【CP、一応閲注】イチカ「はあ……」

  • 1二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 15:06:01

    イチカ「スズミさん」ザクザク
    スズミ「はい」ザクザク
    イチカ「私たち付き合ってるってことでいいんすよね」ザクザク
    スズミ「そうですね」ザクザク
    イチカ「今私たち何してるんすか?」ザクザク
    スズミ「デートのつもりでしたが……」ザクザク
    イチカ「あはは、なるほど。1回スズミさんのデートの定義聞いてもいいっすか?」ザクザク
    スズミ「……?恋人と、ふたりきりで、出かける」ザクザク
    イチカ「んーそうか、そうっすね、それならこれはデートにはいるのかもしれないっすね」ザクザク
    スズミ「やけにはっきりしませんね、何かありましたか?……あ、とりあえずここに今日はテントを張りましょうか」ヨイショ
    イチカ「んーいや私の常識の中には初デートが泊まりがけのガチ登山っていうのはなかったんでもしかしている世界線間違えたかなーって思っただけっすね、はい」ヨイショ

  • 2二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 15:07:58

    スズミ「イチカさん……常識は人それぞれですよ」
    イチカ「本当にね、本当に人それぞれっすね」
    スズミ「ふふふ」
    イチカ「あはは」
    イチカ「……いや流石に言わしてくださいあんたおかしいよ!!」
    スズミ「えっ」キョトン

  • 3連投制限25/06/17(火) 15:09:18

    イチカ「なんすか!やけに服装とか持ち物指定してくるなって思ったけど!これガチ登山じゃね?って思ったけど!それでもこう……私の勘違いなんじゃないかって期待して来た私の純情を返してくださいよ!!!」
    スズミ「なんだかんだ来てくれるの優しいですよね」アハハ
    イチカ「あれーーもしかして確信犯っすか??これ引かれるなってちょっと自覚あったんすか??それちょっと話変わってくるんすけどねぇ」ガシ
    スズミ「……テント張りましょうか、日が暮れてしまいます」
    イチカ「おい話逸らすな守月ィ……」ゴゴゴ
    スズミ「いや聞いてください。これには深い事情があるんですよ」
    イチカ「へえ?」

  • 4二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 15:11:14

    スズミ「まず好きな人と共同作業をすると仲が深まると聞きました」ヒト-ツ
    イチカ「はあ」
    スズミ「そして次に苦労をするとその分絆も深まると聞きました」フタ-ツ
    イチカ「はい」
    スズミ「あと吊り橋効果ってやつもあるらしいですよね」ミ-ッツ
    イチカ「で?」
    スズミ「これは登山だなと」
    イチカ「なんで?」
    スズミ「考えてもみてください。トリニティから離れたミレニアムの外れの山でふたりきりの登山……一緒にテントを張ったり、食事を準備するわけです」
    イチカ「うん」
    スズミ「絆が深まると思いませんか?」
    イチカ「深まるだろうけどそれ初デートでやることじゃないんすよ」
    スズミ「そうなんですか?」
    イチカ「どっちかって言うと結婚考え始めたときにやるやつっすねそれ。相手がちゃんと自分を大切にしてくれるのか見るやつっすね、何度も言うけど付き合いたてでやることじゃないっすね」
    スズミ「け、結婚なんてイチカさんったら……」テレテレ
    イチカ「プロポーズしたわけじゃないんすよまだ」
    スズミ「まだ?」
    イチカ「……とにかく、こういうのはおかしいってことっす。もうここまで来たら登るしかないけど次からはちゃんと相談してください」
    スズミ「まだっていうのは?」
    イチカ「ほらテント張るっすよー」テクテク
    スズミ「あ、ちょっと自分はそういうことするんですかイチカさん」

  • 5二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 15:12:58

    イチカ「わかんないっすね」ガチャガチャ
    スズミ「むー」
    イチカ「(かわいい)」

    イチカ「さて、こんなもんっすかね」パンパン
    スズミ「いい感じですね。重いのに持ってもらってすみません」
    イチカ「いいっすよこれくらい。……というか、テントってひとつしかないんすね」
    スズミ「え?まあ……結構広いですし」
    イチカ「ここで寝るんすよね」
    スズミ「そうですね」
    イチカ「……」
    スズミ「……」
    イチカ「私たちって付き合ってるっすよね」
    スズミ「そうですね」
    イチカ「……いや、なんでもないっす」
    スズミ「…………流石にテントは体を痛めると思いますよ」ボソッ
    イチカ「えっ?!」
    スズミ「さ、食事の準備でもしましょうか。カレーで大丈夫でしたか?」
    イチカ「え、いや、いま」
    スズミ「何か?」
    イチカ「……い、いや、なんでも」
    スズミ「ではイチカさんは調理の準備を。私は火の準備をしてきます」
    イチカ「……はーい……うぐぐ、腑に落ちない……結局ガチキャンだし……」トボトボ

  • 6二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 15:14:35

    スズミ「さて、私は薪を……」
     (ガサッ)
    スズミ「……」
    (ガサガサッ)
    スズミ「……ふむ」

    イチカ「えーと、野菜と肉と……カット野菜買ってたんすね、抜かりない」
    スズミ「イチカさんイチカさん」トントン
    イチカ「うわっスズミさん。随分早いっすね」
    スズミ「テント行きますよ」グイグイ
    イチカ「え、いやまだ明るいっすけど」
    スズミ「いいから。それも放置していいので早く行きましょう。もう……我慢できないかもしれないです」グイグイ
    イチカ「え」
    イチカ(が、我慢って?も、もしかしてそういう?いやでもさっきテントはって言ってたしそれにまだ付き合ってすぐだし早すぎるんじゃ、いや私は全然いいっすけど!そういえばスズミさんどっちなんだろう私としては別にどっちでも)グルグル
    スズミ「ほら早く早く」
    イチカ「(か、覚悟決めるっす仲正イチカ!)わ、わかりました!」

  • 7二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 15:16:15

    スズミ「よし……入りましたね」ジ-ッ
    イチカ「は、はい」ソワソワ
    スズミ「……」ム-
    イチカ「……?あ、あの?スズミさんさっきから入口に耳を当てて何を」
    スズミ「先程薪を集めていたら茂みが動いてまして」
    イチカ「はあ」
    スズミ「音的に割と大きめの生物なんですよね」
    イチカ「……」
    スズミ「多分熊かなって」
    イチカ「ちょっとぉぉ!!それ先に言ってくださいよ!!!」
    スズミ「我慢してくれるといいですね、熊が」
    イチカ「我慢って熊目線の話だったんすか?!主語!!省略しない!!」
    スズミ「逆になんだと思ったんですか?」キョトン
    イチカ「そ、それは……秘密ですけど……」
    スズミ「ふふ、ドキドキしますね。これが吊り橋効果ってやつなんでしょうか」
    イチカ「もしかしてさっき言ってた吊り橋効果ってこれ狙ってたんすか?え?心中でもするつもりだったんすかここで」
    スズミ「え、いやどちらかと言えばイチカさんとはこの先も生きていきたいですけど」
    イチカ「そ、そうっすか……じゃなくて!ってむぐっ!」
    スズミ「しっ、静かに、何か音がします」シ-
    イチカ「……むぐぅ」

  • 8二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 15:17:54

    (ザク、ザク)
    スズミ「こちらに近づいて来ていますね……」
    イチカ「へ、ひゃはくはいへふか?(え、やばくないですか?)」
    スズミ「一応銃と閃光弾を……」ガチャ
    (トントン)
    スズミ「!」
    イチカ「!」
    イチカ「ス、スズミさ」
    スズミ「イチカさん……」
    イチカ「は、はい」
    スズミ「来世もまたよろしくお願いしますね」ニコッ
    イチカ「諦めないで!!!てかやっぱり心中じゃないっすかちょっと待って!!」
    スズミ「ふふふ」
    イチカ「笑ってんじゃねぇぞ守月ィ!」ガクガ
     
    ???「ど、どうされました?すみません、開けますね」ジ-ッ

    スズミ「え」
    イチカ「ん?」

  • 9二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 15:19:36

    スミレ「あ、すみません。何やら争う声が聞こえたものですから心配になって……お取り込み中でしたね」
    イチカ「あ、ああいや別に……そ、その、熊は?」
    スミレ「熊?いえ、私は見かけていませんが」
    イチカ「……スーズーミーさーん?」
    スズミ「勘違いだったみたいですね。良かったです」
    イチカ「……もう!!さっきから振り回しすぎっすよ!私じゃなかったらとっくに帰ってますからねこんなの!」
    スズミ「す、すみません」
    イチカ「本当にわかってるんすかー?」ムイ-
    スズミ「ひゃ、ひゃめてくだひゃい、ほほをひっはらないへ」
    スミレ「お、落ち着いてください。ええと、部外者の私が言うのもですが山であまり感情的になるべきではないでしょう」
    イチカ「いやまあそれは……というかあなたはどちら様っすか?ミレニアムの人……っすよね、ここには何で?」
    スミレ「私は乙花スミレと言います。ここにはトレーニングに来ています」
    イチカ「トレーニング」
    スミレ「おふたりの事情はよくわかりませんが……なにやら揉めているということなので、ここは私に仲裁を任せていただいてもいいですか?」ムンッ
    イチカ「え、いや別にもうだいじょ」
    スミレ「ズバリトレーニングです!ふたりで一緒に汗を流せばきっとわだかまりも流れてくれますよ!」ペカ-
    イチカ「は?」
    スズミ「ほへーにんぐ」

  • 10二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 15:21:11

    何故かこの2人アウトドア系が似合う

  • 11二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 15:21:14

    スミレ「さあ!行きましょう!まずは準備体操からです!さあこちらへ!」
    イチカ「う、うーんと、張り切ってるところ悪いんすけど私たちは」
    スミレ「え?(無垢な瞳)」
    イチカ「えっ」
    スズミ「イチカさん。この人は"本気"です。何故か逃げられる未来が見えません。腹を括って行きましょう」
    イチカ「いやどういうことっすか?!行くにしてもトレーニングっすよね?てかこれ一応デートっすよね!」
    スミレ「で、デート!?そ、そうだったんですか、それなら……」
    イチカ「あ、わかってくれたみたいでうれし」
    スミレ「それ用のトレーニングをしないとですね!ちょうど考えていたんです!さ、あなた!こちらへ!(スズミをつかむ)」ガシッ
    スズミ「えっ」
    イチカ「あー、じゃあスズミさん頑張って」
    スズミ「イチカさん」ガシ
    イチカ「おっと?」
    スズミ「私たち付き合ってますよね?」ジッ
    イチカ「…………あーーー!もう!今度ちゃんと埋め合わせしてくださいね!!」

    この後めちゃくちゃトレーニングした
    筋肉痛で暫く動けなくなった

  • 12二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 15:22:47

    というわけでゆるいイチスズです
    ネタがなくなるまでは続けたいです

  • 13二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 15:26:56

    わろた
    一つだけ突っ込むと山にカット野菜持って行っても暑さで駄目になるぞ(一敗)

  • 14二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 15:31:03

    >>13

    そうなんですね……エアプがバレてしまった

  • 15二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 16:19:26

    付き合って初めて行く場所が山か…

  • 16二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 19:22:29

    かわいい

  • 17二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 20:10:26

    これは神スレ

  • 18二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 20:42:37

    イチカ「スズミさん」
    スズミ「はい」
    イチカ「私たちって付き合ってるってことでいいんすよね」
    スズミ「そうですね」
    イチカ「今日ってデートでしたよね、この前のお詫びって話でしたよね」
    スズミ「はい」
    イチカ「今何してるんすか?」

    カズサ「宇沢、こっち」
    レイサ「ま、待ってください杏山カズサ!」トテトテ
     
    スズミ「かわいい後輩達をスト……見守っています」(茂みの中)
    イチカ「本当に何してるんすかね私たち??」(茂みの中)

  • 19二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 20:44:06

    スズミ「何言ってるんですかイチカさんあの二人は付き合いたてなんですよ!私たちが先輩として見守らないとじゃないですか!」
    イチカ「ぶっちゃけ私達も付き合ってそんな経ってないっすけどね」
    スズミ「まあ細かいことはいいじゃないですか」
    イチカ「細かく見ないとあっちと条件同じなんすよ、カップル的には同級生なんすよ」

    カズサ「……」チラチラ
    レイサ「〜♪」ユラユラ
     
    スズミ「……どうやらカズサさんは手を繋ぎたいみたいですね」
    イチカ「普通につなげばいいんじゃ……」
    スズミ「イチカさん静かに!今いいところなんですから!」シッ!
    イチカ「うーん腑に落ちない」

  • 20二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 20:45:42

    カズサ「あ、あのさ、レ……宇沢」
    レイサ「はい!なんですか!」
    カズサ「て、手」
    レイサ「手?」
    カズサ「その、手を……」

    スズミ「いいですよ、その調子ですカズサさん!」
    イチカ「いやなんすかあのポーズ。雑誌のインタビュー受けてる人みたいになってるじゃないっすか両手だしちゃだめでしょレイサちゃんもよくわかんなくなってるって」
    スズミ「イチカさんカズサさんはああ見えて緊張しがちなんです。大目に見てあげてください」
    イチカ「随分と詳しいっすね」
    スズミ「実は適当に言いました」エヘ
    イチカ「何なんすか?」

  • 21二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 20:47:04

    レイサ「……?」ジ-
    カズサ「ウッ(かわいい)」

    スズミ「頑張ってくださいカズサさん……!練習の成果を見せるときですよ……!」グッ
    イチカ「え?ちょっと待って練習ってなんすかいつどこで何を練習したんすかねえ」ガシッ
    スズミ「あっいえ何でも……カズサさん……頑張ってください!」ダラダラ
    イチカ「おいこっち見ろ守月」
     
    レイサ「杏山カズサ?」コテン
    カズサ「アッッお手!!!!!!」
    レイサ「?!」

    スズミ「?!」
    イチカ「?!」

  • 22二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 20:48:49

    レイサ「……え、えっと、はい?」ポスッ
    カズサ「……ありがと」
    レイサ「はい……?」キョトン

    イチカ「待って待って待って何してるんすかあの子犬じゃないんだから」
    スズミ「気持ちはちょっとわかりますけどまさかそうなるとは……」
    イチカ「スズミさん普段レイサちゃんのこと犬だと思ってるんすか?」
    スズミ「犬『みたい』です。犬だと思っている、犬みたいだと思っている……この違いは大きいです」
    イチカ「せめて犬の部分を否定してくれません?」

  • 23二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 20:49:56

    カズサ「……」
    レイサ「……」

    イチカ「どうすんすかこの空気、急にカズサちゃんがそういう趣味見せただけじゃないっすか」
    スズミ「うーん、レイサさんは……」

    カズサ「……行こうか」ギュッ
    レイサ「っ、は、はいっ!」パアア

    イチカ「いけた?!手を握ったことで全部水に流した?!心広すぎないっすか?!」
    スズミ「流石レイサさんです。些細なことは気にしないんですね」
    イチカ「些細かなあ……ほんとに些細だったっすかねぇ……」

    レイサ「あ、そういえば杏山カズサってわんちゃん飼ってるんですか?」
    カズサ「?!」ビクッ

    イチカ「ほらめちゃめちゃ気にしてたじゃないっすかそりゃそうっすよいきなりお手とか言い出したんすから」
    スズミ「さあ、ここをどう出るんですかね……」ワクワク
    イチカ「ちょっと楽しんでるでしょ」
    スズミ「いえ?」パタパタ
    イチカ「ご機嫌な羽が隠しきれてないっすよ」
    スズミ「これはあれです。イチカさんといるので」
    イチカ「調子のいいことを……」
    スズミ「これは本当ですよ?」
    イチカ「……そっすか」

  • 24二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 20:51:01

    カズサ「……この前、犬カフェに行って」
    レイサ「え!そうだったんですか!楽しかったですか!」
    カズサ「まあまあ……」
    レイサ「えへへ、私も行ってみたいんですよね……そ、その……今度私も連れて行っていただいても……」チラチラ

    スズミ「!これはチャンスですよ!次のデートのお誘いです!」
    イチカ「アツイっすね〜」
    スズミ「ちょっとフロア盛り上がってなくないですか?今割とサビですよ?」
    イチカ「野次馬精神を説かれてもちょっと」

    カズサ「……い、行こう!なんなら1匹連れて帰ろうか!」
    レイサ「そんなこと出来るんですか?!や、やめた方がいいんじゃ」
    カズサ「ごめん忘れて。来週でいい?」
    レイサ「あ、はい」

    イチカ「……うん」
    スズミ「流れるように予定を抑えられる腕はあるんですけどね……」

  • 25二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 20:53:31

    イチカ「まあでも来週も遊べるのいいっすねぇ。今日私も久しぶりに何もない日作れたんすけどねぇ」ジト-
    スズミ「……」
    イチカ「折角会えたのになーー」ブス-
    スズミ「……この後うちに来ませんか?イチカさんが良ければ泊まっていってください」
    イチカ「えっ、行きます」ガサッ
    スズミ「では決まりで。何食べたいか決めておいてくださいね」
    イチカ「……なーんかいいようにしたつもりかもしれないっすけど全然許してはないっすからね」
    スズミ「……こ、今週お弁当作りますから」
    イチカ「ふーん、まあ、今回はそれで見逃してあげるっす」
    スズミ「お優しいですね」
    イチカ「優しくならなくてもいいんすよ?」
    スズミ「冗談です大天使様。寛容という言葉の擬人化と言えばイチカさんに決まってます」
    イチカ「なんかムカつくなぁ」

  • 26二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 20:56:41

    カズサ「あ、あのさ」
    レイサ「はい」
    カズサ「えっと……今日晴れてよかったね」ワタワタ
    レイサ「そ、そうですね。あっ暑くないですか、かず、杏山カズサ」ワタワタ
    カズサ「だ、大丈夫」ワタワタ

