急いで四音の話をしてくれ!

  • 1二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 14:48:16
  • 2二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 14:49:21

    ちなみに進ガシャで四音が出るということで石がゼロになりました

  • 3二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 15:10:27

    >>2

    まってくれ、その話は本当か?!

    俺の四音実装の為に貯めておいている石を少し解放しなければ……

  • 4二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 15:14:07

    わからない...貯めてる途中で敗北したから何もわからない...

  • 5二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 15:16:44

    HotWりーぴゃんのシナリオに四音が出てきて分からせられるんだって?

  • 6二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 15:31:04

    あにまん民は四音好きすぎだろ

  • 7二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 15:46:23

    >>6

    そら大した掘り下げがないから好き勝手言えるターンだし

  • 8二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 16:16:28

    >>6

    キャラ造形があまりにもオタク向けすぎる

    圧倒的ビジュアル、実力はあるが不器用、悪事もガバガバ、一人称と口調が切り替わる、姉への確執とコンプレックス、顔芸

  • 9二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 16:44:50

    乞食とは言ったが書かないとは言っていない
    適当なので前の方が来たら(見にくそうだし)消します。

    「...毎日、飽きもせずよく来るな
    藍井撫子、さすがに覚えたぞ。」
    「月花様こそ...」
    『...』
    「...先程お医者様から」
    「いい。」
    「...」
    「私も聞いた。その話は...しないでくれ」

    嬉しかったことだ、よく覚えている。
    まだ小さい私より更に小さい赤ん坊の
    手を握ったら握り返してくれたあの温もりを。

    「...」
    もう、握り返してはくれないらしい
    「藍井撫子。」
    「はい」
    「私は邪魔か。」
    「...いいえ」
    「そうか」
    『...』
    「藍井撫子。」
    「はい」
    「貴様の知っている四音を教えてくれないか」
    「!
    よろこんで!」

  • 10二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 16:48:08

    「そうか...」
    「私の知っているお姉様はこれくらいですわ」
    「中等部ではどうだったんだ?」
    「気になって聞いたことはありましたが...
    教えてくださりませんでしたわ」
    ずいぶんと慕われているようだ。
    誇らしいような寂しいような...ヘンな気持ちだ。
    「熱心ですね、撫子。」
    四音も少し恥ずかしそうだ。
    ...
    !?
    ありえない。今夜が峠だと。
    「いけませんわ、わたくし...
    お姉様を想うあまり幻覚が」
    「幻覚ではありませんよ」
    「えぇ!?で、でで、ではユーレイ...」
    「縁起でもないことを言うな!
    四音は生きて...
    なあ四音?」
    漠然とした不安を喜びで塗り潰すために口角をあげる。
    おそらく今私は酷い顔をしているだろう

  • 11二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 16:49:10

    「...」
    しかし相手はただ黙って、困ったように目を逸らしている。
    それが意味することは考えない。
    だいたい、だったら、今目の前にいるのは誰なんだ。
    四音の顔で、四音の声で、四音の体で、
    白草四音じゃないなんてありえない....
    ありえない?
    そうだ今四音が起き上がっていること自体ありえないことで...
    「お二人に頼みたいことがあるのですが...」
    わからない、わからないなら下手に
    動くべきではない
    「なんだ」
    「至急、ライブを開催したいのです。」
    「へっ!?
    無茶ですわお姉様そんな病み上がりで!!」
    「いいえ、急がなければいけません
    まずは理事長の元へ向かいましょう」

  • 12二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 16:51:42

    「先に伝えておきます。お姉様、あなたのライブを私に譲っていただけませんか?」
    「...では質問に答えろ
    お前は誰で、何が目的だ?」
    「私が何者かは明かせません
    目的は....
    白草四音の蘇生です。」
    「....いいだろう。詳しくは後で聞く。
    だが、ファンはどうする。
    ファンは白草月花-わたし-を見にくる、
    後出しでは誰も納得はしないだろう。
    だが先にお前の名前を出してしまえば到底客を埋めることなど叶わないだろう。
    私とお前のエゴで損をする人間が出ることになるが、それはどうするつもりだ」
    「そこは私に案があります」

  • 13二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 16:52:44

    しばらくして...

