コーデリア家の人間としてオレは真実を知らなければならない。 - 97122/04/05(火) 14:18:50
〜赤き谷ザナド・近郊〜
さて、オレは天馬に跨って上空からザナド周辺を見張っていることになっていたな。
まあ…賊退治は問題なく終わると思うがな。
dice1d2=2 (2)
1=問題なく終了
2=問題発生
- 98122/04/05(火) 14:19:20
どんな問題が起きた?>>100
- 99二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 14:35:53
加速
- 100二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 14:41:46
ベレトが右目を切りつけられて失った
- 101122/04/05(火) 16:18:18
下の方で騒がしくなって来たが…
ベレト「レナか。」
お前、右目どうした?
ベレト「これか?見ての通り無くした。まあ、特に支障はない。」
いや、そんなわけねえだろ。何があった?
ベレト「…賊たちの力がルミール村の時よりも遥かに強力になっていた。それに…巨大な獣のようなものも戦場に現れた。生徒たちには危険な相手だと、自分が判断して一足先に撤退させた。…賊たちは、父やアロイスが掃討に向かったから問題はないはずだ。」
そうか…オレが大修道院まで送っていくぞ。オレの天馬に乗れ。
ベレト「ああ、頼む。」
〜白雲の章 花冠の節(6月)〜
オレは、カトリーヌさんと共に金鹿の学級に同行してロナート卿の反乱鎮圧に赴くことになった。…ベレトが右目を失ったことは痛手であったが、生徒たちに犠牲が出なかったことは幸いだと、レアさんは仰っていた。…また、何か起きる。オレはそんな予感がするんだ。 - 102122/04/05(火) 16:20:07
今日、オレは書庫に来ていた。
あいつは…
dice1d3=2 (2)
1=黒鷲の学級
2=青獅子の学級
3=金鹿の学級
dice1d8=8 (8)
1=エーデルガルト、ディミトリ、クロード
2=ヒューベルト、ドゥドゥー、ヒルダ
3=フェルディナント、フェリクス、ローレンツ
4=リンハルト、シルヴァン、ラファエル
5=カスパル、アッシュ、イグナーツ
6=ベルナデッタ、メルセデス、マリアンヌ
7=ドロテア、アネット、リシテア
8=ペトラ、イングリット、レオニー
- 103122/04/05(火) 16:31:02
イングリット「レナさん、こんにちは。…魔法の勉強ですか?」
…ん?いや、釣りの本だ。
イングリット「そうなのですね…。レナさんは釣りがお好きなのですか?」
ああ、まあな。良かったらお前も一緒に釣りしてみるか?
イングリット「…そうですね、鍛錬ばかりでは体に毒ですから。お時間がありましたら、誘っていただけると嬉しいです。」
分かったぜ。お前はどうしてここに?
イングリット「…今日の掃除当番が急きょ体調不良になってしまったということで、私が代わりに書庫の清掃をしているのです。…それにしても、本当に沢山の蔵書ですね。」
フォドラ中の本がここに集まって来ていると言っても過言ではないからな。折角の機会だからお前も沢山本は読んでおけよ。
イングリット「はい、貴重な機会ですからね。自領では本を読むこともままなりませんでしたから。」
…待て、お前が手にとっている本は何だ?
イングリット「え、これですか?ええと…>>105と…。」
- 104二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 16:31:35
加速
- 105二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 16:35:48
同級生の父と年下の母への贈り物100選!
- 106122/04/05(火) 17:07:52
イングリット「え、これですか?ええと… 『同級生の父と年下の母への贈り物100選!』と…。」
はあ?何だそれ。ふざけた本だな。
イングリット「丁度保管されていたところに戻そうと思っていたところで…。あれ?そもそも、こんな本何処に仕舞えば良いのでしょうか…?」
その辺に入れておけばいいんじゃねえのか?…ま、世の中は広いからな。そういった手合いの奴もいるんだろ。ただ、オレやお前には関係ないことだな。
イングリット「ええ…そうですね。っと…レナさん、忘れておりました。先日のお返しです。」
これは菓子か?
イングリット「ささやかなお返しですが、気に入っていただければ、私としても嬉しい限りです。」
…ありがとな。それじゃ、早速…
イングリット「駄目です、ここは書庫ですよ。」
ははっ、分かってる。後でしっかり頂くよ。
さて見回りの時間だ。深夜に徘徊している悪ガキはいねえだろうな…?
dice1d3=3 (3)
1=黒鷲の学級
2=青獅子の学級
3=金鹿の学級
dice1d8=3 (3)
1=エーデルガルト、ディミトリ、クロード
2=ヒューベルト、ドゥドゥー、ヒルダ
3=フェルディナント、フェリクス、ローレンツ
4=リンハルト、シルヴァン、ラファエル
5=カスパル、アッシュ、イグナーツ
6=ベルナデッタ、メルセデス、マリアンヌ
7=ドロテア、アネット、リシテア
8=ペトラ、イングリット、レオニー
- 107122/04/05(火) 17:11:17
おいおい…ローレンツ。お前、こんな時間に何してやがるんだ?
ローレンツ「…>>109です。」
- 108二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 17:14:49
父からの手紙を紛失して探している
- 109二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 17:19:42
- 110122/04/05(火) 17:39:40
ローレンツ「…父からの手紙を紛失し、それを今探している所です。」
こんな暗がりで探していても見つからねえだろ。…蝋燭でも持って来てやるから待ってろ。
ローレンツ「いえ、レナさんの手を煩わせる訳には…。」
お前がこうして外を出歩いている時点で、既に手がかかっているんだよ。ちょっとばかり、負担が増えたところで変わらねえよ。
で、何処で無くしたんだ?
ローレンツ「夕食を摂りに最後に食堂を訪れて、そこで落としたのだと思われます。…この机の辺りに。」
そうか。蝋燭、持ってろ。
ローレンツ「いえ…流石に女性の手を煩わせるわけにはいきませんよ。僕が探します。」
……。
ローレンツ「……。レナさん、貴女は淑女としての作法がなっていません。口調といい、所作といい貴女は貴族として、社交界に出る立場であるにも関わらず、粗雑すぎます。」
オレが社交界に足を踏み入れるような奴に見えるか?
ローレンツ「…貴女は大変麗しい女性です。にも関わらず、そのような振る舞いでは貴女が自身でその価値を落としている。そうではありませんか?」
オレの価値ね。…あの子の側にいてやれなかった時点でそんなもんねえよ。
ローレンツ「…何かいいましたか?」
別に。
ローレンツ「…貴女がそのような口調や振る舞いになった理由をお聞きしても?」
そうだな。>>112だ。
- 111二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 17:46:06
理由は特にない
- 112二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 17:56:35
10年以上前に誰かさん(リシテア)がカッコいいと言ってくれたから定着しちゃった
- 113122/04/05(火) 18:22:41
そうだな。今から10年以上前の話だ。オレより6つ年下の知り合いのガキがいてな。そいつに一回こうした口調で話してみたことがあるんだよ。
ローレンツ「……。」
そしたらよ、そいつが「カッコいいです!」って言ってな。それ以降、定着しちまったんだ。
ローレンツ「そうでしたか…。…貴女の思い出の中でも形成されたものに口出ししてしまったこと大変申し訳ありません。」
いや、気にしてねえよ。…だから、私はこうして以前のように話すことも出来るのですよ?流石に大司教様相手にあの口調は如何なものかと思いますからね。
ローレンツ「…それでその知り合いの子供とは今も関係が続いているのですか?」
いいや…もう、縁も切れちまったよ。
ローレンツ「…もしかしたら、ガルグ=マク士官学校で再会できるかもしれませんね。」
かもな。…お前の探していたものはこれだろ?
ローレンツ「それです!…ありがとうございます、レナさん。」
いいってことよ。…ま、さっさと帰りな。 - 114122/04/05(火) 18:26:19
〜マグドレド街道〜
カトリーヌ「また、アンタと任務を共にすることになったな。よろしく頼むよ。」
ええ、よろしくお願いします。
ベレト「…ロナート卿は何故反乱を?」
ベレト、お前はダスカーの悲劇を知っているか?
ベレト「いや…知らない。」
クロード「おいおい…本気で言ってんのかよ。あんた、フォドラの情勢について知らなさすぎじゃないのか?」
カトリーヌ「4年前ファーガス神聖王国のランベール国王がダスカー人に殺された事件だ。その事件にロナート卿の倅、クリストフが関与していたことが判明して、教団に処刑されているんだ。…いや、正確には教団にクリストフを突き出した…」
…カトリーヌさん、何やら騒がしくなって来ましたが。
クロード「…やけに霧が濃くなって来てるな…。」
教団兵「…敵襲です!騎士団の包囲をくぐり抜けて、こちらに迫って来ています!」
カトリーヌ「おっと…任務変更だ。総員、戦闘準備にかかれ!」
ベレト「霧が深いな。全員で固まって動くようにしてくれ。不意の敵襲には気をつけるんだ。」
カトリーヌ「レナ…どうした?」
…南の方から声が聞こえます。…獣のような呻き声が。
ベレト「またか。」
ベレト、お前はカトリーヌさんと共にロナート卿を討ち取れ。オレはこのまま南下する。
クロード「…怪我しないように気をつけてくださいね。」
ああ、分かってるよ。
魔獣「グルルルル…。」
ザナドに来た奴と同じかもな…。出所は一体何処なんだか…。
手早く片付けなければな。
dice1d3=3 (3)
1=どちらも問題なく片付いた
2=ベレトたちの方で問題発生
3=レナの方で問題発生
- 115122/04/05(火) 18:27:51
レナのほうでどんな問題が発生した?>>117
- 116二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 18:29:16
想像以上に魔獣がおり対処が困難
- 117二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 18:30:54
魔獣は対処できたが、死神騎士がレナと戦うため現れた
- 118122/04/05(火) 18:43:45
さあ、トドメだ。
そうして、レナが詠唱し終え魔法を放った。
魔獣「ギャアアッ!…アア…」
…死体も残さずに消えたか。…これは何かの石か?
レナが天馬から降りて石を拾うために屈んだその時…何かが空を切ったのを感じた。
…おい…危ねえな。
???「……。」
誰だ貴様。
???「…俺を殺して見せろ。さもなくば、貴様が死ぬだろう。」
(こいつ、かなり強いな。…本気で戦わねば死ぬのはオレか。)
謎の騎士が鎌を携えて突如現れた。そして、レナは黒馬に跨り、騎士と相対することを決めたのだった。
(よく分からねえがこいつの狙いはオレのようだ。ベレトやガキたちの元へいかねえようにしねえとな。それに相性は最悪だな。オレは魔法でこいつは鎌だ。迂闊に近づけねえな。)
dice1d10=9 (9)
1〜3=負傷なく死神騎士を撤退させる
4〜8=軽傷を負うも死神騎士を撤退させる
9〜10=深傷を負うも炎帝が現れ、死神騎士と共に撤退
- 119二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 18:47:51
エガちゃん…
- 120122/04/05(火) 18:56:49
…持久戦は得意じゃねえんだがな。
死神騎士「……。」
戦況は拮抗していた。互いに有効打を与えられないまま、時間だけが過ぎていった。
死神騎士「…。」
突然、死神騎士が一直線に向かって来た。
(何を考えてやがる。このまま魔法の餌食になりてえのか?)
嫌な予感が拭えないレナだったが、そのまま魔法で迎撃することに決めた。そして…凄まじい衝撃と共に、そのまま死神騎士に魔法が直撃したのだった。
死神騎士「…ぐっ、だが…。」
死神騎士に命中した魔法はたしかに大きな一撃となっていた。しかし、死神騎士の鎌はレナの腹部に突き刺さっていたのだった。
(…多少の怪我は押し通して、オレに致命的な一撃を与えることを選びやがったか。…急所は外したみたいだが、このままだと死ぬな。)
死神騎士「…終わりだ。」
はあ、てめぇな…。何でオレと戦いたかったんだ?…オレは見ての通り魔道騎士だ。てめぇの期待に添えるような相手じゃねえだろ。
死神騎士「——」
はあ?
死神騎士が何かをレナに呟いた後、再び鎌を握り直して振り下ろそうとした。
???「勝手に動くなと命令したはずだ…。」
その直前、何者かの声が響き渡ったのだった。 - 121122/04/05(火) 19:07:41
新手の敵かよ。オレはここまでか?
突如、仮面をつけた人間が現れ、死神騎士を制したのだった。
???「…我らは貴様に用はない…。…死神、貴様には別の命を下していたはずだ。」
死神騎士「………。」
仮面の者にそう諭され、死神騎士はすぐさま鎌を引いたのだった。
…オレを生かすのか。…殺せばいいんじゃねえのか?
