- 1二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 22:45:09
男女問わず、エルデンリングのいろいろなキャラのシチュエーションを楽しむスレです。
思い付いたSSやシチュエーションなどなど気軽に書いていってください。
前スレ
セルブスのベットの隣に佇む体に入ったセレン先生。|あにまん掲示板恐らくセルブスによって“使い込まれていた”その体。今までずっと輝石の魔術を探求して来た彼女にとって、女として出来上がったその体はまさに劇薬であった。新しい肌の感触、服との擦れで感じる敏感な体、自分が自…bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 22:46:20
- 3二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 22:46:22
ゴドリック怪文書を御照覧あれ!
- 4二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 22:47:19
立て乙です。
- 5二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 22:49:08
乙
保守 - 6二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 22:49:15
スレタイ!!!
建て乙 - 7二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 22:49:30
ゴドリック怪文書…⁉︎生きていたのか⁉︎
- 8二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 22:52:50
- 9二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 22:55:01
セレン先生は一人で快楽堕ちしてるのも似合うし、唯一心を許せる褪せ人に依存していくのもいい…
そして魔術師球化には可能性を感じますねぇ!! - 10二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 22:56:01
- 11二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 22:56:36
ちょろかわラニ様…
- 12二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 22:58:19
- 13二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 22:58:28
- 14二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 22:59:17
- 15二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 22:59:50
- 16二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:00:22
蟻の掴み攻撃エロ過ぎて、抜いた
- 17二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:02:20
NTRでは抜けないはずなのに…俺の頭はゴドリックにやられちまった。
- 18二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:02:26
- 19二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:03:01
- 20二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:04:28
草。ついにエルデンリングにも劣情スレができたか。
もっとやれ(迫真 - 21二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:05:04
- 22二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:05:40
- 23二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:05:41
- 24二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:07:10
ひっ……
- 25二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:08:07
- 26二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:08:34
ぶっちゃけ境遇はエロゲ主人公みてえだなと思いながらプレイしてた
- 27二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:09:18
なかなかお労しいお方よな…育ての親が自分じゃなくてその先の人を見ていたんだから…
- 28二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:12:00
ミリセントちゃんは割とそっちの方うぶだと思います
- 29二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:13:22
ミリセントは君がそう言うなら、となんでも聞いてくれそうだしラブラブエッチも似合うしなんなら姉妹もいる
虫姦も似合う - 30二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:14:18
ミリセントはまさに蝶よ花よと育てられて来ただろうからな。
男との接触どころかゴーリー以外人型と話したこともなさそう - 31二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:15:58
ミリセントまさかの無知シチュ要因とは…
そういえば登場女性キャラの中で一番そういうのから遠ざけられて来ただろうしな - 32二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:17:28
義手でやる方が気持ちいいんです?
- 33二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:17:54
褪せ人と別れたあと腐れ湖の先のゲジ兵に不覚を取って集団にアレコレされるラニ様というありきたりな下種ネタは頭の中に秘めておく
- 34二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:19:39
- 35二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:20:23
ミリセントの姉妹いっぱいいるのいいですよね…
- 36二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:25:35
全ては、ほんの好奇心なのだ。
白面の彼が神の如く信じるモーグ様とやらが、いかにして彼に「愛」を信じさせたのか。褪せ人にはさっぱりわからない。
そして白面のヴァレーに訊ね続けても、遂に彼が納得できる解答は得られなかった。彼の言葉が拙いのではない。薄く微笑む白い仮面の内側は、実際にモーグに見え、その姿を目にして、言葉を耳にして、心に触れなければ分からないものなのだろう。
狭間の地には、さまざまな信心が存在する。ヴァレーのそれも広義的には、信仰の一つなのだろう。だが特別視したがっていることを彼は自覚していた。
円卓の奥に鎮座する二本指に見え「違和感があった」と同じ感想を抱いた者として、別のものを信じることにした彼を多少なりと理解してみたいのだ。……あとは甘い声で「私の貴方」と呼ぶのは、君主の趣味なのかヴァレーの趣味なのか。気にならないと言えば、やや嘘になる。
さて、円卓の百智卿にさえ血の君主モーグの行方はつかめていない。そも興味も無さそうだ。情報という助力は期待できない。
しかし、王朝の名さえ分かればそのうちどこかに辿り着くだろう。今までがそうであったように。ゆえに彼は単身、狭間の地の奥地へと向かった。 - 37二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:37:34
長身美人褪せ人が小さなラニと行動してる時に巨大な銀の雫にやられて内部に取り込まれて目の前で小さなラニの痴態を見せつけられたり逆に褪せ人のぐちょぐちょな秘部をドアップで見せつけられるラニ様シチュ……?
- 38二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:37:39
色々と拗らせて一番やべーのはフィアだと思う
- 39二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:38:45
セレンは絶望していた。
彼女が心を開き、愛した弟子はもう戻ることはない。
アズール師もルーサット師の居場所も分からず、研究は完全に暗礁に乗り上げている。
「ははっ…研究は行き詰まり、弟子も居ない。そんな魔術師に存在価値などあるものか…。」
自嘲する様に笑うセレンの耳にククッと笑う声が聞こえた。
『あの冷酷な塊の魔女は随分な荒れ具合だな。』
「……セルブスか。」
セレンは声の元を探そうともせず、虚空に向けて言葉を紡ぐ。
『まぁ、無理もない。あれだけ可愛がっていた弟子が死んだのだ。それも自らの手で殺したとなれば、荒れるだろう。』
宿敵であるジェーレンと組んでセレンの野望を阻もうとした愛する弟子を殺したことを思い出し、セレンは唇を噛む。
敵に回った弟子を恨んではいない、彼を殺した事も仕方のない事だと頭では理解しているが、しかしこの胸を覆う絶望感はどうにもならない。
「お前には関係ないことだ。用がないなら消えろ。」
『では用事を済ませよう。私からの贈り物だ、もう何も考えたくないのなら是非飲むといい。』
「何?」
セレンが視線を向けるとそこには誰の姿もなく、小瓶だけが置かれていた。
「…あいつの精薬か。」
セレンは当然この薬の効果を知っている。
この薬を飲んだら最後、自分は物言わぬセルブスの傀儡に成り果てる事も。
だがそれでも構わないという気持ちが湧き上がってきた。
「……もう疲れた、私に相応しい無様な末路だな。」
セレンはその小瓶を手に取ると青黒く濁った精薬を一気に飲み干した。
精薬を飲んだ途端身体から力が抜けてその場にへたり込む。
「これで私はセルブスのものか。さぞ滑稽に見えることだろうな…まぁいい、これでもう何も考えずに済む。」
後は段々手足が自分の意思で動かせなくなって意識も消えて終わる……筈だった。 - 40二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:39:31
(何だ?これは…?)
