- 1二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 21:36:08
- 2二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 21:36:41
白と黒でバランスが良いな
- 3二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 21:38:39
性格的な相性も割と良さそうだな
- 4二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 21:41:00
燕「葛城の…プロデュース…ですか?」
学園長「そうじゃ。彼女はまだまだ未熟の身。じゃが確実にアイドルとしての才能がある。」
学園長「ということでプロデュースをお願いしてもいいかの?」
燕「dice1d3=1 (1) 」
1 やりましょう。
2 断る!
3 既に私は学Pにプロデュースされている。
- 5二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 21:48:29
燕「ふむ…その頼み、引き受けよう。」
学園長「おお、ほんとか?感謝じゃ。」
燕「…まあ、葛城には見どころがあるからな。今回は引き受ける。」
燕「…ほんとにちょうど、気になっていたからな。」
学園長「ほぉ…まあ良い、それでは今からスカウトしてくるのじゃ。」
燕「はい、いい結果を残せるように精進いたします!」
ちなみに学Pはdice1d13=3 (3) をプロデュースしている。
- 6二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:17:15
燕「ふむ…スカウトしに行く前にまずはプロデュースのための資料を手に入れなくては。」
燕「確かこの先に資料室があったはずだが……(ブツブツ…)」
ドン!
燕「…はっ!すまない!前を注意していなかった!」
学P「いえ、大丈夫ですが…あなたは雨夜燕さんですか?」
燕「あぁ、そうだが。貴方は誰なんだ?」
学P「俺ですか…俺は高等部1年、藤田ことねさんのプロデューサーです。」
燕「…!ほう、お前が藤田ことねのプロデューサーか。」
学P「俺のことを知っているんですか?」
燕「もちろんだ。星南に『ことねにプロデューサーがいるからってプロデュースを断られてしまったの…』と嘆かれ続けているからな。」
学P「それは…予想がつきます。…それで、雨夜さんはどうしてここへ?」
燕「あぁ、それはだな…」 - 7二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:17:52
学P「なるほど、葛城さんのプロデュースのための資料を集めたいと…」
学P「それなら俺が案内しますよ。」
燕「ほんとか、この辺の場所をあまり覚えられてなかったからな…それは助かる。」
学P「それは良かった、では行きましょう。こちらです。」
学P「葛城さんの資料となると……この辺だと思います。」
燕「ふむ、なるほど…本当だ、葛城についての資料がまとめられている。」
燕「ふむ、なるほど…スウェーデン出身のハーフ。紫雲と仲良し…この辺は私でも知っている。」
燕「次は…ふむふむ……なるほど、葛城のことを少し分かった。」
学P「それは良かったです。この後はそのままスカウトしに行くんですか?」
燕「そうだな。スカウトが成功するといいが。」
学P「そうですね、成功することを祈っています。」
燕「なるほど…ここまでの案内、感謝する。行ってくるとしよう。」
学P「頑張ってくださいね!」 - 8二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:20:12
燕「さて、葛城はどこに……」
見つけたのは dice1d3=2 (2)
1 リーリヤ
2 清夏
3 dice1d15=11 (11)
- 9二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:28:56
燕「(ふむ……あそこにいるのは紫雲か。あいつなら葛城の場所を知ってるかもしれない。)」
燕「おい、紫雲。」
清夏「わっ!雨夜先輩!?どうしたんすか?」
燕「実はな…今葛城を探しているんだ。」
清夏「リーリヤを?何かあるんですかー?」
「あぁ。dice1d3=1 (1) んだ。」
1 プロデュースしに来た
2 少しな…話があった
3 …内容は言えないがまあ、ある
2、3の場合、清夏は勘違いした?
dice1d2=2 (2)
1 プロデュースかな?
2 もしかして…そういうことなのかな!?
- 10二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:33:18
清夏「えっ、リーリヤをプロデュース!?雨夜先輩が!?」
燕「あぁ、そうだ。それで今いる場所を知らないか?」
清夏「んーと、dice1d3=2 (2) ですね〜」
1 知らない
2 ダンスレッスン室
3 あたし達の部屋
- 11二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:38:36
燕「ダンスレッスン室か…感謝する。」
清夏「ん、行ってらっしゃ〜い!」
燕「さて、ダンスレッスン室に来たが…ふむ、居たな。話しかけに行こう。」
ガチャ
燕「レッスン中すまない。葛城…だよな?」
リーリヤ「…!?はい!葛城リーリヤ…です!えっと、どうかされましたか…?」
燕「単刀直入に言わせてもらう。お前をプロデュースさせてくれ。」
リーリヤ「えっと…dice1d3=3 (3) 」
1、2 ぜひ、お願いします!
3 ごめんなさい…
- 12二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:41:28
リーリヤ「えっと、ごめんなさい…」
燕「な、なぜだ!?…理由を聞いてもいいか?」
リーリヤ「えっと、それは…dice1d3=1 (1) …です」
1 期待に応えれる自信が無いから
2 つい最近プロデューサーがついたから
3 なんとなく
- 13二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:55:46
燕「ふむ期待に…か。別に私相手にそんなことを気にする必要はない。」
リーリヤ「えっ?」
燕「私がプロデュースしたいのはどれだけぐだぐたでも根気があるやつのみだ。」
燕「倉本がいい例だ。あいつは入学時は最下位だった。だが今となっては立派なアイドルに変貌している。」
燕「それはひとえにやる気と努力を怠らなかったからだ。それはお前だってそうだろう、葛城。」
燕「だからだ。私はお前をプロデュースしたいんだ。葛城リーリヤ。お前をプロデュースさせてくれ。」
リーリヤ「…私は。」
dice1d1=1 (1)
1 トップアイドルになりたい!
