- 1LK(キュアカラー/シッグ)25/06/10(火) 21:58:01
ここはプリキュアとそれに敵対する勢力が集まる街、ひだまり市です
下記のルールをご確認の上、お気軽にご参加くださいっ
・書き込む時はプリキュア名(可能なら変身前名も)か敵やキャラの名前をつけること
・原作要素を持ってきても可(例えばスカイランド出身とか)クロス要素はNG
・プリキュア同士の戦闘はNG(やるなら腕相撲程度に)
・過度なエログロやチートはNG
・原作や他の方を貶めるような発言は禁句
・エミュはマナーを守って楽しく
・長めのイベントを行う際は裏スレで告知すること
・それ以外の単発的なイベントに参加したい時は裏スレで許可を取ること
・進行については要相談
・確定ロールはお控えください
・一般人が死ぬような事は極力避けること
・時間帯、時系列の指定は裏スレで相談してからにしてください
・複数のイベント参加する場合は計画的によく考えてからお願いします
次のスレは>>190を目安に準備をお願いしますね
- 2LK(キュアカラー/シッグ)25/06/10(火) 21:59:03
- 3キュアライズ(積上サラサ)25/06/10(火) 21:59:36
立て乙です‼︎
- 4LK(キュアカラー/シッグ)25/06/10(火) 22:01:42
現在の裏スレはこちらです
- 5LK(キュアカラー/シッグ)25/06/10(火) 22:03:09
規制や鯖落ち発生時の連絡はこちらに(ちなみに今満員です。)
offcha.com - 6LK(キュアカラー/シッグ)25/06/10(火) 22:05:01
- 7一二三いろは(カラット)25/06/10(火) 22:50:42
スレ立てお疲れ様です
- 8伊東こころ(キュアコスモス)25/06/10(火) 22:58:27
(立て乙です)
- 9チェンジャー(未来メアリー)25/06/10(火) 23:00:43
縦乙〜。
- 10キュアライズ(積上サラサ)25/06/10(火) 23:03:07
…なるほど?
未来ですか…何となくは分かりました‼︎
何となくですが
あと一応、さっきまで何があったのか聞いても良いですか? - 11チェンジャー(未来メアリー)25/06/10(火) 23:06:41
- 12キュアライズ(積上サラサ)25/06/10(火) 23:13:57
- 13チェンジャー(未来メアリー)25/06/10(火) 23:31:55
- 14キュアライズ(積上サラサ)25/06/10(火) 23:36:10
- 15チェンジャー(未来メアリー)25/06/10(火) 23:50:10
- 16伊東こころ(キュアコスモス)25/06/10(火) 23:58:30
- 17キュアライズ(積上サラサ)25/06/11(水) 00:02:29
- 18チェンジャー(未来メアリー)25/06/11(水) 00:13:57
- 19キュアライズ→積上サラサ25/06/11(水) 00:34:39
- 20伊東こころ(キュアコスモス)25/06/11(水) 00:52:44
- 21積上サラサ(キュアライズ)25/06/11(水) 01:09:54
- 22一二三いろは(カラット)25/06/11(水) 07:44:06
一応一目でバレないよう誤魔化してから着てはいるんですが、こういうのは時間の問題ですね。
【やはり無理をしていたらしく涼しい表情に反して顔色が青白い】
バレる前に戻りましょう。
バレたら売店に行ってたと言い訳しましょう。 - 23伊東こころ(キュアコスモス)25/06/11(水) 10:27:45
- 24狂焉のドルマ25/06/11(水) 12:16:02
【都内某所】
せっかく面白そうなものが見れると思ったのにまけてんじゃねえか…… - 25積上サラサ(キュアライズ)25/06/11(水) 18:40:09
- 26二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 20:03:56
【深夜0時、生徒も職員も居ないはずの夜の学校。静謐が漂う教室にその二人はいた】
【内部は机と椅子が散乱しており、壁には引っ掻き跡にも似た切り傷、床にはちぎれた赤い糸が血のように撒き散らされている。まるでこの部屋の中で戦争でも起こったかのような有様である】
【一人は少女。赤い糸で全身をがんじがらめにされ、窓側の壁にもたれかかる形で床に座り込んでいた】
【一人は少年。無数の金色の刃で、体を反対側の壁、扉のある方の壁に縫い付けられていた。】
【両者、向かい合う形であったが、二人の目線は交わらない。】
【なぜなら少女は少年を真っ直ぐ見つめていたものの、少年は俯き、顔を伏せていたからだ。】 - 27二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 20:06:34
「そう……今代のキュアブレイドは君やったんやねえ。悪鬼を討ち、善を為す。それが君や」
「ああ、そしてあなたが今代のアイリヴェークだった。悪鬼であり、罪を成す。それがあなただ」