手足の感触が消え、思考が鈍り始める。
その感覚が何故か堪らなく………気持ちいい。
実はセルブスの精薬は不完全であり、確かに飲ませれば魂の情報を書き換えて彼の傀儡にする効果はあるものの、魂に永続的な性的快感も書き込んでしまっていた。
彼の傀儡となった者たちは口を開くことはなく、それ故に発見されなかった副作用だった。
(何だ、何だ…んっ♡…あっ♡…んんっ♡)
セレンの困惑を余所にドンドン快感が増長していく。
全身の細胞一つ一つが歓喜し快楽に浸っているような錯覚に陥る。
(あっ♡やめろぉ♡こんなっ…♡)
抵抗しようとしても声さえ出せない状態では手遅れなのは明白で、セレンはこの得体の知れない悦楽を受け入れるしかなかった。
数分後、完全に傀儡になった彼女だったが、魂は獣のように喘ぎながら絶頂を繰り返していた。
(あひっ♡ひぃいいっ!♡イグゥッ!またイクぅうっ!!♡)
身体が無いのだから体力の限界もない、無限に続く絶頂。
身体が彼女の意志から離れて勝手に歩き出すが、もうどうだっていい。
当初の予定とは違うものの、無限の絶頂の中でならそれこそ何も考える事は出来ないのだろうから…。
- 41二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:39:43
このレスは削除されています
- 42二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:41:25
エッっっっっっっっ
- 43二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:42:25
傀儡は話さないから意識がどうなってるか分からないのか…
この解釈は天才すぐる - 44二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:43:43
やはりセルブスは竿役の鑑。
- 45二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:44:54
#BudoPic
引っ越し — 葡萄用図FANBOX更新中 (BUDOPROGRAM) 2022年03月14日 - 46二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:45:26
この先生、褪せ人が敵対するルートでやつれてるのもなかなか唆りますねぇ。
ここまで協力的だった弟子にいきなり裏切られる先生ェ… - 47二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:46:26
- 48二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:47:30
気がついたけど言わなかったのにいい!!w
- 49二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:47:34
──元の体だった時のことを知りたい?
思わず聞き返してしまったのは、やはり思いがけないことを願われたからだろう。
エルデンリングが砕かれた以降、ラニに対しこんなことを質問してくる者は存在しなかった。まず前提として、世が世なれば『やんごとなき』王族の身分であるラニにとって、会話をする者は限られるのだが、それはそれだ。
王となった彼が、あの時、指輪を恭しく捧げた時のように跪く。思わず無い心臓が飛び跳ねる心地がしたが、いつもの澄まし顔は、ほんのすこしも崩れていなかったとラニは自負する。
彼は旅をしていた。
その道中でさまざまな出会いがあったことを語った。
男も女も、さまざまいた。助言者、恩師、同志。一時の出会いから、今も続く関係まで、さまざまだった。
そのなかで何だか比べられている気分になるから嫌だなんて、幼稚なことは言わないが宙に寄り添い浮かぶ霊体の唇は自然と尖ってしまう。だから理由を質した。
──私の知らない貴女がいると思うと胸が苦しいのだ。
彼があまりに真摯に願うものだから、つい叶えたくなってしまった。 - 50二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:47:35
自分が飽きたら糞喰いや壺おじさんに人形遊びで犯させてそう
- 51二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:48:43
わぁ…純愛…
- 52二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:49:19
- 53二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:50:21
ボロボロだった脳が修復されていく🤯
- 54二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:50:21
ギデオンはセルブスにドローレスNTRて娘もNTRて
円卓でシコシコして欲しい - 55二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:51:10
ありがとう…ありがとう…またなんか閃いたら是非をば…
- 56二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:52:53
ラニ様可愛すぎる…ごめんね…やっぱりラニ様ナンバーワンや!!
- 57二次元好きの匿名さん22/04/07(木) 23:54:48
素晴らしいスレを見つけてしまった。
- 58二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:00:41
脳破壊されてたやつが軒並み純愛に癒されてて笑う。
僕も!♡ - 59二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:02:08
- 60二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:08:14
「……この義手を私に?」
ミリセントは同志である褪せ人から思いがけない贈り物を渡された。
──隻腕の戦乙女が用いたという黄金の義手 極めて精巧であり、鍛錬と才能があれば 本当の腕のように扱えるだろう──
それはずっと、ずっともどかしく、何よりも欲していたものだ。
しかもそれがかの腐敗の女神、マレニアが使っていたものであれば、些かプレゼントとしては壮大すぎる。
「何でこんなに良いものを私に…?確かに、腕は欲してはいたけれど…」
思えば君は前にもある物をくれた。今私が生きていられる、生きる理由を、生まれた意味を探すことができているこれを。
ミリセントは自分の胸を見澄ました。衣服の下にはあの突き刺さっている針の天が見える。無垢金の針だ。
「………」
褪せ人は黙ったまま、何も答えようとしない。
「…君は前に針をくれた時も黙ったままだった。だから、君が理由を言いたくないのなら無理にとは言わない。
私は、自分のこれまでの、これから先の存在意義を知りたい。証明したい。だから、君のその証拠となる理由を聞きたいんだ…!」
・君に生きていて欲しかったから。
・勘違いするな。どちらも偶然手に入っただけだ。
どちらか選んでください。レスが被ったら安価は下になります。
- 61二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:09:14
- 62二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:18:06
今の自分は、恐らく場末の売女にも劣る。
辛うじて残るセレンの理性的な思考は、我が身の実情を俯瞰した。
さまざまな要因が失敗を引き起こした。
まず、陰気な狭い研究室から久しぶりに地上に出てみようと思ったのが過ちのはじまりだった。次に、珍しい野草を見つけたのが小さな過ちだ。これまでの知識と経験から、恐らく覚醒効果がある種と類推し、成分を抽出し服用した。これが大きな誤りだった。
その結果。
「あっ……ぅ、ふっ♥……ん、んぃ……♥」
自分のものとは思えない、情けない喘ぎ声が輝石頭に反響して聞こえる。
ローブを抓み、書斎のテーブルに股間を擦りつけて浅ましい欲を満たした。
(こ、こんなはずでは……)
本来なら今頃、研究室で以前と同じよう研究に着手しているはずだった。
しかし現実には、自らの肉体の変化に耐えかねて悶えている。
身体の奥底から湧き上がる衝動に突き動かされるまま、卑猥な享楽に身を窶した。
自らを慰めるため手を使うなど矜持が許す訳もなく、かといって何もしないでは研究など明後日の話にもならない。何となく目について身を擦りつけたテーブルの無骨さに、彼女は夢中になった。最近思いがけず得た弟子を思い出させて、ひどく彼女を高ぶらせたのだ。
(こんなこと……無駄だ。愚かなことだ。……や、やめなければ……でも……♥)
一方で、賢しい理性は「どうせ弟子は知らないのだ。誰を犠牲にするでもない。薬が切れるまで思う存分楽しむがいい」と下半身の動きを助長する。
だが結局のところ、彼女の精神力をもってしても、この堕落は抗い難いものだった。
嬌声を上げ、わずかに屈んで、鈍い快感を受け止める。
(足りない……♥)
そう思ってしまった自分に愕然とした。
しかし、その時だ。足音が聞こえた。
果たして起きた身震いは一体何を予感したものなのか、セレンはせめて知りたくなかった。 - 63二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:22:37
・君に生きていて欲しかったから。
- 64二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:38:15
良い…