    スズミ「くっ焦れったいですね……!私ちょっとやらしい雰囲気にしてきます!」
    イチカ「ストップストップ何する気っすか、というかここでやらしい雰囲気にしても仕方ないでしょう真昼間っすよ?」
    スズミ「そうは言っても天気の話はこれでもう4回目です……!正直見ていられません……!」
    イチカ「会話なくなったらすぐ天気トーク始まるっすよね」
    スズミ「これは我々が話題を提供すべきでは?」
    イチカ「何をどうやって提供するんすかここで。大道芸でもするつもりなんすか」
    スズミ「バク転でもしますか」
    イチカ「その回転に意味はあるんすか」
    スズミ「こう……回転エネルギーでいい感じに遠心力が……」
    イチカ「適当に思いついた言葉並べないでくださいバカみたいだから」
    スズミ「酷くないですか?」
    イチカ「酷いんすよあんたが」
    スズミ「そういえばイチカさんギター弾けましたよね、ここでラブソングを1曲弾いてムードを高めるとか」
    イチカ「いやそんな四次元ポケットみたいにギター取り出せませんからね?」

  • 27二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 20:58:22

    スズミ「もしくは私がナンパしに行って「こいつ、私のなんで」を引き出すか……」
    イチカ「慣れないことはするもんじゃないっすよ」
    スズミ「わ、わからないじゃないですか」
    イチカ「いーや想像できます。ただ道聞いた人になるのが関の山っす」
    スズミ「う、うぐぐ。そう言うイチカさんはできるんですか?」
    イチカ「まあ……」
    スズミ「……一応言っておきますが、やらなくて結構ですからね」
    イチカ「意外っすね。てっきり「イチカさん、GO!」されるかと思ったのに」
    スズミ「そんなポケモンじゃないんですから」
    イチカ「前に一緒に不良制圧したときやったことあるの忘れてはないっすからね?」
    スズミ「あはは、イチカさんは私の大切なパートナーですよ」
    イチカ「この文脈だと別の意味に聞こえてくるんすよね……というかあれっすか、やらなくていいって冗談でも私がナンパするの嫌とかっすか?案外かわいいとこあるじゃないっすか」ニヤニヤ
    スズミ「……む」
    イチカ「あれ?反論しないんすか」
    スズミ「……悪いですか、嫉妬しては」ム-
    イチカ「(えっ、かわいい)」

  • 28二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 20:59:27

    スズミ「と、とにかく戻りますよ。カズサさん達は……」
    カズサ「何してるんですか、スズミさんにイチカさん」
    スズミ「」
    イチカ「」
    レイサ「おふたりともそんな茂みでどうされたんですか!」
    カズサ「……私割と耳がいい方なんだよね。一応詳しく話聞かせもらってもいいですか?先輩方」ゴゴゴ
    スズミ「イチカさん」
    イチカ「はい」
    スズミ「逃げましょう」ダッ
    イチカ「言われなくても」ダッ
    カズサ「あっこら待て!!うわ速っ待て!!!」ダッ
    レイサ「きょ、杏山カズサ?!」
    カズサ「宇沢!追いかけっこするよ!」
    レイサ「え、ええ?!あっ、ま、待ってくださーい!」ダッ

  • 29二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 21:00:52

    スズミ「ふう、何とか逃げ切れましたね」ハアハア
    イチカ「ほーんと、スズミさんといると退屈しないっすね……」ハアハア
    スズミ「そうですか?」テレテレ
    イチカ「あんまり褒めてはないっすね」
    スズミ「まあそれはそれとして、もういい時間なので帰りましょうか」
    イチカ「そうっすね……なんだかんだ悪くはなかったけど結局最初の方しかちゃんとデート出来なかったなぁ……それじゃ、私はこっちなんで」
    スズミ「ちょっとイチカさん、こっちですよ」グイ
    イチカ「うわっと」
    スズミ「今日うちに泊まるって話したばかりじゃないですか。何食べたいか決めました?これから一緒にスーパーですよ」
    イチカ「……ん、ああそうでしたね」
    スズミ「ふふ、変な顔ですね」
    イチカ「誰のせいだと……」
    スズミ「イチカさん、手を繋いでも?」
    イチカ「っ、はい」
    スズミ「ふふ、私もまだイチカさんと一緒にいれて嬉しいです」ニコッ
    イチカ「……はあ、私もちょろいっすねえ…………私もっすよ、スズミさん」

    この後一緒にお風呂入った

  • 30二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 21:03:36

    今日はここまで、このノリが続きます
    一応イチスズスレが欲しくなったので建てました。供給が欲しいので良ければここで語ってください。

  • 31二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 23:49:56

    いいよねイチスズ、公式で絡んで欲しい…

  • 32二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 00:51:18

    定期的な神イチスズスレは脳に効く、と科学的に証明されています

  • 33二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 09:54:04

    久々のイチスズスレだ!!

  • 34二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 10:34:23

    イチカ「スズミさん」
    スズミ「はい」
    イチカ「私たち付き合ってますよね?」
    スズミ「そうですね」
    イチカ「スズミさんってあんまり好きって言ってくれなくないっすか?」
    スズミ「……そんなことないと思いますけど」
    イチカ「そんなことあるんじゃないっすか?」
    スズミ「証拠はあるんですか」
    イチカ「私の記憶では付き合ってからはないっすね」
    スズミ「人の記憶というものは案外薄れゆくものでして」
    イチカ「記憶力には結構自信あるんすよねーあとそうやって言い訳するってことは自覚あるんすよね?」
    スズミ「……言い訳していいわけ?ってやつですか?」
    イチカ「あ?」
    スズミ「すみません」

  • 35二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 10:35:30

    イチカ「とにかく、好きって言ってほしいなぁスズミさん」
    スズミ「ん……ええと、今ですか」
    イチカ「今っすね」
    スズミ「明日とかは」
    イチカ「駄目っすね。むしろいいと思ったんすか?」
    スズミ「うぐ……」
    イチカ「なんかいつも私ばっかり好きって言ってるじゃないっすか、不公平っす。スズミさんからも好きって言われたいっす」
    スズミ「い、いや、ええと、まずはお手本とか」
    イチカ「好きですよ、スズミさん」サラッ
    スズミ「んっ……あ、ありがとうございます」
    イチカ「はい、スズミさんの番っす」
    スズミ「……」

  • 36二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 10:36:35

    イチカ「スズミさん、私たち付き合ってますよね?」
    スズミ「ど、どこに」
    イチカ「どこに?とか今更ふざけたこと言ったらお好きな閃光弾をプレゼントしてあげるっす」ニコニコ
    スズミ「物騒すぎませんか?!」
    イチカ「ほらはーやーくー」
    スズミ「…………ふぅ、わかりました」
    スズミ「イチカさん……」キリッ
    イチカ「お、はい」ドキドキ
    スズミ「月が綺麗ですね。」
    イチカ「今真昼間っすけどね?」
    スズミ「見えないだけですよ、月は既に姿を現しています」
    イチカ「まあそれは……ってそういう話じゃなくないっすか?」 
    スズミ「死んでくれませんか?」
    イチカ「やりたいことはわかったけど大事故起きてるんで1回落ち着いてください」

  • 37二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 10:38:14

    スズミ「わかりました、イチカさんは私のオレンジの片割れです。私とひとつのオレンジになりましょう。」ギュッ
    イチカ「そう熱心な瞳で手を握られてもそのセリフはちょっとどう捉えたらいいかわかんないっすよ?」
    スズミ「えーとじゃあ、味噌汁を作ってください。毎日は大変なので週に1回で大丈夫です」
    イチカ「随分妥協しましたね?あと多分それ命令形で言うセリフじゃないっすよ」
    スズミ「う、うくぐ、これでもダメですか」
    イチカ「もー、なんでちょっと捻るんすか。たった2文字言ってくれるだけでいいのに」
    スズミ「う、いや、それは……少し恥ずかしくないですか?」
    イチカ「さっきのセリフの方が恥ずかしいような気がするんすけどね」
    スズミ「え、ええと……イチカさんのことを考えると夜しか眠れなくて、明日も会えるかなと考えながら眠る日々が続いているんです」 
    イチカ「……いや眠れてたならよかったっすけどこういうときは眠れないもんなんじゃないんすか?」
    スズミ「夜は寝なきゃダメですよ?」
    イチカ「そうっすけど!もう!なんでさっきからちょっと変にするんすか!照れ隠しもわかりやすすぎっすよ!」

  • 38二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 10:39:34

    スズミ「……すみません、一旦待ってほしいというか、ちょっと保留させてください」
    イチカ「…………はあ、仕方ないっすねぇ」スッ
    スズミ「イ、イチカさん……!」パア
    イチカ「はい」スマホポチ-
    (ピ-ピロピ-)
    スズミ「……?」
    イチカ「……」
    スズミ「え、あの、この曲は」
    イチカ「(音楽を止める)はいスズミさん待ちました」
    スズミ「あっこれ保留の時間だったんですか?!それにしたっていくら何でも短くないですか?!」

  • 39二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 10:41:10

    イチカ「保留長いとだいぶ落ち着かなくないっすか?」
    スズミ「それはそうですけど!う、うぐぐ、どうしても言わないと駄目ですか?」
    イチカ「スズミさんは今日パスタ作るからチーズ買ってきてと言われて行きたくないから明日でいい?って言うんすか?」
    スズミ「その例えはよくわかりませんがとても急かされているのはわかりました」
    イチカ「……言ってくれないんすか?」
    スズミ「…………え、ええと……きょ、今日はやけに強情じゃないですか、何かあったんですか?」
    イチカ「今日、昼休み、裏庭」ジト
    スズミ「……見てたんですね」

  • 40二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 10:42:48

    イチカ「相変わらずモテモテっすね〜」グリグリ
    スズミ「い、いた……ちゃ、ちゃんと断りましたよ」
    イチカ「それはそうかもっすけど〜スズミさんは優しいからちゃんと突き放せてないかもしれないし〜」
    スズミ「私はイチカさんしか見てませんよ」
    イチカ「……ふーんそれで?」
    スズミ「そ、それで?」
    イチカ「それを2文字の言葉にすると?」
    スズミ「……す、好きですよ。イチカさん」
    イチカ「ふへへ、私もっす」ニコニコ
    スズミ「ふぅ……」カオマッカ

  • 41二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 10:43:50

    イチカ「スズミさんは私のことが好きなんすもんね〜」ニヤニヤ
    スズミ「まあ、そうですね」
    イチカ「ひひひ」ニヤニヤ
    スズミ「……」ム-
    スズミ「……イチカさん」
    イチカ「はい?」
    スズミ「愛してます」ズイ
    イチカ「んっ?!」

  • 42二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 10:43:55

    これは文豪

  • 43二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 10:45:16

    スズミ「この世界の誰よりも、あなたのことが好きです」
    イチカ「え、いや、スズミさん?」
    スズミ「愛してますよ、イチカさん」
    イチカ「も、もういいんすけど」
    スズミ「おや、好きと言ってほしいとおっしゃったのはイチカさんの方ではないですか」
    イチカ「いや、私は1回言ってくれればそれで」
    スズミ「大切な人を不安にさせてしまうなんて一生の不覚です。好き、好きですイチカさん。好き」
    イチカ「う、うぐ、そ、そんな安売りするもんじゃないっすよ!」
    スズミ「どれも本気ですよ?」
    イチカ「だとしても!も、もういいんで!1回黙ってください!」
    スズミ「…………先程私がモテるとおっしゃっていましたが、イチカさんも大概モテますよね」
    イチカ「え?ああ、まあ、なんでとは思うっすけど」
    スズミ「昨日も後輩の方と親しげでしたし」
    イチカ「う、浮気じゃないっすよ?!」
    スズミ「わかっていますよ……それでも、あなたの視線を独り占めしたい、と言ったら困らせてしまいますかね?」ジッ
    イチカ「っ、え、えっと」アセアセ

  • 44二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 10:46:54

    スズミ「……ふっ」
    イチカ「ん?」
    スズミ「ふ、ふふふ」プルプル
    イチカ「……スズミさん?」
    スズミ「ふふ、ふふふ、すみませ、イチカさん、変な顔」
    イチカ「あっ……も、もう!からかったっすね!」
    スズミ「ふふふ、すみません。イチカさんがかわいくてつい」
    イチカ「うぐぐ……スズミさんのくせに……」グヌヌ
    スズミ「そう拗ねないでください。先程言ったのも全て本心ですから……ああ、最後のは冗談ですけど」
    イチカ「な、なんかそれはそれで恥ずかしいというか……はあ、してやられたっす」
    スズミ「ふふ、しかしそうですね……こうして1度言ってしまえばなにか吹っ切れたような気がします。今後はもう少し頑張ってみますね」
    イチカ「……嬉しいけど頑張りすぎなくていいっすからね」
    スズミ「そうですか?」
    イチカ「そうっす」
    スズミ「ふふ……ところで、先程からスマホが鳴っているみたいですが」
    イチカ「え?あっ!本当だ!すみません、ちょっと出てきます」
    スズミ「行ってらっしゃい……さて」
    スズミ「……うう、さ、流石に恥ずかしかったですね……」

  • 45二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 17:52:51

    おぉ

  • 46二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 18:39:01

    大好き♡

  • 47二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 23:37:32

    スズミ「イチカさん」
    イチカ「はい」
    スズミ「私たち付き合ってるんですよね?」
    イチカ「そうっすね」
    スズミ「付き合ってたらキスとかしますよね」
    イチカ「するっすね」
    スズミ「で」
    イチカ「はい」
    スズミ「どうしてしてくれないんですか?」
    イチカ「……あとちょっと心の準備がほしいっす」プルプル
    スズミ「そう言ってもう1時間は経ってるんですが」
    イチカ「まあまあそう焦っちゃ駄目っすよ」
    スズミ「1時間にらめっこに付き合ってる時点で結構待ってるんですけどね?」
    イチカ「一旦ステイで」
    スズミ「してるんですよずっと」

  • 48二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 23:38:50

    スズミ「はあ……もう私からしましょうか?」
    イチカ「い、いや、今回は私からさせてほしいっす」
    スズミ「別にこれが初めてというわけでもないでしょう。そろそろ慣れてください」
    イチカ「ま、まあそうっすけど……ほら、いつだって初心を忘れないのが私のいいところなんで」
    スズミ「初心のままでいられるのもそれはそれで困るのですが」
    イチカ「毎回新鮮な反応をお届けできるっすよ?」
    スズミ「毎回1時間待ちは困るんですよ」
    イチカ「焦らしプレイ的な」
    スズミ「そうだとしてもそれはこんなに肩を鷲掴みにしてやるものではない気がします」
    イチカ「流石にちょっと疲れてきたっす」
    スズミ「それはこちらのセリフでもあります」

  • 49二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 23:40:38

    イチカ「うぐ……わ、わかったっすよ……1回目を瞑ってください」
    スズミ「はい、どうぞ」
    イチカ「……」グッ
    スズミ「……」
    イチカ「……」ピタ
    スズミ「……」
    イチカ「……」ジ-
    スズミ「……?」
    イチカ「……」ジ-
    スズミ「……いや何してるんですか」パチ
    イチカ「ぅわっ」バッ

  • 50二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 23:42:21

    スズミ「そこまで近づいたならしてくださいよ。何じっと見てるんですか。もうミリだったじゃないですか」
    イチカ「『無限』がそこにあって」
    スズミ「無下限張ってないんですよできないから」
    イチカ「あ、まつげ長いっすねスズミさん」
    スズミ「え、どうも……いやあれだけ見ておいて感想それですか、そんなことはどうでもいいんですよ今は」
    イチカ「なんかもう良くないっすか?四捨五入したらもうキスしてますよこれ」
    スズミ「その捨てられたミリセンチメートルには限りなく意味が詰まってますよイチカさん」
    イチカ「なんか、感じました。スズミさんのこと」
    スズミ「私は感じてないですイチカさんのこと。吐息くらいは感じましたが」
    イチカ「え、それなんかえっちっすね」アハハ
    スズミ「は?」
    イチカ「すんませんした」

  • 51二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 23:43:45

    スズミ「……はあ、もういいです。ちょっと面貸してください」グイ
    イチカ「わっ、ま、待って」グググ
    スズミ「なんで抵抗するんですか」
    イチカ「い、いや……近いなって……」
    スズミ「これからもっと近づくのに何言ってるんですかほら覚悟決めてください」グググ
    イチカ「きゃースズミさんのえっちー」グググ
    スズミ「ぐぐ……イチカさん、私たち付き合ってますよね!」
    イチカ「そうっすけどやっぱりそんながっつくのは良くないと思うんすよ!」
    スズミ「何カマトトぶってるんですか私が初めてでもないくせに!」
    イチカ「そ、それは……まあ……」
    スズミ「……」イラッ

  • 52二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 23:46:18

    スズミ「……わかりました」スッ
    イチカ「ス、スズミさん?」
    スズミ「イチカさん」
    イチカ「はい」
    スズミ「好きですよ」
    イチカ「えっ」
    スズミ「隙あり!」グイッ!
    イチカ「どわっ!ん、むっ……」
    スズミ「……ん、ちゅ……ぷは」
    イチカ「い、いきなりなんて酷いじゃないっすか」ワタワタ
    スズミ「……これはイチカさんが悪いと思います」
    イチカ「そっ!んなことないとは言えませんけど……」
    スズミ「私にはあんなに好きと言わせたのに、自分は逃げるんですか?」ムス-
    イチカ「うぐ」

  • 53二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 23:49:06

    スズミ「……まあこの際いいです。そちらがその気ならこちらにも考えがあります」
    イチカ「へ?」
    スズミ「……ん」チュ
    イチカ「んむっ?!」
    スズミ「ぷは……ちゅ」
    イチカ「ん、ち、ちょっと待って!ど、どうしたんすか」
    スズミ「キスが慣れないなら慣れるまでするまでです。ほら、もう1回しますよ」
    イチカ「ぅえっ!?荒治療すぎないっすか?!」
    スズミ「……イチカさんがしたくないならやめますが?」
    イチカ「……ぐ」
    スズミ「私以外の誰かとはしてきたくせに、まさか私とはしないなんて言いませんよね?」
    イチカ「うぐぐ」

