- 1ミューザ◆PPyRfvMZl625/06/09(月) 13:53:21
襲来した異星人!
侵略されるエネルギー資源!
存亡の危機に晒されてなお人類は……
未だ一つになり切れず、壮大な内ゲバを繰り広げ続けていた!!
【出来れば読んでいただきたい世界観および初期設定集(テレグラフ)(各種ページへのリンクあり)】
ここだけ3勢力入り乱れ惑星外性生物と戦うリアルロボットSFな世界あらすじ(とりあえずこれだけ読んでくれたなら最低限大丈夫な筈の簡潔にまとめた世界観)その1:どういう世界なの?
特殊なエネルギー鉱石「コア鉱石」を動力源とする人型歩行兵器「バディフレーム(通称:BF)」が兵器として一般化した高度な機械文明が築かれている、地球に酷似した惑星が舞台だよ!
元々は人類同士で細かい諍いとかはありつつもそれなりに穏やかな世界だったんだけど、本編から20年くらい前に惑星外性生物「インベイド」が隕石に乗って地表に飛来、どうやら上述のエネルギー塊「コア鉱石」がインベイドにとっては食糧として美味しくてたまらないらしくて、人類に敵対行動を取り始めたんだ!
必死に抵抗したんだけど、現在では地表のおよそ3~4割程が完全にインベイドがうようよ闊歩している危険地帯になっちゃって、そこから時々インベイドが攻め寄せて来る油断できない状況なんだよ……。
その2:で、今どうなってるの?
インベイドとの緒戦により人命を多く失いながらも、結果として「クロノス・インダストリー(通称:K.I社)」が世界を主導、地表や地下に「コロニー」と呼ばれるいくつかの居住拠点を制定してそこを中心にインベイドに対抗する様になったんだ!…00m.in次スレは>>190踏んだ方が
- 2ミューザ◆PPyRfvMZl625/06/09(月) 13:55:18
【前スレ】
【R-18】ここだけ3勢力入り乱れ惑星外性生物と戦うリアルロボットSFな世界【part27】|あにまん掲示板夢のエネルギーをただのご飯にしちまう異星人!ここぞとばかりに人類の覇権を握ろうとする大企業!惑星(※地球じゃないよ)がヤベェ!!……な「ここ3ロボSF」スレの裏スレ、設定スレです【出来れば読んでいただ…bbs.animanch.com【禁止事項】
・無敵ムーブ(戦闘でダメージを受けない、回避し続ける、など)
・必要性の認められない確定ロール
・相手PLが嫌がっていることを強要する行為(特にR-18関連はデリケートなところなので扱いには気を付けて、事前相談忘れずに)
【世界観やパワーバランスを保つ上での禁止事項】
・版権設定の利用
・「地形を変えられる火力」を個人で設定し所有すること
・3勢力(K.I社、人自連、デスペラード)+インベイドよりも立場や規模が大きい勢力を設定すること
・なんでも高い水準で出来るキャラ、なんでも高い水準で出来る機体禁止(他の人の活躍機会を奪いかねないため)
・メタネタ禁止(「この世界は作り物だ~」や背後さんへの言及をキャラの目線で発言させるなど)
- 3ミューザ◆PPyRfvMZl625/06/09(月) 13:56:55
Q1:参加してぇ!けど事前のキャラ登録って必須なの?テンプレはある?
A1:キャラシはあった方が色々スムーズだとは思うけど、無くても規約的なNGムーブさえしなけりゃ参加はOKだぜ!
テンプレらしいテンプレは特に無い(めんどうくさかった)からテレグラフなりで各自好きな様に書きたいこと書いてくれ!
↑の初期設定集から飛んだ先にあるスレ主のキャラシからテンプレとして項目を引用しても大丈夫だぜ!
Q2:キャラは1参加者につき何人まで?
A2:何人でもOKだぜ!複数陣営あるし下手に制限設けたらスカスカになるのが目に見えてるから……好きな様に作ってくれ!
Q3:コテハン(トリップ)は必須なの?
A3:必須じゃないぜ!でもトリップが無いってことはなりすましや乗っ取りが出ても判別方法が無いってことでもあるから、自衛手段としてコテハンを持っておくのは無難だぜ!
Q4:スレタイにR-18表記があるけどエロスレなの?
