生徒のスタンドが見てぇな…

  • 1二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 23:27:55

    書いてみた。



    【フリーダムとハクナ・マタタ】


    雲一つない穏やかな太陽の下で、錆びた遊具が、葉を蓄えた木々が影絵を描く。
    狭っ苦しく、治安も良いとは言えない公園だったが、小さな子供達にとっては十分に広く、空間の抱擁に抱かれた憩いの場所であった。
    そこでは中務キリノが、キンキンに冷えたコーラ片手に休憩していた。

    「なんだか…少し寂しいですね」

    今の瞬間に向き合う子供達は私に興味を抱かない。
    自身は保育士ではないと言い聞かせて腕時計を眺める。

    「そろそろ行きますか」

    その時、警察官の勘だろうか。
    ぶわっ、と脊椎レベルの反射が脳に鞭を打つ。
    だが、遅かった。
    「助けて!」

  • 2二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 23:30:48

    刹那、轟音と共に砂埃が舞い、子供達は誘拐犯の手によって身体の自由を失っていた。

    「〈フリーダム〉ッ!!」
    「 Protocol please 」
    キリノが名を叫んだ瞬間。
    ヘイローは溶け、虚空に人影が立つ。

    「令状ッ!『子供に触れる事を禁止します』ッ!」
    「OK」
    誘拐犯と子供の間に相反する磁石が付けられたように、互いの身体が弾かれ、地面に転がっていく。


    「ヴァルキューレの者ですッ!このまま貴女を現行犯で」
    「逃げるんだよぉぉぉぉ!」
    言葉を聞くよりも早く、誘拐犯は雑露へと駆けていく。
    道行く子供達や生徒にも目をくれず、走っていく。

    「…当たってくださいよォ〜ッ!」
    できたら行く。ってくらい信用できない愛銃を構え、犯人を狙い———弾丸を放った。

  • 3二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 23:31:49

    「〈ハクナ・マタタ〉」
    弾丸は犯人の脇を通りすぎて、【偶然にも】看板に命中。
    看板は己の限界を超えたランナーが倒れ込むみてーに落下し、犯人を押し潰した。

    「当たったッ!」
    「わたしのおかげだけどね〜」
    「なんだ、フブキのおかげでしたか…」
    「まっ、いいじゃーんはやくいこー」

    キリノは生ぬるく炭酸の抜けたコーラを喉に押し込んでフブキの後に続いた。

    フリーダム (中務キリノ)
    破壊力C
    スピードC
    射程距離B
    持続力B
    精密動作性C
    成長性B
    射程範囲内に一つだけルールを設ける。誰にも破れないのと、持続力が尽きるまで解除は不可能である。

    ハクナ・マタタ (合歓垣フブキ)
    破壊力B
    スピードA
    射程距離D
    持続力E
    精密動作性A
    成長性A

    自身の持ち物に見合ったモノを引き換えに他人の願いを叶わせる。ただそれだけ。

  • 4二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 23:31:51

    スレタイトルにクロスとかつけようね

  • 5二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 23:32:08

    スタンドって何?

  • 6二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 23:34:05
  • 7二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 23:34:21

    アクリルでできたやつのことやろ?

  • 8二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 23:49:28

    手遅れェェェ!!

    >>4

    ありがとう…それしか言う言葉が無い…

    >>6

    アクリルスタンドだな

    >>7

オススメ

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