- 1二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 19:41:24
- 2二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 19:48:49
「ちょおい!?な、何を!?」
「何って、これを私のルーティンにしようかなって。」
「これってキスを!?」
「うん♪トレーナーさんへの感謝とこれから見てて欲しいって想いを込めて・・・駄目かな・・・?」
俺のした言動にフジは少し寂しそうにしていた、その証拠に耳も尻尾もしょんぼりしていた 出走前にこれはいけない。
「わ、分かった!許可しよう!」
「ありがとう!それじゃあ今日からレース前はよろしくね トレーナーさん♪」
と、そんな訳でフジのレース前ルーティンは決まった 正直これが原因で負けが込むようなら辞めさせようとしたのだが出るレース全戦全勝 これによりフジからのキスは俺達のレース前の決まり事になった。 - 3二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 20:05:25
これがレース前"だけ"だったら良かった
「ねぇトレーナーさん 1つ相談があるんだけど良いかな?」
「ん?どした?」
「今ルーティンとしてレース前にトレーナーさんにキスをしてるでしょ?」
「あ、あぁ そうだな。」
「あれをさ、トレーニング前にも取り入れたいなと思って。」
「はい!?トレーニング前!?」
「今年のレースはきっとあのルーティンの効果が凄く出てるとも思ってるんだ だからより一層レースを最高の舞台にする為にトレーニング前にも集中力をより高めたいなと思って・・・」
「えぇ!?だ、だってトレーニングってオフを除けばその、ほぼ毎日フジは俺にキスをすることになるんじゃ・・・!?」
「もちろん君が嫌だと言うなら止めるよ どうかな?」 - 4二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 20:54:32
正直辞めさせなきゃいけない でもフジの言ってることも嘘なんかじゃない あのルーティンはフジにとっての大事な儀式になってる それをトレーニングに取り入れた後のフジはどんな走りを見せてくれるのか・・・
「・・・・・・分かった 取り入れよう トレーニング前にも。」
「っ!良かった!それじゃあトレーナーさん 早速失礼するね♪」
そう言って右の頬にキスをするフジ この瞬間はいつもフジからする良い匂いが鼻腔をくすぐり、思考がフジ一色に染まっていく。
「ありがとう♪それじゃあトレーナーさん 早速トレーニングにしよっか♪」
「あ、あぁ。」
こうして、レース前のルーティンはトレーニング前にも行われることになり、フジとのキスはより一層多くの機会を設けることになった。 - 5二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 21:21:41
結局あれからフジのルーティンは至る所で行われることになる
学園に登校してからの始まりのキス お昼休みのキス フジが寮に帰る前のキス レース終了後のキス ライブ後のキス 送り迎えの後のキス・・・・・・
俺は果たして今日までフジに何回キスをされてきたのだろうか 始まりはレース前の集中力を高める為の物だったはずなのに 気づけばこれはただの日常になっている。
そんな今日でフジは引退をする どんなウマ娘 どんな人にも訪れるその瞬間を見る為に多くの観客達がレース場に集っていた。
「今日で最後だね フジ。」
「うん まさかあんなにも多くの人達が来てくれるなんて・・・凄く光栄だよ 皆の前で最後に私の走りを届けることが出来て。」
「最後の最後での怪我はやめてくれよ?有終の美を飾ってこい フジ。」
「うん♪それじゃあトレーナーさん 最後のルーティンを・・・」
「そうだな 最後のルーティンを。」 - 6二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 21:34:38
いつも通り 頬にされると思った為少しフジに頬を差し出すように顔を向けると、フジはそのまま俺の頬に優しく触れ、今までされたことの無い唇へのキスをされた。
「んっ!?」
「・・・・・・昨日まではただのルーティン でも今日からは 君が好きだってことを伝えるためにルーティン・・・・・・いや、愛情表現をさせてもらうよトレーナーさん♪」
「へ!?愛情表現!?」
「引退セレモニーの後 今日までの関係を終わらせようね トレーナーさん。」
耳元で囁いてくるフジ その意味を理性が120%下がった今全てを理解することは出来ないが なんとなく今日俺達がなるべく道は理解できた。
「・・・・・・ふぁい・・・・・・」
「それじゃあ行ってきます トレーナーさん♪」 - 7二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 21:41:31
以上となります 少しでも見て頂けたら嬉しいです。
- 8二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 21:44:03
フジさんめちゃくちゃ策士だしフジトレ完全に染められてる…
良かったです - 9二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 21:56:44
フジの引退レースが目前に迫るある日のトレーニング後、いつものようにトレーナーとフジはグラウンドの片隅でルーティンのキスを交わしていた。この日は特にフジの調子が良く、トレーニング中も彼女の笑顔が輝いていた。
「トレーナーさん、今日もありがとう♪ それじゃあ、ルーティンいくよ~!」
フジはそう言うと、トレーナーの右の頬に軽くキスをした。いつもの柔らかい感触と、彼女特有の甘い香りがトレーナーの鼻をくすぐる。だが、今日はいつもと少し違った。フジのキスがやけにゆっくりで、唇が頬に触れる時間がほんの少し長かったのだ。
「ん、ふぁ……」
トレーナーは思わず声を漏らし、顔が一気に熱くなる。そして、その瞬間、彼の身体が正直な反応を示してしまった。ズボンの下で、抑えきれない変化が起こってしまったのだ。
「ん? トレーナーさん、なんか……ふふっ、ちょっと元気すぎない?」
フジはトレーナーの微妙な動きに気づき、いたずらっぽい笑みを浮かべながら視線を下にチラリとやる。彼女の耳がピクピクと動き、尻尾が楽しそうに揺れているのが見えた。
「な、ななっ!? フジ、ちょっと、み、見るなって!」
トレーナーは慌てて腰を引いて手を振り、顔を真っ赤にしてごまかそうとする。だが、フジの目はまるで獲物を捕らえたハンターのよう。彼女は一歩近づき、トレーナーの耳元で囁く。
「ふ~ん、トレーナーさん、私のキスでこんなになっちゃうんだ? ルーティンなのに、ちょっと刺激的すぎたかな~? ね、どんな気分?」
彼女の声は甘く、まるでトレーナーをからかうために計算されたかのようだった。トレーナーは言葉に詰まり、頭の中が真っ白になる。
「いや、ち、違う! これはその、男の生理現象というか、不可抗力というか……!」
必死に弁解するトレーナーだったが、フジはクスクスと笑いながらさらに追い打ちをかける。
「生理現象って、トレーナーさんったら正直すぎる~! でもさ、私のキスでこうなるってことは、私のことちゃんと意識してるってことでいいよね? ふふっ、嬉しいな♪」
フジはそう言うと、トレーナーの胸に軽く指を当てて、ニコリと微笑む。その無邪気さと色っぽさが混ざった表情に、トレーナーの心臓はさらにドキドキと暴れ出した。 - 10二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 21:57:49
またフジトレがフジに押し切られてる……