- 65二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:40:05
この背徳感たまんねぇー
- 66二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:41:42
そう答えた褪せ人の顔は真っ直ぐだった。
直情的で、しかし愚直とも見て取れるような穢れを知らないその表情はミリセントに衝撃を与えた。思いがけない答えに動揺を隠せない。
傍から見れば、人のために尽くす理由としては自然な返答であるかもしれないが、記憶の知る限り人との付き合いが浅いミリセントとしてはそれはあまりにも優しく、甘く、暖かかった。
「…!!」
褪せ人もまた同様に驚愕した。彼女は、なぜ“泣いている”のか?何か気に障る答え方だったのか?慌てふためく褪せ人を他所に、ミリセントは幼子の如く泣きじゃくり、そして褪せ人の胸に顔を埋め、流れる様に二人で地べたな坐った。
もう何が何だかわからない。あまりの出来事が同時に起こるもので、褪せ人はいよいよ硬直した。 - 67二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:43:42
──ミリセントは嬉しいからというだけで泣いているわけではない。何故最近まで見ず知らずの自分にここまでしてくれるのか、その理由を知った途端彼への申し訳なさ、自分の不甲斐なさに嘆いたのだ。
褪せ人のための恩を返したいから、腕があればと呟いたらそれに応えてくれた。
苦労ばかりかけることへの辛さだった。そしてこうして褪せ人の胸を借りて号哭するのもまた、恥だった。
けれど、けれども、君の胸は暖かい。もう迷惑をかけるのはここまでだ。
だから今は、まだこうさせてくれないか──
伝った涙が、金色の義手を輝かせた。 - 68二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:46:30
感動するのか興奮するのか情緒が忙しい。
- 69二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:48:21
うぉ…俺の不浄な心が浄化されていく…
- 70二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:48:34
のシチュ書いてみてるけどあれだな、ラニ様のエミュ割とムズイのと褪せ人出すとどうもオリ主感が出て自己嫌悪が……
- 71二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:48:50
褪せ人は祝福の側に腰を下ろすと懐から鈴を取り出した。
チリン、と澄んだ音が響くと霊クラゲの遺灰、クララが召喚される。
「──♪──♪」
クララは待っていたと言わんばかりにフワフワと此方に近付き、スリスリと頬擦りしてくる。
そのまましばらくじっとしているとクララは触手を褪せ人の股間へと伸ばし、優しく刺激し始めてくる。
クララとはいつの間にかそんな事をする関係になっていた。
決してどちらかが関係を迫った訳ではない。
お互いに相手の事を自然と好きになり、求め合うようになっていたのだ。
この関係になって早数週間。
しかし未だにこの快感に慣れる事はない。
褪せ人は小さく声を上げながら、精を放つ。
「──♪──♪」
クララは嬉しそうにそれを体内へ収め、再び褪せ人の股間へと触手を伸ばす。
チクリと刺すような痛みの後、股間から何かが入り込んでくる感覚に襲われる。
それはやがて下腹部で弾け、強烈な快楽となって全身を支配する。
クララは持ち前の毒を限りなく薄めて媚薬として使用しており、効果は絶大だ。
「──ッ!……ぁっ!」
ビクンっと跳ね起きるかのように急速に固さを取り戻した股間を見てクララも身体全体を薄らと赤くする。
2人の夜はこれから始まるのだった…。 - 72二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:51:13
ファッっ!?褪せ×クララ!?
- 73二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:51:33
これは…異端の書ですね…ハァハァ…
- 74二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:52:38
ローデリカとかフィアより先にクララがエロssデビューするとはな…
- 75二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:54:05
朗らかに始まったから可愛らしいやつかと思ったらガッツリアダルトだったでござる
- 76二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:54:09
クラゲ毒触手プレイとは業が深い…
- 77二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:54:41
わからない…感動と性的興奮のジェットコースターでおかしくなる…
- 78二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:58:09
うーん、エッチ!いいですね!
- 79二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:59:02
褪せ人からこれを求め始めるとは考えにくいしクララの方から触れて来てそうなのが良き。
すりすりしてくるの愛おしいよ♡ - 80二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 00:59:48
素晴らしいSSだけに被ってしまったのが勿体なかったね…
- 81二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 01:01:46
褪せ人の描写しようとしてるけど難しいな…
なんか俺が描くとキャラ崩れるし、完全に描写しないのは無理だし…皆さん凄いっすね(大尊敬 - 82二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 01:04:21
- 83二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 01:06:55
ほんとだ…参考になります🙇♀️
- 84二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 01:15:54
別パターン
そう答えた褪せ人の顔は、しかしこちらに目線を合わせずにそっぽを向いている。
キツい変事をもらったミリセントは最初こそ動揺したが、褪せ人の様子がおかしい事を気づくと彼の顔を覗き込んだ。
………顔が赤い。目が泳いでいる。口を尖らせたまま。
ミリセントはそれに気づいた瞬間、どうもおかしくなってしまった。
そうか!君はそういう性格なのか!
いついかなる時も黙り込んだままで褪せ人というヒトの事が今までまるで分からなかった。しかし、今彼の様子を窺うに、恐らく正直者、素直とは言えないのだろう!
褪せ人は人である。しかし、冷徹ともとれるほどの無口な性格は同じ生き物とは思えなかったが、ミリセントは自分と同じ血が巡ってる、それを知った途端に面白く、また目の前にいるこの生き物がどうしても愛らしくてしょうがなかった。 - 85二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 01:16:21
「へぇ〜?どうしても抑える事ができなかった私の腐敗を止められる針も、あの女神マレニアの使っていたという義手も、どちらも偶然!見つけたからそれをまたまた!私にくれた、と?」
顔が緩み切ってニヤニヤと笑いながら問いかける…もとい意地悪をする様は褪せ人の怒りを少々買った。
「ごめん、ごめん!君がそうだとは知らずで、つい…!」
そう答えながらもミリセントは笑いを抑える事ができず吹き出した。
褪せ人も先ほどこそ抑えてはをいたが、いつまでも馬鹿にしてくる目の前のミリセントに激情を抑えきれず爆発した。互いに感情を全面に押し出している
「あー、もうごめんってば!はい!」
ミリセントは猛る褪せ人を自分の胸に抱き込んだ。
「……からかってごめんね?でも、そうやってごまかす君がどうしても、ね?ほら、こうしているから、落ち着いて……」
褪せ人はあまりの出来事に硬直し、彼女の胸の暖かさに耽ていった。良い匂いだ。あまりにも心地がいい。
右腕がないのにまるで全身を包まれているような安心感だ。なぜだ。そう思うも束の間、褪せ人に眠気が押し寄せてきた。瞼が重い。
「…ん?眠くなってきたのかい?良いよ、このままで……おやすみ…」
──女神の寵愛は花にも似て、それでいて香りは悪くない。 - 86二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 01:17:51
純愛やんけ〜!!♡
- 87二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 01:22:43
自分が霊体化することでラニ様の人形体の右にある魂と交わることを可能とした褪せ人
魂のラニ様は行為中にどんなに気持ち良くても平静を保っているけど隣の人形の体は快楽を受ける度に激しくビクンビクンと跳ねて気持ちよさをまるで隠せていないシチュ - 88二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 01:34:36
「やめ、ろ……!」
嬌声とも苦悶ともとれぬ声に、意識が覚醒しだす。
記憶。階段を上る途中、巨大な銀の雫の球体が転がってきて、それに押しつぶされて……
倒れて祝福に戻されたか。否、何かがおかしい。
「私の中に、入って……くるな……!」
―――ラニ!?