  • 54二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 23:51:08

    スズミ「それで、したいんですかしたくないんですか」ジ-
    イチカ「……たい」
    スズミ「はい?」
    イチカ「ああもう!したいっすよ!てかします!ほら面貸してください!」グイ
    スズミ「わっ……むぐっ」
    イチカ「ふ、んむ……は、これで、いいっすか」ハアハア
    スズミ「……は、はい///」
    イチカ「……」ムラッ

  • 55二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 23:55:33

    イチカ「スズミさん」ガシッ
    スズミ「っ、は、はい?」
    イチカ「もう1回」
    スズミ「へ、ちょ、んん?!」
    イチカ「ちゅ、はむ……ふ、っん」
    スズミ「ん、んんっ……っ?!む、ぅっ!」ドンッ
    イチカ「うおっ……もー、突き飛ばすなんて酷いじゃないっすか」
    スズミ「す、すみませ……いやっ、い、いきなり舌を入れますか?!」
    イチカ「駄目っすか?」
    スズミ「だ、駄目というか……驚いたというか……」
    イチカ「駄目じゃないならいいっすね。ほら、あーん」グイ
    スズミ「ま、待ってください!いきなりどうしたんですか!さっきまであんなにヘタレてたのに!」
    イチカ「んーいや、なんかゾーン入ったっす」
    スズミ「ぞ、ゾーンって」
    イチカ「大丈夫、私上手いんで」
    スズミ「それは知って……じゃなくて!こ、こういうのにも節度というものがあるでしょう!あまりふしだらなことは……」
    イチカ「え、したくないんすか?」
    スズミ「……ないわけではなくもなくもないですけど!」
    イチカ「随分葛藤しましたね」
    スズミ「うるさいです」

  • 56二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 23:56:39

    スズミ「……いいんですか、その、風紀を守る委員会としては」
    イチカ「あーそれ言うんすか?今更でしょ」
    スズミ「うぅん……」
    イチカ「で、いい?スズミさん」
    スズミ「……ん」

    この後めちゃくちゃちゅーした

  • 57二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 00:00:47

    言い忘れてましたがここのイチスズはリバです
    書き溜めがなくなったので落ちちゃうまではゆるゆる続けていきたいと思います

  • 58二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 09:11:34

    了解です

  • 59二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 17:26:24

    最後まで見届ける為の保守

  • 60二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 21:11:08

    レイサ「イチカさん!」トテトテ
    イチカ「お、レイサちゃんじゃないっすか。どうしたんすか?」
    レイサ「イチカさんってスズミとお、お付き合いされていましたよね!」
    イチカ「まあそうっすね」
    レイサ「え、ええと……それで……」モジモジ
    イチカ「?」
    レイサ「た、単刀直入に聞きます!」
    イチカ「おお、なんすか?」
    レイサ「ど、どこまで進んでるんですか?!」
    イチカ「」

  • 61二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 21:16:30

    イチカ「え、ええと……どこまでっていうのは」
    レイサ「それはもう!ABC的なやつです!」
    イチカ「AB……ってちょっと古くないっすか?」
    レイサ「えっ!これがナウでヤングな言い方じゃないんですか?!」
    イチカ「アゴーでオールドなワードを重ねてこなくていいんすよ」
    レイサ「その言い方良いですね!チョベリグです!」
    イチカ「このあんまり人の話聞かない感じ先輩そっくりっすね〜」アハハ
    レイサ「あっ、そ、それで!スズミさんとはどこまで進んだんですか?」
    イチカ「どこまで、どこまでって言うと……うーん……」
    レイサ「……」ジ-ッ
    イチカ「……まあ、ほら、プライベートなことだし、ちょっと恥ずかしいかなーって」
    レイサ「ええー!」

  • 62二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 21:18:31

    レイサ「そ、そんな!……い、いや、でも、そうですよね……変なことを聞いてしまってすみませんでした……」シュン
    イチカ「(うっ罪悪感)ま、まあ人それぞれ話しにくいことってあるっすから」
    レイサ「そうですよね……それじゃあスズミさんの方に聞いてきます!」ダッ
    イチカ「待って??」ガシ

  • 63二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 21:23:53

    レイサ「え?」キョトン
    イチカ「いや、え?ってこっちのセリフっすよ?普通本人が話したくないことを他の人に聞かないと思うんすけど」
    レイサ「う、でも知りたくて」
    イチカ「……どうして、って聞いてもいいっすか?」
    レイサ「……え、ええと……だ、誰にも言わないでほしいんですけど……」
    イチカ「うんうん、約束は守るっす」
    レイサ「そ、その……杏山、カズサと、そろそろ先に進んでみたくて///」
    イチカ「カズサちゃんと?」
    レイサ「は、はい」
    イチカ「へぇーそっか、付き合ってるっすもんねぇ」ニヤニヤ
    レイサ「う、うう……はい」

  • 64二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 21:31:36

    レイサ「その、最近ようやくき、キスをして……カズサとキスすると、頭がすっごくふわふわして、胸がぽかぽかして、それだけでもすごく胸がいっぱいになってたんですけど」
    レイサ「……もっとほしくなってしまって」
    レイサ「で、でも先の進み方もよくわからないから……それでおふたりのアドバイスをもらえたらな、と思って」カオマッカ
    イチカ「(かわいい)」
    イチカ「そういうことなら仕方ないっすねぇ〜そうだなあ、ここじゃあれなんでどこか落ち着ける場所にでも行きましょっか」
    レイサ「!あ、ありがとうございます!」パァ
    イチカ「ああそうだ、先に言っておくんすけどこれからこういうことはスズミさんじゃなくて私に聞いてくれると嬉しいっす」
    レイサ「え?」
    イチカ「ほら、同じ部活の先輩ってなると話しにくいところもあるでしょ?あとスズミさんのことだからぜっったいあることないこと言うんで、私に、お願いするっす」
    レイサ「は、はい(そんなになのかな……?)」

  • 65二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 21:36:54

    ──(カフェ)

    イチカ「で、私とスズミさんなんすけど」
    レイサ「は、はい」ドキドキ
    イチカ「結論から言えばまぁ……一応やることはやってるっすね」
    レイサ「!や、やっぱり……おふたりとも大人だなぁ」
    イチカ「あはは、そんなことないっすよ。たった1年じゃないっすか」
    レイサ「そ、そうはいってもですね」
    イチカ「んー……それで、レイサちゃんはカズサちゃんと先に進みたいんすよね?ぶっちゃけどっちやりたいんすか?」
    レイサ「どっち、というのは」
    イチカ「そりゃあ……上下というか、右左というか、タチネコというか」
    レイサ「あっ!抱くか抱かれるかってことですね!」
    イチカ「おっけーちょっと声を抑えましょうか。なんかすごいインパクトあるんでそのセリフ」
    レイサ「あっ……す、すみません」

  • 66二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 21:44:06

    イチカ「で、まあそういうことなんすけど……どっちっすか?」
    レイサ「う、それは……その、杏山カズサはどちらかと言えばかっこいいですし、いつも私の手を引いてくれるし……や、やっぱり私が抱かれる方なのかなと」
    イチカ「うんうん、なるほど」
    レイサ「……ちなみにイチカさんはどっちなんですか?」
    イチカ「んっ?!」
    レイサ「やっぱり抱く方ですよね!スズミさんもかっこいい方ですが、イチカさんもかっこいいですし!」
    イチカ「え、ああ、まあ、そうっすね……」
    イチカ「あはは(言えない……!どちらかと言えば抱かれることの方が多いなんて……!)」
    レイサ「どうかしましたか?」
    イチカ「いいやなんでも」アセアセ

  • 67二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 21:55:16

    イチカ「んん……それで、どうやって誘うかってことっすよね」
    レイサ「そ、そうですね」
    イチカ「ここはまあ無難にお泊まりじゃないっすか?今までお泊まりしたことあります?」
    レイサ「お泊まり……は、ないと思います。お家にあがらせてもらったことはあるんですけど……」
    イチカ「ああ、その時は普通に帰った感じっすか」
    レイサ「は、はい……その時ちょっと期待していなかったと言うと嘘になるんですけど、杏山カズサの方が6時になったら「もう帰る時間じゃない?ほら暗くなったら大変だし、お泊まりになるし」みたいに言って……」
    イチカ「ええ……」
    レイサ「……思い出したらなんか変ですよね。私、もしかして魅力ないんでしょうか」シュン
    イチカ「いやそんなことはないっすよ。多分あの猫ヘタレただけっす」
    レイサ「そ、そうですかね。でも、私はスズミさんやイチカさんみたいにスタイルも良くないし……」
    イチカ「そういう問題じゃないっすよ。レイサさんも充分魅力的っすから自信もってください」
    レイサ「そ、そうですか?」
    イチカ「そうっす!私が保証するっすよ!」
    レイサ「イチカさんなら私を抱けますか?」
    イチカ「何となく言いたいことはわかるんすけどその質問は火薬がすぎるんでノーコメントで」

  • 68二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 22:02:14

    イチカ「まあとりあえずカズサちゃんが奥手だってのはわかったんで、どう攻略するかを考えなきゃっすね」
    レイサ「どうすればいいんでしょうか……?」
    イチカ「ふふ、実はもう思いついてるっす」
    レイサ「えっ?!」
    イチカ「ずばり、押して押して押しまくることっすね!」ビシ
    レイサ「え、ええと?」
    イチカ「カズサちゃんは奥手なタイプでちょっと逃げちゃうところがあるわけっす。それならもう逃げる隙も与えずに押し切っちゃえばいいんすね」
    レイサ「な、なるほど……具体的にはどうすれば?」
    イチカ「押し倒せばいいんじゃないっすか?」
    レイサ「なんか雑じゃないですか?!」

  • 69二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 07:03:41

    イチカ「いやそんなことないっすよ。これが効果覿面っす」
    レイサ「で、でも押し倒すって」
    イチカ「逃げられるなら逃げられない状況にしちゃうんすよ。今回だったらそう、抱かないといけない状況にするって感じっす」
    レイサ「な、なるほど……さ、さすがイチカさんです。詳しいですね」
    イチカ「あはは、まあそうっすね」
    イチカ「(まあこれ全部スズミさんにやられたことなんすけど)」

  • 70二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 07:14:04

    レイサ「……よし、頑張ってみようと思います。押し倒す……なんて、私に出来るか分かりませんけど……」
    イチカ「大丈夫っすよ!なんでもいいっす、足払いとか膝カックンとかなんなら一本背負いとか」
    レイサ「随分物騒じゃないですか?!」
    イチカ「やっぱりそれくらいしないと、相手はあのカズサちゃんでしょ?」
    レイサ「そ、そういうものなんですか?」
    イチカ「カズサちゃんは腕引っ張ったくらいで倒せる相手っすか?」
    レイサ「……無理ですね」
    イチカ「でしょ?流石に薬とかは危ないんでオススメできないっすけど……でも不意をついて体勢を崩すコツとかは教えられるんで」
    レイサ「おお!べ、勉強になります!」
    レイサ「……あの、薬って?」
    イチカ「聞き流してください」
    レイサ「あっはい」

  • 71二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 07:22:46

    レイサ「……よし、押し倒すのは何とかなりそうです!ありがとうございます!それで、押し倒したらどうすればいいですか?」
    イチカ「そりゃああれっすね、殺し文句っすよ」
    レイサ「殺し文句……」ゴクリ
    イチカ「ストレートに『抱いてください』でもいいとは思うんすけど、もうちょっとムードほしいじゃないっすか」
    レイサ「はい」
    イチカ「……例えば、こうやって手を取って」ニギ
    レイサ「わっ……」
    イチカ「『もっと触ってくれませんか?……深くまで』とか」
    レイサ「///」カオマッカ
    イチカ「お、大丈夫っすかー?」
    レイサ「はっ!!だ、大丈夫です!す、すごいですね……なんかこう、ぐわっ!っとなりました」
    イチカ「ひひ、褒めてもらって嬉しいっす」
    レイサ「魔性の女って感じですね!まさに魔女!」
    イチカ「その略し方は色々危ないんでやめてもらえると」

  • 72二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 12:28:02

    これカズサとスズミに見つからない?大丈夫?

  • 73二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 19:06:39

    >>70

    まさか盛られたのかイチカ…

  • 74二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 21:51:31

    イチカ「……さて!とりあえず話は纏まったっすね!あとはお泊まりに誘うだけっす!」
    レイサ「は、はい!……といっても、ど、どうやって誘えばいいんでしょうか……!」
    イチカ「普通に「今度泊まりに来ませんか」でいいんじゃないっすか?」
    レイサ「そ、そうですね。えーと「こんにちは!いきなりですみません!今週末泊まりに来ませんか!」……と」ポチポチ
    イチカ「うんうん」
    レイサ「わ、既読ついた」
    イチカ「早っ!え、ちょうど開いてたんすかね?」
    レイサ「さ、さあ……?」
    イチカ「それで、カズサちゃんはなんて?」
    レイサ「うーん、なかなか返事が返ってきません……もしかして迷惑でしたかね」シュン
    イチカ「そんなことないっすよ!きっと今頃考えてるはずっす」
    レイサ「そ、そうですかね……あっ!返ってきた!」
    イチカ「お、なんてなんて?」
    レイサ「『m』……え、えっと、これはなにかの暗号でしょうか……M……はっ!も、もしかしてSM的な」
    イチカ「いや絶対途中で送信しちゃっただけっすよ!途中っていうか最初も最初だけど!てかレイサちゃんSMとか知ってるんすか?」
    レイサ「い、いろいろ調べたので」テレテレ
    イチカ「(……何を見たんだろう……たぶんあんま聞かない方がいいっすね)」

  • 75二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 22:07:28

    イチカ「と、とにかくもうちょっと待ってみないっすか?」
    レイサ「うう、杏山カズサが望むなら私は女王様になってみせます……!」
    イチカ「そんな覚悟決めなくていいんすよ別に!カズサちゃんは自分がMと申告したわけじゃないっすよ?!」
    レイサ「……あ、また返信が来ました」
    イチカ「ほら、さっきのは間違いだったんすよ。それで、カズサちゃんはなんて?」
    レイサ「『拝啓 平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
    さて、今週末のお泊まりについてですが、誠に申し訳ないことに宿泊の方はご遠慮させていただきたく存じます。非常に私事で恐縮ですが宇沢様のご自宅で夜を明かすと風水的によろしくないという占い結果が出ており、また当日の星座占いも最下位になる予感がしますのでこの度はご自宅で遊ぶのみとさせていただきます。
    風水が上がったらまたこちらからお誘い申し上げますのでその時は是非よろしくお願いします。
    くれぐれもご自愛ください 敬具』」
    レイサ「なるほど、つまりどういうことですか?!」
    イチカ「お泊まりは無理だけど家に遊びには行くよーってことだと思うんすけど長い!!これ普通のモモトークっすよね?!文通エディションとか知らぬ間にリリースされてないっすよね?!」
    レイサ「やけに丁寧だなとは思いましたが……これは私もこのように返した方がいいのでしょうか」
    イチカ「いや全然しなくていいっす。てかカズサちゃんこんなの書くタイプじゃないでしょ、人格変わりました?」
    レイサ「モモトークだとたまに変になりますよ!」
    イチカ「そ、そうなんすか……(言い切るなぁ)」

  • 76二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 22:13:14

    レイサ「お泊まりはダメなんですか……こ、これはどうすれば……!」アワアワ
    イチカ「いやこれあっちがヘタれてるだけっすよ。なんすか風水的によろしくないという占い結果が出ておりって、星座占いも最下位になる予感がするってふわっとしすぎなんすよ」
    レイサ「はっもしかしたら未来がわかるんですかね……?!」
    イチカ「そんなわけないっすよ、わかったとしても占い結果がわかってどうするんすか」
    レイサ「でもキャスパリーグですよ?」
    イチカ「レイサちゃんはカズサちゃんをなんだと思ってるんすか?」

  • 77二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 22:41:40

    レイサ「う、うーん……でも、相手が嫌なら無理に言う訳には……」
    イチカ「はあ……仕方ないっすね」スッ
    イチカ「レイサちゃん、はいチーズ」パシャッ
    レイサ「うえっ?!チ、チーズ!」
    イチカ「お、可愛く撮れたっす……よし」
    レイサ「あ、あのイチカさん、何を?」
    イチカ「ちょーっと強引な手を使うのもまたひとつのやり方っすよ。こういうのは先輩に任せてほしいっす」フフン
    レイサ「……?よくわかりませんが、でもすごいの
    はわかります!さすがイチカさんです!」
    イチカ「ひひ、それほどでも……」
    (ブーッ!)
    レイサ「わっ?!きょ、杏山カズサ?」
    イチカ「あ、出ちゃダメっすよレイサちゃん」
    レイサ「ど、どうしてですか?」
    イチカ「んーいや、その方がおもしろ……まあこれも作戦のうちっす」
    レイサ「今面白いって言いましたよね?!」
    イチカ「言ってないっす」

  • 78二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 22:51:12

    二人で自撮り…あっ…(察し)

  • 79二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 23:47:04

    レイサ「と、とにかくさっき何送ったんですか?!着信が止まらないんですけど!」
    イチカ「別に変なのは送ってないっすよ?ただ自撮りを送ってあげただけっす」
    レイサ「自撮り……ってさっきのやつですか。で、でもどうしてそれで?」
    イチカ「んーただ『カズサちゃんがヘタレてる間にデート中なう♡』って送っただけっすよ?」
    レイサ「いや絶対それじゃないですか?!で、デートって、誤解されたら……!」
    イチカ「されたらっていうかもうしてると思うっすけどね」アハハ
    レイサ「わ、笑いごとじゃありませんよぉ……!」
    イチカ「大丈夫大丈夫、やっぱりすぐヘタレちゃうカズサちゃんには少しくらいお灸を据えてもいい思うんすよ。それに、さすがにここまで来ることは」
    カズサ「この泥棒猫!!!!」ベシッ!!!
    イチカ「いだあ!!!」

