転生者カヤ「よりにもよってカヤに転生するとか……」Part9

  • 1二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 11:51:02

    ここだけ登場人物が全員前世と原作の知識を持った転生者なブルーアーカイブ


    なお、多くの転生者は自分が知らないキヴォトス滅亡フラグが立つ可能性を恐れ、転生者であることを隠して原作ムーヴに徹しようとしている


    カヤ(テラー化した生徒が多すぎる…連絡も取れないし…世界の修正力も最悪のタイミングで働くし…ほぼ原作崩壊してるし!!…………早くリンに会いたい…)


    前スレ

    転生者カヤ「よりにもよってカヤに転生するとか……」Part8|あにまん掲示板ここだけ登場人物が全員前世と原作の知識を持った転生者なブルーアーカイブなお、多くの転生者は自分が知らないキヴォトス滅亡フラグが立つ可能性を恐れ、転生者であることを隠して原作ムーヴに徹しようとしているカ…bbs.animanch.com
  • 2二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 11:52:12

    初代スレ

    転生者カヤ「よりにもよってカヤに転生するとか……」|あにまん掲示板カヤ(ブルアカの世界に転生したと気づいた時はやったぜと思ったけど、よりにもよって転生したのはカヤ……   普通に原作通りの生き方してたらブタ箱送り待ったなしだからなんとかしたいけど、ここキヴォトスだし…bbs.animanch.com

    Part2

    【感想スレ】転生者カヤ「よりにもよってカヤに転生するとか……」|あにまん掲示板【ここだけ登場人物が全員前世と原作の知識を持った転生者なブルーアーカイブ】【なお、全員自分が知らないキヴォトス滅亡フラグが立つ可能性を恐れ、転生者であることを隠して原作ムーヴに徹しようとしている】カヤ…bbs.animanch.com

    Part3

    転生者カヤ「よりにもよってカヤに転生するとか……」 Part3|あにまん掲示板ここだけ登場人物が全員前世と原作の知識を持った転生者なブルーアーカイブなお、全員自分が知らないキヴォトス滅亡フラグが立つ可能性を恐れ、転生者であることを隠して原作ムーヴに徹しようとしているカヤ(思った…bbs.animanch.com

    Part4

    転生者カヤ「よりにもよってカヤに転生するとか……」 Part4|あにまん掲示板ここだけ登場人物が全員前世と原作の知識を持った転生者なブルーアーカイブなお、全員自分が知らないキヴォトス滅亡フラグが立つ可能性を恐れ、転生者であることを隠して原作ムーヴに徹しようとしているカヤ(こっち…bbs.animanch.com

    Part5

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    Part6

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    Part7

    転生者カヤ「よりにもよってカヤに転生するとか……」Part7|あにまん掲示板ここだけ登場人物が全員前世と原作の知識を持った転生者なブルーアーカイブなお、多くの転生者は自分が知らないキヴォトス滅亡フラグが立つ可能性を恐れ、転生者であることを隠して原作ムーヴに徹しようとしているカ…bbs.animanch.com
  • 3二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 11:53:48

    立て乙

  • 4二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 12:03:17

    ※原作崩壊したので今回で最終スレ?

  • 5二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 12:03:34

    たて乙

  • 6二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 12:06:24

    とりあえず10まで埋めなきゃ

  • 7二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 12:09:17

    立て乙

  • 8二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 12:12:03

    ラスボス候補が多すぎる…

  • 9二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 12:12:58

    >>4

    別に原作崩壊してもssスレじゃないから話が全部繋がってるわけではない、だから全然続けさせれると思うよ

  • 10二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 12:18:04

    補習授業部

  • 11二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 12:19:10

    会いたい愛しのリンちゃんは影武者がバレたせいで激おこな模様...

  • 12二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 12:22:29

    ユウカ「ノア!生き残ってる回線は!?」
    ノア「さんじゅ、28.7%!問い合わせの殺到でどんどんダウンしてます!!」
    ユウカ「コユキィッ!一般回線遮断!メインフレーム生き残らせて!!」
    コユキ「うああぁぁー!閉じるの私の仕事じゃないよぉー!!」
    ユウカ「泣き言は後で聞いたげるわ!とにかく各学園とのホットラインの復旧!ミレニアムの設備がなきゃ通信死んだままよ!」

  • 13二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 13:14:31

    アツコ「…不味いわ。」
    私─秤アツコはサッちゃんの援軍はあったとはいえ…それでもこの数は余りに多勢に無勢だ。
    ベアトリーチェ「…『アツコ!!繋がりましたか!!』」
    アツコ「マダム!!どうすれば!!」
    ベアトリーチェ「『…背に腹は替えられません!!一旦ゲヘナ自治区へと撤退しなさい!!私も後程合流します!!』」
    サオリ「…ミサキとヒヨリにも状況を伝える。クソっ!!」
    サオリは想定以上のトリニティの闇に悪態をつくも今更言っても遅かった。ヒヨリとは連絡は繋がったがどうやら他に誰かいる様子だ。
    ヒヨリ「『此方ヒヨリですぅ!!クロノスのリポーターの人とFOXの方と合流しました!!私達は私達で動きますぅ!!』」
    サオリ「…仕方ない。分かった!!クロノスの人に伝えてくれ!!現在地下でユスティナが暴走中!!更に巡航ミサイルのコントロールが乗っ取られてこちらの制御が効かない!!奮戦しているがこのままでは幸いあの保険は残ってはいるがそれもどうなるか分からないと!!」
    ヒヨリの合流した人物へと伝えるように言う。
    ヒヨリ「『わ…分かりましたぁ!!』」
    そう言うと共に少しずつ下がりながら私達はサッちゃんの命令で対処するのだった。

  • 14二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 14:19:49

    この狂乱、まだまだお話残ってるんだよねぇ…最終章とか

  • 15二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 15:09:09

    オトギ『報道機器がほぼ無傷なのは誤算!
    これなら一回くらい、無茶出来るね。
    (対EMP防御を組みつつ通信装置の回復を試みる)
    少しでもいい、繋がれば避難勧告出来るんだ、頼む!
    …というか知識も無いのになんで組めるんだろこの回路』

    ヘリ付近で抗戦したので頭装備が破損してしまい
    姿が丸わかりになってるのも気にしない

  • 16二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 16:27:10

    追いついたか、1スレから追いかけたが書き手が色々いるからか展開が尽きないな

  • 17二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 17:03:05

    「1番から…2番除いて発電所との通信途絶!状況不明!」
    「ハイランダー各線停止との目視情報!依然連絡不能!」
    「D.U.各所で交通事故多発!ヴァルキューレに通信繋がりません!」
    「クロノススクールより通信網全停止と歩行で報告がありました!」
    「証券取引所より発煙との報告!詳細不明です!」
    「大規模な戦闘行為が…どこだって!?くっそ切れた!」

    リン(エデン条約…?原作ではここまで被害が広がらなかった!トリニティで何が起きてるの!?)
    連邦モブ「代行!命令系統が機能してません!どうすれば!?」
    リン「…徒歩で各所確認!交通室に走って向かう連絡員をを組織させなさい!足で繋ぐの!」
    連邦モブ「りょ、了解しました!」
    リン「…カヤ、こんなの聞いてないわよ…」

  • 18二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 18:16:17

    ???「い…一体何が起きてるのよ!!携帯は使い物にならないし、公衆電話を使ってもハスミ先輩達にも繋がらない!!」
    アズサ「これは…。(太陽風…?まさか歴史の修正力って事?サオリ達は無事…なのか?)」
    ???「…っ!!居た!!補習授業部の皆!!」
    アズサ「え?ミサキ!!」
    ミサキ「厄介な事になったわ。アズサ。姫から『巡航ミサイルとユスティナが乗っ取られた。…手伝って欲しい…と。』」
    ???「あらあら。…これはやばい事になって居るようですね?」
    ???「…あ…あはは。(流石に想定にありませんよ。それにこの感じ誰かヤバい規模のレベルの『反転』をしている人がいる。ホシノ先輩とは違って時限式ですね。…それにあるタイミングからナギサ様との面会が謝絶になってしまっています…。何か起きているのは明白。)どうすれば良いですか?」
    ミサキ「私達は市民の避難誘導を行う。トリニティの生徒が一部『反転』をしているっぽい。そいつらは容赦なく気絶させて良いから。指揮は貴女に任せるよ。阿慈谷ヒフミ。」
    ヒフミ「あ…あはは。(うっそー。とんでもない事任される羽目になって愉悦も出来ないんですけど…!!)」
    顔面蒼白のヒフミとハナコ達補習授業部なのであったがそうも言ってられず出陣するのだった。

  • 19二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 18:52:35

    脱衣徘徊生活をエンジョイしてたハナコは役に立つのかな…?

  • 20二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 19:26:13

    イロハ「はぁ~…マコト先輩の対応策全部潰すなんて敵はロンメルか西住大尉か…だるいけどやるしかないですねぇ…操縦手、私と交代。退け」
    ゲヘモブ「はい!?」
    イロハ「砲手、これより先眼前に現れるのは全て敵です。私の指示を待たずアハト・アハトの錆びにしなさい。装填手、砲手に従え。通信手、どうせ無線機逝ってるんだから車長席に移ってキューポラから乗り出して後方に手旗信号、ワレニツヅケ」
    イブキ「おぉ~イロハの本気久しぶりに出すかぁ。退学になった富士戦車道家元名乗ったバカ仕留めて以来か?おじさん体もつかな…真面目に…」
    イロハ「あのアホ思い出すとイラつくんで口に出さないでくれます?あとその一人称キャラ被るからやめなさい…ねっと!!」ドゥルルルンッ

  • 21二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 19:57:34

    イオリ*テラー「…通信が出来ればマトモになる…か。少し申し訳ないが…。」
    最早乱戦に近い戦場で私は選択する。全体を一番掌握する能力を持つ私はヒナ委員長を媒介に主要人物へと状況を伝える。瞬間で共有出来るのは10人同時が限界か。
    イオリ*テラー「『空崎ヒナ』中継…『羽沼マコト』『シャーレの先生』『小鳥遊ホシノ』『錠前サオリ』『阿慈谷ヒフミ』『棗イロハ』『川流シノン』『調月リオ』『早瀬ユウカ』。」
    頭に鳴り響く音が響く。
    イオリ*テラー「現在の状況を伝達する…。敵に関しては現在アリウスの巡航ミサイルとユスティナの制御件を乗っ取っている。予備のミサイルも動いている事から時間が無い。そして元凶らしき相手はトリニティ仕草を続けて壊れた爆弾魔テラーだ。更にはトリニティのモブ達が多数反転している。現在正面からは数が多すぎて止めきれません。古聖堂組は全員一旦古聖堂から退避しつつ前線を再構築をし直して下さい。先生達は遅滞作戦を並行して対処でお願いします。イロハ達は横合いから突くように行動を。ホシノ先輩は到着次第委員長達とも連携をお願いします。シノンさん達は情報を伝える様に急いで欲しい。ミレニアムの皆さんは通信設備の回復とC&Cの派遣をお願いします。…一秒が事を争います!!どうか力を貸して下さい。」
    そう言うと同時にユスティナに刃を向け射撃する塵になる瓦礫の先にいたトリニティのモブ達も反転が解除された。取り敢えず今の段階での情報を伝えれた。全力で行くと覚悟を決めたのだった。

  • 22初代~part4スレ主25/06/06(金) 20:06:18

    >>16

    ぶっちゃけ、ここまでスレが続いていることも含んで「どうしてこうなった」なんだ……w

  • 23二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 20:25:15

    ホシノ「うへ……凄い電波飛んできた」
    ナギサ「ど、毒ですか?」
    ホシノ「ああごめんごめん、ふーんこれイオリちゃんだったのかぁ、地下ピの毒電波かと思って一瞬ブロックしそうになっちゃったよ」
    シロコ「私には来ないんだけど(半ギレ」
    ホシノ「シロコちゃんイオリちゃんから好かれてないからねぇ、まだセリカちゃんの方が好感度高いし」
    セリカ「そのネタはもういいって!……ていうかなんでそんなことできるの?通信死んでるんでしょ?」
    ホシノ「恐怖で毒電波がブロックできるってことは逆に発信することもできるってことだよ。やり方によっては地下ピみたいになるから私はやる気ないし……大体他人にいきなり恐怖で殴りつけてくるわけだからねぇ、人によってはSAN値直送とかありえちゃうもん。今回は緊急事態だから仕方ないけどさ」
    ノノミ「それで、どうするんですか~?」
    ホシノ「そりゃあ、トリニティの混乱は治めるべき人がやるべきじゃない?ねえ、ナギサちゃん」
    ナギサ「わかりました。飛んでくるミサイルは……私が全て破壊します。流れ弾については、皆さんにお任せしていいでしょうか」
    ホシノ「破片はアビドス分校の皆に任せちゃおうっかー現場の指揮はセリカちゃんが執ってねー、私達とシロコちゃんはヒナちゃんの所に行くって事になってるからそうするとして……ノノミちゃんはナギサちゃんの護衛と雑魚散らしお願いね」
    ノノミ「はーい☆ミレニアムに頼んで作ってもらった両肩に背負うタイプのミニガンの出番ですねぇ、四連ミニガンなんて今日日中々見れませんよ♠」

    飛来してくるミサイル。その全てが、同時に爆発する。そして、その場にいた全員が空を見上げる。そこにいたのは、漆黒の翼を広げる、一人の少女。彼女は、激しい閃光を背景に、声を上げた。

    ナギサ「お待たせしました、皆さん。桐藤ナギサ……反転を我が物とし、再びトリニティに舞い戻らせていただきます!始めましょう……呪われた演目ではない……我々の、本当のエデン条約を!」

  • 24二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 21:36:04

    クルミ『室長は退避できたのか…
    ニコ、避難誘導は完了してるか?』

    ニコ『まだ怪我人も動けない人もいる!
    手を尽くしても手が足りない!それに奴等は
    どこからでもやってくる…!』

    度重なるユスティナ部隊との戦闘もあって
    ダメージの蓄積が無視できない程に大きくなる

    クルミ『通信はまだ回復しないのか!生徒会とも
    連絡がつかないのはマズイぞ』

    オトギ《やってる!頑張ってる!早く通信動けよ…
    このポンコツがよぉ!(報道ヘリをぶっ叩く音)》

  • 25二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 21:57:17

    『…伝達す……敵は………制御権…』
    「な、んだ?」
    突如頭に響いた声。同時に沸き上がる記憶に、吐き気を覚えた。
    「…!このおぞましさ、まさか、やめ、やめろ!」
    「議長!?」
    それは身体に刻まれた忌まわしき記憶。
    未だ克服できない心の傷。
    『爆弾…テラー……ザザッ……「お前と私なら不可能なことなど」…ザザッ…』
    「やめろっ!!やめてくれっ!!」
    「議長どうしたんです!?」
    トラウマの想起そのもの。
    『ザザッ…「愛しているよ、マコト」』
    「私の中に入ってくるなああぁぁぁぁっ!!!」
    恐怖への耐性どころか古傷ゆえの弱点と化した記憶。
    テラーの伝播、それは羽沼マコト最大級の地雷だった。

    「やめ…なんで…死なないでく、れ……せん、ぱ…」

    「議長!!」
    「マコト議長!しっかり!」
    「…駄目だ、気絶してる…」
    「ま、マコト議長の指示なしでどうすれば…?」

  • 26二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 22:13:44

    マコトちゃんお労しい…

  • 27二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 22:19:22

    (投げてからどう見ても雷帝にレイサされたトラウマ持ちマコトにしか見えないことに気づいたけど雷帝純愛派だから手を出してないよ…銃で腹をぶち抜いただけだよ…過酷ネタマコトオンリーなだけで純愛だよ…)

  • 28二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 22:20:59

    (それもう精神的レイサじゃね…??) >銃で腹をブチ抜いた

  • 29二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 23:26:29

    百鬼夜行にて

    転生ハルナ「やれやれ、もうめちゃくちゃだな……」
    転生アカリ「もう原作どころの話ではないですね……。あ、きつねうどん10杯と肉うどん10杯お願いします」
    転生イズミ「通信切れちゃったし……どうなってんだろうトリニティ」
    転生ジュンコ「なんか、様子おかしくなかった?急に通信切れたよね?そんな予兆一切なかったのに」

    転生フウカ「無事に終わってくれればいいんだけど……」
    転生ジュリ「私たちは介入できないのが歯痒いですね……介入したところでって感じはするけど……」

    転生ハルナ「(急な通信の乱れ……思い出したような原作への転換……これはもしやあの時と一緒か……?)」

  • 30二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 23:27:35

    エデン条約編にて――

    転生ハルナ「マージでゴールドマグロを拉致するのやらなきゃいけないのかよ……」
    転生アカリ「まあ原作通りならそうするしかないし……それにちょっと食べてみたいし」
    転生イズミ「最近アカリが原作に近づいている気がする……」
    転生ジュンコ「やめてよマジで……」
    転生アカリ「いや流石に爆破は……しないと思うけど……」
    転生ジュンコ「言い切ってよ!」

    転生ハルナ「これがゴールドマグロか……」
    転生イズミ「なんて……神々しいんだ……」
    転生ジュンコ「やめなさいそのセリフは」
    転生アカリ「じゃあこれを持って行けばいいのね」

    転生ハルナ「なあ、これどうやって持ってくの?」
    転生アカリ「え?知らないの?」
    転生ハルナ「いやだって原作だともう盗んだ後だったし……盗んでる手段知らないし……」

    転生イズミ「なんか私が持ってたのは知ってる」
    転生ジュンコ「えじゃあどうするの」

    転生ハルナ「まずこの水槽からゴールドマグロを持ち出さないと……」
    転生アカリ「とりあえず爆破します?」
    転生ハルナ「お前マジで染まってない?しかし……苦肉の手段だな。やってみるか」ドッカーン!!

    転生ジュンコ「……あれ?壊れてない?」
    転生イズミ「キヴォトスだから、やっぱり防弾ガラスだったりするのかな?」
    転生ハルナ「というかこれで壊れたらこっちまで水浸しになっちゃうから原作からして違う手段でやったのか……?」
    転生アカリ「早くしないとフウカさんに怒られるし正義実現委員会来ちゃいますね」

  • 31二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 23:28:03

    転生ハルナ「ああクッソ、原作通りにするためにはどうすりゃいいんだ?」

    ピキ……パキ……

    転生アカリ「ん?なにか……音が……」

    ガシャーン!