声の主に気付き、目を開く。
そこには―――
「くっ、う……あぁっ!」
眼前に、小さなラニがいた。しかしその身に纏っていた精巧な衣装はない。
外皮の所々が破れ内部の縄が垣間見える裸身が露わになっている。
―――それだけではない。
その六肢は銀色の液体のようなものに絡めとられていた。
そして。
「や、めろ、見るな、あっ!」
ラニのナカにまで、それは入り込んでいた。
―――如何に精巧に作られているとはいえ、そこにあるのは「造形」だけだ。
何かを挿れられるようにはできていない。
けれど、ラニの今の身体は人形だ。故に人体にはないものが―――関節の隙間があった。
銀色の液体はその隙間から入り込み、ラニの身体を、外皮とその内の縄を、愛撫していた。
それは恐らく、経験のない感覚―――快楽とも、苦痛ともわからないが――――であり。
「頼む、見るな。見るな、見―――い゛っ」
哀願するラニから目を逸らすことも、ましてや目を閉じることすらなく、一瞬絶頂するかのように身体を強張らせ、そして力が抜けたように脱力するその様を見届けた。
そしてラニの痴態が終わってようやく、自分が今どうなっているのか気付く。
ここはおそらく、あの銀の雫の中で
自分もまた同じように、鎧を脱がされ四肢を絡めとられていて。
次は、自分の番なのだと。 - 89二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 01:35:15
身体が仰向けに持ち上げられ、抵抗も空しく両脚を開かれる。
そして、今度は。
ラニが私の秘部に近づけられる。
―――今度は、私がラニに痴態を見せつけられる番なのだ。
「う......何だ、今度は何を―――!」
ラニが困惑の声を上げる。
その四本の腕を絡めとっていた銀の雫が離れたのだ。
―――いや、正確には離れたのではなかった。
その腕の中に雫を伝わせて、まるでレクチャーするかのように、動かして。
私を、愛撫させた。
「ち、違う、動かしているのは私じゃないぞ、勝手に―――ムグゥ」
まるでお前の意思など関係ないというかのように、雫がラニの口になだれ込む。
発声に喉を使っているわけではなさそうだが、それでも口内を満たす圧迫感で発生が妨げられるのだろうか。
そしてラニの4本の小さな腕が巧みに私の最も敏感な部位をさすり上げ、浅い部分を撫で上げ、みるみるうちに私は高められ―――
「ムグ……ッッッ!」
ラニの全身に、愛液を吹きかけた。
ラニの口から雫がするりと抜け出るのが視界の端に見えたが、ラニは荒い呼吸音を上げるだけで。
絶頂に身体を逸らした私には見えない。
その表情が、茫然と、しかし恍惚を孕んだものになっている事に。 - 90二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 01:35:46
私の昂りが収まるのを待つようにすこしの時が流れ、今度はラニの4本の腕が後ろ手にまとめ上げられ。
―――そのまま、その裸身が私の秘部にこすり付けられた。
再び押し寄せる快感。
やや乱暴動きだが、先程の愛液がラニの身体を濡らしていた為によく滑り。
そのなだらかな胸部やすらっとした腹部のつややかな感触と、露わな縄が濡れたしとやかな感触が幾度も秘部を往復する。
そして。
―――!?
へその下辺りを、これまでになかったぬるりと撫でる感覚が襲った。
それはラニの舌だった。
擦りつけられるその動きに合わせて、伸ばした舌で下腹部を撫で上げている。
ふと、ラニと目が合った。
そこにあったのは、最早あの静かな、冷ややかな、それでいて優しさをはらんでいた目ではなく。
ましてや、気高い神人の面立ちですらなく。
まるで悦楽を媚びるような、娼婦のそれだった。
その瞬間、私の理性のタガも崩れ去る。
それからは、もう。銀の雫による強制すらなく。
戯れに伸び絡みつき身体を犯すそれすら互いの愛撫とまで感じて。
―――ふと、思考が脳裏をよぎる。
狭間の地の至る所に磔られた人々。
あれは、生きていた。まだ。褪せ人であるが故に。
倒れるならば祝福へと帰れるが、ああやって、こうやって生かされるならば。
恐らく、もう。
ラニの嬌声が聞こえる。
もう、星の世紀が訪れる事はないのだ。 - 91二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 02:44:14
シロガネ村で自分の義父がしでかした事に絶望してる最中に生き残りのシロガネ人に襲われ、切り捨てようとするも(父と同じことをしようとしてるんじゃないか…?)って思って斬れずにそのままヤられちゃうネフェリssはありませんか?
- 92二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 02:49:17
突然の褪せクラで狂い火が止まらない
空烈狂火出ます… - 93二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 03:07:13
前スレや関連スレも含めて時々狂い火に焼かれて奴らが出る以外は良いssの宝庫だよな
- 94二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 09:37:53
保守
- 95二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 09:47:41
うぉ…エッチだ…
- 96二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 09:55:28
うわあああああ。凄い数の念が集まって来ている…!
- 97二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 10:03:47
「ラダゴンはマリカである」
霧の森もかくやという程の、答えを見いだせぬ思索の中で、たったひと言の囁きが金仮面卿の頭脳に解を見出した。
全ての疑問が答えを以て結びつく。何故気づかなかったのか。いや、そのようなことは最早些細なれば、再び思索の導きへ頭脳の踏み出しを得るべきである。
まるで脳に瞳を得たかのように、金仮面卿はすべてを理解し、求めるべき問いを見出していた。
「いったい、何をされたのです……?」
聖職者コリンの声が聞こえる。
彼でないとすれば、時折様子を伺いに来た褪せ人が解を与えたのだと金仮面卿は珍しく他者を認識した。
当の褪せ人といえば金仮面卿のまねっこと言わんばかりにその隣で十字に構え、コリンの困惑を更に深めているのだが、金仮面卿はそれ以上を認識しなかった。
この思索が成った時、完全なる律は成ろう。
それをこの褪せ人が手にした時、褪せ人が金仮面卿の思考を理解し、それを以てエルデの王となることを金仮面卿は僅かに期待した。
それは些か原始的で下卑た認識であるが、交合の末に生まれた子を託すのと似ていた。 - 98二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 10:06:35
おせっせはぬぽぬぽするだけじゃないんだよねってことでかきました
さんぼんゆびにぬぽぬぽされる褪せ人ちゃんください - 99二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 10:07:28
金仮面卿…脳に瞳を得ておられる…
- 100二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 10:09:17
褪せ人がサラッと律のポーズ取ってんの草。
情報量が多すぎてコリンが発狂するのも無理はないw - 101二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 10:11:58
やはりエミュがうまい…スラスラ読める…
- 102二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 10:17:25
おいおい。奴らが出ても素晴らしいSSだろおぉ!!??
- 103二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 10:24:05
義父に捨てられて失意のどん底のネフェリちゃんが今度は優しくしてくれた褪せ人君に依存して欲しい
- 104二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 10:26:42
🐢「この世に異端などないのです」
- 105二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 10:41:17
サンキューミリエル
これからはコリンではなくお前に祈祷書渡すわ
ん?スクロール? いや、それは…師匠がねぇ? - 106二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 10:44:38
女主人公の褪せ人が男キャラを誘惑するのを書きたいんだが、NPCじゃどうしても良い男が見つからない…
ブライヴが思いついたけどあいつにはラニだけを見ていてほしいし…
ん?百合か?? - 107二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 10:49:41
- 108二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 10:51:21
三本指様は結構迫害されてるのが可哀想。
その上ヴァイクでは念願を成し遂げられず、最後の力を振り絞って褪せ人に託したのだと思うと… - 109二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 10:51:26
男誘惑だとフィアさんという強力すぎるライバルの存在があるしな
- 110二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 10:56:35
ハッ!ロジェール…!
