- 1一般通過弟(?)25/06/11(水) 16:41:00
- 2一般通過弟(?)25/06/11(水) 16:42:53
弁明させていただきますと、実は自分学生でして。なので基本家の中にいるか友達にデザリングしてもらうかでしか書き込むことが出来ないんです。とはいえ書き切ることが出来ず申し訳ありませんでした
- 3一般通過弟(?)25/06/11(水) 16:44:15
- 4二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 16:45:58
このレスは削除されています
- 5一般通過弟(?)25/06/11(水) 16:51:14
ふと姫崎先輩と彼女のプロデューサーを見ていて思うことがあります。私も彼にお姉ちゃんと呼んで欲しい、と。いつも彼には秦谷さん、と呼ばれることばかりなのですが。たまにくらいは、美鈴お姉ちゃんと呼ばれてみたいです。
「おはようございます、プロデューサー」
「おはようございます、秦谷さん。……なんですか、こっちをじっと見て。嫌な予感がするんですが」
「試しに、1回だけでいいので……私の事、美鈴お姉ちゃんと呼んでくれませんか? 」
「……は? 」
「なんですかその反応は」
「すいません。あまりにも理解できないものでつい」
「酷いお方ですね。担当アイドルの要望ですよ? 」
「まず……何故、そう呼ばれたいと思ったのでしょうか」
「姫崎先輩とそのプロデューサーを見て影響されました」
「……はぁ」 - 6一般通過弟(?)25/06/11(水) 16:58:26
「その反応、呆れてますね? 」
「急に自分の事をお姉ちゃんと呼べ、なんて言われたら誰しもそうなりますよ。……彼を除いて」
「いいじゃないですか、減るものでもありませんし」
「俺のプライドや羞恥心は」
「考慮しないものとします」
予想通り、頑なに断り続けてきますね。……さて、どうすれば良いでしょうか。
「ではプロデューサー。もし、お姉ちゃんと呼んでくださるのなら雨の日もレッスンしましょう」
「それはありがたい提案ですが。……ここしばらく雨が降らない予報なのを知った上での提案ですよね」
「さすがプロデューサー。ご存知でしたか」
「舐めないでください、俺を」
「……では、どうしたら呼んでくださるのでしょうか」
「そうですね。……一番星になれたらその時は、呼んであげましょう。美鈴お姉ちゃん、と」
「なるほど、そう来ましたか。はい、わかりました。私は……歩いたままで一番星を勝ち取って。あなたにお姉ちゃん、と呼ばせてみせますよ」
「本来の実力のあなたであれば必ず取れますよ」
「いいんですか? 応援しても」
「応援するのがプロデューサーの役目です。それに……トップアイドルを育てるのが俺の夢なんです。夢の為なら羞恥心の一つや二つ捨ててやりますよ」
「では、その時は……もっとお願い、増やしておきますね」
「……はい」
- 7一般通過弟(?)25/06/11(水) 17:04:48
『一番星は……秦谷美鈴!! 』
─────────────────────
「……おめでとうございます、秦谷さん。最高のステージでした」
「違いますよ、プロデューサー」
「違うとは、何が……あっ」
「美鈴お姉ちゃん、ですよ。ほら、改めて褒めてください」
「仕方ないですね、あなたは。……おめでとうございます。美鈴お姉ちゃん」
……なるほど。これが、お姉ちゃんと呼ばれる感覚なのですね。これは、なんとも……言葉にし難い心地良さがあります。一生このままでも悪くないかもしれません。
「では次に……私にあなたのお世話をさせてください。……弟さん」
「……今日くらいいいでしょう。これ、俺の部屋の鍵です。その代わり明日になったら返してもらいますからね」
「……! はい、ありがとうございます! 」