    転生イズミ「いきなりガラスが割れたあ!?ちょっ!?あぶなっ!?」
    転生ジュンコ「幸い水に触れてない場所だったから水はこぼれなかったけど……」
    転生ハルナ「……ん?ゴールドマグロの様子が」

    バッシャーン!

    四人「「「「ゴールドマグロが……飛んだぁ!?」」」」

    転生ジュンコ「イズミ!キャッチして!」
    転生イズミ「えっ!?わっ!?たっ⁉」パシッ

    四人「何が起きた(の)……?」

    転生ハルナ「運よく水に触れてない場所のガラスが割れて、運よくゴールドマグロが跳ねて、運よくゴールドマグロがガラスが割れて空いた穴から外に出て運よくイズミがキャッチした……偶然にしてはおかしいだろ!?」
    転生ジュンコ「昔読んだ二次創作でもあったけどこれが……『原作への矯正力』ってやつなのかな……?」
    転生ハルナ「矯正力……」
    転生イズミ「そんなことよりも早く行くよ!わわっ!暴れるなあっ!」
    転生アカリ「フウカさんが怒りのスタ連爆撃してますね……急ぎましょう」
    転生ハルナ「あ……ああ……」

    転生ハルナ「あの時はすぐに流したが……もしも同じようなことがトリニティでも起きているとしたら……?そして……これが今後も起きるとしたら……?」
    転生ハルナ「このキヴォトスはどうなるんだろうな……」

  • 32二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 00:55:20

    ウタハ「マコト議長から非常時に開けろと言われた書簡だ。部長級生徒三人の承認のもとのみ開封できる。というわけでチーちゃん、ヒマリ。録音するから頼むよ」
    「各務チヒロ承認。副部長だけど?」
    「明星ヒマリ承認。まあヴェリタスほぼ任せてますし」
    「白石ウタハ承認。さて……マジかよ」
    「ウタハ?」
    「エデンで使われる恐れのある…雷帝の遺産概要だ。対抗策を考えろと」
    「雷帝の遺産!?シェマタみたいな!?」
    「記されてるのは神秘貫通弾『アヌビスの秤』。神域心中兵装『メジェドの眼』の2つ。どちらも生徒の神秘を破り殺傷する目的で作られたようだ…」
    「待って。神域はともかく心中兵装?心中って品川心中とかの?」
    「…それだよ。こいつ、使用者の心臓に外科手術で測定器を埋め込み起爆装置にした爆弾だ。使用者ごと死ぬのが前提の兵器…イカれてる…起爆は使用者の死亡時及び気絶した時。誤作動を防ぐために己の心臓の状態をあらゆる手段を用いて計測…走り眠り時には過度な負荷をかけ薬品で再現しとどめに…自慰のときの状態まで計測…開発者としては尊敬するが、人として終わってる」
    「……絶句ってこういうとき使うんだね…」
    「雷帝…噂以上の狂人ですね…ウタハ?」
    「いや『メジェドの眼』は未完成とあるんだが…『アヌビスの秤』より後発ナンバー…?」
    「それの何が引っ掛かるの?」
    「三つもあれば開発思想は理解できる。『シェマタ』のプラズマ砲弾、『アヌビス』の神秘貫通、『メジェド』もまた神秘の守りを破るためのものだ。どいつも生徒を殺傷するため…」

  • 33二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 00:57:12

    >>32

    「神秘貫通弾は完成している。『シェマタ』は失敗作としてアビドスに売られた。やはり『メジェド』がノイズだ…『シェマタ』は生徒会長の名前、元ネタでもファラオの名。対して『アヌビス』は神格。ファラオは神と同一視されるが神そのものじゃない、神格は神格としての名がある。なのに未完成品の『メジェド』に神格の名を…?」

    「最後の作品だっていうから間に合わなかっただけじゃ?」

    「そこからしておかしい。神秘破壊の目的は前作『アヌビスの秤』で達成してる。なんで後発作品の『メジェド』で実装出来てないんだ?弾丸と爆弾では違うが基礎理論は流用可能な筈。失敗作に適当な生徒会長の名をつけるようなプライドの高い雷帝が未完成品に神格の名をつける?矛盾してる」

    「ウタハ?あなた何がおかしいと言いたいんです?」

    「だから、矛盾してるんだよ。雷帝の思考回路からして命名法則が………まさか」

    「概要読み返しても…」

    「…使われてる」

    「え?」

    「『メジェドの眼』も『アヌビスの秤』も実際に使われてる。効果は実証されてる。その上で『メジェド』は未完成と判断された。ゲヘナ中心部半径1kmを消滅させながら死人が出なかったから。…ああくそ!そういうことかよ!いい性格してるな雷帝ってのは!」

    「ウタハ!?」

    「何が原因か知らんが最後の最後で躊躇ったんだ!爆破効果を下げた!『メジェドの眼』は未完成なんかじゃない!『神』の名を冠する雷帝の殺戮兵器だっ!!」

  • 34二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 01:17:39

    ヒヨリはクロノスのリポーターマイとシノンとまた動いていた。どうやらシノンがハッとした表情になる。その様子だと広域通信がなんらか伝えられたらしいです。そして天空より現れた巡航ミサイルはある人物によって撃沈されていました。
    ─桐藤ナギサによって。
    その黒翼はまるで反転している事を示唆しているのか確認しました。小鳥遊ホシノもまた戦線へと到着した様子だからか目に見えてユスティナの数自体は減っている…。だがしかし…何かがおかしい…?違和感を感じていた私は思い出したかのようにハッとなる。
    ヒヨリ「くぅ!!(間に合うでしょうか…!!)」
    FOXの人の声を無視せざる負えない程顔面蒼白となり、私は古聖堂へと駆け出すのでした。
    私はそんな事を思いながら

  • 35二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 01:41:25

    >>34

    訂正 私はそんな事を思いながらは抜きでお願いします。

  • 36二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 04:11:24

    オトギ《あー、あー、マイクテスト…完了!えーっと
    見えてる?こちらエデン条約調印式会場です。》

    クロノス報道ヘリの機器をごく短時間だけ再起させ、
    慣れない報道を始めている…流石に自身の姿は気にして
    帽子で耳と頭を隠してる

    《コレを観てる…聴いてる人達、調印式会場に
    いるなら会場外に避難をして!コレはタダの直感、
    直感なんだけど…会場にもう一波乱ある気がする!
    それと外部の方々、避難した人達に手を貸しt…
    見つかった!やめろっ…》

    一分に満たない外部への一方的な連絡ではあるが
    会場内外に状況を伝える…直後に反転した生徒から
    襲撃を受け、カメラに赤い何かを散らして途絶える

  • 37二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 06:07:11

    目に見えた援軍の影。そしてアリウスの巡航ミサイルを破壊した人物に内心驚きを顕にしつつもその破壊力に驚く。
    「…桐藤ナギサ…か!!」
    雰囲気は大きく変化しているとは言え神秘の量から考えれば当然…だと思い至る。私の様に下駄を履いて漸くテラー化が出来る私とは違うらしい。成程…。私と似た悪意の感知能力。イチカの奴の『お願い』が、そしてトリニティの『悪意』が『因果』が彼女をここまで追い詰めていた…らしい。
    「(…アイツにも理由はあっただろうが…後で私も謝らなければな…。それに…マコト議長。すみません。)」
    後でいきなりテラー化をして…どうも恐怖を用いた影響からか雷帝時代のトラウマが刺激されたらしく、倒れてしまったらしい。後でマコト議長の好きなプリンでも渡して詫びは入れないといけないなと思いながら…感覚を研ぎ澄ます。
    その『悪意』を捉える。雷帝の遺産『メジェドの瞳』。─あれは恐らく未完成だ。そしてその起爆へのトリガーは…感情の昂りだと察する私。
    ならば感情は冷徹に─全てを一度凍らせる。私なら演じる事が出来る。
    そこに顕現したはまるで虚無が如き存在。
    「エクレール・アーク・ハシース…。連結承認。」
    雷帝の遺産に対する抑止力(カウンター・ガーディアン)。中等部の頃『ある人物』に攫われた時に偶発的に埋め込まれた『力』。
    「─連結回路は第二協定へと承認。其は…穿つ雷を屠らんとする銀の悪魔足らんとする者!!」
    私はそれを全力一歩手前で行使する─!!
    「銀雷よ…!!」
    それは古聖堂内にある雷帝の遺産『メジェドの瞳』の七割、ユスティナの六割、そしてトリニティのテラー化した生徒達全てを沈黙させる。
    それと同時に彼女のテラー化が解ける。神秘の使いすぎだったからか…それと同時に私は体から意識が力が抜けていく。私はそのまま空中から意識を投げ出される形で地面に落下する。
    「イオ…─!!」
    ヒナ委員長の慌てた声を聞きながら意識を私は忘却の彼方へと至るのであった。

  • 38二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 08:35:31

    大量のテラーが蠢く古聖堂周辺、ヒナより『メジェドの眼』確保を頼まれたカヤは、恐怖の一端に触れたがゆえにソレに気づいた。
    反転した多くのトリニティ生、神秘量の桁が違うナギサの気配。広範囲に広がるイオリのテラーの力。その中でもなお深くおぞましく冷たいモノ。
    「シロコ*テラーのテレポートゲート!?」
    黒いモヤが『メジェドの眼』ー脅威的な効果範囲に反し女子高生の手のひらに乗るような大きさーを仕舞った鞄にまとわりついていた。
    「待っ…!くそ!…無いっ!」
    一瞬で消えたモヤに構わず鞄を探るも、そこに己で解除したはずの爆弾は無かった。




    「アハハハハハハハハッ!!」
    爆弾魔と称されたトリニティ最初のテラーは嗤う。
    「ヒナが言ったじゃん!これは誰かの心臓に繋げて使うもの!そう、これの起爆装置は私に繋いでる!私は雷帝の怨念と心臓で繋がってる!私だから、私だけがこの子と心で繋がってるんだ!」
    作戦は成功した。
    見せ札として目立つところに置かれた『メジェドの眼』に誰もが、テラーの力を使うほどの生徒までもが後先考えず力を投入するほど意識を向けさせられた。
    まさか起爆装置を心臓に埋め込み、神秘で繋がる起爆信号を頼りに空間を越えて奪取されるとは思わずに。
    しかし、とテラーの少女は笑顔を歪め消し去る。
    「…あー…ちょっと間に合わなかったか…爆弾特化でもクロコの真似事はキツい…起爆遅延が30秒ってところかな?まあ誤差か…後は私が死ぬなり気絶なりすれば…トリニティとゲヘナとアビドスの主要人物が集ってるここを消せば世界も壊れるよね?」
    氷りかかった『メジェドの眼』を手のなかで玩びながら、爆弾と繋がり爆弾そのものと化した少女…ボム*テラーは世界の破滅を防ぐため奔走する少女たちを見下ろした。
    「ううん、今の私じゃこめかみ撃っても気絶できないな…じゃあ…主人公たちに協力してもらおうかな?」


    「総力戦、ボム*テラー。開戦…なんてね」

  • 39二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 09:45:43

    まずい

  • 40二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 11:10:06

    サオリ「ちっ…。意識を向け過ぎた…!!やられたな。だがしかし…保険を私達が投入をしていないと…?アツコ。」
    サオリ達アリウススクワッドもまた幼少期から地獄を経験して挙がってきた側の存在だ。特にこの場に向かっている槌永ヒヨリと戒野ミサキは『反転』の経験をしても可笑しくない程に追い詰められていた。4人とも既にその素養はあったが─イオリ同様1人を除いて『反転』には至らなかった。アリウスのロイヤルブラッドにして小鳥遊ホシノと同じクラスの神秘を持つ秤アツコだ。
    アツコ「サッちゃん。行くよ。支援お願い。」
    サオリ「分かった姫…!!」
    アツコ「反転…。」
    静かにだが決然とした表情でのそれと同時に紫のオーラが纏われる。それと同時に紫の髪はより黒みを帯びた。
    アツコ*テラー「ロイヤルブラッドとは…どういう存在か…貴女は知っているのかしら。何故アリウスがトリニティ全てを敵に回せたのか…。貴女にとっては最も『大敵』に近い存在である事に…。」
    その言葉と同時に放たれたオーラにより黒い瘴気は霧散する。古聖堂を支配するソレにより駆動する影。古の教義と呼ばれたそれが現れる。
    ヒエロニムス。そう呼ばれたそれはアツコに寄り添うように従う。
    アツコ*テラー「さぁ。死合ましょうか。」
    深く微笑んだ様に彼女には見えたのだった。

  • 41二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 13:31:13

    ネル「渋滞!ヘルメットの抗争!火事!ビルの倒壊で道路がおじゃん!!なっんでトリニティ向かうだけでこんな遠回りしなきゃいけねえんだよザケんなぁッ!!」
    アスナ「運転中に怒鳴んないでリーダー!!私運転下手なんだから!!何で皆免許とってないの!?」
    カリン「普通は持ってるんだ…大型なんて想定外…」
    ウタハ「…ネルがさらにキレる説明ならできる」
    ネル「あぁ!?」
    アカネ「わかってんなら火に油注がないでくださいよ!?」
    ネル「聞かせろ。知らんでいるよりゃマシだ。アスナは耐えろ」
    ウタハ「…リオと一分だけ話せて雷帝の遺産対策のブツを持ち出した。私たちはエデン条約に戦うため向かってる。だが、原作じゃミレニアムは登場してない」
    ネル「…あ?」
    ウタハ「修正力、矯正力、世界の意思。呼び方はなんでもいい、『シナリオの都合』ってやつに阻まれてるのかもね」
    ネル「…じゃあ間に合わねーのか」
    ウタハ「アズサの名言で答えておくよ。…諦める理由にならない」
    ネル「はっ!上等。ぶっとばせアスナァッ!!」
    アスナ「だから運転下手なんだってばぁ!!」

  • 42二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 13:44:21

    『シナリオの都合』が是ならボム・テラーってなんなんだよ

  • 43二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 13:51:04

    何だこの地獄は()

    そういえばまだ大人のカードって描写なかった気がするんだが
    ていうかこの惨状の対抗策がこれぐらいしか思いつかない

  • 44二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 14:12:01

    ニコ『ようやく合流出来た…って怪我酷いね。
    今止血するから待ってて』

    オトギ『しくじったよ、まさか反転した奴に
    攻撃されると身体へ普通にダメージ入るなんて…』

    クルミ『まぁ…無事ではないが生きてて良かった。
    とりあえずは他の連中の動きも慌ただしい。
    ニコとオトギは連邦生徒会のとこへ報告にいけ。』

    ニコ「クルミは?まさかそのまま向かうわけ…」

    クルミ『大丈夫だ、身体の傷も癒えてきたし…
    なにやら来てない人達も来てるようだからな。』

    クルミだけ現地に残って2人は連邦生徒会の
    リンへと報告するのに帰還する

    クルミ『…あれは、ミレニアムの連中か。
    なにする気かは知らんが、追走するか』

  • 45二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 14:27:25

    もうしっちゃかめっちゃかで何が何だか

  • 46二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 15:05:04

    ホシノ「……邪魔だな」

    テラー化したトリモブをまとめて蹴り飛ばす。どうやらエデン条約編までに反転を身に着けた生徒が何人かいるのか、奴らに対抗するために反転しているのを感じ取る。こちらもアビドス分校の生徒達には反転と恐怖の力を使って戦ってもらっているものの、これでは何の解決にもならない。

    ホシノ「ま、派手なのは他の奴に任せようか。アビドスの反転は地味だからね」

    アビドスの反転、及び恐怖や神秘の使い方は、能力特化とは程遠い。ただただ基礎を突き詰めた肉体強化をベースとしたものだ。それ故、ノノミであればミニガンを何丁も担いで見せたり、セリカであれば目にも止まらぬ俊足を発揮したり、シロコなら異次元の体術を発揮したりできている。そのうえで、様々な小技を用いて器用に堅実に、だが確実に安全に強さを積み重ねていく。技術を積み重ね、研鑽していけばそれだけ後に繋がるから。その方針が多くの反転に陥ったトリモブ達を救ったのだが……ともかく、アビドスによって培われ、強化された肉体から生み出される戦闘力は、反転したばかりで恐怖の使い方もなっていないテラモブ達ち比べればまさに月とスッポン。負ける道理もなく、アビドス本校の生徒に至っては反転するまでもなかった。とはいえ、このままでは埒が明かない。よって、

    ホシノ「……というわけで、そろそろ終わりにしようか。爆弾魔さん」
    ボム*テラー「あは、あはは!あなたが来るんだ!小鳥遊ホシノ!メジェドの眼を持ってる私をどうにかできるかな?」
    ホシノ「ふーん……それ誰がつけたのかわからないけど……相当センスないんだね?名は体を表す、って言うのに……」
    シロコ「ん、ホシノ先輩に追いついた」
    アヤネ『理解しました。ホシノ先輩、メジェドの眼、それは神秘兵装であり、通常兵器とは異なります。ですが、神秘であり、メジェドの名を冠するそれは……』
    ホシノ「うん、わかってるよ。どうすればいいかも、ね」
    ボム*テラー「くすくす、どうすればいいかって?どうにかできるならやってみなよ!あはははは!」
    シロコ「ん、こいつを大人しくする」
    ホシノ「シロコちゃん遅れちゃ駄目だからね、じゃあ行こうっか」
    シロコ「ん、わかってる」

  • 47二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 15:11:33

    もはや卍解みたいになってる反転正直好き。
    しっちゃかめっちゃかだけどこの群像劇すごく好き

  • 48二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 15:21:42

    ゲヘモブ「ん?あれは…」
    イロハ「通信手、発言は明瞭に」
    ゲヘモブ「えっと、武装生徒を確認!あの制服はSRT…んん!?武装生徒よりハンドサイン!トラック、突入、援護ぉ!?」
    イロハ「…想定外に想定外重ねて追加に想定外。考えんのはマコト先輩の仕事でしょ」
    イブキ「そーいうときゃ考えんのやめるが吉だな」
    イロハ「そーですね。…通信手!後続に手旗信号!全車反転、攻勢に出ろ!舌噛むから全員何かに捕まれ!!」

