- 11主25/06/21(土) 14:34:08
- 2二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 14:36:35
機動力あるのが体操られるのはまずくないか
- 3二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 14:37:54
飯田くんが!!
- 41主25/06/21(土) 14:41:15
どんなふうにDNAを採り入れてしまった?
1 傷口から
2 口に入ってしまった
3 ヴィランに直接
飯田くんの精神力(60以上で精神は乗っ取られない)
dice1d100=89 (89)
寄生され、どんな行動を取ってしまう?
1 凶暴性が増し、見境なく攻撃してしまう
2 個性が暴走し抑えが効かなくなる
3 性格や言動が変わり、いつもの飯田とは大違いになる(精神を乗っ取られない場合、言動だけ)
4 上記全ての行動を取ってしまう
dice1d4=1 (1)
- 51主25/06/21(土) 14:42:30
ダイスミス!
どんなふうにDNAを採り入れてしまった?
1 傷口から
2 口に入ってしまった
3 ヴィランに直接
dice1d3=2 (2)
- 6二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 14:45:54
口からか
メット外してるタイミングでかな - 71主25/06/21(土) 14:46:04
寄生された時、近くに人は居た?
1 一般市民
2 A組のdice1d20=2 (2)
3 特に誰もいなかった
dice1d3=2 (2)
- 8二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 14:47:44
このレスは削除されています
- 9二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 14:55:14
間違えた、芦戸ちゃんだったわ
- 101主25/06/21(土) 14:55:47
「飯田!大丈夫なら、任せるよ!…飯田?」
「…に…逃げてくれ…」
飯田の異変に気づいた芦戸だったが、どこがおかしいのか聞いても返事が返ってこない
だが、ヴィランは逃げたというのに、近接戦をするような体勢になっている飯田に気づき、いち早く自分の足元に溶解度の低い酸を撒く芦戸
芦戸の判断が正しかったのか、突進する飯田は酸に足を取られ、転んでしまう
「ごめん飯田!少し縛るよ…!」
苦しげな声を上げる飯田にずっと謝罪をしながら、近くにあった縄で縛り、救援を呼ぶ芦戸
「(…ッ…僕はこんなことしたくないのに…何故…!)」
「(身体が…僕の意思じゃないのに…動くっ…)」
そのままA組の数名が来た後、雄英へと戻された - 111主25/06/21(土) 15:09:06
「厄介な個性にかけられたみたいだな…飯田」
相澤が、溜息をつきながら抹消を使う
飯田は足を縛られていた
「話せるか?」
「…すこ…し…だけな…ら」
「芦戸、ヴィランの個性がどういうのだったかわかるか?」
「よく分かんないけど…ヴィランが飯田のメットぶっ飛ばして、そのまま戦ってて…飯田に血が飛んできた時少し顔をしかめてたから…多分口に入ったんだと思う」
「トリガーを含んだ血を飲んだからか…?いや、飯田は体以外正気だ…個性…なんの個性だ…」
俯いて考える相澤
「飯田くん…大丈夫…じゃないとは思うんだけどさ、どこか痛いとかない?」
緑谷が心配そうに、飯田に声をかける
「…体…が、勝手に…うご…く」
「勝手に…か」
「緑谷、もしかしたら、個性はマリアネット…俺たちが干渉できない糸か何かで操られてるんじゃないか?」
「多分だけど血を飲んだんだよ?なら、それは違うと思うな…」
「だが、精神が操られていないという面では、その話も少し納得はできるな…だが、緑谷と同じ意見だ俺は」
目薬を差しながらそう言う相澤
凶暴性が増すと、いつもよりも攻撃力が強くなる?
1 強くなる+dice1d100=100 (100)
2 特に変わらない
3 操るのが難しく、いつもより弱い-dice1d100=48 (48)
dice1d3=1 (1)
飯田くんの攻撃力は80にしときます
- 12二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 15:11:18
強化最大値で草
どうすんだよコレ(頭抱え) - 13二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 15:11:43
ダイス暴れすぎでは?