???「別にそれでも構わぬが。」
仮面の者は斧を取り出し、レナの首元に近づけたのだった。このまま喉を裂くことも容易い距離だ。
???「だが、余計な揉め事は避けたいのでな。…さらばだ。」
そうして、構えた斧を引き、死神騎士を連れてレナに背を向けた。
(こいつもかなりの手練れだな。だが…何処かで会ったことが…。)
レナは一瞬で思考を張り巡らせた。しかし、その一瞬の隙を突かれて、二人は姿を消してしまったのだった…。
何とか撤退してくれたようだが…。
(…ああ、信仰も学んで白魔法に手を出しておくべきだったか…。だが、嫌いなもんは嫌いだ。)
レナはそのまま意識を手放した。 - 122122/04/05(火) 19:11:53
〜白雲の章 青海の節(7月)〜
ロナート卿の反乱は鎮圧された。だが、今度はレナが重傷を負ってしまった。今節は、療養に努めるのと同時に女神再誕の儀の警備にも努めて欲しいとのことであったが…
〜レナの自室〜
オレと戦いたかった理由を問いただした時…あいつは>>124と言いやがったな。
- 123二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 19:12:10
加速
- 124二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 19:15:48
お前を殺すのは我だからだ
- 125122/04/05(火) 19:21:02
「貴様を殺すのは俺だからだ…。」
あいつはそう言いやがったな。全く理由になってねえんだが。そもそも目をつけられる意味も分からねえ。
そうこう考えていると…dice1d8が訪れた。
dice1d8=7 (7)
1=ハンネマン
2=マヌエラ
3=ベレト
4=カトリーヌ
5=シャミア
6=アロイス
7=フレン
8=???
- 126122/04/05(火) 19:27:23
コンコン
ああ?
「わたくしですわ。」
フレンか…入れよ。
フレン「レナさん、お加減はいかがですか?」
…お前が治療してくれたんだろ。ありがとな。
フレン「いえ、わたくしはお手伝いをしただけですわ。お礼ならマヌエラさんに言ってくださいな?」
ああ、マヌエラ先生にもお礼しておく。
フレン「…その、わたくし。あなたに相談がございまして…。」
オレに相談…。セテスさんじゃダメなのか?
フレン「お兄様に相談すると面倒なことになりそうなので…。そのあなたならわたくしのちょっとしたお話でも聞いてくださるのではないかと思いまして。」
まあ、いいけどよ。それで何だ?
フレン「>>128についてですわ。」
- 127二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 19:32:40
加速
- 128二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 19:54:09
生徒に告白された
- 129122/04/05(火) 20:18:41
フレン「告白についてですわ?」
告白…好きな奴がいるのか?
フレン「…いえ、わたくしがされたんですの。」
ああ、なるほどな。たしかにセテスさんに話すことは出来ねえな。その告白した奴の命が危ねえ。
フレン「よく分かっておいでですのね…。」
でもよ、オレに相談することか?オレが色恋に興味あるようには見えねえだろ。それこそ、マヌエラ先生の方がいいんじゃないのか?
フレン「マヌエラさんは…その。玉砕なされたという話をよく耳にしまして…。誰に相談するべきかと考えていましたら、あなたの顔が思い浮かんだんですの。」
…お前は見る目があるのかないのか分かんねえな。
フレン「それで、どうしたらいいと思います?」
そいつが好きなら受け入れればいいし、好きじゃないなら断ればいい。簡単なことだろ?
フレン「そ、それはそうなんですけれども。」
仮に嫌がらせとか受けるようなら、オレに言ってくれよ。…そいつを締め上げてやるからよ。
フレン「ま!命を奪うのはいけませんわ!」
別に殺しはしねえよ…。ただ、お前のことが本当に好きな奴ならそんなことは決してしねえと思うけどな。…仮に危害を加えてくるような奴なら断って正解ってわけだ。
フレン「分かりました。こんなお話に付き合ってくださって感謝いたしますわ。」
ああ、構わないぜ。
セテス「レナ。フレンから何か相談を受けなかったか?」
いいえ、私は何も…。
セテス「そうか…もし、フレンに悪い噂が立つようなことがあれば、遠慮なく私に言ってほしい。しかるべき対処をしよう。」
え、ええ分かりました。
(言えるわけねえだろ…。) - 130122/04/05(火) 20:21:53
女神再誕の儀の警備か。確か、この儀式に乗じてレアさんを殺す計画だって話だが…そんなことが果たして出来るのか…。
そうして、考え事をしていると…
dice1d3=1 (1)
1=黒鷲の学級
2=青獅子の学級
3=金鹿の学級
dice1d8=7 (7)
1=エーデルガルト、ディミトリ、クロード
2=ヒューベルト、ドゥドゥー、ヒルダ
3=フェルディナント、フェリクス、ローレンツ
4=リンハルト、シルヴァン、ラファエル
5=カスパル、アッシュ、イグナーツ
6=ベルナデッタ、メルセデス、マリアンヌ
7=ドロテア、アネット、リシテア
8=ペトラ、イングリット、レオニー
- 131122/04/05(火) 20:25:51
ドロテア「あの…レナさん?」
ん?
ドロテア「こんなところで何しているんです?」
ああ、いい釣り場がねえか考えていたんだ。
ドロテア「ふーん、そうなんですね。」
それだけじゃねえだろ?何か用があるなら言えよ。
ドロテア「その…レナさんって、恋人がいたことありますか?」
…>>133だ。
- 132二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 20:26:26
ない
- 133二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 20:28:34
ない
- 134122/04/05(火) 20:46:09
…ないな。
ドロテア「そうなんですか?…こんなに格好いいのに意外です。」
…お前も色恋の話か?
ドロテア「ええ、まあ。私が士官学校に入学した理由は、良い相手を見つけることですからね。相手は慎重に選ばないと後悔しますから。」
そうか…お前、貴族嫌いなのにこの士官学校に入学したのか?
ドロテア「この士官学校にはフォドラ中から集まりますし、良い人も中にはいるでしょうから。ほとんどは嫌味な貴族でいい加減辟易しますけどね。」
まあ、お前がどんな人生を歩もうがオレは口出すつもりはねえよ。ところで何でオレにこんな話をしたんだ?
ドロテア「うーん…色々な人に聞きたかったからですかね?エーデルちゃんやベルちゃん、ペトラちゃんにも聞いたんです。そして、歳の近い人といったら貴女もそうだったなと思ったんですよ。」
そ、そうか…。まあ、程々にしておけよ?ああ、あと怪しい奴を見かけたらオレやセイロス騎士に伝えてくれよな。
ドロテア「ふふ…分かってますよ。」
〜大広間〜
さて、女神再誕の儀の日だ。ベレトやクロードたちは何処に行きやがったんだ?まあ、浮ついているなんてことはねえだろうけどよ。
アロイス「レナ殿。今、お時間いただけるだろうか?」
…アロイスさん。いえ、別に何か問題でもありましたか?
アロイス「うーん…少々厄介なことが起きていてな。」
何が起きている?>>136
- 135二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 20:47:17
クロード達が聖廟へ行くのを見てしまった
- 136二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 20:50:45
見慣れぬものがうろついている(リシテアを捕獲しに来た闇うご)
- 137122/04/05(火) 21:01:13
アロイス「最近、黒い服を来た者どもが市街を彷徨いているのを目撃するのだ。…何かよからぬことを企んでいるようにも見えるのだが、いかんせん証拠がなくてだな。どうしたものかと…。」
???「それなら、私に任せてください。」
あなたは?
アランデル公「私はフォルクハルト=フォン=アランデル。帝国の摂政でございます。大司教殿に用事があって訪れておりました。」
アロイス「摂政殿とどういった関係が?」
アランデル公「その者どもは、私めの配下の者でしょう。妙な素振りを見せては怪しまれると忠告しておきますので。ご心配なく。」
アロイス「うむ、そうであったか。では、貴殿にお願い申し上げる。」
アランデル公「お任せください。」
アランデル公はそのまま正面玄関に向かっていったが…アランデル公はすれ違い様にレナの耳元で囁いた。
アランデル公「>>139」
- 138二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 21:05:04
加速
- 139二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 21:25:37
気をつけられよ、貴公が狙われていると情報が入った。親しきものが巻き込まれぬようにな。
- 140122/04/05(火) 21:44:40
アランデル公「レナ殿。気をつけられよ、貴公が狙われているとの情報が入った。親しき者が巻き込まれぬようにな。」
…忠告感謝いたします。
アランデル公「ふ…では、私はこれにて失礼致します。アロイス殿、レナ殿、またの機会に。」
(オレが狙われている、か…。まあ、そんな気は薄々していたさ。親しき者…もし、あの子を狙うようなことがあればそいつを殺す。簡単なことだ。アランデル公…ああは言っているものの彼の言うことをどこまで信じていいのか、オレには分からねえ。…彼はエーデルガルトの伯父だったな。あいつに話を聞いてみてもいいかも知れねえな。)
アロイス「レナ殿…?大丈夫か?」
ええ…問題ありません。
カトリーヌ「お、アンタらここにいたのか。下手人を捕らえたぞ!金鹿の学級の大手柄だ。」
アロイス「なんと!?何処に…。」
カトリーヌ「聖廟に襲撃を仕掛けてきていたんだ。何を狙って来たのかは分からん。だが、そこにはかの「天帝の剣」が眠っていたんだ。驚くことにそいつをベレトが操ってしまったんだ。」
あいつが、解放王の剣を…?
カトリーヌ「ああ。アタシはアイツのことが依然として怖くなって来たよ。」
シャミア「ま、そういうわけでレアさん暗殺計画は頓挫したというわけだ。一先ず一件落着だ。」 - 141122/04/05(火) 21:50:16
〜白雲の章 翠雨の節(8月)〜
金鹿の学級には、コナン塔の賊退治が課された。その頭目はゴーティエ家の遺産「破裂の槍」を盗みやがったらしいな。セイロス聖教会に目をつけられたら、もう終わりだろうがな。
さて、オレは前節の西方教会の件に手をつけなければいけねえが、あのアランデル公のことも探らなければいけねえ。まずは…>>143をするか。
- 142二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 21:51:30
加速
- 143二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 21:55:48
マイクランの調査
- 144122/04/05(火) 22:00:55
マイクランの調査をするか…。といってもすることなんて、戦力分析と根城周辺の調査くらいだが…。それにこれはオレの独断になっちまうな。だが、あいつらに死なれたら気分も悪い。
情報集めて、ベレトたちに教えるだけでも違えはずだ。マイクランの事情に詳しそうな奴は…シルヴァンだろうな。だが、あいつは自分の兄貴を殺すことになるのか…。肉親の殺し方なんて聞くわけにもいかねえよな…。
そうこうレナが悩んでいると…>>146
- 145二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 22:01:55
ギルベルトが通りかかった
- 146二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 22:05:44
イングリットが話しかけてきた
- 147122/04/05(火) 22:12:33
イングリット「あの、よろしいでしょうか?」
お前か…よく、オレと出会うが、実はオレのことが好きなんじゃねえのか?
イングリット「ち、違います!」
冗談だよ。それで、今日はどうしたんだ?
イングリット「…これはあなたにまつわる噂のことです。」
オレの噂?
イングリット「…最近、あなたは夜な夜な外出しているのだと聞きます。そのことについて、不信感を抱かれていることはご存知でしょうか?」
知らねえな。
(ああ…オレは>>149の為に夜、外に出ることが多いな。流石に騎士団の連中にも怪しまれているか…。)
- 148二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 22:15:56
アランデル公の真意を探るため
- 149二次元好きの匿名さん22/04/05(火) 22:22:58
リシテアの周囲の見守り
- 150122/04/06(水) 00:14:18
(ああ…オレはリシテアの周囲の見守りの為に夜、外に出ることが多いな。流石に騎士団の連中にも怪しまれているか…。)
イングリット「それに…あなたは学生寮の一階周辺を徘徊しているとの噂が立っています。…何か企んでいるのでは…と騎士団からの専らの噂です。」
そうだな…オレはある目的のために、夜な夜な外出しているのは事実だ。
イングリット「噂は本当だということですか。…その目的については…」
言えねえな。…だが、お前らに仇なすつもりは毛頭ない。
イングリット「私はあなたを信用していないわけではありません。…でも、あまり怪しまれるような行動はなるべく慎んでください。」
ああ…肝に銘じておく。
その夜…
(流石に深夜に大修道院を襲撃する輩は居ねえだろうが、念のためにな。)
「…あなたはわたしの周囲を嗅ぎ回って何をしたいんですか?」
…さあな、気のせいだろ。ガキはさっさと部屋に戻んな。
リシテア「ええ、あなたに言われなくても部屋に戻りますよ。…そこ退いてくれませんか、邪魔です。」
………。
リシテア「…はっきり言って迷惑です。レナさん、わたしはあなたのこと嫌いですから。…コーデリア家が大変な時に逃げていたあなたをわたしは決して許しません。」
だろうな。
リシテア「分かったならとっとと消えてください。」
ああ、もう二度と私用でお前の所には姿を見せねえよ。…騎士団の任務上、お前と一緒になることはあるかもしれねえがな。
リシテア「それくらいは許容しますよ。」
…お前と言葉を交わせて良かったよ。じゃあな。
リシテア「……。」 - 151122/04/06(水) 00:18:57
(オレは…私は逃げていただけだ。あの子を大切に思うならば、全てを投げ出してでも駆けつけるべきだった。そして、あの子と同じようにあの実験を受けるべきだった。…私を狙っているならば、別に構わねえよ。私が死んだところで困る奴は誰もいねえからな。だが、あの子の寿命については解決したい。あの子は人並みに生きなければダメだ。)
「—殿。レナ殿!」
はっ…皇女様か。何の用件だ?
エーデルガルト「…こんな所で寝ているのは何故ですか?」
ああ…野暮用でな。
エーデルガルト「…貴方の経歴を調べました。…レナ=フォン=コーデリア。あのコーデリア家の惨劇の中で唯一国外に逃れていたことで生き残った少女。それは貴方で間違いないですね。」
そこまで調べてやがるか、ヒューベルトか?