リーリヤ「だからその、プロデュース、お願いします!」
燕「その言葉を待っていた。それではプロデュース契約完了だ。明日から私がプロデュースしていこう。必ず、トップアイドルへとなるために。」
リーリヤ「はい!」
- 14二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 22:56:07
清夏「いやーどうなるかと思ったけど…あれなら大丈夫そーだね。ね、ことねっちのプロデューサーさん?」
学P「そうですね…気になっていた来てみましたが中々いいものを見せていただいた。」
「……雨夜燕。初星でNo.2と呼ばれているアイドル。そのアイドルのプロデュースの腕はいかほどなのか、今から楽しみです。」
清夏「わー、マジの目してる。プロデューサーってみんなこうなの?」
学P「そんなわけはないですしそんな目してませんよ。…とりあえず、楽しみ、とだけ言っておきましょう。」
学P「…にしてもあの熱量、なんというか凄く……______」
雨夜燕プロデューサー、担当アイドルと契約完了! - 15二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 23:17:24
期待
- 16二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 23:50:22
リーリヤなら一回断るよな...
しかも理由は期待に応えられる自信がないって🎲神はよくわかっておられる - 17二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 02:49:18
燕メインの🎲は初かな?これは期待!
- 18二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 07:50:14
ほ
- 19二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 09:28:43
ダイス神やっぱり学マスやってるよな
- 20二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 12:01:32
次の日
燕「よし、それじゃあプロデュースを始めるが…まずはお前の今の実力を見せてくれ。」
リーリヤ「私の…ですね!もちろんです!」
リーリヤ「ひとつーの夢叶うまで…」
燕「ふむ、なるほどな…とりあえず改善点は沢山見つかった。まずはそこから詰めていこう。」
燕「というわけで今から柔軟及びダンスの特訓をする。…といっても葛城は既にある程度柔らかいと思うが…」
リーリヤ「はい!やらせてください!」
燕「流石のやる気だな。よし、それじゃどちらもハードめに行こうじゃないか。」
リーリヤ「ハード…!!頑張ります!」 - 21二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 19:07:18
燕「おい葛城!もっとそこは伸ばせるだろう!!」
燕「どうしてそこで振りを間違える!!振りは大きく、正確にだ!」
リーリヤ「は、はい!」
燕「よし、ダンスは一通り終わったな。次は学園外周2周だ!」
リーリヤ「…はい!!」
燕「…ふぅ、さて、今特訓をしてみてどう感じた?」
リーリヤ「…そうですね、やっぱり雨夜先輩…いえ、プロデューサーはすごいなと思いました。」
リーリヤ「並大抵ではない運動量を平気そうに…私もいつもそれくらいしていると思っていました。」
リーリヤ「これが…トップアイドルになるための最低条件なのだと。」
燕「…そうだ、アイドルは決して並大抵の努力では潰れてしまう。そういうもんだ。」
リーリヤ「そうですね…これでまた自覚しました。私には他のみんなほどの才能はないのだと…。」
燕「いや、そんなことは…」 - 22二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 19:08:25
リーリヤ「でも。それは前提だから。アイドルを諦める理由にはならない。そうですよねプロデューサー?」
燕「…!…はぁ〜、葛城。お前はほんとに…」
リーリヤ「?どうかしましたか?」
燕「いや…なんでもない。気にするな。…それで、どうして葛城はストレッチしている?」
リーリヤ「それは…もう1回さっきの流れをしてみようと思って…!」
リーリヤ「私は才能も実力もまだまだ。だから、人一倍努力する。それが私に出来ることなんです!」
燕「…そうか、それなら私も一緒に走ろう。なんせ私はお前のプロデューサーだからな。」
リーリヤ「!はい!」
燕「(葛城は元々努力型だとは思っていたが…まさかこれほどとは。あぁ、ほんとに……)」
リーリヤ「プロデューサー?どうかしたんですか?」
燕「いや、なんでもない。行こう。」
そして2人はそのまま寮の門限ギリギリになるまで走り込みをするのだった… - 23二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 22:48:07
このレスは削除されています
- 24二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 01:14:53
一緒に走ったり細かい指導することで学Pとは違った面からアプローチ出来てるのPとして優秀だな燕先輩
- 25二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 01:23:18
燕ちゃんもコミュ内で会長に追い付くために無茶してるの示唆されてたから、プロデュース抜きにしてもリーリヤの事ほっとけないだろうなぁ
- 26二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 08:06:11
ほしゅ
- 27二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 17:58:41
ほし
- 28二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 22:16:49
リーリヤ「あの、プロデューサー。」
燕「なんだ?相談か?」
リーリヤ「いや、そうじゃなくて…相談もあるんですけど!!…えっとその…」
リーリヤ「プロデューサーのことセンパイって呼んでいいですか…?」
燕「…それは…なにか理由があるのか?」
リーリヤ「それは…えっと…同じ学園に通う年上の方をセンパイと呼ぶ、と清夏ちゃんが言ってて…!私もプロデューサーのこと、そう呼びたいなって!」
燕「ふむ…確かに私も年上の奴の事は先輩と呼ぶな。……そうだな、呼んでも構わないが条件がある。」 - 29二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 22:18:00
リーリヤ「条件?」
燕「そうだ。次の『初』の中間試験で1位をとれ。とったならばそう呼ぶことを許可しようじゃないか。」
リーリヤ「…『初』!!初星学園内部で行われる定期公演ですよね!」
燕「そうだ。学園の生徒のみが参加する定期公演。無論、藤田や紫雲も参加するだろう。」
燕「1位争いは熾烈になること間違いなしだ。それでも勝つ覚悟はあるか?」
リーリヤ「はい!もちろんです!絶対にみんなに勝ってみせます!」
燕「その意気だ!…さあ、中間試験までに実力をつけようじゃないか!」
燕「まずは屋外で無酸素運動、次はその流れでボーカルレッスンルームで初フル歌唱、最後にポージング練習だ!」
リーリヤ「はい!よろしくお願いします!プロデューサー!」 - 30二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 03:28:23
つばりーの可能性を
- 31二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 06:11:20
のっけからかなりハードそうなメニューだけど燕がプロデューサーしてるから大丈夫そうだと思える
- 32二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 11:51:28
保守
- 33二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 20:06:40
ほし
- 34二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 22:11:13
中間試験当日…