    私のライブをパフォーマンスを競うトーナメントにして、優勝者がライブをするという形式を取るそうだ
    理事長が上機嫌だったからスムーズに話が進んで助かった。
    「あの人いつもああなんですか?」
    違うとは言い切れないな
    「...それで、四音の蘇生とはどうするんだ。
    ライブとは何の関係がある」
    「その二つは直接結びつくものではないのです。
    まず、白草四音は彼女自身が望まない限り生き返りません。」
    引っかかる言い方だ。
    四音はまさかそれを望んでいないのか?
    「その通りです」
    ...声に出ていたか。
    「そのことに関して我々にできることは...残念ですがありません」
    「ではライブは何のために?」
    「白草四音が最近していることはあなたも知っているでしょう」
    知っている。
    フェイクの流布やアイテムの買い占め、要は相手への妨害だ。
    「彼女は...彼女一人では、"これ"が間違ってると認めるのに膨大な時間がかかります。
    おそらくアイドルを辞める方が先になるほどの時間が...」
    ...情けない。理解ができない。
    何のためにこんなことを
    こんなことをしても自分の益にはならないことがわからないほど四音は愚かではない。
    「...彼女がこうするに至った理由は幾つかあります。
    それは...」

  • 14二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 16:54:06

    「う...こ、ここは?」
    クソ...全身が痛い。
    ...暗いな、ここはどこなんだ。誰もいないのか?
    「四音!」
    「お姉様!?」
    ...いない?

    直後、近未来的なモニターが現れ
    事故当時の映像を流し出す。

    「四音!」
    襲いくる大型の車から妹を救うべく駆け出す月花。
    本来なら間に合わず、良くて月花は大怪我で済むという事態になっていた。
    火事場の馬鹿力という言葉がある
    死に瀕した時、限界を超える力を引き出すというものだ。
    四音は近づく月花を蹴り飛ばした。
    月花は生きるべきだと考えたのか
    自分だけが死ぬべきと考えたのか
    誰も、四音でさえもわからない。
    「ええ!事故!?」
    「怖〜」「あれ白草月花じゃね?」
    「本当だ月花様だ!」「誰か救急車!」
    「おい血だらけの人もいるぞ!」
    ざわざわ、ざわざわ。
    プツン。

    ああ、思い出した。
    ボクは死んだんだ。
    まあ、最期の最後で正しいことができただろ。

  • 15二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 16:55:58

    「あら、ちゃんと来たのね
    てっきりまだわんわん泣いてるのかと思っちゃった。」
    びっくりした。心臓に悪いな。
    「ハア...」
    思わずため息がでる。賀陽燐羽かあ...
    鍛え直してやるとか偉そうに

    近未来的なモニターが現れ
    レッスン当時の映像を流し出す。

    「はあ、不満そうね」
    「それはそうでしょう。私、あなたのこと嫌いですので」
    少しの間言い合いが続き
    熱くなった四音はアイドルを簡単にすてる、生き方を曲げたクズ。と吐き捨てその場を去る。
    その背中にだから、アイドルに戻るって言ってるじゃない。と怒り心頭の燐羽
    「あわあわわ...」
    挟まれた撫子が居心地悪そうにしている。

    ふん、間違ったことは言ってない。
    そのうえ、有村あきらに至っては叶うはずのない夢にしがみついて...