エーデルガルト「それと私の方でも調べましたよ。…貴方は命を狙われています。」
…ああ、知っている。お前の伯父上にも忠告されたからな。
エーデルガルト「…は?」
え?
エーデルガルト「…いえ、なんでもありません。…レナ殿、貴方には帝国に一度来てもらいたいのです。」
ほう、何か得があるのか?それに、オレはセイロス騎士だ。帝国と関係が悪くなっている教会の人間を招き入れてもいいのか?
エーデルガルト「貴方はセイロス騎士ですが、信仰に興味がある訳ではないでしょう?…何か目的があって、所属している。そして、私やヒューベルトは貴方の目的に沿えるような情報を持っている。」
なるほどな…どうするか…>>153
- 152二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 05:54:49
気が向いたらな
- 153二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 07:01:41
そのうちでよければ
- 154122/04/06(水) 10:13:13
ま、そのうちでよければな。エーデルガルト=フォン=フレスベルグ。
エーデルガルト「…ええ、お待ちしておりますよ。」
(こいつの目的は分からねえが、あの惨劇に絡んでいるのは確かだろうな。嘘をついているとは思えねえ。ただ、アランデル公の話をした時の動揺はなんだ…?)
エーデルガルト「…レナ殿、貴方は闇に踏み込みすぎるべきではない。…本当に命を落としますよ。それでも貴方が命を賭す理由は…」
違えよ。ただの自己満足だ。
エーデルガルト「…ともかく、貴方はこれ以上知るべきではありません。…偉そうなことを言って申し訳ありませんが、どうか心に留めておいてください。」
ああ。
さて、ベレトたちはギルベルトさんと共にコナン塔に向かったか。マイクランは紋章を持っていない。そんな奴が英雄の遺産を振るえば…どうなるのか。資料は何一つねえが、とにかく油断だけはするなとしか言えねえだろ。
シャミア「レナ。君の客人が来ているようだぞ。騎士の間で待機してもらっているようだから行ってこい。」
分かりました。
シャミア「…君の最近の行動は相当に不審がられている。レアさんやセテスは信じていると思うが、他の者がそうとは限らない。気をつけろよ。」
忠告感謝いたします。では、オレはこれで。
「王都で出会って以来かしら?」
ええ、まさか貴女がオレの元に訪ねてくるとは思いませんでしたよ。…コルネリア殿。
コルネリア「ええ、レナ殿。そうですわね…あなたに頼みがあってこうして訪れました。」
まあ、貴女には王都で暮らしていた時に恩がありますからある程度のことなら。…それで、何を?
コルネリア「>>156」
- 155二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 10:31:23
加速
- 156二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 10:58:49
西方教会への対処に王国も加わらせてほしい
- 157122/04/06(水) 11:34:38
コルネリア「先日の西方教会の一件に王国も加わらせて欲しいのです。」
何故、オレに…レアさんに言うべきことでは?そも、リュファス大公から許可を得ているのですか?
コルネリア「もちろん、リュファス殿の許可は取っていますわ。ですからこうして参陣致しましたのよ。…私が直接願いしても大司教殿は首を縦に振らないでしょうし、あなたにお願いするしかないのではなくって?それに王国領に本拠を構えている西方教会での不祥事。王国で対処するのが筋ではないか…と私は考えています。」
それはそうですね。しかし、オレも騎士団の連中から不信感を抱かれていますからご期待には添えませんよ。まあ一応レアさんに話を通しておきます。今日のところはこれで…。
コルネリア「分かりましたわ。折角ですからもう少しお話ししましょう。」
ええ、いいですよ。
カトリーヌ「レナ!アンタが倒した獣がまた現れたみたいだ。対処に向かってくれ!」
了解しました。
〜白雲の章 角弓の節(9月)〜
マイクランたちは金鹿の学級によって討伐されたようだ。ただ、生徒たちの顔を見るに何かあったようだな。…大方、遺産繋がりの出来事だろうな。それは置いておいて、今節は行方不明になったフレンの捜索だな。…無事でいて欲しいが。
それで、お前はオレを疑っているわけか、>>159。…なるほど、確かにオレはセイロス騎士の中でも群を抜いて怪しい存在だ。
- 158二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 11:48:51
リシテア
- 159二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 11:58:39
フェルディナンド
- 160122/04/06(水) 12:49:26
それで、お前はオレを疑っているわけか、フェルディナント。…なるほど、確かにオレはセイロス騎士の中でも群を抜いて怪しい存在だ。
フェルディナント「昨晩はどちらに?貴方の姿を見た者はいないのですよ。」
ああ、温室にいたよ。少し用事があったんでな。
フェルディナント「それを証言できる者はいないのですよね。…昨晩の動向が分からない貴方はかなり怪しいと考えられています。」
そうだな。じゃあ、どうすればお前の信用を得られる?
フェルディナント「とにかく、貴方も生徒たちと共にフレンの捜索にあたってください。」
分かっている。もちろんそのつもりだ。
クロード?何を慌てているんだ?
クロード「ああ、レナさん。…マヌエラ先生がイエリッツァ先生の部屋で倒れていたんですよ。俺は今からまたイエリッツァ先生の部屋に行くところで…」
そうか、オレも行くぞ。
クロード「ありがとうございます。」
クロード「……。」
クロード、言いたいことがあるんだろ?…言ってみろよ。
クロード「…あんたはレアさんが何か隠していると思いますか?」
隠し事ばかりのお前がそれを言うか。
クロード「ははっ…あんただって隠し事ばかりでしょう?」
まあな。ただ、別にお前らに害を及ぼすような隠し事ではねえけどな。
クロード「それなら俺も同じですよ。あんたらが知らなくたって何も困りゃしない。」
そうかよ。そろそろ着くぞ。
地下通路の戦いは…
dice1d10=6 (6)
1〜7=無事終了 8〜9=問題発生 10=深刻な問題発生
- 161122/04/06(水) 13:04:48
クロード「先生、無事か…」
ベレト「ああ、フレンたちは救出できたよ。…聖廟に現れた騎士は炎帝と名乗る者と共に逃げ出してしまったけれど。」
ヒルダ「クロードくーん!もうちょっと早く来て欲しかったなー。」
クロード「悪い悪い。」
…お前たちが無事だったなら何よりだ。早く、フレンたちを医務室に連れて行くぞ。
ベレト「…ああ。レナ、マイクランの件は感謝する。君のお陰で犠牲者は出なくて済んだ。…また、ザナドの時のような事態が起きては困るからな。」
…それなら良かった。
リシテア「……。」
マリアンヌ「リシテアさん…何か怒っているのですか?」
リシテア「別にそんなことはありませんよ。」
イグナーツ「そ、そうなんですか。」
…さっさと連れて行くぞ。
リシテア「…わたしに関わらないと言ったはずです。にも変わらず、わたしの周囲を彷徨くのはやめて欲しいのですが。」
温室の手入れをしているだけだろ。別にお前に用はねえよ。
リシテア「白々しい。」
〜白雲の章 飛竜の節(10月)〜
フレンは無事見つかったことで、一先ず解決だ。今節はグロンダーズ鷲獅子戦が行われる。騎士団の連中は、鷲獅子戦の為の環境を整えてやることが必要なのだが…。
レア「…レナ、あなたには別の頼みがあります。>>163について調査をしてください。」
- 162二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 13:09:17
ルミール村
- 163二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 13:10:32
モニカとトマシュ
- 164122/04/06(水) 14:10:35
レア「…レナ、あなたには別の頼みがあります。モニカとトマシュについて調査をしてください。」
あの生徒と書庫番のトマシュ殿をですか?
レア「トマシュは昨年から大修道院に戻ってきております。ですが長年、大修道院に勤めていた彼が8年前突然書庫番を辞したことに私は未だに違和感を覚えています。モニカについては昨年、行方不明になった時と比べて人格が一変しているとのこと。…もし、怪しい動きがあれば、すぐさま対処にあたってください。」
承知しました。
トマシュ殿か…何処かに資料がねえのかな…。確か、あの人はコーデリア家の推薦で長らく大修道院に勤めているんだったよな。
レナが調べものをしていると…
dice1d3=3 (3)
1=黒鷲の学級
2=青獅子の学級
3=金鹿の学級
dice1d8=3 (3)
1=エーデルガルト、ディミトリ、クロード
2=ヒューベルト、ドゥドゥー、ヒルダ
3=フェルディナント、フェリクス、ローレンツ
4=リンハルト、シルヴァン、ラファエル
5=カスパル、アッシュ、イグナーツ
6=ベルナデッタ、メルセデス、マリアンヌ
7=ドロテア、アネット、リシテア
8=ペトラ、イングリット、レオニー
- 165122/04/06(水) 14:23:40
ローレンツ「レナさん、何か調べ物ですか。」
まあな、どうした?
ローレンツ「…貴女は何処の貴族なのですか?」
…それを聞いてどうしたいんだ?それを知ったら、お前はオレへの対応を変えようってことか?
ローレンツ「そういうつもりではありません。…ただ、貴女が信頼たり得る人物かを見極めたいのです。貴女はご自身の立場を理解していますか?」
してねえな。
ローレンツ「…貴女は怪しい素振りが多いのですよ。セイロス騎士団の方々はセイロス教を信仰している者か…あるいは、レア様個人に忠誠を誓っている者と考えています。ですが、貴女はそのどちらでもない。…おまけに素性も隠している。」
(オレの素性を知ってんのは勝手に調べやがったクロードとあの子だけだ。こいつにも話して構わねえだろうか…?>>167)
- 166二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 14:24:25
話す
- 167二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 14:24:56
口外しないことを条件に話す
- 168122/04/06(水) 15:36:19
ああ、いいぜ話してやるよ。ただ、他の奴に話すなよ。約束しろ。
ローレンツ「もちろんです。貴族たるものが、約束を違えるなどあってはならないことですからね。」
そうかよ。オレは…レナ=フォン=コーデリア。
ローレンツ「コーデリア家の…まさか。」
ああ、そのまさかだよ。オレは正真正銘、コーデリア家の人間だ。そして、この前話していた子供は…
ローレンツ「リシテア君ということですか。」
ああ…あいつとは従姉妹同士だよ。
ローレンツ「なるほど…確かに顔付きや仕草なども何処となく彼女と似ていますからね。…ですが、貴女はリシテア君に…」
それ以上は踏み込むな。お前には関係ないことだ。ただ、オレはある目的の為にセイロス騎士団に所属している。…時期が来ればいつでも辞めるつもりだ。ああ、それとあの子に同盟の未来のことを語るのは止めてあげてくれ。…そういったことはなしで仲良くしてあげて欲しい。
ローレンツ「…分かりました。」
頼む。
(モニカとトマシュの調査か。…経歴に怪しいところはねえみたいだが、行方を眩ませていた期間については引っかかる所がある。それに…)
モニカ「あ、レナさん!」
モニカか…何でこんな所にいやがる…。
モニカ「いえ…迷ってしまって、よろしければ案内してもらえませんか?」
ああ、別に構わねえが…
モニカ、去年のことを覚えているか?
モニカ「もちろんですよ。拐われてとっても怖かったんですから…。……。」
…それは大変だったな。だが………モニカ?何処いった?
レナはモニカを見失ってしまった。
何だ…ぐっ…。
???「あんたはあたしたちのこと探りすぎなんだよね。でも、安心して。あたしたちがあんたの代わりになってあげるからさあ!」
(これは…死神騎士の武器と同じようなものか…?…ちっ…油断したか…。そもそも、夜にモニカが出歩いていることがおかしかったんだ。…もっと、疑ってかかるべきだった。)
???「ねえ、ソロン。こいつどうする?」
???「早急に処分することだ。」
(ああ…リシテア、ごめんね。…私は結局何もしてあげれなかった。)
ソロンと呼ばれた男と謎の女の会話を聞いたのを最後にレナの意識は途絶えた。 - 169122/04/06(水) 15:49:54
リシテア「…何か胸騒ぎがします。わたしの気のせいでしょうか。」
クロード「どうしたんだ?」
リシテア「いえ…何も。」
ヒルダ「ねえ…ほんとに大丈夫?」
ベレト「何か困っていることがあるならすぐに言うんだ。」
リシテア「はい…お気遣いありがとうございます。(姉様はわたしを心配してくれています。…でも、今更何が出来るって言うんですか…。大事な時にいなかったあなたに…。…いえ、分かっています。わたしのことを今でも変わらず愛してくれていることも。あんな酷いことを言ったにも関わらず、わたしを…。ごめんなさい…あんなの八つ当たりですよね。…今度会ったら謝らないと。)」
レア「レナの姿を見ませんが、何処に行ったのでしょうか。」
レア様、お呼びでしょうか?
レア「レナ!あなたに頼んでいたトマシュとモニカの件については…」
ええ、滞りなく進んでいますよ。ご心配なく。
レア「では、引き続き調査をお願いします。」
はい。
————————————————————————
…痛えな、クソ。…ここは何処だ?>>171
- 170二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 15:50:22
加速
- 171二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 15:56:51
闇うごの実験室
- 172122/04/06(水) 16:08:03
…何故生きている?…あの女が仕損じたか。ならば、抜け出すしかねえだろ。
(…ああ、ダメだ。致命傷じゃないだけで、重傷には変わりねえか。動けねえな。ところでここは…霊安室か何かか?…死体ばかりが並んでやがる。…誰か来るな…死体のフリをしていようか。)
???「いよいよ、我らの計画が始動するようだな。」
???「ええ、手筈通りに進んでいますわ。…こちらも滞りなく。」
(計画?…何がどうなってやがる。あれからどれだけ時間が経った?)