  • 49二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 17:06:21

    決戦場となり半壊した巨大な塔。バビロンタワーと呼ばれたゲヘナ学園知識の中枢。そこに雷帝は横たわり、空崎ヒナは敗者を見下ろしていた。
    『…流石…ゲヘナ最強…私では勝てんか』
    『マコトを撃って切り札を晒したおまえの失策よ。撃たれて死ぬとわかっていればどうにでもなる』
     手足から血を流しながらヒナは血を吐く雷帝に侮蔑の目を向け続ける。三発、避けきれず神秘貫通弾を受けた。だがそれがどうした。戦友を撃った、自分たちを騙し続けたこの外道に負けるにはあまりにも足りない。沸騰し続ける頭でヒナはこのクズをどう処分するか考える。マコトが目を覚ます前に消し去りたい。だが手段を思いつけないほどに、空崎ヒナは善良だった。
    『は、はは――ああ、ヒナ。マコトは、まだゲヘナに?』
    『…動かせないほどの傷を負わせておいていけしゃあしゃあと。殺されたいの』
    『そう、か…ふ…ダメ、だな……マコトを、連れていきたいのは…あそこじゃない』
     倒れ伏しているのに余裕を感じられる。その事実に、雷帝から剥ぎ取った「ゲヘナを滅ぼせる爆弾」を握りながらヒナは背筋が徐々に冷たくなっていくのを自覚した。
    『なにを』
    カチリ
    機械音に反応し雷帝の襟首を掴み上げる。はだけた胸元から、胸の間に埋め込まれた機械が見えた。
    『――!?』
    『神域心中兵装『メジェドの眼』。逃げ切れるかな?ヒナ』
    日常のように、優しく後輩を諭す口調で雷帝は言った。「心中する」と。全身に走る怖気に従いヒナは関節も筋肉も自壊しても構わぬ人生初の全力で『爆弾』を空に投擲し、意識を失った雷帝の体を引っ掴みタワーから飛び降りる。
    次の瞬間、悍ましい光が全てを包んだ。



    フラッシュバックする記憶。遠くに見えるのは黒い少女と対峙する顔見知り達。
    「…拙い」
    焦燥する。もう全員アレを敵と見做し討ち倒す気でいる。アレの胸元に、いつか見た金で象嵌された赤い眼を模した爆弾があるのに。あれは、敵を倒した瞬間起爆するのに。生徒なら死なないかもしれない。だがここには先生がいる。銃弾で死ぬ人が直径2㎞の爆発に耐えられる筈がない。止めねば、だが焦れば焦るほどに口が回らない。こういう時皆に届く声を出せるマコトは意識を失ったまま。解除の手段が無い爆弾の真実に気づいているのは自分だけ。
    「やめなさい!小鳥遊ホシノ――!」
    ヒナは、走り出すことしかできなかった。

  • 50二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 17:07:04

    >>46

    アツコ*テラー「手を貸すわ。アビドスの方。」

    巨人を背にした彼女はアビドスの近くに舞い降りた。

    アツコ*テラー「(…成程。効率良く特化させたタイプ…第三段階ですか。)」

    反転の性格はその人によって大きく違いが顕著に現れていた。トリモブの強硬な反転は力技に近い物だ。そこにはマトモな精神構造は無い。それ自体はアビドスでも私達でも出来る第一段階の様な物であり…はっきり言えば余裕だ。実際合流してきた補習授業部とミサキ、ヒヨリも反転などせず余裕を持って倒している。アビドスの人達はより洗練した所謂長期的な運用所謂第三段階まで入った物だ。発想としてはサッちゃん達と近い方向性を目的としている。一方で私やゲヘナのイオリは反転使用を極力切り札にするかつより神秘の内奥にあるその能力面まででの優位性で押し潰すと言う第二段階における戦術理論を取っている。

    それは何故か─。

    アツコ*テラー「『反転』には段階があるから。暴走をしている第一段階の貴女や基礎を突きつめた第三段階のアビドスなら兎も角下駄を履いて漸くのイオリやまだその系統を慣れない私にその選択は難しいから…。」

    反転を習得してまだ僅かかつ戦闘理論をベアトリーチェによってとは言え手探りで積み上げた私達では小鳥遊ホシノや砂狼シロコと言った面々には及ばないからだ。その分効率は悪くはなるが第二段階は出力面と戦闘における神秘の固有能力の発現により対多数を同時に制圧が可能だ。

    その為─

    ボム*テラーの攻撃はヒエロニムス、本体何方に当たりはしてもマトモなダメージにすらなっていない。ぶっつけ本番とは思えないその出力により押し始める。

    アツコ*テラー「それに貴女はこの古聖堂を餌にしてしまった。…それは私にとって最大の優位性を気付く証明。…返してもらいましょう。」

    衝撃波を放つと同時にユスティナ聖徒の力が途端弱まったかと思うと全てでは無いが機能不全を引き起こしたのか同士討ちを始める。

    アツコ*テラー「我が真名は…『ユスティーツァ』。正義の天秤を傾けた分の揺り戻しとは必ず来る物。ロイヤルブラッドとはその為の抑止力だと知るが良いわ。」

    足元に咲く花がボム*テラーの攻撃の余波を受け流す。そして彼女にもそれが襲う。その花の花粉は意識を遠ざければ爆発する筈の『メジェドの瞳』の効力を…何と無視していたのだから。

  • 51二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 17:16:00

    >>50

    アツコ*テラー「雷帝の遺産『メジェドの瞳』。雷帝のキモさが混じった心中兵装。…つまりは私達を纏めて56する事で世界を貴女は機能不全にする算段。でも…私の能力を相手にするのなら…それは甘い。貴女の見落としは心中兵装が持つ弱点に気付かず運用した事…!!」

    ならば殺しと気を失うギリギリの段階の曖昧な状態にする事で無力化させて停止させるか…内側に閉じ込めてその中で起爆させて一人だけで心中させる。私は…その神業を発現する。

    アツコ*テラー「逝くなら一人で行きなさい。『天秤の裁定(アストライア・コンフォーミング)』…!!」

    魔法陣が球体のようになり、彼女『だけ』を覆う。

  • 52二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 17:19:52

    反転って段階とかあるんか…
    これで第4段階とかまであれば超サイ○人やんけ

  • 53二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 17:25:20

    ホシノ「いい仕事だね。仕上げはおじさんに任せてよ」
    ボム*テラー「何を……ぐっ!?」

    アツコ*テラーの攻撃によって閉じ込められたボム*テラーの胸元に突き刺さるホシノの手。どうにか抵抗しようとするが、その前兆をシロコが悉く射撃で潰してくる。やがて、ボム*テラーの胸元から光が迸る。

    アツコ*テラー「アビドス!?何を……」
    ボム*テラー「こ、これは一体……!?何で、私のメジェドの眼が………!?」
    ヒナ「小鳥遊ホシノ……!それ以上やったら、ここら一帯が……!」

    追いついてきたヒナが、必死の形相でホシノを制止しにかかる。しかし、それをシロコが止める。ホシノに任せればいい、そう言うかのように。

    シロコ「大丈夫。ホシノ先輩はどうすればいいかわかってる。だよね、アヤネ」
    アヤネ『はい。彼女の敗因は……神秘を用いるあの兵器に、「メジェド」の名を冠したこと。そしてこの場で、ホシノ先輩と相まみえてしまったことです』
    ヒナ「それは……」
    アツコ*テラー「……なるほどね。メジェドはオシリスの敵を打ち倒す神。だけど、ホルスはオシリスの敵じゃない。これがただのメジェドと名のついた武器ならともかく、神秘を得てしまった以上、名が体を表すように、あれは「メジェド」の名に縛られる」
    ボム*テラー「な……なんですって……!?」
    ホシノ「メジェドにはもう一つ、面白い逸話があってね?太陽神ホルスが地平線から現れる前の姿とも言われている……それなら、私の神秘でこいつを完全制御できるのは、当然のことだよね?」
    ボム*テラー「う、嘘、だ……」

    メジェドの眼が、ホシノの神秘に作用して完全に沈黙する。胸から腕を引き抜いたホシノの手にはメジェドの眼が握られており、ボム*テラーの胸には傷跡が一つも残っていなかった。ホシノは倒れ、意識を失ったボム*テラーから視線を外すと、

    ホシノ「別に私で処理してもいいんだけど……アヤネちゃん、ナギサちゃんに神秘通信飛ばして。最後はナギサちゃんに決めさせた方がよさそうだし」
    アヤネ『わかりました!ナギサさん、いつでもいけるそうです!』
    ホシノ「オッケー、それじゃあ……終わりにしようか!」

    ホシノがメジェドの眼を全力投球する。空高く放り投げられたそれは、ナギサ*テラーの放った羽によって貫かれ、本来のそれとは程遠い、普通の大爆発を引き起こすのだった。

  • 54二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 17:31:53

    テラーのイメージ
    第一段階 所謂暴走状態(原作ホシノや今作のボムやトリモブ達)
    第二段階 支援を受けるテラー化+固有能力(今作イオリ、アツコ、恐らくナギサもこの位置)
    第三段階 戦闘が派手にならない(今作ホシノ、シロコ)
    位の設定で私は書いていますね。

  • 55二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 17:46:22

    連邦生徒会執務室

    ニコ『た、ただいまー…リン行政官、今帰ったよ。』
    オトギ『ただいま…ごめん、このソファ使うね…』

    (2人ともボロボロ、出血に傷だらけで帰って来る)

    ニコ『色々伝えることはあるけど…先に休ませて?
    ここまで階段登るの辛かった…』

    オトギ『ううっ…げぼっ、ごはっ…。小さいとは
    言っても…肺を抜かれると辛いね』

    ニコが止血用の包帯を取り換える…

    オトギ(やっぱり、あの弾丸は何か変だ…
    撃たれたところ…なんとも言えない違和感がする…)

    ニコ『クルミ…無事だと良いなぁ…』

  • 56二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 17:47:21

    なんか…
    なんか少年漫画みたいになってる!

  • 57二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 17:59:10

    チナツ「その…イオリの容態は。」
    ぐっすりと寝息を立てている彼女。肌の色は戻っているが髪の色は戻っていない。
    セナ「…ハッキリと言いますが神秘を恐らく使い過ぎています。許容範囲カートリッジ分所か自分のオーバーまで使ったみたい…ね。恐らくしばらく仮に目覚めても戦線復帰迄には時間がかかるかと。それに…。」
    マコト議長もまた倒れて昏睡している。余程トラウマが刺激されたからなのだろう。悪夢の中で苦しんでいる様子だ。
    チアキ「…大丈夫なんでしょうか。」
    セナ「彼女は『雷帝』により3発体を撃ち抜かれています。恐らくその時のトラウマをモロにイオリの反転の際に思い出した可能性があります。」
    チアキ「『雷帝』…の事は知っていますがそんなにヤバかったので?」
    セナ「生理的に…存在が死体になって欲しい相手と言えば?」
    チアキ「アッハイヤバカッタンデスネワカリマセン」
    死んだ目のセナにこう返す事しか出来なかった。

  • 58二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 18:00:34

    「普通の…爆発?」
    実際にその身であの爆弾の脅威を受けたヒナだけが違和感に気づいた。あの爆弾は専用の起爆装置でしか爆発しない。いや、そもそもカヤはなにを解除したと言ったのか?起爆装置は使用者の心臓にある筈の爆弾の何を――
    (やった!やった!!ホルスの支配下に入るのは予想外だけど、最後の最後で私が勝った!!)
    ボム*テラーはまだ意識を失っていなかった。意地だけで耐えていた。そして逆転の勝利を確信した瞬間――

    「「「「「「「は?」」」」」」」

    壁をブチ抜いてユスティアミメシスを巻き込み大量のティーガー戦車が突入してきた。
    さらには横転した戦車を乗り越え大型トラックが空を飛び、コンテナを突き破って腕の無いロボットのような何かが現れる。
    『リオより託された有人型プロトタイプアバンギャルド君マークノーナンバーウタハカスタム!!誰でもいいから爆弾こっちによこせぇっ!!!』
    トンチキな光景に誰も動けない。ボム*テラーは衝撃映像に耐えきれずそのまま意識を失った。あと30秒で起爆。
    だが違和感を抱いていたヒナだけが飛び出し、まだ形を残している『メジェドの眼』を掴み珍妙なロボットに投擲する。
    コクピットハッチを開きそれを受け取りあまりの威力に腕を骨折したウタハは悲鳴を堪えながら受け取った爆弾を操縦席に放り込み自身は転がり落ちる。あと20秒で起爆。
    「発射あぁっ!!」
    どう見ても射出Gで中の人挽肉になるだろ、という勢いでコクピットブロックがウタハに追加されたブースターを噴射に直上に打ち上げる。あと10秒で起爆。
    最早第一宇宙速度を振り切る勢いでロボットだった何かは空を進み――全てを消滅させる赤い光を広げるも、それが地上に届くことは無かった。

    誰もが度重なるストレスに忘れていた。
    この物語は「ブルーアーカイブ」。
    シリアスでバッドエンドだらけでえぐくて加減しろと叫びたくなっても――スラップスティックな女子高生たちが綴る、青春の物語である。

  • 59二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 18:09:59

    クルミ『大バカ野郎がよぉ…トラック進路確保の
    為に柱も壁もぶち抜き続けたこちらの
    身にもなれってんだ…畜生、スピアがイカれた…』

    空に輝く爆発を眺めながら地面に手をつく

    クルミ『まぁ、ウタハとか言ったか?あんな
    短時間であれ作り上げたのはスゲェよ。』

    とりあえず防具を外してウタハに
    骨折の応急処置をしておく

  • 60二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 18:14:49

    これで、地獄のエデン条約の1つを乗り越えられた…、んだよね?

  • 61二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 18:18:59

    >>60

    ミカの暴走があるかじゃないかな?

  • 62二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 18:44:13

    シロコ「ホシノ先輩、失敗した?」
    ホシノ「さすがにこれを部外者の私達の手でやるのもねぇ……って思ってたから、決着はトリニティに尻拭いしてもらおうと思ってたんだけど、欲を出しちゃったかな」
    アヤネ『本当に爆発したらどうする気だったんですか……』
    ホシノ「まあ、アバンギャルド君なんて入ってこなかったら私が反転してどうにかしてたかな……いやはや、あんなのが来るのは予想外だったよ」
    シロコ「ホシノ先輩、不完全燃焼なら私と戦う」
    ホシノ「今日はなしだよ。後始末が残ってるんだから」
    シロコ「ん……」
    ノノミ「皆さーん、ご無事ですかー?」
    セリカ「ねー、ノノミ先輩が30人ぐらいでかいのに乗っけて運んでるんだけど、この人達どこで手当てさせたらいいの?」
    ホシノ「うへー、この状況で救護施設生きてるかなぁ……」
    ナギサ「皆さん、ありがとうございます、本当に……なんと礼を言ったらいいのか……」

  • 63二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 19:32:24

    アバンギャルドくんの中の人またも散ったか…

  • 64二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 19:44:15

    今回の事件でよくわかるのは二次小説でよくある転生者掲示板がいかにチートかってことだね
    皆自分の知ってることだけで動いてるから連携とれなくてどんどん事態が悪化してくし通信潰れただけでどうしようもない大混乱が始まっちゃう

  • 65二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 20:10:09

    エデン条約調印式から約3日後
    イオリ「…う…うーん。あれ…私。」
    救急医学部モブ「セナ部長!!イオリさんが目覚めました!!」
    セナ「そうですか!!」
    私は動こうとしたが動けない。ぐるぐる巻きにベッドに縛り付けられていたからだ。
    イオリ「ふぁっ?(え?何か私やばい事したっけ?)」
    セナ「イオリ…!!無茶をし過ぎです!!チナツを呼んできますから…動こうとしない事!!」
    鎧のアタッシュケースは置かれておらずクラックショットも無い。正に前世を思い出す様な部屋に内心は吐き気はするが…自分のやった事だしと反省する私。数分後私はチナツに抱き着かれていた。
    チナツ「イオリ!!良かった!!目を覚まして…!!」
    イオリ「ちょ!!辞めてよ!!皆見てる!!」
    アコちゃんやチアキも来ており、正義実現委員会のイチカも涙を流していた。何故か黒服やベアトリーチェも居て困惑しましたが。
    イオリ「状況はどうなったんです…?」
    セナ「あの後アツコさんとホシノさんがテラー化して黒幕を何とかしました。雷帝の遺産『メジェドの瞳』はアバンギャルド君がどうにかしたみたいです。」
    ベアトリーチェ「貴女も無茶をした物です…。神秘が危うく枯渇仕掛けていましたからね…。何とか黒服に頼んでそれ用の設備を持って来て貰いましたから…。」
    黒服「クックックッ。急いで作るのも大変でしたから…。」
    イオリ「嫌なぜしれっとベアトリーチェさんは兎も角お前まで居るんだよ。黒服さん…。(転生者とは聞いていましたがフランクすぎません?)」
    黒服「取り敢えず貴女…反転で少しずつ変質しています。…力の使うタイミングは気を付けた方が良いかと。」
    イオリ「…分かった。」
    有無を言わせないそれに私は頷かざる負えなかったのだった。

  • 66二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 20:13:21

    ホシノは反転してなくない?