  • 80二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 01:13:48

    レイサ「きょ、杏山カズサ?!どうしてここに!」
    カズサ「ハァ、ハァ……あんな写真送られてきて、じっと出来るわけないじゃん……ハァ」
    イチカ「いてて……いきなり叩くなんて酷いじゃないっすか」
    カズサ「どの口が……!」
    レイサ「わ、ま、待ってください!イチカさんには相談に乗っててもらっただけで!」
    カズサ「相談?そんなの浮気の常套文句じゃん!」
    レイサ「え、ええ?」
    カズサ「どうせ「うんうんそれはカズサちゃんが悪いっすねーじゃ、挿れるっすね……」したんでしょ!私だってまだやったことないのに!」
    イチカ「とりあえず落ち着きましょっかカズサちゃん、ここ、カフェ、昼ドラやる場所じゃないっす」
    カズサ「間女は黙ってて!」
    イチカ「入ってない入ってない。からかったのは悪かったっすから!ほらここから好きなの頼んでいいんで!」メニュ-ワタシ
    カズサ「……じゃあこれで」
    イチカ「うっ(いちばん高いやつ頼みやがった……!)わ、わかったっす……」
    カズサ「ふふふ」
    イチカ「(こいつ……)」グヌヌ

  • 81二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 08:38:15

    イチカ「……というか、よくここがわかったっすね。テーブルとかしか映ってない気がするんすけど」
    カズサ「宇沢今食べてるメロンパフェはこの期間だけ売ってるこの店限定の商品だしコップにメニュー表が反射して写ってたあとここ窓際だから日の差し込み具合から大体の位置は推測できて……」ペラペラ
    イチカ「うわあ」ドンビキ
    レイサ「な、なるほど……さすが杏山カズサですね!」
    イチカ「レイサちゃんはそれでいいんすか?もっとツッこんだ方がいいんじゃないっすか?」
    カズサ「それで?言い訳でも聞こうか、なんでふたりきりでいるわけ?」ゴゴゴ
    レイサ「え、えっと、それは……イチカさぁん……」チラ
    イチカ「あー、レイサちゃんがさっき言った通りちょっとした相談に乗ってあげてただけっすよ。ほら、レイサちゃんからモモトーク送られてきてたでしょ?」
    カズサ「あああれ……え、もしかしてイチカさんも私の返信見たの?」
    イチカ「うーんモモトークではあんまり拝啓とか敬具は使わないんじゃないっすかねー」
    カズサ「いっ、今すぐ記憶消して!すぐ!」ガタッ
    イチカ「あっやっぱり変だなって自覚あったんすね!落ち着いて!」

  • 82二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 08:49:45

    イチカ「まあでもそれなら話は早いっす。カズサちゃん、今のままでいいと思ってるんすか?」
    カズサ「い、今のままって」
    イチカ「こんなにかわいい彼女がいるのに、ヘタレたままでいいんすかって聞いてるんすよ」
    カズサ「んぐ…」
    レイサ「か、かわ……」テレテレ
    イチカ「(かわいい)」
    カズサ「かわいい」
    レイサ「へっ?!」
    カズサ「あっいやなんでも」
    イチカ「も〜っ!すぐ逃げない!そんなんなら私が本当にレイサちゃんとっちゃうっすよ?」
    カズサ「は?!」
    レイサ「んえっ?!」
    イチカ「まあカズサちゃんよりは経験豊富だし?レイサちゃんかわいいからつい本気になっちゃうな〜って。ねぇレイサちゃん、私ならレイサちゃんを悲しませることはしないんで、ね?」
    レイサ「そ、そんな……」カオマッカ
    カズサ「っ、だ、だめっ!レイサは私の!」グイ
    レイサ「ふえっ?!きょ、杏山カズサ?!」
    イチカ「おお〜」ニヤニヤ

  • 83二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 08:58:40

    イチカ「こんなところで抱きしめるなんて大胆っすねぇ」ニヨニヨ
    カズサ「え、あ、いやこれは」バッ
    レイサ「……離しちゃうんですか?」クイ
    カズサ「アッッい、いや……」ギュ
    レイサ「えへへ」ニコニコ
    カズサ「……んん」メソラシ
    イチカ「(甘〜〜!)」ニコニコ
    カズサ「と、とにかく!宇沢は渡さないから!」
    イチカ「はいはい。も〜冗談に決まってるじゃないっすか。そんなに大胆になれるなら最初からしてくださいよ」
    カズサ「うぐっ……ほ、ほら宇沢も何か言ってよ!この先輩タチ悪すぎだって!」
    レイサ「……えっ、ああ、はい」
    カズサ「宇沢?」
    レイサ「ああ、いや、その……名前で呼んでくれないんですか?」
    カズサ「え」
    レイサ「さっきはレイサって呼んでくれたのに……あ、ああすみません!な、なんでもないです!」
    カズサ「……」
    イチカ「確かにさっきのカッコよかったっすもんね〜ほらほら〜言ってあげないんすかカズサちゃん?」
    カズサ「ぬ、ぐぐ……はぁ、あんまり調子に乗らない方がいいですよ、イチカさん」
    イチカ「へえ?」
    カズサ「ここに来たの私だけじゃないんで」
    イチカ「は?」
    スズミ「レイサさんとデート楽しそうですね、イチカさん」ポン
    イチカ「」

  • 84二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 09:30:41

    ・他の女誑かしてる
    ・よりにもよって相手が自分の後輩

    ツーアウトか...

  • 85二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 11:17:01

    oh god...

    goodbye Ichika...

    R.I.P

  • 86二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 11:27:57

    来る前に連絡したな?
    残念ではないし当然だけど

    今夜は眠れないね()

  • 87二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 17:11:35

    攻められてたじたじになってるイチカください(強欲)

  • 88二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 00:02:14

    イチカ「ス、スススズミさんなんでここに」
    カズサ「私が呼んだ」
    イチカ「何やってんすかカズサちゃん!!」
    カズサ「浮気現場に恋人連れてくのは当たり前でしょ」ツ-ン
    イチカ「くっ……」
    スズミ「さて、イチカさん?」
    イチカ「うっ、は、はい」
    スズミ「前からどちらかと言えば年下の方がタイプなのかなとは思っていましたが……まさかよりによってレイサさんに手を出すとは、いい度胸してますよね」
    イチカ「ち、違うっす!誤解っす!」
    スズミ「レイサさんかわいいですよね、わかります。ああいうのが好みなんですか?」
    イチカ「え、い、いやっ!私はスズミさん一筋で!」
    スズミ「へぇ、ところでこれは?」スッ
    イチカ「え?」
    『レイサの手を取って自身の頬に擦り付けるイチカの姿を映した写真』
    イチカ「」
    カズサ「え、なにそれ」
    レイサ「あわわ」

  • 89二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 00:10:43

    イチカ「え、いや、なんでそれを」
    スズミ「先程同じ自警団の方から送っていただきました。たまたま見かけたみたいで」
    イチカ「なっ、えっ」
    スズミ「窓側の席に座ったのは間違いでしたね、イチカさん」ニコニコ
    イチカ「だ、だからそれは……!その……!」
    イチカ(まずい、このスズミさんはかなりめんどくさい!早く誤解を解かないと……!でも相談内容を言う訳にもいかないし……!ど、どうすればいいんすか!)
    レイサ「っ、待ってくださいスズミさん!」バン
    イチカ「レイサちゃん?」
    スズミ「レイサさん……」
    レイサ「イチカさんは何も悪くないんです!そう!私が、私が……!」
    イチカ(レイサちゃん、まさか!)
    レイサ「私が抱かれたいなんて言ったからイチカさんは優しく手ほどきをしてくださったんです!」
    スズミ「え」
    イチカ「」
    カズサ「🤯」
    イチカ(いや言い方ァ!!!)

  • 90二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 07:47:33

    イチカ「まあ待ってほしいっすスズミさん。ここはどこっすか?そうカフェっすよね?変なことが出来る場所じゃないっす」
    スズミ「これから変なこともできますよね」
    イチカ「いやいやいやわたしがそんなことするわけないじゃないっすか」
    スズミ「抱かれる方ならあなたも詳しいでしょう?しかもどっちもできますし、これは教育的指導だからノーカンとでも思ってるんじゃないですか?」
    イチカ「んっ?!あ、あんまりそういうことは……!というか、そんなの思ってないっすよ!まさか本当に私がレイサちゃんを本気で狙ってると思ってるんですか」
    スズミ「え、遊びだったんですか!」
    イチカ「もう何言ってもダメじゃないっすか」
    カズサ「……」
    レイサ「きょ、杏山カズサ?」
    カズサ「…………さない」
    レイサ「え?」
    カズサ「……許さない……!私だって!ほらレイサ!行くよ!」グイ
    レイサ「うえっ?!な、なんですか!」
    カズサ「いいから。……誰のものか教えてあげる」
    レイサ「ふえっ?!///」
    カズサ「じゃ、私たちはこれで。私が頼んだのスズミさん食べていいよ。また今度奢ってもらうから、じゃあね」ガタッスタスタ
    レイサ「わっ!とと、ま、待ってください杏山カズサァ!」トテトテ
    イチカ「……え、いや」
    スズミ「行ってらっしゃいカズサさん。頑張ってくださいね」ヒラヒラ
    イチカ「……」
    スズミ「……」
    イチカ(この空気まじっすか?)

  • 91二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 14:22:22

    周りの客(修羅場見ちゃった……)

  • 92二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 14:57:41

    >>11

    >>スミレ「ちょうど(恋人用のトレーニングを)考えていたんです!」

    なんで考えてたんですかねぇ…

  • 93二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:36:36

    空気が完全に地獄と化しとる…

  • 94二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 00:59:41

    取り敢えずイチカはわからせて欲しい

  • 95二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 08:10:43

    エ駄死をください
    靴でも何でも舐めますから

  • 96エ駄死いります?25/06/23(月) 08:52:46

    イチカ「……あ、あのスズミさ」
    スズミ「はい?」
    イチカ「い、いやなんでも……」
    スズミ「そうですか」
    イチカ「……」
    スズミ「……」
    イチカ(き、気まずい……!)アワアワ
    イチカ「え、えっとスズ
    スズミ「イチカさん」
    イチカ「はい」
    スズミ「まずはありがとうございます。レイサさんの相談に乗ってくださって、先輩としてお礼を言わせてください」
    イチカ「え?」
    スズミ「カズサさんの奥手には困ったものですよね。多少強引な手を使わなければならないというのもわかります」
    イチカ「……!も、もしかして」
    スズミ「はい、全部嘘だとわかっていますよ。イチカさんは背中を押してあげただけですよね」
    イチカ「スズミさん……!」パア

  • 97二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 09:07:32

    イチカ「な、なーんだ!全部演技だったんすね!もースズミさんってば演技派なんすから!」ニコニコ
    スズミ「ふふふ」ニコニコ
    イチカ「じゃあ本当は怒ってなかったんすね!」
    スズミ「え?いや全然怒ってますけど」
    イチカ「えっ」
    店員「お待たせしましたーメロンDXでーす」コト
    スズミ「ありがとうございます」
    店員「ごゆっくりどぞー」スタスタ
    スズミ「美味しそうですね、いただきます」
    イチカ「は、はい……」
    スズミ「……」パクパク
    イチカ「……」
    スズミ「で、さっきの続きですが」
    イチカ「は、はいっ!」ビクッ
    スズミ「ふたりきりで会う、過剰なスキンシップ、冗談だとしても口説いて思わせぶりなことを言う……ふふ、いい度胸してますね」パクパク
    イチカ「あ、えっと、だからそれは冗談で」
    スズミ「あなたが冗談だとしても向こうは違うかもしれないじゃないですか。イチカさんは覚えてないかもしれませんが、同様のことはもう既に5回くらいはしています。そのうち3回はそのまま告白に繋がってましたよね?ああそれとこういうことは全部後輩にしていましたね、そんなに年下が好きですか?」パクパク
    イチカ「えっ嘘……わ、私はスズミさん一筋っすよ!」
    スズミ「ありがとうございます。後輩キラーの仲正さん」パクパク
    イチカ「ヒエ……」
    スズミ「さて、ご馳走様でした」コト
    イチカ「(早っ?!5分もたってなくないっすか?!)」

  • 98二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 18:29:52

    落としてたまるかこんな良スレ!!

  • 99二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 22:32:53

    生きろそなたは美しい

  • 100保守ありがとうございます25/06/24(火) 02:44:13

    スズミ「別に、あなたがモテるのは仕方ないと思っています。誰にでも気さくで距離が近い美人な人ってモテないはずがありませんからね。それに関しては怒る意味もありません」
    イチカ「は、はい」
    スズミ「私が怒っているのはあなたに自覚がなさすぎることです」
    イチカ「じ、自覚?」
    スズミ「あなたは私の恋人です。まあ、自警団と正義実現委員会で立場が違うのであまり公に一緒にいられないというのはありますが、それにしたって私以外の方と仲良くしている時間が多すぎるとは思いませんか」ムス
    イチカ「そうっすかね……?」
    スズミ「そうです。そしてイチカさんには明確に危機感が足りません」
    イチカ「ききかん」
    スズミ「率直に聞くんですけどあなたあらゆる人から狙われてるって自覚あります?」
    イチカ「え……え?狙われ、え?」
    スズミ「はあ……」ヤレヤレ
    イチカ「そ、そんなため息つかなくてもいいじゃないっすか!」
    スズミ「私がどれだけ……いえ、この話はいいです。とにかく本当に心当たりないんですか?」
    イチカ「う、うーん、ありがたいことにたまに告白はされるっすけどそれくらいで……いつもちゃんと断ってますし」
    スズミ「つい先日後輩さんに押し倒されてたところを助けたのもう忘れたんですか?」
    イチカ「えっ、あれはただ転んだところを受け止めただけっすよ?何故かスズミさんが来た時はびっくりしたっすけど」
    スズミ「いやあんなに丁度よく床にローションがばら撒かれてることないですよ冷静に考えてください人間カーリングでもするのかってレベルでぬるぬるでしたよ。あと後輩さんとんでもなく目が血走ってたでしょう。いくらイチカさんが強くても本気の人間はちょっと怖いですよ」
    イチカ「みんないつもあんな感じっすよ?」
    スズミ「それはもう正義実現委員会どうなってるんですかって話じゃないですか」

  • 101二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 03:01:59

    >>100

    やーい性技実現委員会〜

  • 102二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 03:03:47

    スズミ「そもそもイチカさんは距離が近すぎるんですよ!今日だって別にレイサさんに誘い受け仕草する必要はなかったでしょう!」
    イチカ「誘い受け仕草って、へ、変なこと言わないでくださいよ!」
    スズミ「このツーショットなんてふたりともかわいらしいですがこれナチュラルに手繋いでますよね?そんなことする必要なかったですよね?」
    イチカ「うっそれは……っていうか何しれっとホーム画面に設定してるんすか。この短い時間でいつしたんすか」
    スズミ「それは今いいじゃないですか。今はイチカさんがいかがわし過ぎるという話です」
    イチカ「あれいつの間にそんなことになってたんすか私どっかでスキップボタンでも押しちゃいました?」
    スズミ「なんですか、おねロリが好きなんですか、純真無垢な人が好みなんですかいい趣味してますね」
    イチカ「だ、だから違うっすよ!あとスズミさんさっきからなんかおかしいっすよおねロリとか!そういうの知ってるんすね?!」
    スズミ「どうせ私はギャルに優しくされるオタク側ですよ!」ワッ
    イチカ「もうそれは何の話っすか?!」
    スズミ「こほん……まあとにかく、もう少し危機感を持っていただきたいということです。しかし、さっき話した限りだとご自分で自覚するのは難しいみたいですし、せっかくですから私が手伝おうと思います。パフェもいただいてしまいましたし」
    イチカ「(私が奢るのは決定事項なんすね。)え、ええと……手伝うって、どうやって?」
    スズミ「……」ニコッ
    イチカ「ろ、ろくなものじゃないのはわかったっす帰っていいっすか?」ガタッ
    スズミ「許すと思います?」ガシッ
    イチカ「許してください!!」

  • 103二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 03:52:49

    このスズミさんレイサの事もしっかり好きなのいいなぁ

  • 104>>3625/06/24(火) 10:42:30

    >>102

    正実も大概だがスズミも頭ピンクすぎる

  • 105二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 13:09:49

    (カランカラン)
    店員「ありがとうございましたー」
    スズミ「さて、私達も行きましょうかイチカさん」ギュ-
    イチカ「あの、手首、ちょっと痛いなーって」
    スズミ「ああ、すみません……まあ少しの間なので我慢していただけると。私としても振りほどかれては困りますから」
    イチカ「ち、ちなみにどこに行くんすか?」テクテク
    スズミ「……」テクテク
    イチカ「スズミさん?」テクテク
    スズミ「……ところでイチカさん、疲れてはいませんか?」テクテク
    イチカ「え?まあ……めちゃくちゃ疲れてはいますけど……」テクテク
    スズミ「そうですよね。そんなイチカさんにはぴったりの場所だと思いますよ」テクテク
    イチカ「え……?ん、あ、あのこの道って」テクテク
    スズミ「おや、一度しか使ったことないのに覚えてるんですね。……まあ、私とは1回だけというだけですが」テクテクピタ
    イチカ「え、えっと、スズミさんここって」
    スズミ「さて、『休憩』しましょうか、イチカさん。……まあ、休憩で済めばいいですけどね」ニコッ
    イチカ「」

    この後めちゃくちゃ(ry

  • 106二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 13:20:59

    朝まで『休憩』するんやろなぁ()

  • 107二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 22:30:14

    保守

  • 108二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 07:00:13

    カズサとレイサはどうなってるのかな?