- 111二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 11:15:24
ロジェールだと紳士的すぎて逆にのらりくらりと交わしそう
なんなら隠れプレイボーイ感ある - 112二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 11:20:46
個人的に迫られてしどろもどろになってるのが似合うのはDかな。
なんかあの人人間味凄いし - 113二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 11:24:08
ちょっと制御してんじゃねぇか!
- 114二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 11:33:26
フィアの英雄戦でも出てくるし寝物語を話してるしで完全に同衾してるロジェール氏
- 115二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 11:35:53
フィアにロジェールをNTRれたDに悲しき過去…
割とマジでNTRなのがね。 - 116二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 11:47:51
メスガキ適性あるヴァレーさんのこと呼んだ?
- 117二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 11:52:39
独白
──父は、自分の髪の色が好きではなかったようだ。自らが昔打ち取ったという、巨人からの呪いであるとされる赤い髪だ。
本人から聞いたことがあるわけではない。ただ、従者たちの下世話から密かに聞き取った、ほんの些細な浮名である。
小さい頃だったからだろう。それにひどく衝撃を受けた自分がいた。
今の自分がそんなことを耳にしても、大した感情を持ち合わせはしない。ならばその場で叱咤するであろう。ひそひそと話をしているのだ、やましいと思っているに証拠だ。
しかし、当時は違う。それはまるで、自分の髪の色を、自分を父から拒絶されたように思えてしょうがなかった。
辛かったのだ。その日から、私は父を遠ざけるようになり、同時に母の煌びやかな金色の髪を受け継いで産まれた兄さまを妬ましくも思ってしまった。
…今になってみれば、恥ずべきことだとは分かっている。あの時だって、拒絶された末に己でさえ喪失を、また肉親に負の感情を持ち合わせた自分が厭になっていたのだ。
嫌な日々だった。そんな中、嫌悪が極限にまで達した日に通路の真ん中でしゃがみつくした。
もう、辛い。いっそ身を投げ出したい。そんな時、兄さまがそんな私を見かねて声をかけてくださった。
「マレニア、何故こんな所で顔を埋めているの?」
……憎くてしょうがない、原因が目の前にいる。そんなことをつゆ知らずと呆けて聞いてくる兄さまに怒りがこみあげ、すべてを吐き出した。
お父様の髪の色、それを引き継いだ自分、何故あなたはそっちなのか。
わんわんと泣きじゃくりながら吐露する姿に、兄さまは狼狽えたが、私が泣き止むのをきっかけに凛とお伝えになった。
「マレニアの髪は変じゃないよ。いや、とても綺麗だ。朱くて、まるで花のように可憐で、僕には羨ましいくらいだよ」 - 118二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 11:53:17
驚きを隠せなかった。そんな、兄さまだってそんな綺麗な髪をしていらっしゃるのに、そのような世辞を・・・。
「お世辞じゃない。ああ!この言い方だとお母さまから頂いたこの色を嘆いているみたいだけど、そんなことはないよ!ただ、華流になびく赤が美しいと思って…」
今まで凛々しい佇まいであった兄さまの表情は慌てて取り繕うよう、矢継ぎ早に言い放った。
また、涙が溢れた。色々な感情が入り乱れる涙で、最も大きかったのは自分への情けなさだ。
あの兄さまが、そんな世辞を言うはずがない。それなのに疑ってしまった兄さまへの詫び入りと、不甲斐なさでとめどなく嗚咽が漏れる。
兄さまの表情がまたお変わりになる。今度は、微笑みを保ったまま。
「それに、もしお父様がそんなことを思っていても、マレニアにはそう思わないと思う。あの英雄ラダゴンが、自分の娘に…なんてね」
私はそれから二つだけ、変わった。
一つ目は、自分への矜持を持った。
かの英雄ラダゴンの威風堂々とした髪の色を受け継いでいることへの喜びが高まり、自分がこの髪色に恥じぬような立ち振る舞いをするよう心掛けた。
二つ目は、兄さまへの尊敬の念だ。
固より持ち合わせていた兄さまへの憧れだが、この日を境にそれは強く、高まっていった。自分は兄さまのようにはなれない。無論、お姿だけでなくお持ちになっている矜持だ。
だからこそ、自分は自分なりに進むべき道を進もう。そして、父さま、母さま、兄さまの家族として、敗れを知らぬ誇り高き女神となろう。
──マレニアは、女王マリカとラダゴンの子である その大ルーンは、最も神聖なはずであった - 119二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 11:58:28
これはお兄様ですわ…
- 120二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 12:02:17
よかった…能力で無理矢理慕わせてるミケラ様は居なかったんだ……
- 121二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 12:23:34
モーゴットを甘やかしたい
嘗てモーゴットが黄金樹に見返りのない愛を捧げたようにただただ愛を捧げたい
王都でモーゴットを倒した後大ルーンまでは奪わずに動かないモーゴットの手当てとかしたい
モーゴット愛を捧げるのには慣れてそうだけど捧げられるのは不慣れだといい
ついさっきまで刃を向けていた相手にトドメを刺されずに生かされて
その上手当されてる事に心底当惑して欲しいし
屈辱だと顔を歪ませてもいい - 122二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 12:25:46
…耐えがたい恥よ…(赤面)
- 123二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 13:47:16
私の兄は尊敬に値する兄だ。
一人はその巨体に見合い、剣術を修め、また自分の馬と共に過ごすために魔術すら覚えるような気概のあるおおらかな男であり、その心意気には関心せざるを得ない。
一人は自分の正義を信じ、法務官として歩む道を歩んでいる。罪を憎むあまり人々から恐れられているが、私にとってそのお姿は神聖そのものであるといえる。
私からもそうだが、デミゴッドの何恥じぬその功績は部下たちから慕われているのも事実だ。
ラダーンは豪快であり民衆からの支持もまた篤い。ライカードは冷徹に見えるが、咎人を裁くその様は民衆の心を動かし、事実アルター高原西での犯罪件数も言を俟たずして減っている。
……それに比べて私はなんだ?こんな細身の身躯では剣なんてろくに振るえない。
二人がまだ若く、生家に居たころに一度ラダーンの師に請いたことがある。
ほんの、ただのおもちゃ程度の短剣ですら何度か振るうだけで息が上がってしまう。途端に尻もちをついた。
師とラダーンが慌てて身体を支える。いやだ!私も二人のように戦いたい!私だって、二人の、戦士ラダゴンの血を引いているんだぞ…。