いなくなったか…。さて、ここからどうやって抜けるべきか…。いつまでも死体のフリなんて御免だ。>>174
- 173二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 16:10:09
一か八か自分にワープをかける
- 174二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 16:14:50
- 175122/04/06(水) 18:11:43
一か八かでオレ自身にワープの魔法をかけてみるしかねえか…
あれは他者に干渉する魔法だから本来の用途とは違うものだ。…ここでぼーっとしているよりも試した方がいいだろ。
dice1d10=9 (9)
奇数=成功
偶数=失敗
- 176122/04/06(水) 18:16:30
…成功したか。さて…ここは何処だ?
辺り一体森ばかりで何が何だか分からねえ。とにかく進むぞ。
何処かの領地に出たみたいだが…
「あんた、何しているんだ?」
少し道に迷ってしまいまして…っ…。
「怪我しているのか?そこに宿があるからゆっくりしていくといい。」
ありがとうございます。…所でここは何処なのでしょう?
「ここは>>178領だよ。」
- 177二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 19:01:10
アケロンの領地
何領だっけ? - 178二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 19:02:41
ガラテア
- 179122/04/06(水) 20:15:18
「ここはガラテア領だよ。」
(ガラテア…イングリットの所か。ここからなら…アリルを通って大修道院に行くのがいいか。)
ありがとうございます。…では。
「待ちな。あんた何処へ行くつもりだ?」
ガルグ=マク大修道院へ行くつもりです。
「今あそこに行くのはやめときな。」
それは…?
「あんた知らないのか?>>181だよ。」
- 180二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 20:15:51
加速
- 181二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 20:19:28
闇うごに占拠された
- 182122/04/06(水) 20:41:02
「あんた知らないのか?あそこにはもうセイロス騎士団はいないんだよ。」
え…?
「フォドラでは戦争が始まっているのを知っているか?…あれは昨年の孤月の節だったな。突如、アドラステア帝国が聖教会と王国、同盟諸侯たちに宣戦したんだ。それからは本当にすぐだったよ。大修道院はあっさりと陥落。そして、今は帝国軍が占拠しているって訳さ。何やら怪しい装束の魔道士たちを見たとの報せも入っているけどね。一体…」
(オレは一年以上もあそこに安置されていたってことか?…ああ、オレの責任だ…。)
「それにあそこは元セイロス騎士の女魔道士が主導して管理しているって噂だ。全く、セイロス騎士が裏切るなんてね。」
(あんたの代わりになるってのはそういうことか。…つまり、オレはセイロス聖教会の裏切り者という訳か。…オレを知っている連中にはこの顔を見せられないな。)
情報提供ありがとうございます。
「いいってことよ。なんにせよこのご時世だ。彷徨いていると危険だから、早く休める場所を見つけるんだよ。」
(…一先ず顔は隠さなければな。さて、これからどうするべきか…>>184)
- 183二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 20:53:13
加速
- 184二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 20:56:31
討ち入りに行く
- 185122/04/06(水) 21:06:42
(とにかく、オレの姿で好き勝手やっている奴をぶっ殺す。…とは言ってみたものの単身で突っ込むなんてみすみす殺されるようものだな。はっ…どうせ、あの時に落としていた命だ。構いやしねえよ。)
少しでも勝率を上げる為に何を準備するか…>>187
- 186二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 21:25:28
魔法と武器をしっかりそろえる
- 187二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 21:39:33
- 188122/04/06(水) 21:57:35
使えるものは何でも使ってやるよ。剣に槍に弓に暗器に…片っ端から揃えるぞ。オレの愛馬はいねえか…。仕方ねえ徒歩でいくしか…。
〜同盟領・リーガン領〜
クロード「なあ、先生。あんた右眼見えるようになったのはいつからだ?」
ベレト「ザラスの闇に囚われて、脱出する時には見えるようになっていた。」
クロード「それは良かった。それもあんたの言っていた女神様の恩恵なのかもな。」
ベレト「…ガルグ=マクが陥落して一年近く経つが…クロードは何を考えている?」
クロード「そうだな。この戦争を如何に早く終結させるか…だな。あんたの力があれば可能だとは考えている。ただ…同盟はご覧のように親帝国派の諸侯と反帝国派の諸侯とで対立している。俺が迂闊に兵を動かすことは出来ない。そうすれば本当にグロスタール家を筆頭とした親帝国派との内戦が始まっちまうからな。」
ベレト「王国は>>190となっていると聞いた。」
- 189二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 22:03:38
抵抗を続けている
- 190二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 22:07:40
壊滅状態
- 191122/04/06(水) 22:25:03
ベレト「王国は壊滅状態になっていると聞いた。王は不在、帝国軍の襲撃を受けたことで王都は既に占領下にあるようだ。」
クロード「コルネリアとレナの仕業らしいな。全く、レナがソロンやクロニエの仲間だったことに、俺は全く気付かなかった。…俺たちの身近には敵が沢山いることも想定しておくべきだった。エーデルガルトやヒューベルトもそうだ。」
ベレト「…レアやセイロス騎士団の行方も今は分からない。そして、大修道院はレナの占領下にある。」
クロード「ははっ…参ったな。5年後に集まるという約束は果たせそうにないな。このまま、レナを討ち取りに行くことも考えたが…」
ベレト「…人数が足りない。…何人か生徒たちをあたってみるか?」
クロード「…約束の日とは違うが、まあ声をかけてみるのもいいかもな。ただ、グロスタール家とコーデリア家は駄目だ。親帝国派である以上、俺やあんたが動けばいらぬ戦いに巻き込まれかねない。その二家以外を当たって欲しい。」
ベレト「分かった。」
その結果>>193が了承してくれることとなった。
- 192二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 22:27:43
ヒルダ、マリアンヌ、ラファエル
- 193二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 22:34:26
- 194122/04/06(水) 22:56:36
ベレト「ヒルダ、マリアンヌ、ラファエルから了承が取れた。それと…フェルディナントと接触した。」
クロード「は?あいつは帝国の将軍じゃないのか?」
ベレト「…そう思っていたがどうやら違うみたいだ。既にエーデルガルトからは離反している。そして、クロードたちと戦わせて欲しいとのことだ。」
クロード「何のつもりだ?…まあ、あんたに任せるさ。それと…」
コンコン
ジュディット「坊や、今いいかい?」
クロード「だから客人の前で坊やはやめてくれって言ってるだろ…。何だ、ジュディット?」
ジュディット「…ガラテアのお嬢ちゃんがそこまで来ているんだが、通していいかい?」
ベレト「イングリットか…。何のためにここへ?」
ジュディット「ガラテア領民がコーデリアのお嬢ちゃんによく似た女魔道士の姿を目撃したらしいんだ。」
クロード「レナか…確かに大修道院から近いガラテア領で目撃されるのはおかしくはないが…。だが、不自然だな。そんな所で何しているんだ?」
ジュディット「…それで、ガラテアの嬢ちゃんもあんたらに力を貸したいそうだ。…ファーガスで戦うよりも先生たちと戦った方がいいと思ったんだろうかねえ。」
ベレト「戦力が増える分には構わない。…そう言う訳だクロード。ヒルダ、ラファエル、マリアンヌ、フェルディナント、イングリットでガルグ=マクへ向かうとしよう。」
クロード「ああ、決行は一週間後だ。」
そして、現在…
しかし、大修道院も荒廃しちまったな。ちっ…好き放題しやがってよ。
!?…あの魔道士たちは…コーデリア家にやって来ていた…。…まあ、全員殺せばいいか。
dice1d10=3 (3)
奇数=敵をある程度始末できた
偶数=問題が起きた
- 195122/04/06(水) 23:00:05
闇に蠢く者「な、何だ貴様は…」
……。
敵を淡々と殺し続けているレナだが…
(妙だな。市街に敵が少なすぎやしねえか?それにオレの偽者も見当たらねえ。何してやがる?…大修道院の方へ向かうか…。)
〜ガルグ=マク大修道院〜
おい、何だこれは…。
そこでレナが目にしたものとは…>>197
- 196二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 23:02:43
加速
- 197二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 23:10:05
リシテアクローンのダアトが市民や残っていた修道士達を使って血の実験をしていた
- 198122/04/06(水) 23:29:09
???「また失敗ですか。…何がいけなかったんでしょうか。」
レナが大修道院に足を踏み入れるとそこは…死体の山が築かれていた。そして、死体の山の中に一際目立つ白髪の少女が立っていた。…その顔に見覚えがないはずがない。
???「さて、続けますか…」
直後、その少女の足元から魔法陣が現れ魔力の奔流が襲いかかった。
???「邪魔しないでください、姉様。」
リシテアではないな…貴様、何者だ。
???「ああ、姉様じゃないですね。あなたはただの偽物。迷惑ですから、さっさと消えてください。」
オレはその姉様を殺しにここまで来たんだが?邪魔するならお前も殺すけどな。
(偽物とはいえ、魔力はリシテアとほぼ同じだな。…ならば一撃で仕留めるか。…大方あの血の実験て手に入れたリシテアの血でも使ったんだろうな。…血でこんなものも作り出せるってわけか。…こいつに時間をかけていると「オレ」が来ちまう。)
戦いの様子>>200
- 199二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 23:34:13
ダアトとの戦いは互角。だがそこに偽物のレナが到着し、次第に押され始める
- 200二次元好きの匿名さん22/04/06(水) 23:37:07
- 201122/04/07(木) 01:15:16
はっ…この程度か。リシテアはもっと強えと思うけどな。
???「獣の癖に強いですね。…あのコーデリア家の出自ですから、あなたも天才なのでしょうか。」
天才だと?…オレなんか凡人だよ。お前は見る目がないみたいだな。
戦いは拮抗していた。レナが魔法を放てば、少女の闇魔法に飲み込まれ、少女の闇魔法はレナの魔法に焼き切られる。それの繰り返しである。
(とは言ったものの本来、オレは天馬に跨る魔道騎士だ。やり辛いことには変わりねえ。)
レナが少女を真っ直ぐ見据えていると、不意に視界の端が光ったのを感じた。
…不味い!
そうして咄嗟に飛び退いた瞬間、先程まで立っていた場所が消滅していたのだった。
(あんなもの食らったら、オレのか弱い体じゃ消し飛んじまうだろうな…。天馬がない以上素早く動くとも出来ねえ。ちっ…来ちまったか。)
先程の魔法が飛んできた先から一人の女性が醜悪な笑みを浮かべながら姿を現した。…顔から服装の何から何までレナの瓜二つだった。
「ああ…てめぇ、生きてやがったのか。ちっ…クロニエがしくじりやがったか。ったく、あいつは本当に使えないよな。どうでもいいセイロス騎士団長の親父をぶっ殺しただけじゃねえか。」
(あの女がジェラルトさんまでも殺したのか。…ベレト、悪い。オレが油断しなければお前の父親は死なずに済んだのに…。)
???「姉様、この女を殺しましょう。」
「ああ、分かってるぜ。さあ、八つ裂きにしてやるよ。」 - 202122/04/07(木) 01:15:45
闇魔法を同時に捌き切るのは無理だろうが…よ!
レナは二人から矢継ぎ早に繰り出される攻撃を対処するので精一杯だった。
(くっ…無理だろこれ。…オレとリシテアを同時に相手しているのと同じだ。それによ…)
三人が戦っているのは大修道院の中だった。帝国による攻城によって頽廃しつつあった建物は既に限界を迎えていた。そこで、魔力がぶつかりあったらどうなるかは想像に容易い。今にも崩れ落ちる程脆くなっているのだった。
「お前さ、リシテアにもう二度と合うなよ。あいつ、お前のこと憎んでいるから。」
…分かっているさ。もう二度と…
「いや、お前が思っている以上に憎んでいるぞ。何たってオレがリシテアの実験を主導して、コーデリア家の若者を惨殺したって白状しちゃったからな。」
…ああ?
「まあ、あいつは賢いから復讐なんて馬鹿な真似はしないだろうからつまらんよな。どっかの王子様と違ってな。」
王子様…?誰のことだ?
???「姉様、余計なことを話し過ぎです。さっさと、こいつを殺しますよ。」
「ああ、分かってるよ。…ん?」
何だ?声が…
クロード「先生たち大修道院の方へ向かうぞ!戦闘が起きているみたいだ。」
「ああ、来ちまったか。オレたちは一先ず撤退するか。」
少女たちは一瞬にして姿を消してしまった。
(オレも、ワープの魔法でこの場から逃れるしかねえな。)
ベレト「誰もいないな。…レナも消えているが…」
マリアンヌ「先生…これは…」
ヒルダ「これってさ…修道士や街の人たちだよね。…何でこんな酷いことが出来るのかな。」
フェルディナント「…くっ。」
イングリット「…あの女の仕業でしょう。何食わぬ顔で私たちに接してきておきながら、このような所業を平気で行える。人の皮を被った悪魔です。」
ラファエル「なあ、オデたちでこの人たちを弔ってあげてえよ。…だって、可哀想だろ。」
クロード「ああ…そうだな。…ったく、何でこんなことになっちまったんだ。」 - 203122/04/07(木) 01:16:49
〜???〜
一先ず、大修道院は奪還できたみたいだな。オレの役目はもう何もねえな。あとはベレトやクロードたちに任せるしかないだろ。
(…リシテアに会いたいのはやまやまだが、オレにはあいつの誤解を解く術はない。このまま、会わずに終わるのが一番だろ。)
>>205「………。」
- 204二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 06:39:27
ユーリス
- 205二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 07:02:23
カトリーヌ
- 206122/04/07(木) 10:05:18
カトリーヌ「………。」
ん…?