    近未来的なモニターが現れる

    「わっ!」
    ...再生ボタンがついてる
    心臓に悪いって思ったからか?
    ますますなんなんだこの場所は...
    まあ、押すしかないんだろ。
    「ランクC ◯◯位」
    ...最悪だ

  • 16二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 16:56:39

    入学当時の映像が流れ出す

    「お姉様は...Sランク!?それって961プロの最前線じゃないか。
    やっぱりお姉様はすごいなあ...」
    入学時のランクは入学試験の結果で決まる。
    特段高くも低くもない位置から彼女のアイドルはスタートした。
    「まあでもやれることをやってれば...!」
    「ランクB ◯◯◯位」
    めざましい躍進に学内ではかなり注目されていた。
    中等部時点でBランクになるアイドルは少数で彼女にもそれなりに自信がついていた。
    そんな時
    「ねえねえ四音ちゃん、どうしてそんなに頑張ってるの?」
    「ボクはお姉様と同じSランクに行きたいからね!なら思いつく限り頑張らないと!」
    「へえ〜〜!

            無理だよ?」

  • 17二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 16:57:20

    「へ?」
    「だって四音ちゃん私より順位下だし
    その私が、逆立ちしても月花様には届かないんだから無理無理。
    あ、でも四音ちゃん頑張ってるから
    もしかしたらAランクにもいけるかもね〜
    ま、そん時はAランクの人に聞いてみ?
    無理だって言われるよ。」
    なかなか酷いことを言うな、とは思ったが
    その程度の言葉で折れる四音ではなかった。
    Sランクに至るまでの道のりが険しいことなんて、そんなものは前提だからだ。
    ただ走った
    「ランクB ◯◯位」
    走った距離が順位に繋がるのが楽しかった
    「ランクB ◯位」
    そのままAランクまで━━
    「ランクB ◯位」
    それはそうだ。快進撃なんていつまでも続くものではない。ここからは長期戦だ。
    そう息巻いていた四音だったが
    「ランクB ◯位」

    「ランクB ◯位」

    「ランクB ◯◯位」

  • 18二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 16:58:46

    白草月花は待ってはくれない
    こうしている間にも差は開いていく。
    ならばどうする?アレほどの才能はない。
    他と比べてむしろ劣っているのではないか。
    「無理だよ?」
    ここがボクの限界なのかもしれない。
    だがそれが何だ。
    諦める理由にはならない。
    「四音ちゃん、伸び悩んでるねぇ」
    「...話しかけないでもらえますか」
    タバコの匂いが肺を侵す
    「へーキャラ徹底してるじゃん偉〜
    自然にだせるんだねぇ」
    「...」
    「月花様にはもう届かないよねぇ
    や、ならもういいか。
    白草様は才能マンだからねぇ
    あれ?ウーマン?まいっか」
    「...っ!」
    「も〜怖い顔しないでよぉ
    私は君の手伝いをしようって来てるのに」
    「...あなたごときに何ができるんです?」
    「はは、辛辣〜
    でも教えてあげよう
    ...........」

  • 19二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 16:59:21

    「そんなこと許されると思って...!」
    「み〜んなやってるよぉ?
    それにぃ、勝ちたいんでしょぉ?
    別に私はどっちでもいいけどぉ
    一生Bランクで終わりだろうねー?」
    「...」
    許されないことだ
    そんなことをしてはクズそのものだ
    でも...
    「一生Bランク」
    「無理だよ?」
    このままでは無理なんだ。
    仕方なく、
    仕方なく、、、
    違う。そんなものは言い訳だ。
    ボクは...悪人になる。

    「ランクA ◯◯位」

    「君が白草四音か
    いい目だ、何が望みかな?」
    同情される余地なんて残さない
    「私の中等部の記録を消していただきたいです」
    「フ...いいだろう
    ただ四音、これからよ〜く働いてもらうぞ?」
    「望むところです」
    二人の笑い声が響いた。

