- 1125/06/06(金) 22:01:48
- 2125/06/06(金) 22:02:02
- 3125/06/06(金) 22:04:11
舞台はとある特異点
やがて消えてしまう小さな世界にて
争いが幕を開けようとしていた - 4125/06/06(金) 22:07:10
最初は小さな微小特異点であった
しかし、何者かが持ち込んだ聖杯により
それは覆る、歴史に大きな違いはない
いや 少し違う
比較する世界が存在しない
そのような異常事態が発生
メタ的な視点を入れるとするならば
アポクリファ世界から徐々にずれて行った世界だろう - 5二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 22:09:55
支援
- 6125/06/06(金) 22:10:24
名付けるならば 『異常伝承世界テール』
- 7125/06/06(金) 22:10:40
ありがたやぁ~
- 8125/06/06(金) 22:15:39
それは唐突に始まった
ある日、その国は唐突に他の空間と分離された
外部からの侵入及び干渉を受け付けづ
内部からの情報もない
しかし、実態は違う
その日を境に特異点と化したこの世界は
内部以外は存在しなくなったのだ
故に 逃げ場など 無い - 9125/06/06(金) 22:26:57
そこから始まったのは
何者かによって召喚されたサーヴァントたちによる
虐■で会った
誇り高き青の騎士王が 意思無き殺人騎へとなりはて
冥界の女看守は 死をまき散らす災害へと変わり
正義の味方は 無辜の民を■す道具へとなり
人々に恐怖と楽しみを与えた存在は 人を喰らう怪物へ
人を照らす太陽の神は 全てを焼き尽くすシステムに成り下がり
自身の体質を呪った暗殺者は その毒を持って人々に混乱をもたらした - 10125/06/06(金) 22:27:45
そしてギリシアが誇る大英雄は
意思無き怪物として目に付くものを破壊しつくす
完全なるバーサーカーと変貌していた - 11125/06/06(金) 22:31:38
俺は英雄が好きだった
自分には到底なせない偉業を成し遂げた
彼等が大好きだった
自分が嫌いだった
イジメられても反撃できず
泣きじゃくっている自分が嫌いだった
何時からか家に引きこもって働きもせずに
英雄譚を読む生活になっていた
いわゆるニートというやつだ
ただ、それが俺の人生を大きく変えることになった
それは唐突だった家が崩れた
強い揺れを感じたかと思うと
家の倒壊が始まった
あぁ、ここで死ぬんだと思った - 12125/06/06(金) 22:32:53
でも、死ななかった
運がよかっただけだと思う
倒壊に巻き込まれて死ぬと思った瞬間
誰かが俺を抱きかかえ
家から脱出した
俺はその日 運命を変える出会いをした - 13125/06/06(金) 22:34:21
『サーヴァント アサシン 召喚に応じ・・・いや、ここはどこですか?』
肌が真っ白な和服を着た微笑がそこにいた
「き。君は?」
俺はあまりの出来事に腰が抜けて立つことが出来なかった
そんな状態でひねり出した言葉は
純粋な疑問だった - 14125/06/06(金) 22:38:52
私は唐突に召喚された
こんな私を呼ぶなんてどんなもの好きだろうと
驚き そして私を選んでくれたことにわくわくしながら
召喚された
正直言って期待を裏切られた
召喚されたらマスターは居ないし
いきなり建物が崩れたのだから
しかし、同時に幸運でもあった
倒壊と共に落ちてきた人を助けられたのだから
ただ、なんで呼ばれたのかもよくわからなかった - 15125/06/06(金) 22:40:01
この不正に召喚されたサーヴァント達への
カウンターとして対応するサーヴァントが
次々にこの世界へ召喚されて行った - 16125/06/06(金) 22:45:45
世界を欺く道化師は その手にカードを持ちこの世界に降り立った
勝利を齎す槍を携え この世界にあふれた魔獣を貫いたそれは自分が何者かを求めていた
歴史の分岐点となった男は 再び立ち上がるためにこ刀を握った
人に嫌われたそれは 皮肉にも人を守るために風に乗る
槍を携えた魔術師は 魔術を使い 槍を用い 敵を薙ぎ払う
意図せず人を■す神の肉は 人を救うために召喚された
不死身の蛇は 無くした友を求めた 狂気に飲まれ敵はどこだと彷徨い始めた - 17125/06/06(金) 22:49:45
私は今日のご飯台を稼ぐために花を摘んでいた
綺麗な花を摘んで まとめてそれを売る
いつも通りの生活だった
いつもと違ったことはただ一つ
杖を持った少女が隣にいたことだ
「お姉さん、うずくまってどうしたの?」
私は無警戒にもそう声をかけた
かけてしまった
気付くべきだったのだ
いつもは人の生活音であふれかえっているのにも関わらず
今日は一切の音が聞こえないことに
お姉さんが振り向くと同時に
私は右腕を無くした - 18125/06/06(金) 22:51:50
「・・・あぁあああ!!!!」
余りの痛みに死んでしまいそうだった
だけれどもこの痛みが私の意識を失わせてくれない
お姉さんは手に持った杖を振り上げていた
あぁ、私はここで死ぬんだと自覚した
恐怖と痛みで体が動かなかった
「たすけ」 - 19125/06/06(金) 22:56:20
て・・・?」
私に杖が振り下ろされることは無かった
感覚がマヒしてきたのか
見上げると
カード一つで杖を受け止めている
白髪のお兄さんがいた
『いきなり呼び出されたと思えば・・・なんだこの状況』
お兄さんは杖を受け止めていた
ただ。じりじりと押されて私の方へ倒れて来そうだった
『あぁ・・・なんで神さんと戦わなきゃなんねぇんだ!