ふふ……お姉ちゃんって呼んでもらえて、家の鍵まで貰えて。なって良かったです、一番星。あとは……ふふ。この鍵の合鍵を作りに行きましょう。そうすればいつでも。
「美鈴お姉ちゃん」
「はい、なんでしょう」
「ありがとうございます」
「……例には及びませんよ。こちらこそ、ありがとうございます」
楽屋前の渡り廊下。彼から鍵を受け取って、最後にそんなやり取りをしてそこを後にしました。その後は、まりちゃんとりんちゃんも交えて彼のお部屋でパーティーをしました。とっても、幸せなひとときでした。一切眠気の湧いてこない、ずっと起きていたいような、そんなひと時でした。
- 8一般通過弟(?)25/06/11(水) 17:05:50
- 9二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 17:06:50
このレスは削除されています
- 10二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 17:08:26
猫化するお姉ちゃんが見たいです
- 11二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 19:02:13
何も気にしないでください。無理せずに書いてくださいませ
- 12二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 20:12:53
こちらこそ保守できず申し訳なかったです
ゆっくりで良いので無理せず続けていただけたら嬉しいです! - 13二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 20:15:54
>>8 お仕事お疲れ様。弟くん。
- 14一般通過弟(?)25/06/11(水) 20:35:46
- 15一般通過弟(?)25/06/11(水) 20:49:55
「十王会長。俺はあなたに、藤田さんのプロデュースを引き継いでもらいたいんです」
「私が引き継ぎ、ね」
ここは生徒会室。今、ここには俺と十王会長の二人きり。彼女に話したいことがあると言って時間を作ってもらった。……その話したいこと、とは藤田さんのプロデュースの引き継ぎ。
「理由を聞いてもいいかしら」
「十王会長。あなたはキュートアグレッションというのをご存知でしょうか」
「軽く聞いた事はあるわ。あれよね。可愛すぎて手を出したくなってしまうという」
「はい、それです。それ、が……日に日に強くなってきて。もう、抑えられそうにないんです」
「なるほど……わかったわ。それであなたはことねに危害を加える前に手を引いて、その代わりを私に務めて欲しいという事ね」
キュートアグレッション。可愛いものを見るとその可愛さに圧倒され無意識に攻撃的衝動が芽生えてしまう心理現象。いつからか俺はそれを藤田さんに抱くようになっていた。今までは抑えることは出来た。が、日に日に強くなっていくばかりでついに抑えられそうに無くなってしまった。
そこで、断腸の想いで出した答え。それが。俺は、藤田さんから手を引く。そしてあとを十王会長に任せる。と言ったものだった。
- 16一般通過弟(?)25/06/11(水) 21:30:11
「私からしたら願ってもない話だわ。……でも、本人はどうでしょうね」
「え? 」
「星南先輩、一体いつから」
「最初からよ。彼がここに来た時から。あえて見知らぬフリをしていたのだけれど。私のことね感知能力を舐めないでちょうだい! 」
「なんですかそれ……ってそれどころじゃなかった。プロデューサー! あたしのプロデュースを星南先輩に引き継ぐって、本当なんですか!? 」
「……はい」
「……なら、あたしは反対です。やっぱりあたしはあなたがいいです」
「ほら、予想通り」