  • 20二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 16:59:51

    それで結局Aランク止まり。
    今だから言えることだけど
    変わることは悪じゃない、
    なんて、わかってた。
    賀陽燐羽も、有村あきらも変わったけど悪じゃない。
    ボクが悪に変わっただけだ。
    それでも嫌だった。賀陽燐羽はともかく
    有村あきらが、憧れが、
    自分と同じことをしているのではないかと考えると、本当に嫌だった。
    夢は叶わないって、わかってたはずなのに。
    何を期待していたのか醜くしがみついて、才能もないのに考えなしに走って。
    それを相手に重ねて苛立ちが抑えられない自分が嫌いだった。
    なんにせよ
    不様に走る滑稽な姿も、
    手段を厭わぬ醜い姿も、
    ボクも、
    私も、
    もう終わったんだ。
    死んでーこれでーよかったんだよ。

  • 21二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 17:00:40

    961プロ主催!
    アイドルトーナメントもいよいよ決勝!
    この二人は姉妹ということでアツいマッチアップが決勝になりました!

    「フ、アイドルとして挑まれた手前
    手は抜かんぞ?」
    「望むところです。」

    気合い十分といったところで先行は白草月花!!!

  • 22二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 17:03:31

    やがて最も古い記憶の映像が流れ出す
    「お姉様みたいなアイドルになりたい!」
    「...はは。」
    思わず笑ってしまった。
    その夢は叶わない。
    「なれるかな?」
    なれはしない
    「なれる」
    ....
    は?
    「ふふ、秘密だぞ。
    私にはな、アイドルの才能が見えるんだ。
    そんな私が言うんだ」
    姉...様?
    「お前は━━━」
    ...そんなこと言ってたっけ
    ほんとうなの?ボクは、
    「私より遥か高みへ行ける!」
    でも才能がないって、言われたよ
    「まさか、お姉様の言葉が信じられないのか?」
    でも、でも!
    ....今さらそんなこと言ったって、
    たった今諦めたばっかりなのに、
    「じゃあ!ボクがすごくなったらいっしょにステージに立と!約束だよ!」
    ....もう一度やりなおしたい。
    皆に謝りたい。
    今度は善い方へ変わりたい。
    躓いても、転んでも、走り続けたい。
    このまま死んでられないじゃないか!

  • 23二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 17:04:21

    「優勝は白草四音!!!!」
    !?上だ!
    優勝が、ボク?
    いや、違う。ボクじゃない。
    姉様もいる!
    違うだろ。その体で姉様の隣に立つのは...
    ボクだ!

    「へぶっ!?」
    地面が壁になり新しい地面に叩きつけられた。
    親切にもあそこまで走っていけるようにしてくれたらしい。
    ...ボクの体がライブをしている。
    パフォーマンスもファンサもカメラ写りも神がかっている。
    アレがボクにもできるなら...
    いや、やってみせる。
    そのために返してもらうぞ!

  • 24二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 17:05:06

    「お知らせがあります」
    ?なんだ。
    気付けば見入っていた。
    「しばらくの間お別れになります
    でも、必ず帰ってきます
    半年、一年、どれくらいになるかはわかりませんが...
    帰ってくると約束します」
    ...意外なところで再会するかもしれませんね
    と残し、ボクの体は退場した。
    それと同時に
    「ん?
    うわあ〜〜!!!!」
    光に吸い込まれ意識が途絶えた。

  • 25二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 17:05:50

    「お疲れさまです!お姉様!」
    「撫子、黙っていましたが私は...」
    「わかっています。
    でも...」
    「言ったでしょう。白草四音なら帰ってきます」
    「!
    ほ、ほんとうでございますか!?」
    「な、撫子?」
    「お姉様が帰ってくるまで、こうさせてくださいませ。」
    「なんだ?ケンタウロスのようになっているぞ。」
    「月花さん...」
    「良いライブだった。
    言っていたな。
    今回のライブは彼女が生き返った時のための布石だ、と。
    少しハードルを上げすぎてはいないか?」
    「きっと超えてくれますよ。
    しっかりと前を向ける環境を作ってあげればきっと。
    では、ごきげんよう」