  • 67二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 20:19:09

    >>66

    あ、ミスりましたね。その部分は無しで見て下さい。

  • 68二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 20:36:53

    アスナ「運転怖い…免許返納したい…」
    カリン「身分証に使えるから…」
    アスナ「学生証の方が多方面に使えるもん…」
    アカネ「いや今年卒業ですよね?」
    ネル(シートベルトしてなかったのでフロントガラス突き破り放り出されて昏倒)
    ウタハ「右腕だけで6ヶ所折れたんだが!?罅も入ってるんだが!?なんでだよ私頑張ったろなんでミレニアム1の重傷なんだよ!!」
    カリン「ウタハ先輩は到着後二時間おそらきれいBOTになったアカネよりずっと活躍したから…」
    アカネ「なんでそれ蒸し返すんです!?来たら寝てるだけのアホリーダーよりマシですよね!?」
    アスナ「それはそう」
    カリン「リーダーはアホ」

  • 69二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 21:48:06

    ミレニアム組もお疲れ様
    C&Cは可愛いなぁ(とおいめ)

  • 70二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:15:08

    イオリ「それで…マコト議長は。」
    チアキ「まだ目覚めてない。…精神的ショックが起こされたからだって。」
    イオリはバツの悪そうな表情になる。
    イオリ「アビドスのホシノさんなんかに伝えた時にマコト議長に伝えたんだ。議長のトラウマ刺激しないレベルで出力弱めてアレでも手加減はしたつもりだったけど…駄目だったか。確かアリウスのミサイルの時議長が言ってたっけ。『歴史の矯正力』って。私の足舐めも分岐の一つだから避けられなかったのかな…って。」
    チナツ「それって…。」
    イオリ「だとすると…歴史の矯正力がこの先起きるとするのなら…それはアリウス自治区が危なくなるかもしれない。それで…トリニティはどうなってるんだ?イチカ。」
    そう彼女に私は聞くのであった。

  • 71二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:24:35

    ミカの精神状態どうなってたっけ
    ボロボロだったらミカがナギサがホシノにめっちゃ懐いてるところ見たらホシノ*テラーにミカが凌辱される本思い出してめっちゃメンタルにきそう

  • 72二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:35:45

    クルミ『…エレベーター止まってやがる。
    マジ?あの階まで登らねぇといけないのか…?』

    疲れた身体でヨタヨタと連邦生徒会執務室まで
    重い装備を抱えて登っていく

    ニコ『めっちゃめちゃハードスケジュール…
    避難誘導も戦闘もここまでこなしたのは…』

    オトギ『(肺の血抜きをする)はぁ…自分が
    油断してたのが悪いとはいえ…肺にに
    ライフルで穴開けられるなんて…』

    (尚、カヤが到着した頃にはエレベーター復旧してて
    クルミはぶつけようのない怒りを抱えた)

  • 73二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:50:40

    連邦生徒会モブ「カヤ様!お疲れ様です!」
    カヤ「お疲れ様です。
    …すみませんが少し疲れました。
    5分ほど防衛室長室で休憩します。
    その間誰も部屋に入れないでくださいね。」
    連邦生徒会モブ「承知致しました!」



    カヤ「…さて…誰もいないことですし…そろそろ良いでしょう…
    …【反転】」

  • 74二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:51:01

    カヤ「イオリさんたちが反転する様子を見て何となくコツが分かりました。
    いわゆる【第二段階】に自在に変化することが出来ました。
    …最も、これを使う機会がないと良いのですが…
    …さて…今はこれくらいで十分でしょう…誰かに目撃されないうちに戻りますか…【反転解除】」

  • 75二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:55:12

    〜一方その頃〜

    リン「がみがみがみがみ……くどくどくどくど……」
    カヤ(影武者)「ひぃん……」

  • 76Part7の>>161の人25/06/07(土) 22:58:22

    新しいのSS書いたんで貼ります

    建築作業中
    ミノリ「そこはこうしてこれはあーしてだな...」
    法務部モブA「ミノリ部長、普段はかなりまともであまり笑わないのに、なんでデモの時だけあんなにキャラが違うんだろうな」
    工務部モブB「さぁ、少なくとも普段はかなり優秀だし、なんだかんだでカリスマもあるし、原作とあまりかけ離れないから良いんじゃない?」
    工務部モブA「そういうもんかな〜」
    ミノリ「おい!そこの2人!喋ってないでちゃんと手を動かせ!」
    工務部モブAB「はい!分かりました部長!!」
    ミノリ「よし、あと!30分で交代だから気ぃ引き締めろ!」
    工務部モブ達「「「「イエスマム!!!!」」」」
    ミノリ「よしよし。この調子なら期限内で終わりそうだな(これ終わったらもう予定はないしDUの方でデモでも、しよーっと)」ニヤニヤ、ニヤニヤ
    工務部モブ達「(まーた部長デモの考えてる)」

    天界
    ベアトリーチェ「本当に''普段は''優秀ね」
    デカグラマトン「あぁそうだな」

  • 77Part7の>>161の人25/06/07(土) 23:01:55

    もういっちょ!

    休憩中
    工務部モブA「部長も確か転生者なんだよね?」
    ミノリ「あぁそうだがどうかしたのか?」
    工務部モブA「いや、転生前はどんな人だったのかな〜てっ」
    ミノリ「前の私か?前はよく居るサラリーマンだったぞ」
    工務部モブA「へ〜サラリーマンか〜思っていたよりも普通なんだね〜」
    ミノリ「普通てっ、私をなんだと思っているんだ?」
    工務部モブA「なんだとてっデモ大好き革命家?」
    ミノリ「いやそれは......いや、あながち間違い無いな...」
    工務部モブA「でしょ〜それにしてもなんであんなにデモで笑顔になれるのかは分からないけど...」
    ミノリ「それはな〜その〜なんだ、実は前は親が厳しくてな、色々我慢ばかりでな、なんだかんだ大人になっても理不尽なことが多くて我慢してばかりだったが、転生してミノリになってからは最初はミノリっぽくする為にやって居たがな、途中から楽しくなってな、ついつい笑がこぼれてしまうんだ(^^)」
    工務部モブA「あ〜前の時の鬱憤があってあそこまでキチゲを解放してるのか〜まぁ良かったじゃん推しのミノリに慣れてさ?」
    ミノリ「推し?いや私の推しはイズナだけど?」
    工務部モブA「...え?イズナなの!?」

  • 78二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 23:02:58

    >>70

    イチカ「今は戻ったナギサ様が各所に対処中っす…。然しまさかその力を扱えるなんて…。」

    イオリ「まあ…実験はしていたんだ。ベアトリーチェ…彼女が出していた推論があってね。原作のホシノが《第一段階》で色彩の影響を受けたクロコ何かは《第三段階》だったと。」

    イチカ「つまり…イオリやアツコさんが出していたのは…。」

    イオリ「その中間の《第二段階》。能力と短期決戦に特化した仕様だ。各個人になるが私は神秘の総量の関係、アツコは使用自体が少ない影響で《第二段階》までが限界。恐らくそれ以上に至れるのは小鳥遊ホシノ、砂狼シロコ、うちの委員長、美甘ネル、剣先ツルギ、聖園ミカ…後あり得るとするなら百花繚乱の七綾アヤメの7名だ。うちの議長はテラー化にトラウマがあるから恐らく克服さえすれば使える筈だ。《第二段階》までなら使用出来るのは神秘総量とその過去等の克服何かは条件になるがある程度敷居は下がる。実際総量をアーマーで補ってる私だからテラー化出来たのもあるけど…。」

    そう自らの推論を言うのであった。

  • 79二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 23:39:58

    ウタハ「酷い話だよチーちゃん。私あんだけ頑張ったのにお疲れの一言で帰されたんだよ」
    チヒロ「あーはいはいウタハは頑張ったよ。介護くらいはしてやるから」
    ウタハ「チーちゃんは優しいなぁ…」
    マキ(なんでこっちの部室でイチャついてんだよエンジニア部帰れよ眼に毒なんだよ変な趣味に目覚めんだろうが!)
    ウタハ「腕折れてて工作できないから部室に居ても暇なんだよ」
    マキ「頭ん中に返事しないでくださいよ怖い!」
    ハレ(チヒロ先輩鈍すぎる…!こんだけアプローチされてんのになんでまだ気づかないかなぁもう押し倒されて喰われちまえ!!)
    ウタハ「だからそっちの趣味ないって言ってるだろう」
    ハレ「そんなに顔に出てますかねぇ!?あと嘘でしょそれで!?」
    チヒロ「?」
    ウタハ「元気な子たちだ」

  • 80二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 04:27:56

    メル「」チーン…
    モミジ「…メル、そろそろ元気出してくださいよ」
    メル「うぅ…だって…だってぇ…っ!!」

    メル「あの停電のせいで40ページもあった原稿データが全部パァになっちゃったんだもん!!」ツクエバァン!

    モミジ「だから言ったじゃないですか、定期的にバックアップ残しましょうって…」
    メル「だってだって!あとちょっとで完成だったんだもん!!それなのにいきなり停電なんて…あんまりだよぉ!!!」

    モミジ「まぁ確かに、キヴォトス全域を巻き込む大規模停電なんて原作にありませんでしたからね」
    モミジ「エデン条約の放送も突然途切れてしまいましたし、いったい何があったのやら…」

    メル「うぅ…この復旧作業が終わったら、絶対に連邦生徒会に抗議してやるぅ…!デモ大好き人間のミノリも連れてってやるぅ…っ!!」
    モミジ「はいはい、今はその怒りを原稿にぶつけてください。私も手伝いますから」
    メル「うぅ…」カキカキ…

  • 81二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 08:01:40

    サキ(転生者)「((((;゚Д゚)))))))……いよいよ私たちの出番か……原作の展開を考えるとまずは……取り敢えずボコボコにされる覚悟はしておこう……」

  • 82二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 10:32:23

    ウサギさん達は戦闘力無いからねぇ…

  • 83二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 10:33:41

    ボムちゃんはどうなったんだろう?

  • 84二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 10:37:26

    ボム・テラーならみんなみんな殺して壊せた結果、スッキリ幸せになるどころか元現代日本人メンタルによる良心の呵責に耐えられなくて真の意味で壊れ果てた……という悪夢から飛び起きて団長に再救護されてたよ

  • 85二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 10:38:55

    とりあえずエデンは乗り切ったのか…?

  • 86二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 10:40:30

    転生ミネ団長とか言う本人

  • 87二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 10:41:48

    イロハ「謎の電波障害、キヴォトス全域で被害。損失総額は計算不能か…ね。発電所と補修部品の工場復旧優先させたリン行政官は流石の手腕ですねぇ」
    チアキ「車も制御コンピュータがイカれて大半が動かず。電子制御あんま使ってない戦車ばかりが道路を走ってるっていうアナログバンザイ時代の到来ですねー」
    イロハ「世紀末かな?」
    チアキ「洒落になってませんよ。ミレニアムはセミナー会長が行方不明。トリニティはティーパーティーが崩壊してるって報道に乗っちゃって、我らがゲヘナは議長不在。三大学園が機能不全だなんて前代未聞です。今なにか起きたら対応しきれるか…」
    イロハ「……マコト先輩が目覚めるまで平和ならいいんですけどね」
    チアキ「ところでパソコンの復旧まだですか。手書き書類さばくのいい加減限界なんですけど。腱鞘炎なりそう」
    イロハ「インフラ優先に舵切ったサツキ先輩恨んでください」
    チアキ「行政がなー!動かないとなー!インフラもなー!」

  • 88二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 11:06:00

    ノア「キヴォトス中から電子製品の発注が止まりません…こっちだって復旧中なのに…」
    コユキ「にはははははすっごーい稼働率に対して発注1341%!にははははははナメんなぁ!!いきなりパソコン千台も出荷できるわけねーだろ常識で考えろボケェ!!」
    ノア「コユキちゃんがまた壊れた…一時間ぶり46回目…」
    ユウカ「できるだけカイザーエレクトロニクス他自治区外企業にも回しなさい…カイザーなんか頼りたくないのにー!」
    ノア「もうリオ会長呼び戻しましょうよあの人だけ遊んでるのもう堪えられません!!」
    ユウカ「…アソンデルワケジャ…」
    ノア「こっち見て言ってくださいよ!!」

  • 89二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 11:39:49

    ミレニアム地区交差点

    ニコ『…(手信号で交通整理中)いや不満は無いよ。
    だってね、必要な事だもんね?信号もイカれて
    誘導員も必要だからね?…しんど』

    交差点のド真ん中にお立ち台を置いて
    誘導灯を使って車を整理してる

    エデン条約調印式会場

    クルミ『はぁ…しばらくはここで作業か?派手に
    ぶち壊してくれたもんだよ。瓦礫の片付けも
    しなきゃならんし、作業重機も使えないらしい
    じゃねえか…』

    大きな瓦礫を破砕して運搬している

    ミレニアムサイエンススクール

    オトギ『さて、ここが最先端を行く設備(停止中)が
    ある学校か!どうもー、ベーカリーFOXです…
    おい、パン食わねぇか?』

    ミレニアムでパンを焼いて生徒に配る妖怪になる

  • 90二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 11:46:32

    ミヤコ(そういえば最近ユキノ先輩を見かけませんね……今どこにいるのでしょうか……カヤ防衛室長なら何か知っているのでしょうか……メインストーリーが始まる前に聞いてみますか……)

  • 91二次創作大好き民25/06/08(日) 11:48:45

    いやはや、後処理が大変だな………
    この後にまだ問題事があるなんて考えたくもないね
    (エデン条約3章、最終編、百鬼夜行1章、アビドス3章?などなど)

  • 92二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 12:18:57

    イオリ「マコト議長の事だが…動ける様になったら私に任せてくれないか?それと…ナギサ様にも会わせて欲しい。」
    チナツ「…取り敢えず無茶だけはしないでよ?」
    イオリ「分かっている。(カルバノグが始まれば私はアーマーとゲヘナの復旧にフルパワーで時間を回せばいいから…。問題があるとするなら最終章開始までにアーマーをおろせるかにありそうだしね…。)」
    アーマーさえ作れるようになれば『別世界』の襲来も多少は対処するのが楽になるはずだ。不安なのは─あの最強格襲い狼だけならともかく他の襲来組がいる事も不安だろうが。

  • 93二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 12:28:50

    『…拙い』
    通信先から漏れた声。そこに滲む焦りにヒマリは嘆息する。
    どこかに引きこもり色々な調査を任せているこの女は原作より遥かに劣ると自認しているが一人で山場を乗り越えた私と比しても遜色ない能力を持っている。ヒマリの評価が高い女が自身と同じ結論に至ったことに軽い目眩を覚えた。
    「やはりあなたもそう思いますか」
    『羽沼マコトの提唱した修正力、原作に無い自然災害、なのに原作の舞台古聖堂に限れば被害規模は同程度…だけど、幾つも重大事件が起きてない』
    「世界の揺り返し、起きると思いますか」
    『わかって聞くのは悪趣味よ。先生の銃撃、ミカの暴走、ブルーアーカイブ宣言。これが見逃されると考えるのは非合理的よ』
    「わかっていても拒否したい事柄はありますよ…起きない可能性もある。テラーの発生がオルタナティブとして埋め合わせたという考えも…」
    『楽観論は逃避よヒマリ』
    「悲観論だけじゃ生きられないのが人間です、リオ」

  • 94二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 12:42:16

    一方のトリニティ 正義実現委員会 部室
    ツルギは考えていた。
    「─可笑しい。」
    確かに先生の銃撃は避けられた。聖園ミカの暴走も今のところない。そして何より─。
    「(ヒフミのブルーアカイブ宣言。今回はそこがスキップされていた。テラー化の大量発生で考えが回しきれなかった。トリニティはこれで風向きは少し良くなっては来ているが…それでも何が起きるか。)」
    「ハスミ副委員長とサオリさんが来られました─!!」
    「そうか…。」
    ハスミ副委員長と来訪したのはアリウススクワッドの錠前サオリだ。
    「済まないな。時間が忙しいのに…。」
    「いや…別にいい。それで…その様子だと悪い知らせか…?」
    嫌な予感がするらしい。
    「『聖園ミカ』に反転の兆候が見られます。セイア様も復帰して来たとはいえ…完全な体調ではありません…。」
    「何…?」
    まさか…揺り戻し…?
    「先生の銃撃は恐らくスルーできてもアリウス自治区が崩壊する鍵はまだある。それを防ぐ為にこれをと。ゲマトリア制作特注通信機だ。テラー化を応用して作成してるから通常の通信の影響を受けない…今の電磁パルスの影響を受けた人物内でも通信は可能になる。ヒナ委員長、小鳥遊ホシノにも配って置いてある。」
    「分かった…。ナギサ様にもこの事は?」
    「伝えておいて欲しい。」
    そう言うと少しの歓談ののちサオリは去っていった。

  • 95二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 12:54:46

    「カヤ。前世でクレヨンしんちゃんの映画を観たことはありますか?」
    「ありますよ。オトナ帝国や戦国大合戦は感動しました。」
    「その戦国大合戦のラストって覚えてますか?」
    「覚えてます。確か侍の人が撃たれるんでしたね。」
    「はい。で何故撃たれたか、一説では歴史の修正力が働いたと言われています。」
    「…何が言いたいの?リン。」
    「…今回のエデン条約ですが、シャーレの先生は撃たれませんでしたね。」
    「はい…!…まさか…これから歴史の修正力が働くって言うの?それで先生が撃たれるってこと?」
    「可能性はあると思います。」
    「…先生に警備を付けるべきでしょうか…」

  • 96二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 13:11:06

    "何もできなかったな…"
    『そんなことはありませんよ先生。テラー化した子達のメンタルケアに走り回ってるじゃないですか』
    "それを無意味とは言わない。あの子達が前に進めるよう努力するのは当たり前だけど大事なことだ"
    『主犯の子も先生に謝って感謝してましたし…無力なんかじゃありません!』
    "ありがとうアロナ"
    でも、と胸の奥が燻る。
    ナギサとミカの件には関われずじまい。
    何かを見落としているという感覚が薄れなかった。
    "…今はあの子達のメンタルケアが優先だな。特にボム*テラーを名乗った子は…後悔が酷い"
    『身体を差し出してきた時は焦りましたね…』
    "エロ同人事件の影響をあれほど恨んだことはないよ…私なんだと思われてるんだ…"
    『せ、先生は清廉潔白ですよ!アロナが保証します!』
    "あれ?私監視されてる?"
    冗談を交わしながら歩き出す。
    傷もない腹が痛んだような気がした。

  • 97二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 13:37:55

    皆大変、先生も大変
    想像するだけで傷も無いのに痛むことってありますよね

  • 98二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 14:07:42

    カイザーコーポレーション本社

    プレジデント「ふう…全工場がフル稼働とはな。受注は増えればいいというものではない」
    ジェネラル「報告に参りました。カイザーインダストリーは連邦生徒会所有のエアリンク用飛行船の修復・補填を優先すると決議しました。完全喪失は11機。空中に浮游したままのものは65%に至り…墜落した被害情報は必要でしょうか?」
    プレジデント「人的被害が出ていればクロノスが騒ぐ。私の耳に届いていない以上些事だ」
    ジェネラル「はっ。では報告を続けます。上記の理由によりPMC装備の修理は後回しになり、現状旧型の車両を倉庫から引っ張り出し運用しております。また空中戦力の稼働率は1割を切っており、PMCはその能力を十全に活かせるとは言い難い状態であります」
    プレジデント「ふむ…インダストリーには連邦生徒会の受注を優先するよう伝えておけ。PMCの武装は最悪ブラックマーケットからの調達も許可する。どうせ一時凌ぎだ、性能は問わん」
    ジェネラル「…はっ。それで、プレジデント。例の計画の進捗についてですが…」
    プレジデント「(…クーデター計画。エデンが起きた以上時間の問題だが…今は進めていなかった連邦生徒会への浸蝕を深める方が…くそっ、正規の取引なのに何故後ろ暗く感じるのだ。忌々しい原作め)…今はいい。兵の慰撫に努めろ。キヴォトスは中央三校も外周圏も動ける状態ではない。物流さえ死にかけていては我々も動けん」
    ジェネラル「了解いたしました(カルノバグはいつ始まるのか…カイザーとして役割は果たすつもりだがこうも想定外の事態ばかりでは修正しきれんぞ…)」