「……やっぱり、僕は元より善人になんてなれなかったんどす。アイリヴェークは消滅してもまた生まれ変わる。ここで君に倒されて、それでまた転生して……」
「そしてまた、次代のキュアブレイドがアイリヴェークを討つだろう」 - 28二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 20:08:09
「倒れるん、君も」
「見れば分かるだろう。……変身も解け、こうして話しているのがせいぜいだ」
「ならさ、最後にお願い。“一色しのぶ”として“久川シヅル”と話してくれへん?」
「……」
「頼むわ、人助けやと思て」
「……わかり、ました」
「……ありがとう」 - 29二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 20:32:26
「君さ、僕に惚れてるよね」
「!?げほっ、げほっ」
「バレバレだよ、君、嘘下手くそだから。君がプリキュアだって僕にバレなかったのも、ひとえに僕が君と敵対している立場から無意識に目を逸らしてたおかげだよ。全く、感謝してほしいよね」
「げほっ……め、目を逸らす?どうしてそんなこと……」
「僕も君が好きだからさ」
「……っ!」 - 30二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 21:49:37
「そう、僕は君が好きだ。それ故に“アイリヴェーク”から目を背けた。その結果軽い自己崩壊を起こした今代のアイリヴェークは、僕は弱体化し、“キュアブレイド”の存在を忘れ去った」
「……さっきの戦いも、本当なら君に勝てる見込みだったんだ。プリキュアとしてまだまだ未熟な君を倒すことなんて造作もなかった。でも……結果はこうして相打ちだ。なぜだか分かるかい?」
「……」 - 31二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 21:50:56
「………分かってて僕に迷いなく切り掛かって来たのか、君は。ああそうだ。君への情から、君に攻撃するのを躊躇ってしまった。君の目を見て戦えなかった。それが僕の敗因」
「さらに問うよ、君はなぜ僕への攻撃を躊躇わなかった?」
「あなたを、倒すためです」
「でも相手は惚れてる相手だよ」
「それが何か戦いに影響するのですか?」
「…………はあ」
「た、ため息……」 - 32二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 22:25:45
「やっぱりね。君の中では正義こそが唯一の存在意義なんだ。愛情も、友情も、恋情も、君の人生の付属品でしかない。君はやりたくないことをやれるし、したくないことができるし、斬りたくないものを斬れる。そういう子だ」
「こほっ……感情と行動が結びついていないんだよ……道具のように、刀のように存在意義に忠実に生きるだけ。ねえ、覚えてる?初めて一緒に遊びに行った日のこと。君、待ち合わせ場所に来なくて結局こっちから迎えにいったよね」
「えっと、そうですね。あの時は遅れた挙句見苦しい姿ですみませんでした……」
「良いんだ。問題はそこじゃない。君、なんで遅れたんだっけ?」 - 33二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 22:26:46
「うーん、と、えと、……そうだ、商店街の近くに……川があるじゃないですか。あそこに子どもがぬいぐるみを落としちゃったんです。それを拾うために川に飛び込んでたら、どんどんぬいぐるみが流されていって、追いついた頃にはもう遅くなっちゃってて……」
「あの日、君結構おしゃれしてたね、メイクもして、可愛い服着てさ。それが台無しになる上にデートに遅れることについては何とも思わなかったの?」
「ええと……悲しいなって、せっかく頑張って着飾ったのになって、デートを待たせて先輩怒ってるかなって、嫌われちゃうかな、って」
「それでも君は迷いなく好きな人との初デートよりも見知らぬ子供を助けることを選んだんだ」
「はい、だってみんなそうじゃないですか?困っている人がいたら、助けませんか?」 - 34二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 22:27:46
「……ぬいぐるみを落とした子、言ってたよ。事情を話したら君がすぐに川に飛び込んだって」
「こういう時って普通は少しは躊躇するものなんだよ、君の感じて居た通り、服を汚すのやだな、とか、相手を待たせて嫌われちゃったらどうしよう、とかさ」
「ずぶ濡れの満身創痍でぬいぐるみを子供に渡す君を見ていたら、途端に変な感覚が僕の脳裏を走った」
「君なら知っているだろう、アイリヴェークは特有のフェロモンを発している、要するにモテるんだ。本人が望む望まないに限らずね。君が僕に恋したのも……おそらく……これが、原因」
「うん、わたしもそう思います」
「……」 - 35二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 22:29:12
「ごめんなさい、わたし今ひどいこと言っちゃったみたい、です」
「良いよ別に。話を戻そう。」