リーリヤ「…あ!清夏ちゃん!」
清夏「お、リーリヤ!リーリヤも今から中間試験受けるの?」
リーリヤ「うん!それで、清夏ちゃんは…」
清夏「もちろん、さっきの中間試験で1位取ったんだ〜!」
リーリヤ「さ、さすが清夏ちゃん…!私もライバルに負けないようにしなくちゃ。」
清夏「ん、頑張って〜!!それで一緒に最終試験まで行こ?」
リーリヤ「もちろん!今まで練習し続けたんだもん!!絶対勝てる…はず!」
清夏「リーリヤは自信満々様子だねぇ。…お、そろそろリーリヤのブロックが始まるみたい。同じブロックには先輩たちもいるから負けないようにね!」
リーリヤ「ありがとう清夏ちゃん!行ってくるね!」 - 35二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 22:12:14
ガチャッ
燕「…なんだ、星南。関係者席から控え室まで来て。何か言いたいことがあるのか?」
星南「ふふ、別に。ただ楽しみなだけよ。貴方が育てたアイドルの実力が。」
燕「ふん、流石、見る目があるじゃないか。」
燕「私が手塩にかけてプロデュースしたアイドルだ。確実に中間試験では一位を取るだろう。」
星南「…貴方がそれほど言うなんて…さらに気になってしまったわ。燕、この控え室で結果が出るまで見ていてもいいかしら?」
燕「ふん、好きにしろ。…あぁ、もう始まるようだ。」
燕「(…絶対に勝てよ、葛城。)」 - 36二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 22:13:22
試験ダイス
リーリヤ dice1d100=3 (3) +50(主人公補正)
麻央 dice1d100=98 (98)
莉波 dice1d100=91 (91)
(確かリーリヤの中間試験に出てくる2人です。)
(リーリヤがどちらのケタも超えたor並んだら1位
片方越えられなかったら2位
どちらも越えられなかったら不合格となります。)
- 37二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 22:25:45
星南「あら…これは…」
燕「…なん…だと?不合格…!?」
燕「一体なぜだ……」
星南「…燕、これは憶測でしかないのだけど。もしかしたら葛城さんはdice1d3=1 (1) のかもしれないわ。」
1 足を怪我している
2 別の問題が発生した
3 毎日の燕流ハードトレーニングによる疲労
- 38二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 22:51:14
燕「………葛城…どうしてもっと早く言わなかった。なってしまった時に言ってくれれば…お前に無理させることはなかった。」
リーリヤ「…それは…」
燕「…葛城のことだ、プロデューサーを悲しませたくないとでも言うんだろうが…私はそんなこと気にしないぞ。」
リーリヤ「え?」
燕「私は動機はなんであれ、自分の意思でお前をプロデュースしている。そんなことで失望も、悲しみもしない。」
燕「だから問題ない。すぐに怪我を治してまた同じように進み続ければいいだけだ。」
燕「…だって私はこれからもずっと、葛城のプロデューサーなのだから。」
リーリヤ「……!はい!!」
燕「いい返事だ。…それで、足を見せてみろ。」
燕「…ふむ、これくらいなら数日安静にしておけば治るだろう。」
燕「とりあえず1度今回の反省会をして、安静にし、そしてまたレッスンしよう。」
リーリヤ「はい、プロデューサー!」
燕「…運動は極力するなよ?」
リーリヤ「…も、もちろんです…気をつけます…」 - 39二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 22:52:15
- 40二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 23:17:00
流石学P…
- 41二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 01:15:21
三年生が強すぎる🫨
- 42二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 01:23:57
燕もリーリヤも実直なタイプだから合うな
あとサポカでもあったけど面倒見良いのが存分に活かされてていいね - 43二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 01:41:52
>>41 燕ちゃんもそうだけど三年生は後が無いからね。そりゃ必死よ
- 44二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 05:19:10
まさか燕流レッスンをした後さらに無断自主レッスンを…?
- 45二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 11:38:40
保守
- 46二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 11:51:46
根性あるのは好きそうだけどさすがに怒ってくれ
- 47二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 18:01:19
そして、次の『初』当日…
燕「今回は前回よりコンディションも運動量も調整した。紫雲からのどこか怪我をしていそうだという報告もない。」
燕「葛城どうだ、調子は。」
「調子は…前よりもいいと思います!プロデューサーの献身のおかげで体調もいいですし…」
燕「それは良かった。…だが、前のようなことはもうするな。わかったな?」
リーリヤ「は、はい……あのプロデューサー。約束…おぼえてますか?」
燕「約束…呼び名の事か?」
リーリヤ「はい!それです!あの、プロデューサー。そのお願いの条件、少し変えてもいいですか?」
燕「ふむ…どのように変えるんだ?」
リーリヤ「中間試験1位…という話でしたよね。それを撤回させてください。」 - 48二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 18:02:23
リーリヤ「『初』で1位。これに変更します。」
燕「!ほう…なぜだ?」
リーリヤ「…悔しかったからです。もしあの時、怪我をしなかったら、気をつけていたら、私は1位だったかもしれない。」
リーリヤ「もう負けたくないんです。絶対に。」
燕「…やはり葛城はそういう奴だと思っていた。…お前は本当に……似ている。」
リーリヤ「プロデューサー?どうかしたんですか?」
燕「気にするな。…そろそろ中間試験が始まる。自分が出せる最高の力で中間試験を突破してこい。」
「いってらっしゃい。」
「はい!」
「(……あぁ、本当に葛城は私と似ている。…学園長が私をつけたのも、私が惹かれたのもそういうことなんだろうな。)」
燕「…『初』、私が絶対あいつを勝たせてみせる。」 - 49二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 18:03:26
リーリヤ
dice1d100=46 (46) +80(調子万全補正)
麻央
dice1d100=74 (74)
莉波
dice1d100=41 (41)
(勝ち方は前回と同じ。)
(今回も下振れたらどうしよう)
- 50二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 18:13:16
リーリヤ「…勝てた…!?私…ちゃんと勝てました!」
燕「良かったな。今回は実力を出せたようでなによりだ。」
リーリヤ「はい!!…中間試験1位…これでやっと1歩進めました。」
リーリヤ「プロデューサー。」
燕「なんだ。」
「私が絶対プロデューサーを最終試験1位まで連れていきます。だから…よろしくお願いします!」
燕「…!あぁ、もちろんだ!」
燕「絶対に一緒に一位を取りに行こう。」
リーリヤ「もちろんですプロデューサー!」
????ダイス
dice1d3=1 (1)
1 〇〇〇〇
2 〇〇〇〇〇〇〇
3 〇〇〇〇〇〇
- 51二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 23:43:10
ほしゅ
- 52二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 00:20:23
4文字……?はみ出し……?