「十王会長。プロデューサー。すいません。その話、なしに出来ませんか? あたし、全部知ってますよ。ずっと前から、気づいてました。プロデューサーがキュートアグレッションをあたしに抱き始めてることくらい」
「いいんですか? 俺で……あなたを傷つけてしまうかもしれないのに」
「あたしは、あなたが、いいんです。例えどれだけ傷つけられたって。あなたに殺されたって。それでも、あたしはあなたがいいんです」
……予想外だった。全部、知られていたなんて。全部、聞かれていたなんて。いや、それよりも……一番は知った上でそれを受け入れようとしてくれることが、予想外だった。……暖かい。
「って事だから申し訳ないけれど、その申し出は却下ね。ことねはあなたじゃないとダメなのよ」
「……わかりました。これからも、俺はあなたと一緒に登っていきますよ、藤田さん」
「はいっ! 絶対逃がしてなんてあげませんからネ~! 」
- 17一般通過弟(?)25/06/11(水) 21:48:04
その日の晩。俺は藤田さんとご飯を食べに来ていた。
「プロデューサー。もっと早くから言ってくれても良かったんですよ? ……いやまぁ、最初から気づいてたんですけども」
「そういえば……なぜ、分かったんです? 」
「抑えてる時のあなたの目。とっても凄くて……なんて言うんでしょうね。とにかくあたしを軽蔑するような目になるんですよ」
「え」
「最初は傷つきましたけど……あなたがあたしをそんな忌み嫌うわけないじゃないですか。ですから、あたしはきっとそうだと思ってましたよ」
「そちらこそ……もっと早く言ってくれれば」
「ひひっ、ごめんなさーい」
彼女がまた俺に笑いかけてきた時。どくん、っと強く心臓が揺れた。……可愛い。物凄く、可愛い。叩きたい。殴りたい。抱き締めたい。そんな思いに、体が突き動かされる。
「ほら、やっぱり」
「……藤田さん」
「いつでもどうぞ、プロデューサー」
「どうなっても、知りませんからね」
「……っ! 」
俺は藤田さんを抱き締める。強く、強く……抱きしめる、と言うよりかは絞め殺すと言った表現の方が正しいくらいの力で。……心が、満たされていくのを感じる。
「はぁ、はぁ……満足、しましたか? 」
「……はい。とても」
「なら、良かったです。あたしは何があってもあなたを突き放したりしませんから……あなたは、あなたのままでいてください」
そう言って優しく藤田さんは俺に微笑む。……また、どくんと心臓が揺れた。だけど、これは違うものだ。
- 18一般通過弟(?)25/06/11(水) 22:26:04
「かんぱーい! 」
グラスを片手に声高らかに全員でそう叫ぶ。ここは、賀陽さんのご実家。今ここにいるのは、俺、月村さん、秦谷さん、賀陽さんの四人だ。
理由はふたつある。ひとつは彼女達三人がやっと二十歳になったこと。もうひとつは先日、ドームでの大きなライブにて無事に大成功を収めたので、そのお祝いとして賀陽さんのご実家で飲む約束をしていたから。
……とはいえ。担当アイドルの実家で酒を飲む、というのもどうなのだろうか。
「んっんっ……ぷはぁ、美味しい! 」
「こらばか手毬。あなたただでさえお酒弱いんだからそんな勢いよく飲まないの」
「ゆっくり飲んだ方がいいですよ、まりちゃん」
「相変わらず月村さんは美味しそうに飲みますね」
と三人の様子を見ながら俺は机に並べられたおつまみを取り、自分の口へと運び入れる。……だいぶ美味いぞ。さすが秦谷さんが作っただけはある。 - 19一般通過弟(?)25/06/11(水) 23:27:25
……それから数分後。
「ぷろでゅ~さぁ~……ちゅっ♡」
「プロデューサー、すいません……わたし、酔っちゃったみたいです」
「あっ燐羽ずる~い! 私もする! ちゅっ! 」
おかしい……おかしい。まだたった数十分しか経ってないはずだ。なのに何故もう3人とも出来上がっている……!