カトリーヌ「アンタ、こんな所で何してるんだ?」
ええと…道に迷ってしまいまして。
(顔を隠して、服装を変えておいて正解だったな。今のオレの姿なんて見せられたものじゃない。)
カトリーヌ「そうか。アタシはカトリーヌ。セイロス騎士だ。とは言ってもほかのセイロス騎士団の連中が何処に行ったのかアタシは知らないけどな。戦争が始まった時から全て変わっちまったよ。」
そうなのですね。
カトリーヌ「で、アンタ。名前は何だ?」
(レナと名乗るわけにはいかない。ならば…)
私は>>208です。
- 207二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 10:20:17
イリーナ
- 208二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 10:24:59
キリア
- 209122/04/07(木) 13:51:18
私はキリアです。
カトリーヌ「キリアか。なあ、折角だから大修道院に来ないか?ここからなら近いしよ。」
え…?
カトリーヌ「噂によれば大修道院を占拠していた魔道士たちは皆消えちまったって話だ。それとな、ベレトって知っているか?」
ええ、噂では聞きました。傭兵から教師になったという人ですよね。
カトリーヌ「ああ。そいつが大修道院に帰還しているらしい。今までどこでなにをしていたのか分からないが、アタシはレア様からアイツのことを頼まれているんでね。ほっとくわけにはいかないんだよ。」
私のような見知らぬ人間を大修道院に入れるのはいかがなものかと。
カトリーヌ「それもそうだが、困っているアンタを見捨てるわけにもいかないだろ。…市街の一画にアンタの住まいでも用意できればいいんだが。」
(ここで必要以上に断ればオレは怪しまれる。いや風貌からしてオレは怪しいが…)
…分かりました。しばらくの間はお世話になります。それでは参りましょうか。
カトリーヌ「…所でアンタ素顔を見せてくれないのか?…その声からして女だ。それとな、アンタ、カロンの紋章を持ってるだろ?」
(この人は人の雰囲気で紋章の有無や種類をを当てることが得意だと言っていたな…。上手い言い訳をしなければ…>>211)
- 210二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 14:21:53
らしいですね。だだ、私のようなものが紋章をもっているとなると騒動のもとなので隠しています。
- 211二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 14:50:41
- 212122/04/07(木) 17:02:14
ええ、そうですね。私はカロンの紋章を持っています。…ですが、私のような流れ者が紋章を所有しているなど、騒動の元にしかなりません。だから、こうして身分も顔も隠して旅を続けているんですよ。この周辺は入り組んでいて、迷ってしまいましたが。
(嘘はついていない。…カトリーヌさんはどうでるか…。)
カトリーヌ「…まあ、嘘はついていないようだな。…カロンの紋章を所有しているということは、カロン家あるいはコーデリア家の者…それに類する血筋なのだろうね。…どうせこれ以上追求してもアンタは詳しくは話さないだろうし、もうやめるけどな。それじゃあ、大修道院へ行くぞ。」
分かりました。
〜大聖堂〜
クロード「ここが一番被害が少ないみたいだな。…市場や教室の辺りはひどい有様だったぜ。たった、一年でこうなるとはな。…さて、カトリーヌさん。あんたは、今まで何をしていたんです?…シャミアさんやアロイスさんは何処へ?」
カトリーヌ「アタシは帝国に忍び込み、皇帝を討つ機会を窺っていたさ。ただ、予想以上に守りが固くてな。アンヴァル市街へ潜入するまでが精一杯だ。シャミアやアロイスさんは分からない。今何処で何をしているのかすらな。」
クロード「単身で市街に潜入出来るだけ凄いですよ。…それで、何か分かったことはありましたか?」
カトリーヌ「今は王国の方へ戦線を拡大しているとは聞いたよ。王都は陥落したものの、抵抗している勢力は多数存在しているって話だ。イングリット…アンタの家もその一つだろ?」
イングリット「はい。」
カトリーヌ「何故、ここにいるんだ?」
イングリット「………。」
カトリーヌ「…まあ、これはアンタとアンタの家の事情だ。ただ、後悔はするんじゃないぞ。…アンタは家を捨ててここまで来ちまったんだからな。」
イングリット「…はい。」
クロード「俺たちの戦力はあまりにも少ない。そして、周りは敵だらけだ。…俺たちがここを奪還したことをいつ帝国軍に勘付かれるかは分かったものではありません。…きょうだい、あんたはどうしたいんだ?」
ベレト「…兵力の増強は不可欠だな。そして、物資も必要だ。このままでは戦うこともままならない。…同盟諸侯に協力を申し出るしかないが…」
クロード「…ダフネル家…あいつの所に協力を申し出てみるか。その後は?」
ベレト「…>>214をする。」
- 213二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 17:03:27
傭兵を募集する
- 214二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 17:17:54
- 215122/04/07(木) 17:43:14
ベレト「…傭兵を募るか。かつての父の部下だった者たちには声をかけるとしよう。…おそらく、レオニーが率いてくれているはずだからな。後は、家のしがらみのない生徒たちにも早馬を飛ばす。」
クロード「…反帝国の同士を募ろうって訳だな。ただ、ジェラルトさんの部下たちやレオニーはともかく、その他の傭兵たちは当てにしない方がいいかもな。はっきり言って負け戦に乗ってくれるような奴はいないぞ。」
ベレト「分かっている。ただ、レアから託された以上この戦乱を終わらせなければならないんだ。…例え、この先の未来に何が待ち受けていようとも。」
ラファエル「イグナーツの所へはオデが行くぞ。ただ、あいつの所はローレンツくんの所とも関係が深いから、どうなるかは分かんねえよな…。」
フェルディナント「私の配下の者は引き連れてきた。彼らも軍に加えて欲しい。」
イングリット「私も僅かですが、侍女や兵たちを連れてきています。どうか、お力添えさせてください。」
ヒルダ「ねえ、アビスの人たちもあたしたちに協力してくれるかも?あの人たちはあそこを守りたいだろうし、あたしたちはここで力を付けて帝国をやっつけるんでしょ?利害は一致しているよね?」
クロード「そうだな。アビスの件は俺が話をつけてきてみるよ。」
マリアンヌ「王国の生徒たちはどうでしょうか…?家が反帝国派のフェリクスさんやシルヴァンさんは…。」
ベレト「厳しいだろうな…。彼らは反帝国戦線の重要な戦力だ。こちらに割いてくれることはあまり考えない方がいい。」
マリアンヌ「そうですよね…。」
同盟兵「盟主様、先生。あなた方に用事があるという客人が…」
クロード「誰だ?」
誰?>>217
- 216二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 17:53:51
加速
- 217二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 18:01:54
ディミトリとリシテア
- 218122/04/07(木) 18:18:30
同盟兵「…リシテア殿です。」
クロード「リシテア!?あいつ、ここまで来ても平気なのか?帝国に勘付かれたら、あいつの家潰されちまうぞ…!」
リシテア「心配には及びませんよ。」
ベレト「リシテア…!」
リシテア「コーデリア家のことを帝国はそこまで重要視していません。当たり前ですよね。帝国によって、力を失ったわたしの家を捨て置いた所で何の支障もないことはエーデルガルトも分かっているでしょうからね。父と母を説き伏せてここまで来ました。兵は連れてきていませんが、わたしも是非。」
クロード「分かった、ありがとな。それで…」
同盟兵「盟主様、実はもう一人…」
ディミトリ「……。」
クロード「…お前、死んだはずでは…?」
ディミトリ「ああ…俺もそう思っていたよ。…ドゥドゥーの助けで俺は地下牢を脱することが出来た。…先生…いや、ベレト殿。私はあなたに頼みがあってここへ来た。…私たちと共に戦って欲しい。」
ベレト「君は何を望む?」
ディミトリ「…王都を奪還し、エーデルガルトを討ち取る。…私の望みはそれだけです。王都を奪還してくだされば、私やフラルダリウス、ゴーティエの両家もあなたに力を貸すことが出来ます。」
クロード「…待てよ、ディミトリ。俺たちの兵はごく僅かだ。このままの状態で、王都へ攻め込んでもどうにもならないだろ?」
ディミトリ「…ああ、そうだろうな。お前たちの方でも出来る限り兵を集めて欲しい。…敵はあの女狐どもだ。どんな、卑劣な策を弄してくるか分かったものではない。…来節、ギュスタヴ…ギルベルトと共にまた訪れる。それまでに…」
あの…
クロード「誰だお前?」
申し遅れました、私キリアというものです。…敵軍がすぐそこまで来ているので戦闘準備に移った方が宜しいかと。
ベレト「敵将は分かるか?」
おそらく…>>220でしょう。
- 219二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 18:21:47
ランドルフ
- 220二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 18:26:27
リンハルト
- 221122/04/07(木) 18:47:50
敵将は…ヘヴリング家の旗を掲げていることから、リンハルト=フォン=ヘヴリングと予想されます。内務卿直々に出てくることなどまずありえない、そして、旗を掲げているということはそれなりに有力な者であるでしょう。…ヘヴリング家に他に名だたる将軍がいるとは聞いたことがありません。
クロード「帝国軍か。リンハルトとということはカスパルも居る可能性が高いな。」
カトリーヌ「アンタ、何故ここに来ているんだ?」
え…それは敵軍が見えたということで、そのお知らせをと。
クロード「…まず、素顔を隠しているお前はかなり怪しいぞ。そして、何で帝国の内情にそこまで詳しいんだ?」
ディミトリ「取り敢えずこの者の詰問は後だ。今は帝国軍を殲滅する。…俺も配下の兵と共に戦うつもりだ。」
リシテア「………………………。」
(しまったな。旅の者という設定なのにここまで詳しく説明するのは不自然過ぎることに気づくべきだったか。やっちまったもんは仕方がねえな。…オレの魔法は、リシテアには見せられねえ。あいつには必ず気付かれる。)
…私は市街の人々の避難誘導をします。貴方方は帝国軍の撃退を。
ベレト「分かった、感謝する。」 - 222122/04/07(木) 18:50:26
ベレト「…部隊を三つに分けて戦う。」
ベレトdice1d3=1 (1)
クロードdice1d3=3 (3)
ディミトリdice1d3=3 (3)
ヒルダdice1d3=3 (3)
マリアンヌdice1d3=2 (2)
ラファエルdice1d3=1 (1)
リシテアdice1d3=3 (3)
フェルディナントdice1d3=3 (3)
イングリットdice1d3=3 (3)
カトリーヌdice1d3=1 (1)
- 223122/04/07(木) 18:55:44
- 224二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 19:04:52
リンハルトと直面する
- 225二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 19:08:07
- 226二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 19:26:10
加速
- 227二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 20:05:39
陽動
- 228122/04/07(木) 20:41:29
ベレト「自分たちはリンハルトを相手取るから、君たちは陽動をして欲しい。敵の注意を引きつけて可能な限り敵兵を倒してくれ。」
ディミトリ「ああ、勿論だ。…一人残らず殺してやる。」
クロード「…お前、大丈夫か?」
ディミトリ「…ああ。…クロード、お前とこうして肩を並べて戦えるのは嬉しいぞ。」
クロード「…はは…そうか。」
ベレト「カトリーヌ、ラファエル。リンハルトを討ちに行くぞ。…兵を退かせるだけでも構わない。」
(靴の音や蹄の音が激しくなってきたな。西外郭の方で戦が始まったか。オレは引き続き、民の安全を確保しなければな。…帝国を潰すことはどうでもいいとは言ったが、目の前で困っている奴を見捨てられる訳ねえだろ…。)
「なああんた、ぼーっとしてないでくれよ!」
…ごめんなさい、皆さんは引き続き東外郭の方へ移動してください。西には決して近づかないで!
レナが市民の避難誘導をしていると、不意に何かの視線を感じた。
(…何だ…?いや、流石にオレが生き延びていることは気づかれているか…。…敵ならばこのまま消すか。).
…私は少し用事がありますので。
…貴方、>>230ですか?