- 53二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 01:01:56
保守
- 54二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 08:14:01
ほし
- 55二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 17:58:19
保守
- 56二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 20:39:59
中間試験が終わって少し後…
ことね「ふふーん🎶よーし、ダンスレッスン頑張るぞー!」
ガチャッ
ことね「ぷろでゅーさぁ〜♡おはようございまー…」
燕「来たか、藤田。」
ことね「どわー!!?!…えっ副会長!?なんでここにいるんすか!?プロデューサーは!?」
燕「…藤田…プロデューサーから何も聞いていないのか??」
ことね「なにも聞いてないですよぉ!昨日は普通にプロデューサーだったはずなんすけど!?」
燕「…ふむそうか、それなら端的に説明する。」
燕「端的に言うとこれから2週間私とプロデューサーは一時的に担当を変える。」
ことね「…え?!一体なにがあったんすか!?!?詳しく聞かせてくださいよー!!!」
燕「今はダメだ。もうレッスンの時間だろう。詳しい話は休憩時間に話してやる。」
燕「とりあえず今は目の前のレッスンに集中しろ!!」
ことね「はぁ〜い…」 - 57二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 20:41:28
燕「といってもお前の詳しい実力を知らない。ということでだ。今から一曲踊って見せろ。」
ことね「いきなりですか!?…でも、やってみます!」
燕「いい意気だ。それでは見せてみろ。」
ことね「ひとつー夢…」
「(ふむ…ある程度出来るようだな。流石に『初』1位といったところか。)」
「(だが…まだまだトップアイドルへの道は遠いな。特に…星南には。)」
「(……トップアイドル…か。…いや、こんなことは考えるべきではないな。今考えるのは目の前のパフォーマンスを見ることだ。)」
ことね「…ふぅ、こんな感じですか?」
燕「一応やるようだが…まだまだだな。」
燕「さて、改善点は沢山見つけた。まずはそこから潰していくプランにしよう。」
燕「というわけでだ。お前に合わせた私流トレーニングを今から施す。かなりハードだが…いけるな?」
ことね「…あのー目が怖いんすけど………でも、やり切ってみせますよ!!」
燕「そう言うと思っていた。さあ、しにいこうじゃないか。」 - 58二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 20:42:30
数時間後…
ことね「…はー、ぜーぜー…(おめめぐるぐる)」
燕「1日目にしてはなかなか耐えきった方じゃないか。ほら、水だ。」
ことね「あざーす…にしてもあの、トレーニングハードすぎません!?」
燕「だからハードだと言っただろう。」
ことね「言いましたけどぉ…いつも使わないところを限界まで酷使した気分ですよ…」
星南「まあ、実際そうだからな。…ちなみに今回は中級者用に少し手を抜いているからな。」
ことね「えっ、そうなんすか!?うへ〜…これがトップアイドルになるために必要な運動量なんすね…」
燕「有名アイドルになったらツアーライブもあるからな。今このくらいやったって損はない。」
ことね「…あ、そういえば担当入れ替えの話!!!詳しく聞かせてください!」
燕「あぁ、その話か。数日前の話なんだが…」 - 59二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 20:43:34
回想
燕「ことねのプロデューサー、話がある。」
学P「なんでしょうか雨夜さん。」
燕「単刀直入に言わせてもらう。お前のプロデュース内容を教えてくれ。」
学P「詳しく話を聞いても?」
「お前は前回の『初』で担当アイドルを1位へと連れて行った。そして今回も1位を狙っているんだろう?」
学P「そうですね、中間試験も突破しましたし。」
燕「そうだな。それでだ。…正直今の私はまだプロデューサーとして未熟だ。故に他のプロデューサーからのプロデュース内容を学び、それを葛城のプロデュースへと活用したい。」
学P「なるほどそういうことですか。雨夜さんはほんとに真面目ですね。」
燕「当たり前だ。プロデューサーとしてプロデュースを考えるのは必要なことだろう?」
学P「そうですね。…ですが貴方が聞く必要はないと思いますよ。」
燕「それはなぜだ?」
学P「簡単な話ですよ。俺と貴方が期間限定で担当を丸ごと入れ替えればいいんです。」
学P「そうすれば俺は葛城さんへ俺流で叩き込むことが出来る。貴方は覚える必要がなくその上経験を積める。いいと思いませんか?」 - 60二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 20:44:45
燕「…それ、お前が私に藤田のプロデュースをして欲しいだけじゃないのか?」
学P「そんなことは…ありませんからね。」
燕「…まあいい。2週間入れ替わることにしようじゃないか。」
学P「分かりました。藤田さんにも連絡しておきます。」
回想終わり
燕「…ということで今こうなっている。」
燕「なるほど……それで、副会長…いや、プロデューサーの内容ってどんな感じなんすか?」
燕「…簡単に言うと…徹底的に身体を鍛える…感じ…だな。」
燕「踊りは無酸素運動で追い込み、歌では声をしっかり響かせることが出来るように訓練し、ポーズは本人の個性に合わせたポーズを納得するまでやり続けているな…」
ことね「ひぇっ…中々ハード〜…」
燕「ちなみに休みの日ももし空いてる時間があったらいつでもやるぞ。」
ことね「流石に休ませてください!!!」
燕「そうか…葛城はよくしているが…」
ことね「それはリーリヤが努力家なだけですから!!!」 - 61二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 20:45:50
燕「…そうだな。…ところで藤田。」
ことね「はい?」
燕「休んだからもう1回身体を動かしに行こうじゃないか。もちろんさっきと同じ距離だ。」
ことね「………は〜い…」
次の日、ことねは久しぶりにしっかり筋肉痛になった。 - 62二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 01:30:12
保守☆
- 63二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 08:12:30
保守
- 64二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 16:14:42
保守
- 65二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 20:41:03
保守
- 66二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 21:38:31
同じ時間こちらでは…
学P「ということで葛城さん、よろしくお願いいたしますね。」
リーリヤ「はい、ことねちゃんのプロデューサーさん、お願いします!」
学P「ありがとうございます。それでは早速レッスンを始めてもよろしいでしょうか?」
リーリヤ「もちろんです!今日はなにからするんですか?」
学P「そうですね…とりあえず今日はdice1d4=4 (4) をしましょうか。」
1 ボーカルレッスン
2 ダンスレッスン
3 ビジュアルレッスン
4 お出かけ
- 67二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 21:43:45
リーリヤ「お出かけ…ですか?」
学P「はい。まずは親交を深めるところから始めましょう。」
リーリヤ「…分かりました!それで、どこに行くんですか?」
学P「そうですね…dice1d3=2 (2) はいかがでしょう?」
1 遊園地
2 コラボカフェ
3 dice1d16=15 (15) の家
- 68二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 21:46:50
学P「ちょうどこの辺でふわっとつむじちゃんのコラボカフェをしているそうです。予約はしているので葛城さんが良ければ…」
リーリヤ「行きます!行かせてください!」
学P「元気ですね…。では、行きましょうか。
(…紫雲さんに葛城さんの好みを聞いておいてよかったな。)」 - 69二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 21:47:58
名前ふわっとブレザーつむじちゃんだった!!!ごめん!!!!