その後も無理を承知で懇願するが、やはりうまくいかない。またもや地に伏せてしまう。丁度通りがかったライカードが尻もちをついてている自分を尻目に冷たく言い放った。
─お前には向いていない。諦めるんだな─
ラダーンが怒りを露わにしてライカードに殴りかかった。
「なんてことを言う!ラニは!ラニは頑張っているじゃないか!なのになぜそんな非常なことを!!」「やかましい!!ラニが不可能だというくら判っているだろう!それに、このまま続けていればこいつが…」
諍いの止まらない二人を師は一喝した。息が上がっていて詳しくは覚えていないが、それはものすごい剣幕であったのは印象に残っている。。すごんでいた二人も座らされてひどく怯えた顔をしていたな…。 - 124二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 13:47:44
「私は一体、何を為せばよいのか…。」
気づけば見知らぬ土地まで歩いていた。
ライカードに言われたことが胸に突き刺さっている。分かってはいたことだが、こう、他者に口を出されるとくるものがある。
あの頃は胸が一杯で俯瞰から見る余裕などはなかったが、思い返せばライカードは自分のことを心配してくれていたのだ。
それに気づかず自分は無能だとばかり思い、暮れなずむ太陽に目を細めながら岩に腰かけていた。
………ふと気が付くと辺りが真っ暗になっていた。何なのだこれは?おかしい、宵の口はまだのはず。前方を向くがやはり太陽がでている。
その上水滴が垂れている。嫌な予感がした。ただの焦燥であってくれ。そう思いながら顔を上げると恐ろしげな口がこちらを睨んでいる。細かく言えば、目は見えていない。だが確かに睨んでいるという言葉がどうしようもなく正しい。
「ア、アデューラ…!!」
お母様から聞いたことがある。幾多もの魔術師を喰らってきたとされる輝石竜アデューラという竜がいると。ラダーンからも聞いた。今の自分の目標はその竜を打ち倒すことだ、と。
「ひっ…!く、来るな!!」
無論自分の願いなど聞き入れてもらえるわけもなく、酷薄無惨にその牙は自分に向けられる。
慌てて逃げた。慣れない全力での疾走など、不毛なだけだ。十歩ともたずして転倒してしまう。
こいつに限った話ではない。どんな竜にとってもほんの少し顔を押し出せば口に押し込める程度の距離だ。
アデューラは想像してしまった内容通りに頭をこちらに持ってきた・
「ああ、あぁ……。…ハハッ、何もできずに終いか…」
半ば虚勢を張ったまま諦めの境地につく。無様に媚び諂ってもどうせ数秒後の未来は変わらない。それならばいっそ、カーリア家の王女として潔く畢ろう。
そんな自分を見てアデューラは悟ったのか、顔を引き、大きく口を開けて準備をした。一瞬で喰らいつくそうとするかの様に。
─はぁ、何も為せない人生だったな…。
そのわずか刹那であった。光輝く六つの流星群がアデューラを襲った。
たちまちのけぞるアデューラをお構いなしに、一際大きな魔術が、彗星がこめかみに直撃した。
思いがけない横槍と、痛手を負った輝石竜はたちまち姿を隠し、逃げおおせた。
「はぁ、また仕留めそこなったじゃないか。全く、逃げ足だけは速くてかなわないよ」 - 125二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 13:48:26
どこからともなく現れた“雪のように綺麗な出で立ち”の魔女はラニの元に歩み寄った。
「あ、あの…たす、助けてくれて、ありがとう…ございます……」
王女である立場である身、見知らぬ者に礼の言葉など言う機会は少ない。私は顔を赤くし、しかし先程の恐怖と緊張で今にも泣きそうになるのをこらえていた。
「ふん…。ここはあの竜が闊歩するところだって知らなかったのかい?全く、どんな世間知らずのご令嬢だ!」
魔女は少し怒った、だが優しさが垣間見える口調で叱る。
「ご、ごめんなさい!私、あまりここの事を知らなくて…つい…」
緊張に加えて強い口調を使われたこともあり、終ぞ泣いてしまった。人前で、しかも見知らぬ者の前で泣くとは王女失格だ。
「ああ、もう泣くんじゃないよ!ほら、これで拭いな!」
ぶっきらぼうにハンカチを取り出し自分の顔を優しく拭いてくれた。そこから私が泣き止むまで彼女は黙って傍にいてくれた。
──少し落ち着いた頃、自分から切り出してみる。
「あの、私、ラニって言います。魔女様は?」
「ラニ…?へぇ、あんたカーリア王家の王女ラニかい。そりゃあここらの土地も知らないだろうねぇ」
彼女は少し意地悪をするように返事をした。私に非がある一方、からかわれたことにムッとする。
「おや、すまないすまない。王女様に無礼を働いては、首が飛んでしまうねぇ」
空笑いをした後、なんだったかという面持ちで質問を思い出し答えてくれた。」
「あたしの名前はレナ。しがないただの魔法使いだよ。」 - 126二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 13:48:44
続きはまたいつか。
- 127二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 14:55:53
すげぇ…なんということや…
- 128二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 15:12:05
てっきり最初の流れ的にえっちなスレかと思ったらすげぇまともなスレやった…!!
- 129二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 15:30:39
ミリセントは彼女の協力者である褪せ人と共に彼女の姉妹たちに戦いを挑んだ。
2対4と数的には不利であったが、彼とならそんな不利も覆せる…そう信じていた。
しかし、結果は惨敗。
ミリセントは動けないよう拘束され、褪せ人は姉妹たちに装備を剥がれて裸にされている。
ミリセントの姉妹たちは裸にひん剥いた褪せ人を見て嗜虐的な笑みを浮かべる。
姉妹の1人が服を脱いだのを切っ掛けに他の3人も脱ぎ捨てていく。
「ま、待ってくれ!」
ミリセントは思わず声を上げて制止する。
「私はどうなってもいい!だから彼は、彼だけは見逃してくれ!!」
ミリセントの哀願は聞き届けられるはずもなく、4人の姉妹は褪せ人を性欲の捌け口として蹂躙していく。
「あ…ああ…あぁ…」
姉妹達の甲高い喘ぎとあたりに充満する性臭の中、ミリセントは絶望に打ちひしがれながらその光景を見つめている事しかできなかった……。
ひとしきり終わった後、4人は興味を失ったように褪せ人から離れてこちらに近づいてくる。
(彼の命は助かった。一先ずはそれでいいじゃないか、なのに何故……)
こうも胸が苦しいのか?ミリセントには理解出来なかった。
旅の途中何度も助けられた。
彼と偶然会うと何故か胸が高鳴った。
彼が自分の姉妹達に犯されてる姿を見て嫉妬で胸が締め付けられた。
(ああ、そうか、私は…)
姉妹達が目の前に迫る中、ミリセントは彼に向けていた感情に答えを出す。
(彼に恋をしてたんだ…)
彼女の涙は頬を伝って、彼から贈られた義手へと落ちていった。 - 130二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 15:43:29
ヤバいこれ今までで一番ツボかもしれん
- 131二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 16:03:48
神や!!