- 229二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 20:43:31
加速
- 230二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 20:47:03
エーデルガルト
- 231122/04/07(木) 21:00:00
貴女は…皇帝エーデルガルトですか?何故ここに…
エーデルガルト「貴方に用事があってここに来たわ、キリア。…いえ、レナ殿。」
…ちっ。
(何故ここにエーデルガルトがいやがる…。…こいつが強いのはオレも理解している。ここでやり合っても勝ち目はない。)
エーデルガルト「抵抗するだけ無駄ですよ。ヒューベルトも控えていますから、今の貴方なら一瞬で殺せます。それに傷も治っていない。」
(あそこを逃げた時からまともな治療も受けてないからな。…カトリーヌさんやクロード、ディミトリも気付いているだろうな。)
…お前、何の用があってここに来た?…お前がオレを襲った女やソロンとかいう奴と繋がっていたとはな。
エーデルガルト「>>233です。」
- 232二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 21:02:23
実は今帝国にいるエーデルガルトは闇うごの都合のいいように動くクローンなので倒して欲しい(エガちゃん偽物扱いされて追い出された)
- 233二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 21:05:35
- 234122/04/07(木) 21:24:55
エーデルガルト「…実は帝都アンヴァルに居る、エーデルガルトを私と共に討ち取って欲しいのです。…私は、アランデル公により王位を簒奪されました。」
はあ?…いや、オレのように成り代わっている奴が皇位に付いているって訳か。
エーデルガルト「…貴方は奴らのことを知りたがっている。そして、私たちは奴らの協力を得ると共に討ち滅ぼすことも考えているんです。…私と共に帝国に来てみてはどうですか?」
…それで、そいつを殺したらお前は戦争を止めるのか?
エーデルガルト「いいえ、辞めません。このフォドラを新たな世界とする為には同盟と王国には歴史の表舞台から退場してもらう必要がある。…貴方は表向きではすでに大罪人となっています。普通の生活もままならないでしょう。ですが、私は貴方を新たな存在として迎えることが出来るのです。かつて…死神騎士…イエリッツァにも同じことをしましたから。」
…死神騎士…?何でお前が…。
エーデルガルト「私があの炎帝だからですよ。…それで、まずは私と共に帝都アンヴァルに赴き、偽物のエーデルガルトを討ち取ってほしいのです。…その後は、私の配下として生活をする。…それで如何でしょうか?」
(…エーデルガルトの元へ行けば、レナ=フォン=コーデリアは大罪人として死ぬことになる。そして、オレは新たな名を得て、帝国の将軍として戦うことになる、か。……………>>236)
- 235二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 21:27:22
断る、これ以上リシテアを裏切ることは出来ない。
- 236二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 21:34:21
- 237122/04/07(木) 21:55:23
はあ…断るに決まってんだろ。
エーデルガルト「…………………。」
オレの目的は、あの魔道士どもを殺すこと。そして…あの子をこの命に変えても守り続けることだ。…オレはあの子を裏切るつもりはない。
エーデルガルト「そうですか。…そう答えるとは思っていましたよ。…仮に帝国を打倒したとしても、貴方は永遠にセイロス騎士を裏切り、王国を転覆させた大罪人として名前が残るでしょう。その覚悟はありますか?」
あるさ。
エーデルガルト「…ならば、貴方とは敵同士ということですね。…リンハルトもまもなく撤退している頃でしょう。」
はあ…?
エーデルガルト「彼は私の指示の元、動いています。…貴方とこうして言葉を交わす機会を作り出すための陽動ですよ。そしてフェルディナント以外の黒鷲の学級の者たちは私の配下となり領地で力を蓄えてもらっています。皇位の奪還はすぐさま行えるでしょう。…次に会う時は敵同士ということですね。」
ヒューベルト「そういう訳ですから、これにて我々は失礼させて頂きますよ。」
ちっ…。
(アランデル公はエーデルガルトの伯父だったな。…皇位簒奪を企てるような男とは聞いていないが…何か心変わりでもしたのだろうな。)
クロード「リンハルトたちは撤退していくな。」
ベレト「敵兵たちは形勢が不利だと悟るや否や直ぐに撤退するものしかいなかった。死者もごく僅かだ。」
ディミトリ「どういうことだ?ここを攻め落としに来たのではないのか?」
クロード「あるいは別の目的があってここを攻めに来た。…俺たちの注意を引く為…とか?」
ラファエル「その為にこんな大掛かりなことをしたって言うのか!?」
イングリット「…エーデルガルトならあり得るかも知れませんね。…彼女は非常に用意周到です。大修道院を陥落させたあの時もそうでした。」
ディミトリ「イングリット。…お前は何故王国を捨てた?」
イングリット「…申し訳ありません、殿下。…私はあのまま、反帝国派として戦い続けていても、状況を打破できるとは思えませんでした。…だから、先生を頼るしかなかった…。私は裏切り者には違いないでしょうね。」
ディミトリ「…俺のせいだな。俺が不甲斐ないばかりに…。」
ベレト「とにかく、今は大修道院へ戻るぞ。」 - 238122/04/07(木) 21:57:35
ベレト「反帝国の同士を募ってまもなく、一節が経つころだな。状況を整理しよう。…結果は>>240だ。」
- 239二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 22:21:18
加速
- 240二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 22:53:49
傭兵はごろつきみたいなのと誠実だが実力の低い傭兵団が集まった
生徒の方は同盟はレオニー、王国はアネットとアッシュ、帝国から偽エガちゃんのやり方についていけなくなったカスパル、ドロテア、ペトラ、灰狼はコンスタンツェ以外が集う - 241122/04/08(金) 01:05:25
ベレト「アビスの者たちや傭兵たちも力を貸してくれることにはなった。そして、生徒たちはレオニーやアネット、アッシュ、ペトラ、ドロテア、カスパルが集まった。」
クロード「意外と集まったな。…アッシュや帝国の連中たちは一体何のつもりなのか分からないが、まあ、信用してやるか。…俺もなるべく、学友たちを疑いたくはないんでね。」
ベレト「まもなく、ディミトリとギルベルトが訪れるだろう。…ディミトリたちとは自分とクロードが話をつけてくる。」
カスパル「…なあなあ、本当にこれでいいのかよ?」
ドロテア「…だって、私たちは本物のエーデルちゃんに頼まれたんだから。…私が皇位を奪還することに失敗した時には貴方たちに任せたい…と。私もあんな偽物のエーデルちゃんにいつまでもアンヴァルに居座って欲しくはないわ。」
ペトラ「…わたし、エーデルガルト様、考えること、分かりません。…ですが、わたしたち、彼女に…エーデルガルト様に忠誠誓いました。偽りの皇帝、打ち倒す。努力しましょう!」
カスパル「あれ?でも、エーデルガルトがまた皇位に就けたときはさ。オレたちはどうすればいいんだ?」
ドロテア「…その時はその時よ。…今は先生たちと共に戦いましょう。」
その頃レナは…
(ここも、大分崩れ落ちてるんだな。…ベレトたちはディミトリたちとの協力を取り付けたことで、来節は王都に向かうって訳か。…コルネリアとレナを討ち取るのだな。その次はいよいよ、帝国に攻め入る訳か。…同盟の反帝国派の戦力と王国の戦力で奴らの後ろ盾を得ている帝国を相手取るのか。勝てるのか?)
…私を付けているのは誰ですか?
リシテア「……あんたは何者ですか?…カトリーヌさんから聞きましたがカロンの紋章を持っているそうですね。」
先日も申し上げましたが、私はキリア。…貴女みたいな少女がこんな路地裏に来るべきではありません。早くお帰りなさい。
(オレはお前に憎まれている。当たり前だな。お前を見捨てた挙句、お前の実験の手引きをしたことをあいつに刷り込まれている。)
リシテア「……わたしには憎い相手がいます。これから、王都へ向かいそいつを討ちます。……そいつは、わたしの血縁で姉のような存在でした。」
(やっぱり、オレのことだな。) - 242122/04/08(金) 01:12:30
リシテア「…あいつはわたしを妹のように愛してくれていました。少なくともわたしの中では、ずーっと大切な人でした。でも、あいつにとってはそれも演技だったのでしょう。…十年以上前からわたしを裏切っていたのですからね。」
……心中お察しします。大事な人に裏切られるのは辛いでしょうね。
(…リシテア…ありがとな。)
リシテア「…帰ります。カロンの紋章持ちのあんたに吐き出したかったのかもしれませんね。少なくとも、何処かでわたしたちは繋がっているでしょうから。」
…まもなく日も暮れます。お気をつけて。
「…よお、リシテア。一年振りか?」
リシテア「…レナ…!」
(くそ…!何でこいつがここにいやがるんだ!)
…あの者が、現在の王国を主導しているという者ですか?
リシテア「はい。…奴はここで殺します。」
「お前が?オレを?…無理だな。姉様を殺せるのか?」
リシテア「…誰があんたなんか。…あんたは裏切り者。さっさと、わたしの視界から消えなさい。」
「無理だな。お前は死ぬ。それに大修道院にもエーデルガルト率いる本隊が攻め寄せている。オレを殺したところで無駄だよ。」
(オレがリシテアとここで一緒に戦えば、こいつを殺すことは出来るかもな。ただ…いや、迷うこともないか。)
…リシテアさん、私も共に戦いますよ。
リシテア「………分かりました。手を貸してください。」
「誰だ、お前?」
…旅の魔道士ですよ。
リシテアたちの戦いの様子>>245
ディミトリ「な、何だ!?」
ギルベルト「殿下!先生!…ガルグ=マクの市街の方で戦闘が始まっています!」
クロード「一体誰が…」
ギルベルト「…それが…エーデルガルトなのです。」
ディミトリ「…!」
ベレト「どうやってここまで来た?」
クロード「それを考えるのは後だ。迎え撃つぞ!」
ディミトリ「この大修道院をまたしても、辱めるつもりか。貴様はやはり害悪だな…。」
大修道院での戦いの様子>>247
- 243122/04/08(金) 01:13:05
エーデルガルト「…ヒューベルト。…私は皇位を失った者。今では覇道を成し遂げることもままならない。それでも、貴方は私と共に道を歩んでくれるかしら?」
ヒューベルト「貴方様は決して振り返ることも立ち止まることもなく覇道を歩まれるおつもりです。ええ、もちろんです。何処までもお供いたしましょう。」
エーデルガルト「…そうね。さて、私たちも準備をしましょう。…私が再び、アドラステア帝国の皇帝として立ち上がる為にね。」
リンハルト「陛下、今大変なことが起きてますよ。『アドラステア皇帝エーデルガルト』が総力を上げて大修道院を攻囲しているみたいです。…カスパルたちもあちらにいるようですが、何とかなるんですかね?」
エーデルガルト「…狙いは先生の命でしょうね。…奴らは先生させ殺せばこのフォドラを掌握できると考えているでしょうから。」
リンハルト「それで、僕たちはどうしますか?」 - 244二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 04:28:17
加速
- 245二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 07:04:29
レナがばれないように戦うため、偽レナとの戦いは互角に進む
リシテアは戦いの中で偽レナが本物ではないと思い始めるが、そこへダアトが参戦し窮地に陥る - 246二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 07:06:35
リシテアが深手を負う
- 247二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 07:38:20
激しい戦いの中でベレト達は2人のエーデルガルトが戦っているのを目撃、覇骸化した偽エーデルガルトに本物が倒されてしまう
- 248二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 12:29:13
保守
- 249122/04/08(金) 16:40:02
「おい、二人がかりでこの程度か?」
キリアはリシテアと共に突如襲来してきたレナの相手をしているが…二人がかりにも関わらず押し切れない。
リシテア「…あんた、何しているんですか?」
リシテアが魔法を撃ちながら、キリアに向けて不審な目を向けている。
…すみません魔力切れのようです。
リシテア「…それは仕方ありませんね。…あんたは奴の隙をついて剣や暗器などで攻撃をするようにしてください。」
(…この場で正体が露見することを恐れているって訳か?…それもそうだが、こんな所で魔法を撃ち合ったら、ここに住んでいる奴らはどうなるんだ。)
ここは路地裏だ。こんな狭い場所で三人で魔法を撃ちあえば、辺り一帯は灰燼と帰すだろう。それは、リシテアも理解していた。
リシテア「…わたしたちが全力を出せば、ここは消し飛びますね。あいつは、そんなことお構いなしに攻撃をして来ていますが。」
「なあ、お前ら戦う気あるのか?もう、死…」
…戦う気はありますよ。貴女を殺すための策を練っているんです。
「お前、素人だろ?何だその剣の振り方は。」
キリアは予め用意していた剣を突き出すも、レナが身を翻したことで虚しく空を切った。
(…オレは元々体が強くねえんだ。…天馬に跨っていたのだって、オレの身体面の弱さを補うためだったんだからな。こんな剣なんて扱える訳ねえのによ。)
「へえ…。」
リシテア「……。」
そして、レナからの反撃はリシテアが横から相殺したことで事なきを得た。
リシテア「…大丈夫ですか?」
…心配してくれてありがとうございます。大丈夫ですよ。
「時間切れだ。…纏めて地獄に落ちろ。」
レナがそう声を上げた途端、空が闇に閉ざされた。天気が悪くなったわけではない。誰かが人為的に作り出した闇だった。そして、それはこの場に降り注ごうとしていた。
…リシテアさん、危ない!