- 70二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 21:55:06
リーリヤ「わぁ…!やっぱりコラボカフェ…そしてメニュー…!全部可愛いなぁ…!!」
学P「ほう、確かにこれは…中々可愛らしいですね。」
リーリヤ「そうですよね!可愛いですよね!?」
学P「え、ええまぁ…」
リーリヤ「えへへ…!1度来てみたかったんです…!!あぁ、それで、ふわっとブレザーつむじちゃんってほんとによくて…!!」
学P「おぉ、猛熱弁が始まってしまった…やはり好きなんだな……後で少し内容を調べてみよう。」
そのあとしっかり学Pがハマったのは言うまでもないだろう。 - 71二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 22:03:43
せっかくなのでここで1度それぞれの好感度ダイスを回してみようと思う。
学P→リーリヤ
dice1d100=93 (93)
学P→ことね
dice1d100=57 (57)
学P→燕
dice1d100=95 (95)
燕→リーリヤ
dice1d100=69 (69)
燕→ことね
dice1d100=97 (97)
燕→学P
dice1d100=8 (8)
リーリヤ→学P
dice1d100=68 (68)
リーリヤ→燕
dice1d100=86 (86)
ことね→学P
dice1d1=1 (1)
1 学Pしゅき〜♡
- 72二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 22:04:44
好感度表
1〜50 普通の担当アイドルorプロデューサーだと思ってる
51〜70 ちょっと好きかも…
71〜85 あ、好きです。
86〜100 はみ出してぇ。 - 73二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 22:14:36
学P→リーリヤ
とてもはみ出したいです。
学P→ことね
ちょっと好きかもしれない…ですね。
学P→燕
はい、はみ出したいですね。
燕→リーリヤ
ちょっと好きかもしれんな。
燕→ことね
藤田とはみ出したいと思っている。
燕→学P
普通にプロデューサー同士としてだけの関係だ。
リーリヤ→学P
ちょっとだけ好き…かも?
リーリヤ→燕
はみ出したいですプロデューサー…いえ、雨夜センパイ?
ことね→学P
しゅき。
なんか一気に爛れたわこの人たち。なんでことねさん以外しっかりみんなはみ出したい相手いるんすかね。 - 74二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 01:03:49
どろどろアイドルマスター
- 75二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 01:44:22
学P節操が無さすぎる…むしろ全員に好感度高いからプロデューサーしてるのか?
- 76二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 11:21:53
ほしゅしゅ
- 77二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 18:29:41
保守
- 78二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 18:58:21
うおおおお、関係ドロドロさせるぞ〜!!!!
1週間後…
ことね「〜🎶」
燕「ふむ…藤田、少し実力がついたんじゃないか?」
燕「前より音程も、軸足も安定している。さすが『初』で一位をとっただけある。成長が早いな。」
ことね「えへへ〜ほんとですか〜?!ありがとうございまーす!」
燕「…そうだ、この1週間ずっと運動してきたからな…そろそろ1度休憩日を挟もう。」
ことね「ほんとですかぁ!?どこに、どこにいくんですか!」
燕「藤田の行きたい所で構わないぞ。」
ことね「私の行きたい所…それならdice1d3=2 (2) がいいですかねぇ…」
1 遊園地
2 メイドカフェ
3 燕の部屋
ここで好感度ダイスをひとつまみ
dice1d100=33 (33)
- 79二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 20:13:01
燕「メイドカフェか…行ったことはないが…行くか。」
燕「道案内は頼む。」
ことね「もちろんです!…この道を出て…」 - 80二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 20:14:06
燕「…メイドカフェ…中々…中々だった…」
ことね「雨夜先輩、メイドさんにファンサを食らう度顔が凄いことになってましたねぇ。」
燕「し、仕方ないだろう!メイドカフェは初めてだったんだ!」
ことね「ははっ、そうですねぇ。…それはそうとして。どうして今私はマッサージ受けてるんですか?」
ことね「行きつけのマッサージ店が空いていたからな。せっかくの休養日だ。これくらいはしたっていいだろう。」
ことね「まあ、それはそうですけど…なんというか、しっかり休まさせられて困惑してるというか…」
ことね「雨夜先輩ってもっと厳しい印象なんで…レッスンの時とかそうですし。」
燕「…まあ、レッスンの時は決して手は抜かん。だが休みの時も同じくしているというだけだ。」
ことね「なるほどぉ。ま、感謝しま〜す!」
燕「…明日からはまたレッスンをするから今日はしっかり休めよ。」
ことね「もちろんですよ〜!ありがとうございますね〜!」
燕「あぁ。」
燕「(…藤田がしっかり喜んでいる顔を見れて良かった。…やはり、あの顔に勝るものは中々ないからな…)」
ちなみに学Pとリーリヤは特にことねの時と変わらず日々レッスンをしている。 - 81二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 00:42:27
えっちなマッサージですか?