A4:一般誌のエロ描写とか元ネタ一般作品のエロ同人好き? 俺は好きなの……
エロメインじゃないけど「エロいことも割と自由に描写して良い」スレだから苦手な人がミスッて踏まない様に一応表記しているぜ!
「猥談耐性はあるけど自キャラにエロルさすのはなぁ……」って人でもOK、「自分は露骨なエロやりたくないです」って言っておけば良いぜ!
Q5:設定集に目通したけどなんか既視感ある設定ばっかりだな?
A5:へへっ - 4ミューザ◆PPyRfvMZl625/06/09(月) 13:58:50
【テレグラフ(設定やキャラシート、R-18な文章を書いたりにどうぞ)(※URLのhとttpsの間のスペースを消して検索してください)】
h ttps://x.gd/Z5SAZ
【URL短縮用サイト(テレグラフのデフォルトURLだとあにまんのNGワードに引っ掛かってしまうのでこちらでURL短縮してから投稿してください)】
- 5ゴルドラ◆ncKvmqq0Bs25/06/09(月) 14:14:45
(立て乙ゥ……)
(Q.2連ビームライフルって?)
(A.サンボルのフルアーマーガンダムの両腕装備見たら分かる) - 6クロノス海軍◆9BZ6kXGcio25/06/09(月) 14:29:30
列強地域より派遣された対地砲撃艦隊の船にでも触れときますね。
対地砲撃艦隊旗艦『イシュクル』
全長260m
全幅39m
全高54m
36cm3連装主砲3門
8.5cm対空砲12門
対地ミサイル発射管18基
36mm近接防御ガトリング砲4基
耐加粒子複合積層装甲
対地砲撃艦隊所属艦『アテネ』
全長238m
全幅34m
全高50m
36cm3連装主砲3門
8.5cm対空砲10門
対地ミサイル発射管14基
36mm近接防御ガトリング砲4門 - 7クロノス海軍◆9BZ6kXGcio25/06/09(月) 14:34:20
後はアテネと同型艦が4隻いて、
対地砲撃艦隊ミサイル艦『バルバトス』
全長124m
全幅24m
全高28m
12.5cm単装主砲一門
対地ミサイル発射管24基
36mm近接防御ガトリング砲2基
耐加粒子複合積層装甲
これの同型艦も24隻。
戦艦6隻、ミサイル艦25隻の大艦隊ですね。
一体何が始まるんです? - 8クロノス海軍◆9BZ6kXGcio25/06/09(月) 14:36:45
本来はI-7空母艦隊とも合流したかったのですが、不明機の襲撃にあって壊滅…航空戦力は極東の爆撃隊任せになりますね。
- 9ゴルドラ◆ncKvmqq0Bs25/06/09(月) 14:36:56
星一号作戦だ
- 10極東方面軍◆9BZ6kXGcio25/06/09(月) 14:40:12
しかし、ここまで大規模に動かすほどの価値か…我々は捨てられていなかったのだな…
- 11◆fDey8JUvvk25/06/09(月) 17:01:12
アラウンド「大佐あーーーー!!!」
アラウンド「暴れて良いからその方法とタイミングだけお願いしますねええーー!!!
アラウンド「また独断で人を殺してお墓を立てて泣きたくはないでしょーーー!!」
アラウンド「あなたが地獄のキル・ケーさんを裏切りたいなら別ですけどおおお!!!」
【乾坤一擲の献策だった】
「あっタイミング分からなかったらこちらから指示しますのでえええ!!!」 - 12ゴルドラ◆ncKvmqq0Bs25/06/09(月) 17:20:18
- 13アラウンド◆fDey8JUvvk25/06/09(月) 17:37:35
- 14アダムス◆C01O2YJoxg25/06/09(月) 17:56:43
【配属されている基地にて】
「極東半島の奪還作戦か…」
【いつものように身体を鍛える訓練の途中でオペレーターの所へ行き、一緒に作戦概要を聞いていた】
「なんか俺以外のクロノス兵士達士気高くない?」
[極東半島の次は極東列島、南開拓大陸と大事な場所を獲得する為の前哨戦と言えますからね]
「負けられないってやつかー」
[そうですね、負けてはならないってやつです]
【資料を書いている手を止めてこちらへと振り返るオペレーター、それを見てきょとんとした顔をしてしまう】
【それを見たオペレーターはジト目になりながら】
[あなたは今作戦には参加しないのですか?]