- 141主25/06/21(土) 15:15:12
- 151主25/06/21(土) 15:28:00
「障子!」
飯田の蹴りを複製腕で受け止める障子
直ぐに、相澤、緑谷、蛙吹が飯田を捕縛する
体勢が崩れたところにすかさず轟が飯田の足を凍らせる
「…すまない…!すまない…障子くん…!」
寄生されているというのに、それに勝る罪悪感が、飯田に声を出させた
「大丈夫だ、飯田、お前のせいではない…ヴィランのせいだ」
「障子、お前めっちゃ腕腫れてんじゃんか!?保健室一緒に行ってやっから…な?飯田も、早く良くなるといいな…」
「飯田、本当に罪悪感は感じなくていい、受け止めきれなかった俺のせいでもある」
峰田は、障子と一緒に保健室へと向かった
「厄介だな…障子にも後で謝らなきゃな…俺のせいで怪我をさせてしまった」
「せ、先生は悪くな─」
「生徒に怪我させていい先生がいるかよ」
「ひとまず、緑谷と轟は一緒に居てやってくれ…俺もできる限り一緒に居る」
「で、でもよ!先生!緑谷も轟も強いとはいえ危ねぇんじゃ…?」
「個性の相性の話だ、それに人数も少ない方が安全だ…緑谷には、黒鞭、轟には半冷、捕縛にピッタリで、飯田は、A組の委員長だ、さっきみたいに声を張り上げた奇跡がまた起きることを信じて、お前ら2人に任せる」
「…いいか?」
緑谷と轟は顔を見合わせ、頭を縦に振った - 161主25/06/21(土) 15:53:53
体育館γに来てきた3人
どうやら、相澤が校長にお願いして、ここを貸切ったらしい
「とりあえず、緑谷…黒鞭解かずに俺の話は聞けるか?」
「うん、もうだいぶ扱い慣れてきたから平気なはず」
「飯田も答えられなくてもいいから、考えててくれ」
「まず…相手はどうやって体を操っているかだな」
「精神乗っ取りではないし、声とかも出せるから…直接干渉してるって訳じゃなさそうだよね」
「なら、dice1d3=2 (2)
が、1番確率高そうだな」
1 血を使って相手を中から操る(△)
2 DNAを摂取させて、寄生させる(○)
3 血を与えた相手を呪う(✕)
- 17二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 15:59:56
このレスは削除されています
- 181主25/06/21(土) 16:00:58
「…寄生!それは考えてなかった!」
「でも、ハリガネムシみたいな脳まで乗っとるタイプじゃないみたいだな」
「それは本当に良かったよ…飯田くんはどう思う?」
飯田も頭を縦に振った
「寄生生物が操ってるのか、寄生生物を使ってヴィランが操っているのかわかんねぇが…どっちにしろ、状況はどこから見てるはずだ」
「なら…dice1d2=2 (2)
じゃないかな?」
1 目
2 寄生生物から発せられる信号から
どっちも正解ですが、デクくんが答える方を正解にします
- 191主25/06/21(土) 16:06:27
「それが正しかったら厄介すぎるな…」
「飯田くんの中から、寄生虫を引きずり出さなきゃいけなくなるよね…どのぐらいの大きさでどこにいるんだろ…?」
「摘出するにも…な…」
「仮にその信号ってやつがただしいなら…それを阻害出来ればいいんだが」
「だよね、上鳴くんとか呼んでもいいかもだけど…電気とはまた違った気がするんだよね」
「授業よりも難しいな」
寄生虫はどこにいる?
1 耳の中
2 まだ口の中にいる
3 胃の中
dice1d3=2 (2)
どのぐらいの大きさ?