- 82二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 09:35:56
保守
- 83二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 11:30:58
そして時は飛んで数週間後…燕は撮影スタジオにいた。
カメラマン「燕さんいいですね!そのまま刀を肩に乗せる感じでお願いします!」
燕「もちろんだ。こんな感じで構わないだろうか。」
カメラマン「おおいい感じ、いい感じです!」
燕はプロデューサーとしての立場もあるがあくまでアイドルと同時並行である。
そして今日はとある雑誌のモデルとしてスタジオに来ている。
スタッフ「燕さん、お疲れ様です、こちらお水です。」
燕「ありがとう、感謝する。」
燕「…さて、この後の予定は…そうだ、今日はこの後葛城のプロデュース活動だったな。」
燕「…ふぅ、そろそろプロデュースを始めてから数ヶ月経つ。慣れたと思っていたが…私もまだまだのようだな…気を引き締めねば。」
そんなことを思う燕は1つ大事なことを気づかない。彼女は自分の…。 - 84二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 12:11:47
つばリー来てくれ、てか来い!
- 85二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 13:08:54
そして時は飛び、最終試験当日。
リーリヤ「…ついにでこの日がきましたね。」
燕「そうだな。『初』の最終試験。絶対に負けられない戦いだ。準備はいいか?」
リーリヤ「もちろんです!コンディションはしっかり整えてきてます!」
燕「それは良かった。」
ガチャ
学P「お二人共、いらっしゃいますか?」
燕「いるが。どうかしたのか?」
学P「いえ…絶対に俺たちが勝つと言いに来ただけですよ。」
ことね「そーです!絶対リーリヤちゃんには負けません!」
燕「ふむ、流石のやる気のようだ…私達も負けてはいられないな。」
リーリヤ「そうです!私達も絶対負けませんから!」
学P「…流石ですね。やる気が伝わってきます。」
バッ
燕「その通り、私たちのやる気は…うっ!?」
バタン
リーリヤ「…え、プロデューサー!?」 - 86二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 13:09:57
ことね「雨夜先輩が倒れて…!?」
学P「少し避けて!…倒れた時に血は出てないようだ…とりあえず保険室に運ぼう。」
リーリヤ「私も手伝います!」
ことね「私もです!」
学P「それなら、手助けを…」
スタッフ「…最終試験に出場される方は準備をしてください…繰り返します…」
学P「…どうやら、送るまでの時間がないようです。雨夜さんのことは俺に任せて2人は会場へ行ってください!」
ことね「えっでも…!?」
学P「大丈夫。力はあります。一人で持ち上げるくらい容易く…」
学P「…少し、キツイですがいけるでしょう。」
学P「ほら、2人とも行ってください!」
ことね「は、はい!いこ、リーリヤちゃん。」
リーリヤ「…うん。」 - 87二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 14:05:07
タッタッタッ…
…心配だ。プロデューサーのことが。
心配で、心配で仕方ない。これまでこんな思い、したことがあっただろうか。
…不安だ、やっぱり…
ことね「…リーリヤちゃん?…やっぱり不安だよね。」
ことね「身近な人が倒れたって聞いたら不安になるもんナ〜」
リーリヤ「…うん。」
ことねちゃんのその言葉が刺さる。不安………不安で…やっぱり…
リーリヤ「…ごめん、ことねちゃん。私…」
「行ってくる!」
ことね「えっ、リーリヤちゃん!?……わかった、でも早めに戻ってこい〜!!」 - 88二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 14:06:09
タッ、タッ、
学P「ふう…流石に一人で運ぶのは大変だ…だが、2人の手を煩わせるわけには行かないからな…」
タッタッタッタッタッタッ…
学P「…?後ろから走る音が…?」
リーリヤ「…はぁはぁ、ことねちゃんのプロデューサーさん!」
学P「…え!?葛城さん!?なぜ!?」
リーリヤ「…やっぱりどうしても不安だったんです。プロデューサーが…雨夜先輩が。だから…」
学P「…葛城さん。俺は行ってくれと言ったはずです。来て欲しいとは言っていない。」
学P「分かっているのですか。今回の試験の大切さを。今回の試験は初星学園の選抜者6名による試験。その試験に遅刻したらどうするんですか。」
学P「もし遅刻して、葛城さんがそれで棄権になってしまったら雨夜さんは悲しむことになる。それがわかっているんですか。」
葛城「…もちろんです。デメリットの方が大きいことも分かっています。」
学P「それならば…」 - 89二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 14:07:10
リーリヤ「…でも!それでも私は心配で、そしてプロデューサーに試験を見てほしいんです!!!」
リーリヤ「私は誰から見てもまだまだ素人です。不慣れだとわかっている。わがままだと分かっています。」
リーリヤ「それでも。1位も心配も譲れません。だって不安も勝利もそれは私のアイドルとしての前提だから!」
学P「…ほんとに葛城さんは…見た目に合わずわがままというか、なんというか…。」
学P「…分かりました。とりあえず一緒に運びましょう。ですが、運んだらすぐに行ってください。…いけますね?」
リーリヤ「!はい!もちろんです!…走るのは自信がありますから。」 - 90二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 15:14:12
学P「ふぅ、つきましたね。」
リーリヤ「…ふぅ…ですね。」
学P「さて、保健室に…」
燕「…ん…?」
学P「…!雨夜さん!?」
燕「…葛城…それにプロデューサーも。…そうか。私は倒れて…」
燕「うっ…まさかこんなことになるなんて……まて葛城。お前試験はどうした。」
リーリヤ「試験は…まだ終わってないです。…今から行くところです。」
燕「今から……ってあと10分も時間が無くないか…?」
リーリヤ「え、あ…まず…です…ね…」
「……はー。葛城のことだから大体分かった。だから一言だけ言わせてもらう。」
燕「絶対勝てよ。葛城。」
リーリヤ「…はい!」
燕「それじゃ、ここで待っている。いい報告を待っているからな。」
リーリヤ「もちろんです、プロデューサー!」 - 91二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 15:15:12
ガチャン…
学P「…雨夜さん。ずっと思ってたんですが。」
学P「貴方たちってほんとに怖いくらいに似てますね。」
燕「…否定できないな。プロデュースする前から思っていたさ。それなら私と運命は似ているかもしれない。」
燕「それでも、あいつなら絶対取れると思うんだ。私には叶わなかった夢が。」
学P「…ええ、なると思いますよ。藤田さんのプロデューサーとして悔しいですが。」 - 92二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 16:14:08
やはり、燕ちゃんは自分を追い込みすぎるタイプか。
ところで学P、燕ちゃんの抱き心地はどうでしたか? - 93二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 16:44:58
リーリヤ「…はぁはぁ…」
私の番まであと少し。つくかつかないかとしてはギリギリだ、と言った方がいい。
それでも。私は絶対諦めないから。絶対、絶対…!!大丈夫!!