リシテア「…!」
キリアがリシテアを突き飛ばしたその瞬間、二人の視界が真っ暗になったのだった。 - 250122/04/08(金) 16:43:25
???「姉様、遊びがすぎますよ。エーデルガルトに合流しなければなりませんから、さっさと片付けてください。」
「分かってるよ。まあ、すぐに片付くだろ。」
リシテア「…キリアがわたしを助けてくれなかったら、あれに当たっていたんですか…。」
その闇は地面に大きな穴を開けていた。…それはまるで地獄の底に繋がっているかのような。
リシテア「キリア!何処ですか!?」
…ここですよ。
(リシテアを助けることは出来たな…。くそ…体が言うことを聞かなくなってきたな…。)
キリアは魔法の直撃は避けたもののその衝撃を間近で受けたことで体中を痛めてしまった。
リシテア「…レナ、あんたに聞きたいことがあります。」
「何だ?」
リシテア「…あんた、何者ですか?」
「レナ=フォン=コーデリアだが?」
リシテア「…本当は違うのではないですか?…姉様の魔力と違いましたから。」
「……………………。ふふ…あはははははっ!!」
レナと先程まで名乗っていた女の纏う空気が一変した。
「ええ、そうよワタシはレナなんかじゃない。…ワタシは…キリア。」
(キリア…!…あの研究室の名前はあいつの…名前だったのか…。)
レナがキリアと名乗ったのには、あの研究室にあった名前が咄嗟に頭によぎったからだ。そしてそれは目の前の女の本当の名前だった。
キリア「ワタシが穢らわしい獣の名前を使うなんて、いくら命令とはいえ、虫唾が走りますよ。ああそして、こっちの女はダアト。…ワタシたちはアガルタの民だ。…まあ、正確には後で作り出されたものだけどね。…レナとリシテアとしてワタシたちは生きるの。ここでキミたちを血祭りに挙げてね。」
リシテア「…いつからです。」
キリア「…キミたちがグロンダーズ鷲獅子戦で浮かれている時からだね。」
リシテア「…姉様がわたしたちを売ったというのは…嘘…?」
キリア「嘘に決まってるでしょ。…優しい姉様がそんなことする訳ないのはキミが一番知っていたはずでしょ?クロニエやソロンの成り代わりも見てきたのにそこまで考えが及ばなかったんだね。」
リシテア「……わたしは姉様を信じられなかった。……ごめんなさい。」
…リシテアさん、今は戦いましょう。…きっと、レナさんは貴女のことを恨んでいませんから。
リシテア「……はい。」
(状況は最悪だな。…とにかく、場所を変えなければまともに戦えねえぞ。)
次の展開>>254
- 251122/04/08(金) 16:44:01
ディミトリ「この兵装…帝国軍のものではないな。」
ディミトリが敵兵を槍で貫き、薙ぎ払いながらクロードに対して言葉を溢した。
クロード「いや、帝国兵もいるにはいるが、明らかに人間のものとは思えない肌をしている奴もいる。…病的なまでに白い奴らだ。」
クロードは敵を射抜いている中で、敵兵の顔色に違和感を覚えていた。明らかに通常の肌色とは異なる色をした者たちが混ざっているからであった。
ギルベルト「クロード、その姿に見覚えは?」
クロード「ないですね、こんな奴らは初めてですよ。…と言いたいところですが、心当たりならありますね。…ディミトリは分かっただろ?」
ディミトリ「一年前のクロニエとソロンか。」
クロード「ああ、お前たちは直接目にしていないかも知れないが、連中もこんな見た目をしていた。」
ヒルダ「あー…エーデルガルトちゃんと手を組んでいたって人たちだよねー。…それなら、おかしくはないけど…。」
ベレト「だが、エーデルガルトは明らかにソロンやクロニエに敵愾心を剥き出しにしていた。そんな奴らを重宝するだろうか?」
ディミトリ「奴は人間の皮を被った畜生だ。…利用価値があると分かれば何でも使うだろうな。…人の命をなんとも思わない、あの女なら。」
ディミトリは憎悪を剥き出しにしてそう吐き捨てた。
クロード「…ユーリス!…大修道院の防衛はあんたに任せる。…生徒たちや傭兵を指揮してくれないか?」
ユーリス「…俺様に頼むのか?…まあ、報酬は弾んでくれよな。」
ユーリスはそう了承して、正門の方へと向かっていった。
ベレト「自分たちはエーデルガルトを探そう。彼女を討てば敵の戦意を下げ、指揮系統を乱すことが出来る。」 - 252122/04/08(金) 16:44:40
ベレトたちはガルグ=マク郊外の入り口付近でエーデルガルトが戦闘している姿を目撃した。そして、エーデルガルトに対峙しているのが…
ベレト「あれは…炎帝…?」
ディミトリ「何故エーデルガルトが二人いる?」
エーデルガルト「…皇帝の座を追われた貴方が生きているなんてね。…炎帝。」
炎帝「くっ…貴様の首を刈り取るまで我は止まらぬ。」
エーデルガルトは体を異形に変化させて、炎帝を攻撃している。…どう見ても、炎帝の負けは明らかだった。
クロード「これはどちらを攻撃すればいいんだ?」
ディミトリ「どちらも殺せばいい。…だがまずは帝国軍を指揮しているエーデルガルトから殺す。」
ディミトリがそうしてエーデルガルトの元へ走っていき、そのまま槍を突き立てた。
エーデルガルト「…ディミトリ、生きていたなんてね。…本当に目障りだわ、全く。」
ディミトリ「本性を表したか外道。…貴様は俺が殺してやる。」
炎帝「……。」
ベレト「炎帝…いや、エーデルガルト。君にも話を聞かねばならない。」
炎帝「…くっ、ここまで…ね。」
ベレトが炎帝に手を触れたその時…
ベレト「闇魔法か…まさか、ヒューベルトか。」
ヒューベルト「ええ、先生。…炎帝に触れるのはやめて頂きたいですな。」
リンハルト「僕はいなくても良くないかな?…そういう訳ですから先生、一先ず離れた方がいいですよ。」
次の展開>>256
- 253二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 16:46:38
Ksk,
- 254二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 17:18:59
戦意が減ってしまったリシテアを庇いレナが大ダメージ
- 255二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 17:25:59
加速
- 256二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 18:06:07
ディミトリ、クロードらの参戦により偽エーデルガルトの攻撃がそちらに向かう
ベレトは炎帝、ヒューベルト、リンハルトと向き合い事情を聞こうとする - 257122/04/08(金) 19:35:46
リシテア「……。」
リシテアさん!
リシテア「…はっ…すみません。」
レナ改め…キリアとダアトは猛攻を仕掛けてきている。一方レナたちは少しずつ路地裏を抜け、近くの森へと二人を誘導しながら、交戦している。
(逃げ遅れた民が多すぎるな。…セテスさんたちは、どこに居るんだよ…!あんたらの信徒だろうが…!)
リシテア「…わたしはどうすれば良いのでしょうか?」
…貴女は生き延びたいのでしょう。ならば、戦うべきです。
(先程のキリアの告白が余程衝撃的だったのだろうな。完全に動揺しちまっている。)
レナは仮面の裏で苦虫を潰したような表情をしていた。
(取り敢えず森の方まで誘導は出来ているが…)
レナたちは路地裏を抜け、鬱蒼と生い茂る森に足を踏み入れていた。ただ…
リシテア「…視界が悪いですね。気をつけないと。」
ダアト「…キリア、了解。」
ダアトはキリアと目配せをし、何かの合図を出している。
(何か仕掛けるつもりだな。…あいつらもオレが魔法を使えないのはいい加減分かってきているな。)
ダアト「…えい。」
ダアトが魔力を高めて、闇魔法を空に向けて撃った。闇魔法は空に到達する手前で弾け、辺り一帯を闇で覆い尽くしていった。
(目眩しか…だが、あいつらも…)
レナは落ち着いて、対処しようとするが。
(意味もなく目眩しをするか?…いや、リシテアが危ねえ!)
リシテア「…しまった…!」
キリア「…ワタシはそこの貧弱な魔道士と違って、剣や槍の類も扱えるのよ。…さようなら。」
キリアは先程、レナが落とした剣に魔力を纏わせそのまま突き出した。
…リシテア…! - 258122/04/08(金) 19:36:22
リシテア「…どうして…。」
…大丈夫…です…か。
キリア「…何の義理もない小娘を助けて死ぬ…か。やはり、獣は愚かだね。」
キリアの剣はリシテアには届かなかった。
(…これはもう動けねえな…。魔力が体の中を滅茶苦茶にしていやがる。)
リシテア「無茶苦茶ですよ!」
(そんなもん分かってるさ。だが…)
レナはリシテアに気付かれぬように魔力を一瞬で高めて、キリアの剣を握っていた腕に放出した。
キリア「キミは…!魔力切れじゃなかったのか?」
それにより、キリアは腕を引っ込め距離を取ったのだった。咄嗟の反撃に動揺したのだろう。
…相手の…言葉を…鵜呑みにするのは愚か…ですよ。…リシテアさん、こっちに来てください。
リシテア「分かりました。ここは、撤退を…」
ええ、私がワープの魔法を使うので、そのように。
リシテア「はい。あの…あんたは…」
レナはワープの魔法を使った。
キリア「…キミ一人残る…か。確かにそれが一番だ。」
…ああ、あの子を傷つけさせねえよ。
ダアト「その口調…やはり、レナでしたか。」
キリア「なるほどね、かわいい妹を助けて死ぬ…。獣どもの情という訳か。…理解できない。」
…分からなくても構わねえよ。
(付け焼き刃みたいなものだが、信仰を学んでおいて正解だったな。僅かに寿命が伸びた。)
キリア「リシテアは、キミが誰かは知らないままだ。…それで、構わないのかな?」
構わない。レナ=フォン=コーデリアはここで、死ぬ。 - 259122/04/08(金) 19:37:52
ディミトリ「雑兵風情が…!」
クロード「邪魔すんなっての!」
ディミトリが槍を薙ぎ払い、クロードが矢を射れば敵は倒れていく。エーデルガルトの周りには、何人たりとも近付くことは出来なかった。
ヒルダ「ギルベルトさん、あたしたちは彼らの為に時間稼ぎをしましょうか。」
ギルベルト「ああ。殿下どうか、お気をつけて。」
ディミトリ「エーデルガルト。貴様はなにが目的だ。」
エーデルガルト「目的?貴方に話す必要もないわ。どうせ、理解できないのだから。」
クロード「お前は人の世を作りたいのだったな。」
エーデルガルト「そうよ。人…すなわち、アガルタによる世を創り上げるのが私の理想。貴方たち獣は不要な存在。」
ディミトリ「ダスカーの悲劇も貴様にとっては、踏み台にしか過ぎないという訳か?」
エーデルガルト「あれは王国を転覆させる為の策の一つ。確実を帰すなら、ランベール王を殺すのは正解でしょう?」
ディミトリ「黙れ、貴様だけは殺す。…死んでいった者たちと同じ苦痛を味わわせてやる!」
クロード「エーデルガルト。見下げ果てた奴だな。…もういい、消えてくれ。」
ベレト「君たちは何をしたい?」
炎帝「…人の上に立つ人ならざる者と地の底に蠢く闇を討滅し、生まれに左右されない平等な世界を創り上げる。それが、私の目的。」
ベレト「…ソロンやクロニエのような成り代わりだな?…いつからだ?」
炎帝「…>>261の時よ。」
- 260二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 20:04:40
加速
- 261二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 20:22:15
ルミール村で先生と炎帝として話してから
- 262122/04/08(金) 20:57:00
炎帝「…ルミール村で貴方の前に炎帝として現れた時にはもう私ではなかった。…私はソロンやクロニエと手を組んでいたもののあの悲劇を煽動した訳ではないのだから。」
ベレト「…分かった、信じよう。だが、戦争を起こすことは考えていたのか?」
炎帝「ええ。それは確かな私の意志。今の偽りの私が挙兵しなくとも、聖墓での戦いの時には必ず宣戦していた。」
ベレト「…話し合うことは考えなかったのか?」
炎帝「考えていない。私は今の犠牲を許容してでも未来の犠牲を無くしたかったのだから。今の犠牲を許容出来ない貴方たちとは相容れないわ。」
ベレト「…レアは何処にいるんだ?」
炎帝「…さあ、知らないわね。既に殺されているかもしれないわね。」
ベレト「…そうか。君も力を貸してくれるか?あの、異形のエーデルガルトを討たねば世界を滅ぼされてしまうのだろう?」
エーデルガルト「でしょうね。でも、貴方たちと仲良くするつもりはない。ここで、私を生かしても、この世界を変えるまでは何度でも貴方たちに刃を向けるわ。それでも、構わない?」
ベレト「…………>>264」
- 263二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:05:01
加速
- 264二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:18:13
なら、君が刃を向けなくなる世界にする
- 265122/04/08(金) 22:00:16
ベレト「………ならば、君が刃を向ける必要がなくなる世界にする。」
エーデルガルト「…セイロスがフォドラの頂点に立ったその日から歪み続けてきたこの世界を、そんな生易しい思想で変革させることが出来るわけないでしょう。」
ヒューベルト「どちらにせよ、神とそれに類する者は排除せねばなりませんな。…先生、貴殿は大司教レアに教団を託されたのでしょう?…ですが、エーデルガルト様の理想の為には貴殿やセテス、フレンには表舞台から退場してもらわねばならないのですよ。結局は相容れない。」
ベレト「……そうだろうな。だが、今はあの者を止めねばならない。力を貸してくれ。」
エーデルガルト「今だけは貸すわ。」
ディミトリ「ぐっ…エーデルガルト…。…クロード、無事か!?」
クロード「ああ、何とかな。俺たちだけでは同にもならないかもな。」
ベレト「自分たちも力を貸すぞ。」
炎帝「…偽りの皇帝を討つ。その為には私も力を貸そう。」
ディミトリ「………。」
クロード「…炎帝…いや、あんたが本当のエーデルガルトなんだろ?あいつは、何者だ?」
炎帝「…クロニエやソロンと同じ者と言えばいいかしら?」
クロード「なるほどね。まあ、いいさ。さて…三学級の級長による反撃開始と行くか!」
エーデルガルト「…私は数多の実験の末に生まれた完全無比の皇帝。…アガルタの為に貴方たちをここで殺す。」
次の展開>>267