「そんなだから僕、恋愛事には結構慣れていてね、老若男女関係なくたくさんの人に惚れられてきた。でも僕のことが好きなくせに僕より別のことを優先する人は君が初めてだった」
「だからかな……そこから僕はおかしくなったんだよね。べたべたした恋にとらわれない君のことを、とても綺麗だと思った」
「今考えればその美しさは人としての美しさではなく、煌めく刃としての美しさだと分かるんだけど」 - 36二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 22:30:43
「……思えばあれが全ての終わりだったんだ。僕は君が好き、君も僕が好き、これで晴れて両思い、ハッピーエンド……とはならない。なぜなら僕は悪人だから。僕がアイリヴェークであるその前に、悪人は君の敵だ」
「僕が君に狂わされたように、僕も君を狂わせるよう努力した。端的にいうと僕は君の一番になりたかった」
「ぞっこんだった、盲目だった、熱烈だった、死に物狂いだった」
「そ、そうだったんですか」
「うん、そうだったんだよ。こういう時だけ変に鈍感なんだよな、君」
「ごめんなさい……」
「だから良いって。そういうところも好きだったから」
「フェロモンだけでなく、アイリヴェークとしての権能……どうやったら相手を僕のものにできるか、そう言った知識もフル活用した。今の有様から察せられるように全然通用しなかったから詳しくは割愛するけどね」 - 37二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 22:31:47
「君は……どうだった?いろんなことをしたよね。恋愛映画を見にいったり」
「しょ、正直に言って隣に先輩がいる緊張感で内容が全然頭に入ってこなかったですね……」
「水族館にも行ったね」
「お土産コーナーで先輩が買ってくれたお揃いのキーホルダー、とても嬉しくて。大事すぎて鞄につけれなくて……部屋に飾ってるんです」
「放課後、いっぱい話したよね」
「……ほ、本当は、先輩の口から他の女の子の話が出てくるたびにちょっともやもやしてたり」
「うん、意図的にそういう話題ばっか選んでたから」
「む……」
「あはは、その顔、かわいい」
「……夜が明けるね」
「そうですね」
「……終わるんだね、僕ら。ここで」
「おわ、っちゃい、ますね」 - 38二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 22:33:43
「わたしも、言いたいこと、あるんです」
「?」
「わたし、もっと普通に生きたかった……」
「あ……」
「家族と一緒にいるのは幸せでした。友達と話すのは楽しかったです。そして、恋はとても鮮やかな色をしていました」
「……わたし、あなたにとどめを刺すのを失敗しました。それがわたしの至らなさによるものか、それともわたしが恋に狂っていたからなのか、わたしには分かりません」
「しのぶ、」
「わ、わたし、もうだめみたい、で、す、目が、霞んで………」
「……」
「せんぱい、ひとつ、お願いしても良いですか?」
「……何」 - 39二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 22:34:51
「わ、たし、妖精から歴代キュアブレイドの力を全て託されているんです。『おぬしは刀として最高傑作だ』って……」
「だから……だから今からその力を使って、わたし自身を、一本の刀にします。それを使えば、アイリヴェークの転生能力も、アイリヴェークの来世の縁も切れる、はず……アイリヴェークに苦しめられる人も、もういなくなる……」
「……」
「今からせんぱいを縫い止めてる刃全てを、光の粒子に戻します、そしたら“わたし”を使って、せんぱいの来世の縁を、きって……」
「……」
「せん、ぱい。わたしにとってせんぱいは……」
「……」
「せん、ぱ……」
「……しのぶ?」
「……」
「はあ……こんなもんか、初恋なんて」 - 40二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 22:36:19
【ぷつ】
【何かが切れた音がして、教室には再び静謐が戻って来た】
【窓から差し込んだ朝日が月光色の刀をきらきらと照らしている……】 - 41伊東こころ(キュアコスモス)25/06/11(水) 22:53:36
【病院にて】
…あ、そうだ。しのぶちゃん、次はいつ来られそうか聞いておけばよかったなぁ
【枕元に置かれた本に触れる。しのぶから借りた小説だ】
オススメしてくれたくらいだし、しのぶちゃんも好きな本なんだよね。ちゃんと読んで、次会ったら本の事でいっぱいお話したいな…ふあぁ、でも、読むのは、明日かなぁ…
【微睡むままにゆっくりと眠りについた】 - 42積上サラサ(キュアライズ)25/06/11(水) 23:16:07
とりあえず病院に送り届けられはしましたけど…
さっきの気配はやっぱりドルマ…?
ちょっとこの街から離れている間に色々あったみたいですね…‼︎
そういえば久川さんに帰った事を伝えておかないと‼︎連絡手段がないので探すしかないですけど…どうしましょう…