- 1二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 12:40:53
- 2二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 12:42:16
当店は全てセルフサービスとなっております
- 3二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 12:43:13
- 4二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 12:43:39
先生の歳が行っても21くらいにならんか
- 5二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 12:47:01
- 6二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 12:48:42
ウヒョー!新鮮なしっとりミサキだ!
- 7二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 12:50:31
教祖スレの方片付けてよ
- 8二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 12:52:29
- 9二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 13:38:15
このレスは削除されています
- 10二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 14:06:00
スレ主は死別が好みです(自語)
過去に蓋しなくなったミサキは昔の性格には戻らなくとも、先生とほぼ常に一緒にいるようになるんだ。んでポスっと体をくっつけるんだ - 11先生25/06/06(金) 19:06:02
“ヒナっ!!”
目の前の4人組からの攻撃に耐えきれず、ボロボロだったヒナはついに倒れた。
(ミサキ)「ゲヘナの風紀委員長、やっと倒れた。」
“……っ!?”
戦いの硝煙の中、聞こえてくる声。恐らくアリウススクワッド、とかいう子達なのだろうが……私はその中の1つの声に酷く聞き覚えがあった。
煙が晴れる。その奥にいたのは、4人の子供たち。その内の一人に、私はやはり見覚えしか無かった。
そう、あの綺麗に流れた茶色のミディアムヘア、ダウナーそうに聞こえる声。この声を忘れるはずがない
“……美咲……だよ、ね……?”
私の、昔からの友達。私がキヴォトスに来る前に……高校生の時に交通事故で命を落としたはずだった、美咲がそこにいた。
私は『もう一度会えた』よりも、もっと込み上げてくる感情が……
“なんで……なんでこんなことをしているの!?”
『もう一度会えた』嬉しさよりも、『なんであの子がこんなことを』という悲しみ、嘆きだった。
あの子は……美咲はこんなことをする子じゃなかった。私の思い出の美咲は、声こそ低めであったけれど元気な子だった。活発を絵に書いたような性格で、恐れ知らずな女の子だった。そのせいで立ち入り禁止区域に頻繁に入ったりもして、学校の先生を困らせていたのが懐かしい。
けれど……彼女は誓って人が嫌なことはしない、優しい少女だった。
“美咲はこんなことをする子じゃない!なんで……なんでこんなテロ行為を……!”
(ミサキ)「黙って。」
“っ……!?”
美咲の口から出た言葉は、私に対する辛辣な言葉。
(ミサキ)「……私は『美咲』じゃない。知ったような口をきかないで。」
“でも……でもっ!!”
美咲じゃない?違う、そんな訳ない。今目の前にいる美咲は、確かに私のよく知る美咲だ。服装のせいか雰囲気はガラッと変わったけど、確かに目の前の少女からは、美咲の確かな面影があった。
(ミサキ)「……もういいよ。」
「リーダー、早くやっちゃおう。」
そう美咲が言うと、彼女は目の前から消えた。
そしてその代わりというように、目の前には銃口が…… - 12ミサキ25/06/06(金) 21:31:25
(ミサキ)「ゲヘナの風紀委員長、やっと倒れた。」
私たちの前に立っていた風紀委員長は、私たちの攻撃を受けてやっと倒れた。
(ヒヨリ)「や、やっとですか……痛かったですよねぇ、よくあの傷でここまで……」
本当、ヒヨリの言う通りだ。相当な実力を持っているとは聞いていたけれど、まさかここまで粘るとは思わなかった。そして、目の前の砂埃が消えた先には……最後の標的、シャーレの先生。
“……美咲……だよ、ね……?”
目の前のシャーレの先生は、私の思った通りの声を出した。やっぱりそうだ、シャーレの先生は、私の幼馴染だ。私が最も大事にしていたと言っても過言じゃないくらい、大切な存在。信号を無視してきたトラックに轢かれそうになって、身を呈してでも守った存在。そして……今、私が会いたくなかった存在。
“なんで……なんでこんなことをしているの!?”
あぁ、やっぱりこう言った。自分でも引くくらい、目の前の先生の言おうとしている事が分かる。
“美咲はこんなことをする子じゃない!なんで……なんでこんなテロ行為を……!”
(ミサキ)「黙って。」
“っ……!?”
私に色々言ってくる先生に、私は強い言葉で制止する。
(ミサキ)「……私は『美咲』じゃない。知ったような口をきかないで。」
今の私は『戒野ミサキ』であって『美咲』じゃない。昔の私は、もういない。
“でも……でもっ!!”
(ミサキ)「……もういいよ。」
「リーダー、早くやっちゃおう。」
私は先生に背を向けて、そのまま少し歩く。そう……過去の私があったとしても……
結局、全ては虚しいものなのだから…… - 13二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 23:49:08
こんな感じでどうでしょうか……