- 266二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 22:01:04
加速
- 267二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 22:06:02
パトリシアのクローンが現れ、動揺したディミトリへのエーデルガルトへの攻撃を炎帝がつい庇ってしまい致命的なダメージ
- 268122/04/08(金) 23:18:47
ベレトたち四人は闇に蠢く者に作られたエーデルガルトと対峙している。
ベレト「…何か突破口は?」
炎帝「…彼女は障壁を纏っている。あれを壊さなければ、まともに攻撃は通っていないと思いなさい。」
ディミトリ「…ちっ。」
クロード「…まあ、今は炎帝の言うことを信じろよ。」
エーデルガルトは四人に容赦なく攻撃を仕掛けている。天帝の剣やその他の武器の攻撃も受け付けない。文字通りの鉄壁であった。
炎帝「…あれは二つの紋章を使い、魔力を撃ち出しているのかしら?…直撃すればただでは済まなさそうね。」
エーデルガルトの攻撃を避けながら、四人は何とか障壁を壊すべく戦っていたのだった。
エーデルガルト「…まもなく、増援が現れる。伯父上、そして、ディミトリのよく知る人物がね。」
ディミトリ「何だと…?」
外壁から続々と援軍が到着し始めた。
アランデル公「エーデルガルト、手こずっているようだな。私たちも力を貸そう。」
コルネリア「ここで、皆殺しにして差し上げますわ。」
クロード「あれは帝国の摂政とコルネリアだな。…本気で俺たちをここで殺すつもりらしい。…確かに戦力が整わない内に殺してしまおうってのは間違っていないな。」
ベレトは、この戦況を見て焦りを隠せなかった。
ベレト「不味い…いや、ここを守り切ることは不可能に近い。…旧王国軍と帝国軍、そして、クロニエやソロンの仲間たちも続々と現れている。このままでは…」
ディミトリ「…継母上…。」
ディミトリはそうこぼしていた。彼だけは亡き継母…パトリシアの姿を確かに捉えたのだった。…それが致命的な隙となっていたことは、「エーデルガルト」だけが気付いていた。
エーデルガルト「…戦場で油断すれば死ぬ。当然ね。地獄に落ちなさい、ディミトリ。」
エーデルガルトが紋章の力を解放してディミトリに放った。 - 269122/04/08(金) 23:19:20
ディミトリ「…エーデルガルト、貴様何のつもりだ!?」
炎帝「…さあ、ね。…今が好機といえるわ。早く、障壁を壊しなさい!」
エーデルガルト「…何をしている?…その者を庇う必要性が感じられないわ。…やはり、貴方は完全な皇帝ではなかったようね。」
炎帝「…ふっ…どちらにせよ、貴方に皇位を奪われていた時点で私の野望は潰えていたわ。…それでも、貴方のように今のフォドラを完全に滅ぼすことが私の目的ではない。だから、阻止させてもらう、だけよ…。」
炎帝…エーデルガルトはその場に倒れ伏したのだった。
ユーリス「くそっ…。もう、大修道院中に敵がいやがるな。このまま、アビスまで潰されちまう勢いだぞ…!」
カトリーヌ「アンタが諦めたらアタシたちは終わりなんだよ!最後まで指揮してくれ!」
ユーリス「分かってますよ!だが、この戦況をひっくり返すことが出来ますか!?」
ユーリス率いる大修道院の防衛部隊は、続々と現れる魔獣や魔道士たちの相手に追われていた。そして、次第に攻撃が命中し、建物や大聖堂の崩壊も始まっていた。
アネット「あれは…コルネリア!」
アッシュ「まさか、ローベ家の人たちもここに…。」
イングリット「レナも私たちの元へ…!」
コルネリア「レナ?ああ、あの使えない駒ね。…連絡が途絶えたようですから、死んだみたいですわね。」
マリアンヌ「し、死んだ?何故…」
コルネリア「さあ…?興味もありませんわ。あんなの使い捨ての造り物ですからね。」 - 270122/04/08(金) 23:20:01
- 271二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 23:23:54
加速
- 272二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 23:35:17
ベレト達と合流したリシテアの前にダアトとキリアが姿を現し、ボロボロになったレナの身体を目の前でいたぶる
- 273二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 23:42:07
ksk
- 274二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 05:27:02
エガちゃんがエルとしての言葉を遺し、ディミトリ覚醒、偽物を撤退に追い込む
- 275122/04/09(土) 12:18:09
リシテア「…先生!戻りました!」
ラファエル「おう、リシテアさんを連れてきたぞ!」
ベレト「…ラファエル、助かるよ。リシテア、今まで何処へ?」
リシテア「…キリアと共にレナとダアトと名乗る者を相手にしていました。」
ベレト「キリアが?…彼女は何処へ?」
リシテア「…わたしを逃す為に囮になりました。…勝てるはずがないのに、何故一人残ったのか、分かりません。」
ベレト「…とにかく、君が無事で良かった。状況は見ての通りだ。」
ディミトリ「…エーデルガルト…エル!」
エーデルガルト「…何故、奴を討ちにいかない?」
ディミトリ「…貴様はなぜ俺を助けた。…父上や継母上の罪滅ぼしのつもりか?」
エーデルガルト「…別にそんなことは考えてもいないわ。…貴方は平静を装っているけれども、その実復讐に囚われている。」
ディミトリ「…父や継母の無念を晴らす。それが俺の…」
エーデルガルト「そうね…最期に言わせてもらうけれども、私は貴方のように過去に囚われるつもりはない。…今ある未来のことを考え、その為に貴方の力を振るうべきではないかしら?…これは義姉としての言葉よ。」
ディミトリ「…もう一つだけ聞かせろ。ダスカーの悲劇は君の策謀なのか?」
エーデルガルト「…関与はしていると言えるでしょうね。…私が奴らと手を組んでいるのだから。」
ディミトリ「…分かった。」
エーデルガルト「…ふっ…。」
ディミトリはエーデルガルトをその場に残し、再び戦場に戻っていった。 - 276122/04/09(土) 12:18:38
クロード「…障壁は割れそうだ…。だが…」
クロードがエーデルガルトの障壁を割り、ヒルダ、ギルベルト、ベレト、リシテアの四人も加勢している。五人がかりであるためか、互角に渡り合えている。
エーデルガルト「…いつまでも保つのか…。…まあ、良いわ。消して…」
エーデルガルトが再び紋章の力を解放しようと身構えた時、何かが壊れる音がした。
エーデルガルト「…障壁を破られた…何故!?ぐああっっ!!」
エーデルガルトは痛みに悶えている。…その体にディミトリの槍が突き刺さっていたのだからだ。
エーデルガルト「…何故だ…。」
ディミトリ「…俺は貴様を討つ。覚悟しろ、外道。」
エーデルガルト「…っ!…今は退かねばならないわね。…貴方たち如きに居場所は分からないでしょうけれど。」
エーデルガルトは一瞬で消えてしまった。
アランデル公「ふむ…ならば、私も退こう。…獣どもよ、油断すれば足元を掬われるだろう。」
ディミトリ「…コルネリアを討つぞ…。大修道院の方へ急げ…」
キリア「はい、注目。あれ、タレス様とエーデルガルトいないね。」 - 277122/04/09(土) 12:19:21
ダアト「……。」
ベレト「レナ…!」
クロード「…くそ、あいつはリシテア…なのか?」
リシテア「…成り代わりですよ。かつてのクロニエやソロンのように。」
キリア「凶星。ワタシはレナじゃないよ。キリア、これが本当の名前。」
クロード「レナは何処へいった?」
キリア「はい、これ。」
キリアがレナの体を乱雑に投げ捨て、踏み付けにしている。レナは最早生きているかも怪しい状態だった。
リシテア「…ねえ…さま。」
キリア「これがレナよ。…そうよ、レナは初めからキミたちを裏切っていない。キミたちはワタシをレナだと思い憎んでいたの。可哀想にね。」
キリアはレナを弄び続けている。
リシテア「……。」
ディミトリ「…貴様は獣畜生にも劣る。…この場で俺が…」
リシテア「…いえ…待って…あいつ…もうすぐ…死ぬ。」
キリア「…はあ?…何を…ぐうううっっ!!」
(…オレは死ぬか。だが、あいつの腕に魔力を叩き込んだ時にオレは、ある魔法を仕込んでおいた。…あいつはまもなく死ぬ。…オレ以外には知らねえ魔法だよ。あいつらの研究所の資料を見た時に覚えたんだ。成功してくれなきゃ、意味ねえぞ。)
どんな魔法?>>279
- 278二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 12:33:00
加速
- 279二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 12:56:46
リザイアの超強力版
- 280122/04/09(土) 14:33:35
キリア「…キミは…あの時か…」
(単純な話だ。リザイアの魔法の出力を上げたものをこいつに叩き込んだ。)
キリア「…ダアト、キミはタレス様の元へ帰還しなさい。」
ダアト「承知。」
キリア「だが、効果が出るのが遅かったみたいだね?キミの失われたものは回復していない。………。」
キリアはその場に崩れ落ちた。
「…様!…姉様!」
…リシ…テア…。
ベレト「…君はセイロス騎士団を裏切ったわけではないのだな?」
…ああ…だが…もう遅えよ。…オレは…この世界にいない方がいい。それに、まもなく死ぬ…。
リシテア「…どうして、傷が回復していないの…。」
クロード「遅かったんだ。傷を負ってから時間が経ち過ぎている。」
リシテア「…ごめんなさい。姉様…あなたのことを沢山傷つけてしまって。」
…気にしてないよ。…お前たちに言いたいことがあるから、聞いてくれるか?
ディミトリ「……。」
ベレト「ああ。」
……>>282
- 281二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 14:46:39
加速
- 282二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 15:29:45
リシテアとフォドラをたのむ
- 283122/04/09(土) 17:11:18
…リシテアとフォドラを頼む。…あの魔道士どもを必ず殺してくれ。
ベレト「任せろ。」
ありがと、な。…リシテア、お前を捨てたオレのことを変わらず慕ってくれて感謝している。…お前にはこれを渡しておく。
リシテア「……これは?」
…フォドラに蠢く奴らの情報とお前の寿命を取り戻す方法だ。必ず、フォドラに平和を取り戻してくれ。
リシテア「…分かり…ました。」
…ふう…頼んだぞ。…父さん…母さん…私もそっちに行く…よ。
ベレト「…エーデルガルトは、何処へ?」
ディミトリ「彼女ならあそこに…いないだと?」
先程までエーデルガルトが倒れていた場所には血溜まりだけが残っていたのだった。
クロード「おそらく、ヒューベルトだな。…あいつがエーデルガルトを連れていったのだろう。」
リシテア「…大修道院の方へ急ぎましょう。コルネリアがまだ残っています…!」
…オレは裏切り者として後世に名を残すことになるだろうな。…願わくば、オレの手で奴らを討ちたかった。あいつらに後は任せる。…オレは地獄に落ちる、か。
エーデルガルト「レナ殿。貴方も死んだのですね。」
エーデルガルト、お前もか。
エーデルガルト「ええ。…私たちが死してからもう>>285年が経とうとしている。」
- 284二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 17:27:08
10
- 285二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 17:53:39
5年半
- 286122/04/09(土) 18:49:49
エーデルガルト「…私たちが死してからもう5年半が経とうとしている。」
オレはここに落ちるまでに5年半もかかった訳だ。
エーデルガルト「ここは時の流れが違いますからね。そういったこともあり得るでしょう。」
…フォドラに蠢くあいつらはまだ、生きているのか?
エーデルガルト「…見てみましょう。」
…これが今のフォドラか。
どうなっていた?>>288
- 287二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 18:51:49
加速
- 288二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 19:10:13
ベレスがフォドラの王になり、ディミトリは旧王国領の領主に。クロードはパルミラへ、セイロス教は以前ほどの大きさはなくなったが闇うごと和解したり柔軟になった。
- 289122/04/09(土) 19:52:29
エーデルガルト「…このようになっているようですね。」
何故ベレトが女になっているんだ?
エーデルガルト「分かりません。それでも、5年半の間にフォドラは、以前と形を変え、新たな未来を歩もうとしているのには変わりはない。…フォドラが生まれや身分に左右されない世界へと変わるのなら、私としても嬉しいことです。」
…そうだな。…オレたちの死は無駄ではないと思いてえな。
エーデルガルト「…ヒューベルトもまもなくここに来るでしょう。…彼も私と同じくあの戦いで命を落としたのですから。」
そうか。
エーデルガルト「そろそろ行きましょう、レナ殿。」
分かった。
(まあ、オレはいない方がいい人間だ。これで良かったんだろうさ。誰の記憶にも残らないまま消えちまうのがいい。)
三学級の級長が一時的とはいえ手を取り合う。これはあり得たかもしれないフォドラの未来。この新たな世界でも種族や生まれの差別なく人々が生きていけることをエーデルガルトやレナは祈っているに違いないだろう。
おわり - 290二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 19:54:37
やっべ、ベレトと内間違えた
乙 - 291二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 20:08:06
おつおつ。
面白かったです。 - 292二次元好きの匿名さん22/04/09(土) 22:02:26
乙