「あぁ、今作戦には参加せずもう少し休もうと思ってな、命令されたら行くしかないけどよ〜」
【缶ジュースをあけて飲み一息つきながらそう答える】 - 15ランセル◆hFOUpFQqt.25/06/09(月) 18:10:55
前183
「……」
【こういう時、なんと声をかけたら良いのだろうか】
【冷静に考えればあまりにも現実的でない光景。流石に無視はできない痛みを思考を逸らすことで回避しつつ、自分の腕に無我夢中の彼女を見る】
【「美味しいですか?」と聞くのも変だし、「満足しましたか?」と聞くのも何か変】
【いや、考えてみればこの状況そのものが変なのだから何をしようにおかしくなるのは当然かもしれない】
「…………」
【ならば、少し変な事をしても許されるだろうか】
【喰われていない空いた右腕をゆっくり持ち上げ、彼女の頭を、美しい獣の銀の毛を撫でた】
【理由はない。ただ撫でたくなったから】 - 16ゴルドラ◆ncKvmqq0Bs25/06/09(月) 18:19:10
……にしても他のメンバーを待つ間何も出来ねぇってのは歯痒いな……
こっちはせっかく10分繰り上げたってのによ……
『アラウンド様の言伝次第で私たちは如何様にもできますから』
【彼女からの献策によって未だ倉庫に留まっていた金龍は、目の前の重火器類を念入りにクリーニングしながら、メビに不満をぶつける】
【しかしながら、返ってくるのはもちろん現実のみ】
……はぁー……今の俺はそんな簡単に気分変えられねぇってのによぉ……
分かった分かった。だったら絶対誰にも文句を言えないぐらいにコイツらを仕上げて戦ってやるよ……
『良き戦いに繋がるよう、私もお祈り申し上げます』 - 17サンフラワー◆fDey8JUvvk25/06/09(月) 18:21:51
「ふふ、いつもありがとうございます。」
【超巨大輸送機、格納庫。銀髪の女性は柔和に微笑む。彼女は手足が不自由で、いまも兵士2人の手によってシートに座ることができたからだ】
「お手をいただけますか?」
【女性はゆっくりと手を差し伸べる。一人の兵士はその手を取り、握手する】
「あなたも。」
【もう一人も同様に。】
【──女性は触覚がない。握手をされてもその神経は何も伝達しない】
・・・
【けれど感じるものがあるから、こんなことをしているのだ】
「ふふ。行ってきます。」
【儚く手を振る。シートが奥へ引き込まれていく】
【女性が乗るのはストラクチャー・ADS-X004「バアル」。】
【いや、組み込まれると言った方が正確だろうか】
【両手両足が接続・固定される。胴体も。脊髄のソケットは3か所。オールグリーン】
「メインシステム問題なし。伝達率99.4。艦体各部正常。NO.1、NO.2、NO.3補機系統良し。サブジェネレータ始動。」
【バアルが重低音を響かせる。その巨体に比して静かな、まるで寝息の様に】
「こちらバアル。離翔許可願います。」
《離翔を許可する。》
「了解」
「メインジェネレータ始動。主推進機関点火。」
【目覚めた。低音はやがて高音へと変わり、大空へとバアルが動き出す。】
「では、行きましょう。」
【スカイグレーの巨体から、青色の粒子を掃き出して。人類の英知は飛び立った】 - 18エイダン◆Fd5AlHEdkk25/06/09(月) 18:37:09
《Syringe's 発進》
【大空を突き進む巨影が残した粒子のレールを辿るように、白銀の光線が飛び出す】
【二機が残した突風に前髪をひかれながら、兵士たちは敬礼をおくる】
【彼女と彼の幸運、そして無事な帰還を願い、敵の殲滅を託しながら】
「初めまして、Ms.サンフラワー。今回、直掩を務めるエイダン・リーだ。よろしく」
