「帰ってきた杉原千畝」｜あにまん掲示板

1二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 18:13:09

202X年、かつてナチスの魔の手から多くのユダヤ人を救った日本人外交官杉原千畝は、日本国内閣総理大臣として現世に転生した。
しかし、ユダヤ人悲願の国家イスラエルは、周辺国との摩擦により紛争を散発的に建国以来繰り返して来ており、事にパレスチナ人との深い対立と争いは泥沼の様相を呈していた。
ガザ地区での民間人を巻き添えにした違法な軍事作戦はもとより、ヨルダン川西岸地域への入植や暴力など、これらの現実は杉原に苦悩と自責の念を抱かせ絶望させる事は容易い事であった。
そして杉原は決断する。
ガザ地区への人道支援を名目に、海上自衛隊の護衛艦、輸送艦を派遣した。しかし、ガザ沖の海上封鎖を実行するイスラエル海軍との睨み合いになる事は必至であった。
Xデー当日、輸送艦しもきたを発したエアクッション艇は、ガザへの強襲上陸を決行する。
イスラエル海軍はエアクッション艇を拿捕するため特殊部隊を差し向ける。
M2重機関銃や64式小銃を構え、警告する海上自衛官に向けて、ついにイスラエル側の銃口が火を吹いた。
現地に派遣されていた護衛艦の司令官は、手筈通り反撃に打って出る。
時を同じくして、自衛隊の秘匿装備群で武装した各部隊が、行動を開始する。
極超音速兵器である島嶼防衛用高速滑空弾が、キプロスに秘匿されたTELより発射されたのを皮切りに
宇宙作戦隊によって運用される島嶼防衛用反射衛星砲、邦人救出を名目にジブチに展開していたC-2輸送機よりエアボーン投下される水陸機動団の島嶼防衛用汎用人型決戦兵器などの奇想天外な島嶼防衛用防衛装備品が次々に投入され、イスラエル軍の通常兵器群を圧倒していき、わずか3日後にはエルサレムに日章旗が翻えり、ネタニヤフは首相官邸地下壕にて自決し、残存イスラエル軍は休戦を申し出た。
時に202X年1月1日の事であった。

日本の勝利である。