おい!あんたがマスターか?いや マスターだ!』
お兄さんがよくわからないことを言ったかと思うと
いつの間にか私を担ぎ上げて
お姉さんから逃げていた
『おい、嬢ちゃん お前の家はどこだ?
そこで止血とか手当するからよ』
そう言われ私は家を教えてしまった
あぁ、家に帰ろうなんて思わなければ
あんな気持ちにはならなかったのに - 20125/06/06(金) 23:03:55
家に帰ると両親は死んでいた
私は力が抜けて座り込むしかできなかった
茫然としている私とは対照的に
お兄さんはてきぱきと私に手当を施して
義手までつけてくれた
正直 憎かった
なんでこんな目に合わないといけないのだろうかと
優しい両親を殺して奴が憎かった
『嬢ちゃん、残された選択肢は二つだ
逃げて全部が終わるまで隠れてるか
俺と一緒にこの聖杯大戦に参加して仇を取るか』
お兄さんは何か説明していたけど
私の頭には 復讐 しかなかった
「ほんとうに仇を取れるの?」
『あぁ、約束する』
「なら、契約する」
『あぁ、これからよろしく頼むぜ マスター』
お兄さんはそう言うと私の頭をなでていた
『約束は守るさ ちゃんとな』
それが今は 気持ちよかった - 21125/06/06(金) 23:07:04
僕は気付けばそこにいた
目の前には今にも死にそうな青年が一人
『問おう 何時が僕のマスターか』 - 22125/06/06(金) 23:11:16
俺は魔術使いだった
ダチがいて
ツレがいて
魔術を私欲のために使うような奴だった
でも、今はただ 憎かった
力のない自分が
昔 読んだ伝記であこがれた
騎士王が無辜の民を殺しているのを
指をくわえてみていることが
ダチもツレもみんな殺されちまった
俺も、もう今にも死にそうだ
そんな状態にも関わらず
呼び出されたランサーは俺に
のんきにもマスターかどうか聞いてきやがる
「あぁ、俺がマスターだ。」
気付けばそう答えていた
ただ変化は劇的であった
俺の手に令呪が3画現れたのだ
ただ、もう俺は助からない
なら ならば で あるならば
「ランサー 最初で最後の命令だ
全ての令呪をもって ランサーに命じる
『騎士王を討て』」
そういい終わることにはもう意識は途切れていた - 23125/06/06(金) 23:14:28
『騎士王を討て』
そう命じられたその効果は凄まじかった
僕を簡易的に受肉させたのか
マスターからの供給なく
活動できるだけのリソースを獲得していた
命じられたのならば仕方ない
騎士王という存在を討つために
僕は当てもなく歩き出した - 24125/06/06(金) 23:27:25
僕は本が好きだ
特にかっこいい英雄が出てくるような
本が大好きだ
実際に会ってみたいと思う反面
もう死んでしまっているという事実が僕の胸を締め付ける
でも、今日 夢がかなった
『問おう、 汝が 我のマスターか』
和服の大柄の男の人が尻もちをついた僕にそう問いかけてくる
答えなければでもどういうことかわからなかった - 25125/06/06(金) 23:27:52
男の人は僕の手の甲を見ると
『なるほど、巻き込まれたのか
なら、説明しなければならない』
そう言って僕に色々教えてくれた
この世界に英雄だった人たちが召喚されて
何者かに操られていると
そしてそれをどうにかするために新たに召喚された人たちがいると
彼等のことをサーヴァントと呼び
マスターがいることで活動できると
そして自身のことをアーチャーと呼ぶと
「アーチャーさん・・・僕に
協力させてください!」
僕がそういうとアーチャーは少し目をつぶり
口を開いた
『よかろう マスター 主の願いをかなえるために
我を力を振るおう』
僕の願いは 操られた英霊を解放すること
彼らの功績は傷つけられていいものではない
必ず 解放しなくてはいけない - 26125/06/06(金) 23:29:02
ちょっと疲れたからきゅうけーい
- 27二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 23:36:19
おつかれ~無理すんなよ
- 28125/06/06(金) 23:49:45
私は召喚された直後
セイバーに襲われていたマスターを抱きかかえ
風に乗って逃げていた
『いきなり呼ばれたと思えばあんな化け物と
遭遇するなんてあんまりです~~~!』
「いや・・・おれも死にたくないからさ、
ほら、なんていうんだっけ?一蓮托生ってやつ?