【通信具合の確認も兼ねて、短い自己紹介を添えた挨拶を送る】
【空は青く澄み渡り、遠くでは羊雲が列をなしている。本日は快晴ナリ】
【そんな言葉が似合うほどに静かだ】
【全く、気味が悪い】
【死が眼前に差し迫っている気配は、この内で騒ぐ高揚感と、その手綱を理性が握りしめる音で把握しているというのに】
【幾度も経験した嵐の前のなんとやらだが、これがもたらす不快感には一向に慣れない】
- 19サンフラワー◆fDey8JUvvk25/06/09(月) 19:02:10
「よろしくお願いします、エイダンさん。通信良好です。」
【楽しそうな声。いや、実際いろいろな人と話すのは楽しいのだ】
「噂には聞いていましたが、こうして見るとやはり違います。並みではバエルについてこられませんから……。」
「いい機体と腕ですね。」
【ふふっ。嫌味のない息が通信にも乗る】
「わかりますよ?エイダンさんほどこの子の価値を知る方もそうはいないでしょうから。ふふっ。緊張してください。」
【そしてあけすけに言い放つ。言葉こそ柔らかいが、なかなかに鋭い】
「苦悩は人間の特権です。だからこそ私たちはインベイドに打ち勝てる、なんて夢があるじゃないですか。」
【一区切りし、センサ越しに羊雲を見た】
「それはそれとして、きれいなものをきれいというのもまた人間。いい雲ですね。今日はきっと、良いことがありますよ。」
【大空に負けじと雄大に。流れていく景色に倣ってつらつらと語った】
- 20グリゴリー◆5Q4kt6Q.kc25/06/09(月) 19:05:34
前スレ200
『(改造人間の力はどれ程か....ここで、
お手並み拝見というのもアリだろう)』
「ちなみに機体は統一規格の設定だからね」
【そして、シュミレータールームにて】
"ルールは三対三のサドンデス方式です、
味方が総撃墜された場合と、味方陣地にある
拠点に見立てたアイテムを奪取された場合を
勝利条件とします。操縦者は席に着いて下さい"
【スピーカーの音声がルールを説明した】
『レグ、それにリコ。無理はしても、
無駄はなしで動く事を心掛けてください』
[は、はい!がんばります!]
{モカチーさんも....きっと強いよね....}
『例えどれだけ強くても、勝ち目は必ずある
やれる事をやっていきましょう、二人とも』
(改造人間側にはエリナが付いた)
「二人とも、準備は良いー?」 - 21グリゴリー◆5Q4kt6Q.kc25/06/09(月) 19:08:07
- 22極東方面軍◆9BZ6kXGcio25/06/09(月) 19:17:20
作戦決行前、砲撃艦隊を前面に展開した上陸部隊輸送空母群に各方面軍からのエース達が集結していた。幅が100m近い甲板を持つ大型艦の群れは何千という歴戦のスレイガン達によってその甲板をカラフルに色つける。
「本社は本当に極東を攻略しようとしているのか…『地上班、点呼終わりました!「わかった、砲撃艦隊に打電。〈機甲歩兵班点呼良し〉『了解!失礼しました!「うむ。」
《こちら空母『アレキサンドリア』。着艦申請機、再度機体名と所属を提示せよ。》
《アレキサンドリアへ、こちらクロノス極東方面地上軍所属、BF輸送用多目的機「剣龍」。着艦許可を求む。》
《アレキサンドリアから剣龍へ、該当機を確認、了解した。着艦許可を出す。甲板の誘導に従って着艦してくれ。》
《剣龍、了解した。着艦する。》
アレスティング・ワイヤを使わずにそのVTOL機はゆっくりと降下するのを甲板誘導員は信号灯を振りタッチダウンさせる。
ドッキャン
ランディングギアが柔らかく沈み込み、甲板に着艦した。
《タッチダウン。そのまま脇に避けてくれ。》