ことね「…リーリヤちゃんの姿が見えない。やっぱり、止めてた方が…」
リーリヤ「……はぁ、…はぁ…よろしくお願いします!」
ことね「…リーリヤちゃん!!間に合ったんだ。…頑張れ、リーリヤちゃん。」 - 94二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 16:46:59
リーリヤ「……ふぅ……」
…今日は勝負の日。最初からそうだった。
私は前の『初』で怪我をして最終試験に行けなかった。
だが今回は無事ここまで来れた。
それならばここで全部出し切ろう。今やるべきなのはこの試験を乗り越えることだから。
今日が私の夢の始まりだ。
リーリヤ「一つの夢が叶うまで私は負けないから。…葛城リーリヤ、行きます!」
そして、半年後。 - 95二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 17:01:38
その日、初星学園から異例の一番星が生まれた。その名は…
清夏「リーリヤ〜!!一番星おめでと〜う!!」
リーリヤ「うぐっ…もう清夏ちゃん…!恥ずかしいよ…」
清夏「あはは…ごめんね?いやーリーリヤがまさかほんとに一番星になれるとは思ってなかったんだよ…信じてたけどね?」
清夏「にしてもまさか、ほんと、リーリヤがなるなんて…悔しいけど、納得だよ。」
清夏「え?」
清夏「あの『初』覚えてる?あの時まさかあんなゼーゼーいいながらステージに登るとは思ってなかったよ。その理由も理由だしさ〜ことねっちから聞いた時びっくりしたんだからね?」
清夏「…でも、あの時のパフォーマンスが、あまりにも、あまりにも綺麗だったから。心配も吹き飛んじゃった。」
清夏「だからね、リーリヤ。一番星おめでとう。」
リーリヤ「…うん、ありがとう清夏ちゃん!」 - 96二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 17:04:44
燕「…話は終わったか?葛城。」
燕「…まずは一番星おめでとう。とても良いパフォーマンスだった。」
リーリヤ「ありがとうございま…」
燕「だ!け!ど!な!お前!!もう無理するなと言ったはずだろう!!!!」
燕「藤田から聞いたぞ。また夜な夜なレッスンしていたとな。これでやめろと言って何回目だ?」
リーリヤ「…6回目…です。」
燕「そうだな??また怪我する気か!!!…ったく。それはもう別にいい。」
燕「…その、葛城。ほんとによく一番星になったな。私が達することの出来なかった目標を…お前はほんとに叶えてしまった。」
燕「ほんとに……うっうっ…ほんとに…おめでとう…な…」
リーリヤ「え、つ、燕先輩泣いて!?あわわ…えっと、えっと…」
ガチャン
星南「…葛城さん!ここにいたのね!やっと見つけ…え!?どういう状態かしら!?」
燕「それは…私がせ、説明する…うっ…」
事情説明中
星南「なるほど…それで燕が感極まってこうなったのね」
燕「す、すまない…泣くつもりはなかった…だがどうしても我慢できなかった…」 - 97二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 17:05:47
星南「…そりゃそうでしょう。あなたの担当アイドルが学園一になったのよ?私を退けて。」
星南「私は元々退くつもりはなかったのよ?でもまさか私のパフォーマンスを超えてくるなんて…でも燕が育てた子なら納得だわ。」
燕「ふん、当たり前だろう。私が!育てたアイドルだからな!」
星南「ふふっ、そうね…だから。私はアイドルをまだまだ続けていかないとね。卒業しても、貴方達に勝つまでは。」
燕「…あぁ、私も、葛城も待っているさ。いつまでも。なあ葛城。」
リーリヤ「もちろんです。絶対星南会長には負けませんから!」
星南「ふふ、その意気ね。…あら?このアイドルオーラは…まさか!?」 - 98二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 17:31:42
白い星は表面温度がすげー高いから、情熱を持って努力するリーリヤにぴったりだね
- 99二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 17:35:56
ことね「…おーい、リーリヤちゃん達いらっしゃ…え、星南会長!?」
星南「ことね、昨日ぶりね。それに…ことねのプロデューサーも。」
学P「そうですね。昨日ぶりです、十王さん。」
星南「ええそうね。…2人は葛城さんに用があるのかしら?」
学P「そうですね。…ことねさん、いいですか?」
ことね「もちろんです!…せーの」
「「葛城リーリヤ一番星おめでとう!」」
ことね「揃った〜!」
学P「揃いましたね。」
リーリヤ「あ、ありがとうございます!」
ことね「…いやー負けちゃった。やっぱりリーリヤちゃんはすごいナ〜」
リーリヤ「そんな!ことねちゃんだって!」
ことね「はいはいそうだね〜!…それで一番星になった感想は?」 - 100二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 17:36:56
リーリヤ「えっと…嬉しい…かな?」
ことね「やっぱりそうなんだ〜それで、会長の今の感想は?」
星南「悔しい以外にあると思うかしら?」
ことね「…ま、そうですよね〜」
リーリヤ「あ、あの!!みんなのパフォーマンスもすっごく良かった…です!」
星南「…葛城さんが言うならそうなんでしょうね。ありがとうね。」
ことね「ありがとうリーリヤちゃん!…ねえ、リーリヤちゃん。」
ことね「…また私とアイドルとして勝負してくれますか?」
リーリヤ「…もちろん!!!それで、また一緒に頑張りたいな!」
ことね「おう、頑張ろ〜な!」 - 101二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 17:37:58
学P「…ほんとに、おめでとうございます、雨夜プロデューサー。」
燕「あいつの頑張りだ。祝うなら葛城を祝え。」
学P「…と言いながら先程十王さんに褒められた時は誇ってたじゃないですか。」
燕「聞いていたのか!?…そうだ、悪いか?」
学P「全く。逆に担当アイドルが一番星になったなら逆にもっと誇るべきだと思います。」
燕「そ、そうか?それなら…私は一番星を育成したアイドル、雨夜燕だ!凄いだろう!!!」
シーン
燕「静まり返ったが!?」
星南「燕…どうしたの…??」
ことね「雨夜先輩…えと、おめでとうございます?」
燕「あーーーー、もうお前らの言葉は聞かん!散れ!散れェ!!」
星南「はいはい、それじゃ、行きましょうか。」
ことね「そーですね……失礼しました〜」
学P「失礼いたしました。」 - 102二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 18:02:02
燕「ふぅ、行ったな。」