  • 109グダグダでごめんあと約3レス25/06/25(水) 11:27:33

    後日
    イチカ「はあ……酷い目にあったっす……まだちょっと身体も重いし……」
    レイサ「あ!!イチカさん!!こんにちはぁ!」
    イチカ「うわっ!レ、レイサちゃんこんにちは」ビク
    レイサ「先日はありがとうございました!イチカさんのおかげで、そ、その、カズサと先に進めて……」テレテレ
    イチカ「あ、ああ……ひひっ、それは良かったっす。しれっと呼び捨てになってるし、お熱いっすね〜」
    レイサ「へっ、あ、は、はい……えへへ」
    イチカ「(かわいい)いやーよかったっす!私がひと肌脱いだ甲斐もあったっすね」
    レイサ「本当にイチカさんのおかげです!その、スズミさんには申し訳なかったのですが……」
    イチカ「ああ大丈夫大丈夫。もうすっかり機嫌良くなってるし、あの人が怒ってたのは私っすから……レイサちゃんのことだからもう謝ったんすよね?大丈夫だったでしょ?」
    レイサ「は、はい。そんなことまでわかるんですね、さすがイチカさんです!」
    イチカ「いやぁそれほどでも……あ、そうだ。レイサちゃんこの後時間あります?」
    レイサ「え?あ、はい」
    イチカ「おっいいっすね〜じゃあせっかくだしカズサちゃんとのあれこれ聞かせてほしいっす!」
    レイサ「ふぇっ!う、うぅ……はい」
    イチカ「よーし!じゃあ今回は別のとこ行きましょうか!しゅっぱーつ!」
    レイサ「お、おー!」

  • 110二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 11:47:13

    (カフェ)
    イチカ「で、どうだったんすか?」ワクワク
    レイサ「え、ええと……なんというか、ふわふわして、ぎゅーってして……と、とにかくすごかった、です」
    イチカ「へぇー……ぶっこんじゃいますけどやっぱり上手いんすか?」
    レイサ「は、初めてだったので上手にできたのかはわかんないんですけど……気持ちよさそうにしてくれてたので、た、たぶん悪くはなかったんじゃないかなと」
    イチカ「ん……?ま、まあいいや、それにしても初めてって慣れないことも多いと思うけど上手くいってたみたいで良かったっす!カズサちゃんとかは初めてじゃなかったりするんすかね」
    レイサ「あ、いえ、そういうのは経験ないって」
    イチカ「なるほど……ちなみに何回したかって聞いてもいいっすか?」
    レイサ「なっ、何回?1回じゃないんですか?」
    イチカ「んーと、何回ぱちんってなったか、って言えばいいんすかね?」
    レイサ「ああ、か、数えてはないのでわかりませんが……カズサがもっとって言うし、私も楽しくなってきちゃって、多分、3回以上は……」
    イチカ「お熱いっすねぇ」ニヤニヤ
    レイサ「うう……」プシュ-
    イチカ「……あ、ちなみに身体は大丈夫っすか?回数もだし私のせいでちょっとアレな感じになっちゃったんで心配だったんすけど……」
    レイサ「あ、えっと、すごく言いにくいのですが、翌日あんまり立ててなくて……「やりすぎ」って怒られちゃいました。たくさん謝ったんですけど、代わりに私が家事をして機嫌を直してもらって……」
    イチカ「……あの、ずっと気になってたんすけどレイサちゃんは抱かれた側なんすよね?」
    レイサ「え、いや抱きました」
    イチカ「だっ、え、あの流れでなんで?!」
    レイサ「……言われてみればなんででしょう」クビカシゲ

  • 111二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 20:01:57

    >>110

    カズサお前ぇ…

  • 112二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 20:03:26

    >>111

    ネコだからさ…

  • 113二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 20:09:07

    へたれぇ

  • 114二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 20:22:17

    2人きりでまたスズミさん達から誤解されない?

    流石に大丈夫か

  • 115二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 00:15:25

    期待のほ♡

  • 116二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 01:06:35

    イチカ「……えっと、詳しく教えてほしいんすけど……大丈夫っすかね」
    レイサ「さ、流石にあんまり詳しくは話せないんですけど……あの後カズサの家に行って、ベッドに押し倒されて……」
    イチカ「うんうん」
    レイサ「「あんたは私のモノだから」ってキスされて、その、服を脱がされて……」
    イチカ「おお」
    レイサ「私が抱いてました」
    イチカ「なんで?」
    レイサ「なんででしょう……?」
    イチカ「え、いやちょっと待って、そこまで行ってなんで」
    レイサ「う、うーん……あ、そうだ。カズサが何故か途中で固まってしまいまして」
    イチカ「ん?」
    レイサ「「……風邪ひくよ」って布団を被せてくれたんですよね。それで何事も無かったかのように寝かしつけてこようとしたのでなんか、ぐわーってなって、頭が真っ白になって……だ、だからあんまり覚えてなかったんだ」
    イチカ「カズサちゃん……(ヘタレめ……)」ウワァ
    レイサ「で、でもあれで良かったんですかね……気持ちよさそうだったけど、もしかしたら本当は嫌だったのかも……」
    イチカ「あーいや、大丈夫っすよ。嫌だったらそのまま大人しく抱かれるような人じゃないでしょ?」
    レイサ「確かに……?」
    イチカ「いやーレイサちゃんがそっちとはね、薄々思ってたけどなんか先輩に似てきたっすよね〜いや特に深い意味はないんすけど」アハハ
    レイサ「え……あ!そういえばスズミさんもいつか「据え膳を食わぬ人はもういっそのことこちらが食べてしまえばいいんですよね」とおっしゃっていました……あの時はよくわからなかったけど、こういうことだったんですね!その、カズサにはちょっと怒られちゃったんですけど、でも先に進めてよかったです!」ペカ-
    イチカ「まあ、うん、そっすね。ヘタレって良くないっすからねははは(この謎の図太さと押しの強さ……自警団ってみんなこうなんすかね?)」
    レイサ「やっぱりイチカさんのおかげです!改めてありがとうございました!イチカさんさえ良ければまたいろいろご相談させてください!」
    イチカ「相談ならいつでも大歓迎っすよ〜。あ、そうだな、先輩としてひとつアドバイスするならいくらヘタレだからって怪しいお薬とかは使っちゃダメっすよ、いろいろしんどいんで」
    レイサ「お薬?」キョトン
    イチカ「わからないならいいんす。そこだけは先輩に似ないでください。いや別に盛られたとかじゃないっすけど」

  • 117二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 01:19:52

    レイサ「あ、そうだ!イチカさんの方は大丈夫でしたか?スズミさんと……」
    イチカ「あはは、大丈夫、あはは」
    レイサ「笑い声が乾ききってますよ!本当大丈夫なんですか?!」
    イチカ「大丈夫。うん、ほんと」
    レイサ「ここに来るまでも微妙に距離があったし……何かあったんですか?」
    イチカ「……まあ、その、パーソナルスペース広げてみようかなって思って」
    レイサ「それあんまり広げるものじゃなくないですか?」
    イチカ「そんなことないっす。やっぱり距離感って大事だなって再認識したというか、ね、うん」
    レイサ「や、やっぱりおかしいですよイチカさん!心なしか顔も赤い気がします!熱でもあるんじゃ……」ズイ
    イチカ「わっ、ま、待ってほしいっす!ね、熱とかないんで!」ノケゾリ
    レイサ「え?」キョトン
    イチカ「と、とにかく私のことはいいんで……」
    レイサ「は、はあ……」ストン
    イチカ「はあ、もうスズミさんのせいで……あれ、もしかして今この状況ってあんまり良くないんじゃ」
    スズミ「おや、ようやく気が付きましたか。偉いですね」
    イチカ「」
    レイサ「あ、スズミさん!こんにちはぁ!」
    スズミ「こんにちは、レイサさん」ニコニコ

  • 118二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 01:34:38

    イチカ「な、なななんでここに」
    スズミ「今回はたまたまですよ?ちょうど見知った顔が『ふたりで』この店に入るのが見えたので気になってしまって。あ、お隣失礼しますね」ヨイショ
    イチカ「……っ!(さ、さりげなく手を!に、逃がす気はないってことっすか!)」
    スズミ「そうだ、もう1人お呼びしたのでもうすぐいらっしゃると思いますよ」
    イチカ「……もう1人って」
    カズサ「私です」ドン
    イチカ「やっぱり?」
    レイサ「カ、カズサ!」
    カズサ「あんたさあ……なんでこの前怒られたかわかってないわけ?」ハァ
    レイサ「え?あ!す、すみません!イチカさんなら大丈夫かなって思って」
    カズサ「イチカさんだから駄目なんじゃん!」
    レイサ「……はっ!す、すみません!えっと、またトントンしてあげるので許してください!」
    カズサ「ばっ!TPOを考えろばか!」バシッ
    レイサ「いだぁ!」
    イチカ「(かわいいっすね〜)」
    スズミ「ふふふ」ニコニコ
    イチカ「(こっちはかわいくないっすね〜いやかわいいんすけど怖いが勝つっすね〜)」ダラダラ

  • 119二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 01:55:43

    スズミ「せっかく集まりましたしお茶でもしていきましょうか。イチカさんもレイサさんもまだ紅茶しか頼んでませんよね?」
    レイサ「え!賛成です!」
    カズサ「……ま、そうだね。ここのチーズケーキ美味しいし、食べていこうかな」
    スズミ「イチカさんもいいですよね?」
    イチカ「あっはい」
    スズミ「そうだ、お二人共何か好きなものを頼んでいいですよ。ここは私たちが奢ります」
    イチカ「私たち?」
    スズミ「何か?」
    イチカ「いや……」
    レイサ「い、いいんですか?でも……」
    スズミ「遠慮しないでください。私も美味しいものを食べるおふたりが見れると嬉しいので」
    カズサ「……ここは遠慮しなくていいんじゃない?好意を受け取るのも礼儀でしょ」
    レイサ「そう、ですね……ありがとうございます!」ペコ
    カズサ「私もありがとうございます」ペコ
    スズミ「いえいえ」ニコニコ
    イチカ「好意を受け取るのも礼儀……カズサちゃんもいいこと言うじゃないっすか」ニヤニヤ
    カズサ「うっさい」

  • 120二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 01:56:55

    レイサ「カズサ!何にしますか?やっぱりさっき話してチーズケーキですかね?」
    カズサ「そうだね。結構しっとり系で美味しいんだよね……あれ、今期間限定でレモン味もやってるんだ。気になる……」
    レイサ「れ、レモン、美味しそうです……!」
    カズサ「どっちも頼んでシェアする?」ワイワイ
    レイサ「!いいですね!」ワイワイ

    イチカ「仲良しっすねー」
    スズミ「そうですね、目の保養です」
    イチカ「……スズミさんって案外後輩大好きっすよね。デートほっぽり出して尾行するくらいには」
    スズミ「んっ……その節は……まあそうですね、ついかわいくなってしまいます」
    イチカ「へぇ」
    スズミ「心配しなくても私はあなただけですよ?」
    イチカ「別にそれは心配してないっすけど……」
    スズミ「あ、そうだ。この後抱くので、よろしくお願いします」
    イチカ「はっ?!」
    スズミ「レイサさんカズサさん決まりました?」
    レイサ「あ!はい!このレモンチーズケーキとチーズケーキを……」

    イチカ「……」
    イチカ「……ええ……」

    当然味はわからなかったらしい

  • 121二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 01:59:02

    すみません少し忙しくてここまでダラダラいくとは思ってなかったです。保守などありがとうございます
    あとネタひとつやったら終わりかな?と思います
    良ければお付き合いいただければ幸いです

  • 122二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 11:16:35

    ほし

  • 123二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 20:01:59

    >>21

    >>118

    スズミも人のことあんまり言えないんじゃ?

  • 124二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:25:52

    イチスズとカズレイを同時に摂取できる素晴らしいスレだぁ……( ◜ω◝)

  • 125二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 09:12:50

    イチカ「スズミさん」
    スズミ「はい」
    イチカ「私たち付き合ってるんすよね?」
    スズミ「はい」
    イチカ「これ、なんて書いてあるかわかります?」
    スズミ「……さんじゅうろくどごぶ」
    イチカ「39.5℃っすよバカ!もう!なんで体調悪いの教えてくれなかったんすか!」
    スズミ「す、すみません……けほっ」

  • 126二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 16:55:54

    イチカ「なーんで風邪引いてるのに学校は来るわパトロールはするわ無理するんすかねぇ」
    スズミ「……今日はテストがありましたし、最近は特に治安も悪くなっているので」
    イチカ「それでぶっ倒れちゃ意味ないでしょ……私にも何も言ってくれないし」
    スズミ「ご迷惑をおかけするだけですし……」
    イチカ「セリナちゃんには頼ったのに?」
    スズミ「うぐっ……そ、それは」
    イチカ「かわいがってる彼女じゃなくて他の女の子に頼るんすねスズミさんは」
    スズミ「で、ですからその、それはセリナさんがいつの間にか後ろにいらしてて」
    イチカ「で?「イチカさんには言わないでください」とか言ったらしいっすね。そんなにセリナちゃんに看病してもらいたかったんすか?」
    スズミ「……」
    イチカ「はあ……流石に言わせてください。今私めちゃくちゃムカついてるっす」
    スズミ「……はい」

  • 127二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 00:23:45

    イチカ「私には散々言ったくせに、自分も恋人がいるっていう自覚足りないんじゃないっすか?」
    スズミ「……」
    イチカ「カズサちゃんとたまに会ってるの知ってますよ。まあ2人のことだからどうせレイサちゃん関係なのはわかってるっすけど、でもやっぱり面白くはないじゃないっすか」
    スズミ「げほ、あ、それは」
    イチカ「言い訳なんていいです。スズミさんが私のことを特別に思ってくれてるのはわかってますから……わかってますけど、でもどこまでいってもスズミさんは私のものにはなりませんよね」
    スズミ「けほっ……えっ、と……どういう意味ですか?げほっ」
    イチカ「私ばっかり振り回されて、ペットボトルの蓋が開かないとかどうでもいいことはすぐ言うのに肝心なところは頼ってくれなくて、挙句他の人には頼るし……こんなの不公平っす。私ばっかりいいようにされて、私ばっかり好きみたいで」
    スズミ「……すみません」
    イチカ「それだけっすか?」
    スズミ「え?」
    イチカ「……嘘でもいいからそんなことないって言ってほしかったです。私も好きって」
    スズミ「イチカ、さ」
    イチカ「あ、す、すみません。風邪引いてる人に言うことじゃなかったっすね……え、ええと、ちょっと頭冷やしてくるっす。何かあったら電話とかで呼んでもらえたら」ガタ
    スズミ「っ、げほっ!い、ちかさ」
    イチカ「まだ起き上がっちゃダメっすよ。ちょっと外いるだけなんで」
    スズミ「ま、まって!けほっ」
    イチカ「それじゃ、大人しく寝ててくださいね」
    スズミ「……いちか、さん!」

  • 128二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 00:50:34

    ──チュンチュン
    スズミ「ん、朝……?……あ、あれ?イチカさんは?!」
    スズミ「え、ええと……確か学校で倒れて、セリナさんに家まで運んでもらって、イチカさんが来て、怒られて……その後どうなったんでしたっけ」
    スズミ「イチカさんを引き止めないとと思ったところまでは覚えているのですが……そのあとの記憶が……ううん、どうするべきか……」
    スズミ「……一応熱は下がってますね。なんだかんだしっかり看病をしていただいてしまいましたし、お礼を言わないと……いえ、まずは謝るのが先でしょうか」
    スズミ「……あれ?この紙は……?筆跡からしてイチカさんのものでしょうか」

    『今日は帰ります。鍵はポストの奥に入れておきます。お大事に。』

    スズミ「…………怒ってますよね、これ」サァ-
    スズミ「な、何か言ってしまったのでしょうか。それとも何も言えなかった?と、とにかくメッセージを」スッ

    (モモトーク)
    『変なこと言ってすみませんでした』
    『ちょっと、気持ちを整理させてください』

    スズミ「……」
    スズミ「……ここから入れる保険ってあるんですかね」
    スズミ「いやそんなこと言ってる場合じゃないです!こ、こんなのどう見ても別れ話1歩手前じゃないですか!ど、どうしてこんなことに!」

  • 129二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 01:14:01

    このレスは削除されています

  • 130二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 10:52:41

    落ち込みイチカとな?

  • 131二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 19:24:07

    続きを期待、スズミの高潔さが裏目に…

  • 132二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 00:15:13

    保守

  • 133二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 01:21:45

    スズミ「とにかく学校に行きましょう。直接顔を見て話すべきです」
    スズミ「……会ったとしても何を話せばいいのか、というのは……いえ、悩んでいる場合じゃありません!とにかく行きましょう」
    スズミ「……ふう、行ってきます」ガチャ

    (通学路)
    スズミ「……(まさかイチカさんがあんなことを思っていたなんて)」テクテク
    スズミ「……甘えすぎていたのかもしれませんね、私は……あれ?あの後ろ姿は」

    イチカ「……」テクテク

    スズミ「……!(やっぱりイチカさんです!まさかここで会えるとは……いつもは通学時間が違うから会わなかったんですね)」
    スズミ「よし……行きますよ、守月スズミ!」スタスタ
    スズミ「イ、イチカさん!」
    イチカ「!」ビクッ
    スズミ「おはようございます。あの、昨日は」
    イチカ「あ、えっと、おはようございます。体調はどうっすか?」メソラシ
    スズミ「え、ええと……おかげさまで快調です」
    イチカ「それは良かったっす。スズミさん意外と体強いっすよね、いやーよかったよかったあっそうだちょっと用事あるんで先行きますねー」スタスタスタ
    スズミ「えっあっちょ……行ってしまいました」
    スズミ「……イチカさん」

  • 134二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 11:05:24

    >>128

    朝チュン(最悪ver.)