このシチュエーションはめちゃくちゃクる… - 132二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 16:08:38
命は助かったのに満足してないのがすごくいいんじゃあ^〜
- 133二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 16:24:28
そっかぁ…あの惨敗した時こんなことが起きてたんやなぁ…
- 134二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 16:37:31
舐めプして一回死んどいてよかったわ本当
- 135二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 16:43:11
あいつら舐めてかかると結構強いよね。ミリセントさんが薙ぎ倒してくれなかったら危なかったわ
- 136二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 16:57:05
これから投下する文は>>2の170の続きです。よろしければそちらもご覧になってください。
- 137二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 16:57:15
──どれくらいの時が経ったのだろうか。強引な接吻を切り上げたマレニアは思う。
気持ちとしてはそこまでかけるつもりはなかったのだが、兄さまの唇が潤けているのを見るに恐らく十数秒といった話ではないだろう。
ぷっくりとして小ぶりな、薄桃色の豊満で愛らしい唇では、長く口づけてしまうのも無理はない。そう、これは私のせいではない。兄さまの御口が悪いのだ。
ずっとそこにしか目が行かなかったが、ふと兄さまの御顔を拝見すると朱く染めた頬を涙が伝い、すすり泣いていらっしゃる。
「まぁ!泣いてしまわれる程に私との接吻をお喜びになられたのですね。私もその様な反応をいただきうれしく存じます!」
「ち、違う…マレニア、なんで、何でこんなことをするんだ…?答えてよ……!」
こちらこそ分からない。先程もそうだが、何故そんな問いかけを…。もしや、兄さまは“お気づきになっていない?”ご自分が、私を誘惑なさっているのを!?
ミケラは私の兄だ。しかし、私の宿痾が腐敗を宿すことであれば、兄さまは“成長しない”宿痾をお持ちだ。そのおかげで、我々を知らないものからすれば姉弟と思われるに違いない。
宿痾とは言ったが、私はそれが病だとは思わない。寧ろ、大いなる意志は兄さまに酬いをくださったのだ!私の腐敗と引き換えに素晴らしい贈り物を!!
いや、過ぎた言葉だった。私の腐敗があったからこそ兄さまから針を頂けたのだ。あの兄さまそっくりの、無垢金の針が、いま私の胸に突き刺さっている!!
これがどれほどの恩賞か!私の中に、兄さまがいらっしゃるのと同じなのだこれは!!
私は妹という立場である。だからこそ兄さまをお慕い申し上げつつ、少年の如し可愛らしいそのお姿を愛でることが許されている。 - 138二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 16:57:41
さて、どういう話だったか。そうそう、兄さまの誘惑だ。私はその旨をそのまま返事とした。
兄さまはキョトンとした面持ちでお聞きになっている。やはり愛い。
「そ、そんなことしていない!第一、何で妹にそんなことをしなければいけないんだ!」
このまま慌てふためく兄さまを眺めていたいが、それよりも私の我慢が限界に達している。
「私は、君を愛してこそいるけど、それは家族として…ひゃあっ!?」
ああ、兄さまの股間にそびえる針が、お姿に見合い小さく、皮も被っている針が私の顔の前に!たまらなくなり私の口がすぐさましゃぶりつく。
男根というのは幼い頃、前に父のそれを見たきりだ。自分の中ではアレが標準だったのだが、どうやらここまで差がつくらしい。まぁ、兄さまのものであれば別段どんな形でも構わないが。
ああ、温かい。私の口の中で膨張が続いているこの針は、だけどそれでも咥えやすい。
「やぁ…♡や、やだ、汚いよ…♡お願い、抜いて…♡」
ほら、こうやって何時如何なる時も私の心配をなさる。やはり誘っているのではないですか…♡ いや、汚いわけがない!あなたのそれが!!ご自分のモノでありながら判っていらっしゃらないとは…。
上下運動を細かくし、同時に舌を暴れさせる。すると兄さまが一緒に身体を震わせるのと並んで嬌声を漏らしている。自分と貴方が共鳴しているようでそれがたまらなく情欲を一層搔き立てる。
至福の時だ。兄さまの針が一度に二本も自分の中に入っているなんて、よもや自分がこの狭間の地で一番の幸せ者ではないのか? - 139二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 16:58:03
そんな物思いに耽っている最中、兄さまの艶やかの声が響き渡る
「ああ、来る!何か来ちゃう!!」
兄さまがそう宣言されるのも束の間、口の中に粘り気があり、苦みを覚える液が広がった。
針から顔を離し、手のひらに一旦吐き出す。これが…これが兄さまの精水、もとい花粉…♡
口の中に戻し、一気に飲み干そうとするが、これがまた粘り強くなかなか喉元を過ぎない。
ようやく飲み干したと思ったら兄さまが艶めかしい吐息を漏らしていることに気が付いた。
先程の反応といい、もしかして兄さまは“まだ”だったのか…?
無論、このまま終わるわけもなく最後まで続ける思いだったが、ここである一つの案を思いつく。いいぞ、これはなかなかに妙案だ。
「ねぇ、兄さま……いいえ、ミケラ」
マレニアの艶めかしい口調にミケラはゾっとし、同時に悪寒が走った。
「今から私を姉として扱いなさい」 - 140二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 17:05:33
なん…だと…
- 141二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 17:10:04
うおお!!続きだ!待ってた。
めちゃくちゃ淫靡でえっぢ… - 142二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 17:10:48
マレニア攻めは解釈一致で候。
- 143二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 17:14:53
このマレニアさんなんか拗らせてません?あと、変な扉開けちゃってますよね?
- 144二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 17:20:37
この伸びよ
もうどこもかしこも変態ばかりだ…
私もそうなるのだろう… - 145二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 17:21:56
劣情スレだからエッチなのばかりかと思ってたら、すごい感動するやつもあって驚いてるのは俺なんだよね。
- 146二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 17:22:37
今まで本スレ等で投げられなかったアイデアを出せる場があるのは良い…
- 147二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 17:25:57
- 148二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 17:33:31
- 149二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 17:53:57
- 150二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 18:04:15
- 151二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 18:39:07
知らなかったのか!フロムゲーは大体こういうエロゲーだ!
- 152二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 19:01:55
アーマードコアもエッチなゲームだからな
ほぼゲイヴンしかいないが - 153二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 20:30:52
セレン先生はルーサット師をお迎えできる!とかイキイキしてるのにあの末路だから最高に惨めで可愛い。
先生は俺が支えますからね… - 154二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 20:32:38
英雄色を好むっていうし褪せ人さんにはたくさん現地妻作ってて欲しいね
- 155二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 20:34:06
いけねぇことだってわかってる…
でも俺はラニ様と婚約した後にセレン先生と浮気するシチュが好きなんだ…!
セレン先生は弟子がラニと婚約してることにモヤモヤしつつ、自分のところにきた優越感に浸ってて欲しい…‼︎ - 156二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 20:36:17
魔女封じの廃墟で拘束されてるセレン師匠って確か輝石抜いた後も会話できたじゃん?
だったら輝石をカリカリしてやったりすると拘束されてるセレンの方も反応したりしないかな? - 157二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 20:37:14
「えぇ…?そんな、マレニア、君は一体何を……ッ!?」
そういった瞬間、鋭い痛みが走った。そこまで痛いわけではないが、なかなか受けることのない衝撃のあまり酷く深手を負ったように思える。
それはすぐさま彼女の右手から繰り出されたものだと理解した。
「え…?え……どう…して………」
「実の姉を呼び捨てにするのはやめなさい。私はお前の姉なのだから」
もう、考えるのも辛い。この娘は、自分を弟として、扱おうとしてるのか……!?