1 ギリ目に見えるサイズ
2 1センチぐらい
3 5センチぐらい
dice1d3=2 (2)
- 201主25/06/21(土) 16:19:13
「でも、普通に考えればもう僕達はどうしようもないほど中まで入り込んで寄生してるんじゃないかな」
「それは…わかんねぇ」
「けど」
轟の身体から炎が上がる
「要するに、寄生虫も虫だ…攻撃し続ければ飯田よりも体力のない虫なんて死ぬ」
「え、えぇ!?で、でも!飯田くんを一方的にリンチは…」
「安心しろ緑谷」
「向こうもやる気みたいだ」
黒鞭の拘束を破り、真っ直ぐ突進してくる飯田
「この身体はいいなぁ!!早くて!筋肉質で!そこそこのイケメン!そして…何より」
轟に蹴りを喰らわせようとした飯田の足を凍らせようとするが、間に合わずに、思い切り攻撃を喰らってしまう
「がはっ…!」
「轟くん!」
「友達が多い…ひゃひひ…!」
「っ…だが、精神力が強すぎるな、こいつ…諦めちまえよ…」
「諦めるのはお前だ!」
「穿天氷壁!」
「さっきからつめてぇなぁ!お友達なんだろ?優しくしてくれよ」
「俺の友達は、飯田天哉だ!お前じゃない!」
「デトロイトスマッシュ!」
重いパンチと、氷を軽々と避ける飯田
「このまま戦ってても意味が無いな…!俺はもっと寄生させに行く!」
「じゃあな!」
「待て!」
飯田のスピードに追いつけないが、必死に追いかける2人 - 211主25/06/21(土) 16:20:31
- 22二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 16:22:18
厄介そうなとこが好きなダイスですね…
- 23二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 16:24:15
このレスは削除されています
- 241主25/06/21(土) 16:25:38
どんなふうにDNAを採り入れてしまった?
1 気付かぬうちに口に
2 戦闘中、食べ物を食べた時に一緒に
3 ヴィランに直接
dice1d3=2 (2)
天喰くんの精神力(70以上で精神は乗っ取られない)
dice1d100=22 (22)
寄生され、どんな行動を取ってしまう?
1 凶暴性が増し、見境なく攻撃してしまう
2 個性が暴走し抑えが効かなくなる
3 性格や言動が変わり、いつもの天喰とは大違いになる(精神を乗っ取られない場合、言動だけ)
4 上記全ての行動を取ってしまう
dice1d4=3 (3)
天喰くんは雄英にいて、今寄生虫が暴れ始めました
- 251主25/06/21(土) 16:38:56
「あれ、なんかイレイザーがものすごい勢いで走っていったけど、なんだろうね?」
「ね〜?なんだろ?」
通形と波動が話していたところに天喰がやってくる
「お!環じゃん!今日一緒に勉強しようって約束したの覚えてるよな?実はさ…さっき言ったとこもあれなんだけど…他にも一緒にやりたいところあるんだけどいい?」
天喰は、ミリオに近寄るとミリオの両手を自分の両手で包み込み笑顔で答えた
「勿論、ミリオの為なら俺なんだってするから、いつでも言ってね、ミリオ」
「ねじれちゃんも、一緒に勉強する?大人数の方が楽しいから他にも誘ってみよっか?ミリオ」
「…え、た、環だよね?」
「何言ってんのさ、ミリオ、俺は天喰環だよ」
「すげー似てないよ!?モノマネ芸人もびっくりなレベルで!」
「似てないも何も無いよ、ミリオ?俺は天喰環で…」
「わかった、なにか吹き込まれてたんだね?じゃあ俺がそいつぶっ飛ばして来…」
天喰の手を振りほどく通形
「誰だ、環じゃない!環はそんな事しない!」
「うん、天喰くんはそんなことしないよ」
「…チッ…バレんの早すぎだろ…いや、いい…あいつも来る」