「ふふっ。では、私も……ちゅっ」
「……」
察した。これは酔ったフリをしているんだと。そうだ、秦谷さんはかなり酒に強いのを俺は知っている。今回用意した酒もそれほど度数が高いものは無い。つまるところこれは酔ったフリだ。……だからなんだという話ではある。
「あの……皆さん、酔ってませんよね? 」
「……はぁ。だからすぐバレると言ったのよ」
「ちょっと燐羽早いって! 」
「まぁ。気づかれてしまいましたか」
指摘したら思ったよりもすぐに本性を表した。……いやまぁ、これでいいのだが。
「やはり素面でしたか。とはいえ、さすがにキスは」
「今更な話じゃないかしら」
「私達何度もしてきてるし、ねぇ? 」
「今日は折角の無礼講なんですよ。はしゃいだっていいじゃないですか……ということなので」
「覚悟してちょうだい、プロデューサー」
「寝かせられない夜にしてあげますから」
「ふふ、気絶しないでよ? 」
- 20二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 23:47:59
麻央、莉波、星南の3人はチャイナ服を着て横浜中華街PRの番組撮影をしている。撮影後3人は裏にいる学Pに終了の報告に来た。お疲れ様でしたと話すPの横で星南が突然、服を見えるギリギリまでたくし上げ誘惑する。麻央と莉波の2人は驚き困惑するも興奮をなんとか抑えているP
を見て、私もやろうと同調した。 - 21二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 00:06:06
このレスは削除されています
- 22一般通過弟(?)25/06/12(木) 00:07:17
- 23二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 00:23:54
お疲れ様でした。楽しみに待ってます
- 24二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 06:44:13
保守
- 25二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 09:36:48
P(当時高1)は手毬(中1)のガチ恋勢だったが、握手会で塩対応(手毬が緊張していただけ)をされ、その後送ったファンレターの返事が自分を罵倒する内容だった(手毬は読んでおらず、美鈴の提案で燐羽が返事を書いた)。復讐のため猛勉強し初星に入学、自分を依存させて告白されたら振って捨てるつもりで手毬のPになった。手毬の引退の日に告白され、復讐を果たすもPの心は晴れなかった。後日、美鈴と燐羽に呼び出されファンレターの件の謝罪と手毬がPの本当の返事を待ってることを告げられる。
Pは手毬と付き合うことになった。 - 26二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 15:06:35
上げ
- 27一般通過弟(?)25/06/12(木) 21:44:28
- 28一般通過弟(?)25/06/12(木) 22:13:31
「あれ。リーリヤ~? Pっち~? 」
夕暮れ時。授業を終えて、いつものようにプロデュースの教室に行く。そしたらそこに、リーリヤとPっちの姿がなかった。……あっれれ、おかしいな~……鍵は空いてるはずなのに。ちょっと、探しに行ってみよっと。
リーリヤもPっちも、お昼一緒に食べたからいるのは確認済み。靴もあったからまだ帰ってない。……一体、どこにいるんだろう?
「あれ、これ迷ったやつじゃ!? 」
探し続けること数分。普段行かないところまで行ってたのもあって、あたしは迷っていた。ど、どーしよ!! ピンチかも!
「……ん? あっあれは! 」
なーんて思ってたら大講堂の屋根が見えた。ほっ、助かった……!
「あっいた! リーリヤ……と、Pっち? 」
大講堂に続く花が咲きほこる道に、Pっちとリーリヤが二人きりで話しているのを見つけた。……なんだろ。凄い、モヤッとする。何話してるんだろ。
「あ、あの……センパイっ! 」
「はい、なんでしょうか葛城さん」
「大好きですっ! 私と、お付き合いしてください! 」
「……えっ」
- 29一般通過弟(?)25/06/12(木) 22:23:02
- 30二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 23:08:55
お疲れ様
- 31二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 08:45:24
ほ
- 32二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 17:08:47
保守
- 33一般通過弟(?)25/06/13(金) 20:32:05
Pっちの返事は、聞いていない。聞くのが怖かったから聞く前にもう逃げ出していた。あぁ、付き合うんだろうな。リーリヤ、魅力的だもん。取られちゃうんだ、あたしの大好きなPっち。