リーリヤ「そうですね。…あの、燕センパイ。私一番星になったら伝えたいことがあったんです。」
燕「ほう、なんだ?」
リーリヤ「あの、その…センパイの苗字を私にください!」
燕「……??苗字をか?」
リーリヤ「はい!」
燕「ふむ…私の家に来るのか?」
リーリヤ「…?多分、はい!」
燕「ふむ…構わないぞ。」
リーリヤ「ほんとですか!?やったぁ!」
燕「あ、あぁ。それでは今日から葛城の姉として、よろしく頼む。」
リーリヤ「…ほぇ?」
バン
ことね「ちょ、クソボケしないでください雨夜先輩!!!」
燕「…?どういうことだ?苗字をもらうということは養子としてうちに来るんじゃないのか?」
星南「違うわよ?!!それはね…」 - 103二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 18:03:03
説明中
燕「…つまり、葛城は私に遠回しに告白したのか?」
リーリヤ「そ、そうです!月が綺麗ですね、のような告白に憧れてて…」
ことね「あーね。納得納得。…それで結局雨夜先輩の返事は?」
燕「…いや、ダメに決まっているだろう。アイドルとプロデューサーだぞ。」
星南「まあ…燕ならそう言うと思ったわ。」
燕「そうだ。アイドルではなかったら構わんが…アイドルとプロデューサーだからな。その告白は受け取れん。」
リーリヤ「…やっぱりそうですよね…ん?今…アイドルじゃなかったらいいって…」
燕「そうだ。アイドルとアイドル、アイドルとプロデューサーがダメなだけだ。別に引退後なら構わん。」
リーリヤ「え、ほんとですか!!?…じゃあ、その時また、告白します。それまでは…よろしくお願いします、燕先輩。」
燕「あぁ、もちろんだ。」 - 104二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 18:04:17
星南「いい感じになってよかったわね。」
ことね「そうすね〜アイドルとプロデューサーの恋愛NGかぁ…私たち…うーん…」
星南「ことね、どうかしたの?」
ことね「いや…なんでもないですよ。気にしないでください。」
星南「?そう、それならいいのだけど…」
ことね「…それよりも、今は2人の幸せを願う方が大事そ~だな。」 - 105二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 19:05:12
…10年後。
燕とリーリヤ2人は変わらずプロデューサーとアイドルという関係だったが…今日は特別な日だ。
リーリヤ「燕プロデューサー!私と結婚を前提にお付き合いしてください!」
燕「…もちろんだ。…だがまずはひとついいか。」
リーリヤ「なんでしょうか?」
燕「これ、楽屋でやることか!?普通こう、帰り道とかでそういう告白はやるものではないか?」
リーリヤ「は、早めにいいたかったんです…えへへ」
燕「…まあいい。引退ライブ、とても良かったぞ。トップアイドル葛城リーリヤとして文句一つないステージだった。」
リーリヤ「ありがとうございます!でもプロデューサーのプロデュースあっての話ですから!」
燕「まあ、そうだな。…でもこれからはプロデューサーとアイドルではなく、恋人としてよろしく頼む。」
リーリヤ「はい!」
葛城リーリヤはとてもとても努力し続けた結果、国民的アイドルとして名を馳せた。
その儚さのある外見と見た目に合わないド根性はテレビで見る人を虜にしていったという。
雨夜燕は初星学園卒業後、星南のツテで十王プロダクションへと加入し葛城リーリヤ専門プロデューサーとして、そして元アイドルプロデューサーとして業界に名を馳せた。
そのプロデュースは現在の初星学園でもツバメ式プロデュースとして使用されている。 - 106二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 19:06:13
そしてことねと学Pは…
ことね「も〜プロデューサ〜私の事好きすぎでしょ〜」
学P「藤田さんが可愛いからですよ。」
「もープロデューサ〜♡」
5年前にアイドルを辞め、無事その後結婚したという。
ことねから学Pを落としたらしいが…
いつ告白したのかは想像にお任せします。
そして星南は初星学園の次期学園長として日々書類とにらめっこしているそうだ…
まあ、星南なら行けるだろうという自信がある。
最後に清夏は初星学園のダンストレーナーとなり日々優しくも厳しく生徒をしごいているとさ。
…ちなみに、流石に大人になったら隠し事はしなくなったらしい。 - 107二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 19:08:07
こうしてこの6人はみな無事幸せになった。
プロデュース編END『これからもずっと!』
最高のENDだ、ね。
ちなみに途中の???ダイスは
1 ぶっ倒れ
2 どちらかが寝坊
3 特に何もなし
でしたね。はい、結果燕さんがぶっ倒れました。 - 108二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 19:16:52
うおおおお、書き終えた。ってことでまず言わせてくれ。
まさか三分の一引くとは思わないじゃないですか。不健全イチャイチャスレのはずだったわけよ。
はは、こんなことになるなんて思わなかったぜ。
それで、しっかり燕リーくっつけさせていただきました。ええ。しれっとPことも。
あのほんとにね、三分の一引くわ、はみ出したい四角関係だしなんかすごい、すごいのよ。
まあ一番きつかったのはなんだかんだ口調ではありますが! - 109二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 19:17:58
えーそれでね。投稿してるときにさいこーのコメント、保守コメントしてくれたニキ、ネキ達、まじありがとう。おかげで書き切れた。
これからも定期的にスレ立てるんでよろしくお願いいたしますわ。てことでね。
スレ主の次回作にご期待ください______ - 110二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 22:31:30
面白かった
次も期待 - 111二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 23:10:13
ありがと、つぎもがんばる
- 112二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 23:37:19
ゲーム内での絡みが楽しみになった😊
- 113二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 02:18:45
おつ
次回作も待ってる - 114二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 11:56:12