というわけで、これからよろしくなライダー、
俺とお前ならこの異常事態を切り抜けられるよ。」
いや・・・そんな笑顔で言われても・・・・
照れるじゃないですか
顔を赤くしている私とは違い
マスターは下を見る
「それにしても。ひどい光景だ、
町が・・・土地が泣いている、
どうにかしねぇと、本当にまずいかもな。」
私はそんなことを言ってるマスターを抱きかかえながら
空を取んで仲間を探す
頼むからアーチャーに狙撃されませんようにぃ・・・ - 29125/06/06(金) 23:50:09
復活!
取りあえずバーサーカーまで描写したら寝るとする - 30125/06/06(金) 23:59:25
儂は・・・子と孫を失った
目の前で食われて死んでいった
己の無力さに腹が立つ
それは突如として戦場に降り立った
敵兵も味方も関係なく食い殺していった
長生きしていたが故にすぐに分かった
あれはサーヴァントだと
あぁ、腹が立つ 腹が立つ
己の無力さに腹が立つ
この怒りどうしてくれようか - 31125/06/07(土) 00:00:14
そんな時だったフードを被った
男が表れたのは
『問おう 汝が俺のマスターか』
だてに長生きしていなかった
その男がサーヴァントだとすぐに理解した
そして幸運なことに儂の手には令呪があった
「あぁ、儂がそなたのマスターだ。」
儂がそう答えると共に男はフードを外した
『マスター、あんたの望みは何だ?』
「ワシの望みはただ一つ、この事件を起こした
奴への復讐だ。」
『そうか・・・』
目の前の男は迫りくる
触手の生えたサメを焼き尽くすと
『ならば、うまく俺を使うことだな マスター』
儂は必ず・・・ - 32125/06/07(土) 00:07:31
僕は森の中 彼女から逃げていた
一緒に来ていた友達は彼女に触られた瞬間
血を吐いて死んでいった
絶対に触られてはいけないと思い
僕はすぐに逃げ出した
でも、すぐに捕まった
しかし、死ぬことは無かった
目の前の女の人は不思議そうに首を傾げた次の瞬間
誰かに蹴られて木に激突する
『サーヴァント バーサーカー 汝を守るために召喚に応じた』
僕の目の前にはきれいな女の人が立っていた
『大丈夫だったか?マスター』
僕は状況が飲み込めずに目をぱちくりさせていると
友達を殺した女の人がナイフを持って襲い掛かってきた
危ない そんな言葉がでようとしたが
その言葉が放たれることは無かった
カウンターを決めるように僕を助けてくれた人が
蹴りを食らわせどこかへ吹き飛ばしたからだ
『取りあえず、状況を説明する必要があるようだな』
僕はこの日 運命と出会った - 33125/06/07(土) 00:08:09
取りあえず最初の14騎を出せたから
今日は眠いしもう寝るー - 34125/06/07(土) 00:08:24
お休みー
- 35二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 09:03:02
ほーしゅ
- 36二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 10:44:01
おはよぉ~
- 37125/06/07(土) 10:44:33
っと、名前消えてたわ
- 38125/06/07(土) 12:35:12
20時ぐらいから再開するー
- 39125/06/07(土) 20:14:07
もうちょいかかりそうー
- 40125/06/07(土) 21:01:21
仕事終わら―ん