「何言ってんのか知らないけど…!抵抗しないで大人しくしてて欲しいんだよね!」
「天喰くんの身体で悪いこと言わないで!」
天喰の腕を掴もうとする2人を思い切り蹴飛ばす人物が居た
「助けに来てやったぜ、寄生する部位に失敗したのか?」
「こいつの個性の扱い方が面倒くさい、使えない」
「ひひっ!馬鹿じゃねぇか!」
「…あま…じき…せんぱ…」
「それは君もみたいだね」
「互いに失敗したなこりゃ…」
「(1年の飯田天哉君にまで!?…これは許せないんだよね…!)」 - 261主25/06/21(土) 16:49:58
「通形先輩!波動先輩!飯田くんを!」
「分かってる!」
通形が透過を使いながら、攻撃を華麗に避け続ける
「こいつ!ビックスリーか!」
「正解!」
油断したところを思い切り腹パンする通形
だが痛みを感じないのか直ぐに近くにいた波動に狙いを定める
波動は、天喰にお姫様抱っこされギリギリで避ける
「大丈夫かい?ねじれちゃ…」
バシン!という音が響く
「いいこと教えてあげる!天喰くんは私の事、波動さんって呼ぶから!」
「クソアマ!!」
「チャージ100%!出力30!」
思い切り攻撃を喰らわせ、天喰は気絶した
「波動先輩!もしかして、天喰先輩も!?」
「そうみたいだね、ねぇ、通…」
「ぐっ…!」
軽く5mは吹っ飛ばされる通形
なんだなんだと、騒ぎが起きる
「先輩方!教室から出てこないでください!」
轟が叫ぶ
「(…油断したわけじゃない…んだけど…)」
「(一瞬飯田くんの声だってちゃんと分かったんだよね…)」
「飯田くんを解放しろ!」
「なぜそんなことをしなきゃいけねぇ?」
「当たり前なんだよね…人を傷つける子じゃないんだよ、飯田くんは!」
透過の移動法で一気に近づく通形
波動もできるだけ被害を出さないよう援護する
「(あと1発食らったら、多分俺は気絶する)」
「(強すぎるんだよね…!優しいこの子がこんな…!)」 - 27二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 17:09:04
飯田、どうなるのかな…
- 281主25/06/21(土) 17:14:18
「よし、とりあえず殴りまくったんだよね」
縛られている二人を見ながら、緑谷は、あわあわしていた
「せ、先輩の容赦が無さすぎた」
「それで、何があったか教えてくれるかい?緑谷くん」
「えっと、飯田くんは、ヴィランとの戦闘で…恐らくヴィランの個性「寄生」で、おかしくなってます」
「そっか、寄生ね…」
「ねぇねぇ、天喰くんは全然個性を使わなかったけど…なんでだろ?」
「環の個性は、普通の人間が使おうとしても多分簡単にいかないんだと思う、あ、もちろん飯田くんの個性もセンスがいるからディスってる訳じゃないよ?、あの飯田くんゴリ押しな蹴りばっかりだった気がするんだよね」
「さすが通形先輩、でも、俺は緑谷とどこに寄生虫がいるか、そこら辺を考えてた時に飯田が逃げて」
「じゃあ、とりあえず吐くまでやって見る?」
「通形先輩…お、怒ってます?」
「うん、怒ってるよ、大事な親友と後輩にこんなことをしたんだから」
「悪い遅れた…」
相澤が疲れた様子で近づいてくる
「あ、先生!」
「その様子だと…はぁ…今日の俺はだめだめだな…個性にかかったのは天喰もだろ?」
「はい、でも、環は個性使ってきませんでした!」
「悪いが、もう一度体育館γに連れていく、手伝ってくれ」 - 291主25/06/21(土) 17:30:28
「今回も失敗だね」
「ふざけんな…俺は…まだ」
「寄生虫共に質問だ、お前らは今どこに寄生してる?」
「言うやつがいると思うか?イレイザーヘッド」
「どうでもいい!早くなにか殴らせろ!」