  • 135二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 11:40:00

    杏山カズサこんにちはぁ!!!(ガバァッ)

    こうですよスズミさん

  • 136二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 13:53:01

    >>135

    破局確定ッ!!


    ところでイチカとスズミのアクスタが隣同士に置かれてたらしいですよ、本編で絡むのも秒読みですね

  • 137二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 19:54:33

    >>136

    やはり公式"理解ってる"な……次のイベントが楽しみですね

  • 138二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 22:04:22

    (授業中)
    講師「では次のページを開いてください」
    スズミ「うーん……」
    スズミ「(朝は避けられてしまいましたが、ここで諦めてしまうわけにもいきませんよね)」
    スズミ「(イチカさんの気まずそうな顔……あそこまでのものは初めて見たかもしれません。それに、すぐに背けられてしまいましたし……はあ)」
    スズミ「(しかし、顔を見れば言いたいことが思い浮かぶと思いましたが……ほとんど真っ白になってしまいました。こんなので、また会いに行ってもまともに取り合っていただけるのでしょうか……)」
    スズミ「はあ……言葉にするって、難しいものですね……」
    講師「では……さん、この問題を……」
    スズミ「(私は、イチカさんと何を話せばいいんでしょうか)」
    スズミ「はあ……」
    講師「……守月さん?」
    スズミ「(とりあえずお昼休みですかね……授業終わってすぐに教室に向かえば大丈夫でしょう)」
    講師「もーりーづーきさん?」
    スズミ「っは、はいっ!」ガタッ
    講師「この問題を黒板に解いてください」
    スズミ「え、えっと……(しまった、全然聞いてませんでした)……す、すみません。わかりません」
    講師「……授業はちゃんと聞いてくださいね?」
    スズミ「……すみません」
    クラスメイト「珍しいね、守月さんがぼーっとするなんて。病み上がりだから無理はしないでね?」
    スズミ「あはは……ありがとうございます」
    スズミ「(上手くいかないものですね)」ハア

  • 139二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 02:58:37

    イチカ…このままスズミから離れていってしまうのか…

  • 140二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 08:00:59

    (昼休み)
    スズミ「よし、行きましょう」

    ガラ
    スズミ「失礼します、イチカさんは……」
    イチカ「……!」ピク
    スズミ「……イチカさん、あの」
    イチカ「おースズミさんじゃないっすかどうしたんすかー?ちょっとここじゃあれなんで場所変えましょっかほらこっちこっち」スタスタ
    スズミ「え?あ、ま、待ってください……!」スタスタ
    イチカ「……」スタスタ
    スズミ「……」スタスタ
    スズミ「……あ、あの」スタスタ
    イチカ「あ、すみません後でいいっすか?」スタスタ
    スズミ「あっはい(き、気まずい……!)」スタスタ

    イチカ「……ここでいいか」ガラ
    スズミ「(空き教室……ふたりきりですが、好都合ですね)」
    イチカ「で?スズミさん、どうしたんすか?」
    スズミ「えっと……昨日のことを話したくて」
    イチカ「昨日のこと……ふぅん、そうっすか」
    スズミ「は、はい。あなたにちゃんと謝らせてください」
    イチカ「謝るねぇ……それ、何についての謝罪っすか?」
    スズミ「え?」
    イチカ「そもそも昨日……いや、なんでもないっす。とにかく何すか?」
    スズミ「……ええと(あなたを不安にさせてしまったこと?あなたを頼らなかったこと?それとも……ああまずい、言いたいことがまとまりません)」
    イチカ「……はあ」
    スズミ「っ、すみません」ビク
    イチカ「ほんと、そういうところっすよ」
    スズミ「……すみません」
    イチカ「はあ……もういいっすよ、というかそもそも昨日…………ん?スズミさんって昨日のことどれくらい覚えてます?」

  • 141二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 17:19:51

    何が怒らせたか分からないままの謝罪は悪手だ!!

  • 142二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 23:07:47

    イチカ……
    ちょっと距離でもとろうかな作戦か……?
    だといいが

  • 143二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 00:10:06

    スズミ「き、昨日のこと……ですか」
    スズミ「(正直全く覚えていません。しかしここで覚えていないと言うとさらに怒らせてしまうでしょうか……)」チラッ
    イチカ「……」ジ-
    スズミ「(うっ視線が痛い……!相変わらず綺麗な目ですね……いやそうじゃなくて……う、うう、どうするべきなんでしょう)」
    スズミ「(覚えているのかわざわざ聞くということは昨日私が何かしらのアクションをとったというよは間違いないはずです。……もしかしてそれで今こうして気まずくなっているのでしょうか?それならば早く謝らないといけません。でも、何に対して謝るべきなのかもわからないのに謝罪してもそれは誠実とは言えないですし……)」
    イチカ「……やけに黙るっすね、イエスかノーか答えるだけっすよ?」
    スズミ「え、えっと、そうですね」
    スズミ「(や、やはりここは正直に話すべきですね……正直に話して、きちんとお叱りを受けましょう)」
    スズミ「イ、イチカさ」
    イチカ「もしかしてまだ熱あるんすか?また無理して来たんじゃあ」ズイ
    スズミ「っうわっ?!っ、い゛っ、つぅ……」ガタンドシャ
    イチカ「え、だ、大丈夫っすか」
    スズミ「あ、は、はい……すみません」アハハ
    イチカ「……やっぱりなんかおかしいっすね。スズミさん嘘つくの下手すぎっす」
    スズミ「う、えっと、あの」
    イチカ「覚えてないんすね?昨日私に何を言ったのか」
    スズミ「……はい」
    イチカ「はあ……なるほど、ふぅん、そうっすか」

  • 144二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 00:51:08

    イチカ「ふぅん、へえー」
    スズミ「イ、イチカさん?……あの、実は私昨日の記憶があまりなくて……何か変なことを言ってしまったのでしょうか」
    イチカ「変なこと、うーん、変なことは変なことかもしれないっすねぇ」
    スズミ「(な、何を言ったんでしょうか私は……!)……え、えっと、その、あの時はただ熱に浮かされていただけで、あまり気にしないでいただけると……そ、それよりですね」
    イチカ「へぇ、あれ嘘だったんすか?」
    スズミ「……え?」
    イチカ「私が、あれにどれだけ……いや、なんでもないっす、覚えてない人に言ってもしょうがないっすもんね」ニコ
    スズミ「ひっ……あ、あの、本当に私は何を言ったんですか?」
    イチカ「知りたいっすか?」
    スズミ「は、はい」
    イチカ「……んー……[ピロピロリン]…おっと、すみません。もしもし?どうかしたんすか?ああ、なるほど、大丈夫っす!すぐ行きますねー」ピッ
    イチカ「……あー、すみません、ちょっと呼ばれちゃったんで私もう行きますね」
    スズミ「えっ」
    イチカ「ああ、スズミさんが何言ったかってのは秘密っす。てか思い出せるまでいろいろ許さないことにしたんで」
    スズミ「」
    イチカ「じゃ、頑張ってくださいね〜」ガラガラ
    スズミ「……」ポツン
    スズミ「…………そんなことあります?」

  • 145二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 01:13:30

    圧倒的ッ絶望感‼︎

  • 146二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 01:15:56

    こうなったら病み上がりの人間にそんな仕打ちなんて酷い!!って言ってる五分五分(?)に持っていくしか…

  • 147二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 08:18:04

    ここから思い出したら反動でめちゃくちゃイチャつくに決まってる

  • 148二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 13:49:53

    (放課後)
    スズミ「……はあ」トボトボ
    スズミ「(思い出すまで……って、そんな……)」
    スズミ「それほどのことを私は言ったのでしょうか……うう、何してるんですか私は……!」
    スズミ「もしかして、思い出すまで話しかけちゃいけないんでしょうか?……あれ、それ本当に辛くないですか?」
    スズミ「……い、いや、まだそうと決まったわけではありませんし……でも後ろめたい気持ちのままイチカさんといるのも不誠実ですよね」
    スズミ「でも、もし、私がモタモタしている間にイチカさんが他の人に盗られてしまったら」ウヌヌ

    〜〜
    モブ『イチカ先輩どしたん話聞こか?』キラッ
    イチカ『後輩ちゃん聞いてほしいっすスズミさんが!』ワッ
    モブ『あーそれはスズミ先輩が悪いですね〜じゃあ……挿れるね……』
    イチカ『こ、後輩ちゃん……///』
    〜〜

    スズミ「🤯」
    スズミ「い、いやイチカさんはそんな人じゃありません、そんな人じゃ……はあ、1回落ち着いた方がいいですね、思ったより動揺してしまっているみたいです」
    スズミ「……でも、イチカさんを好きな人は他にもいらっしゃいますよね。それこそ、こんな私よりも素敵な人なんてたくさん……」
    スズミ「……」モヤモヤ
    スズミ「……早く思い出さないと」

  • 149二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 21:23:39

    素晴らしいスレだ…

  • 150二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 00:19:11

    スズミ「さて、思い出すと言ってもどうすればいいのでしょうか。何か良い方法でもあればいいのですが……うーん、思いつきませんね」ハァ
    スズミ「……ん?あれは」

    不良A「ぎゃはは!なんだよ結構持ってんじゃねぇか!」
    不良B「あんた見るからにガリ勉そうなのにこんなに金持っててもしょうがねぇだろ!あたしらが有効活用してやんよ!」
    モブ「か、返して……!」

    スズミ「……」閃光弾取り出し
    ──
    不良AB「「」」ベイビベイビベイビオ-
    モブ「あ、ありがとうございました……!」ペコペコ
    スズミ「いえ、この辺りは治安もそれほど良くないので次からは気をつけてくださいね」
    モブ「は、はいっ!ありがとうございました!」パタパタ
    スズミ「さて……」
    不良A「もうゆるして」ゲッソリ
    不良B「あたまおかしくなる」ゲッソリ
    スズミ「全く、人に迷惑をかけるのは良くないですよ。反省しましたか?」
    不良A「した!したから許して!」
    不良B「なんでもするからぁ!」
    スズミ「べ、別に何でもはしなくても、これからもうカツアゲなんてしないようにしていただければ……ん?なんでも……ですか」
    不良A「もうあきた……」ベイビベイビ
    不良B「ふ、ふるい」ベイビベイビ
    スズミ「あの、聞きたいんですけど」ヘッドホンハズシ
    不良B「は、はい!なんでございましょうか!」
    スズミ「忘れてしまった記憶ってどうしたら思い出せると思いますか?」
    不良B「……は?」
    スズミ「どうしても思い出したいことがあるんです。しかしまったく思い出せなくて……もし何か良い方法があれば教えていただきたいのですが」
    不良B「は、はあ?!そんなの知らねぇよ!」
    スズミ「そうですか……すみません、ではもう少し反省を」
    不良B「嘘嘘嘘嘘小粋なジョークってやつだよやだなぁちょっとこいつとも相談させて」

  • 151安価よろしくお願いします25/07/02(水) 00:31:05

    スズミ「……ふむ、わかりました」イヤホンハズシ

    不良A「はっ……や、やっと開放された」

    スズミ「はい、それでは教えてください」

    不良A「は?」

    不良B「こいつ思い出したいことがあるんだけど思い出せないから思い出せる方法知らないかって」

    不良A「何言ってんだお前わかりにくいわもうちょい国語勉強しろ」

    不良B「してたらいまこうしてお前と不良やってねぇだろ」

    不良A「それもそうか」

    不良AB「「ふへへへへ」」

    スズミ「あの?」ヘッドホンを見せる

    不良AB「「すみません今考えます」」


    不良A「ど、どうするよ、多分下手なこと言えねぇぞあいつ何考えてるかわかんねぇし」コソコソ

    不良B「と、とりあえず思いついたの言っときゃいいだろ」コソコソ

    不良B「え、ええと、こう、眉間の辺りをトントンすると思い出せるって聞いたことが」

    スズミ「ふむ……」トントン

    スズミ「……わかりませんね」

    不良A「じゃ、じゃあ!同じことをしてみるとか!」

    スズミ「また風邪をひくのはちょっと……ううん、でもそれも手ですかね……他にはありませんか?」

    不良A「くっ……あ、頭を強くぶつけるとか?」

    スズミ「……いて」スッ、パン!

    スズミ「逆に記憶が飛んでしまいそうです」

    不良B「嘘だろなんの躊躇もなく頭を撃った……?!」

    不良A「ひょっとしてあたし達マジの狂人に絡まれてる?ま、間違えたら次はあたしたちが……?」

    不良B「ひぃ」

    スズミ「……これくらいですかね?いろいろとありがとうございました。では……」

    不良A「(こ、殺される!)待った!!今思いついた!!こいつが!!」ビシッ!

    不良B「はあ?!」

    スズミ「本当ですか?ぜひ教えてください」

    不良B「(こいつ後で覚えてろよ……!) >>156 !」

  • 152125/07/02(水) 00:33:48

    安価やってみたかったのでやってみました。割と都合よく解釈しちゃうかもしれません。よろしくお願いします。

  • 153二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 00:37:46

    ビンタしてもらう

  • 154二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 00:52:47

    尻を蹴り上げてもらう

  • 155二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 01:14:00

    脳を破壊してみる

  • 156二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 01:33:22

    催眠による潜在意識への干渉

  • 157二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:16:12

    >>151

    不良AB尊いかもしれん

  • 158二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 12:47:24

    >>156

    催眠プレイ始まりそう

  • 159>>156ありがとうございます25/07/02(水) 15:15:55

    不良B「催眠!催眠術とかはどうだ?!」
    スズミ「催眠……?」
    不良B「ほら、なんか言うじゃん。催眠術で洗剤石がどうとかって」
    スズミ「せんざ……もしかして潜在意識のことですか?」
    不良B「そうそれ!あんたの思い出せないって言ってるやつもそこにあんじゃねぇの?それを催眠術で呼び起こすんだよ!」
    スズミ「なるほど、興味深いですね」
    不良A「なんだよお前頭いいな!不良やってる場合かよ!」
    不良B「更生してもお前いないと意味ないだろ」
    不良AB「「へへへへへへ」」
    スズミ「……ええと、いいですか?」
    不良AB「「あっはい」」
    スズミ「(……テンポが……)それで、催眠術はどのようにすればいいのでしょうか」
    不良B「ええと……確か五円玉を紐にくくりつけて左右に揺らすんだよ」
    スズミ「ふむ……こうですか?」ユラユラ
    不良B「ああ……そうそう……揺らして……質問を……」キョロキョロ
    スズミ「……私はあの時なんて言ったんだと思います?」
    不良B「知ら……ない……あのときっていつ……?」
    スズミ「うーん、好きな食べ物は?」
    不良B「はんばーぐ……」
    不良A「いやお前が催眠術にかかってどうすんだよ!逆だろ逆!」スパン
    不良B「いってぇ!」
    スズミ「あ、確かに、すみません。では、お願いします」スッ
    不良A「……ったく、ほら、こんな感じか?」ユラユラ
    スズミ「……」キョロキョロ
    不良B「……あー、好きな食べ物は?」
    スズミ「え?オムライスですかね」
    不良B「じゃあ好きな人とか」
    スズミ「それは……秘密ですかね」
    不良B「えー、教えろよー」
    不良A「いや何聞いてんだよそれじゃねぇだろ。てかあんたも催眠術かかってねぇだろ何素直に答えてんだ」

  • 160この催眠術は適当です25/07/02(水) 15:51:18

    スズミ「……すみません、そうですね。あまりよくわかりませんでした」
    不良A「はあ……こんなんでかかるわけないな、よく考えても」
    不良B「(え?あたしは?)」
    不良A「ちょっと待ってろスマホで調べてやるから……ええと、瞑想?ってやつをやればいいのか?まず目をつぶって息を吸って……吐く」
    スズミ「すぅ……はあ……」
    不良A「これを5回くらい繰り返して……意識を沈みこませていく。深海に潜る感覚だと」
    スズミ「……」瞑想中
    不良A「自分と世界の境界を曖昧にしていって、濡れた紙に1滴インクを垂らすように自己認識を広げ、ぼやかす。その間も深呼吸を続ける」
    スズミ「……」スゥ、ハァ
    不良A「意識を思考と聴覚だけに集中させる。ここにいるのはあんただけだ」
    スズミ「……」ボ-ッ
    不良A「……こ、こんなもんか?ええと、まず1番気になってることを頭に思い浮かべてくれ」
    スズミ「(……イチカさん)」
    不良A「それについてできる限り詳しく考えろ。どういうやつか、あんたはどう思ってるのか」
    スズミ「(イチカさんは、同級生で、私の恋人で、笑顔が素敵なかわいくてかっこいい人。正義実現委員会でも重要な立場を任されるくらいには優秀で、性格も気さくで、優しくて、美人で……だから人気者で、私以外の人からもアプローチを受けていて……私は、それが嫌だと思っている。渡したくないと、思っている。本当ならずっと横で目を光らせていたいくらいには)」
    スズミ「(でも私は自警団で、グレーな立場にあるからそんなことをしたらイチカさんに迷惑がかかる。ただでさえ忙しそうなのに、私のことに巻き込みたくない。……熱を出した時も正義実現委員会は重要な任務が入っているという噂を聞いたから、邪魔をしたくなかった。イチカさんならきっと私のことを助けに来てくれるだろうから)」
    スズミ「(本当にイチカさんのことを思うなら私は離れた方がいいんです。でも、それでも私は……!)」
    スズミ「(私は、イチカさんと……)」
    不良A「……よし、そこまで!はい!それについてひと言思ったことを言え!」
    スズミ「……結婚したい」ボソッ
    不良A「は?」
    不良B「お腹空いた……」ボ-ッ
    スズミ「ん?」

  • 161二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 23:27:33

    まさかの飛躍と
    不良Bの催眠耐性の低さw

  • 162二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 01:34:20

    不良A「け、けっこん?!」
    スズミ「結婚?!?!?!」
    不良A「いやあんたも何驚いてんだよ!」
    スズミ「え、い、いや、私は別にそこまで……!ま、まだ早すぎますよね!!」ガシッ
    不良B「はんばーぐ」ボ-ッ
    スズミ「ほら!!」バッ
    不良A「いやおあんたはハンバーグから何を感じとったんだよ!てかお前もちゃっかり催眠術かかってんじゃねぇ!!」スパン
    不良B「いでっ」
    スズミ「わ、私はただあの人を誰にも渡したくなくて、できることならそばに居たくて、病める時も健やかなる時も……となったらあれ?結婚かなと思っただけで」グルグル
    不良A「と、とにかく落ち着けよ……それで、思い出したいことは思い出せたのか?」
    スズミ「……それは……」
    スズミ「(……もし先程の催眠術で私が言ったことがわかるとしたら、け、結婚になるんですか……?いやまさかそんなわけないですよね?!)」
    スズミ「(というか潜在意識って別に忘れてる記憶を呼び起こすようなものでは無いのでは……?じゃ、じゃあこれはただの私の願望……?)」
    スズミ「……ふっ」
    不良A「……?」
    スズミ「オフタリトモアリガトウゴザイマシタモウワルイコトハシチャダメデスヨソレデハワタシハシツレイシマス」ダッ
    不良A「めちゃくちゃ棒読み?!」
    不良B「動きもめちゃくちゃぎこちねぇ!でも足はええ!」
    不良A「なんだったんだあいつ……えっと、これからどうする?」
    不良B「とりあえずしばらくは大人しくしとくか……」


    スズミ「(も、もう!私はどうすればいいんですかあ!!)」ダッ

  • 163二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 11:06:42

    イチカと仲直り出来るのだろうか…!

