- 1二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 13:39:21
リーリヤが春休みに長めの休暇をもらえたので、実家に帰省することにしたんです。リーリヤは清夏ちゃんも同時に休暇を貰えていたことを知り帰省に誘うんです。清夏はスウェーデン留学の頃にお世話になっていた人たちに挨拶をしたいのもあって、リーリヤについていくことにするんです。
スウェーデンに着いて、清夏は無事みんなに挨拶も終えることができて後はリーリヤとデートでもしようとしてたところ、リーリヤの実家のお母さんからちょうど時期も合っているから、オーロラを見に行ってきたらどう?と提案され、ぜひとも見たいと思い、二人で見に行くことにするんです。
無事オーロラが見えるスウェーデンの北の方の村に到着し、更にその着いた人の夜条件が揃ってたんです。いざオーロラを見るんですが、人は周りに居なくて、二人だけでした。寒く静かな地で美しい空が広がっていて、二人ともオーロラに見惚れてしまってて。
リーリヤがちょっと寒くなってきてリュックの中から上着を更に取り出そうとすると、そこに間違えて初星学園から持ってきてしまってたペンライトが、ちょうど2本。その片方を清夏ちゃんに渡して、あのアイドルになるきっかけの日のライブのように、二人でペンライトを上に、空にかざすんです。リーリヤがとっても静かだけども、まるであの日みたいだね、と言って清夏がただうん、と。そして清夏が続いて、けども、今はアイドルはこんな空高く、手が届かない極光じゃないんだよ、次は自分たちがなる番なんだよ、なんて言っちゃって。二人で笑って、寒くても、暖かい空気が確かにあったんです。
っていうコミュ - 2二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 13:42:56