  • 26二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 17:06:57

    「...取り返せた?」
    「!しお「うおおおおおおおおおおおおん!!」
    「撫子...?」
    「お姉様の喋り方ですわぁぁぁ!!」
    「撫子!ケンタウロスみたいになってます!
    やめてください!」
    「...四音。」
    「お姉様。
    ...いつか自分の力で」
    「お姉様と同じステージに立ちますから!」
    「フ...私はもうしばらく日本にいる
    また買い物にでもいこう。」
    『プルルルル!』
    「ケータイ?なんと間のいい...
    もしもし?」
    「もしもし、一応聞くけど...あなた白草四音よね?」
    「あら賀陽燐羽さん、お久しぶりです」
    「...事故っていうの、嘘だったの?」
    「いえ...これは話せば長くなるのでまた...」
    「ふーん、そう。」
    「賀陽燐羽さん。」
    「なに?もう切るわよ」
    「電話越しで申し訳ありませんが、
    先日はごめんなさい」
    「...」

  • 27二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 17:07:51

    「それとお願いがあります」
    「なによ」
    「ボクにアイドルを教えてください。」
    「...もしかして、わかってやってるのかしら。」
    「?」
    「ハア、まあいいわ。だいたいあのライブができる人に教えられることなんてないと思うけど。またね」
    「帰りましょうか
    撫子、もうケンタウロスはやめてください」

  • 28二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 17:08:26

    〜半年後〜
    「今冬のHIFにはゲストが来ておるぞ!
    その方に一曲パフォーマンスをしてもらい、それを開会式とする!」

    「お久しぶりです!初めまして!
    開会式を任された白草四音です。
    早速、始めましょう!」

    自分を変えるなんて恥ずかしいことだと思ってた。辛く苦しいものだったから
    だから有村麻央に...どうしようもなく失望した。
    夢に向かって走るなんて醜いだけだと思ってた。あの時は実を結ばなかったから。
    だから葛城リーリヤを否定したかった
    ...走り続けることが正解だったなんて認めたくなかった。
    私が嫌いだった
    ボクが嫌いだった
    けど、今は違う
    変わることは恥ずかしくなんてない。
    実を結ぶまで走り続ける。
    名声なら、あそこで終われば手に入った
    それなのに今ここに立っている理由なんて一つに決まっている

  • 29二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 17:09:00
  • 30二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 17:23:48

    おいしょうもないことやってる間に公式から四音が写った四コマが上げられてるじゃねえか!!!そっち見ろ!

  • 31二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 21:49:47

    素晴らしいssを本当にありがとう……
    公式からも供給きたし、これでまた半年生き延びられる……

  • 32二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 02:11:36

    ちなみに961を辞めてるjupiterの曲を選んだのは趣味です

  • 33二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 12:09:39

    このレスは削除されています

  • 34二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 16:29:08

    絶望の天井

  • 35二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 16:30:05

    >>34

    あ・・・・・・(察し)

  • 36二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 01:32:09

    スレ落としといて言うのもアレだが妹四音書いてくれてた方続き書いてくれ

  • 37二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 05:32:25

    「プロデューサーはどうして四音を妹系アイドルにしようと思ったんだ?」
    「妹だからですよ。」
    末っ子でもアニキという愛称はついたりするけれど。
    「まあそうだろう、しかしそういったものではなく......。」
    「そうですね......月花さんのコピー路線をやめさせるのは俺の中で確定事項でした。」
    「そして、月花さんとファン層の被らないようにすることもマストだった。」
    「となると、可愛い系アイドルのほうに舵を切るのが得策、というわけですね?プロデューサー。」
    「その通りです。そして、始めてみたときに、お姉ちゃんを目指して頑張る妹っていいなと思ったので”そう”しました。」
    月花さんははあはあ、と納得したような相槌を打つ。
    「私もお姉さん系アイドルを目指すべきだろうか。」
    「いいですね、月花さんの場合、姉御って感じでかっこいいと思います。」
    「......では、あなたが海外に来たときにはそうプロデュースしてもらおう。」
    「......この前断りましたよね、俺は四音と会えなくなるのが嫌だから行きませんよ。」
    「ぷ、プロデューサー!?逆スカウトされてたんですか?あと恥ずかしいのでしれっとそういう事言うのやめてください!!!」
    「私は変なことは言っていないぞ。四音がいつか来たときに、ついでに、ちょっとだけやってくれればいい。」
    ......この人はつくづく姉バカだ。
    四音がいつか世界的に有名になることを一切疑っていない。
    「着いたぞ、四音。プロデューサーはその時が来たら返事をくれればいい。」
    「わかりました。」