《了解。》
その機体は誘導に従って脇に避けていく。
「管制、あの機体は?」
『あれはボンボンのとこで使ってる輸送機ですよ。』
「デカイな。」
『内装が中々良いそうで。』
「居住性が高いのか?」
『そのようですよ?』
「贅沢だな。」
『そんなもんですよ。』
艦橋の緊張は薄い - 23ウルヴィ◆xZJxX8ZGsA25/06/09(月) 19:17:30
【再び口を開けて、咀嚼するように歯で腕を圧迫する。酒などでは比べ物もならないほどに芳しく香り立つ血に、頭が溶けそうになる】
【昂りに比例して紅い瞳は焦点を失って蕩け、獣の欲望を満たすことしか考えられず、噛みつきは貪るように暴力的で激しくなる】
【じくじくと溶けて、びりびりと回って、ぐるぐると痺れる。吐き気を催すくらいの高揚感と、輪郭があやふやになってしまう浮遊感】
【その意識に実在感を取り戻させたのは、頭を撫でる彼の手だった】
「……ん」
【彼の右手を受け入れながら、荒くなっていた呼吸の調子を整える。ずっとランセルはウルヴィを見ていただろうに、ウルヴィは視界に映る彼の姿も顧みず、ただその血を味わう事しか考えていなかった】
【それでも肉を食い千切るまでしなかったのは、辛うじて人であれたのか、或いはただの偶然か】
【ぱ、と空気の抜ける音と共に、ランセルの腕を咥えていた口が離れる。血液と混ざった唾液の糸は、てらりと妖しく煌めいたのも束の間、滴り落ちてふつりと切れる】
【新雪が土足で踏み荒らされたように、彼の左腕はその傷口の周辺だけが、赤っぽく濡れていた】
「ごめん…」
【申し訳なさそうに言った彼女は、しかしまた傷口へと舌を伸ばす】
【かと思えば、その汚れを拭き取るように、舌先がちろちろと動かされ始めた】
【それは空腹を満たす獣の捕食とは違って、しかし人間らしい仕草とも言えるものではないだろう】
【奉仕、或いは愛撫にも似た行為は、少なくない親愛が込められていた】
- 24ゴルドラ◆ncKvmqq0Bs25/06/09(月) 19:35:19
《こちら空母『アレキサンドリア』。着艦申請機、再度機体名と所属を提示せよ。》
《アレキサンドリアへ、こちらクロノス極東方面地上軍所属、BF輸送用多目的機「剣龍」。着艦許可を求む。》
【管制室の肉声に、機体の合成音声が応じる】
《アレキサンドリアから剣龍へ、該当機を確認、了解した。着艦許可を出す。甲板の誘導に従って着艦してくれ。》
《剣龍、了解した。着艦する。》
【機体内蔵のAIが周囲を認識し、確実に安全に着陸できると分かれば、鋼の道に龍は降り立つ】
《タッチダウン。そのまま脇に避けてくれ。》
《了解。》
【そこから後部ハッチがゆっくりと開けば、火箱を携えた虎とその相棒たちが現れる】
クロノス極東方面地上軍所属、勞 金龍大佐 ただいま着任しましたぜ
【支給品と比べて一際武骨なパイロットスーツに身を包んでいた金龍は、対照的にこれといった特徴が見えないそれを着たメビを引き連れ、最寄りのお迎えに敬礼した】
- 25東雲 台◆5Q4kt6Q.kc25/06/09(月) 19:40:16
前スレより
x.gd - 26モカ◆KPwoT407kA25/06/09(月) 19:41:23
(また対人戦か…面倒だけど)
【オブジェクト狙いで作戦行動に移ろうとも思っていたが…エリナ准尉伝いにこちらのやり口が漏れている可能性もある。“ある程度”はそれを利用してくるかもしれないと考慮に入れるべきか】
アオヤマはオブジェクトの護衛!エリナ准尉はボクと共に敵オブジェクトの奪取!
───────敵が防衛策を取るならその撃墜役はボクが担う!アオヤマは外側からライフルで狙撃支援任せた!