  • 99二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 14:19:16

    ホシノ「それじゃあ無事にエデン条約編第三章が終わったってことを祝してー」
    アビモブ達「カンパーイ!!」
    シロコ「ん……本編以上に働いた」
    アヤネ「私達本当なら最後にちょっと出るだけなんですけどね……」
    セリカ「本当よ、もう……あーもうほんと走り回ったし指揮なんて疲れるんだけど……というかなんで私にその役回りが……?」
    シロコ「セリカは足が速い。それに分校の皆はセリカが大体捕まえてきたんだから他の人がやるより適任。そのために私もホシノ先輩も叩き込んだ」
    ノノミ「色々ありましたが今回で課題も見えましたし、良いことかと思いますよ~?後二丁持ちたいですね~」
    セリカ「それは、どこに取り付けるの……?」
    アヤネ「ナギサさん、トリニティに戻っちゃいましたけど大丈夫なんでしょうか?」
    ホシノ「ナギサちゃんは大丈夫そうだよ?後始末とか色々大変だって言ってたけど、今の私なら平気だってさ。まあ、毎晩電話してきて甘えてきてるけど。今度の休みに会いに行こうかなぁ?ナギサちゃんも喜ぶだろうし」

  • 100二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 14:21:58

    フウカとジュリと美食研が炊きだしやってそう…

  • 101二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 14:44:59

    ヒナ「マコトも居ないけど報告会よ。」
    チナツに支えられて座るイオリ。
    イオリ「先ずですが…皆さんに謝罪を。テラー化の余波でマコト議長が気を失わせた事は謝罪します。その分復帰したら馬車馬の如く働きます。」
    土下座するイオリ。
    ヒナ「イオリ。頭を上げて頂戴。貴女も急いでいたとはいえあの時のトラウマが蘇るなんて…想定していなかった私達も問題があるわ。」
    イオリ「然し…。」
    ヒナ「クヨクヨしないで…それにその力があったからアビドスで対処出来る…そう踏んでいたのでしょう?」
    イオリ「その通りです。」
    アコ「そうですか…暫くは無理をしないでください。ただですら貴女の体の身に起きた出来事は手探りなのです。無茶はしない事。良いですね?」
    イオリ「は…はい。」
    イオリは元に戻る。
    ヒナ「それで聞きたいのだけれど…貴女のそれは時間制限付きとは言ってたのよね?どういうの能力なの?」
    イオリ「私のテラー化は《武器創造》と《テラー化解除》です。武器の火力を増強したりする事もテラー化側のダメージの軽減も出来ます。色彩による反転を解除出来るかは分かりませんが…瞬間火力だけならば恐らくは現反転者の中でもトップに位置するかも。」
    ヒナ「…成程。分かったわ。(単純に多方面を瞬間火力でごり押すタイプかしら…。流石はイオリと言った所かしら。)」
    そうヒナは考えていたのだった。

  • 102二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 16:55:53

    >>81

    こいつ、こんなことを言ってるが後のカルノバグで元第一空挺団のヘルメットに肩外されながらミヤコと二人で支援射撃無効化された状態で元プロ四人のヘルメット団相手に善戦するバケモノである

  • 103二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 16:57:54

    >>102

    後に取り調べの時にサキはこう語ったそうだ

    『生きてて良かった…』

  • 104二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 20:37:45

    ウイ「…あれ!?何かいつの間にか終わってた…?せっかく地図を直す準備もしてたのに…」
    (しかしこの子の解読、思ったより時間が掛かりましたね…けどエデン条約が終わった以上は必要なさそうですね…神秘と恐怖の制御、テラー化した生徒への対抗策…歴史の修正力の影響や最悪の事態に備えた予備プラン…もしかしたら最終編以降…サービス終了まで遊んだ転生者が遺した子なのかもしれませんね…)
    「……これは誰の目にも付かないように厳重に保管した方が良さそうですね」

  • 105二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 20:49:29

    >>104

    イチカ「その確認さっさと共有しておいてくれっすよ…。」

    シミコからの報告でやってきた正義実現委員会の仲正イチカっす。古関先輩が何かしらの翻訳をしてると知り古書館へとやって来ました。そして私が来た時にどうやら翻訳が終わったのかこちらに来ました。

  • 106二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 21:09:13

    >>105

    ウイ「へあぁうッ!?せ…正義実現委員会…!?し…仕方ないじゃないですか!今解読が終わったばかりで…何にせよこの子の抱える情報を今の状況で世に出してしまえばより混乱を招くのは必然かと…それに書かれているのは既に終わったエデン条約編に絡むであろうことばかり…」

    「そちらの事情はあらかた知ってますし、聞いてはいますが…世に出すならばせめて最終編が終わってから出した方が良いかと…」

  • 107二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 21:11:13

    「イオリ、これは部外秘。機密書類として扱いなさい」
    「はい。…ボム*テラー調査報告書」
    「彼女の本名は百目木メイ。トリニティ2年生園芸部所属。爆弾の能力と彼女以降連鎖的にテラーが発生したことから宿す神性は『悪魔メフィストフェレス』と推測。誘惑の悪魔であることに加え異聞にてファウスト博士を爆殺している点を重視されたわ」
    「トリニティ生が悪魔?ですか?」
    「そこら辺は書類を読み込みなさい。それで、あなたから陳情のあったボム*テラーをはじめとしたトリニティのテラー生徒の戦力化だけど却下する」
    「…何故」
    「救護騎士団とシスターフッド、シャーレの先生の連名で長期の治療が必要と上申されたから。トリニティの三大組織のうち二つの連名は重いわよ。抗議するなら万魔殿の名前を出すしかない。そして…マコト復帰後のテラー化の進言、これも却下する」
    「っ、それは、自衛のためにも!」
    「あなたが知らないことだから怒ってるわけじゃないと理解して。マコトの傷は深い。克服できるものじゃないの。あの時代の傷は…三年生以上でなければわからないわ」
    「…しかし、これからの敵は…」
    「あなたが焦るのはわかる。ボム*テラー戦だってあなたの能力が無ければ敗北もあり得た。後から知らされて肝が冷えたわ…あの爆弾が完成していたなんてね。特に、凍結させたことで爆破を遅延させたことは高く評価する。あれがなければアバンギャルド君も間に合わず小鳥遊ホシノも対処できたか怪しい。…その上で、ボム*テラーがクロコ*テラーの足元にも及ばないという事実」
    「……」
    「戦闘巧者の砂狼シロコが元になったテラー、その脅威度は一般人がテラー化した今回の事件とは比べ物にならない。だから焦るのも理解するけれど…テラーの力にばかり頼るのは危険よ。あなたを否定するわけじゃない、上司じゃなく先輩の忠告として聞いて。力を求め過ぎればその先に光は無いわ」
    「委員長…」
    「落ち着いて、考えなさいイオリ。私たちは小鳥遊ホシノにはなれない」
    「……」
    「下がってよし。…小鳥遊ホシノは例外なのよ。肉体も、中身も」

  • 108二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 21:12:11

    >>106

    イチカ「ああ…まあ気持ちは分かるんっすけど桐藤ナギサ様からの命令で首脳部のみでも共有しておきましょうって事なんすよ。」

    顔を掻く私。

  • 109二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 21:20:48

    さながら戦後処理だねえ…うへえ

  • 110二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 21:24:29

    オトギ『ただいまー、やっぱり我が家はいいね』

    モモカがソファで疲れて寝てたのを見て
    オトギが彼女の執務机に座って代行執務を始める

    ニコ『はー、疲れた…そういえばここって
    シャワールームとかないの?』
    クルミ『室長、今回の瓦礫撤去作業の進捗を
    報告したいんだが。』

  • 111二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 21:24:50

    >>107

    イオリ「『雷帝』…。」

    彼女の奥底に広がったのはそれ程までに今回の1件でヒナ委員長やマコト議長達3年へと残した爪痕が大きいのだと思い知らされた。立ち去って扉を閉めるとそう呟く。

    イオリ「…私だって分かってない訳じゃない。」

    報告書に意図して言っていない事がある。ヒナ委員長もマコト議長にも言っていない事。私は『ある事件』で『雷帝の腹心』と縁を持っている事。恐らく私があのテラーになったのも…そこからだと。そしてその縁の鍵になるのはアビドスに眠るあの『列車砲』だとも。

    イオリ「(無論ヒナ委員長の忠告も頭に留めて置く必要がある…。力を求めすぎるな…。小鳥遊ホシノにはなれない…か。)」

    静かに深く溜息を一つつく私。確かに彼女みたいに何でも出来るとは限らない。実際『矯正力』とやらがあるのなら…な。

    チナツ「あ、帰って来ましたね。」

    イオリ「チナツ…か。」

    チナツ「その様子だと色々言われた見たいね。」

    イオリ「まあ…な。」

    戦力拡充の意見が退けられた事等を話す。

    チナツ「貴女が焦る気持ちはご最も。だがしかし『雷帝』は私達すら知らないファクターです。(セナ部長の顔があんなに険しいのは初めて見たかも知れませんし…取り敢えず経過観察を行いながら…ですね。)」

    そうチナツは溜息をつくのであった。

  • 112二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 21:31:33

    >>108

    ウイ「……わ、わかりました。解読して写した物をお渡しします…内容が内容なだけに首脳部にくれぐれにも扱いは気を付けるようにお願いしますよ…特にシスターフッドには…」(劣化した本の状態に加え、テラー化など2025年前半の本編でも謎が多いのに事細かく書かれている以上遺したのは現実の未来から大昔のトリニティ生に転生したプレイヤー…というのが私の予測ですが…)

  • 113二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 21:36:00

    〜連邦生徒会シャワールーム〜

    ニコ『おや?先客がいたみたいだね。』
    リン『ニコさん。お疲れ様です。』
    ニコ『リン行政官もお疲れ様。
    …リン行政官…また胸大きくなった?』
    リン『//』

  • 114二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 21:37:46

    >>112

    イチカ「了解したっす…。(然しナギサ様が復帰してくれたのは救いではあるっすけど…私もあの子と同じだ。テラー化の本質も恐らく近くなるって事何でしょうか。)」

    そんな事を考えながらナギサの居る首脳部へと向かうのであった。

  • 115二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 22:04:57

    雷帝は黒髪のイケメン系女子を想像してるのでマコトと絡むと絵面がBLになる

  • 116二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 22:21:05

    ニコ『リン行政官髪サラサラしてるし肌スベスベだし胸大きいしで羨ましいなぁ…』
    リン『…胸はともかく…仮にも私は会長代行ですから身だしなみを整えるのは当然です。キヴォトス中に見せても恥ずかしくない見た目じゃないといけませんから。』
    ニコ『それもあるんだろうけど〜…一番の理由はカヤ室長なんじゃないの〜?やっぱ好きな人の前では綺麗でいたいじゃん?』
    リン『………//』
    ニコ『おや〜?図星かな〜?…ねえねえ!カヤ室長とどこまでいったの!?』
    リン『はい!?こんな時に何を聞いてるんですか!』
    ニコ『こんな時だからこそだよ!恋バナ聞いて気を紛らわしたいの!』

  • 117二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 23:59:47

    ゲヘナ学園救急医学部特別病室

    仕事の合間を縫ってサツキは未だ目覚めぬマコトの元を訪れていた。
    「…う…ぐ…うぅ…っ」
    「…まだ苦しめるのね…議長…『雷帝』…」
    雷帝の非道。サツキは誰より、もしかしたらマコトよりも熟知していた。かつて雷帝が組織した万魔殿情報部…裏では仮面のテロリスト『雷帝』の手足となったテロ集団『黒い森』に属していたから。
    「…いい加減私たちを解放してよ…」
    正しいと信じた。原作知識よりも優先されるほどに雷帝の示した未来は魅力的だった。だが、それは全て裏切られた。表のゲヘナ議長としても、裏の雷帝としても、関わった人全てを裏切り雷帝はキヴォトスを去った。
    サツキはマコトの手をとる。
    「華奢な手…学園じゃイケメンだって人気だけど…マコトちゃんだって女の子なのにね…」
    過去の一番重い部分を背負わせてる罪悪感にサツキは俯く。自分は罪人だ。最悪のテロリストの手下だった。なのにマコトはそれを許し手元に置いてくれた。どう購えばいいのか今でもわからない。
    「う…あ…」
    「早く起きてよマコトちゃん…仕事、いっぱいあるんだから」
    かつて敵対した最も愛しい上司にすがる。



    「……描写外で飛行船墜とされたし…」
    「うぐっ…ぐうううぅぅ…っ」
    「桐藤ナギサの流れ弾で墜とされるなんてね…」
    「ぎ、ぎぎぎぎぎ…っ」
    「戦車隊も3分の2が工場送りだし…」
    「ぐぅああああああああああ…っ」
    「今回のゲヘナの損失額知ってる?年間予算の3倍」
    「ぎぃやああああああああああ…ッ!」

    羽沼マコトはまだ目覚めない

  • 118二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 00:08:32

    氷室セナ─。彼女にとって『雷帝』とは同じことを目指す仲間…いやそれ以上に大敵であり外道だった。あの女は口では良い外面を取り繕いながら…裏で多くの人体実験をしていた。チナツを風紀委員会に送り込んだのは彼女側の事情を組んだのもあるが…─。
    「流石にこの事をまだ他の皆に伝える訳には行かない─。」
    そこに書かれた資料─『シェマタ:キヴォトスゼロ計画』そしてそこに関わる『銀鏡イオリ』の名前。『雷帝』が残したあの兵器の真の意味を知るのはまだ─私しかいない。辛うじて『黒い森』に居た京極サツキなら知っているかも…だが。
    「…ごめんなさい。私は最悪だ─。」
    そう心の奥底でそんな言葉を吐くのであった。

  • 119二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 00:13:55

    ごめん、不憫なマコトちゃんにちょっと笑った

  • 120二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 01:00:38

    >>117

    ねえ絶対ラストのそれで追い打ちかけてるよね?

  • 121二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 01:05:11

    一方その頃 便利屋事務所では
    カヨコ「これ本当に大丈夫なの?」
    アコ「『…一先ずはですね。』」
    カヨコ「そう…。『雷帝』の件は内密にね…。」
    電話が切れる。
    カヨコ「(恐らくだけど…『雷帝の腹心』絡みの反転って…銀鏡イオリ。貴女に何があったの…?)」
    エデン条約の一件にて明らかになった銀鏡イオリの反転の力に私─鬼方カヨコもまた困惑の一途を辿っていた。
    カヨコ「(確か…彼女の神秘はアザゼル…仮説だとそうよね?複数の神秘が混じっている…そんな感じなのかしら?)」
    アル「どうしたの?…その様子だと悩み事かしら?」
    カヨコ「社長…。御免。まだ話す時じゃない…それにこの件には関わらないで欲しい。」
    アル「そう…。『あっち』方面ね?分かったわ。」
    カヨコ「…!!…ありがとう。」
    そう言うと私はある人物へと連絡を取るのであった。

  • 122二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 01:11:23

    トリカスA「ねぇねぇ、これ見てよ」
    トリカスB「あれ?この写真ってナギサ様?隣にいるのは……誰だっけ?」
    トリカスC「あー、アビドスの小鳥遊ホシノだよ。ほら、あの時トリニティがやばくなったところで助けに来てくれた人達」
    トリカスA「あー、そうそう。確かさ、おかしくなってるトリニティの生徒達を引き取って治療とかしてたんだっけ?ナギサ様も監禁されておかしくなってるところを助けてくれたのが彼女だとか。今も定期的に彼女に会って治療とか受けてるんだって」
    トリカスC「アビドスってすっごい小さい学校って聞いたけどいつの間にかでっかくなってたよね。トリニティ程じゃないにしてもさ……ま、ナギサ様を助けてくれた相手だし、トリニティのために頑張ってくれてたしとりあえずいい人って事でいいんじゃない?」
    トリカスA「まあね、それでさ……この写真。魔女に見せてやらない?アビドスのホシノと一緒にいるときの方がこれだけいい笑顔だしスキンシップも取れるんだって……クスクス、楽しそうじゃない?」
    トリカスB「おっ、いいねぇ。魔女がどんな反応するか楽しみ!」
    トリカスC「絶望したらいいんだけどなぁ、さすがにそこは高望みかなー?」
    トリカスABC「「「あははは!」」」

  • 123二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 01:50:51

    こんな時でも変わらないなトリモブは……(白目)

  • 124二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 06:13:28

    《ミレニアム コーヒショップ》
    イチカ「すみません。遅くなりました。」
    チナツ「いえ…さほどは待っていません。」
    イチカ「そうっすか。それで…。」
    チナツ「あの…大変失礼なんですが…イオリ。彼女の前世で一体何があったんですか?」
    イチカ「…!!」
    チナツ「無論ある程度は聞いてはいます。ですが…彼女まだ隠していますよね?」
    イチカ「…やっぱり元精神科医のお医者さんは誤魔化せないっすよね。」
    そうため息を付くと話し始めた。彼女は元々資産家の家に生まれたらしく、豪華な服は当たり前と基本的には何不自由は無かったとの事。実際アルビノである事も問題にはなってはいたが…その優秀さから非凡な才覚はあったらしい。だが。
    イチカ「彼女は元々病弱でした。難病の1つヘルマンスキー・パラドック症候群。…彼女がなっていた病っすね。」
    チナツ「ヘルマンスキー・パラドック症候群…。確か致死率の高い肺炎等を併発させるアルビノに起きやすい病気ですね。」
    イチカ「彼女が生まれて6年経った頃っす。妹が生まれたらしいんすよ。その妹は健康体でかつ優秀だった。それがきっかけで見る目が変わり、目に見えて親の期待が妹に映った。そしてその事に気に食わなかった彼女は反抗して肺炎で倒れた。それがきっかけで親からは『何も生まない金食い虫』と言われて差別されるようになったらしいっすね。」
    チナツ「(…彼女の責任もあるでしょうが同等いやそれ以上の妹が生まれた事で見捨てた…ネゲレクト…ですか。)それで…。」
    イチカ「私に出会うまでアイツは絶望していた。自分にも世界にも。苦しむ為に生まれたんだってまで言っていたっすね。」
    チナツ「…。」
    壮絶。その一言に尽きたのであった。