  • 38二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 05:33:32

    >>9

    消さないでほしいです

  • 39二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 11:11:45

    本当にありがとう


    >>38

    見返す時見にくいと思うけどわかった

  • 40二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 18:35:59

    このレスは削除されています

  • 41二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 18:54:04

    暗くてよく見えないが、なかなか遠いところ、山の中まで来たことは分かった。
    「待っているぞ、二つの意味でな。」
    「行きましょう!」
    四音が俺の手を引いて、暗い道を進んでいく。
    「この先に原っぱがあるんです。」
    木の根も道の真ん中まで張っているような道だったが、多少は整備されているようで、道の両脇には申し訳程度の柵もあった。


    「あっ!」
    根か........!
    「四音!」
    躓いた四音を咄嗟に抱き寄せる。
    「大丈夫ですか!?くじいてないですか!?すみません、俺がライトを持ってきていれば.......!」
    「だ、大丈夫です。それよりも、近いのと、その、手が............あたってます............。」
    「!」
    「ごめんなさい、あの!わざとではないんです。」
    「プロデューサー!?分かってますよ!それくらい!ただ恥ずかしいから離してほしかっただけです!」
    「すいません、本当に。」
    四音は俺から少し距離を取って、軽く咳払いをした。
    「あーあ、プロデューサーのせいでキズモノになっちゃいましたよ?」
    「もうお嫁にいけません......。」
    「責任、取ってくださいね?」
    「っ!」
    俺の耳元で囁くと、四音はまた歩き出した。


    これが夜じゃなかったら、今の俺の真っ赤な顔を見られていたんだと思うと、恥ずかしくて仕方がない。

  • 42二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 22:53:25

    このレスは削除されています

  • 43二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 02:13:30

    ストレートに強い責任とってだ!!!

  • 44二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 02:14:58
  • 45二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 08:03:20

    「さあ、行きましょう?」
    「……はい。」
    原っぱまではあと少しだと早歩きになった四音が言う。
    歩き方も根を避ける為不恰好になっていた。
    「着きました。」
    一面に咲いた白詰草が月に照らされている。
    「上を見てください。」
    四音が指差す方を見ると、沢山の星がピカピカと光っていた。
    今日も持って来たので、とレジャーシートを敷いて、四音が俺を隣に誘う。
    「こうして寝転んでいると、すごく気持ちいいですね。」
    「星空がすごく綺麗なんです。」
    「あれが北極星です。ずっと位置が変わらない。航海士は目標にしていたそうで。」
    「ずっと変わらない目印、ですか。」
    「そうです……ボクは……変な話ですけど、そんなものは、北極星が気に入らなかった。ずっと変わらずにいられて、みんなから頼りにされて、それって月花姉様みたいじゃないですか。」
    四音は笑っていた。星も月もこれだけ明るく見えているものだから、暗くて良く見辛い訳でもない。
    「でも、今はそうは思いません。」
    「北極星は一番明るい星ではないですから。」
    「ボクがそれより、一番輝けばいいんだって思えたんです。」
    「あなたのおかげで。」
    「プロデューサー、ここに来たのはあなただけのライブをするためなんです。」
    四音さんがおもむろに立ち上がったので、俺も上体を起こす。
    「全部のファンサ、全部の思い、全部あなたの為に……歌いますね!」
    「俺は幸せ者ですね。」
    「まったくです。」

    四音さんは深く息を吸い込んだ。

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