「りょーかい!」
【上に昇るグレネードの有効範囲から避けるようにモカが前進、アオヤマが後退する。グレネードの爆風がモカ機に迫ろうとしたそこ直前に、爆風目掛けてビームライフルを打ち込むことでそれを即興の推力とし敵陣深く斬り込む】
- 27二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 20:07:03
このレスは削除されています
- 28エイダン◆Fd5AlHEdkk25/06/09(月) 20:08:59
「机に齧り付いてろと言う声を振り切るには、これくらいしないといけなくてね」
【スピーカーから届けられる微笑は空と同じくらい透き通っていた】
【彼女のような名パイロットに褒められるのはいい気分だ。裏がないとわかるから尚更】
【そんな少し浮き足立ちそうになっていた心を、次の言葉が落ち着かせた】
「……なるほど、良いロマンだ。心に留めておくよ」
【今、彼女がわけてくれたイメージは、思いの外しっくりときた。緊張はそのままに、わずかに曇っていた視界が明瞭になる】
「そうかい。それじゃあ、その予感を現実にするために、努力するとしようかな」
【死が迫る気配は無くならない】
【違和感に対する不快感も無くならない】
【ただ、青空を純粋な気持ちで見渡す余裕はできた。これはいい】
【この歳でまた成長できるとは思っていなかった。やはり、経験の機会を逃すべきではないとよくわかる】
「ああ、見えてきたね」
【眼下に広がる雄大な海と、広大な空のコントラスト。そして海の一点を鮮やかに彩る空母の甲板を視界に収めながらそう思った】
【数分後、規則的な問答を終え、大小異なる二つの機影がアレキサンドリアに順を追って着艦する】
【爽やかな潮風に頬を撫でられながら、鋼鉄の足場へ降り立った】
「クロノス本社所属、エイダン・リー、到着したよ。ただいまより、ローラシア・ウォート上級中将の指揮下に入る。よろしく」
【型に習った敬礼を迎えの兵士並びに、この場にはいない司令官へ向けて挨拶をした】
【これから共に戦う相手で、この戦場での先達だ。怠ってはいけない】
- 29シンカイ◆9BZ6kXGcio25/06/09(月) 20:10:32
- 30ランセル◆hFOUpFQqt.25/06/09(月) 20:17:23
「言ったでしょう?"大丈夫です"と」
【筋肉がズタボロになる程を覚悟していたのに、実際の傷は想像よりも軽いものだった。彼女が抑えてくれたのかはわからないが、結果としては"大丈夫"な範囲】
「それでも謝るならもっと撫でますよ?」
【ふっと意地悪く笑ってみて、わしゃわしゃと頭を撫で続ける】
【罪悪感を覚えてくれるのは嬉しいが、辛い思いをして欲しくないからこその妥協案。だから謝らなくてもいい。少しずつ彼女が彼女の中の獣と向き合えるようになればそれでいい】
【朱く蕩けたように見える傷。じんじんと血が抜け感覚が抜けたのか、痛みもよりもこそばゆく感じる舐め】
【癒そうとしてくれているのだろうか?どちらにせよ、此方の事を考えてくれるのなら、この程度の痛みはどうってことない】
- 31ゴルドラ◆ncKvmqq0Bs25/06/09(月) 20:24:45
- 32ユスラ◆xZJxX8ZGsA25/06/09(月) 20:31:27
《…大佐、よろしいのですか?》
【不安を隠さない、むしろ訴えるような声がコックピットに届く。幾分かは呆れも含まれているのだろう、格納庫のキャットウォークで此方を見る部下は、これ見よがしに嘆息していた】
【作戦ギリギリまで調整されていた機体で、後から現場に向かうなど正気とは思えないのだろう】
《だいじょぶだいじょぶ〜》
【黒曜の巨人、それに乗るユスラはあいも変わらず間延びした返事を返す】
【専用スレイガン改め、エクリプス。つい先程に最終チェックを終えたばかりの機体は、最低限のモーションアシストプログラムも組まれていない。ACSやFCSの補正を除けば、ほぼマニュアルと言っていいだろう】
【だが、問題はない。クロノス・インダストリー務めとしては口が裂けても口外できないが、初期インベイド進行のシミュレータにおいて、ユスラが最高スコアの出したのは───】
・・・・・・・・・・
【月風を使用したデータである】
《ま、現地にはエイダン部長もいるからね〜。なんかあっても心配ないよ〜》
《それまでに墜落しなければ、ではありませんか?》
《イケメンは死なない》
《お言葉ですが、それを言った人は死にましたよ》
《…と、とにかく遅刻しちゃうからもう出るよ〜!》
《はぁ…。架道橋、第二隔壁……はい、カタパルトに接続しますね》
【整備員たちが動いて、格納庫内の機器を操作すれば、滑走路にも似た真っ直ぐな道が現れる】
《第二隔壁開錠、水平カタパルトロック解除、シリンダー接続完了。作戦開始までには間に合うはずなので、焦らなくても大丈夫ですからね?…と、射出します》
【そうして〈エクリプス〉は格納庫を飛び出して、作戦領域まで空を駆けた】
《あ〜、あ〜、よし。…こちら、ユスラ・キリサキ大佐、〈エクリプス〉。間もなく作戦領域に到達します。〈アレキサンドリア〉、着艦許可を求めます》
【巡航形態の大型スラスターユニットから炎を吐き出す機体から、ユスラは大型艦へと回線を繋ぐ】