「(天喰の方に寄生してる奴は…まだ知能があるが…飯田の方は戦闘狂だな)」
「おい、天喰に寄生してる方に聞くが…」
「その言い方だと時間かかるよね、イレイザーヘッド、Aでいいよ」
「それで、この子はBでいいよ」
「名前はどうでもいいんだな…そんな、寄○獣みたいな…」
「じゃあ、Aに聞く、お前のご主人はどこだ」
言葉が詰まったと思ったら、そのまま自分の首を絞め始める天喰
「おい!やめろ!」
捕縛布で直ぐに手を離させる
「言わない、言えないようにされたが正解だ」
「…お前ら自信に意思はあるのか?」
「生命だからねあるよ」
「それは、お前だけじゃなくてBにも?」
「早く殺らせろ!!」
「…イレイザーヘッド、主人からヒントくれるってさ」
天喰画像つぶやく
「Bと戦って勝てたら、居場所を教えてやるってさ、相手はこちらが決める、それでいいか?」
「…飲もう(もし何かあっても、ここには、通形、緑谷、轟、俺がいる)」
「やっと殺らせてくれるんだな…ひゃはは!…せんせ…なにを!」
「じゃあ、相手は!そいつだ!」
1 緑谷
2 轟
3 通形
4 相澤
dice1d4=4 (4)
- 301主25/06/21(土) 17:47:26
相澤の方を指差す、飯田
「…殺しがいがありそう…だ」
「いい判断だ、そこだけは褒めてやる」
「先生…に、逃げてください…」
「大切な生徒が苦しんでるのを見て逃げる教師がどこにいるんだ!」
当然レシプロを使って突っ込んでくる飯田
すかさず捕縛布で拘束しようとするが、スピードが速すぎる
「なら!」
「消せると思うなよ」
相澤が息を吸うより、瞬きをするより早く顔面にもろに蹴りを食らう
「っ…」
骨はギリギリ折れていなかったが、鼻血が止まらない相澤
「先生!!」
「助けに…」
「1体1で戦わないと居場所は教えないだそうだ」
「そんなのズルじゃ!」
相澤は
1 勝つ
2 負ける
dice1d2=2 (2)
- 31二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 17:48:53
うーん...一番倒れなさそうな人
- 32二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 18:32:44
このレスは削除されています
- 331主25/06/21(土) 18:34:07
再び捕縛布を握り直し、目を見開く
だが、その瞬間Bは視線の死角へと跳び込む
「させるかッ!!」
相澤が振り返ると同時に、飯田の足が鳩尾に突き刺さる
「ぐっ…」
視界が一瞬、真っ暗になる
胃液が込み上げ、足元がふらつく
その隙に、飯田の第二撃が脇腹に
肋骨が悲鳴を上げる。
咳き込みながら、相澤は片膝をつく
「まだだ…まだ、終わっちゃ…」
言いかけた瞬間、飯田の足が顔面に振り抜かれた
「が…っ」
床を転がり、血を撒き散らしながら、相澤は壁に叩きつけられる
「先生!!」
「もうあとは俺たちに!」
デクと轟の声が響く中、飯田は肩で息をしながら、笑う
「…ククッ…壊れねぇな…さすがに、だが…もう、立てねぇだろ?」
踏み込もうとしたその足は、限界を超えて崩れた
「…ああ、やっぱ無理だった」
相澤は、その場に崩れ落ちた
天喰が拍手する
「諦めてく…」
言いかけたAの顔が、急に険しくなる
轟の氷の壁が飯田と天喰を天井に叩きつけた
「先生に、あれだけのことして何笑ってんだよ!」
「…俺は関係ないから巻き込まないで頂きたいものだ」
「飯田!!なりてぇもんちゃんと見ろ!」
50以上で、飯田が肉体の主導権を握る
dice1d100=98 (98)
- 34二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 18:39:31
プルスウルトラした!