  • 125二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 06:18:25

    >>124

    イチカは深く深く溜息をつく。

    イチカ「あの子は認められる事、自分が頼られている状況を存在している意義にしてるっす。…多分頼られなくなったらと感じたりでもしたらアイツは…。」

    チナツ「暴走する。かも知れないと?」

    イチカ「今のアイツはテラー化も体得している。先ず間違いなくゲヘナで最もテラー化に熟達しているから驚異になる。多分最大の脅威へと化けるかも知れない。だから頼みます。」

    チナツ「…出来るだけの事はやってみます。ですがそうなったらその時はトリニティの皆さんにもよろしくお願いします…と。」

    イチカ「ええ。すみません。」


    そう言うと2人は歓談し別れた。この出来事が後にイオリを救うきっかけになることを誰も知らない。

  • 126二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 06:19:36

    オトギ「強くなりたいなぁ、ニコは新しい
    才能に目覚めたらしい…私も一つくらい
    尖った能力欲しいなぁ…『強くなれる薬』…っと」

    クルミ『怪しい物検索すんな…しかもそれ
    生徒会のパソコンだろ、さながら気分は
    学校の情報室で遊ぶピンボールってところだな。
    …変な事は考えるなよ、例の反転やテラーを
    見ただろ?仲間があんなバケモノになるのは
    真っ平御免だからな。』

    オトギ『分かってるよ…うん?薬じゃないけど
    身体が丈夫になるネックレス…か。』

    クルミ『…なーに買おうとしてるんだよ!?お前それ
    原作セリカと同じじゃねーか!騙されるな!』

    マウスの奪い合いを始める特殊部隊の2人

  • 127二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 10:51:34

    このレスは削除されています

  • 128二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 12:18:53

    ゲヘナ学園中央食堂

    「マコト議長まだ昏睡してんのか?」
    「誰がうちの議長やりやがった…!剣先ツルギか!?」
    「トリカスどもが…平和条約とか言って騙し討ちかよ…!」
    「飯が不味いくせに調子乗りやがってトリカスがぁ…!」
    「え?メシ不味いの?お嬢校なのに?」
    「……名物食いに行ったんだよ…ゼリーで固められたぶつ切りのウナギが出てきた…」
    「…なんて?」
    「蒸されてねえから骨残ってるし味しねえしなんなんだアレ…」
    「マジかよ…」
    「人の食いもんじゃねぇ…」
    「何食って生きてんだトリカス…」


    フウカ(嫌な空気だな…あと美味い店もあるよトリニティ…カイザーフーズのファミレスだけど…)
    「カツ丼大盛りに味噌汁の代わりにラーメンとお新香にサラダ追加で!」
    フウカ「よく食うわね!?」

  • 129二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 12:19:35

    過ぎた力は破滅を呼び込む事しかないのに…

  • 130二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 13:44:24

    >>128

    彼女達は知らない。まさか身内がこれをやったとは。

  • 131二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 14:41:06

    >>128

    モチーフのイ〇リスならクリームソースの野菜とお肉のパイの包み焼きとか美味しい料理も一定数あるんだけどねぇ

  • 132二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 14:53:36

    >>131

    不味い物は不味いけど…結局問題なのは調理の

    雑さだと思うんだよね。

  • 133二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 15:04:28

    トリニティグルメ情報
    美味しい店
    ・カイザーダイナー(キヴォトス全国展開)
    ・ニャオバーガー(キヴォトス全国展開)
    ・カフェ(提供品・サンドイッチとお菓子類)

  • 134二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 17:39:26

    >>132

    ウナギだって丁寧に調理すれば食べられるだろうにねぇ…

  • 135二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 17:45:46

    >>133

    オトギ『トリニティのグルメ情報なのに地元飯が

    ほぼ入ってない!?大丈夫なのコレ…』


    ニコ『なんというか…凄いとしか言えないよ』


    オトギ『そしてコレが美味しく食べれる

    レベルに調理したウナギゼリー寄せだよ。まぁ…

    もう別物だから【ウナギの煮凝り固め】って

    名前書いたほうがいいレベルだけど…』


    クルミ『お前、カルバ2章終わって矯正局で

    飯屋開いたらどうよ?』

  • 136二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 17:47:55

    カヤ(本編開始するまでRABBIT小隊やることなくて暇でしょうから社会奉仕させますか)



    〜そしてトリニティのとある場所〜

    ミヤコ「SRT流カレーの炊き出しやってま〜す。
    一杯いかがですか〜?」

  • 137二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 17:53:28

    >>136

    トリモブ「…カツカレー?」

    トリモブ「カツカレーだ…」

    トリモブ「本物のカツカレー…?」

    トリモブ「何年ぶりに見ただろう…カツカレー…」

    ゾロゾロ


    ミヤコ(…カツ…?乗せてない普通のカレーだけど…?)


    ※イギ○スでは日本風カレーをカツカレーと呼ぶ、

  • 138二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 17:55:58

    〜ミヤコたちがまだ入りたてだった頃〜

    ミヤコ「(=゚ω゚)オトギ先輩!カレーの味付けの確認お願いします!」
    オトギ「(`・ω・´)どれどれ………
    (・ω・)………
    ( *`ω´)コクが足りない!こんなものを他の隊員に食べさせられない!やり直し!」
    ミヤコ「(;ω;)す、すみませんでした!すぐ作り直してきます!」

  • 139二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 18:58:50

    イオリ「もっきゅもっきゅ」
    そんな効果音が鳴るくらいには何かを食べているイオリ。彼女が食べていたのはレモンを掛けたの唐揚げだ。ここはゲヘナの給食部。唐揚げ定食をガツガツ食べる彼女は思う。
    イオリ「(何だろう…。ここの所ずっと満たされない感触…だな。)」
    外交でミレニアム、アビドスに赴く事は増えたとは言え余り満たされていなかった。たまには違う場所に足を伸ばしてみるか…そう考える。確か美食研究会が食べようとしていたお祭りに行くのも悪くない…か。
    イオリ「(百鬼夜行…か。あそこは百花繚乱編でも動くとは限らない…しな。)」
    そう考えると休暇届を出して自分は久しぶりに百鬼夜行へと赴く決断を固めたのだった。

  • 140二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 19:13:20

    ゲヘナ自治区バーガーショップ

    ゲヘモブ(現地)「今日さぁトリカスがまともなもん食ってねえって話になったんだけどさ…」
    ゲヘモブ(転生)「まあ…ひでえなアレは(モチーフに忠実すぎんだよな…原作あそこまで終わってたっけ…?)」
    ゲヘ現「なんかお茶ばっか飲んでるっつうしお茶請けの木の実とかばっか食ってるからあんなガリヒョロだらけなんかなぁ?」
    ゲヘ転「(コーラスプラッシュ)げっほげぇっほぉっ!!お前マジふざけ、ごっほぉっ!」
    ゲヘ現「天使って飛ぶらしいし(※この世界のトリニティ生は飛ばない)飛ぶために軽くしなきゃいけねーのかなって」
    ゲヘ転「おっま、ごっふぁ!畳み掛け…ッッ」
    ゲヘ現「骨と皮みてーなガリヒョロかわいそうだし今度握り飯でも食わせてやった方がいいかなトリカス…」
    ゲヘ転「(呼吸困難)」
    ゲヘ現「あれ?どした?……しんでる」

  • 141二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 19:24:48

    >>139

    百鬼夜行かぁ〜あそこの転生者達どうなってんだろミレニアムみたいに転生者のグループができてるのか、ほぼ全員が転生者は自分だけと思ってるのか…そういえばイオリってメス堕ちレンゲのこと見かけてたよな、百鬼夜行に行ったら話しかけたりするのかな?

  • 142二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 20:26:01

    >>141

    忍術研究部は転生だって確か互いに分かっている。百鬼夜行にこのタイミングで動くのは単純に楽しむのもあるんだけどお祭り運営委員会や百花繚乱紛争調停委員会の同行を探る意図もある。まあタイミングを見てレンゲには接触するかもだが。

  • 143二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 21:16:17

    >>141

    百花繚乱組と花鳥風月部は全員二章実装前からの転生組で、アヤメが縁壱ムーブをしていたり、ナグサがほぼほぼ本人レベルで自己肯定感が死んでいたり、レンゲが先生ガチ恋勢になったりと割とカオスな状態だけど、全員が全員自分以外は本物だと思っている。

    修行部と忍術研究部は互いに転生者だと気づいていて、陰陽部とお祭り運営委員会はスレ内の描写が薄くて分からない。

  • 144二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 21:31:35

    転生組の一部はトリカスのことを口滑ってブリカスって言いそうになったりすることがちょいちょいありそう?

  • 145二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 21:54:34

    ゲヘナ学園中央地下666m 終焉封印庫『リバースバベル』
    雷帝戦争時消滅したバビロンタワー跡地に出来た深度750mの巨大陥孔を利用した「破壊不能」の雷帝の遺産封印施設。常時マイナス60度で冷凍処理された数多の遺物が眠っているその場所に防寒服を着込んだ京極サツキの姿があった。

    「サツキ。心配事は?」
    「ヒナ…無事よ。残った『メジェドの眼』はそのまま。テラーの子、本当に改心してくれてるのならいいんだけど」
    「爆弾だけとはいえ空間を越える。厄介ね…シロコ*テラーにこの場所が知られたら」
    「原作にこんな施設は存在しない。その点に賭けるしかないわ。テレポートを防ぐ手段なんて思いつかない」
    「大層な名前の付いた封印措置も全て物理手段…神秘には対応しきれないか」
    「情報封鎖を続けるしかないわ。この場所を知ってるのは万魔殿に風紀を合わせても45名。鍵を持ってるのは4名のみ。アコやセナにすら渡してない」
    「『メジェドの眼』の物質消滅でしか破壊できない遺産…まだあの爆弾の使用は目途が立たないの?」
    「心臓に接続せず起爆する方法は見つからない。今回テラーの子ですら心臓に起爆装置を埋め込んだことからも不可能と結論付けられたわ。『メジェドの眼』もいざという時の保険から厄介な置物に降格よ」
    「残念ね。せめてこいつだけでも消したかったのに」

    ヒナが視線を向ける先にあるのは、500mを越える巨大な船体。

    「…次元航行艦『ジウスドラ』。現存する最大の遺産」
    「アビドスに眠る船の代わりにこいつを、なんて展開御免よ」
    「それは無理でしょうね。そもそもこれは戦闘艦じゃない」
    「…?解析が進んだの?」
    「推理が進んだ、が正しいわ。確証は無い。雷帝の思考からの推測」
    「それで?」
    「凱旋用、もしくはハネムーン用」
    「…は?」
    「目的を果たしキヴォトスから去るための船。もしくはマコトちゃんを連れて新婚旅行に出るための船」
    「…本気で…言ってるのね。…はぁ」
    「あの女のマコトちゃんへの想いは本物だったからね。タヒねばよかったのに」
    「殺し損ねたこと、今でも悔やんでる。…目的、か。何かわかった?」
    「いいえ、それについてはご高説を鵜呑みにするしかない。デカグラマトン関係も探っているけど…」

    「雷帝の真意…『神殺し』…何を企んでいたのやら」

  • 146二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 21:56:17

    待ち合わせをしていた人物─。それは百花繚乱紛争調委員会の人物だ。
    ???「待ちました〜?」
    イオリ「いや待っていないよ。勘解由小路ユカリ。」
    その人物の名は百花繚乱紛争調停委員会の一年生である勘解由小路ユカリだ。彼女とはある事がきっかけで転生者だと知った人物の一人だった。ゲヘナ学区にまで顔出しして来た行動力等出会った時は流石に驚いたが。
    ユカリ「えりーとの案内が必要なんて…どうなさったのですか?」
    イオリ「転生者だと知っている面子がこの百鬼夜行は少ないからね。分かっているのはお前と関わりが強いレンゲ先輩位なものだろ。」
    ユカリ「まあ…身共からしてもレンゲ先輩は分かりやす過ぎましたからねぇ。それで…その様子だと楽しみつつ他学区を探っているのですか?」
    イオリ「まあそんな所。各治安維持組織の下に連携が出来る地盤整えておきたいし。それに百鬼夜行と言えばシュロやコクリコの動向も気になる。目撃はされてないんだよな?」
    ユカリ「ええ。今身共の範囲では確認は出来てません。」
    イオリ「そっか…なら良いや。最初は焼きそば行きたい。案内してよ。」
    ユカリ「はいっ!!」
    そう言うと2人は喧騒の中に入っていくのだった。

  • 147二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 21:57:35

    >>141

    修行部と忍術研究部以外には、たしかキキョウがレンゲは転生者だと一方的に知ってたはず

  • 148二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 22:02:46

    >>146

    転生レンゲってそんな分かりやすいぐらい先生のこと好きなのか…元男なのに……

  • 149二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 22:10:31

    メス堕ちしちゃったからねえ

  • 150二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 22:16:53

    先生のことについてナグサに相談した時に、ナグサからもレンゲが先生に恋していることが感じとれるぐらいにはバレバレ

  • 151二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 22:18:44

    ナギサ「ホシノさん、また会えて嬉しいです」
    ホシノ「うへぇ、毎日電話してるじゃん、大げさだなぁ」
    ナギサ「うふふ、声だけだと寂しいものなんですよ」
    ホシノ「それにしてもナギサちゃん服装も変わったねぇ。アビドスにいた頃はずっとトリニティかアビドスの制服だったし……」
    ナギサ「ふふ、どうでしょうか?」
    ホシノ「似合ってるよぉ、ナギサちゃん。顔色もよさそうだし、すっかり元気だねぇ」
    ナギサ「ありがとうございます。ふふ、今日はどこに行きましょうか。時間は有限ですよ」
    ホシノ「うへぇ、そうだねぇ……他のトリニティの人に見られて変な噂を建てられない内に行こうかぁ」
    ナギサ「私はそれでも別に構いませんよ?」
    ホシノ「いやぁ、そう言われると参っちゃうなぁ」

  • 152二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 22:26:39

    着々とミカの脳破壊フラグ立てよる…
    あのバッドエンドスチルが脳裏を過るわ…

  • 153二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 22:42:43

    >>146

    イオリとユカリは歓談を楽しみつつお祭りを見て回っていた。

    イオリ「それで結局…七稜アヤメは《黄昏の寺院》へ向かって失踪ですか。」

    ユカリ「はい。…それとですがアヤメさんのことですが…鬼〇の刃の継国縁壱の真似をしていましたから…恐らく転生者ではないかと。」

    イオリ「(頭宇宙猫)」

    ユカリ「…ああ。たしかそっちの方面は詳しくない…んでしたっけ?」

    イオリ「あ…ああ。済まないな。」

    ユカリ「それで《テラー化》を使えると聞いたのですが…。」

    イオリ「あれなぁ。あまり乱用はするなってヒナ委員長に言われてるから…何処かで治安維持組織同士の合流も兼ねて模擬戦でも考えている。ヒナ委員長や連邦生徒会が承認してくれるかは分からないけど。…ま、エデン条約の被害の古聖堂の件が穏便に済んで良かったよ。本当に。」

    ユカリ「まあそれよりも電波障害の件がやばかったですが。」

    イオリ「あれは《歴史の矯正力》だと議長は言ってた。だから気を付けておけよ?」

    ユカリ「分かりました!!」

    そんな事を話しながら焼きそばを啜るのだった。

  • 154二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 23:03:26

    このレスは削除されています

  • 155二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 00:14:52

    カリン「ぶっちゃけアカネが一番エロいと思う」
    アスナ「賛成一票」
    アカネ「なんでですか!?アスナ先輩にカリンだって鏡見るまでもなくちょっと視線下に向ければエロいじゃないですか!?」
    アスナ「よーく思い出して。ゲームやってたときの私の印象は?」
    アカネ「……………でかい犬」
    カリン「お前がナンバーワンだ」
    アカネ「んんん~!不名誉~!」
    ネル「何騒いでんだオメーら」
    アスナ「あ、リーダー。誰が一番エロいか談義」
    ネル「あ?そんなんリオに決まってんだろ。あのアホ引きこもってからノーブラで通しやがって。通信、映像も出るって忘れてんじゃねーのか?メシ作りに行ってやってもデカ乳ぶらぶらさせてよぉ…」
    カリン「…」
    アカネ「…」
    アスナ「…リオネルかぁー」
    ネル「あん?喜んでんのヒマリだぞ」
    カリン「あの真面目そうな話しながら全痴してたの」
    アスナ「引くわ」
    アカネ「エロとかそういう話じゃなくなった」

  • 156二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 05:46:21

    リオがノーブラはほんとヤバい
    1秒たりとも理性を保てる気がしない

  • 157二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 10:28:24

    このレスは削除されています

  • 158二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 10:44:45

    トリカス「魔女は火刑に処されろ!」
    トリカス「追放されてしまえ魔女!」
    トリカス「…そろそろ正実の巡回時間だよ」
    トリカス「ちぇっ、巡回増えてない?」
    トリカス(善)(やっと終わった…もうやだこんなことしたくない…ミカ様が何したかも知らないのに…なんでこんなことしなきゃ」
    トリカス「……ねえあなた。どうして嫌がってるの」
    トリカス(善)「え、あ」
    トリカス「もしかしてパテル派?」
    トリカス「あーありそう。あそこ迷惑かけられたのに魔女を支持してるやつ多いし」
    トリカス(善)「あ、いや、わたし、は」
    トリカス「ふぅん。じゃあこいつも……いっ、ぎ!?」

    腕を掴まれていた。鉄格子から伸ばされた細い腕に、鉄を歪める圧力で。

    ミカ「…私、そういうの嫌いだな☆見せないでくれる?そんなくだらない裁判ごっこ」
    トリカス「ぎ、ぐぅ…!は、放せぇ…っ」
    トリカス(善)「み、ミカ様…ごめ、ごめんなさい!ごめんなさいごめんなさい!わた、わたし、うぐ、ミカ様…!」
    ミカ「…もう帰りなよ。巡回の子に見つかるよ」
    トリカス「う…!は、はぁ…!ま、魔女のくせに…!」
    少女たちは去り、庇われた者は正実の生徒に保護されまた去っていった。最後まで謝りながら。

    ミカ「…エデンが終わったらしいけど何も変わらない。時間が止まったみたいに感じるな、ここ。…さて、投げ込まれたゴミ掃除するか…な?」
    視界に入ったのは一葉の写真。
    ミカ「え…ナギ、ちゃん…?なんで小鳥遊ホシノ、と…………どうして、わらって……う、ぶっ」
    突如吐き気に襲われミカは写真を握り潰す。

    「お、ぇ……ナギちゃん?……ナギちゃん…あなた、は……ちが、私、私は、ナギちゃんを、そんな資格、私、ナギちゃん、ナギちゃん、ナギちゃん、ナギちゃん……………ナギ、ちゃん」

    握り締めた手は徐々に熱をもって……やがて、煙も出さずに潰された写真を灰にした。

  • 159二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 10:47:43

    アカン。遂に来てしまうか。

  • 160二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 10:48:34

    ああ、ミカが…!