  • 164二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 15:40:11

    不良ABのテンションがオードリー感
    カスガ&ワカバヤシ

  • 165二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 22:46:40

    寝る前保守

  • 166二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 22:58:42

    (翌日、放課後)
    スズミ「はあ……」トボトボ
    スズミ「(あの後も一応パトロールを続けましたが散々でしたね……電柱にぶつかるし道に迷うし気分転換に買ったワッフルは落とすし……それに、結局なにも思い出せませんでした)」
    スズミ「(1度イチカさんも見かけましたがやはり後輩さんとご一緒でしたし……目も合ったのにすぐに逸らされてしまいました)」
    スズミ「今日も授業に身が入らず軽く注意されてしまいましたし……はあ、我ながら不器用ですね」
    スズミ「……これからずっとこうなんでしょうか、どうにかして思い出して、早く仲直りしないと……あれ、あの後ろ姿は」
    スズミ「レイサさんとカズサさん」
    レイサ「んえ?あ!!スズミさん!こんにちはぁ!」
    カズサ「お、こんにちは」
    スズミ「こんにちは。おふたりはデートですか?」
    レイサ「で、デートって!」アワワ
    カズサ「……ま、まあそうなる……のかな」テレ
    レイサ「うえっ……は、はい、デートです……」
    スズミ「(癒されますね……)」フッ
    カズサ「な、何ニヤニヤしてるんですか!また尾行でもしてたんですか?」
    レイサ「カズサ!そんなわけないじゃないですか!スズミさんに失礼ですよ!」
    スズミ「いいですよレイサさん。今日は偶然です」
    カズサ「(今日『は』……まあいいや)……こほん、そうなんだ。もしかしてパトロール中ですか?」
    スズミ「そうですね。おふたりとも何か変わったことなどありませんでしたか?」
    レイサ「問題ありません!このトリニティの勇者こと宇沢レイサも目を光らせておりますので!」
    スズミ「それは頼もしいですね。しかし、今はカズサさんとのデート中ですから、何かあれば私を呼んでください。すぐ駆けつけます」
    レイサ「え、でも……」
    カズサ「いいよスズミさん。こいつが突っ走りがちなのは私もよくわかってるし、私も黙って見てるつもりもないから」
    カズサ「……それに、困ってる人より私を優先するレイサもなんか、違うかなーって。らしくないし」
    レイサ「カ、カズサ……!えへへ、ありがとうございます!」ガバッ
    カズサ「どわっ!急に抱きつくな!」
    スズミ「(かわいい)」

  • 167二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:23:50

    スズミ「……しかし、おふたりは本当に仲良しですね。お互いのことをよくわかっていて、言うまでもないことかもしれませんがとてもお似合いです」
    レイサ「え、そ、そんな……」テレテレ
    カズサ「……それを言うならスズミさん達だってそうでしょ、なんだかんだ割とイチャついてるし」
    スズミ「イチャ……そうでしょうか?」
    レイサ「スズミさんはイチカさんのことが大好きですよね!」ペカ-
    カズサ「意外とちゃんと好きだよね……あ、別に変な意味じゃないよ。例の浮気未遂のときもほぼ秒で来てたしほんとに好きなんだなーって思った」
    スズミ「……そこまでわかりやすいですか?私」
    カズサ「うーん、わかりやすいかわかりにくいかで言えばわかりにくい方だと思うけど……1回そうだって思って見ると節々から愛の重さが滲み出てるタイプというか」
    レイサ「スズミさんがイチカさんのことを大切に思っているのは伝わりますよ!私にもよくイチカさんのお話をしてくれますもんね!」
    スズミ「(そう言われると少し恥ずかしいですね……)そ、そうなんですか……なるほど」

  • 168二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:25:22

    カズサ「まあ、外から見たらって話だからイチカさんがどう思ってるかはわかりませんけどね。この前とか「スズミさんってたまに何考えてるのかわからないんすよねぇ」とか言ってたし」
    スズミ「……そう、ですか。イチカさんが……」シュン
    カズサ「……あれ?もしかして言わない方が良かった?」
    レイサ「カ、カズサ!何言ってるんですか!スズミさんとイチカさんはラブラブなんですから水を差すようなこと言わないでください!」
    スズミ「い、いいんですレイサさん。私が悪いのですから……はあ、イチカさん……」
    カズサ「あー……、もしかしてイチカさんとなんかあったんですか?」
    スズミ「……えっと……まあ、はい」
    レイサ「!私たちで良ければお話を聞かせてください!……私なんかに何ができるのかはわかりませんけど……でも!スズミさんとイチカさんの力になりたいです!」
    スズミ「え、で、でもおふたりともデート中で」
    カズサ「いいからどっか落ち着ける場所行きますよ。……さっきも言ったけど、困ってる人より私を優先するのなんてレイサらしくないし、なにより私も気になるんで、頼ってください」
    スズミ「頼る……すみません、ありがとうございます」
    レイサ「いえ!スズミさんにはいつもお世話になっていますので!」
    カズサ「んー……あそこでいっか、空いてそうだし。じゃ、行くよ」スタスタ
    レイサ「はい!さ!スズミさんも早く早く!」グイグイ
    スズミ「は、はい……」テクテク
    スズミ「(……我ながら良い後輩を持ちましたね)」

  • 169二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 00:04:31

    (喫茶店)
    スズミ「……ということなんです」
    カズサ「うーん、確実に何か言って怒らせたのはわかるけど肝心の何を言ったのかが思い出せない……か。しかも思い出すまでまともに話しかけることも出来ないって、まあまあキツくない?」
    スズミ「……仕方のないことです。私が悪いんですから……」
    カズサ「まあ、風邪ひいたのを隠すのはまだいいとして他の女には頼るってのは怒られても仕方ないよね。その人にまで口止めする徹底ぶりって、スズミさんじゃなきゃ浮気疑われてもしょうがないよ?その人がイチカさんにちゃんと言ってくれたのがよかったけどさ」
    スズミ「うぐ……返す言葉もありません」
    レイサ「カ、カズサ、もう少しその、手心といいますか……」
    カズサ「いや、今後のためにもここははっきり言った方がいいでしょ。スズミさんはイチカさんに迷惑をかけたくなかったのかもしれないけど、もう少し女心を学んだ方がいいです」
    スズミ「はい……」
    レイサ「……でも、どうすればいいのでしょうか。思い出すためにもう既にいろいろ試したんですよね?」
    スズミ「そうですね。しかしどれも上手くいかず……いっそまた風邪を引いて条件を揃えるしかないかと考えています」
    レイサ「そ、それはその……救護騎士団の方に怒られませんか?」
    スズミ「……そ、それは否定できませんね。ただでさえいつも小言をいただいていますし……」
    カズサ「まあその方向性はなしってことで……うーん、どうしたもんかな。思い出さないと仲直り出来ないんでしょ?」
    スズミ「はい」
    カズサ「うーん……思い出す、ねぇ……」ウムム
    レイサ「……あの、ひとつ思ったのですが」
    スズミ「?なんでしょう」
    レイサ「えっと、その……本当に言ったことを思い出さないと仲直りできないんでしょうか」
    スズミ「……え?」キョトン

  • 170二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 09:08:31

    ほし

  • 171二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 18:22:56

    待つ

  • 172二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 00:29:35

    期待

  • 173明日くらいに終わりたい25/07/05(土) 00:42:12

    スズミ「えっと、レイサさん。思い出さなくてもいい、というのは?」
    カズサ「イチカさんに思い出すまで許さないって言われたんだよ?」
    レイサ「そ、それはそうなんですが……そもそもスズミさんが言ったことの内容とイチカさんが怒ってることって直接繋がってるんでしょうか」
    スズミ「え?」
    カズサ「……繋がってるから今こうなってるんじゃないの?」
    レイサ「うーんと……スズミさんが昨日の朝イチカさんと会ったとき、イチカさんは「気まずそう」だったんですよね、「不機嫌だった」のではなく」
    スズミ「そう、ですね……あれ、確かに怒ってはいませんでした」
    レイサ「イチカさんが決定的に不機嫌になってしまったのはどのタイミングなんですか?」
    スズミ「……私が昨日のことを覚えていないと言ったとき、ですかね」
    カズサ「んー?じゃあイチカさんはスズミさんが昨日のことを忘れてることが嫌だったってこと?それなら尚更思い出さなきゃなんじゃないの?」
    スズミ「あ、いや……少し違うかもしれません。あの時は確かに拗ねていましたが、怒るとまでは……決定的に不機嫌にさせてしまったのは、確か」

    スズミ『え、えっと、その、あの時はただ熱に浮かされていただけで、あまり気にしないでいただけると』
    イチカ『へぇ、あれ嘘だったんすか?』

    スズミ「……「忘れてほしい」みたいなことを言ったとき、ですね」

  • 174二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 00:46:56

    レイサ「多分、スズミさんが言ったことってイチカさんにとって悪いことじゃなかったと思うんです。むしろ嬉しいことで、それを忘れてほしいって言われたから怒っちゃったんじゃないかなって」
    スズミ「……よく、わかりますね。レイサさん」
    レイサ「あ、えへへ。嬉しいことを無かったことにされるのってなんだかすごく傷つくので……もしかしてイチカさんもそうなのかなって思って」
    カズサ「(ちょっと心当たりがあるのが気まずい……)」ウムム
    スズミ「……それなら、私はどうすればいいのでしょうか。私は何を謝れば……」
    レイサ「スズミさんは、イチカさんに何を謝りたいんですか?」
    スズミ「……それは」
    レイサ「相手に何を謝るのかっていうのはスズミさんが決めるべきだと思います。謝るって、相手の人と一番にちゃんと向き合わないといけないから」
    スズミ「……」
    レイサ「今スズミさんが向き合うべきは自分の発言よりもイチカさんなんじゃないですか?……まだ、ちゃんと話せてないんですよね」
    スズミ「あ……」
    レイサ「何を言ったのかなんて、後で聞いちゃえばいいんです!きっと、案外大したことないかもしれませんよ!」
    カズサ「……ここまで引っ張ってそれはないんじゃない?」
    レイサ「ちょ、ちょっと!邪魔しないでくださいカズサ!」
    カズサ「あはは、ごめんごめん。でも、ここでうじうじしてるのもスズミさんらしくないんじゃない?じっとしてたら取られちゃうんでしょ?」
    スズミ「……すみません、レイサさん、カズサさん……なんだかとても情けない姿を見せてしまいましたね。私、イチカさんのところに行かないと」ガタッ
    レイサ「!頑張ってください!!スズミさん!」
    カズサ「応援してる。早くバカップルに戻ってね」
    スズミ「いろいろとありがとうございました。お金はここに置いておきますね。では、行ってきます」タッ
     
    レイサ「頑張ってくださーい!……え、あ、お、おかねこんなに!?す、スズミさん?!」
    カズサ「……後でなんか差し入れでも買いに行こっか」

  • 175二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 10:11:41

    レイサのような子が核心ついたこと言うの好き♡♡

  • 176二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 18:07:35

    >>175

    わかる

  • 177二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 00:08:11


    スズミ「……はあ、はあ……」タッタッタッ
    スズミ「(……まさかレイサさんに言われるまで気が付かなかったとは、私もまだまだですね)」
    スズミ「(イチカさんに言いたいこと……私が謝りたいこと……それは……!)」タッタッタッ
    スズミ「っ失礼します!ここにイチカさんはいらっしゃいませんか!?」バンッ
    正実モブ「わっ、な、なに?」ザワッ
    正実モブ「……あれ、あの人って自警団の人だっけ、何の用なんだろう」ザワザワ
    正実モブ「イチカ先輩って言ってたよね……も、もしかして決闘?!よ、よりによって今……」ザワザワ
    スズミ「……?(よりによって今?)」
    ハスミ「す、スズミさん、どうしたのですか、そんなに息を切らして」
    スズミ「……あ、突然部室にまで押しかけてしまってすみません、ハスミさん。非常に個人的な用事で申し訳ないのですが、少しだけイチカさんのことをお借りしてもよろしいでしょうか?」
    ハスミ「……イチカ、ですか。ええと……」
    スズミ「?な、なにか問題でもあるのでしょうか」
    ハスミ「そういうわけではないのですが……今は少し難しい状況でして」
    スズミ「どういうことですか?」
    ハスミ「それは……」チラッ
    ツルギ「……」コクッ
    ハスミ「……そうですね、ツルギ。本人には止められてしまいましたがスズミさんには言っておいた方がいいでしょう。……スズミさん」
    スズミ「は、はい」
    ハスミ「イチカは今、救護騎士団の医務室にいます。……昨晩のパトロールで、不良同士の大規模な闘争に巻き込まれてしまって……」
    スズミ「……っ!」バッ
    ハスミ「待ってくださいスズミさん!」
    スズミ「……何でしょうか」
    ハスミ「イチカは「スズミさんには言わないでほしい」と言っていました。……それだけです」
    スズミ「……っ、わかりました。口止めされていたのに教えてくださってありがとうございます。では」ガチャ
    ハスミ「……やはり喧嘩でもしたのでしょうか」
    ツルギ「……けひっ」
    ハスミ「そうですね、きっと何とかなるでしょう」
    正実モブ「(……副委員長は何を感じとったんだろう)」

  • 178二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 01:04:17

    (医務室)
    スズミ「……イチカさん」
    イチカ「スズミさん、どうしてここに……いや、まあ誰かから聞いたんでしょうけど。大方セリナちゃんかハスミ先輩あたりっすかね〜」
    スズミ「怪我はどうなんですか。普通の銃弾に加えて禁止されているはずの銃弾を後輩を庇ってもろに受けたと聞きましたが」
    イチカ「ああ、全然大丈夫っすよ。撃たれたときはそりゃ痛かったけど、寝たら結構大丈夫になったっす。ほら元気元気」
    スズミ「……」ム-
    イチカ「あはは、変な顔。それどういう感情なんすか」
    スズミ「……あなたがこうなっていることに気がつけなかった自分の不甲斐なさに対する怒りとあなたが教えてくれなかったことに対する少しの不満とそれを既にあなたにやっていた自分に対する憤りの気持ちです」
    イチカ「なるほど、つまり自己嫌悪ってやつっすね?」
    スズミ「そうですね」
    イチカ「私の気持ちわかりました?」
    スズミ「……はい、それはもう痛いくらいに。……すみませんでした、イチカさん」
    イチカ「……もう一度聞きますけど、それは何に対する謝罪っすか?」
    スズミ「……私の自分勝手な判断であなたを頼らなかったこと、それであなたを不安にさせてしまったこと、自分の発言に責任を持たなかったこと、あと……」
    イチカ「あーストップストップ!すみません、ちょっと意地悪しすぎちゃったっすね。スズミさんが反省してるのはよーくわかったんでもういいっすよ。こちらこそ変な態度とっちゃってすみません」
    スズミ「い、いえ!イチカさんが謝る必要はありません!元はと言えば私がくだらない意地を張ってしまったからで」
    イチカ「そんなに器用じゃないスズミさんが私以外の人に靡くわけないってわかってるはずなのに信じきれなかった私にも非はあるっす」
    スズミ「いや、私が」
    イチカ「いやいや私が」
    スズミ「……むー」
    イチカ「むむ……」
    スズミ「ふっ」
    イチカ「ひひひっ!もーやめやめ、キリないっすよ」
    スズミ「ふふ、そうですね。らしくない、ってやつです」
    イチカ「いや、逆に私たちらしいのかも?」
    スズミ「ふふ、確かに」
    イチカ「あはは」
    スズミ「……ちなみにさっきナチュラルに私のこと貶しませんでした?」
    イチカ「さあ?なんのことだか」
    スズミ「……まあそういうことにしておきます」

  • 179二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 10:45:14

    わーい
    これは仲直りッk

  • 180二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 19:44:36

    イチャイチャをするのです
    反動大きめのイチャイチャを……!