「そ、そんな、なんで…ッ!」
また平手打ちを喰らった。先程とは違い放たれる手のひらが見えており、咄嗟に受ける準備はできたが、痛いことに変わりはない。
「さっきから問いただしてばかりね。いい加減に自分から状況を伺おうとなさい。いい?よくお聞き。私たちはこれから姉弟なの。その方が、姿に合っているでしょう?」
…理不尽だ。今までの彼女は、行いこそ強引であれど、自分に対する扱いに優しさが垣間見えた。
しかし、今はどうだろう?自ら立場を逆転しようとし、あまつさえその立場を利用している。僕だって、そんなことはしなかったのに…。
「ほら、ミケラ。私のことはなんて呼ぶの?」
いくつかの案が頭をよぎる。ここからは素直に答えなければ、痛い目を見るのは自分だ。マレニアだって、そう!マレニアだって、無碍に暴力を振るいたくない筈だ。
妹は優しくて、いつだって正しい道を歩んできたのだから!!
「………姉さま」
マレニアの顔は少し緩んだが、何も言わないあたりどうやらお気に召さなかったようだ。他の想定した案を繰り広げる。
「お姉さま」 「姉上」 「姉さん」 「姉君」
彼女は少しだけ嬉しそうに顔を綻ばすが、それでもあまり関心を示してくれない。
正直…恥ずかしい。マレニアは今までよく兄さまと慕ってくれていたな…。
もう残す案はこれが最後だ。これが彼女に受けなかったらと思うと、恐怖に打ちひしがれる。
「…………お姉ちゃん…」 - 158二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 20:37:35
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- 159二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 20:37:46
そうつぶやいた瞬間、彼女がいきなり抱きついてきた。
驚きながらも横にある彼女の顔を確認すると今までに見たことのない満開に咲く笑顔がそこにはあった。
満足してくれたのか、彼女は肩に手を置いたまま身体を離す。
「…そう、お姉ちゃん。私のことはお姉ちゃんと、そう呼びなさい」
そう伝えたら彼女はゆっくりと、自分のドレスを開けていく。
女神マレニアは戦場にいる時以外は左肩のマントを外している。彼女の風光明媚で婀娜な左肩は、しかしそれ以外の肌色が露わになってくる。
……っは!?自分は今一体なんて思った!?肉親の姉の…じゃない!妹の肩を婀娜だって?ダメだ、マレニアに影響されてきている…!
─彼女の上半身が丸見えになってしまった。残すはあと下半身の下着と、足甲だけである。
…ああ、ダメだダメだダメだ!妹の身体に欲情するなんて!だってしょうがないじゃないか。女性の上半身裸に加えて、ぱ、パンツと足甲が一緒だなんて…。
下手な裸より質が悪い。いや、女性の裸なんかはこれまでの経験だと母と一緒に入浴した時のそれしか知らないけど…。
「おや、ミケラ…。もう大きくしてしまったのか?フフッ、お前という弟は…」
そう微笑みながら伝えられた言葉を信じて股間に目を向けると、否が応にもそれが事実だと認識させられる。
……もう、否定するのも疲れた。そうだ、自分は肉親の裸体を観て興奮する変態だ。
「うん、お姉ちゃんの裸を見てこうなっちゃったよ…。だからもう、さっさと脱いでよ」
──我が弟が、約束を違えるはずがない - 160二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 20:38:54
あー!コレおねショタだぁ!
- 161二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 20:39:37
倒錯しておられる…
- 162二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 20:46:43
途中でサラッと姉呼びしようとしてるのミケラ様が調教されて来てるのがわかってイイ!
ふふふ…最初は暴力で躾けられててもだんだんとマレニアに屈服していくが… - 163二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 20:51:01
ミケラの描写が少ないからわからなかったけど、こういう解釈もイイっすね。
- 164二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 20:55:47
- 165二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 20:56:46
エルデのドラゴンって人間化できたんすね…
- 166二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 20:57:37
そう考えるとラーヤって結構な重要人物なのでは…?
- 167二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 20:59:20
ラーヤはあれ幻術なのだろうか?
それとも変身してるのか?
それによって大きく変わってくるな。人間体でおててに触れて移動したあたり変身っぽそうだが。 - 168二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:01:50
ランサクス×ヴァイクはあまりにも有名。
これもおねショタの波動を感じる - 169二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:03:01
ラーヤとかは神肌系の方かと思ってるんだが、あのトカゲってドラゴンとの関係性はどうなってるんだ?
- 170二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:04:51
あまりに歳が離れすぎているからといってヴァイクをショタ扱いはやめろぉ(建前)ナイスゥ(本音)
- 171二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:07:36
他作品方のせい(おかげ)で長寿種が人間に化けるとのじゃロリになるという偏見がある。
- 172二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:11:22
ランサクスってフォルサクスの姉だったんか…ドラゴンにもそういう関係があるんだなぁ。
- 173二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:11:26
- 174二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:13:04
ランサクス「ヴァイク、貴方が私の鞘だったのですね…」
- 175二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:13:06
こういうssスレってssがどのレスにあるか分かりにくくて全部読むのに苦労するんだよね…
- 176二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:16:17
ラーヤのおっとりした感じいいよね
なんか虐めたくなる - 177二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:17:06
- 178二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:17:12
>>1から順に読んで本文と感想どちらも楽しめばええやんええやん
エロSSあるんやったらええやんええやんやけどないんやったらあかんやんあかんやん計画
- 179二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:17:15
これ交わったって交流的なアレじゃなくってマジの方なのか…!?
- 180二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:19:15
- 181二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:19:19
それでいてED間近で奇行に走るのもプレイヤー準拠だしあいつはほぼ前作主人公だよ
- 182二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:22:20
完走しそうだけどこれから次スレ建てる場合は>>185がお願いします見たいな文言入れていた方がいいよな?
あとこの次スレも185に任せるが
- 183二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:22:37
DLCのヴァイク関連こねぇかな〜…
- 184122/04/08(金) 21:23:52
まさーかpart化だとは…
割と一発ネタのつもりが神が多く来てくださった…感謝してもしきれない… - 185122/04/08(金) 21:25:49
正直エルデンリングのこう言ったお話をみんなとしたいな〜って思ってたので素直にうれちい。
次スレは俺が立てるけどいつもの文言も入れるようにします。 - 186二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:26:44
いつまで続くかは分からんが楽しめるうちに楽しんでおくぜぇ。
- 187二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:29:54
俺もブレスケアしてラニ様のエッチなss書いてるから次スレあった方が嬉しいわ
- 188二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:31:06
同じ人間ではない自分ではヴァイクの気持ちがわからないと身を引くランサクスか……
- 189二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:31:27
ヴァイク顔もイケメンだからな…
- 190二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:31:54
ヴァイクって顔出てるの!?
- 191二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:32:30
- 192二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:33:02
森田も喜んでるわ
- 193二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:34:48
- 194二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:35:47
このレスは削除されています
- 195二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:36:09
- 196二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:36:12
クソかっこいいな…
- 197二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:36:50
- 198二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:38:31
ヴァイクには幸せになってほしかったが彼のおかげで俺たちが王になれるんだしなぁ…
- 199二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:39:16
封牢にいるヴァイクは赤雷祈祷使ってくるから本来はあっちなんだろうな
- 200二次元好きの匿名さん22/04/08(金) 21:40:19
200ならセレン先生球体化