それにここでこのセリフが来るのは熱い! - 351主25/06/21(土) 21:08:40
その言葉に先程まで暴れていた飯田の動きが止まる
「身体動か…」
「この身体は…僕の身体…だ!」
「僕は…っ…ヒーロー!インゲニウムだ!」
振りほどくように氷を足で叩き割る
落ちてくる飯田を、キャッチする轟
「すまない…迷惑をかけた…本当に…みなを傷つけて…僕は…」
「謝んのは全部解決したあとだ」
轟は、フッと笑った
「とりあえず、僕先生を保健室に連れていくから、轟くんは、通形先輩と一緒に天喰先輩も!」
「あぁ、分かった任せてくれ」
「…蛇」
「いきなり何言って…」
「蛇は口の中を寄生される、これ以上はご主人にバレる、飯田天哉を解放してね」
「環の身体乗っ取ったのも、波動さんのことクソアマって言ったのも許してないけど、その情報に嘘はないって言うのはわかった」
「轟くん!飯田くんの口の中だ!」
「飯田、口開けれるか?」
「あぁ」
飯田の口の端に、赤黒く蠢く何かがあり、それを指の先で取り除く
「お前が飯田を苦しめてたのか」
轟は容赦なくその寄生虫を燃やした - 361主25/06/21(土) 21:12:54
「A…死んでもいいの?」
「別に、寄生虫は、だいたい死ぬ運命だからね」
「口開けてくれる?」
「…いや…そ…の…必要…は…もう無い…み…い」
天喰が、小さな血の塊のようなものを吐き出す
「…あれ、ミリオ?ここは…体育館?」
「環!ちゃんと俺がわかるか?」
「え、み、ミリオ…だ、だよな…?」
「波動さんのことはなんて呼んでる?」
「え…えと、は、波動さん?」
ミリオは環を抱きしめる
「良かった〜!いつもの環だ!」
ボロボロの通形を見て、なんとなく大変なことがあったのだと察した天喰は優しく抱きしめる
「でも、俺なんにもしてないのに、Aは死んだんだろうな…」
「環何かした?」
「いや、俺は…ずっと寝てたみたいな感覚が…」
「そっか、でも、環も一旦保健室だな、轟くん〜!飯田くん〜!全員保健室〜!」 - 371主25/06/21(土) 21:20:34
数日後
「本当にすまなかった!芦戸くん!障子くん!」
「いやいや、私は特に怪我とかしてないし、ヴィランが悪い!」
「謝らなくて大丈夫だ、いちばん大変だったのは飯田だろう」
「だ、だが…」
「飯田くん、みんな許してくれるのは、わかってたことでしょ?なら、謝るよりありがとうって言った方がいいと思うな」
「そ、そうだな!ありがとう!みんな!」
A組の皆は笑顔になる
「おい、先生大丈夫かよ、委員長の蹴りは流石に効いただろ」
「珍しく心配するんだな爆豪」
「そこまで腐ってねぇわ」
「多少骨が折れた程度で…別に平気だ」
「それ平気じゃねぇだろ」
「あ、そして!轟くん!本当にありがとう!」
「いや、気にすんな、苦しんでる友達を見捨てられなかっただけだ」
「本当にありがとう!」
「お、おう、もういいぞ…」
「ありがとう!ありがとう!」
「(元に戻ってよかったな、飯田)」 - 381主25/06/21(土) 21:21:35
「お、俺は波動さんにそ、そんなことを…」
「…本当に…ごめん…」
「いいよ、大丈夫!天喰くんが元に戻ってくれて嬉しいからね!ほら、顔上げてよ!」
「は、波動さんは、本当に素敵な女の子だと思ってるから…」
「ふふ、嬉しいな〜」
「ほんと良かったんだよね!」
「ミリオも、怪我は痛まないか?」
「大丈夫!環も元気になったことだし!もう痛いところないんだよね!」
「…そっか…良かった」
「(でも、ずっと気がかりなんだよね…なんでAはいきなり…)」
「ミリオ?やっぱりどこか痛いのか?」
「ん?いやいや!そんなんじゃないって!」
「(気になるけど、気にしても仕方ないよね)」 - 391主25/06/21(土) 21:25:01
数日前
「寄生ねぇ…1日以内ですげぇこと起こすとか言ってたくせに」
『すみ…すみません!あ、明日は、か、必ず!』
「…うん、いいよ」
『はっ…!あ、ありがとうございま』
「もういいよ」
青白い手が、ヴィランの顔に触れると、ヴィランはボロボロに崩れ去った
「あ、殺したのかリーダー」
「お前、本当にろくな奴連れてこないな」
「2回目じゃねぇか許せよ」
「まぁ…面白そうな展開になったし…別にいいけどよ」
「次からはちゃんと壊せるやつを連れてこいよ?」
「はいはい、わがままなリーダーだな」
【完】