それから、数日が経過した。……あたしは、ミスが増え始めてきていた。あれから、何を考えてもPっちとリーリヤのことが出てきてしまう。はっきり言って、複雑な気持ち。リーリヤを応援したい気持ち。リーリヤが付き合ったら嬉しいって気持ち。
それから……妬み。リーリヤに対する、妬みと恨み。よくも、あたしのPっちを……あたしだけのPっちに。っていう、ぐちゃぐちゃした気持ちが心の中で渦巻いて、あたしの意識を全て持っていってしまう。
「清夏さん。この後、残っていただけないでしょうか」
「え? うん、いいよー」
そんなある日のレッスン終わりのこと。Pっちに、居残りをするように言われた。……やっぱり、ミスが増えてきてるから、だよね。……いいよって言っちゃったけど。怖いな。
- 34一般通過弟(?)25/06/13(金) 22:30:53
「すいません、残っていただき」
「全然いいよー。で、話って? 」
橙が照らす小さな教室。あたしは一人窓に腰をかけて待っていた。恐怖と、戦いながら。
「察しのいいあなたならもうとっくにわかっているでしょう。ここ最近、あなたのミスが増えてきてることについてです」
「あはは……だよねー」
「体調不良には見えませんし、トラウマももう完璧に克服した。そんなあなたがミスを急に連発し始めた。……その、原因が知りたいんです。俺は。何か、気持ちを抑えているように見えるので」
「お見通しかぁ。……ね、Pっち。約束してよ。話したげるから……聞いた事、後悔しないって。あたしを、突き放さないって」
「わかりました」
「じゃあ……」
「っ!? 」
教室の何も無い、ただ広い床があるスペース。あたしはそこにPっちを押し倒す。……Pっちは、約束してくれた。だからもう全部さらけ出しちゃおう。
「あたしがこうなったの……全部全部Pっちのせいだからね」
「俺のせい……ですか? 」
「Pっちがいっぱいいっぱいあたしを惚れさせてくるのが行けないんだよ。でもそんな気持ちさらけ出したらダメだと思って隠してたのに。……リーリヤが、あたしより先に告白してさ」
「あれ……見てたんですか」
「それでPっちとリーリヤは付き合って。……凄い、複雑な気持ちだった。リーリヤが選ばれて幸せな気持ち。リーリヤに妬んで恨む気持ち。リーリヤを選んだPっちを恨む気持ち」
そっと押し倒したPっちの上に馬乗りになる。……自分でも驚いた。あたし、こんなに好きなんだ、Pっちのこと。
「あの、清夏さん……何か勘違いしているかもしれませんが。俺と葛城さんは付き合ってなんていませんよ」
「嘘はダメだよ、Pっち」
「嘘じゃないよ、清夏ちゃん」
- 35一般通過弟(?)25/06/13(金) 23:32:18
「リー……リヤ? なんで……」
ほんの少しだけ遠くの窓からリーリヤの声がして……驚いて、咄嗟にPっちを押し倒すのも馬乗りにするのもやめてしまった。
「清夏ちゃんの事、気になって」
「それよりも……え? ほんとって……」
「私ね。センパイに振られちゃったんだ。センパイ、言っても……いいですか? 」
「……はい。大丈夫ですよ」
「う、うん……」
……え? 二人、付き合ってなかったんだ……リーリヤ、振られちゃったんだ。
「センパイね。私を振る時に、こんなこと言ってたんだ。『申し訳ありませんが俺には心に決めた人がいるので』って」
「Pっちの……心に決めた、人? 」
「それでね。私聞いたの。心に決めた人って、誰ですかって。そしたらセンパイ、素直に教えてくれて。俺が心に決めた人は……」
「あなたですよ、清夏さん」
「って」
「……え? あ、あたし!? 」
予想外の展開に頭がものすごい速度でこんがらがっていく。……え? Pっちは、あたしが好き……なの!?
聞き間違いじゃないよね!?
「はい、あなたです」
「嬉しいけど……なんで、あたしなの? あたし重い女だよ? 」
「それくらいがちょうどいいんです」
「そっか……。じゃあPっち。あたしと付き合ってよ」
「……はい、喜んで」
「ありがと、Pっち。浮気したら許さないかんね~。あ、gpsつけてもいい? もっと欲を言うなら……」
「清夏ちゃんやりすぎじゃない!? 」
「いーの。Pっちもこんなあたしを受け止めてくれるって言ってるんだし。……さ、戻るよ」
- 36一般通過弟(?)25/06/13(金) 23:35:56
今日はここまでです。明日明後日と休み続きなので、かなりの数消化したいと考えています
- 37二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 00:31:34
了解です。
一応リクエストは、広と千奈の2人はトップアイドルになった後、同性婚許可により結婚した。千奈は実家を離れて広が暮らすマンションで幸せに暮らしている。時々遊びに来る学Pと燐羽夫婦とも楽しく過ごす日々 - 38二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 06:35:36
街中で莉波Pと麻央が一緒にいるのを目撃した莉波。最近2人の様子がおかしいと感じていたため浮気だと判断し、お仕置きをする。なお真相は莉波へのプレゼントを2人で探していただけであった。