  • 161二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 10:52:06

    間接的にホシノがミカをテラー化させてると知ったらホシノはどう思うのか…

  • 162二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 10:56:40

    ナギサはナギサで反転して以降一回もミカのこと口に出してないのがこえーんだよな…会わせて大丈夫なやつ?

  • 163二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 13:51:23

    うん…これは。
    イオリ「(テラー?いや…仮にそうだとしても今は関わる気は無い。)」
    百鬼夜行で羽を休めるイオリはミカの暴走を感じとりつつも原因を何となく察した為我関せずを貫く気でいた。それ以上に調べる事が多いから手を出す気がないと言うのが理由なのだが。勘解由小路家の一人からコクリコの事を聞いていた。
    勘解由小路モブ雀(転生)「あの子を生み出したのは私たちの責任なのです…。」
    イオリ「そんなのまるで…。」
    トリニティの奴らと何ら変わらないじゃないかと悪習に対して頭が痛いと言った表情だ。
    イオリ「コクリコが…勘解由小路家の関係者だったとはな…。(この情報ある意味で不味いな…。)」
    百花繚乱に伝わる霊銃『百蓮』以外にも突破口があるかを探していた所…それがあるのは南の分校であり勘解由小路家が元々あったとされるダイフク分校に眠るとされる霊剣だと。
    ユカリ「取り敢えず情報が見えてきたのは救いです。もう少し調べて見ましょう。」
    イオリ「ああ。」
    そう言いながら勘解由小路家の文献を探るのだった。

  • 164二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 15:17:02

    「テラーの子達はアビドスへの移送を拒んでいますか」
    「はい。特に百目木メイは変わらず監獄への収監を望んでいます。今さら許されるとは思っていないと」
    「悲しいことです…エデン事変は皆の思惑が重なった偶然の事件。誰が悪いというものではないのに」
    「当然です。彼女らは罪人でなく治療が必要な患者。…なのに、何故移送に拘るのですサクラコさん」
    「…ミネさん、誤解しないでほしいのです。私は決してあの子達を放逐したいわけではありません」
    「では何故何度も!」
    「…我々シスターフッドはユスティナ聖徒会の古より予言者の教義を受け継いでいます」
    「予言者…?ヨハネにはそんなもの」
    「ある意味必要な措置でした。なにせ『この世界には存在しない神話』を伝えたのです」
    「…?それに何の関係が」
    「百目木メイさんに宿るのは悪魔メフィストフェレスと推察されます。そしてメフィストは地獄の王ルシファーの配下であると」
    「サクラコさん!」
    「…一説にルシファーは『大天使ミカエル』の兄だと伝えられます」
    「…?…!?」
    「ミカ様が不安定な今、彼の王に近い悪魔を側に置くのは望ましくない。そう私は考えました」
    「では、ですが…!」
    「我々の都合だけでメイさんを追いやる真似はしたくありません。…杞憂で終わってほしいと、願っています。…皆が平等に、平穏を享受できれば…それが…それでも人の身に過ぎない私は心配してしまうのです…ミネさん、わかってくれとは言いません。反対し我々からあの子達を守ってください。私には、…それができない…」
    「…サクラコさん…」

  • 165二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 15:51:30

    その霊剣が眠る地は…アリウスにも程近い場所の地下祭殿。『何か』を祀るのを目的とした祭殿だったと伝わるだけだと…。
    ユカリ「この祭殿…。なにか引っかかりますわね。」
    イオリ「…!!この構造…もしかしてパシリカのアーキタイプなんじゃ…!!」
    ユカリ「パシリカ…確かアリウスのベアトリーチェが秤アツコを縛めしていたあの…?」
    イオリ「まさか…そんなまさか…!!」
    想像して欲しくない事が次々と見つかる。その事実からもある事が明白だった。
    イオリ「この霊剣の起動にはロイヤルブラッドかそれに準ずる神秘が必須だ。そして…この霊剣の能力は恐らく─『色彩』を呼び寄せる針だ。」
    ユカリ「ですが…何故そのようなものを?」
    ユカリには意味が分からないと呟く。『色彩』は破滅を招く力になりかねない代物だと。
    イオリ「『黄昏』は『色彩』と性質が近い?いや…。(確かにこの二種類は性質『は』近い。生徒に対しての反転という一点では。但し攻撃性等は違う筈。同種が同種を否定することだって有り得るが…でも完全に同じでは無いはず…となれば。…せめてクズノハと関係が持てればな。)」
    そう内心溜息を吐くイオリなのであった。この書物は仕舞われたのであった。
    イオリ「取り敢えず陰陽部に向かう。ニヤ会長なら何か知っているかも。」
    あの人は苦手だがこの場合はたよさらざる負えないと言うのだった。

  • 166二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 17:59:30

    ニコ『うん…オッケー、生徒会内部の通信網は
    復旧したよ。これで業務に戻れる。』
    壁の中の配線をいじってたニコが戻って来る

    オトギ『やっとリン行政官にいい報告上げれるね。
    あとは少しでもお手伝いして負担減らすくらいだけど』
    少しでもと書類仕事をこなす

    クルミ『悪いな、身体の調子が上がらなくて
    今は動けないんだ…』
    床に転がって休んでる

  • 167二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 20:08:17

    >>165

    陰陽部に向かうその矢先─そいつらは現れた。

    魑魅一座モブ「お前…ゲヘナの。」

    イオリ「済まない。陰陽部に行きたいだけだ。通してくれないか?」

    魑魅一座モブ「悪いな…。その陰陽部からの依頼だ。」

    イオリ「ちっ…。(鎧の情報狙いか?…それともテラーの情報が欲しいのか?)」

    まあ良い。クラックショットを手に取ると言う。

    イオリ「先に仕掛けたのはそっちだ。文句は言うなよ?」

    そう言うと同時に俊足が撹乱する。放たれたその速度は魑魅一座モブ達を一瞬で置き去りにする程の速度だ。

    魑魅一座モブ「このっ!!」

    イオリ「遅い…。」

    深く沈み込むと同時にそいつの間合いに踏み込むと八極拳の肘撃を叩き込み、そいつを吹き飛ばす。それと同時に肘を開きながらもバッグステップ。狙撃とは思えない射撃を3発。的確に頭を撃ち抜いたそれにより気を失う。

    魑魅一座モブ「(何だよ…!!銀鏡イオリってここまで強いのか…!!情報は少ししか知らされてないから…!!)」

    イオリ「おい。…まだやるのか?」

    魑魅一座モブ「ひっひぃぃぃ!!すみませんでした!!何でも話しますから許してください!!」

    そう言うとそのモブは土下座するのだった。

  • 168二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 21:03:11

    『がっ、は…ッ』
    口から血が溢れ出す。人生で、前世を含め一度も体験した事の無い焼け付く痛みと同時に身体の末端から冷たくなっていく感覚。銃弾で身体を撃ち抜かれた、感触。
    『あまり動くな。急所は外してある…が、暴れられても困るから多少出血する場所を撃った。安心しろマコト。私ほど人体を理解している者はキヴォトスにはいない。そうだな、セナに任せれば小腸を5㎝切除するだけで済むよ』
    この傷を与えた張本人が不様に悶える私の頬を撫ぜる。
    『何…故…裏切…った…んだ…ッ…わた、しは…あな、たに…ッ』
    『…そう、だな…負けた、からだ』
    『…?…あり、えな…』
    『私は負けた。だから自棄になった。この爆弾も最後の抵抗だった…それすら、踏み躙られた』
    『先…輩…?』
    『ふっ、ははは!支配など興味は無い!本当は勝利しキヴォトスを捨てるつもりだった!全ての柵を壊しあまねく世界を解放し!君を連れて帰るつもりだった!――なにもかも、台無しにされたがな』
    見えない。霞んだ視界で笑って、嗤って、嘲っているのは、誰に向けて?
    常勝の●●●議長が、不敗の『雷帝』が、なんに負けたというのだ。
    『本心は、まだあるが…これを伝えれば君は己を責めるだろう。私はそれを望まない』
    優しく、痛みを忘れるほど柔らかく抱き起される。
    『ミ……ド、せん、ぱ…』
    『眠れマコト。目が覚めた時には全て終わってる…悪夢だったのさ』
    血で滑る指で撫ぜられ、意識が遠のく。
    駄目だ。ここで眠っては。取り返しがつかない。
    ここが分水嶺。私は、
    抗わねば、ならない、のに
    『……さようならマコト。幾度の生を繰り返そうとも…君が、私の初恋だった』

    ――初めてのキスは、血の味しかしなかった。



    「ッ!マコト!…ナース!セナを呼べっ!早くっ!」
    「……イブ…キ…?」
    騒がしくなる見覚えない部屋。怒鳴り声に混じる知った声。
    一週間の眠りから目覚めたと、そう後に告げられた。

  • 169二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 21:11:20

    ナギサ「ふふ、今日は楽しかったですね」
    ホシノ「そうだねぇ。それにしてもナギサちゃん……やっぱり疲れてる?」
    ナギサ「あら、どうしてそう思ってくれるんですか?」
    ホシノ「そりゃあ……映画に水族館に……マッサージ屋さんに一緒に入ろうなんてさ。やっぱりストレスとか凄いんじゃない?体も心も大丈夫?」
    ナギサ「ホシノさんにはわかってしまいますね。ふふ、やっぱりホシノさんと来て正解でした」
    ホシノ「うへー、ナギサちゃんの息抜きになれたなら最高だよー」
    ナギサ「でも、まだ足りませんから。ふふ、ホテルも取ってるんですよ」
    ホシノ「うへ、まあ事前に聞いてたから予定は空けておいたけど本当に泊まっちゃうんだ」
    ナギサ「もっとホシノさんと一緒にいたいですから。夜も一緒に……」
    ホシノ「まあ(抱き枕にされるだけだし)いいよ、ナギサちゃんならさ」
    ナギサ「それでは少し早いですが、ホテルでゆっくり休みましょうっか」




    トリモブA「これはやばいシーン取れちゃったよ!写真も!」
    トリモブB「グッジョブ!魔女に見せつけてやれ!」
    トリモブC「あー、ホシノさんと魔女が入れ替わったらなぁ、ナギサ様もティーパーティーも楽だっただろうになぁ」

  • 170二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 21:25:03

    ホシノがミカだったら
    そんなもしもは産まれないんだよ、この線路の敷かれた世界には…

  • 171二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 01:12:38

    「――これは…っ」
    意図せずツルギの声が低くなる。それほど眼前に広がる光景は異常だった。独房の中、木材陶器金属。あらゆる素材の物が燃えて、否、『焼き切れて』いた。
    「……つる、ぎ、ちゃ…」
    部屋の中心で蹲る少女の声。その姿はまるで、何も焼かぬために全てを遠ざけているかのよう。
    「…開けろ」
    「!?き、危険です委員長!な、何がどうなっているのか…!」
    「開けろと、言った」
    「ひっ」
     軽く睨み付け、それでも動かぬ部下から鍵を奪い鉄格子を開ける。何が危険だというのだ。鉄さえ焼き切れるのならこんな鉄格子、何の障害にもならない。己の危うさを理解し誰も傷つけぬために閉じこもる少女が危険だなどと、ツルギの正義が認めない。
    「ミカ様」
    「…ツルギ、ちゃん…」
    自分を抱き締め小さくなろうとしているかのような姿があまりにも痛々しい。
    「だ、ダメだよ…私、なんか、体温高くて…あ、危ない、から…」
    ツルギは無言でミカの手を取った。
    「ツルギちゃん!?」
    「委員長!!」
    ジュウ、と肉の焼ける音が独房に響く。
    「大丈夫ですミカ様。私は、怪我に慣れているし、治りも早い、です」
    「そ、んな、だって!それでも!痛いでしょ!?」
    「今の、ミカ様ほどではありません」
    肉を焼かれながら眉一つ動かさずにツルギは断言した。苦しんでいるのはあなただと。追い詰められたミカの精神は、その優しさに耐えきれなかった。決壊した感情が、涙とともにぼろぼろと溢れ出す。
    「…怖い…怖いよ、ツルギちゃん…ッ…わ、私が、私がどんどん変わっていく…!私が、私じゃなくなっちゃう…!嫌だ、嫌だ、嫌だよぉ…!たす、けて…嫌だ、変わりたく、なんか、う、あ、あああぁぁぁ…ッ」
    「ミカ様。私は、私の正義は、あなたが正しい限り絶対に背きません。あなたは、正しいことをやろうとした。間違えただけで、あなたは正義に背いてない。だから、私はあなたを見捨てない」
    ツルギは焼かれながら抱擁を続け――ミカが意識を失うまで手を離さなかった。


    「委員長、お怪我は…」
    「騒ぐな。ミカ様に障る…皮と肉が少し焼けただけだ。明日には治る」
    「…このこと、上には…」
    「……黙っておけ。どうせティーパーティーには疎まれたままだ。私は……アビドスへ向かう」

  • 172二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 03:48:25

    ニコ『最近オトギちゃんの様子おかしくない…?
    なんて言えば良いんだろ、何かに取り憑かれたように
    力に拘るというか…』

    クルミ『何時もの事だろ、気にするな。
    …なんてのは置いといて、もしアイツに異常あったら
    生徒会の誰でも良いから教えてくれ。
    仲間がいなくなるのは嫌なんだ。』



    オトギ『なんで、なんで私だけ…他の仲間は
    みんな強く居れるのに…今回だって足引っ張って、
    なんにも出来なかった…ぅ゙ぇ、おぇぇ…』

    血の混じった吐瀉物を公園の植え込みに吐き出す、
    慰めの言葉も今の彼女には劇物と化してその心へ
    強くのしかかる

  • 173二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 06:30:05

    >>167

    ソイツらはどうやら何でも和楽チセから差し向けられた魑魅一座だったらしく、色々と百鬼夜行を嗅ぎ回る私を不審に思っていたらしく好のある自分達を派遣したのだと。

    ユカリ「…私達も『其方』側ですわ。」

    魑魅一座モブ「まさか…。そういう事だったんですね。」

    イオリ「厄介な物─アリウスのパシリカに通じる物をこの百鬼夜行で確認した。恐らく『色彩』に通じる物だ。」

    魑魅一座モブ「…!!本当ですか?」

    真偽が気になるのか写本した物を見せる彼女。流石の魑魅一座も納得せざるおえなかったのか案内をする事に切り替える。

    チセ「まさかお前達やられたのか?」

    暫くするとその胴元である─和楽チセが現れる。

    ユカリ「チセ先輩。申し訳ありませんが…ニヤ先輩の元へと身共達を行かせてくれませんか?」

    イオリ「至急の問題だ。会わせて欲しい。」

    チセ「…そうは行かない。何故だ?何故貴様は私達を嗅ぎ回る?」

    イオリ「厄を祓う為だ。万が一が起きる事を防ぎたい。…エデンの事は伝わってないのか?」

    チセは被りを振る。理解はしていても自分の学区がそうならないと信じているのか猜疑心に囚われている様子だ。

    チセ「状況は把握している。テラー化し暴走した生徒がいるとも。だがしかしうちは学区から遠いの。簡単に私達がそうなると?」

    五七五式榴弾砲を即ブッパしてきた彼女。危ない!!外交問題覚悟か!!この女。

    チセ「銀鏡イオリ。百鬼夜行の問題は百鬼夜行で解決する。でしゃばらないで。情報を置いていくのなら私は黙って見逃しますわ。…これ以上深入りするな…と。それが陰陽部の総意です。」

    イオリ「ちっ。仕方ない。…と言いたい所だけど分かった。」

    ユカリ「然し…!!」

    チセの顔には危うい物が映っていた。

    ユカリは反発するも生徒会に準ずる彼女達の判断には外部の私では引かざる負えない。それに。

    イオリ「(今表立って外交問題は避けたい。アビドスの一件でやらかしてるのもあるけどそれ以上に。)」

    桜花祭も近い以上下手に刺激するのは避けたいからだ。

    イオリ「資料は置いていく。それじゃあな。」

    チセ「っ!!」

    間にばら撒かれたのは何と煙幕。彼女達が知る銀鏡イオリなら絶対に有り得ない手段に瞠目していたら…。

    チセ「くそっ!!逃げられた!!」

    2人の姿は何処にもなかったのだった。

  • 174二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 11:40:18

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  • 175二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 17:03:58

    >>173

    魑魅一座モブ「探せ〜!!」

    ユカリ「然し…宜しかったので?」

    イオリ「言っておくけど…下手に生徒会にぶち当たって怒られたくないからね…。ただあっちには資料は渡したし覚えた。それに彼女達にも分かるようにある物を仕込んだし。このまま百花繚乱の所に行く。案内を静かに頼む。」