  • 181二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 22:04:07

    イチカ「ああ、そういえば思い出せました?自分が昨日言ったこと」
    スズミ「……すみません、いろいろ試したのですがそれは思い出せませんでした」
    イチカ「へぇ?でも、スズミさんのことだから本当にいろいろやったんでしょうね。……で、教えてほしいっすか?」
    スズミ「……はい、しかし、その前にひとついいですか?」
    イチカ「ん?なんすか?」
    スズミ「あの時は意識が朦朧としていて自分の発言に責任を持つことができませんでした。なので、やり直しをさせてください」
    イチカ「……やりなおし……え、あれもっかい言うんすか?ちょ、ちょっとここでは」
    スズミ「イチカさん、私はあなたが好きです」ズイッ
    イチカ「へっ?!は、はい」
    スズミ「この世界の誰よりも、あなたのことが好きです」
    イチカ「そ、それはわかったんで、あの一旦落ち着いて」
    スズミ「たった2日話さなかっただけでこんなにも辛くなるとは思いませんでした。私がモタモタしている間にも、あなたが誰かに盗られてしまうかもしれないと考えると気が気でなかった。……あなたの視線を独り占めしたいだなんて、それなりに自覚はしていたつもりでしたがここまで独占欲が強いのは自分でも意外でしたよ」ハハ
    スズミ「……ただ、実際はより悪いことが起きていた。私が変な意地を張ったから、あなたが怪我をした時も一番に駆けつけられなかった。私は、あなたの恋人なのに」
    スズミ「イチカさん、私はあなたの隣にいたいんです。あなたの笑顔も、優しいところも、かっこいいところもかわいいところも少し影があるところも、全部全部私のものにしたい」
    イチカ「え、えっと、スズミさん。こ、ここびょうし
    スズミ「だからイチカさん」
    スズミ「私と結婚してください」
    イチカ「は」

    救護騎士団モブ(ずっと聞いてた)「えっ」ザワッ
    セリナ(ずっと聞いてた)「」ガシャン!
    ハナエ(あんまり聞いてなかった)「セ、セリナ先輩大丈夫ですか!」アワアワ

  • 182二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 22:19:42

    おぉ……!

  • 183二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 22:30:04

    イチカ「けっ、えっ……」カァ-
    スズミ「……自分が言ってしまったことを思い出すために試行錯誤していた中で見つけたんです。これが私がしたかったことなんだって」
    イチカ「だ、だからって段階すっ飛ばしすぎっすよ!私たちまだ学生っすよ?」
    スズミ「そうですね。なので予約させてください。……ええと……すみません、今はこれで」スッ
    イチカ「……閃光弾のピン……なんで単体で持ってるのかとかはもう聞きませんけど……はぁ……」
    スズミ「イ、イチカさん」ジッ
    イチカ「…………熱出したときと同じこと言うなんて、よっぽど私と結婚したいんすね、スズミさん」ヒヒッ
    スズミ「……え」
    イチカ「こーんなに重い人だとは思わなかったっす…………あんたに付き合えるのなんて、私くらいですからね?今更返品不可っすから、そこのところよろしくお願いするっす」
    スズミ「イ、イチカさん、それって」
    イチカ「……あなたの為なら死んでもいいわ、でしたっけ?まあ、月はまだ出てないっすけどね」
    スズミ「……見えないだけですよ、でも、死なないでくださいね」
    イチカ「死んでくれませんかって言ったのはそっちのくせに」
    スズミ「そ、それは……何も言い返せませんが」

  • 184二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 22:56:13

    イチカ「……それにしても、閃光弾のピンでプロポーズなんてスズミさんのくせにやるじゃないっすか」クルクル
    スズミ「私のくせにってなんですか……急いで来たので何も準備できませんでしたが、次はまたちゃんとしたのを用意しますので」
    イチカ「次っていうのは?」
    スズミ「……言わせないでください」プイ
    イチカ「ふーん、へぇー」ニヤニヤ
    スズミ「うう……」
    イチカ「なんすか、今更恥ずかしくなってるんすか?」
    スズミ「……冷静に考えてみれば、勢いに任せてすごいことを言ってしまったなと」
    イチカ「あはは、ほんとに今更じゃないっすか。公開プロポーズまでしておいて」
    スズミ「……公開プロポーズ?」
    イチカ「……え?……あー、後ろ後ろ」チョイチョイ

    救護騎士団モブ「エンダァァァァアアアア」
    救護騎士団モブ「今すぐシスターフッドの手配を!何?今礼拝中?うるさいですよ結婚式は聖堂で起こってるんじゃない、現場で起こってるんです!」
    セリナ「ハナエちゃん離してください私はイチスズをちゃんと記録して友人代表としてスピーチをするんです私はお友達ですよ!」ジタバタ
    ハナエ「だとしても盗撮は良くないと思いますセリナ先輩!」ギュ-

    スズミ「」
    イチカ「……本気で今気がついたんすか?流石に猪突猛進過ぎません?」
    スズミ「ちょ、ちょっと1回外の空気吸ってきます」ガラッ
    イチカ「待って待ってここ3階っすよ窓から身を乗り出して空でも飛ぶつもりっすか」ガシッ
    スズミ「大丈夫です私には羽があります」グルグル
    イチカ「私くらいの羽を持ってから言ってほしいんすけど?!もう!また私を置いてけぼりにするつもりっすか?」ムスッ
    スズミ「……!う、す、すみません……」ストン
    イチカ「(割と堅物のスズミさんがこんなに素直に……この言い方これから使えそうっすね)」
    スズミ「……何か変なことを考えていませんか?」
    イチカ「いーや何でも?」ニコニコ

  • 185二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 23:24:51

    イチカ「んん……ふわぁ、なんか疲れたっす。じゃ後はよろしくっすスズミさん」ゴロン
    スズミ「……え、え?!こ、この状況で寝るんですか!?」
    イチカ「いやー私まだ療養中なんで、寝て治さないと、ね?」
    スズミ「ぐ、そ、それはそうですが……!こ、これ私が収めるんですか?!あのセリナさんを止めろって言ってます?見てくださいハナエさんの静止を振り切ろうとしてますよ?!」
    イチカ「頑張ってください^^」
    スズミ「そんな投げやりな!」
    イチカ「んー大丈夫っすよ、体調不良のときに私じゃなくてセリナちゃん頼るくらい仲良しなんだし」
    スズミ「うぐっ!」グサッ
    イチカ「ひひ、冗談っす。まあ眠くなってきたのは本当なんで後はよろしくっす〜……」
    スズミ「……え、本当に寝るんですか?イ、イチカさん?……け、怪我してるから揺するわけにも……そ、そんなぁ……」ガックシ
    イチカ「……♪」スヤァ

    セリナ「ハナエちゃん私は今イチスズに挟まっているらしいですとりあえず私切腹ですか?チェーンソー持ってきていいですよ」
    ハナエ「落ち着いてくださいセリナ先輩!ええと、その、いちすず?が結婚するまで倒れられないみたいなこと前に言ってたじゃないですか!」
    セリナ「はっ……!そうでした、しかしハナエちゃんわかりますかあのイチカさんが全てを丸投げするなんて滅多にないことでこれはスズミさん相手だからこそ成り立つ「甘え」であり我々にとっては「尊み」であり救護なんですよ」ペラペラ
    ハナエ「な、何言ってるんですかぁ……団長助けてぇ……!」

  • 186二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 23:42:59

    セリナが限界オタクに……
    やはりイチスズに触れすぎたんだ……

  • 187二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 00:30:44

    (後日)

    イチカ「スズミさん、私たち付き合ってるんすよね?」ザクザク
    スズミ「そうですね」ザクザク
    イチカ「で、一応婚約?もしてるんすよね?」ザクザク
    スズミ「そ、そうなりますね」ザクザク
    イチカ「で、今何してるんすか?」
    スズミ「山登りデートです」キリッ
    イチカ「あはは、なるほどなるほど…………いや!!もう!!だからあんたおかしいって!!」
    スズミ「やまびこにはまだ早いですよイチカさん」
    イチカ「そうじゃないでしょうが……!」ガシッ
    レイサ「お、落ち着いてくださいイチカさん!」アワアワ
    カズサ「ぶっちゃけ割と中腹の今突っ込むことでは無いと思う」
    イチカ「っていうかなんでこの2人まで登山に巻き込んでるんすかスズミさん……!」
    スズミ「いや聞いてくださいこれには事情があるんです」
    イチカ「まあ話してみてほしいっす」
    スズミ「私たちこの先結婚するということで信頼関係をより確固たるものにしようと思ったんです。あの時よりも慣れているのでぜひ任せてほしく……あとカズサさんとレイサさんは私たちの子供想定です」
    イチカ「割と聞くんじゃなかった言葉も飛び出してきたっすね、最後の言葉がなければただのダブルデートだったんすけどね」
    カズサ「いや前半もなかなかじゃなかった?」
    イチカ「まあそれはいつものことなんで」
    カズサ「えぇ……」
    レイサ「結婚……いいなぁ」
    カズサ「あんたもしれっとスズミさん達の子供想定なの受け入れないの…………あ、あとけ、結婚に関しては私たちはまだ早いから」
    レイサ「『まだ』……えへへ、そうですね!」
    スズミ「胸が温かくなるこの気持ち……これが母性なんですかね……」
    イチカ「あんた冗談わかりにくいんすから冗談のときは冗談ってちゃんと言ってください」ハァ
    スズミ「ふふ、冗談です。でも、言わなくてもイチカさんはわかってくれるでしょう?」ニコ
    イチカ「……あんまり私に甘えられても困るんすけどねー」ニヤニヤ
    カズサ「バカップルめ」ボソッ
    イチカ「カズサちゃんに言われたくないっすねぇ」

  • 188二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 00:44:48

    カズサ「で、ママ。今日はどこまで行くの?」
    イチカ「誰がママっすか誰が」
    カズサ「パパが良かった?」
    スズミ「うーんでもイチカさんはママがいいですね」
    イチカ「どうでもいいんすよそんなの!もう!とりあえずまた開けたとこ出たんて今日はここでキャンプでいいっすね?」
    スズミ「はい。まず先にテントを立ててしまいましょうか。2人ずつで立てましょう、イチカさんとカズサさんでそちらをお願いします。レイサさんは私とこっちを立てましょう」
    イチカ「はーい」ゴソゴソ
    カズサ「よろしくママ」
    イチカ「^^」ギュ- (ヘッドロック)
    カズサ「あだだだだだすみませんでしたイチカ先輩!!」

    スズミ「さて、こちらもやりましょうか」
    レイサ「は、はい(カズサ大丈夫かな……)」

  • 189二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 00:58:13

    (設営中)
    レイサ「……でも、良かったです。スズミさん達が仲直りできて」カチャカチャ
    スズミ「レイサさんにはとてもお世話になってしまいましたね、改めてお礼を言わせてください。ありがとうございました」
    レイサ「い、いえ!私はそんな!もう既にたくさんお礼はしていただきましたし……私は、イチカさんとスズミさんが仲良しでいるだけでとても嬉しいので!!」
    スズミ「レイサさん……ふふ、それは私もですよ」
    レイサ「えへへ、私たちお揃いですね!!」ペカ-
    スズミ「ふふ、そうですね……よし、こんなものでしょうか」パンパン
    レイサ「おお……結構しっかりして
    (ガサッ)
    スズミ「……」
    レイサ「い、今そこの茂みが」
    スズミ「レイサさん、1度落ち着いて……向こうに行きましょうか」シ-ッ
    レイサ「!は、はい…!」


    イチカ「よし、いい感じっすね!なかなか手早く出来たんじゃないっすか?」フゥ
    カズサ「いてて……まだ首が痛い気がする……」サスサス
    スズミ「イチカさんカズサさん出来ましたか?」スタスタ
    イチカ「お、スズミさんいいところに。ちょうどこんな感じっ?!」
    スズミ「いい感じですね早く入ってください、ほら、レイサさんとカズサさんも」グイグイ
    カズサ「え、ええ?」
    レイサ「早く入ってくださいカズサ!」グイグイ
    スズミ「よし……全員入りましたね」ジ-ッ
    イチカ「(……既視感が)あの、スズミさんこれって」
    スズミ「先程茂みが大きく動きまして」
    イチカ「熊ってことっすね?」
    スズミ「熊ってことですね」
    イチカ「いつも何なんすかその引きつけ体質は今回は後輩もいるんすよ……!」ガシッ
    スズミ「ま、まだ二回目です……それに前回は熊ではありませんでした……」
    イチカ「似たようなもんだったじゃないっすか……!」

  • 190二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 01:16:28

    (ザクザク)
    イチカ「ち、近い……見逃してくれるといいんすけど」
    スズミ「いざとなったら私が囮に」
    イチカ「はいそれ禁止。どうしてもっていうなら私も行くっす」
    スズミ「で、でもそれではイチカさんが」
    イチカ「じゃあ自分はどうなってもいいって?まだ高校2年生なのに私を未亡人にさせないでほしいです」
    スズミ「……すみません」
    イチカ「とにかく、どうすれば……ん、ちょっと待ってください?」
    (ザクザク)
    (ザクザク)
    イチカ「……なんか近づいて来てないっすか?まっすぐこっちに向かってきてるような……」
    レイサ「え」
    カズサ「は」
    スズミ「……レイサさんとカズサさんは音が聞こえなくなってから外へ出てください。周囲は十分に確認すること、いざとなったら先生にも連絡をとってください」チャキ
    イチカ「まあ仕方ないっすね」チャキ
    レイサ「ま、待ってください!!私も!」
    イチカ「んーまあここは先輩に任せてほしいっす。大丈夫、ただではやられないんで」
    カズサ「そんなの無しじゃない?育児放棄ってやつでしょ」
    スズミ「……何となく思ってましたけど結構子ども設定気に入ってるんですか?」
    カズサ「別に今はいいじゃんそれは。とにかく、ここでじっとしてるのはやだよ。私も行く」
    レイサ「わ、私も行きます!」
    スズミ「そういうわけにはいきません。ここで待機していてください」
    レイサ「っ、い、嫌です!!」
    スズミ「レイサさん!」

    ???「あ、この声やはり!すみません、大丈夫ですか!」ジ-ッ

    スズミ、イチカ「」
    レイサ「へ?」
    カズサ「だ、誰?」

  • 191みすってた25/07/07(月) 01:20:37

    スミレ「こんにちは!おや、今回は新しい人もいらっしゃったのですね!」
    イチカ「すみませんあの許してください」
    スズミ「私たちただデートに来てるだけで」
    イチカ「ちょ、スズミさんそれを言ったら」
    スミレ「なるほど……デートですか……それならちょうど良かったです!この前カップル用のトレーニングを改良したばかりで、実践していただける人を探していたんですよね!」
    レイサ「トレーニング?」
    カズサ「……なんか、嫌な予感がするんだけど」
    スミレ「さあ皆さんこちらへ!まずは準備運動からです!」
    イチカ「すみませんレイサちゃんカズサちゃん、耐えてほしいっす」スッ
    スズミ「守れなくてすみません……」スッ
    レイサ「い、いやどうしたんですかお二人共!そ、そんな今から戦場にでも行くような顔して……」
    カズサ「……あ、思い出した。あの人スミレさんって人だ……ミレニアムのトレーニング部の……レイサ、先に行ってるね」グッ
    レイサ「カ、カズサまで?!な、なんなんですかぁ!」

    この後めちゃくちゃトレーニングした
    筋肉筋肉、やっぱ筋肉なんだよなぁ

  • 192125/07/07(月) 01:24:30

    というわけで終わりです
    めちゃくちゃグダっててすみません、最後までありがとうございました
    セリナとイチスズとかハスツルとイチスズとか出来ればよかったんですがもう残りレス数もないので各自関係性を補完していただけると……
    久しぶりにスレ立てしたのでツッコミどころなど多々あったと思います、改めてありがとうございました!
    イチスズはいいぞ!カズレイもいいぞ!

  • 193二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 01:26:45

    >>192

    めちゃくちゃ面白かったです!ハスツルとの絡みも見てみたいです!

  • 194二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 01:40:36

    相変わらず最高だった、ありがとね>>1

  • 195二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 01:44:17

    とても良いものを見れた……
    おつです

  • 196二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 01:53:46

    最高のスレをリアタイできて良かった!
    スレ主ありがとう!!!!

  • 197二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 02:43:32

    お疲れさまでした!
    最高のスレをありがとう!

  • 198またいつか25/07/07(月) 12:11:58

    イチカ「あれ、それ何読んでるんすか?」
    スズミ「セリナさんにオススメされた恋愛小説です。今度映画もやるらしく……すごい剣幕で勧められたので」ペラッ
    イチカ「……なんか想像できるっすね。やたらそういうの好きだからなぁセリナ……あ、膝借りるっす」ゴロン
    スズミ「はいはい……」
    イチカ「それ面白いっすかー?」ゴロゴロ
    スズミ「面白いですよ。まだ途中ですが、これからの展開が全く読めません」
    イチカ「へぇ〜なんか気になるっすね」
    スズミ「後でイチカさんも読みますか?ネタバレにならない程度に言うと私もまさか山からサメが現れるとは思いませんでしたよ」
    イチカ「何が起きてるんすかそれは、てかそれはネタバレじゃないんすか?」
    スズミ「これから更にいろいろ起こるので……山の脅威はサメだけではなかったということですね」
    イチカ「山の脅威にサメはいないんすけどね普通……だいぶ気になるんで後で貸してください」
    スズミ「わかりました」
    イチカ「ふぅ……」ゴロゴロ
    スズミ「……」ペラッ
    イチカ「スズミ〜」
    スズミ「はい」
    イチカ「今日何食べたいっすか?」
    スズミ「んー……オムライスで」
    イチカ「好きっすよねぇ……んー、ドレスドオムライスでもやってみようかな」
    スズミ「すごいやつでしたっけ」ペラッ
    イチカ「ゴージャスなやつっすね」
    スズミ「楽しみです」
    イチカ「……スズミ〜」
    スズミ「はい」ペラッ
    イチカ「私たちって付き合ってるってことでいいんすよね?」
    スズミ「…………うーん、少し違いますね」パタン


    スズミ「だって、私たちはもう結婚してるでしょう?イチカさん」ニコ

  • 199二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 21:52:00

    イチスズはいいぞ!もっと流行れ!

  • 200二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 21:58:27

    200ならイチスズが本編で絡む

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