    ユカリ「…はい。」

    そう言うと彼女達の合間を縫って百花繚乱紛争調停委員会の部屋へと向かう。

  • 176二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 20:53:13

    ツルギの転生者イケメンだな…銃持つと記憶とぶらしいのに…

  • 177二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 21:14:36

    「カヤ室長。オトギ先輩。お疲れ様です。コーヒーをお淹れしました。」
    「ありがとうございます。ミヤコ。…コーヒー美味しいですね。」
    「だね!コーヒーもカレーも最初より上達していってるよ!流石ミヤコちゃん!」



    (…カヤ室長も…先輩たちも…みんな私たちに優しく接してくれている…もしカルバノグ編が始まればこの人達と対峙しなければいけないんですね…『月雪ミヤコ』なら出来ましたが『私』にそれが出来るのでしょうか…正義を貫くべきか自分の感情を優先するべきか…『私』は…この人達と戦いたくありません…私は『月雪ミヤコ』のように振る舞うべきなのでしょうか…それが本当に正しいのでしょうか…)

  • 178二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 21:29:26

    「(そういえばユキノ先輩を最近見かけませんね…どこに行っているのでしょうか…カヤ室長に聞いてみましょう)
    カヤ室長…一つお聞きしたいことが…」
    「カヤ室長!失礼します!」
    「どうしたんですかカンナ?そんなに慌てて何かあったんですか?」
    「実は…トリニティの桐藤ナギサ会長が…」
    「ナギサ会長…確かオトギの情報ではお忍びでアビドスに行ってるんでしたね…そのナギサ会長がどうかしましたか?」
    「そのナギサ会長が…何者かに拉致されました!」
    「何ですって!?」
    「「!?」」
    「…すぐに出動の準備をします!
    オトギはFOX小隊を
    ミヤコはRABBIT小隊を
    呼んできてください!
    私はリンにこのことを伝えます!」
    「「承知しました!」」

  • 179二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 21:33:11

    両腕と胸は隙間なく包帯で巻かれ、顔には大きなガーゼを貼り付けたツルギはアビドスの地に立っていた。幼い頃より修行と称して通い詰めた懐かしい土地。陽に焼かれた砂の臭いも、渇いた風もなじみ深いものだった。

    「――小鳥遊ホシノ、私だ。話が、ある…ああ、アビドスに、いる」

    目的の女を呼び出しスマホをしまう。
    小鳥遊ホシノ、美甘ネル、空崎ヒナ。原作で最強格と呼ばれた彼女らと出会ったのもこの地だった。幾度となくぶつかり合った。時には共闘し、時には気絶するまで撃ち合った。一度戦い始めれば暴走するという悪癖こそ直せなかったがあの経験は今の強さの糧となっている。
    強くなった。様々な経験をした。そして――

    「やぁやぁお待たせ~。おじさんに何の用…って、大怪我じゃん」

    その都度、この女が嫌いになっていった。

    「……私は、ナギサ様に遠ざけられている。直訴は、通らない。嘆願を、届けてほしい」
    「いや怪我…ま、いいか。うへ、責任重大だぁ。そんなことしなくても話しくらい聞いてくれると思うけどぉ?」
    「私は転生者だから、信を得られなかった。それと、半端な『小鳥遊ホシノ』の真似はやめろ――小鳥遊ホシノ」
    「…これでも原作のこと気にかけた結果なんだけどね。うぇっへっへ。コッチの方が私らしい?」
    「…『本当のお前』を知っている私に、それで応じるのか」
    「やだな、幼馴染ってのは――冗談も通じなくなる。何が言いたいツルギ」
    「要求は、一つだ。ナギサ様の傍から離れろ。その場所は、ミカ様のものだ」
    「……?遠回しなのが苦手な君にしては、わかりづらい。何が言いたい?」
    「ミカ様は、ナギサ様を深く想っておられる。今の、お前の振る舞いが、あの方を追い詰めている」
    「……断ると」

    返事は銃弾。散弾ではなくヒットパワーを重視した12ゲージスラッグ弾。

    「――沸点低くなったねツルギ。それに、騎士の真似事かい」
    「なんとでも、言え。ホシノ。強すぎるお前には理解できない。私は、正義を捧げた。そうして強さを得ている」
    「君、転生者だろう。ミカもナギサもそうだろうに、様付けとは徹底したロールプレイだな」
    「守るべき者を守る――お前を反面教師に、したんだ。…ユメ先輩に、罪悪感を抱けなかったお前を」
    「――ツルギ」

  • 180二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 21:44:55

    ホシノ「そうだね。小鳥遊ホシノとして見るなら、罪悪感を抱けなかったのは駄目だったのかもしれない。とはいえ、これでも一応、ユメ先輩が死んだときは悲しかったんだよ?なんだかんだでずっと一緒だった相手だし。でもユメ先輩も明らかに終活する気満々だったし、私もその時が近いんだなって思ってたから……言い方が悪いけど区切りがついた」

    ホシノ「君の言う通り、ナギサちゃんから離れてもいいよ、別に。でもその後、彼女はどうするの?言っておくけど、今ナギサちゃんから私が離れても、ナギサちゃんはそれこそ私を探しに来るよ。反転して、ボロボロになった彼女を、これ以上暴走したらまずいからって手を貸したのは私だしその責任はちゃんと取るつもりだけどさ。ミカちゃんが駄目になるからナギサちゃんから離れろってやったら、今度はナギサちゃんがどうなるの?それともこのまま私が離れてナギサちゃんとミカちゃんをくっつければわっぴーエンド、とか言うつもり?」

    ホシノ「それに第一……私が小鳥遊ホシノになれないことも、君が剣先ツルギになれないことなんてわかり切ってるんだよ。何かの間違いで原作世界のホシノと入れ替わった時は本当に大変だったからねぇ……まぁでも、今のナギサちゃんの影響でミカちゃんがまずくなるなら、確かに少し距離は取った方がいいねぇ……でも、ただ一方的に離れろ、距離を取れってのは違うんじゃない?ちゃんとツルギ達の方で対応してから私が離れられるようにしないと駄目だよ?まずナギサちゃんにもっと他の部分に目を向けさせなきゃ。私もそれとなくはやるけどさ。やらなきゃいけないのはトリニティの側でしょ?」

    ホシノ「そうしないと―――ナギサちゃんが監禁された時と同じなだけだよ?」
    ツルギ「……理解はしている。お前の言うことが正しいんだろう。だからこそ……これ以上しゃしゃり出てくるな。これ以上、ミカ様を追い詰めるな……!」
    ホシノ「はいはい。そこまで言うなら私からは関わらないよ、向こうから言われたら放っておくとそれこそ何が起こるかわからないからそこは見逃してもらうけど」

  • 181二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 21:56:10

    >>175

    ─百花繚乱紛争調停委員会 部室

    ???「それでここまで逃げてきた…と。」

    ユカリ「そういうことですわ!!」

    ???「何やってるの!!馬鹿。」

    ユカリ「あいだ!!」

    イオリ「まあその辺にしてやれよ。桐生キキョウ。…いやお互いに半端者だな。」

    はあっとため息をつく彼女。

    キキョウ「…何故私がそっちだと分かった?」

    イオリ「私が煙玉という搦手を使うなんて非転生者なら眉は顰めない。反応で違和感が出るからね。」

    キキョウ「…貴女何者なの?…エデン条約での話は聞いたわ。《テラー》の力すら引き出している。少なくても…。」

    原作の銀鏡イオリならまず辿り着かない境地でしょう?と言う。

    イオリ「まあそれには幾分かこっちにも事情があるだけ…。それでレンゲの奴も何だろ?アイツの甘い現場を目撃してしまってさ。」

    キキョウ「そっか…。貴女の狙いは。(彼女の狙いはなんとなく見えて来た。各校にテラー等の情報と言う楔を打ちつつ情報収集。そんな所ね。でもゲヘナ内の情報を教えて貰えるのはリターンに見合ってる。)」

    イオリ「まあそういう所だ。『色彩』が訪れる前に団結を各校で深められる状態にする事。…原作の初動の惨事を防げれば御の字だと思ってる。(まあその為にカイザーのクーデターを穏当な方向で終わらせる必要がある…。カルバノグはエデン条約のETOが成立が混乱で出来なかった以上介入が難しい公安の皆さんに任せるしかない。)」

    はあっと内心溜息をつくイオリだった。

  • 182二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 22:10:31

    「お前は、いつも、正しい。正しくて、強い。だから」

    ギチリ、とショットガンを掴む手が軋みを上げる。

    「――私は、お前が大嫌いだ」

    「…ツルギ?」
    「ユメ先輩は死ぬのが決まっていた。ナギサ様をミカ様の元へお連れするならトリニティを糺せ。正しい。正解だ。だけど、私は、弱い私は、納得できないんだッ!!!」

    ズダンッ、と、空が撃たれた。

    「ユメ先輩を助けたかった!私だって世話になった!あの人を慕っていた!!なのに一瞬で切り替えるだと!?そんな、ことができるものかっ!!トリニティを糺せ!?出来るならやっている!!あの巨大学園でどこが病巣かなんて誰がわかるんだ!凡人の私が、武力を担う私が!政治に関わることなど許されない私がッ!!何をどうしたらあの人たちを救えたんだっ!!?」
    「…ツルギ、君…」
    「どうして、なんでいつもお前だけが正解に辿り着ける!?どうして、あの四人の中で、なんで私だけがいつも間違えるっ!?ヒナもネルも、お前もっ!なんで正しい道を歩けるっ!どうすればよかったんだ!?あの地獄のトリニティで!私はどうすれば人を救えたんだッ!?教えろ!教えてくれホシノォっ!!!」

    血の滲む包帯をそのままに、ツルギは両手にショットガンを構えた。

    「――私は、私のやり方で…あの人たちを、守る……ここで、朽ちろ。ホシノ」

    そうして、剣先ツルギは暴れ出す身体の制御を投げ捨てた。

  • 183二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 22:20:25

    >>181

    それにこの感じ─。アビドスの方で誰かが暴れてる。この感じホルスと。

    イオリ「成程ね。剣先ツルギ…か。」

    テラー化を体得して以降異常なまでの感知能力を体得したのもあってかその感情も理解してしまう。私の神秘《アザゼル》《パイモン》の力は良くも悪くも自分自身の感知能力すら引きあげていた。正義実現委員会の委員長さんも大分抱えてるなぁと内心毒づく。やはりそれだけ─数代前のティーパーティーが行ったそれは《歴史の矯正力》と言うやつか。うちで言えばキヴォトスにおける災厄を齎した『雷帝』。今更ながらマコト議長には申し訳ない事をしたしたと改めて毒づく。

    イオリ「うん?電話。失礼。どうした?イロハ。…あぁ。あぁ。分かった。すぐ戻る!!」

    そう言うと電話を切る。

    ユカリ「どうされたので?」

    イオリ「マコト議長が目覚めた。悪いがすぐ戻らせてもらう。」

    キキョウ「分かったわ。陰陽部の牽制は私に任せて頂戴。」

    そう言うと百鬼夜行を抜けて2泊3日の旅は終わりを迎えたのであった。

  • 184二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 22:45:56

    オトギ『…ということらしいんだ、それで
    FOXにも招集が下ったってわけなんだ。』

    ニコ『あまりにも命知らず過ぎない?だって
    アビドスは魑魅魍魎、反転、テラーの巣窟って
    オトギ言ってたじゃん。そこに行って拉致なんて…』

    クルミ『この件はイレギュラーだ、この先何が
    起こるかも分からない。最悪、ピースが欠ける…
    なんてこともあり得る。なんとしてもそれだけは
    阻止しなければならない。』

    オトギ『よし、なら遊撃装備で行くよ。以前みたいに
    EMPジャミングとかされても通信遮断されないように』

    ニコ『格闘だけだと不安だし…強襲兵装でも
    少し持っていこう…』

    クルミ『ヨシ、準備出来たな。』

    整列して待機する

  • 185二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 22:53:55

    「……気がすんだ?」

    大の字で地面を枕にするツルギの隣にホシノが座り込む。夕暮れの空を見上げながら、ツルギへと語り掛ける。

    「これだけは言っておくよ。ツルギは私だけ間違えた、なんて言ってるけどさ。原作っていう一本の道があるだけで、この世界に間違いなんてないんだよ。言ってみれば二次創作なんだから。それをどう原作通りに進めたいかとか、皆の為にどうしたいのか、なんてのはそれぞれの自由だからどうこう言う権利なんてないから何も言わないけどさ……後は、ホシノが言う台詞じゃないかもしれないけどさ。もっと他人に頼りなよ」

    そう言うとゆっくり立ち上がる。怪我もなく、万全の状態のツルギであればともかく、今の負傷し、精神的にも不安定で逃げるように狂気に呑まれた彼女が、ホシノの相手になるわけもなかった。それは、ホシノのほとんど傷のない体を見ればよくわかる。

    「ま、むしゃくしゃしたら喧嘩に付き合っていくらでも発散に付き合ってあげるからさ。もう一度よく考えてみた方がいいんじゃない?トリニティのことは君の方がよく知ってるんだから」
    「……邪魔をした……」

    ホシノの言葉を聞き、ふらふらになりながら立ち上がると、ツルギは歩き出す。その足取りは、少しだけ軽くなっているような気がした。

  • 186二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 00:04:57

    立ち去る幼馴染みの背を見つめるホシノは、ふと振動を続けるスマホに気づいた。ツルギとの戦闘中から何度も着信していたが出る余裕がなかった。

    「あーはいはいおじさんだよー。ごめんねアヤネちゃんヤボ用で……ナギサちゃんが?」

    意識を切り替える。昔を懐かしむ時間は終わりだ。

    「すぐ戻る。それじゃ……うぇッ!?」

    振り向いたそこに、立ち去ったはずのツルギがいた。

    「ナギサ様になにがあった」
    「え、いや拐われたって…え?怪我は?」
    「治った。私も、奪還に協力する」

    嘘だろ手足の腱スラッグ弾の接射でブチ切ったんだぞ。デバフもりもりでもトリニティ最強を止めるにはそうするしかなかったってのに5分もたないのかよ。
    幼馴染みが人間やめすぎててホシノは悲しくなる。

    「弾の補充だけ、助けてほしい」
    「…あー…わかったもう私突っ込まないからな。ふぅー…やるよ、ツルギ」
    「潰すぞ、ホシノ」

    アビドスとトリニティの最強が、数年ぶりに手を組んだ。

  • 187二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 06:04:26

    >>183

    片翼だけで滑空しながら感知範囲を広げて気配を探る。部分的なテラー化を扱いながらゲヘナ方向へと戻っていく。どうやらアビドスの小鳥遊ホシノと剣先ツルギの対決は終わったらしい。そしてアビドス砂漠の方にはもう1人の気配があった。

    イオリ「桐藤ナギサ…だと?」

    古聖堂の一件で共闘した彼女が複数人に囲われているような気配だ。これは─。

    イオリ「成程。(何かもう一波乱あるな。最悪な予測だと攫われたか。)」

    外交問題は起こせない以上所定通りゲヘナへと戻る。降り立った所に待っていたのはイロハだ。

    イロハ「イオリ…!!」

    イオリ「マコト議長の所に話に行きたいから戻ってきて早々で悪いが…そうもいかなくなった。今すぐヒナ委員長と話がしたい。…恐らく桐藤ナギサがアビドス方向へと複数人で向かってる。もしかしたら最悪の可能性で攫われた可能性がある。」

    イロハ「…あー。はいはい。感知しちゃった系ですか?」

    イオリ「…御免。それと聖園ミカに反転兆候が垣間見える。…今、最悪な形で暴発されたら不味いかもしれない。シャーレから応援要請があれば何時でも動けるようにしたい。それと…。」

    サクッと書き上げた報告書を目通ししたイロハの顔色が青ざめていく。

    イロハ「これ…本当ですか?」

    イオリ「信じたくは無かったがね。…パシリカ関連は特記にしといて欲しい。シャーレと生徒会、後はトリニティにだけは報告として上げてくれ。あくまで相手側からの要請があればだけど…態勢だけは取るよ。部隊を第二戦闘配備体制に入れると伝えてくるわ。」

    そう言うと私はヒナ委員長の元へと向かうのだった。

  • 188二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 10:49:11

    もう右見ても左見てもドロドロだあ

  • 189二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 11:20:36

    レンゲ「最近トリニティで原作にないことが起きてた…あそこにも転生者がいるのは確定……やだなぁ〜!師匠とアタシだけが共有してる転生者だっていう秘密が他の転生者にも広まるのやだなぁ〜!!転生者はアタシと師匠だけがいいなぁ〜!そのままゴールインしたいよぉ!!!ゴールインしたらそのまま…師匠とあんなことやこんなこと…♡えへへ♡……って落ち着け!こんなこと誰かに聞かれたら恥ずかしすぎる……誰も聞いてないよね…?」

    人力車モブ(聞いちゃった…先生とレンゲも転生者だったのか…というかレンゲ聞かれると結構恥ずかしいこと大声で言ってるな…あとで揶揄ってやろ)

    ※すでにウイが先生と転生者であることを共有してるので2人だけの秘密じゃありません

  • 190二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 11:22:41

    ゲロ甘メス堕ちレンゲ見てると和む…

  • 191二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 11:30:22

    久々のメス堕ちレンゲ助かる

  • 192二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 14:13:58

    >>189

    (浮かれレンゲの話を聞いて頭が痛いキキョウとユカリ。尚互いに転生者と共有できた模様で話し合いする事が多くなった。)

  • 193二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 20:14:38

    スレ上げしておくよ〜。

  • 194二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 21:14:34

    そろそろ次スレか

  • 195二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 21:17:56

    転生者ホシノのメンタルが安定しすぎてる……ナギサ様ズッブズブだしミカも魔女になりそうだし、もうホシノが両方抱くしか……

  • 196二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 21:26:02

    (原作では確認出来なかった得体の知れない勢力が多すぎます…これからストーリーがどう転ぶか分かりません…人前では見せないと決めていましたが…私も【反転】の力を使う覚悟を決めておきましょう…リンやみんなを守るためです)

  • 197二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 22:23:20
  • 198二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 22:30:37

    >>197

    たておつです

  • 199二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 22:35:08

    うめー

  • 200二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 22:35:24

    200なら、この大規模な歪みを解消すべく、世界がリセットを行い、アンテのように転生者達がプログラムに縛られるようになる。
    byこの壊滅的な状況に対し、「オレはとっくに諦めた。」と呟くガチ勢ホド氏

オススメ

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